今回ご紹介するのは「ギロチンで首を切り落とされた後、人間はどれくらい生きているのか」というタイトルの米国の科学系ブログからですが、もともとは同じブログの別タイトル記事の、
が気になって読んでいました。
余談:言葉と人間形成についての関係がさらに明らかになる現代科学
英語圏での「 Fuck 」という接頭語は、私はそれが多用される米国と、あるいは多くの英語圏の「人類の宇宙の関係」を救った言葉だと考えているからです。
その理由は詳しくは書かないですが、以下の2つの理由にります。
・Fuck の母音は基本的に「ア」であり、この「ア(とオ)は人類が本来的に大きな対象を注視する本能的な母音」であることが最近の研究でわかったこと。
・Fuck は、ありとあらゆる単語につけることが可能で(名詞だけではなく動詞にも形容詞にもつけられます)、すべての言葉に「ア」の母音をつけられる。
という2つの理由です。
母音のほうの意味はよくわからないかもしれないですが、以前クレアに、米国の「科学的心理学会」が 7月11日に緊急リリースとして発表した内容の要約を訳してご紹介していますので、ご参考にしていただけば幸いです。
・人間は生まれた時に「音」で世界の形を学習していた
クレアなひととき 2011.07.12
「Fuck は、ありとあらゆる単語につけることが可能」に関しては、以前、私の別のホームページに記していた文章がありますので、あまり参考にはならないですが、このようにすべての言葉に「世界をあらわす母音」をつけることができます。
なお、数日前、ヨーロッパの CORDIS (欧州連合・研究開発技術革新情報サービス)から「言語と会話が脳神経系統を形成している可能性」について発表がありました。人間には、「 FOXP2 」という文法能力を含む言語発達との関連が示唆されている遺伝子があるのですが( Wikipedia )、これとの関係のようです。
もともとの私の考えは、「世界を形作っているのは言葉かもなあ」という曖昧でいい加減なものでしたが、最近の科学的研究と発表を見ると、それはもしかすると間違いなくて、その最初の一歩が「言葉による人間の形成」なのだということがわかってきた感じがします。
数年から数十年すれば、「人間は何か」ということがほとんどわかるのではないかという期待もあります。
(私は、多分、人間も宇宙も実際には存在していないと考えていますが)
この5000年くらいの疑問が一気に解けていく時代。
これはこれですごいと思います。
ところで、今回の本題も個人的には昔からずっと気になっていたものでした。
「首を撥ねられた後、その人はどんな体験をしているのか」
ということです。
一般的には「即死するのですぐに何も思わなくなる」という考えが今までの主流だったようようですが、脳神経自体の活動は続いていることはわかっていました。つまり、首を撥ねられた後も厳密には生きている。そして、最近になって、オランダの科学者がマウスでの実験で(マウスも災難ですが)、首を撥ねられた後の脳活動の様子をかなり突き止めたという話です。
結論としては、首を撥ねられてから約 1分後くらいに完全に絶命するようなのですが、その時には、「通常の脳活動では見られないような大きな脳活動が見られる」のだそう。その時に、特別な脳波が計測されるそうなのです。研究者たちはこれを「死の波」と呼び、これを境に「死ぬ」ということだと考えているようです。
首を撥ねられてから絶命するまでに、「それまで経験したことのないような光景や体験を脳活動から得ているのかもしれない」ということです。
日本でも、切腹の時代には「介錯」という首を刀で切り落とすことが同時に行われており、現実的には切腹とほぼ同時に首を切り落としてあげるのが人道的(苦しまないため)とされていたため、介錯人は一発で首を刎ねることができる刀の名人である必要がありました。
ここにも「首を落とす=即死=人道的」という図式はあったと思われます。
というわけで、ここからです。
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