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2012年03月10日



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海面上昇: 太平洋上のキリバスで「国民全員をフィジーに移住させる計画」が議会に提出される



(訳者注) 前回の記事の「1785年の「薔薇十字の秘密のシンボル」の冒頭に出てくる数字」を読み直していて、「薔薇十字の秘密のシンボル」の最初の図説にある、

カオス 普遍的な聖霊 世界中の魂 精子

の文字を眺めていると、十字(あるいはX)が「カオスにもたらす秩序」は、宇宙も人間もあんまり変わらないのかも、と思います。

つまり、

・受胎して人が生まれる

ことと

・この世(宇宙)が生まれる

ことは状態としては同じことなのかもしれない、と感じます。カオスから世界が生まれた状況は、人間が一人生まれてくる様子を観察(あるいは想像)するだけでわかるようになっているということなのかもしれません。

まだ考えることはありますが、でも今回は別の話題です。


好きなことなら、むしろあまりこだわらないほうがいいのかもしれません。

何もかも自然の流れの中にいたほうがシンクロニシティは自然に訪れる気がします。なので、その時に興味の向いたものだけを自然に見つめればいいのかと。

もちろん欲しているものと一生出会わないで終わるかもしれないですが、それは「出会わなかった」という偶然と出会っているわけで。

ところで、先日の太陽フレア(Xクラス)と宇宙線の関係を書くといって書いていなかったのですが、これはグラフを提示しておきます。


3月7日の太陽フレアと宇宙線の関係

3月7日の太陽フレアは X5.9 という大きなもので、昨年の8月の X6.9 以来の規模でしたが、その8月の際にもさほど被害はありませんでしたので、報道では通信障害などへの警戒が言われているようですが、太陽自体の影響はそれほどでもないようにも思いますが、問題は「宇宙線」の量です。

下はノルウェーのオウル大学の宇宙線観測モニタですが、赤で囲んだ部分が「太陽フレアが発生した3月7日からその2日後」までのものです。10ポイント以上の急落を見せています。

cosmic-ray-2012-03.png


宇宙線が人間や地球にどういう影響を与えているのかは今でもわかっていませんが、どんなものであれ、「急激な変化」というものは何らかの影響はあっても不思議ではない気がします。それが何かはわからないですが、あるいは人間の精神的なものとも関係する可能性もあるのかもしれません。


本題の前にもうひとつ。
米国のテレビでちょっと話題となっている「「光」の話を。


テレビの中継画面の中で起きた大爆発の正体がわからない

最近、「謎の音」関係の記事も多かったですが、同じくらいに「謎の光」の報道もかなり多いのです。ただ、空の謎の光などは、まとめて「UFO騒動」というようなカテゴリーに入れられてしまって、どうにもならない面があります。

( UFO という言葉は固定化した概念で完結してしまう傾向にあり、他の解釈を許さない面があるように感じてしまっていて、最近は私はこの UFO という言葉を使わなくなりました)


なので、そういうもの以外での話となるのですが、先月、「ロシアで発生した「謎の大爆発」は1908年のツングースカ大爆発の再来か?」という記事をご紹介しました。



今のところ、上のが何だったのかの報道はまだ見当たりませんが、今度はアメリカの FOX ニュースの「交通情報の中継の途中」で、画面のはるか遠方で大爆発が起きる様子が写りました。


fox-light-02.jpg

▲ 矢印のところが爆発。


その交通情報の後、その FOX ニュース自身の番組内で、「今写ったもの」についての報道がなされました。

下のがそのニュース動画の一部です。



Mysterious Light Flashes During Traffic on Fox 10 (FOX10の中継で謎の光が撮影された)より。

ニュースでは視聴者に「この爆発に心当たりのある方はご連絡下さい」と呼びかけていましたので、原因がわかったかもしれないですが、ほんの10秒ほどの中継の間に爆発したという偶然性と共に話題となっています。


では、本題です。
キリバス共和国という太平洋上にある小さな島が集まる諸島国家があります。

kiribati-map.gif

外務省ホームページより。


そのキリバスは海面上昇による島の水没の危機が囁かれている国ですが、先週、キリバスの大統領が、「国家の水没に備えて、国民全員をフィジーに移住させる計画案」をキリバス議会に提出したというニュースです。海面上昇に関して「国家単位での移動」に関して報道されたのは、これが初めてのような気がします。

キリバス共和国の全人口は約 10万3000人です。



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2012年03月09日



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前記事:
エメラルド・タブレット 完全版(1)


--
上の記事でエメラルド・タブレットを訳すと書いていたのですが、なかなか始まりません。まあ、私は神秘学の前提知識がないこともあり、かなり基本的なことも調べないといけないのですが、途中でどんどん横道にそれていくということが多いです。

過去記事の「[地球の内なる太陽] Vol.1 - その意味」の中に出てくる米国ウィスコンシン大学が所蔵する 1785年に発行された Geheime Figuren der Rosenkreuzer (薔薇十字の秘密のシンボル)というラテン語の古書があり、それの絵を見ていました。

そして、「どうも何だか物足りない」と思っていろいろと探してみると、ウィスコンシン大学がネットで公開しているのは、どうやら「薔薇十字団の秘密のシンボル」の内容の一部だったようで、今日、完全版を入手しました。

そこには下のような図なんかもあり、かなり興味深いものです。

al-sun.jpg


これがあるのは、ドイツ語のサイトですが、「Die geheimen Figuren der Rosenkreuzer (薔薇十字の秘密のシンボル)」というページの一番下の Weblink というところからダウンロードできます。

PDF 書類で 50MB あります。
全部で約 100ページほどのものです。

この古書はラテン語なので正確に読むのは無理ですし、あと、私は「どんな文字でも筆記体みたいな西洋文字」のが読めないのですよ。


なので、図を眺めるのとゴシック文字で推察する程度なんですが、今回、この古書をここで取り上げたことには意味があります。

それはこの「薔薇十字の秘密」の最初の図説ページが「4」のマークで始まっていたからです。



錬金術の最初の図説に出てくる「4」

この「薔薇十字の秘密のシンボル」は 1785年から 1788年にかけて配布されたもので、後に、ルドルフ・シュタイナーが「封印されてきた薔薇十字の秘密のシンボルを解き明かすものだ」と述べたと上のサイトにはあります。

さて、この古書。

最初の図説が出てくるのは6ページ目なのですが、それがこれです。

al-01.jpg


ELOHIM (エロヒム)
IEHOVAH (エホバ)


の文字で始まるこのページ、4のマークが4つの円を作っていて、そして、その「4同士が手を結んでいる」。私はこれを見て「4同士が手を・・・」と思わず絶句しました。そして、「4という数字」としての意味よりも「その形」としてのシンボルであるということがさらに興味を引いたのです。

何のことだかわからない方が多いかと思われるのですが、私は昨年、日記ブログの「クレアなひととき」で、かなり長い間に渡って、「数字の4」のことについて考えていました。最初に「この世の基本数は4に違いない」という結論があって、それはどうしてかということを考える旅だったのですが、途中でわからなくなり止まったままです。

「この世の基本数は4かもしれない」というのは、昨年の秋に交差点の信号でボーッと風景を見つめていた時に突如思い至ったのですが、まあ、そのあたりのことは長くなりますので、関係リンクを記させていただくにとどめておきます。


今回の「薔薇十字の秘密のシンボル」は、その中にエメラルド・タブレットのことが書かれてあるものですが、その書の最初に「4」があるということにとても興味が湧きました。それで、上の図説の部分でわかる部分だけを日本語にして作り直してみようと思いました。

ラテン語ということもあり、「いい加減である」ということをご承知の上でご覧いただきたいです。

それが下のものです。

al-jp.jpg


最初に

エロヒム
エホバ


とあり、これは旧約聖書などでの、いわゆる「主」とか「神」とか、そういうものを表しているものの表記のように思いますが、ここでどういう意味で使われているのかはわかりません。

そして、円の中は、

天空の要素
父と母
小宇宙
動物
大地と野菜
鉱山と鉱物
硫黄、水銀、塩


などとあって、これは「天空」と書きましたが、要するに「宇宙の要素」ということだと思います。曖昧な部分もありますが、わりと意味のはっきりとした記述のように感じます。

そして、それを囲む4つ。
これの組み合わせはよくわかりません。

ただ、右側の

カオス
普遍的な聖霊
世界中の魂
精子


は、「カオスと聖霊と魂と精子が同列」として書かれてあるということで興味深いです。

精子の動きがカオスであることは以前から感じていました。下のは顕微鏡で見た人間の精子ですが、これと「魂や聖霊」を同じグループにみなしているということも言えるのかもしれません。




このカオスな精子たちの動きに「秩序が生まれる」のはどうしてかということを考えると、何となく感慨深いものがあります。太陽と卵子の形が似ている道理も少しわかります。



月の夢と白血球の役割 (クレアなひととき 2011年09月05日)より。


いずれにしても、この「4の図」が最初にあったということは、少なくとも薔薇十字での考え方としては、「この4つによる世界が根本」というものがあるのかもしれません。

薔薇十字といえば、以前、クレアでいつもとてもわかりやすく西洋神秘学についてのコメントを下さっていた方がいて、彼は薔薇十字とシュタイナーの研究を続けている人ですが、最近、久しぶりにメールをいただきまして、そこにはこのようにありました。

それによると、薔薇十字的な解釈では、現代の秘儀には三つの段階があるのだそうです。

それは、

1. 聖杯
2. エメラルドタブレット
3. 賢者の石


と呼ばれているもので、
それぞれが、

1. アストラル体の変容
2. エーテル体の変容
3. 物質体の変容


を意味するのだそう。

さらに、彼は下のように記してくれていました。
このあたりは私には解説が無理ですので、そのまま転載させていただきます。


宇宙の思考を受け入れる杯としてアストラル体を新たな認識器官にする必要があります。またそれを自分のエーテル体(記憶)に書き込む必要があります。

そして最後に二酸化炭素を排除して自らの体をダイヤモンドにする必要があります。

いずれも鍵は、呼吸&血、です。
心臓はそのための脳に代わる新しい器官です。




とありました。

今回は、「4」という数字にふたたび衝撃を受けたということで記事にしましたが、エメラルドタブレットの実際の翻訳にはもう少し時間がかかるかもしれません。





[1年前の In Deep ]

2011年03月09日の記事

「地球が各所で割れはじめている」

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(訳者注) なんだか今、いろいろなことを同時に調べているうちに次第に何が何だかわからなくなってきていたりしたり、あるいは、十年ぶりくらいにパニック障害が再発したことがハッキリしてきたり(パニック障害とは 30年ほどの付き合いですので何とかやり過ごせるとはいえ、多少厄介です)、とか、何だかいろいろとゴチャゴチャとしている感じですが、調べていることを後に回すとさらに混乱してきますので、できることから書いていきます。

今日はできれば2つの記事をアップしたいと思っています。

ひとつは、今回のオーストラリアのコウモリの話。

もうひとつは、今年最大の急減を見せた宇宙線の話です。これは3月7日あたりのXクラスの太陽フレアに起因しているとは思うのですが、一日で「10パーセント以上宇宙線の観測量が減った」というデータが出ていましたので、次の記事でご紹介できればと思います。


蜘蛛のこと

ところで、昨日のオーストラリアのクモのニュースはその光景が個人的にとても印象深いものでした。

オーストラリアで繰り広げられる「クモ」による驚異の光景
(2012.03.08)



▲ まるで川や洪水そのもののように見えるほどのオーストラリアの蜘蛛の糸。


上の写真の光景を目にして、「クモってどんなものなのだろう」と改めて考えていました。 ちなみに、クモの最大の特徴は、「私たちはなんとなく虫のように思っているけれど、昆虫ではない」ということがあります。

クモは「クモ」という生き物としか言えないというもののようで、Wikipedia 的に書けば「節足動物門六脚亜門に属する昆虫とは全く別のグループに属する」もののよう。

でまあ、生態のほうはともかくとして、Wikipedia の「クモ - 神話・伝承」というセクションを見ると、

・アラクネーの物語(ギリシア神話)
・土蜘蛛
・絡新婦


とあります。

それぞれ初耳ですが、最初の「アラクネーの物語」のアラクネーというのは、ギリシア神話の予言者であるイドモーンという人の娘で、染織業をいとなんでいた人だそう。

アラクネーさんは織物が上手だったのですが、あまりにも自惚れていたため、アテーナーという女神の怒りにふれ、「蜘蛛に転生させられてしまった」というもののよう。

ダンテの神曲には、このアラクネーさんをモチーフにしたイラストが出ていて、下の人のようです。これは蜘蛛に転生させられてしまった後なのだと思われます。

arachne.jpg

▲ ダンテ『神曲』より。神曲ではアラーニェという名前。


この神曲のアラクネーさんの姿は何かと似ていると思ったんですが、40年前のテレビドラマシリーズ『仮面ライダー』の第1話(1971年)の「怪奇蜘蛛男」に出てくるクモ男が倒れたイメージと似ています。

下のはバンダイかどこかから出ているフィギュアですが、蜘蛛男が仮面ライダーに踏まれている様子。

no1spidermen.jpg

ギリシャ神話のアラクネーさんはわりと似ている。

なぜ仮面ライダーのことなんかを出したかというと、この 1971年の最初の仮面ライダーシリーズは、第1回がこの「蜘蛛男」でした。そして、第2回目が・・・「恐怖蝙蝠男」。すなわち、コウモリ


というわけで、オーストラリアではクモに続き、コウモリが大発生していることが、英国 BBC で報じられていたニュースのご紹介です。現在のオーストラリアは、「クモ → コウモリ」と、仮面ライダーの物語をそのまま踏襲している様相と化しているようです。仮面ライダーではその回以降のモンスターのイメージに、さそり、食虫植物、かまきり、カメレオン、スズメバチなどが登場します。


オーストラリアのクモの糸の光景は「第8領域」への誘いなのかも

ところで、実は昨日の「クモ」のニュースで最も私が思ったことは、以前書いたこともあるのですが、西洋神秘学の一部(薔薇十字など)の世界の考え方では、

・クモは次の世界に存在しない生き物

とされていることでした。
昨年の震災2週目くらいに書いた、

歓喜する第8領域の生命たち (2011.03.24)

という記事の中でふれたことがありますが、神秘学には「第8領域」という世界の概念が存在していて、その領域にいるものたちは「数千年後から始まる次の宇宙からは消えてしまう」のだそうで、クモやハエといったものがそれに該当するのだそう。キノコなどの菌糸類もそのグループだそうです。

昨日のオーストラリアの光景が、そのクモによる示威行為だとすると、次に出てきたコウモリは何なのかなあと考えてしまいました。自然の光景はすべて何かを表していると最近考えています。


ちなみに、今回は大発生のニュースですが、コウモリ自体はむしろ全世界でその数を劇的に「減らして」います。アメリカで始まった白い鼻症候群という病気による大量死が米国でも、また他の国にも拡大しています。

[関連記事]白い鼻症候群によるコウモリの大量死が全米11州に拡大

それでは、ここから本記事です。

なお、記事中の「リッサウイルス」というのは、狂犬病と同じタイプのもののようで、国立感染症研究所の説明にはこうあります。

臨床症状からリッサウイルス感染症と狂犬病を鑑別することは不可能である。ヒトの標準的な潜伏期間は狂犬病と同様に20日から90日であり、咬傷部位や数によって期間は異なると考えられる。


このリッサウイルスも狂犬病ほどではないようですが、発症した場合の致死率はかなり高いものだと思われます。ただし、ヒトの臨床例は非常に少ないです。



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タグ:コウモリ

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2012年03月08日



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現在オーストラリアでは大変な洪水になっていて、この様子については日本語の報道にもなっていて、「オーストラリア南東部3州で洪水 (AFP 2012.03.07)」などにあります。特に、ニューサウスウェールズ州のワガワガという地域一帯では、ひどい洪水となっていて、マランビジー川という川の水位は 1844年以来の高さに達しているのだそう。


この洪水の報道と共にオーストラリアで大きく報道されているニュースが今回ご紹介するものです。

下の写真が何の風景かおわかりになりますでしょうか。

art-wagga-20web4-420x0.jpg


広大な土地に漂う幻想的ともいえる白い絹のようなもの。

これ、全部「クモの糸」なんです。

下の本記事には動画もあります。


洪水に見舞われているニューサウスウェールズ州で、日本語ではドクグモと表記されるウルフ・スパイダーというクモが、水を避けるためにいっせいに草の高いところからバルーニングという「糸を空中になびかせる」という行為をおこなっていて、その中を通ってクモが移動しているそうです。

以前、 In Deep でオーストラリアでの「バッタ(イナゴ)の大発生」の記事を何度かご紹介したことがありますが、その時、「大発生」というのものがどこか根幹で通じた理由もあるような気がしたこともあります。オーストラリアのバッタの大発生は、「近代化された大規模農場の農作方法が主な原因」ということが研究でわかっています。


最近あまり話題になっていませんが、「ミツバチの集団失踪」というものがあります。原因は今でもハッキリとはしていないですが、ネオニコチノイド系農薬というものがクローズアップされたことがあります。

その是非はともかく、このネオニコチノイドの特性には興味深いものがあって、


・昆虫の視神経などにダメージを与えるが、クモやダニ(クモ科などの節足動物)の神経はダメージを受けない


ということがあります。

このことは藤原養蜂場という養蜂場の人が 2009年にリリースした「消えたミツバチの行方」というページで、3年くらい前に知りました。

また、こちらのページでは、

ネオニコチノイドは、昆虫ではないもの、たとえばクモ(クモ綱クモ目に属する節足動物)やダニ(クモ綱ダニ目の節足動物)などは機能を奪われないので、単に「天敵がいなくなる」となり、クモやダニにとっては天国状態となってしまう。


とあります。

このことを思い出したのは、今、クモが大発生しているオーストラリアでは、2010年に「バッタの大発生」があったのですが、その時に類似したものが大量に散布されています。

オーストラリアのバッタの過去記事は下のものなどです。

この際、オーストラリアでは国を挙げてバッタの対策を施したのですが、その方法が「フィプロニル」という殺虫剤を使った大規模な駆除でした。ソースは英語しか見当たらないですが、当時のオーストラリア ABC ニュースの記事などが残っています。

フィプロニルは Wikipedia によると、「ネオニコチノイド系殺虫剤とともに、ミツバチの蜂群崩壊症候群(CCD)の原因の仮説のひとつとなっている」とあるのですが、ハチの中にはクモの天敵となっているものもいて、仮にそれらまでも一掃されると、やはりその場所はクモやダニにとってのパラダイスになるようです。

今回のクモの大発生と関係あるかどうかはわからないですが、「大発生の因果関係」というものに興味があります。


しかし、この「農薬」という問題は決して「使わないようにすればいい」というような単純な理想的な問題でもないです。現代の農作に従事している人たちの高齢化を見ていると、農薬を使わない農業という理想だけでは大変すぎてとてもやっていけない現状が存在するように思います。

しかも、今の日本の人々は形や色が悪い野菜を通常の価格では買ってくれません。
それに加えて放射能の風評。

本当に難しいところです。
とりあえず「どんなものでも食べる」ということの大事さはあるように思いますが。

話がそれました。

ここからオーストラリアのクモの話です。



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2012年03月07日



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(訳者注) 米国の著名な理論物理学者が提唱した「私たちの知る宇宙は、様々に存在する宇宙のひとつに過ぎない」という、つまり「無限の宇宙の可能性」を提唱したことが科学界で話題となっているという記事なんですが、実は「この記事の内容がまったくわからない」のです。

見出しに惹かれてご紹介しようと思ったのですが、原文をいくら読んでも理解できなくて、とても訳せるわけなさそうなのでやめようと思ったのです。しかし、しばらくしてから読み直して、「ここまでわからないなら何か意味もあるのかも」と思って、とりあえずご紹介します。

わかる部分だけを訳しましたら短い記事になってしまいましたが(苦笑)、それでもこの部分でも間違っている部分は多いと思います。


ちなみに、この「宇宙は無限」という響きは素敵なのですが、しかし、読んでいると、それでも、何か物理学者たちは「形や始まり」を決めたがっていると感じます。

たとえば、文中に、

> 私たちの宇宙が、巨大で無数の「無限から生まれた」という考え方だ。


というように、「生まれた」( born )という言葉が使われていることでわかるにように、どうあっても宇宙は「生まれた」という考え方に持っていきたいという基本概念が根底にあります。この考えが根底にある限り、ビッグバン理論が消えても、「他のビッグバン理論」が組まれるだけという感じもしないでもないです。

まあ確かに、宇宙が「生まれた」のか「生まれていないのか」はわからないことですけど、私は「生まれていない」と思っているので。

宇宙は「単なる瞬間」だというのが私の考え方です。
時間軸は存在しない。

無数の「瞬間」の交錯が宇宙だと最近は思います。

まあそれはいいや。

では、ここから記事です。



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2012年03月06日



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(訳者注) 今まで放射能のことはあまり書かなかったんです。どちらの考え方にしても、本人たちの思いこみが強い場合が多くて、場合によっては人を傷つけてしまう。そういうことも昨年経験しました。

私自身は震災後、いくつかのデータを眺めていて、放射能の害というのがどうしてもわからず、それ以来、個人的にはまったく恐怖に思ったことも脅威に思ったこともなく、最初、半信半疑だった奥さんにも説明して、うちは昨年4月頃からは飲み物も食べ物も行く場所もまったく気にしたことはないです。何でも食べますしどこでも行きます。

科学データというのは(ちゃんと読めば)わりと正直なんですが、周囲の状況はそうでもなく、ニュースや口コミなどの不安情報を信じる傾向も強く、私は次第にそのことについて話さなくなりました。私は気にしなくても、他の人が気にすることに介入することもないかなと。あるいは、時間と共に落ち着くだろうとも考えていました。

しかし、もはやそうも言っていられないのかもしれないと思いました。

というのも、「福島から避難の子供、保育園入園拒否される」という新聞記事を昨日知ったのです。

これを見てさすがに暗澹とした気分になりました。

もう「それぞれの考えでいい」とも言っていられないと。
子どもが無知の犠牲になるのはやはりよくない。

それと同時に、上のニュースを読んで何かこう急に、日本人という存在に対して冷めてしまいました。「なんで、オレは日本人がどうだこうだ言ってたんだろう?」と急に過去に熱く日本人を語っていた自分が馬鹿馬鹿しくなりました。

上のような日本人がいるということは、日本人に意味があると考えていた私はどうやら間違っていたようです。

しかし、私のことはともかく、実際に上のように、東北の子どもたちとか、あるいはそこから移転していく子どもたちはこれからもいるわけで、その子たちがまた何か言われるのはたまったものではないですので、それに関してのひとつのデータなどを載せておきます。


これはチェルノブイリ原発事故20年後に WHO (世界保健機構)が、ベラルーシでガンに関して疫学調査をした際のデータです。この関係と期間のデータは少なく、かなり貴重なものといえるかもしれません。

全文英語ですが、調査書そのものは PDF 書類で、

Cancer consequences of the Chernobyl accident: 20 years on
 チェルノブイリ事故から20年:ガンの経緯

にあります

データでは因果関係がわからないものが多いですが、「はっきりしているデータ」もあり、その中のひとつが、

セシウム 137と子ども甲状腺ガンの発生には関係が「ない」

というものです。

先にグラフをおいておきますが、これです。

s137.png


日本語は私が入れたものです。

ベラルーシでの小児の甲状腺ガンは事故4年後の 1989年頃から増加していますが、1995年くらいにピークとなった後は下がり続けて、事故の 16年後に事故以前の水準か、あるいはそれ以下の水準に戻っています。

Wikipedia によれば、セシウム 137の半減期(物質の影響がなくなる期間)は 30年となっています。

半減期から考えて、上のグラフでの小児ガン発生のグラフと、セシウムに相関関係はないことがわかります。

なので、上のデータから言えることは、


・事故の頃に生まれた赤ちゃんは甲状腺ガンについて安心して下さい。

・14歳までの子どもは甲状腺ガンについて安心して下さい。



という2点です。
データからはまったくセシウムとの関連の問題点は見当たりません。

このデータでは、14歳以上では増加の様子が見てとれるので、14歳以上の大人のことは知りませんし、他の病気のことも知りません。

とにかく、これは、赤ちゃんとか幼稚園児とかの14歳以下の子どもは甲状腺ガンについて、何の問題もないというデータです。

なお、 WHO の論文を読む限り、チェルノブイリ事故後の短期間の間に甲状腺ガンが増えた理由は、事故直後のヨウ素によるものではないかと思われます。ヨウ素の半減期は 8日です。


あと、これを取り上げた理由として、私は読んでいないですが、雑誌で福島の子どもの甲状腺ガンの話が取り上げられていたそうで、もし、その記事がセシウム等の放射能との関連で書かれているのなら、それは間違いかもしれないからです。

そしてそのことで、上の移転した福島の子どもの例のように「幼稚園に来るな」とか、「公園で遊ぶな」とかの、人々の単なる無知から来る害を子どもたちが受けるのはかわいそうだからです。

なお、繰り返しになりますが、上のデータは「セシウムと子どもの甲状腺ガン」だけに関してのもので、「35歳以上の人」とか、あるいは「他の病気」等との因果は表していません。


というか、本当は仮に「放射能というものに害があっても」、上みたいなこと(幼稚園に来るな、とか、公園に来るな、とか)を言うことは頭がおかしいと思います。


あーあ、日本人かあ・・・。

超ガッカリした昨日今日でしたが、逆にいえば、今後、日本人としてではなく単なる人類としてモノを考えるキッカケになったということで、いい経験だったと思います。

それでは、下はその調査資料の序文の翻訳です。

(ここから)
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2012年03月05日



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「私たち科学者は科学書を書き直す準備はできている」 by デイリーギャラクシー


(訳者注) 2009年に発見された GRB 090429Bという名前がつけられている宇宙の光源があります。

下の写真です。

GRB-090429B.jpg


大きな恒星が爆発する時に発すると考えられている「ガンマ線バースト」と呼ばれる現象での光だと NASA は断定しましたが、これが何であれ、「古さ」が問題になっていて、この天体は「 132億年前」のものなのです。ビッグバンというように言われている理論では、宇宙の年齢は 137億年というように言われていますが、その5億年後くらいのものだということになります。

最近、この GRB 090429Bをめぐっての議論がまた盛んになっています。3月1日に、デイリーギャラクシーという天文学メディアが、「132億年前の宇宙で最も古い天体」という記事をリリースしたのですが、それに対しての読者からの多くコメントが寄せられました。

そして今日の記事ではその返答という形で記事を載せていました。
今回はそれをコメントなどと共にご紹介します。

コメントのいくつかは「ビッグバン理論との整合性はどうなっているのか」というようなものです。

今日の返答の記事の冒頭では、デイリーギャラクシーの記者自身が「正直な話、今では、ビッグバン理論が現在の宇宙の姿を 100 パーセント描くものとして正しいと心の底から考えている科学者は多分ただのひとりもいないかもしれない」と書いています。


ところで、どうして、この「132億年前の天体」の存在に問題があるのか

難しい説明はできませんので、ごく簡単に書いてみたいと思いますが、「132億年前のガンマ線バーストの光というものはあり得ない」というようなことの説明にもなるかもしれません。

これには、まず現在の宇宙モデルというものをある程度知らないといけませんので、それを実際にはよく知らない私は調べてみました。

そうすると、私の「考え」ではなく、現在の科学での説明そのものから矛盾が浮かび上がってくることがわかります。修正しきれない自己矛盾を抱えてきた現在の宇宙論の姿ともいえるのかもしれません。


現在の宇宙論である「成長する宇宙システム」に対して噴出する矛盾

宇宙モデルなどが説明されているサイトの多くが、「理解できないものは読まなければよろしい」という空気が強く、正直、最近ではそういうものがこの世に存在していること自体があまり気持ちよくないのです。私は高校2年くらいからは物理も科学も試験はすべて「0点」でしたので(ひとつも書けなかったので純粋な0点)、これら専門サイトたちの、私のような「知識のない者に対しての排除感の強さ」は何となく寂しいですが、まあ、仕方ないです。ちなみに、高校では、答えのわかっている追試があるので、全科目0点でも落第はしませんでした。


さて、下のは適当に作った図ですが、今の宇宙論は大体こんな感じのようです。

cosms-2012.png


左の「」の部分がビッグバンというように言われている「宇宙の始まり」で、黒の斜線は宇宙が大きくなっていく状態を示します。


簡単に書くと、現在の宇宙論では「時間と共に宇宙は大きくなっている」ということになります。


「宇宙は」ということは「宇宙に含まれているものもすべて」成長しているということになります。つまり、地球や太陽などもそうですが、「成長して、いつかは滅びる」というような考え方です。

そして、この考えの中では基本的には「同じように生まれるものは同じような成長をする」という概念も含まれています。これは動物の成長などと同じで、個別に多少の差はあっても同じような成長をしていくということです。

たとえば、同じ種類の同じ年齢のネコなら、「大体このくらいの大きさ」というような概念、あるいは「同じような形」という概念があって、普通はその通りに育ちます。同じ種のものが同じように育ったのなら下のイラストのような大きさの差は出ないはずです。

cats.jpeg


しかし、実際には上どころの差ではない大きさのものが同居しているのが現実で、たとえば、地球から640光年のところにあるベテルギウスという星などは、下のような大きさです。



太陽は左上の小さな点です。

このベテルギウスは私たちの太陽系でいえば太陽です。そして 640光年というのは宇宙の単位ではかなり近いのですが、そこにあるものの大きさがすでに「現実を逸脱した大きさ」であるということがあったりします。

でもこれは現実です


話を戻しますと、

・現在の宇宙はある時点で生まれて、成長している

というのがビッグバン理論とか宇宙膨張理論などのものだったりするようです。

ここでやっと本題に入りますが、今回の本記事の中に出てくる「132億年の天体」。
これがどういうものか再確認してみます。



132億年前の天体が恒星由来のガンマ線バーストの光なら、その恒星の大きさは太陽の30倍以上

アストロアーツの2011年5月31日の記事にこの132億年前の光に関しての NASA の記事を要約したものがあります。その冒頭にこうあります。


NASAのガンマ線観測衛星「スウィフト」が2009年に検出したガンマ線バーストが、観測史上最遠の131億4000万光年先で起きたものと結論づけられた。もっとも遠い天体候補の1つとしても挙げることができる。



そして、その下にこうあります。


 > 「ガンマ線バースト」とは、宇宙の彼方で太陽の30倍もの大質量星が最期を迎える際に起きる、宇宙で最も明るい天体現象のこと



「太陽の30倍もの大質量星」とあります。

つまり、132億年前に宇宙にあったその天体は「太陽の30倍以上」などのつまりとても大きなサイズだった可能性があるということです。

この時点で「あれ?」と思うのです。

すでに、上の

cats.jpeg

の例に見るおかしなことが起きています。


たとえば、私たちの太陽系の太陽の年齢ですが、一般的な話としては、こちらから抜粋しますと、


> 太陽は銀河系の中心から3万光年離れた位置にあり、太陽系の惑星などの天体と共に、46億年前に誕生したと考えられている。



46億年前にできたとされる恒星(太陽)と 132億年前にすでにあった(というより、その時に成長しきって消えたとされる)恒星のこの大きさの差。

sun-01.jpg


sun-02.jpg

▲ 大きさの比較は適当です。「億」をつけないでみました。


それまで真面目に宇宙論を勉強をしていた人たちこそ「???」と思う。宇宙のすべてのものが「成長している」というのならどうも変な感じがする。

何かうまく理論を付け加えないと、今の宇宙モデルの説明がつかないような気がする。


でも、科学界では「矛盾はない」と言う。
だったら矛盾はないのだと思う。

「でも、なんか変だなあ」と。

ちなみに、宇宙論のほうは「推定と想像が先行して」始まっているので、自分の推定と想像を補完していくために、次々と新しい理論、新しい計算式が出されてきましたが、どこまでやっても、「元は想像」なので、次第にどんどんと難しくなる。


さて、さらに少し専門サイトなどを読み進めてみます。

まあ、しかし、いずれにしても、現時点では132億年前の天体の発見で終わっているので、まだ「ビッグバンより以前のものではない」ということで、セーフではないかという気もしたのですが、実際には「現在の宇宙論自体が首を絞めていて」アウトなんです。科学の説明文が、自らで明確にその「アウトぶり」を教えてくれます。


それは、NASA が上の 132億年前の天体の光を「ガンマ線バーストの光」だと結論づけたところにもあります。

まず、現在の天文学ではガンマ線バーストは、詳細は不明ながらも次のようになっています。ここからの説明の抜粋とリンクは Wikipedia です。

ガンマ線バーストは極超新星と関連しているという説が最も有力である。超大質量の恒星が一生を終える時に極超新星となって爆発し、これによってブラックホールが形成され、バーストが起こるとされる。


上に出てくる極超新星とは何か。

通常の超新星爆発の数十倍の爆発エネルギーを持つ超新星爆発のこと


では、超新星とは何か。

大質量の恒星がその一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象


この「恒星」の説明に行きついた時、「絶望的な記述」に私たちは突き当たります。

恒星 - 形成と進化より。

(抜粋)質量が太陽の約8%よりも小さく、核融合反応を持続することができない星は、自らの重力により、数千億年という極めて長い時間をかけて、位置エネルギーを熱エネルギーに変換しながらゆっくりと収縮していく。最後にはそのままゆっくりと暗くなっていき、黒色矮星へと移っていく。

褐色矮星よりも重いが質量が太陽の46%よりは小さい恒星は、核反応が遅く数千億年から数兆年かけて燃料である水素を使い果たした後、ヘリウム型の白色矮星になるとされている。



それぞれ、

> 数千億年という極めて長い時間をかけて

> 数千億年から数兆年かけて


とあります。

さて、これが「恒星の一生」だとすると、そこに多少の年代の前後はあったとしても、きわめて簡単に考えると、

・ビッグバンから5億年しか経過していない時に、すでに「何千億年の寿命を終えた星」がそこに存在していた

というような奇妙な成り行きを想定させます。


まあしかし、その 132億年前の光が超新星によるガンマ線バーストであるかどうかというのも実はあまり関係ないことだと思います。

この話の中で最も重要なことは、


・その光が見えているという事実


に尽きます。

地球から100億光年以上もの距離で観測される光が小さなものであることは考えられないわけで、それが何であろうと、きわめて大きな光がそこにある。

通常、天体がどんな理由であっても「巨大な光を放ち出す」ためには(今の宇宙論では)大変な時間がかかるはずです。


ああ・・・前振りのつもりが非常に長くなってしまいましたけれど、実はそのデイリーギャラクシーのコメントの記事は上のような疑問を語り合っているという感じです。なので、今回はその冒頭のデイリーギャラクシーの返答記事の意見をご紹介します。



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タグ:宇宙

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2012年03月04日



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(訳者注) かなりタイムリーなんですけど、昨日、「ビッグバン宇宙論は人類に有害」というような意味の記事を書きました。そうしましたら、今朝、この「現在の宇宙論の崩壊」というテーマと関係しそうなニュースがありました。

もともとは、NASA のハッブル望遠鏡サイトのニュースリリースという「宇宙観測のお膝元」からのものです。
NASA のニュースリリースはこちらです。

Dark Matter Core Defies Explanation in Hubble Image
ハッブルが撮影した画像では暗黒物質のコアを説明することができない
2012.03.02 NASA ハッブルサイト ニュースリリース


ニュースの内容は、「銀河団の衝突から形成されて、合併したと考えられる巨大な銀河団アベル520の暗黒物質と暗黒物質の中心(暗黒コア)にある銀河と、その高温ガスの分布を示す合成画像を公開した」というものですが、その写真に写る様子は「現在の宇宙論では説明不能」なのだそう。

このアベル520は、2007年に発見されたもので、当時から「暗黒物質の分布が銀河と一致しない」ということが言われていたようです。しかし、今回、NASA が新たに提出した画像により、曖昧だったそれらの問題が「明確」に突きつけられたということのようです。


暗黒物質の存在は、現在の宇宙論の根幹のひとつ

暗黒物質理論とは「現在のビッグバン宇宙論を支える根幹のひとつ」であるのですが、これら暗黒物質は、存在を見ることも感じることももできなく、計算上だけで「あるもの」とされているものです。

なので、たとえば、「暗黒物質」が全否定されれば、宇宙理論を根本から考え直す必要さえ出てくるのかもしれません。

しかし、そんな難しい話は科学者たち当人の話であって、私たちとしては、昨日の記事にある「この世は無限であってほしい」という夢を持てればそれでいいのだと思いますが(とはいえ、その夢が実現されるためには「ビッグバン宇宙論」が崩壊する必要があるわけですが)。


ところで、その NASA が発表した「説明することができない」という星雲の写真そのものが、また異常に美しいのです。
こちらです。

hs-2012-10-a-large_web.jpg


まるでイラストのようですが、NASA の最先端宇宙望遠鏡のひとつが写しだした現在の宇宙の姿のひとつのようです。


今回の翻訳記事は、宇宙に関しての情報量と開示の速度でトップクラスのサイト「デイリーギャラクシー」のものをご紹介します。今回の NASA の発表でかなり混乱した様子の内容の文章になっていて、後半は何が説明されているのかよくわからない下りもあります。それでも、「どうしてそういうことにになりうるのか」という理由を、現代宇宙論で説明しようとしています。


どうでもいいですけど、最近「シンクロ」のペースが早い感じがします。今回も「昨日書いたことの関連が今朝のニュースに出ていた」ということになりましたが、こんな感じのことが多いです。


最近は料理に時間が多くとられているのですが、記事もなるべく書きたいと思います(止まったら止まっちゃうから)。

料理というか、ここ何十年か、すっかり塩分が少なくなってしまった日本の料理全般に次第に我慢できなくなってきていて、少なくとも(酒のつまみなどで)自分で食べるものだけは、昔ながらの日本の味にしたいと思って、自分でいろいろと作るようになりました。「昔ながらの日本の味」なんていうとえらそうですが、それはつまり「昔はなんでも、しょっぱかった」ということですね。

私たちの子どものころの日本の食卓はとにかく、煮物は醤油で真っ黒だったし、梅干しや塩からや塩鮭などは「塩よりしょっぱい」といわれたようなものばかりで、それでごはんをたくさん食べるのが食事というものでした。「減塩」という概念がどうしてこんなにこの世にはびこりだしたのかよくわからないですが(強制したりされたりする問題じゃないはず)、味の薄いブリのアラ煮とか、甘い梅干しとか食べているとしみじみとさびしいです。

話が逸れそうですので、本記事に入ります。



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2012年03月03日



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「ビッグバンは人類にとって有害」だと知った日に

前回の記事で「ニュートン」といういろいろな意味で有名な(有名すぎる) 17世紀の科学者のことについてふれましたが、この「ニュートンとの絡み」はしばらく続きそうな気がします。

前回の記事「土星を周回する「月の龍」」でこのように書きました。


ニュートンは自然科学者としてだけ教えられてきた私たちが受けてきた学校教育の価値観についての話です。

実際にはニュートンの研究の大半は今の時代でいえば「オカルト」に属するもので、ニュートンは、錬金術の研究、賢者の石の捜索、ヘルメスのエメラルド版の解析、そして、聖書の研究と、聖書の予言の解析などに人生を費やしていました。

どうして私たちの学習の歴史では「こちらが無視されてきたのか」ということは、科学史を考える上でかなり重要なことのように思います。




そして、少し前の「現代のジョルダーノ・ブルーノを作り出さないために(1)」という記事では、「進化論とビッグバン理論」が現在の科学の最大の阻害となっているかもしれないと書きました。

しかし、さらに言うと、上のうちの「ビッグバン理論」。

これが現代の科学だけではなく、「人類存在全体の概念の中で最も有害な概念かもしれない」ということにさきほど気づいたのです。宇宙論としての正否ではなく、「ビッグバン理論は、人類が持つすべての概念の中で最も有害かもしれない」という意味です。

そのことに気づきました。

まあ、また夢で見ただけですけど(自分の考えごときじゃ、私は何も気づきやしないです)。

でも、どうして「正否」を越えて「有害」なのか。
そのことをどう書くといいのか・・・。

でも、少し書いてみたいと思います。



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(訳者注) 最近たくさん書いているなあと思います。実際に日々ニュースが多いこともあるのですが、どうにも止まらない・・・という部分も多少あるようです。

まあ、過去の自分のブログの例を見ても、止まる時には一気に止まる傾向にあるので、書けているのは嬉しいですが。クレアの時は一度止まったら、そのまま半年以上更新が止まりました。今度止まったら 30年くらい更新が止まるような気がします(更新再開は墓場から)。


さて、昨日、土星に関係する記事「予想以上に「地球のきょうだい」であることがわかりつつある土星の衛星タイタン」というものを書いたのですが、今朝また土星関係の見出しを見ました。

また土星の「衛星」の話です。

今回はディオネという衛星。

この衛星を最初に見つけたのは現在の NASA の土星探査衛星の名前にもなっているフランスの天文学者ジョバンニ・カッシーニという人で、土星の衛星を数多く見つけた17世紀の人です。

ジョバンニは活動の序盤に(それが書きたかったのかよ)土星の衛星レアなどを発見して、1684年にディオネを発見しています。今から、330年位前のことですかね。

Giovanni_Cassini.jpg

上の写真がカッシーニで、この自画像が似ているのならかなりのイケメンですよね。

17世紀の科学者では、ニュートンもかなりのイケメンでしたが、このニュートンに関しては、最近書いている「次のブルーノを作り出さないために」という中のシリーズのどこかでふれると思います。

ニュートンは自然科学者としてだけ教えられてきた私たちが受けてきた学校教育の価値観についての話です。

実際にはニュートンの研究の大半は今の時代でいえば「オカルト」に属するもので、ニュートンは、錬金術の研究、賢者の石の捜索、ヘルメスのエメラルド版の解析、そして、聖書の研究と、聖書の予言の解析などに人生を費やしていました。

どうして私たちの学習の歴史では「こちらが無視されてきたのか」ということは、科学史を考える上でかなり重要なことのように思います。

ちなみに、そのニュートンの聖書の解釈では、次の世の中(新しい世界)は 2060年に訪れるとしており、そこにはこのように書かれています(抜粋)。




新しい天と新しい地。
神は人々を思い煩って涙を涸らし、泉を贈り、小さき者どもを作り、完了する。
神とキリストの栄光に照らされ、生命の樹が茂る楽園の川に潤される。
世界の王はみずからと民と聖人の栄光をもたらし、永久に統治する。





さて、逸脱に次ぐ逸脱の様相を呈していますので、本題に入りましょう。

土星の衛星ディオネ。

今回の記事は、そのディオネに酸素があったというニュースなんですが、ディオネに大気が存在するということは以前から知られていたようで、それほど大きなニュースというわけではないのに、記事を「見た」瞬間にご紹介しようと思ったのは、今年が 2012年だからです。

それは今年 2012年がイヤー・オブ・ドラゴンであり、辰年であり、「龍の年」であるからです。
それは土星の衛星ディオネの写真を見るとおわかりかと思います。


dione.jpg


そして、龍。

ryuu-2012.jpg


ディオネの写真は以前から見ていましたが、それが龍の顔であることに気づいたのが今日でした。上の「龍の顔」を刻んでいる白い部分は、記事によると、「数百メートルの深さのある氷の崖」だと考えられているそうです。


このディオネが下の写真のように土星の周りを「月」として回っています。
下のほうの線のようなものは「土星の輪」。

dione-ringside.jpg


龍といえば、出所も時期も不明ながら、海外の資料サイトに古い写真が貼ってあり、それは下のような写真でした。


japan-dragon.jpeg


日本海( Sea of Japan )の上に「USSR」とあり、また、朝鮮半島が分断されていませんので、1950年代以前のもののようです。
戦時中あたりものかもしれません。
強そう。

それでは、今日の本題記事です。



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タグ:ディオネ

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