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2010年11月25日



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アインシュタインが存在を予言した現象が実現され、まったく新しい光源「スーパーフォトン」が開発される



実現不可能と言われた「ボース=アインシュタイン凝縮体」のフォトンをドイツ人科学者たちが作り出すことに成功し、新しい発生源の光が誕生した。


(訳者注) 元記事は科学記事で、分子やフォトンだとかの私個人の理解では内容把握に苦しい部分が多々あって、訳も間違いが多いと思います。それでも、あえてご紹介させていただいた理由は、大きく2つあります。

ひとつは、それが「光」だからです。ここでいう光というのは、自然科学分野での光(目に見える意味での光)には違いないのですが、しかし、「光」という言葉は宗教や人生哲学でも非常に多く使われる言葉です。それだけ人間の価値観に直結している「光」という存在の「まったく新しいもの」が開発されたという意味に何となく感じ入る部分があったためです。

Wikipediaから引用した、光にまつわる様々はこんなものがあるようです。

・『新約聖書』ではイエスにより「私は、世にいる間、世の光である」(ヨハネ福音書 9:5)と語られる。

・またイエスは弟子と群集に対して「あなたたちは世の光である」(地の塩、世の光)と語る。

・ディオニュシオス・アレオパギテースにおいては、父なる神が光源であり、光がイエスであり、イエスは天上界のイデアを明かし、人々の魂を照らすのであり、光による照明が人に認識を与えるのだとされた。

・プラトンの有名な「洞窟の比喩」では、光の源である太陽と最高原理「善のイデア」とを結びつけている。

・プロティノスは「一者」「叡智(ヌース)」「魂」の3原理から世界を説明し、光の比喩で世界の説明を論理化した。

・グノーシス主義では光と闇の二元的対立によって世界を説明した。

・仏教では、光は、仏や菩薩などの智慧や慈悲を象徴するものとされる。



それほど重要な光の、今までは違ったソースのものを人類が作ることに成功したというのは、なんとなく意味があるニュースなのかもなあと思った次第であります。

なお、この光の開発で重要になる「ボース=アインシュタイン凝縮」という概念は私は今回初めて知りました。従って、何のことだかわかりません。コトバンクより抜粋させていただきます。


ボース‐アインシュタイン凝縮

ボース‐アインシュタイン統計に従う粒子系においては、温度を下げるか、あるいは密度を増大させた場合に、すべての粒子が最低エネルギー状態に収容されてしまうことが示される。この状態のことを、ボース‐アインシュタイン凝縮という。この最低エネルギー状態にある粒子は運動エネルギーがゼロとなるので、気体の圧力には関係しなくなる。



・・・・・・情けないほどわからない(悔しい←苦笑)。
というわけで、ボース‐アインシュタイン凝縮のプロセスを理解しないままの訳だということをご承知おき下さい。

もうひとつの理由は、記事にも出て来ますが、この技術が、フォトボルタイクスという光電変換の技術に応用できるのではないかと書かれてあることです。つまり、「光を使ったエネルギー」のことですが、個人的にはこのあたりの技術が、もっとも「純粋なフリーエネルギー」に近い概念なのではないかという感覚はあります。

なお、オリジナル記事でのフォトン( photon )には、光子という日本語もありますが、むしろ馴染みがない感じがしますので、原文通り、フォトンと表記します。



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(訳者注) メキシコの麻薬戦争はまさにカオスそのものの状況に陥ってきていて、時間単位で死者数を割った数なら、下手な戦争よりも犠牲者の数は多いくらいなのではないでしょうか。これは、アルジャジーラの南米支局の女性記者マリアーナ・サンチェス氏が、普段は決して表に出て来ないメキシコのヒットマン(殺し屋)に単独インタビューした記録です。



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2010年11月24日



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red-horseman.jpg

▲ 聖書「ヨハネの黙示録」に出てくる四騎士。手前の赤い馬に乗っているのが戦争をもたらす騎士。


ちょっと注記として書くつもりだった私的な「予言について」が妙に長くなってしまいました。申し訳ないです。

(訳者注) 戦争や社会的事変が起きると、予言と関連した話が必ずでてきます。今回の米国のキリスト教関係の人の記事は、昨日の韓国と北朝鮮の衝突を受けて書かれた中のひとつですが、内容的には(この前振りの最後のほうにも名前が出てきますが)、かつてアメリカの国防総省下に存在した米国陸軍の遠隔透視部隊のエド・デイムス元少佐が1年半ほど前に予言として取り上げた光景(への布石として)類似している部分があるような感じがしたので取り上げてみました。

その前に、ふだんはあまり扱わない「予言」というものを扱うことに関して、少しだけ書いておきたいことがありますので、記しておきます。

このブログでは予言の内容そのものを取り上げることはなかなかないですが、その理由は、有史以来のこの世で発表されている予言の多くには、最近の予言理論的な部分から考えるとひとつの矛盾(たったひとつです)を孕んでいる部分があることに最近気づいたことにあります。

なるべく簡単に書いてみます。

ちなみに、ここでは予言が存在するとかしないとか、集合無意識が存在するとかしないとか、そちらの話ではないです。それはまた別の話です。


オカルトなどを含めた一般的な概念で、予言という「まだ時間的に起きていないことの予測」が、なぜなりたつのかということになりますと、いろいろな言葉の表現があるでしょうが、たとえばアカシックレコードというような言葉は有名かと思います。私はそのあたりに詳しいわけではないですので、 Wikipedia からそのまま抜粋します。


アカシックレコードは、宇宙の創造、人類の歴史を含む森羅万象の情報が蓄積される、魂によって綴られる記録の概念である。


予言を含めた、人間の集合無意識や元型、あるいは現実そのものも含めて、そこに全部あるというような意味かと思いますが、「過去も未来もそこにはある」・・・と書きたいところですが、この書き方自体がすでに間違っているというところに矛盾の第一義的な問題があります。

どの部分かというと「過去と未来」という部分です。どちらの言葉も現在の地点から見ての「時間」を意味します。過去とは時間的に昔で、未来とは時間的に先のことを意味します。

ここが物理学的には矛盾してしまうのです。

私は、いかなる森羅万象も(オカルトであっても)、科学と物理に完全に反することはできないと考えています。

とはいえ、私は数学的、物理的なことにはまったく無知ですので、言葉の上だけの説明となりますが、まず、現代の物理の基本として「物理学において時間性は決定されていない」ということがあります。

アインシュタインと親交のあった数学者のクルト・ゲーデルという人がいます。この人の研究は、「完全性定理、不完全性定理、連続体仮説」と、聞いても、私には何が何やらわからないですが、この人の著作に「時間のない宇宙」というタイトルの本があります。

ここでは「時間は存在しない」ということを言っているようですが、それについて説明する能力はないですので、ネットで探してみましたら、Q&A サイトにこういう説明がありました。はっきり言って、途中からは書かれてある単語自体、私には理解できていないのですが、抜粋しました。

サイエンスポータル 科学のQ&A 「時間は存在しない」より。

問いは「なぜ、相対性理論について検討した結果、ゲーデルは時間は存在しないという結論に到達したのかよくわかりませんでした。いったいどうしてそういうことになるんでしょうか?」。

答えです。(抜粋)


基本的に、物理学において時間性は決定されていません。

よく言われる時間経過の本質、「エントロピー増大」は、確かに時間性の実質のようですが、たとえば「水に赤インクを入れると、どんどん混ざってピンクになる」といった、エントロピー増大の代表のような現象も、例えば「仕切りのある箱に紅白の玉を入れて混ぜて、左右に紅白が分かれる」という、エントロピー増大に反する現象も、玉の数が数個なら、頻繁に起きます。

要するに、「時間の実質はエントロピー増大」というのは、統計力学的に現象表面的に現われるもので、原理=物理には定義できないのです。

上記の「現象表面的にしか時間性が生じない」というのは、後に超弦理論において、全ての存在が量子性に還元され、先ほどの「量子相互作用の瞬間性」以外の、因果律を構成する非光速性が、階層現象的表面性に付随して派生する仮想的なものに過ぎないことが示唆されたのです。



いやあ、読めば読むほどわからないですが(苦笑)、少なくとも、「時間」という実質を定義することはできないということのようです。

つまり、「この世には時間は存在しない」。

将来的にはともかく、物理的に定義できないのであれば、少なくとも現時点では、つまり今の世の中には、物理的には時間というものが存在していないことになります。

しかし・・・・・とはいっても、私たちは今の文明社会の中で、実質的に時間を利用して生活しています。そして「時間」がなければ、とても不便だと思われます。

この「時間」を私たちは何で認識しているのか考えてみますと、時計だったり、カレンダーだったり、つまり「数字」だったりします。あるいは、昼と夜、春と夏のような季節の移り変わりだったりします。それを「時間」に置きかえているということだけなのかもしれません。

上の「答えの人」の言葉を借りると、「統計力学的に現象表面的に現われる」ものを「時間と勘違いしている」という可能性が高そうです。

さて、この「時間問題」に関しては「時間が存在しない」ということだけが重要で、そこで、すべての森羅万象は物理の法則から逃れられないと考えると、アカシックレコードに「時間」が存在していてはおかしいということになります。

多分、アカシックレコードというものが存在するためには「時間がそこにはない」ことが必要となるはずです。つまり、アカシックレコードを見られる人や読める人たちでも「そこから時間を嗅ぎ取ることはできないのではないだろうか」ということです。


予言の結果として言葉や文章で出されるその光景。たとえば、今の現実社会には存在しない「時間的な過去」やあるいは「時間的な未来」の光景を見られるような人の場合、文字や言葉で表される場合の基準となるのは、「その人の感覚」になるように思います。

たとえば、中世ヨーロッパの人々の姿、日本の江戸時代の人々のような姿、恐竜の時代や、あるいは見たこともないようなSFのような社会の光景。多分、それを見たことによって「これはこの時代ではないか」といような見た人の解釈によって、予言の時代性は決定されているはずです。

なので、曖昧で、相対的で感覚的なものだと思います。
少なくとも、見える予言光景の中に「何年何月」は描かれていないはずです。

しかし、現実には、ここ数十年(数百年?)は、「××××年何月何日に○○が起きる!」というような予言ばかりがクローズアップされるようになってしまいました。

物理的に存在しないものはどこにも存在しないはずです。

つまり、「予言では本来、感覚的な時間はわからない可能性のほうが高い」ということです。
予言に時間が付随している場合、予言の光景そのもの中に存在しているというよりは、その他の状況や判断から導き出されたものだと考えたほうがいいのではないかと思われます。

予言も宇宙人もUFOも神様も幽霊も前世も奇蹟も、この宇宙にそれが存在するものなのであれば、それは物理の法則(まだ解明されていないものが多いにしても)、あるいは宇宙の法則に基づいているはずです。

物理学も発展途上なわけで、以前翻訳させていだいた、「世界的な物理学者が言う「重力は存在しない」」(2010年10月09日)というようなものもあり、時間の問題も含めて、今後の物理学は、現在の宇宙論と私たちの存在論そのものを変えてしまう可能性はあります。

場合によっては、時間も、ブラックホールも、ビッグバンも、何もかもなかったというようなことになるのかもしれないですが、しかし、存在は「なんかしら」あるわけです。

なので、予言的なものを読む場合には、そこに時間軸があるのなら忘れて、自分たちで書かれてある状況から判断したほうがいいように思います。

「何年何月何日にそれがある」というほうを重視するのではなく、「○○と××が続けて起きる」というような予言の場合に(これも一種の時間軸ではありますが)、「今起きているのは ○○ のように思う。なら、続けて ×× も起きるのだろうか」というような感じです。

かつて、アメリカ陸軍に、遠隔透視(リモート・ビューイング)部隊という部門が実際にありました。東西冷戦終了と同時にその部隊は解散となりましたが、その遠隔透視部隊で、陸軍少佐だったエド・デイムスという人がいます。詳しくは、ヤスの備忘録の2008年5月31日の記事で紹介されていますが、この人が「遠隔透視で時間を限定することは極めて難しい」と言っています。

その時は「そんなものなのかなあ」と考えていましたが、それも当たり前で、存在していないものを限定しなければならないので、難解な作業にならざるを得ないわけです。それは、風景、人の様子、季節など、つまり、「現象表面的に現われるもの」から時間を探っていくしかないのだと思われます。

ちなみに、このデイムス少佐が2年ほど前に書いた朝鮮半島に関しての未来予知は、非常に悲劇的です。その具体的内容をここに書くつもりはないですが(こちら等)、このことは 2008年頃よりずっと気になっていたことではあります。

そんなわけで、何年何月何日というような未来予測は、地政学や社会情勢分析からはもちろん有効ですが、予知的なことについて、つまりオカルトにそれを持ち込むと、最終的には見当違いなことになるのではないかと思った次第です。

まあ・・・私には予知的な能力は微塵もないので、そういう能力というのか、見えられるような方からも、いつか時間軸についての話は具体的に聞いてみたいとは思っています。

ちょっと前振りのつもりがすごく長くなってしまいました。すんません(つーか、前振りとして長すぎるわ!)。

ここから本編の翻訳記事です。
実はこれが結構短いのです。



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2010年11月23日



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(訳者注) 昨年から木星の異常気象と天変地異には興味を持ち続けています。都合3度にわたる「地球サイズの大爆発」(小惑星等の衝突だと言われています)、そして、昨年消えた赤道縞という普通の木星の写真で見ることのできるベルト。

これは今年5月に木星の赤道帯のひとつが消失したことが判明した時の写真です。

jupiter_belt.jpg

今回はその赤道縞の復活ではないかと、この記事では書かれていますが、推論はともかく、現在、木星の雲の上に飛び出るほどの大上昇気流が観測されています。地球サイズからでは考えられないほどのものすごい気象現象だと思います。

サイズがいちいち大きな現象ですので、現地(木星)ではどんなことになっているのだろうなあとかを考えます。

planet0103.png

▲ 地球と木星のサイズをお比べいただくと、木星で起きている今回の現象のとてつもない大きさがおわかりかと思います。

木星関係のこれまでの記事は記事下にリンクさせていただきました。

ちなみに、ここでも「木星の大気」の話が出てきますが、昨日書かせていただいた「海洋地殻深部より炭素を変換するバクテリアが発見される」という記事にも個人的感想を書きましたが、木星の雲の下は夥しい微生物の住み家である可能性は高そうです。木星の表面温度が 250度以下なら可能性は高いと思います。




PLUMES ON JUPITER
スペースウェザー 2010.11.23

木星に立ち上るプルーム

天文学者たちは、木星のもっとも上の階層にある雲を突破して、非常にエネルギッシュに立ち昇っている煙(プルーム)を監視し続けている。

下の画像に写っているのがそのプルームだ。
明るいスポットのそれぞれは、木星の雲の上にそびえ立つ巨大な上昇気流を示している。

wesley1_strip2.gif


オーストラリアの天体写真家アンソニー・ウェスレイ氏は、 11月17日に、 16インチ( 40センチ)の望遠鏡と 890ナノメートル (ナノメートル=10億分の1メートル)の メタンバンドフィルターを使用してこの写真を撮影した。

木星の大気は、メタン( CH4)の強力な太陽光線の吸収効果により透過される。今回、ウェスレイ氏の撮影した木星がとても暗く見えるのはそのせいだ。

メタンバンドフィルターでの撮影で明るく写る唯一のものは、高く上昇するもやと煙だ。それらは、再び木星のメタンの中に戻る前に、太陽光線により明るく反射されるのだ。

「対流が一時的に明るくなる時には、それは例外的に木星の雲の上に対流が出てきたことを示しています」と、英国天文協会の木星部門の責任者であるジョン・H・ロジャーズ氏は説明する。

「今、私たちが見ている現在の木星での光景は、まさに例外的に精力的な天候システムだと言えます。これは、巨大な雷雨や嵐と似ています。そして、多分、そういう現象が木星で起きているのだと思います」。

天文科学者たちの意見が正しければ、これらの煙は非常により大きいイベントの前兆かもしれない。これは、ほぼ1年前に不思議なことに忽然と消えた木星の赤道縞の復活の前触れではないかという推測もできる。

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タグ:赤道縞



  


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(訳者注) 少し時間が経てば一斉に報道されるでしょうので、朝鮮日報の第一報を記しておきます。韓国軍は最高非常警戒レベルの「珍島犬レベル1」を発令しました。
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2nd-korea-war.png
朝鮮日報 2010年11月23日

西海の延坪島(ヨンピョンド)で北が数十発の海岸砲を発射

2010112301197_0.jpg

▲ ニュース専門テレビYTNより。


23日午後2時34分ごろ、西海延坪島の延坪島沖で、北朝鮮が発射したものと推定される砲弾約 50発が飛来し、延坪島の海岸に落下した。これにより、村の建物が破壊され、森林火災も発生したと伝えられる。

韓国軍合同参謀本部は、「北朝鮮が西海で延坪島に向けての砲弾数十発を発射し、挑発行為を行った」として、「我が韓国軍も、軍の交戦遵守規則に基づいて、自衛権の行使の次元として、 30発程度の対応射撃をした」と明らかにした。

韓国軍は、西海五島の地域に「珍島犬1」を発令し、非常警戒態勢に突入した。

(訳者注) 「珍島犬」とは韓国で天然記念物に指定されている固有の犬で、韓国での非常警戒態勢の名前として使われているようです。「珍島犬1」は最高レベルの警戒態勢。

延坪島の住民は、YTNテレビとの電話インタビューで、「村にある軍の部隊の近くに 50発近くの砲弾が落ちた。炎がひどく、消防車で消火している。数十世帯が火災になっている」と伝えた。

これらの住民は、「村役場では、最初は誤射だと放送したが、今は、実際の状況(北から射撃された)と放送している」として、「村の住民たちは皆、防空壕に避難している。今でもたまに砲弾が落ちている」と付け加えた。

また、住民は、「方向から見ると、北側から撃たれたようだ」と伝えた。現在、当局が人命等の被害状況を把握している。


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▲ 約千名あまりの人が暮している延坪島(ヨンピョンド)の村の全景.。2009年 6月 11日


タグ:珍島犬1



  

2010年11月22日



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訳してみると思ったよりも長く、内容もやや難しい感じで、もしかしたら読むのが面倒なものになってしまった気もしたので、ものすごく簡単に要約しておきす。内容自体は個人的にもとても関心があるものですので、要約だけでもお読みいただければと思います。

話の大筋としては海洋地殻という地球の地下で微生物が発見されたというものです。
海洋地殻とは、海底の下にある岩盤のことで(下の図の1の部分)で、

ic.png

今回の場所はアトランティスマシフという海嶺近くの海底の下です。
地殻に関しては、そこを掘っていくような地質学的な調査は今までも行われていたのですが、「生物学的に」調査されることはなかったのだそうです。最大の理由は、「温度が100度も200度もあって、酸素がまったくないようなそんなところに生物などいないだろう」という考え方が主流だったからのようです。

で、調査してみたら、微生物が大量にいたと。

そして、どうもこれらは「窒素や炭素を分解する遺伝子を持っているらしい」と。
要するに、大気成分の変換を行っているらしい。

その何が重要なのかというと、「地殻」というのは地球全域にわたっているわけで、もし、この「大気の保管と変換」をおこなっているバクテリアが地球全体にいるのなら、地球の環境の形成に非常に大きな影響を今でも与えているのではないかと。

ここで、記事には書いていない、訳者の私個人の言葉で言わせていただけば、「地球環境は今も昔も微生物に牛耳られている」という想いを今回の発見でさらに強くしました。

地殻は何キロという比較的深い場所にあるので、地球の表面が災害で滅びようが、氷河期になったり、スノーボールアースになったりしても、地上ほどには影響は受けないと思います。なので、地球表面の生き物が一掃されても、次の生命の萌芽まで脈々と調整していくのではないですかね。このバクテリアたちは。

ちなみに、ここのバクテリアの寿命はわからないですが、以前、記事にした今年の夏に海中で発見されたバクテリアの寿命は「最低でも1億年」と推測されています。

記事はこれです。

1億年の冬眠サイクルをもつとされるバクテリアがスヴァールバル島沖合の海底で発見される (2010年09月21日)


ちなみに、下の記事では火星にメタンが存在する理由を「地中に微生物がいるからでは」というレポートの内容も報告していますが、大気の存在が確認されている太陽系の惑星は全部同じではと思っています。
つまり、太陽系の惑星のほとんど全部に微生物はいるのでは、ということです。

大きな生物(いわゆる人間とか宇宙人とか)は、星の環境に対して無力なので、いてもいなくてもあまり関係ないですが、微生物は星にとって重要で、どこの星でも同じ活動を行っているのではないでしょうか。

微生物は強いですしね。
ひとつの惑星の微生物を全滅させるには、分子レベルで星まるごと砕くしかありません。

なお、 In Deep でこれまでご紹介させていただいた「極限環境微生物」関係の記事には以下のようなものがあります。

地球の極限環境で生きる生命から太陽系の生命の存在を考える天文学会 (2010年10月01日)

宇宙空間で553日生きのびた細菌の研究が英国オープン大学から発表される (2010年08月26日)

アルゼンチンで見つかった「極限環境微生物」から地球と宇宙の生命の由来を探る試みが始まる (2010年08月13日)


長くなってしまいましたが、ここから記事です。

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2010年11月21日



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これは NASA から発表された NGC 1514 という星についてのニースリリースですが、なぜかリリースされた2枚の写真を見て思ったのは、先月、10年間の調査を終えた海洋生物の生態を解明する国際プロジェクト「海洋生物のセンサス」で発見された新種の生物たちでした。

今回の海洋センサスでは 6000種の新種が発見されていて、その姿や生態に関しては、圧巻の様相を見せるものが多いのですが(一部は海洋センサスの日本語のサイトでも見られます)、特に、微生物やクラゲは今回の星と似たものも多いです。

sm-1.jpg

▲ 今回の NASA 発表の星。


sm-2.jpg

▲ 海洋センサスで発見された新種のひとつ。クシクラゲの一種。



まあしかし・・・海の中の微生物のいる様子そのものが宇宙の光景とそんなに大差ないような気もしますし・・・。人間の体内(細胞)などの拡大写真もそうですが、基本的には何もかも宇宙のコピーのようにも思えたりする昨今であります。

plankton.jpg

▲ 海のプランクトン。

今回見つかった星と似たような海の生物たちの写真は記事下にいくつか載せておきます。

以下は、 NASA のリリースからです。 NASA の記事ではこの星について、いろいろな理由が書かれていますが、それについては参考程度にお考えになる方がいいかと思います。光や色の発生要因から、ある程度の天体物理的な予測はできても、その先の実際はわからないと思うからです。たとえば、飛躍した話でいえば、太陽くらいの規模で「光るプランクトン」が集まっても同じように光るはずです

記事はここからです。



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First European Army Holds Joint Exercise in China
チャイナスコープ 2010.11.05

(訳者注)写真は、中新網より。
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ヨーロッパの軍が初めて中国で合同軍事演習を行う

cr-1.jpg

・中国、ルーマニア両国の国旗を掲揚。


11月5日から13日の間、ルーマニア軍と中国人民解放軍が合同軍事演習を雲南省の省都である昆明市で開催すると、中国メディア「南方メトロポリタンデイリー」が報じた。この演習は「友好アクション 2010 」(英:Friendship Action 2010 / 中国語:友谊行动 2010)と呼ばれる。

これは、中国人民解放軍がこの6ヶ月間で外国軍と共におこなった7回目の行動軍事演習となり、また、ヨーロッパの国の軍隊が中国との合同軍事演習のために中国に来たのはこれが初めてだ。

中国メディアが取材した将校は、「米国が頻繁におこなっている軍事演習から生じてきている圧力がある以上、中国の軍事行動能力を向上させなければならない」と語った。
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タグ:ルーマニア



  

2010年11月19日



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(訳者注) このアメリカンドリームというブログはご紹介したことはないですが、日本でもあるような、「経済崩壊後はこうしよう」的なもののアメリカ版ですが、前回の記事が「米国経済が崩壊した後に暮らすのに適したベストな州はどこか」というものでした。今回ご紹介するのはそれに反応した読者たちのコメントを集めたものです。

相当長くなってしまったのですが、コメントの人たちのあまりの「地元の中傷」ぶりに、読むのをやめられなくなってしまいました。そこにあるのは何の憐憫もない徹底した非難と罵倒。しかも、それは自分が住んでいる州に対して。

たとえば、私は東京の吉祥寺というあたりに家族と子どもと共に住んでいます。私自身は国家や企業のシステムには何も入ったことのないアウトサイダー系人間(大学除籍、就職歴なし、資格なし、ダメな人生歴はいくらでもありますが・・・)ですが、でも、「さあ、東京をけなして下さい、吉祥寺をけなしてください」と言われても、そんなことは何も言えないです。実際、土地に恨みなどないわけで、むしろ「いやあ、いいところで・・・」と言ってしまいます(ボーッと暮らすには確かにいいところですが)。

それを考えると、このアメリカ人たちの絶望のスゴさには唖然としまして、ぜひご紹介させていただきたく思ったのです。
米国の人の口から出る絶望は予想を越えたものの感じがしました。

ちなみに、ヤスの備忘録で、ウェブボットの最新刊が配布されていますが、ウェブボットの代表的存在であるクリフ・ハイ氏が巻末にエッセイとしてこう書いています。クリフ・ハイ氏は米国ワシントン州に暮らしています。


多くの読者は、どこにいれば安全なのかと聞く。しかしこの質問には答えようが無い。すべてのものは変転し、どんな人間でも死ぬのだから、ここは絶対に安全という場所は世界には存在しないと私は思う。

そして次に多い質問は、どのくらい悪くなるのかということだ。これもはっきりした答えは存在しない。それぞれ人によって異なるとしか言いようがない。



それにしても、少し皮肉に思ったのは、米国人たちが栄華を誇っていた頃には気づかなかった実像が、システムの崩壊と共に見えてきたかのように私には映ります。それと共にアメリカ人たちに「謙虚」という概念の再認識が始まっているようにも映ります。

システムの状態は日本は米国以上に悪いかもしれないのに、むしろ、日本人は未だに「謙虚」の概念の再認識の場を失っている気もしないでもないです。




Is America In Danger Of Turning Into One Gigantic Hellhole?
The American Dream 2010.11.18

アメリカ全体が巨大な地獄に変わってしまった?

Hellhole-250x204.jpgアメリカで何が起きているか、世界の人々は知っているだろうか?

ここはまだ自由が尊重される国? 税金が低くて、規則もそれほど厳しくなく、どこにでもフレンドリーな人々で溢れている?
そして、アメリカ人が独立したライフスタイルを送って過ごせる国?

前回のアメリカンドリーム(このブログ)では、「米国経済が崩壊した後に暮らすのに適したベストな州はどこか ( What Is The Best U.S. State To Move To If You Want To Insulate Yourself From The Coming Economic Meltdown? )」というタイトルの記事をアップした。そこで私は読者に、アメリカ国内で移動するならどこが一番であるかを尋ねた。

しかし、読者から届いた反応は圧倒的に否定的なものばかりだった。

その「アメリカ人の独立性思考」のために、移住する場所として大変人気のあった、モンタナやアイダホ、アラスカ、ワシントン、コロラドといった州からの意見でさえ、読者の意見は非常に否定的だった。

しかしそれなら、「良い場所」というのはアメリカにあるのだろうか?
それとも、アメリカ全体が巨大な地獄に変わってしまう危険に晒されているのだろうか?

実際には、多くのアメリカ人が我々の(米国の)経済と、この国(米国)に何が起きているのかを知っている。そして、たとえば、ロサンゼルスやニューヨーク、デトロイトなどの都市にいる人は本当はそこから出たがっている。

米国の多くの国では、生活は日に日に厳しくなっている。

主要な米国の都市では住宅価格は馬鹿げたレベルになっており、犯罪の発生率は上がり続けている。税金も年々増加するようだ。

今でもこの状態なのに、完全に経済が崩壊した場合には、多くの米国の都市は完全なカオスに陥ることは目に見えている。たとえば、ハリケーン・カトリーナの後、ニューオリーンズに何が起きたかを思い出すのもいいかもしれない。アメリカで食糧が枯渇した時には、暴走が始まるだろう。

しかし、たとえ、そのような経済の完全崩壊が近いうちに起きなくとも、今、多くのアメリカ人は、(米国経済と政治の)システムから独立した、独自のライフスタイルを選択しようとしている。

とはいえ、現実には、米国の主要な都市で、生きるためのあなた自身の食糧と飲料水を自分自身で都合することは大変に難しい。

そんな中でも、毎年、多くのアメリカ人たちが、「既存インフラからの脱却」には多くの利点があることを発見している。

さて、そのような「静かな生活」を送ろうとしている人々に適した場所がアメリカ合衆国にあるのだろうか?

ここから下は、読者の方々が最近残してくれたコメントの数々だ。コメントの内容をそのまま信じる必要はないだろうが、ある程度は正直な評価のように思える。
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タグ:アメリカ



  


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(訳者注) この記事を紹介した理由は、「ドイツ軍はこうだった」という歴史的な問題からの観点ではなく、「過去に人間がしようとしたことは、歴史では繰り返されることが多い」という観点からです。つまり、またこういう計画を立てる人が出てくるのでは? と。

最近の常軌を逸した UFO 目撃騒動や、あるいは毎週のように起きる「上空の異常」も、エイリアン、陰謀論、戦争論と様々に言われていますが、どれもよくわからないままです。こういう日々の中で、それらの現象を考慮する中の要素として役に立ちそうな感じも少しあります。

なお、最近ご紹介させていただいた「上空での異変」の記事は、

カナダ上空に現れた不思議な火の玉とオーロラのような光 (2010年11月16日)
カリフォルニアに続きニューヨークでも謎の光が目撃される (2010年11月14日)
アメリカで大騒動の謎の巨大ミサイル発射を巡る米軍の困惑 (2010年11月10日)

などです。




Hitler's secret flying saucer: Did the Fuhrer plan to attack London and New York in UFOs?
デイリーメール(英国) 2010.11.18

ヒトラーの秘密の空飛ぶ円盤: 総統は、UFOでロンドンとニューヨークを攻撃する計画だった?

第二次大戦において、ヒトラーの軍がスターリングラードや北アフリカなど遠方の前線でも劣勢になっていく中、ヒトラーは勝機を掴むために死にものぐるいとなり、その中で科学者たちに戦争に勝つためのスーパーウェポンの作製を急がせていた。

V2ロケットや、最初のジェット戦闘機のようなものでの行動に関して言う科学者たちもいたが、それらを使って勝機に導くためには、すでにあまりにも遅かった。

他に野心的な科学者たちもいた。「ロンドンとニューヨークを空飛ぶ円盤で爆撃する」というアイディアは、そのような野心的な科学者たちの建てた計画の中のひとつだったのかもしれない。

ヒトラーの下にいた科学者たちは実際にこの種の航空機を設計していたと主張する人々がいる。そして、その試作品は空に浮かび、実際に飛ぶことにまで成功していたのだという。


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▲ このベル型の航空機はナチスによって開発されたものなのだろうか? ポーランドのジャーナリストで軍史家のひとりはドイツ軍はが UFO を作っていたと主張している。


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▲ 真実なのか嘘なのか。これはドイツ軍が試作した UFO だという主張と共にインターネットで公開されている写真だ。
 

このプログラムは、ナチスドイツ親衛隊(SS)の将軍だったハンス・カムラーの指揮の下でおこなわれ、数々の実験において目覚ましい発見と進展を遂げたと、ドイツの科学雑誌『P.M.』 誌のレポートは述べている。

P.M.誌では、1944年に、ナチスドイツのハーケンクロイツ(鉤十字)が描かれた空飛ぶ円盤が、テムズ側の上空を低空飛行していた光景を目撃した人の証言を引き合いに出している。

「アメリカでも、その武器の存在を深刻に捉えていた」と P.M.誌は付け加えた。

その頃、米国のニューヨークタイムス紙は、「謎の空飛ぶディスク(円盤)」についての記事を掲載し、その記事で、ニューヨークの高層ビルの上空を高速で移動する物体の写真を発表した。
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