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2011年10月28日



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『宇宙が生命を作り出している』ことの証明に近づく新たな観測結果



宇宙塵に生命を作るための有機物構造が存在することが確認される。


(訳者注) 思えば、1年半くらい前に、クレアに「宇宙はすべて生き物からできている」という記事を書いた頃から、「宇宙塵そのものが生命なのかもしれないなあ」とは思っていたのですが、このあたりに関しては、発表なり、観測結果なりの「確定待ち」という部分はありました。

現在の宇宙観測技術は、どれだけ遠い場所であっても、組成の観測は相当正確にできます。


宇宙塵というのは文字通り、宇宙に漂うチリ(微粒子)のことで、基本的に宇宙全体に広がっていると思われる宇宙の物質です。

上のクレアの記事から抜粋しますと、私の気持ちはここあたりに現れています。

宇宙はすべて生き物からできているより)

塵、雲、ガスなどが「全部生物」だと考えることが、今回の私の書きたかった論旨ということになります。

そして、「惑星進化」の実際の過程の詳細はともかくとして、「惑星進化の過程は微生物がコントロールしている」ということになると思っています。

地球などの惑星もこういう恒星ができるコントロールの直接の支配下にあるわけで、地球そのものも微生物のコントロールで成り立ったとは思うのですが、その「地球そのものは何からできているか」というと、やはり塵や雲やガスなどの微生物の「亡骸」、つまり死体。
それが固まっていると。

地球(およびすべての惑星)は微生物の死体の固まりだと考えます。



今回ご紹介する記事は、この「宇宙が有機物を生産している」という証拠が見つかったという記事です。このニュースは、さりげなく、私の「今年の十大ニュース」のベスト2くらいになります。

もともと、天文学者たちの間では、「宇宙を満たしているけれど、どこから出ているのかわからない赤外線」の存在は有名でした。この「赤外線」は、宇宙全域を満たしています。でも「どこから出ているのかわからない」ものでした。

古来から天文学者はこの赤外線を利用して、「宇宙の物質の性質」を見つけていました。つまり、「物質を透過した赤外線の観測」でその物質の特徴がわかるのです。

パンスペルミア学説のフレッド・ホイル博士などは、この赤外線を利用して、1980年代から、英国カーディフ大学などで、赤外線を通して分析する方法(赤外線透過スペクトル)で、宇宙塵の組成の目星をつけようとしていました。そして、「宇宙に散らばる物質の多くは生命(微生物)である」か、あるいは少なくとも有機物であることがわかった理由は、この赤外線の存在にありました。

実際、30年くらい前から「宇宙が生命を生産している」ことは、ほぼ否定できない感じになっていたのですが、しかし、当時の科学界の風潮では、

「宇宙全体に生命が存在する」

とする見方が支持を得られることはなく、異端扱いされることで終わりました。


fred2.jpg

上のグラフは、1986年に英国カーディフ大学のチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士が観測したハレー彗星の組成です。

この 1986年のハレー彗星の観測結果として、「ハレー彗星の組成と地球の大腸菌の組成が一致した」という発表を、同大学の名誉教授であるフレッド・ホイル博士と共に行いますが、センセーショナルになるどころか、学会からは基本的に無視されました。

まあ、それでも時代は少しずつ進み、特に昨年末あたりからは、特に権威筋の最高峰であるべきの NASA あたりも「変貌」してきました。昨年から今年にかけて、NASA からなされた発表そのものが「人類の覚醒」と言える内容のものです。



しかし、それでも教科書は書き換えられないし、現在の宇宙と生命に関しての固定観念は何年も続くのでしょうが(新しい概念を容認してしまうと、「科学教育のシステム」が崩壊するため)、それはどうでもいい感じがします。

それは、昨日、うちの子どもの言うことを聞いて気づいた次第です。



子どもたちの頭の中の「宇宙の姿」はまだ書き込まれていない

昨日妙な記事をアップしました。

見上げてごらん夜の星を

という記事です。

要するに、宇宙の写真に「非常に多くの得体の知れないもの」が映っていることに初めて気づいたと。

そのこと自体は、見つけた以上もうどうでもいいのですが(「そういうものだったんだ」と知ったので、それでいいという意味)、昨日、その後も、パソコンで sky-map.org で宇宙写真を見ていました。

そうしたら、気づくと、子どもが後ろから見ていたんですね。


子ども 「何見てんの?」
わたし 「宇宙」
子ども 「ああ、それ宇宙なの」



ちょうどその時、宇宙写真を拡大させたパソコンの画面に映っていたのは、下の写真のものでした。よくわかんないですが、小さな星雲とかかもしれないですが、とにかくオレンジ色のこれら。

いわゆる UFO っぽく見えるかもしれないですが、大きさ自体が太陽とか、あるいはそれ以上の大きさのレベルのものですので、まあ、とにかく不明です。

bel-00.jpg

座標は 02 38 56.76 +49 03 44.8 です。

この sky-map は本当に親切にできていて、「今自分は宇宙のどのあたりにいるか」ということも教えてくれます。このあたりはベルセウス座という星座の中のようです。

bel-03.jpg


そのベルセウス座の中で見つけた「巨大なオレンジ色のドーナツ」を私は見ていました。
子どもも見ていました。

このオレンジ色のドーナツを見ながら子どもが言います。


子ども 「それ何なの?」
わたし 「わかんない」
子ども 「ふーん」
わたし 「宇宙にはいろいろなものがあるから」
子ども 「それは知ってる」


と、何を知っているのかよくわからないですが、いずれにしても、ふと気づくのは、6歳の彼はすくなともまだ学校で「宇宙とはこういうものですという断定」を、先生から教わっていないわけです。

だから、その彼にとっての宇宙というのは、「自分の頭の中でどのようにでもなる宇宙」であるということは言えます。

まあ、これが小学校などに行くと、「宇宙はこのようなものである」という偉い先生の教えにより、子どもたちの頭の中の宇宙は「死んでいく」わけですが、しかし、一方で、私などもその「教育の過程のサバイバル」をくぐりぬけながらも、今こうして、わりと素直に宇宙の写真を見ているのですから、まあ、学校に行くことをそんなに悲観的に考えなくともいいのかなとも思っています。

kodomo-universe.png

▲ これからうちの子どもが小学校などで体験するであろう「サバイバル」。


私は小さな頃から教師の教えることをほぼ100パーセント聞きませんでした。
それが一般的にいいか悪いかはわからないですが、私にとってはよかったです。

本当は早く義務教育や学校制度など崩壊してほしいですが、それも今すぐには無理なようで、うちの子どもの「頭の中の宇宙」も一時的にはもうじき消滅して「教科書の中の宇宙」に書き換えられる時が来るのかもしれません。

それをサバイバルできるかどうかは本人の問題です。


そういえば、記事のはじめに抜粋したクレアの記事の最後の部分はこのようになっていました。

しかし、(宇宙が)「どうやってできたのか」はわかっても、「なぜ必要か」はまだ全然わからないですね。

つまり、本来的に宇宙なんてものは必要なものだったのか、ということがどうもわかりません。



この、「どうして宇宙は出現する必要があったのか」という問いは実は、「どうして人間は認識の機能を持つようになったか」と同じ問題ですので、これは「男女」という問題とこれからも考えることのひとつかもしれません。


さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここから、デイリーギャラクシーの記事です。

ちなみに、「宇宙塵」に関して、Wikipedia の説明を抜粋しておきます。

宇宙塵(うちゅうじん)は、星間物質の一種で、宇宙空間に分布する固体の微粒子のことである。主に水素からなる星間ガスとともに、主要な星間物質である。

その密度は極めて低く、実体としては、1立方mの空間に塵の一粒があるかどうかという超高度真空状態である。しかし、宇宙はあまりにも広大なため、これほどの希薄な密度でさえ、何光年、何十光年とわたれば十分な質量を持った天体となる。





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2011年10月24日



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(訳者注) 本当はニュースをご紹介するつもりで書き始めたんですけど、前振りだけで壊滅的に長くなってしまいましたので、今回はそれだけとなりそうです。東北のことと、偏西風のことです。





神話が発生した場所

日頃、ニュースなどをご紹介させていただいているせいか、私がいろいろと情報などを見て回っているような感じもされるかと思うのですが、実際には普通の人以上に情報には全然ふれておらず、情報にふれるのは、英語のニュースサイトを早朝にほんの少し見るくらいです。

テレビは震災後3日目から現在までつけていませんので、それ以来テレビもニュースも見ていませんし、日本のニュースサイトも、Yahoo! のトップの見出しくらいしか見ていません。日本語のブログも震災後はほんど見なくなってしまいました(なんかコワイのが多いので)。


そして、さらに、現在、メールアドレスやコメント欄などを置いていないのですが、ネット上で知り合う方々とお会いすることはなくなりました。私の体が弱かったり、出不精というせいもあるのですが、人との付き合いは数少ないオフラインの人だけとの関係だけとなっています。
要するに、今のわたしは「情報にうとい引きこもり」くらいに考えていただくのがいいかと思います。


そういう中で、たまにインターネットなどで見る文字や文章に心打たれることはあります。

今朝、『日月神示』の中矢伸一さんのサイトに「日月神示にもとづく「10のFACT」」という記事がありました。

本当に申し訳ないことではあるのですが、実は私自身は、日月神示をまだちゃんと読んだことがなく、とにかく、「古語的な文章がどうしても読めない」のです。会話口調以外の日本語が本当にダメで、普通の小説もあまり読めないのですが、古語口調だとどうにもなりません。

なので、『日月神示』の内容自体はあまり存じないという非礼を先にお詫びしてのこととなりますが、その中矢さんのページに、「何を指針として判断するか」という10の項目が書かれてあり、上から、



・この世は顕(うつ)し世、実相は「あの世」にある
・一切の事象は必然である
・過去に起きた結果はすべて最善として受け容れる
・絶対の「善」はなく、絶対の「悪」もない
・すべては良くなるための仕組み
・善いこと言えば善くなるし、悪いこと思えば悪くなる
・実践するまでは何も身にはつかない
・日本は潰れたようになるが再生し、世界の親国として甦る
・日本は世界の雛型であり、先駆けて良くなる使命がある
・北(東北)が良くなる、北が光る、北が一番に良くなる





とあり、それぞれいい言葉ですが、とくに一番最後の「北(東北)が良くなる、北が光る、北が一番に良くなる」というのを読んで、涙が出ました。

震災以来、「東北が新しい日本の聖地」だと認識して生きていた私にとって、最近は、あまり東北に関していい話をきくことがありませんでした。

震災3日目くらいに書いた「新しい神話の神様たち」という記事のこの部分、

(これから始まる神話の)聖典の最初のページに出てくるのが、今の東北の災害と、もしかすると、今後、日本の他の地域も襲うかもしれない災害の中の「日本人」だと思います。

もし「悪魔」という存在がいたとして、それがこの2000年くらいの間におこなっていた最初の試みがあるとすれば、それは「人類の能力を矮小化して人類に伝えること」だったように思います。そのために、「万能の神」というような概念を作り出すこともする。

しかし、それだけに悪魔という存在は「ある事実」を知っていて、そして、心底恐れているはずです。その「ある事実」とは、それは、人類は宇宙が作り出した最高の能力と身体能力を持った宇宙の究極的な生命であることです。

人類がそれに気付いた時には、悪魔などは対峙することさえできないはずです。
だから、悪魔は人類にそのことに気付いてほしくなかった。

しかし、今、日本人が気付くことへの口火を切ったのかもしれません。

宇宙が長い間、願いに願っていた「究極の生命」。
そして、その完成型である人類

気が狂うほどの長い年月の末に完成した完ぺきな生命の姿。



私はこのことを震災の時の東北の被災者の人たちの姿をテレビで見て、気づきました。

そして、その直後にテレビを消して(私の人生にとってのテレビの役割が終わったと思ったので)、あとはその時の記憶だけで生きていますが、いずれにしても、その後今までもずっと、東北(後にその中心は「福島」だと自覚するに至りましたが)が、「日本の新しい聖地」だとして、東北を見ていました。


今となっては、そこはまばゆいばかりの大地にさえ見えます。


実は、夏前頃、福島のほうに引っ越そうかと考えたことがありました。
福島には奥さんの姉夫婦などもいるし、家賃もグッと安いし住みやすいかも、と。

でも、うちの奥さん自身が気乗りしないみたいでやめました。

理由をきくと、やはり放射能とか地震の再発のことを口にしていたのですが、まあ、どちらも実際の問題としては存在しないとはいえ、気乗りしないことを人にさせるのはいやだし、やめました。

「どちらも実際の問題としては存在しない」というのは、その時も奥さんには言ったのですが、地震に関しては、「歴史上、マグニチュード8を越える地震が起きた地域で続けて大きな地震が起きたことはほぼない」ことがあります。


私は、地震のデータだけではかつて相当とり続けていたことがあり、解釈はできないですが、データとりだけなら、(暇人なので)日本でも有数の地震データコレクターだったと思います。

数年前、昔やっていたブログの「地震」カテゴリーには、今でも当時のマニアックなデータが残っています。あるいは、1999年からは、日本語でもマグニチュード3以上の全世界のすべての地震のデータというのは記録され続けています。こういうものをよく眺めていました。


まあ、それはともかく、3月11日のマグニチュード9前後に迫る地震というのは非常に希なものなんですが、記録に残る中では、それだけの大規模地震が起きた場所には、少なくとも何百年間は(同じ規模の)地震は起きていません。


それと放射能ですが、前も書きましたが、放射能自体の影響(悪影響があるのか、ないのかも含めて)を私は知りませんし、あまり興味もないですので、それにはふれません。

そうではなく、たまに耳にする「どこそこの地域で高濃度だった」という騒ぎに関してなのですが、震災3日後の In Deep の記事にこの図を載せました。





偏西風の蛇行図です。

この偏西風というのは非常に強い大気の流れで、海でいう海流にあたります。
つまり簡単にいうと、「なんでもかんでもこの偏西風で世界中を回る」ということです。

そして、放射性物質の半減期(効力がなくなる時期)ですが、とても長いものです。


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2011年10月23日



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gal2011.jpg

▲ 130億年前の銀河団 CLG J02182-05102。いわゆる「ビッグバン」の直後時期の銀河は現在までに「 60個」ほども見つかっていて、その中には私たちの天の川銀河の10倍の大きさを持つものもあります。また、160億年前のもの、すなわち、「ビッグバンより前」の銀河としか計算できない銀河も見つかっています(ソース)。




やっと風邪みたいなものも治って

長く続いていた風邪みたいなものがやっと治り、まあ、風邪「みたい」というのもなんですが、正確には咽頭炎というもので、若い頃からの私の持病のようなものです。普通の風邪よりとても長くて、あるいは若い頃から慢性化している感じもないではないです。パニック障害、咽頭炎、扁桃炎は一生の持病のようです。

この数日の気温の低下と共にめきめき体調が良くなりました(私の最適温は14度前後)。北海道で育ったせいか、寒いほうにはほとんど何も思わず、氷点下前後くらいまでの気温なら、外出時にコートなどの上着もあまり着ません。

というわけで、散歩もやっと再開できて(天気悪いですけど)、とりあえず過ごしやすい日々が始まった感じがします。
アンパンマン風にいえば、「寒さで元気100倍」という感じでしょうか。

しかし、それでも、やっぱり太陽の光というか、いろいろと違ってきている面はあるのかなあと思います。

最近小さな生き物をたくさん見ているのですが、数日前には「生きたカマキリ」を見ました。
10月の中旬でというのは珍しい感じです。
下のは携帯で撮った写真。
つかまえようとすると、ちゃんとカマで威嚇してきて元気でしたよ。

kama-2011-10.jpg


ベランダにある「花」を見ても思います。

今置いてあるうちの花が咲くものに関しては、大体、夏が中心に花が咲くというものが多いのですが、枯れるどころか、まだ花を毎日咲かせ続けています。

hibi-10.png



ところで、今回は、昨日のあるニュースの見出しを見て、どうしても違和感を感じてしまったので、それにつしいて少し書いておきます。

理由としては、このことが In Deep で取り上げ続けていることと「強烈」に関係することだからです。


前提として、先日書きました記事「左脳認識と右脳認識のきしみ」という記事で取り上げた新聞記事のこの部分を抜粋しておきます。

「光速より速いニュートリノを観測」…相対性理論が破れるか
東亜日報 2011年10月24日

1905年にアインシュタインが特殊相対性理論を発表して以降、科学者は「光速より速いものはない」という仮定から出発し、現代物理学の枠組みを築いた。100年以上破られなかった相対性理論は、科学者にとって宗教的信念同然だった。ニュートリノが光速より速いという実験結果が事実なら、現代の物理学教科書を書き直さなければならない。


この中の、

 > 科学者にとって宗教的信念同然だった

というところをご記憶の上でお読み下されば幸いです。




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2011年10月20日



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わたしたちは「この数百年ではじめて人類が見る太陽の挙動」の前にいるのかもしれない


(訳者注) 今回の記事は、先月あたりから何度かふれている「太陽活動の異常」についての続きで、太陽の現在の状態の報告となります。

前の関連記事は、



です。

上のふたつの記事の要点は、一点に集約すると、


・黒点が劇的に増えているのに太陽フレアの規模は小さくなっている



ということを書いています。

太陽活動というのは、普通の場合は単純な話として、


A 太陽活動が活発になる → 黒点が増える

B 黒点が増えると → 太陽フレアなどの太陽表面での活動が活発になる



ということになるのですが、これが「A」で止まっているという話でした。

黒点はものすごいペースで増えているのに、太陽活動が伴わない。

前2つの記事では、「しかし、そのうち事態は通常に戻るかもしれない」としいうようにしたのですが、戻るどころか、太陽活動の静かな状態は異常なほどになっています。

まず、太陽フレア活動ですが、これは、 NICT にある10月に入ってからの太陽フレアの最大値です。



oct2011-flare.jpg




「大きめのフレア」というのは「Mクラス以上」の太陽フレアのことを指します。本来ならこの(太陽黒点増大期の今なら)最大規模であるXフレアの太陽フレアに対しての警戒ということになるはずだったと思うのですが、Xクラスは 9月24日に発生したきり一度も発生していません。

それどころか、10月3日からは、Xクラスより弱い規模であるMクラスのフレアも発生していません。

では、「黒点の数」が減っているのでしょうか。

これは、昨日10月19日の太陽黒点群の状況。

10-18-sun-spot.gif

大きな黒点群が8つ出ていますが、この「黒点群」というのは文字どおり、黒点がたくさん集まってできている領域のことで、たとえば、上の中で大きめの「黒点1319」を拡大しますと、このようになっています。

s-1319.png


これら黒点全体の数は、現在、155個となっています。

そして、黒点数の推移は減るどころか増え続けています

こちらが10月に入ってからの黒点の数の推移(NICT 黒点情報より)。
赤で囲んだところが黒点数です。

1001-1018.png


最低が10月8日の 61個で、そこから鋭角的に黒点数は増えています。

ここ数日の黒点数である 160個前後というのはサイクル24の中でも最大値くらいだと記憶しています。

そして、この数は事前の公的予測よりはるかに多いです。
NICT の予測では 10月の予測値は平均で 68個の黒点数を予測しています(下表)。

predict-2012.png


しかし、現在までの平均を計算してみると、現時点で平均黒点数 118個という計算になり、最終的にも当初の予測よりかなり多いことになることは確実だと思われます。

この「118個」という平均数は、上の NICT の予測値と照らし合わせますと、大体、2012年の5月から6月くらいの予測値あたりと並ぶくらいの数値となり、つまり、「太陽黒点最大期の直前の予測値」の数値というような考えかたもできるかと思います。


すなわち。


すでに私たちは「サイクル24の太陽活動最大期の直前にいる可能性がある」ということのようにも感じます。

しかし、昨年、このブログでも何度も書いていたような「巨大な太陽フレア活動」や、「地球に対しての巨大な CME (コロナの噴出)」もなく、ひたすら穏やかに推移しているのが現状で、さて、どうなっていくのか?

まあ、それは考えてもわかるわけもないですが、しかし、その影響の予測は部分的には考え得る部分もあります。



宇宙線の増大によっての低温下と雨の増大

以前の記事「太陽に何が起きているのか」にも書いたのですが、「太陽活動が弱いと、一般的には宇宙線の地球への到達量が増える」という事実があります。


In Deep の「宇宙線が雲を作るメカニズムを欧州原子核研究機構 CERN が解明」という記事でご紹介しましたように、宇宙線は地球の雲の生成に強く関係している可能性が非常に高いです。ほぼ間違いなく、雲は宇宙線によって作られています。

それが正しければ、太陽活動が弱いままの状態ですと、「(地球上の)雲が増える」という単純な考え方もできます。
すなわち、晴天の減少と雨の増大。

今、タイの洪水がひどいことになっていますが、他にも洪水被害は各地で出ていて、(あまり日本語報道になっていないようですので)そのうち紹介できたらしたいですが、中米の豪雨と洪水もひどいことになっていて、ニカラグア、コスタリカ、エルサルバドル、ホンジュラスなどが壊滅的な様相です。

ca-flood.jpeg

▲ ホンジュラスのエル・マングラー市。2011年10月16日(AFP

これらの国は昨年まではひどい干ばつで苦しんでいた国が多いです。




そして、宇宙線の地球への到達量は、この一ヶ月増え続けています。

cos-10-20.png

▲ ノルウェーのオウル大学にある宇宙線観測施設サイトより。下の数字は10月の日付で、10月1日から昨日までの宇宙線の観測数値です。


まあ、これもひとつの途中経過でしかないわけで、このように随時、太陽活動をメモしていくことに意味があるかどうかよくわからないですが、ただひとつ忘れないでおきたいのは、


・多分、私たちはこの数百年で初めてともいえる太陽の挙動と直面している



と思われます。


ここにきて、数年前のウェブボットに何度も出てきた「太陽の病気」というキーワードも実感を帯びてくるわけですが、ただ、問題はこれが「病気かどうか」はわからないということだと思います。太陽自身の持つ時間的歴史は、私たち地球の人類とは比較にならないくらい長いわけで、太陽自身がどれだけ長い活動のサイクルを持っているかは私たちには誰にもわからないです。

太陽は、地球から見てもっとも短い周期だと、「27日で一周してまた地球に同じ面が向いてくる」という 27日周期があります。そして、ご存じの 11年周期のサイクルがありましたが、これは今回のサイクルで崩れて12.6年周期ソース)となっています。

その上にあるかもしれない「(数千年、数万年、数億年などの)長いサイクル」はまだわからないだけだと思われます。
そして、それは存在するはずです。


最後に、最新の NASA スペースウェザーの太陽関連の記事をご紹介しておきます。



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2011年10月19日



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前回の記事「宇宙論の終焉? : 「暗黒物質理論」を否定する2つの銀河の存在 (2011.10.18)」という記事の前振り文章の最後のほうに、


実は最近の科学の様々な分野で起きていることに対して、何となく思うことは、「左脳認識と右脳認識のきしみ」というような感じを持っているのですが、



と書いたのですが、読んでみると、これでは何のことだかよくわからないと思いましたので、もう少し書いておきたいと思いました。


この「左脳認識と右脳認識のきしみ」というのは、何を言いたかったかというと、


・数式上の世界と、見た目(あるいは感覚)の世界との間の溝が広がっているように見える


というようなことを書きたかったのだと思います。

先日、「ニュートリノが光の速度より早いかも」というニュースがあって科学界は大騒ぎ・・・というようなことがありました。

報道はどこでもなされていましたが、

「光速より速いニュートリノを観測」…相対性理論が破れるか (東亜日報 2011年10月24日)

などにその内容がわかりやすく書かれています。

これらの科学者たちの衝撃は、上の記事から抜粋しますと、ここにあります。

1905年にアインシュタインが特殊相対性理論を発表して以降、科学者は「光速より速いものはない」という仮定から出発し、現代物理学の枠組みを築いた。100年以上破られなかった相対性理論は、科学者にとって宗教的信念同然だった。

研究陣の主張のようにニュートリノが光速より速いという実験結果が事実なら、現代の物理学教科書を書き直さなければならない。



つまり、本当にニュートリノというものが光より早く移動していたとすると、「アインシュタイン以来の科学者たちの信念のより所が崩れてしまう」ということになるようなのです。

というように、今回のことは、もし、この高速の話が事実なら「信奉するものの崩壊」のサマが大きいために、あんなに大きな報道となっているのだと思われます。

上の記事にある通り、

 > 現代の物理学教科書を書き直さなければならない

ということになると、今、物理学を教えている人、あるいはその知識を持っている人も、他の多くの子どもたちと一緒に物理を「学び直さなければ」ならない。

これはつらい。

単なる「新たな発見」とは違う(科学者たちにとっては)異常事態の勃発のようです。


しかし、では、その「ニュートリノというものが光より早く移動していた」という事実が確認されたとして、私たちの実際の日々の生活は何か変わるでしょうか。

昨日、300円で食べた牛丼が、明日からは30円になる?
新宿まで電車で 30分で到着していたのに、「今日は5秒で到着したよ」ということになる?
そうはならないように思います。

・・・と考えると、いくら科学界を震撼させる大事件が起きても、私たちの日常は何も変わらないことに気づきます。

それこそ、昨日の記事「暗黒物質理論」の崩壊などは、天文学と宇宙論を勉強している人たちにとっては、それこそ、天と地がひっくりかえるような事態に発展する可能性があることなのかもしれないですが、それでも、牛丼の値段も新宿への到達時間も変わらない。

何も変わらないです。


なぜなら、私たちは日常の中で「計算式の中で生きているわけではない」からです。


高速の話にしても、暗黒物質の話にしても「計算上」の話であり、しかし、私たちは「計算上の上で生きているわけではない」です。
どうしてかというと、私たちが人間だからです。

意味がわかりにくいかと思いますので、今一度、強調しますが、私たちが「人間」だからです。


宇宙の計算式は他の天体を含めた、森羅万象の非常に多くの部分をカバーすることができて、「この世の法則」をあらわすものとして、ほぼ完全に一般的なものであるために、これだけ学問として長い歴史をもってきたと思います。

たとえば、これはこの記事を書くために検索したもので、私はよくわからないですが、アインシュタインの方程式というものがあるそうで、それはこのようなもののようです。

ain.png



何が何だかわからないということは別にしても、驚くべきことに、この地球、この宇宙にある、およそほとんどすべてのものが、こういう式に準じて存在して運動しているという事実があります。そして、この「およそほとんどすべてのもの」に当てはまらないものの代表が人間の感情と行動だと今は思います。


震災直後の頃、唐突に思い始めて、当時何度も書いていた、「人類は宇宙の中で唯一、宇宙から独立した存在となることに成功した存在なのかもしれない」ということも、上の式に「人類があてはまらない」というところにも現れているような気もします。

宇宙の法則に人類は入らない。
あるいは、宇宙の法則に入ることを拒否した。
宇宙を沈黙に導いた唯一の存在である人類という存在。



というか、もっとわかりやすく言うと、たとえば、あなたが誰かに恋をします。

その恋の顛末が、

ain.png


のように進むということはないと思うんですよ(むしろわかりにくい比喩だぞ)。人間の基本的な感情に数式は当てはめられない。

しかし、近代科学は「数式にすべてを当てはめて進んできた」という事実があり、そして、それは今の私たちの様々な文明にある快適なものを作り出してきたことは事実です。

なので、「数式は数式で実に偉大」です。

ところが、上の光速の例にしても、暗黒物質の例にしても、あるいは、ビックバンのことなどについても(参考:地球の成り立ち(3) - ヒミコ、少しずつ「数式と現実の間に溝のようなもの」が生じつつあるような感じになっている。

これらのことを、「左脳認識と右脳認識のきしみ」と表現したという感じです。


ちなみに「きしみ」というのは、きしんでいるだけの状態であり、きしみが正されれば元に戻るはずです。なので、どちらかがどちらかを圧倒したり、つぶしたりするものではないと思われます。つまり、どちらが正しいというものではない

今の文明は、左脳認識(計算の世界)によって電気や交通や医療や経済や通信という恩恵を得て、その一方で、人間自体は基本的に右脳認識を以前よりさらに高めて大事にして生きている(たとえば、音楽やアートは 5000年前よりも現在のほうが多岐にわたっています)。

どちらも大事なわけで、数式が消えてしまうと文明(少なくとも今の文明)も消失してしまうかもしれないし、当然、右脳がなければ人類はこの世に存在する意味がなくなります。


ただ、アインシュタイン後のこの100年くらいというのは、「数式が優勢と考えすぎる」世の中だったのかもしれません。その価値観が「左脳的思考と右脳的思考もどちらも大事だ」というように、五分五分になればそれでいいだけかなあと。


右脳とは見たり聴いたり味わったりすること。
それは数式と同じくらい大事なのだと私たちが気づけばいいだけなのではと。

あなたの恋の行方」と「 ain.png

は対等なのだと(なんだかよくわからないですが)。


意外と、「人類の覚醒」なんてそのあたりだけのことなのかもとも思います。


そういえば、先日、「宇宙のいろいろなところから撮影された地球の写真」が掲載されていましたので、それをご紹介して終わります。宇宙のいろいろというのは、ほとんど無人の観測衛星などからですが、遠くから見れば、他の惑星と同じように見えていることがよくわかります。



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タグ:覚醒



  

2011年10月18日



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ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究者が発表したダークマター(暗黒物質)と現代宇宙モデルへの懐疑


(訳者注) 私はとにかく物事を何も知らない人で、「暗黒物質(ダークマター)」というものの名前を知ったこと自体が、ほんの2年くらい前のことでした。それまでは聞いたこともありませんでした。

そして、知ると同時に少し調べる中で、「本当に暗黒物質なんてあるんかいな」という懐疑的な「雰囲気」が自分の中では強くなっていったのですが、しかし、まあ、この「暗黒物質」の存在こそが現在の宇宙論を支える根幹ともいえるもので、もし「暗黒物質なんてないじゃん」と誰かが証明したら、現在の宇宙論は根底から崩れてしまうはずです。

なので、「じゃあ、暗黒物質があることにすればいいじゃん」という感じで宇宙物理学は進んでいるようです(冗談ではなく、本当にこんな感じに見える部分もないではないです)。

この宇宙学の根幹に関わる問題に対しては、中途半端な人や組織が「その懐疑」を口に出せるようなものではなかったわけですが、最近、権威中の権威のひとつもいえる米国の「ハーバード・スミソニアン天体物理学センター」のトップクラスの研究員から、「暗黒物質理論への疑問」が出ていましたので、ご紹介します。


その前に、一応、「暗黒物質」というものの説明を東京大学の宇宙線研究所付属「神岡宇宙素粒子研究施設」の解説ページ「ダークマターとは?」より抜粋しておきます。

宇宙で目に見える物質はたった4%

pie.gif宇宙が何でできているかを調べてみると、われわれが知っている、陽子や中性子など”目に見える”物質は全体の約4パーセントにすぎません。その5〜6倍は未知の物質(ダークマター)が占めていると考えられます。残りはダークエネルギーと呼ばれている正体不明のものです(図1)。





それともうひとつは Wikipedia より。

宇宙に占める暗黒物質の割合の推定

宇宙全体の物質エネルギーのうち、74%が暗黒エネルギー、22%が暗黒物質で、人類が見知ることが出来る物質の大半を占めていると思われる水素やヘリウムは4%ぐらいしかないことが分かってきている。




つまり、現在の宇宙論では、私たちの目に見えている宇宙(つまり目に見える存在)は「全体の4パーセントしかない」ということになっているのです。


そんなの「何か信じられなーい」という感じはしませんか?

私が最初に疑問を持ったのは単にこの「そんなの何か信じられなーい」という感覚でした。個人的にはもう本当にそれだけなんです。

それと同時に、「よくわからないもの」に対しての現在の科学の姿勢というものにどうもいろいろと思うものを感じ続けてはいました。

たとえば、今の科学では、「DNA の9割以上は無駄なゴミ(ジャンク DNA )だ」となっているのですが、このように、非常に大きな割合のものを「ないもの」とか「無駄なもの」と見なしてしまうような傾向。宇宙も「9割以上が暗黒物質とかそういう『ないようなもの(見えないということ)』だ」と、やはり大多数を「ないもの」としている。


いくら理論的に合っていると言われても、「自分の体の中の DNA のほとんどがゴミで、住んでいる宇宙のほとんどすべてが『ないも同然』です」とか言われると、何だか「オレらって何?」って気がするのですよ。


それらには 100パーセント意味があって、100パーセント目に見えますよ」と言われたほうがいいな、という理想論の延長とも言えます。

なので、科学にお詳しい方が読まれている場合は、これはそういう理想や娯楽の延長だと思って読まれてくださると幸いです。

実は最近の科学の様々な分野で起きていることに対して、何となく思うことは、「左脳認識と右脳認識のきしみ」というような感じを持っているのですが、そのあたりは長くなりそうですので、いつか同じようなニュースが出た時にでも書いてみたいと思います。


では、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのニュースリリースより。



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2011年10月14日



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ビートたけしさんの映画で、個人的には彼の映画で最も好きな作品のひとつに 1990年の『3-4x10月』というものがあります。これ以前も以降も、たけし監督の作品でここまで強烈な描写が続く映画はあまり記憶にありません。

読みにくいタイトルですが、「さん・たい・よん・えっくす・じゅうがつ」と読みます。とはいえ、実際には、このタイトルにはあまり意味がないみたいなんですが、 さきほど、 Wikipedia を見てみますと、

後に、ストーリーのクライマックス部分が10月3日から10月4日にかけての出来事と解釈され、フランス向け配給ではタイトルは "Jugatsu"とされた。


とあり、先日の私の公演(10月3日と4日が本番)とも一致する記述が見られて、「へえ」と思いました。

まあ、今回の話はこの『3-4x10月』とは何の関係もないんですが、さきほど、あることを思いつくキッカケとはなりましたので、冒頭に書かせてもらいました。



この半年の「つながり」に気づかせてくれた夢

今、夜中なんですが、一晩中、何だか描写のよくわからない夢を見続けていました。決して悪夢ではないんですが、「何の夢を見ているのか自体がよくわからない」という夢をずっと見ていました。

夢では、精子のようなものや、記号のようなものがエレクトロニクスの世界の中で飛び交っていて、エレクトロニクスはたまに現実の風景とリンクしていました。

何を現している夢なのか基本的にはわからないのですが、その夢に出てくる断片的な描写(飛び交う記号など)を見ていて、「ああ、なるほど」と、このブログのここ半年くらいの流れ、あるいは「つながり」のひとつに気づいたのでした。


もともと、休んでいた「クレアなひととき」を再開して、そして、少し続けてみようと思ったのは、

人類の未来(0): Y染色体の挑戦 (2011年06月05日)

という記事を書いたあたりからでした。

In Deep などに書くにはあまりにもマニアックなもので、時事でもないし、しかも、ある意味では地味な話題ではあるわけで、まあ、こっそりと「日記」として書く分にはいいだろうと。

そして、その次に書いた「人間から消える「23という数」」という記事では、人間の「23番目の染色体」となる性染色体で、男と女の違いは決められていて、それは、XとYで決まるというようなことにふれました。



▲ 物質の科学「DNAと遺伝子」より。


これが発端だとして、その気づいた「つながり」ということを書いてみます。
うまく書けないかもしれませんけれど。



「X」が意味するもの

上の「物質の科学 - DNAと遺伝子」の文章の中にこのような記述があります。


「卵子はXだけである」



あるいは、こちらの図だともっとわかりやすいかもしれません。

ov-02.jpg

性の産み分けより。


これらは、卵子そのものが「X」であることをあらわしています。

記事の流れの順番としては少し前後しますが、10月10日の記事「宇宙は毎日、彼女の中で無数に作られ続ける で、衣装スタッフの女の子の人から、


「女の子はみんなひとつなの」


と言われて、非常に感銘を受けたという話を書いたのですが、これは上の図から見る仕組みそのものからもわかる気がします。


すなわち、卵子がこれです。

x-01.png


受胎した後に性が女性と決定すると、こうなります。

x-02.png


1つが2つに増えただけ。
「異質なもの」には分化していません。

これが「異質」なものへと変わるには、男性として決定されることになる「Y」が入り込んできた時となります。

x-03.png


なので、「Y」が入り込まない限り(女性の存在だけの限り)、「すべて同一のもの」ということは、あくまで生物学的な意味ではその通りのようです。


もうひとつ横道にそれると、この「Xである卵子」なんですが、以前の「月の夢と白血球の役割」などの記事で、「卵子は太陽と似ている」ということを何度か書いたことがありますが、それらが本当に似ているとした場合、「太陽と卵子の共通項と真実」というものが何となく見えてくるような気もしないでもないような・・・。

sun-plasma-2011-02-11.jpg

▲ ふと思い出したのは In Deep の今年2月に書いた「太陽のプラズマが描いた巨大な十字」という記事。これはその記事の写真です。これは動画にも編集しました。



しかし、あまり横道にそれていると終わらなくなりそうですので、話を次に進めます。



「4」という数

その後、9月くらいから、唐突に「4」という数が気になっていました。

交差点での覚醒 - 基本数は「4」だった (2011年09月10日)
「4」と同義語である「世界」 (2011年09月14日)

の記事くらいからなんですが、この世には、あまりにも4から成り立っている基本的要素が多すぎるということに気づいて、

もしかすると、この地球と宇宙の基本数というのは「4」ではないのか

と思い始めたのがキッカケです。

多分、この「この世の基本数というのは4ではないのか」ということについては間違いないと思っていますが、しかし、そうすると、DNAや物理の基本的法則や色などの目に見える「この世の実際の4」というもの以外に、表記として現れているのではないかと考えました。

すなわち、4が文字や数字として最重要なものとして描かれているのではないか、と。

どうしてかというと、現在の世の中は「表記文字文明」(文字や数字がなければ成り立たない文明。マヤ文明や弥生時代やアイヌ文明など過去には文字のない文明のほうが普通でした)であり、表記文字文明は男性性的文明ではあるのですが、しかし、現実的に「表記文字文明」が世界を支配している以上、そこに「4」を巡る強い表現があるのではないかと。

そして、調べてみると、わたしたちが現在一般的に使っている「アラビア数字」の系譜、そして、漢字も含めると、「4が重要」ということはもちろんですが、同時に、


「4と10という数が同じものである可能性」


を感じたりしたということに発展しつつあります。


このあたりは単純に例を並べておきます。

まず、アラビア数字の「4」に至るまでの変遷。

・アラビア数字の4





・アラビア数字のもととなったインド最古の数字「ブラーフミー数字」の4





・ブラーフミー数字の姉妹の文字体系であるカローシュティー文字の4





さらに、

・漢字の「10」





・多くのマークに使われる十字マーク

crs.jpg




・ローマ数字の「10」(左から、10、20、30)

rome-01.png



・英語のエックス




そして、ここで今回の記事の先頭に戻りましょう。


卵子と受精卵

x-01.png x-02.png



ここまで並べると、むしろ混乱しますが、今回気づいた最大のことは、


・「X」は女性の染色体であると同時に、受精前の卵子そのものを示している


ということであり、「母なる大地」の「母なる」という部分は、実際には生物学にも何の矛盾もないことがわかるのですが、しかし、同時に上の並びを見ていると、「10」という数字

この「10」とは何なのかということがあります。

4がこの世界を構成する基本の数であることは、現実の様々を見る限り、多分それは間違いなく、古代インドなどの数字の「4」にXとほぼ同じマークが使われているということもそのことを現しているような気もしますが、しかし、「X」を少しずらした形の「十」、すなわち 10 にも多分大きな意味がある。

それは、十字架や医療関係のマークとして、現在でも世界で最も広く使われている象徴が「十」であることからも想像はつくのです。

というわけで、このあたり、夢でも見たら書けるかもしけないですが、今はまだわかりません。


しかし、ゆったりとしたペースではありますけれど、最近、少しずつ「自分の思い浮かべているこの世の形」というようなものに近づいている感じはします。



  


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指数関数的に自己複製する「無機物」を目指す科学の意味


先週から体調が何となく悪く、風邪「のようなもの」だと思って過ごしていましたが、全然良くならないので一昨日くらいに病院に行くと、やはり、「風邪のようなもの」みたいです。最近はいろんなウイルスなどがあるようで、「本当に風邪なのかどうなのかよくわからない」というものも多いです。

私の場合は、喉がやられて、あとは「とにかくダルい」。まあ、訳のわからない体調の悪化は昔から慣れているので、それ自体はどうでもいいんですが、相変わらずニュースも多く、ここで一度止まると、貯まるだけ貯まって、そのまま対処できなくなりそうですので、できる範囲でご紹介しますね。

体がこんな状態で頭がボーッとしていますので、あまり適切なご説明をつけられないかもしれないですが、ご了承下さい。


今日は、「実際の DNA を使って、自己複製(自己再生や自己増殖と同じような意味)できる人工物質の作製に成功した」という報道です。

私はこの見出しをわりと驚きとしてとらえていたのですが、ちょっと調べてみると、それほどの驚きを伴うものではないということのようです。

つまり、「DNA そのものを使ってのバイオテクノロジー研究は今では普通のこと」のようなのです。

たとえば、こちらは、東京工業大学の「DNAを利用して微細で複雑なシステムを安く大量に作る」というページですが、こうあります。

セルフアセンブリ(自己集合)を利用した微小なシステムの研究には、DNAを使うことが多い。(中略)

すでに、DNAを使ったアクチュエータやピンセット、論理演算回路、メモリーなどが研究室で試作されている。



とあります。

細かい用語はわからないですが、少なくともテクノロジーの現場で DNA が使われているということがわかります、しかも、上のリリースは、2008年03月のものですので、今ではもっと進んでいるのかもしれません。

さらに、2011年に出版された『DNAロボット 生命のしかけで創る分子機械』にはこんな下りがあります。


「DNAを用いた実験を行うには、まず必要な並び方・長さと塩基の並び方を持つDNAを合成する必要がある。といっても、近年では、DNAを合成するサービスを提供する会社が数多く存在している。塩基の数が数十から百数十個のDNAは、1万円弱で手に入れることができる」



DNAって1万円くらいで買ったりできるもののようで・・・(なんか苦笑)。


ということで、DNA を使って様々なものを作り出すということは今ではわりと普通のことのようです。

なので、今回ご紹介する「自己複製する人工合成物」というものも、それほど唐突なものではないのかもしれないですが、 In Deep で過去にご紹介したいくつかの科学記事などと照らし合わせると、果たして、この方向はどういう方向に進んでいるものなのか・・・と考えたりいたします。

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上の技術を合わせれば、「ブレードランナー」に出てくるようなレプリカントが作れちゃうのでは。

raychel.jpg

▲映画『ブレードランナー』(1982年)に出てくるレプリカントのレイチェル。この物語のレプリカントには「自分が人間ではなくレプリカントであることを知らない」人たちもいます。それほど精巧にできている。

それではここから記事です。




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2011年10月12日



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(訳者注)  数日前にクレアで「宇宙は毎日、彼女の中で無数に作られ続ける」というタイトルの記事を書いたんですが、今日、米国のマサチューセッツ工科大学(以下、 MIT)から、「彼女の」というフレーズを除けば、「新しい宇宙は絶えず作られ続けている」と、ほぼ同じような響きとなるニュースリリースがなされていて、なんとなくタイムリーかなあと思ったので翻訳することにしました。

もちろん、私のほうは「 DNA と共に新しい宇宙が広がっていく」という夢想にも近いオカルトで、MIT の発表は物理学者による理論的帰結の集大成。全然違うものではあります。


このリリースの中に「多元宇宙はお互いに見ることはできない」ということが書かれており、これはイメージとして私の描く「無数の宇宙」と似ているなあとも思いました。

大島弓子さんの 1980年代の漫画『ロングロングケーキ』では、その何十億、何十兆に及ぶ「違う無数の宇宙」は、夢(眠って見るほうの夢)の中でしか渡り歩くことができないという設定で描かれています。


・・・と、また逸脱していく前に本文に入ります。

その前に、本文中に最初に出てくる「多元宇宙」というものを、 Wikipedia の解説から抜粋しておきます。

多元宇宙は、仮説として可能性のある複数の宇宙の集合である。多元宇宙はすべての存在を含む。これは、われわれが一貫して経験している歴史的な宇宙に加え、空間、時間、物質、およびエネルギーの全体、そして、それらを記述する物理法則および物理定数なども含まれる。この語は 1895年にアメリカの哲学者で心理学者のウィリアム・ジェームスによって造られた。多元宇宙が含むそれぞれの宇宙は、平行宇宙 (パラレル・ユニバース))と呼ばれることもある。



ちなみに、今回のリリースの後半は素粒子に関しての話で、アップクオークとかダウンクオークとか、ストレンジクオークとか、あるいは「原子核と中性子とハイペロンとシグマ・マイナス」とか、もう出てくる単語自体が全然わからず、訳したあとにかなり短縮しました。なるべくわかりやすく書きたかったですが、それでもやはりわからない部分は多いです。


あと、ここにも「世界は4で出来ている」という表現が出ています。

知らなかったですが、自然界、あるいはこの宇宙は「4つの力」から成っているのだそうです。それは、「重力、電磁気力、強い力、弱い力」なのだそう。

この「4」に関しては、クレアの「「4」と同義語である「世界」」などの記事をご参照いただければ幸いです。

では、ここからです。




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(訳者注) 今日、外を歩いていた時に、ハチのような形の黒っぽい虫が数匹、バラバラッと空から地面に落ちてくる光景を目撃しました。地面を見てみると、虫は全部死んでいました。空中で死んだのか、どこかから死骸が飛ばされてきたのかはわからないですが、「自分の周囲に降って来た」ということもあり、それなりに驚いた出来事ではあります。

昨年暮れあたりに、米国のアーカンソーで「空からたくさんの鳥が落ちてくる」という不思議な出来事が報道されましたが、あれの小規模版を間近に見ているようでもありました。

米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより (2011年01月05日)

という記事あたりにまとめています。



▲ その時の報道写真。


さらに、その後、近所の井草八幡宮という比較的大きな神社に行ったのですが、境内に向かう道の途中、かなりの広範囲にわたって大量のミミズが地表で死んでいました。まだ、もがいているミミズもいました。今日はそんなに暑かったわけでも、大雨が降ったわけでもないですが、何かしらミミズのいる環境(地下)に問題があったようです。

そのふたつの光景を見てヘルメスのエメラルド板の「上なるものは」のくだりを思い出したりしつつ、


・今の環境の異変は上(宇宙のほう)と、下(地球の内部)と、どちらにも起きているのかもしれないなあ


と何となく感じました。

最近のニュースだけでも「」のほうとしては、米国で、「南極のオゾンホールの大きさが過去最大レベルに(英語)」というものがあったり、あるいは、日本では、各地で季節外れの桜が咲いているようです。

桜関係のニュースは、



などにあります。
どれも、つい最近のニュースで、10月に入ってから桜が咲き出したことが記事となっています。
どうも日本中で桜が時期はずれの開花を見せているようです。

sakura.jpg

▲ 大分日田市で最近咲き始めた桜。


どうして、この「桜」のことを「上」(宇宙)関係として取り上げたかというと、「桜の成長異常と宇宙が関係ある」と思われる出来事が、今年報道されていたことを思い出したのでした。

震災後のこちらの記事でふれたことがありますが、読売新聞の今年2月の記事「宇宙帰りのサクラ異変…なぜか発芽・急成長」というタイトルの報道で、

地上350キロメートルの国際宇宙ステーション(ISS)で2008年11月から8か月半、保管した桜の種を、地上へ持ち帰って植えたところ、発芽しないはずの種が芽を出すなど、異変が相次いでいることがわかった。

原因は不明だが、無重力で放射線の強い宇宙環境で、遺伝子の突然変異や、細胞が活性化したなどの見方もある。



というニュースでした。

そんなわけで、上(宇宙のほう)と地球の関係にも現在いろいろとあるのだろうなと考えた次第です。

下(地球の内部)のほうでもいろいろと起き続けていますが、これらのことは後日、記事にします。



少しずつ明らかになる銀河の中心の姿

また前置きが長くなってしまいましたが、今回は、「上」のほうの「やや親分」に近い場所、すなわち、銀河系に関する NASA からの報告です。

フェルミガンマ線望遠鏡という NASA のガンマ線観測用の天文衛星によって、これまで見えなかった「銀河の中心」の構造が明らかになり、想像を含めた「天の川銀河の中心部の構造」が明確になってきたというニュースです。

そして、銀河の中心からは「かつて見たこともないほど巨大なガンマ線」が放出されていて、そのガンマ線がとんでもなく巨大な丸い泡のような構造を作っていることが明らかになっています。

しかし、「どこからそのエネルギーが噴出しているのかがわからない」と。

そのことを短くまとめたデイリーギャラクシーの記事より。デイリーギャラクシーでは「巨大なブラックホールではないのか」というようなことを推測しています。まあ、銀河の中心といえば、古代マヤ族が想定していた「フナブクー」の位置。

そこにある巨大なものは何なのでしょうね。
では、ここからです。



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