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2013年02月05日



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国立天文台が「太陽の磁場異変の進行」を確認し、その状態が過去の「小氷河期」と類似していることを発表





▲ 過去記事「奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?」より。2012年4月19日の国立天文台のニュースリリースから作成し直した「太陽の変化の予測」のシミュレーション。
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太陽の磁場の異常はさらに大きくなり


昨年の4月に、下の記事で国立天文台が発表した「太陽の磁場が4極になる」というニュースリリースをご紹介しました。

奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 2012年04月21日


この内容は、その当時、私個人も衝撃を受けたものでした。


その後、この件に関しての発表は特になかったのですが、つい数日前、この太陽異変についての「続報」がありました。

そのうち、2月2日のマイナビニュースから、抜粋いたします。


太陽両極の磁場異変を確認
マイナビニュース 2013.02.02

国立天文台と理化学研究所などの研究チームは、太陽観測衛星「ひので」が昨年9月に行った太陽極域の磁場観測の分析結果を発表した。太陽の北極域では磁場がマイナス極からプラス極へ反転する現象が急速に進んでいる一方、南極域の磁場は依然としてプラス極のまま変化が少ないことを確認した。

solar-4-magnetics.jpg

(中略)

次の太陽活動の極大期は半年ほど後ろにずれ込んで、今年秋ごろになるとみられ、その時の平均相対黒点数は69と予想される。これは、過去100年で最低の極大期黒点数であり、当面、太陽活動は低調に推移するものと考えられるという。

こうした太陽活動の異変は、地球が寒冷期となった「マウンダー極小期」(1645-1715年ごろ)や「ダルトン極小期」(1790-1820年ごろ)に似ているとも言われる。国立天文台などは今後も集中的な太陽極域の観測を継続していく。



これは、 NASA の科学者などを含めて予測する人たちもいた、「太陽活動の低下」ということが事実となって現れてきていることを示しているようにも思います。


参考までに、それに関しての過去記事を貼っておきます。

これは NASA マーシャル宇宙飛行センターの太陽物理学者デイビッド・ハザウェイ博士という人のインタビューから、「これから地球は小氷河期入りしていくのではないか」ということを5回に渡って書いた記事で、下のリンクが一回目のものです。

あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(1)
 2011年11月07日

他の4回はすべてそのページからリンクされています。

お読みになられたことのない方は、今回の国立天文台の発表の補足的な資料としてもお読みいただければ幸いに存じます。




▲ デイビッド・ハザウェイ博士。



上のシリーズでのハザウェイ博士の話のポイントとしましては、

強い太陽活動は 1800年代に終わっていた可能性
あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(3)より。)



▲ 西暦 1600年から 2000年までの黒点活動の推移。


黒点だけではなく「太陽の磁場の数値」も一貫して減り続けている
あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(4)より。)



▲ アメリカ国立太陽観測所の科学者であるビル・リヴィングストン博士とマット・ベン博士が集計した1992年から2009年までの太陽磁場の推移。1992年以来、減少していることがわかります。


また、

太陽活動の弱い時期は世界の火山活動が活発だった
あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(2)より。)



▲ 1707年の「宝永の富士山噴火」の様子を記した伊東志摩守日記の写本。この前回の富士山の噴火の時も太陽活動の弱いマウンダー極小期という時期でした。


というようなこともあると個人的には思います。

これらはすべて「地球の天候」に結びついてくると考えられることでもあります。




太陽活動が弱くなると、どのようなことが起きると考えられるのか


上記のうちで、火山活動と太陽活動の関係はまったく何も実証されているわけではないのですが、「宇宙線と火山活動に関係があるかもしれない」と考えている科学者や地質学者は決して少なくありません。

太陽活動が弱くなると、地球に到達する宇宙線の量は増えますので(太陽磁場等に遮られなくなるため)、それが火山や地震活動、あるいは雷などの多発と何らかの関係があるのではないかと考える「仮説」は存在します。


短い期間でわかりやすい例としては、2012月1月22日から26日くらいにかけて、太陽フレアの影響で強い太陽風(磁気のエネルギー)を地球は受けましたが、その間の「宇宙線の到達量」を示したのが下のグラフです。赤で囲んだ部分が「太陽エネルギーを強く受けた時」です。



▲ 記事「太陽活動で急減を見せた宇宙線と「ハートのコロナ質量放出」 (2012年01月27日)」より。


上では「太陽からのエネルギーが強いと宇宙線の量が減る」ことが示されていますが、逆に、「太陽からのエネルギーが弱い」と、「宇宙線が大量に地球に到達しやすくなる」ということになると思われます。


そして、多分ですが「太陽からの磁場やエネルギーが弱い状態が何十年間という長い期間続く」ということによっての影響は意外な部分に出てくるものではないかとは考えます。


いずれにいたしましても、昨年の国立天文台の発表により、太陽の異変がその後も進んでいることがわかったわけで、仮に国立天文台が言うように、「この状態が過去のマウンダー小氷期などの寒冷期と似ている」のだとすると、今後、数十年から場合によっては数百年、地球はその過去と同じようなことになるのかもしれません。

ただ、過去のマウンダー小氷期もそうだったと思いますが、時間軸として一直線に寒くなる、というような単純なものではないと思われます。

キーワードは「不安定」ということではないでしょうか。

不安定な気候や気温や天候現象が、数年から、あるいは十数年続いた後、次第に平均気温が下がっていくというような。

そして、気温の低下には、巨大火山の噴火などによる「火山灰などによる太陽光線の遮断」も関係します。

また、最近は天体活動も活発ですので、彗星や小惑星の衝突や大気圏での爆発、あるいは地球に近い磁場帯やヴァン・アレン帯などを乱して、磁場の異常による「極めて不安定な空や大気の状況」というものも起きないとは言えないような気もします。


いずれにしても、地球と太陽の関係性は今までの数百年とは違うものになったということは言えそうです。


何が起きるのかは起きてみないとわかりませんけれど。




太陽電波バーストの発生


そういえば、スペースウェザーに「太陽電波バースト」というものが地球に放射されたことが記事になっていましたので、その記事を翻訳してご紹介しておきます。また、その太陽電波バーストに干渉されたと思われる短波の音声も掲載されていましたので、記事中に乗せておきます。

太陽電波バーストの「影響」については、名古屋大学太陽地球環境研究所の説明から抜粋しておきます。


太陽電波バーストはそのエネルギーが少ないので、通信や電波伝搬に対して直接的な影響は少ないと考えられてきました。しかし、 2006 年 12 月 6 日におきた太陽フレアに伴って、かつてない強度の 太陽電波バーストが発生し、その電波が原因で GPS 衛星の電波が正しく受信できないという障害が報告されました。

そのため、太陽電波バーストを宇宙嵐の前兆現象として監視するだけではなく、電波バーストが通信に及ぼす影響についての関心も高まってきています。



ということで、何らかの影響のあるもののようです。
特に GPS 等への影響は大きなものかもしれないです。

では、ここからスペースウェザーの記事です。



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2013年02月04日



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lunar-dome_base.jpg

▲ 欧州宇宙機関( ESA )が「3Dプリンター技術」というテクノロジーを使って計画している月面基地のシミュレーション・イラスト。


今回は、欧州宇宙機関が「3Dプリンタ技術」という最新のテクノロジーを使うことによって、「月の土を使って簡単に月面基地を作ることが実現するかもしれない」ということを発表していまして、そのことをご紹介します。

しかし、その前に個人的に興味のある話から書かせていただきます。

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まるで「突然の噴出を始めた」かのように露出し始めた月面写真の数々


先月の記事で、


米国議会に「エイリアンの月面基地の存在」議題が提出され、同時に中国は「月面の真実の写真」を順次公開すると発表
 2013年01月15日


という記事をご紹介しまして、米国の議会に「月面の真実についての議題が出された」というような話を書いたわけなんですが、たとえば、下のような写真などが公開されていたりしました。




最近 NASA 月関連の資料施設でもある「月惑星研究所」( Lunar and Planetary Institute )のライブラリーで見つけられた 1971年の写真に、上の写真を思い出させる興味深いものがありました。 1971年8月にアポロ 15号が撮影した月面の写真です。

base-01.jpg

月面の「静かの海」という場所の北部の「ベッセルクレーター」という場所です。

上の中央のやや左上にある白いクレーターのような部分を拡大しますと下のようになっています。

b-k1.jpg


さらに拡大しますと、このような感じ。

b-k2.jpg


自然として出来うる地形の可能性もあるとはいえ、とても人工的な雰囲気をかもし出していることもまた事実です。

この写真は、現在も「月惑星研究所」のライブラリーの下のページにあります。

Apollo Image Atlas AS15-87-11697

高解像度のサイズの大きなものは、こちらにあります。


ちなみに、月面の「静かの海」の場所ですが、月の写真室というサイトから図をお借りしますと、下の「5」の場所にあるクレーターです。

moon-crater.jpg


あと、最近、アポロに関して大変に面白い動画を見まして、1972年のアポロ17号で月面着陸した宇宙飛行士の写真ですが、それも貼っておきます。



月面に立っているのはアポロの搭乗員か「小さな人」か


下の動画にした写真ですが、面白いです。

アポロ17号の月面の飛行士のヘルメット前面に写る小さな影





これは、なんだか「小さな人が写っている」ようにも見えますが、方向として、やや遠い場所の可能性もあるので、「もうひとりの宇宙飛行士が映り込んだ」という可能性もあると思われます。

このあたりは、Wikipediaを見て、当時の月面着陸の様子を再度勉強してみます。

まず、アポロ17号は、


アポロ計画における第11番目の有人飛行ミッション、第6番目の月面着陸ミッションであり、アポロ計画最後のミッションである。



ということで、アポロ計画で最後に月面着陸したミッションだったようです。

さて、この回のミッションでの乗員は、

ユージン・サーナン(船長)
ロン・エヴァンス(指令船操縦士)
ハリソン・シュミット(月着陸船操縦士)


の3名ということで、Wikipedia では、


月面に足跡を記した(現時点で)人類最後の2人のひとりは、最初の科学者出身の宇宙飛行士でもあるハリソン・シュミットであった。ロン・エヴァンスが司令船で月を周回する間、ハリソン・シュミットとユージン・サーナンは3回の月面歩行の間に109キログラムの岩石を収集した。



とあります。

つまり、月面に降り立ったのは、船長のユージン・サーナンさんと、月着陸船操縦士であり地質学者であるハリソン・シュミットさんのふたり。

つまり、下の写真がどちらの人かわからないのですが、そのヘルメットに写っているのが、上のふたりのどちらかだと証明できれば、特に問題のある写真ではなさそうです。

moon-two.jpg


ただ、そこに写る下の人・・・。

man-mini.jpg


これが、アポロの搭乗員の宇宙スーツのデザインと合致するかどうかということになりそうですが、見た感じはやや違う感じも受けるのですが、どうでしょうかね。

あるいは、アポロ17号に「森からやってきた小さな人たち」が乗り込み、夜中に靴を・・・(やめろ)。・・・はいはい。

私は「夜中にこびとが来て靴を作っていく話」が昔から大好きでして、こういうの見ると、みんな靴を作ってくれそうに思ってしまうんですよ。


まあ、それはともかく、上の動画のオリジナルも含まれたものは、 NASA Space Anomalies にあります。




誰でも家から月面を観測できる時代になって

あとですね。

実は、今の高性能の望遠鏡だと、「家庭用でも月面を観測できる」みたいなんですよ。たとえば、日本語でも大丈夫なので、YouTube で、「望遠鏡 月面」などのキーワードで検索すると、たくさんの動画が出てきます。

たとえば、下の写真は月面webcam動画という日本人の方による動画のスクリーンショットで、説明には「ビクセン15cm反射望遠鏡に2倍バローレンズを入れ webcam で撮影した動画です」とあります(私には何のことだかわからないですが)。

moon-webcam.jpg


つまり、一般の人でも「月面の様子を家庭から観察できる時代」であるということでもあるようなんです。

なので、いろいろな月面の「家庭から撮影した動画」がアップされているのですが、その中には「どうもなんか動いている」というような感じのものも多いです。


ただ、月面撮影は遠いだけに大変に映像がプレますので、基本的にはそのせいだと思うのですが、しかし、たとえば下のようなものは「クレーターの中で何かウネウネとしているように見えて仕方ない」ということもあり、貼っておきます。

見え方も人により様々だと思いますので、そういうことあります。

望遠鏡で見た月面のクレーターの中の動くもの




うーん、やっばり今、再度みてみても、何か動いているように見えてしまう。


私はあまり「ディスクロージャー」という言葉が好きではないので、使わないのですが、最近はあまりにも、そういうような「いろいろな写真や資料」が表面に噴出しておりまして、 In Deep ではある程度、検証したりしてから乗せるのですが、そういうのを抜きで、宇宙の中の地球と太陽系の記録(旧「地球の記録」)に、メモ的にガンガン貼ったりしています。

昨日の記事、

今年起きる「天の川銀河中心での大規模な衝突」は銀河系全体に何かをもたらすのか
 2013年02月03日


に書いたことなのですが、今年 2013年が「いいことも悪いこともいろいろと噴出してくる年」であるならば、止めどなく様々なものが噴出してくるようにも思いますので、目に止まったものはアップしようと思っています。


さて、今回は、上のようなオカルト的な月の話とは別に、欧州宇宙機関( ESA )が計画している「月面基地」のシミュレーション画像が公開されていまして、その記事をご紹介しておこうと思います。

「3Dプリンタ技術」というものを使うと楽にできるのだそうで、よくわからないのですが、3Dプリンタ技術が革命的に世界を変える9つの方法という記事からその説明を抜粋しておきます。


「3Dプリンター技術」は、3次元造形機によって立体的な構造物を作り出す立体プリンターのことであり、すでに製造業を中心に建築・医療・教育・先端研究など幅広い分野で普及し始めています。



とのことです。
いろいろと世の中は進んでいるのですね。

ここからです。



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2013年02月03日



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今回の本題はタイトルの「天の川銀河の中心での大規模な衝突」についてのドイツのマックスプランク研究所からの発表です。

その前に「最近の地質関係のニュース」を少し記します。




非常に地質活動の活発化が際だって始まった 2013年


2013年 1月も終わりましたが、この 1ヶ月だけ見ても、実は「地球の中の活動」がとても活発だったことがわかります。

米国の災害サイトの集計では、2013年1月だけで、世界で 44の火山の噴火があったそうですが、これを昨年(2012年)と比較すると、2012年は1年間で噴火した火山の数が 77でしたので、今年は記録的な数の火山の噴火となりそうな始まりではあります。


特に、今年に入ってからのカムチャッカの異常に激しい火山活動などを見ましても、カムチャッカと地質的に連なっている日本列島での火山活動も懸念される部分はありそうです。最近のカムチャッカの火山の噴火の報道に関して、短く抜粋しておきます。


カムチャッカ 3つの火山が一度に噴火
VOR 2013.01.22

ria-novosti-eruption.jpg

カムチャッカ半島では、シヴェルチ、キズィメン、トルバチクの3つの火山が一度に噴火している。中でもトルバチク火山は、最も警戒を要するものの1つで、付近を飛行する航空機にとっての危険度はオレンジ(上から二番目)となっている。

シヴェルチ火山は、ガスを含んだ火山灰の柱をいくつか立ちのぼらせたが、その高さは、最高で海抜4千9百メートルにも達した。



上に「カムチャッカと地質的に連なっている日本列島」と書きましたが、実際には下の図のピンクの部分のように、ニュージーランドから南米のチリの南端のほうまで太平洋をグルッと囲んでいる Ring of Fire (火の輪 / 環太平洋火山帯)と呼ばれる地帯は、火山と地震を共有しているような地帯です。

ringof-fire-2013.jpg


特に、カムチャッカは、インドネシアと並んで火山の多い場所で、下の図は過去記事に載せたカムチャッカのすべての火山の分布図に、現在噴火している火山を示したものです。

kamchatka-2013-01.gif

▲ 過去記事「カオス化した地球の気候」より。



また、昨晩( 2月2日)、北海道を震源とする地震がありましたが、地震に関しても、特にここ数日は上の環太平洋火山帯を中心として顕著な動きがあります。

hokkaido.jpg

テレビ朝日より。


そして、実は、この数日、世界中で同じ規模の地震が相次いでいます

1月28日から昨日の北海道の地震まで、「5日間でマグニチュード6規模の地震が9回起きている」のです。場所は全部違う場所です。

この短い期間の中で、まったく違う場所で M6 がこれだけ起きるのは、それほど頻繁にあることではないと思います。下の図がこの5日間に起きた比較的大きな地震です。赤の四角()が震源地です。四角の大きさはマグニチュードで、北海道の四角の大きさ(マグニチュード6.4)と比較するとわかりやすいかと思います。

2013年1月27日から2月2日までの5日間の M6級の世界の地震

earth-2013-01.jpg

Earth reeling from nine major earthquakes, striking in 5 days より。





いろいろなものが「内部から噴出」しているように見える最近の世界

まあ・・・上の火山や地震というのは「地下から噴出してくる」というような地質のできごとではあります。でまあ、私自身は、「地球の現象と人間社会の関係に関しての考え方は十分にオカルティスト」でありまして、今は「どちらも、いろいろなものが噴出してくる時期なのだ」と認識しています。

噴出してくる中にはイヤなものも多いと思います。
地球でも社会でも。

実際、今の日本の社会の報道で語られるニュースの見出しを見ても、それらを感じますが、私は、自分でイヤな気分になりそうな報道は見ないようにしているので、詳しいことはわかりませんけれど、いろいろと「見出しだけ」はみます。

十代のアイドルの女の子が丸坊主になって謝罪しているようなニュースの見出しを見るだけでも心が萎えます。


なんだか日本はどんどんひどいことになっていて、あまりのひどさに最近は失笑すらします。

特に「なにかひとつあると、全部それにむすびつけてヤッつけてしまう」という風潮」はわりとコワイことのようにも感じます。体罰とかイジメとかいろいろな犯罪とか、個別にいろいろな事情やケースや人間性があるんでしょうが、それをすっ飛ばして「全部まとめて同じ価値観で取り扱う」という感じのことです。

このあたりは、過去記事の、「殺され続ける詩人シナ」に抜粋した山本七平さんの著作の中にある「シェークスピアの脚本と自分が経験された敗戦後の状況とを比較した部分」によく出ています。

簡単に書くと、「どうだっていい、同じ〇〇だ、やっちまえ」という概念ですけれど、まあしかし、大きなヒステリー状況の中では、反対の意見というのは「存在しないこと」になるのが歴史から見る社会です。


なので、噴出するまでし続けるしかないという宿命の時期なのかもしれないです。


まだまだ「噴出」は続きそうな気がします。





今年の中頃、私たちの銀河系の中心部で起きるとされる「大衝突」


さて、ここから今回の本題です。「銀河系の中心での大規模衝突」に関しての話です。

発表したのは、このブログでも過去に何度か出てきたことのあるドイツを代表する学術研究機関のひとつであるマックス・プランク研究所という一大科学機関の中の「地球外物理学研究所」というところで、そして、この「2013年の銀河系の中心での大規模衝突」は、世界中の天文学者たちの注目を浴びる「今年最大の近隣宇宙イベント」のひとつとなっているようです。

マックス・プランク地球外物理学研究所については、下に Wikipedia から抜粋しておます。


マックス・プランク地球外物理学研究所

マックス・プランク宇宙物理学研究所は、1963年にマックス・プランク物理学・天体物理学研究所のサブ研究所として設立された。

研究活動は、主に軌道上の宇宙望遠鏡を用いて、銀河系やその他の宇宙に存在するブラックホールの観測が行われている。また、軌道上のX線望遠鏡であるROSATの運営、保守を行っている。





今年に入ってから、銀河の関係の記事として、


私たちの銀河系の近隣銀河の中心が突然の爆発的崩壊! この事態に困惑する天文学者たち
 2013年01月09日


など、近隣の銀河系での崩壊や異変などについてのことを書いたことがありますが、私たちの銀河系の中心でも異変が進んでいるようです。

また、昨年のことですが、


天の川銀河の中央から「太陽の 400万倍のエネルギー」の超巨大フレア(爆発)が放たれたことが確認される
 2012年11月08日




という記事もありました。

地球と社会と並んで、「銀河も噴出を始めている」というような感じはあります。


それではここから本記事です。



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2013年02月01日



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div-100m.jpg

▲ 25万年前〜75万年前のものと考えられる『アシュールの女神』 ( Acheulian Goddess )と呼ばれる「最古の女神像」だと考えられているもののひとつ。アシュール文化というのはこちらによれば、百数十万年前に、アフリカで生まれ、ヨーロッパなどまで広く伝わった前期旧石器時代の文化のことだそう。
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30万年前の「作品」を見て思う人類の時間軸


今の私たち、つまり、現代の人類が地球に登場してから実際にはどのくらいの時間が経っているのか・・・ということはよく考えます。

これについての一般論は、地質学術誌『ジャーナル・オブ・ジオグラフィー(Journal of Geography)』 に、篠田健一博士が発表した、「DNA 解析が解明する現生人類の起源と拡散」の下の部分が現在の基本的な考え方だと思われます。


ミトコンドリアDNAの全塩基配列をもとに描いた人類の系統. すべての人のミトコンドリア DNA は、およそ 15 万年前の一人のアフリカ人女性にたどり着く。




難しい定義はともかくとして、多少の前後差はあっても、現世人類が地球上に登場してから、現在はまだ 10数万年程度だというのが最近の DNA などからの遺伝子解析でのひとつの主流の説ということのようです。

下の図は、上の篠田博士の論文の中にあるもので、その「 15 万年前の一人のアフリカ人女性」(場合によって、ミトコンドリア・イブというような呼ばれ方もされる人、あるいは人たち)が登場してから、どのように人類が地球に拡散していったかを辿ったものです。「ミトコンドリア DNA と Y 染色体 DNA が明らかにする世界拡散のルート」を示しているもののようです。

eve.jpg


上の地図では、アフリカ大陸にある「人類の起源地」というところが15 万年前の一人のアフリカ人女性が登場した場所で、下に「分岐点になった場所の現在の地名」をつけてみました。

eve-02.png


大ざっぱに上の地図からいえば、アフリカに登場してから、現在のイランでヨーロッパ方面とアジア方面に分岐してから、世界中に人類が拡散していったことがわかります。

もっとも、上の世界地図の直後と現在では「〇〇国の人」といっても、今はその人種構成はまったくその頃と違いますけれど。侵略の歴史が始まって、人種と言語構成は中世以降に一変してしまいましたので。


いずれにしても、当時のアメリカ大陸の先住民へのルートも、辿ると、現在の中国やモンゴルでの分岐点で見られる「日本」に向かった一群と同じというようなことも言えそうです。

また、ミトコンドリアDNAなどから見る限り、日本人は、「3方向からの分岐点から集まってきている」ということになるようで、日本人は複雑な遺伝構成を持つ部分はありそうです。


さて、今回、こんな話から書き始めたのは、米国の科学系サイト IIAI で、「古代の人工品」の数々が写真で紹介されていまして、それは、300万年前のものと推定される南アフリカで出土された「顔のような人工作品」の紹介から始まっています。

こちらのものです。

1-300bce.jpg


これは、現在知られている中では最古の「芸術作品」というようなとらえられかたをされているものだそうですが、しかし、上の現世人類のルートを見てわかる通り、この 300万年前の時代というのは現世人類とは違う人たちの時代。


しかし、確かにずいぶんと昔からこの地球上では、誰かが人工の作品を作っていたことは確かなようで、実用品でないものは「創造品」ということになり、今でいう芸術作品なわけですが、その記事にあった作品をご紹介したいと思います。

芸術が「お金」などというようなものと等価を持ち始めてしまったのは、ここ数百年のことですが、個人的には、また芸術が芸術本来の姿に戻ればいいなあ、とは思います。

すなわち、「芸術はすべて価値は0円で経済的には無価値なもの」としての本来の姿に。

すなわち、神様と人間に捧げるためだけのものとしての本来の姿に。


もどるような時代が来ればいいなあと思います。



それではここから記事です。
なお、「年代」に関してですが、 In Deep の過去記事の、

「太陽からの未知のエネルギー」が地球の科学的測定での年齢(放射性崩壊の減衰率)を変化させている
 2012年11月27日

で記事をご紹介いたしましたように、現在の年代測定の主流である「放射性炭素(炭素14)での年代計測」ということに関して、太陽活動がそこに干渉する可能背があり、必ずしも、放射性炭素での年代測定は正しいものではないことが最近言われています。

なので、年代は目安として考えられたほうがよろしいかと思います。

また、以前は「紀元前」として年代を現す場合、年代の前に「BC」とつけられていたのが普通なのですが、この BC は「 Before Christ (キリスト以前)」という意味であることもあり、最近では、宗教的な配慮から「B.C.E.」(Before Common Era / 西暦0年の前)と表記されることが多くなっているようで、今回の記事でもそうです。ただ、表記を変えただけで、意味も年代も同じですけれど(苦笑)。

ここから記事です。



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