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2010年11月30日



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米国の保守系シンクタンクが「米国は電磁パルス攻撃で壊滅する」と報告



(参考資料1) ヘリテージ財団 ヘリテージ財団 - Wikipedia より。

ヘリテージ財団 は1973年に設立されたアメリカ合衆国ワシントンD.C.に本部を置く保守系シンクタンク。企業の自由、小さな政府、個人の自由、伝統的な米国の価値観、国防の強化などを掲げ、米国政府の政策決定に大きな影響力を持つ。ヘリテージ財団の活動はこれまでのシンクタンクの概念を変化させた。(中略)

ヘリテージ財団は、1980年代から1990年代前半にかけてのレーガン・ドクトリンの主要な立案者かつ支援者だった。米国政府はこれによりアフガニスタン、アンゴラ、カンボジア、ニカラグアなどで反共主義を掲げて公然、非公然諸々の介入を行い抵抗運動を支援した。また冷戦の期間中全世界的に反共主義を支援した。



(参考資料2) 高高度核爆発 高高度核爆発 - Wikipedia より。

高高度核爆発は、高層大気圏における核爆発。強力な電磁パルス(EMP)を攻撃手段として利用するものである。爆発高度によって分類されるものであり、核兵器の種類や爆発規模などは問わない。(中略)

大気が希薄であることからガンマ線は遠方まで届き、発生した電磁パルスの影響範囲は水平距離で100kmから1,000km程度にまで達する場合がある。この核爆発の影響は、EMPによる電子機器障害がほとんどのため、大量破壊兵器の使用であると同時に非致死性の性格も持つ。



(訳者注) ヘリテージ財団のレポートの全文は、「EMP Attacks−What the U.S. Must Do Now (電磁パルス EMP での攻撃 - 米国は何をすべきか?)」にあります。報告書ではイランが名指しされたりしていますが。



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(訳者注) 記事が書かれたのは米韓合同軍事演習が始まる前のようです。


South Korea: despatch from the frontline of World War Three
テレグラフ(英国) 2010.11.29

韓国:第三次世界大戦の最前線からの特電

今週、激しやすい隣人の北朝鮮から攻撃を受けた韓国人たちは我慢の限界に来ている。韓国・仁川よりアンドリュー・ギリガン記者の報告。

sn-korea.jpg

・北朝鮮国旗を焼き払い、金正日と彼の息子である金正恩の肖像を燃やす韓国の退役軍人たち。

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タンカー船の操縦士をしているチャン・ジーイェンさんは、最初に延坪島(ヨンピョンド)に砲撃が始まった時には特に驚かなかった。

「北朝鮮の演習があることは聞かされていたので、最初は誤射だと思ったんだ」と、チャンさんは言う。

「それから、これは演習じゃない!という声が聞こえたんだ。ショックだったよ。村に走って行くと、30カ所くらいで火の手が上がっていた。もっと燃えていたかもしれない。何しろ、火事の煙がすごくて、よく見えないんだ」。

この島には、小さな消防車が1台あるだけなので、チャンさんと仲間たちは彼らのタンカーに繋がれたポンプを利用して消火することにした。

ハリウッドの近未来映画では、様々な場所が「第三次世界大戦の始まる場所」として描かれてきた。延坪島はそれに相応しい場所かもしれない。11月23日の午後、北朝鮮軍が延坪島から双眼鏡で見える砲撃基地から、この島へ直接砲撃を開始したのだ。

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韓国側の態度の変化

砲撃後の村の家と店のすべての街路は焦げ上がり、崩壊していた。黒く焼けた鉄柵や、曲がった自転車が爆撃の威力を示している。砲撃から3日経った日でも、まだ火災の匂いが残っていた。

現在、村に住民はおらず、ジャーナリストの姿しか見当たらない。

私が話した警官は、2名の市民の遺体を収容したと語った。

「居たいのちのひとりは、完全に燃え尽きており、骨だけになっていました」と警官は言った。

「もう一人の体は爆破で砕け散りました」。

地元メディアによると、北朝鮮側が使用した砲弾は、高熱と高圧を発生させる「熱圧力弾」系列のものだと報道しており、強力な破壊力を持つものだ。この使用だけでも、国際法に違反するとしている。

1953年の朝鮮戦争後としては、北朝鮮による民間人への「明確な意志の下での攻撃」は、これが初めてだ。

砲撃の後の5日間、韓国人たちの反応はすべてにおいてゆっくりとしていた。韓国軍は応戦するのに 13分かかった。李明博大統領の最初の反応も懐柔的だった。大統領は「衝突のエスカレートを避けるために状況を慎重に管理するように」と通達した。

しかし、最近の(11月28日前後) 48時間で、状況は急速に変化し、怒りと緊張状態へと成長してきている。韓国は怒りを露わにしだした。
国防相は辞任に追い込まれた。

韓国政府に対して、もっと強い態度に出るようにという要求からの市民のデモの動きも広がっている。

北朝鮮との国境沿いから数キロの場所にある坡州(パジュ)市の市長イン・ジャーリー氏は、パジュ市で起きているデモは、「これは抗議のためのデモではなく、市民たちが生き残るためのデモだ」と言う。

市長は、「政府が断固たる態度を示さないと、国民を守ることなどできない」と付け加えた。

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2010年11月29日



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(訳者注) 今回の記事は、これまでこのブログで取り上げた中でもっともわかりにくいものだと思います、何しろ、訳した私がほとんど理解できていないのです。科学の記事を読んでいる気がしません。 形而上小説のようです。

今回の記事は、先日続いて取り上げたビッグバン関係の2つの記事、


宇宙物理学の第一人者ロジャー・ペンローズが発表した「何度でも起こるビッグバン」
ビッグバン理論では説明できない古い巨大な銀河が多数発見される


に関連していたので取り上げたのですが、今回もまた違う人が登場します。
どうも、同時多発的に「ビッグバン論を否定する研究発表」が出されていることになります。

どうやら・・・世の中は急速に何かが一気に進んでいるようです。
その「何か」は私にはわかりませんが、これも含めて、「今までの価値観が完全にひっくり返る日」は思ったよりも遠くないのかもしれません。
宇宙も地球も体制も。

それにしても、まったく理解できない翻訳文をそのままアップしたことをお詫びいたします。




"Our Universe Was Created By a Cyclical Trillion-Year Collision of Two Universes"
Daily Galaxy 2010.11.29

現在の宇宙は何兆年も前に二つの宇宙が衝突したことによって作られた

branes.jpg

ケンブリッジ大学の超弦理論学者ニール・トゥロック氏と、ポール・スタインハート氏の二氏は、宇宙に関しての新しい考えを発表した。

それは、現在、一般的に「ビッグバン」から始まったと見なされているこの宇宙が、実は、2つの宇宙が重力の流出によって、互いに引きつけられることによってできたとする考えだ。それは、何兆年というようなサイクルの中で起こる衝突で、彼らは、それを「三次元のブレーン(四次元世界面)プラスタイム( three-dimensional branes plus time )」と定義している。

宇宙に対しての彼らの見方では、ビッグバン後の宇宙の膨張の複雑さは、その時にすでに存在していた巨大でフラットで、ダークエネルギーに満ちた宇宙と取り替えられたとされる。他の宇宙は、絶えず重力を我々自身に流出しており、それは加速し続けている。

この理論では、ビッグバンが時間の始まりなのではなく、ビッグバン以前にも何度も果てしなく反復していたサイクルが存在しており、ビッグバンはそのサイクルへの橋渡しだということになる。

新しいサイクルの中で、新たに新しい銀河が創られ、そして、恒星や惑星がそれに伴い創られていく。
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2010年11月28日



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フランスで始まろうとしている銀行への逆襲行動「12.7 銀行取り付け運動」。


(訳者注) これはアメリカ人が書いたフランスでの運動の記事です。この「銀行の取り付け行動を一斉に起こそう」という運動自体、大変に刺激的なものだと思いますが、何より、このニュースを目にした途端に思い出しのが、ウェブボットのある記述でした。すでに、2年以上前のものとなりますが、抜粋させていただきます。

ALTA レポート 709パート5 (ウェブポット 2008 年10月11日)

・世界的に民衆運動の盛り上がりが見られるが、その最初の運動はフランスで起こる。

・ この運動で注目されるのはある個人である。この個人がすでに亡くなった過去の哲学者なのか、それとも、いま生きている個人であるのかは、はっきりしない。

・ この人物は濃い髭を生やし、相手に強い感情を与える印象的な目をしている。学歴はないが、深い教養にあふれた人物である。逮捕歴があり、流血事件に関わった過去をもつ。

・ しかし、重要なのはこの人物のそのものではない。その思想である。思想はウイルスのように全世界を駆け巡り、大きな影響を与える。

・ また、影の支配勢力はこの人物の存在に恐怖する。しかし、影の支配勢力と、この人物のカルマは結びつてており、彼が自分の人生でカルマを支払うことは、影の支配勢力との対決が迫られることを意味する。



下の記事で紹介されている今回、フランスで「銀行取り付け運動」を Facebook 等で提唱している人物は、 フランスの元代表チームのサッカー選手のエリック・カントナという人物。私はサッカーのことを知らないので初めて知りましたが、ヨーロッパでは有名な人物のようです。

そして、その人の顔。

200px-Eric_Cantona_Cannes_2009.jpg

この写真を見て、上に抜粋したウェブボットの2年前の文言にあった「この人物は濃い髭を生やし、相手に強い感情を与える印象的な目をしている。学歴はないが、深い教養にあふれた人物である」が、ふと頭に浮かびました。

ちなみに、「逮捕歴があり、流血事件に関わった過去をもつ。」に関しては、1995年に、野次を飛ばしたサポーターを蹴り倒し、24時間、警察に勾留されています。

日本の Wikipedia に、彼の語録があります。これもなかなか良いものでしたので、少し抜粋させていただきました。
・「世間では普通と違う人間を異常と呼ぶ。私はそう呼ばれることを誇りに思っている」

・「俺の墓石には、どんな言葉も刻んで欲しくない。まっさらな石のままでいい。俺という人間をいつまでも大きな謎につつんでおきたいから」



なお、私はたまにウェブボットを参照させていただくことがありますが、それはもちろん、ウェブボットが好きだからですが、それよりも、主宰者である「クリフ・ハイ」という、どうしようもなく反逆的な生き方と考え方をしている彼が好きなのです。私は若い頃、パンクスでしたが、クリフ・ハイという人物は「ギターをパソコンに持ち替えたパンクス」そのものだと思います。

「社会体制やシステムなど壊れるだけ壊れてしまえ」と、目をギラギラさせながら、パソコンの前で日々データ解析をしている彼の様子が目に浮かびます。

また、ウェブボットを「予言や予測」のたぐいと認識する向きもあられるかと思いますが、私はそうは考えておらず、ウェブボットにある集合意識は、「米国の人々の希望と憂鬱そのもの」だと考えています。

昨日、タロットの話を少し書かせていただきましたが、タロット占い(古代ケルト十字法)でもっとも重要なのは、「未来を占うことではなく、その人は何を怖れ、何を希望しているか」を把握することです。これはオカルトの話ではなく、「占いを当てるための技術論」に近いものです。その人が「何を怖れ、何を希望しているか」がわかれば、その人の未来の多くはわかります。悪く向かえば、「怖れている方向に人生は進み」、良く進めば、「希望している方向に進む」。

人生とは基本的にそういうものです。

自分の無意識にもないような未来は人には訪れないはずです。死でも恋でも富でも、どれもその人の無意識の中に住み着いているものだと考えています。なので、そういう意味では、人の気持ちを読めない人は、タロット占いで良い結果を出すことは難しいです。タロットはオカルトで考えるよりも、「精神医学的」な取組みが必要だと思います。少なくとも「単に当てる」には。

蛇足ですが、昨日書いた記事で、私が高校生の頃、やたらとタロットが当たったと描きましたが、「やたらと」というより、実は恋愛相談に関しては「一度も外れたことがなかった」のです。

しかし、当てるためには相談の時間がとても重大で、その人のことを知らないのなら、何時間も話し合わないとタロット占いはできないのでした(私には)。なので、占いなんて今後やらないほうがいいと、当時は思って、それでやめたのです。

話がそれましたが、人々の「希望と怖れの集大成」がウェブボットだと思います。
予知しているのではなく、「人々の無意識にあるから、それは起きる」。

いいほうに進めば・・・(無意識にある希望の出来事が起きる)。
そして、悪い方向に進めば・・・(無意識にある恐怖の出来事)というように。

なお、記事下に今までのウェブボットでの描写との関連記事をいくつかピックアップしました。




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Spiral Cloud Formations Over North and South Pacific Ocean
Fire Earth 2010.11.27

spiral-cloud-formation-2-spc.jpg


(訳者注) 元の記事は写真だけのもので、文字はないのですが、あまりにも壮絶な気象現象に思えたので、アップしておきます。日本の気象衛星、ひまわり6号(正式名:運輸多目的衛星新1号 / MTSAT-1R)が撮影したもののようです。

台風のような巨大な雲の渦巻きが、南極上空を覆っています。

こちらの写真だと、その巨大さがおわかりになるのではないでしょうか。
オーストラリアの右下にある渦です。

full-view.jpg

気象もすごいことになってきました。

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タグ:渦巻き

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2010年11月27日



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(訳者注) これは酸素が見つかったということも大きなニュースでしょうが、個人的には、そのものより、以前の記事の、

海洋地殻深部より炭素を変換するバクテリアが発見される (2010年11月22日)
古代の地球で光合成の出現以前に酸素供給があった可能性 (2010年04月20日)

などでご紹介させていただいた「大気の存在そのものが微生物の存在の証明なのかもしれない」ということと関係しています。
今回は酸素ですので、いろいろと考えられることもありそうです。

参考資料として、 Wikipedia の酸素 というページよりこの部分を抜粋させていただきます。


大気成分中の酸素形成

地球誕生当初、大気中には遊離酸素ガスはほとんど存在しなかったが、やがて古細菌やバクテリアが生じ、少なくとも30億年前には酸素が作られ始めた。当初は海水中の溶解鉄と化合し縞状鉄鉱床を形成したが、酸素ガスが海洋から溢れ始めたのは大規模な大陸変動によって浅瀬が作られた27億年前頃からであった。17億年前には大気中の酸素含有比率は10%に達し、二酸化炭素と酸素の比率が逆転したのは7-8億年前と考えられる。

24億年前の酸素の大量発生(en)が起こった期間、他の元素と結合していない多くの遊離酸素が海中や大気中に溢れ、当時の嫌気性生物の大量絶滅を引き起こしたと考えられる。しかしながら、酸素を用いる呼吸作用を獲得した好気性生物はより多くのATP (アデノシン三リン酸)を作り出せるようになり、地球に生物圏を形成した。この光合成と酸素呼吸は真核生物への進化をもたらし、これが植物や動物などの複雑な多細胞生物が生まれるに至る第一歩となった。



木星のこの衛星レアも上記のどこかの段階か、あるいはずっと以前にその段階を終えていたかもしれません。

ちなみに、オリジナル記事にては生命と関係したことは書かれていません。下の記事に出てくる研究チームの人は「レアには、生命に必要な水がない(から生命はいないだろう)」と述べていますが、過去記事の「宇宙空間で553日生きのびた細菌の研究が英国オープン大学から発表される (2010年08月26日)」や、「酸素なしで生きる多細胞生物が発見される (2010年04月14日)」などの記事にあるように、地球上で見つかっている生き物でも、極限環境微生物においては、単に「生命の存在」というだけなら、水も空気も必要としない生き物が数多く見つかっています。




Oxygen found on Saturn's moon Rhea
ガーディアン(英国) 2010.11.25

土星の衛星レアで酸素が見つかる

一機の宇宙船が、氷に覆われた土星の衛星レアを上空を低空飛行した際、その大気の中から酸素を検出した。これは地球外では、初めてのことになる。

Saturns-moon-Rhea-007.jpg

・衛星レアとエピメテウスが、土星と土星の輪を背景にして写っている。レアの大気には立方メートルあたり 500億グラム分子の酸素が含まれている。


NASA の土星探査機カッシーニは今年3月、調査でレアの上空 97キロメートルの高度を通過した際に、惑星の大気からごく薄い酸素をとらえた。

これまで、酸素の断片は、ハッブル宇宙望遠鏡などの主な観測施設によって、間接的に様々な惑星や、その衛星で見つけられたことがあっただけで、直接発見したのはこれが初めてだ。

カッシーニの観測装置は、衛星レアの表面に高エネルギーの粒子を激突させることによって、原子と分子、そしてイオンを巻き上げ、その探査によって、衛星の大気にごく薄い酸素と二酸化炭素が存在することを明らかにした。
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(訳者注) 本日、「宇宙物理学の第一人者ロジャー・ペンローズが発表した「何度でも起こるビッグバン」」という記事をアップした際に、元記事に何度も出てくる「 Aeon 」という単語の適切な訳が見いだせずに、そのまま原語で書かせていただいたことを記したのですが、この記事をアップした後、メールをいただきました。

私が不明だった「 Aeon 」という単語についてです。これはアレイスター・クロウリーのタロット(トート・カード)にある名前だと知りました。

調べてみると、この「Aeon」という単語はオカルティズム方面でも大変頻繁に出てくる有名な概念のようです。上のビックバンの記事は科学記事ですが、その主役である宇宙物理学の第一人者ロジャー・ペンローズ博士が、そのような、もしかすると、曖昧にも捕らえかねない単語を、宇宙の歴史理論で使っているということを興味深く感じましたので、外殻だけですが、ご紹介します。

なお、訳語に関してですが、アレイスター・クロウリー版のタロットの日本語訳では「永劫」となっています。未来永劫の永劫です。
そこで本然と悟ったのですが、 Aeon の訳は、

・分割された永劫

でいいのではないかという気がしてきました。
無限の中に存在する分割です。

前記事に合わせますと、「ビックバンは無限に続く宇宙の歴史の区切り」という感じになりそうな感じです。


アレイスター・クロウリーのトート・タロットに描かれた「 Aoen 」

アレイスター・クロウリーについては、述べる知識を私は持ちません。簡単な歴史等は、こちらなどにあります。

そのクロウリーはトート・タロットという自らの解釈でのタロット・カードをリリースしており、そこに古来からのタロットにはない「The Aeon (永劫)」があります。

ずいぶん昔ですが、十代の頃、私は何となく暇な時に趣味でタロットをやっていて、これが特に恋愛占いなどで強烈に当たるのが学校などで評判となり、「見てくれ見てくれ」と言われて(他の高校から来た人までいた)、何だかイヤになって封印して、そのまま何十年もやっていませんが、私の知っているタロットは古代エジプト解釈のもので、このクロウリー版は知りませんでした。

あまり詳しく書いても仕方ないですが、タロットカードは全部で 78枚からなっていて、そのうち1枚1枚個別に名前がついているカード 22枚を大アルカナといい、こちらが重視されることが多いです。(もっとも私が子どもの頃に覚えた「ケルト十字法」という占いの方法は、大アルカナと小アルカナ 78枚を全部使う方式でした)

その大アルカナ 22枚で、古来からのものとアレイスター・クロウリー版タロットでは「 5枚」だけ違うものがあります。その中のひとつが、今回のテーマである「 Aoen (永劫)」です。

これは、大アルカナ番号 20「 XX 」に位置しており、古代タロットでは、「 JUDGEMENT (審判)」に相当するものです。つまり、トート・タロットでは、「審判」カードはないということです。

この「XX Aoen」カードの意味を探ることで、元の単語の意味も少しはわかるのではないかと思って調べてみました。

XX Aoen の図柄

nkcrowleytarotaeon.jpg


なお、タロットカードには、一般的に正位置と逆位置という概念があり、置かれたカードが「正面に向かって上下どちらに置かれているか」で意味が大きく異なる場合があります。


light-shadow.jpg

▲ 左が正位置、右が逆位置。いい悪いの問題ではありません。違う意味になる場合もあるということです。そのあたりは解釈者の判断。

corax.comという海外サイトによりますと、 Aoen の意味は以下のようになります。
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ビッグバンは「なかった」のではなく、「何度でもあり、今後もある」。そして、ビッグバンは宇宙の始まりではなく、未来永劫に続く宇宙の歴史の中の区切りであるという新しい宇宙の循環論が、宇宙マイクロ波背景放射の解析研究をもとに、宇宙物理学の第一人者から発表された。


(訳者注) 昨日、「ビッグバン理論では説明できない古い巨大な銀河が多数発見される」という記事をアップして、そこで「ビッグバンはなかった」というような趣旨になっていたわけですが、その日のうちに、またデイリーギャラクシーに新しい記事が。

これがもう何というか、「ビッグバンはなかった」とか言って満足していた自分が叩きのめされるようなもので、ビッグバンは「なかった」どころか、「何度でもあって、またある」というものです。

これを言っているロジャー・ペンローズという人はあやしいオジサンなどでは決してなく、 Wikipedia から抜粋しますと、


ロジャー・ペンローズは、イギリス・エセックス州コルチェスター生まれの数学者、宇宙物理学・理論物理学者。

・スティーヴン・ホーキングと共にブラックホールの特異点定理(重力崩壊を起こしている物体は最後には全て特異点を形成する)を証明し、「事象の地平線」の存在を唱えた。
・量子的なスピンを組み合わせ論的につなぎ合わせると、時空が構成できるというスピンネットワークを提唱。このアイデアは後に量子重力理論の1候補であるループ量子重力理論に取り込まれた。

・時空全体を複素数で記述し、量子論と相対論を統一的に扱う枠組みであるツイスター理論を創始した。

(以下略)



という人です。
ただ、私はこの人の業績とかより、今回の理論にある「ビッグバンは宇宙の循環の中でのひとつの宇宙の時代の始まり」という、「宇宙は未来永劫」という感覚が好きだったのでご紹介した次第です。

感覚的な話ですが、私自身は、「宇宙には始まりもなければ終わりもない」というように思っています。

以前、西洋オカルティズムに詳しい人に「父と子と聖霊」の「父」の話をされたことがあって、それは「ある」としか言えないものだと言っていました。つまり、「生まれた」とか「できた」とか「正体は○○だ」とか、そういうものではないという話です。「とにかくあるもの」だと。

でまあ、それを聞いた時に、「宇宙もそんな感じかもなあ」と直感的なことですけれど、感じていました。私はかなり小さな子どもの頃からそんなふうには思っていました。そして、中学とか高校とかになって、「宇宙はビッグバンで作られた」というように教えられた時に、「ちぇ! 宇宙ってできたものなのかよ」と、残念に思ったことがあります。

それはともかく、今回の理論はまだ議論の余地はあると本記事にも書かれていますが、ビッグバンというような無機質な宇宙論から比べると、今回知ったこの理論はとても人間的な宇宙論に思えます。これは要するに、1年でいえば新年みたいなもので、「ビッグバンからまた次の時代の宇宙があらたに始まる」という感じなのですかね。


ところで、相変わらず難しい言葉がたくさん出てくるのですが(訳しても日本語がわからないものが続出)、理論の基本となるのは、宇宙マイクロ波背景放射( CMB )という宇宙から放射されているマイクロ波で、この観測結果から導き出されたものだそうです。

また、この「ビッグバンと次のビッグバンが起きるまでの区切り」について、オリジナル記事で、ペンローズ博士は aeon という単語を何度も使います。これがよくわからないのです。辞書的には「累代」とか出ますが、累代なんて日本語知らないし、記事でも aeon にしています。要するに「時期的区切りではあるけれど、未来永劫のような非常に長い時期の区切り」というような意味だと思います。

それと、ペンローズ氏の持つ宇宙論名 conformal cyclic cosmology の訳ですが、正式な日本語はないようで、ここでは、ほとんど直訳の「共形周期的宇宙論」としています。





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2010年11月26日



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himiko-galaxy.jpg

・大内正己特別研究員が率いる日米英国際研究チームが昨年 2009年に発見した129億年前の銀河。「ヒミコ」と名付けられた。ヒミコに含まれている星の質量は、同時代の他の銀河と比べて10倍以上大きい。


今回発見された130億年前の巨大銀河団、2004年に見つかった131億年前の完成した銀河、そして、ビッグバンより古いことが特定された 160億歳の球状星団。次々と見つかる「ビッグバンより以前からあったと考えられる」銀河の数々。

今回の「これまでの宇宙理論で考えられているより古い宇宙年齢の銀河の発見」は、この宇宙専門科学サイトのデイリーギャラクシーにとってもセンセーショナルだったようで、これまで見たものの中でもっとも長い記事のひとつになっています。そして、記事では後半、ビッグバンへの疑念を強めていく感じが伺えます(デイリーギャラクシーのような科学サイトでは珍しいです)。

オリジナル記事は区切りなく記事が長いので、こちらで適当な小見だしを入れています。また、専門用語が大変に多く、文中のその用語に直接、資料となるページへのリンクを貼っておきます。


ちなみに、現在の天文学では「137億年前にビッグバンというものが起きた」ということになっています。記事にも出て来ますが、 2004年にスイスの天文学者たちが発見した銀河アベル1835は、132億年のものであることが特定されています。たった 4億7000万年で銀河が完成したことになります。いくらなんでもそれは無理ということで、今では「ビッグバンより古い」と考える他なくなっているようですが、そうなるともう何が何やら。

ビッグバン理論はすでに瀕死の状態だと言っていいのかもしれません。
というか、もう終わったと考えていいと思います。

私のような素人が言っても仕方ありません。知識と立場のある方の多くが言い始めなければ、現在の一般論は動かないと思われます。

そろそろ天文学者の方々は天文学会を恐れないで、言うべきではないでしょうか。

「ビッグバンはなかった。あるいは、少なくとも現在のビッグバン理論は間違っている」と。

それでは、ここからです。

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Epic Discovery: Universe's Most Massive Galaxies May have Formed Billions of Years Earlier than Thought
デイリーギャラクシー 2010.11.25


驚異の発見: 宇宙でもっとも巨大な銀河は考えられているより何億年も前に形成されたものかもしれない


abell-1835.jpg
▲ ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡 VLT を使って、スイスとフランスの天文学者チームが 2004年に発見した銀河 アベル1835 。131億光年の距離にある。


120億年前の宇宙に見つかった大銀河団

宇宙にある最大級の銀河の中のいくつかは、現在の科学モデルの中で予測されている年数よりも何億年も前に形成された可能性があるという驚くべき最新の研究発表が、タフツ大学(米国マサチューセッツ州)から導き出された。

新たに特定された銀河は、われわれの天の川銀河よりも 5倍から 10倍も巨大だ。

赤方偏移での試験観測結果では、その時、宇宙は15億歳から 20億歳の間の年齢で、つまり、120億年前ほどに存在していたことになる。

このような銀河の集合体は今まで観測されたことがなかったものだ。

「今回、私たちは、かなりの数に上る非常に巨大で明るい銀河を見つけました。それらの銀河は、ほぼ 120億年前に存在したもので、その頃はまだ宇宙そのものは大変に若い時期で、まだ 15億歳くらいの頃です。これらの観測結果は、銀河の構造と進化のモデルからの最新の予測と一致しないように見えるのです」と、タフツ大学の物理学者であり天文学者のダニーロ・マルチェッシーニ教授は言う。

「このような巨大な銀河が形成される物理的過程についての現在の科学的理解からは、これらの観察結果をどう考えていいのかが非常に難しく感じています」。

研究チームは、もう一つの意外な発見をしている。

これらの巨大な銀河のうちの 80パーセント以上が非常に高い赤外線の光度を示しているのだ。このことは、これらの銀河が非常に活発であることを示唆しており、また、大きく成長している段階にあることを意味する。

研究者たちはこの光度の原因の推測に関して2つを注記している。

ひとつは、ここでの新星たちが塵で覆われた爆発で形成されている可能性だ、これは、毎年、数千もの太陽の集合体が爆発するほど率かもしれない。

もうひとつは、この高い光度の赤外線は、非常に不鮮明な活動銀河核が、この銀河の中心で急速に発達している巨大なブラックホールの上を覆って、一体化しようとしている動きなのではないかという可能性だ。

他にも何か、これまでの科学モデルと一致しないこれらの現象に対して、少なくとも部分的には何か説明できる部分はあるはずだ。

これらの巨大銀河の赤方偏移と、そこまでの距離は SED (スペクトル概形)モデリングから決定されたが、今のところ、分光学的には確認されていない。SED モデリングでの赤方偏移での計測は、分光学より本質的に正確ではない。

銀河の距離の計測に関しての、このような「システムの不確実性」を、今回観測されたものと、これまでの宇宙科学予測との間にある差異に関して考慮してもいいのかもしれないが・・・。

これほど巨大で古い銀河の存在が発見されたというのは、これ自体、やはり大変な発見だと言わざるを得ない。

「どのように考えても、我々の理解では、どうしてこのような巨大な銀河ができるのかという満足した理由はまるで得られないのです」と、マルチェッシーニ教授は語る。

「宇宙の歴史の非常に速い段階のこれらの銀河の存在は、ビッグバンの後にどのように急速に銀河が形成されていったのかを知るために大変重要な手がかりを提供してくれるものです」。

先の調査結果からは、初期の宇宙というものが複雑な両極端性(新しい銀河と古い銀河が同居しているという意味)と外見上の矛盾を多く孕んだ場所であったように見える。

この銀河は、地球から 100億光年離れたところに位置しており、まだ、宇宙の年齢が今の4分の1しかなかった頃の宇宙の姿を私たちに見せてくれているのだ。

その大きさは、近い宇宙で数多く観測される楕円銀河と同じほど大きく、そして、同じほどの密度がある。


初期と言われる宇宙に次々と見つかる成熟した銀河団

他の研究チームによる最近の観測がある。

オックスフォード大学の研究チームが、とても小規模で密度の濃い楕円銀河を初期の宇宙で発見した。チームでは、一見未熟な小さな銀河のそばに、どうして「完全に成熟した銀河が若い銀河団の中に存在するのか」という謎を解いている。

オックスフォード大学物理学部のミシェル・カペラーリ氏はこう説明する。

「我々の観測結果が示しているのは、これらの小さな銀河の近くにあるものは他の楕円星雲だということです。その星雲は、銀河より何百倍も密度が薄く、また、5倍ほど大きい。これは私たちの近くの宇宙で見られるものと似ています」。

「謎なのは、なぜ、初期の宇宙の進化の段階で、成長して大きくなった銀河と、まだ小さく未熟に見える銀河が同居しているかということなのです」。


楕円銀河は、私たちの天の川のような渦状銀河の 10倍以上も大きくなり得るもので、100億年以上前にできた星を含むことさえある。

そのような銀河の密度を計測する方法のひとつは、それらの銀河が拡大していく際に放出する赤外線スペクトルを利用する。遠くにある小さな楕円銀河の測定値では、そこの星々が 1秒に約 500キロメートルの速さで拡散していっていることを示した。その数値はその銀河のサイズと一致したが、しかし、近くの銀河ではそれはわかっていない。

最近の研究では、日本の国立天文台がハワイに設置しているすばる望遠鏡が、成熟した楕円星雲が 1秒 300キロメートル以下の速度で拡散していっていることを発見している。

「我々の次の歩みは、すばる望遠鏡を使って、成熟した銀河と未熟な銀河という両極端なふたつが、どのように初期の宇宙でタイムライン的な適合性をもって共存できたのかを見ることです」と、ミッシェル氏は語る。

「うまくいけば、今回のこの宇宙の謎を解く鍵となるかもしれません」。


初期の調査では、ハッブル宇宙望遠鏡搭載の ACS 、NICMOS 、そして、より詳細なハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド ( HUDF ) によって、オリオン座の下に位置する天炉座(Formax)の領域に、完全に形成された銀河の存在が約 10,000 あることを明らかにしている。

NASA によると、これらの完全に形成されている銀河は、ビッグバンのちょうど7億年後に出現した。そのときの宇宙の年齢は、まだ現在の年齢の5パーセントに過ぎなかった。


発見された 131億年前の銀河と160億歳の球状星団

ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡 VLT を使って観測しているスイスとフランスの天文学者チームは、とてもぼんやりとした銀河 アベル1835 を特定した。

アベル1835 が、宇宙が生まれてからちょうど 4億6000万年後に形成されたことは間違いない。それは、最初の星や銀河が生まれていただろうと考えられている時期で、暗黒時代 ( Dark Age ) と言われるが、その時代に、完全に形成されている銀河が発見されたということになる。

それは、131億光年の距離にあり、130億年以上前にその銀河はすでに何億年もの年齢であったことが考えられる。

これだと、この銀河はビッグバンよりも年をとっていることになってしまう。

それと、これまでに発見された中でもっとも古い球状星団の問題もある。この球状星団の年齢は、160億年を上回ってしまうのだ。

私たちの天の川銀河や他の多くの銀河もまた、いわゆる暗黒時代より以前に形成されており、これらはビッグバンの直後にできており、これでは、これまでの理論と一致しない。

NASAのシュピッツァー宇宙望遠鏡の赤外線配列カメラ(IRAC)を使った観測で、天文学者たちは、地球から 100億光年から 120億光年離れたところに、十数個の非常に赤い銀河団を発見した。

ビッグバン理論のモデルによると、これらの銀河は、現在の宇宙年齢である 137億5000万歳のわずか約5分の1の時にすでに存在していたということになる。

この非常に初期の宇宙に見つかった、この「死んだ赤い銀河」の存在は、銀河の構造に関しての現在のビッグバン理論に疑問を呈している。この銀河は分析では、かなりの質量を持っていることを示している。


地球に近い銀河で「現在」私たちが見ることのできる、いわゆる「初期の宇宙」には、非常に多くの多様性がある。

さらに、古くて赤い光への感度が優れている NASA のシュピッツァー宇宙望遠鏡は、2005年に、その同じような(地球から 100億光年から 120億光年)距離でで、成熟した小さな銀河の証拠を明らかにしている。その時、宇宙の年齢はまだ、10億歳未満だった。


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2010年11月25日



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・写真は2008年10月28日の温首相とプーチン氏の共同声明時の写真。
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China, Russia quit dollar
アジアニュースネットワーク 2010.11.24

中国とロシアがドルの使用を停止

中国とロシアは二国間での貿易における米ドルの使用を中止し、中ロ双方の自国通貨を用いることを決定したと、中国の温家宝首相とロシアのウラジーミル・プーチン首相が、共に、火曜日(11月23日)の午後遅くに発表した。

中国の専門家たちは、今回の動きは北京とモスクワの、より緊密な関係を反映するものであり、これは、ドルに対抗するというような目的ではなく、中国とロシアの国内経済を保護するためのものだという。

「我々は今後の二国間貿易での決済に自分たちの通貨(元とルーブル)を使用することを決定した」と、プーチン氏は、サンクトペテルスブルグで、温家宝首相と共に臨んだ記者会見で語った。
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タグ:ドルの死

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