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2011年09月30日



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米国で成長の速度と大きさが壮絶な猪「パイニー・ウッズ・ルーター」が増殖中



(訳者注) これは米国の投稿欄に何枚かの写真が掲載されていたのですが、ニュースというより、その写真に写っている猪のサイズがすごいのですよ。

これです。

1-1.jpg


ほとんどモンスターの範疇にも感じますが、この記事では、「アメリカでの急速に大きく成長する豚や猪」についてのドキュメンタリーが1ヶ月前に放送されていたということに触れられていました。これらの猪には、パイニー・ウッズ・ルーター( Piney Wood Rooter / 松の木の大ファン)という名前がつけられているそう。

単に「大きな動物の写真」というだけなのですが、結構驚いたので、記事も翻訳して掲載しておきます。


ついでに、最近何ヶ月かの「大きな動物のニュース」の写真なども参考として記事下に掲載しておきますね。

実はここ1年くらいの動物のニュースを見ているだけでも、「どんどん巨大化している動物たち」という事実はありそうなんですよ。
だからどうしたということでもあるのですが。

それでは、ここからです。
米国のニュース投稿サイト「Before It's News」より。




OMG! Look At The Size Of This Boar
Before It's News 2011.09.27


このイノシシのサイズを見よ!

セプターゴルフコースの5番ホールで見つかった

1-big-1.jpg


これは、フロリダ州のサン・シティ・センターのゴルフ場で撃たれたイノシシだ。これら巨大な猪は現地ではパイニー・ウッズ・ルーターと呼んでいる。

1ヶ月ほど前に、これらの「非常に急速に成長する猪」についてのドキュメンタリーが米国で放映されている。


P2.jpg


これらは、米国のジョージア州、アラバマ州、アーカンソー州、ミズーリ州、フロリダには確実に生息していて、他の州にも生息を拡大していると思われる。

もし、こんな動物に襲われたらどうする?

走って逃げられる?
木に登る?




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2011年09月29日



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(訳者注) 世界最大の天体観測施設のひとつである ESO (欧州南天文台)の天体観測設備やその望遠鏡での観測成果は素晴らしいとしか言えないものだと思いますが、最近の発表でもっとも興味深く思ったのは、下の写真の恒星(太陽系でいう太陽)の写真でした。


face-nebula-1.jpg


これが最近になってから、「太陽よりはるかに大きい超巨星」であることが判明したということが昨日報道されていました。この恒星に正式につけられている名称は「 IRAS 17163-3907 」という味気ないものですが、天文家たちの愛称は「目玉焼き星雲」(Fried Egg nebula)

実際、 欧州南天文台からリリースされた正式な論文のタイトルも、

独立したシェルに囲まれた赤色超巨星 IRAS 17163-3907 、あるいは目玉焼き星雲
A double detached shell around a post-Red Supergiant: IRAS 17163-3907, the Fried Egg nebula

というものでした。

この超巨星は、地球から1万3000光年の距離にあり、明るさはなんと太陽の500,000倍 (50万倍)


今回この星のことを紹介しようと思ったのは、 ESO が発表した静止画から作った動画が YouTube で公開されているのですが、「銀河の中からこの目玉焼き星雲」が浮かび上がる光景が面白くて仕方なかったということが理由です。

動画も貼っておきますが、YouTube の動画は結構消えたりすることも多いですので、スクリーンショットで「銀河の中から目玉焼き星雲」が浮かび上がる様子を残しておきます。





Zooming Into The Fried Egg Nebula
YouTube 2011.09.28

目玉焼き星雲へズームイン


私たちの住む天の川銀河。

feg-1.jpg



そこには無数ともいえる星があります。

fe-2.jpg



拡大していくと、銀河の中心近くに赤く光る星が。

fe-3.jpg



これは明るい!

feg-04.jpg




おお、その光の中心に何か見えてきた。

fe-05.jpg




これはまるで顔のよう。そこにいるのは神か天使か?

feg-07.jpg




・・・って、なんか変なものかあ・・・。

feg-11-2.jpg


という気持ちの流れでした(笑)。

銀河の中心には意外に奇妙な形のものたちがいるようです。
でも、ちょっと顔っぽいのは確か。


こちらが動画です。




しかし、これは、まさに 1902年のジョルジュ・メリエスが製作したサイレント映画「月世界旅行」で月が現れてくる様子そのものであります。

moon-2011.jpg

ちょっと笑いました。

あと、太陽のことで追記しておきます。
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2011年09月28日



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1-Kircher_s_drawing_of_the_Sun_1678-SPL.jpg

▲ アタナシウス・キルヒャーが『地下世界』で描いた「太陽」。300年以上前のイラストですが、現実に、現在観測されている太陽とさほど差はありません。最近になってようやくリアルな写真が撮影されるようになった太陽の黒点の写真

magnificent_strip.jpg

などを見ると、ほぼそのままのように見えます。

--

[資料] 17世紀に描かれた地球の「内側」

[地球の内なる太陽] Vol.5 - 歴史の中での地球中心の謎(前編) の後編となるはずの「The Hollow Earth Enigma (地球空洞説というミステリー)」を訳している中に、はじめて知る人や単語が数々出てきます。

ここに出てくるアタナシウス・キルヒャーとか、フェルディナンド・オッセンドフスキとか、これまでまったく聞いたことのない名前にあたる際に、それを調べるという段取りが多くなり、翻訳そのものより、その背景や歴史を調べる時間に大きく使っています。そして、その中で、「地球の内側の世界はずいぶんと昔から具体的に描かれている」ということを知ります。

そういうことなどを、自分が知るためのメモという意味も含めて、資料的に断片的に記しておきたいと思います。

今日は17世紀に書かれたに『地下世界』という文献からイラストをご紹介します。


ちなみに、このアタナシウス・キルヒャーという人は、 Wikipedia によりますと、当時の科学界の最高権威にいた科学者の一人だったようで、

ヒエログリフ (ヒエログリフ=聖刻文字、神聖文字) の科学的研究と読解に取り組んだパイオニアとしても有名。また伝染病がなんらかの微小生物によって引き起こされるという考えをはじめて実証的に示し、その説にもとづいた予防法を提案した。当時のヨーロッパ学会における最高権威であったが、最晩年はルネ・デカルトなどの合理主義の立場から批判にさらされた。


ということです。

この「地下世界」を描くことになる研究についてはこうあります。



地質学

1638年、アタナシウスは地球内部の構造を調査するために南イタリアへ赴き、ヴェスヴィオ火山に登って噴火口を調査している。

またメッシーナ海峡では地底から聞こえる不思議な音に興味を引かれている。一連の地質学研究は1664年に出版した『地下世界』にまとめられた。同書の中では潮流の原因は海洋における温度の違う水の動きにあると鋭い考察を行っている。







今回は、フランス国立図書館(こちら(仏語))で公開されているキルヒャーの『地下世界』のイラスト内容の抜粋などを資料として書いてみたいと思います。

kir-01.jpg

▲ アタナシウス・キルヒャー(1602-1680年)。

日本語の文献でこれらのことにふれている詳しいものに、間瀬玲子さんというヨーロッパ語系文学の研究家の書かれた PDF 書類「ネルヴァルとアタナシウス・キルヒャー」という論文を見つけましたが、そこで、キルヒャーと共に、やはり地球の地下の様子が描かれている 19世紀フランスの作家ジェラール・ド・ネルヴァルという人の『オーレリア』という作品のことに触れられています。オーレリアで描写される「地球内部」はこのようなものです。


『オーレリア』 第一部 第4章 より

私は地球を貫く深淵に落ちたと思った。溶解した金属の流れによって苦痛もなく運ばれていくような気がした。

無数の似たような河は、その色調が化学的相違を示していて、脳葉の間を蛇行する脈管と血管のように地球の内奥に筋をつけていた。



それでは、ここからキルヒャーの「地下世界」のイラストです。

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2011年09月26日



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前回の記事「[地球の内なる太陽] Vol.5 - 歴史の中での地球中心の謎(前編)」の翻訳部分をアップしたいのですが、どうもプライベートがゴタゴタしていて、落ち着いた時間がとれません。

ただ、先日、二度ほど最近の太陽のことについて書きました。
その時には黒点と比例しての太陽活動の縮小に関してを書いたのですが、その後は、わりと活発に活動していますので、現在の太陽の状況を短く書いておきます。

前の関連した記事は、

などです。

今回の記事はここからです。




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2011年09月24日



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(※)翻訳をメインとするつもりで書き始めたのですが、いつものように前置きが長くなってしまって、写真やイラストもあるせいで、スペース的にちょっと長くなりすぎたので、翻訳は「(後編)」として次ページに書きます。


--
(訳者注) 今回のはわりとストレートな「地球空洞説」に関しての論文なんですが、ちょっと興味が沸きましたので訳そうと思います。

The Hollow Earth Enigma (地球空洞説というミステリー)」というものです。

気に入った理由として、その論文の中に、

「チベット、モンゴル、 中国、カシミール、ペルシャ、シベリア、ロシア、ポーランド、ハンガリー、フランス、ドイツなどの民間伝承 においても地下に住む人々の話の伝説が残されている」

とあったことでした。

いろんな国で同じような伝承が残っているのは、ヌーワ絡みの人類創造神話なども同じですが、まあ、仮に願望であろうと現実であろうと、世界の人々は同じような思考をやはり持っていると感じます。

これは最近、「古代文字と日本語の十字の形と数字4と10の関係」というのを調べたりしているんですが、その中でも何だか明らかになっている感じがあります。


それはともかくとして、最近になって地球空洞説のようなものに興味を持ちましたのは、理論的なことより、実際のところは、「単に写真」なんです。それぞれ真偽や、あるいは原理はともかく、「北極の中心に限って何か写る」というのは何だか面白いとは思っていました。



どうして「極」の中心ばかりに何か写るのか

北極などの「極」に関しての不思議な写真はかなり多く、古くは、1968年にアポロ11号が撮影した地球の写真。

apollo-11.jpg


apollo11-2.jpg


あるいは、同じ 1968年に気象衛星 ESSA-7 が写したこの写真。

essa7.jpg


この気象衛星 ESSA-7 の1968年の写真に関しては、 Wikipedia にはこのように書かれてあります。



当時の気象衛星の軌道から写真撮影すると、カメラアングルの関係で極地方は写らない。このため写真を一枚に合成すると、撮影されていない極地方は真っ黒になり、ちょうど、ポッカリと穴が開いているように見える。また、写真撮影の時期は北極で日が昇らない極夜にあたり、この時期に太陽光が届かない地域が穴が開いているように見えるという。



要するに、「写真合成の際の見え方の問題」、あるいは、(北極なので)日が当たらないためにこのように見えるということのようです。


また、今でも、 Google Earth で北極の中心には「穴のようなもの」が写るという主張もあります。

np-12.jpg

上の穴を出すのは簡単ではありませんが、 北極の中心座標である「 89 59.98 N, 167 38.42 W 」を打ち込めば、北極の中心は Google Earth で、どなたでも見ることができます。


そして、理由はわからないですが、確かに北極の極地は「変な写り方になっている」ことは確かです。

極地というものはこういうものなのかもしれないですが、誰がやっても、 Google Earth では下のように写ると思います。

north-pole-01.jpg

上のように、北極点を中心として放射を描くように写ります。
高度を上げ下げしても基本的には同じです。

私にはこのことは以前から不思議でしたが、地理学的には普通のことなのでしょうかね。
よくわからないです。


上の位置は地球の全景から見ると、下の図の丸の位置のど真ん中です。

pole-zen01.jpg


ちなみに、ここは地理的な意味の北極の「極」ですが、しかし、以前書きましたように、ポールシフトが進行しているので、現在の「地球の磁場の極」はここではありません(現在の磁場の北極は下の図の「北極磁」と書かれている位置)。




まあ、いずれにしても、私がこれまで北極関係で集めた数百点の写真(加工されたものなどを含めて)を眺めていると、

「あー、やっぱりなんかあるっぽいなあ」

と思ったという次第です。
なので、あくまで視覚や感覚的なものであって、何らかの具体的な根拠からのものではないです。


そういえば、最近お知り合いの人から、「ウイングメーカー」というものを教えていただきました。

1972年に米国で見つかった古代遺跡「らしき」もので、そこに壁画として「24枚の壁画」が残されています。それぞれ意味は不明ながら、それぞれがとても示唆深いものなのですが、その中に特に、数枚、「地底からワラワラと人々が地表に出てきている」というように解釈のできる絵があります。

ご紹介します。

ウイングメーカーの24枚のすべての絵に関しては、

ウイングメーカーの壁画一覧

にあります。

ウイングメーカーそのものに関しては、私は最近知ったばかりで、これについて何も知りませんので、そこにある説明や、あるいは他のサイトなどをご参照下されば幸いです。



ウイングメーカーにある「地球の内部を描いているっぽい壁画」


・壁画チャプター3

chamber03hr.jpg

▲ チャプター3とされている絵。これは、状況はともかく、下のほうから上のほうに人間のようなものが出てきているように見えます。出てくる人たちも、上にいる人も、「ワーイ」というような感じ。左にいろんなマーク。右は意味深。



・壁画チャプター18

chamber18hr.jpg

▲ チャプター18。上の絵の左下に小さく書かれてあるようなマークが1枚に描かれているものです。こういう三角とか、その真ん中に丸とか目玉を描くというデザインは今でもよく見られるものです。

ドル紙幣にあるピラミッドの目玉もデザインとしては同じ。

doll-eye-01.jpg

(▲ 参考/米国のドル紙幣に小さく描かれているビラミッドの目玉)



・壁画チャプター15

chamber15hr.jpg

▲ これはチャプター3とは違い、「人の形をしていないもの」が地下から出てきているような感じに見えます。記号や古代文字や絵文字にも、あるいは、 DNA や微生物の形などにも見えて面白いなあとしばらく眺めていました。


ちなみに、このウイングメーカーの絵の中で私が最も興味を持ったのは「」なんです。
以前、クレアで月のことについて書いたことがありました。

月の夢と白血球の役割 (2011年09月05日)

このウイングメーカーを教えてもらったのはその後だったんですが、その壁画の絵の多くの風景に「月」が描かれているのです。
それも、三日月だけ。

パッと見た感じでも、チャプター2、チャプター3、チャプター4、チャプター6、チャプター15、チャプター17にハッキリと三日月が描かれています。


moon-17.jpg

▲ 頭に何か刺されているような人のようなものの背後に月が描かれています。


「何かが起きるのは夜」ということなんですかねえ。


全然関係ないですが、イギリスで 1980年代を中心に活動したダムドというパンクバンドがあったんですが、私が若い頃、彼らの歌でもっとも好きな歌が「 Wait for the Blackout 」 (ブラックアウトを待って)という歌でした。


「太陽の下では罪が存在するけど、闇夜の中では罪は存在しない。だから、オレは彼女と一緒にこの世の永遠の停電を待っている」



というような感じの内容の歌だったと記憶していますが、時代は関係なく、人は夜や暗闇には特別な感覚を持ちますね。
古代の人もそうだったんだと思います。

まあ、「永遠に停電」したら確かに大変ですが、しかし、今の状況下、その可能性が必ずしもゼロなのかどうかは曖昧であります。
ただ、夜でも月が出ている時は「真っ暗」ではないですが。


ちょっと前置きが長くなりすぎました。
ここまで前置きが長くなると、このまま翻訳に入るのも不自然ですので、翻訳分は次にアップさせていただきます。

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2011年09月22日



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(訳者注) 夢に関しては相変わらずいろいろと見ますし、また、夢というもの自体が興味深いままですが、「夢が何なのかわからない」というのも以前と同じです。

そんな中、米国の科学サイトに「夢にまつわる驚くべき事実」と題された記事がありましたので、ご紹介しておきます。これは最近の様々な記事やリリースから夢に関するものを10集めたものですが、内容が本当に正しいかどうかはともかくとしても、中にはとても興味深いものがありました。

この記事の中の「目の見えない人の夢について」の内容もそうです。

私たちの夢では、夢は視覚が基本で、たまに音がついていたりする程度で、匂いや手触りの感覚、肌感覚などについて夢で感じることはほとんどないですが、生まれつき目の見えない方などでは、それが「逆」なのだそうです。つまり、音、匂い、触覚などが高まる夢を見るのだそう。


昨晩、「左脳を突き刺される夢」というのを見て、なんだかぐったりとして起きましたが(笑)、下の記事にあるように、「夢のほとんどは否定的なコンテンツ」というのは本当にそうだよなあ、と思います。

あと、今回の記事は米国のサイトの記事ですが、よく見る夢に「落ちる夢」とか「歯の抜ける夢」というのが入っていて、このあたり、夢の内容もわりと全世界共通なのかなあ、なんて思ったりもしました。

全世界共通での「歯の抜ける意味」なんて考えるのは何だか面白いです。


では、ここからです。
オリジナル記事にあった各記事へのリンクもすべて掲載してあります。
多くが大手の新聞サイトなどです。



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2011年09月21日



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地球の中に秘密の「生命地帯」が存在するのだろうか?

--
カテゴリー[地球の内なる太陽]の他の記事

Vol.0 - 私たちが過去の知識から学ぶべき本質的なこととは何か?
Vol.1 - [地球の内なる太陽] の意味
Vol.2 - 地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か
Vol.3 - ヘルメスのエメラルド板

--

(訳者注) 米国に基盤を置く「アメリカ化学会」は、世界最大の科学系学術団体で、グリグリの科学の最前線情報を提供する権威筋であるわけなんですが、そのアメリカ化学会での先日の会合(第242回ミーティング)での話題は、
 
 > 1864年のSF小説「地底旅行」について

だったのだそう。

その「地底旅行」という小説はフランスのジュール・ヴェルヌという人が書いたもので、内容は一言でいうと、

地球の中心にある空洞へ旅行する話

で、 Wikipedia にはストーリーとしてこのように書かれてあります。

3人は数十日をかけて南東へ 1400km 、下へ 140km 進んで大空洞に到達する。「オーロラのような電気現象」で照らされたこの大洞窟には、海があり、キノコの森が繁茂し、地上では絶滅したはずの古生物たちが闊歩していた。

mash-01.jpg

▲ 小説のイラスト。登場人物たちが地球の中心で見た巨大キノコの森。




ちなみに、「地底旅行」はアメリカでの英語版では「A Journey to the Center of the Earth」(地球中心への旅)です。


もちろん、化学界がこのようなことを話題にしたことには正当な理由があり、それは、現在、化学会が取り組んでいる大きなプロジェクトである DCO プロジェクトという地球の深層部の調査があり、そのプロジェクトの目的は、


・ダイヤモンドの生成についての調査
・石油の由来の解答を得ること
・新たな極限環境での地球生物を見つけること



などがあるのだそう。

ちなみに、石油の由来というのは、こちら によると、


1. 生物由来説(有機成因論)
2. 無機成因論
3. 石油分解菌説



などの説があり、資本主義とか西側諸国の多くの国では、「1」の生物由来説が主流ですが、ロシアなどでは「2」が主流で、さらに、「3」の石油分解菌説は日本で生まれた説で、もし、「2」か「3」なら、将来、石油が枯渇するということはないことになるのだそう。ただ、「1」の生物由来説でも、「生命が地球の奥深くのどこにでもいる」ということになると、石油はどこにでもあるということにもなるわけですが。

今回のアメリカ化学会での考え方は、「1」の生物由来説を採りつつも、「地球の内部にはまだ知られていない他の生物の生息地帯が存在するのではないか」という疑問に繋がったもののようです。それが冒頭の「地底旅行」と繋がったようです。

そういえば、以前、

生物は地球のいたるところに存在する: 地中3.6キロから発見された「悪魔の虫」
 2011.09.03

devil-worm.jpg

という記事をご紹介したことがあります。

下3キロという場所から大型生物(0.5ミリの線虫。上の写真)が発見されたというニュースでした。
思っている以上に地球にはどんな場所にでも「生命」が存在するようです。


それでは、ここから今回の本記事です。



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2011年09月20日



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9月3日に「太陽に何が起きているのか : 太陽の異常に関する数々の報道」という記事を書いたんですが、その後に示されるデータでは、その「異常性」がさらに際だってきています。

上の記事の要点としては、


・現在は太陽活動(サイクル24)の最大期に向かう途中にある。
・なので、本来なら太陽活動は活発になり、黒点や太陽フレアなどが増えていくはず。
・ところが、そのようになっていない。



という感じの流れでした。

さらに、「太陽活動サイクルの11年という周期サイクルそのものがズレてきている(12.6年になった)」ことが、国立天文台の常田教授などの発表によって明らかになっています。


上の記事を書いた後、これらの状態が加速しているような感じがします。
それらのことをデータと共に記しておきたいと思います。


なお、最初に書いておきますが、「太陽活動の法則が崩れていることが悪いことなのか、それとも悪いことではないのか」というのはわかりません。あるいはその影響もわかりません。

では、最近の太陽活動の状況をデータから見てみます。



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2011年09月17日



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[追記]その後、この続きの記事でさらに写真をご紹介しました。記事は「120年前の日本の光景に見る「私の中のパラダイス」」です。
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古文書や古い学術資料などの新しい発見の報告が随時おこなわれるCHICC マンチェスターというサイトがあります。

先日、そこに「日本人の手により記述される 1897年の日本の光景」と題された膨大な量の着色された写真と、イラストが紹介されているページがリンクされていました。


その時酔っ払っていたのですが、その中の一枚を見て、私は唐突に涙が出てきました。

それはこの写真でした。

1-japan.jpg

1897年の「京都の嵐山の橋」だそうです。

この光景は3月11日の震災の後に、東京吉祥寺の井の頭公園で私が感じた光景(心象の意味での風景)とまるでそっくりだったのです。

震災1週間目くらいの頃から2ヶ月間くらいの間、よく吉祥寺の井の頭公園に行き、ボーッとその光景を眺めていました。
あの頃の井の頭公園の光景は震災後の(私個人の)心の復興の過程そのものでした。

そんなわけで、その「1897年の日本の写真」の数々を見て、ご紹介したくなったので、一部ですが、ご紹介したいと思います。

該当サイトにはものすごい量の写真がありますので、ご各自でご覧いただきたいと思います。
こちらです。

Japan, Described and Illustrated by the Japanese


そこから何枚か抜粋してみます。


ここに写っている国が美しい国だということを改めて感じます。
いろいろとありますが、今でも基本的には変わらないとも思っています。

なお、関連する過去記事として、震災後1ヶ月後にこのような記事を書いたことがあります。

どんなに愛される資格があるのかを私たちは知らない (2011年04月14日)

1858年に、日英条約のために来日していた英国の使節団の人が書いたものの紹介でした。



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(訳者注) 先日、

消滅したエレニン彗星:そして、彗星の存在の意味 (2011.08.31)

という記事をご紹介しましたので、その続きのご報告みたいな感じですが、オーストラリアの天文学者が運営する彗星監視システム サザン・コメッド・センター で、少しずつ小さくなっていたエレニン彗星が 9月11日頃にほぼ完全に消滅したようだ、ということが報告されています。

掲載されていた写真は下のもので、左が写真で、右が周囲の星に解説が入ったものです。
わかりづらいので、左側の天文写真に矢印を入れました。

ele-1.jpg

▲ 写真クリックで拡大します。


しかし、それでもよくわからないので、エレニン彗星のある部分を拡大しました。

di-ele.jpg


エレニン彗星は、矢印のあたりを飛んでいると思われ、見ておわかりのように、そこにはこの写真ではほぼ何も見えず、ほとんど消滅したように見えます。


前の記事をご紹介した時の記事では、エレニン彗星が消滅の兆しを見せ始めたのはその 8月20日前からでしたので、彗星が崩壊し始めてから完全に消えるまでは3週間くらいかかるのだなあと知りました。やはり彗星はそれなりの質量を持っているものなのでしょうね。


今回の「エレニン彗星の消滅」の詳細が書かれていた「ユニバース・トゥデイ」の記事をご紹介します。

ちなみに、このエレニン彗星が8月20日に小さくなり始めたキッカケは「太陽フレアの直撃を受けた」ことによるものだそう。エレニン彗星は「太陽に殺されて」しまったみたいです。



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