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2012年06月30日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




「バチカンの歴史と真実のすべて」にアクセスできる唯一の人物がアクセスコードを持ったまま失踪



batican.jpg


(訳者注) 映画みたいな話ってあるもんなんだなあと思います。

バチカン(ローマ法王庁)のことを日々報道する機関というのはキリスト教系を除けば、一般紙ではイタリアのメディアくらいしかないのですが、そのイタリアの新聞ラ・レプブリカの報道の内容が他の国でも報道されていて、それを読んで「映画みたい」と思った次第ですが、それがどういう内容かというと、まず前提として、

バチカンは世界で最高峰のセキュリティレベルを誇るコンピュータシステムを持ち、その中にありとあらゆるバチカンに関わるデータを保存している。

ということがあります。

バチカンのコンピュータシステムのセキュリティの高さは、アメリカの国防総省などよりレベルが高いといわれるほどで、そのセキュリティを破るのは、世界中のハッカーたちの「目標」のひとつですが今までそのような人物はいませんでした。・・・あるひとりを除いて

そのひとりとは、三十代の若きハッカーでした。
名前も国籍も性別もわかりませんが、ここでは「彼」としておきます。


彼は、歴史上で(多分)唯一、バチカンのセキュリティ・システムを破り、バチカンのコンピュータ・システムに侵入することに成功したのでした。


それがいつかは明らかにされていません。


つまり、その人物は「バチカンの極秘情報データにもアクセスした」ということになり、これらの情報にふれるのはバチカン内部のごく上層部の一部以外の人間では、歴史上で初めてのことだったと思われます。

つまり、民間人が、キリスト教の真実の歴史から現在のバチカンの現実のすべての情報を入手したという、とんでもない事件が起きたのでした。


これが起きたのはいつかというと「それはわからない」のです。
そして、その人物は誰かというと・・・「それもわからない」のです。


どうしてその情報が外部に流出しなかったかというと・・・。


これがバチカンのすごいところですが、バチカンは大きな犯罪捜査網を持っており、それはネットワーク犯罪にも対応しています。なので、「犯人」が誰かはわりと早く判明したのです。

怒りのバチカンは重大な罰を彼に・・・と思いきや・・・なんと、バチカンはそのままそのハッカーをバチカンのコンピューターセキュリティのチーフエンジニアとして雇ったのです。

多分、そのせいで、その「ネタ」は流出しないで現在に至っているようです。


そのハッカーが盗み出したデータは、それはもう、巨人の原監督のネタどころではない「世界を揺るがす超特大ネタ」である可能性もあるわけです。もしかしたら、「キリスト教がこの世から消えるほど」のことがらも含まれているかも知れません。

ほんの少しでも、流出してはいけない。
そのためにバチカンはそのハッカーを「身内にした」のでした。

ところが、イタリアの新聞報道によりますと、


その元ハッカーが失踪した


らしいのです。

このことは、こちらのイタリア紙の報道では、バチカンの上層部(枢機卿)の人が直接述べていますので、ある程度信頼性は高いと思われます。


tarci.jpg

▲ 報道機関に元ハッカーの失踪について語ったバチカンのタルシーショ・ベルトネ枢機卿。


元ハッカーの彼は、「莫大な情報」へのアクセスコードを持ったままだと思われます。

さて・・・・・・。
さてさてさて。

どうなりますかね。

というわけで、そのことが書かれてある新聞記事をご紹介します。
イタリアの記事を短くまとめたロシアのニュースサイトのものをご紹介します。

ちなみに、下の記事にはありませんが、イタリアの新聞によれば、このハッカーは、元 CIA という経歴もあるようですので、米国人である可能性もあります。



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2012年06月29日



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この1週間だけで全米各地の 1000地点において観測史上の高温記録を塗り替える
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(訳者注) 日本でも地域によって違うと思いますので、日本列島全体としてのことはわからないですが、私の住む関東地域は、最近、一種の「寒さ」を感じる気候が続いています。

特に、早朝の気温は肌寒いというのを通り越していて、寒いです。

7月近くになって寒さで目がさめるというのもアレですが、しかし、世界全体として見ると、「異常に暑い」という地域のほうが多いことに気づきます。


今日ご紹介するのは、今朝、米国でいっせいに報道されていた「米国で 1000観測地点で高温記録更新」というものです。

6月のはじめにアメリカ海洋大気庁( NOAA )が、「今年の春は、米国史上で最も高温だった」ということを発表していますが、具体的には、1895年から計測され続けている歴史を持つ米国全土の観測気温との比較で、

2012年5月の気温は歴史上で2番目だった

ことと、

2012年の春(3月〜5月)の気温は米国の観測記録で1番高温だった

というものでした。

簡単にいうと「今年のアメリカは暑い春だった」ということになるようです。

下の図は NOAA の発表した今年の春の気温比較に、注釈を入れたものです。

us-temp-2012-spring-02.jpg

▲ 赤くなればなるほど「平年より高温」で、青くなればなるほど「平年より低温」となります。青の場所は1地点だけあるようなのですが、この地図からはわかりません。特に中央から東側は真っ赤(異常な高温)です。


そして、今回の「1000地点で高温記録を更新」というニュースを見る限り、アメリカの高温は続いているようです。現在、アメリカでは非常に大きな山火事が発生していますが、無関係でもなさそうです。


us-cnn-06-29.jpg

上の写真は、米国 CNN の「コロラド州の山火事で3万2000人が避難 鎮火の見通し立たず (CNN 2012.06.27)」より。山火事の煙の向こうに赤く染まった太陽が見える写真です。

上の記事では、


同日のコロラドスプリングスの気温は38.3度を記録。

同州ボルダーの気象当局者によると、州内ではこの1週間、山沿いでも湿度が10%未満という非常に乾燥した天気が続いている。雷雲が発生しても風ばかりが強く、雨は少量にとどまっている。



とのこと。
これは自然鎮火の難しさを物語る部分でもあります。


全体としても高温が目につく世界


日本の気象庁のサイトの中に、全球異常気象監視速報というページがあります。

これは、1週間ごとの全世界の気温と天候について、「平年と比べて異常な地域」があれば、その地点を示してくれるものですが、2012年6月の1ヶ月間を見ると全体としては「高温」と「多雨」が目につきます。

下に貼りますが、どうしても表示できるサイズは小さくなりますので、感覚的に見ていただければ幸いです。
見方は下の表に照らし合わせて、色で見るだけです。

zenkyuu.png


06-1.png

赤いところが「異常高温」で、パッと見ただけでも、それが一番目につくということがおわかりかと思います。



まあ、そんなわけで、太陽活動が弱まっているという状況の中で、なぜか世界は高温化の様相を見せている部分もあるわけですが、その代表的な国といえるのがアメリカです。


ちなみに、今回の報道、最初は「季節としての高温記録」だと思ったのですが、読むと、そうではなく、年間としての高温記録が夏前に破られているということのようです。

コロラド州やカンザス州などでは、この数日、ずっと 44度前後の猛暑が続いているような場所も多いようです。これは、8月とかならあり得るらしいですが、まだ6月ですからね。

そして、シアトルという町のあたりだけが「寒かった」のだそうです。

それではここから記事です。
USA トゥディより。



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2012年06月28日



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(訳者注)NASA に MODIS という地球観測システムがあります。これは NASA の地球観測衛星 TERRA/AQUA(テラ/アクア)に搭載されているもので、地球の表面の状態や起きていることを子細に映し出すことができるものです。

MODIS はほぼ毎日、写真を公開していて、そこで驚くような光景に出くわすこともあります。


500キロメートルの長さの虹色の帯


下の写真は 6月20日に公開されたものですが、上空の渦を巻くふたつの雲の上に光輪、あるいはブロッケン現象などといわれる光学現象が起きているものです。中央やや左側に縦に虹色のラインが映っていることがおわかりかと思います。

USA5_tmo_01s.jpg


日本語はこちらで入れたものですが、雲の合間にポッカリと浮かび上がっているグアダルーペ島という島はメキシコ半島の沖合にあるようで、あるいは、「アメリカの左下」という言い方のほうがわかりやすいかもしれません。

地図では、下の「A」の場所にあります。

map-06-27-g.png


そのグアダルーペ島の上にだけ雲がなくて、そして、その下にふたつの雲の渦。これは、「カルマン渦」と呼ばれるものだそうで、力学の理論らしいです。 Wikipedia で説明されています。

ところで、上の光輪(英語で glory と書かれているところ)は、上の写真だけではその長さがわかりにくいのですが、もっと全域が写っている写真もあり、それを見ると、この「虹色の帯」はものすごい長さだということがわかります。

下の写真がさらに広域の写真で、そこに注釈を入れたものです。

glory-3.jpg


日本の本州の長さが大体 1,300キロメートルくらいとのことですので、その半分にも近い距離に「光輪」が延びていたようです。

しかし、このグアダルーペ島という島だけが浮かび上がっているという光景のほうこそ、なかなか珍しいかもしれないですね。


ところで、今回の本題というか、この MODIS をご紹介しようと思ったのは、最近撮影された「地球の写真」を見て思ったことがあったからでした。


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2012年06月27日



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『避難しなかった福島の人たちも放射線の悪影響はほぼ受けていないと思われる』: マサチューセッツ工科大学生物工学部ベビン・エンゲルワード准教授


mit-05.jpg

▲ マサチューセッツ工科大学の MITニュース。見出しは「長期間にわたる放射線の被曝に関しての新しい見解」という意味。
--

(訳者注) 米国のマサチューセッツ工科大学に関しては、科学系の「テクノロジーレビュー」というブログサイトの記事をたまに引用させていただくことがあります。

最近では、

消えていく私の中の「宇宙人」と、消えていく「母なる太陽」
 In Deep 2012年06月17日

で、 SETI と呼ばれる「地球外知的生命体探査」で、実は地球の探査では、これまで「エイリアンのシグナルを一切掴んでいない」ことが明らかとなった記事などを紹介したことがあります。これは、最新設備により、探査の範囲を数十億光年先まで拡げた結果でもあり、わりと衝撃的なものではあります。

また、昨年ですが、

「地球は隠された月を持つ」という MIT の発表
 In Deep 2011年12月23日

というような「地球は月を複数持っている」ということが報告されたり、といった、わりと刺激的な報告が多かったりします。

しかし、今回のマサチューセッツ工科大学の発表は、「 MIT ニュース」という、さらに公的な発表ニュアンスを持つ場所で発表されたものです。

どんな発表かというと、タイトルに書いた通りですが、もっとわかりやすく書きますと、

福島の原発事故レベルでの放射線ではどれだけ長期間、その放射線を浴びても生体遺伝子( DNA )は損傷を受けない可能性が高い

というものです。

この「生体」というのはネズミですので、「ネズミと人間は違う」と言われれば、それまでですが、今回のマサチューセッツ工科大学の実験は、

自然放射能の400倍にあたる放射線を複数のネズミに5週間にわたり照射した

という、ある意味で過激なものです。


実験のネズミたちには気の毒なことをした・・・と書きたいところですが、そうでもないのです

何しろ、ネズミたちは「 DNA にまったく何の損傷も受けなかった」のですから。
というか、良くも悪くも何の変化もなかったのです。

ちなみに、「DNA が損傷を受ける」という意味は、マサチューセッツ大学のベビン・エンゲルワード博士によればふたつの意味があり、


・ DNAの基礎物質(ヌクレオチド)の構造が変化してしまうこと

・ DNAの「2重らせん構造」が壊れてしまうこと


のふたつを言うらしいです。


dan-two.jpg

上の図が DNAの「2重らせん構造」ですが、実際には「普通に暮らしていて」も、 DNA は、自然放射能から日々、損傷を受けていて、通常でも一日に1個の細胞内で1万回の損傷を受けているとされています。そして、その損傷は多くは、「DNA の修復機能」で修復されるのです。それでも修復できない場合に「完全な損傷」ということになります。


そして、今回の実験では上の

・ DNAの基礎物質(ヌクレオチド)の構造が変化
・ DNAの「2重らせん構造」が壊れてしまう

の「どちらも起きない」ことが確認されました。


大事なのは、「残った損傷が少し」だったのではなく、

まったくなかった。

ということです。
完全に修復の範囲内であったわけで、つまり、「自然環境にいるのと同じ」だったといえます。

影響ゼロ。

完全に「無影響」だったようです。


この記事は、今朝の Yahoo! ニュースにも、ほぼ完全な翻訳として掲載されていました。

長期間にわたる放射線被曝についての新しい見解 =MITの研究が示した低線量被曝のDNAへの少ないリスク
 Yahoo! ニュース 2012.06.27


私のほうは、原文を少し短めにして、また難しい言い回し等を易しくするなど、オリジナルで翻訳いたしましたので、そちらを掲載いたします。上の Yahoo! ニュースの記事のほうがきちんとした翻訳だと思いますので、完全版をお読みになりたい方は上の記事をどうぞ。

また、 In Deep の過去の放射能関係の記事は、記事下にリンクしておきます。


ちなみに、放射線の話題を取り上げるたびに私が言いたいことは以下の1点であり、私や世の中の主義や主張とは関係ないことを強く言っておきたいと思います(私に主義はないですが)。

それは、

「事故後から福島原発周辺にいる方々は放射線によっての体への被害はほぼ受けていないと思われますので、安心して下さい

ということだけです。
(放射線以外の放射性の残留物等はまた別かもしれませんが)

下の記事に出てくるマサチューセッツ工科大学の生物工学を専門とするエンゲルワード教授という人は、福島のことにも言及していて、こう言っています。

「事故後に避難しなかった福島の方々も DNA の損傷はほぼないことが予測されます」。


そのまま安心して暮らしてくださればそれでいいのだと思います。

では、ここからです。



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2012年06月26日



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blue-clouds.jpg

▲ 昨日のスペースウェザーの記事「ELECTRIC-BLUE CLOUDS」より6月24日にスコットランドで観測された夜光雲。以前なら高緯度でしか見られなかった夜光雲が、今では各地で見られていて、米国でも、コロラド州、ヴァージニア州、カンザス州、それと南部であるユタ州でも観測されていることが説明されています。
--

(訳者注) タイトルでは「謎の」としたのですが、これまでも通常に観測されていて、名称もある「夜光雲」(やこううん)というものに関しての記事です。

夜光雲は Wikipedia では、


夜光雲

中間圏にできる特殊な雲で、日の出前や日没後に観測される気象現象である。通常の雲が地上〜10km付近にできるのに対し、夜光雲は地上約75〜85 kmの中間圏界面付近にできる。高度の高い位置に発生するため、太陽が地平線付近にあるとき下から日が当たり、青白く輝いて見える。



と説明されます。

「中間圏」というのは下の図で黄色で囲んだあたり。

chuucan.jpg


普通の雲は、そのずーっと下の高度10キロメートル以下で発生するものがほとんどです。夜光雲の発生する場所はほとんど空気もなく、どちらかというと、宇宙空間ですので、「雲」というよりは宇宙現象に近いものかもしれません。

以前、

『日曜日にパパと宇宙を目指しました』: 手作りオモチャで宇宙から地球を撮影した親子の記録
 In Deep 2011年11月24日

という、風船にカメラをつけて宇宙に飛ばして宇宙から地球を撮影することに成功した親子の話をご紹介したことがありますが、その時はその風船は最大で 30キロメートル付近の上空にまでのぼったのですが、その写真が下のものです。

19feet.jpg


上空 30キロでこの状態ですので、高層 70キロとか80キロとかは「ほぼ完全な宇宙空間」だということがおわかりだと思います。

夜光雲というのはそういう場所で発生する現象なんです。

上の Wikipedia では夜光雲の発生原因などについてもふれていますが、実際には、今でも確実な発生原因は特定されていないです。

しかし、タイトルの「謎」とはその発生原因のことではないのです。

現在の最大の謎は、

・以前に比べて異常に頻繁に、かつ広範囲で発生している。

・高度が下がってきている。

・輝きが増してきている。


の3点です。

つまり「状態が変化してきている」ということが謎といえるようです。

今回の記事は、米国のユニバース・トゥディに「国際宇宙ステーションから撮影された夜光雲」の記事があり、それをご紹介します。


ところで、この夜光雲とは違うのかもしれないですが、「高層大気圏でのみ観測される雲」として有名なものに「銀雲」というものがあります。高層大気圏というより、「宇宙空間からのみ観測できる雲」ということなんですが、この銀雲は、昔から宇宙飛行士たちの間では「地上の自然災害と関係あるのでは」と言われてきていたものです。



ロシアの宇宙飛行士たちが確信した「銀雲」と地球上の災害の関連


かつてロシア(旧ソ連)には、宇宙ステーション「ミール」というものがありましたが、その宇宙ステーション・ミールで 1994年から 1995年にかけて、実に 438日におよぶ長期のスペース・ミッションをおこなったロシアのワレリー・ポリャコフという宇宙飛行士がいます。

このポリャコフさんには 1999年に記した『地球を離れた2年間』という名著の誉れの高い著作があるのですが、そこに「銀雲」についての記述があります。

ipolleri.jpg

▲ 宇宙ステーション・ミールで長期のミッションをおこなったワレリー・ポリャコフ飛行士。


銀雲(silvery clouds)というページに、その部分が書き出されていますので、一部抜粋します。



ワレリー・ポリャコフ『地球を離れた2年間』より。

それからもうひとつ忘れられない現象がある。それは"銀色の雲"のことで、地上で起きる災害と関連があると言われている。

それは不思議な雲だ。銀色の雲という、まことにロマンチックの名前は、地表が円形になる地平線上の60キロメートルから70キロメートルの上空にしか現れないところからきている。(中略)

その後、仕事の忙しさもあってこのエピソードは忘れられていた。ところがその晩、地上との定期無線交信のときに、アルメニアで大地震があり、膨大な数の犠牲者が出て、街は壊滅状態だという連絡があった。(中略)

2回目のフライトの際には、ロケットが打ち上げられ、安定飛行状態にはいるやいなや、巨大な銀色の雲を目にし、不吉な感情に襲われた。(中略)

管制センターとの無線交信によって、アメリカ合衆国のロサンジェルス市か、あるいはその近郊地域に大型の地震が発生し、大きな被害が出ているというニュースが伝えられた。



そして、地上に戻った後に、他の飛行士や、ロシアの学者たちとの話の中で、この銀色の雲が災害と結びついているのではないかという考えを強くしたというようなことなのですが、まあ、どうしてこのことを書いたかというと、夜光雲の出る高度と大体同じなんです。高層 70キロ程度の場所にできる。

silver.jpg

▲ 宇宙空間で撮影された「銀雲」の映像。



銀雲と夜光雲が同じものかどうかはわからないですが、宇宙空間からのみ観測できたような雲が今では地上からどこでも観測できるようになっているという変化が現在存在しているということは確かなことかもしれません。

そういう変化が「謎」だというのが今回のタイトルの「謎」の由来です。

ところで、上の『地球を離れた2年間』は新書としては見当たらないようで、Amazon では下の通り、古本として何冊かあっただけでした。




この本、レビューを読まれるとおわかりかと思いますが、宇宙飛行士が「好き放題に喋る」という意味ではこの世で唯一のものかもしれません。宇宙飛行士の数では現在ではアメリカのほうが多いですが、語る内容に規制がかかるせいか「立派な話ばかり」で、アメリカの宇宙飛行士からはあまり面白い話は出ないです。


たとえば、過去記事ですが、ロシアの宇宙飛行から出た話として、

ロシアの宇宙飛行士たちが見た「地球の軌道上の7人の巨大な天使」
 In Deep 2011年06月22日

みたいなエピソードもあります。

これは 1982年に旧ソ連が打ち上げた宇宙ステーション「サリュート7号」に乗っていた6人の乗組員たちが、天使のような形のシルエットの光を宇宙空間で目撃したという話です。

ふと見ると上の記事はほぼ1年前ですね。

そんなわけで、ここから夜光雲の記事です。
米国の「ユニヴァース・トゥディ」より。



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2012年06月25日



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(訳者注) タイトルにつけた「宗教戦争」というのは大げさなのかもしれないですが、今月に入ってからは宗教間での対立によっての悲惨な報道がわりと多いです。

最近おこったものとして代表的ものは、ビルマ(ミャンマー)での仏教徒とイスラム教徒の対立(というより戦争)です。

ビルマというと、スーチーさんのニュースばかり取り上げられますが、そんな国際的な人物の存在とは関係なく、ビルマ西部は非常に凄惨な状態に陥っています。

キッカケは、5月にビルマ西部のラカイン州で、仏教徒の女子学生がイスラム教徒の男たちに性的暴行を受ける事件が起きたことでした。

仏教徒たちはただちに報復としてイスラム教徒 10名を殺害。
それをキッカケとして一気に戦争状態に突入しました。

たった3週間ほどで現在までに 70名以上が死亡しています。

buddist.jpg

▲ 自家製の武器を手にして、燃え上がる家の前を歩くアラカン族の男性。アラカン族は基本的に仏教徒。米国タイムの記事より。


まあしかし、最も大きな問題は、戦っている男たちではなく、「逃げている女性や子どもたち」のほうなんです。

この紛争が起きて以来、10万人から数十万人の避難民が発生しているのですが、ビルマ西部に隣接するバングラディシュは「我が国とは関係ない」として、難民の受け入れを拒否。

このバングラディシュの主張も自国の安全の保護という点で、そんなに責められるものでもないのかもしれないですが、いずれにしても、このことにより、ビルマ西部の女性や子ども中心に数万人が行き場を失うことになっています。また、昨日のロシアの報道では、国連による食糧支援もうまくおこなわれていない模様。


ban-2012.jpg

▲ ビルマからバングラディシュに避難してきたイスラム教徒の女性と子どもたち。しかし、バングラディシュ外務省は、難民の受け入れを拒否し、国境を封鎖。これは6月13日の米国ロサンゼルスタイムスの記事で、その後、この子たちがどうなったかはわかりません。


map-burma.png

▲ ミャンマーの位置関係。紛争が起きているのは、バングラディシュとの国教に近い地域。


暴力紛争ですので、イスラム教徒と仏教徒のどちらがいいとか悪いとかを言えるわけではないですが、もともとが、仏教徒の女の子への暴行への、「イスラム教徒に対しての報復」がエスカレートしているものですので、破壊と殺りく行為は仏教徒側によるものが多いようです。

正直、仏教徒がこんな破壊を繰り返しているという絵柄はあまり見たことがないような気もしますが、そういう時代なのかもしれません。


しかし、今回の本題はあえて、その深刻な問題とはかなり離れた問題を取り上げてみたいと思います。それは、「タイの仏教寺院で仏教僧数十人が蜂に襲われ、数名が意識不明の重体」という報道です。

しかも、スズメバチとかではなく、報道ではミツバチなんです。

ミツバチが集団で人を襲って殺すというのは、少なくともあまりよく聞くフレーズではないということもあり、しかも、刺された僧侶たちは歴史あるチェンマイの仏教寺院の僧侶たちでした。

タイでは今朝、各紙で一斉に大きく報道されました。

wat-chen.jpeg

▲ ハチによる襲撃を受けて僧侶40名が倒れたチェンマイにあるワット・チェディ・ルアン。歴史のある寺院のひとつで、日本人観光客などにも人気がある寺院だと記憶しています。


キリスト教を含めて、世界中で「宗教」というものの「立ち位置」がおかしくなってきている中、仏教というものも例外ではないのかもしれないという思いにさせられる最近の一連の事件です。

「宗教が消える」というキーワードは、未来を語るような概念の中で何度も出てくるフレーズですが、しかし、単に消えるのならともかく、今はもう世界中で「宗教のせいで」グチャグチャになっているということがあり、しかも、たくさんの人たちが死んでいる。

宗教とそれに関わる人々ってなんのために存在するんだい?

という疑問を今回のミツバチたちの攻撃から改めて考えたりいたしました。


ハチは単なる昆虫とはいえ、ここ1〜2年の In Deep でも「ハチ」というキーワードは少なからず出てくるもので、いろいろと思うところもあります。

まあ、うまく説明できないの歯がゆいですが。

それでは、ここからタイの新聞「タイラット」のオンライン版からです。



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(訳者注) この週末、突然の来訪者が続いたりして、どうしても更新できませんでした。

おもしろかったのは、今回のそれぞれの訪問者とは事前に「夢の中で」会っていたということがあります。夢を見た翌日に電話があったりしました。

まあ、それとは関係ないですが、最近は毎日、見る夢の量が半端ではなくて、これも周期的にそういう時はあるのですが(最近だと 2008年頃)、その頃よりも多い感じで、とにかく、目を閉じた瞬間から夢が始まる感じで、内容によってはグッタリしますが、基本的に夢を見ることが嫌いなわけではないので、これはこれで面白いです。

いわゆる予知夢みたいなものもたくさん見るんですが、それを書き出すと「オヤジの夢日記」と化す危険性がありますのでやめときます(苦笑)。


世界中の人が毎日いろいろな夢を見ていて、そこにはいろいろな世界があるはずです。

そこには実現する現実と「実現しない現実」があって、「実現しない現実」は、イコール「存在しない現実」なわけですが、でも、夢を見た人の夢の中には存在しているので、やはり存在していて、すでに実現しているというう、ややこしい話でもあります。

あるいは、夢を見ようが見まいが、世の中はいつでもいろいろなことが起きます。


そんなわけで、ちょっと日が開いたこともあり、今回は前回の記事の続きではないです(宇宙線の関係の話はいったんその話題に対しての集中が途切れると、うまく書けないです)。



富士山の地震から思う雲と地震の関係


ところで、先日の記事、

北京の空に現れた「終末の雲」や富士山のレンズ雲から思う世界の7つの「聖なる山」

で、台風明けの朝、自宅のベランダから見た「富士山の横の雲」なんですが、その日の夜の NHK ニュースで放映していたようで、かなり多くの人たちが見たもののようです。下の写真がアメリカのニュースサイトで紹介されていました。

fuji-nhk.jpg


ニュースのタイトルでは「珍しい雲が日本の富士山の頂上に現れる」というものでしたが、上記記事でご紹介しましたように、特に珍しいわけではない雲です。それでも、確かに、富士山やシャスタ山などのような、いわゆる「聖なる山」と呼ばれるような山に出やすいということも確かにあるようです。

ところで、その富士山、昨日、震度を伴う地震があったようです。

fuji-2012-06-23.jpg


富士山やその周囲の震源の地震というのは、ここ数年、発生のたびに一応、個人的に記録しています。

最近では、今年1月28日から翌日までの間に起きた「富士山の群発地震」が思い出されます。

バルト海のミレニアム・ファルコン
 In Deep 2012年01月30日

という過去記事に、その時の記録を書きましたが、以下のような感じでした。

fuji-2012-01-28.png


この時は最大マグニチュード 5.5 で震度5弱という地震を記録しています。


ところで、上の記事を読み直してみましたら、その時にも「同じような雲」が出ていたことをこの記事で思い出しました。



▲ 富士山の群発地震が始まる1週間前の 1月23日の富士山。


やっばりこの雲と地質的な動きって関係あるのですかねえ・・・。

雲は宇宙線が作っている。
そして、(私の中では)地震のトリガーも宇宙線によるものだと考えますが、しかし・・・。


ちなみに、富士山だけではないですが、火山の地震でどこに注意を払うか(その地震が火山噴火と関係する可能性があるのか)ということについては、「震源の深さ」だと言われます。

火山噴火全体にあてはまるものではないでしょうけれど、一般的には火山性地震というのは、

火山の近くで発生する、震源の深さが10km以浅の地震

ということになっています。

今回の富士山の地震はどちらも震源の深さは 20kmという比較的深い地下で発生している地震ですので、基本的には噴火とは関係ないというのが基本的な解釈です。

もちろん例外はいつでもありますけれど、逆にいうと、富士山で、前震も余震もなく、いきなり10キロ以下の浅い地震が発生したり、浅い地震が続くようなら、あるいはそれは噴火と関係する地震である可能性もあるのかもしません。


ちなみに、火山というと、最近またイエローストーンの話題がいくつか報道されていて、ひとつは、「休眠していたイエローストーンの間欠泉の噴出が 20年ぶりに始まった」というもの。

これは、過去記事「米国イエローストーンに鳴り響く「謎の音楽」の正体」という記事でご紹介した記事元であるイエローストーンの観光メディア的なサイト「イエローストーンゲート」が数日前に報じたものです。

yellowstone-gate-2012-06.jpg

▲ 活動を再開したイエローストーンの間欠泉の噴出。


あと、最近、海外の複数のメディアで「イエローストーン噴火からのサバイバル」という記事が掲載されました。何だか唐突な感じもしたのですが、しかし、自分でも過去記事の、


「鎖国」と「富士山大噴火」を生み出した前回マウンダー極小期
 In Deep 2011年11月09日

で記しましたように、もし現在、本当に太陽活動が弱くなっていっているというのならば、過去の例では噴火などが多くなったというような歴史もあった「かもしれない」ですので、巨大火山の噴火ということにはずっと興味はあります。


この報道、米国やカナダなど複数のメディアで引用されていて、どのメディアが最初に報道したのかが今ひとつハッキリしないのですが、英国の IFPress というところの記事をご紹介します。

ちなみに、記事の冒頭が「 For preppers 」(プレッパーたちにとって)となっていまして、「なんだ、プレッパーって?」と調べてみましたら、米国などで「世の混乱や自然災害による経済やシステムのなどのために準備している人々」のことをそう呼ぶのだそう。

「プリペア(準備する/ prepare)する人」という意味のようで、今はアメリカ国内だけでも数百万人のプレッパーがいるとのことです。

なお、記事には解釈を加えておきたい部分もあれますので、記事下に注釈を添えてあります。

ご参考いただければ幸いです。



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2012年06月22日



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20世紀初頭に初めて黒点理論を提唱した旧ソ連のチジェフスキー博士の理論に「宇宙線の存在」を重ね合わせてみる試み

Alexander_Chizhevsky  Александр Леонидович Чижевский

▲ アレクサンドル・チジェフスキー博士( Александр Леонидович Чижевский / 1897年2月7日- 1964年12月20日)。 Russian cosmism より。
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(訳者注) 宇宙関係のサイト「メッセージ・トゥ・イーグル」を見ていると、アレクサンドル・チジェフスキー ( Alexander Chizhevsky )という名が出ていて、久しぶりにこの名前を目にしました。

この人は 1897年に生まれて 1964年に亡くなったロシア(あるいは旧ソビエト)の科学者で、世界で最初に「黒点と人間の精神活動」についての相関関係をまとめた人です。チジェフスキー博士のことを初めて知ったのは、3年くらい前のヤスの備忘録の記事でしたが、その後、自分でも興味を持って、調べていた時期がありました。


最初にそのチェゼフスキー博士についてご紹介しておこうと思います。日本語での通常のプロフィールはほとんどないようですので、英語とロシア語での Wikipedia を要約しておきます。


アレクサンドル・チジェフスキー

旧ソビエト連邦の国際的な科学者。

太陽が生物に与える影響に関しての学問「ヘリオバイオロジー ( heliobiology ) 」を設立。また、生物学的実体上の大気のイオン化の影響に関しての研究「エアロ・イオン化」 ( aero-ionization ) もおこなった。

また、博士がおこなった、コスモバイオロジー(宇宙生物学 / cosmo-biology)、生体リズム( biological rhythms )、そして、ヘマトロジー(血液学 / hematology)などについての研究も現在では注目に値すると言われる。

そして、最近になって最も注目されている博士の研究として、11年周期の太陽活動と地球の環境変化の関係、そして、太陽活動と人間の活動の関係の研究である。



とあります。

チジェフスキー博士の研究で、最初に出てくるのが学問の分野としての「ヘリオバイオロジー」というものなのですが、これは直訳すると「太陽生物学」という意味になると思うのですが、調べると、現在の公式な学問のジャンルには存在しないようで、チジェフスキー博士のこの分野の学問は途切れてしまったようです。

その後に続く「生物学的実体上の大気のイオン化の影響」というのは自分で訳していて意味がよくわからないのですが、何となく魅力的な妖しい響きを感じる部分はあります。

そして、その後のコスモバイオロジー(宇宙生物学)生体リズムヘマトロジー(血液学)は、それぞれ現在にまで続いており、特に宇宙生物学は、 NASA を始めとする宇宙探査の研究施設での「最大級の学問」といっていいと思います。


bio.jpg

▲ 生体リズムでよく使われる図の一例。





▲ 過去記事「最近のカオスな太陽データから考えるいろいろなこと」より、チジェフスキー博士が1920年代にまとめた「太陽黒点と戦争や社会暴動の推移の変化の一致」を現したグラフ。下の太い線のほうが太陽の黒点数で、上の細い線は世界で起きた軍事と政治暴動の数。オリジナルの論文は、こちらにあります。




宇宙と人間の関係を追求した20世紀初頭のロシア宇宙主義


そして、今回、調べている中で初めて知ったのですが、このチジェフスキー博士は、「ロシア宇宙主義」という一派の代表的な学者だったようです。

ロシア宇宙主義の簡単な説明は、日本語の Wikipedia にもあります。


ロシア宇宙主義

20世紀初頭のロシアで発生した宇宙を中心とした哲学的・文化的運動である。
ロシア宇宙論とも呼ばれるが、いわゆる宇宙論とは直接の関係はない。

ロシア宇宙主義は自然哲学を基盤として宗教と倫理学の要素を組み入れたもので、宇宙と人間の起源・進化・未来の歴史と哲学を扱う。西洋と東洋の哲学的伝統の要素を組み合わせ、さらにそこにロシア正教の要素も組み入れている。

ロシア宇宙主義の多くの考え方は後にトランスヒューマニズムへと発展した。



ここにでてきた「トランスヒューマニズム」という聞き慣れない言葉は以下の説明のようです。


トランスヒューマニズム

超人間主義などと訳される。新しい科学技術を用い、人間の身体と認知能力を進化させ、人間の状況を前例の無い形で向上させようという思想である。

また、トランスヒューマニズムは人間の機能拡張やその他将来の科学技術の開発・使用により、将来起こりうることを研究する学問でもある。



ここに至って、「ははあ・・・ロシアだなあ」と、先月の過去記事を思い出しました。

5月の連休くらいに、

ロシア軍の最終兵器: 通常の人間を超人にするサイコジェネレーターや細胞の電極に作用する周波数兵器
 In Deep 2012年05月04日

というものをご紹介したことがあります。

そこで取り上げたロシアの記事には、このようにありました。


4月12日のロシア新聞では、超心理学専門家アレクセイ・サヴィン中将の「作戦第 10003号」に関する秘密情報について書かれており、これは普通の人間が超人になれる未来兵士のコンセプトがあったとされている。



というもので、このあたり、上のトランスヒューマニズムの「新しい科学技術を用い、人間の身体と認知能力を進化させ、人間の状況を前例の無い形で向上させようとする試み」というあたりを彷彿させます。

トランスヒューマニズムは戦争のための学問ではない」と思われるかと思いますが、歴史上の多くの学問もそうでした。戦争兵器のために研究されていたものではないものでも、「ある人にとっては兵器に転用できるように見える」、あるいは「兵器に転用したいと思う」ということです。

核兵器なんてのはその最たるものかもしれません。あるいは、現代ではさらにそれを上回る「兵器として研究されたわけではない」様々な科学が兵器に転用されています。

まあ、どんな有用な科学でも「使う人次第」というのは本当にその通りで、このあたりは今後も含めて何とも言えないです。


さて、話が逸れましたが、このような「ロシア宇宙主義」というところから始まった中で生まれたチジェフスキー博士の「太陽黒点理論や、あるいは、「宇宙と人間の関係」を見つめ直す試みですが、最近の In Deep の記事では、この「太陽活動と人間の精神関係」というものに関して、そこに「宇宙線と人間の精神」というものの関係を見ざるを得ないという形となってきています。


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2012年06月20日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 本題は、数日前に北京の上空に現れた「雲」のニュースのご紹介なんですが、前振りが長くなってしまったことに気づきましたので、先にその「北京の雲」の写真を載せておきます。

beijing-1.jpg

▲ 6月14日に北京上空に出た「雲」。この雲は、核爆発と同じような感じで拡がり、そして消えていったと報道にはあります。
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というわけなんですが、「雲」絡みで今朝ちょっといいものを見たので、先に少し書いておきます。



台風明けの夜明けの空に


今朝起きてベランダに出てみると、やや風は強いもののすでに晴れていました。どうやら眠っている間に台風は去っていったようです。

家のベランダは真正面に小さく富士山が見えるのですが、ふと見ると、左上に巨大なレンズ雲が浮かんでいることに気づきました。

まあ、富士山の方向というだけで、実際に富士山の上にあるものというわけではないでしょうが、富士山とレンズ雲の組み合わせというのは、富士山の近くからだとわりと見られるもののようですが、このあたり(埼玉県の所沢と狭山の間あたり)からだと珍しいですので写真に撮りました。下の風景です。右下に「富士山」と書いた上にあるのが富士山。

fuji-2012-06-20.jpg


富士山というのは、その頂上にレンズ雲がかかりやすい山のようで、インターネットで検索するとたくさん写真があります。「富士山 レンズ雲」などのキーワードで検索されるとたくさん見られると思います。

山頂にレンズ雲がかかると、下のような幻想的な光景もよく見られるようです。


fuji-103.jpg

富士山のページより 2003年1月26日の山中湖畔からの富士山。


レンズ雲は日本では富士山が有名となるようですが、アメリカでは、カリフォルニア州にシャスタ山という山があり、ここが巨大なレンズ雲が頻繁に発生することで有名です。


shasta-02.jpg

▲ シャスタ山のレンズ雲。


このシャスタ山というのは、世界七大聖山というもののひとつだそうで、地下都市があるなどの伝説やオカルト・ストーリーがたくさんある場所のようです。



世界七大聖山の光景を支える宇宙線(雲)と太陽(夕陽)


ちなみに、世界七大聖山とは以下のことを言うのだそう。


・シャスタ山 (米国)
・富士山 (日本)
・マチュピチュ (ペルー)
・シナイ山 (エジプト)
・チョモランマ / 英名エベレスト (ネパール)
・キリマンジャロ (タンザニア)
・セドナ (米国)


とのことです。

・・・・・セドナ?

セドナってのは聞いたことがないです。

調べてみると、米国のアリゾナ州にある場所だそうで、 Wikipedia には下のようにあります。


セドナ (アリゾナ州)

Bell_Rock.JPG

1876年に白人が初めて入植。

古くからネイティブ・アメリカンの聖地とされ、近年ではボルテックスと呼ばれるパワースポットが点在する"癒しの町"として人気があり、年間に約400万人の観光客が訪れる観光地・保養地となっている。



という感じで、ネイティブアメリカンの聖地だそうです。

しかし、上の Wikipedia の写真を見ても、特に聖なる山という感じはしなく、どうも釈然としなかったので、セドナの写真を見続けていましたら、わかりました。

ここも「雲」なんです。

セドナも、富士山やシャスタ山同様、「雲の力」で神秘感が漂うようです。
特に、雲と夕焼けの組み合わせはものすごい。

下の写真は、こちらのページにあったセドナの夕陽の光景です。

sedona-sunset-colorful.jpg


そして、実は、これらの雲を作り出しているのは、「宇宙線」なんです。このことは、ほぼ確定していて、CERN などの研究はかなり進んでいることを過去記事でご紹介したことがあります。


「宇宙線が雲を作るメカニズム」の一部を欧州原子核研究機構 CERN が解明
 In Deep 2011年08月26日


なので、セドナやシャスタ山の光景などを見ていますと、宇宙線(雲)と太陽の組み合わせが、視覚として私たち人類に神秘体験(あるいは、夢やロマン)を与えてくれていることを感じます。


聖山といえば、1970年代の映画にアレハンドロ・ホドロフスキーという人が監督した『ホーリー・マウンテン』(聖なる山)というメキシコ映画化があります。私は好きで、今でもビデオを持っています。

この映画には、公開国によりいろいろなデザインのポスターがありましたが、下のようなものもありました。

holly_mountain_poster.gif


ポスターの後ろにあるのが聖なる山で、真ん中の黒い人が映画の主人公で、その心臓は燃えていて中に目玉があります。

そして、周囲で燃えているのは「お札」です。

これらはすべて映画に出てくるシーンでもあります。




▲ 映画「ホーリー・マウンテン」より。この映画の中の社会で作られているすべてのキリスト像が「自分をモデルにして作られていた」ことがわかり絶叫する主人公の青年。この後、この青年は一体のキリスト像と共に聖なる山を目指します。


というわけで、本題がわからなくなってきましたが、本当は今日は、昨日海外メディアで一斉に報道されていた「中国の雲」のニュースをご紹介しようと思ったのでした。

報道では「キノコ雲」と紹介されていましたが、何となく「終末感が強い雲」でしたので、タイトルで「終末雲」としてみました。


中国人は世界で一番「この世の終わり」を信じている国民ですので、この雲を見て、多くの人々がいろいろ感じたようです。この「中国人は世界で一番この世の終わりを信じている」というのは過去記事にそのデータがあります。

「この世の終わり」に関して米国の調査会社が21カ国で行った国際調査のデータ
 In Deep 2012年05月03日



▲ 上記 In Deep 記事に掲載したアメリカの調査会社イプソス社のデータ。


「終わる」と思っている人たちの上に「終わりそうな雰囲気のもの」が出るというようなことなんでしょうか。

それではここからです。
本文自体は短いです。



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2012年06月18日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





昨日の記事「消えていく私の中の「宇宙人」と、消えていく「母なる太陽」」の続きというか、前半部分の宇宙人のほうの話はともかく、後半の太陽についての補足のような感じです。


ところで、昨日のタイトルの後半は、

消えていく「母なる太陽」

となっているのですが、この「消えていく」という修飾がかかる単語が曖昧だと気づきました。

ちょっとわかりにくいかもしれないですが、「消えていく」のは、「太陽」のほうではなく、「母なる」のほうとして書いたものです。

太陽が消えるわけではなく、「母なるという修飾のつくような太陽」が消えていくと。

昨日も書きましたが、私たちはどうもこれまで、「太陽」という存在を他の天体と比較しても過大に持ち上げていたことに気づいたりするわけで、(あくまで概念として)「太陽も月と同じ地球の衛星」であるということと、そして、「母なる大地に準じるような言葉(母なる太陽、のような言葉)が、少なくとも日本語には存在しないあたりから考えると、太陽への過大評価としての「母なる」という意識を持たないほうがいいのではないかというような意味でした。

太陽はもっと私たち人類と同じようなもの、あるいは、友だちのようなものかもしれない、と。

ところで最近、本当によくいろいろな夢を見るのですが、昨日も印象的な夢を見ました。
そのことをちょっと先に書きます。



夢で見た3つめの太陽と、世界中で増える「ふたつの太陽」の目撃談


昨日、太陽の夢を見ました。

それも自分が書いていたことと同じような意味でした。
どういう意味かというと、

夜に、昼の太陽が出ている

という夢でした。

しかも、夜空には「太陽が3つ」出ていて、そのうちのふたつは「月と太陽」だと理解できるのですが、もうひとつの太陽が何かわかりません。

「3つ目の太陽って何だろう?」

と夢の中で考え込んでしまい、そのまましばらく3つの太陽を見ていたのですが、夢の中で用事があり、見るのをやめて走りました。時計を見ると、午後8時13分でした。


夢で見た、ひとつめの太陽が「月」、ふたつめの太陽が「太陽」だとすると、もうひとつの太陽は、それらではないということになるのですが、そういえば、以前、

太陽の横に写る「もうひとつの太陽」について沸騰する議論
 2012年05月24日


という記事を書いたことがありますが、あの後も現在に続くまで YouTube などを中心に「ふたつの太陽」の記事、または投稿の数がものすごく多いです。

いっときの「謎の音」と同じように、一種のブームになっているような感もありますが、YouTube で「 two suns 」などのキーワードで検索すると、たくさん見られると思います。

そんな中で、誰がご覧になっても、かなり印象に残ると思われる動画があります。幸いなことに、日本人の方の投稿のようで、場所も日本で説明も日本となっているので親しみがあります。


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