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2012年05月30日



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マザー・シプトンの四行詩(後編)



前記事: マザー・シプトンの四行詩(前編)
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16世紀の女性予言者と言われたマザー・シプトンの四行詩の後半です。

今回のくだりは、いわゆる「怖ろしい描写」が多いんですが、しかし読んでみると、これまでの多くの「予言」といわれるものの中に出てくる描写と大変に内容が似ており、つまり、なんとなく「慣れた未来描写」だとはいえそうです。

火山噴火、大地震、海面の上昇、大戦争、飢餓、未曾有の伝染病、などのフレーズが次から次へと出てきますが、「それらはすでに知っております」と言いたくなるほど、他の様々な予言で繰り返し出てくるフレーズで、むしろ「やっと出てきた」という安堵感さえあります。


あんまり関係ない話ですが、最近の私は、実際にはこの世というのは、個人レベルでは「世界は常に終わり続けている」というように考えていて、あるいは「終わっていない人の世界も個人レベルではいつか終わる」というのも事実です。

これは「死ぬ」という意味とは関係ないことで、生きていようが死んでいようが、文字通り、「その人の世界が終わる」というような意味です。

ちょっとややこしい話になりそうですので、これ以上は書かないですが、予言で語られる「典型的な世界の終末」以上に、私たち個人個人の人間の「宇宙」は「多様な終末の様相」を持っているのかもしれなくて、そのあたり、人間の多様性に感心します。


関係ないですが一昨日(月曜日)の関東の悪天候はものすごかったです。

豪雨ではなく、「豪ひょう」。

マンションの廊下一面に氷が散らばるという光景は多分初めて見たと思います。ひょうの大きさは1センチ程度だと思うのですが、周囲全体が銃弾を撃ち込まれたような音が響き渡っていました。

試しに、

「このくらいの大きさのひょうって当たると痛いのかな?」

と、外で当たってみましたが(笑)、不思議と痛くはなかったです。
ひょうはそれほどの高度から降ってくるものではないのかもしれません。


では、ここから四行詩の後編です。

mothershipton.jpg

▲ マザー・シプトン(1488 - 1561年)。




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2012年05月29日



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記事後編: マザー・シプトンの四行詩(後編)
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最近、体調・・・といっても起因しているのは精神的なものなんですが、優れない日がわりとあったせいもあり、5月は記事を更新できない日も多かったです。

まあ、そういう個人的なことを含めて、社会全体としても「何となく」ですけど、マインド的に混沌としているような感じもしないでもないです。

それも、あまりいい方向ではない混沌というのか。

そんな中で、ふと思い出したのが、過去記事の、

極東ロシアで発見された「白いシャチ」から浮かび上がるエスキモーの予言
 2012年04月24日

などでもちょっとふれた、16世紀の英国の予言者と呼ばれる女性であるマザー・シプトンと呼ばれる人の四行詩の内容でした。

mothershipton.jpg

▲ マザー・シプトン(1488 - 1561年)。


彼女の四行詩の特徴は「曖昧ではない」ということがあります。

「鉄の船が水に浮かび、人が空を飛ぶ」とか「計画される大戦争」とか「馬のない馬車」とか、そういうような表現が続きます。

とはいえ、年代が書かれているというものでもないですので、予言というより、あくまで「詩」としてのご紹介ですが、興味深いことは確かですので翻訳してみました。


500年前に生きた、まだ電気もパソコンも AKB48もなかった時代のマザーシプトンが見た「未来の世界」はどんなものだったのか。


相当長いものですので、2回に分けます。

なお、「〇〇」は「××」を表していると考えられるというような注釈はつけません。詩というのは、それが予言詩であろうと何であろうと読む人それぞれの感性で解釈するものだと思います。

それでは、ここからです。




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2012年05月24日



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米国のニュース投稿サイトのコメント欄で、最近としては最も多いコメントでの議論が続けられている「動画」があります。


コメント欄がある投稿サイトは、



太陽の近くの巨大な物体は何だ?


です。


その動画を短く編集したものを載せておきます。

最初は、中国の動画投稿サイトに投稿されたものです。


多分、日食の観測用に用意したフィルターを通して見た際のものだと思います。





写真でも説明しておきまますと、




・太陽を、

suns-1.jpg



・日食などの観測用フィルターを通して見てみると、

suns-2.jpg



・太陽の横に何か写っている。

suns-3.jpg





という流れです。


この動画に関して、投稿サイトのコメント欄が賑わっている理由は、大まかにはひとつで、



「これはレンズフレアか、そうではないのか」


ということです。


レンズフレアというのは、照明など強い光源に対して、カメラを向けて撮影した場合に、光源の周囲に光が分散して写る下のようなもので、カメラなどの撮影で誰しも経験するものです。


lense-flare.jpg



今回の中国の「ふたつの太陽」がレンズフレアかどうかというのは微妙で、見ただけではわからないですが、過去、 In Deep では、読者の方から送っていただいたものも含めて、数多くの「二つの太陽」を掲載してきました。


それらをご紹介しておきます。


なお、太陽がふたつ以上見える光学現象に「幻日 (げんじつ)」というものがあります。これは空中の氷晶による現象で、幻日は太陽から約22度離れて見えるという特徴があります。




この特徴から大きくはずれたものは、幻日ではない可能性があるということにもなるのかもしれません。



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2012年05月15日



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(訳者注) 最近、ふと「やけに飛行機の墜落の記事が多いのではないのか」という気がしました。しかし、これが多いものか、ごく普通のことなのか私はその統計を持たないのでよくわからないのです。

なので、これに関しては、まずは、この「5月に入ってからだけ」で発生した世界での墜落事故の記事へのリンクとタイトルを並べておきます。

この10日間ほどで世界で(報道されているだけで)十数台の飛行機やヘリコプターが墜落しており、数十人が死亡しています。




2012年5月(5/5〜5/14)の飛行機墜落事故

5月9日 ロシアの旅客機「スホイ・スーパージェット100」墜落



5月14日 ネパール



5月11日 米国カンザス州



(※)下の3つの米国ペンシルバニア州の記事は、同じような地域で連続して三機の別の飛行機が墜落した事故です。

5月5日 米国ペンシルバニア州



5月9日 米国ペンシルバニア州



5月13日 米国ペンシルバニア州



5月9日 カナダ・サスカチュワン州



5月13日 カナダ・バンクーバー近郊



5月9日 韓国 仁川(インチョン)



5月5日 アラブ首長国連邦



5月13日 米国ミシガン州


Plane-crash-14.jpg


5月14日 フィリピン



(※)下のパキスタンのは4月ものですが、大事故でしたので参考までに記しておきます。

4月21日 パキスタン





これが多いものなのか、あるいは「飛行機というのはこのくらいは落ちるよ」というようなものなのか、小型飛行機を含めての墜落統計資料が見当たらず、わからないのですが、少ないとは言えない感じがします。

ちなみに、以前、

米国フロリダのタンパ国際空港が磁極の移動(ポールシフト)の影響で滑走路の閉鎖へ
 In Deep 2011年01月08日

という記事を書いたことがあり、磁場の移動が実際の飛行機の離着陸や運行に影響し始めているということがあったり、あるいは最近のニュースとして、あまり全世界に関係することではない報道ですが、

北朝鮮のGPS妨害電波、16日にわたり続く
 中央日報 2012年05月14日

と、韓国では、北朝鮮による、衛星利用測位システム(GPS)の電波妨害が続いていることが明らかになっています。

しかしまあ、その・・・最近って一体いろいろな意味で何なやっぱりおかしいですね。事故だけではないのですけれど。確かになんだかおかしい


今回は上の一覧にある中で、同じ地域で3機の航空機が墜落した米ペンシルバニアの報道記事をご紹介します。

ちなみに、ペンシルバニア州というのは、アメリカの下の赤い部分です。

penn-map.png



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2012年05月13日



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昨日、

またも旅立ち?: エジソンとシュタイナーからみた教育のこと

という雑談を書きまして、読み返してみると、なんだか私がシュタイナー教育を賞賛しているようにとらえられると困ると感じたので追記しておきますと、Wikipedia にあった「7歳ごとに」という部分が気に入ったということで、他に対しての評価は含まれません。


教育の理論だけではないですが、どんなことでも自分の意見で何を根幹とすべきなのかというと、それは単に「自分自身の持つ理想」でいいのだと思っています。「自分の理想を自分の意志とする」。これだけで十分だと思います。なので、どれだけすぐれた理論でも、他の人が作り出した理論にどっぷりハマるのはあまり好きではないのです。


たとえば、自分が、


・自分はどんな世の中に生きたいか。
・子どもがいるなら、その人にはどのような未来に生きてほしいか。



そういうような個人の理想を軸に考えれば、それでいいのだと思います。


そして、今はまだ有限宇宙論(ビッグバン理論)の中で憂鬱な「有限の存在」という中に生きている私たちですが、そのうち、現在の宇宙論は消えるか、修正されると私は信じています。

それは今でも観測結果のいくつかが表していますが、とりあえず、

・暗黒物質の否定
・宇宙線の発生源がついに突き止められない
・140億年以前の多数の銀河の発見


が重なれば、修正を余儀なくされると思います。

つまり「宇宙は無限だった」と。

そうなれば、「私たちの存在も無限」だという概念に到達できるのではないかと考えています。


なお、以下はあくまで私個人の考えですので、科学的には無視されていいことですが、今の私は宇宙の基本は下の点だと考えています。


・星も太陽系も銀河にも始まりはなかった。つまり、宇宙が形成された時期というものは存在しない。


それと共に、「宇宙は成長していない」ということもあります。

今も昔もずっと同じ。
あるいは、「今も昔も」という時間軸自体が存在しない。

そういう感じだと思います。

学問的には、これをどういうのか知りませんが、昔、フレッド・ホイル博士のことを書いてある部分に定常宇宙論というものを見たことがあります。


定常宇宙論とは、1948年にフレッド・ホイル、トーマス・ゴールド、ヘルマン・ボンディらによって提唱された宇宙論のモデルであり、無からの物質の創生により、任意の空間の質量は常に一定に保たれ、宇宙の基本的な構造は時間によって変化する事はない、とするものである。

2005年現在、ビッグバン理論が有力と考えられることが多く、支持する多くの科学者らから(ビッグバン理論が)「標準的宇宙論モデル」と呼ばれており、このような立場からは定常宇宙論は「非標準的宇宙論」のひとつと見なされている。



とのことです。

ちなみに、私の考えはこの「定常宇宙論」とも違いますけれど。
定常宇宙論でも、星や銀河は形成を繰り返すわけですけど、「それさえもない」と思っています。

余談が長くなってしまいましたが、昨日の「教育」についての続きを書こうと思っていたのでした。
ここから書きます。



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2012年05月10日



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Pelican.jpg

▲ 米国マサチューセッツ州にある教会のステンドグラスに描かれているペリカン。これは「親ペリカンが自らの胸に穴を開けて子に血を与えている」という様子を描いたもので、同様のデザインは世界各地で見られるのだそうです。
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(訳者注) この1ヶ月くらいでしょうか、「唐突に異常に眠くなる」というような状態にしばしば見舞われます。最初は「春だからかなあ」程度に思っていたのですが、その睡眠への欲求というか誘いにやや暴力的な感じがあり、「春眠」というような情緒のある意味を越えている感じがして、「ナルコレプシーにでもなったのかなあ」と心配になる部分もあります。

余談となりますが、そのことを少し書いておきたいです。


かつてない睡魔に襲われる最近

ナルコレプシーは、『麻雀放浪記』(私が自分の人生で唯一全部読んだ長編小説)の作者である阿佐田哲也さんの生涯の持病だったことで、その存在を若い時に知りましたが、要するに「原因不明の居眠り病」で、Wikipedia には、


ナルコレプシー(narcolepsy)とは、日中において場所や状況を選ばず起きる強い眠気の発作を主な症状とする脳疾患(睡眠障害)である。



と書かれています。しかし、実際、脳疾患であるのかどうかもよくわからない原因不明の病気ではあります。希な病気ですが、「日本では600人に1人程度」という発生率ですので、ものすごく希とも言えないのかもしれません。

そういえば、少し以前ですが、遠くに住む知り合いの人が、やはり同じように「最近突然眠くなることがある」と言っていたことがあります。

その人は車で生活することの多い地域に住んでいる人なんですが、「運転中に眠くなると危ないから、最近は車を運転していない」と言ってました。最近の世の中のいろいろを見ていますと、それは賢明かもしれません。

私自身は車の運転とは無縁ですが、このナルコレプシー風の唐突な「睡魔」は、あれに襲われたら、どんな状況でも通常の判断はできないかもしれないことが想像つきます。私の場合など、歩いていても眠ってしまいそうなものですので。


そういえば、ずいぶん以前のウェブボットに「世界的な睡眠障害が発生する」というくだりがありました。2009年頃のものだと思います。

探してみましたらありましたので、その部分を抜粋してみます。


ALTA(非対称型言語傾向分析)レポート 1309 Part5
ウェブボット 2009年04月11日配信

・世界的な規模で睡眠障害が発生する。最初は個人的な問題として見過ごされるが、多くの人々が同時に同じ問題に苦しんでいることが次第に明らかとなる。

・ この現象は宇宙関連のカテゴリーに出てくる宇宙からの未知のエネルギーと関連の深い現象である。

・ 集団的な睡眠障害の現象は「病気」のキーワードとの関連でも現れているが、これはいわゆる病気ではなく、その原因は太陽系にある。

・ 睡眠障害に対する薬物療法はほとんど役に立たない。むしろ睡眠障害を悪化させてしまう。

・ こうした現象により事故が多発する。交通機関の事故がもっとも多いが、その他に職場や工場での事故も多発する。こうした事故は、事故が発生した地域の人々に大変な影響を与える場合も多い。




最近の自分の「異常な睡眠への衝動」を考えてしまいました。

ちなみに、私の場合、ほんの僅かな仮眠をとるだけで回復しますので、仮に同じように「睡魔」に関しての問題がある方がいらっしゃいましたら、20分くらいでも休める環境を作るといいような気もします。まあ、一般の会社などではそうもいかないでしょうけれど・・・。



ペリカンのこと

さて、今回のテーマは、タイトルにした「ペリカン」なんですが、何度かペルーでの大量死に関して、現地の記事などをご紹介しています。



今度は、米国のフロリダでペリカンの大量死が発生しているニュースが報道されていましたので、その記事をご紹介したいと思います。


ところで、この「ペリカン」という生き物

前回などのペルーの記事を書いていた時に、「ペリカンってどんな生き物だったっけ?」ということをわりと普段は気にしていなかったことがわかります。何となく「想像できない」のです。


Whitepelican_edit_shadowlift.jpg

▲ 実際のペリカン。


今回のフロリダの大量死の記事を書くにあたって、Wikipedia のペリカン属 のページを見てみると、意外な意味を与えられている鳥であることがわかりました。

以下は 上記 Wikipedia からの抜粋です。


ペリカンは、胸に穴を開けてその血を与えて子を育てるという伝説があり、あらゆる動物のなかで最も子孫への強い愛をもっているとされる。

この伝説を基礎として、ペリカンは、全ての人間への愛によって十字架に身を捧げたキリストの象徴であるとされる。このようなペリカンをキリストのシンボルとみなす記述は、古くは中世の著作にも見つけることができる。

ペルーのモチェ文化において陶製のペリカン像が発見された。カッショクペリカンかそれに近い種をモデルにしている可能性がある。

220px-PelicanMocheLarcoMuseum.jpg

▲ ペルーのモチェ文化での陶製のペリカン。 ペルーのリマにあるラルコ博物館に収蔵されている。



なんと、ペリカンはキリストの象徴!
それが続々と死に初めているというのは何とも微妙な話にも感じます。

さて、他にもいろいろと思うところはありますが、上に出てくる「モチェ文化」という古代文明の元で作られたペリカンの像。その陶製の像は今は、ペルーのリマにあるのですが、このリマこそ、現在のペリカンの大量死の最前線なのです。

因果という言葉で表していいのかどうかわからないですが、何とも凄みがある話に思えます。このモチェ文化というものも私は知らなかったので、 同様に Wikipedia から抜粋いたします。


モチェ文化は、ペルー北海岸にそそぐモチェ川から名称をとられた紀元前後からA.D.700頃まで繁栄したインカに先行するプレ・インカと呼ばれる高度な文化のひとつである。

モチェは、美しく彩色され、写実的に人面、動物、作物などを象った鐙型注口土器と黄金やトゥンバガ(金と錫の合金)細工などのすばらしい副葬品で知られる。



この説明には、「太陽のワカ」「月のワカ」と呼ばれる神殿ピラミッドの建設というくだりも出ており、いろいろと最近の絡みとも思うところもありますが、前置きが長くなりましたので、ここから、本記事に入ります。

米国のフロリダのインディアン・リバーという川の周辺で数百羽のペリカンが死亡していることを報道した短い記事をご紹介しておきます。



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2012年05月09日



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地元の漁業組合によると、実際のイルカの死亡数は昨年11月から「3千頭以上」になるという話も
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(訳者注) 今回の記事は 5月1日の、

800頭以上の死亡したイルカが漂着したペルー北部で、今度は推計1,500羽以上のペリカンの大量死

の続きとなるものです。

ペルーのイルカとペリカンの大量死のニュースは、今では世界的なニュースとなっていて、今朝の米国のニューヨークタイムスでも非常に大きな報道として、現在の状況を報じていました。

今回はそのニューヨークタイムズの記事をご紹介します。

ちなみに、その前に、最近、世界でどのくらい「海洋生物の大量死」が発生しているかを並べてみたいと思います。
多くが魚です。

下のは5月に入ってからの最近1週間程度の間の大量死報道です。

例年、夏になると魚の大量死のニュースは多く出ますが、時期が例年より異常に早いと私は思います。また、クウェートですとか、今まであまり魚の大量死を聞いたことのない地域での大量死報道も目立ちます。

そのほとんどが「原因は調査中」となっていて、つまり原因はわかっていません。

見出しはすべて日本語にしました。
日付けは報道された日です。


2012年5月の主な魚の大量死報道

クウェート / 5月6日

クウェート湾沿岸での魚の大量死が漁師たちを怯えさせている
 Kuwait Times 2012.05.06

1-kuwait.jpg
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米国アーカンソー州 / 5月8日

公園で連続して発生している魚の大量死
 Blytheville Courier News 2012.05.08
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フィリピン / 5月1日

レイテ島で続いている魚の大量死の調査が始まる
 Business Mirror 2012.05.01
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インド / 5月4日

コーチ市のムタール川で魚の大量死の発生がパニックを引き起こした
 Deccan Chronicle 2012.05.04

FISH-display.jpg
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米国テキサス州 / 5月3日

ヒューストン湖での魚の大量死に関連し、当局は周辺住民に注意を喚起
 ABC 2012.05.03

hus.jpg
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ここから米国ニューヨークタイムスのペルーの大量死に関しての記事です。



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2012年05月08日



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3歳まで「声」を持たなかった私の子どものこと。
そして、幼児発達学で確立している幼児の成長のこと。

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下のような見出しを先日、Yahoo! ニュースか何かのトップで見かけました。

大阪維新の会 市民団体に陳謝 発達障害めぐる表記

それはこんな感じの内容でした。


発達障害がある子の親らでつくる市民団体は、大阪維新の会が議会提出する方針の家庭教育支援条例案について提出中止を求める要望書を同会市議団に市役所で手渡した。

これに先立ち維新の会代表の橋下徹大阪市長は条例案について記者団に「発達障害の子どもを抱えるお母さんに対し愛情欠如だと宣言するのはちょっと違うのではないか」と苦言を呈した。

条例案の原案は「乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因」などと明記。発達障害がある子どもの親らから反発が強まっていた。



問題は、下の部分なんですが、

 
> 条例案の原案は「乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因」などと明記


「乳幼児期の愛着形成の不足」が発達障害の原因だと、この人たちは言いたかったようです。

私は政治に興味がないので、大阪維新の会というものをよく知らないですが、少なくともこの発言ひとつだけとっても、とても不勉強な人たちが集まっていると思わざるを得ません。


しかし、この人たちに文句を言いたいのではなく、今回のことで、多くの親御さんたちが悲しんだり、あるいは、科学的根拠のない偏見を受けるとしたらそれは耐えがたいことです。なので、今回のことは、その何とかの会というグループに対しての反論としてではなく、様々な方に「発達障害」というものについて理解してもらうために書きたいと思います。

ひとつは、私の経験から、あとは各種のデータから書いてみたいと思います。

長くなるかもしれませんが、ここからです。

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2012年05月07日



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(訳者注) 先日、韓国の英字紙に、「白頭山」の特集が組まれていました。今回、その記事をご紹介しますが、そもそも、韓国や中国で、たびたびメディアで白頭山の報道がなされるのはなぜなのかということを簡単に書いておきまたいと思います。


日中韓での自然災害の最大の懸念

日本と韓国とで、とか、日本と中国とで、のような研究や、あるいは経済的な様々なというものはいろいろとありそうな気がするのですが、「日本と中国と韓国」、あるいは、そこに北朝鮮とロシアをも含めて、長い時間をかけて共同で調査研究しているということがらは決して多くはないと思います。

その中のひとつに「白頭山の調査」というものがあります。

東アジアで起きうる自然災害の中で、最も広範囲に影響を与えると考えられている現象のひとつが「白頭山の噴火」であるからです。


pektu-map.jpg

▲ 白頭山の場所。日本語読みは「はくとうざん」。韓国語では「ペクトゥサン」、中国では長白山と表記して「チャンパイシャン」と読みます。


たとえば、少なくとも記録では、日本の富士山が「日本の国家を滅ぼしたことはない」と思いますが、しかし、白頭山は「朝鮮半島の古代国家を滅ぼした可能性」があると考えられています。それは朝鮮半島の高句麗という国家の後の「渤海」という7世紀にできた国家で、この渤海が滅亡した理由のひとつが、白頭山の噴火である可能性が言われています。

何しろ、白頭山の10世紀の噴火は「この2000年間で地球上で起きた火山噴火で最大規模のもの」だったと推定されているのです。

このことを最初に提唱したのは、東京都立大学の町田洋名誉教授で、1992年に「渤海の滅亡には、10世紀に起きた白頭山の大噴火が大きく影響している可能性がある」とする説を発表しました。


ローマのポンペイという西暦 79年に火山で埋もれてしまったイタリアの古代都市のことをご存じの方もあるかと思います。私も名前は知ってはいますが、曖昧でしたので、 Wikipedia を改めて読んでみました。


ポンペイ

ポンペイは、イタリア・ナポリ近郊にあった古代都市。(中略)

79年8月24日にヴェスヴィオ火山が大噴火し、一昼夜に渡って火山灰が降り続けた。翌25日の噴火末期に火砕流が発生し、ポンペイ市は一瞬にして完全に地中に埋まった。降下火山灰はその後も続いた。



このポンペイのヴェスヴィオ火山の噴火の描写は確かにすごいのですが、しかし、「火山爆発指数」という噴火の規模を示す「レベル1〜レベル8」までの国際的基準での区分では、このポンペイのヴェスヴィオ火山の噴火は「5」となっていますが、白頭山は「6」なのです。ちなみに、富士山は「4」。

下が火山爆発指数です。




この火山爆発指数は、レベルが「1」違うと、10倍の規模ということになっていますが、白頭山が大規模な噴火をおこした場合、ポンペイのヴェスヴィオ火山の数十倍の規模だと見られています。


白頭山の現状

その白頭山の現状なんですが、Wikipedia に「近い将来の噴火の兆候」というセクションがあるほど、その噴火はかなり近づいているというのことが、これは単なる憶測を越えた地質学的な共通認識になっています。

Wikipedia のその部分を抜粋してみます。


近い将来の噴火の兆候

2006年10月20日現在、ロシア非常事態省は、白頭山に噴火の兆候があると発表している。そして2010年6月19日には、釜山大学のユン・ソンヒョ教授が、中国の火山学者の話として、2014-2015年に噴火する予測を立てていることを韓国各紙で明らかにしている。

2002年以降、地震の回数が以前よりも約10倍に増加。頂上の隆起・カルデラ湖や周辺林からの火山ガスの噴出が確認されている。

もし大規模な噴火が起これば、その規模は2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火の約 1000倍となり、極東地域では甚大な被害が予想され、大韓民国気象庁が対策に乗り出し始めている。



上に、

 > 2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火の約1000倍

とありますが、2010年のアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火の際にも、空の便をはじめとして、様々な混乱が生じましたが、「その1000倍」。

ちなみに、エイヤフィヤトラヨークトル火山の火山爆発指数は「4」で、日本の富士山の火山爆発指数も「4」と予測されていますので、富士山の噴火は、2004年のエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火から学ぶところは大きいように思います。

ちなみに、日本にある主な火山の過去の噴火の「火山爆発指数」で、Wikipedia に掲載されている分では下のようになっています。



鬼界カルデラ(鹿児島) 火山爆発指数「7」 最後の噴火は紀元前 5300年頃
姶良カルデラ(鹿児島) 火山爆発指数「7」 最後の噴火は紀元前2万2千年頃
阿蘇山(熊本)  火山爆発指数「7」 最後の噴火は9万年前
樽前山(北海道) 火山爆発指数「4」 最後の噴火は 1739年
有珠山(北海道) 火山爆発指数「2」 最後の噴火は 2001年





姶良(あいら)カルデラとは桜島のあるあたりのカルデラをさし、鬼界カルデラというのは鹿児島の薩摩硫黄島の周辺のカルデラをさします。ちなみに、上にある九州の3つの火山は「世界の超巨大火山」と並べて語られる古代の「超」巨大火山で、そのどれが噴火しても、イエローストーンの噴火と同じような「ひとつの時代の文明の終焉」を意味すると思います。


いずれにしても、この日本の九州の「三大超巨大火山」を別にすれば、東アジアで近年に実際噴火している火山の中では北朝鮮の白頭山はずば抜けて巨大な火山だということは言えます。

この噴火は、韓国、北朝鮮と中国だけではなく、白頭山の偏西風の下にある日本列島の、特に関東より東は大変な影響を受けると思います。

その影響は、推定ですが、火山灰や火山ガスなどの直接的な影響ではなく、「長期にわたる日照不足」という影響で、それに伴う寒冷化だと考えます。

最近の In Deep は、

地球の気温の今後 (1): 寒冷化の予測と反して異常に上昇し続ける世界各国の気温

のような世界の高温化の記事も書いているのですが、ただ、巨大な火山が噴火した場合はこの状況は「一変する」可能性が高いように思います。つまり、寒冷化に向かうと思われます。



地球内部と太陽の作用の相反関係

ところで、話はちょっと逸れますけれど、最近の・・・たとえば、先日の竜巻などもそうですが、かつてなかったような天候や自然現象がなぜ続々と起きているのか、ということについて、私はかなりオカルトに属する話ですが、曖昧な推定を確信し始めています。

今回はそれは書きませんが、ただ、その「かつてなかったような天候や自然現象がなぜ続々と起きているのかという確信」については、「太陽活動の低下」ということと同時に起きている下の過去記事の「地球内部の熱の変化」のことと関連したことのような曖昧とした感覚を持っています。

地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か
 2011年08月27日


それと、白頭山だけではないですが、火山活動の活発化に興味がある理由としては、「太陽活動が弱まると、宇宙線の量が増えて、それが噴火のトリガーになるという説」を私は割と信じているということがあります。

過去記事の、

太陽活動と地震・噴火の活動に関しての2つの考え方
 2011年02月17日

などでもご紹介したことがありますが、東京工業大学大学院の丸山茂徳教授が何かの番組で言っていたものが YouTube にありまして、それを貼っておきます。2008年のはじめのものですので、すでに4年ほど前のものだと思います。

宇宙線と火山、地震の関係



上では、丸山さんは、

・地震を起こすトリガーとなるのは今まで語られていた「力学的」なものではなく、化学的(ケミカル)な反応現象だと思われる。そして、それは宇宙線。

・2008年の初頭から宇宙線がかつてないほどの量、降っており、今後しばらくは火山活動が活発化しそう。

・太陽の黒点活動と宇宙線には活動の相関関係がある。太陽活動が弱いほうが宇宙線の放射が多くなるので影響を受ける。

と言っています。

まあ、そんなわけで、話がいろいろと混乱してきましたが、つまり、「今年あたりからは火山の噴火活動はさらに大きくなるのではないか」というような推測が存在しているというのはある程度の事実です。

前置きが長くなってしまいましたが、ここからコリアン・タイムスの記事です。



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2012年05月04日



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アインシュタインの統一場理論とニコラ・ステラのエネルギー理論を使って開発されていた旧ソ連時代の兵器がロシアで再開発されている模様



ものすごいタイトルですが(笑)、しかし、このロシア軍の兵器の記事は1ヶ月くらい前に、「ロシアの声」の日本語版で軽くふれられていた時から気になっていたのです。オリジナルはロシア語だけのようで、なかなか見つけられなかったのですが、別の記事(モスクワの暑さのニュース)を探している時に、偶然、ロシア語の原文を見つけましたので、ご紹介します。


ちなみに、その「ロシアの声」の日本語版を抜粋すると、このようなものでした。



ロシア 史上最強の兵器を開発
ロシアの声 2012年04月12日

「ロシア新聞」によれば、1980年代、ソビエト連邦の秘密研究所では、たとえば戦車を停止させたり、飲料水を飲めなくするための光線ジェネレーターなどが開発されていた。(中略)

ロシア新聞には、超心理学の専門家であるアレクセイ・サヴィン中将の第10003号秘密情報についても書かれており、普通の人間が超人になれる未来兵士のコンセプトがあったとされている。



というものでした。


19世紀のセルビアのミハール・タラビッチという人は次のように言っていました。タラビッチはセルビアでは今でも歴史上の予言者として人気があります。翻訳はヤスの備忘録からです。


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▲ ミハール・タラビッチ(Mitar Tarabich / 1829年〜1899年)。




ミハール・タラビッチの予言より。

人々は十字が三つ並んだ山を探す。その中では人々は息をすることができ、水も飲むことができる。この中に逃げ込んだものたちは、自分も家族もともに救うことができる。だが、それは長くは続かない。なぜなら、すごい飢饉が襲うからだ。

町や村には十分に食べ物がある、だが、それらは汚染されている。飢えた人々はそれを食べるが、食べたとたんに死んでしまう。早く死んだものたちこそ逆に生き延びるのだ。なぜなら、聖霊に助けられ神に近付くことができるからだ。

もっとも怒ったものたちが、もっとも強大で恐ろしいものたちを攻撃する。

このひどい戦争を空で戦うものたちには大変な災いとなる。陸上や海上で戦うものたちのほうがまだましだ。

この戦争を戦うものたちは、科学者に奇妙な大砲の弾を作らせる。それが爆発すると、人を殺すのではなく人間や動物に呪いをかける。この呪いで人々は戦うかわりに眠りに眠りこむ。

三つの十字のある山に逃げ込んだものたちだけが避難場所を見つけ、愛と幸福に満たされ、豊かに暮らすことができる。なぜならもう戦争は起こらないからである。



上の中の、


 > 町や村には十分に食べ物がある、だが、それらは汚染されている。


は、戦争の下りの中で書かれているということで、戦略的なものとすると、上の「ロシアの声」でいう、「飲料水を飲めなくするための光線ジェネレーター」のフレーズを思い出します。


最近、北朝鮮のことなどをたまに書く中で書いたこともありますが、いわゆる「ドンパチの戦争」というのは、これからの戦争の主流ではないと私は思っています(もちろん、それもたくさん起きるのでしょうけれど)。


サイバー攻撃や EMP による文明破壊など、様々な「工夫」が進んでいます。


しかし、それでもまだ残っているものが、「相手の水と食べ物の壊滅」なんですね。


もし、「攻撃のターゲットの地域の飲料水を飲めなくしたり、食べ物を食べられなくする(遠距離から汚染)ということが可能なら、それは大変な武器になると思います。


これは、「現地で兵士たちが毒を湖に投げ込む」とか、そういうレベルの行為ではなく、遠距離から文明を破壊する EMP のように、「遠距離から水や食べ物を汚染することのできる武器」というものは、いくつかの軍では研究しているように思います。


なぜなら、「相手の地に飲める水も食べられる食べ物もなくれば、それだけでも攻撃は十分」だからです。放っておいても、どんどんとその地の人々は死んでいく。


これを「化学」ではなく、「物理学でやる」というのが根幹の理論らしいです。水というものも分解すると、いろいろと分子レベルでわけられることができると思うのですが、その「水の組成そのものを無効化する」というようなことができれば、すごい武器となり得るはずです。



しかし、そんなことができるのか?



今回のロシア新聞の記事などを読むと、そこには「アインシュタインの統一場理論」と、「ニコラ・テスラの波動」などの文字が出ていました。


どちらも何のことだかわからないのですが、アインシュタインの統一場理論というものに関しては、 Wikipedia にありましたので、抜粋しておきます。



統一場理論

統一場理論とは、様々な力を統一しようとする場の理論のこと。最終的には自然界の四つの力をすべて統一しようという理論的試みである。

アルベルト・アインシュタインは一般相対論の論文を発表した後、重力と電磁気力の統一を試みたが、当時は完成させることはできなかった。(中略)

自然物理学の歴史は力の統一の歴史といってもよい。アイザック・ニュートンは天体の力と地上の力を万有引力として統一した。つまり天体の重力も地上の重力も同様なニュートンポテンシャルをもつ運動方程式で表せる。



・・・・・何が書かれてあるのかまったくわからない(笑)。



いっぽうのニコラ・ステラという人は、オカルトでも名前が出てきますが、立派な科学者で、 Wikipedia では下のようにあります。



ニコラ・テスラ

ニコラ・テスラは、19世紀中期から20世紀中期の電気技師、発明家。交流電流、ラジオやラジコン(無線トランスミッター)、蛍光灯、空中放電実験で有名なテスラコイルなどの多数の発明、また無線送電システム(世界システム)を提唱したことでも知られる。

8か国語に堪能で、詩作、音楽、哲学にも精通していた。



よくはわからないですけれども、こういうような人たちの「理論」をロシア軍は兵器としての応用を 1980年代に進めていて、そして再度ここに着手しようとしているようです。


ちなみに、今回翻訳したものに出てきたソ連時代の兵器は、





・人間の細胞の2つの電極に作用して相手を殺す特定の周波数を出す電磁波兵器

・広大な範囲の水を人間の飲料に適さないものににする波動装置

・動くものすべてを止める「死のジェネレーター」という装置

・普通の兵士を「スーパー兵士」にする脳へのジェネレータ。これは精神も高めて、その兵士に「武士の魂」を与える。




あたりのようです。


最後の「武士の魂」あたりのフレーズはプーチンさんとか好きそうですね。



物理学はうまく応用されるとコワそうですけど、でも、武器の歴史としては、そこに向かうのも必然なのかもしれません。




この世に「戦争」がなくなるまでは。




というわけで、そのロシアの記事をご紹介します。

ロシア語の翻訳はいつもながら危ういですが、まあ、概要ということで。


兵器にご興味のある方はさらにお調べいただくと幸いです。




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