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2010年11月30日



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米国の保守系シンクタンクが「米国は電磁パルス攻撃で壊滅する」と報告



(参考資料1) ヘリテージ財団 ヘリテージ財団 - Wikipedia より。

ヘリテージ財団 は1973年に設立されたアメリカ合衆国ワシントンD.C.に本部を置く保守系シンクタンク。企業の自由、小さな政府、個人の自由、伝統的な米国の価値観、国防の強化などを掲げ、米国政府の政策決定に大きな影響力を持つ。ヘリテージ財団の活動はこれまでのシンクタンクの概念を変化させた。(中略)

ヘリテージ財団は、1980年代から1990年代前半にかけてのレーガン・ドクトリンの主要な立案者かつ支援者だった。米国政府はこれによりアフガニスタン、アンゴラ、カンボジア、ニカラグアなどで反共主義を掲げて公然、非公然諸々の介入を行い抵抗運動を支援した。また冷戦の期間中全世界的に反共主義を支援した。



(参考資料2) 高高度核爆発 高高度核爆発 - Wikipedia より。

高高度核爆発は、高層大気圏における核爆発。強力な電磁パルス(EMP)を攻撃手段として利用するものである。爆発高度によって分類されるものであり、核兵器の種類や爆発規模などは問わない。(中略)

大気が希薄であることからガンマ線は遠方まで届き、発生した電磁パルスの影響範囲は水平距離で100kmから1,000km程度にまで達する場合がある。この核爆発の影響は、EMPによる電子機器障害がほとんどのため、大量破壊兵器の使用であると同時に非致死性の性格も持つ。



(訳者注) ヘリテージ財団のレポートの全文は、「EMP Attacks−What the U.S. Must Do Now (電磁パルス EMP での攻撃 - 米国は何をすべきか?)」にあります。報告書ではイランが名指しされたりしていますが。



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2010年11月28日



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Spiral Cloud Formations Over North and South Pacific Ocean
Fire Earth 2010.11.27

spiral-cloud-formation-2-spc.jpg


(訳者注) 元の記事は写真だけのもので、文字はないのですが、あまりにも壮絶な気象現象に思えたので、アップしておきます。日本の気象衛星、ひまわり6号(正式名:運輸多目的衛星新1号 / MTSAT-1R)が撮影したもののようです。

台風のような巨大な雲の渦巻きが、南極上空を覆っています。

こちらの写真だと、その巨大さがおわかりになるのではないでしょうか。
オーストラリアの右下にある渦です。

full-view.jpg

気象もすごいことになってきました。

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タグ:渦巻き



  

2010年11月27日



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ビッグバンは「なかった」のではなく、「何度でもあり、今後もある」。そして、ビッグバンは宇宙の始まりではなく、未来永劫に続く宇宙の歴史の中の区切りであるという新しい宇宙の循環論が、宇宙マイクロ波背景放射の解析研究をもとに、宇宙物理学の第一人者から発表された。


(訳者注) 昨日、「ビッグバン理論では説明できない古い巨大な銀河が多数発見される」という記事をアップして、そこで「ビッグバンはなかった」というような趣旨になっていたわけですが、その日のうちに、またデイリーギャラクシーに新しい記事が。

これがもう何というか、「ビッグバンはなかった」とか言って満足していた自分が叩きのめされるようなもので、ビッグバンは「なかった」どころか、「何度でもあって、またある」というものです。

これを言っているロジャー・ペンローズという人はあやしいオジサンなどでは決してなく、 Wikipedia から抜粋しますと、


ロジャー・ペンローズは、イギリス・エセックス州コルチェスター生まれの数学者、宇宙物理学・理論物理学者。

・スティーヴン・ホーキングと共にブラックホールの特異点定理(重力崩壊を起こしている物体は最後には全て特異点を形成する)を証明し、「事象の地平線」の存在を唱えた。
・量子的なスピンを組み合わせ論的につなぎ合わせると、時空が構成できるというスピンネットワークを提唱。このアイデアは後に量子重力理論の1候補であるループ量子重力理論に取り込まれた。

・時空全体を複素数で記述し、量子論と相対論を統一的に扱う枠組みであるツイスター理論を創始した。

(以下略)



という人です。
ただ、私はこの人の業績とかより、今回の理論にある「ビッグバンは宇宙の循環の中でのひとつの宇宙の時代の始まり」という、「宇宙は未来永劫」という感覚が好きだったのでご紹介した次第です。

感覚的な話ですが、私自身は、「宇宙には始まりもなければ終わりもない」というように思っています。

以前、西洋オカルティズムに詳しい人に「父と子と聖霊」の「父」の話をされたことがあって、それは「ある」としか言えないものだと言っていました。つまり、「生まれた」とか「できた」とか「正体は○○だ」とか、そういうものではないという話です。「とにかくあるもの」だと。

でまあ、それを聞いた時に、「宇宙もそんな感じかもなあ」と直感的なことですけれど、感じていました。私はかなり小さな子どもの頃からそんなふうには思っていました。そして、中学とか高校とかになって、「宇宙はビッグバンで作られた」というように教えられた時に、「ちぇ! 宇宙ってできたものなのかよ」と、残念に思ったことがあります。

それはともかく、今回の理論はまだ議論の余地はあると本記事にも書かれていますが、ビッグバンというような無機質な宇宙論から比べると、今回知ったこの理論はとても人間的な宇宙論に思えます。これは要するに、1年でいえば新年みたいなもので、「ビッグバンからまた次の時代の宇宙があらたに始まる」という感じなのですかね。


ところで、相変わらず難しい言葉がたくさん出てくるのですが(訳しても日本語がわからないものが続出)、理論の基本となるのは、宇宙マイクロ波背景放射( CMB )という宇宙から放射されているマイクロ波で、この観測結果から導き出されたものだそうです。

また、この「ビッグバンと次のビッグバンが起きるまでの区切り」について、オリジナル記事で、ペンローズ博士は aeon という単語を何度も使います。これがよくわからないのです。辞書的には「累代」とか出ますが、累代なんて日本語知らないし、記事でも aeon にしています。要するに「時期的区切りではあるけれど、未来永劫のような非常に長い時期の区切り」というような意味だと思います。

それと、ペンローズ氏の持つ宇宙論名 conformal cyclic cosmology の訳ですが、正式な日本語はないようで、ここでは、ほとんど直訳の「共形周期的宇宙論」としています。





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2010年11月25日



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(訳者注) メキシコの麻薬戦争はまさにカオスそのものの状況に陥ってきていて、時間単位で死者数を割った数なら、下手な戦争よりも犠牲者の数は多いくらいなのではないでしょうか。これは、アルジャジーラの南米支局の女性記者マリアーナ・サンチェス氏が、普段は決して表に出て来ないメキシコのヒットマン(殺し屋)に単独インタビューした記録です。



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2010年11月17日



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複数の女生徒が突然、未知の言語を話し、地面の上をのたうち回った

数日前に、テレグラフの「悪魔払いの秘密を公開するポーランドのカトリック教会」という記事を紹介しましたが、今回のトリニダード・トバゴの事件も、記事の後半にカトリック教会の聖職者が出てくるので、まあ、そういう系統の事件なのかもしれません。私は詳しくないですが、この中米カリブ海の諸国では様々な宗教が入り交じっていて、ディープなものも多いですので、「悪魔」という概念も多方面から出やすいのかもしれません。

精神的な意味合いも含めて(あるいは悪魔がいたとしても)、不安定な時代には世界中で「憑きもの事件」がとても多くなりますので、いろいろなことと平行して「悪魔憑きの時代」も始まったりするのかもしれないです。




Panic after ‘Devil attack’ at school
ガーディアン 2010.11.11

「悪魔の攻撃」によってパニックに陥った学校

tt-17.jpg

▲ トリニダード・トバゴのモルーガにある学校の外の地区で搬送を待つ学生。


11月10日、トリニダード・トバゴのモルーガにある複合学校で、17人の女生徒が奇妙な症状に陥ったことにより学校はパニックに陥った。女生徒たちは、最初に吐き気と頭痛の発作に見舞われた後に、地上を転げ回り、お互いに喧嘩を始め、そして、奇妙な言語でお喋りを始めたのだ。

女生徒の中の2人は、建物の手すりから外へ身を投げ出そうとし続けた。もし、周囲の人たちに制止されなければ、飛び降りているところだったという。

他の学生たちは、これを「悪魔の攻撃」と思い込み、その後、学校は大パニックに陥った。

この出来事は、学校の第1校舎で昼食の時間に突如始まり、そしてまたたく間に他の場所へと広がっていった。

その光景を目撃した第5校舎にいた学生ケルン・モリヌー君は、「女の子たちの目玉がグルグルと回り出して、視線が上に飛んでしまったんだ。それで、これはおかしいなと思っていたら、その後、突然、女の子たちは地面の上でのたうち回り出したんだよ」と語った。

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2010年11月15日



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(訳者注) このアデン湾のあたりは、現在、米軍とフランス海軍の軍艦が大集結しているという情報がある場所で、地政学的にも興味深い場所ですが、地質学的にも今回の異変は極めて注目すべき現象だと思っています。また、今回の群発地震は、私が1年以上前にずいぶんと没頭して調べていた「深さ 10キロメートルの震源の地震」との関連として興味深いものですので、その過去記事もいくつかリンクしておきます。

今回のオリジナル記事の筆者は、深さ10キロの地震ばかりが続いていることに異常さを感じていますが、この「10キロ地震」は、2009年の3月くらいに地球全域で一斉に始まりました。私はその時を覚えています。その後は地球各所の特定地域では頻繁に見られました。その不思議さは、「大体10キロ」なのではなく、「完全に10.0キロ・ジャストの深さ」なのです。群発地震として発生することが多いです。原因はわからないですが、ずっと興味を持っていた現象です。

また、これと関係して思い出すことがあります。
近い将来、アフリカ大陸は「大地溝帯」という地溝を基点として東西に分断するという学説です。これに関しては、 In Deep で、

近いうちにアフリカ大陸が2つに分断されるかもしれないとの研究

という記事を記したことがあります。

この地溝帯に関しては昨年ちょっと調べたことがあり、こちらに資料があります。ちなみに、今回の群発地震の場所はこの大地溝から近いですが、直接その上というわけではありません。

400px-Great_Rift_Valley.jpg

▲ 赤いラインの東リフトバレーという地溝帯からアフリカ大陸は将来的には分断するという学説が最近では一般的になっています。

インドネシアで島が隆起し、アラビア半島で異変が起きているという状況は、地球規模での地殻変動として見てみると、いろいろと考えることは確かにあります。とはいえ、やはり見守るしかないのが現状なのかもしれません。





Major Earthquake Swarm off Yemen – Trouble??
Modern Survival Blog 2010.11.14

イエメンで大規模な群発地震発生 - 何か起きている?

(※ 写真の日本語は訳者によります。また、写真の地震発生状況は 11月15日午前10時前後までのものです)

earthquakes-near-yemen.jpg


イエメンの沖合いで何かが起きているのだろうか?
11月14日の早くから、かなりの数の群発地震が発生しており、それは現在(11月14日の午後)も進行している。

イエメンの沖合のアデン湾と紅海が重なり合う海域で、マグニチュード 4.5から 5.4に渡る規模の自信が総計で 30回以上観測されているのだ。

震源の深さは多くが 10キロメートルだった。これは詳細に見てみると、実に何か異常な感じが見受けられる興味深い現象だ。なぜかというと、今回の群発地震のうちの 20の地震が正確に 10.0キロメートルちょうどの深さで発生しているのだ。

これらの群発地震は、石油と貨物輸送のルートでは世界でもっとも活発な航路の中央で現在も発生し続けている。
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2010年11月14日



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ポーランドで悪魔に取り憑かれる人が増え続けており、エクソシスト神父の数が急増している

Polish-exorcist.jpg

・全国会議は、これまで秘密主義だった悪魔払いの実態を明らかにするポーランドカトリック教会の方針により招集される。


Polish exorcists gather in Warsaw
テレグラフ(英国) 2010.11.14

ワルシャワに集まるポーランドのエクソシスト(悪魔払い師)たち

悪魔に取り憑かれて戦うポーランド人の数が急増している中でポーランドのエクソシスト(悪魔払い師)がワルシャワで全国会議を開催する。


もともと宗教的な国家ではないポーランドでは、最近さらにカトリック教会の影響は低下しているのにも関わらず、ポーランドの悪魔払い師の数は 1999年以来 30人から 100人へと急増している。

ポーランドでの悪魔憑きの数の急激な増加の原因は、ポーランド人に広く浸透している無神論に起因していると彼らは考えている。ポーランドでは多くの人々が、スピリチュアルの源泉を精神的な問題として考える。

エクソシストたちは、現代の科学や医学を認めつつ、その(悪魔憑きのような状態)が精神医学的な問題であるのか、あるいは、悪魔の仕業なのかを区別するために、心理学者の活動と前後して働く。
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2010年11月11日



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そこにあるエネルギーは超新星 100,000に相当するあまりにも膨大な高エネルギー


11月04日に紹介した記事「[フナブクーの正体]銀河系の中心部から強大なガンマ線が噴出している」と関連した記事がニューヨークタイムスにあり、こちらのほうがわかりやすいので、紹介させていただきます。

先日わからなかった、そのエネルギーの規模が書かれてありますが、「超新星爆発10万個に相当する」とのことで・・・。いわゆる「ガンマ線バーストによる大量絶滅」という概念を当てはめると単純に考えると、現在の銀河系中心部にはほとんど生命は存在し得ないだろうし、今後の銀河系の恒星は随時全滅していくのでは?というような懸念もありますが、そういう単純な話とも違いそうです。

それにしても、下の本記事のイラストを見て思ったのは、「銀河系の形の概念そのものが変わってしまったのかも」ということでした。また、今回の発見により、現在の宇宙論の根幹にある「暗黒物質理論」と、もしかすると「ビッグバンの存在そのもの」も考え直す時期に来たのかもしれません。

なお、今回わかりにくい用語が少しあるので、(注1)というような形にして、記事の下にまとめて説明を補足しています。



Bubbles of Energy Are Found in Galaxy
ニューヨーク・タイムス 2010.11.10

エネルギーの泡が銀河系で見つかる

10galaxy-articleLarge.jpg

▲ 新たに発見されたガンマ線の泡は、端から端まで 5万光年、あるいは天の川銀河の直径の約半分の規模に広がる。これはその様子を描いたイラスト(日本語は訳者による)。


銀河系の中心部で何か巨大なことが進行している。
天文学者たちはそれが何であるのかわからないと言う。


NASA フェルミガンマ線宇宙望遠鏡 (注1) からのデータを調査している科学者チームは火曜日(11月9日)に、銀河系の中心部から噴出している2つのエネルギーの泡を発見したと発表した。

11月10日にリリースされた学術雑誌アストロフィジカルジャーナルによると、NASA の調査チームは記者会見を行い、 この泡が、銀河系の両サイドから各方向に 25,000光年の距離で広がっており、これは、超新星 100,000個分にも相当するものだと語ったと記した。

「これは非常に巨大なものだ」と、今回の現象を発見したハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究チームのダグフィンク・ベイナー氏は言った。

どこからその泡が来ているのかはわかっていない。

ひとつの可能性として、それは銀河の中心部での星の誕生と死から放出されるエネルギーではないかということが考えられるという。もうひとつの可能性としては、ジャバ・ザ・ハット (注2) のように銀河系の中心の近くに住んでいることが知られているブラックホールから吐き出されているというもの。まさしく、ジャバ・ザ・ハットがゲップをするように。

これは明らかに暗黒物質 (注3) ではない。

暗黒物質とは、天文学者たちの意見では、宇宙の4分の1を占めるとしている物質で、それが何かということについては、まだ正体のわかっていないものだ。暗黒物質は、銀河も同じような割合で占拠しているとされる。

今回の調査に参加していなかったプリンストン大学の天体物理学者であるデイビッド・スパーゲル氏は、この泡がこれまで銀河系の中にあったとは信じられないほど巨大であることに驚嘆の声をあげる。

NASA 本部の天体物理学部上級幹部のジョン・モース氏は、「宇宙というのは驚くべきことでいっばいだということを再び示したものかもしれない」と語る。

この発見にもっとも驚いている科学者のひとりが、米国サンタバーバラにあるカブリ理論物理学研究所に在籍していたフィンクベイナー博士だ。今回の発見は、天の川銀河の中心部を激しく動き回っている高エネルギーの粒子による不可解な「もや」の存在を認めたものになるのだという。

この「もや」は、これまでの既知のガンマ線において、その後の余剰エネルギーによるもやとして観測されていたものだ。フィンクベイナー博士と研究チームは、これまで、その「もや」が暗黒物質によってもたらされるものと推測していた。

銀河系の中心はあらゆる種類の高エネルギーの現象が集まる場所で、そこには巨大なブラックホールもある。宇宙論では、そこには暗黒物質も集中していることを示唆する。

理論では、暗黒物質の粒子の衝突によってガンマ線の放出が起きる。しかし、今回の追跡分析によって、その考え方に新しい境界を引く必要が出てきているのかもしれない。

それでも、暗黒物質理論は、一般の理論とし広く認識される必要はあるだろう。

科学者たちも、今回の発見が「銀河の中心付近に暗黒物質が存在していなかった」ということを意味するものではないと言う。しかし、これは難しい問題になったかもしれないとも語る。


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上記注記の説明:

(注1) 「フェルミガンマ線宇宙望遠鏡」は、 NASA のガンマ線観測用の天文衛星。

(注2) 「ジャバ・ザ・ハット」は映画スターウォーズに出てくるキャラクター。初出はオリジナル版では1982年の「ジェダイの復讐」。下の写真でレイア姫(左)に首を絞められているのがジャバ・ザ・ハット。

Unknown.jpeg

(注3) 「暗黒物質」とは天文学上の仮説で、これがないと現在の宇宙論は成り立たないとされています。ただし、ビックバンが「なかった」のなら、暗黒物質にこだわる必要はないと思われます。記事では「宇宙の4分の1」とありますが、Wikipedia によると、

74%が暗黒エネルギー、22%が暗黒物質で、人類が見知ることが出来る物質の大半を占めていると思われる水素やヘリウムは4%ぐらいしかないことが分かってきている。

とのことで、実は宇宙の 96パーセントは科学的にもまだよくわかっていないというのが現状の宇宙学です。

ちなみに、訳者は個人的には「ビックバンという現象はなかった」と今では考えています(ヒミコという天体宇宙の大規模構造などをご参照下さい)。

天文学者たちが、どうしてそんなにビッグバンにこだわるのかはわからないです。
何か理由があるのでしょうけれど。

ちなみに、「ビッグバン」という名称は、私がこの In Deep でたまに口にする「パンスペルミア説」を最初に提唱した英国カーディフ大学の故フレッド・ホイル博士が生み出した言葉ですが、ホイル博士は他の物理学者との論争で「批判」として口に出した言葉でした。

つまり、宇宙物理学の第一人者であったフレッド・ホイル博士は、最初から最後まで強固に「ビッグバンを否定」し続けました。

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関連記事:

NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡が土星の周囲にある地球 10 億個分に相当する超巨大なリングを発見 (2010年09月27日)

[宇宙がばらまく生命]米国ローレンス・リバモア国立研究所でも地球の生命が宇宙から来たアミノ酸だという研究発表 (2010年09月16日)



  

2010年11月09日



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将来的に「自分の輸血を自分の皮膚で補う」ことも可能に。しかも、ES細胞などのような分化万能性の細胞を必要としない

mcma.jpg

・カナダのマックマスター大学。今回の実験のリーダーは、同校医学部のミック・バティア博士。
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Scientists turn human skin into blood!
Bio Scholar 2010.11.08

ヒトの皮膚を血液にした科学者たち

カナダのマックマスター大学の科学者たちは、大人の人間の皮膚から人間の血液を作り出す方法を発見した。

この大発見は、将来的には、たとえば、ガンなどの手術治療や、あるいは貧血症などの血液の症状に対しての治療など、輸血が必要となる治療の場合に、自分の皮膚から自分の血液を作ることができるということを意味する。
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2010年11月08日



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(訳者注) いろいろと不穏な記事を記した直後の原発事故ということもあり、不穏な感じもしましたので、少し調べてみると、今回、原発事故を起こしたインディアン・ポイント(下の写真)という原発は、過去(2006年)にも事故を起こしていました。

indian_point2.jpg

・原子力発電所インディアン・ポイント。AFP 通信の2006年01月24日の報道より。

記事の下にその報道記事と、あと、加圧水型原子炉格納容器サンプ故障という興味深い記事もみつけたので、資料を抜粋しておきます。

ちなみに、今回の事故は規模も小さいですし、違う思いますが、以前、「世界のインフラの終末を加速させる」というような物騒なタイトルをつけて翻訳記事として書いた、Stuxnet (スタクスネット)を本格的に稼働させると、こういうことを同時に何十もの原子力発電所で起こすことができるはずです。




Transformer explodes at nuclear plant north of NYC, leading to reactor shutdown; no injuries
AP 通信 2011.11.08

ニューヨーク州北部で原子力発電所の変圧器が爆発し、原子炉は閉鎖。怪我人の報告はなし

ニューヨーク州の北にある原子力発電所が 11月7日の日曜日の午後に爆発し、原子炉のひとつが緊急閉鎖される事態となった。

この原発は、ニューヨーク州ブキャナンにある「インディアン・ポイント」という名称の原子力発電所で、工場の当局者によると、怪我人は出ていないという。

この原子力発電所は、エンタージー社( Entergy Corp )が所有しているプラントで、エンタージー社のスポークスマンのジム・スティーツ氏によると、放射能漏れは一切起きなかったという。

スポークスマンによれば、爆発のあった変圧器は屋外にあり、原子炉の近くではなかったという。また、第一報では、火災が発生しているという報道だったが、スポークスマンは、火事は一切起きていないと述べた。

この場所には、「インディアン・ポイント」「インディアン・ポイント2」など複数の原発が稼働しているが、午後6時30分の爆発によって、インディアン・ポイント2が緊急閉鎖された。インディアン・ポイント3は通常稼働している。

エンタージー社は、今回、1時間の間に、所有するプラントで2度の緊急閉鎖を行った。

アメリカ合衆国北東部にあるバーモント州のヴァーノン市にある「ヴァーモント・ヤンキー原子力発電所」( The Vermont Yankee nuclear plant ) が、インディアン・ポイント2の爆発に続いて、11月7日の午後7時に閉鎖された。
これは、作業員が放射能を帯びた水がパイプから漏れているのを発見したためだ。

アメリカ合衆国原子力規制委員会は今回の件について、2つの事故が続いたことは、「完全に偶然によるものだ」と述べた。
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タグ:原発事故