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2012年04月30日



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文字から見る「死」の意味(追記あり)



最近、北極の海底から「おびただしい量のメタンが噴出している」ということが NASA の調査で判明したことを知って、今後の地球の気象というのか気温というのか、そういうものが混沌化していきそうだなあと思って、そのことを書いていたのですが、その途中で、ちょっと全然関係ないことで気になることがありましたので、そのことを書いておきます。

気候の話と一緒に書くと、何が何だか訳がわからなくなりそうですので、北極のメタンの話を含めた話は後で書きます。その NASA のニュースリリースは、

Study Finds Surprising Arctic Methane Emission Source
( NASA ジェット推進研究所ニュース 2012.04.22)

にあります。
これは今日か明日、別の記事でご紹介したいと思っています。


さて、今回の話というのは「死」の話です。


ゴリラの言っていることからふと気になる「死」の実相

ニュースでもななんでもないのですが、知り合いが「手話のできるゴリラの話」をしていたんですね。それは「優しい唄歌い」というブログで記事になっているんですが、


ココはメスのローランドゴリラ。
生後3ヶ月で病気にかかっている時に、
パターソン博士と出会い手話を教わりました。
そしてなんと1000語もの単語を習得したココは、
手話でパターソン博士と会話ができるようにまでなりました。



というようなことが書かれてあります。

まあ・・・私自身はこういう「動物との素敵な交流」には興味ないんですね。

「ああ、そうですか」

という程度の感想しか持たないのですが(笑)、記事の後ろのほうに、このゴリラが、気に入った猫が死んだ時の手話のことが書かれてあるのですね。博士が、

「ゴリラは死ぬと、どこに行くの?」

と、そのゴリラに手話で訊いたところ、ゴリラは、手話で、

「Comfortable hole bye」

と(手話で)答えたのだそうです。

Comfortable は、「快適な」、「安寧な」、「心地良い」とかそっちの意味。
hole は、「穴のような空間」のいろいろな意味。
bye バイバイのこと。

要するに、

「サヨナラして心地のいい穴に行く」

と。

まあしかし、こういうのは研究者の勝手な解釈が介入したりするものだしなあ、と思いつつも、そのブログの最後に作者の方が、

大自然の中で生きる動物達は、人が思うよりも、「死」を優しい存在であると認識しているのかもしれません。


と書かれていて、そこには、「死」と、死の文字にカギ括弧がしてあって、この「死」という漢字が妙に目についたのですね。


そういや、死ってどういう漢字かを直視したことなかったかも」と、よく見てみました。

大きくして観察してみます。


d-1.png


うーむ・・・やはり、意味性が強いせいか、大きくすると迫力があります。

その構成を見てみました。


d-2.png


d-3.png


d-4.png


初めて気づきましたが、「死」という漢字は「一」と「タ」と「ヒ」で構成されていることがわかります。

「一」がどういう意味なのかわからないですが、数字の「一」というよりは、この「一」のラインの下に「タとヒがある」というように考えるほうが妥当なような感じもします。

「一」というライン、感覚的には、大地とか天とかか、あるいは「この世」とか、つまり普遍的な存在の「現実のライン」を指し示すと仮定すると、この世の縁の下の力持ちとして、「タ」と「ヒ」がいると。そんな感じを受けます。


では、「タ」と「ヒ」とは何なのか。


「タ」は、カタカナのタであった場合は「多い」の「多」のカタカナ化。

あるいは漢字だとした場合、朝と夕の「夕」というものがあります。
漢字の「夕」の由来は、漢字の成り立ちといサイトで見てみると、

  夕 → 月の変形

書かれてありました。
下のような変遷だそうです。

seki-yuu.gif


ちなみに、その「漢字の成り立ち」ページでは「死」は、


  歹 + 匕 → 人が倒れ骨だけになる


という非常に即物的な(苦笑)答えが書いてありましたが、それによると、「死」は「一」と「タ」と「ヒ」からできているのではなく、「歹と匕」が組み合わさった漢字だということのようです。


しかし、「人が倒れ骨だけになる」というだけの意味では、上に出てきたゴリラの死の世界である「気持ちのいい穴」という語感とずいぶんと意味が違う


・・・どうも、これではない・・・という感じがしてきます。


ちなみに、「」というのは読めなかったので調べてみると、「ガツ」と読むようです。

Wikipedia - 歹部を見てみると、こうあります。


歹部(がつぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。歹の字は肉を削り取った後に残った骨を意味する。偏旁の意符としては死や傷害に関することを表す。



人の骨のことなんですね。

Wikipedia には、例字として、「歹」を使った漢字として次のようなものが挙げられています。


死・歿・殆・残・殊・殉・殖・殲


上の例を見てわかるのは、「歹」の上の「一」が右端まで延びているのは、「死」だけだということです。

つまり、他の漢字では部首として使われているのがわかりますが、「死」では、「歹」は部首ではない、というニュアンスが感じられます。


部首としての「歹」なら、「死」ではなく、下のような漢字になっていたはずです。

d-5.png


これは・・・・・・偽装ですね(笑)

「歹」という人間の骨の意味を持たせているかのようにさせて、死の実相を隠している感じを受けます。漢字は数多くあれど、部首の一部を勝手に延ばしていい漢字がそんなにたくさんあるとも思えません。やはり、最初に書いたように、「一」の下に「タ」と「ヒ」があると考えるのが妥当だと思います。

しかし、「タ」は、「多」か、「月」かどちらかだとしても、「ヒ」がわからないです。
それを調べてみました。


「ヒ」の解読

ヒは、カタカナの「ヒ」だけかと思っていたのですが、漢字のつくりとしての「匕」はあって、上の「漢字の成り立ち」では、次のようになっています。

しりもちついて倒れた人の姿

hi.png


単に「倒れた」ではなく、「しりもちついて」というあたりが具体的ですが、しかし、これで、ますます「死 は 歹 + 匕 ではない」と確信できるように思います。

なぜなら、これでは死の意味が、「しりもちついて倒れて骨になる」というだけの意味になってしまう。いくら古代でも、人間の死の様相がそんな単純ではないことは(いや、むしろ古代であればあるほど)認識していたと思います。


そんなこともあり、漢字のつくりとしての「匕」は、死の「ヒ」ではないように感じます。


さて、この「ヒ」。


これが調べてみると、なかなか深いものです。

Wikipedia に ヒ(日) という項目がありました。


ヒ(日)

ヒ(日)は古代の神名や人名の語尾につけられる称号。天皇およびその伴造(ともがら)を表す天孫・天神系の称号として用いられた。地祇・国神系を意味するヌシと対照をなす称号である。「ヒ」はヒコやヒメの語源でもある。




うーむ・・・。

なかなか大げさなことになってきました。
天皇絡みとなってきましたね。

続けて、この「ヒ」が、新羅から伝わった際のこととして、次のようにあります。


解の古音は「日」の訓である。(中略)

解はハングルで 해と書き、hae(ヘ)と発音し「日、太陽」を意味する。



なるほど。

「解」という言葉と「太陽」という言葉は、同じ意味としての発祥だった気配が伺えます。

つまり、「太陽」というのは「解」のことのようです。

それをまとめて表現のするものが「ヒ」。日本では、歴代で八名の天皇の名前に「ヒ」がつけられているそうです(カミムスヒ、カチハヤヒ、イナヒ、ヒコオホヒヒなど)。


さて、ここでもう一度、「死」の漢字を大きくしてみてみる。

d-1.png

そして、ゴリラの言ったことを、こちらも大きく書いてみる。


Comfortable
hole
bye


気持ちのいい穴
バイバイする




うーん・・・。

まあ、これらの問題は、ちょっと調べて結論の出るようなものではないですが、最近の事故の報道だとか他にもいろいろな理由があって、「死とは何か」ということをもっともっと考えたいと思っています。




[追記]

読み返していて、ここまでのことを単純に考えてみると、

タ → 月(つき)

で、

ヒ → 太陽(ひ)

なら、「死」という文字は、大地、あるいはこの世(「一」)の下の月と太陽を示している
ような気が・・・。

つまり、下のような漢字はないですが(多分)、これと同じ意味かと。

d-11.png


ここに、過去記事の「地球は太陽そのもので、その太陽は4であり、かつ日本語の始まりを示すものかもしれない」などに出てくる中世の月と太陽のシンボルを当てはめれば、下のようなものになります。

d-101.png

ちなみに、上の右の「〇」の中に点があるのが太陽のシンボルで、これは今でも星座や占星術のシンボルとして使われていると思います。

そして、このマークは、日本の古文字のホツマ文字では「ア」を意味するそう。




ホツマ文字の一覧はこちらです。




ホツマ文字には「月」と同じマークはないですが、個人的には下の「カ」のマークが陰陽を表しているっぽくて、月っぽく見えます。

ka-moon.png


ア・・・カ・・・・。

ちなみに、日本語で「アカ」で始まる代表的な言葉といえば・・・・・赤ちゃん?

あ、月(ホツマ文字で「カ」)が最初だから、アカではなく、カアか。
かあちゃん・・・・・。


「死」とは「大地の下の母ちゃん」のことである

(笑)


うーむ・・・・・・。
ちょっと梶井基次郎的な混乱の様相を呈してきましたので、ここまでにしておきます。


いずれにしても、この「死」(し)は、私の「4と十字架をめぐる旅」の中の重要なテーマのひとつだと思っています。
--

[4と十字架をめぐる旅]に関係する過去記事:

地球は太陽そのもので、その太陽は4であり、かつ日本語の始まりを示すものかもしれない
2012年03月14日

十字架がこの世にできた理由
2011年09月13日

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2012年04月29日



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最近、ロシア関係の記事などを読むことも多いんですが、数日前のロシアのメディアの多くを飾ったニュースのひとつが下のものでした。

タイトルには、「緑に覆われたモスクワ - 原因は花粉」というように書かれています。

russia-green-01.jpg

green-01.png
 RIA.RU 2012.04.26

大体の内容はこのようなものです。


4月26日、モスクワの市民たちは、空が緑色に染まったことに驚き、ネット上では様々な憶測が流れた。化学工場が爆発したというような噂やヘリコプターによって何らかの物質が散布されたというような話まで飛び交ったが、その後、モスクワ市政府とロシア非常事態省からそれらの話は事実無根だという声明が出された。

この不思議な現象は、専門家たちによると、ちょうどこの時期に開花を迎える白樺の花粉が大量に空中に放出されたものだろうとしている。また、花粉飛散量の調査でも、通常より極めて多い花粉が飛んでおり、それが原因だと見られる。モスクワ市政府の自然環境保護課は、突然の気温の上昇がこの現象を引き起こしたのでないかという見方をしている。



ちなみに、他の報道の写真も見たんですが、上の写真も含めて、そんなに「緑」というようには見えないのですが、実際の感じと写真とは違うということだったのかもしれません。

下の写真はロシアの別のサイトからのものですが、こちらのほうは「緑の空気が漂っている」感じを受けます。

russia-green-02.jpg


しかし、このニュースをご紹介したのは、このこと自体に何か意味があるというようなことではなく、今まで In Deep では「いろいろな空や大気の色」というものをご紹介してきたんですが、「やっと緑まで来たかあ」というような感慨のようなものがあります。
(説明するのが難しい感慨ですが)


ちなみに、私がはじめて「空の色」に興味を持ったのは 2009年にまで遡ります。当時書いていたブログにその記事があります。

その色は「赤」でした。


オーストラリアに出現した「地球最期の日」
 地球の記録 2009年09月23日

sydney-ds.jpg


2009年9月23日の朝、オーストラリアのシドニーの空と大気は上の写真のように、真っ赤に染まりました。上空に巻き上げられた砂ぼこりが強風でシドニーに大量に吹き寄せたために起きた現象だそうですが、こんな現象は、記録では多分初めてだったそう。

私の空の色への興味は「」から始まりました。


今回は、これまで In Deep で取り上げてきた「世界の空の色」の過去記事と写真をご紹介します。



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2012年04月28日



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アメリカ連邦捜査局( FBI )も専用の多言語対応のチェック用ページを開設

(訳者注) コンピュータに詳しい方ならご存じのことなのかもしれないですが、私自身は今朝の海外の報道を見るまで知らなかったですので、ご紹介しておきます。

これはタイトルにした通り、「2012年7月9日から、全世界で数十万から数百万台のコンピュータがインターネット接続できなくなる」という事態が発生することがほぼ確実となっていることと、それに対しての対策です。

まず、どうしてそのようなことになったかということを順を追って、報道ベースでご紹介します。

昨年 2011年11月に以下のようなことがありました。

日本のトレンドマイクロのページより。


インターネット広告ビジネスで1400万ドルを不正に荒稼ぎ

2011年11月、史上最大規模のサイバー犯罪グループ摘発が米国の連邦捜査局(以下、FBI)から発表されました。発表によれば、摘発されたのは、世界100カ国で計400万台ものボット感染コンピュータを使い不正な広告をクリックさせるなどの手口を行っていたサイバー犯罪グループのメンバーで、被害総額は1400万ドルに及ぶといいます。



このグループが使用したマルウエアと呼ばれるウイルスが「DNSチェンジャー (DNSChanger)」というもので、これは「被害者のコンピュータの設定を書き換えて、そのパソコンを乗っ取り、不正なDNSサーバに誘導する」という働きをもったソフトで、簡単にいうと、

被害者は自分でも気づかないうちに自分のパソコンの内部情報を書き換えられていて、それにより、インターネットで自分がクリックしたサイトとは違うところに知らずに誘導されている。

というものです。この方法で、上のグループは、大規模なクリック詐欺のようなことにより莫大な収益を上げていました。

しかし、このグループは上記の記事のように摘発されたのだから、すでに問題ないのでは?」と思われるかもしれないのですが、この摘発が結果として「7月9日のインターネット大量シャットダウン」に繋がります。

これは、犯罪グルーブがそのウイルスのコントロールのために使っていたサーバが稼働していないと、「ウイルスが被害者のパソコンをそのサーバに誘導しても、サーバが存在しないので、被害者はインターネットに接続できない」ということになるのです。


そのため、 FBI は、グループを摘発した後もサーバをシャットダウンせずに、クリーンな状態にして運用を続けていたのですが、 アメリカの裁判所が定めた「最終的なサーバのシャットダウンの日付」が 2012年7月8日なのでした。つまり、翌日の7月9日からはそのサーバが存在しない状態となります。

大量のサーバの運営には大きな費用がかかることもあり、それまで費用を拠出していた FBI も、それ以降の延長の運営はしないとしています。

そのようなことにより、そのウイルス(マルウェア)によって内部の情報を書き換えられてしまったパソコンは、2012年7月9日からはインターネットに接続できないことになると考えられます。これは、感染したことも、パソコンの内部情報を書き換えられていることも自分ではほぼ気づきません

最近、FBI はそのウイルスの「検出ツール」のウェブサイトを立ち上げました。

その検出ツールを使って、自分のパソコンが感染していないかどうかを調べる方法が、米国 Trend Micro の

How to check if you are a victim of Ghost Click
偽装クリックの被害となっていないかどうかをチェックする方法

に掲載されていましたので、その具体的な方法をご紹介いたします。

今回、私のほうで、自分の Windows とMac で実際におこなった方法と合わせてご紹介します。FBI の対策ページは多言語対応ページになっており、日本語で閲覧することができます。

ここからです。
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2012年04月26日



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(訳者注) 昨日、ロシアニュースの「ロシアの声」の日本語版を見ていましたら、「北朝鮮:米国を一撃で破壊できる (2012.04.25)」という見出しがありました。

us-ru-kr.jpg


これだけではあまりよくわからなかったので、韓国の国内メディアを調べてみると、4月25日に北朝鮮の国軍(人民軍)の総参謀長が朝鮮人民軍創建80周年を記念した式典で述べたものだということがわかりました。

すなわち、個人的な談話ではなく、国内でとはいえ、公的な発表といえます。
このことが掲載された韓国の記事をご紹介します。


さて、北朝鮮軍は、先日の記事、

北朝鮮が攻撃開始3分で目的地を焦土化させるという「特別行動」の正体
 2012年04月23日

でご紹介しましたように、これまでの北朝鮮軍にはなかった表現で、韓国に対しての挑発予告をしました。それは、

・今まで誰も見たことがないような特異な手段で

・目的地を3〜4分間以内に焦土化させる


という表現でした。

今回も先日の「特別行動」と同様に「移動式兵器」などの具体的な表現が出ています。

確かに最近の北朝鮮軍の演説は以前とは変わった感じを強く受けます。

これに関して、韓国のメディアは、韓国統一部の元長官のイ・ジョンソクという人に「特別行動の意味」に関して、インタビューしたものがあります。先日、訳していたんですが、紹介する機会がなかったですので、今回の記事の後に抜粋して載せておきます。「統一部」とは、韓国と北朝鮮の南北統一に関して担当する韓国の国政機関です。


ところで、韓国のネット住民たちの間では、こういう軍事的な問題よりも、1枚の写真が話題となっています。



ピョンヤン 2012年4月15日の人文字

その写真は 4月15日の金日成元主席の生誕100周年行事の日の平壌(ピョンヤン)の光景を、人工衛星から撮影したものです。下の写真です。

pyong-yang-2012-0415.jpg


右下に「赤地の中の黄色い文字」がある場所がありますが、これはピョンヤンの中央広場(金日成広場)のようで、そして、これは「人文字」なんです。つまり、赤いカードと黄色いカードを持った人たちが作っている。


Pyong-0415.jpg


広場の面積は相当なもので、どのくらいの人が動員されてこの文字が描かれたのかわからないですが、ここまで大きな人文字だと、ナスカの地上絵みたいなもので、地上からはほとんど誰も見えないですので、「空から撮影されることが前提となっているイベント」だというのが興味深いです。


ちなみに、黄色で書かれてある文字は「平和」。


では、ここから本記事です。

ちなみに、今回記事の総参謀長の発言からも、この「移動式兵器」が EMP 兵器を念頭に置いているというように思えて仕方ありません。

かつて米国のヘリテージ財団という保守系シンクタンクが「イランが民間船を装って EMP を米国上空に放つシミュレーション」について米国議会に提出した意見書には次のようにありました。


過去記事「米国の保守系シンクタンクが米国は電磁パルス攻撃で壊滅すると報告 (2010年11月30日)」より。

「EMP 攻撃は、それほど高いレベルの技術を持たなくとも可能なものなのだ。たとえば、敵が米国へ EMP 攻撃を実行しようとする場合、その敵は長距離弾道ミサイルを持つ必要はない。 EMP 攻撃は、高高度に核弾頭を高く打ち上げればいいため、たとえば、米国の海岸沖で貨物船を使って、短距離か中距離のミサイルを使えばできてしまうのだ」



イランは Shahab-III というミサイル実験で EMP 攻撃と一致する高度で高高度爆発させていますが、その状態は今回の北朝鮮のミサイル実験の「失敗」と同じ様相でした。

では、ここからソウル新聞の記事です。



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2012年04月25日



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桜島上空に忽然と現れた複数の光


日本の気象庁のカメラに不思議なものが写っていたことが、海外のブログで紹介されていました。

先にその気象庁の動画を載せておきます。動画は、気象庁の「火山カメラ」というページにあるリアルタイムカメラのものです。下のページで右側にあるリストから火山を選ぶと、その火山のリアルタイムの映像を見ることができます。

vol-map.png

下の動画は、上で赤く囲んだ「桜島(牛根)」の 4月24日午後7時過ぎのものです。




星や月とは違うと思われる光が途中から入り込みます。

隕石や流星の可能性はあるかもしれませんが、その場合でも、これだけ複数が一斉に、というのは珍しいです。


紹介されていたのは英語のブログで、内容には「私は日本語が読めないのだが、これは日本の桜島という火山だと思われる」とありましたので、日本人の記事ではないように思います。下のリンクがそのブログです。

Two stars − very bright unknown at this point − need to Identify if possible
2つの星: とても明るい現時点では未知のもの。できるなら解明してほしい


日本語を読めないこの人がどのようにこの動画にたどり着いたのかは謎ですが、しかしまあ、今の時代は便利なもので、Google 翻訳などを利用しながら進んでいけば、あまり言葉の壁というものを感じることは少なくなっています。

私自身、ロシア語やベトナム語での記事にたどり着けているのも、Web 翻訳のお陰という部分は大きいです。


ところで、上の動画では、右側の「2つの大きな光」に気をとられると思いますが、7時55分19秒過ぎからの場面で、下のように、全部で「8つ」の光が唐突に現れてきているのがわかります。

sakura-1.jpg


小さなほうは星と考えることもできるかもしれないですが、急に見えてきているあたりが多少不思議な感じがします。

ちなみに、桜島というのは現在きわめて活動が活発になっている火山で、下の記事は、西日本新聞の4月3日のものです。


桜島噴火、最多ペース 気象台「大災害予兆ない」
西日本新聞 2012年4月3日

鹿児島市の桜島が活発な活動を続けている。今年になって爆発的噴火は390回を超え、年間最多だった昨年の年間記録(996回)を更新しそうな勢いだ。3月には噴石が2合目まで飛び、立ち入り規制の範囲が一時広がるなど警戒も強まった。

気象台は「今のところ大規模噴火の前兆はない」とする一方、専門家は「2020年代にも大規模な爆発は起きる」との見方を示して防災対策を呼びかける。



桜島をはじめとして、今年は活動が活発な火山が多く、また、海外でも次から次へと、大きな火山が噴火したり、噴火の前兆を見せています。海外の火山の噴火報道はあまりにも多いので、個別の報道というより、まとめてご紹介できる時にしてみようかとも思います。

桜島の上空で「光ったもの」が何かはわからないですが、実は4月に入ってから、世界中で「火球」つまり、火の玉とか、空の光に関する報道がとても多いんです。科学サイトではなく、通常の報道でなされていたものが多いので、それなりにニュース性のあるものなのだと思います。

そのことも少しご紹介しておきたいと思います。


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2012年04月24日



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wo-top.jpg

昨日、ロシアの「極東オルカプロジェクト」(オルカはシャチのこと)というシャチの生態調査と保護などをしている団体が、ニュースリリースを発表しまして、その内容は「カムチャッカ半島の白いシャチの姿が明らかに」と題されたものでした。

wo-01.jpg


上の写真はリリースされたものの中のものですが、こちらにすべての写真があります。

この白いシャチというのがこのカムチャッカの周辺にいることは、以前から知られていて、2009年とか2011年などには写真撮影されていたそうですが、今回、今までで最も多くの撮影や観察ができたことが報告されています。

まあ・・・ニュースとしては、それだけの話なんですが(苦笑)、どうして、多くのニュースのタイトルの見出しの中から「シャチ」という言葉に反応したかというと、ちょうど、昨日、お酒を飲みながら何となく見ていたページが、

Eskimo Woman Prophecies
(エスキモー女性の予言)

というページでした。

そのエスキモーの女性は下のイラストの女性のようです。

eskimowoman.jpg

1877年11月5日に生まれたということが書かれてある以外は、名前も書いていないですし、予言といっても、いつ頃言ったものなのかもわからないのですが、その内容というより、彼女の予言が、


・シャチから教えてもらったもの


となっていることが印象的だったのです。

イメージとしては、下の写真のように彼女の夢(?)にシャチが現れて、語るのだそう。

orca-01.jpg


上の英語ページでは、このエスキモーの女性は、

- 第一次世界大戦が始まる日付
- ケネディ大統領の暗殺
- ファティマの聖母マリアの外見

などを予測したとされていますが、まあ、予言の当たる当たらないは今の私にはあまり興味がなく、ただ、興味があるのは、「概念の横のつながり」なんです。

たとえば、古代神話というものが、どこの国のどんなものでも、似通ったものであるというような意味での「横のつながり」のことです。時間軸を外して考えると「これらの共通認識の中に世界が存在する可能性があるのかもしれない」ということに、なかなかエキサイティングな感覚を覚えたりする最近だったりします。


この「横のつながり」は各種の予言にも確かに言えるような気がして、たとえば「未来の病気」。


19世紀のセルビアの予言者だったミタール・タラビッチは、下のように言っています。訳は、ヤスの備忘録からのものです。


世界中で奇妙な伝染病が蔓延する。だれもその治療法は分からない。だが、みな「私は高い教育があり、頭がいいから治療法は分かっている」と言い張るが、だれもなにも知ってはいない。人々は考えるに考えるが、正しい治療法を見つけることはできない。だが、治療のカギとなるものは人間自身の中や周辺にあるのである。


tarabich.jpg

セルビアの観光ページにあった写真。多分、ミタール・タラビッチの生家で、この彫像のどちらかがタラビッチのようです。座ってる方ですかね。タラビッチの生家はセルビアで観光地になっている模様。


そして、16世紀のイギリスの女性予言者のマザー・シプトンという人。この方は 1561年に亡くなった後、1641年になってから、四行詩の形での彼女の予言が収められた本が発行されています。

mothershipton2.jpg

▲ マザー・シプトン(1488 - 1561年)と思われる人物画。Mother Shipton's Propheciesより。


この人の四行詩はノストラダムスなどと違って、具体的に書かれていることと、あと、怖ろしいことを書いているわりには「あまり怖い感じがしない」という特徴がありそうです。機会があればご紹介したいですけれど。

そのマザー・シプトンの四行詩の中にこういうものがあります。


彼らの危険な行為から生まれた種が繁殖し
悪寒、そして数多くの死者をだす
科学者たちは治療法を見つけることができない
ハンセン病よりはるかに悪い病気



こういう、「将来、悪い病気が流行して多くの人が亡くなる」という予言はとても多いのですが、マザー・シプトンのものには、「彼らの危険な行為から生まれた種」と、やや人為的なニュアンスを感じるものがあります。


そしてここで、最初に書いたエスキモーの女性の「シャチから教えられた予言」なんですが、彼女は、タラビッチの言う、

だが、治療のカギとなるものは人間自身の中や周辺にあるのである

に呼応するようなニュアンスの言葉を残しています。


外国の名前をもつ医者が、多くの病気を治すことができる治療法を作り出すために、わすれな草のような植物を使います。

それから人はガンや風邪で死ぬことがなくなります。

また、男性を愛してしまう男性がかかり消耗して死んでしまう病気の治療法が開発されます。




まあ、いずれにしても、このような「時代も地域も違う予言の横のつながり」ということには興味があって、最近たまにいろいろな人の予言を読んだりしています。


冒頭がシャチの話でしたので、そのエスキモーの女性の方の予言を翻訳して載せておきます。

言った年代はわかりません。

「ロシアが再び共産主義に戻る」と言っているので、ソ連が崩壊した 1991年以降かとも思いましたが、それだと、1877年生まれの彼女は、115歳とかの年齢になってしまうことになるので、どうも違うような気もしますが、年代は不明のままですが、とりあえず掲載しておきます。



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2012年04月23日



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(訳者注) また北朝鮮関係ですが、報道そのものは日本語報道でもすでに多く記事になっているものです。下は時事通信の記事です。

李明博政権に「聖戦」通告=「特別行動で焦土化」−北朝鮮軍
 時事通信 2012.04.23


上の「特別行動」という単語が気になりました。今まで北朝鮮の使用する単語としては聞いたことのないものだったからです。しかし、日本語の報道はどれも短いもので、その説明がありませんでしたので、朝鮮日報の韓国語版を見てみると、朝鮮中央放送の発表では以下のように表現されていたようです。



「われわれの革命武力の特別行動は、いったん開始されると、3〜4分間、いや、それよりもっと短い瞬間に、今まで誰も見た事がないような珍しい手段と我々流の方法により(攻撃目的地を)焦土化してしまうことになるだろう」



3〜4分という具体的な数字が気になります。
「今まで見た事がないような珍しい手段」もです。

こういう表現も今までの北朝鮮軍の発表ではほとんど見ないものです。

ちなみに、「3〜4分」という数字は、たとえば北朝鮮が先日ミサイル発射実験をおこなった北朝鮮のトンチャリ(東倉里)という場所にある「西海衛星発射場」から日本の中心部の位置にある名古屋上空まで大体3〜4分程度でミサイルが到達します。

先日、「失敗」したミサイル実験は発射後 81秒で空中分解・爆発しており、つまり1分20秒程度の飛行でしたが、衛星写真を分析シミュレーションした下の写真でその距離がわかります。




下の図は、上の衛星シミュレーションを参考にして即席で作ったものですので、不正確ですが、おおまかの位置や距離関係がわかるかと思います。

map-04-23.png

これ・・・図を作ってみて初めてわかったのですけど、先日のミサイル実験の失敗って、ちょうどソウル上空で爆発させるのと同じ程度の距離で「失敗」していますね。


まあ、今回北朝鮮が発表した「特別行動」というのが何なのかは私には推定もできないですが、資料的な意味として、朝鮮日報を翻訳して載せておきます。



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研究の将来の可能性として、農薬が完全に不要な農作を「ただ作物を触るだけ」によって達成できる可能性も


(訳者注) In Deep では、たまに最新医療技術の話題などを取り上げることがありますが、現在の最先端の医学研究では、人間の防御力の元となるものが、ほとんど人間の体自身の中にあることが明らかとなってきています。

たとえば、過去記事の、

「すべてのガンに効果のあるワクチン」が開発されたという英国での報道
(2012年04月10日)

抗生物質に代わる物質がドイツの機関で特定される
(2011年06月09日)

などは、上の「すべてのガンに効果のあるワクチン」は「 MUC 1 」という、もともとすべての人間の内臓の表面に付着しているもので、下の「抗生物質に代わる物質」は「ペプチド」というもので、これはアミノ酸の連なった、要するに、どこにでもあるタンパク質のようなものです。

このペプチドは、「できた後の虫歯に対抗できる」ことも、イギリスの大学の研究でわかっています。人間が自分が持つ治癒力だけで虫歯を治していく(歯を再生させていく)という驚異的な治療法ですが、その方法は、なんと、ペプチドから作られた物質を歯に塗るだけ。相当先とはいえ、将来的にはこの治療法が広がれば、「虫歯がこの世から消える」ということになるはずです。

虫歯治療の革命: 歯の自発的な再生を手助けする虫歯の治療法が英国で開発される
(2011年08月24日)


つまり、少なくとも人間は、自分自身に対しての治癒力は人間自身が持っていることが、最近、きわめて明らかになってきた感があるのですが、今回の「植物の防衛力」の研究発表も大変に大きなニュースだと思います。


米国のライス大学の生物学者ふたりが研究発表したもので、上のタイトル通りに「植物は人間に触られることにより強くなる」という事実と、そのメカニズムを証明したのです。

写真を先にご紹介しておきます。

下の写真はシロイヌナズナという植物で、いわゆるペンペン草と呼ばれるどこにでもある雑草のひとつで、どこにでもあるものだけに、植物の研究にはよく使われるものなのだそうです。

plant-01.jpg

「右」が一日数回さわって育てたシロイヌナズナで、「左」がさわらずに放置して育てたもの。

これだけ見ると、「さわっていないほうがよく育っているじゃないか」と思われるかと思います。

そうなんです。
確かにさわらないものは成長が早く、茎も細く伸びていきます。

ところが、左の背丈の高いほう、つまり、さわられていないほうは「弱い」のです。

右の毎日触れられて成長した方の植物のほうは、こちらは茎が太く短く、そして「遅く」成長していくことにより基本的に自身の構造自体を強く成長していくと同時に、触られるごとに内部で「ジャスモン酸エステル」という植物のホルモンを多く分泌するのですが、この植物ホルモンの作用で、この植物は「どんどん強く」なります。

このジャスモン酸エステルは、植物の葉を食べる生物の胃の機能を弱め、また、真菌(カビ)などの対しての抵抗力を高めるメカニズムを持つのです。


つまり、上の写真の「右の毎日触られた植物」は、見た目だけの問題ではなく、外部からの攻撃に対して強いのです。菌や昆虫に大きな強い抵抗力を持ちます。「虫も喰わないやつ」という言い方がありますが、そういう植物として成長していきます。

そのジャスモン酸エステルの生産システムを「起動」させるのが、人間がさわることなんです。

また、上の写真を見ると、植物の外観としても、右の背丈の低い植物のほうが安定性よく育っていることがわかります。

いずれにしても、これは感覚的な話ではなく、「植物は人間に触られることにより強くなる」ことと、そのメカニズムが「証明された」ということであり、この意味は大きいです。

なぜかというと、今後、たとえば、植物の生産の現場を含めて、あるいは、経済的な混乱や他の国との貿易の不都合などの中では、日本の農業にはあらゆる意味で厳しい状況が予想されます。

ずいぶん前に、

日本から肥料が消える日
(2010年12月02日)

という記事を書いたことがありますが、一般的には「窒素、リン酸、カリウム」で肥料は作られますが、この中の「リン酸」というものが日本では採取できず、日本はほぼ 100パーセントすべて輸入に頼っています。そして、その輸出国の最大国は中国で、中国では関税をどんどんと引き上げており、現状はわからないですが、記事を書いた頃に入手した 2008年までのリン酸の価格は下のようになっていました。




これ以上、リン酸の価格が上がっていくと、トマト一個3000円とか、白菜一個20000円とか、そういう冗談のようなことが、冗談ではなくなる可能性は常にあります。現状の肥料はリン酸なしでは作ることができません。

まあしかし、この肥料の問題は別の話ですが、それと同時に「農薬」の問題や、米国モンサント社などに代表される遺伝子操作での作物の問題があります。

それに害があるとかないとかを別にしても、経済的な問題や、あるいは鎖国的なことが起きていくと(私自身は遠い将来であっても日本は再度、鎖国に向かうと考えています)、農作自体が成り立たなくなる可能性はあるように思うのです。

そこに出てきた「植物は人間がさわるだけで防衛力がアップするという科学的事実」というのはとんでもなく素晴らしい発見ではないかと思ってご紹介することにしました。

冗談ではなく、たとえば、自給自足などをしていかなければならない毎日だとして、農作の日課のうちのひとつが「ことあるごとに作物にさわること」だったりするという未来もありうるのかもしれません。


私も植物が好きでいろいろと育てているのですが、この「さわると植物は変化する」ということは感覚的という以上にずっと感じていました。どういうことかというと、

・頻繁に触れている植物は成長が遅いが、美しく強く育つ

ということです。

そして、逆のこともまた言えました。

逆のこととは、つまり放置していくと弱っていくということも見てきたのですが、それらは「感覚的な問題なのだろう」と自分では思っていました。

しかし、科学的根拠があったのです。


いずれにしても、今回の研究結果を読んで決めたことがあります。
それは、

「明日から全部の植物を一日に一度はさわろう」

ということでした。

植物を育てている方は試してみてはいかがでしょうか。
きっと、カビや葉を食べる虫(毛虫、ナメクジ、アブラムシなど)に強くなると思います。

いずれにしても、農薬から解放される方法の「第一歩」が「人間がさわる」という単純なことで、ある程度達成できるとしたらかなり素晴らしいことだと思うのですけれど。


それでは、ここから記事です。



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2012年04月22日



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(訳者注) 最近、北朝鮮のことをよく書いていますが、ごく最近の記事は以下の通りです。



そんな中、昨日、「ふたつのニュース」が目につきました。

ひとつは米国 CNN の報道で、もうひとつは、日本の読売新聞の報道です。

CNNの報道のタイトルは、「パネッタ米国国防長官:私たちは毎日、戦争の数センチ以内にいる」というもので、CNN がアメリカの国防長官のレオン・パネッタ氏とヒラリー・クリントン国務長官にインタビューしたものです。この中で長官は、ミサイル実験の失敗の後、「北朝鮮問題で夜も眠れないほど懸念している」というように話しています。

今回は、その CNN ニュースをご紹介します。

かなり長いので、早速入ろうと思いますが、同じ日に、日本の読売新聞が「北朝鮮の新型ミサイルは「はりぼて」…米専門家 (読売新聞 2012年04月21日)」という記事を掲載しています。
下のような内容です。


米政策研究機関「憂慮する科学者同盟」のミサイル専門家デービッド・ライト氏は20日、ワシントンの戦略国際問題研究所のセミナーで、北朝鮮が15日の軍事パレードで披露した「新型ミサイル」は本物ではなく、「はりぼて」とする見方を示した。



先日のパレードでのミサイルに関しては、米国でも様々な見解や論評があり、読売新聞はそれらの中からこの意見を採り上げたということで、読売新聞の主張したい考えと近いものなのかもしれません。

ちなみに、「憂慮する科学者同盟」は政策研究機関とありますが、ウェブサイトなどを見る限り、「環境団体」のイメージが強いです。

また、今朝の朝鮮日報の韓国語版でも、ほぼトップに近くこの読売新聞の見解を載せていましたので、日本と韓国のメディアの主流意見のひとつは「北朝鮮の軍事力など屁でもない」ということのようです。

北

▲ 今朝の朝鮮日報韓国語版の記事「北が公開した新型ミサイル、知ってみると紙だったという「衝撃」」より


しかし、その北朝鮮から、日韓よりはるかに遠く離れた場所にあるアメリカの国防長官は、その「屁でもない軍事力」のことで眠れない日々を送っているようです。

これも一種の「矛盾」ですが、どちらが正しい考え方なのかはわかりません。

時間が示してくれるかもしれないですし、示さないかもしれません。

それでは、ここからです。



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2012年04月21日



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4月19日に国立天文台がリリースした下のニュースは2本のほぼすべてのメジャーメディアでも報道されたと思いますが、下の図に驚かれた方も多いのではないでしょうか。

solar-2012.jpg

上の図は4月20日の読売新聞オンラインに掲載されたものです。
あとで、自分で作成した別のタイプの図も載せます。

国立天文台のニュースリリースはこちらです。

太陽観測衛星「ひので」、太陽極域磁場の反転を捉えた
 国立天文台 2012年4月19日

今回の国立天文台の発表は連名として、


理化学研究所
宇宙航空研究開発機構
米国航空宇宙局 (NASA)
英国科学技術会議 (STFC)
欧州宇宙機関 (ESA)


という現在の世界の主要宇宙観測機関の名前が連ねられており、極めて重大なニュースリリースであることをうかがわせます。

上のニュースは、わりと多くの報道で取り上げられていて、短くわかりやすく説明されているものも多かったので、そちらを抜粋します。下の記事は読売新聞の記事からの抜粋です。


太陽磁場、来月に4極化か…300年前は寒冷に
読売新聞 2012.04.20


国立天文台などは19日、5月にも太陽の磁場が反転し、北極と南極にN極(プラス磁場)、赤道付近に二つのS極(マイナス磁場)が出現する「4重極構造」に変化するとの予想を発表した。

同天文台の常田佐久教授(太陽物理学)らは、太陽観測衛星「ひので」を使い、磁場データを分析。昨年7月以降、北極の磁場がS極からN極に反転し始めたことを確認した。一方、ほぼ同時に反転するはずの南極はN極のままで変化せず、4重極構造が確実視される状況となった。




簡単にいうと、普通は地球でもどんな惑星でも「南と北」というように磁極は2つのわけですが、「太陽の磁極が4つになる」という複雑な状況になっていく可能性が示唆されたのです。


下の図は、国立天文台の図を使わせていただいてこちらで作成したものですが、下のようになるということのようです。

20120419-solar-polar.png

▲ 上の図の左が、今までの普通の太陽です。北極にマイナス磁場である「S極」があり、南極にプラス磁場であるN極があるという対極したふたつの磁場。

そして、右は、国立天文台が今回発表した今後の太陽の磁場の予測。北極はポールシフトで磁場が反転したのに南極の磁場は移動せず、その結果、「4つの磁極」があらわれるという状態になることが予測されています。



新聞などの報道には「寒冷化」の件が書いてありますが、そのことにはふれません。300年前に太陽磁場が4極化していたかどうかの真偽の問題ではなく、今回の「磁場の大きな異変」は寒冷化とかそういう問題が中心にあるものではない、もっと大きな影響を与える変化だと私個人は考えているからです。


それよりも、太陽の磁場の変化が「もし」そのまま他の太陽系の惑星に同じような影響を与えるとしたら・・・

つまり、たとえばですが、「地球が4つの磁場を持つ惑星になったら」となると、これは非常に生活に大きな影響があります。

現在の地球の磁場は大体、下のようになっています。

earth-2008.jpg

上が北極で、下が南極。SとかNとかの磁場の記号は上の太陽と同じ意味です。


これがもし仮に、太陽と同じように下のようになったとしたら・・・。

earth-2012.jpg


これだといろいろな「現在の文明システム」がグチャグチャになるはずです。
飛行機もまともに飛べないので、海外に行くなどの概念が消えるかもしれない。

そもそも、「方向って何のこと?」という話にもなりかねない気がします。

私が子どものころに放映していた『天才バカボン』のオープニングテーマの最初は、


「西から上ったお日様が・・・東へ沈〜む」


というものでした。

「天才バカボンの現実化」というのも、あながちありえないことではないかもしれないです。太陽の沈む場所が変わるという意味ではなく、「地球のどちらが東でどちらが西か実質的にわからなくなる」というような。

bacabon.jpg

▲ テレビアニメ「天才バカボン」(1971年)オープニングより。


もっとも、この歌ではこれに続いて、「これでいいのだ」という結論となっているので、まあ、それでいいのかもしれないですが(笑)。

もう少しこのことについて続けます。



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