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2013年04月12日



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イスラエル・ガリラヤ湖の水面下で年代不明の謎の古代構造物が発見される



galilee-top-01.png


イスラエルのガリラヤ湖で、「湖底に年代不明の人工の古代構造物が確認された」という報道がありました。今回は、米国の科学系サイトのライブサイエンスの記事を翻訳してご紹介いたします。





ガリラヤ湖にまつわるいくつかのエピソード


ガリラヤ湖は、イスラエル最大の湖であるのですが、それ以上に、ガリラヤ湖というのは下のようなことで知られていると思います。

ガリラヤ湖 - Wikipedia からの抜粋です。


福音書によると、イエスの布教活動はほとんどガリラヤ湖周辺で行われた。当時、湖の周辺には多数の都市が存在し、湖の上を多くの船が行き来していた。

嵐を鎮めるなどのイエスの行ったとされる奇跡もガリラヤ湖畔で行われたものが多かったと推測されている。



ということで、キリスト教発祥の地として知られている面があるようです。





そのガリラヤ湖の位置となると、知っているような知らないような感じですので、地図をのせておきます。

galilee-map.jpg


上のあたりにあります。

そのガリラヤの湖底で発見された建造物、あるいは構造物は横から見ると下のような形状をしていることが記事に書かれてあります。

galilee-1-002.jpg



ちなみに、ガリラヤ湖の場所は、限りなく「北緯 33度に近い」のですよね。

33-galilee.png

▲ ガリラヤ湖の位置。



まあこの「33度線」あたりにここでふれますと複雑な話になりますので、かつて「北緯33度」というものについてふれた過去記事をリンクしておくにとどめたいと思います。




北緯 33度を結ぶアメリカのメッカとベイルートの「血の川」
 2012年12月02日

インド軍が対峙するものは何か?: 印中国境の UFO 目撃地帯は「北緯 33度線上」だった
 2012年12月01日

13 - 13 - 13 と並ぶ中でおこなわれるコンクラーベの期間に見つけた中央アジアの北緯 33度付近の謎の施設と「聖ニルスの予言」
 2013年03月13日



▲ 横に走っているラインが「北緯33度」の線。アメリカ、日本、中国、インド、パキスタン、イラク、シリア、エルサレム、バミューダ諸島、イースター島などを通っていきます。詳細はGoogle Earth の33度線上の旅 にあります。





などで、他にも「北緯33度線」が主題となる記事はいくつかあります。

ところで、「ガリラヤ湖」が出てくると、どうしてもふれておきたいのが、作家の埴谷雄高さんの『死霊』第七章「最後の審判」(1984年)の中の「ガリラヤ湖の魚に弾劾されるイエス」のフレーズを書きたくなるんですが、前振りが長くなりすぎますので、翻訳記事の後に記しておきます。



それではここから翻訳です。



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2013年04月11日



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異常な頻度でシンクホールが発生しているロシアの実情が明らかに

r-sink-top.jpg

▲ ロシアのテレビニュースより、冠水した道路に開いたシンクホールに落ちたタクシーを穴から出そうとするドライバー。しかし、自分が水の中に落ちてしまいます。この人は無事でした。 YouTube より。
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ロシアでも起き始めた異常事態


シンクホール(陥没する穴)に関しては、過去ずいぶんと記事にしてきて、特に中国や南米、アメリカなどで非常に多くの事例があることを私自身も記事にしていく中で知ったりしたわけですが、つい先日の英国のデイリーメールに、

「ロシアの町が車を食べている」

というようなニュアンスのタイトルの記事があり、それは何かというと、ロシアの都市でシンクホールに車が飲み込まれる事例が頻発しているというニュースだったのです。

サマラ州という地域を中心にその周辺で起きているらしいですが、写真がすごい。

下の写真もそのサマラのものですが、見ておわかりのように、「走行中にいきなり道路にシンクホールが開く」というような感じで多発しているらしいのです。この数週間だけで、数十のシンクホールが発生しているのだそう。

r-8.jpg


兆候があって「ドーン」ではなく、前触れなく開く。しかも、以前からではなく、最近になって突然発生し始めたということらしいのです。


今回は、とりあえずそのロシアのシンクホールの報道を先にご紹介しておきます。
ロシアのサマラ州とは下のあたりです。

samara-map-01.jpg


あんまり関係ないんですが、上の地図で位置を見ていますと、過去記事の、

極寒のカザフスタンで2月に咲いた日本の桜の報道を見て思う「新しい地球の時代」
 2013年02月18日

に載せた下のふたつの地図の位置




▲ 2013年2月15日に隕石が爆発したロシアのチェリャビンスク州の位置。





▲ 2013年2月14日の極寒の中で日本の桜が咲いたカザフスタンのペトロパブロフスクの位置。


と近いことが・・・まあ、関係はないこととはいえ、なんとなく興味が湧いたりしました。



本記事の後に、シンクホールについての過去記事も改めて並べておきたいと思います。
どうもこう大地が世界中でボコボコにされているような感じもしてきたわけで。

・宇宙のカオス
・大地のカオス
・戦争のカオス


と三つどもえのカオス化の様相を呈してきている最近ですが、それに加えて、当然、個人個人にはそれぞれの生活での悩みもあるわけで。経済、恋愛、仕事の悩み・・・。

そこに宇宙と大地と戦争のカオスの悩み・・・。


なるほど生きるということは大変であります


r-iki-02.jpeg

▲ 1952年の志村喬さん主演の映画『生きる』より。



さて、話が逸れないうちに(苦笑)本題に入ります。
ここからです。



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2013年04月10日



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▲ ドイツ人のアロイス・アールメイヤ(Alois Irlmaier) さん。生年月日はわかりません。
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やたらとキナ臭い、桜も散った春4月ですが、今回は久しぶりに「予言」の翻訳です。

過去にいろいろな人がいろいろと「第三次世界大戦の予言」のようなことを語ったりしていて、様々に紹介されていました。

それらを読んでいる中でのキーワードには、ロシアがあったり、「東」というキーワードがあったり、いろいろなんですけれど、「なんとなく共通項もあるような気もしないでもない」という部分は感じるものも多いです。


そんな中で、ふとしたキッカケで、ドイツ人のアロイス・アールメイヤ(Alois Irlmaier)という人が 1950年代に語った予言を目にしました。


検索してみると、このアロイス・アールメイヤという人が日本語で紹介されているものはなかったので、ご紹介しておこうと思います。

ちなみに、このドイツ語での名前の読み方は正直これで正しいのかどうかわかりません。アロイス・イルマイルとも読めそうだし、アーロイス・イルルメイヤというのもありそうですが、とりあえずここでは、アロイス・アールメイヤということで統一いたします。




ヨーロッパの予言によく出てくる「東」は、どこなのか?


なお、ドイツ人の予言者といえば、19世紀のアイラート・ジャスパーという人が下のように言っています。


アイラート・ジャスパーの1833年の予言

東からこの戦争は起こる。
私は東が恐ろしい。
この戦争は急に起きる。


Visions from Central Europe より。


というもので、今回のドイツのアロイス・アールメイヤさんの予言に出てくる表現とも、何となく似ています。ただ、 1950年代という年代もあるのでしょうが、アロイス・アールメイヤさんの「東」は「ロシア」(当時のソ連)を想定しているようです。

ロシアという単語も実際に出てきます。

しかし・・・よく読むと、「ロシアと想定した」という根拠は「旗」っぽいんですね。
予言の中にシンボル的な感じで、


「槍の先」が



とか「3つの槍が」というような表現が出てきます。

これはよく考えると「ソ連の国旗」だと思うんですね。
ソ連の国旗は下の図柄でした。

sor.jpeg


今の「ロシア」の国旗は下の図柄で「槍」は描かれていません。

Flag_Russia.png


ちなみに、ドイツ、あるいはヨーロッパから「東」を見ると下のようになります。

east-001.jpg

上のは世界地図をふたつくっつけてみたんですが、「東」といっても、たとえば、日本から見れば東は米国だし、当然のことではあるのですが、国によっていろいろではあります。


それで、ドイツから見て比較的「東」に槍のマークのある国旗はあるだろうかと探しますと、「イラン」くらいなんですね。

iran-flag.jpg


これは、剣と三日月を現しているそうですが、国旗からだけ考えると、むしろイスラム勢力のマーク(国旗ではなくとも剣や三日月はシンボルとして多い)のような感じもしないでもないです。




きわめて過激な状況が描かれる戦争の描写


しかし、結局は今回このアロイス・アールメイヤさんの予言をご紹介しようと思った理由は「内容がエグい」からなんです。この戦争は(予言では)時間的に非常に早く始まり、そして終結するようなんですが、


夜明けまでには、これまでのふたつの大戦(第一次大戦と第二次世界大戦)で死亡した人の数より多くの人が死んでいる。



ようなことも書かれてあり、そして、「建物を壊さずに人や動物や植物だけをたくさん殺す」というような、大量死に結びつく不思議な武器のことも書かれています。こういうのは水爆とか中性子爆弾とか、そのテのものしか思い浮かばないですけれども、いずれにしても、なかなか凄絶な戦争の様子が語られます。

また、興味深かったのは、


私は赤い広場が黄色い顔で満たされる光景を見た。



とか、


黄色いドラゴンがアラスカに侵攻し、またカナダにも同時に侵攻する。



という、ちょっと意味がわかりにくい描写などがあることです。


結構長いですので、そろそろ本題に入ります。


最近戦争のことを書くときのお決まりの聖書からのことばも記しておきます。


聖書 マタイによる福音書 24章 6-8節

戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。

民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりである。



ここからです。

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2013年04月09日



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関連記事:
開戦前夜(1): 北朝鮮が米韓との戦争に勝つ可能性があるとすると? を考えてみる
開戦前夜(2): 中国人民解放軍の機械化師団が北朝鮮との国境に向けて大規模な移動を開始
開戦前夜(3): 米国当局はずっと EMP 兵器実験としての北朝鮮の実験の成否を監視していた

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kim-past.jpg

▲ スイスに留学していた時(左)と、現在のキム・ジョンウン第1書記。
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昨日と今日の朝鮮半島のニュースをいくつか記録しておきます


北朝鮮の状況は、「単なる威嚇だ」と考える意見が多いようですので、単なる威嚇なのかもしれないですが、今ひとつそうとも思えない面もないではないわたくしだったりいたします。

なお、さきほどの報道では、下のようなものが日本語メディアでも報じられていました。


北朝鮮「韓国の外国人は退避計画を」
日本経済新聞 2013.04.09

北朝鮮は9日、首都ソウルなど韓国内の外国人に退避計画を作成するよう警告した。

「戦争が起これば、韓国にいる外国人に被害が及ぶことは我々は望んでいない」としたうえで、「朝鮮半島情勢は核戦争前夜に向かっている」と指摘した。

朝鮮アジア太平洋平和委員会の報道官が同日、談話を発表した。「朝鮮半島で戦争の導火線に火がつけば、我々の無慈悲な報復戦争になるだろう」と強調した。



正直に書きますと、韓国だけに限らず、こういう時期に「海外旅行」というのは考えものかとも思いますが、しかし先に予定が決まっていたものは仕方ないでしょうですので、アジア全域・米国(ハワイ、グアム含む)などに旅行に行かれる方は周囲の「気配」にお気をつけ下さい。

仮にですけれど、戦争か、それに類することが起きて、現地が混乱した場合は政府も救援にいけない可能性は高いと思います。


今回は、タイトルにしましたように、現在の朝鮮半島情勢に対して、「ブラックスワン」という言葉を使用している記事を見かけましたので、ご紹介します。

米国の記者がウォールストリート・ジャーナルに書いたものを朝鮮日報が紹介したものです。


その前に、2日前に北朝鮮が発表した新たな動画に字幕(日本語と英語)をつけたものをアップしましたので貼っておきます。韓国のキム・グァンジン国防相の人形を犬に襲わせたり、銃で撃ったりしているものです。

この中で最後に出てくる兵士は、

「朝鮮半島で戦争が起きるかどうかの問題ではなく、いつ起きるかという問題だ。命令が下れば、いつでも出動できる」


と言っていました。


北朝鮮の国営放送が4月7日に放映した映像




というわけで、ここから朝鮮日報の今朝の報道です。

実際にどのように収まるかはともかく、韓国だけではなく、様々な国で非常に緊迫した様子がうかがえるということは確かです。

何しろ、海外の人間はどんなにトップクラスの人でも、誰も北朝鮮の内部の実情など知らないのですから。

誰ひとりとして。

それはキム・ジョンウンの父親の時代から一貫した主義で、金正日は、「秘密主義こそ安全保障」だと考えていたフシさえあります。

なお、文中に出て来る「ブラックスワン」とは記事にありますように、経済用語としてのブラックスワンです。金融経済用語集から意味を引用しておきます。


ブラック・スワン

マーケットにおいて、事前にほとんど予想できず、起きた時の衝撃が大きい事象のことをいう。

また、認識論学者で元ヘッジファンド運用者としての経験を持つナシーム・ニコラス・タレブが、2006年に刊行した著書「ブラック・スワン(The Black Swan)」で説明している考え方を「ブラック・スワン理論という。これは、従来、全ての白鳥が白色と信じられていたのが、オーストラリアで黒い白鳥が発見されたことにより、鳥類学者の常識が大きく崩れることになった出来事から名付けられ、確率論や従来からの知識や経験からでは予測できない極端な事象が発生し、その事象が人々に多大な影響を与えることを総称したものである。




では、ここからです。



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「私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために」前記事:
(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
(2):平衡を失ったこの魚座の世界のどこかにあるはずの「みずがめ座への意識」

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cosmic-ray_shower-002.jpg

▲ 地球が超高エネルギーの宇宙線のシャワーを浴びた時のイメージ図。


(注) 昨日の記事「21世紀のパンデミック(1): ウイルスが人を選ぶのか? 人がウイルスを選ぶのか?」の続きは、新たな動きや報道がありましたら、また記事にしたいと思います。







ビンカローズが異常に早い時期に咲いた「 4月10日イヴ」


今朝(4月9日)、冬越しさせた夏の花であるニチニチソウが花を咲かせていました。

v-0409.jpg


上の見だしには格好つけて、ビンカローズとか英語名で書いていますけれど、夏前になると、下のようにひとつ80円とかで売られているニチニチソウです。





花を咲かせたニチチニソウは、3年前から冬越しさせているもので、今年4年目の春ということになります。

2日くらい前につぼみをつけていたので、

「咲くつもりなのか? まだ4月のはじめだぞ」

と思いましたが、咲きました。

最近暖かい日もあったとはいえ、ほんの2週間くらい前までは、このあたりは朝方の気温などは氷点下近くまで下がっていましたし、かなり意外感があります。

下のは先月の状態。

vin-0206.jpg


葉はほとんど落ちていて、見るからに元気がないですが、昼は太陽に当てて、夜は寝室やトイレなど、もっとも気温の変化の少ない場所に置いたりしていました。



しかしどう思い起こしても、この1ヶ月くらいはこれらの花の開花温度というものにはほど遠い日々が続いていましたので、考え方の方向性としては、むしろ

「太陽活動が弱いんだろうなあ」

と思ったりしました。

「太陽活動が強い」ではなく「弱い」という方向です。


このあたり何となく複雑な話となるかもしれないですが、以前 In Deep で「宇宙帰りのサクラやアサガオの強い成長」の記事をご紹介したことがあります。


私たち人類も他のあらゆる生命たちも「宇宙線にコントロールされている可能性」を感じて
 2012年06月13日

という記事で、京都新聞と読売新聞の下のような記事を抜粋しました。

下は宇宙帰りのアサガオ。


宇宙アサガオ、異常早咲き
京都新聞 2012年06月13日

asag-02.jpg

宇宙空間を旅した種子から育った京都産業大付属高の「宇宙アサガオ」が、通常は夏至以降とされる開花時期より大幅に早く、10日に咲き始めたことが、12日に分かった。帰還2世代目は異常に多くの花をつけたことが確認されており、開花したのは3世代目にあたるアサガオ。同高は、宇宙放射線の影響を裏付ける事象だとみて、さらに研究を進める。

昨年、2世代目は1株当たり300個以上の花をつける突然変異が確認された。生物部顧問の教諭は、DNAの塩基配列が変わった可能性があると分析した。教諭は夏至前に開花した直接的な要因として、花芽をつくる植物ホルモンの異常が疑われるとみている。その上で、「宇宙放射線の影響があったと、より明確にできた」と話している。





もうひとつはサクラです。


宇宙帰りのサクラ異変…なぜか発芽・急成長
読売新聞 2011年02月21日

sakura-2.jpg

国際宇宙ステーションで2008年11月から8か月半、保管した桜の種を、地上へ持ち帰って植えたところ、発芽しないはずの種が芽を出すなど、異変が相次いでいることがわかった。原因は不明だが、無重力で放射線の強い宇宙環境で、遺伝子の突然変異や、細胞が活性化したなどの見方もある。



それぞれ概略だけの抜粋ですが、どちらも、

「宇宙空間で浴びた宇宙線が原因なのではないか」

ということが書かれています。


宇宙線というのは要するに放射線のことなのですが、地球上で受ける宇宙線は地球大気圏に入った際に変化するので、私たちが地球上で浴びている宇宙線と宇宙空間での宇宙線は違うようです。

このあたりは、宇宙線に関して日本で最高峰の研究を誇る東大に代弁していただきます。東京大学宇宙線研究所のページからです。


宇宙線は地球に到達して大気中に飛び込み、空気中の酸素や窒素の原子核と核反応を起こします。地球大気に飛び込む前の宇宙線を「一次線宇宙線」とよび、大気に飛び込んで変化し新たに生まれた宇宙線を 「二次宇宙線」とよびます。

二次宇宙線は、ミューオン、ニュートリノ、電子、ガンマ線、中性子が主要な成分です。このうち電子やガンマ線は大気中で吸収されて減り、地中まで来るのはミューオンとニュートリノがほとんどです。




cosmicrays.png

名古屋大学理学研究科 F研 ミューオンラジオグラフィより。


つまり、私たちが通常浴びている宇宙線は、ミューオンというものとニュートリノというものですが、宇宙空間ではさらに電子、ガンマ線、中性子、そして、地球大気に飛び込む前の「一次線宇宙線」を浴びるわけで、上の宇宙帰りのアサガオなどの植物は宇宙線の影響で、DNA など何らかの内部の組成が変わったのではないかということです。





増加する宇宙線の中で生命は進化するのではないか? と思った瞬間


それで、どうして、うちの植物の話からそんな話に進んでいるかといいますと、今のうちのこのニチニチソウの咲き方は、時期として「異常に早い」のは確かです。

冬の間も、太陽の出ている時は頻繁に太陽光に当てていたとはいえ、温室栽培しているわけでもなく、特に多くの暖房を使う家でもない部屋に置いてあると考えると、数日暖かいというだけで「真夏の花が咲く」というのは早すぎる。

花の多くは、「気温」で開花をコントロールされているものが多いのですが、

「もしかすると」

という前提となりますけれど、気温と共に宇宙線も、植物の開花と成長の早さをコントロールしているのだとした場合、

地球に到達する宇宙線量が多ければ多いほど、植物たちの成長に違いが出てくるはず

だとは思うのです。
植物に影響があるということは他の生物も DNA で構成されているという意味では、違う形ではあっても、何らかの影響を受けるのではないかとも想います。


宇宙線の量が、植物や場合によっては他の生物の成長や DNA と関係するものだとした場合、まあ・・・仮定ですけど、植物の早咲きが頻発するようならば、「今は地上に到達している宇宙線の量が多い」ということが言えるのではないかと思われます。



そして、地上に到達する宇宙線の量が多い状態のためにはどのような条件が必要かというと、「太陽活動が弱いこと」なんです。


あまり面倒なことを書くつもりはないですが、 過去記事の「太陽に何が起きているのか」という記事の下の部分の原則があります。


一般的に、

太陽活動が活発になる・・・宇宙線の量が減る

太陽活動が弱まる・・・宇宙線の量が増える

となります。

1650-002.png

▲1960年前後から2005年くらいまでの「太陽黒点数の推移」。この期間でもっとも宇宙線量が多かった時と少なかった時を★で示しています。

これは、太陽活動が活発な場合は、太陽風などの要因で地球に到達する宇宙線の量は減るからです。太陽の磁場や諸々のものに宇宙線が遮られるためです。





過去の場合、太陽活動が弱くなっていくと、「あらかじめ予測されていた小氷河期の到来」などで書いていましたように、地球はゆっくりと寒冷化していったのですが、最近、太陽活動が定期的に弱くなっていくのは、単に氷河期などの「気温」の現象との結びつきというより、


太陽活動が弱まるのは、生物の進化と関係あるのでは


と考えるようになってきました。

上のほうに抜粋しましたように、宇宙線を大量に浴びたサクラやアサガオは、あきらかに「生命力がアップ」しているわけですが、つまりこのことです。これも DNA の進化の一種だと思います。

そして、植物だけではなく、他のあらゆる生命も、地球の大気圏内に入ってくる宇宙線の量が多くなると地球の生命は進化する、のではないかと(ただし、何十万分の1とかというわずかな確率で)。





大科学者の人生の時期との宇宙線量

今もし仮に本当に太陽活動が弱くなっているなら、これから生まれてくる子供たちは「進化」の時期の渦中に生まれる可能性があるのではないかというような話なんですが、たとえば、前回の太陽活動極小期間は、マウンダー極小期と呼ばれているものでした。

その期間は、

1645年から 1715年

くらいの 70年間くらいです。

この期間を見て、科学が好きな方なら何となく「この期間には見覚えがある」というような感じがしないでしょうか。

Wikipedia のある項目から抜粋します。


アイザック・ニュートン

アイザック・ニュートン(1642年 - 1727年)は、イングランドの哲学者、自然哲学者、数学者。神学者。

ニュートン力学を確立し、古典力学や近代物理学の祖となった。古典力学は自然科学・工学・技術の分野の基礎となるものであり、近代科学文明の成立に影響を与えた。



近代現代科学の間違いなく親分のひとりであるニュートン。
こういう人物が地球に生まれなかったら、「地球の文明は止まった」と思います。

下はマウンダー極小期とニュートンの存命期間


   マウンダー極小期 1645年から1715年
アイザック・ニュートン 1642年から1727年



ある意味で「進化した人類」と言えるニュートンは、太陽活動が極端に弱い時期に生まれ、その中で育って、その中で死んでいったようです。

もちろん、他にもこの時期にはたくさんの人が生まれているでしょうが、前回の記事、


21世紀のパンデミック(1): ウイルスが人を選ぶのか? 人がウイルスを選ぶのか?
 2013年04月08日


で抜粋したフレッド・ホイル博士の文章の最後の一文。


個体の苦しみは、種の利益とは関係ない。問題になるのは、100万の失敗のほうではなく、ときどきそれがうまく行くという事実の方なのだ。



ホイル博士は、ウイルスの流入によって、たとえとして、「 100万の1回くらいの進化が起きる」としているように、「進化」というのはそう簡単に起きるものではないと思われます。


しかし、18世紀にはすでに何億人の単位で世界人口はありましたので、当時、全世界で何百人か、あるいは何十人くらいの「進化した人々」がその時期に生まれていたように思います。

そして、ニュートンもそのひとりだったのだと思います。

ホイル博士は、過去記事の、


ビッグバン理論での宇宙の誕生より古い「 145億年前の星」が観測された報道を見た日に(2): 破局の回避という奇跡があるとすれば
 2013年03月09日


という記事で抜粋した『生命はどこから来たか』(1995年)で以下のように書いています。


突然大飛躍して科学が発展することもある。ニュートンの力学の飛躍的な進歩が、天体力学の発展、 19世紀の光と放射線の理論、そして現代の量子力学を導いてきた。



上に「突然大飛躍して」とあるように、そういう人物は突然出現します。
これは人類の進化も「突然である」と思っている私の概念とも関係している気がします。


しかも、ニュートンはイケメンですしね(笑)。

IsaacNewton-1689.jpg

▲ アイザック・ニュートン。


ちなみに、ニュートンは米国のプロレス団体 WWE のトップスターだったエッジというレスラーとよく似ています。この人もイケメンでした。

edge-01.jpg

▲ エッジ。最近引退したらしいです。


エッジの 1999年頃の「エッジ&クリスチャン」というタッグチームの話も書きたいですが、今はプロレスの話を書いている場合ではありません(だったら、最初から触れるなっつーの)。

いずれにしても、フレッド・ホイル博士などはニュートンの万有引力の法則のおかげで彗星の周期を発見したことに最大の科学上の讃辞を述べています。


また、過去記事では、オカルトベースかもしれませんが、エメラルド・タブレットの研究者としてのニュートンという一面もありました。

エメラルド・タブレット 完全版
 2012年03月03日


また、ヨーロッパで「産業革命」が始まった時期というのも、どうも太陽活動の弱い時期との重なりを感じます。産業革命の始まりのひとつは下の頃の時期です。


1733年ジョン・ケイが、織機の一部分である杼を改良した飛び杼を発明して織機が高速化された。



まあしかし、いずれにしても、こんなことを長々と書きました理由は、


これからの地球が太陽活動の極小期に入る可能性が高い


からです。

つまり、以前と同じように「地球を変える人物」が生まれてくる可能性の話です。

ちなみに、もうすでに生まれている私たちは全員ダメです


もちろん、突然、「地球の文明を変えるような人」が登場するかどうかはわかりませんし、その前に人類の多くが死に絶えてしまうという可能性だってあります。

しかし、私は過去記事の、

私たちが経験している現在の気候変動は次の数万年の人類史への扉かもしれない
 2012年07月13日

にも書いたことがありますが(記事の中盤の「次の新しい十数万年に向けて」というセクション)どれだけ人間が減っても、人類が「ゼロ」になることはないと私は確信しています。


それは地球が宇宙の中にあって、宇宙は人類を常に必要としているからです。


この「宇宙は人類を常に必要としている」というフレーズには違和感を感じる方も多いかと思いますが、私が 2011年の3月の震災の直後から気づき始めたひとつの概念で、自分では正しいと思っています。いちおう、関係したリンクを貼っておきます。

ほとんどが震災直後の「日記」で錯乱した内容ですが、読みやすいものを二つほどはっておきます。上の「宇宙は人類を常に必要としている」の概念が少しずつ出てきた時のものです。

新しい神話の神様たち
 2011年03月16日

アカシックレコードからの脱却と独立を果たした奇跡の生命
 2011年03月17日


いずれにしても、これから生まれる子供たちの中に「今後の地球を変える鍵」を握る子供たち、あるいは「その可能性を持つ」子供たちがいるはずです。私たちのように「進化できなかった人間」は新しい彼ら彼女たちに一歩引いて敬意を表して、でも普通に生きていけば、世界はそのうち変わる・・・可能性が・・・ほんのちょっと・・・あるのかもしれません。

このあたりは、やはり過去記事の「マザー・シプトンの四行詩」に、16世紀の予言者として名高いマザー・シプトンという方が、



千里眼をもつ子どもたち。

未来の子どもたちは上品に、控えめに振る舞います。
地球の新たな黄金時代の始まりです。



という詩を残しています。

ここにある「黄金時代」というものが「もし」来るのだかとすると、これから生まれてくる新しい価値観の新しい子供たちに想いを馳せて、古い価値観の私たちはどんどん早くいなくなっていくのもいいのかもしれません。


ところで、今回の一番上の見出しに「4月10日のイヴ」と書いて、その説明がなくて、何だかよくわからない感じになっていますが、ちょっと時間が尽きましたので、明日にでも書けるかもしれません。


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2013年04月08日



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関連記事:
21世紀のパンデミック(2): 中国当局がネット上での「噂」を厳しく取り締まる理由
21世紀のパンデミック(3): 次にヒトのインフルエンザ感染が発生するとしたらそれはどこか?
「インフルエンザウイルスはヒトからヒトへ感染していくものではなく、宇宙から個人に直接感染するものである」という説を今一度思い出し

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昨日の記事、

中国で起きている真実を知りたい: 上海周辺の動物の大量死とパンデミックの「予兆」は関係があるのか?
 2013年04月07日

の中で最近の中国のヒトへの新型インフルエンザ[ H7N9 ]の感染についてのことと、最近中国で起きていた動物の大量死について書きました。

そうした中、今朝の中国の新聞で一斉に「南京でスズメの大量死。 H7N9 との関連はあるのか」といったようなタイトルの報道が出ていました。

ch-swarrow.jpg

中国新聞網より。


これに関しては、大紀元の日本語版に記事がありましたので、そちらから抜粋します。


南京市でスズメが突然死 当局、H7N9型ウイルス感染を否定
 大紀元 2013.04.08

南京市の住宅地で4日から5日にかけて、数十匹のスズメの死骸が街路樹から次々と落ちていた。死因について当局は、H7N9型ウイルスによるものではないとしている。

死骸が発見されたのは南京市の住宅団地。最初の死骸が発見されたのは4日夕方だったが、4、5匹であったため、住民らも気に留めなかった。5日の午後4時ごろ、「スズメが一匹、また一匹と落ちてきた」。1時間ほど続いた後、地面に20数匹の死骸が横たわっていたという。



ということで、まあ 20羽くらいの死亡で、大量死とは言えないですが、これと似た例で、さらに多い数の事例が、数年前の北海道などでよく起きていたことを思い出しました。下のは、その頃のニュースのまとめ記事からの抜粋です。


北海道でスズメ、東京でハトがそれぞれ大量死
ウィキニュース

【2006年4月13日】

4月に入ってから北海道の道央・道北地域でスズメの大量死が相次ぎ、12日までに上川支庁だけで計 760羽の死骸が発見された。一方、東京都の2つの公園ではハト計54羽の死骸が発見された。いずれもトリインフルエンザウイルスは確認されておらず、死因もまだ特定されていない。



このあと、北海道庁では「スズメの死亡に関する情報について」という特設ページを開設し、それによりますと、最後まで死因は不明だったようで、つまり「全体を通して見つかった同じウイルス等はなかった」ということのようでした。

固体のそれぞれで別の感染菌などは見つかっています。

2006年の北海道のスズメの大量死でスズメから見つかった症状や細菌等は、

・消化器官の炎症
・血液循環障害
・黄色ブドウ球菌
・サルモネラ
・アトキソプラズマ原虫


などだそうで、鳥インフルエンザなどは見つかりませんでした。いずれにしても、原因は不明のまま、総計で、2005年の12月から2006年の4月までに、

スズメの死骸の数 1,517羽

という結果となったようです。

このくらいの数となると、「大量死」といわざるを得ません。






病気になる「現象」を選んでいる主体は誰か?


ところで、昨日、メールをいただきまして、そこに書かれてあったことから、フレッド・ホイル博士の書いていた文章を思い出しました。そのメールは、過去の歴史の中でのウイルスや戦争などの歴史についてふれられていらっしゃるものでした。その中に下のようなくだりがありました。


昔読んだ本に、

「ウィルスは人を選んでいる。過去における大きな戦争の勝敗も、ウィルスによって決められたのだ」

というのがあり、すごく納得した記憶があります。




そういえば、1918年のスペイン風邪(鳥インフルエンザのパンデミック)に関しての詳細なデータがあまり残っていない理由のひとつが「第一次世界大戦」の時期とスペイン風邪の時期が重なっていたということがあります。

戦時中は、どこの国でも自分の国の軍人が何人くらい死亡したかというような情報は極秘情報なわけで、それが戦闘で死亡したものであろうと、病気の流行などで死亡したものであっても、明らかにはしませんでした。


たとえば、下のような話が合っているとか合っていないとか、そういう明確な部分はともかく、「たとえば」という話で、Yahoo! のQ&Aに次のような問答があります。


質問「スペイン風邪の事」

「スペイン風邪」の事ですけど、第一次世界大戦では「戦争を終わらせた」影の功労者(?)かもしれないと思いました。この大戦での一番の勝者はもしかしたらスペイン風邪かと。洋の東西を問わず戦史的に「伝染病」などで戦線が硬直・停戦・終結したものって、他に何かありますか。


ベストアンサーに選ばれた回答

第一世界大戦の終結とスペイン風邪とは関係ありません。逆に戦争のせいでアメリカで起こった第一波が軍隊の派遣とともにヨーロッパに波及し、第二波、第三波の大流行を引き起こしたわけですから、戦争がスペイン風邪の世界的大流行を引き起こしたと言えます。

伝染病で戦況が停滞したのは黒死病が最も有名でしょう。百年戦争時のことです。



まあ、上の問答はともかくとしても、スペイン風邪の明確な死者数がわかりにくくなったのは、当時の主要国が戦争で混乱していたことと、戦略的な意味で資料を公開しなかったことは関係あると思われます。



そして、スペイン風邪の当時、もっとも綿密にスペイン風邪による患者数と死亡者数の統計を残したのは実は「日本」でした。

特に、日本の資料は2年間にわたってきわめて正確に記録され続けたもので、スペイン風邪の様相がよくわかる資料の例だと思います。

資料は現在も、東京都健康安全研究センターに PDF として残されています。

日本におけるスペインかぜの精密分析:(東京都健康安全研究センター)

に内容と資料があります。

あまりご存じない方も多いかと思われますので、1918年のスペイン風邪で日本人がどのくらい感染して死亡したかについていくつか掲載しておきます。




1918年のスペイン風邪(鳥インフルエンザ)のパンデミックの中の日本

まず、死者数は下の表です。

1918-death-01.png


1918年が約7万人、1919年が約4万人、そして、1920年には鳥インフルエンザにより 10万人以上が死亡しています。そして全期間、つまり 1918年から1920年まで日本だけでも鳥インフルエンザのパンデミックで、約 22万人くらいの方が亡くなっていたことがわかります。


患者数は下の表です。

1918-death-02.png


日本でのスペイン風邪の流行期間は3回にわけられますが、1918年 8月から翌年 7月までの約1年間の流行がもっとも患者数が多く、日本人のうちの約 2,100万人が感染しました。そして、3年間で約 2,300万人が感染しました。


当時の日本の人口は 5,000万人以下ですので「日本人の約半分が鳥インフルエンザに感染した」という言い方でも、あながち間違っていないと思われます。


しかし、スペイン風邪は「おそろしいパンデミック」だとされていながらも、致死率自体は決して恐ろしく高いというものでもなかったのです。

下は「患者 100人あたりの死亡者数」です。

1918-death-03.png


上から1回目の流行、2回目の流行、3回目の流行となっていて、2回目の流行の時の死亡率が非常に高いのは、鳥インフルエンザの毒性がアップしたということが言えそうですが、いずれにしても、全期間を通しての感染者の致死率は2パーセント以下です。

これは今現在、中国で、あるいは流行しているかもしれない鳥インフルエンザの致死率の 10分の 1以下といってもいいかと思います。


だからこそ、現在の鳥インフルエンザは恐ろしい感じも漂うのです。


ちなみに、1918年当時のスペイン風邪の感染状況を、現在の日本の人口1億2千万人に照らし合わせると、大体ですが、

総患者数 5,000万人
死亡者数 70万人


という、非常に大きな厄災だったことがわかります。


1918年のスペイン風邪には致死率以上の「もっと大きな問題」がありました。


それは、「老人や幼児ではなく、青年から壮年期の人たちが多く死亡した」ということでした。


普通、「病気」というと、弱いものから死んでいくというようなイメージがあり、多くはそうなります。すなわち、ご老人や、小さな子供や赤ちゃんが犠牲になる。ところが、スペイン風邪では、まったく逆の現象が起きていて、「体の強い青年期の人たちが最も多く死んだ」のでした。

これはスペイン風邪では全世界共通でした。

詳しいことは上にリンクした東京都健康安全研究センターの資料にありますが、日本の場合ですと、死亡者年齢の分布は以下のようになっていました。男子と女子では若干違いますが、スペイン風邪ではこの年齢層が最も多く死亡したということです。



死亡者年齢の分布 / 男子

・1917-19年 21-23歳の年齢域で死亡者数のピーク
・1920-22年 33-35歳の年齢域で死亡者数のピーク



死亡者年齢の分布 / 女子

・1917-19年 24-26歳の年齢域で死亡者数のピーク
・1920-22年 24-26歳の年齢域で死亡者数のピーク





「元気な者からどんどん死んでいく」というのが、スペイン風邪の最も大きな特徴であり、また、その原因は今でもよくわかっていません。

免疫の異常反応(いわゆるサイトカイン・ストーム)ではないかという説もありますが、何とも言えません。



このあたりは、1971年のアメリカ映画『アンドロメダ病原体(アンドロメダ...)』を思い出します。

and.jpeg

▲ 1971年の映画「アンドロメダ…」より。未知の病原体により全滅した村で、生き残っていたのは、「生まれたばかりの赤ちゃん」と「村一番のアル中の老人」のたった二人だけ。このふたりに共通点はあるのか・・・というところから始まる映画です。





ウイルスが人を選んでいるのではなく、人間が取り込むウイルスを選んでいるという説


メールを下さった方の「ウィルスは人を選んでいる」というフレーズについては、私も以前からいろいろと思うことがありました。

たとえば単なる風邪でも、風邪は基本的に「全員がかかっても不思議ではない」のに、どうして、そうならないのか、ということは小学生の頃から疑問で、大人に聞いたりしたこともありましたけれど、結局それについては誰もわからないというのが現実のようでした。


何年か前にフレッド・ホイル博士の著作『 DNA は宇宙を流れる』という本を読んだ時に目からウナギが落ちるような記述を目にしたのです(ウナギかよ)。いやいや、ウナギではなく、ウサギです(巨大化するのかよ)。

いやいや、そういう冗談を言っている場合でもないのですが、その記述とは、


人間自身がウイルスを選んでいる


という説でした。


うまく説明できないですので、今回はその部分を抜粋しておきたいと思います。

フレッド・ホイル博士とチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士は、インフルエンザ・ウイルスも宇宙からやってきていることを調査するために、1975年に流行した百日ぜきと、1977年〜1978年に英国で大流行したインフルエンザに対して徹底的な検証をおこなっています。

なので、その「人間自身がウイルスを選んでいる」という部分だけを抜粋しても突飛な感じがしますので、少し前後を含めて抜粋しようと思います。1回だけでは無理そうですので、わけます。


今回はその「人間自身がウイルスを選んでいる」という部分を抜粋します。

改行はこちらで適時しています。

それでは、ここからです。



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2013年04月07日



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viet-h7n9.jpg

▲ 中国の周辺国でも対応が激しくなっています。上はベトナムのメディア VOV より。
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タイトルに「パンデミック」(世界的大流行)という言葉を使いましたが、私自身は特にそう思っているわけではないですけれど、すでにマスメディアのほうでその見だしが踊っているので使いました。

下は産経新聞の記事です。


中国発パンデミック警戒 鳥インフル、強毒性に変異か 死者3人に
MSN産経ニュース 2013.04.04

h7n9-01.png中国で人への感染が確認された鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)は、強毒性に変異した可能性が浮上している。今後、最も懸念されるのは、感染が人から人へと広がりパンデミックとなることだ。

H7N9型は弱毒性とされてきたが、中国国内で確認された感染例はいずれも症状が重篤で、ウイルスの遺伝子解析から強毒性とみられる。






思えば、最近の In Deep の記事で唯一「パンデミック」という単語をタイトルとして使った記事は、2月のロシアに隕石が落ちた後のものでした。

pan-01.jpg

天体の接近と共に忍び寄るパンデミックの影: 全世界で一斉に拡大し始めた強毒性鳥インフルエンザ より。



私自身はグリグリのパンスペルミア説支持者・・・というより「パンスペルミア原理主義者」と言いたいほどでもあります。「ぜーんぶ宇宙から来る」と思っているという意味で。

まあしかし、今回はそういう話は完全にナシで、インフルエンザの話題にはいります。

あまり余計なことを書くような軽い問題でもなさそうだからです。
なぜかというと、「致死率」の問題。
そこに驚いています。

今回の中国での新型のインフルエンザは患者数が少ないとはいえ、致死率が異常に高く、仮にスペイン風邪の時のように「ここに感染率の高さも加わる」という変種になって世界的な流行につながれば、確かに一大カタストロフイベントではあるとは思います。


スペイン風邪は Wikipedia から簡単に説明しますと、以下のようなパンデミックでした。


スペインかぜ

スペインかぜは、1918年〜19年にかけ、全世界的に流行した、インフルエンザのパンデミックである。感染者6億人、死者4,000万〜5,000万人。



さらりと「感染者6億人、死者4,000万〜5,000万人」と読みましたけれど、当時の世界人口は多くても 17億人程度だったと考えられますので、全世界の人口のうちの3分の1が感染して、そのうちの2割近くが死亡したというものであり、これが「100年以内にあった出来事だ」ということに驚きます。

pan1918.png

▲ 世界資源研究所『世界の資源と環境 1994-95』より。赤字と矢印はこちらで入れたものです。


現在の世界の人口(約 70億人)に単純に比率を合わせれば、25億人が感染して、3億人くらいの人が亡くなるという出来事がスペイン風邪というものだったようです。



ところで、今回の鳥インフルエンザは中国から始まったものですが、どうしても3月の「中国の家禽類の大量死」を思い浮かべざるをえません。下のふたつの記事は私が書いたものです。




今年になってから中国で起きているこれらのことについては、以下の2つの「どちらか」の単純な解釈しかないと思われます。


[1] 豚やアヒルの大量死と今回のインフルエンザは関係している

[2] 豚やアヒルの大量死と今回のインフルエンザは関係ない




そういえば、昨年のクリスマスイヴに以下のような記事も書いたことがあります。

pan-1224.jpg

パンデミックの新しい形?: 中国で「豚が鳥インフルエンザに感染」している (2012年12月24日)



理論的にではなく、「漠然と」考えてみても、[1]を考えてしまう私なんですが、ここで、一番上に抜粋しました産経新聞の記事にあるイラストをもう一度見てみます。


h7n9-01.png



このイラストを見るだけでも「ヒト・ブタ・トリ」の奏でる「ウイルス進化の三重奏」(やな三重奏だな)という様相は、漠然な話としてですが、あり得ることではあります。



米国のメディアで、あくまで「その記者個人の感覚的なコラム」としてですが、

「これはパンデミックの始まりなのか?」

というタイトルの記事がありました。


これは、中国の一連のブタやアヒルの大量死と、中国の強毒性 H7N9 新型インフルエンザのヒトへの感染には「関連があるのではないか」という意見を書いたものでした。

今回はその記事をご紹介したいと思います。

比較的長い記事ですので、ここからすぐ翻訳に入ります。


なお、実際にパンデミックになったとしても、ワクチン、積極的な治療法、その他を含めて「現時点では何にも対策はない」ですので、あまり気にされないほうがいいかと思います。


ちなみに、1918年のスペイン風邪の時、コーンフレークで有名なアメリカのケロッグ博士という人の治療院(バトルクリーク診療所)では、ひとりも死者を出すことのない治療法をケロッグ博士は編み出していますが、現代医学から見れば合理性のあるものでもなく、実際にパンデミックが差し迫っている可能性さえある今、責任的な意味も含めてそのことを書く気はないです。

過去記事をリンクしておくにとどめます。ただ、私が H7N9 に感染したら、下の記事の翻訳部分にあるケロッグ博士の方法に自分で考えた解熱法を合わせてみようと思っています。ケロッグ博士の論文が正しかったのかどうか試してみるいい機会ですし。失敗しても、H7N9 の致死率を考えますと大差ないです。

1918年の「死のインフルエンザ」へのケロッグ博士の対処法
 2011年11月22日



というわけで、ここから本記事です。



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2013年04月06日



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hanford-001.jpg

▲ 米国ハンフォードサイト。
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先月あたりから、何度か取り上げていた北朝鮮の開戦関係の記事ですが、最新のロイターによりますと、大使館の外交官への避難勧告を含めて下のようになっているようです。


「身の安全確保できない」、北朝鮮が外国大使館に退避検討通告
ロイター 2013.04.06

kmj-0406.jpg北朝鮮は外国大使館に対し、4月10日以降は外交官の身の安全を保証することはできないとして、退避を検討するよう通知した。英政府が5日、明らかにした。

中国国営の新華社によると、北朝鮮外務省は外国大使館への通知で「米国からの脅威増大により、朝鮮半島の戦争はもはやぼっ発するのかどうかではなく、いつ起こるかどうかの問題」と指摘。退避を検討すべきであり、北朝鮮は国際協定に基づき、安全な場所を提供するとしている。

スウェーデンの外務機関当局者は、北朝鮮の通知は「平壌の全外国大使館に送付された」としている。ロシア外務省は、北朝鮮から大使館退避を検討するよう申し出があったことを確認し、「真剣に検討」していることを明らかにした。




昨年の中東あたりのように、相手が誰だろうと、たとえ外交官だろうと構わず殺していたような無秩序とは違う、退避を勧告したりするジェントルな態度と「淡々とした進行ぶり」がむしろ、いろいろと想像させてくれる部分はあります。





原発事故とは規模も物理的破壊力も比較にならないほど巨大な「核廃棄物貯蔵所の爆発事故」という現実の可能性

さて、今回は違うニュースで、2日前に知ったのですが、アメリカ最大の核廃棄物貯蔵庫である「ハンフォードサイト」というものがあるんですが、ここがいつ爆発してもおかしくない状態にある「かもしれない」ことが明らかになったことをAP通信が伝えています。

日本やチェルノブイリで事故のあった「原子力発電所の事故」と、今回のこの「核廃棄物の貯施設」というものは根本的に違うもので、どちらが厄介というような言い方はしませんが、貯蔵施設の場合、その貯蔵規模によっては、「想像もつかないほど大規模な爆発」を起こす可能性があるというところが違います。

放射能の悪影響云々という以前に、物理的に周囲をカタストロフ的に破壊するという可能性があるということで、「普通には作ることのできない巨大爆弾の爆発」みたいなものかもしれません。

規模によっては、「ひとつの県くらいの面積が吹っ飛ぶ」というような大げさなことを言う人もいます。



とりあえず、その「ハンフォードサイト」を Wikipedia から抜粋してご紹介しておきます。


ハンフォード・サイト

ハンフォード・サイトは米国ワシントン州東南部にある場所で、原子爆弾作成のマンハッタン計画でプルトニウムの精製が行われた所。

米国で最大級の核廃棄物の問題を残しており、その処理が継続されている。








何となく思い出した4年前のウェブボットの「新しい戦争」の記述


今回はロシアン・タイムズの報道記事を翻訳してご紹介しようと思いますが、ところで、今回のその報道を読んでいて、ふと思ったのが、3年くらい前のウェブボットの記述でした。

昨晩書いた記事にもウェブボットのことが出ていますので、今回もちょっと抜粋してみます。

もっとも、ウェブボットの記述はアメリカのハンフォードサイトとは何の関係もない話で、イスラエルがイランを攻撃する中で、有害物質が偏西風で地球を回り出す、ということについて描かれているのですが、ハンフォードサイトの位置と、「偏西風、あるいはジェット気流の流れ」を思い出した時に、その時の内容を思い出しました。

抜粋の前に、ハンフォードサイトの位置と、ジェット気流の図を載せておきます。北半球では高層の大気にあるものはこの偏西風、あるいはジェット気流で地球を回っていきます。

世界地図で見たハンフォードサイトの位置

han-map.jpg



そこに偏西風の大まかな位置を入れた図

han-map-02.jpg



ここから 2009年のウェブボットからの抜粋です。「新しい戦争」というキーワードを3つの可能性から書いており、そのうちの「可能性1」というものを部分的に抜粋します。



ALTA レポート「きたるべき未来の形」0巻1号「世界の民衆」カテゴリーより
Web Bot 2009.07.20

・「新しい戦争」が勃発するとのデータの感情値が異常に高くなっている。 この「新しい戦争」の勃発に関しては、いくつかの異なった解釈が成り立つ(以下は「可能性1」)。

・イスラエルのシオニストによるイラン攻撃のシナリオが第1の可能性だ。イスラエルは攻撃の過程で大きな間違いを犯す。第3目標と呼ばれる重要度の低い目標まで攻撃する。イスラエルは穀物の畑を攻撃する。だがその地下には貯蔵庫のようなものが存在しており、それが破壊されることで、火山灰のような灰が一週間にわたって撒き散らされることになる。

・撒き散らされる灰は放射性である。その放射能はあまりに強力なので、動物や人間が微量を吸い込んだだけで臓器が内出血を起こし、死にいたってしまう。これを吸い込んだ動物や人間は、内蔵が壊死するような状態になるため、死の瞬間までもだえ苦しむ。

・イスラエルが攻撃するイランの地下施設は何らかの液体を貯蔵するための施設である。この施設が攻撃されることで放射性物質が飛び散る。それはジェット気流に乗り全世界を駆けめぐることになる。それは世界を9回駆けめぐり、約2億人が死ぬことになる。

・多くの人間や動物が放射性物質の吸入で死ぬが、被害はそれだけではない。放射性物質の拡散で、特に北半球の食料生産が完全にだめになってしまうのだ。

・食料生産がだめになった時点では、多くの先進国はほぼ完全な菜食主義へと移行しているが、その移行は遅すぎたことが判明する。すでに多くの人々が汚染された食用肉を食べてしまっているため、これが原因でさらに10億人が命を落とす。






クリフ・ハイの表現はいつも「過度」なので、そのあたりは差し引いたとしても、私は最近、3年から4年前のウェブボットに書かれていることが、「まるで今の世の中そのもののようだ」と感じています。

上と同じウェブボットの「地球環境」の項目の一部には下のような下りがあります。
まだ、シンクホールや新しい大地の隆起が話題となる数年前の記述です。


・大規模な環境異変により地球が大変動の過程にあることがだれの目にも明らかになる。それらは相次ぐ火山噴火、陸地の突然の隆起、穴の出現などである。

・マグマの活動はかつてないほど活性化するため、地下の水道管や送電線などのインフラが絶えず切断されるような状況が出てくる。

・この時期になると世界各地でいわゆる地震と異なる継続的な振動が見られるようになるが、その原因は明らかに地下のマグマの活性化である。これにより、太平洋の輸送行路や航空路が影響を受ける。



突然の穴の出現(シンクホール)は今では世界的に見れば、毎日のように起きています。また、上の、「地震と異なる継続的な振動」は今、特にアメリカで非常に多く報道されておりまして、


全米に拡大するアメリカの「謎の振動と爆音」
 2013年04月05日


などに詳細があります。

アリゾナ州では下のような亀裂が突然開き、拡大しているようです。



▲ 2013年3月に米国アリゾナ州に突如開いた巨大な亀裂。 Navajo Post より。


話があまり横にそれないうちに今回の報道の翻訳に入ります。

まあ実際にはどんなことでも起きてみなければわからないですけれど、今一度整理しますと、現時点での実際の生活や私たちの「命」と関係のある進行中の事象としては、今回のハンフォードサイトもそうかもしれないですけれど、


・鳥インフルエンザ(H7N9という新型)のパンデミック
・あるいは他の感染病のパンデミック
・北朝鮮政府の決断
・宇宙から来るもの(彗星や小惑星)
・異常な気温と気候の変動
・日本国債の暴落



などがあると思います。

そして、このどれもが少しずつ進行しているようにも見えるのです。



しかし・・・・・私自身は最近思っていますが、どうせ死ぬのなら、昨晩の記事、

平衡を失ったこの魚座の世界のどこかにあるはずの「みずがめ座への意識」
 2013年04月05日

の中にある、ロシア宇宙主義の理念の中のひとつである、


生きている人間も死んだ人間もこれから生まれてくる人間もつながっていること。



などを胸に抱いて死んでいくのもいいのかなと思ったり。

そうすれば、少なくとも「概念としては死を克服できる」わけですから。
概念だけですけどね。
物理的な死はどうやっても回避できないです。


それだけで未来はもしかしたら違うかも、と思ってみたり。


というわけで、ここから本記事です。
ロシアのロシアン・タイムズの記事です。



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2013年04月05日



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前回記事: 私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
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今回は日記的なもので終わりそうです。

今日のことを書こうと思ったのは、昨日、米国の科学系サイトの記事で、NGC 602という星団についての記事があったんです。記事の内容はどうでもいいのですが、そのNGC 602星団の写真が「天使が怒っている顔」にしか見えないんですよ。

下が現在の NGC 602 星団の写真。

ngc602_665.jpg


きれいな写真だけど、右を向いて睨んでいる天使にしか見えない。

アングルとしては下のイラストの天使の顔の方向でわかりやすいかと。

angel-01.gif



「なんでこんなに怒りばかりが目につく宇宙に生きるようになってしまったのだろう」。


まあ、そんなわけで、単なる雑文になりそうですけど、少し書きます。






今の感情はなぜかマイナスではないけれども


明るいニュースは相変わらずないんですけど、なぜか気分はすでに「ひとつの段階」を過ぎた感覚もありまして、特にマイナスの感情もない感じです。

昨年来ふたたび悪化し始めていたパニック障害と強い鬱に交互に苛まれるというような状態もかなり脱しまして・・・。完全じゃないですけど。


精神のほうさえ大丈夫なら、体調そのものは「生まれてからずっと悪い」のであまり関係ないです。

映画『フルメタルジャケット』のポスターは、主人公の被っているヘルメットが描かれたもので、下のものでした。Born to Kill (殺すために生まれた)と書かれてあります。

full-metal-jacket.jpg


これに照らし合わせれば、私などは「 Born to ill 」 (病気に向かって生まれてきた)というところで、小児ぜんそくを含む複数の病気を抱えたまま生まれて、両親は、「この子は3歳までは生きられないでしょう」と病院に行くたびに医者に言われたそうです。


それを私が聞いたのは大人になってからですが、その頃、私は親に、

本当はもう俺って3歳で死んでたのでは? 今の俺は別モンじゃないの?」と聞いたりしていましたが、私は別に冗談で言っていたというわけでもありませんでした。


でも、そんなエラソーなことを言っていても、日常の恐怖感は人よりはるかに大きい私。

数日前も、寝ている時に右目の中が痛くて夜中に飛び起きて、ゴミでも入ったかと思うのですが、洗っても変わらない。

しばらく症状を考えていました。

目の痛みの中には角膜の潰瘍などを含む、わりとあっさりとそのまま目が見えなくなってしまうものもありますし、私はもともと眼圧が高いんです。

なので、緑内障とかになるのは決定的な感じで、将来的にはいつか目は見えなくなると思うんですけれど、まだ見えるので、突然見えなくなるのが怖い。


なので、目の痛みを怖がったりする。


この「恐怖」という概念。

これが今の世の中の混乱を多くを引き起こしているわけで。

財産を失う恐怖とか病気で死ぬ恐怖とか、種類には数限りなくありますが、

恐怖の最も先には、

個人(本人)の死

がある


のはある程度は間違いないと思います。



ほぼすべての今の世界の人々は、「死」が怖い。


解決策はある?

あったかもしれないけど、100年前に消えたのです。

先日の、私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1)で取り上けた20世紀初頭のロシアの科学者であるチジェフスキー博士という人たちなどがいたの「ロシアの宇宙主義」には、こちらによると、以下のような最終目標があるのだそうです。

文章として続けて書くとわかりづらいですので、箇条書きにさせていただきます。


・宇宙の現象と人類の感情の関係を物理的に把握すること。

・精神的社会の意識での新しいタイプの社会組織を作ること。

・死を克服し、人間の肉体的な自然性を変容させること。

・宇宙のなかで不死の生命を永遠に作り出していくこと。

・生きている人間も死んだ人間もこれから生まれてくる人間もつながっていることを把握すること。

eonet より。



というようなことが書かれてあります。

1920年代にこの学問は消えてしまい、その後、日本も含めた多くの世界を席巻した「西欧的思想」は上の逆でした。つまり、私たちもその親も、今の子どもたちもも教えられている価値観はすべて上の逆です。

すなわち、現在の人類の考え方と教育の方向性は、


・宇宙現象と人類の感情・・・・・は物理的に関係ない。

・精神的社会・・・・・なんて存在しない。

・死は・・・・・克服できない。

・宇宙のなかで不死の生命・・・・・なんて言ったら「キミ頭がおかしい」。

・死んだ人間もこれから生まれてくる人間もつながっている・・・・・なんてことをテストの答案に書いたら「0点」。



今の私たちはそのような世界に住んでいます。


それでも、多くの人たちはそんなに絶望していない。

あるいは、そのように「数値」からは見えたりもします。なぜなら、いくら自殺者が多いといっても、「生きている人の数より自殺者のほうが多い社会」というわけでもない。



私は昔、今のような社会の中でのラブストーリーの脚本を書いたことがあります。毎年の自殺者が 300万人を越える世の中の話で、すでに自殺がタブーではなくなった世界。むしろ悲壮感のない社会の話でした。

その中であえて子どもを作る選択をした失語症の恋人同士の話でした。

まあ、映画にするつもりで書いて予算がなくて、そのままボツになりましたけれど、20年くらい前の私は「今のままいけば、そういう社会になる」と本気で思っていましたしね。









2009年のクリフ・ハイの警告


ウェブボットの主催者クリフ・ハイは昔のエッセイによく「みずがめ座の時代」のことを書いていました。

少し抜粋してみます。

ALTA レポート 1109 パート1 巻末エッセイ
2009年1月31日

さまざまな人類が住む宇宙はエネルギーの渦が幾重にも重なる円環として見える。当然、われわれの地球もこうした渦を巻くエネルギー場の一つだ。そのエネルギー場は、生命のあるもの、 また、生命のないものそれぞれの小さなエネルギーの渦が織りなす複雑な構造をなしている。

変容はこうした構造で起こる。

変容は人類が生存している宇宙全体で起こっていることだ。その視点からみると一つ一つの惑星は渦を巻くエネルギーの場であり、そこで変容が起こることは花弁が一つずつ分かれて分離するようなイメージでとらえることができる。

実際の変容の過程は、民衆がこれまでの社会の組織や権力に離反し反逆するという形で現われる。変容に抵抗する人々は多く存在する。

次の時代はみずがめ座の時代である。この星座は水の星座である。したがって、どんなに抵抗する力が強くても、うお座の父権的な組織の崩壊は水と女性的なエネルギーを通して行われるはずだ。




ALTA レポート 1109 パート6 巻末エッセイ
2009年2月14日

ロシアで盛んに行われている議論だが、いま太陽の放出するエネルギー量そのものは変化がないものの、太陽が形成する磁界である太陽圏は急速に縮小しつつあるという。

この縮小によって、地球は太陽圏の外部に出てしまい、その結果、地球に宇宙からの放射線が直に降る注ぐことになると考えられている。 その影響がどういうものであるかははっきりしないが、人類にとって決してよいものではないことだけは確かなようだ。

様々な「脅威」が指摘されている。
これらのうちどれが実際に起こるかはまだ分からない。

最後に一言付け加えたい。

われわれはいままさにみずがめ座の時代に突入しようとしているが、だからといっ て父性的なピラミッド型の権力システムが一気に崩壊し、フラットな女性原理に基づくシステムが台頭するかといえばそうではない。

うお座の時代が終焉する前に、うお座の特徴である階層的なシステムが勢力を盛り返すことだって十分にあり得るのだ。これには注意しなければならない。




クリフ・ハイは4年前に、確かに上のように警告していました。


うお座の特徴である階層的なシステムが勢力を盛り返すこと



を。


上にある、

階層的なシステム


これが私たちをイラつかせている元凶なんですが、一方で、一部の女性たちは確かにこの「階層的なシステム」に(表面的には追従しているように見えても)、実質的にこの社会から離脱していこうとしているようには見えるのです。


でも、具体的な部分がよくわからない。

そんなことどうでもいいじゃないか・・・とはいかないのです。
なぜなら、みずがめ座的な概念の中でないと、上のロシア宇宙主義の、




・宇宙の現象と人類の感情の関係を物理的に把握すること。

・精神的社会の意識での新しいタイプの社会組織を作ること。

・死を克服し、人間の肉体的な自然性を変容させること。

・宇宙のなかで不死の生命を永遠に作り出していくこと。

・生きている人間も死んだ人間もこれから生まれてくる人間もつながっていることを把握すること。



はうまくいかない。

トップがいたり、誰かが誰かに教えたりするような社会ではダメなんです。



みずがめ座の時代とは、「完全なる自覚」という概念だと思うようになりました。



人に教えるものでもないし、教えてもらうものでもない。


誰も教えない。
教わらない。
そもそもそういう概念がない。


自覚という覚醒の中で生きていける社会。




それを・・・目指す・・・のは、なんかもう私には無理




でも、未来の人々には目指してほしいです。


100年後の世の中がどうなっているか・・・・・なんて普通に書きたいですが、違います。
そうではないです。

ハッキリ書けば、2015年に世界はどうなっているか


構造的に今と同じ社会なら私は生きていたくないですし、そもそも生きていないと思います。生きていたら自主的に死にます。


でも、普通に体のほうで死んでくれると思います。
体はちゃんとその人と時代の「宇宙との仲介」をするものだと思っています。


人類は宇宙から与えられていると考える人も多いですが、逆もあります。

宇宙も人類から与えられている。


その均衡が崩れた時、先日、クレアの日記に書きました、ホピ族の言語で言うところの「コヤニスカッツィ」という「常軌を逸し、混乱し、平衡を失った世界」になるのかもしれません。



hopi-koyaanisqatsi.jpg

▲ 1982年のナレーションの一切ない「映像と音楽だけ」のドキュメンタリー映画『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界』の冒頭に出てくる米国の先住民族フリーモント族(ホビ族)の壁画。



そして、私たち今の人類は大体 2000年くらい前からその「平衡を失った世界」に生きています。


そこから抜け出せる機会はあと3年しかないと私は思っています。人間はそれぞれが「自分自身に対しては神様でもある」のですから、まあ、私も神様として自分に言っておきたいです。


Good Luck !!


と。




ただの日記になってしまいました。

ニュースもたくさん溜まっていまして、明日はまたそれらに戻ります。


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2013年04月04日



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関連記事:
開戦前夜(1): 北朝鮮が米韓との戦争に勝つ可能性があるとすると? を考えてみる
開戦前夜(2): 中国人民解放軍の機械化師団が北朝鮮との国境に向けて大規模な移動を開始
開戦前夜(4):「朝鮮半島からブラックスワンが現れた」と題する記事を書いた米国記者

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準備なのか、単なる脅しか、あと10日以内にはわかるかも

米国のわりと正当なメディアである WND のついさきほどの記事に、最近の米国当局で「米国で EMP 攻撃の脅威の現実感が増している」ことと、政権などとの考え方の食い違いなどのことについて書かれてある記事がありましたので、翻訳してご紹介します。


ところで、今朝書きました「中国人民解放軍の機械化師団が北朝鮮との国境に向けて大規模な移動を開始」では、中国軍や韓国軍など、周囲の状況に関しての記述の多い記事でしたが、「当事者」である北朝鮮軍の動きは日本の報道にもあります。

テレビ朝日の報道から要点を抜粋しておきます。


核攻撃作戦承認…“北”新型ミサイルを日本海側に
ANN 2013.04.04

ann-0404.jpg


北朝鮮の挑発的な動きが激しさを増しています。まず、北朝鮮は、新型のミサイルを日本海側に移動させ始めました。また、寧辺(ニョンビョン)にある停止中の原子炉で再稼働に向けた兆候がみられるとアメリカの専門家が分析しています。さらに、4日朝の臨時ニュースで、北朝鮮軍は「核での攻撃を含む作戦が最終的に承認された状態だ」と表明しました。

この新型ミサイルは、「KN08」と呼ばれるアメリカ本土まで届くとみられる長距離ミサイルか、「ムスダン」と呼ばれる沖縄、グアムを射程にする中距離ミサイルである可能性が高いとのことです。いずれにしても、北朝鮮のミサイル発射に向けた具体的な兆候が明らかになり、関係国の緊張が一気に高まっています。



私は軍事は素人ですが、 EMP 兵器を3年くらい前に知った時に、正直「この世で最も怖い兵器」と感じました。いわゆるアルマゲドン(人為的なほうのアルマゲドン)は多分これだと。

今回のアメリカの記事を読むと、それはアメリカ人も同じだったようで、昨年の北朝鮮のミサイル実験なども、「米国当局者は常に EMP 兵器としての完成度を念頭に置いて実験を見ていた」ということがわかります。国を守る立場としては正しい見方だと思います。


しかし、一般的には、 EMP は理解されにくい兵器ですので(誰も直接死なないし、物質的には何も破壊しないため)、その恐怖を伝えることは難しかったと思います。

どうもオバマ大統領もその脅威をよくわかっていないようですし。


まあ・・・・・政策や軍事に詳しい人になればなるほど、「最近の戦争」は意味がわからないと思います。

「まるで子どもの遊びに見える」

かもしれません。

その通りなんですよ。

科学知識での子ども遊び。
EMP もサイバー攻撃も、新型ウイルスの作成も、別に大人じゃなくてもできる。



さて、無駄口はともかく、翻訳に入ります。


ああそうだ、一応、前回に続き、下の聖書の言葉を貼っておきます。

matai.jpg


聖書 マタイによる福音書 24章 6-8節

戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。

民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。

しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりである。




ここからです。
なお、 EMP 爆弾については、記事の後に過去記事を貼っておきますので、ご参照下さい。


また、記事に出て来る「米国を核攻撃する内容」のビデオは、In Deep で過去に字幕を入れたものと入れていないものも含めて、ご紹介したものがありますので、記事中にそのうちの動画2つを貼っておきます。




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