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2012年02月21日



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世界中で響き渡る音から「ヨハネの黙示録」の天使のラッパを考える(1)



関連記事:
世界中で響き渡る音から「ヨハネの黙示録」の天使のラッパを考える(1)
世界中で響き渡る音から「ヨハネの黙示録」の天使のラッパを考える(2)
世界中で響き渡る音から「ヨハネの黙示録」の天使のラッパを考える(3)

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kiev.jpg

▲ 過去記事「世界中で響き渡る「謎の轟音」で動画をご紹介したウクライナのキエフ市の紋章。空色の背景の中で炎を上げる剣を持つ大天使ミカエル( Archangel Michael )。今回調べている中で初めて知りました。今回記事の前振りでふれています。


昨年 11月にシリーズで書きました「あらかじめ予測されていた小氷河期の到来」は、 今後の太陽活動の低下についての考えを持つ NASA の太陽物理学者デイビッド・ハザウェイ博士のインタビュー記事を翻訳したものがメインの内容でした。

昨日、米国のミステリー系サイト Earthfiles を見ていましたら、その ハザウェイ博士の「最近、世界中で響きわたる謎の音」についての短いコメントを見つけました。博士はこの音の原因について太陽のプラズマと地球の磁場の関係に触れています。

次のようなものです。


「太陽からの激しいプラズマと地球の重力の相互作用によって発生する重力波によって、これらの音を説明することもできる可能性もある。この作用によって発生する音は人間に音として聞こえる範囲の周波数のものだ」。


しかし、この理論でいくと、過去の太陽活動最大期で、太陽の表面活動が活発な時(11年前とか22年前など)には今と同じように「世界中で謎の轟音」が聞こえていたということになりそうですので、その時に音が聞こえていたのかどうかというのがわかれば、関係性もわかるのかもしれないです。ちなみに、こちらの過去記事では、アゼルバイジャンの科学者であるエルチン・カリロフ博士の見解を翻訳したものがありますが、博士も、太陽活動との関係について言及していました。

さて、今回はその「世界中から報告される奇妙な音」シリーズの何回か目となります。

ちょっと前記事などがわかりにくくなっているので、記事下に「謎の音」関連に関しての記事をまとめてリンクしておきます。

まず、最初は訂正というか、自分で調べ直してみたことがありますので、ご報告いたします。



見つからなかった「疑似した効果音」

先月この「謎の音」のことについてふれた「世界中で響き渡る「謎の轟音」の正体は?」で、 YouTube で話題となっているうちのひとつの動画の一部分を載せました。

下のもので、ウクライナのキエフ市というところで撮影・録音されたものです。

この音は今回の「天使のラッパ云々」というタイトルとも多少関連しそうですので、聴いたことのない方は、よろしければ聴いてみて下さい。元動画は長いので、そこから音の部分だけを 20秒くらい抜粋しています。




さて、私は上記の記事で、この音をスティーブン・スピルバーグの映画「宇宙戦争」のトライポッドの効果音を加えた可能性と書いたのですが、結論からいうと違いました。

映画「宇宙戦争」を DVD で見直して、そこで鳴っているサウンドを自分でチェックしてみたのです。

適当にやったので、チェック漏れはあるかもしれないですが、「根本的な思い違い」だったようで、映画の中には、キエフでのタイプの音は出てきません。

たとえば、「宇宙戦争」のトライポッドの効果音は大体、下のようなものです。
音だけを抜き出してみました。




ロシアの音が本物かフェイクという話ではなく、少なくとも「宇宙戦争のものではなかった」ということの訂正をまずしておきます。


さて、そこでロシアでの「音」を改めて聴いてみますと、いくつかの経験上の音の要素が浮かびます。その中のひとつとして「ホーン・セクション」があります。映画「宇宙戦争」の音もそうですが、「金管楽器」系の音が基本にある感じがします。

私は、中学の時に小さなオーケストラにいたことがあり、担当楽器はあまり馴染みのない名前かもしれないですが、「ユーフォニューム」(ユーフォニアム)というものでした。

Eupho.jpg

▲ ユーフォニュームはこちらの楽器です。チューバより一回り小さい楽器です。主に「裏旋律」を担当します。合唱での男性テノールの低音部門のような感じでしょうか。


地味な存在ですが、オーケストラには欠かせないもので、吹奏楽の曲ならほぼすべての曲にこの楽器は使用されます。私は、基本的に音楽では地味なセクションが好きですので、この楽器が好きでした。

ちなみに、ホーンセクションで使われる楽器、すなわち「口で吹く楽器」はどんなものでも「ちゃんと演奏しないと単なるノイズになる」ということがあって、私は他にクラリネットを個人的にやっていましたが、これも

・きれいに吹く
・ノイズとして吹く

というどちらもできます。

どうしてこんな音楽のことなんかを書いたかというと、この「ホーンでのノイズの方向性がキエフの音と似ている」と実は私は最初に「音」を聞いた時に思ったんです。

ここで「タイトル」の「天使のラッパ」の「ラッパ」の部分に結びつくんです。


今回のタイトルの「世界中で響き渡る音はヨハネの黙示録の天使のラッパのような音だという人々が続出している」というのが今回翻訳してご紹介する記事なのですが、上記のように、私も聞いた最初にそれを感じており、以前から薄々と、「ラッパの音だと感じる人がきっと出てくるだろうなあ」と思っていたのですが、世界中でたくさんいるようです。


ちなみに、ロックやクラッシックの実験音楽のフィールドでは、実際にホーンセクションや電子音で上のロシアと「同じ種類のタイプ音」だけで作られた音楽が過去にはわりとあります。たとえば、英国の COIL という先鋭的な音楽家集団が 1984年にリリースしたアルバムの中の「The S.W.B.P.」という曲などは、上のロシアの音のタイプだけで作られたものです。




キエフでの音がいろいろなところで聞こえている

ところで、一番上に画像を載せましたが、ロシアで音が鳴り響いたとされるキエフ市の「紋章」のことを Earthfiles では取り上げていました。音が響いた市の紋章は上のものだそうで、これは「大天使ミカエル」像なのだそうです。

まあ、「ヨハネの黙示録」云々というのはその人たちが米国や英国などのクリスチャンだからでしょうけれど、黙示録はどうでもいいとしても、私にもラッパに多少聞こえていたということがありましたので、ご紹介いたします。

ヨハネの黙示録全文については、こちらのページにあります。

また、その「天使の7つのラッパ」の内容については、第8章から第11章まで連綿と描かれるもので、Wikiedia にまとめられていますので、抜粋しておきます。


第一のラッパ:地上の三分の一、木々の三分の一、すべての青草が焼ける

第二のラッパ:海の三分の一が血になり、海の生物の三分の一が死ぬ

第三のラッパ:ニガヨモギという星が落ちて、川の三分の一が苦くなり、人が死ぬ

第四のラッパ:太陽、月、星の三分の一が暗くなる

第五のラッパ:いなごが額に神の刻印がない人を5ヶ月苦しめる

第六のラッパ:四人の天使が人間の三分の一を殺した。生き残った人間は相変わらず悪霊、金、銀、銅、石の偶像を拝んだ

第七のラッパ:この世の国はわれらの主、メシアのものとなった。天の神殿が開かれ、契約の箱が見える。



という下りです。

それでは、ここから本記事です。

Earthfiles の特集記事からの一部です。
オリジナルはわりと長いですので、二度ほどにわけると思います。

それにしても、あの過去記事で取り上げたキエフの「音」の部分は、 10分近い長さのある YouTube の元の動画(世界のいろいろな音がたくさん収められているもの)から適当に取り上げたひとつだったのですが、その音がまさしく、テネシー州で聞こえた音と同じだったようです。



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2012年02月20日



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(訳者注) 今日は最初は、「カシオペヤ座Aという中性子星のコア中心部で観測される未知の物質」という記事を訳していたんですが、そこに出てくる「超流動体」というものがよくわからなくて、勉強しているうちに頭が疲れてしまって今日はそれを諦めました(あーあ)。

しかし、この「超流動体」というものは大変に魅力的なもので、わたしの感覚として書くと「生きている水」なんです。

ちょっとそのことを今度のためにメモも兼ねて書いておきますけれど、今日の記事のアメリカのヨセミテ公園の滝の写真もなかなかすごいですので、写真だけ先に載せておきますね。

この光景です。

yosemite-01.jpg


英国のデイリーメールの記事で見つけた「赤い川」です。

先日、

世界中で流れ続ける「血の川」

という物騒な記事を書いたばっかりなんですが、このヨセミテの赤は溶岩系の流れなのだそうで、この地では希ではあるけれど、起きることだそうです。

上のヨセミテの光景は、過去記事の「南極の大地から吹き出す血」(下の写真)を思い出します。



▲ 過去記事「南極・血を流す氷河 (2010.03.23)」より。


南極の「血」は、酸化した鉄と微生物(極限環境微生物)の作り出した不思議な光景ですが、私はいつ見ても、やや「こわさ」を感じる写真です。

でも、ヨセミテのほうはこわくないです。
なので、気楽にご紹介できます。

ところで、「超流動体」。


「生きている液体」超流動体

この「超流動体」というのは結局なんだかよくわからないのですが、液体なのに、たとえば、「コップの中にある液体が「自分で」コップの上へ昇っていって自分からコップの外へ出ていく」というようなことをする、ちょっと考えられない性質のものなんですが、よくわからないので、そのあたりのことはわかってから書ける時があれば書きたいです。

「超流動体」に関しては、 Wikipedia にもありますし、5年前の GIGAZINE の記事「常識を覆す「超流動」ヘリウム実験の貴重なムービー」でも多少わかりやすく書かれています。


superfluid_m.jpg

▲ 英国 BBC の科学番組で特集されていた「超流動体」の映像より。わかりにくいですが、超流動体の液体が「自分で容器の壁を上へ昇って、自分から容器の外へ出て行く様子」です。矢印のルートで自分で移動していきます。
この映像は今は YouTube 上にあります。
http://www.youtube.com/watch?v=2Z6UJbwxBZI



どういう存在なのか理解はできないながらも、「どこへでも自在に自分で移動していく液体」というような私の理解上での「超流動体」なんですが、カシオペヤ座Aという天体の中心部はそういうもので作られているようだ、という観測結果の記事を訳していて、途中で混乱してやめたのでした。

これに興味を持ったのは、「ひとつのことは万物に通じる」というエメラルド・タブレットの考えでいけば、「ひとつの天体の中心がそういうものなら、すべての天体の中心がそういうもの」というふうに思ってしまったということがあります。

つまり、地球の中心も「生きている水」だったらいいなあ(笑)と。



ちなみに、このカシオペヤ座Aという天体は、以前の記事「宇宙の色と形: 様々な星雲や銀河」という中にも出てきたもので、超新星爆発の残骸(とされているもの)で、美しい外観をもっています。

過去記事で紹介した写真は、



でしたが、全体の外観は、下のようなものです。

casiopea-a.jpg


この天体の中心部がどうも「超流動体」のようなのですが、それ自体は昨年わかっていたようで、日本語記事でも「中性子星が超流動体の核を持つ証拠を発見 (アストロアーツ 2011.02.24)」に詳しく書かれています。


しかし、どうも、その超流動体が、「NASA の科学者に理解できない超流動体」のようなんです。

こっち(私)は「超流動体」自体のことも理解していないのに、「それを理解している人たちにも理解できないもの」を翻訳して説明するのは無理・・・と思って中断(チェリー)いたしました。


宇宙は相変わらずいろいろです。

では、地球の話題を。
英国デイリーメールからです。



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タグ:超流動体

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2012年02月19日



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地震に関しての補足資料

先日、スイスでの地震に関して、

耐震設計環境のないスイスでの地震から思う「世界全体は環境の変化にどこまで耐えられるのか」という懸念
(2012年02月15日)

という記事を書かせていただいたのですが、その中で、「1963年から1998年の全世界で起きた震源の記録」の資料を載せました。

こちらです。

1963-1998-quake.jpg


これに関して補足しておきたいことがありますので書いておきたいと思います。

ちなみに、上の地図のオリジナルソースは、 NASA のデータベースにあります。

現在では一般的には、日本でも米国でもマグニチュード 2.5以上の地震を「発生した地震」として発表するようなことになっているようですので、2.5以上だと思うのですが、今日、気象庁のデータを見ていて、「もしかすると、この NASA のデータ数は少ないかもしれない」ということに気づきましたので、そのことを簡単に書いておきますね。

上の NASA のデータは、1963年から1998年までのデータですので、年数としては、「35年間のデータ」ということになると思います。

ということは、

・35年間の世界の地震の発生件数が 35万8,214件

ということを示していると私は思いこんでいたのですが、これを冷静に年平均で割ってみますと、「少ないかな」と感じたのです。


それで、日本の気象庁のデータを見てみましたら、気象庁サイトに、アメリカ地質調査所( USGS )のデータがありました。

多分、1900年から2011年までの111年間の平均データだと思いますが、下の表のような数となっていました。

numbers-111.png


マグニチュード4以下の地震は年間平均で 13万件も発生しており、すべてを合わせると、大ざっぱにいえば、「マグニチュード3以上の地震だけで、毎年 14万件から 15万件発生している」ことになりそうです。

ということは、単純にそこから35年分の地震を計算すると、大体、500万件近くの地震の発生ということになり、上記 NASA のデータの「35年間で35万件の地震」というのはどうも少ない。

どうしてだろうと考えてみたところ、私は「地震の発生回数」と勘違いしていたのですが、NASA の地図は「震源の地図」であり、「緯度や経度が完全に同じ位置の震源は同じものとしている」という可能性がありそうです。なので、地震マップではなく、「震源マップである」ということの訂正をしたかったことがひとつめの補足です。


しかし、それにしても・・・。

USGS のデータが 1900年から 2011年までの 111年分のデータだとすると、その間に発生した地震は、約 1600万回。数字で表すと、約 16,000,000回。「たった100年間のあいだ」にそれだけの地震が地球では起きています。


なお、上の USGS のデータの「年間の平均で 14〜15万件程度の地震」の中で、「日本で発生する地震はどの程度なのか」ということもデータにあります。

japan-quake-2011.png


日本だけで、マグニチュード3以上の地震は、「年間 5,000件」程度も起きています。世界で発生する地震のうちの十数分の1は「小さな国土面積の日本」で起きているわけです。


しかも、これはマグニチュード3以上という、深さによって違いますが、つまり、「地上で揺れを感じることが多い」規模の地震だけで、これです。実際にはそれよりも小さな「揺れない地震」はその何倍も起きています。

それら「地震全部」というと、どのくらい発生しているか想像されたことがありますか?

こちらも補足として資料を載せておきます。

そのデータを見てみましょう。

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タグ:地震の実相

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2012年02月18日



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top-ohio-02.jpg

▲ 2011年4月に真っ赤に染まった米国オハイオ州ノーウォークの川。原因は、地元の当局発表では「染料」。
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(訳者注) 昨日、ご紹介いたしましたレバノンの報道、「血の川の出現:原因不明の理由で真っ赤に染まったベイルートの川」ですが、すぐ続報が出ました。

Dye dumped by factory colored Beirut River red
(ベイルートの川は工場の染料によって染まった)

レバノンの環境省による予備検査によれば、多分、染料工場からの染料が川に落ちた結果だろうということで、今後その染料が何かを確定するために、ベイルート大学の研究所で分析されるそうです。

さて、原因はともかく、「赤く変色する川」という概念。

少し気になって、1年くらいの過去ニュースを見てみると、次から次へと「赤い川」が出てきます。

最も最近では、今年の1月に米国で自家用の飛行機で上空から森を撮影していた人が、「血の川」が流れているのを発見したというニュースがあります。



米国テキサスの血の川

こちらは、近くの精肉工場から流れた「本当の血」だったのですが、人の来ないところに「血を放流」し続けてて、それが血の川となっているのが発見されたというものです。 AFP で日本語のニュースにもなっています。

texas-blood-r01.jpg

▲ 撮影された航空写真。撮影した人の写真ファイルはこちらにあります。

AFP の報道から抜粋します。



精肉工場から流れ出る「血の川」、空撮で偶然発覚 米テキサス州
AFP 2012.01.30

米テキサス州ダラスで、ラジコン飛行機マニアの男性が飛行機に搭載したカメラのテスト撮影を行っていたところ、精肉工場の裏から「血の川」が流れ出ているのを発見し、地元当局が調査に乗り出した。

問題の汚水排出があったのは、ハムやベーコンなどを製造している「コロンビア・パッキング」の工場。

(工場側は)ブタの血が流れ出たのは下水管が詰まったためで、排出は故意ではなかったと強調した。しかし、連邦当局と州当局が合同で家宅捜査を行ったところ、工場側が意図的に作ったとみられるバイパス管が見つかった。このバイパス管からブタの血や、化学物質を含んだ汚水などが直接、工場の裏手にあるシダー・クリークに排出されていた。





ということです。

なお、このシダー・クリークという川のあたり一帯は、人気のカヤック・ポイントなのだそうで、多くの人がカヤックを楽しんでいるそうです。

Cedar-Creek.jpg

▲ シダークリークでのカヤック。普通はとてもきれいなところのようです。


では、他の様々な「赤い川」の報道をいくつかご紹介しておきます。

「血のような川」の写真ばかりでゲンナリされる方もいらっしゃるかと思いますが、すみません。

ここからです。
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2012年02月17日



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d-2012.jpg


(訳者注) 米国のメディアで「マサチューセッツ州の海岸に次々とイルカが打ち上げられている」という報道があったのが今年 1月の終わりで、2月6日にはその数は 192頭に達しました。2月6日までにそのうちの 92頭が死亡し、それは今も続いており、 昨日 2月17日までに100頭以上のイルカの死亡が確認されています。

場所はマサチューセッツ州のケーブコッドという場所です。
下のほうに地図で示します。


cnn-2012-02-06-01.jpg

▲ 2月7日の CNN の報道「マサチューセッツで座礁したイルカの死亡数は 92頭にのぼっている」より。


In Deep は昔から動物の大量死の記事は比較的多いのですが、この時にこの報道を記事にしなかったのは、この記事の時点では原因が何もわかっていなかったことと、あと「まだ終わった事件ではない」ということでした。

ちなみに、イルカの海岸への漂着そのものは決して珍しいことではないです。上の記事によれば、米国での年間のイルカの座礁や、海岸への漂着などで死亡している例は、1年間の平均で 200件程度はあるそうです。ただ、その平均の半数近い数のイルカが1ヶ月以内に漂着して死亡するという事態は若干異常ではあるようで、現在調査が進められているようです。


今回、イルカのことを記事にしたのは、「ペルーでさらに短期間にもっとたくさんのイルカが死亡して打ち上げられていた」ことを今日知ったからです。

オーストラリアのメディアで昨日いっせいに報じられたもので、ペルー北部の海岸で、 たった3日間で 264頭にものぼる死亡したイルカが海岸に打ち上げられたそうで、これは「まったく異常事態」ということで、政府や環境団体が調査しているのだとか。

わりと短い記事ですが、今回はそれを翻訳いたします。

他に、最近のイルカ打ち上げの報道としては、



クロアチア

Series of dolphin deaths puzzles experts
(連続したイルカの死に困惑する専門家たち)
クロアチアタイムス 2012.02.06


ニュージーランド

ニュージーランドの海岸に約百頭のイルカ打ち上げられる
ボイス・オブ・ロシア 2012.01.24




などがあり、世界全体でみても、イルカの座礁と死亡例は、今年 2012年は非常に多いといえそうです。

原因はどれもまったくわかっていないと思いますが、これまでも、イルカやクジラの座礁の正確な理由というのは実はわかってきていないという部分はありそうです。

上に挙げたそれぞれのイルカの漂着場所を地図にポイントしておきます。


2012年2月のイルカの大量死報告のあった場所

d-2012-01.png



ちなみに、米国でイルカが打ち上げられたマサチューセッツ州のケープコッドという海岸は下のような面白い地形をしていることで有名なようです。

cape-cod.jpg

▲ ケープコッドの観光用の絵はがきより。

ここから翻訳記事です。



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(訳者注) 少し前に、「地球の変貌: 「原因がわかることに何の意味が?」という反省の中で」という記事の最初に、ポーランドで「地下水道から血が溢れ出て道路を血で埋めた」という報道があったことを書いたことがあります(写真下)。



言い方は変かもしれないですが、これは何というか「序章」的な感じだったかもしれません。


2日ほど前に、ベイルート市内の川が「真っ赤に染まった」という出来事があり、レバノンのメディアで大きく報道されています。

今回はその記事のご紹介ですが、まず、その写真です。

river-blood.jpeg


現地のテレビでも報道されています。下の写真はその様子です。

tv-river-blood.jpg


下の翻訳記事のほうに、現地の人が携帯で撮影した動画も貼っておきます。

現地ではその川にレバノンの政府関係者も駆けつけるという大騒動になっているようで、さらに記事では、ベイルート国内治安部隊が調査に乗り出しているという「オオゴト中のオオゴト」になっているようです。

この「国をあげてのオオゴト化」の背景としては、このレバノンだとかの土地柄上、「聖書」との対比は関係していそうな感じで、レバノンのニュースで頻繁に報道されるのもそういう理由もありそうです。なので、「川が赤く染まる」というのは何か聖書的に意味があるのかなと調べてみると、多少あるようです。

今年に入ってから、In Deep では、旧約聖書の話題が多いですが、聖書の中の「出エジプト記」というものには、下のような感じの内容の記述があるのだそう。簡単旧約聖書入門というページから抜粋させていただきました。



モーセとアロンは、十の災いを示した。
杖でナイルの川の水を打つと川は、血の色に染まり飲めなくなった。
次に蛙の大群が押し寄せ エジプト人の体と家を覆い しらみとアブが大発生して 家畜や人を襲い疫病が蔓延した。
人と獣に膿をもつ腫れ物ができ 空からは雷鳴と供に激しく雹が降り 畑の作物と木々を打ち砕いた。
イナゴの猛威は、全てを食いつくし 最後は、伝染病により ファラオから奴隷、家畜に至るまでその初子は全て死に絶えたのであった。





こういうようなものを常日頃から読んでいる人たちにとっては、「本当に川が赤くなった」というニュースに恐怖を感じても不思議ではありません。私らはふだんそういうのを読んでいないですので、特に怖ろしく感じるということはないですが、やはり「色」というものがクローズアップされる時代だなあとは思います。

ちなみに、このレバノンという国の宗教構成ですが、 Wikipedia によると、

宗教

国民の約40%がキリスト教、約55.7%がドゥルーズ教徒以外のイスラム教の信者。キリスト教の内訳はマロン派(東方典礼カトリック教会の一つ)が多数派だが、正教会、プロテスタント、ラテン典礼のカトリックなども存在する。


rever-none1.jpg


ということのようです。


実は、この「川が赤くなる」という現象は、昨年の12月にも起きていました。
場所は中国です。



中国でも川が真っ赤に

下の写真は、サーチナの「まるで「血の池」、汚染で川の水が真っ赤に―中国・洛陽 」という2011年12月15日の報道からです。


river2.jpg

中国河南省洛陽市で13日、市内を流れる川の水が赤く染まっているのが発見され、環境保護当局が汚染源の調査に乗り出した。中国新聞社が報じた。

現地時間13日午前11時ごろ、同市の市街地を流れる川で「まるで血に染められたような」赤い水が流れているとの通報があった。赤い水は川の北側にある暗渠(あんきょ)から流れてきたもので、150メートルほどの階段状の水路を経て川に合流していた。付近の住民によると、前日までは特に異変が見られなかったという。



とのこと。
この中国の原因は、詳細は不明ながら、推定では工場による染料の不法投棄が原因であるらしいとのこと。


ちなみに、上の中国の写真は、血の池というより、「新鮮なレバ刺しがたくさん並んでいるみたいだなあ」とつくづく思い、レバ刺しが大好きだった私は、最近の食の現況を嘆くのでありました。



lever-sashi.jpg


レバーの川といえば、まさしく「レバーのリバー」・・・とかダジャレを言っている場合でもないですかね。というか、今回の事件の現場はまさに・・・レバ・ノン(連射はやめとけ)。


では、ベイルートの「血の川」の報道を現地メディアより。

それにしても、いろんなことが起きます。



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2012年02月16日



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[追記] この記事は、 2013年2月に起きたロシアの隕石の爆発のほぼ1年前に書いたものです。2012年2月にもロシアでは謎の大爆発が起きていました。読まれた方が紛らわしく思われるかもしれませんので、追記しておきました。 2013.02.20




explotion-r1.jpg


(訳者注) タイトルに入っている「1908年のツングースカの大爆発」というものについては、「そんなことを子どものころ何かで読んだような記憶もあるなあ」という程度の記憶しかなく、それについても下で少し書いておきますが、とりあえず、「2012年2月のロシアの大爆発」について。

これは実は先週、私もニュースで読んでいました。
その時は「事故」としてのニュースでした。

爆発の様子の動画も撮影されていて、 アップされています。

撮影された動画は、英国テレグラフ02月7日の報道「 'Apocalyptic' blast at Russian power plant stops motorists in their tracksロシアの電力施設での黙示録のような爆発)」という記事で見られます。

オリジナルは前後の時間が長い動画ですので、その「爆発の瞬間」だけを数秒間ピックアップしました。




確かにものすごい閃光で、テレグラフが「黙示録のような」と名付けたのもわかるのですが、しかし、上のテレグラフのタイトルにあるとおり、この原因は「ロシアの電力施設での事故」と書かれてあり、単なる事故なら、それほど気にするものではないなと思っていました。

その時には、ロシア政府の公式発表でも、ロシアのサンクトペテルブルクにある電力施設による爆発と発表されました。


ところが、今になって、「爆発の記録された場所が全然違う」ということが明らかになってきていて、つまり、「これは電力施設の事故なんかではない」ということのようです。


それがわかったのは、ロシア科学アカデミーのデータからでした。ロシア科学アカデミーというのは、ロシアの最高学術機関で、その中に地質研究を扱う、米国でいう地質研究所( USGS )のような、地震を含めた地質的に発生したイベントを研究する「地球物理学研究所」があります。

そこの施設で上の「大爆発」の振動を記録した場所が下の図です。


hainam-01.jpg


ロシア語なのでわかりにくいのですが、これは、シベリア地方にあるケメロヴォ州という場所で、地図で示すと、下の「A」の位置になります。


kero-01.png


一方、電力施設が爆発したとされるサンクトペテロブルグはそこから西に「日本列島3つ分くらい」離れたところにあります。つまり、爆発が目撃された地域から「爆心地」の距離から考えてみると、どうやら、とんでもなく「大きな爆発」がロシアで発生していたようなのです。

ちなみに、爆発は、ほぼ同じ場所で「2度」起きました。


ロシアの該当地域での現状が今日までまったくわからなかったのですが、やっと英語での報告が出ていましたので、それをご紹介します。現在、ケメロヴォ州の現地一帯は立ち入り禁止措置がとられており、モスクワから科学者たちが次々と現地入りしているそうです。


なお、今回の記事ではこの爆発を 1908年の「シベリアのツングースカ大爆発」と並べて表現していますが、今から 104年前に起きたシベリアのツングースカ大爆発について、簡単に説明しておきます。

内容は4年前の報道記事「シベリアの「ツングースカ大爆発」から100年、小惑星?彗星?深まる謎 (AFP 2008.07.01)」からです。



ツングースカ大爆発の概要

1908年6月30日、西シベリアの上空で大爆発が起こり、2000平方キロメートルにわたり樹木8000万本がなぎ倒された。爆発の規模が広島に投下された原子爆弾の1000倍にも匹敵する爆破力だった。


これまで考えられている原因

1. 小惑星か彗星の衝突(しかし、物体の破片は未だにひとつも見つかっていない)

2. 地球の内部にたまったメタンガスが地上に噴出して大爆発を起こした




という感じです。

長い間、小惑星などの衝突と考えられてきましたが、100年以上探し続けても「破片がひとつも見つからない」ということなどもあり、確定されてはいないですが、現在のとこは、「彗星」という説が主流のようです。いずれにしましても、地球の人類史の記録ではもっとも大きな爆発のひとつといわれているツングースカ大爆発の原因は正確にはわかっていません。


なお、104年前のツングースカ大爆発もそうでしたが、今回のロシアの大爆発でも、これだけの大きな現象にもかかわらず、「死者どころか、怪我人もいない」ということがあります。

それでは、ここから翻訳記事です。



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2012年02月15日



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先週の週末、2月11日に、スイスで地震がありました。震源はチューリッヒ近郊で、最大でマグニチュード 4.5程度の地震でした。スイスは、地震は確かに極めて少ないとはいえ、全然ないわけではないですので、それ自体はそれほどのニュースではありません。

その地震の雰囲気については、スイス在住の日本人女性の方の「スイスの街角から」というブログに書かれていましたが、「大きな音と共にグラグラと地面が横に振動し、最初は近くで爆発事故でも発生したかと思ったのだとか・・。次の瞬間、ドーンと下から突き上げるような大きな揺れが起こり」というような地震だったそうです。

地震になれていないスイスに住む人たちには大きな地震だったようです。

しかし、今回ご紹介するのは、この地震そのものの話ではなく、「その地震で発生した被害に対しての支払いを保険会社が拒否した」というスイスのメディアの報道です。

理由は「被害レベルが想定される地震に達していなかったから」ということなんですが、しかし、チューリッヒの周辺では、この地震によって 100以上の被害報告が保険会社へ届けられているという事実がありながら、保険会社はすべて拒否しているそうです。

「うーむ・・・保険って・・・?」と思うと同時に、今回の記事を翻訳した理由として、記事の中に、スイスの地震学者の言葉として、次のようなものがあったことがありました。


「教授は、スイスの建物のほぼすべてに耐震性がないことを懸念している」



これを読んで、3年くらい前に米国のニューヨークで起きた地震の時に書いたブログ記事を思い出しました。「ニューヨークの地震 (2009年02月05日)」という記事ですが、ニューヨークというか、米国で地震の少ない多くの地域での「建物の様子」をご紹介したことがあります。

たとえば、



エンパイア・ステートビルの高さは443メートル102階ありますが、地下階は11メートルで1階だけ、基礎工事はわずか17メートルです。





とか、あるいは、その記事にコメントを下さった米国在住の方がいて、その方は、



ニューヨークの高層ビルは全く耐震構造になっていませんね。建設中のビルを見ていると、非常に早くフロアーが積み上がっていくので驚くことがあります。30階くらいのアパートでも柱は木造で、速乾性のセメントで周囲を固めただけの建物が結構あります。建設工事の最盛期には、毎日1フロアーづつ高くなっていたりするのを見ると、ビックリしますね。





とあり、とにかく「耐震設計はゼロ」の状態の地域が米国にはかなり多いようなのです。ちなみに、2008年9月の MSN産経ニュースに「ニューヨークに地震帯 想定被害額は最悪21兆7000億円」という過激な見出しが出たことがあります。

そして、この「耐震設計がない状態が多い」のは米国だけではなく、全世界で地震が少ない場所で共通していることだと思います。

すなわち、「地震はほとんど来ないのだから、耐震設計など必要ない」と。


しかし、その米国ニューヨークでも上記の「ニューヨークの地震」という記事から抜粋しますと、



記事によると、確かにこのニューヨークのあたりは大きな地震がほとんど起こらない場所ではあるようで、

> ニューヨーク地域では、マグニチュード(M)5以上の大地震は1884年以来発生していない

とのこと。

そして、「それ以前のM5以上の地震は1737年と1783年」。ニューヨーク地域で、1677年から2007年までの330年間で発生した地震は383件となっていて、これらの地震を総合的に調べると、


> M5以上の地震が同地域で発生するのは100年に1度で、M6以上は670年に1度、M7以上は3400年に1度の確率

と書かれてあります。

これはどういうことかというと・・・「起きてはいる」のです。



とあります。
しかも、100年に一度とか、670年に一度というのは、さほど小さな頻度ともいえない部分があります。

もちろんこれは米国とスイスだけの話ではありません。
その理由を少し地図から説明します。



36万回の地震データが示す「地球で地震が起きる場所」

地震のデータに関して、とても参考になる資料のひとつとして、「1963年から1998年の間に発生した世界のすべての地震」の発生ポイントをすべて記したデータがあります。

その1963年から1998年の間に世界で発生した地震の数は、なんと 36万回です。 正確には、 358,214 回分のすべての地震がドットで示されています。

下の地図です。
わかりにくいですので、今回のスイスと、そして、(地震が多すぎて)真っ黒で見えなくなっている日本の位置を示しておきました。


Quake_epicenters_1963-98.png


オリジナルの地図はこちらにあります。黒いドットが地震が発生した場所ですが、わりとハッキリと偏っていることがおわかりかと思います。黒の点がない場所は「35年間のあいだ、一度も地震が発生していない」場所なのです。

この地震の頻発帯がどういう場所かというのもハッキリしていて、下の図は、プレートが示されているもの(青い線がプレートの境界)に、上の「36万回の地震分布図」で、最も色の濃いところ(地震が多く発生しているところ)に、赤い線を私がアバウトに引いたものです。

plate-11.png


これを見ると、地震は(記録に残る上では)主に次の地点で発生することが多かったということがわかります。


・太平洋を囲んだプレートの境界上(チリから米国西海岸、アリューシャン列島を回り、日本列島、フィリピン、ニュージーランドまでのグルッとまわるライン)

・ユーラシアプレートとアフリカプレートの境界上(インドネシアからインド北部を経て、イラン、トルコからヨーロッパにまで至るライン)



などです。

地図上に代表的な都市名を載せましたが、過去に起きたいくつかの大地震を思い出していだたくと、このライン上にあったことが多いことがわかります。

もちろん例外も数多くあり、地震はどこでも起こるとはいえるとはいえ、上の地図では、「35年間の間に一度も地震が発生したことのない地域がどれだけあるか」ということに驚かれると思います。


日本は「国家の主要都市すべてが地震帯に入っている」という意味では世界でも珍しい国ですが、それだけに耐震設計の技術は常に世界でトップでした。それでも昨年の例をあげるまでもなく、地震が起きるたびに被害というのは出ます。しかし、「震度4くらいの地震で平然としている」という人間は世界には実に少ないということもまた事実です。


先週のスイスの地震では、マグニチュード 4.5の地震で多くのビルに髪の毛ほどの亀裂が 100カ所以上で発生したということですが、世界の多くの国は、スイスやアメリカと同じく、建物の耐震設計がない場所が非常に多いということがあります。


今後の自然環境がどうなるのかはわかりませんが、本当に大きな変化が地球に訪れているのだとすると、地震を含めて、どんなことが起きるかはわかりません。

今回の翻訳記事の内容自体は大したものではないですが、そこに出てきた地震学者の「憂い」というのを少し想います。


では、ここからです。
スイスの英字メディアより。



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(訳者注) 先日、朝鮮日報の火星の話題を取り上げたりしたことがありました。

朝鮮日報で特集されている「火星の上のミステリー」特集(2) (2012年02月13日)

そこで、昨年のニュースですが、「火星の表面に顔みたいな地形があった」と。
下の写真です。




で、この話はここまでで、上のようなものがあったとちょっとご記憶下さい。


今回の話題は、オーストラリアの msn ニュースで報じられていた「今日の話題」生き報道で、非常に簡単にその内容を書くと、

亡くなった男性の顔がその数日前に空に雲として浮かび上がった

というものです。

もうこれは写真を見れば一目瞭然。

下の写真の左が「亡くなった方」の写真。
右の写真はその彼が亡くなる数日前に空に出ていた「雲」です。


man-precloud1.jpg


悲劇に属する話なのかもしれないですが、なんとなく悲劇ではない部分を感じるところも多いです。

そのニュースをご紹介します。


ところで、どうしてこんな記事の冒頭に「火星」の過去記事を載せたかと申しますと、うまく説明できないのですが、写真を並べてみると・・・。

3-pm.jpg


今年はこのアングルに少し注意して見てみようかなと思いました。

では、msn ナインニュースより。



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2012年02月14日



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d-01.jpg

▲ アイスランドのラガーフリョット湖(あるいはラガーフロット湖)で最近撮影された動くものの進行方向の正面(生き物なら顔の部分)の写真。下に動画も貼っておきます。


数日前に「アイスランドの湖に伝説の怪獣が出現?」というような日本語の見出しのニュースがありました。その時は特に興味もなく、そのままだったんですが、今朝、大紀元日本を見ていましたら、「龍は実在するか」というタイトルの記事があり、そこにはこんなことが書かれていました。


神と共存

中国人は古来より龍を、天国で神と共存し、気高さと厳粛性を備えた神聖かつ不思議な力を持つ生き物だと考える。

そのため、「天子(天の子)」といわれる皇帝は、龍の模様をあしらった「龍袍」を身に着け、皇宮には、高貴吉祥の象徴として龍飾りの椅子や九龍壁がそなえられる。



とあり、そういえば、今年は龍の年だから、年のはじめに「龍の年のこと」などを書いたなあと思い出しました。



大紀元の記事では、さらに


龍は実在するのか

現代科学では龍を架空の生き物と考えるが、ほんとうに実在しないのであろうか。「ねずみ、牛、トラ、うさぎ…」と、人々が日常身近に接する動物が並ぶ十二支の中に、虚構とされる龍が加わっているのはなぜか。

中国では古くから多くの典籍に、人間界に姿を現した龍の事績が記録されている。



そういや、ちょっと前に In Deep でも「水の龍」というような記事を書いたことも思い出しました。




▲ 「水の龍 (2012年01月12日)」より、アルゼンチンの「タフィ・デル・バジェ」という町で撮影された写真。


考えてみれば、龍の年(イヤーオブドラゴン)であることは確かなわけで、「そりゃまあ龍のモンスターがウジャウジャと出てきても不思議ではないわな」と思いながらアイスランドのモンスターの記事を読んでみると、まさしく「龍」の形(下の写真)。

d-02.jpg


いくつか日本語の記事を読んでみましたら、このアイスランドの怪獣は、現地では伝説にもなっているもので、 1345年の古文書に「ラガーフリョット湖にひそむ巨大なヘビ」という記述があるのだそう。

今回の目撃の報道自体は、いろいろなブログで記事になっていますので、ここでは特にふれません。日本語記事の「アイスランドで伝説の海獣「ラガーフロットワーム」の映像!?」などをご覧下さい。


さて、このニュースそのものは単に「龍のようなものが出た」ということですが、その「1345年の古文書」というのが気になったので調べてみましたら、英語の Wikipedia にありましたので、そちらをご紹介します。

ちなみに、今回アイスランドで撮影された動画はこちらです。オリジナルは長くて、ノイズなども入っていますので、10秒くらいにカットしたものです。




それでは、ここから「アイスランドのドラゴン伝説」の解説です。

ちなみに、一昨年噴火したアイスランドの火山の名前の「エイヤフィヤトラヨークトル」などの記事を書いていても思いましたが、アイスランド語の固有名詞を正確にカタカナで表記するのは不可能のようで、ここでは湖の名前を「ラガーフリョット」にしていますが、便宜上ということで考えていただければ幸いです。

ちなみにアイスランドの伝説では、「ドラゴンの出現は大きなイベントの予知となる」のだとか。



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