<< 1  2  3 

2011年09月09日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




アメリカ西海岸で原因不明の大規模停電が進行中



(訳者注) 現在、アメリカ西海岸の広い範囲で、「原因不明の大規模な停電」が発生しているようです。そちらの速報をご紹介しておきます。


massive-san-diego-power-outage.jpg

▲ ついさきほどのサンディエゴの現地テレビ放送より。


原因は不明ながら、

・システム異常
・テロ


などがささやかれているようです。


なお、関係ないとは思いますが、2日前に太陽でXクラスの太陽フレアが発生していて、大量のコロナ質量放出(CME)が、ちょうど今日あたりに地球に到達しているはずで、そのあたりとの関係はどうなのかなとも思いました。

9月7日の太陽フレアのニュースは、スペースウェザーにあります。

 Solar flare alerts (太陽フレア警報)


なお、NOAA (米国大気局)の今後48時間のフレア予測は 70パーセント前後と非常に高い数値の予測を出しています。

noaa-2011-0908.png


なので、多分、この2日間くらいのあいだに他のいくつもの太陽フレアが発生するものと思われます。
X級フレアの大きなもの(X5以上など)だと、何かしらの地球への影響はあるかもしれません。


あと、これも全然関係ないと思いますが、以前何度か取り上げた「電磁パルス攻撃( EMP攻撃)」の小規模なものを受けると同じような「突然の広い地域での大規模停電」となります。今回、テロという言葉が出ているのはそのためなのかもしれません。

記事下に関連リンクをおいておきます。


いずれにしても、現在、米国のサンディエゴ一帯の多くが停電しているようですので、現地に関係のある方はご留意下さい。

CBS ニュースの報道をご紹介します。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年09月08日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) さきほど、「米国エネルギー省直属の研究所が作り出した「微生物ロボット」」という、とても先進的な科学だけれども使いようによってはいろいろな良くない用途も考えられるのかも、というような技術のご紹介をしたのですが、同じ科学技術関連として、前から少し気になっていた「人体への科学技術」のほうも記しておこうと思いました。

これは、米国のノースウェスタン大学で開発された「人間の皮膚の上にアプリケーションを埋め込む」という最新医学技術です。

そのプレスリリースにある写真がこれです。

tatto-1.jpg


額にあるのはいわゆるバーコード形式にも見える電子回路。

というわけで、これを見て何となく聖書「ヨハネの黙示録」の獣の刻印のくだりを思い出してしまったという話であります。


ヨハネの黙示録 13章 16-18節

すべての者にその右手か額に刻印を押させた。
この刻印のある者でなければ、物を買うことも売ることもできないようになった。

この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。

賢い人は獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。
数字は人間を指している。そして、数字は666である。




もちろん、今回のこの技術は基本的には大変に有用な先端技術です。


なお、昨年、このような記事も書いたことがあります。

マウスの胚と卵子に固体識別バーコードを埋め込むことに成功 (2010年12月01日)

barcode-2011.jpg

科学者たちはバーコードが大好きですが、良い使い方を模索されますように。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  


In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 米国エネルギー省直属の研究機関が、0.5ミリの極小ロボットを開発したというニュースです。正確にはロボットではないですが、「人間が行動をコントロールできる微粒子」といった感じでしょうか。

このようなものです。日本語で注釈を入れています。

micro-1.jpg

▲ 微粒子からなる(自己組織化するので、自分たちで自分たちを作って組織行動する)もので、大きさは 0.5ミリ。自己修復能力もある。


この微生物は製作者の命令(磁場でのコントロール)に従って行動します。コンピュータのプログラムと同じようなものですが、違いは「これは生きているプログラムだ」ということだと思います(さらに小型化すれば、人間の体内などでも使えそうな感じです)。

先月、「米国で「独自の遺伝子コードをもつ人工生物の作成」に成功(2011.08.12)」というものをご紹介しましたが、 これは、地球上のものとは違った新しいアミノ酸の配列からなる遺伝子で「地球で最初となる新しい生き物」を作ったという米国の報道でしたが、生命工学における大きな前進である同時に、どうもいろいろと「これでいいのだろうか」という部分を感じるというのも正直なところでしたが、しかし、遺伝子工学というのは、有用に使えば未来に対して素晴らしいものであることも事実で、今回もやや同じような感覚を持ちました。

つまり、「有益なほうに働くか、悪いほうに働くかで全然違う」と。


開発したのはアルゴンヌ研究所という米国エネルギー省の下にある研究機関ですが、米国エネルギー省と共に米国の「マンハッタン計画」と関係あります。

(共に Wikipedia より)

アメリカ合衆国エネルギー省

アメリカ合衆国のエネルギー保障と核安全保障を担当する官庁。その役割は核兵器の製造と管理、原子力技術の開発、エネルギー源の安定確保。マンハッタン計画終了後の1946年に設立された原子力委員会を前身とする。



アルゴンヌ研究所

第二次世界大戦中に推進されたマンハッタン計画研究者の一部を母体に原子力の平和利用を研究する目的で1946年に設立された国立研究所。



マンハッタン計画

第二次世界大戦中、アメリカが原子爆弾開発・製造のために、亡命ユダヤ人を中心として科学者、技術者を総動員した国家計画。



ちなみに、今回の発明は仮に「脅威」のほうに(兵器などとして)働けば、その脅威はかなりのもののようにも思います。
文字通りの「小さな軍隊」。

そして、いいほうに働ければ、こちらは人間の体の中を含む様々な場所で「人間の手(あるいは従来のロボット)では届かなかった場所や物と実際に対峙できる」ということになるわけで、1966年の米国のSF映画「ミクロの決死圏」の世界を彷彿とさせる部分もあります。

mikuro1.jpg

▲ 映画「ミクロの決死圏」より。ミクロ化して人間の血管内に送り込まれた医療スタッフたち。


というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、ここから翻訳です。
アルゴンヌ研究所のプレスリリースより。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年09月07日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





最近は実際に発生した自然災害以外については、あまり自然災害の予測的なことについてはふれなくなりましたが、地球の状態としてはいろいろと懸念されることはあるわけで、そういう中のひとつに「アイスランドのカトラ火山」があります。

これは、昨年、アイスランドのエイヤフィヤットラヨークトルという氷河地帯にある火山が噴火して以来、気になり続けていることですが、エイヤフィヤットラヨークトルの噴火から1年半が経とうとしています。

エイヤフィヤットラヨークトルの噴火した1年半前には、以前のブログに「アイスランド噴火はまるで大地の怒りのよう」というものを書きましたが、その時のエイヤフィヤットラヨークトルの火口の様子がまるで人の顔のようになっていて、それが印象的でした。

iceland-201-04.jpg

▲ 2010年4月15日のレーダー写真から見たエイヤフィヤットラヨークトルの火口。現在もこちらで見ることができます。


カトラ火山の噴火が「気になっている理由」は、上記の記事にある

ここ1100年の間にエイヤフィヤットラヨークトル氷河では3回の噴火が起きている。920年、1612年、そして1821年から1823年にかけての噴火である。この3つの事件はどれもカトラ火山の噴火の直前に発生している。


にあります。

簡単にいうと、「エイヤフィヤットラヨークトルの噴火の後には必ずカトラ火山が噴火していた」ということになります。

もし仮に噴火した場合、その影響はわかりませんが、過去には今回紹介する「1783年のアイスランドのラキ火山の噴火の時の英国の状況」ということもありました。


そんなカトラ火山ですが、先週あたりから様子が怪しくなっています。

一昨日(9月7日)には、 AP 通信が「Seismic activity increases at Iceland volcanoアイスランドの火山地帯で群発地震が増加している)というタイトルの記事を掲載しました。

その AP 通信の記事では、アイスランドの火山学者の意見として、「噴火が差し迫っているわけではない」と前置きしてから、


・カトラ火山の周辺で地震があること自体は珍しいことではない。

・しかし今回は群発地震であるため注目している(カトラ周辺では群発地震はあまり起きない)。

・いずれにしても、ここ数年はカトラ火山は活発な活動の徴候がある。

・アイスランドは大西洋中央海嶺から続く火山のホットスボット上にあるため、地球のプレートが動いた時に噴火が誘発されることがある。

・歴史上、エイヤフィヤットラヨークトルの噴火の後には必ずカトラ火山が噴火している。



というようなことが挙げられていました。

まあ、昨年来、「何度も」怪しいと思うようなこと(群発地震など)がたくさんあり、これまでもこのブログでも何度も記事にしてきました。

 » In Deep のカトラ火山に関係する過去記事

なので、今回も単に季節性の地震の可能性も強いです(アイスランドでは火山周辺で地震が起きること自体は普通のことです)。

katla-2011-0908.jpg

▲ 2011年9月7日のアイスランドの地震の状況。群発地震が増えていることは一目瞭然なのですが、火山学者によると、これが噴火と関係のあるものなのかどうかはわからないとのこと。


さて、今回ご紹介する記事は、過去のアイスランドの噴火の様子をリアルに描いた イギリス BBC の2007年の記事です。1783年にアイスランドのラキ火山が噴火した時の模様で、題して「殺人雲が英国を襲った時」。実は、このラキ火山の噴火の被害が「イギリスの歴史の中でもっとも大きな人的被害を出した自然災害」だったのです。

また、アイスランドでは全人口の3分の1が死亡しました。

きちんと全文を訳したことがなかったですので、ご紹介します。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年09月05日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) とても刺激的で、しかも非常に科学的なアプローチとともに、火星のことや隕石に関して壮絶な執念で編集されている海外のブログを見つけました。

Wretch Fossil(英語)

内容はただただ圧巻で、そして、ここでは「火星の真実」に迫っています。

上のブログで展開されている話は、以前、私がこのブログなどに書いていたような稚拙で幼稚な考えや検証とは全然レベルが違います。壮絶な執念の実地をもとにした説得力に満ちたものです


そして、このブログを少し読んでわかることは、少なくとも、写真に納められた火星の地域に関しては、下の「状態」が真実だと思います。その「状態」とは

火星の表面は化石で覆われている

ということです。

上のブログ自体に、曖昧な部分や非科学的な部分はまるでなく、記事を読むことで納得もできますが、たとえば、他の記事のタイトルも興味深いものばかりです。下はこのブログの最近の関連タイトルを日本語訳したものです。こちらにリンクつきで紹介されています。



Wretch Fossi 最近の記事タイトル

2011.08.16  隕石に含まれるアミノ酸は生命の名残り
2011.07.25  隕石 NWA 5000 から見つかった「人間のもののような」脂肪細胞
2011.07.17  隕石 NWA 5480 から見つかった哺乳類の赤血球
2011.06.18  隕石ラファイエットから見つかった上皮の構造
2011.06.17  隕石 NWA 998から見つかった骨格の筋繊維
2011.05.08  火星の化石を安く見つける方法
2011.05.06  NASA の科学者3人が過去の火星の生命痕跡を確認
2011.01.20  石炭紀のヒトの頭蓋冠化石の研究





このブログの性質(検証に次ぐ検証という性質)がこれらのタイトルからだけでも少しおわかりいただけるかとも思います。しかも、この前に数年にわたり、この関連記事は続いているのです。
この持続している努力と執念に感服いたします。

上に出てくる「 NWA 」等あるのは、隕石の管理番号で、NWA に関しては、こちらによりますと、

NWAとはアフリカ北西部(North West Africa)の主産地に由来します。NWAコンドライトは2011年現在、約7000個登録されており、登録された順にNWA1、NWA869、 NWA5000など、一般に表記されています


とのこと。

ブログのこれらの記事をいくつか読んで、「火星の化石」という事実には、もうほとんど何の疑問もないのですが、しかし、この「火星の表面は化石で覆われている」ことに関しては今回はまだ書きません。とても、一日や二日でまとめられるようなものではないからです。私の勉強も足りません


ちなみに、私がずっと疑問に思っていたことに「火星の地表では、青の色ばかりが目立っていること」がありました。


blue-3.jpg


blue-2.jpg


▲ 共に火星の地表の写真。NASA のローバーやオポチュニティが撮影した火星の写真には、青い物ばかりが写っている感じがするほどです。


これについての明確な理由も、上のブログでわかりました。それは地球でも見られる化学反応を照会するといいもののようなのですが、しかし、そのようなことをまとめるためには「一般的な生物の化石化に関しての基本知識」を勉強しなければなりません。私はそのあたりを何も知りません。なので、「火星の表面のこと」を書くのはかなり先になると思います。

さて、今回は、このブログの中にあったもので大変に興味深いものをご紹介したいと思います。

それは、「私たち一般人でも、「宇宙からきた隕石の中に生命の痕跡(化石)があること」を実際に自分の目で調べられる」というものです。


「隕石を手に入れる」ということ自体が大変な感じがしますが、実際には隕石は工芸品としてどこにでも売られているもののようで、それを利用します。日本でも、ヤフオクなどを見ますと、隕石そのものも結構売られていました。

知りませんでしたが、ヤフオクには、「オークション > アンティーク、コレクション > 科学、自然 > 岩石、鉱物 > 隕石」と、「隕石カテゴリー」もあって、ビジネスとして成立している世界みたいです。


さて、「宇宙から来たことが確実」な隕石をあなたが手にした後に、何をするか?

以下、その部分の翻訳です。

タイトルが「火星の化石はどこにでもある」となっていますが、これはこのブログが「火星のこと」をメインの研究対象にしているからだと思われます。隕石はいろいろなところから来ますので、「宇宙の化石」ということでいいと思います。



続きを読む
タグ:火星の真実

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年09月03日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) はっきりいって、太陽が異常な状態になっています。

太陽について、ここ数日の間に様々な報道が出ていて、そのどれも「太陽が異常を示している」という内容のものです。

その中からいくつか断片的にご紹介しようと思いますが、その太陽活動の異常と共に「地球に到達する宇宙線の量が徐々に増加している」という現象が起きています。


本来なら減っていくはずの宇宙線量が増えている

フィンランドにオウル大学という先端科学技術で名高い大学がありますが、オウル大学では 1964年から宇宙線の観測データベースを作成しており、現在はリアルタイムでの「宇宙線量の観測グラフ」をインターネット上で公開してくれています。

Cosmic Ray Station

そこにあるこの1ヶ月(2011年8月4日から9月3日)のグラフがこれです。

cosmic-ray-20011-08.png

「地球に到達する宇宙線の量が徐々に増えている」という事実がここに見られます。


これの何がおかしいのか?といいますと、

一般的に、

・太陽活動が活発になる・・・宇宙線の量が減る

・太陽活動が弱まる・・・宇宙線の量が増える



となります。

これは、太陽活動が活発な場合は、太陽風などの要因で地球に到達する宇宙線の量は減るからです。
(太陽の磁場や諸々のものに宇宙線が遮られる)


そして、現在。

現在は、第24太陽活動周期(サイクル24)の太陽活動最大期に向かっているまっただ中であるわけで、このことは何度かふれていますが、2012年あたりに向けて、「現在太陽活動はどんどんと増大している時期」ですので、本来なら、宇宙線量は減っていくはずなのです。

ところが宇宙線の量が増えている。


そして、上の太陽活動と宇宙線の関係と共に、このような関係もあります。


・宇宙線の量が減る・・・地球の気温が上がる

・宇宙線の量が増える・・・地球の気温が下がる


というものも昔から関係を言われていることです(確定したものではないです)。

これは、先日、CERN が解明した「雲を作り出しているのは多くは宇宙線の作用だった」ということからも、まあ何となく、関連は想像できるところではあります。




さて、本来なら太陽活動が最大に近づいているはずの現在の「太陽活動」の実際の姿を下の2つの記事から1行ずつ書きます。それぞれ翻訳です。




「太陽黒点の数は著しく増えているのに、活動自体が非常に弱い」
Spaceweather 2011.09.01

「非常に多くの黒点が出現しているのに、太陽風が 2008年より弱いのだ」
Extinction Protocol 2011.09.02





ということになっています。

つまり、活発になるはずの太陽活動が、むしろ低下していっているということなのです。

hmi-2011-0903.gif

▲ 昨日(9月2日)の太陽黒点の様子。Extinction Protocol の表現では「太陽が覆われるほどの数の黒点が出ている」のに、フレアなどを含めた活動が異常に弱いです。


現在の状況を上に書いたそれぞれの相関関係に当てはめますと、


1. 太陽活動がなぜか弱まっている

2. 宇宙線の量が増える

3. 地球の気温が下がる



あまりにもストレートですが、そういうことが考えられます。
つまり、「寒冷化」の兆しです。

国立天文台の発表もここから抜粋しておきます。
「太陽の活動サイクルの時期もずれ始めた」というわりとショックな内容です。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年09月02日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





カテゴリー[地球の内なる太陽]の他の記事

Vol.0 - 私たちが過去の知識から学ぶべき本質的なこととは何か?
Vol.1 - [地球の内なる太陽] の意味
Vol.2 - 地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か
Vol.4 - アメリカ化学会の数百名の科学者たちが挑む「地球内部の謎」

--

(訳者注) 上の「地球の内なる太陽」のVol.1 - [地球の内なる太陽] の意味の中で、ヘルメスのエメラルド板というものについてふれました。

今回はそこでリンクを紹介した海外の解説サイトを訳してみることにしました。

TABULA SMARAGDINA HERMETIS

というページです。

この「タブラ・スマラグディナ・ヘルメティス」というのが、ヘルメスのエメラルド板(ヘルメスの緑玉板)の英語表記のようです。以前も紹介したことがありますが、イラストや内容について詳しい解説をしてくれています。


なお、どうしてこのヘルメスのエメラルド板のことをもう少しいろいろと知りたいと思うかというと、「何となく」なんですが、「ここには、太陽系(あるいは銀河系やその上の宇宙)と人類の体の対応に関する示唆が書かれてある」ような気がするのです。


最近、人間の細胞自体が「地球にそっくり」と思い始めて以来、いろいろと体の各部と宇宙の「形」の対応を考えることがあります。

下のイラストは科学雑誌ニュートンのサイト内「動物細胞(真核細胞)の全体像と,その中に含まれる細胞小器官について紹介しましょう」というページにあるものです。

なんか地球ですよね。

alleaths.jpg


細胞が地球に見え始めて以来、人間の体のいろいろな部分を宇宙のいろいろなものと比較したりします。たとえば、細菌の類いからタンパク質やアミノ酸の類いと、超新星爆発とかブラックホールみたいなものとか、まあ宇宙の様々なものと人間とは「何となくいろいろと似ている」と感じるのですが、そういう曖昧な感覚的な部分とは別に、文字として、あるいは概念として類似のようなことを知ってみたいと思う部分があります。


最近思うのは、「ペアである自分」という日記の時からずっと書き続けているのは、「自分の中の宇宙」という概念であり、さらにいえば、「人間個人はひとつの宇宙である」ということを考えているのだとは思います。実際にそうであるかどうかは別としても、好きな考え方ではあります。

もちろん、仮に「自分もまたひとつの宇宙である」ということだったとしても、生活は今までと何も変わらないわけですが。


このエメラルド板に書かれてある文章の内容も先に記しておきます。

参考にさせてもらったのは、種一弓ドットコムのもので、近代科学の第一人者のひとりであるアイザック・ニュートンが 1680年に翻訳したものを日本語にしたものがあります。

それをさらに平易な「一般の日本語の口語」に変えてみました。どうしてかというと、エメラルド板の英語のほうの文章は実に平易な言葉で書かれてあるので、「汝」とか「ごとし」とかいう言葉がなじまない気がするのです。

なので、ごく普通の日本語にしてみました。


「エメラルド・タブレット」( Translation of Issac Newton c. 1680)

これはまったく偽りのない真実です。
唯一となる奇跡の実現のためには、下のものが上のように、あるいは上のものが下のように。

そして、すべてのものはたったひとつの適合によってひとつからやってきます。
なぜかというと、すべての物はこのひとつのものに起因しているからです。
「太陽」がその父で、「月」がその母、「風」はそれを胎内に宿し、「大地」はその乳母です。全世界の、すべての完全性の父がここにいます。

その作用と力は完全です。それが地に転換されれば、偉大なわざによって大地から火をつくり、粗雑なものを精妙なものに変えることができます。
それは地上から天へ昇り、また再び地へと戻り生まれ変わります。
そして、上のものと下のもの両方の力を身につけるのです。

そして、あなたにとって世界の奇跡は自らのものとなります。
あなたからすべての曖昧な概念は消え去るでしょう。
これはどんなものより力強く、どんなフォースよりパワフルです。どんな精妙なものも、どんなに堅くて強いものも貫き通します。

このように世界は創造されました。

希有な結合、そして多くの驚くべき奇跡によって。

このため、私はヘルメツ・トリツメギストスと呼ばれています。
私は全世界の知恵の三つの部分をマスターしています。

私が錬金術の偉大さについて言いたいこと、すなわち、太陽の作用について私が言わなければならないことはこれで終わりです。




というわけで、ここから翻訳記事です。
オリジナルには太字や色分けなどの強調が一切ありませんので、いくつか、こちらで太字などにしています。

今回は「前編」として、図の解説までを翻訳します。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。