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2013年06月08日



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「穏やかな地獄の夏」へ向かう気配の中で : 噴出する様々な異常気象の原因




すでに始まっていた日本の深刻な水不足







 


先日の記事、

太陽系で惑星が直列と六芒星をかたち作る 2013年 7月からの地球の行方
 2013年06月05日

の中で、梅雨入り以降、ほとんど雨が降っていない現状について、

> 今後の状況によっては、深刻な水不足になる可能性が存在している雰囲気が漂います。


などと悠長なことを書いていたのですが、すでに水不足は深刻であることが国内の多くのニュースで知ることができます。

下の長野県のニュースはあくまで、そのうちのひとつで、本州から九州までの各地ですでにかなり深刻な水不足となっているようです。


空梅雨、農業用水不足深刻に 東御など「収穫に影響も」
信濃毎日新聞 2013.06.06

w-s-1.jpg梅雨入りした県内で少雨傾向が続き、農業用水の不足が深刻化している。東御市八重原(やえはら)では、多数のため池の一部が空になり、田植えを終えたばかりの水田で干上がる場所が出始め、地元農家でつくる八重原土地改良区は5日、「このままでは農作物の収穫に大きな影響が出る」として市に対策本部設置など支援を申し入れた。

長野地方気象台によると、東御市の5月の降水量は38・5ミリで、平年の4割強にとどまる。県内は梅雨入り直後の5月29、30日に全域で雨が降ったが、6月は降水を観測する45地点のうち40地点で降水を観測していない。



取水制限が始まった地域も多く、中国新聞には「梅雨なのに…取水制限の方針」というタイトルの記事があったりしました。

どうして、梅雨入りしてからこんなことになってしまっているかというと、気象庁の説明によると、「日本列島にかかるはずだった梅雨前線が南の太平洋上にあるから」ということのようです。

まあ、下の図は私が適当に作ったものですので、正しい説明にはなっていないと思いますが、大まかにはこのような状況によって雨が降っていないということのようです。

ts-2013.jpg


では・・・もし・・・上の気候の配置が今後もずっと続いたら?・・・というようなことをつい考えてしまいます。

そうなると雨が極端に少ない日々が続いていくということになるわけですけれど、まあ、そんなことにはならないとは思いますが、それでもそんなことを考えてしまうのは、やはり最近の世界での異常な気象状況を見ているからということも言えるかもしれません。

先日の記事でも、ヨーロッパでの前例のない大洪水について少しふれていますが、今、「この洪水はなぜ起きたのか」ということが、科学者たちの間で討論されています。




地球のジェット気流は北半球すべてで「変化しながら共鳴」している


g-floods.jpg

▲ ドナウ川の洪水で多くが水没したドイツ南部のデッゲンドルフ。6月6日。AFP より。


昨日の AFP に、「中欧の大洪水、温暖化と土地利用が背景に」という記事がありました。

このタイトルだと、洪水の理由がわかったかのような見出しにも見えますが、読みますと、「いろいろな科学者がいろいろな説を述べている」というのが現状です。

ただ、「地球の大きな気流の流れが変わったことが原因のひとつ」ということは言えそうで、たとえば、さきほどの日本の気候の配置が予測とはズレてしまっていることなどもそうですが、これまでと同じ予測は通用しないという部分がありそうなのです。

上の AFP の記事にドイツの気候変動ポツダム研究所という施設の科学者が出ていまして、下のようなことを言っています。


気候変動ポツダム研究所は、地球上空のジェット気流が乱れたことによって、豪雨をもたらした低気圧が移動せず1か所に停滞してしまったと指摘している。

同研究所は、現在ロシアで起きている干ばつも、この気流の乱れに関連しているとの見方を明かした。



そして、上の研究所の科学者によれば、ジェット気流の「共鳴」というのは、北半球全体に広がっているものだそう。つまり、仮に異常気象がジェット気流に起因しているとするならば、それは「北半球全体の異常気象と関連する」ということも言えそうです。


いっぽうで、正式な科学の世界「ではない」方面でも、現在の異常な気象について、他のいろいろな説なども言われています。

たとえば、米国の「アースチェンジ・メディア」の最近の無料メールマガジンには、「何が地球の激しい気候を作り出しているのか」というタイトルの配信があり、そこには、「地球のコアが過熱しているため」というようなことが書かれてありました。

そこには、太陽フレア、CME、太陽のコロナホール、放射線、そして宇宙線などすべてとの相関関係があるというようなことが書かれてあります。

galaxly-sun.png

▲ アースチェンジ・メディアの記事にあったイラスト。


まあ、上の図のような相関関係を科学的に説明することは無理でしょうが、そういえば、「地球のコアは知られている以上に高温だった」という報道が4月にありました。

earthcore.jpg

▲ ロシアのプラウダより。


上の見出しの意味は、実際の温度が上がっているということではなく、「計測上」での話で、地球のコアの温度は従来 4500度から 5000度の範囲だと考えられていたのが、フランスの研究グループたちによって、測定のエラーが修正され、地球のコアの温度は 6000度であると決定されたというものです。

日本語の記事も AFP にあります。





地球内部のこと

ちなみに、この「地球の内部」というものに関しては、以前よく書いていましたが、私自身は、地球の内部というものは現在の科学で説明されているようなものだとはあまり思っていない部分があるのです。

しかし、それに関してここでふれてしまうと、話が混乱してしまいますので、過去記事をリンクすることに留めたいと思います。関係した記事は主に、地球の内なる太陽というカテゴリーにあります。

地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か
 2011年08月27日

米国海軍少将バード提督のすばらしき北極旅行日誌
 2012年06月02日

「地球の年齢がわからない」: ミシガン工科大学の調査が地質学に与えるショック
 2011年11月26日

などの記事ですが、科学的なものからオカルトやスピリチュアルな記事まで含めて、他にも数多くの地球の内部に監視の手過去記事があります。


いわゆる「地球空洞説」という言葉がありますが、それと似たような感じのイメージを想定しているのですけれど、しかし、それをそのまま信じるほど素直なわけでもなく、地球の内部に関しては、「謎」という言葉が本当に合うと思います。



ところで、上にリンクした「地球の年齢がわからない」という記事にありますけれど、地球の年齢というのも実はよくわからないものである可能性があるのです。

私たちは「地球の年齢は 46億歳」というように教えられてきましたが、この説も「仮説」であるということは言えそうです。

上の「地球の年齢がわからない」という記事に書きました「地球の様々な年齢」につしいて、再度掲載しておきます。科学的であるものと、あまり科学的でもないものも含まれていると思いますが、まあ、こういう説もあるということです。


計測されて判明している地球の年齢の候補

・46億年と出るもの → 炭素、ルビジウム、カリウム

・200億年以上と出るもの → ウラン

・17万 5000年と出るもの → ヘリウム

・10万年と出るもの → 宇宙塵(ポインティング=ロバートソン効果

・炭素14では地球の歴史は 6000年

・宇宙塵の月と地球の堆積量での比較で、地球の歴史は 5000年から 6000年

・彗星の存在から考えると太陽系自身の寿命が 10万年以内

・放射能崩壊を大気中のヘリウムとの関係で考えると、地球の年齢は長くて1万年

・海の炭酸塩の存在の最大の上限が 10万年




というように混乱した計測結果があるようですが、まあ、私は上すべてに異議があったりします。何しろ、私は「地球は生まれていない」という説の持ち主であるわけで(苦笑)、年齢という概念も存在しないと考えています。

フレッド・ホイル博士などが唱えていた「宇宙は膨張しているにもかかわらず時間とともに変化しない」という「定常宇宙論」とような感じのイメージを地球にも想定していたりします。





私たちは穏やかな地獄」へ向かっているのか、そうではないのか


話が混乱してきていますが、気候に話を戻しますと、現在の異常な気象の理由について、はっきりとした説はないものの、「地球の気流が大きく変化している」ということはある程度は言えそうで、そして、そのジェット気流の速度自体も低下していることもハッキリしているようです。

Star Tribuneというニュースサイトに「1979年以来、ジェット気流の速度が 14パーセント低下しており、これがアメリカの洪水や干ばつなどを招いている可能性がある」ということが書かれてありました。

jet-1979-2013.jpg

Star Tribune より。



それにしても、ここ数日は、雨が降らないせいで確かに穏やかです。

春まで吹いていた強風も最近はなく、「のんびりとした初夏」というような感じの日々が続いています。

しかし、この穏やかさは「歓迎すべき心地よさ」なのかどうかはわかりません。このまま穏やかにずっと雨が降らなければ・・・それは穏やかは穏やかだけれど、「穏やかな地獄」に向かって進んでいるということにもなります。

ロシアやアメリカなど北半球では、すでに干ばつが大きな問題となっていますが、日本もその懸念は今のところは拭えないように思われます。

楽観的な部分では「そのうちバーッと雨が降って何とかなる」ということもあるでしょうけれど、世界を見ていますと、どうしても楽観できない面も大きいです。

かつて、ウェブボットに「地獄の夏」というキーワードがありました。

その言葉を思い出します。






  

2013年06月07日



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arietids.jpg

▲ 5月の終わりから地球はおひつじ座流星群の破片の中に突入していているのだそうで、地球の大気への衝突は 6月 9日前後がそのピークとなります。Daylight Meteors: The Arietidsより。






 


おひつじ座流星群の地球の大気圏への衝突がピークとなる 6月 9日

タイトルにある「おひつじ座流星群」というのは、代表的な昼間の大流星群で、今、地球はこのおひつじ座流星群の破片の中に突入していて、明日あたりがそのピークとなるということがスペースシャワーの短い記事に書かれていました。

秒速 39キロメートルという、かなりのスピードで流星の破片が次々と地球の大気に激突するそうです。

上の写真はスペースウェザーの解説ページにあった写真ですが、もし流星群が見えるならこのように見えるという想像図のようです。昼間なので光は見えないと思われます。

流星の衝突の状態が激しければ、何らかの目に見える出来事もあるかもしれませんけれど。


全然関係ないですけれど、なんか市場というのか、金融市場の方面が私のような素人目にも危うい動きをしていているのを見て、数年前のことなどを思い出しました。しかし、今回のは規模が違いそうですけれど。






金融市場というモンスター広場に見える「小さな亀裂と異常」


昨晩、「吐き気」に見舞われまして、強いものではないんですが、お酒を飲んでいたわけでもないし、夕飯でも食べ過ぎたのかなと思っていたのですが、結局、真夜中まで嘔吐感で起こされたりしていました。

そういう中で、真夜中に、なんとなく市場の様子などを見ていましたら、為替が下のようにとんでもないチャートを描いていました。

2013-06-05-usdjpy.gif


いわゆる FX という一般の人でもできる外国為替取引がありますが、この「瞬間的に3円近く変化する」というのは、人によっては「卒倒するレベル」の値幅の動きで、しかも瞬殺レベルのあっという間の変化。

これが夜中に起きていたので、今朝目覚めて呆然とした投資家の人たちも多かったのではないでしょうか。

FX は自分の元金の何倍もの取り引きができ、それが魅力でもあるのですが、「自分の想定している方向(売買した方向)と逆に向かった場合、元金の何倍ものマイナスとなる」という危険が常にあり、取引の方法次第では、資産が何千万あろうと何億円あろうと、「あっという間に」すべてを失う可能性があります(株ではそこまでの急激な資産の消失はないです)。そのような可能性のある結構危険な取引なのですが FX は今も人気があるようです。




2006年を思い出す

少し前の記事(精神的なカオスにやや考え込んでしまう昨今)で、それまで株に手を出したことのない知り合いが、「株を買ってみようかな」と言っていたところを「今はやめたほうがいい」と阻止したことを書きましたが、その後、株価はどんどん下がっています。

その知り合いがそれまで興味のなかった「株」に興味を持ったキッカケはテレビだったと言っていましたが、このあたりも7年前の株価暴落、いわゆる「ライブドアショック」の少し前の雰囲気を思い出します。

2006年のライブドアショックは、私がまだ株取引をやっていた時に起きましたので、その頃の雰囲気をよく憶えています。

その直前、世の中はどんな雰囲気だったか、ライブドア・ショック - Wikipedia にはこのようにあります。


事件前の背景

2005年7月以降、日経平均は7月の1万2000円台から1万6000円台にまで回復するなど、日本経済の復活を象徴するかのような、株価上昇が注目されていた。

株式市場は新規の個人投資家を大量に引き入れ活況を呈しており、通常、株式情報を大々的に扱うことのないスポーツ新聞に「バブル再来か?」の見出しが踊り、TV番組では株を買ったことのない芸能人が「株でいくら儲けられるか?」などの特集が組まれるなど、バブル景気時代を彷彿させる状態であった。



そして、今・・・というか、少し前までがまさに「株式市場は新規の個人投資家を大量に引き入れ活況を呈しており」という状態だったようです。

私はテレビの情報は知らないですが、ネットや紙媒体でも、「株価はどこまで上がる?」みたいな書き方はよくされていて、それに加え、今の政権の何とかミクスという経済政策で株も給料も景気も何もかも上がるという夢のような話が語られていたのが最近だったようです。

7年前のライブドア・ショックのメインのショック市場は、東証にあるうちの「東証マザーズ」という新興会社の多い市場で、ライブドア・ショックの当日は、実に「11.76パーセント」という1日の下落幅としては驚異的な下落をしました。ところが・・・昨日、それを上回る驚異が起きていました。

実は、昨日( 6月 7日)、そのマザーズ市場の下落率はライブドアショックの際の1日の下落率を超えた「 13.07パーセント」という前代未聞の下落率だったことを知りました。


「市場に何が起きようとしているんだ?」


と、さすがに素人の私でも思います。

上のドル円相場の急落(というか、急騰)も、何か事件や重要な経済指標の発表があってのことならともかく、昨日は「何にもなかった」はずです。何もないのに荒れるという状態。


確かに、市場というか、金融というか、何か起きようとしている感じはします。


人為的なものというより、あるいは、現在の金融市場はあまりにも肥大し過ぎていて、動き始めると制御することはできない「怪物」になっている可能性もあるのかもしれません。


ライブドアショックの時、数ヶ月後には、マザーズ市場の株価は全体の平均としてはそれ以前の 10分の 1程度の水準にまで落ちたはずです。

もし、近い未来に「国を問わず、職種を問わず、全面的な金融崩壊」というような事態が「仮に」訪れた場合、あの時に新興企業を襲った「株価 10分の 1」や、あるいは消える(上場廃止など)という状況が、今度はどんな規模と状況で出現するのか、あるいはしないのか。

リーマンショック後の 2008年頃には「資本主義の崩壊」というようなことがさかんに言われていましたが、 2013年の今でも資本主義も市場取引も存在し、むしろ金額的には以前より大変な活況を呈しています。

この資本主義と金融市場の活況が永遠に続くのかどうかは私にはわかりませんが、でも、やはり「永遠のわけはない」とは思うのです。


上の金融の話のキッカケとなったのは、昨晩の「吐き気」だったのですが、昨日の吐き気の感じは、なんともイヤな感じのつきまとうもので、ふと、高校時代に地元にあったジャズ喫茶に置いてあった永島慎二さんという漫画家の 1960年代の作品『漫画家残酷物語』というシリーズの中にあった「嘔吐」という作品を思い出しました。

余談めいた話となりますが、少し書かせていただきます。




サルトルの『嘔吐』を今にしてはじめて知り


sartre.jpg

▲ 晩年のサルトル(1905年 - 1980年)。


永島慎二さんの『漫画家残酷物語』は 1961年から 1964年まで連載された作品だったそうですが、私がはじめて読んだのは高校生の頃でしたので、 1970年代の後半だったと思います。

その「嘔吐」というタイトルは、サルトルの「嘔吐」から拝借しているものだということが書かれてあったと記憶しているのですが、サルトルのほうは私はぜんぜん知らないで生きてきました。


昨日の吐き気でそのことを思い出し、Wikipedia のサルトル嘔吐を読んでみたのでした。

「嘔吐」は、概要としては、


『嘔吐』は実存主義者の小説家サルトルが1938年に著した小説である。大学教授であった頃の作品で、彼の著作の中で最も良く知られるものの1つである。

ある絶望した研究者が事物や境遇によって彼自身の自我を定義する能力や理性的・精神的な自由が侵されているという確信に至り、吐き気を感じさせられる様子が描かれている。



というものです。

読んでいて、軽くショックを受けたのは、私が過去経験してきたようなと心象(?)風景とやや似ている感じが描かれていたことでした。

それは Wikipedia では下のように説明されています。


主人公は、ありふれた物から流れ込んでくる嘔気の気配を感じる。この気配は排水溝の中の丸められた紙切れから砂浜で拾った石まで、不規則に現れるように感じられた。

彼が受けた感覚は純粋な嫌悪感であり、激しく高まった侮蔑感はそれが喚び起こされるたびにほとんど彼の精神を破壊しそうになるほどであった。嘔気が起こる頻度はそれが何を意味するのか彼には分からないまま徐々に高くなっていく。

しかし、公園の栗の木の根元で、彼は嘔気が本当は何を意味するかに関する鋭く鮮明な洞察を得る。存在そのもの、実存する物が無ではなく何者かであるという性質自体が、彼をゆっくりと狂気に追いやる物の正体であった。彼はもはや物体を色や形といった性質も持っているとは捉えなくなった。



今はこんなひどいことはないですが、パニック障害のひどかった時のパニック中は、上のように、


> 存在そのものが無ではなく何者かであるという性質自体が、彼をゆっくりと狂気に追いやる


ということに日々苛まれていたのです。

パニック障害とはいっても、様々な症状があるわけで、私の場合ですが、私がパニックに陥ると、まず、

・頭で定義している物事の「定義が頭から消える」

のです。

上の書き方では何だかわからない表現ですけれど、たとえば、「コップ」が目に入れば「これはコップ」だと別に特別な判断をしなくてもわかるのが通常ですよね。

それがわからなくなるわけです。

「これはコップ」と改めて判断するための手がかりが必要になる。

しかし、この世には物も色も音も無数にあるわけで、それが情報として一気に目や耳から入ってきたものを処理できなくなってきます。当然、混乱する。目を閉じ、耳を閉じ、心の中で解決策を探る。

そして同時に吐き気にも襲われ、何が何やら・・・というのが二十代によくあった症状でした。


昨晩の吐き気は、そのようなことを思い出させてくれたと同時に、はじめて、サルトルの「嘔吐」を知るキッカケになりました。

「嘔吐」読んでみようかなあ。でも難しい内容なんだろうなあ。


ちなみに、サルトルは、この小説『嘔吐』でノーベル賞を与えられることになりますが、


サルトルはノーベル賞を辞退した数少ない人々の1人であり、ノーベル賞を「資産家層によって作られた儀式に過ぎない」と評した。



と、ノーベル賞の受賞を拒否したのでした。

その際、「いかなる人間でも生きながら神格化されるには値しない」と述べたそう。

やっぱりカッコイイ人はとことんカッコイイと改めて思います。



難しい言葉を使わなくても、いつかはきっと「存在の意味」かわかる日は来るのだと

しかし、サルトルのような哲学者の人々が論争を続けてきた「存在」だとか、そういうものの答えも、難しい言葉を使わなくても、実は単純に人々の中には「その答え」があるように思います。その答えが出る時代に向かって、私たちは歩いているのだと信じたいところであります。

まあ、いろいろと不安や懸念は確かにあります。自然災害だとか、経済の崩壊だとか、天体の衝突だとか、ポールシフトだとか、太陽活動の低下だとか、あるいは、想像もつかない様々な不安はあります。


でも、まあ・・・進むしかないのだと思います。


気づくと、ダラダラと自分のことなど長々と書いてしまいました。
すみません。


明日はひさしぶりに「パンスペルミア」関係の記事を書くかもしれません。



  

2013年06月06日



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▲ 快適なハワイの気候を作っている理由のひとつが「そよ風」なのだそうですが、今、消えていっています。






 



それほど衝撃的なニュースではなくとも、「何となく気にかかる」というようなニュースがたまにあって、今回の「ハワイのそよ風が消えている」という報道も何となく気になるもので、ご紹介したいと思いました。


ところで、最近はいろいろとウダウダ考えるようなことが多く、そのことを書いたりすることもあったのですが、先日、海外に住むお知り合い(女性)からメールをいただきました。

そこには次のような感じのことが書かれてありました。


わたしは、2012年12月21日を境に、ガラッと地球が変わって違う世界になると思っていたのに全然変わらなかったんですよねえ。

もう世界が変わるのを待っていても、らちがあかないので自分が変わっていくしかないみたいです。



このような感覚、つまり「もう世界が変わるのをただ待っていられない」という感覚が私にもあるのかもしれません。

正直、私も、2013年になったら少しは「良いほうに」変わるのかなあ、というくらいのことは思っていましたので、自然環境の荒れ方はともかくとして、人の心の方向性の荒れ方は少しツライ感じもします。お気づきの方もあるかと思いますが、今の人の心の荒れ方は、歴史上でも類を見ないものだと思います。


しかし、何がどうであれ、これは現実の世界。

その中でどの方向に歩き出せばいいのか、わからないまま立ち尽くしている私だったりします。


さて、しかし、今回の記事も興味深いですので、本題のほうへと入ります。





太平洋の上の「風」にも異変が起きている


最近、過去記事を整理したりしているのですが、ハワイ関係の記事もいくつかあります。今回のこととは関係ないですけれど、過去記事を掘り起こす意味で、ハワイ関係で気になる過去記事をふたつリンクしておきます。




そういえば、昨年は、サンディ島という島が消滅したかもしれないというような出来事があったり、オーストラリア近海の海底で数百メートルの隆起があったかもしれないというようないろいろな太平洋の異変の報道がありました。



地図から消滅した南太平洋のサンディ島: 古代の超大陸が分裂したと考えられる海域での「異変」より。


「あったかもしれない」というのは、やはりわからない部分も大きいからです。
データ上の問題や計測機器のトラブルなど、いろいろな原因も考えられます。

しかし、今回のハワイの「風が消えていく」という変化は上のような大きな変化ではなくとも、「そうかもしれない」という感覚的なことではなく、データ上からも示されている事実でもあり、また、それによりハワイの人々の生活が少しずつ変わっていることにも記事ではふれられていています。


風の消失は、「心地よさの消失」というだけではなく、雨が減り、干ばつを招き、そして、火山によるスモッグによる健康被害の増大の懸念(ハワイの町々に火山のスモッグが停留しないのは、貿易風がたえず火山のスモッグを運んでくれていたからだそう)もあるそうで、緩やかなペースではあっても、常夏の楽園と呼ばれ続けるハワイの様相も少しずつ変化しているようです。


それでは、ここからです。
カナダのテレビニュースの報道からのものです。





Hawaii's gentle breezes disappearing, but scientists don't know why
CTV News (カナダ) 2013.06.04

ハワイのおだやかなそよ風が消えつつある。しかし、科学者たちはその理由がわからないという


hawaii-3.jpg


人々がハワイに住みたいと思う理由のひとつに、ハワイ特有の心地よい「そよ風」もその中に含まれているように感じる。それらの穏やかな風は北東からやってくるもので、ハワイの湿度を追い払ってくれることにも十分に役立っている。

ハワイでは人々が涼むために、家のリビングではなく、庭や駐車場などでリラックスしている光景は珍しくない。涼しいそよ風と冷たい飲み物があれば、扇風機もエアコンもなくとも、快適に過ごせるのだ。

ところが現在、専門家が言うには、貿易風と呼ばれるこれらのそよ風が減少し続けていて、ハワイの人々の生活にも少しずつ変化をもたらしている。

それは見た目に大きな変化ではないが、湿気に弱いハワイの人々は以前より扇風機やエアコンを使う機会が増えていたり、あるいは、火山からのスモッグをすべて吹き飛ばすには現在の風はあまりにも弱いために、街にモヤが増えてきているということなどがある。

さらには、風は雨が降る手助けをする。貿易風が減少することは、水そのものが少なくなることをも意味する。当局は、ハワイでの給水の保持と、人々へ節水を促しているが、その理由にこの「風が消えてきている」ということがある。

水の減少は森林が健全に維持することに影響し、また、農作への影響についても、科学者たちは検討している。


なぜ風が減ったのか?

その背景に何があるのかはよくわかっていない。


マノアにあるハワイ大学の気象学者、パオ・シン・チュー博士は、風の減少について次のように述べる。

「そのことはいつもハワイの人々に質問されるのです。どうして風がなくなってきているのかと。しかし、私たち科学者にはまったくその理由がわからないのです」。


地球物理研究ジャーナルで発表された昨年(2012年)の秋の調査では、 1970年以来、ホノルル空港での測定で、貿易風がこの数十年で 28パーセント減少していることが示された。

ハワイに住む住人たちは、体感的にこのことに気づいている。釣りやカヌー、あるいはサーフィンを楽しむ人々は、風が変化したことを直接的に感じているという。

それだけではない。

風が消えてしまってから、時に、ハワイ島のキラウエア火山から出る二酸化硫黄によって産み出された風がホノルルにまで立ちこめ、白や茶色の「もや」を残すことがある。現在のハワイの風は火山のスモッグを完全に飛ばすにはあまりにも弱いのだ。

これは、喘息やその他の呼吸器系の問題を悪化させる懸念がある。

そして、パオ・シン・チュー博士が懸念していることは、今後、ハワイの人口が増えた場合、より多くの水が必要となるが、現在の風の弱い状況は、雨の減少と、その結果としての水の供給の低下に繋がることだという。

ハワイの議会は、予測される雨の減少から森林を守る対策のひとつとして、雑草を除去すること、そして森林植物を掘る野生動物を締め出すことなどを含む森林保護のための 850万ドル( 8億 5000万円)の国家予算を承認した。

貿易風の減少は、ハワイの一部が干ばつとなっている理由の一つだ。たとえば、マウイ島は、今年、観測史上最も乾燥した4月となった。干ばつは農業に影響を与える。

そして、貿易風の減少は、最大の産業であるハワイの観光にも影響を与える可能性がある。毎年 800万人の観光客がハワイを訪れる。しかし、貿易風がなくとも、ハワイの気候は東京や香港に比べても十分に穏やかだ。気温もテキサスやアリゾナのように上がるわけでもない。

なので、観光客の減少ということへの懸念は少ないと現地では見ている。




  

2013年06月05日



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▲ 太陽風の影響で、ふだんはオーロラが観測されることのない多くの地域でオーロラが観測されました。上の写真は 6月 1日に米国オレゴン州のクレーターレイク国立公園から撮影された写真。 Space weather より。

crater-lake.jpeg

クレーターレイク国立公園は地図の上の位置にあり、このあたりの緯度になると、ここまであざやかなオーロラはそう見える場所ではないです。撮影者によると、「突然、この光景が現れた」ということで、オーロラというのはそういう出現の仕方もするもののようです。







 


「 100年に 1度」の形容から「 500年に 1度」の形容に


german-floods-01.jpg

▲ ドイツの各地を襲った激しい洪水の様子を伝える記事。 CBC より。
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数日ボーッとしている間に、世界では(ある意味では「相変わらず」という言い方もできるかもしれないですが)自然災害が続いています。その特徴として「両極端」というような表現ができるかと思います。

壊滅的な洪水に襲われている中央ヨーロッパ」という記事にありますが、現在、ドイツ、オーストリア、チェコなどを中心としたヨーロッパ各地で前例のない洪水に見舞われています。

チェコでは政府による非常事態宣言。

ドイツでは、「 500年に 1度の洪水」というような表現の報道がされています。 500年に 1度などの表現にまでなると「比較の基準があるのだろうか」という疑問も湧きますが、むしろ、「記録では前例にない」という表現のほうが正しい感じがします。

czech-flood-01.jpg

▲ チェコでは政府により非常事態宣言が発令。 ロイター より。




インドの熱波。そして、ロシアの夏の雪

その一方で、インドではこの季節としては前代未聞の猛暑に見舞われており、5月末までに 500名以上が暑さのために亡くなっています。

heat-india-2013.jpg

▲ 熱波を伝えるニュース。この見出しにある数字はアンドラ・プラデーシュ州という場所での死者数で、インド全体では 500名以上に上り、現在も継続しています。


そして、「熱波」の報道がある一方で、ロシアのシベリアでは「夏の雪」に住民たちが驚愕しています。

kero-juna-02.jpg

「完全に異常」とロシアメディアが報道するシベリア地方の「夏の雪」より。


シベリアとはいっても、雪が降ったケメロヴォの6月の平均最高気温は 23度以上あります。東京の6月の平均最高気温が 25度ですから、6月の気候としては比較的同じような感じの場所です。


上のすべてにおいて、このあたりまでになりますと、「異常気象」という言葉を使っても差し支えないのではないのでしょうか。





日本の今年の水は・・・

先月の終わりの、

観測史上3番目に早い関東の梅雨入りの今年は「 I Have a Dream 」から50年目
 2013年05月29日

という記事では、私の住む関東では、史上3番目に早い梅雨入りをしたことを書いたのですが、どうもその後があやしい


雨が全然降らないのです。


メディアでも「梅雨入り後の雨量、記録的な少なさに」というような報道がされていますが、実は今年は、その前から記録的に雨が少ないのです。

fnn-3013-0604.jpg

FNN より。


この報道には下のような記述があります。


5月の西日本と東日本の降水量は記録的に少なく、特に、西日本の降水量は、平年の 39%となった。それに、今回の空梅雨が、水不足に追い打ちをかけている。利根川水系の下久保ダムは、梅雨時にもかかわらず、貯水率が 52.7%しかない。

東京の水がめ、利根川水系の全体での貯水率は、現在 70%で、一見、十分なようにも見えるが、これは平年値の 89%よりも、 2割近く少ない。この貯水率は、東京でも取水制限するに至った平成 6年渇水の時よりも、 6月としては少ない量。

すでに島根県の尾原ダムは、貯水率が 17.1%にまで下がり、放流調整を行っているほか、埼玉県の合角ダムは取水制限を行っている。



そして、どうも今後もしばらく雨の予測はないようで、単なる空梅雨というより、今後の状況によっては、かなり深刻な水不足になる可能性が存在している雰囲気が漂います。

とはいっても、突然の豪雨などに見舞われたりするというのも最近の気候であり、ほんの少し先の予測さえできなくなっているわけですけれど、今のままだと、今年の夏までに「水の問題」が起きる可能性はありそうです。




いろいろと荒れている原因を考えている時に


タイトルに「六芒星」とか「惑星の直列」とかの単語を記していますけれど、ここまで何だか全然関係ない感じになっていました。これはどういうことかいいますと、頭の中では次のような感じになっていたわけです。


・上のような最近の自然災害とか、人心の荒れ方を考えていた。

・思えば、私自身もなんだかウツだ。

・これには何か原因らしきものが何かあるんじゃないだろうか。



というようなことを考えたりしていて、いろいろと見ている時に

7月22日から太陽系の惑星や星座が、直列や、あるいは六芒星を描く

というようなことが書かれてあるらしい英語の記事を見たんです。「らしい」というのは、内容が全然わからないんですよ。

下のようなことが雑然と書かれているのですけれど、占星術的な知識のない私にはよくわからないのです。

22-june.png


なので、解説できないのですが、リンクしておきます。英語のページです。

Star of David - The Cosmic Countdown (六芒星 - 宇宙のカウントダウン)





六芒星の意味

六芒星というのは文字通り六角の星のことですが、いくつかの国の国旗等のマークでつかわれている以外では、中世神秘学などで非常に多用されています。


水星の真実: 探査機メッセンジャーの撮影で水星の「何か」がわかるかもしれない
 2012年03月24日


という記事では、 1785年に発行された「薔薇十字の秘密のシンボル」という古書の中での「水星の役割」について書いていますが、惑星同士の関係を示すマークとして六芒星が非常に多く使われます。

mercury-003.jpg


たとえば、同じ書の中にある下のようなイラストでは、多分エライと思われる感じの人などは、「天使らしき人々にはさまれながら六芒星の中心」にいます。




最近、太陽系のそれぞれ惑星の状態がどうなっているのか、あまり NASA などからのニュースリリースが多くなく、よくわからないのですが、仮にそのような「惑星の直列だとか、六芒星の形を作る」ことに何らかの意味があるとするならば、 7月22日から8月にかけては、混乱を伴う変化の「始まり」になる、ということを上の英語のサイトでは言いたいようなのですが、今ひとつわかりません。

現時点では、「混乱の始め」にいることは実感できますが、これがさらに激しくなっていくというようなことになるのかどうか。


ちょっと長くなりましたので、この「混乱」と「変化」についてはまた書きたいと思います。

また、過去記事には、六芒星と共に「五芒星」(五角形の星)と関連する記事もたくさんありますので、思い出してみたいと思います。



  

2013年06月04日



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▲ およそ3万2000年前の種子から発芽、成長したナデシコ科の植物。ロシアの研究チームが成功。 ナショナルジオグラフィック ニュースより。






 


未来は見えないままだけれど


先週末、神奈川県の藤野というところに行っていたんですが、湖や木々の光景を見てリフレッシュするつもりが、森を眺めているうちに、むしろ、いろいろと精神的に混迷してきまして、昨日は1日ぐったりとしていました。

個人的な迷いとか、自分の家族の問題だとかは書いても仕方ないことですので、それは置いておいて、なんとなく私は都会から遠く離れたところで暮らすようなことを想定して最近生きていたような気がするのですが、藤野で森を見ている時に 2011年 3月の震災直後に書きました記事の、

新しい神話の神様たち
 2011年03月16日

で記したことを思い出したのです。

そこに私はこのように書いています。


次の何千年かの神話がスタートしたのであろうことを感じます。

今の世界には、大洪水の中をひとりで逃げたところから始まるような世界での神話の中で生きてきた人たちもいます。

しかし、これから始まる神話はそうではありません

その頃には、願わくば、文字で記述された聖典などのない時代であってほしいですが、仮にそういうものがあるとしたら、その聖典の最初のページに出てくるのが、今の東北の災害と、もしかすると、今後、日本の他の地域も襲うかもしれない災害の中の「日本人」だと思います。

その何千万人の神様たちが世界の人々に言いたいことは、その何千万人の他の何十億人の人々も、全員が同じ神様そのものであることに気付いてほしいと。




私が最近考えていたことは、単に上にある「大洪水の中をひとりで逃げたところから始まるような世界での神話」の主人公と同じなのではないかと。

あるいは、昨年2012年12月には、中国などでは「舟を建造する人たち」が続出していました。

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▲ 過去記事「世界終末狂想曲」より。


昨年は、こういう中国の人たちを見ながら、なんとなく見苦しさを感じていたのですが、しかし、自分の考えていることも、舟を作り続ける人たちと何も変わらないのではないかと。「ひとりで逃げる神話」の延長。


そう思うと、藤野の森の木々を眺めているうちに、最初は少し恥ずかしく、次に次第に「疲れて」きました。

この「疲れ」は、もう何をどう考えればいいのだかわからなくなってしまう入り口に自分がいることを感じての疲れだったのかもしれません。

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▲ 宿泊した場所から見える森の様子。


そういえば、上にリンクした「世界終末狂想曲」という記事には、7世紀の中国の予言書である「推背图」(ツイベイトウ)というものの第1章の部分を載せています。

大体このような文章で始まる予言書です。


推背图 第一象

私はこの広大な世界の終わりを知らない、と唐の予言者は言われた。
太陽と月のサイクルは永遠続いていくのだと。
盤古(宇宙を作ったとされる神様)以来、物事は龍のように繋がっている。




ここにあるような、世界には終わりもなく、また始まりもないというような概念は様々な伝承、神話、聖典などの中に記されているものですが、しかし、

「そうは言われてもねえ」

というのが、私たちのような普通の人間の偽らざる感覚でもあります。
特に「終わり」の概念が強迫的につきまとうのは人間の本性かもしれません。


いずれにしても、何となく先月あたりに考えていたことが、藤野行きでむしろ停滞してしまった感もありますが、かといって考えるのをやめてしまうことに意味があるとも思わないですし、今のこの「疲れ」がひどくならない程度に考えてはみたいと思います。


ところで、一番上に載せましたナデシコの写真は、 2012年 2月のナショナルジオグラフィック・ニュースにあったものです。下のような概要の記事でした。


3万年前のナデシコ、種から開花に成功
ナショナルジオグラフィックニュース 2012.02.22

ロシアの研究チームが約3万2000年前の種子から花を咲かせることに成功した。

氷河期に、リスが食料貯蔵のために隠し埋めたと見られており、放射性炭素年代測定の結果およそ3万2000年前の種子と判明した。永久凍土の地下38メートル付近から出土し、周囲の地層からはマンモスやバイソンなどの骨も見つかっている。



そして、数日前には、退行した氷河の跡から出てきた「完全に死んでいると思われていた400年前の植物が繁茂を始めた」という科学記事が、米国のエポックタイムズに出ていました。

400年間、氷河の下にあり、「ミイラ化した苔」が、死んでいなかったというものです。

植物たちの生命のエネルギーからは、確かに「永遠」という概念を感じさせてくれるなあ、と思いましたので、それほど大きなニュースというわけでもないかもしれないですけれど、ご紹介したいと思います。





400-year-old Plants Spring Back to Life
Epoch Times (米国) 2013.06.03

400年前の植物が生命の息を吹き返した


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▲ カナダ北極圏のエルズミーア島中部にあるティアドロップ氷河で融解した氷河の下から露出したミイラ化した樹木。この地で採取された苔が植物としての生命を取り戻した。


研究者たちは、カナダ北部の氷河に約 400年前から氷の下に埋葬されていた苔(コケ)が地上で芽吹き始めたことを発表した。

この苔は、放射性炭素年代測定では、400年から 600年の凍結期間があったとされ、西暦 1550年から 1850年の間の小氷河期の間、完全に氷に覆われていたと考えられるものだ。

このカナダ北極圏の付近では 2004年移行、氷河の氷が急速に消えていき、氷の下に埋まっていた多くの植物の存在が明らかになった。



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▲ 研究室で息を吹き返した苔。


それらの植物はすでに完全に死んでいるものと研究者たちは考えていたが、400年前のその苔は死んでいなかったのだ。

この研究の概要は、2013年5月22日に米国科学アカデミーのウェブサイトに掲載された。






ここまでです。

このように、植物は永遠という概念がよく似合う存在であるわけですけれど、同じ生命である私たち人類はどの部分にこの「永遠性」を持っているのかなと考えてしまう次第です。

人間にも(あるいは、ほぼあらゆる生物に)永遠不滅に近い DNA という「永遠の物質」は確かにあるわけですけど、植物のように実際に生き返るわけではないわけで、人間の永遠性は、植物とは違うところにあるのだと思うのですけれど、それは何なのか・・・などと思います。

あるとは思うのですよ。
人間にも明確な永遠性が。



  

2013年06月01日



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昨日の記事、

「私にも夢がある」 : 地球が変わっても変わらなくても、大人にも子どもにも未来が存在するとするならば
 2013年05月31日

の続きを書こうと思っていたんですけど、時間がありませんでした。

今日はこれから自分の子ども(と他の何人かと)神奈川県の藤野というところに行ってきます。車と縁のない私は電車とバス、そして徒歩ですが、自然でも見てきます。


なので、今日明日と記事としての更新はお休みします。


しかし、考えてみると、昨日のような記事はやはり「個人的雑談」のカテゴリーに入るもので、少し前に「 In Deep の過去記事を管理できていない」ということを記したことがありましたが、このように「雑多なジャンルで書きすぎる」ということがありそうです。

この「個人的な未来の夢」というか、今後の生き方については、他のほうに書くようにしたほうがいいかもしれません。思い入れが先行しやすいですし、何より時間のかかることでしょうし。

In Deep では、なるべく時事を扱うべきだと自分でも思います。それも、「今後、急激に変化していく(かもしれない)」2013年の私たちの様々な環境というものを中心に考えたいです。

どの方面の変化が来るかというよりは、「全体(宇宙・地球。人類)はつながっている」とわりと真剣に考えている私から見れば、「時間差はありながらも、まとめてやってくる」というような気はします

私などは巻き込まれてしまう可能性が高いですが、それはそれで仕方ないことだと思います。


そして、2012年もそうでしたが、「ウワサ」は常にあります。

2008年に、米国の軍隊での遠隔透視部隊経験のあるリモートビューワー(遠隔透視者)たちの複数がセッションを行ったことがあり、その時の結論は「2013年6月1日に太陽系の中の異変で地球に大きな変動が起きる」というものでした。

rv2013.gif

▲ リモート・ビューワーのコートニー・ブラウン( Courtney Brown )博士が描いた 2013年中盤の状況のイラストのうちの2枚。Remote viewers predict 2012/2013 meteor impact より。


日本時間では明日の6月2日ですが、私はリモートビューイングそのものを信じないわけではないですが、「時間を特定することは難しい」ということは本人たちが述べています。なので、気にするものではないのですが、ただ、やはりそのビジョンは、私が「将来の地球の光景」として描いている光景とも何となく似ています。なので、上の内容の書いている記事もそのうち訳すことがあるかもしれません。


過去に、

良い時代と悪い時代(1): 500年ほど続いた「穏やかだけれど傲慢な時代」は終わろうとしているのかも
 2012年10月06日

などで書いていました、「地球が流星や小惑星からの影響を受ける時代」というものが近づいている気配は、世界各地で頻繁に目撃されている火球の数などを含めて、そして、何よりも以前なら報道されなかった「地球の近くを通っていく天体に関してのメジャーな報道が多くなった」ということがあります。

少し前の記事(海外では意外とオオゴトで報道される 5月 31日に通過していく直径 2.7キロの巨大小惑星 1998 QE2)でとりあげた小惑星 1998 QE 2 は、日本時間では今日、もっとも地球に接近します。

それでも、距離として500万キロ以上の極めて遠いところを通っていくので、昔なら報道などされなかったものだと思いますが、今回は世界中のあらゆる報道機関で報道されています。

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▲ 小惑星 1998QE2 について報道するロシアのテレビ。VOR より。

もちろん、どの報道も危険性について述べているわけではありませんが、危険が(ほぼ)ないものなのに、大きく報道しているというところが以前とは違います。

こういう報道が急速に多くなったの理由は、2月のロシアの隕石の爆発のこともあるかもしれないですが、他にも何ともいえないですが、人の深層心理が優れているのだとすると「人々の未来への察知」が始まったような気もします。人間は多くの人が言うほど愚かでも無能でもありません。

宇宙が気になる方向で人々の関心の方向も変わってきているのかもしれません。
そして、「何かのキッカケ」で宇宙や自分たちの未来への関心はさらに大きくなるのだと思っています。

そのキッカケが何かはわかりませんし、必ずしもいいキッカケとは限らないかとも思います。


というわけで、今日明日は更新お休みしますということを書くだけのつもりが長くなってしまいましたが、6月は「未来の生活」を考える場やブログを少しずつ設営したいと思います。




  
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