<< 1  2  3 

2011年10月31日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




「地震は予知出来るか?」という米国の新聞記事



「地震の予測や予知」といったものに関しては、過去に記事をたまに載せていましたが、2011年3月11日の震災以降、私自身は予知や予測には興味を失っています。それよりも、起きた時にどう対処するかということが大事だと考えています。しかし、一方では、地震の予知や予測は今でも多くの人々の大きな関心事であることもまた事実だと思います。

先日、日本の地震学会がこのような談話を発表していました。

大震災「想定できず反省」 日本地震学会出直し宣言
日本経済新聞 2011年10月15日

日本の地震学者2000人以上が参加する日本地震学会は15日、東日本大震災後に初めて開いた全国大会(静岡市)で、東北での巨大地震を想定できず反省するとの異例の見解を表明した。


私は反省とか批判とかいう概念が好きではないですので、そのあたりはどうでもよくて、それより今、必要なことは(他の多くの科学と同様に)とにかく前に進むことであり、そして、あるいは今回の学会の「出直し」というような言葉が、「根本的な地震発生原理の追求」というものへ足がかりとなればいいなとは思います。

ちなみに、現在の新しい地震の原理に関しての専門家たちの目線は「下ではなく、上」に行っています。地震の発生の前に上空の電離層が乱れる記録が次第にハッキリとしてきて、「地面の下」ではなく、「「空の上」を観察する方向となっています。

ヘルメスのエメラルド版ではないですが、「最初に下を注目した場合は、真実は上にある」ことが多く、その逆も言えるということはあるようです。

今回紹介する USAトゥディの記事もその関係のものです。


なお、 In Deep でも 3月11日以来、いくつか「電離層関係」の記事は載せたことがありますので、リンクをしておきます。



上の記事に出てくるデータや観測結果などは、確かに地震発生と関係があるデータではあるでしょうが、予測などできる段階のものではないです。場所も時間も特定することはできず、あるいは「起きることさえ」実際に地震が発生しなければわかりません。

なので、今の時点では、「地震はどこでもいつでも起きて、その予測は(私たち一般人には)難しい」という一般論で何の問題もないと私自身は考えています。



奇跡の位置で文明を築いて存続している「日本」という国

人類に地震の発生を防ぐことはできない以上、「全世界のプレートの頂点」という地球上でも珍しい「日本列島」に住んでいる私たちは、地震は「いつでも起きる」と考えて生活したほうがいいかと思います。


hi-net.jpg

▲ 日本では地震は毎日毎日、無数に起きています。これは2009年の地球の記録の記事にある図。2011年3月11日の地震発生以前のもので、2009年9月の1ヶ月に発生した地震。今も昔も日本列島は毎日地震だらけです。


udaz1.jpg

▲ 同じ記事にある「日本列島とプレートの関係」の図。日本、特に関東近辺は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、北アメリカプレート、ユーラシアプレートの複数のプレートの影響を受けている世界的に見ても希な位置にあって、私は昔から「こんな場所に国や首都や文明が存在していることが奇跡」だと思っています。

日本列島は「その位置自体が紛れもない奇跡」です。




完全に地震と離れたいのなら、地球上にも歴史上で地震が発生した記録のない場所もありますので、そういう場所を探して暮らされるのもいいことだと思います。

そのあたりは「個人の生き方の選択」ですので、誰に言われることでもなく、各自が決めていって、そして、各自のそれぞれの人たちがなるべく気楽に生きられる環境が手に入ればそれでいいのではないでしょうか。

「生き方に決まった正解はない」と私は思っています。

このことについては別に書くかもしれないですが、「人類全体が安全を求めると、人類全体の存亡に関わる」というジレンマを多分、人類は持っているはずです。


今回はタイトル通りの、米国の最大手新聞 USAトゥディのオンライン版の記事をご紹介します。
新しい地震研究について、日本の日置幸介さんという人が紹介されています。
読み方は英語で「Heki」となっていますので、ヘキさんと読むようです。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年10月29日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 昨日ご紹介いたしました、

『宇宙が生命を作り出している』ことの証明に近づく新たな観測結果
 2011.10.28

の補足というか、追加ですてきな資料を。

上記の観測結果を導いた研究グループの代表者として、香港大学のスン・クウォク博士という人が出ていました。

今日、米国の科学発表速報サイトの「Nano Patents and Innovations」にもこの記事が紹介されていたんですが、そこに、クウォク博士の描いたと思われるイラスト(クレジットがスン・クウォク博士となっている)が掲載されていました。これがカワイイんですよ

なので、載せておきます。
オリジナルは英語と中国語で説明が入っていますが、日本語も入れておきました。

organic01.jpg

Credit: Prof. Sun Kwok/Hong Kong University

これは今まで見てきた「科学に関係したイラスト」では一番かわいい。
しかも、パンスペルミア説を彷彿とさせる「夢」を感じさせてくれます。


学生時代からの二十数年来の知り合いで、劇団みたいなものの創設の時から手伝ってくれていた友沢ミミヨさんという漫画家がいるんですが、なんとなく彼女の漫画の背景に入れたくなりました。

mame.jpg

▲ 最近の友沢ミミヨさんの絵。子どもができてからは子どもモノが多いようです。子ども(女の子)はすっげー美人。

ということで、素敵なイラストの補足でした。


さて、今日の記事は全然関係ない話題です。
おしっこの話です。

イギリスの権威系科学団体である英国王立化学協会の先日の発表論文をご紹介いたします。

その論文のタイトルが、『微生物燃料電池での尿利用は将来のエネルギー燃料』(Urine utilisation by Microbial Fuel Cells; energy fuel for the future )でした。

なんかこう、この「再利用」あたりについては誰でも「薄々とは」そんなふうにしていくといいのではないかという感覚は持っていたと思うのですよ。まあ、しかし、現実問題としては「とりあえずトイレがきれいになってきたことは嬉しい」あたりで止まっているというのが実際のようにも思います。

私の出身地だった北海道というのは日本全国の中でも飛び抜けて下水道の整備が遅かったところで、私が高校を出てから東京に来た 1980年代の初頭でもまだ私の町(岩見沢というところ)は、大半が水洗化していませんでした。

そういう時代を過ごしてきたものには、東京の「どんな建物に入っても水洗トイレである」ということは本当に素晴らしいことでした。当時の北海道では、あらゆる公衆トイレが「地獄」だったという現実があります。

なので、「まずは清潔な方向へ」ということが浸透してから、「再利用」という方向に行くのはまっとうに思います。


今年の夏頃、「ビル・ゲイツの財団が世界のトイレの改善に4200万ドルを拠出」(AFP 2011.07.20)というニュースがあって、これは全世界のトイレを衛生的に、という計画の話であって、再生利用などの話ではなく、ニュースを読んだ時は「これからの世の中は、キレイにするだけじゃダメだろ」と思っていましたが、しかし冷静に考えると、「とりあえず衛生的にして、それから考える」というのはありなのかもしれません。


それにしても、本記事を読むと、微生物燃料電池とかの詳しいことは私にはわからないですが、「ほんの25ミリリットルで3日間、電力を作り続けられる」というのですから、よくわからないながらも、「尿でパワフルな発電は確かにできるらしい」ということは、なくとなく想像つきます。

これまで、発電関係の記事として、

などを紹介していますが、正直、不毛な争いさえ起きないものなら何でもいいと思うのです。犬のウンコでもいいですよ。
犬のウンコも去年紹介していますけど。

米国で進む「犬糞エネルギー化」プロジェクト (2010.09.18)

None.jpg

▲ 公園の街灯の電力を犬のウンチで発電させるというプロジェクト。・・・原理的には人間のも同じではあるんですが・・・。難しい話ですね。やはり、「科学のオブラート」が必要かと。


なお、今回の記事に出てくる英国の科学者は、この尿を使った発電に関して、


「生活の中の『無駄』を考え直すことが人類の『パラダイム・シフト』(価値観の転換)になる」



とまで言っています。

確かに、今までの人類の歴史の中であまりにも無駄で捨てられていたのだとすれば、それらを有効に使えるようになることも「進化」なのだと思います。

うまくいけばですけどね。
すくなとも何世代か下の人たちは恩恵を受けられるのでは。


それでは、ここからです。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年10月28日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





宇宙塵に生命を作るための有機物構造が存在することが確認される。


(訳者注) 思えば、1年半くらい前に、クレアに「宇宙はすべて生き物からできている」という記事を書いた頃から、「宇宙塵そのものが生命なのかもしれないなあ」とは思っていたのですが、このあたりに関しては、発表なり、観測結果なりの「確定待ち」という部分はありました。

現在の宇宙観測技術は、どれだけ遠い場所であっても、組成の観測は相当正確にできます。


宇宙塵というのは文字通り、宇宙に漂うチリ(微粒子)のことで、基本的に宇宙全体に広がっていると思われる宇宙の物質です。

上のクレアの記事から抜粋しますと、私の気持ちはここあたりに現れています。

宇宙はすべて生き物からできているより)

塵、雲、ガスなどが「全部生物」だと考えることが、今回の私の書きたかった論旨ということになります。

そして、「惑星進化」の実際の過程の詳細はともかくとして、「惑星進化の過程は微生物がコントロールしている」ということになると思っています。

地球などの惑星もこういう恒星ができるコントロールの直接の支配下にあるわけで、地球そのものも微生物のコントロールで成り立ったとは思うのですが、その「地球そのものは何からできているか」というと、やはり塵や雲やガスなどの微生物の「亡骸」、つまり死体。
それが固まっていると。

地球(およびすべての惑星)は微生物の死体の固まりだと考えます。



今回ご紹介する記事は、この「宇宙が有機物を生産している」という証拠が見つかったという記事です。このニュースは、さりげなく、私の「今年の十大ニュース」のベスト2くらいになります。

もともと、天文学者たちの間では、「宇宙を満たしているけれど、どこから出ているのかわからない赤外線」の存在は有名でした。この「赤外線」は、宇宙全域を満たしています。でも「どこから出ているのかわからない」ものでした。

古来から天文学者はこの赤外線を利用して、「宇宙の物質の性質」を見つけていました。つまり、「物質を透過した赤外線の観測」でその物質の特徴がわかるのです。

パンスペルミア学説のフレッド・ホイル博士などは、この赤外線を利用して、1980年代から、英国カーディフ大学などで、赤外線を通して分析する方法(赤外線透過スペクトル)で、宇宙塵の組成の目星をつけようとしていました。そして、「宇宙に散らばる物質の多くは生命(微生物)である」か、あるいは少なくとも有機物であることがわかった理由は、この赤外線の存在にありました。

実際、30年くらい前から「宇宙が生命を生産している」ことは、ほぼ否定できない感じになっていたのですが、しかし、当時の科学界の風潮では、

「宇宙全体に生命が存在する」

とする見方が支持を得られることはなく、異端扱いされることで終わりました。


fred2.jpg

上のグラフは、1986年に英国カーディフ大学のチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士が観測したハレー彗星の組成です。

この 1986年のハレー彗星の観測結果として、「ハレー彗星の組成と地球の大腸菌の組成が一致した」という発表を、同大学の名誉教授であるフレッド・ホイル博士と共に行いますが、センセーショナルになるどころか、学会からは基本的に無視されました。

まあ、それでも時代は少しずつ進み、特に昨年末あたりからは、特に権威筋の最高峰であるべきの NASA あたりも「変貌」してきました。昨年から今年にかけて、NASA からなされた発表そのものが「人類の覚醒」と言える内容のものです。



しかし、それでも教科書は書き換えられないし、現在の宇宙と生命に関しての固定観念は何年も続くのでしょうが(新しい概念を容認してしまうと、「科学教育のシステム」が崩壊するため)、それはどうでもいい感じがします。

それは、昨日、うちの子どもの言うことを聞いて気づいた次第です。



子どもたちの頭の中の「宇宙の姿」はまだ書き込まれていない

昨日妙な記事をアップしました。

見上げてごらん夜の星を

という記事です。

要するに、宇宙の写真に「非常に多くの得体の知れないもの」が映っていることに初めて気づいたと。

そのこと自体は、見つけた以上もうどうでもいいのですが(「そういうものだったんだ」と知ったので、それでいいという意味)、昨日、その後も、パソコンで sky-map.org で宇宙写真を見ていました。

そうしたら、気づくと、子どもが後ろから見ていたんですね。


子ども 「何見てんの?」
わたし 「宇宙」
子ども 「ああ、それ宇宙なの」



ちょうどその時、宇宙写真を拡大させたパソコンの画面に映っていたのは、下の写真のものでした。よくわかんないですが、小さな星雲とかかもしれないですが、とにかくオレンジ色のこれら。

いわゆる UFO っぽく見えるかもしれないですが、大きさ自体が太陽とか、あるいはそれ以上の大きさのレベルのものですので、まあ、とにかく不明です。

bel-00.jpg

座標は 02 38 56.76 +49 03 44.8 です。

この sky-map は本当に親切にできていて、「今自分は宇宙のどのあたりにいるか」ということも教えてくれます。このあたりはベルセウス座という星座の中のようです。

bel-03.jpg


そのベルセウス座の中で見つけた「巨大なオレンジ色のドーナツ」を私は見ていました。
子どもも見ていました。

このオレンジ色のドーナツを見ながら子どもが言います。


子ども 「それ何なの?」
わたし 「わかんない」
子ども 「ふーん」
わたし 「宇宙にはいろいろなものがあるから」
子ども 「それは知ってる」


と、何を知っているのかよくわからないですが、いずれにしても、ふと気づくのは、6歳の彼はすくなともまだ学校で「宇宙とはこういうものですという断定」を、先生から教わっていないわけです。

だから、その彼にとっての宇宙というのは、「自分の頭の中でどのようにでもなる宇宙」であるということは言えます。

まあ、これが小学校などに行くと、「宇宙はこのようなものである」という偉い先生の教えにより、子どもたちの頭の中の宇宙は「死んでいく」わけですが、しかし、一方で、私などもその「教育の過程のサバイバル」をくぐりぬけながらも、今こうして、わりと素直に宇宙の写真を見ているのですから、まあ、学校に行くことをそんなに悲観的に考えなくともいいのかなとも思っています。

kodomo-universe.png

▲ これからうちの子どもが小学校などで体験するであろう「サバイバル」。


私は小さな頃から教師の教えることをほぼ100パーセント聞きませんでした。
それが一般的にいいか悪いかはわからないですが、私にとってはよかったです。

本当は早く義務教育や学校制度など崩壊してほしいですが、それも今すぐには無理なようで、うちの子どもの「頭の中の宇宙」も一時的にはもうじき消滅して「教科書の中の宇宙」に書き換えられる時が来るのかもしれません。

それをサバイバルできるかどうかは本人の問題です。


そういえば、記事のはじめに抜粋したクレアの記事の最後の部分はこのようになっていました。

しかし、(宇宙が)「どうやってできたのか」はわかっても、「なぜ必要か」はまだ全然わからないですね。

つまり、本来的に宇宙なんてものは必要なものだったのか、ということがどうもわかりません。



この、「どうして宇宙は出現する必要があったのか」という問いは実は、「どうして人間は認識の機能を持つようになったか」と同じ問題ですので、これは「男女」という問題とこれからも考えることのひとつかもしれません。


さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここから、デイリーギャラクシーの記事です。

ちなみに、「宇宙塵」に関して、Wikipedia の説明を抜粋しておきます。

宇宙塵(うちゅうじん)は、星間物質の一種で、宇宙空間に分布する固体の微粒子のことである。主に水素からなる星間ガスとともに、主要な星間物質である。

その密度は極めて低く、実体としては、1立方mの空間に塵の一粒があるかどうかという超高度真空状態である。しかし、宇宙はあまりにも広大なため、これほどの希薄な密度でさえ、何光年、何十光年とわたれば十分な質量を持った天体となる。





続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年10月27日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





最近、過去記事の整理などをしていて、左側のサイドバーにも過去記事のリンクを少し載せたりしています。

過去記事を読んだりしている中で、昨晩、「あること」に気づいて愕然としました。
そして、「やられた」と思いましたね。

この「やられた感」はどう説明すればいいのか・・・。



・・・・・そうだ。

ちょっとクイズみたいですが、このようにしてみます。
下に写真を1枚載せますが、それが何かということを考えてみていだたければ幸いです。

たとえばこの写真。



red-1.jpg



なんかグチャグチャしていて、これが何であるかの具体的なことはともかく、ボンヤリとした写真ですので、何かを「接写した写真」か、何かを「拡大した写真」らしい感じはするように思います。

さて、何だと思われますか?

実際、上の写真は拡大されたもので、それでは少しずつ遠くから見た写真に戻していきます。








少し離れて見たものがこれ。


red-2.jpg








さらに少し離れて見たたものがこれです。

red-3.jpg







さらに少し離れて見たたもの。すでに対象物がわかりにくいので、矢印を書いておきます。

red-4.jpg








さらに離れて見てみる。

red-5.jpg








さらに遠くからです。
正確な位置はすでにわからないのですが、下の「丸」の中のどこかです。
丸の中だけでも数百光年とかの距離がありそうですが。

red-6.jpg



で、結局、これが宇宙だというのはおわかりだと思うのですが、「スカイ・マップ(sky-map.org)」という、全宇宙の写真がインターネットで検索できるカナダのサイトの中なんですよ。

つまり、宇宙のどこかの空間に写っていた「何か」です。


過去記事の整理をしている時、昨年9月にご紹介したことのある、

天文写真に写る直径240キロメートルの巨大な物体が地球に向かっている?
 2010.09.15

という記事を読み直していました。
こんな写真と共にご紹介した記事でした。

240.jpg


上の宇宙地図に直径数百キロくらいはあるのではないかと思われる上の物体が写っているという英文の記事をご紹介したものでした。

その時は、自分でその座標である「 19 25 12 -89 45 03」を確認して、写っていることを確認してから記事にしました。
上の物体は今でも同じ座標で検索できます。


それはいいのですが、何が昨日気づいた「やられた感」だったのか。


昨年のその時は、「へえ、こんなものが写っているんだ」ということを思っただけで探求は終わっちゃっていたんですね。


記事を整理している中で、昨日、ひさしぶりに上の「240キロの物体」の宇宙記事を自分で読んで、ついでに、スカイマップで宇宙写真を見ていたんです。

そうすると、宇宙の写真をしばらく見ていると、


「いろんなところにいろんなものが写っている」


ということに気づいたということなんですよ。

つまり、「あんな240キロの物体なんて特別なものではなかったんだ!」という「やられた感」なのでした。
宇宙にはどこにでもあんなものがあるようなんです。

そのことについて少し続けます。
続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年10月26日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





01-missori.jpg

▲ 2011年10月24日の米国ミズーリ州インディペンデンスでの夜の空。




(訳者注) 赤い空というと、2年前にオーストラリアで起きた「赤い朝」を思い出します。

オーストラリアに出現した「地球最期の日」
 地球の記録 2009年09月23日

sydney-ds.jpg

▲ 2009年09月23日のオーストラリアのシドニーの朝。この日はオーストラリアの広範囲にわたって、空と大気の全域が「真っ赤」に染まりました。


オーストラリアの時は詳細な原因は不明ながらも、砂嵐が原因ということのようでしたが、今回、アメリカを見舞った「赤い空」は、太陽から噴出した CME (コロナ質量放出)がもたらした自然現象でした。

アメリカ大陸でオーロラが見られること自体が珍しいわけではないようですが、その「色」に多くの人々が見入ったようです。

すなわち、それは「真っ赤」だったのです。


1-ohio.jpg

▲ オハイオ州北部コロンバス市。



4-mithigan.jpg

▲ ミシガン州ロックフォード。


目撃された地域も広く、アラバマ州からテキサス州あたりまでの「米国の大半」の空で見られました。

usa-1.jpg



私がこのことをご紹介しようと思ったのは、昨年あたりにご紹介していた記事である「CMEなどによる停電」などのことについて書かれてある米国等の記事に掲載されていたようなイラストや合成写真の光景と似ていたからです。たとえば、下のイラストは「NASA が発表した「2013年 太陽フレアの脅威」の波紋 」という2010年9月21日の記事の中でご紹介した英国の大衆紙『サン』に掲載されていたイラストです。




実際にアメリカの空はほぼこんな感じになったわけですが、 CME による停電等の被害は報告されておらず、つまり、セーフだったと。

最近何度か記事にしていますように、太陽活動は「何となく」ですが、個人的には奇妙に感じられています。
最近の太陽に関しての In Deep の記事は下などです。


それでは、スペースウェザーからです。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年10月25日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





今朝、「私は地下に住むレプティリアン(ヒト型爬虫類)と会った」という記事が「ビビーン」と目に入りました。米国のミステリーブログの Phantoms and Monsters (魔物と怪物)の記事です。


この「地下に住む爬虫類人間」という響きは、私の「青春の思い出」と結びついていて、とてもビビッドに反応する部分があるんです。テレビの話なんですけれど・・・。

ものすごい私的な話になりますが、私は中学の頃(35年くらい前)から次第にテレビを見なくなっていて、高校以降の20年間くらいは完全にテレビというものを見なくなっていたんですよ。東京に出てきてからしばらくはテレビ持ってなかったですし。

そんなわけで、「人生で最後の頃に見たテレビの連続ドラマ」というものが限られてくるのですね。何十年も、連続ドラマを通して見てはいないので、その「中学生の頃」の思い出が連続ドラマの最後の思い出ともなるんです。

そういう意味では、私が人生で最後に「毎回」見たのは、


・加山雄三の『高校教師』の再放送(1974年)
・アメリカのドラマ『事件記者コルチャック』(日本放映1976年)



なんです。

で、この『事件記者コルチャック』が、私の最初の「オカルトショック体験」なんですよ。
たとえば、そのコルチャックの日本語での放映タイトル。

今は、日本語の Wikipedia もあって、そこに全部のタイトルが記載されていのすが、その中から抜粋しますと・・・。


第4話『悪魔に魂を売った男』
第6話『悪夢が生んだ植物魔人』
第8話『よみがえった地底の怪神』
第10話『地獄をさまよう悪霊ラクシャサ』
第12話『凍結細胞から生まれた北極原人』
第13話『心臓を抉るアステカのミイラ』
第16話『地底怪獣ワニトカゲの影』
第19話『若さを奪うギリシャの妖女』
第20話『骨髄を吸い取る宇宙の怪物体』



などなど・・・。
今読んでもドキドキするこのタイトル。

当時、小学校を卒業したばかりの私にとってはもう、刺激的で仕方なかったんです。


そして、このドラマがよかったのは実は「なごやかなドラマ」なんですよ。こういうタイトルだと、なんかコワイドラマみたいじゃないですか。日本でいえば、「ウルトラQ」みたいなコワいのを想像すると思うんですが、基本が「ズッコケ」なんです。

たとえば・・・・・。私は今ではほとんど誰も日本でもっている人はいないと思われる当時の「日本語次回予告」の映像をいくつか持っているんです。

ドラマの最後にそれが流れるんですが、それを見るたびに「来週も何が何でも見よう!」と誓うのでした。
親が死のうが恋人が助けを求めてようが、地球が滅びようが来週もまた「事件記者コルチャックを見よう」と(恋人なんていませんでしたが)。

その中から私の好きだった「悪魔に魂を売った男」という予告を貼りますね。

コルチャックの声は、後に『ルパン三世』の石川五右エ門や『美味しんぼ』の海原雄山の声で有名となる大塚周夫さん。

Kolchak Japanese Trailer - THE DEVIL'S PLATFORM



大塚周夫さんのナレーションも書き出しておきます。



ボスのビンセントがね、いつもいつも真面目にやれってギャーギャー言うけど、俺はしごく真面目にやってんだよね、これでも。今度もね、衆議院の選挙戦を真面目に取材してたんだ。

そうしたら、またまた不思議な事件に出くわしたね。

なんと悪魔に魂を売り渡して、政界に乗り出し、あげくには、政界どころか世界を乗っ取っとろうって奴があらわれたんだから驚いた。それにこの男ね、いつのまにかパッパッパッとね、犬に変わっちまいやがんだよ。

この悪魔の使いは、人を殺すことなんて屁とも思っちゃいないんだ。それでこの俺まで狙われちゃ、たまったもんじゃないよ。

次回『悪魔に魂を売った男』。
本当にあったんですよ、この話。





今こうやって見ても、やはり、「必ず来週もまた事件記者コルチャックを見よう」と思いますからね。
出てくる主要人物が「全部、お笑い系か癒やし系」という珍しいドラマでした。
しっかりした人がひとりもいない。

思えば、私はこの時、この本編ですでに「五芒星」を見てるんですね。
悪魔の犬が五芒星のペンダントをしてる。

devil-5.jpg

▲ 事件記者コルチャック第4話『悪魔に魂を売った男』 より。(参考記事:災害現場の空に浮かび上がる「欠
けた五芒星」と、完全に廃虚と化したコロンビアの町



長くなりましたが、この「事件記者コルチャック」のエピソードに「何度も何度も」地下に住む爬虫類人類の話と、あるいは、地下から這い上がってくる怪物の話が出てくるんですよ。

確か、その関係だけでも、タイトルでいうと、

第8話『よみがえった地底の怪神 』
第15話『地獄の底からはい上がる女悪魔』
第16話『地底怪獣ワニトカゲの影』


などがあって、当時は「地球の中に悪いものがいる」という概念が西洋にあるということを知らなかったので、

「へえ、下から悪いものが来るんだねえ」

などと思っていたものでした。

コルチャックを見ていたのが 12歳くらいの時だと思いますので、その頃から「地下に爬虫類人間がいる」(笑)という概念は、もう「青春の刻印」となっているのです。


というわけで、今回も Phantoms and Monsters の「地下に住むレプティリアン(ヒト型爬虫類)と会った」という記事が目にとまったのでした。若い時の記憶からはなかなか逃れないものであります。


ちなみに、その十数年後ですが、「コルチャックに影響を受けて作られた」という「Xファイル」というドラマがアメリカで作られたと聞いて、ビデオでシーズン1をほとんど見たんですが、面白いものの、肝心のお笑いの要素が薄くて残念なものとなりました。

「事件記者コルチャック」が当時の私たちに残してくれた最大の教訓は「コワイことがあっても、笑っていれば、そのうち終わるから」と。そんな感じでした。


というわけで、 Phantoms and Monsters の記事をどうぞ。
信憑性は微妙であります。

ちなみに、レプティリアン(ヒト型爬虫類)については、Wikipedia にも説明があります。




続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年10月24日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 本当はニュースをご紹介するつもりで書き始めたんですけど、前振りだけで壊滅的に長くなってしまいましたので、今回はそれだけとなりそうです。東北のことと、偏西風のことです。





神話が発生した場所

日頃、ニュースなどをご紹介させていただいているせいか、私がいろいろと情報などを見て回っているような感じもされるかと思うのですが、実際には普通の人以上に情報には全然ふれておらず、情報にふれるのは、英語のニュースサイトを早朝にほんの少し見るくらいです。

テレビは震災後3日目から現在までつけていませんので、それ以来テレビもニュースも見ていませんし、日本のニュースサイトも、Yahoo! のトップの見出しくらいしか見ていません。日本語のブログも震災後はほんど見なくなってしまいました(なんかコワイのが多いので)。


そして、さらに、現在、メールアドレスやコメント欄などを置いていないのですが、ネット上で知り合う方々とお会いすることはなくなりました。私の体が弱かったり、出不精というせいもあるのですが、人との付き合いは数少ないオフラインの人だけとの関係だけとなっています。
要するに、今のわたしは「情報にうとい引きこもり」くらいに考えていただくのがいいかと思います。


そういう中で、たまにインターネットなどで見る文字や文章に心打たれることはあります。

今朝、『日月神示』の中矢伸一さんのサイトに「日月神示にもとづく「10のFACT」」という記事がありました。

本当に申し訳ないことではあるのですが、実は私自身は、日月神示をまだちゃんと読んだことがなく、とにかく、「古語的な文章がどうしても読めない」のです。会話口調以外の日本語が本当にダメで、普通の小説もあまり読めないのですが、古語口調だとどうにもなりません。

なので、『日月神示』の内容自体はあまり存じないという非礼を先にお詫びしてのこととなりますが、その中矢さんのページに、「何を指針として判断するか」という10の項目が書かれてあり、上から、



・この世は顕(うつ)し世、実相は「あの世」にある
・一切の事象は必然である
・過去に起きた結果はすべて最善として受け容れる
・絶対の「善」はなく、絶対の「悪」もない
・すべては良くなるための仕組み
・善いこと言えば善くなるし、悪いこと思えば悪くなる
・実践するまでは何も身にはつかない
・日本は潰れたようになるが再生し、世界の親国として甦る
・日本は世界の雛型であり、先駆けて良くなる使命がある
・北(東北)が良くなる、北が光る、北が一番に良くなる





とあり、それぞれいい言葉ですが、とくに一番最後の「北(東北)が良くなる、北が光る、北が一番に良くなる」というのを読んで、涙が出ました。

震災以来、「東北が新しい日本の聖地」だと認識して生きていた私にとって、最近は、あまり東北に関していい話をきくことがありませんでした。

震災3日目くらいに書いた「新しい神話の神様たち」という記事のこの部分、

(これから始まる神話の)聖典の最初のページに出てくるのが、今の東北の災害と、もしかすると、今後、日本の他の地域も襲うかもしれない災害の中の「日本人」だと思います。

もし「悪魔」という存在がいたとして、それがこの2000年くらいの間におこなっていた最初の試みがあるとすれば、それは「人類の能力を矮小化して人類に伝えること」だったように思います。そのために、「万能の神」というような概念を作り出すこともする。

しかし、それだけに悪魔という存在は「ある事実」を知っていて、そして、心底恐れているはずです。その「ある事実」とは、それは、人類は宇宙が作り出した最高の能力と身体能力を持った宇宙の究極的な生命であることです。

人類がそれに気付いた時には、悪魔などは対峙することさえできないはずです。
だから、悪魔は人類にそのことに気付いてほしくなかった。

しかし、今、日本人が気付くことへの口火を切ったのかもしれません。

宇宙が長い間、願いに願っていた「究極の生命」。
そして、その完成型である人類

気が狂うほどの長い年月の末に完成した完ぺきな生命の姿。



私はこのことを震災の時の東北の被災者の人たちの姿をテレビで見て、気づきました。

そして、その直後にテレビを消して(私の人生にとってのテレビの役割が終わったと思ったので)、あとはその時の記憶だけで生きていますが、いずれにしても、その後今までもずっと、東北(後にその中心は「福島」だと自覚するに至りましたが)が、「日本の新しい聖地」だとして、東北を見ていました。


今となっては、そこはまばゆいばかりの大地にさえ見えます。


実は、夏前頃、福島のほうに引っ越そうかと考えたことがありました。
福島には奥さんの姉夫婦などもいるし、家賃もグッと安いし住みやすいかも、と。

でも、うちの奥さん自身が気乗りしないみたいでやめました。

理由をきくと、やはり放射能とか地震の再発のことを口にしていたのですが、まあ、どちらも実際の問題としては存在しないとはいえ、気乗りしないことを人にさせるのはいやだし、やめました。

「どちらも実際の問題としては存在しない」というのは、その時も奥さんには言ったのですが、地震に関しては、「歴史上、マグニチュード8を越える地震が起きた地域で続けて大きな地震が起きたことはほぼない」ことがあります。


私は、地震のデータだけではかつて相当とり続けていたことがあり、解釈はできないですが、データとりだけなら、(暇人なので)日本でも有数の地震データコレクターだったと思います。

数年前、昔やっていたブログの「地震」カテゴリーには、今でも当時のマニアックなデータが残っています。あるいは、1999年からは、日本語でもマグニチュード3以上の全世界のすべての地震のデータというのは記録され続けています。こういうものをよく眺めていました。


まあ、それはともかく、3月11日のマグニチュード9前後に迫る地震というのは非常に希なものなんですが、記録に残る中では、それだけの大規模地震が起きた場所には、少なくとも何百年間は(同じ規模の)地震は起きていません。


それと放射能ですが、前も書きましたが、放射能自体の影響(悪影響があるのか、ないのかも含めて)を私は知りませんし、あまり興味もないですので、それにはふれません。

そうではなく、たまに耳にする「どこそこの地域で高濃度だった」という騒ぎに関してなのですが、震災3日後の In Deep の記事にこの図を載せました。





偏西風の蛇行図です。

この偏西風というのは非常に強い大気の流れで、海でいう海流にあたります。
つまり簡単にいうと、「なんでもかんでもこの偏西風で世界中を回る」ということです。

そして、放射性物質の半減期(効力がなくなる時期)ですが、とても長いものです。


続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年10月23日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





gal2011.jpg

▲ 130億年前の銀河団 CLG J02182-05102。いわゆる「ビッグバン」の直後時期の銀河は現在までに「 60個」ほども見つかっていて、その中には私たちの天の川銀河の10倍の大きさを持つものもあります。また、160億年前のもの、すなわち、「ビッグバンより前」の銀河としか計算できない銀河も見つかっています(ソース)。




やっと風邪みたいなものも治って

長く続いていた風邪みたいなものがやっと治り、まあ、風邪「みたい」というのもなんですが、正確には咽頭炎というもので、若い頃からの私の持病のようなものです。普通の風邪よりとても長くて、あるいは若い頃から慢性化している感じもないではないです。パニック障害、咽頭炎、扁桃炎は一生の持病のようです。

この数日の気温の低下と共にめきめき体調が良くなりました(私の最適温は14度前後)。北海道で育ったせいか、寒いほうにはほとんど何も思わず、氷点下前後くらいまでの気温なら、外出時にコートなどの上着もあまり着ません。

というわけで、散歩もやっと再開できて(天気悪いですけど)、とりあえず過ごしやすい日々が始まった感じがします。
アンパンマン風にいえば、「寒さで元気100倍」という感じでしょうか。

しかし、それでも、やっぱり太陽の光というか、いろいろと違ってきている面はあるのかなあと思います。

最近小さな生き物をたくさん見ているのですが、数日前には「生きたカマキリ」を見ました。
10月の中旬でというのは珍しい感じです。
下のは携帯で撮った写真。
つかまえようとすると、ちゃんとカマで威嚇してきて元気でしたよ。

kama-2011-10.jpg


ベランダにある「花」を見ても思います。

今置いてあるうちの花が咲くものに関しては、大体、夏が中心に花が咲くというものが多いのですが、枯れるどころか、まだ花を毎日咲かせ続けています。

hibi-10.png



ところで、今回は、昨日のあるニュースの見出しを見て、どうしても違和感を感じてしまったので、それにつしいて少し書いておきます。

理由としては、このことが In Deep で取り上げ続けていることと「強烈」に関係することだからです。


前提として、先日書きました記事「左脳認識と右脳認識のきしみ」という記事で取り上げた新聞記事のこの部分を抜粋しておきます。

「光速より速いニュートリノを観測」…相対性理論が破れるか
東亜日報 2011年10月24日

1905年にアインシュタインが特殊相対性理論を発表して以降、科学者は「光速より速いものはない」という仮定から出発し、現代物理学の枠組みを築いた。100年以上破られなかった相対性理論は、科学者にとって宗教的信念同然だった。ニュートリノが光速より速いという実験結果が事実なら、現代の物理学教科書を書き直さなければならない。


この中の、

 > 科学者にとって宗教的信念同然だった

というところをご記憶の上でお読み下されば幸いです。




続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年10月22日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) ハワイのテレビ局 KITV が「日本の津波の瓦礫がもうじきハワイに押し寄せる」ということを発表したという報道特集をやっていました。この「津波の瓦礫」というのは、3月11日の東北の大震災の津波をさしています。

今は 2011年10月のものですから、あの大震災から半年以上経っての「直接的な津波の被害の予測のニュース」が海外で流れていることに、あの大震災はそう簡単に(世界中の多くの人たちの)記憶からは消えないものだと実感いたします。

実際の津波の被害がこれからハワイや米国を襲う「かもしれない」という予測が出ていることにその思いを強くします。


今回の「瓦礫」は、あの震災での巨大な津波によって飲まれた膨大な破片(500万トンから2000万トンと考えられている)が海流に乗って移動しているもので、「ハワイ到着」の予測に関しては、最近のロシア船が目撃した「Fukushima (福島)」と船体に書かれた船の破片などの大量のガレキが海面を漂う光景の位置から、コンピュータでのシミュレーションで出されたものだそう。


tsunami-01.jpg

▲ロシアの船舶が 9月22日にミッドウェー諸島で確認した船体の破片。


tsunami-02.jpg

▲ ハワイ大学コンピュータプログラムの専門家が計算した、日本からの瓦礫の漂流の様子。★印のミッドウェー諸島には当初は来年の春に到達すると考えられていたのですが、9月にここに日本の瓦礫が大量に押し寄せていることが確認されたのだそう。



海は、その存在そのものが止まっていることはなく、海流により動き続けていて、「海流」とはいっても、最終的に同じ場所に戻ってくるもので、つまり「ひとつ」です。なので、「海自身が常に動いているだけ」という考え方もできます。




▲ 地球の記録にある海流のイラスト。このように海流は地球の海のほぼ全域を回っています。


そして、その海流というのはものすごくパワフルなものでもあります。
物体も大型生物も、微生物も、有機物も無機物も何もかも世界を回ります。

いわゆる放射性物質なども回ります。
そして、半減期の長いもの(なかなか消えないもの)は、何千年も何万年も、あるいはそれ以上、地球を回り続けます。

これが決められた自然現象です。
そうやって地球はこの数十億年やっているものだと思われます。

海流は誰にも(少なくとも人間には)止められませんし、止まったら動かすとこもできないはずです。

このあたりは人間とはまた別の「地球の(宇宙の)システム」というものなのだと思います。
人間に利用はできても介入は難しい。


さて、話が逸れる前に、このニュースを翻訳してご紹介します。

これがハワイに実際的にどういう状況をもたらすのかはちょっとわからないですが、実際に押し寄せる可能性は高いそうです。その瓦礫の量は、推定で 1000万トン〜2000万トンだとか。



続きを読む
タグ:3.11

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年10月20日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





わたしたちは「この数百年ではじめて人類が見る太陽の挙動」の前にいるのかもしれない


(訳者注) 今回の記事は、先月あたりから何度かふれている「太陽活動の異常」についての続きで、太陽の現在の状態の報告となります。

前の関連記事は、



です。

上のふたつの記事の要点は、一点に集約すると、


・黒点が劇的に増えているのに太陽フレアの規模は小さくなっている



ということを書いています。

太陽活動というのは、普通の場合は単純な話として、


A 太陽活動が活発になる → 黒点が増える

B 黒点が増えると → 太陽フレアなどの太陽表面での活動が活発になる



ということになるのですが、これが「A」で止まっているという話でした。

黒点はものすごいペースで増えているのに、太陽活動が伴わない。

前2つの記事では、「しかし、そのうち事態は通常に戻るかもしれない」としいうようにしたのですが、戻るどころか、太陽活動の静かな状態は異常なほどになっています。

まず、太陽フレア活動ですが、これは、 NICT にある10月に入ってからの太陽フレアの最大値です。



oct2011-flare.jpg




「大きめのフレア」というのは「Mクラス以上」の太陽フレアのことを指します。本来ならこの(太陽黒点増大期の今なら)最大規模であるXフレアの太陽フレアに対しての警戒ということになるはずだったと思うのですが、Xクラスは 9月24日に発生したきり一度も発生していません。

それどころか、10月3日からは、Xクラスより弱い規模であるMクラスのフレアも発生していません。

では、「黒点の数」が減っているのでしょうか。

これは、昨日10月19日の太陽黒点群の状況。

10-18-sun-spot.gif

大きな黒点群が8つ出ていますが、この「黒点群」というのは文字どおり、黒点がたくさん集まってできている領域のことで、たとえば、上の中で大きめの「黒点1319」を拡大しますと、このようになっています。

s-1319.png


これら黒点全体の数は、現在、155個となっています。

そして、黒点数の推移は減るどころか増え続けています

こちらが10月に入ってからの黒点の数の推移(NICT 黒点情報より)。
赤で囲んだところが黒点数です。

1001-1018.png


最低が10月8日の 61個で、そこから鋭角的に黒点数は増えています。

ここ数日の黒点数である 160個前後というのはサイクル24の中でも最大値くらいだと記憶しています。

そして、この数は事前の公的予測よりはるかに多いです。
NICT の予測では 10月の予測値は平均で 68個の黒点数を予測しています(下表)。

predict-2012.png


しかし、現在までの平均を計算してみると、現時点で平均黒点数 118個という計算になり、最終的にも当初の予測よりかなり多いことになることは確実だと思われます。

この「118個」という平均数は、上の NICT の予測値と照らし合わせますと、大体、2012年の5月から6月くらいの予測値あたりと並ぶくらいの数値となり、つまり、「太陽黒点最大期の直前の予測値」の数値というような考えかたもできるかと思います。


すなわち。


すでに私たちは「サイクル24の太陽活動最大期の直前にいる可能性がある」ということのようにも感じます。

しかし、昨年、このブログでも何度も書いていたような「巨大な太陽フレア活動」や、「地球に対しての巨大な CME (コロナの噴出)」もなく、ひたすら穏やかに推移しているのが現状で、さて、どうなっていくのか?

まあ、それは考えてもわかるわけもないですが、しかし、その影響の予測は部分的には考え得る部分もあります。



宇宙線の増大によっての低温下と雨の増大

以前の記事「太陽に何が起きているのか」にも書いたのですが、「太陽活動が弱いと、一般的には宇宙線の地球への到達量が増える」という事実があります。


In Deep の「宇宙線が雲を作るメカニズムを欧州原子核研究機構 CERN が解明」という記事でご紹介しましたように、宇宙線は地球の雲の生成に強く関係している可能性が非常に高いです。ほぼ間違いなく、雲は宇宙線によって作られています。

それが正しければ、太陽活動が弱いままの状態ですと、「(地球上の)雲が増える」という単純な考え方もできます。
すなわち、晴天の減少と雨の増大。

今、タイの洪水がひどいことになっていますが、他にも洪水被害は各地で出ていて、(あまり日本語報道になっていないようですので)そのうち紹介できたらしたいですが、中米の豪雨と洪水もひどいことになっていて、ニカラグア、コスタリカ、エルサルバドル、ホンジュラスなどが壊滅的な様相です。

ca-flood.jpeg

▲ ホンジュラスのエル・マングラー市。2011年10月16日(AFP

これらの国は昨年まではひどい干ばつで苦しんでいた国が多いです。




そして、宇宙線の地球への到達量は、この一ヶ月増え続けています。

cos-10-20.png

▲ ノルウェーのオウル大学にある宇宙線観測施設サイトより。下の数字は10月の日付で、10月1日から昨日までの宇宙線の観測数値です。


まあ、これもひとつの途中経過でしかないわけで、このように随時、太陽活動をメモしていくことに意味があるかどうかよくわからないですが、ただひとつ忘れないでおきたいのは、


・多分、私たちはこの数百年で初めてともいえる太陽の挙動と直面している



と思われます。


ここにきて、数年前のウェブボットに何度も出てきた「太陽の病気」というキーワードも実感を帯びてくるわけですが、ただ、問題はこれが「病気かどうか」はわからないということだと思います。太陽自身の持つ時間的歴史は、私たち地球の人類とは比較にならないくらい長いわけで、太陽自身がどれだけ長い活動のサイクルを持っているかは私たちには誰にもわからないです。

太陽は、地球から見てもっとも短い周期だと、「27日で一周してまた地球に同じ面が向いてくる」という 27日周期があります。そして、ご存じの 11年周期のサイクルがありましたが、これは今回のサイクルで崩れて12.6年周期ソース)となっています。

その上にあるかもしれない「(数千年、数万年、数億年などの)長いサイクル」はまだわからないだけだと思われます。
そして、それは存在するはずです。


最後に、最新の NASA スペースウェザーの太陽関連の記事をご紹介しておきます。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。