<< 1  2 

2012年08月31日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




地球のもうひとつの月が描く「無軌道な軌道」



(訳者注) 毎朝、最初に天気予報というか、気温の予報を見ます。

そして、インドのグジャラート州かと見紛うような気温の予測に毎日、「うーむ」と唸ります。

toko-0831.png


私の住んでいるあたりの小中学校は今週から学校が始まりましたが、むしろ気温は上昇気味で、

「夏本番で夏休み終わりかよ」

と思わざるを得ない気候変動の秋でありました。

今後、気候変動があまりに激しくなった場合には、「6月から11月まで夏休み」で、「12月から4月まで冬休み」とかになっても別にいいような(投げやり)。

あー毎日暑い。

昨年の夏はどんな夏だったっけと1年前の 8月31日の記事を見てみましたら、

消滅したエレニン彗星:そして、彗星の存在の意味
 In Deep 2011年08月31日

でした。
下がその消えていく様子の写真です。

elenin_2011-08.jpg


エレニン彗星が消えたのは昨年の今頃だったか・・・。

ちなみに、完全に消滅したのは、昨年の 9月11日頃でした。

エレニン彗星は 9月11日に太陽フレアの中でほぼ完全に消滅
 In Deep 2011年09月17日

このエレニン彗星は当時、ずいぶんと人間たちから嫌われていて、彗星好きな私は不憫に思ったものでしたが、上の記事に記したように、エレニン彗星は、「嫌われたことに悲しんで自殺するかのように」太陽フレアに突っ込んでから消滅しました。

それから1年。

何かが変わったのか変わらないのか。
よくわかりません。

しかし、今回は別の話題です。


解析が進む「地球の他の月」のこと

今年の4月に記した記事に、

地球の「隠された複数の月」の実態がスーパーコンピュータでのシミュレーションにより解明される
 In Deep 2012年04月02日

というものがありました。

もともとは、アメリカのマサチューセッツ工科大学が 2011年に、「地球は常時、複数の衛星(他の月という意味)を持っている」という発表をおこない、その後、他の研究チームなどがそれに関してさらに調査した結果に関してのものです。

下の図は、ハワイ大学の研究チームが、スーパーコンピュータを使用して計算した、「ミニムーン」の軌道のシミュレーション。




いわゆる「円形の軌道」ではなく、かなりムチャクチャな軌道を描いているように見え、それに個人的に興味を持っており、「続報はないのかな」と待っていましたら、このことに関しての新しい研究について、昨日の米国の科学系サイトで記事になっていました。

上の「ムチャクチャに見える軌道」についての話ですが、実際にクレージーな軌跡を描いているようで、しかも、こういうものが常に地球の周囲を(しかも、複数)「地球の衛星」として回っているらしいのです。

地球とその「直近宇宙にあるもの」との関係性だけでも、私たちが小さな頃から思い描いていた姿とはずいぶんと違うような感じで、太陽系の他の惑星のことも含めて、私たちの「頭の中の宇宙の姿」は変わろうとしているように思います。

もちろん、これは科学者の方々の地道な研究と、開発機器やコンピュータ解析が進んことによるものであることは確かで、テクノロジーというものにも私たちはちゃんと感謝しないとなあ、と思う次第です。


今回はそれをご紹介しようと思うのですが、その前に、最近の記事、

国際宇宙ステーションで行われている「宇宙空間での生物移送実験シミュレーション」
 In Deep 2012年08月21日

などとも関係するタイムリーなニュースをご紹介しておきます。



「宇宙の匂い」を体験している JAXA の日本人宇宙飛行士


過去記事の、

宇宙空間に「強烈な匂い」が漂っていることを知った日: 「それは焼けたステーキと金属の匂い」と語る NASA の宇宙飛行士たち
 In Deep 2012年07月24日

というものを知って以来、私個人は「宇宙の匂い」に非常に興味を持っているのですが、今まさに、その宇宙の匂いを、日本人が体験しています


国際宇宙ステーションの長期滞在クルーである日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんが、昨日 2012年8月30日から「船外活動」、つまり宇宙遊泳を行っているのです(8月31日現在、ミッションは終了しています)。

上記の記事では、ロシア人宇宙飛行士の宇宙でのミッションを書きましたが、今回は米国側のミッションで、アメリカ人の女性宇宙飛行士であるサニータ・ウィリアムズさんと共に、星出さんは、電力切替え装置(MBSU)の交換、ロシアのモジュールへのケーブルの接続、ロボットアームカメラと照明の交換などの作業を行っています。



▲ 現在の国際宇宙ステーションに長期滞在クルーとして搭乗している3名の宇宙飛行士。左から、星出彰彦(日本)、ユーリ・マレンチェンコ(ロシア)、サニータ・ウィリアムズ(米国)の各宇宙飛行士。


このあたりの詳しいところは、 JAXA の「宇宙ステーション・きぼう 広報情報センター」のサイトに随時アップされています。

» JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在 - 星出宇宙飛行士最新情報


また、現在(8月31日)の NASA のトップページもこのニュースです。

nasa-2012-0831.jpg

NASA ウェブサイトより。見出しは「ふたりの宇宙飛行士は宇宙遊泳でステーションの宇宙空間に包まれた」。写真は多分、サニータ・ウィリアムズさん。


ちなみに、サニータ・ウィリアムズさんは、これが「5度目」の宇宙遊泳だそうで、宇宙遊泳の総時間 29時間17分という記録を持っている宇宙遊泳のプロ。

星出さんは今回が初めての宇宙遊泳のはずです。

そして、このお二人が遊泳している宇宙空間の「匂い」は、過去記事「宇宙空間に強烈な匂いが漂っていることを知った日」でご紹介した NASA のドン・ペティット宇宙飛行士によると、下のように予想外の匂いがするようです。

don-02.jpg

YouTube より。


いつか、星出さんご本人の口から日本語でその「匂いの話」を聞いてみたいです。

どうしてかというと、星出さんは日本の料理や食べ物も多く知っているはずで、アメリカ人たちより、具体的な匂いの記述になりそうで。

日本には納豆もクサヤもタクワンもあり、また、ナンプラーやパクチーや各種チーズなど海外の匂いのある食べ物も多く日常化しているという、日本は世界1の「匂いの多彩な食べ物」が多く存在する国のひとつであるので、そのあたりの比喩で聞いてみたいです。



それでは、ここから「地球のもうひとつの月」の話です。ハワイ大学と、フィンランド最古で最大の大学であるフィンランド大学、そして、パリ天文台の研究者との合同での研究のようです。

なお、関係する前記事の「地球の「隠された複数の月」の実態がスーパーコンピュータでのシミュレーションにより解明される」でご紹介した、現時点で判明している「ミニムーン」と呼ばれる複数の地球の「小さいな衛星」の特徴としては、


・地球のその小さな月(ミニ・ムーン)の数はひとつではない。
・ひとつの月が1年間、地球の周囲を旋回する。
・そして、その後はその月は太陽の軌道に移動して「太陽の衛星」となる。


というもので、一般的に驚くようなことかどうかはよくわからないですが、私個人としては、

地球の月になったり、太陽の月になったりする

というこれらの存在に驚きを覚えたものです。

それではここからです。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2012年08月29日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





33rd.jpeg


ロシアのプラウダには、「よく読まれている記事」のランキングが最初にあります。最近のプラウダの記事は、政治的な話が非常に多く、ランキングもそのようなものばかりなのですが、昨日そのランキングを見た時に「ん?」と思いました。

下がそのアクセスランキングです。

ranking-pravda.png


となっていて、2位以下は日本語にすると、

2 イランでの戦争という言葉
3 ロシアの潜水艦が米国に察知されずに米国沿岸で訓練
4 シリアへの攻撃から一歩引くオバマ
5 バラクとディヴィッドは悪魔のコンビ


という感じの並びで、政治的かつ反米系の記事が並びます。

ちなみに、2位にある潜水艦の話は「ロシアの声」で、短い日本語の記事にもなっていますが、他の報道ではあまりふれられていないようですので、短くご紹介します。


見えない潜水艦
ロシアの声 2012.08.26

国際法に反することなく、ロシアの潜水艦が訓練の枠内で、提起された課題を米国沿岸で成功裏に遂行した。長距離巡航ミサイルを搭載したこの潜水艦は、ひと月、メキシコ湾水域を航行していたが、発見されたのは、潜水艦が水域を去った時だった。これは米国の政治ニュース専門サイトが、匿名の米国防総省高官の話として伝えたもの。

ロシアの多目的潜水艦プロジェクト971「シシューカ(カマスの意味)」は、今年の6月から7月にかけて数週間、米国沿岸をパトロールした。この潜水艦は、米国の海岸のすぐ近くを航行したが、米国の衛星もソナー・センサーも、これをとらえる事は出来なかった。彼らが潜水艦の存在にやっと気が付いたのは、「シシューカ(カマス)」がその「尾っぽ」を彼らに見せた時だった。



さて、このような政治的なニュースが並ぶ中、上のランキングの1位のニュースの見出しは、文字だけ読んでも意味がよくわからないのです。意味としては、「神秘主義と北緯 33度上での災い」というタイトルです。「?」と思って本文を読むと、それはフリーメイソンやイルミナティなどと関係する話で、一種の陰謀論に関してのものなのでした。

「33」という数はフリーメーソンと関係しているそうなのですが、世界中の「北緯33度」の場所で米国中心の災いが多いという話を歴史と共に書いてあります。

北緯33度というのは、下の図の中央のラインのあたりです。

33rd_parallel.gif


北緯33度線は、日本を起点にすると、四国の高知、九州の長崎を通り、中国大陸を横断。その後、パキスタン、イラク、シリア、リビア、レバノンなどを通り、大西洋の上を通ってアメリカのサウスカロライナ州から、西のロサンゼルスのあたりに抜けて太平洋に至り、そこからまた四国に戻るラインです。

このあたりは、記事の一番下に、Google Earth での図を載せておきます。
途中、バミューダ海域なんてのも通過していて、なかなか興味深いです。



北緯 33度近辺に確かに存在する血の歴史


いずれにしても、ややオカルトがかった記事がプラウダで1位ということに興味が湧きました。読んでみましたら、意外に興味深いことが書かれてあり、さらにそれに付随して「私個人」に関しての今回の記事との「なくとなく興味深い関わり」があり、そういうこともあり、ご紹介しようと思います。

興味深いと思ったのは、以下の点などです。

・第二次大戦中に原爆が落とされた長崎の緯度と、その原爆を開発製造して核実験もおこなった米国ロスアラモス研究所の緯度は共に北緯33度で同じ。

・ここ数年、米国を中心にして波乱に巻き込まれている国や首都の多くが 33度線上にある(リビアのトリポリ、イラクのバクダッド、シリアのダマスカスなど)。

・19世紀のフランスの作家アレクサンドル・デュマは、フランス革命を参考に 200年後の現在の「国際軍」を忠実に再現した小説を書いた。


というようなことです。

ただし、その後、私自身で Google Earth で検証してみましたら、ロスアラモス研究所そのものは北緯35度の位置です。かつて核実験場があったロスアラモスの砂漠全体を含めると、その中に33度線があるようです。


los-alamos.jpg

▲ 米国ニューメキシコ州にあったロスアラモスの跡地の現在。広島と長崎に落とされた原爆の核実験がここで 1945年に行われました。


私は今回、 Google Earth を使って、実際に「世界の北緯33度」を旅してみました。そして、それと共にわかった「自分と 北緯33度の関わり」についても今回はじめて知りましたが、全体的に娯楽的な内容が多いので、今回は、プラウダの記事の翻訳を先に載せます。

記事中に出てくる人物などで、上のフランスの作家のデュマなども含めて、私が初め知る名前の人も多かったので、最初に説明を抜粋しておきます。すべて Wikipedia からのものです。



    パイク将軍(アルバート・パイク)

アルバート・パイク(1809年 - 1891年)は、南北戦争時の南部連合の将軍。秘密結社フリーメイソンに所属していたと言われている。「メイソンの黒い教皇」とも呼ばれている。古代や東洋の神秘主義を研究して、構成員を増やした。


    アレクサンドル・デュマ

アレクサンドル・デュマ(1802年 - 1870年)は、フランスの小説家。父は、黒人と白人が混血した、いわゆるクレオールである。父同様、黒人奴隷の子孫として人種差別を受けたデュマは、政治的には共和主義・自由主義の立場に立ち、社会改革にも取り組んだ。


    フリーメーソン

フリーメーソンは、16世紀後半から17世紀初頭に、判然としない起源から起きた友愛結社。現在多様な形で全世界に存在し、その会員数は600万人に上り、うち15万人はスコットランド・グランドロッジならびにアイルランド・グランドロッジの管区下に、25万人は英連邦グランドロッジに、200万人は米国のグランドロッジに所属している。



ここからプラウダの記事です。

続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2012年08月27日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





jesus-001.jpg



(訳者注) 数日前に、「世界最悪の修復」というようなタイトルでいろいろなところで報道されたスペインでのニュースはご存じの方が多いと思います。

下のようなものです。


【善意が生んだ悲劇】80代の女性が勝手にキリスト壁画の修復を試みる → 絵が下手すぎて顔が別人に
Livedoor News 2012.08.23

スペインのSanctuary of Mercy Churchという教会には、画家Elias Garcia Martinezが約100年以上前に描いた「Ecce Homo(この人物を見よ)」というイエス・キリストのフレスコ壁画があった。

しかしその壁画は湿気のせいで、18カ月前からぼろぼろ崩れ始め、徐々に元の姿を失いつつあった。地元に住む80代の一人の女性は、それを見て、あることを決心したそうだ。
 
壁画の劣化を、ただじっと見ているだけなんてできない。修復しよう!
 
すると彼女は、塗料と筆を手に、自らキリスト壁画修復作業を開始。教会の運営者の許可もないまま、彼女だけによる修復は着々と進められていった。そして彼女の修復がついに完了した時、それを見た人々は凍りついたという。

なぜなら彼女の絵が、恐ろしく下手だったから! 修復後の壁画には、元のイエス・キリストの姿はどこにもなく、そこにはまるで猿のような生き物が描かれていたとその壁画を見た人は言う。この修復を行った本人も、さすがに「これはダメだ!」と気づいたようで、文化事業を担当している市会議員に連絡をとった。


その「ビフォーアフター」が下です。

new-jesus-01.jpg

▲ 報道より、キリストの宗教画の修復前(左)と修復後。


これに対して「史上最悪の修復」とまで書いているメディアも多数ありました。

上のニュースを私は女性の友人に教えられたのですが、私は即座に、

これ、修復後のほうがいいじゃん。いい顔の人になってる

と思い、そして、「修復前の含みのある左脳顔から毒気が落ちて、まさに無垢そのもののキリスト像!」と私は絶賛しました。

しかし、私がどう思おうと、「このおばあさん、この地で死ぬまで白い目で見られるのかなあ」と思うと、暗澹とした気分になったものでした。

しかし!

事態は報道の翌日から意外な方向に発展していきます。

そして、最終的に、たった2日間で、世界に「下の写真のような世界」がいたるところに出現し始めたのです。


new-world.jpg


今回はその話です。

暗い話題が多い中、「新しいマリア様と新しいキリストがこの世に生まれた」ともいえる話題です。新しいマリア様は 80代ということで、ややヨボヨボなマリア様ですが、キリストをこの世に生んだという意味では、かつてのマリア様と遜色ないです。

今回の経過を報道から順を追って書きます。

上の写真の様々な「修正後」の写真は、今朝の英国のデイリーメールに数多く掲載されていましたので、それも翻訳してご紹介します。

まず、最初の報道の直後に何が起きたか?からです。


続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2012年08月26日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 現在、日曜(8月26日)の午後で、今日の夜から沖縄を台風15号(英名:BOLAVEN / ボラヴェン)というものが通過していくのですが、これがとんでもない大きさのようです。そして、沖縄通過後に朝鮮半島を完全に縦断していく模様です。

台風の威力は、「何とかヘクトパスカル」と数字でいわれてもわくわからない感じで、個人的には海外での、カテゴリーわけのほうが何となくわかりやすいです。下のは、RSOE EDISというハンガリーの自然災害リアルタイム情報サイトにある予想進路図ですが、海外では、米国などのハリケーンの威力に準じて表記されていて、その「強さ」がわかります。

米国でのハリケーンの強さの指標は下のようになっています。
上の熱帯低気圧から、最大はカテゴリー5となり、色分けでは薄いピンクとなります。
威力は風速を基準にしているようです。

storm-c.png


一番下のカテゴリー5というのが最大で、このクラスの台風やハリケーンは、どこの国であっても、滅多に上陸するものではありません。

たとえば、2005年に米国に壊滅的な被害を与えたカトリーナというハリケーンでさえ、上陸時にはカテゴリー3でした(海上でカテゴリー5の時があった)。

それで、今回の台風の進路と勢力の予測。

edis.jpg


沖縄を通過する際にすべてカテゴリー5が示されています。
これはもう、いわゆる「スーパー台風」と呼ばれるものに近いもののような感じがします。


これまで、日本の領域内をこのような威力の台風が通過していくという予測を見たことがないですので、もしかしたら、「日本の観測史上最大の台風が近づいてきている」ということなのかもしれません。何というか・・・ご注意下さいとしか言いようがないのですが、ただ、沖縄の方は台風に慣れてらっしゃるので、被害も最小限で収まってくれるのではと・・・・・。


ちなみに、この台風の進路予測では、沖縄を通過した後は、カテゴリー4という強力な勢力を保って韓国に上陸して、そのまま北朝鮮へと北上していく予測です。後で書きますが、北朝鮮は最近、幾度も洪水に見舞われています。韓国も北朝鮮も、日本と比べるとこのようなクラスの台風の直撃を受ける経験は少ないはずですので、やや心配な面もあります。


そんな時に洪水の話題というのもどうかと思いますが、しかし、これは昨日あたりから書こうと決めていたことで、つまり、「なんだか世界中で大きな洪水が異常に多い」のです。

今日はそのことを少し書いてみたいと思います。

その前に、今朝見かけたニュースのこと。



消えていく氷と関連して


8月の中旬頃、「熱波地帯での言い訳」という、暑くて記事を書けません、という言い訳を書いたりしていましたが、そこで、「地球の氷が消える日というタイトルで記事を書いていた」と記しています。

その後、すぐに記事をアップしていない理由なんですが、毎日のように「氷関係」の報道があるのです。

今朝は NHK ニュースで、氷の報道がありました。

日本のJAXAの観測衛星「しずく」の撮影で明らかになった「事実」の報道でした。
下に抜粋します。


北極海の氷 観測史上最小に
NHK 2012年08月26日

shizuku.jpg

北極海に浮かぶ氷の面積が、観測史上最も小さくなったことが、JAXA=宇宙航空研究開発機構の調査で分かりました。これは、JAXAがことし5月に鹿児島県の種子島から打ち上げた、水観測衛星「しずく」を使った調査によって明らかにしたものです。

それによりますと、地球の北の端、北極海に浮かぶ氷の面積は、24日の時点で421万平方キロメートルとなっていることが分かりました。これは、アメリカの衛星などによる記録が残る1978年以降、最も小さかった2007年9月の425万平方キロメートルを下回り、観測史上最小となりました。

JAXAによりますと、北極海の氷は毎年、9月中旬から下旬にかけて最も小さくなるため、ことしはさらに小さくなることが見込まれるということです。原因について、JAXAは、北極海の温度の上昇により、氷が薄くなっていることがあるとみていて、引き続き水観測衛星による監視を続けていくことにしています。



1週間ほど前に、同じ「しずく」の観測によって、「史上最速のペースで北極の氷が溶けている」という報道がありました。

そして今回、その結果とも関連して、北極海の氷が観測史上で最も少なくなっていることがわかったということのようです。

これら「消えていく氷」については、この夏、まだまだ報道や発見がありそうですので、いろいろとはっきりとしてきた頃にまとめてみたいと思います。

また、あくまでも個人的な思いこみですが、私は最近、太陽などと共に「地熱(地下から噴出している放射性崩壊による膨大な熱)」も関係しているような気がしていて、もしそうなら、この先、海の上の氷だけではなく、永久凍土など含めた「あらゆる地球の氷が溶ける」ということもあるのかも、などと思うこともあります。

まあ、そういうことは素人の私の予測を書いても仕方ないですので、何らかの「事実」が起きることがありましたら書かせていただきます。

ちなみに、この「地球の地下の熱」に関しては、

地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か
 In Deep 2011年08月27日

という過去記事にあります。

実は、地球の内部からは、「44兆ワット」という原発何千基分にも相当する膨大な熱が絶えず噴出していることがわかっています。エネルギーの半分は、放射性崩壊という反応によるものだそうですが、あとの半分は原因がわかっていません。日本の東北大学大学院の研究者の方々などが中心となって、この現象の解明を進めています。


さて、ここから洪水に関しての記事です。

続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2012年08月25日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





dhaka.jpeg

▲ エコノミストの「世界の都市の住みやすさ」の2012年度ランキングで、最下位だったバングラデシュのダッカ。私個人はむしろこういう光景に一種の憧れがあって、昔は実際に行ってしまったりしていました。
--

早朝などは涼しい風も多少感じる最近ですが、それでも私の住んでいるあたりの日中の「皆殺し的な太陽光線」は続いていて、たとえば週間天気予報もこんな感じです。

pintenki-0826.png

まだ「37度」とかいう数字が見えてゲンナリします。

日中、暑さをのろい、太陽を睨みながら、「太陽死ね」と呟きつつ(やめろって)歩いていたりするんですが、ここ数日、「ふと」気づくのは、太陽自体の光の弱さだったりします。

私は3年くらい前だったか、「太陽を直視すると気持ちいい」ということに気づいてから、ほとんど毎日、太陽を直接見るのですが、冬なら長時間見ていても大丈夫ですけど、真夏の太陽は普通はキツすぎてほとんど直視できないものです(ちなみに、一般の方は太陽の直視は絶対ダメですよ。目を痛めます。私はもともと痛んでいるんでどうでもいいんです)。

今の太陽自身が直視できるということは、弱ってる感じがしますね。

「今の暑さと太陽の輝きがリンクしていない」

とも思います。


先日、「太陽を分割するような形」の変なフィラメント(磁気のライン)が出ていることをご紹介したりしましたけれど、どうなんですかね、太陽。



▲ 記事「太陽に突然現れて急速に拡大した『巨大な亀裂』」より。


来年 2013年の夏までの黒点最大期までに順調に黒点が増え続ければ、特に問題にないと思うのですが、そうでもなかった場合、あるいは減っていったりするような場合は、太陽が長い「休憩」に入る可能性もあるのかも知れません。

が、しかし、なんであれ、現在暑いことは事実。

昨日から、最近の宇宙での新しい発見のことについて記事にしていたのですが、昨日は書き上げられず、今日もまた暑く、「こんな暑い中、宇宙も何もあったものじゃない」と、別の話題にいたします。

暑苦しい話題です。



暮らすのに適していようがいまいが、人々はそこに暮らしている


先日、英国のエコノミスト市の調査部門から、「住居に適した都市のランキング」という発表がありました。

これは日本語の報道もありましたので、そちらを貼っておきます。


世界の都市の住みやすさトップ10、カナダと豪州が上位
AFP 2012年08月19日

英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が今週発表した「世界の都市の住みやすさ」ランキング最新版で、カナダとオーストラリアの都市が上位につけた。同調査は、世界中の140の都市を安定度、保健医療、文化、環境、教育、インフラの5つのカテゴリーに分かれる30項目以上の質的・量的要素で評価した。

トップ3の都市は、半年前の前回調査から変わらず、オーストラリアのメルボルンが1位、2位にオーストリアのウィーン、3位にカナダのバンクーバー。その後もカナダとオーストラリアの都市が健闘している。
 
一方、最も住みにくい都市と評価されたのはバングラデシュのダッカだった。



というものです。

私は、白人が白人富裕層のために作っているような「ランキング」というのが好きではなくて、これまで基本的に気にしなかったんですけど、しかし、最近の世界の情勢、あるいは日本にしても世界や周辺国との軋轢なども大きく、海外への移住を含めて、「他の国の住みやすさはどうなのか」ということについて、興味のある方は多いと思います。

このレポートのオリジナルは、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット Economist Inteligent Unit の該当ページ(英語)にリンクがあるのですが、これが有料レポートだったんですよ。

結構な金額を払わないと見られないものだということが判明して、購入するわけもなく詳細はわからないのですが、ただ、ベストもワーストも近年はそんなに変化していないもののようです。

なので、少し前なら同じような感じだと思われます。

2年前の2010年のレボートがありましたので、その「ベスト10」と「ワースト10」の表を載せておきます。大体、今年も同じようなものだと思います。

Global-Liveability-2010.png

注釈しておきますと、下のようになります。



都市の暮らしやすさランキング ベスト10

1位. バンクーバー(カナダ)
2位. ウィーン(オーストリア)
3位. メルボルン(オーストラリア)
4位. トロント(カナダ)
5位. カルガリー(カナダ)
6位. ヘルシンキ(フィンランド)
7位. シドニー(オーストラリア)
8位. パース(オーストラリア)
9位. アデレード(オーストラリア)
10位. オークランド(ニュージーランド)



都市の暮らしやすさランキング ワースト10

130位. ダカール(セネガル)
132位. コロンボ(スリランカ)
133位. カトマンズ(ネパール)
134位. ドゥアラ(カメルーン)
135位. カラチ(パキスタン)
136位. ラゴス(ナイジェリア)
137位. ポートモレスビー(パプアニューギニア)
138位. アルジェ(アルジェリア)
138位. ダッカ(バングラデシュ)
140位. ハラレ(ジンバブエ)






です。

harare.jpg

▲ 2010年のワースト1のジンバブエの首都ハラレ。写真は青年海外協力隊のサイトより 2008年のジンバブエ大統領選挙の頃の様子ですので、貼られているのは選挙のポスターだと思います。選挙ポスターがカラフル。


今年の「ワースト」のほうでは、最下位の位置をバングラデシュのダッカが、2010年の最下位だったジンバブエのハラレから「奪還した」ということになるようです。

さっそく、最下位となった街ダッカのあるインドの「デイリータイムス」というメディアは記事(英語)で、「意図的に私たちの街のを最下位にしようとしている」としながらも、「私たちのほうも努力していないのでは」と書いていたりして、複雑な心境を伝えています。

それにしても、私は上のランキングを見ると、ワーストのほうにばかり行きたい都市があります。カメルーンのドゥアラとかはよくわからないですが、他の街は過去に一度は「なんらかの接点」があって、思い入れがあります。

ナイジェリアの「ラゴス」なんてのは行ったことはないのですが、私が高校生の時、1979年か1980年だと思いますが、日本の音楽家の坂本龍一さんがリリースした「B2 UNIT」というソロアルバムがありまして、この中の「Riot in Lagos 」(ラゴスの暴動)という曲があり、それにえらく感動したことがあります。17歳の頃でしたかね。毎日聴いていました。

この曲を知るまで「ラゴス」という地名や言葉さえしらなかったので、それからラゴスに興味を持ち調べ、ついでに「暴動」というものにも興味を持ち、その頃から「世界の暴動」を図書館で調べたりしたものでした。

調べてみると、この曲は、Wikipedia にもなっていて、そこにも、


> 『B-2ユニット』制作時に、ナイジェリアの都市ラゴスで起きた暴動からインスパイアされており


とのことです。

下の曲です。

坂本龍一 ライオット・イン・ラゴス (1980年)


これを 1980年代の「日本の奇跡的ソング」の一曲という人は多いと思います。


さて、話が逸れましたが、「海外移住」という現象は、アジアでは、日本でも多いのかもしれないですが、中国でも下のような現象が起きています。

ただし、日本などとは理由が違うかもしれないですが。


中国の億万長者、先行き不安で国外脱出
大紀元 2012年08月25日

投資で米国永住権取得

米国のEB-5投資永住権プログラムは、10人以上の雇用を保証できる外国人投資家に永住権を与えるものだ。

このプログラムで永住権を取得した中国人は2006年では63人だったが、昨年では2408人に躍進し、今年の現時点ですでに3700人を超えている。

全世界の投資家を対象とするこのプログラムだが、これまでに許可された投資家数の75%を中国人が占めた。

昨年発表された国内の調査では、無作為に選ばれた資産百万ドル以上の中国富裕層千人のうち、6割は海外の移住を計画していると回答した。移民先は米国だけではない。豪州への中国人移民も増え続けている。2011年、投資移民を含めた中国人移民は初めて英国移民を上回ったという。




そして、中国に絡んで、話題となっている記事を翻訳紹介してみようかと思います。
それが今回の本題です。

題して「人が住むことのできない都市」という記事です。

もちろん、上の「住みやすい国ランキング」と同様のことで、そんなことは人それぞれの判断であるわけですが、なかなか考えさせるものがありましたので、ご紹介したいと思います。

中国に7年間住んで、ほぼすべての省と自治区を訪れた人による文章です。
イサーク・ストーン・フィッシュ( Isaac Stone Fish )という人によるものですが、アメリカのメディアに多く書いているようですが、どこの国の人かはよくわからないです。下の人です。

isaac-stone-fish_9779_11022.jpg

▲ イサーク・ストーン・フィッシュさん。フォーリン・ポリシーというメディアの記者で、ロサンゼルスタイムスなど米国の新聞雑誌等で中国関連の記事を書いているようです。


結構長いですので、翻訳に入ります。
記事は基本的に文字だけですので、写真をこちらで添付したりしています。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2012年08月23日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 昨日、記事をアップできなかったんですが、「太陽活動と人類史」について調べ直していたら、あまりにも内容が肥大して、うくまとめられませんでした。なので、もう一度まとめて、後日記事にしたいと思います。

どうしてこのことを今、記事にしたいのかというと、

「これからの1年間は歴史上の最も過激な時期と同じ位置にある」

と思われるからです。

これは太陽活動からの観点「だけ」での意味ですが、今の太陽は「第24活動周期(サイクル24)」という中での「黒点数の最大期間のラストの1年間のはじめ」あたりにいます。この時期は、歴史上、大変に激動した時期でした。前回は2001年の後半くらいまでの1年間で、それだけでもいろいろなことが思い出されると思います。

今回の本記事は「軍事」の話ですが、その「太陽についてのこと」を前振りでちょっとだけ書いておきます。



2001年9月11日も含まれている「太陽活動最大期」


この「第24活動周期」の「24」という数字ですが、太陽活動の記録は 1750年代に黒点観測が始まってからナンバリングされていて、今回が「人類による太陽黒点の観測が始まって以来 24回目の黒点最大期のサイクル」というような考え方でいいと思います。


この「太陽活動と、人間の活動の関係」については過去にも何度か記事にしているのですが、黒点数と人間の活動に関係があるということを最初に発表したのはロシアの科学者のアレクサンドル・チジェフスキー博士という人でした。チジェフスキー博士は 1920年代に「黒点理論」というものを発表しています。これについては、最近もふれていますので、リンクしておきます。

太陽と宇宙線と人類の関係の中で浮かび上がる 1900年代ロシア宇宙主義の科学(1)
 In Deep 2012年06月22日


Chizhevsky-02.jpg

▲ アレクサンドル・チジェフスキー(1897年- 1964年)。


1920年代のロシアでは多くの科学者たちが、ヘリオバイオロジー(無理矢理日本語にすると「太陽生物学」というような意味)という「太陽と、人間を含む地球の生物の関係」について研究していました。これらは「半分は科学、半分は哲学」という部分があったようですが、私自身も「科学への興味」というものが沸いたのは、科学そのものからではなく、作家の埴谷雄高さんの「形而上文学の世界」、つまり哲学サイドからでした。


話を戻すと、この「黒点数の最大期に向かう最後の1〜2年間」というのが、近代史と現代史での最も「荒れた」時代だったと思われます。

たとえば、下のグラフは1950年代あたりから現在までの太陽黒点数のグラフです。赤く囲んだところが、11年の太陽活動のサイクルの中で黒点数が最も大きかった時期です。

sun-1950.jpg


上の期間だけでも、赤い丸のついている1〜2年のあいだにどういうことが起きていたかというのを、ネットの年表などで確認されてみてもわかるかと思います。

何年か前のクレアなひとときの記事で、そのことを箇条書きでまとめたことがあります。
それを一部抜粋しておきます。



太陽活動(黒点数)の最大期に起きた代表的なこと

第4太陽活動周期(1780年前後がピーク) 小氷期(1780年)

第5太陽活動周期(1790年前後がピーク) フランス革命(1789年)

第6太陽活動周期(1805年前後がピーク) 神聖ローマ帝国の解体(1806年)

第7太陽活動周期(1815年前後がピーク) ウィーン体制の開始(1815年)、タンボラ火山の噴火で世界が寒冷化(1816年)

第8太陽活動周期(1830年前後がピーク) ギリシャ独立(1829年)、フランス7月革命(1830年)

第9太陽活動周期(1838年前後がピーク) アヘン戦争(1840年)

第10太陽活動周期(1850年前後がピーク) 太平天国の乱(1851年)、黒船来航(1853年)

第11太陽活動周期(1860年前後がピーク) アメリカ南北戦争(1861年)

第12太陽活動周期(1870年前後がピーク) 独仏戦争(1870年)

第13太陽活動周期(1885年前後がピーク) 甲申政変(1884年)

第14太陽活動周期(1895年前後がピーク) 日清戦争(1895年)、第1回夏季オリンピック(1896年)

第15太陽活動周期(1918年前後がピーク) ロシア革命(1917年)、ドイツ革命(1918年)

第16太陽活動周期(1930年前後がピーク) 大恐慌スタート(1929年)

第17太陽活動周期(1940年前後がピーク) 第二次世界大戦勃発(1939年)、太平洋戦争(1941年)

第18太陽活動周期(1948年前後がピーク) 第1次中東戦争(1948年)、NATO成立(1949年)、中華人民共和国成立(1949年)

第19太陽活動周期(1958年前後がピーク) チベット動乱

第20太陽活動周期(1970年前後がピーク) ブレトン・ウッズ体制の終了(1971年)

第21太陽活動周期(1980年前後がピーク) イラン革命(1979年)

第22太陽活動周期(1990年前後がピーク) ソ連崩壊(1991年)

第23太陽活動周期(2001年前後がピーク) アメリカ同時多発テロ(2001年)

第24太陽活動周期(現在。予想されるピークは2013年頃)



大きなことが起きているというより、「荒れている」という感じがします。



そして今がまさにその時期

そして、今現在の「2012年の夏から」というのが、上の時期と大体同じだと考えられます。今回の太陽活動で、黒点数が最も多くなるのは 2013年の夏とされていて、つまり、今そこに向かう「太陽活動サイクルの最後の1年」がスタートしたと言えます。

いろいろな国で戦争だ、紛争だ、乱射だ、宗教対立だ、暗殺だと大モメで、日本でも領土問題とか、いろいろありますが、これは過去の歴史を振り返ると、まだまだ拡大するという感じとなる可能性もあるわけで、この1年は「覚悟の1年」かも。

ただし、個人的には太陽活動は過去より小さくなっていると思いますので、過去ほどではないと思いますけれど。


なお、この時期には「大きな火山噴火が起きる」というのも顕著です。サイクル21の太陽活動最大期だった 1980年には「セント・ヘレンズの噴火」がありました。少なくとも近現代で、この米国のセント・ヘレンズ火山の噴火というものは「最大の噴火」でした。


幸い、日本にはセント・ヘレンズ山クラスの破壊力の強い火山は(古代火山の鹿児島の薩摩硫黄島を除けば)存在しないですが、この時期に「現在の世の中で最も大きな爆発のひとつである火山噴火が起きた」ということは興味深いです。

このあたり、先週あたりに書きました、

世界の7つの超巨大火山のひとつが存在するニュージーランドで起きている巨大な徴候
 In Deep 2012年08月14日

の中の「地球の7つの超巨大火山」というところで少し書いています。


St_Helens_Paul_Kane.jpg

▲ 1845年にカナダの画家ポール・ケーンが描いたセント・ヘレンズ山の噴火の水彩画。頻繁に噴火する巨大火山であるセント・ヘレンズは個人的に「世界の人々の感情のバロメータ」のような気もします。


というわけで、「黒点数から見る太陽活動と地球での様々な現象の関係」というのは、上のようにちょっと前振りで書いてもこれほどになってしまうもので、簡単にはまとまらないものです。

なので、多少まとまった時に書きたいと思います。

ガラリと変わって、ここから今日の本題です。
サイバー戦争の最前線の話です。

続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2012年08月21日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 先月くらいに書きました、

宇宙空間に「強烈な匂い」が漂っていることを知った日
 In Deep 2012年07月24日

で「宇宙は焼けたステーキと熱い鉄の匂いがする」ということを知って以来、宇宙空間や「宇宙遊泳」という行動そのものに興味があるのですが、宇宙遊泳の関係のニュースを見かけました。

ところで、今回の記事とは関係ない話ですが、上の「宇宙の匂い」の話の中に NASA の宇宙飛行士たちが宇宙の匂いについて地上で再現するための会話のようなエピソードを紹介していますが、そこに挙げられていた宇宙の匂いの「要素」は下のようなものだそうです。


アジア料理の香辛料
ガソリン
汗をかいた足の匂い
体臭
マニキュア取りの薬剤


それに加えて、「焼けたステーキと鉄の匂い」。これらを頭の中で想像しながら足していくと、ふと、「宇宙空間ってバンコクとかクアラルンプールみたいな匂いなのかもなあ」と思ったりいたしました。

バンコクというか、東南アジアの都市部の屋台などが並んでいる場所では、ナンプラー系(魚醤)の焦げた匂いと揚げ物の匂い、それと渋滞の排気ガスと、女性たちのわりと濃いめの香水の匂いと、人々のムンムンとした「人間の匂い」などが入り交じっていますが、それが上の比喩と似ている。

「宇宙の匂いとはアジアの都市の匂いなり」

と悟りつつも、こんなことで横道に話題が逸れている場合ではないので、話を戻します。



国際宇宙ステーション(ISS)のミッション


宇宙関係のニュースは、最近では、NASA の火星無人探査ミッションのことが多いですが、一方で、宇宙空間では常に、「有人のミッション」が行われていることに気づきます。国際宇宙ステーションでの長期滞在クルーによるミッションです。

国際宇宙ステーションでミッションを行うのは、基本的に、アメリカとロシアの宇宙飛行士ですが、現在の国際宇宙ステーションには、日本の JAXA 所属の星出彰彦さんが NASA 認定の宇宙飛行士として搭乗しています。

iss-32.jpg

▲ 現在の国際宇宙ステーションに「第32次/第33次長期滞在クルー」として搭乗している3名の宇宙飛行士。左から、星出彰彦(日本)、ユーリ・マレンチェンコ(ロシア)、サニータ・ウィリアムズ(米国)の各宇宙飛行士。サニータ・ウィリアムズさんは NASA 所属の女性宇宙飛行士。JAXA 広報ページより。


そんな中、それと関連して、ロシアのイタルタスという通信社の報道で、「ロシア人宇宙飛行士による宇宙遊泳ミッションによる実験」についての記事を見かけました。

ロシアのイタルタス通信には、毎日何度も宇宙ステーションでの活動に関しての報道がありますが、「どうしてかな」と思ったら、どうやらイタルタス通信社は、モスクワの ISS 司令部内に記者を常駐させているようです。


今回の記事は、その国際宇宙ステーションでのロシア側の実験に関してのものですが、その実験の中に、「宇宙空間での生物の移送」に関してのものがあり、それに興味を持ちましたので、ご紹介させていただこうと思った次第です。


はじめて知ったんですが、どうやら科学者たちは近い将来、「他の惑星へ地球の生物を送ろう」としている意図があるようです。生物といっても、この場合、バクテリアや真菌(カビなど)などの微生物ということになるのですが、確かにそれなら、かなり簡単に送ることができる。


まあしかし・・・実際には、今まで地球から宇宙へ打ち上げられた、ほぼすべての宇宙飛行マシンは、「地球のバクテリアなどを付着させた状態で宇宙空間へ飛び立っている」はずですので、すでに宇宙のあらゆるところに地球の微生物は降り立っているとも思います。

過去記事の、

宇宙空間で553日生きのびた細菌の研究が英国オープン大学から発表される
 In Deep 2010年08月26日

にありますように、「宇宙空間でも死なない」地球の生命はたくさんいて、あるいは、大腸菌のようなありふれた地球の微生物や、あるいは、他のどんなものでも微生物であるなら、宇宙空間のような超低温状態なら生きのびられると個人的には思っています。

これは、宇宙空間がマイナス270度などの「超低温」ということが理由で、微生物ならフリーズドライ的な状態、つまり「仮死状態」のような形で宇宙空間に存在できるとされています。


いずれにしても、火星探査機などもそうですが、地球から宇宙へ飛び立っていったマシンは数多くの地球の生き物と共に宇宙に行っているはずです。



太陽系を突破しつつあるボイジャー1号


現在、もっとも遠くまで地球の微生物を引き連れていっていると考えられるのは、NASA のボイジャー1号です。35年前に打ち上げられたボイジャーは、現在、地球から約 170億キロメートル<(113天文単位)という途方もない遠い場所にいて、NASA によると、「もうすぐ太陽系を突破する」とされています。

voyager-115.jpg


このことが NASA から発表されたのは今年6月のことですが、その要約を掲載しておきます。


もうすぐ太陽圏脱出? ボイジャーの周りで宇宙線が急増
Astro Arts 2012.06.15

1977年に打ち上げられ、現在は太陽圏の果てを航行しているNASAの探査機「ボイジャー1号」。178億kmの距離から16時間36分かけて届いたそのデータから、探査機の周囲の宇宙線が急激に増えていることがわかった。2009年1月〜2012年1月の間では25%の増加だったが、5月7日以来、1か月に9%というペースで急増しているという。

太陽圏と恒星間空間の境界付近では、太陽風の荷電粒子と、超新星爆発で生成され恒星間空間から飛来する宇宙線とがせめぎ合っている。計測される宇宙線が増加したということは、それだけ「外の世界」に近づいているという証だ。



ボイジャーに付着している微生物なり、「地球の有機物」なりが太陽系の外へと出て行く日が近いのかもしれないですけれど、しかし、それら微生物も、辿れば元々がそちら側(太陽系の外)から来たものだと考えると、輪廻というか虚無というか複雑な感覚が沸いたりします。


それにしても、たった 35年で 178億キロメートルも進むボイジャー1号の速度もすごいですけど、そんな距離からのデータも「16時間36分」で地球に届いちゃうんですね。


個人的な感覚では、火星の生命探査もそうですが、「宇宙の生命」という存在に関して、何となく、そのミッションは筋違いのような気もしつつも、でも、そういう批判的な意味とは別に、宇宙ステーションで生物の惑星感転送のシミュレーションがおこなわれていることと、その実験の結果には興味があります。

まあ、他の惑星に生命を送るということが、倫理的に(何の倫理かよくわからないですが)是か非かは非常に難しいことだとは思いますが。


今回はロシア語の記事なのですが、ロシア語での専門用語をうまく訳せていないところが多いと思いますので、翻訳する際に用語などを参考にした関連リンクを記しておきます。

Wikiepdia から

ピアース(ISSのロシアのモジュール)
ズヴェズダ(ISSのロシアのモジュール)


また、JAXA の「宇宙ステーション・きぼう」のウェブサイトからは、



などを参考にさせていだきました。
機器の名称や、乗組員の方の名前の日本語表記などは JAXA の表記に準じました。

それでは、ここからイタルタス通信の記事です。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2012年08月19日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




関連記事:キュリオシティの悲劇 (2012年08月08日)


mount-sharp-curiosity.jpg

▲ 米国の Space に掲載されたキュリオシティの撮影した写真。やはり、先日の記事で書いたように、「青」が目立つ気がします。
--

独立した記事にするほどの話でもないのですが、前振りに書くにしては写真などが多いですので、日曜の夜にこっそりとアップしておきます。

無人火星探査機キュリオシティについてのことです。


最近、何本かキュリオシティに関しての記事を書きました。
もっと直近のものは、

NASA の火星無人探査計画が無駄な理由: 1976年にバイキングがおこなった火星地表の質量分析から 36年経って進化しない観念
 In Deep 2012年08月12日

などです。

上の記事などで「キュリオシティのことなど気にしない」と書きつつも、どうも気になって、ちょこちょこと NASA のキュリオシティのサイトを覗いてしまうあたり、「三つ子の魂100までも」という感じです(どういう感じだよ)。

いずれにしても、淡々と火星の写真を送り続けてくるキュリオシティ。

そして、「少し時間をおいてから」それを公開する NASA という図式は以前からと同じです。

先週からはパノラマ写真なども NASA は公開しています。
そのうちの一枚は、NASA のジェット推進研究所のアーカイブ・サイトにあります。

結構大きなサイズですので、ご注意を。


その中で、 8月17日に NASA がニュースリリースで公開した写真があります。
下の写真です。

curi-original.jpg


特に差し障りのない写真に見えますが、火星写真探査のプロとして(どういうプロだよ)なんとなく違和感を感じました。ちなみに、この写真、現在はNASA のこちらのページでは上の写真はモノクロに変更して公開されています

NASA の火星探査のことを書くと、どうも皮肉っぽい書き方になりますが、火星への中年ロマンを壊された私の恨みは大きいのです(笑)。お許し下さい。

さて、そこでちょっと実際のところを知りたくなりました。
大した時間をかけていない作業ですので、娯楽としてお読み下さい。

続きを読む
タグ:NASA

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2012年08月18日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





perfect-sun.jpg

▲ ほぼ「完ぺきな球体」であることが計測された私たちの太陽。
--

私たちは「丸いものは丸い」と単純に思う部分がありますが、実際にはこの世には「完全な球体の物体」というものは、少なくとも自然のものではほとんどないようです。「完全な球体」というのは球体のどこから測っても、直径が均一ということです。

以前、

電子は「宇宙に存在するものの中でもっとも丸い存在」だった
 In Deep 2011年05月27日

という記事を書かせてもらったことがありました。

これは英国テレグラフの「電子がほぼ完全な丸に近いことが突き止められる」という2011年5月26日の記事を翻訳したものですが、この世の中にあるものの中で最も小さなもののひとつである「電子」こそがこの世の中で最も丸いものだったということが判明したというものでした。

それはこのような記事でした。


英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者たちは、電子の形について、これまででもっとも正確な計測を施した。そして、その結果、電子がほぼ完全な球形であることが判明した。

その亜原子粒子が 0.000000000000000000000000001センチメートル未満の、ほぼ完全な丸であることが確認されたのだ。

これは、言い方を変えれば、電子を「太陽のサイズ」にまで拡大したとしても、その円形の誤差の範囲は髪の毛一本の中に収まる程度の誤差となるほどの完ぺきな円であることを意味する。



この判明に英国の研究者たちは 10年の歳月をかけています。

ちなみに、上の記事を書く時、私は電子とか原子とかについての知識が全然なく、そもそも「原子と電子とどちらが大きいのか」さえ知らなかったですので、その際ほんの少し勉強してみましたら、電子というのは要するに「原子核のまわりを回っている存在」だそうで、下の図での「動いている青いもの」です。




そして、上の文章の中に「太陽のサイズにまで拡大したとしても」という表現が出てきますが、この世は本当に面白いと思いますが、その「太陽」もまた、「完ぺきな円」であることがつい最近わかったのです。

ちなみにタイトルに「ショックを受ける科学者たち」という文字がありますが、どうしてかというと、今回の計測までは、「太陽は赤道付近で少し膨らんでいるだろう」と考えられていたのだそうです。それが完全な球体だったということに関しての驚きだそうです。


今回はそのことにふれた記事をご紹介します。

ところで、毎回、記事の一番下に「1年前の In Deep 」というリンクがあります。
今回のを見てみますと、昨年の8月19日に、

[地球の内なる太陽] Vol.1 - その意味

という記事を書いていたのですが、そのほぼ1年前の記事の中に、今回の「太陽の円形」と、何となく関係のある内容のことを書いていたのですが、そこに「写真」を載せていました。

その部分をそのまま転載しておきます。

これは、

宇宙 > 銀河系 > 太陽系 > 地球 > 人間 > 細胞 > 遺伝子 > アミノ酸 > 分子

という流れを図で表したものです。


銀河系

1-mill.jpg



太陽系

2-sun.jpg



太陽

3-sun.jpeg



地球

4-earth.jpg



人間(卵子と精子)

5-human.jpg



細胞


6-meu.jpg Newtonより。



DNA 周辺(細胞核)

7-dna.jpg 遺伝子医学の基礎知識より。



原子


8-g.jpg



あるいは、これらの中にも「完全な円形」という概念と関係しているものが含まれているのかもしれません。

「月」もそんな感じがします。

それでは、ここから今回の本記事です。

続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2012年08月17日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





bangladesh-rural.jpg

▲ バングラデシュの田舎の風景。英国ウォーリック大学がおこなった大規模調査は、睡眠障害とは無縁のような、このような光景のバングラデシュの田舎(都市部ではないという意味)が、世界で最悪の睡眠障害の発生率を持っていることを示しました。
--


(訳者注) かつてウェブボットを読ませていただいていた時に、「世界的な睡眠障害が広がる」という内容の予測の記述がありました。
2009年の春頃のウェブボットです。

その記事に私は当時大変に興味を持ったのですが、その理由は、当時、私自身に深刻な睡眠障害が続いていたからでした。

今から3年以上前ですが、あれを睡眠障害と言っていいのかどうかわからないのですが、「何時に眠りについても、毎日同じ時間(深夜)に目覚めてしまう」ということになっていて、正直かなり疲れていました。

その頃書いていたブログ(クレアなひとときのこちらの記事など)にもちょっと書いたりしたこともあったのですが、今はもう忘れてしまいましたので、その記事(当時はコメント欄もありましたので、当時のコメントもそのままです)から、当時の私の様子を転載しますと、


(自分の睡眠の問題について)ここ数日の自分を観察していますと、漠然と「夜中に目が覚める」というより、1時55分に目が覚めて、そこでうまく再度眠れても、次は2時55分に目覚める、というように、目覚める時間がわりと決まっているようです。

2時55分の場合は少なくとも朝5時くらいまでは再び眠ることができません。周囲の他の睡眠障害の人たちもそのようですが、就寝の時間はあまり関係ありません。午後9時に寝ても夜1時に寝ても、大体同じ時間に目覚めます。



とありました。

この問題は、つまり、「場合によっては1日1時間くらいしか眠れない日が続いていた」ということになって、どのくらい続いたのか正確なところは覚えていませんが、数ヶ月とか半年とか、そういうレベルで続いていたように思います。うちの奥様などもやや心配げな感じでした。

まあ、私本人は疲れていることを除けば大した気にしてはいなかったのですけれど。

そこに、当時のウェブボットの「世界的な睡眠障害」についての予測記事があったので、とても興味を持ったということでした。

その部分を少し抜粋してみます。
2009年4月に配信されたものです。
ウェブボットは、書かれてある予測年代とか予測日時は気にしないで読むほうが良いです。




ウェブボット 非対称型原語傾向分析報告書 1309 パート5
2009年4月11日配信

・世界的な規模で睡眠障害が発生する。最初は個人的な問題として見過ごされるが、多くの人々が同時に同じ問題に苦しんでいることが次第に明らかとなる。これは2009年の夏の終わりから秋にかけて明らかとなる。 この現象はこれから3年間継続するが、問題が発見されるのは2009年である。

・この現象は宇宙関連のカテゴリーに出てくる宇宙からの未知のエネルギーと関連の深い現象である。この現象はすでに始まっているが、今の時点でそれを体験しているのはもっとも敏感で繊細な人々に限定されている。その後、次第により繊細ではない多くの人々が同じ症状を体験するようになる。

・集団的な睡眠障害の現象は2009年秋の「病気」のキーワードとの関連でも現れているが、これはいわゆる病気ではなく、その原因は太陽系にある。 睡眠障害に対する薬物療法はほとんど役に立たない。むしろ睡眠障害を悪化させてしまう。





というものでした。

まあ、これらは「予言・予測」ということで、オカルト的な意味合いが強いとはいえ、それを別にしても、この「睡眠障害」というのは、日本を含めてどこの国でも大きな問題ではあるはずです。

そんな中で、先日、イングランドにあるウォーリック大学で、いわゆる発展途上国といわれる国々での睡眠に関しての大規模な調査を、複数の研究機関と合同でおこないました。この調査はこれが初めてとなるものです。

その結果、発展途上国の睡眠障害の問題も、先進国とほぼ変わらないか、国によっては、さらにひどいことが判明したという報道です。かなりの大規模調査で、信頼度は高いものと思われます。


また、西側諸国ではすでに問題となっている睡眠障害による抑うつ(うつ状態のような気分)や、強い不安感、落ち込みといった問題の率も先進国と同じレベルだということが判明したというものです。

興味深かったのは、今回の調査は特に「地方に住む人々」を対象におこなわれたのですが、

地方も都市部も睡眠障害の問題レベルは変わらない

ということがわかったりしています。

調査した国は8カ国の複数の地方で、国は、アフリカのガーナ、ケニヤ、タンザニア、南アフリカ、そして、アジアから、ベトナム、バングラデシュ、インドネシア、インドで、この中でケニヤだけは都市部の人を調査したようですが、他はすべて地方、つまり田舎です。

日本の田舎と違い、上の国々あたりの田舎となると、「本格的な田舎」のはずで、携帯もパソコンも、場合によっては、電話やテレビや街灯もないという場所も含まれるかもしれません。

つまり、人工的な光も騒音も、都市化によるストレスも、下手すると公害もあまりない。そんなところでも、「先進国と同じかそれ以上の率(ベトナムとバングラデシュは、特別に睡眠障害の率が高い)」で睡眠障害が存在しているという事実は大変に興味深かったです。


私たちが「なんとなく」不眠の原因と考えやすい都市部での生活というものは、実際には睡眠障害とはあまり関係がないのかもしれません。

考えられないほどの大自然の中で、東京等の都市部に住む人たちと同じような睡眠障害の発生率があり、それが引き起こす問題もほぼ同じだという現実。つまり、「地球の上ならどこでも同じ」という事実。上のウェブボットにある、「その原因は太陽系にある」というような感覚もあながち完全には否定できない面も感じないではないです。


ちなみに、上の記事のあるウェブボットのクリフ・ハイによる巻末エッセイが当時わりと好きでした。クリフ・ハイは(当時は2009年でした)、

2012年になっても、アセンションが起きたり、地球外生物が人類に介入したり、人類の現実感覚が変化したり・・・といったことが起きる可能性はほとんど考えられない

という内容をわりと長く書き、そして、エッセイを下のようにしめていました。


可能性がほとんどないのであれば、これからはわれわれ一人ひとりが、人々に勇気を与え人々を正しく導くことができるような本当の意味のよい人間になる努力をしなければならないだろう。

将来には大変な困難な時期が迫っている。何であれ、このような時期をやり過ごすことができるようなものがあれば結構なことだ。その意味では上のような幻想を信じるのもよいかもしれない。



ここにある「本当の意味のよい人間」ということに関しては、私はクリフ・ハイの言うようなこととは反対の考えを持ちますが、上の表現を私の考える「本当の意味のよい人間」に書き換えると、下のようになります。

「自分に勇気を与え、自分を正しく導くことができるような本当の意味のよい人間になる努力」

です。

クリフ・ハイの言う「人々に」を「自分に」と。

人類の個人ひとりひとりが完全に精神的な自立を果たせれば、本来はそれで地球は完成するはずですけれど、それがうまくいっていないのかもしれないかなあ、とか。
いつかは・・・できるんですかねえ・・・。

でも、別にできなくてもいいです。
完全を求めるのも好きじゃないので。

不完全なままの世界に生きているのが私のこの宇宙という気もします。

あまり話が脱線しないうちに、本文に入ります。

今、午後1時頃で、また暑くなってきました
昨日のようにギブアップする前に翻訳いたします。

ただただ、「ファック夏」とつぶやいています。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。