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2012年05月08日



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3歳までことばを持たなかった私の子どものこと



3歳まで「声」を持たなかった私の子どものこと。
そして、幼児発達学で確立している幼児の成長のこと。

--


下のような見出しを先日、Yahoo! ニュースか何かのトップで見かけました。

大阪維新の会 市民団体に陳謝 発達障害めぐる表記

それはこんな感じの内容でした。


発達障害がある子の親らでつくる市民団体は、大阪維新の会が議会提出する方針の家庭教育支援条例案について提出中止を求める要望書を同会市議団に市役所で手渡した。

これに先立ち維新の会代表の橋下徹大阪市長は条例案について記者団に「発達障害の子どもを抱えるお母さんに対し愛情欠如だと宣言するのはちょっと違うのではないか」と苦言を呈した。

条例案の原案は「乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因」などと明記。発達障害がある子どもの親らから反発が強まっていた。



問題は、下の部分なんですが、

 
> 条例案の原案は「乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因」などと明記


「乳幼児期の愛着形成の不足」が発達障害の原因だと、この人たちは言いたかったようです。

私は政治に興味がないので、大阪維新の会というものをよく知らないですが、少なくともこの発言ひとつだけとっても、とても不勉強な人たちが集まっていると思わざるを得ません。


しかし、この人たちに文句を言いたいのではなく、今回のことで、多くの親御さんたちが悲しんだり、あるいは、科学的根拠のない偏見を受けるとしたらそれは耐えがたいことです。なので、今回のことは、その何とかの会というグループに対しての反論としてではなく、様々な方に「発達障害」というものについて理解してもらうために書きたいと思います。

ひとつは、私の経験から、あとは各種のデータから書いてみたいと思います。

長くなるかもしれませんが、ここからです。

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2012年05月07日



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(訳者注) 先日、韓国の英字紙に、「白頭山」の特集が組まれていました。今回、その記事をご紹介しますが、そもそも、韓国や中国で、たびたびメディアで白頭山の報道がなされるのはなぜなのかということを簡単に書いておきまたいと思います。


日中韓での自然災害の最大の懸念

日本と韓国とで、とか、日本と中国とで、のような研究や、あるいは経済的な様々なというものはいろいろとありそうな気がするのですが、「日本と中国と韓国」、あるいは、そこに北朝鮮とロシアをも含めて、長い時間をかけて共同で調査研究しているということがらは決して多くはないと思います。

その中のひとつに「白頭山の調査」というものがあります。

東アジアで起きうる自然災害の中で、最も広範囲に影響を与えると考えられている現象のひとつが「白頭山の噴火」であるからです。


pektu-map.jpg

▲ 白頭山の場所。日本語読みは「はくとうざん」。韓国語では「ペクトゥサン」、中国では長白山と表記して「チャンパイシャン」と読みます。


たとえば、少なくとも記録では、日本の富士山が「日本の国家を滅ぼしたことはない」と思いますが、しかし、白頭山は「朝鮮半島の古代国家を滅ぼした可能性」があると考えられています。それは朝鮮半島の高句麗という国家の後の「渤海」という7世紀にできた国家で、この渤海が滅亡した理由のひとつが、白頭山の噴火である可能性が言われています。

何しろ、白頭山の10世紀の噴火は「この2000年間で地球上で起きた火山噴火で最大規模のもの」だったと推定されているのです。

このことを最初に提唱したのは、東京都立大学の町田洋名誉教授で、1992年に「渤海の滅亡には、10世紀に起きた白頭山の大噴火が大きく影響している可能性がある」とする説を発表しました。


ローマのポンペイという西暦 79年に火山で埋もれてしまったイタリアの古代都市のことをご存じの方もあるかと思います。私も名前は知ってはいますが、曖昧でしたので、 Wikipedia を改めて読んでみました。


ポンペイ

ポンペイは、イタリア・ナポリ近郊にあった古代都市。(中略)

79年8月24日にヴェスヴィオ火山が大噴火し、一昼夜に渡って火山灰が降り続けた。翌25日の噴火末期に火砕流が発生し、ポンペイ市は一瞬にして完全に地中に埋まった。降下火山灰はその後も続いた。



このポンペイのヴェスヴィオ火山の噴火の描写は確かにすごいのですが、しかし、「火山爆発指数」という噴火の規模を示す「レベル1〜レベル8」までの国際的基準での区分では、このポンペイのヴェスヴィオ火山の噴火は「5」となっていますが、白頭山は「6」なのです。ちなみに、富士山は「4」。

下が火山爆発指数です。




この火山爆発指数は、レベルが「1」違うと、10倍の規模ということになっていますが、白頭山が大規模な噴火をおこした場合、ポンペイのヴェスヴィオ火山の数十倍の規模だと見られています。


白頭山の現状

その白頭山の現状なんですが、Wikipedia に「近い将来の噴火の兆候」というセクションがあるほど、その噴火はかなり近づいているというのことが、これは単なる憶測を越えた地質学的な共通認識になっています。

Wikipedia のその部分を抜粋してみます。


近い将来の噴火の兆候

2006年10月20日現在、ロシア非常事態省は、白頭山に噴火の兆候があると発表している。そして2010年6月19日には、釜山大学のユン・ソンヒョ教授が、中国の火山学者の話として、2014-2015年に噴火する予測を立てていることを韓国各紙で明らかにしている。

2002年以降、地震の回数が以前よりも約10倍に増加。頂上の隆起・カルデラ湖や周辺林からの火山ガスの噴出が確認されている。

もし大規模な噴火が起これば、その規模は2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火の約 1000倍となり、極東地域では甚大な被害が予想され、大韓民国気象庁が対策に乗り出し始めている。



上に、

 > 2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火の約1000倍

とありますが、2010年のアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火の際にも、空の便をはじめとして、様々な混乱が生じましたが、「その1000倍」。

ちなみに、エイヤフィヤトラヨークトル火山の火山爆発指数は「4」で、日本の富士山の火山爆発指数も「4」と予測されていますので、富士山の噴火は、2004年のエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火から学ぶところは大きいように思います。

ちなみに、日本にある主な火山の過去の噴火の「火山爆発指数」で、Wikipedia に掲載されている分では下のようになっています。



鬼界カルデラ(鹿児島) 火山爆発指数「7」 最後の噴火は紀元前 5300年頃
姶良カルデラ(鹿児島) 火山爆発指数「7」 最後の噴火は紀元前2万2千年頃
阿蘇山(熊本)  火山爆発指数「7」 最後の噴火は9万年前
樽前山(北海道) 火山爆発指数「4」 最後の噴火は 1739年
有珠山(北海道) 火山爆発指数「2」 最後の噴火は 2001年





姶良(あいら)カルデラとは桜島のあるあたりのカルデラをさし、鬼界カルデラというのは鹿児島の薩摩硫黄島の周辺のカルデラをさします。ちなみに、上にある九州の3つの火山は「世界の超巨大火山」と並べて語られる古代の「超」巨大火山で、そのどれが噴火しても、イエローストーンの噴火と同じような「ひとつの時代の文明の終焉」を意味すると思います。


いずれにしても、この日本の九州の「三大超巨大火山」を別にすれば、東アジアで近年に実際噴火している火山の中では北朝鮮の白頭山はずば抜けて巨大な火山だということは言えます。

この噴火は、韓国、北朝鮮と中国だけではなく、白頭山の偏西風の下にある日本列島の、特に関東より東は大変な影響を受けると思います。

その影響は、推定ですが、火山灰や火山ガスなどの直接的な影響ではなく、「長期にわたる日照不足」という影響で、それに伴う寒冷化だと考えます。

最近の In Deep は、

地球の気温の今後 (1): 寒冷化の予測と反して異常に上昇し続ける世界各国の気温

のような世界の高温化の記事も書いているのですが、ただ、巨大な火山が噴火した場合はこの状況は「一変する」可能性が高いように思います。つまり、寒冷化に向かうと思われます。



地球内部と太陽の作用の相反関係

ところで、話はちょっと逸れますけれど、最近の・・・たとえば、先日の竜巻などもそうですが、かつてなかったような天候や自然現象がなぜ続々と起きているのか、ということについて、私はかなりオカルトに属する話ですが、曖昧な推定を確信し始めています。

今回はそれは書きませんが、ただ、その「かつてなかったような天候や自然現象がなぜ続々と起きているのかという確信」については、「太陽活動の低下」ということと同時に起きている下の過去記事の「地球内部の熱の変化」のことと関連したことのような曖昧とした感覚を持っています。

地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か
 2011年08月27日


それと、白頭山だけではないですが、火山活動の活発化に興味がある理由としては、「太陽活動が弱まると、宇宙線の量が増えて、それが噴火のトリガーになるという説」を私は割と信じているということがあります。

過去記事の、

太陽活動と地震・噴火の活動に関しての2つの考え方
 2011年02月17日

などでもご紹介したことがありますが、東京工業大学大学院の丸山茂徳教授が何かの番組で言っていたものが YouTube にありまして、それを貼っておきます。2008年のはじめのものですので、すでに4年ほど前のものだと思います。

宇宙線と火山、地震の関係



上では、丸山さんは、

・地震を起こすトリガーとなるのは今まで語られていた「力学的」なものではなく、化学的(ケミカル)な反応現象だと思われる。そして、それは宇宙線。

・2008年の初頭から宇宙線がかつてないほどの量、降っており、今後しばらくは火山活動が活発化しそう。

・太陽の黒点活動と宇宙線には活動の相関関係がある。太陽活動が弱いほうが宇宙線の放射が多くなるので影響を受ける。

と言っています。

まあ、そんなわけで、話がいろいろと混乱してきましたが、つまり、「今年あたりからは火山の噴火活動はさらに大きくなるのではないか」というような推測が存在しているというのはある程度の事実です。

前置きが長くなってしまいましたが、ここからコリアン・タイムスの記事です。



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2012年05月06日



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前記事: 地球の気温の今後 (1): 寒冷化の予測と反して異常に上昇し続ける世界各国の気温
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(訳者注) 先日書きました上のリンクの記事では、世の中の気温が(全体ではないですが)大きな方向としては「高温化」に向かっているのではないかということを書きました。

今回はその続きですが、その理由的なことを書くのではなく、今の世界気温の現状のニュース記事をいくつかご紹介します。最近の、日本が連休の間くらいの間の、米国、ロシア、ヨーロッパ、タイ、UAE、ベトナムなどのニュースの主に見出しです。

私は正直、過去にも書いていますが、「世界は緩やかに低温化していくのではないか」と思っていました。しかし、将来的なことはともかく、現状では主要国の多くは、まだ春だというのに暑さにあえいでいます。


ちなみに、「高温化の何が問題なのか」ということ。

これは別に世界全体のことを心配しているわけではなく、単純に「今年の日本と、私を含めた日本人たちの生活」を心配しているという話となります。

なぜなら、私たちは今、電力供給が足りないという過去数十年で異例の状態の生活の中で生きているからです。


たとえば、4月24日の日本経済新聞の記事。


夏の電力不足、関電は最大19.3% 20%超の節電要請も
日本経済新聞 2012.04.24

関西電力は23日、全11基の原子力発電所が停止したままだと、様々な対策を講じても今年夏の電力供給が最大で19.3%不足するという見通しを発表した。(中略)大規模停電を回避するために、関電が昨夏比で20%超の節電要請を打ち出す可能性も出てきた。



もし、この状態で、仮に今年の日本がかつてないような高温にさらされたらどうなるのか。

要するに、このことを心配しているというような感じです。

ご存じのように、日本の原発は現在すべて稼働が止まっています。多分、ここまで大規模に稼働を停止させた場合、「暑いからといってすぐに再稼働すること」などはできないはずです。

仮に夏が極端に暑くなった場合は、生活上でなすすべがなくなる可能性はあるように思います。


もちろん、日本が暑くなっていくかどうかなどわかりませんし、私個人としても、暑いのが嫌いですので、何とかマウンダー極小期、および寒冷化の方向、あるいは一気に「氷河期」にまで進んでほしいですが、現状は何とも難しい感じです。

日本が寒冷化に向かう可能性としては、

・北朝鮮の白頭山が噴火する
・富士山が噴火する


など近隣の大きな火山の噴火によって「太陽放射が噴煙等により直接遮られる、ということによっての寒冷化はあるかもしれません。


「白頭山」といえば、昨日のコリアンタイムスという韓国の英字新聞に、「噴火の迫る白頭山」というような記事がアップされていました。

Mt. Baekdu eruption's impact on NE Asia
白頭山の噴火が東アジアに与えるインパクト
 Korean Times 2012.05.03

bekdu.jpg

▲ 白頭山。火山爆発指数(火山の爆発のレベル)は富士山よりも上です。

これはかなり長い記事ですが、興味のある部分もあるので、近いうちに翻訳してご紹介できるかもしれません。


しかし、今回は世界の気温の現状です。
ここからです。



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2012年05月05日



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(訳者注) なんだか一昨日くらいからものすごくイライラしていて、朝目覚めても、

イライライライライライライライライライライライライラライ・・・

などと書き殴っていて、ふと見ると、最後のところでタイプミスしていることに気づき、

ira-02.png


またもイライライララララララ ラララララ♪(いつの間にか歌ってるのかよ!)

畜生、つい歌ってしまった。

とにかく「なんでこんなにイライラするのかなあ」と思ってみたんですが、まあ別にプライベートにしても何にしても特に理由なんて思い当たらない。

ボーッとニュースを見ていたら、スペースウェザーにこんなのが。

PERIGEE "SUPER MOON" ON MAY 5-6
5月5日から6日にスーパームーンが接近

「イライラはこのそのスーパームーンだとかのせいか?」とも思いましたが、読んでみると、要するに、スーパームーンというのは、


・月と地球の距離がもっとも近くなる

・そのために月が通常より大きく明るく見える



と、そういうことのようです。

今回は通常の満月より 16パーセント大きく見えて、 30パーセント明るく見えるのだそう。

「それだけのことかよ・・・どうせなら地球にぶつかってこい、月よ! それでこそスーパームーンだろ」と、イライラしていたのですが、まあ、しかし、 NASA の過去の写真を見ると、キレイはキレイですね。

supermoon-01.jpg

YouTube にある NASA チャンネルより。過去のいろいろなスーパームーンの写真が収められています。


スーパームーンは、そんなに珍しいというものでもないようで、昨年、つまり 2011年の3月19日にもスーパームーンが見られたそうです。

昨年の3月19日頃だと震災1週間後くらいで、月のニュースを見るどころではなかったので、そのことを忘れていました。その前のスーパームーンは19年前の 1993年。

ところで、スーパームーンのニュースを見ると、こんなタイトルのものが並んでいます。

週末にスーパームーン、迷信の真偽は?
 ナショナルジオグラフィック ニュース 2012.05.04

スーパー・ムーン 日本の地震の原因なのか?
 ロシアの声 2012.05.04


こういう記事タイトルを見ていますと、一昨日の「災害の噂だらけの世界で」で書きました、プーケット沈没の噂で逃げ出す人を笑えないということをしみじみと感じます。


偶然というのか、ちょうど1年前、つまり 2011年5月5日にも、私は今日と同じようなことを考えていたことを自分の過去記事で知りました。
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2012年05月04日



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アインシュタインの統一場理論とニコラ・ステラのエネルギー理論を使って開発されていた旧ソ連時代の兵器がロシアで再開発されている模様


ものすごいタイトルですが(笑)、しかし、このロシア軍の兵器の記事は1ヶ月くらい前に、「ロシアの声」の日本語版で軽くふれられていた時から気になっていたのです。オリジナルはロシア語だけのようで、なかなか見つけられなかったのですが、別の記事(モスクワの暑さのニュース)を探している時に、偶然、ロシア語の原文を見つけましたので、ご紹介します。

ちなみに、その「ロシアの声」の日本語版を抜粋すると、このようなものでした。


ロシア 史上最強の兵器を開発
ロシアの声 2012年04月12日

「ロシア新聞」によれば、1980年代、ソビエト連邦の秘密研究所では、たとえば戦車を停止させたり、飲料水を飲めなくするための光線ジェネレーターなどが開発されていた。(中略)

ロシア新聞には、超心理学の専門家であるアレクセイ・サヴィン中将の第10003号秘密情報についても書かれており、普通の人間が超人になれる未来兵士のコンセプトがあったとされている。



というものでした。

19世紀のセルビアのミハール・タラビッチという人は次のように言っていました。タラビッチはセルビアでは今でも歴史上の予言者として人気があります。翻訳はヤスの備忘録からです。

tarabitch.png

▲ ミハール・タラビッチ(Mitar Tarabich / 1829年〜1899年)。



ミハール・タラビッチの予言より。

人々は十字が三つ並んだ山を探す。その中では人々は息をすることができ、水も飲むことができる。この中に逃げ込んだものたちは、自分も家族もともに救うことができる。だが、それは長くは続かない。なぜなら、すごい飢饉が襲うからだ。

町や村には十分に食べ物がある、だが、それらは汚染されている。飢えた人々はそれを食べるが、食べたとたんに死んでしまう。早く死んだものたちこそ逆に生き延びるのだ。なぜなら、聖霊に助けられ神に近付くことができるからだ。

もっとも怒ったものたちが、もっとも強大で恐ろしいものたちを攻撃する。

このひどい戦争を空で戦うものたちには大変な災いとなる。陸上や海上で戦うものたちのほうがまだましだ。

この戦争を戦うものたちは、科学者に奇妙な大砲の弾を作らせる。それが爆発すると、人を殺すのではなく人間や動物に呪いをかける。この呪いで人々は戦うかわりに眠りに眠りこむ。

三つの十字のある山に逃げ込んだものたちだけが避難場所を見つけ、愛と幸福に満たされ、豊かに暮らすことができる。なぜならもう戦争は起こらないからである。




上の中の、

 > 町や村には十分に食べ物がある、だが、それらは汚染されている。

は、戦争の下りの中で書かれているということで、戦略的なものとすると、上の「ロシアの声」でいう、「飲料水を飲めなくするための光線ジェネレーター」のフレーズを思い出します。

最近、北朝鮮のことなどをたまに書く中で書いたこともありますが、いわゆる「ドンパチの戦争」というのは、これからの戦争の主流ではないと私は思っています(もちろん、それもたくさん起きるのでしょうけれど)。

サイバー攻撃や EMP による文明破壊など、様々な「工夫」が進んでいます。

しかし、それでもまだ残っているものが、「相手の水と食べ物の壊滅」なんですね。

もし、「攻撃のターゲットの地域の飲料水を飲めなくしたり、食べ物を食べられなくする(遠距離から汚染)ということが可能なら、それは大変な武器になると思います。

これは、「現地で兵士たちが毒を湖に投げ込む」とか、そういうレベルの行為ではなく、遠距離から文明を破壊する EMP のように、「遠距離から水や食べ物を汚染することのできる武器」というものは、いくつかの軍では研究しているように思います。

なぜなら、「相手の地に飲める水も食べられる食べ物もなくれば、それだけでも攻撃は十分」だからです。放っておいても、どんどんとその地の人々は死んでいく。

これを「化学」ではなく、「物理学でやる」というのが根幹の理論らしいです。水というものも分解すると、いろいろと分子レベルでわけられることができると思うのですが、その「水の組成そのものを無効化する」というようなことができれば、すごい武器となり得るはずです。


しかし、そんなことができるのか?


今回のロシア新聞の記事などを読むと、そこには「アインシュタインの統一場理論」と、「ニコラ・テスラの波動」などの文字が出ていました。

どちらも何のことだかわからないのですが、アインシュタインの統一場理論というものに関しては、 Wikipedia にありましたので、抜粋しておきます。


統一場理論

統一場理論とは、様々な力を統一しようとする場の理論のこと。最終的には自然界の四つの力をすべて統一しようという理論的試みである。

アルベルト・アインシュタインは一般相対論の論文を発表した後、重力と電磁気力の統一を試みたが、当時は完成させることはできなかった。(中略)

自然物理学の歴史は力の統一の歴史といってもよい。アイザック・ニュートンは天体の力と地上の力を万有引力として統一した。つまり天体の重力も地上の重力も同様なニュートンポテンシャルをもつ運動方程式で表せる。



・・・・・何が書かれてあるのかまったくわからない(笑)。


いっぽうのニコラ・ステラという人は、オカルトでも名前が出てきますが、立派な科学者で、 Wikipedia では下のようにあります。


ニコラ・テスラ

ニコラ・テスラは、19世紀中期から20世紀中期の電気技師、発明家。交流電流、ラジオやラジコン(無線トランスミッター)、蛍光灯、空中放電実験で有名なテスラコイルなどの多数の発明、また無線送電システム(世界システム)を提唱したことでも知られる。

8か国語に堪能で、詩作、音楽、哲学にも精通していた。




よくはわからないですけれども、こういうような人たちの「理論」をロシア軍は兵器としての応用を 1980年代に進めていて、そして再度ここに着手しようとしているようです。

ちなみに、今回翻訳したものに出てきたソ連時代の兵器は、




・人間の細胞の2つの電極に作用して相手を殺す特定の周波数を出す電磁波兵器

・広大な範囲の水を人間の飲料に適さないものににする波動装置

・動くものすべてを止める「死のジェネレーター」という装置

・普通の兵士を「スーパー兵士」にする脳へのジェネレータ。これは精神も高めて、その兵士に「武士の魂」を与える。





あたりのようです。

最後の「武士の魂」あたりのフレーズはプーチンさんとか好きそうですね。


物理学はうまく応用されるとコワそうですけど、でも、武器の歴史としては、そこに向かうのも必然なのかもしれません。



この世に「戦争」がなくなるまでは。



というわけで、そのロシアの記事をご紹介します。
ロシア語の翻訳はいつもながら危ういですが、まあ、概要ということで。

兵器にご興味のある方はさらにお調べいただくと幸いです。



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2012年05月03日



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昨日の記事、

寒冷化の予測と反して異常に上昇し続ける世界各国の気温

では、最初、タイの話から書いたのですね。

その中で、これまで地震が極めて希だったプーケットで地震が頻発していることにふれたのですが、疑問だったのが、様々な記事の中に、「住民たちが次々とプーケットから避難している」とか、「観光客たちのキャンセルが相次ぎ」などとあり、いくら何でも、M4 前後の地震が数回起きただけの中で少し大げさすぎではないの? とは思っていました。

多分、建物の被害も人的被害もほぼ起きていないはずです。

phuket2.jpg

▲ バイクでプーケットから避難する一家。4月17日。


その疑問があって、タイのメディアなどを少し見続けている中で、その「事態が大げさになっている理由」がわかったのです。それは、プーケットなどのメディアに登場する下のタイ語でした。

phuket.png


これは何と書いてあるかというと、

プーケット沈没

という意味の言葉でした。

そして、「そのウワサで持ちきり」と続きます。

プーケットでは地震発生の頃から、この「プーケット島が沈没する」という噂で、大勢の人が島から逃げようとしていたのだということがわかったのでした。


具体的には、「 4月27日にプーケットが海に沈む」という噂だったそうで、大勢の人が陸路や空路でプーケットから離れようとしたために、道路が渋滞し、空港も混雑し、また観光にも影響があったようです。

4月27日は過ぎましたので、今は落ち着いたと思うのですが、しかし、この「ウワサで逃げ出す人々」を私たちは笑えません。日本の昨年の震災の後から「次から次へと」湧いて出てくる「次の地震の噂」を見てもおわかりでしょうが、一度、噂が発生すると、形を変えて次々と出てくる様子を私たち日本人も 2011年から現在に至るまでそれを経験し続けています。


というより、全世界の誰もプーケットの人を笑えないかもしれません。

たとえば今日 5月3日のロイター日本語版の「世界のこぼれ話ランキング」を見てみましょう。

そこからいくつか見出しをピックアップしてみます。
下の見出しはすべてオリジナル記事にリンクされています。







上の5位にある「米国人の2割「世界の終末近い」、マヤ予言も影響=調査」は、昨日の報道です。その内容は、


調査会社イプソスが世界的規模で行った最新の調査で、「生きているうちに世界の終わりが来ると思う」と回答した人が、全体の約15%にのぼることが分かった。



というものでした。

今回は、このイプソス社のオリジナルのニュースリリースをご紹介します。

これは、「生きているうちに世界の終わりが来ると思うか?」という質問を、中国、トルコ、ロシア、メキシコ、韓国、日本、米国、アルゼンチン、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、フランス、スペイン、ベルギー、カナダ、オーストラリア、イタリア、南アフリカ、英国、インドネシア、ドイツの、全21カ国の1万6000人以上を対象にしておこなった大調査です。


しかし、現実には、世界のほぼ9割の人は「世界の終わりなど考えもしない」ということのようです。

それではここから記事です。



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2012年05月02日



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関連記事: 地球の気温の今後 (2): 暑い5月のはじまりに
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(訳者注) 今回のテーマは「世界の今後の気温」についてなんですが、In Deep では、昨年、

あらかじめ予測されていた小氷河期の到来
 2011年11月07日

というような記事を特集したり、あるいは、先日の

奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 2012年04月21日

という記事で引用した読売新聞の記事タイトルには「300年前は寒冷に」と、太陽磁場の複雑化が寒冷化を引き起こすかもしれないというような、ひとつの推測が書かれてありました。


私個人としても、「今後、地球はどちらかというと、ゆっくりと寒冷化のほうに向かうのではないのかな」ということを思っていました。


しかし、どうも様子がおかしい


地球全体ではないですが、どうも逆の方向、つまり高温化に向かっているのが、未来はともかく、現状ではそのようなのです。今回はそのことについて書きますが、一回では書ききれないかもしれないですので、その場合は2回くらいにわけます。


ところで、私は最近、ちょっと「タイ」のことが気になっていて、タイの報道などを見ることが多いです。そこにもこの傾向が現れています。

とりあえず、そのことから書いてみようと思います。


今のタイのこと

タイの何が気になっているかというのは、具体的なことではないですが、とにかく「いろいろなこと」が起きているとしか言いようがない状態です。

今、メモを兼ねて、地球の記録というページにたまに記しています。最近のものは「タイで何が起きているのか: プーケットの地震、陥没する土地、そして、燃え上がる大地」というものです。

タイでは滅多に地震など起きないプーケットで地震が続発しています。プーケットでは、 2004年のスマトラ沖地震で大きな津波の被害に遭いましたが、島自体はまったく地震と無縁でした。

どのくらい地震が起きない場所かというと、1963年から1998年まで35年間のデータから見る限り、たとえば、東京などの「何百万分の一以下くらい」と言えそうなほど地震(震源という意味)とは無縁の場所なのですが、最近、地震が続発していて、何しろ地震経験がほとんどない人たちですので、住民たちも自主的に避難したりしているようです。


36man.jpg

▲ 1963年から1998年までに発生した「すべての地震」の震源。ここにある地震の数は「35万8,214回」という膨大なデータですが、プーケットはその 36万回の中にさえ震源としての記録はありません。


タイの地質学者たちは、2004年のスマトラ地震で、断層に変化が起きたのではないかとしていますが、理由はともかくとして、タイではいろいろな地質変化が起きています。


たとえば、昨日、

800頭以上の死亡したイルカが漂着したペルー北部で、今度は推計1,500羽以上のペリカンの大量死
 2012年05月01日


という記事を書かせていただいたんですが、タイでも魚の大量死が報道されていました。しかも、それまで魚の大量死とはまったく無縁だった「クラビ」という島がある県で、です。

krabi-map.jpeg

▲ クラビ島。

このクラビ島は、レオナルド・ディカプリオという米国の俳優が出演した「ザ・ビーチ」という映画の舞台となってしまったせいで、それまで閑散としていた美しい島が白人観光客に占領されるようになってしまいましたが、それでもなお美しい島です。

下の地図がクラビのある場所で、上で書いた「最近になって突然、地震が発生し始めたプーケット」のすぐ近くなんです。

krabi.png


上の美しいクラビ島のあるクラビ県の海岸沿いに 4月26日からの数日間、延々と死んだ魚が打ち上げられていることが発見されたのだそうです。

crabi-fishdie.jpg

タイの地元メディアより。「4月26日から5月1日にかけ、タイ南部クラビ県の海岸に魚の死体が大量に打ちあげられ、タイ当局が原因を調査している」と書かれてあります。


しかし、今回のメインの話はこれらの地質や大量死の話ではありません。

いずれにしても、もともと、タイの島が大好きだったこともあり、毎日のようにタイのニュースをわりとこまめにチェックしているのですが、その中で下のような記事がありました。

monkey-01.jpg

ちょっと写真が小さいので、わかりにくいと思いますが、下に写真を拡大して載せてみます。

monkey-02.jpg

おわかりでしょうか?
サルが水道の蛇口をひねって水を出して、その水を飲んでいるのです。

どうしてこんなことになっているのか。
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2012年05月01日



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[追記]続報として「ペルー続報: 政府により立ち入り禁止となったペルーのイルカ大量死現場周辺の海岸」という記事を記しました。
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(訳者注) ここ2年くらい、イルカやクジラや魚類などの海洋生物の大量死はあまりにも多く起きていますが、それでも、4月22日にペルーで「 877頭のイルカの死体が海岸に打ち上げられた」という報道がなされて、これにはやや驚きました。
今回はその時のニュースもご紹介します。

その前にも、In Deep の過去記事の、

イルカが伝えてくれること: 米国とペルーだけで 300頭以上の死亡したイルカが打ち上げられた 2012年2月
 2012年02月17日

の中で、ペルー北部の海岸で、たった3日間に 264頭のイルカが死亡して漂着しているのが発見されたことを取り上げたことがあります。

イルカは今年、私が目にしたニュースでの数だけでも、全世界で 1500頭以上は死んで海岸に打ち上げられているはずで、もちろん他に「人目につかないところで死んでいるたくさんのイルカ」というものもいるはずです。

そんなこともあり、今では「イルカの大量死は通常の現象」というようなことになった感さえあるのですが、昨日になって、同じペルー北部の海岸で、「ペリカン 500羽が死んでいるのが発見される」というニュースが英国の BBC ニュースで放映されていて、さすがにこう同じような場所で大型動物の大量死が続くと、気にならないというわけにもいかず、ご紹介します。

500羽というのはペルー政府が確認した数で、ローカルメディアの報道では、他の地区でも 1,200羽くらいのペリカンの死体が見つかっているようです。

イルカの大量死も、ペリカンの大量死も、共に場所は下の地図の「A」(リマ市)の北部にある海岸一帯の地域です。

lima.jpg


問題としては、大型生物の大量死が一度だけではなく、数ヶ月も続いているということで、これは、イルカにしてみても、一度の事故か何かで大量に死亡したと考えるよりも、ペルー沖から南太平洋で、「継続的に何か問題が起きている」ということを示唆しているような気もいたします。

まずは、イルカの報道からです。米国のインターナショナル・ビジネス・タイム紙からのものですが、写真はかなり凄惨です。



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