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2013年06月30日



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個人的観測史上最大の「暴落」を見せた宇宙線とその原因を作った太陽フレア



sd_0630.jpg

▲ 6月28日の太陽フレアによる CME (コロナ質量放出)の磁場の影響で、各地で見事なオーロラが観測されています。上の写真は米国の南東にあるサウスダコタ州で撮影されたもの。 Spaceweather より。






急減した宇宙線の下の地球でしばらく生きていく私たち


最近は、金融のことが気になっていたりして、1日に一度くらいはチャートなどを見るのですが、現在、「暴落」といっていい状態となっているのは金(ゴールド)の価格で、これはかなりのもので、ウォールストリートジャーナルの昨日の記事の見出しだけでも、いろいろなことが起きているということが何となくおわかりかと思います。


金価格、4-6月期は25%下落 - 過去最悪の下落率
ウォールストリート・ジャーナル 2013.06.29

金価格は 6月28日、寄り付きの下落から週末を控えた買戻しで1トロイオンス=1200ドル台を回復したが、4-6月期の下落率は約25%に達し、1970年代に現在の形の金取引が始まって以来、最悪の四半期下落率となった。(以下略)



この場合は四半期で 25パーセント下落したということになっているわけですが、下のチャート(?)は、6月28日に瞬間的に 14パーセントほどの急落を見せています。

cr-0628-02.png


これは何のグラフかというと「宇宙線の量」なんです。


ゴールドの話とは全然関係ないですが、「急落」同士ということで何となく並べてしまいましたが、上のグラフは、これまでも何度か取り上げたことがあります、宇宙線の観測所のあるフィンランドのオウル大学の宇宙線リアルタイムグラフの一昨日の現象です。

1ヶ月単位などのグラフを見ると、これがいかに「唐突」な急減だったかがわかります。下のものがこの1ヶ月のグラフです。

cr-0628.png


以前、宇宙線の急減について取り上げた記事に、


太陽活動で急減を見せた宇宙線と「ハートのコロナ質量放出」
 2012年01月27日


というものがあり、そこで載せたグラフは下のものでした。




ここでも宇宙線量は急減していますが、全体で 5パーセント程度であることと、曲線の角度が違います。


なお、地球に到達する宇宙線の量が「急に増えたり減ったりする」ことの原因は基本的には「太陽活動」にあると考えていいと思われます。

太陽活動による磁場の要因です。

簡単な図式としては、


・太陽活動が強くなると、宇宙線の到達する量は「減る」

・太陽活動が弱くなると、宇宙線の到達する量は「増える」


ということがいえると思うのですが、では、今回の「一瞬にして10パーセント以上も急減」した要因は何だったのか。それはやはり太陽だったのですが、それに関して、6月28日のスペースウェザーの記事をご紹介しておきます。


EARTH-DIRECTED CME
Spaceweather 2013.06.28

地球に向かう CME (コロナ質量放出)


6月28日はふたつの太陽フレアで始まった。太陽黒点群 1777と 1778の周囲にある磁界から、2つのCクラス(C4、C7)のフレアが立て続けに発生した。このフレアから噴出された CME (コロナ質量放出)は、地球の方向に向いて噴出されているように見える。

cme-2013-0628.jpg


この CME は、6月30日の遅くか、あるいは 7月1日の早く(日本時間では 7月1日〜7月2日)に地球の磁場に影響を与える打撃をもたらす可能性がある。しかし、この CME は地球に対して真っ直ぐには向いていないので、地球を直撃せずに、かすめていく可能性は依然として存在する。




ということで、6月28日の宇宙線の急減は、太陽フレアによるコロナの噴出によるもののようなのですが、しかし、太陽フレアの規模そのものは C クラスというもので、大きなものではありません。むしろ、小さな規模の太陽フレアの範疇に入ります。

なのに、地球への宇宙線を「一瞬にして」これだけ遮断してしまうエネルギーを持つ太陽からの磁場が一気に噴出されたということのようです。


どうもこう・・・太陽の動きも相変わらず数値と見た目の整合性がないような感じは受けますが、いずれにしても、今回の太陽フレアの規模は小さなものですが、もしかすると CME の規模は比較的大きなものかもしれないですので、通信や無線、 GPS などを含め、地球にも多少の影響は出る可能性もあるかもしれません。






宇宙線の少ない環境の中の人類の行動は?

そして、上の宇宙線の量が急減した後は現在に至るまで宇宙線の量は低いままなのですが、つまり、今の私たちは、宇宙線の量の少ない地球の上にいる・・・ということになります。

これは、「太陽活動最大期」と同じように、地球の人間にに対しての宇宙線からの影響が少なくなっていると思われるのです。

それがどんな影響かはわからないですが、太陽活動と人間の社会活動に明らかな相関関係があるように、何もかも突き通ってやって来る宇宙線にも人類に対しての「大きな」影響は(何かはわからなくとも)あるはずだと私は思っています。


ところで、最近取り上げることの多かった昔のウェブボットにも、「太陽の病気」、あるいは「太陽の異常」というキーワードが多く出てきました。

少なくとも、ウェブボットでは「太陽の病気」と「地球と人類の異常(あるいは進化と覚醒)」をリンクさせて書いていたこともよくありました。

昨年の、

活動を始めない太陽とそこから思い出すウェブボットの「太陽の病気」の記述
 2012年05月16日

という記事にそれと関係する部分を抜粋したことがあります。

その部分を再度抜粋しておきます。

記事は1年以上前のものですが、現在の「社会」や「自然現象」と当てはめて読むと、わりと納得できる感じもあるかもしれません。
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2013年06月29日



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popocatepetl-volcano.jpg

▲ スーパームーンを背景に噴火するメキシコのポポカテペトル山。6月23日。





もうひとつの現実があるような夢を毎晩見ていたスーパームーンの前後

先週の数日間は、異常なほどハッキリとした夢を毎晩見続けていまして、スーパームーンとは関係ないんでしょうけれど、でも何となく、「やっぱり少しは関係あるのかなあ」と考えてしまうほど、毎晩毎晩、現実がもうひとつあるかのような夢を見続けていました。

スーパームーンとは、月が地球にいつもより近づくので大きく明るく見えるということらしいんですが、スーパームーン - コトバンクには下の記載があります。


(スーパームーンの時には)地震が起こるなどの災禍が訪れるという風説がある。しかし、そのような事実の裏付けはなく、力学的には潮位の干満の差がわずかに大きくなる程度に過ぎないと考えられている。



と書かれていますけれど、ここにある、


> 力学的には潮位の干満の差がわずかに大きくなる


というのを以前は見落としていました。これ自体がすごい。たとえどんなわずかな差であっても、地球の「海」の質量を考えてみると、月がものすごいパワフルな影響を地球に与えていることがわかります。

潮位の干満に影響するようなエネルギーが、こう・・・寝ている私たちの脳や体にもジワジワ影響して・・・というようなこともあり得るかもなあと思ったり思わなかったり(どっちだよ)。


それにしても、夢もあまりにもその様相がリアルだと、「やはりあれはどこか他に存在する現実の別の世界だよなあ」と思わざるを得ない部分があります。脳の中で作り出される架空というように考えることのほうが無理がありそうで。

以前、米国の理論物理学、ミチオ・カク博士の「夢とデジャヴ」についてのことを翻訳した、

「デジャヴ(既視感)はパラレルワールドの存在と関係がある可能性」に言及した米国のミチオ・カク博士
 2013年01月04日

という記事の途中の余談めいた部分で、


夢のすごいところは、「既視感(経験したことのある感覚)と未視感(経験したことのない感覚)が同居している」ところに、さらに自分の実際の世界の中には存在していないものも出てくる、というところにあります。

過去も未来も架空もゴチャゴチャになっていて、ないものまで登場するのに「しかもまるで本当のように感じる」という「夢」というものを私たちは見る。



と書きましたけれど、先日まで見ていたものにはその要素がすべて入っている上に、あまりにもリアルで、改めて「夢」というものについて考えたりしていた最近でした。




メキシコ富士

ところで、今回の記事の一番上に載せました写真は、メキシコのポポカテペトル山という山で、現在噴火中の山です。写真はスーパームーンのほうのことで載せたので、どんな山か知らなかったのですので調べてみましたら、この山、「メキシコの富士」と言われているんですね。

下は Wikipedia からの抜粋です。


このポポカテペトル山は成層火山であり、見た目が富士山にそっくりなため、日系人や日本人にはメキシコ富士と呼ばれることもある。この他、この山の付近はメキシコ国内有数の未確認飛行物体が多数目撃される地帯として、UFO研究家などに広く知られている。



これを読んで、「ああ、あの山か」と思い出しました。

昨年、やたらと UFO とされる物体が噴火中に火口の中に突っ込んでいく様子が撮影され、メキシコではテレビでも報道されていたので覚えています。

下の動画はその時のものからの抜粋です。




科学者なども登場していろいろと可能性を論じたりしていましたが、結局、何であるかはわからなかったようで(そりゃそうでしょうけれど)、その後もこの火山の噴火口に突入する物体は何度か記録されています。


・・・と、ここまで全然タイトルと関係してないことでしたね。
ここからタイトルの話に少し入ります。

そんなに大した話ではないのですが。





太陽への巨大な訪問者のあった後には何が起きる?


昨年の記事になりますが、

「太陽騒動」から3年目の 2012年に再び太陽の周囲に集まる「巨大物体」たちを前に無視もできずに呆然と見つめる私
 2012年12月18日


という記事に、 2012年 5月 2日に NASA の太陽観測衛星 SOHO が撮影した写真を載せたことがあります。

下の写真です。


2012年 5月 2日の太陽観測衛星の画像




何かこう、太陽の横に丸いものが見えるのですが、太陽との比較で見ると、木星くらいか、それよりも大きいようなサイズといえそうなものです。



そして、下の写真は 10日ほど前の、やはり NASA の SOHO の写真です。


2013年 6月 17日の太陽観測衛星の画像

sun_obj-2013-06.jpg


私自身でも、Helioviewer などで確認しましたが、もう少し解像度のいいもので確かめてみると、下のように、大きな物体だけではなく、太陽の下側に何となくいろいろと小さな丸いものも写っているということに気づきます。

sun-obj-2013-06-17-02.jpg

▲ SOHO の COR-1カメラより。



昨年のものと似ている感じもしますけれど、この大きな丸いものは、サイズ的に考えてもあまりにも巨大なもので、何であるかを想像するのは難しいですが、私はふと、「太陽の横の巨大なものといえば・・・」と、米国ハーバード大学の資料庫にある「1921年に科学者たちが太陽の横に見たものに関しての文書」を思い出しました。





92年前に天文学者たちが見たもの

その資料は The SAO/NASA Astrophysics Data System という天文に関しての膨大な資料があるハーバード大学のデータシステムサイトの中にあります。

これについては、上にリンクしました過去記事「太陽騒動から3年目」の記事の中で翻訳していますので、再掲しておきます。


Observations of an Unidentified Object seen near the sun on Sunday, August 7, 1921

1921年8月7日に、太陽の近くで観測された正体の物体


1921-87.jpg


1921年8月7日の夕暮れの時に、非常に興味深い現象が起きた。

その時、その光景を目撃したのは、米国プリンストン天文台の所長であるヘンリー・ノリス・ラッセル氏と、そして、米軍のエディー・リッケンバッカー大尉、リード・チャンバー大佐ら数人だった。

彼らはキャンベル天文台のキャンベル氏の自宅から天体を観測していた。

その時、西側の高い上空に非常に濃い色の「雲」が現れた。そして、浅くて薄い層の雲の一群が地平線に隣接した。ふたつの雲はくっきりと現れていた。

そしてそのすぐに、太陽の低い位置が地平線に沈もうとしたのだが、そこにはモヤのような煙のような光を帯びた雲があった。それから、太陽は興味深い幾何学的な連続のような形をしながら地平線に沈もうとしていた。

太陽は地平線に沈んでいった。
しかし、その太陽の横に「何かある」のである。

チャンバー大佐は、周囲にこのように尋ねた。

「太陽の左にあるあの星は何という星ですか?」

リッケンバッカー大尉はしばらくの間、太陽の横にある星を見たが、「コメントできません。わからないのです」と述べるだけだった。

プリンストン天文台所長のラッセル氏は、それが水星ではないかと考えたが、調べてると、水星ではないことがわかった。

その後、ラッセル所長は、ハーバード大学の天文台のベイリー教授に手紙を書き、教授の考えを聞いた。ベイリー教授の意見は金星ではないかということだったが、しかし、ベイリー教授のもとには、同じ日に別の人物から「不審な天体を見た」という問い合わせがあった。

この2カ所のそれぞれの天体を見た位置と、目撃した時間から計算すると、その不審な天体は信じられない猛スピードで移動したことが判明し、結果的にそれが何であるかはわからなかった。



というものです。


この 1921年の時の目撃例は、観測した人たちが当時の天文学の専門家たちだったということもあり、このような正式な資料として残されているもののようです。この 1921年のものも、先日の SOHO で撮影されたものも、正体がわかることもないかもしれないですが、その正体よりも、

「太陽の横にデカイものが見えた後に地球ではどんなことが起きていたんだろう」

と、急に、あまり関係のなさそうな関係性に興味がいくのでした。

太陽活動(太陽の黒点数)と社会活動には明らかな関係性があることは今までもたまに書いていましたが、「太陽の横にデカイものがあることと地球のことが関係あるのか」というと、まあ、ないと思います。しかし、何だか考えてみたくなったりしたんですね。


まあ今の社会・・・私自身はあまり快く思うことができない今の地球の人間社会の行く末も知りたいというか。

そういうこともあって、何となく気になりました。

太陽の横に高速で移動する物体が観測された 1921年8月7日から、翌年1922年にどんなことが起きていたのか 1921年 - Wikipedia1922年 - Wikipedia から見てみました。もちろん、いろんなことが起きていたわけですけれど、目についたのは下のいくつかの項目でした。


・1921年11月4日 - 原敬首相が東京駅で暗殺される
・1921年11月25日 - 皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)が摂政に就任
・1922年4月3日 - ヨシフ・スターリンがロシア共産党書記長に選出
・1922年10月31日 - ベニート・ムッソリーニが首相に就任
・1922年11月1日 - トルコ革命
・1922年11月26日 - ハワード・カーターがツタンカーメンの墓を発見
・1922年12月30日 - ソビエト連邦成立




その後の数十年の世界を予感させるようなことが「始まった頃」というような感じがいたします。

ツタンカーメンの墓に関しては、ちょうど最近、ファラオの陵墓から出土された像が動いたというようなことを記事にしたこともあり、載せました。

死者の世界の王「オシリス神」の像が動き始めた年に浮かび上がる「洪水の概念」
 2013年06月25日

という記事です。



まあ、これからの地球・・・。

観念的なことは置いておいても、社会の激変というものは確かに起きつつある予兆はあって、経済も戦争に関することも他の様々なことについていろいろなところで言われていることですが、しかし、一方で、「社会や経済に関しての人の予測は当たらないものだ」という事実も 2008年以来実感していることでもあり、何ともいえない部分もあります。

そういえば、アメリカで「トレンド予測家」という肩書きで比較的有名人であるジェラルド・セレンテという人がいます。

この人は昨年、「2013年の金融崩壊は大恐慌より深刻なものになるだろう」というようなことを、様々なところで述べていましたが、つい先日、彼は最新のトレンド予測を自身のリサーチ会社のサイトで述べていました。やはりいつもと同じように悲観的なことを語っています。

経済の問題(あるいは崩壊)と共に「戦争」がキーワードになる時代だと予測しているようです。

gc.jpg

USA Watchdog より。


それでも、未来がどうなるのかは、結局、時間や時代が進んでみないとわからないことだとも思います。それが良い方向であろうと、悪い方向であろうと、少なくとも私たちは「未来」へとは向かっているわけですし、一応、「進んでいる」ことだけは確かなようですので。


最近、冒頭に書いた「夢疲れ」のせいもあるのか、更新がやや滞りがちでしたが、書いておきたいことはいろいろとあります。



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2013年06月27日



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プレートの変化は本当にゆったりと進むのだろうかという疑問


久しぶりにロシアのプラウダの英語版を見ていまして、そこにある「リーダーズ・ベスト」という、よく読まれている記事の一覧を見てみましたら、トップ3は下のようになっていました。

rd-top-0627.jpg

Pravda より。3番目の訳は割愛させていただきます。


プラウダの読者の人気記事のトップは政治や戦争絡みのものが多いので、やや意外な感じがしましたので、読んでみました。

上のうち、「大西洋はじきに消滅する」という見出しの記事は、2週間くらい前に他の科学記事で目にしたことがありまして、実際には見出しほど衝撃的な話ではなく、ヨーロッパとアメリカ大陸が少しずつ近づいている中で、大西洋は大陸の間の中に消滅していくだろうというような科学者の研究結果です。

noaa-atlantic.jpg

Science Daily より。上の太平洋の沈み込み帯を含むプレートが活発な動きを始めたことが最近わかりました。


しかし、その時期は、科学者たちによれば、早ければ2億年後にという数字がつくものでして、2億年後に起きると言われたことに対して、「それは恐ろしい!」と怖がることのできるほどの余裕は今の私にはないです。

今の現実の生活の中に「2億年」などという夢の世界の概念はありません。

ただ、研究グループたちは、その過程で、ポルトガルの沖などを中心として地震活動が活発になっていく可能性を指摘していて、これはすでに活発化しているのですが、いくつかこれに関わる気になることがあります。



崩壊するスペインの海岸線

たとえば、大西洋にも一部面しているスペインのイベリア半島を中心とした一帯で、2012年に大きな地面の亀裂が各所に発生している出来事がありました。

spain-cracks.jpg

▲ 2012年11月17日の地球の記録「イベリア半島の複数の大地に巨大な亀裂が出現」より。


スペインでは下のようにいくつかの海岸線が崩壊したりしています。

la-oliva.jpg

Europa Pressよりスペインのラ・オリバ海岸。2012年11月5日の報道。




大西洋の赤道直下で起きた地震

それと、つい先日の 6月25日に、ブラジルの大西洋側(大西洋中央海嶺)でマグニチュード 6.4の地震が起きたのですが、この場所はふだん地震は滅多に起きないところです。

earthquake-june-24.jpg

Maui Now より。


このあたりの海域も科学者たちの言う「大西洋が消滅する」という過程では刺激を受けるプレートの中に入っているはずで、科学者たちの言うことが正しければ、大西洋のあたりでの地震は今後多くなる可能性がある、ということかもしれません。

そして、何億年後かには大西洋は消滅していくということになるようです。

ただ、私自身は「2億年」とかそういう大陸変動の時間を信じません





実際の地質変動のスピードは信じられないほど早い

なぜなら、実際に起きる大規模な地質や地殻の変動のスピードは、数日で数百メートルから数キロの移動や変動を起こすということを目撃しているからです。

いろいろな例がありますけれど、 In Deep でご紹介したものの中では、

インド・オーストラリアプレートの境界で急速な「海底隆起」が起きているかもしれない: NOAA のグラフが示した異常な水深変化
 2012年12月05日

という記事で、数日間で数百メートル海底が上下した可能性があるインド洋の海域について書きました。



▲ 上の記事より。2012年10月15日から10月17日までの地図で示した部分の水深の変化。NOAA (アメリカ海洋大気庁)のデータです。



他に、エチオピアの大きな亀裂などもそうですが、どんな大規模に見える現象も「起きる時にはあっという間に始まって終わるものなのではないか」という気がいたします。

dabbahu-fissure.jpg

▲ エチオピアに 2005年にできた大地の巨大な亀裂。相当な規模なのですが、数日でできたものです。大地の分断は数日で起き得るという発表(エチオピアの地溝)より。


まあ・・・突然、大西洋が消滅しちゃったらなんだかすごいですけどね(そりゃそうだ)。

あるいは、朝起きたら「太陽が空にない」とか。

そういう大きな変化もある日突然起きることなのかもしれないなあ、などとも思うこともあったりいたします。


というわけで、何だか混沌とした記事となってしまいましたが、そのプラウダの読者の人気の記事トップの「テクトニクス災害が迫っている」という記事を翻訳しておきたいと思います。

なお、記事の最初に出てくる「1755年のリスボン地震」というのは、 Wikipedia から説明を抜粋しておきます。


1755年リスボン地震は、1755年11月1日に発生した地震。午前9時40分に西ヨーロッパの広い範囲で強い揺れが起こり、ポルトガルのリスボンを中心に大きな被害を出した。津波による死者1万人を含む、5万5000人から6万2000人が死亡した。推定されるマグニチュードはMw8.5 - 9.0。

当時の記録では、揺れは3分半続いたというものや、6分続いたというものもある。リスボンの中心部には5m幅の地割れができ、多くの建物(85%とも言われる)が崩れ落ちた。即死した市民は2万人といわれる。




それではここからプラウダの記事です。




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2013年06月26日



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▲ 2013年11月頃に地球で見られる彗星アイソン。これは「月より明るく光るかもしれない」と考えられているもので、近代の天体観測史上で最も明るく見える可能性のある彗星です。このような彗星や小惑星が、地球の至近距離に少なくとも1万個確認されています。

--






確認される数が増え続ける地球近傍物体


たとえば、6500万年前に恐竜を絶滅させたものが、彗星だったにしても小惑星にしても、それらは宇宙の遠方の小惑星帯などからやってきて地球近辺の軌道に入った後、地球に衝突した天体であるわけで、 1908年のツングースカの爆発などの宇宙からの物体も、そのようなものと言えるかと思われます。

それらのことを「地球近傍物体 ( Near-Earth Object )」、あるいは英語の頭文字をとって NEO と呼ぶようですが、要するに、地球の近い位置を周回している彗星や小惑星のことです。

今回ご紹介する記事は NASA のジェット推進研究所が 6月24日にリリースしたもので、「その地球近傍物体の1万個目が発見された」という記事です。

NASA には、パンスターズという地球に衝突する可能性のある地球近傍天体を発見するためのプロジェクトがありますが、今回の1万個目はそのプロジェクトで 6月18日に検出されたものです。


この地球近傍物体については、 NASA の惑星探査の代表的な人物であったカール・セーガン博士が書いた文章の翻訳が日本惑星協会の「何故、地球近傍物体なのか」というサイトにありますので、少し抜粋いたします。


cs1.jpg



直径1km以上の小天体が、二千個余り地球の至近距離を公転している。これ等の小天体の中には小惑星帯で生まれたものもあり、ルーツを辿ると外部太陽系からやって来て一生を終えたり、まさに終えようとしているものもある。地球近傍物体(NEO)は、そのほとんどが一千万年から一億年の時間枠で、引力によりその軌道に狂いが生じて地球近傍の軌道に入り込んだり飛び出したりする。(中略)

約6500万年前、地球上の恐竜とその種族の75%が絶滅したのは、直径10kmのNEOの衝突のためらしい。1908年のシベリア・ツングースカ事件、最近米国空軍がそのデータを公表した地球大気に突入した小物体、特に、木星に衝突した20個余りのシューメーカー・レビー9彗星の破片、これ等はいずれも危険な物体の衝突が地球でも起こりうることを示す出来事である。このような文明を危機にさらす衝突は、21世紀には最大限千回にほぼ一回の割合で起こり得る。



と書いていて、このあたりの見解に、過去記事で書きましたフレッド・ホイル博士の見解などを足すと、「地球近傍物体(彗星や小惑星)と地球の関係」というものが少し見えてくるようにも思います。特に、時間軸や頻度や、経過年での(衝突の)可能性というものもある程度計算できるものだとも感じます。


しかし、それにしても、今回の1万個という数には驚きました。


私はそんなに発見されていることを知らなかったのですよ。


カール・セーガン博士は「二千個余り地球の至近距離を公転している」と書いていますが、その後の十数年でその数倍が発見されたということになります。






火星の軌道の外側は彗星と小惑星だらけという現実


ところで、太陽系全体を見れば、どれだけ大量の彗星や小惑星が存在しているかわからないほどのもので、このことは、以前の記事の、

太陽系内の「彗星と小惑星の数と配置の状況」に心底驚いた今日は小惑星 DA14 が最接近する日
 2013年02月15日

の中に下の図を載せたことがあります。




これは NASA のジェット推進研究所の「内太陽系軌道図」というページにある「 2013年 1月 1日の彗星と小惑星の軌道図」です。

上の図の黄色のドット(点)が小惑星で、白い矢印のような点が彗星なんです。

壮絶な数の彗星や小惑星が、太陽系内にあることがおわかりかと思うのですが、しかし、「地球近辺」ということで見てみますと、下のような感じだったのです。




火星の軌道の内側というのはわりと小惑星等の少ない地帯となっているということがわかります。

しかし、今回の NASA の記事では「地球近傍物体」の数は確認されただけで1万個であり、また、記事によると「まだ発見されていない地球近傍物体はその 10倍より多くある」とのこと。つまり、数十万の彗星や小惑星が地球の至近距離を公転しているということになります。


なお、今年3月には「月」で、観測史上最大の小惑星の衝突による爆発があったことが確認されたことも過去に記事にしたことがあります。

neo-3.jpg

▲ 過去記事「月面で観測史上最大の爆発が観測される : 近づく天体の爆撃時代の懸念」より


彗星や小惑星が地球に衝突するとかしないとかは別にしても、「多数発見された」という意味も含めて、今年、あるいは「今年から」は、彗星や小惑星との関わりの多い時代となっていく可能性をあらためて感じます。


それでは、ここから今回の本記事です。



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2013年06月25日



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自ら回転を始めた古代エジプト像を人々は「ファラオの呪い」と形容し


6月24日の英国のデイリーメールの記事で、1日で 1000近いコメントが書き込まれたような話題となった記事があります。それは下のような記事でした。

osiris-01.jpg

Daily Mail より。


これはタイトルだけを読んでも何だかよくわからないと思うのですが、英国の美術館にある古代エジプトのオシリスという神の彫像が「自分で動いた」というものです。

ところで、記事をご紹介する前に、この「オシリス」について Wikipedia から説明を抜粋しておきます。


オシリス

オシリスは、古代エジプト神話に登場する神の一柱。

生産の神として、また、エジプトの王として同国に君臨し、トトの手助けを受けながら民に小麦の栽培法やパン及びワインの作り方を教え、法律を作って広めることにより人々の絶大な支持を得たが、これを妬んだ弟のセトに謀殺された。

この際遺体はばらばらにされてナイル川に投げ込まれたが、妻であり妹でもあるイシスによって、男根を除く体の各部を拾い集められ、ミイラとして復活。以後は冥界アアルの王として君臨し、死者を裁くこととなった。


osiris-totenbuch.jpg

古代エジプトの『死者の書』に描かれるオシリスの姿。




そして「動く像」に関してのデイリーメールの報道は短くしますと、下のようなものです。




マンチェスター美術館にあるファラオの陵墓から発見された死の神の彫像が自分自身で回転した


英国マンチェスター美術館に展示されている、紀元前 1800年ごろにエジプトで作られたとされるオシリス神の偶像が、自ら180度回転した。

回転は昼間にのみ起こり、夜間は運動が止まっていた。その様子は美術館の監視カメラに記録されていた。神像はガラスケースに収められており、ケースの鍵を持っているのはひとりの学芸員だけで、他の人間が触れることはできない場所だ。

監視カメラの映像を早回しで見てみると、像はまるで意思を持つように正確な円を描いて半回転している。

専門家も理由がわからず、「いわゆるファラオの呪いでは?」などと冗談とも何とも言えない返答しかできなかった。

像の高さは 25センチメートル、「ネブ・ア・セヌ ( NEB-A Senu )」と名付けられたもので、エジプトのファラオの陵墓から発見された彫像だ。1933年、マンチェスター博物館の収蔵品となった。

オシリス神は死者の世界をつかさどる。







ちなみに、一度だけ回転したということではなく、最近、気づくと回転していることに気づいた学芸員が、監視カメラで1日中、部屋を監視することを決めたところ、誰も触れていないのに回転していたことが判明したということのよう。

記事にある監視カメラの映像はマンチェスター美術館が公開しており、下がその動画です。




その映像から、どのように回転していたかを示したスクリーンショットが下のものです。
最初の写真で丸く囲んだ像がオシリス神の彫像です。

キャプションはデイリーメールのものです。


回転するオシリス神の彫像

o-1.jpg

▲ 30センチほどの高さのこのオシリス神の像は80年前からこの美術館に展示されているが、最近になって回転していることに気づいたという。そこで、学芸員は、監視カメラを設置することを決めたとという。




o-3.jpg

▲ 美術館の閉館時には、明らかに像の向く位置が変化していることがわかる。




o-4.jpg

▲ 翌日の美術館のオープンしている日中。一周の約4分の1程度まで像は回転している。




o-5.jpg

▲ さらにその翌日の朝。彫像はさらに動いていた。顔の向きは最初の方向から相当移動した。




o-6.jpg

▲ その日の美術館の閉館の時間。彫像は最初からほぼ180度回転していた。



というものなんですが、なぜ回転しているのか今のところ理由はわからないながら、英国の物理学者のブライアン・コックス博士という人などがコメントを寄せており、展示しているガラス面や置いている石台などに微妙な振動の原因となる差分摩擦というようなものが起き、それにより回転しているのではないかというようなことを述べています。

しかし、デイリーメールではそのコックス博士のコメントを載せた後に、

「しかし、それなら、どうして前にも後ろにも進まず、しかも、ほぼ完全な円を描いて回転しているのだろうか?」

と記しています。
私もそれは思います。

美術館の振動で動いているのなら、もう少しランダムに動くように思います。


なお、この記事の注目度はかなりのもので、さきほど見てみましたら、コメント数が下のような状態になっていました。

pha-com.jpg


記事の掲載から2日ほどなので、ものすごいコメント数だと思います。


さて、実は今回この像の「オシリス」という神様の名前をはじめて知ったのですね。それが「冥界=死者の世界」を司る神様であるということも知ったのですけれど、少し調べてみると、このオシリスという神様には、いろいろな見方や考え方があって、その中には「ややコワイ帰結」となっている話もあるようです。





3800年を経て動き始めたオシリスの本当の姿は?


ところで、上のオシリスは冥界の神であると同時に、日本人に贈る聖書ものがたりという本などの記述によると、「ナイル川の守り神」であるそう。

このナイル川は現在、エジプトと、エチオピアの間で「ナイル川」を巡っての水戦争の瀬戸際にあることが報じられています。

nile-sw.jpg

アルジャジーラより。


どちらの国かもしれないですが、特に、エジプトの水不足がひどいらしく、エチオピアがナイル川にダムを建設すると、エジプトへの水の量が大きく減るのだそうで、エチオピアに警告しているのですが、その内容が、「戦争を含むあらゆる選択肢がある」というようなものですので、かなり厳しい問題のようです。

神様がたくさんいる(いた)はずのエジプトで、ナイル川の守り神であるオシリス神もいるというのに、どうもこの川を巡って大きな衝突になりそうになっている。


「うーん・・・」といくつかのページを見ていましたら、「戦争はなぜ起きるのか」というブログに「オベリスクの悪魔 オシリスと地獄 聖書の神ヤハウエの正体オシリス」というページがありました。

書いている人自身の考えだけではなく、いろいろな書物などから抜粋されています。


それによりますと、このオシリス神というのは、ギリシャ神話のディオニュソスという神と同一であり、それは戦争の神であるというようなことが書かれてありました。

ディオニュソスというのは一般的にはお酒(ブドウ酒)の神様というような感じで言われている神様です。


そのブログの記事からいくつか抜粋してみます。


「エジプト神イシスとオシリスの伝説について」プルタルコス著(岩波文庫)より

オシリスは大遠征軍を起こしたが、その時、全軍を多くの部分に分け、そのおのおのに動物の姿の旗印を与えた。そしてこれが、この旗印のもとに集まっていた人々の一族のものたちにとって神聖で貴重なものになったというのです。

そしてディオニュソスはほかならぬオシリスと同一の神であるがゆえに湿り気の元締めで、従ってHyesと呼ばれる、などと申します。




「世界宗教史2」ミルチア・エリアーデ著(ちくま学芸文庫)より

密儀は、信者たちがディオニュソスの完全な顕現に参与することで成り立っていた。

儀式は村から遠く離れた山や森の中で行われる。
生贄を八つ裂きにし、生肉を喰らうことによって、神との交流が実現される。



などとあり、そして、このブログの作者は、下のような図式を記していました。


> オシリス=ディオニュソス=アッティス=アドナイ=ハデス=ヤハウエ=聖書神=サタン


途中を省略すれば、「オシリス=サタン」ということになってしまいますが、そういうものなのですかねえ。


いろいろな解釈があるのでしょうけれど、仮にマンチェスター美術館のオシリス像が上の図式に当てはまるようなものだった場合、「それが動き出した時代」というものの意味を思います。






聖書に書かれてある「洪水」の意味


先日の記事、

黙示録的な洪水(2): 川のない山間にある「インド有数の聖地」が鉄砲水に飲み込まれる時
 2013年06月22日

では、インドのウッタラーカンド州という山の中にある聖地が鉄砲水により壊滅的な被害を受けたことにふれていますが、それから3日経っても、被害の全貌はまだはっきりとしていないながら、下のような見出しの記事が報じられています。

utk-5000.jpg

NDTV より。


昨年からですけれど、最近は洪水に関してのことについてずいぶんと多く書いていました。しかし、どうして今回、古代エジプトの像が動いた話から洪水の話になったのかといいますと、上に引用したブログの最後のほうに、ミルチア・エリアーデという人の著作の中にある「ノアの洪水」についての抜粋があったのです。

そこには以下のように書かれてありました。


「世界宗教史1」ミルチア・エリアーデ著(ちくま学芸文庫)より

洪水の原因は人間の罪であると同時に世界の老朽化であることが確認される。

宇宙は、それが存在する、すなわち生存し、生産するという単なる事実によって、
しだいに退化し、ついに衰亡するのである。これゆえに、宇宙は再創造されなければならないのである。

言いかえれば、洪水は新しい創造を可能にするために「世界の終末」と罪に汚れた人間の終末を大宇宙の規模で実現するのである。



と書かれてあるのだそう。


まあしかし、このような宗教的な意味がどうであれ、洪水は実際に急激に増え続けていて、時期を考えてみると、これからも増えると思います。洪水はどこでも起きるのでしょうが、今回自分の書いたものを読んでいると「いわゆる聖地と呼ばれるようなところ」に危機があったり、とかを感じたりしてしまいます。


自然の上に神がいてもいなくても、人間は自然を制御できないわけで、フレッド・ホイル博士の書いていた「天体の爆撃の時代」もそうですが、自然の猛威が圧倒的に人類を攻める時、人間は謙虚になり、自然や、あるいはその上にいるのかもしれない神に対して畏怖を持ち振る舞うようになっていくようです。

「人間から傲慢が消えていく」

ということです。

フレッド・ホイル博士によれば、この 500年間はその逆の時代で、「現在の世の中は、人間が自然や宇宙を恐れることのなくなった傲慢な時代」ということのようです。


私もそう思いますし、何より私自身がそのような(自然と宇宙に対しての)傲慢さの中で生きていることにも気づきます。




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2013年06月23日



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voi-top2.jpg

▲ ヴォイニッチ手稿より。イラストは、大きくわけて、未知の植物、宇宙の図、そしてたくさんの女性たちが描かれてます。文字もイラストも、そのすべてにおいて、ヴォイニッチ手稿ひとつも解明されていません。
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ヴォイニッチ手稿に関しての In Deep 内の関連記事

『ヴォイニッチ手稿を解読した』という人物の登場
 2011年12月06日

ヴォイニッチ手稿とアステカ文明のリンク(1)
 2014年02月09日

ヴォイニッチ手稿とアステカ文明のリンク(2)
 2014年02月10日





英国の研究者たちが続けているヴォイニッチ手稿の解読


ヴォイニッチ手稿というのは、1400年代のはじめ頃に記されたとされる謎の古書で、現在の地球に存在しない文字のようなテキストで記され、数多くの未知のものが描かれたイラストが添えられています。

人類や自然界の秘密や真実が隠されているかもしれない古書と呼ばれることもある一方で、今では「内容に意味がないデタラメの書」という説も強いです。

この古書に関しての一般的な説明を Wikipedia から抜粋しておきます。


14世紀から16世紀頃に作られたと考えられている古文書。全230ページからなり、未知の言語で書かれた文章と生物を思わせる様々な彩色された挿絵から構成されている。

文章に使用されている言語は、単なるデタラメではなく言語学的解析に照らし合わせ、何らかの言語として成立機能している傍証が得られているため、一種の暗号であると考えられているが内容は不明。

手稿には、記号システムが確認されている特殊な人工文字によって何かの詳細な説明らしき文章が多数並んでおり、ページの上部や左右にはかなり緻密な、植物や花の彩色画が描かれている。植物の絵が多いが、それ以外にも、銀河や星雲に見える絵や、精子のように見える絵、複雑な給水配管のような絵、プールや浴槽に浸かった女性の絵などの不可解な挿し絵が多数描かれている。




この説明の中にある「複雑な給水配管のような絵」というあたりは、文字だけではわかりにくいと思いますが、たとえば、下のようなものです。

voi-sys1.jpg

▲ ヴォイニッチ手稿より。


植物のイラストがもっとも多いですが、上のように、女性たちが合理的な説明のつかない行動をしていることを示しているページも数十ページにわたり続きますので、ヴォイニッチ手稿の中で重要なテーマであることを感じます。イラストに男性は一切出てきません

人間で登場するのは女性だけで、あとは植物と宇宙の構造のような図。


昨日の英国の BBC の報道で、このヴォイニッチ手稿が取り上げられていることを見つけまして、そのタイトルが「ミステリアスなヴォイニッチ手稿は「真実のメッセージ」を持つ」というものだったのでした。

読んでみると、内容はタイトルとはちょっと違う感じで、ほんの少し研究が進んだけれど、相変わらずデタラメ仮説も根強いというものでしたが、しかし、英国ではいろいろな大学でかなり真剣にこのヴォイニッチ手稿の解読について取り組んでいるということを知り、いまだに多くの人の心を惹きつけるものではあるようです。


ヴォイニッチ手稿の解読に関しては、過去記事の、

『ヴォイニッチ手稿を解読した』という人物の登場
 2011年12月06日

という記事でもご紹介したことがあります。

このヴォイニッチ手稿は、インターネットで、ほぼ全部を閲覧することができますので、興味のある方はぜひご覧いただけるとよろしいかと思います。

Voynich Manuscript

に、ヴォイニッチ手稿を所蔵するイェール大学のバイネキー稀書図書館がデジタルカメラで撮影し公開したものを並べてくれているサイトがあります。






ちょっとした偶然

実は数日前に、ふだんそれほど交流しているというわけでもない方から久しぶりにメールをもらったんですが、その内容が、ヴォイニッチ手稿についてのものでした。

メールに BBS の過去ログの URL があったのですが、それを見てみると、日本でも、ヴォイニッチ手稿について真剣に考えている人たちが結構いらっしゃることを知ります。教えてもらったログは、こちらです。

宇宙の人類の関係とか、あるいは DNA やクローン技術と関係していることだとか、様々な人たちがいろいろと考えているようです。


また、女性しか出てこないことについては、全体性に関しての希望とも呼べる説の発見のメモというページに、


> ヴォイニッチ手稿の挿絵には見渡す限り人間の形をした者は全て「女性」である。
> なぜ女性なのかと言う点だが、人間が母親のお腹で初めて人間の形を成した時の性別は皆「女性」だからである。
> 男性への分化はその後に起こる。


というような抜粋があったりもしました。


そんなこともあり、ここ数日ヴォイニッチ手稿のことを考えていた時に、昨日 BBC の報道を偶然、目にしましたので、これは何かの縁だろうからご紹介しておいたほうがいいかなあ、と記事にした次第です。


ちなみに、今回のオリジナル記事はわりと長いものでしたので、余談はこのくらいにして、ここから本記事に入ります。



続きを読む

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2013年06月22日



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「水」の被害による言葉を失う光景の数々


先日の記事、

世界中で止まらない「黙示録的な洪水」の連鎖
 2013年06月20日

では、インド北部で起きている大洪水についてふれたのですが、その後の報道などを見ていますと、この洪水は、地域によっては、いわゆる通常の洪水とは違う原因の被害があったことがわかってきます。

このインドのウッタラーカンド州という中で、特に大きな被害を受けた集落のひとつに Kedarnath という村があります。正確な読み方はわからないですので、便宜上、ケダールナスと読ませていただきます。下が鉄砲水に襲われた後のその村の光景の写真です。

Kedarnath_temple_flood_landslide_photo.jpg


ke-02.jpg

Kedarnath floods 他より。


このケダールナスという村の場所は地図では下の場所になります。

Kedarnath-map-1.jpg

▲ ウッタラーカンド州 ケダールナス( Kedarnath )位置。チベットの国境に近く、ほとんど山岳地帯と言えます。


チベット自治区との国境に近い場所で、このあたりはほとんど山岳地帯のはずです。

「そんな場所で上のような激しい洪水が?」

と思い、グーグルアースの写真で、この村のあたりを見てみました。

それが下の写真です。

keda-ge.jpg


写真は冬の季節のもののようで雪がありますが、いずれにしても、見た感じでは完全な山岳地帯で、周囲にも「洪水を起こすような川の存在」というようなものも見えません、。


それなのに、どうしてこんな村を壊滅させたようなすさまじい鉄砲水が起きたのかを調べてみますと、インドのメディア PTI の記事を引用したサイトがありまして、そこに以下のように説明されていました。


今回のケダールナスの洪水は「ケダルドーム」の破壊によって引き起こされたと考えられている。ケダルドームとは、決壊したチャルバリ湖 ( Charbari ) の貯水池につながっている氷河状態のドームだ。

今回の記録的な豪雨は、インド北部の特にウッタラーカンド州とヒマーチャルプラデーシュ州の州で壊滅的な洪水を引き起こした。また、北インド全域に渡って地滑りが発生している。現在、インド陸軍、国境保安部隊(BSF)、国家災害対応部隊(NDRF)などが救助活動をおこなっている。

被害の大きかったケダールナスはウッタラーカンド州でも神聖なヒンズー寺院のある場所のひとつとして知られている。



詳細はわからないですが、山中の「氷河」あるいは「万年雪」のような状態のようなドームが、豪雨によって破裂、あるは溶解して、それが貯水地の大きな決壊に結びついたというような感じが伺えます。


ちなみに、ウッタラーカンド州では、 6月 20日から 22日までの3日間、州による「喪に服する期間の宣言」が出されました。被害の甚大さを印象づける出来事だと思います。

この記事をインドのメディアからご紹介します。


Three-day state mourning declared in Uttarakhand
oneindia (インド) 2013.06.20

ウッタラーカンド州は3日間の喪に服すことを宣言

uttarakhand-3-mourning.jpg


ウッタラーカンドの州政府は 6月 20日、絶え間ない豪雨によって引き起こされた洪水災害に対し、 6月 22日までの3日間を州として喪に服する期間とすることを宣言した。

州政府長官のSSネギー氏は、「鉄砲水と豪雨による洪水により、多くの人々の生命と財産に大規模な被害が生じたことに対して 6月 20日からの3日間を喪に服する状態とする」と述べた。

この期間、州政府の建物や施設ではすべて半旗が掲げられ、また、この期間での冠婚葬祭等は行われないこととする。







自然に対しての経験則が通用しなくなっていく時代に


最近、過去のウェブボットの抜粋などをしていることが多かったのですが、上のような「高高度での洪水」という言葉も何度も出てきていたものでした。

大きな被害が実際に出ている中で、それを書くのは心苦しいですのですけれど、そこに書かれている状況が非常によく今回の災害と似ている以上は、それはつまり、「今後も同じような原因での洪水が起きる可能性もあるものかもしれない」というようなこともあり、短く抜粋しておきます。

その「同じような原因」とは、経験したことのないほどの豪雨と共に、「氷河や万年雪などが溶けることによる洪水」も含まれます。

今から4年以上前のウェブボットからです。


ALTA レポート 1109 パート1
ウェブボット 2009年1月31日配信

・ 地獄の夏の期間には地球環境も大きく変化する。それは洪水の発生である。しかしこの洪水はおもに平地が水浸しになる一般的な洪水とはかなり異なっている。それは降雨量がほとんどない高地の谷あいの地域などで発生する大雨による洪水である。大雨はものすごい水流となって高地の谷を下り、洪水を引き起こすのだ。これにより、高高度の地域に突然と湖が出現する現象が相次ぐ。

・ さらに、高高度の山間の降雨量の増大は、山間部の万年雪を溶かしてしまう。これによる予期せぬ雪崩が相次ぐ。この現象の影響は深刻である。万年雪は水の供給源ともなっているため、これが溶解することで供給源が失われてしまうのだ。




ちなみに、大規模な洪水は、現在、カナダのカルガリーでも起きています。

ca-floods-01.jpg

CNN 「カナダ・カルガリーで洪水、住民10万人が避難も」 より。



今に始まったことではないかもしれないですが、「経験が通用しない」というようなことがいろいろな自然と関係する現象などの中に見受けられます。

雨の量。
その降る地方や季節。
気温や風。

いろいろな自然での出来事が、「ほんの数年前と違う」ということは、毎日の生活の中でも感じられます。

最近、日本では、登山される方の遭難が大変に多いことがよく報道されます。



これも「高齢者が増えたため」というようなことでまとめているものもありますが、その一方で、経験則が通じない「天候の変化」というものも少なからず含まれているような気はします。


まあ・・・・・実は・・・私自身は、「人間はあまり山に上らないほうがいいのでは」というようなことを思う人なんですが(山が神様なら、神様を足で踏んづけている)、しかし、登山を否定しても仕方ないわけで、これからは富士山の登山者なども増えるのでしょうけれど、ベテランの方も含めて、経験則以外の出来事によっての事故は起きるようにも思います。

特に、富士山に関しては噴火の可能性もそれなりにあるわけですし。
これもまあ・・・最近の富士山とそれを取り囲む日本人との関係に関しては、過去記事の、

富士山はもう日本人を守らない
 2013年05月08日

正直な気持ちを書いてしまったこともありますが、しかし、地元の人たちは喜んでいるわけですし、そのことに水を差す気もないですので、今後もうまく富士山と共存でききる日々が続けばいいなとは思います・・・。


いずれにしても、山にお上りになる方はお気をつけください。



ところで、台風4号というものがありました。

天気図などをよく見ている方は、あれが途中から「妙なこと」になっていたことに
お気づきだったのではないかと思います。

下は 6月 21日午前 5時の気象庁の天気図の雲の様子ですが、まだ台風4号は「勢力を保っている」と報道されていた時です。

t4.png


天気予報などでは上の丸の場所に「台風4号」と書かれていたのですが、雲の様子を見ると、上の通り「そこには何にもない」のでした。

勢力が弱まったとはいえ、ここまでまったく何もない状態で台風の進路を説明していた予報士の方々というのもちょっとこう、形而上的な感じさえするものでした。


私たちが初めて目にする「そこに何も存在しない台風」・・・。


なかなか気象の説明も脈絡がつかなくなっているのかもしれません。



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2013年06月21日



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corona-hole2.jpg

▲ 記事「太陽の複合的なフレア発生の可能性は?」でもふれました「太陽のコロナホール」が再び巨大化してきました。近年希に見るほど巨大に見えます。 6月 24日あたりを中心として地球は太陽の磁気の影響を受けそうです。写真はスペースウェザーより。そのほぼ同じ時に月がもっとも地球に接近する「スーパームーン」という現象が起きます。






スーパームーンは迷信ではあるにしても、何も言えなくなってしまった 2011年 3月 11日


月が地球に最も近づいたとき、満月の形になった月の姿やその現象はスーパームーンと呼ばれています。比較的新しい言葉で、もともとは占星術などから出てきた言葉のようです。

今年は 6月 23日の夜にスーパームーンを見ることができます。
下の記事は占いサイトのニュースからです。


満月が地球に大接近! 6月23日のスーパームーンを楽しむ方法
ハピズム 2013.06.20

日本時間 6月 23日 20時 32分、月が最も地球に接近して見える「スーパームーン現象」が起きる。

地球中心から月の中心までの平均距離は 38万 4,40キロメートル。今回のスーパームーンでは、地球と月の距離が 35万 6,991キロメートルまで近づき、通常の満月よりも 16%大きく、 30%明るく見えるそうだ。

スーパームーン現象は、皆既日食などエリア限定の天体イベントと違い、どこの国の誰もが「最高に美しい瞬間の大きな満月」を見ることができる天体現象だ。




しかし、一方で、このスーパームーンは古くから災いの兆候とされている部分もありました。下はコトバンクからの抜粋です。


もともと「スーパームーン」とは近年になって言われ始めた占星術の用語で、惑星直列などとともに、地震が起こるなどの災禍が訪れるという風説がある。

しかし、そのような事実の裏付けはなく、力学的には潮位の干満の差がわずかに大きくなる程度に過ぎないと考えられている。



前回のスーパームーン現象が起きた 2011年 3月には英国のデイリーメールが、「スーパームーンは地球の気候現象を混乱させるのだろうか」というような見出しの記事を出していました。 2011年 3月 9日のことです。

smoon-dm.jpg

▲ 2011年3月9日のデイリーメールより。


東日本大震災が発生したのはこの記事の2日後でした。


実際、前2回( 2011年と 2005年)のスーパームーンの前後2週間以内に起きた災害はあまりにも大きく、なくとなく最近は、「このことに触れてはいけないような雰囲気」もあります。

前回のスーパームーンは 2011年 3月 19日、その前が 2005年 1月 10日なんですが、それぞれの前後2週間に起きたことは以下の通りです。


・2005年 スマトラ島沖地震(M9.1 / 2004年12月26日)

・2011年 東日本大震災(M9.0 / 3月11日)


このことは英語版のスーパームーンの Wikipedia に記されていますが、しかし、もちろん、地震との関係性を示す実質的な証拠は何もありません。

私もスーパームーンと地震発生との関係はないとは思いたいですが、ただ、個人的に「地震のトリガー」というものは、かなり小さなエネルギーであっても、「通常、地表が受けているものとは違うエネルギーのようなもの」であれば機能してしまう、という考え方は持ってはいるので、何ともいえない部分もあります。


また、上の 2011年のデイリーメールの記事では、 過去にスーパームーンが起きた年だった 1955年、1974年、 1992年、 2005年はそれぞれ天候が非常に激しい年だったことが記されています。

1992年といえば、アメリカのハリケーン・カトリーナがあった年ですし、 1974年は、オーストラリアのサイクロンでの災害史上に残る「トレーシー」という巨大サイクロンがオーストラリアを襲った年でした。

Supermoon_over_Germany_2011.jpg

▲ 2011年 3月 19日のスーパームーン。ドイツのミュンスターから撮影されたもの。



まあしかし・・・・・・・。

今年も、スーパームーンがどうであろうと、すでに自然災害は山ほど起きていて、特に昨日の記事「世界中で止まらない「黙示録的な洪水」の連鎖」にも書きましたような「洪水」がすごいのですが、他の自然災害にしても、特別な「ひとつの要因」に何かを求めるのはあまり意味がないと思います。

今という時代は「全体」として「何か」が機能しているような感じを受けるのです。
「何か」というのが何かはいまだにわかりません。


昨日の記事のインドの洪水に関しては、今日(6月21日)の午前の時点での報道では、下のようになっているようです。読売新聞の報道です。


インド豪雨、死者1千人超も…安否不明数万人か
読売新聞 2013.06.21

インド北部ウッタラカンド州などで発生した豪雨による土砂崩れや洪水で、同州の災害対策当局は20日、本紙に死者数が1000人を超えるとの見通しを明らかにした。

北部では数万人以上の安否が不明との情報もあり、軍や警察が孤立した集落の状況確認を進めている。

当局によると、州の山岳地帯にある巡礼地ケダルナットで、約90の宿泊施設が鉄砲水に押し流され、宿泊者数百人が犠牲になったという。ケダルナットとその周辺への道路は土砂崩れで寸断され、被害状況の詳細がわからないため、犠牲者は更に増えるとみられる。








月と人間の歴史


supermoon-2013.jpg

▲ 上記のデイリーメールより。


日本語の「月」にはムーンと共に「ルナ」という英語があります。

由来はローマ神話のルーナという女性の神様からのものらしいですが、「ルナ」のヨーロッパでの価値観は、月 - Wikipedia で説明されています。


月 - ヨーロッパの伝統文化

古来より月は太陽と並んで神秘的な意味を付加されてきた。ヨーロッパ文化圏では太陽が金色・黄色で表現されるのに対し、月は銀色・白で表されることが多い。

西洋では月が人間を狂気に引き込むと考えられ、英語で "lunatic"(ルナティック) とは狂気におちいっていることを表す。また満月の日に人狼は人から狼に変身し、魔女たちは黒ミサを開くと考えられていた。




狂気・・・。


これは昨年以来、「今の世」に感じ続けているキーワードのひとつなのですけれど、月という概念は西洋では狂気そのものを示している部分もあるようです。

一昨日の、


2013年夏:カオスに突入するかもしれない世界を前に
 2013年06月18日


という記事の中で 2009年のウェブボットの中に出てくる「未来」の予測の項目を並べたものがあります。


・海洋の異常
・米国の社会崩壊
・米国の経済危機
・米国の食糧危機
・全世界の経済危機
・全世界の政治危機
・内部告発者の報道機関への登場
・報道の統制の崩壊
・恐怖による支配の崩壊
・宇宙からの未知のエネルギー
・エイリアンテクノロジーを持ち出す2人の男
・太陽の病気
・太陽の異常が人間に及ぼす影響
・通貨の喪失
・戦争の脅威



実はこの中の大部分は「人間によるもの」だということがわかります。

海洋の異常、太陽の異常、宇宙からの未知のエネルギーなどを別にすれば、社会的な問題も、金融危機も、あるいは戦争や暴動も、人が起こすもの。


この地球は私たち人間自身が考えている以上に、「人間」に支配されていることがわかります。そんなことは当たり前に思われるかもしれないですけど、自分たちが人間なのでこのことは忘れやすいのですよ。

そして「人間以外の存在」は、人間が地球へ異常に影響を与えていることを感じているとは思います。まあ「人間以外の存在」といっても対象が多すぎて、私自身も具体的には何にも想定しないで書いていますので、適当な感じですが、いずれにしても、人間の地球への影響は大きいわけですが、では、その人間の精神は何によって牛耳られているのか?ということが、まあ・・・いろいろと考えているところなのかもしれません。

「人間は自分で考えて行動しているに決まっているではないか」

という考え方もひとつでしょうけれど、私もたまにそうですが、精神的に自分をコントロールできない局面など人間には数多くあります。

それほど人間は自分の精神も行動もコントロールできていない・・・ような気がします。


しかし、上の記事を読むと、3年前にも、


> 犯罪も暴動も何かおかしい。


と書いていて、感じ方が今と何も変わっていないあたりが「進歩していない自分」を感じさせますが、でもあるいは、「世界全体パニック」というような映画や小説のような話もそんなに飛躍的な感じでもないような気がする2013年という年なのでありました。






人間の「精神」と宇宙の「現象」が連動しているのなら


上のようなことを長々と書いたのは、過去に書いた内容とも関係があります。

仮に「月が人間の精神に影響するなら」としてですが、過去記事の、

ロシア宇宙主義チジェフスキー博士の言葉でわかりかけてきたニルヴァーナの「3つのALL」の意味
 2013年04月01日

など、何度かふれてきましたロシア宇宙主義の概念のひとつである、


・地球上の生命現象は宇宙の物理的な現象とつながっている。



ということと、


・ひとつひとつの人間の細胞は「宇宙の情報」に反応しており、「大宇宙」はこの情報を細胞のひとつひとつに浸透させている。



ということを思い起こすと、スーパームーンだけを取り上げなくとも「月や太陽など様々な現象と地球での天候や災害」も、あるいはどこかに何らかの関係性があっても不思議ではないもののようにも感じます。

何しろ、災害や社会混乱の予測などもはやする必要さえなくなっています。

すでに起きているのですから。
自然でも金融や経済でも、そして人の心にも。



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2013年06月20日



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holly-statue.jpg

▲ インド北部で早いモンスーン到来による歴史的な洪水が発生しています。洪水に飲み込まれたウッタラーカンド州にある聖地リシケシのシヴァ神の巨大な像。6月18日の BBC より。
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洪水という言葉の意味


4年ほど前にクレアなひとときに「大洪水と向き合うこと」というタイトルの記事を書いたことがあります。

その 2009年も大変に洪水が多い年で、何百年に一度、というような形容がつけられる洪水が多く発生していたのですけれど、しかし、昨年2012年の、

洪水...洪水...洪水.. 世界中で異常な数と規模で発生し続ける洪水
 2012年08月26日

という記事では、それをさらに上回るような洪水が、2009年よりもはるかに多くの地域で、あるいは「世界の至るところ」で起きていました。それには、日本の九州での洪水も含まれます。


そして今年 2013年。

さらに洪水の規模は拡大しているように見えます。

先日の、

「夜光雲の様子がおかしい」と科学者たちが語るその下の地球は未曾有の洪水に覆われ
 2013年06月11日

では、ヨーロッパの大洪水の様子を取り上げていますが、ヨーロッパの最近数百年で最悪だったと考えられるこの洪水は、下の地域を壊滅的な状態にしました。

eu-floods.jpg


今、ヨーロッパの洪水の舞台は、フランスに移っています。

fr-floods.jpg

▲ この洪水は現在まだ進行しているものです。Channelnews Asiaより。


ドイツやノルウェーの洪水でもそうでしたが、このフランス南部でも「それまで経験したことのないような豪雨が短時間に降った」とされています。

そして、今現在、世界でもっとも激しい洪水に見舞われているのがインド北部なのですが、そのことは最後に報道の翻訳を含めてご紹介します。


その前に、日本のことを少し。

上に書きました「それまで経験したことのないような豪雨」。
これが日本でも昨日から起きています。

ちょっと前の記事までは「水不足が深刻化している」ことを書いていたのですが、西日本ではこの水不足は現在の雨で相当解消しそうなので、それはいいことだと思いますが、しかし、それだけでは済まない被害や影響なども起きそうな感じとなっています。今の気候は、どちらの方向に向いても「極端」に向かうということを感じます。

下の記事は今朝のウェザーマップからの抜粋です。


記録的な大雨続く 各地で観測史上1位
ウェザーマップ 2013.06.20

活発化した梅雨前線に伴い、西日本から東日本を中心に発達した雨雲がかかっている。和歌山県古座川町では午前3時頃に1時間降水量が73ミリの非常に激しい雨が降り、6月としては1位の降水量を記録した。

また、各地で記録的な大雨となっており、24時間降水量は、きのう6月19日までに石川県七尾市で219.0ミリ、島根県大田市で195.0ミリと観測史上最多となったが、20日午前5時40分現在、山口県萩市で310.0ミリなど、観測史上1位の降水量となり、記録を更新している。



上のようにいろいろな場所で、観測史上の雨量の記録を更新している状況で、しかも、地域によっては、雨の本番はこれからだと思いますので、いろいろとご留意されていただきたいと思います。


とにかく、世界のどこでも、「ほどほど」という部分があまりないのです。


そういえば、最近、4年前ほどのウェブボットを取り上げることが何度かありましたが、上のほうでふれました4年前のクレアの記事にも、ウェブボットからの抜粋がありました。


ALTA1109 パート3
ウェブボット 2009.01.24

数年前からの現象だが、2009年頃に「洪水」という言葉がピラミッドの頂点に来るようになった。

これは自然災害としての「洪水」だけではなく、「家の差し押さえの洪水」「破産の洪水」「通貨の洪水」「ハイパーインフレーションの洪水」などというように、「洪水」の言葉で形容できる様々な現象を指している。

このように、「洪水」は幅広い現象を説明できるキーワードなので言葉のピラミッドの頂点にくるのだ。




今回は最後に、インドで起きている壊滅的ともいえる洪水についての記事をご紹介しておきたいと思います。





インドの洪水


下の動画は、インドでの現地のテレビ報道からの抜粋です。




報道そのものはロシアの声から、写真は AP などのからご紹介いたします。このインドの洪水は、報道により犠牲者数はかなり違い、また、時間と共に増え続けていますので、被害状況は暫定的なものです。

ところで、このインドの洪水も上のほうに書きました「ほどほどという部分がない」ということを感じさせるもののひとつではあります。

どうしてかというと、ほんの少し前までインドの一部では「極端な水不足で人々が苦しんでいた」からです。

下は、日本のサンケイビズの6月1日の記事です。
リンク先に記事がありますので、興味のある方はお読み下さい。

india_water_shortage.jpg

▲ サンケイビズ インド 水不足が招く悲劇より。


インドは広いですので、洪水も干ばつもインドの全体にあてはまるものではないですが、それでも「中庸が存在しない現在の気候」というものを感じます。

では、ここからインドの洪水の記事です。



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2013年06月18日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





今の私たちが生きている世界と、そしてローマ法王の本音





▲ 記事「太陽の表面にこれまで見たことのないサーペント(蛇)のような磁気フィラメントが多数這い回っている」より、6月13日の太陽の表面。
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今となって現実に広がる「過去に語られた未来」

最近の記事では、3〜4年前のウェブボットをご紹介したりしていました。

その理由は、2009年の夏に起きるとして書かれていた状況が、2013年の今の状況と実際的にも、そして精神的な意味でも似ていると感じたからです。

その中にある予測と共に、ウェブボット代表者のエッセイなどを抜粋したりしていたのですが、今回もひとつ記しておきたいと思います。 2009年 4月のウェブボットの序文で、エッセイというより、クリフ・ハイが思っていたところの「2009年」という年に起きると予測していた概要のテーマのような感じの文章です。

エッセイのオリジナルのタイトルはフランス語で「 Merde, et merde encore! 」です。
「再びクソとクソ」というような意味でしょうか。


ALTA レポート 1309 パート6
ウェブボット 2009年4月18日配信

( 2009年の)キーワードは「変容」だ。
「変容」はそれぞれの季節で異なった現れ方をする。

夏のひどい状態は、地球関連カテゴリーの「海洋の異常」、アメリカ国民のカテゴリーの「社会崩壊」「経済危機」「食糧危機」、世界の民衆のカテゴリーの「経済危機」「政治危機」、報道のカテゴリーの「内部告発者」「統制の崩壊」、さらに影の支配勢力のカテゴリーの「恐怖による支配の崩壊」「宇宙からの未知のエネルギー」、さらに宇宙関連のカテゴリーの「宇宙からの未知のエネルギー」、「エイリアンテクノロジーを持ち出す2人の男」、「太陽の病気」、「太陽の異常が人間に及ぼす影響」などの複数のカテゴリーに属する複数のキーワードを通して現れている。

これが秋の感情値がもっとも高くなる転換点を過ぎると、「通貨の喪失」と「戦争の脅威」というキーワードが大変に強くなっている。まだ多くのことが集合無意識の海の中にただよっているが、これから感情値が強まるのはこうしたキーワードであることははっきりしている。



項目がたくさん並べられているのですが、カテゴリーごとに抜き出すと、

・海洋の異常

・米国の社会崩壊
・米国の経済危機
・米国の食糧危機

・全世界の経済危機
・全世界の政治危機

・内部告発者の報道機関への登場
・報道の統制の崩壊

・恐怖による支配の崩壊

・宇宙からの未知のエネルギー
・エイリアンテクノロジーを持ち出す2人の男

・太陽の病気
・太陽の異常が人間に及ぼす影響

・通貨の喪失

・戦争の脅威


というようなことが 2009年に起こり、その 2009年の夏は後に「地獄の夏」と呼ばれる夏となるだろうといった予測でした。


そして 2013年の今。

改めて上の項目を見てみると、「宇宙からの未知のエネルギー」という項目と、「エイリアンテクノロジーを持ち出す2人の男」というふたつは確認しようのない項目なので、何とも言えないものですが、それ以外については本当に今の時代を感じさせます。


特に「内部告発者」というのは今が旬のキーワードなのですが、これについては、以前から、


現在のあなたや私はインターネットやスマートフォンを通して、現実にはどんな世界に住んでいるのか


ということを本当は書きたいのですが、摩擦なく書くには難しい問題です。

今までブログを書いていてコワイと思ったことなどないですが、この問題は、正直恐ろしい部分があります

まあ、そのことを書く機会などはおいおい考えるとして、2009年のウェブボットの

・海洋の異常
・社会崩壊
・経済危機
・太陽の病気
・太陽の異常が人間に及ぼす影響
・戦争の脅威


というものに関して、最近は切実に感じることだとは多くの方が思っていらっしゃるのではないでしょうか。


太陽の病気(太陽の異常)については、過去記事も多くあり、最近も何度か記事にしました。

そして、先日の記事、

太陽の複合的なフレア発生の可能性は? : 巨大コロナホールと太陽フィラメントが同居している中に戻ってくる多数の黒点群
 2013年06月16日

では、

・黒点からの太陽フレア
・磁気フィラメントによる太陽フレア(ハイダーフレア)
・コロナホールからの太陽風


という、強力な太陽風や太陽嵐(どちらも大量の電磁波や放射線のようなもの)を起こす要因となるものが一同に介しそうになっていることなどを記しました。

corona06.jpg

▲ 太陽の中央の巨大な黒い部分が 5月の下旬から「太陽に穴が開いたように」出現していたコロナホール。


もちろん、そんな複合的なフレアなど発生するはずがないと思いますが、しかし「絶対にない」と言える人もいないはずです。

太陽と地球の関係は長いですが、「太陽観測の歴史」など短いものです。

そして、私たち人類が太陽を観測し始める前の太陽で何が起きていたかは私たちにはわからないわけで、長い時間の中では、とんでもない大きな現象というものが起きていた可能性はかなり高いように思います。



上のウェブボットの項目の「社会崩壊」、「経済崩壊」、あるいは「戦争の勃発」といったキーワードに関しても、今はここ数年でも最大に感じます。

日本語のニュースを読んでいるだけでも世界の混乱と緊迫は十分にわかります。




ブラジル、トルコ、そしてシリアの現在

サッカーといえばブラジルというような連想が起きやすいですが、そのブラジルでは、そのサッカー大会への反対も含まれるデモが 20万人というブラジルの近代史で珍しいほどの大規模なものになりつつあります。


ブラジル:反政府デモ20万人に拡大 W杯反対の主張も
毎日新聞 2013.06.18

サッカーのコンフェデレーションズカップが続く南米ブラジルで、公共交通料金の値上げをきっかけとする反政府デモが拡大し、少なくとも8都市で計20万人以上にふくれ上がった。

来年にワールドカップ(W杯)開催を控える中で、首都ブラジリアのサッカー場では「我々はW杯はいらない。必要なのは病院と学校のための金だ」と抗議するデモ隊もおり、コンフェデ杯やW杯への政府支出もやり玉に挙げられている。

軍政(1964〜85年)が終わってから、同国ではこれまで大規模な反政府デモはなかった。



そして3週間目に突入しようとしているトルコのデモは一触即発。


トルコ副首相、抗議活動収束に軍投入も辞さない姿勢表明
ロイター 2013.06.18

エルドアン政権に抗議するデモが続くトルコのアルンチ副首相は17日、抗議活動の収束に必要であれば軍隊の投入も辞さないとの姿勢を示した。

同副首相は国営TRTテレビに対し、「警察と治安部隊はすでに投入されている。これで十分でない場合、憲兵隊が投入される。さらに不十分な場合は、トルコ軍の一部を出動させる可能性もある」と述べた。



そして、イランはアサド政権を支援するため、4000人の軍隊をシリアに派遣。

iran-4000-troops.jpg

ABC オーストラリア よリ。


もちろん、このまま世界が穏やかに収束していくということもあるかもしれませんけれど、どうにもそう思うことのできない感じはあります。まあ、これは私個人の「心の闇」が世界の見方を暗くしているからかもしれません。

見る人が見れば今の世界は「幸せな世界」なのかもしれないですが・・・私にはまったくそうは見えません。


あと、ウェブボットの項目に、

・通貨の喪失

という項目があります。

これはわかりにくいですけれど、いろいろな意味で、今後は現実感のある話になっていく感じもしないでもないです。

アメリカは今年 10月に新紙幣を発行しますが、そのあたりのことも思い出したりしました。


新100ドル札を10月発行 模様動くなど偽造対策強化
CNN 2013.04.25

米連邦準備制度理事会(FRB)は、新しい100ドル札を10月8日に発行すると発表した。製造工程で予想以上の遅れが生じたため、当初予定からは3年近くずれ込んだ。



日本の「円」にしても、今のままでずっと続いていくのかどうか・・・。


まあ、社会的な予測は私のできるところではないですので、このあたりにしておきますが、こういう混乱が予測される世界の中では、国の指導者の人なんかも大変でしょうが、宗教などの代表者の人々も大変だと思います。

そんな中、先日、新ローマ法王のフランシス法王が、「法王になりたくなかった」と語ったことがニュースとなっていました。

newpope.jpg

HP より。


何だか忘れていました・・・新しい法王のこと。

前法王ベネディクト16世が退位する頃は報道も大きく、このブログでも何度か記事にしました。

過去記事の、

最後の法王と呼ばれ続けたベネディクト16世(2): 予言では存在しない 112代法王
 2013年02月17日

のタイトルにありますように、聖マラキ( 1094年 - 1148年 )という人がおこなったとされる「予言」では、ローマ法王は 111人目で終わり、112人目については書かれていないのでした。

実際の記述は下のようなものです。


「全ての教皇に関する大司教聖マラキの預言」より 111番目の教皇

111. オリーブの栄光

ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。
ローマ人ペトロ 、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。
終わり。



この111人目で「法王の歴史は終わり」と書かれてあります。

111人目の法王にあたるのは、前法王のベネディクト16世でしたので、「次は記されていない」ということで、112人目は登場しないと言われていたりしたのですが、その112人目の法王はいらっしゃるわけです。

その「予言では存在しないけれど存在しているフランシス法王」が、「本当は法王になりたくなかった」と語っていたという話です。


訪問先で子どもたちの前で語ったことのようです。
その記事をご紹介しておきます。



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