<< 1  2  3 

2013年07月31日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




アルケミーの真実と噛み合わないモダンな 2013年の太陽系の六芒星から感じるのは宇宙の意志ではなく「ある種の人々」の思惑



kazaf-fivestar.jpg

▲ グーグルマップでカザフスタンの陸地に浮かび上がる巨大な五芒星。 後で、このことにも少しふれます。
--



2013年に太陽系の「ダビデの星」が作り出す世界は「宇宙の真実とは関係のないもの」なのかも


先日、

太陽系が形作るのかもしれない六芒星は 7月 22日から 8月 26日まで世界の混乱を導くのか
 2013年07月24日

という記事を書かせていただきました。

もともとはその1ヶ月くらい前の「太陽系で惑星が直列と六芒星をかたち作る 2013年 7月からの地球の行方」という記事に、その頃偶然見つけた下の画像(オリジナルはこちら)を載せたりしましたが、どう見ても理解できなかったのですね。



そして、このページには様々な図が描かれているのですが、7月22日から8月26日まで「太陽系が形作る六芒星」として下のような図もあります。

hex-0730.jpg


これらの図については、その後、お知り合いの方がそこに描かれてある形や図の意味などで、その方がわかる範囲で教えてくださったりしたのですが、そのあたりの些細なことはともかくとして、「私がこの現代的な天体の図と六芒星の関係を理解できなかった」ことに関しての最大の理由は、私は、

「太陽系の六芒星は、太陽、土星、水星、火星、金星、木星、月だけで形作られるもの」

という考えがあったからだということに気付きました。


過去に何度も In Deep やクレアなひとときの記事でもふれていた、18世紀に出版された『薔薇十字の秘密のシンボル』という、ラテン語で書かれた書物を一昨年あたりからよく眺めているからかもしれません。

中世までの神秘主義、あるいは占星術的な考えには、当時はまだ発見されていなかった天王星( 1781年発見)や海王星( 1846年発見)は含まれません。


『薔薇十字の秘密のシンボル』に出てくる星と関連された六角形の位置は、大体においては、

太陽を中心とした六角のフォーメーション



▲ 過去記事 地球は太陽そのもので、その太陽は4であり、かつ日本語の始まりを示すものかもしれない より。




水星を中心とした六角のフォーメーション

mercury-007-627e2-.jpg

▲ 過去記事 水星の真実: 探査機メッセンジャーの撮影で水星の「何か」がわかるかもしれない より。


の二つに大別されます。




「数字の4が世界の中心」だという概念に感銘を受けたとき

この『薔薇十字の秘密のシンボル』が出てきている過去記事はいろいろとありますけれど、

エメラルドタブレット(2): 1785年の「薔薇十字の秘密のシンボル」の冒頭に出てくる数字
 2012年03月09日

などで多く取り上げています。



▲ 上の記事「1785年の「薔薇十字の秘密のシンボル」の冒頭に出てくる数字」に最初に出てくるイラストのラテン語をすべて日本語にしたもの。ラテン語の訳は間違っている部分もあると思います。ちょっと文字が読みにくいと思いますので、下に抜粋しておきます


(上)
エロヒム
エホバ
自然の中
最初の動き
最初の問題
第5の要素が求められている
哲学

(中)
天空の要素
父と母
小宇宙
動物
大地と野菜
鉱山と鉱物
硫黄、水銀、塩


(右)
カオス
不変の聖霊
世界中の魂
精子

(下)
問題
ユーモア
窒素
錬金術

(左)
時間

化学
身体




この In Deep には「4と十字架をめぐる旅」というカテゴリーがあります。私はかつて、「4」という数字の意味に興味を持っていました。

私はこの 1785年の「宇宙の真理を書いているらしい」とされるこの『薔薇十字の秘密のシンボル』の、最初のイラストが上のような4つの「4」が手を結んでいる構図だということにショックを受けまして、それで、暇な時には(ラテン語などは読めないので)イラストを眺めていたりします。

そういうものをこの3年ほど眺めていたということもあり、上のほうに載せましたような「最近の六芒星」は私の知っている太陽系の役割ではないので、それで理解できなかったのだと思います。

『薔薇十字の秘密のシンボル』などの中世の神秘学を見ていますと、単に「何々の形を作る」ということの重要性ではなく、

・数字の意味
・惑星の意味
・それぞれのお互いの作用


が五角形にしても六角形にしても描かれているような感じがします。

そして、その中世の神秘学なり占星学では、太陽系の惑星の中で、

・太陽
・月
・水星


3つがほぼ同等の重大な役割を持っているとされているようです。

あるいは「太陽と月があっても水星がなければこの世は成り立たない」と図によっても明記されています。これは、いわゆるエメラルド・タブレットの図柄にも示されていることです。



▲ エメラルド・タブレット。


このエメラルド・タブレットの上の部分に示されています。

mer-023.png


この部分は、エメラルド・タブレットの解説では下のように記されています。


水星の真実より。

聖杯は、両性具有を意味する水星で支えられている。

水星は男性と女性の両方の性質を持つ。これは「逆にあるもの同士を結びつける」ことをあらわす。

これは太陽と月が水星を用いて偉大な仕事を成し遂げるシステムだ。




長くなりましたが、要するに、今年の「2013年の六芒星」についての個人的な感想は、あるいは社会的な混乱や変動を示唆している可能性はあるけれど、その期間に、人類にとって根本的な意味のある出来事があるとは思えないと考えます。

しかし、どうして「あるいは社会的な混乱や変動を示唆している可能性はあるけれど」と記したのかというと、六芒星、すなわち「ダビデの星」と「13という数」は、「ある種の人々」にとっては意味がある形と数字」だからのように思うからです。


そして、「その意志によって、そのある種の人々が、社会で、あるいは世界で何かを起きる(起こす)という可能性を排除できない」として書いたものです。


そんなことを考えたのも、最近の世界での「異常な事故の多さ」があります。






どうしてこんなに次々と事故が起きるのか


これは実はこのことを単体として記事にしてもいいくらいだと思っていたのですが、Walk in the Spirit さんの「鉄道受難の時代、遠隔操作 (2)」という記事でまとめられてらっしゃいました。

ニュースへのリンクは省略しますが、大まかなだけでも、


2013年7月の世界の鉄道事故

2013年7月6日
カナダ・ケベック州で列車が無人で暴走、脱線して爆発炎上。
47人が死亡または行方不明。

2013年7月7日
ロシア南部クラスノダールで旅客列車が脱線して一部が横転。108人が負傷。

2013年7月12日
フランス・エソンヌ県の駅構内で列車が脱線してプラットホームに激突し大破。
6人の死者。

2013年7月24日
スペイン・ガリシア州で高速鉄道AVEで脱線、少なくとも78人が死亡。

2013年7月29日
スイス西部で国鉄の列車同士が正面衝突し、約40人が負傷し、うち5人が重体。



なぜ、これらの事故に注目したのかというと、「いわゆる先進国ばかり」だからなんです。小さな事故ならともかく、鉄道での死傷事故などそうは起きないであろうこれらの国で1ヶ月の間にこんな重大な事故が次々と起きる。


もちろん、「単なる偶然」なのかもしれないですし、そのあたりは推測しても仕方ないことだとも思いますが、結論的にもう一度書きますと、太陽系が六芒星(ダビデの星)を描くと主張されている 7月 22日から 8月 26日までのあいだは、


人類や宇宙の真実とは何の関係のない時期ではあっても、数字の「13」と「33」と、そして六芒星を利用したい人たちにとっては特別な時期なのかもしれない。


という感じに思えたという次第です。

まあ、これが正しいかどうかもわからないですけれど。

そういえば、一番上にのせた写真のことを忘れていました。





カザフスタンの五芒星

たまに見るギリシャの人のブログがあって、そこにあったものです。

Google Map でどなたでもご覧になれますので、

https://maps.google.com/?ll=52.479696,62.186029&spn=0.003646,0.009645&t=h&z=17

をクリックしてご覧いただきたいと思います。

場所は、カザフスタンの下のあたり。

kazaf-map-03.jpg


拡大しますと、下のようなものです。

kazaf-fivestar-02.jpg



これは単に Google Map で見つけられたというだけで、何かはよくわかりません。さすがに自然の地形ではないでしょうけれど、大きさも数百メートル程度と大きくはあっても、人によって作れない大きさでもないとは思います。とはいえ、「カザフスタンと五芒星の組み合わせ」というものに違和感を感じた部分はあります。

いずれにしても、「新しい六芒星」から考える 8月 26日までの人為的な様々な出来事の可能性。

そして、すでに始まっているこの地球の環境の大変動。

これから起きることが良いことが主なのか、あるいは悪いことが主なのか、それはわからないですけれど、何かが起きた時には「自分が最良だと思う行動は何か」を考えたいです。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年07月30日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





wsj-rain.jpg

▲ 日本の豪雨を報じる 7月29日のウォール・ストリート・ジャーナル「Japan Soaked by Downpours, East and West」より。
--

昨年の7月に、

私たちが経験している現在の気候変動は次の数万年の人類史への扉かもしれない
 2012年07月13日

という記事を書いたことがあります。

昨年も洪水の多い年でしたが、しかし、「1年後の夏はどうなっているのだろう」ということに関しては、どういう方向に行くのかよくわかりませんでした。世界の気候は、すでに、少し先の気候に対しての予測ということ事態ができないような混沌を見せ始めていました。

今あらためて上の記事を読み返しますと、私は下のように書いています。


正直な思いを書けば、今後も、この「洪水」というものとは向き合い続けなければならないことのように感じています。

その理由は、たとえば、九州の「前例のない雨量の雨」というものを見てもそうですが、「もはや天候は過去とは違う」ということがあるからです。

また、こちらの記事では、先日発生したロシアの洪水についてふれたのですが、そのロシアの洪水の状況も「異常」だったことが続報で明らかになっています。



これは予測とかではなくて、文中にありますように単なる「正直な思い」なのですが、この文章の中にある 2012年 7月に起きたロシア・クバン地方での洪水というのは、当時としては「かつて経験したことのない雨」という表現を言い尽くしているような雨と洪水でした。



▲ 豪雨で水没したロシアのクバン地方西部。2012年7月。


そこで起きた洪水について、ロシアのモスクワ国立大学の気象学者が述べた言葉が下のものです。


今回洪水が起きたクバン地方ゲレンジク地域は乾燥した亜熱帯地方に属する。

ところが今回、ゲレンジクでは1昼夜に300ミリの降雨量を記録した。これは7月としては6ヶ月分の降雨量に相当する。

300ミリがどれほど多いものであるかを理解するためには、1平方メートルあたりの面積に10リットルのバケツの水を30回注いでみれば想像がつくだろう。




上の中に「これは7月としては6ヶ月分の降雨量に相当する」という言葉があります。

私は昨年、上の言葉に「驚き」を感じながらも、それでも何となく「ひとごと」のような感覚はありました。


「何ヶ月分の雨が1日で降るとかは特別なことで、そうそうあるものではないだろう」


と。

しかし、今の日本・・・

下の記事は 7月28日の毎日新聞のものです。


記録的大雨:数十年に1度の「特別警報」相当 気象庁発表
毎日jp 2013.07.28

山口、島根両県で28日、局地的に猛烈な雨が降った。気象庁は「経験したことのないような大雨となっている所がある」と発表。

8月30日以降、数十年に1度の災害が迫った場合に発表される「特別警報」に相当する豪雨として警戒を呼び掛けた。

気象庁によると、山口県萩市で正午過ぎまでの1時間に138.5ミリ、島根県津和野町で明け方の1時間に91.5ミリの猛烈な雨を観測、いずれも地点観測史上最多となった。両地点とも午後2時過ぎまでの24時間降水量が350ミリ前後となり、7月の平均降水量を上回った。


yamaghichi-2013.jpg

▲ 大雨で氾濫する山口県萩市の蔵目喜川。7月28日。時事通信より。



上の記事の、

> 24時間降水量が350ミリ前後


という部分。

昨年のロシア・クバン地方の洪水被害で降った「当地での6ヶ月分の雨量」が 300ミリだと書かれてあった部分を思い起こしていただきたいと思います。


そんな途方もない量の雨が、日本の各地で毎日のように降っている。


上の記事にもあります「観測史上最多」という文字を今年何度見たことでしょうか。


break-heavyrain.jpg

▲ 7月30日の Google ニュースより。


そして、他の国の多くでも豪雨と洪水に関して、相変わらず毎日のように報じられています。






巨大洪水の報道を見ない日のない夏


bri-flood.jpg

▲ 英国にも大きな嵐が迫っているようです。デイリースターの 7月28日の記事



中国では歴史的な洪水と歴史的な干ばつが同時に発生している

洪水はいろいろな国や地域でひどい被害を出していますけれど、中国の甘粛省というところで発生している洪水の被害はひどく、現在まだ進行しているかもしれないですが、昨日までの時点では、50万人近くが被災しているとのことです。

gansu-fl-2013.jpg

▲ 甘粛省の天水市というところで洪水で破壊された村。この天水市だけで 22名の方が洪水で亡くなっています。 huanqiu より。



しかし、中国では、その一方で激しい干ばつに見舞われているという現実もあります。

新華社から現在の状況を抜粋します。



Lingering drought scourges parts of China
xinhuanet 2013.07.25

長引く干ばつが中国の地方を苦しめ続ける

ch-dr-2013.jpg

▲ 中国湖南省の邵陽県。干上がった大地がえんえんと続く。

中国中部で7月上旬以降続いている干ばつにより、湖南省では 53万3000人が飲料水の不足にあえいでおり、また、14の市と107の郡の約 600万ヘクタールの農地の作物が損傷を受け、 31万1000頭の家畜の水が不足している。

また、湖南省の 186の河川と 252の貯水池がすでに干上がっている。



この中国の洪水のほうの被害なんですけど、下のようなニュースにあるように「この60年の間で最も多くの洪水による避難民を出した」とありますが、他の洪水の報道でも「そのような見だしの報道ばかり」なんです。この何十年で、あるいは、この何百年で・・・という形容のことです。

ch-60.jpg

▲ 中国のニュースサイト sohu より。


先月の記事「世界中で止まらない「黙示録的な洪水」の連鎖」などで取り上げた、欧州やインドなどの洪水でも「何十年に一度」、「何百年に一度」という報道の文字が躍ります。

こう頻繁にこれらの表現を見ていますと、もう、これは特別な出来事だとはいえない頻度だと思わざるをえません。


最近は以前にもまして「全世界を飲み込む洪水」のようなことを考えることもありますけれど、最近、記事にしています「北極、南極の氷(永久凍土)の溶解」と、今のこの「毎日毎日、新しい降雨記録を生み出すような豪雨の中の生活」を見ていますと、その思いもまた強まります。


まあ・・・・・。


いろいろな理屈や原因はともかく、ともかく、実際に私たちは今そういう時代に生きている。



それにしても、まだ8月にもなっていないわけで、台風などを含めて、気候が本格的に荒れるのは通常ならこれからです。

10月頃を迎えるまでに、これらの気候の劇的な変化と「平行」するように、私たちの精神にも何らかの変化があるのかも・・・とも思いますけれど。

そのあたりについて、また過去のウェブボットの記述や、他のいろいろな観点からまた続けて書いてみたいと思います。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年07月28日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。






予想を上回るスピードで南極の氷床が消えている


先日書かせていただきました、

「現代の社会で海水面が 20メートル上昇したら」: 過去の南極の氷床は繰り返し溶解し、海水面の上昇を起こしていたことが判明
 2013年07月25日

とう記事の途中に「南極が気候変動に反応するのはいつなのか」というような悠長な見だしをつけていたのですが、すでに反応していたのでした。


下は、米国テキサス大学オースティン校の 7月 24日のニュースリリースのスクリーンショットです。

texas-a1.jpg

テキサス大学 ニュースリリース より。


上の記事の内容は、テキサス大学の研究チームが、アメリカ国立科学財団のサポートを受け、南極大陸の氷床の溶解についての徹底的な調査をした結果、

南極の氷床の溶解は 2001年から 2012年まで一貫して増え続けて、その期間に調査地域によって溶解量が 10倍になっていた

ということを突き止めたというものでした。


サイトには、固定カメラでの撮影写真の比較なども出ておりまして、それが下の写真です。

2010年 11月から 2012年 1月までの南極ガーウッド渓谷の氷床の損失の定点観測

ant-2010-2012.jpg



最初、これを見た時には、「白い部分に目が行く」せいか、「氷、別に減ってないじゃん」と思ったのですが、見方そのものが間違っていたのでした。

写真を横にして比較すると、「たった1年ほどでの大量な氷の損失の様子」がよくわかります。

ant-yoko-01.png



そして、下の写真が上の写真を撮影した場所の近影です。

ice_cliff1.jpg


上空から見ると黒く見えるであろう部分も上の写真のように、「氷床の上に土砂が堆積している」というような状態の場所となっているようです。



そして、氷床というのは、さらに接近して撮影すると下のような感じのものなのですね。

ice-sheet-a003.jpg



白い部分が氷なわけですけれど、「これが猛烈な勢いで失われている」ということのようなんです。

今回のこのテキサス大学の記事を読みまして、先日ご紹介させていただいた「南極の洪水」の記事、

南極大陸で史上最大規模の洪水が発生していたことが確認される : 60億トンの氷底湖の水が海へと流れ込んだ計算に
 2013年07月03日

の意味というか、この洪水がどのような感じで拡大していったものだったのかもわかるような気がしました。上の記事では、南極の氷の下の湖(氷底湖)での洪水だったのですけれど、氷床の溶解も非常に速いペースで進んでいるなら、氷底湖の洪水と共に次々と南極の「質量」は海洋へと放出され続けているとは思うのですよ。


いずれにしましても、これまでは空中撮影や、衛星からの撮影などでの氷の「面積」の増減で、氷の溶解などを計測していたようなところはありそうなのですが、今回の調査は、実質的に「南極の質量そのものが減り続けている」ということと、それが非常に速い速度で進行しているということがわかったということのようです。

それが「予想を上回るスピード」であるのなら、地球の海水面の上昇に関しても予想を上回るスピードになる可能性はあるのかもしれないと素直に思います。


そして、今回のもうひとつの話題は、ほぼ同じ内容ですが、場所が「北極」です。






現在、北極は氷の平原が溶けたことによって「湖」に変貌中


下の写真は、米国の CBS ニュースの「溶解した氷が北極に湖を形成している」という記事です。

np-2013-04-07.jpg


同じ場所の写真で、左側の雪で覆われた写真が今年4月の写真、右の海のようになっているのは今年7月の北極の写真です。



北極の気候変動と、それに伴う氷の溶け方に関しては、昨年の記事、

強烈な気候変動の衝撃:氷が溶けた北極海で藻と植物プランクトンが大発生している
 2012年06月09日

で、北極のいたるところで氷が溶けて「池」となっていることが報じられていること。



▲ 米国沿岸警備隊による 2011年7月の北極海の調査の様子。


そして、さらに驚いたのが、北極海でプランクトンが大繁殖して、「北極の海水が緑色になっている」ことなどをご紹介したことがあります。



▲ 左が通常(以前)の北極海。右が植物プランクトンが大繁殖している北極海。


今回の CBS ニュースも夏の話とはいえ、急速に溶けている北極の氷について描かれています。

北極の7月は通常でも氷の溶けるシーズンらしいですが、これほど急速に溶けたのは、「北極としては異常に暖かい気温が2週間続いたため」となっていて、北極の天候も多少異常なようです。さらに、今週、北極にはサイクロンが来る予測だそうで、さらに多くの氷が溶けていく予測となっているようです。

もちろん、通常と同じなら、また秋になれば、北極の湖は氷に戻ります。

まあ・・・通常と同じならば。

というわけで、今回は上の CBS の報道をご紹介してしめたいと思います。
本文自体はとても短いものです。




続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年07月27日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





s-moon-2013.jpg

▲ パルテノン神殿とスーパームーン。2013年6月23日。 HP より。



体調というか、メンタルというか奇妙な日々なのですが


最近、「太陽と人間の活動」に関しての記事を書くことがわりと多くありました。

「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
 2013年07月11日

なぜ「太陽生物学」や「太陽と人体に関しての研究の数々」は歴史から消えてしまったのか?
 2013年07月18日

などの記事ですが、下の記事では、「繰り返しやってくる太陽からの磁気の中で自分の何がどう変わるかを観察してみる」というような小見出しのセクションに私は下のように書いていました。


「地磁気と人類の心と体」が関係があるのだとすると、そういう時に、感情の爆発、体調不良、病気の発現、精神的なトラブル、人間関係のトラブル、暴力的な何らかの事象などが「増える」可能性はあると思います。

もちろん、具体的な現象となって見えてくるものではないかもしれないですが、個人的には「自分の精神状態」も含めて、世の中を見てみたいと思っています。

それと共に、皆さんも体もですけれど、「心」のほうもお気をつけ下さい。



なんて、人の心配をしている以上に、自分自身がおかしくなっています。

体調が悪いというのとも少し違うし、メンタルの方面も何だか朦朧としたり・・・と、まあ、本当に頭がイッてしまった可能性もありますけれど(笑・・・えるのは本人だけ)、上の記事などでは、太陽活動と、それによる地磁気活動が人間に影響を与えているということを書いたのですが、昨日、BBC の記事に、下のタイトルの記事を見つけたのです。

full-moon-sleep.jpg

▲ 英国 BBC の7月25日の記事「Full Moon 'disturbs a good night's sleep'」より


これは翻訳した記事を載せますけれど、最初に要点を書くと、「満月とその周辺の頃」には、


・眠りの時間が短くなり、深い眠りも少なくなる。

・メラトニン(ホルモン)のレベルが減少する。


というふたつのことがわかったということなんです。


これですけどね、少し前に書いた記事で、今年、「スーパームーン」っていうのがあったんですけど、あの頃に書いた自分の状態を思い出したりもしました。

6月29日の記事「再び現れた太陽の横の木星サイズの物体から、類似した過去の現象の時代を振り返る」という記事の冒頭にこう書いてあります。


もうひとつの現実があるような夢を毎晩見ていたスーパームーンの前後

先週の数日間は、異常なほどハッキリとした夢を毎晩見続けていまして、スーパームーンとは関係ないんでしょうけれど、でも何となく、「やっぱり少しは関係あるのかなあ」と考えてしまうほど、毎晩毎晩、現実がもうひとつあるかのような夢を見続けていました。

(中略)

それにしても、夢もあまりにもその様相がリアルだと、「やはりあれはどこか他に存在する現実の別の世界だよなあ」と思わざるを得ない部分があります。



とまで書いてしまうほど、本当に毎日、リアルというのか強烈というのか、そういう夢を見続けました。

それ以降はまたぼんやりとした夢に戻っていたんですが、数日前あたりからどうも「またなんかリアルになってきている」と思っていたんですけど、今回の BBC の記事を見て「もしや」と思い、満月カレンダーというのを見てみたんですよ。

full_moon-2013.jpg

満月カレンダー より。


前回の6月23日の満月はスーパームーンでもあったわけですけれど、最近もまた、7月23日が満月だったようで、 BBC の記事のように、眠りを妨げられているかどうかはともかく「夢のリアルさ」との関係は興味深いですので、今後少し気にしてみようかなと。

次は、8月21日が満月ですので、その数日前後、夢がどうなるものか。


満月と共に太陽活動なんかで地磁気が乱れていたりしたら、もう「マッドネスな昼(現実)のあとに、マッドネスな夜(夢)」というような1日となってしまいそうですけれど。





パラレルワールドと人間を仲介しているのは「夢の程度」をつかさどる月なのかもしれないと思ったり


その頃の記事の、「太陽の巨大コロナホールと時期を同じくして現れるスーパームーン : その影響は地球に対してか人間の「こころ」に対してか」という記事には、月の西洋での価値観について Wikipedia からの引用を記しています。


月 - ヨーロッパの伝統文化

西洋では月が人間を狂気に引き込むと考えられ、英語で "lunatic"(ルナティック) とは狂気におちいっていることを表す。また満月の日に人狼は人から狼に変身し、魔女たちは黒ミサを開くと考えられていた。



私は今の世の中に「狂気」を感じ続けているのですけれど、「月」というのは、その狂気をあらわしてきた存在ではあるけれど、でも、実際には日常の人間の精神に影響しているのは、最近の記事のように「太陽活動とその磁気」である感じがとても強いのですが、しかし「月」は「眠り」に介入していたということが今回わりとハッキリしてきたわけです。

眠り。それは夢との関係でもあるはずです。

月が夢と関係があるのかもしれないと思うと、月はアナザーワールドとの仲介的な概念を持つなのかもしれないとも感じます。


上にリンクした記事「太陽の巨大コロナホールと時期を同じくして現れるスーパームーン 」には、2009年のウェブボットに出ていた「未来に起こりそうな出来事」として、次の項目が挙げられていたことを記しています。


・海洋の異常
・米国の社会崩壊
・米国の経済危機
・米国の食糧危機
・全世界の経済危機
・全世界の政治危機
・内部告発者の報道機関への登場
・報道の統制の崩壊
・恐怖による支配の崩壊
・宇宙からの未知のエネルギー
・エイリアンテクノロジーを持ち出す2人の男
・太陽の病気
・太陽の異常が人間に及ぼす影響
・通貨の喪失
・戦争の脅威


ここにあるものは、多くが 2013年の今とリンクするものですが、「月」に関する項目はない。

しかし、全体として変化していく中に「月の影響が大きくなる何か」は出てきそうな気はするのですけれど。


ふと、昔書いた様々な「太陽と月」に関しての記事を思い出します。

あまり多岐に書くとゴチャゴチャしますので、今回はこのあたりまでとしておきますけれど、特に思いだしたのは、「月と太陽は見た目では同じ大きさだった」ことを知った日のことです。

地球と太陽の組成はまったく違うものというオーストラリア国立大学の研究発表
 2012年04月06日

という記事の余談の中で書いています。

夜の月を見た翌日、同じ位置で「曇った日の太陽」を見た時に知ったのでした。






また、アイヌ語で、太陽と月の呼び方が、

・昼の太陽(トーカム・チュッ・カムイ)
・夜の太陽(クンネ・チュッ・カムイ)


というもので、大ざっぱにいえば、「夜」と「昼」だけの違いの区分であり、基本的に同等の呼び方をしていたことも知りました。


それと、今回の記事に出てくるメラトニン

これも松果体などと絡んだ話となってきて、「第三の眼」というようなこととも関係しそなんですが、今回は余談はここまでとして、 BBC の記事に入ります。

松果体とメラトニンの関係について書いた過去記事は、

あらゆる手段で「光」を求める生命: フンコロガシの行動、松果体の意味、そして「太陽神の目」の実体
 2013年01月29日

などいくつかあります。メキシコの「松果体で見る魚」の話や、ジョルジュ・バタイユの『松果体の眼』という小説の話などにもふれています。

third-003.jpg

▲ 上の記事より、松果体で光を見ていることがわかった目を持たない淡水魚。


今の世の中は大変なことが多いですが、その一方で人間が本当に影響を受けているものや、「本当の知覚」というものに私たちはもしかすると、少しずつ近づいているのかもしれません。


それでは、ここから BBC の記事です。

なお、研究を導いたスイスのバーゼル大学とは、1460年に創立されたスイス最古の大学で、ユングも卒業者だという歴史ある大学です。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年07月26日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





宇宙も太陽も自分たちの中に存在しているという認識を持つ人類文明を夢見ながら

soho-angels.jpg



真実の太陽に近づくためには、太陽の変化が必要なのではなく、私たち人類の精神的変化が必要だと考える最近


少し前に、下のふたつの記事を書きました。

「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
2013年07月11日

「真実の太陽の時代」がやってくる(2):私たちの太陽系は「尾」をなびかせながら宇宙を進んでいた
2013年07月14日


上の「1」のほうは、『太陽活動と景気』という本に掲載されていたおびただしい資料と近代の太陽に関しての学問の歴史を見ているうちに、「人類史と太陽との間のあまりにも密接な関係」いうものがわかってきたということを書いています。

「2」は、最近観測された「太陽系の全体の真実の姿が彗星と似ている」ということを記した記事でした。パンスペルミア説の多くでは、彗星が宇宙の中で生命を運搬すると考えられています。



▲ 上記記事「「私たちの太陽系は「尾」をなびかせながら宇宙を進んでいた」より。


そして、これらの記事に「真実の太陽の時代がやってくる」というタイトルをつけた意味なのですが、それは、太陽のほうに何か起きるというほうの意味ではなく、「太陽に対しての人間の考え方にきっと変化が起きてくる」という一種の希望をこめてつけたものです。


上の「1」の記事ではロシア宇宙主義の科学者であり、太陽生物学(ヘリオバイオロジー)という学問を提唱したチジェフスキー博士について、三菱 UFJ 証券参与・景気循環研究所長の嶋中雄二さんの著作『太陽活動と景気』の中に書かれてある下の部分を抜粋しています。


ロシアの科学者で歴史家でもあったA・L・チジェフスキーは、紀元前 600年にまで遡り、戦争、民族大移動、革命、流行病のような社会的大変動に及ぶ資料を72の国から集め、これら地球上の人間活動と太陽活動との関係を徹底的に調べた。

太陽の影響力は、彼によれば、個体から集団、群生に至る生物系のすべての組織レベルにおよんでいるとされた。

こうして、チジェフスキーは、地球上のあらゆる生物の発達は、太陽宇宙因子の直接的影響下に進んだものであり、人類もその例外ではないと考えた。彼は、戦争や革命など人間の不穏状態に関する徴候、あるいは「大衆の興奮も太陽の周期に従っている」とした。



上の中で、

> 戦争や革命など人間の不穏状態に関する徴候、あるいは「大衆の興奮も太陽の周期に従っている」


の部分に関しては、その相関グラフから明らかで、チジェフスキー博士は下の図を 1920年に発表しています。今から2年ほど前の記事「最近のカオスな太陽データから考えるいろいろなこと」に載せたものに注釈を加えたものです。

helio-1920.png

▲ オリジナルの論文は、 Cycles Research Institute に保存されています。


今、社会は全体として混沌としていますけれど、様々な要因はあるとしても、その最も大きな要因は「太陽」だと言って差し支えないと私は思います。

しかし、この響き・・・、つまり、「動乱や戦争の一番の原因が太陽」だなんてことは、今の人間社会の価値観では認められないし、もちろん、そんな報道もできないはずです。

その最も大きな理由は「人間が人間をコントロールしているのだ」という意識が、今の地球にはあまりに大きいからだと私は考えています。「エライのは自然ではなく人間である自分なのだ」と。

確かに、人間が人間を社会的にコントロールしていることも事実ですけれど、それが「大きな波」となって社会を変革や破壊するまでの大きさになるためには、地球の人間の精神状態や生理状態がいつもとは違う興奮状態にある必要があります。

もっとも、ある種の社会的指導者の人々の一部はこの「太陽と人間の仕組みを知っている」という可能性はあります。

911が起こされたのも太陽活動最大期でした。

・・・いや・・・そんな程度の話ではなく、歴代の人間による歴史的な事件のほとんどは太陽活動最大期に起きています。

下は4年前にクレアなひとときの「皆既日食と地震と1963年のことなど」という記事のために調べた、過去の太陽活動と世界の歴史的な大事件の発生の関係です。



・第5太陽活動周期(1790年前後がピーク) フランス革命(1789年)
・第6太陽活動周期(1805年前後がピーク) 神聖ローマ帝国の解体(1806年)
・第7太陽活動周期(1815年前後がピーク) ウィーン体制の開始(1815年)
・第8太陽活動周期(1830年前後がピーク) フランス7月革命(1830年)
・第9太陽活動周期(1838年前後がピーク) アヘン戦争(1840年)
・第10太陽活動周期(1850年前後がピーク) 太平天国の乱(1851年)
・第11太陽活動周期(1860年前後がピーク) アメリカ南北戦争(1861年)
・第12太陽活動周期(1870年前後がピーク) 独仏戦争(1870年)
・第13太陽活動周期(1885年前後がピーク) 甲申政変(1884年)
・第14太陽活動周期(1895年前後がピーク) 日清戦争(1895年)
・第15太陽活動周期(1918年前後がピーク) ロシア革命(1917年)
・第16太陽活動周期(1930年前後がピーク) 大恐慌スタート(1929年)
・第17太陽活動周期(1940年前後がピーク) 第二次世界大戦勃発(1939年)
・第18太陽活動周期(1948年前後がピーク) 第1次中東戦争(1948年)
・第19太陽活動周期(1958年前後がピーク) チベット動乱(1959年が頂点)
・第20太陽活動周期(1970年前後がピーク) ブレトン・ウッズ体制の終了(1971年)
・第21太陽活動周期(1980年前後がピーク) イラン革命(1979年)
・第22太陽活動周期(1990年前後がピーク) ソ連崩壊(1991年)
・第23太陽活動周期(2000年前後がピーク) アメリカ同時多発テロ(2001年)




何もかも「歴史的な争乱や変革」というのが、太陽活動の最大期に起きているのです。

この時期でなければ、それらは上の時ほど大きな動乱にならなかった可能性もあるかと思います。

なので、「仮に」、そういう事件や出来事が何者かによって仕掛けられていたものだとすれば、誘発させる「タイミング」は太陽の活動状況と照らし合わせていた可能性を強く感じます。





太陽を理解する時までに

現在の社会では、太陽と社会活動の関係は真面目な社会論の中で語られることはありません。

しかし、いつかは私たち人間はそこに向かわなければならないはずです。

太陽こそが私たち人間の活動の中心だということを認識するという方向に。



太古、さまざまな地域の人々は、太陽を神と崇め、あるいは神と崇めなくとも、太陽を中心とした生活を送っていました。

太陽が単に熱と光を与える「学問上の物体」という範疇を越えて、人間の生活の中心だったと思います。そして、太陽生物学のような近代の様々な学問も、「太陽と人間が一体化していること」を調査で明らかにしているのです。




▲ アステカ神話の太陽神トナティウ。神話では現在の太陽そのものの存在で、この神の舌(黒曜石のナイフ)が宇宙を形作る4つの要素と一致する時、現在の第5の太陽滅亡の日となるのだそう。過去記事「太陽黒点磁気スマイルと現在の太陽神トナティウ」より。


しかし、もっと重要なことは「私たち人間は太陽に単に支配されているわけでも、太陽に従属しているわけでもない」ということです。

なぜなら、太陽は宇宙の中にありますが、その宇宙の場所は最終的に「人間の中に存在する」ということを・・・まあ、以前たまに書いていましたが、なかなかわかりやすく書けないので最近は書いていませんけれど、いずれにしても、私自身は、宇宙は人間の中にあるということを理念ではなく、現実に考えています。

ところで、日月神示の「月光の巻 第25帖」という中には下のような記述があるそうです。
部分的な抜粋です。


肉体の自分と魂の自分との和合出来たら、もう一段奥の魂と和合せよ。更に、又奥の自分と和合せよ。一番奥の自分は神であるぞ。

山も自分、川も自分、野も自分、海も自分ぞ。草木動物 悉く自分ぞ、歓喜ぞ。その自分出来たら天を自分とせよ。天を自分にするとはムにすることぞ。



ここに


> 天を自分とせよ


とありますが、その状態に行き着けるかどうかとは別として、天が自分なら、「太陽はその中にある」ということにもなります。つまり、「自分の中に太陽がある」と。



何だか太陽のことを長々と書いてしまいましたが、また、先日、「太陽の天使」が NASA の太陽観測衛星 SOHO に撮影されていましたので、ご紹介しておきます。





繰り返し現れ始めた「太陽の天使」と呼ばれる光


その前のものも、過去記事の、

太陽の天使の再来
 2013年02月21日

より載せておきます。








今回のものは 7月24日の太陽観測衛星 SOHO の画像に写っていたものです。

sun-angel-20130724.jpg


実際の写真へは、 NASA の 20130724_0500_c2_1024.jpg にあります。

まあ、こういうものの正体はともかく、太陽と私たち自身の関係性に関しての「考え方」が変化していく社会を私たちの世代で見ることができるのかどうなのか。

若干諦めの気分が強いのは確かですが、多少の希望はまだあります。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年07月25日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





sea_level-top.jpg



様々な洪水の原因の中のひとつにある「海水面の上昇」


最近は、洪水の報道をご紹介することが多かったのですが、ここ数日では、日本の東京、韓国のソウル、北朝鮮のピョンヤンと、立て続けに東アジアの首都が「記録的な短時間豪雨」で一瞬にして一時的な洪水に見舞われています。

kita-1.jpg

▲ 7月15日頃の北朝鮮の中部の様子。imbc より。北朝鮮の多くの地域で7月に入って以来、雨が降り止まない場所が多いのだそうです。



これらのことは、地球の記録の、

東京 - ソウル - 平壌 : 東アジアの各首都が豪雨のターゲットになっている 2013年の夏
 2013年07月24日

などで記事にさせていただいています。


それにしても、今年の「洪水の被害」は、経済的な数字から見ても過去最悪のクラスのものであるらしいことが、 2013年上半期での世界での保険金支払いについて記されていた米国のディスカバリー・ニュースを見て知りました。

Floods Top 2013 World Disaster Bill So Far
 

その内容を簡単に書くと、

・欧州、アジア、カナダ、オーストラリアの洪水での損失は自然災害全体の 47%を占めた。
・5月と6月のドイツの洪水では 160億ドル( 1兆 6000億円)の損害があった。
・ドイツと欧州の洪水被害(金額的損失)は 1980年から 2倍に増加。


というような感じです。

その一方で意外な感じがしたのは下の点です。

・地震や竜巻を含めた自然災害の保険額の損失は平均を下回っている。
・米国の竜巻は平均よりかなり少ない(年前半の平均発生数が 1075に対し、今年前半の発生数は 625)。


ということです。

ただ、米国の竜巻の数は減っているのかもしれないですが、ひとつひとつの規模と被害の程度の激しさは、大きくなっているような気がします。

tr-us-05.jpg

▲ 5月26日に、米国ネブラスカ州カスターという町で撮影された竜巻と落雷が一緒になった写真。ここまでくると、恐ろしさを越えて、美しくさえ感じます。Capturing Adventure より。




記録的豪雨の中で進む史上最悪の関東の水不足

ところで、一昨日(7月23日)に、関東各地で「局地的な記録的豪雨」がありました。雨の被害の状況なども知りたく、6時くらいからの NHK の首都圏のニュースをつけていたのですが、ちょっと苦笑してしまったことがありました。

その日の夕方はずっと画面の左に「大雨情報」のテロップが出て、画面上部には「どこそこで浸水」とか、「何々川の水位が警戒レベルを突破」とか次々と流れるのですけれど、そんな「大雨に関するニュース」の文字に囲まれる画面の中で始まったのが下の報道でした。

water-10.jpg

利根川水系 あすから10%の取水制限


そうなんですよ。

実は、関東地方はずっと渇水状態が続いていて、ついに取水制限が始まったのです。今後もしばらくまとまった雨が降る可能性もないようで、気象のサイトでも「台風だけが頼り」というようなニュアンスのことが書かれていました。

場合によっては、関東(一都五県)は過去最悪レベルの水不足に陥る可能性もあります。

私の住んでいるところは完全にその中に入っております。

最近の関東では、毎日のように局地的な短時間豪雨が降り、そのたびに雨の被害が出ますが、こういうものはまったく水不足の解消には関係ないそうです。「大雨警報のテロップに囲まれながら深刻な水不足のニュースを見る」というのは、どうにも見事に均衡を欠いている現実を思わせます。


というわけで、ここから本題です。





南極が気候変動に「反応」するのはいつなのか


南極大陸周辺の環境の一種の「崩壊」に関しては昨年来取り上げていて、最近では、

崩壊し続ける南極大陸 : 東京23区のサイズ以上の面積の氷山が南極の氷河から分離して漂流中
 2013年07月17日

という記事でふれたことがありますが、その他にちょうど1年ほど前の記事の、

メルトダウンの序章? : たった4日間でほぼすべて溶けて消えたグリーンランドの氷床
 2012年07月26日




というような出来事もあり、最近は「極地周辺の氷が大規模に崩壊したり、溶けたりしている」という事実はあるようです。


そんな中で、最近の学術論文の紹介記事で、「過去、南極大陸の氷床は繰り返し大規模に溶け、海水面を10〜20メートル押し上げていた」という内容のものを見つけましたので、ご紹介したいと思います。

記事の中では、「今世紀の終わりまでにはまた起きる」というような書き方がされていますが、上のグリーンランドの例をみても、溶ける時には一瞬だと思います


ところで、これは単なる興味の範疇の話となりますが、「日本で海水面が20メートル上昇したらどうなるか?」ということについて、やや興味があります。これは、海外の Flood Maps というサイトで調べることができます。

そこでシミュレーションをしてみましたら、海水面が20メートル上昇した場合、日本の都市部などの沿岸は次のような感じとなるようです。

青いところは水没する場所です。


東京湾周辺

1-tokyo-under-water.jpg



大阪湾周辺

2-osaka-underwater.jpg



北海道内陸部

3-hokkaido-underwater.jpg



東京、大阪共になかなか厳しい状態となりそうです。

ところで、なぜ、北海道のシミュレーションを載せたかというと、真ん中のほうに「岩見沢」という地名が見えると思いますが、ここは私が生まれたところで、今でも家族全部と、父方、母方のほとんどの親戚が住んでいます。

ここは海から数十キロ離れた場所なんですが、それでも「見事に水没する」のです(笑)。

北海道の海岸線は 20メートルの海水面上昇でもほとんど水没しないのに、遠く離れた札幌や岩見沢が水没するわけなんです。海水面が上昇した場合、実家は海の中ということになりそうで、未来の帰省は下のようになるのかも。

kisei.jpeg


ちなみに、この岩見沢のあたりは「空地平野」という平らな土地で、一節では「古代火山の破局噴火のカルデラの残骸」という話もあるということを聞いたことがあります。

まあ、いずれにいたしましても、海水面の上昇が私たちの生きている時代に来るのかどうかはわからないですが、しかし、今回のインペリアル・カレッジ・ロンドンの調査では、「そう遠くない未来に壊滅的な海面上昇がやって来る」ということは間違いないようです。

それでは、ここからその記事です。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年07月24日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





わたくし本人はすでに怠惰とカオスの輪廻の中で訳もわからず生きている状態。



下の写真は昨日(7月23日)に、アメリカミシガン州で撮影された乳房雲です。

mammatus_-mi-2013-07-23.jpg


乳房雲そのものは比較的見られる現象で、5月の「異常といえば異常、普通といえば普通かもしれない最近の世界のいくつかの現象」という記事にもいくつか載せたことがあります。

ただ、上の写真を見て、「なぜこんなに黄色いんだ?」と思いました。

写真はスペースウェザーに出ていたもので、読んでみてもよくわからなかったのですが、その記事をご紹介しておきます。


MAMMATUS OVER MICHIGAN
Spaceweather 2013.07.23

昨日、ミシガン州のアイアン・マウンテンに土砂降りのスコールがあった。そして、その雨は空に異常な雲を残していった。

この写真を撮影したローラ・タッピーさんは以下のように語る。

「5分間ほど大雨が降ったんです。その雨が降り止んだ時には空が黄色に変わっていて、そこにこの乳房雲が現れたんです」。

牛の乳房のような形状をしているために「乳房雲」と名付けられた、これらの雲は、激しい雷雨の後に出現することがある。乳房雲そのものは一般的に見られるものだが、しかし、なぜ、このような形状の雲となるのかは誰にもわかっていない。そのため、研究者たちからは、「魅力のある謎」という呼ばれ方をされている。



ということなんですけれど、ローラさんの説明の中の「5分ほど降った雨が降り止んだあとに、空が黄色に変わっていた」は何なのでしょうね。

夕焼け?

この形の雲で「色が黄色い」というのは何だかちょっと禍々しいというのか終末的というのか、いろいろ考えさせられます。





2013年7月22日から何か世界は変わっているのでしょうか


なんかこう・・・相変わらず、「世界の状態も個人の精神もグチャグチャ」というような思いから逃れられない部分があります。

先日の記事では、太陽の北極のコロナホールの写真を載せましたけれど、その太陽の今のコロナホールの状態もまた、「苦悶にあえぐ顔」のような形として出現しています。

下の黒い部分はすべてコロナホールです。

coronalhole_0723.jpg

Spaceweather より。


私のほうもなんとなく「怠惰と混沌の間を行き来している感じ」で、昨日なども、何だかよくわからないうちに1日が終わっていました。

午前中、病院に行く用事があり、皮膚科だったんですが、これがムチャクチャ混んでいまして、まあ混んでいることは奥さんから聞いて知っていたので、先日の記事に書いたアレニウスの『宇宙の始まり』を待合室で読んでいたんですけれど、午後に病院を出た後、完全にボーッとした状態になってしまって、外を歩いたり、涼しい建物に入ったりしながら、気付いたら数時間経っていて夕方でした。

何やってたんだ? オレは

と思いながらも、まあそういう無為な時間も悪くはないかと家に帰りましたら、帰宅した5分後くらいに、突然周囲が真っ暗になり、豪雨。

これは、昨日、報道などでもあった関東の豪雨なんですけど、最近はこの「夕方のスコール」は比較的頻繁にあって、慣れてきている面もあります。


ところで、以前、

太陽系で惑星が直列と六芒星をかたち作る 2013年 7月からの地球の行方
 2013年06月05日

という記事で、「 7月22日から太陽系の惑星や星座が、直列したり、あるいは六芒星を描くことで、世の中が混乱気味になるらしい」というようなことを書いたことがありました。

その時に掲載した図の一部は下のものです。



Star of David - The Cosmic Countdown (六芒星 - 宇宙のカウントダウン) より。


その上のほうには、下の図のような時間軸に沿った、やはり何だかよくわからない説明が添えられています。日本語は私が入れたものですけれど、占星術的な意味で訳があっているかどうかわかりません。

22-dunk.png


相変わらずよくわからないのですが、どうも、太陽系の惑星が整列するだか、ダビデの星(六芒星)の形を描く(?)とかいうような状態は、7月22日から8月26日までの間のことのようで、この間に、多分、社会的なことなのだと思いますが、混乱的なことがあるのか、あるいは「混乱の芽が成長していく」のか、どちらかわからないですが、カオスな出来事がいろいろとあるのかもしれません。

いやもう、十分カオスな現代ですけれど。

7月22日は、日本では何かありましたかね。

まあ、選挙が終わって新しい政治体制が始まった日で、経済とか国債とかはカオスになりそうな感じもしますけれども。




CIA の「気候コントロール計画」の発表

「混乱の芽」といえば、最近は、世界どこでも天候の話題が毎日報じられる感じですけれど、今、アメリカで「 CIA が気候操作プロジェクトの研究予算を計上した」ことが話題になっています。

cia-control.jpg

HP より。

VOR から内容を短く抜粋します。


CIA、天候操作術研究に63万ドル投下
VOR 2013.07.23

米国CIAは天候を操る技術の開発に関心を注いでいる。

サイト「マザー・ジョーンズ」によると、CIAは気象工学への投資を行う。たとえば太陽光線の制御や大気中の炭酸ガスの減少についての研究に予算が割かれる。総額63万ドルが投じられる。

このプロジェクトには国立アカデミーや海洋気象研究所、NASAも参加する。参加の目的についての質問に、CIAの代表者は「国家安全保障のため」と 答えている。しかし真意は不明。様々な疑惑を呼びそうだ。



「様々な疑惑を呼びそうだ」とありますけれど、しかしその前の段階として、気象のコントロールと一言でいいますが、気候の決定要因さえハッキリしていない現在、どの程度研究できるのかとは思います。

天候には、海洋温度、海流、太陽活動、宇宙線、あるいは地熱(地下の放射性崩壊)も含まれているはずで、そういった膨大なものは「コントロール」というより、現時点では「理解」もしていないと感じます。

予算も研究段階とはいえ、日本円で 6300万円と少なく、真剣味も感じません。

欧州原子核研究機構( CERN ) では、宇宙線と雲の生成の関係を研究していますけれど、その「雲」に限った実験の年間予算ですら、こちらによると、 2億 5000万円要求していたようです。

まあしかし・・・米国はすでに数多くの衛星や、使途不明の宇宙探測機を持っていますので、気象コントロールがまったく不可能だとは思わないですけれど、でも、なんだか地球の気象と宇宙の関係を甘く見ている感じもしないでもないです。

それでも、もう少し具体的な報道がありましたら、ご紹介することもあるかもしれません。



さて、今日もなお私のほうは、「怠惰と混沌の輪廻」から抜け出せていません。

整然とした報道を翻訳するのも難しそうですので、昨日、待合室で読んだアレニウスの『宇宙の始まり』の中にあった、ちょっといい古代の文章を抜粋したいと思います。



リグ・ヴェーダに見る宇宙の始まり


アレニウスは『宇宙の始まり』の最初のほうで、世界各地の神話や聖典を取り上げていますが、これはインドのリグ・ヴェーダという聖典の「宇宙の誕生」についての記述なのですが、私が気に入ったのは、「内容が何の答えも導いていない」というところです。

rigveda.jpg

▲ 古代インドの聖典リグ・ヴェーダ。


他の様々な聖典では断定口調で語られる「宇宙の始まり」をこのインドの聖典では「この世界がいかにして創造されたかを誰が知っていよう」というような文言さえ入るのです。

このリグ・ヴェーダというものは Wikipedia の説明ですと、次のようになっていました。


『リグ・ヴェーダ』は古代インドの聖典である。サンスクリットの古形にあたるヴェーダ語で書かれている。全10巻で、1028篇の讃歌からなる。

古代以来長らく口承され、のち文字の発達と共に編纂・文書化された数多くあるヴェーダ聖典群のうちのひとつで、最も古いといわれている。




それでは、人によっては私と同じように「混沌として精神」の中にいる方や、あるいは、7月22日から始まったかもしれない「混沌とした世界秩序」を前にして、このインドの聖典の宇宙の始まりをお読みいただければと思います。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年07月22日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





見たことのないような巨大なコロナホールを目にして

先週、太陽の「北極」の部分にコロナホールと呼ばれる暗い部分が移動しながら、太陽の北の極地を覆い続けていたのですが、その大きさ!

下は 7月 18日のその写真です。

corona2013-07.jpg

▲ 太陽観測衛星 SOHO による撮影。


こんな大きなコロナホールは見たことがないように思いますし、そのことに驚いたりしていたのですが、コロナホール自体は珍しい現象というわけではないです。

しかし、コロナホールは、地球に対して太陽風で「地磁気」に大きな影響を与えます。

先日の、

21世紀も「太陽が暗くなる時」を経験するのか? : 全世界が地獄の様相を呈した6世紀と酷似してきている現在に思う
 2013年07月15日

という記事で、「地磁気と人間の健康や精神とは大きな関係があることはほぼ確実かもしれない」ということを記したのですが、上の巨大なコロナホールも地球の地磁気にかなり影響を与えていると思われます。

その影響の結果はともかく、今回はこのコロナホールについての記事をひとつご紹介したいと思います。



その前にひとつ書いておきたいことがあります。





ジョルダーノ・ブルーノが「焼かれた」直接の理由


子どもが夏休みに入って、少し慌ただしかったりしたのですが、昨日、記事を更新できなかったのは、書いている途中でネットで買った本が届いたことでした。

それに目を通しているうちに時間が来てしまったのですね。

その本は Amazon のリンクで見つけた宇宙の始まり - 史的に見たる科学的宇宙観の変遷』というタイトルのものでした。

書いたのはスヴァンテ・アレニウスという人で、いわゆる物理化学の創始者の1人と言われる人ですが、 Wikipedia の説明では下のような方です。


スヴァンテ・アレニウス

arrhenius.jpg

スヴァンテ・アレニウス(1859年 – 1927年)は、スウェーデンの科学者で、物理学・化学の領域で活動した。物理化学の創始者の1人といえる。1903年に電解質の解離の理論に関する業績により、ノーベル化学賞を受賞。アレニウスの式、月のクレーター Arrhenius、ストックホルム大学の研究所名などに名を残している。



この『宇宙の始まり』という本の日本語訳が最初に出版されたのは昭和6年( 1931年)のことで、私の手にしたものはそれを現代仮名遣い等に訂正し復刻したようなものらしいです。


このアレニウスという人は、 In Deep にも過去にも何度か名前が出てきておりまして、最初に出てきたのは、一昨年の、

宇宙塵自身が生命であることに言及した 100年前のノーベル賞学者の実験
 2011年05月07日

という記事でした。

ごく最近では、

なぜ「太陽生物学」や「太陽と人体に関しての研究の数々」は歴史から消えてしまったのか?
 2013年07月18日

という記事の中にも出ています。

そんなわけで、興味はあったのですけれど、その著作を手にしたことはなかったのです。

それが Amazon の「この商品もいかがですか?」的なリンクに、このアレニウスの『宇宙の始まり』という本があったのでした。古本で 350円でした。

相変わらず目次を見て、興味のある部分だけを読むという読書法ですが、サブタイトルの「史的に見たる科学的宇宙観の変遷」にもあるように「宇宙の創造の神話」から始まるもので、いわゆる科学書よりは飛躍的に楽しい内容だと思います(まだ一部しか読んでいないのですけど)。

でまあ、いろいろな部分はともかく、目次の中にジョルダーノ・ブルーノに関しての記述があったのです。ブルーノは過去記事にもずいぶんと出ていただいていた方です。





ブルーノは、上のように「自説を撤回しなかったため、火刑となる」とありますが、以前からどうも曖昧な説明だなあと思っていたのです。

アレニウスの著作にその具体的な理由が出ていたのです。

それは、「モーゼのおこなった奇蹟も単なる自然の法則によってに過ぎない」と主張したのが、ブルーノが火刑になった直接の原因だったのでした。

mose1.jpg

▲ モーゼの奇蹟と呼ばれているもの。


「あー、その時代にそれを言っちゃなあ」

と思いましたが、アレニウスはブルーノの学説の主張と経歴を大変に短く、わかりやすくまとめていますので、資料として記しておきます。




第6章「新時代の曙光。生物を宿す世界の多様性」より
アレニウス著『宇宙の始まり』

ジョルダーノ・ブルノはその信条のために国を追われ、欧州の顕著な国々を遊歴しながらコペルニクスの説を弁護して歩いた。しかして、恒星もそれぞれ太陽と同様なもので、地球と同様な生存者のある遊星で囲まれていると説いた。

彼はまた、太陽以外の星が自然と人間に大いなる影響を及ぼすというような、科学の発展に有害な占星学上の迷信に対しても痛烈な攻撃を加えた。

彼は、諸天体は無限に広がる透明な流体エーテルの海の中に浮いていると説いた。この説のために、またモーゼの行った奇蹟も実はただ自然の法則によったにすぎないと主張したために、とうとうヴェニスで捕縛せられ、ローマの宗教裁判に引き渡された上、そこでついに焚殺の刑(火刑)を宣告された。

刑の執行されたのはブルノが 52歳の春 2月17日であった。

当時アテンにおけると同じような精神がローマを支配していて、しかもそれが一層粗暴で残忍であったのである。要するに、ブルノの仕事の眼目はアリストテレスの哲学が科学的観照に及ぼす有害な影響を打破するというのであった。

宗教裁判の犠牲となって尊い血を流したのはこれが最後であって、これをもって旧時代の幕は下ろされたと言ってもいい。






ちなみに、アレニウスの書いたこの『宇宙の始まり』の最後の章に、私の思っていることを一文で言い表している記述がありました。



生命は、宇宙空間、すなわち地球よりも前から生命を宿していた世界から地球に渡来したものと考え、また物質やエネルギーと同様に生命もまた永遠なものである、とこう考えるより他に道はほとんどなくなってしまう。



とあるのでした。

同時に、アレニウスは「生命の永遠性の証明は困難である」とも書いています。


ちなみに、この『宇宙の始まり』そのものは上のように素敵な記述が多くある一方で、典型的なエリート白人であるアレニウスの「未開民族に対しての差別的な表現」も多々、目にします。

多分・・・アレニウスは人間的、あるいは人道的には大した人じゃなかったと思います(笑)。

しかし、それとは別に彼は「完全な科学者」だった。


それにしても、現代の宇宙モデルが「オカルトに近い」ということを、この本などを少し読むだけで改めて思います。

昨年の記事「大出血のような太陽フレアと真っ赤な富士山上空を眺めながら「物質は永遠」という法則を子ども科学本で知った日」で知った「物質不滅の法則(質量保存の法則)」の観点からだけでも、それは思います。


しかし・・・最近ではもう、世の中(の科学論)は変わらないという諦めが強く、変わるとしたら、それはすべてが「ゼロ」に帰した後なのだと思います。



絶滅という語句に不安と共に希望を感じるのはそのあたりにも理由があるのかもしれません。



というわけで、この本には「人類の歴史」などについても興味深いことが書かれていますので、いずれまたご紹介することもあるかもしれません。



何だか繋がりがないですけれど、ここから最初に写真を載せました、太陽のコロナホールに関しての記事です。

ちなみに、今現在のコロナホールは下のような状態です。

coronalhole-7-21.jpg

Spaceweather より。

北極部分のコロナホールはやや小さくなりましたが、左右に大きな亀裂の形状をしたコロナホールが出現していますので、地球への地磁気の影響は続くと思います。

つまり、しばらくは地球の人類は「体も心もおかしくなりやすい」と。

それでは、ここからです。
デイリーギャラクシーの記事からです。




続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年07月20日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。







11年前のフォーブス誌のインタビューに見える処世術


昨日、

2013年の日本の大災害を警告するロン・バードとはどんな人物なのか
 2013年07月19日

という記事を書きまして、その後、彼のプロフィールの冠のひとつでもある「経済誌フォーブスでも紹介された唯一のサイキック」という部分が気になりまして、その記事を読んでいましたら、何だか、「2013年に日本に災害が起きる」という予言そのものはどうでもよくなってきて、このロン・バードという人の日本での「マネーの虎」的な活躍ぶりにむしろ感心してしまいました。

その 2002年のフォーブスの記事をご紹介します。 2002年というと、今から11年前ですが、その時点ですでに、ロン・バードは日本において、高額のコンサルティングのビジネスを展開していたようです。

そしてこれでこのロン・バードという人の話は終わりです。
私が興味を持つ人物とはタイプが違う方のようです。


その後に、やはり昨日の記事で書きました「カルデラ噴火」(破局噴火)について、資料的なことを記しておきたいと思います。


なお、ちょっと興味深かったのは、この11年前のフォーブス誌の記事を書いた人物なのですが、下のようになっています。

forbes-1.png



ここからその記事ですが、記事中に、何人かの人の名前が出てきますが、私はひとりも知らなかったので、 Wikipedia などから略歴を記しておきます。


記事に出てくる著名人の略歴

盛田昭夫
盛田 昭夫(1921年1月26日 - 1999年)は、日本の技術者、実業家。井深大と共に、ソニー創業者の一人。1992年、名誉大英帝国勲章を受勲。


入交昭一郎
入交 昭一郎(いりまじり しょういちろう、1940年1月3日 - )は、日本の実業家。本田技研工業(ホンダ)の元副社長で、セガの元社長。現在は旭テック執行役会長を初め、多くの企業の取締役を務める。


ダイアン フォン ファステンバーグ:DIANE von FURSTENBERG
ベルギー生まれのデザイナー。1970年にレディースウェアのデザインを開始。




というわけで、ここからです。





Simply divined
フォーブス (米国) 2002.04.01

予言はシンプルに


米国生まれの 43歳の「超心理コンサルタント」ロナルド・バード。日本のセレブや一流企業の幹部たちは彼のコンサルタントに1時間 5,000ドル( 50万円)という金額を払う。

それらのセッション(コンサルタント)に加え、セミナー活動やバスオイルなどの「スピリチュアルな商品」での収入は 100万ドル( 1億円)以上に及ぶ。そうバードは主張する。

そのバードはニューヨークでホームレスをしていた。 15歳の時にホームレスだった彼がどのようにして、東京での予言者としての地位を手にいれることができたのか。

吟遊詩人であったバードの父が 1976年に亡くなった時、バードと彼の母は、ニューヨーク州スカースデールにあった家から追い出された。それは4つのベッドルームがある家だった。バードは 1978年に軍に入隊するまで、マンハッタンの街に住んでいた。

バードと母親は 1980年に再会した。

その際、彼の母親、ヨラーナ( Yolana )は、裕福な予言者になっていた。彼女は、ニューヨーク工科大学で超常現象の調査に科学的方法を適用しようとした超心理学の元非常勤教授で「サイキックテスター」と呼ばれていたハンス・ホルツァーと組んでいた。

ヨラーナの顧客には、ベルギー生まれのデザイナー、ダイアン・フォン・ファステンバーグや、ソニーの共同創業者の一人である盛田昭夫らも含まれていた。

バードは、母親と同じ道を歩むことを決めた。そして、マンハッタンのテレビ番組で、人々の未来のリーディングを始めた。その後、バードは、ハンス・ホルツァーによるテストを受けた。ホルツァーは、作家やテレビプロデューサーとして生計を立てていた。

そのテスト結果は、 1990年に、日本のテレビ朝日を惹きつけるには十分なものだった。テレビ朝日はバードと彼の母親に、一回の出演で 10万ドル( 1000万円)のオファーを提示した。彼らは、ニューヨーク・ハリソンの元警察署長と共に東京へ来た。

そして、 14歳と 15歳のふたりの少女に関しての殺人事件の再捜査をおこなった。
被害者の少女たちは、窒息させられ、ビニール袋に入れられていた。

バードと母親は、遺体が発見された現場から 30キロメートル離れた場所へと警察を導いた。そこで警察は3人の麻薬の密売人を発見した。その中のひとりが犯行を自供し、全員が有罪となった。

この一件がバードの日本でのキャリアを築くことになった。
彼は日本語を話せないが、彼のクライアントの半分は日本人だ。

バードは、彼のクライアントの5分の3は、金融業界の人物であると述べている。

「彼らは、彼らの個人的な生活について話すために私のところにやって来るが、しかし、数分もすると、マーケットのことについて聞いていくる」とバードは言う。

バードは、ウィジャボード(降霊術で使われる文字盤)もティー・リーフも使わない。彼は、写真や名刺など相手の個人的なアイテムを使う。そして、質問に対しての反応などを見る。そこからクライアントの過去や、未来の予測に対しての「啓示」が述べられる。

メリルリンチ日本証券のマネージング・ディレクターであるオーヤマ・サトル(漢字不明)は、バードが「電話型コンピュータ」に関して予言し、i-モードの携帯電話のブームがやってくることを予測しているという。この携帯市場への投資が熱くなるだろうと彼は見ている。

また、ゲーム会社セガの元社長、入交 昭一郎は、バードから会社のトップになるだろうことを予言されたという。そして、バード自身も多くの会社のコンサルトを手がけ、何が起きたのかを正確に告げることになるだろうことを自ら述べていたと主張する。

バードの最大の野望は、米国で超常現象を扱うテレビ局 the Channel Channel を開局することだ。

このようなことは、科学的な実験には耐えないものかもしれないが、優秀な予言者たちは、人々に対して、「周囲を注意深く見る」ことを考えさせることができる。

バードを取材している際に、バードはリポーターの左足を見つめた。そして、その左足の靴下の下に大きな傷跡があったことを正確に述べた。そしてまた、バードは、リポーターの右目に問題が出るだろうと予測した。その2週間後、右目は感染症にかかった。これは単なる示唆の力だったのだろうか。





(訳者注) ここまでです。日本でのテレビ番組がキッカケとなって、日本で億万長者となっていった様子がわかります。




米国でたびたび「偶然」誕生するサイキック・スターたち

ロン・バードの話とは全然関係ないですが、 1950年代のアメリカに「クリズウェル」というテレビで人気の予言者がいました。

ティム・バートンの 1994年の映画『エド・ウッド』の中でも描かれていたクリズウェルは今ではインチキ予言者という肩書きがつけられることが多いですが、「そんなことは本人が一番よく知っていた」のでした。

criswell-001.jpg

▲ クリズウェル。


クリズウェルに関しては、1995年に洋泉社から出版された『エド・ウッドとサイテー映画の世界』の中で翻訳家の柳下毅一郎さんが「エド・ウッド伝説」というセクションを書いており、「予言者としてのクリズウェルの誕生」について下のように記しています。

1950年代のアメリカの話です。


柳下毅一郎 / エド・ウッド伝説 より

クリズウェルは、テレビで『クリズウェル予言する』なる番組を持つ人気霊媒師だった。葬儀屋の息子に産まれたクリズウェルは、長じてニューヨークでニュースキャスターになった。

ある日、突然番組に穴が開き、クリズウェルは 15分間アドリブでしゃべらなければならなくなった。

「そこで彼は、『今日はもうニュースがありませんので、これから明日起こることを予言します』と言って、いくつかニュースを予言したら、これがあたったんだ。テレビ局には電話が殺到した。それでクリズウェルはさ、『おお、こいつは金鉱を掘り当てたぞ』って」(『クリズウェル予言する』のプロデューサー、バディ・ハイド)

本人はまったく自分の予言を信じていなかったが、そんなのは他人が予言を信じる妨げにはならなかった。

(中略)

エド・ウッドとクリズウェルは飲み友だちだった。あきらかにクリズウェルは人生を真面目に考えていない、悪ふざけの好きなタイプだった。



この中にある、「おお、これは金鉱を掘り当てたぞ」という部分。このあたりは世界中のスピリチュアル・ビジネスに通じるひとつの共通点のようにも思います。

もちろん、私はこれだけ占いやリーディングや予言が好きな人々が多いこの社会で、スピリチュアルがビジネスとして成功することに異議はありません。


まあただ、クリズウェルのような、そういう例をいろいろと知っていまして、今回のフォーブスのロン・バードの経歴を読んでいまして、急速にその予言に対しての興味が萎えてしまいましたので、まあ、前回の記事はそういうこともあったよ、ということで、今後はふれないと思います。

ちなみに、私はクリズウェルのような人は結構好きです。
私自身が人生を真面目に考えない彼のようなタイプの人間だからです。

しかし、予言があろうがなかろうが、今の日本で致命的な災害が起きる可能性は多々あることもまた事実です。


なので、前回書きました「カルデラ噴火」のことについて少し補足しておきます。

なお、最近ではこれを「破局噴火」と呼ぶのが主流のようです。





破局噴火


下の図は、静岡大学防災総合センターの小山真人教授の現代社会は破局災害とどう向き合えばよいのかというページにある図です。黄色い丸は私がつけたものです。

catast-1.jpg


世の中にはさまざまな環境問題や自然災害がありますが、それらの中で、人類の生存に大きく関わってくる可能性のある災害が右下のピンクの「破局災害」と呼ばれるカテゴリーです。

見れば一目瞭然ですが、短時間で地球の環境を激変させる「破局災害」には、

・火山噴火(破局噴火 / カルデラ噴火)
・天体衝突


のふたつしかないということがおわかりかと思います。

このうち、 In Deep では、天体衝突については、昨年の

良い時代と悪い時代(1): 500年ほど続いた「穏やかだけれど傲慢な時代」は終わろうとしているのかも
 2012年10月06日

などをはじめとして、よく取り上げることがありました。

それは、単に、私の好きなフレッド・ホイル博士がそのことを著作で何度も書かれていたからであり、「地球の(天体衝突に関して)穏やかだった 500年間の時代はそろそろ終わりに近づいている可能性が高い」ことを述べていました。


そして、火山。

これはまず、火山の噴火を

・通常の噴火



・破局噴火

にわけて考える必要があるようです。


破局噴火の特徴は、「猛スピードで移動する火砕流」で、つまり「何もかも高温で焼き尽くして消滅させる超高温度の大気と水蒸気が時速100キロに近い速度で地面と大気を移動する」もののようです。


そして、その範囲。


たとえば、上の静岡大学防災総合センターのページの記述に、 5万 2000年前に箱根カルデラ(現在の箱根山のある場所)で起きた破局噴火(カルデラ噴火)の火砕流の移動距離についての記載があります。

ちなみに、この箱根カルデラの場合、破局噴火であるけれど、日本の破局噴火の中ではむしろ規模の小さいものです。それでも下のような火砕流の移動があったようです。


首都圏近郊の事例としては,5万2000年前に箱根カルデラから噴出し,西は富士川河口から東は横浜市郊外にまで達した火砕流がある。



地図で位置関係を書くと下のようになります。

hakone-52.png


これが、日本でもっとも破壊的な破局噴火が繰り返された九州となると、規模も桁違いとなりまして、下は、9万年前に破局噴火を起こした阿蘇山の火砕流が、どのように広がったかの研究による図です。

aso-90000-man.jpg

カルデラ噴火! 生き延びるすべはあるか? より。


上の阿蘇山のカルデラ噴火の規模は、


江戸にまで火山灰を降らせた約300年前の富士山宝永噴火の1,000回分に当たるといえば、その例えようもないスケールが想像できるでしょう。(東大名誉教授 火山噴火予知連絡会会長 / 藤井 敏嗣)



ということです。


この結果、縄文時代前期の文明を築いていたこの一帯はどのようになったかというと、


活火山のない四国も厚い火山灰で覆われ、南九州から四国にかけて生活していた縄文人は死滅するか、食料を求めて火山灰のない地域に移動し、1,000年近く無人の地となったようです。

というのも、この火山灰層の上下から発見される縄文遺跡の土器の様式が全く異なっているからです。




九州と四国は、「ほぽ 1000年間」、無人の地と化してしまったようなのです。


このような破局噴火は、日本の他の地域でも頻繁に起きていたようで、カルデラの一覧 には、出典の未確認のものも含めて日本のカルデラが掲載されています。その場所は規模の大小はあっても、かつて「壊滅的な噴火を経験した土地」だということは言えそうです。


そして、日本で最後に破局噴火が起きたのが 7300年前に現在の薩摩硫黄島のある鬼界カルデラでの噴火でした。

それまでは、日本で平均 6,000年の間隔で起きていた破局噴火が、この 7,300年間は発生していないということも、火山学者たちの懸念となっています。「いつ起きてもまったく不思議ではない」と。

そして、これは世界のどこにでも言えることなのかもしれません。

たとえば、スケールの大きな米国のイエローストーンの場合、イギリスの科学者によるシミュレーションで、イエローストーンでの破局噴火が起きた場合、アメリカの 75%の土地の環境が変わり、火山から半径 1,000km以内に住む 90%の人が火山灰で窒息死し、地球の年平均気温は 10度下がり、その寒冷気候は10年間近く続くとした研究もあります。


先日、

21世紀も「太陽が暗くなる時」を経験するのか? : 全世界が地獄の様相を呈した6世紀と酷似してきている現在に思う
 2013年07月15日

という記事を書きましたが、それは確かにいつかは来るのかもしれません。

原因は破局噴火なのか、彗星の衝突によるものなのかはわかりませんけれども、どちらも過去の地球で「何度も起きていた」ことであるわけで、私たちの時代だけが例外が続くということもなさそうです。


そして、その世界では残念ながら「ビジネス」はもはや存在しないかもしれません。



Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年07月19日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





日本で 7300年間起きていない「カルデラ噴火」に対する火山学者たちの懸念の中で







ツイッターで警告された 2013年の日本の未曾有の大災害


先日、下のような英語の記事を目にしたのですね。

ron-01.jpg

Rocketnews24 より。

写真を見るだけですと、日本で活躍した元力士がプロレスに転向する際のインタビューのようですが、内容はそうではなく、上の見だしの下につけた日本語のように、この人は米国のサイキック(霊能力者)で、その人物が日本の災害について予言したという記事でした。

よくみると Rocketnews24 とあって、ロケットニュースは日本のサイトだと思いましたので、リンクを見ると、日本語の記事もありました。英語記事の内容と日本語記事の内容はやや違いますが、日本語記事は下のような感じで始まるものでした。


世界的に有名な超能力者ロンバード氏が日本の災害を予言!「今後2〜3ヵ月に日本で自然災害が起こる」「多くの人の命を助けられる」
ロケットニュース24 2013.07.15


世界有数の経済誌『フォーブス』に掲載された唯一の超能力者として有名なロン・バード(Ron Bard)氏が、2013年内に日本で自然災害が発生すると予言。インターネット上で大きな注目を集めている。


・予言を翻訳者に日本語に訳して発信

ロン氏は自身の公式Twitter で予言したメッセージを伝えている。

あまりにも重要な内容のため、予言を翻訳者に日本語に訳してもらい Twitter で「心の準備」を呼びかけている。(以下略)



上の続きとして、そのツイッターの内容が書かれているのですが、現段階で、その「災害」の具体的なことは書かれていないですので、その部分は割愛します。興味のある方は上のリンクからお読み下さい。

今回、このことに興味を持ったのは、多分、日本語を使えないであろうこのロン・バードという人が、日本語へ翻訳まで人に頼み、ツイッターに投稿しているということもあります。

実際のツイッターでの投稿は下のようなものだったようです。

ron-twt.jpg


投稿は、 1)から 11)まで続き、最後の 11)は、


11)私はキリスト教とユダヤ教で育ちましたが、日本は全ての宗教の源だと信じています。皆さん、私と一緒に、皆さんの安全を祈って下さい。もし、一緒に祈れば、皆さんのご家族、ご友人、愛する周りの人を救うことができます



で締め括られています。

ちなみに、英語版の方の内容では日本語版にはない、

・2013年の終わりまでに起きる
・たくさんの方々の命が奪われる


という文字が書かれてあります。



ところで、このロン・バードという人は誰なのか?





ロン・バードとは何者なのか?

とりあえず、基本的な人物紹介として、英語版 Wikipedia に記載がありました。

最初にそれを翻訳して概略を記しておきます。




Ron Bard

ロン・バード(1959年10月22日生)は、経済誌フォーブスに掲載された唯一のサイキック(霊能者)。

略歴

ロン・バードは、ニューヨークで「霊能者の女王」と呼ばれた著名なヨラナ・バード( Yolana Bard )の息子で、著名な超常現象研究者のハンス・ホルツァー( Hans Holzer )の下で訓練を受けた。

ロン・バードは近年、ブラッド・ピットやケルシー・グラマーなどのセレブのために霊能力的なアドバイスを提供することで知られている。また、ロン・バードは、いくつかの日本のドキュメンタリーで、殺人事件の解決のため、日本の警察に協力している。


キャリア

ロン・バードは、フォーブス誌において自らがホームレス上がりであることを公然と認めている。そして、人生を作り上げることに大変苦労したことを語っている。

彼は母親の後を継ぐ形でしぶしぶサイキックとなる道を選んだが、ヨラナ・バードは彼女のクライアントのサイキック・リーディングをおこなっていた際に、ロンの才能を発見した。

ロン・バードは日本の警察機関への協力を続けており、彼は、セレブたちへのリーディングや、あるいは日本への協力などを通してビジネス上での意志決定に影響を与え続けている。





とのことで、まあ、日本とのつながりはもともとある人のようです。

そして、これを読む限りは「ビジネス的に大変成功を収めたサイキック」だということは言えそうです。ブラッド・ピッドのアドバイザーの仕事だけでも一生暮らせそう。


上に「フォーブス」の名前が出てきますが、日本語版ロケットニュースにも、

> 世界有数の経済誌『フォーブス』に掲載された唯一の超能力者


という部分があります。

フォーブスはオカルト雑誌ではなく経済誌であり、「資産家を取り上げる雑誌」ですので、そこに掲載されたということは、超能力の評価だけではダメで、「ビジネス」で評価されたということで取り上げられたのだと思われます。

いずれにしても、ロン・バードの人物像は、そのフォーブスの記事が手がかりとなりそうですので、探してみますと、2002年のフォーブスでのインタビューがサイトにまだ残っていました。

それをご紹介したいと思います。

まあ、いわゆるサイキックの日本の災害の「予言」発言にいちいち反応したというのも、私自身、富士山が外国に身売りされて以来、なんとなく「不安な感じ」を持ち続けているということもまた事実だからです。






予言者ジョン・ポール・ジャクソンと富士山、そしてカルデラ噴火


最近、産業技術総合研究所が富士山の噴火についての報告書をまとめ、報道になっています。


富士山、巨大地震のひびで噴火も 300年間マグマ蓄積、警戒呼びかけ
日本経済新聞 2013.07.16

世界文化遺産に登録された富士山は、巨大地震の強い力で内部にひびが入ると、そこから爆発的な噴火を起こしかねない状態だとする分析結果を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのチームがまとめたことが16日、分かった。

直近の噴火は関東地方にも大量の灰を降らせた1707年の宝永噴火。チームは現在の富士山が、この噴火の直前と似た状況だと推定。約300年間マグマがたまり続けているとし、警戒を呼び掛けている。



最近は富士山のニュースが出ると、海外のブログなどでもすぐに取り上げられることが多いです。上の記事が出た翌日には下のような見出しの記事を見ました。

mt-fuji-2013.jpg

Extinction Protocol より。


上の記事などは見事に美しい富士山の写真を載せています。

外国人の中には、日本人以上に富士山を含めた「日本の風景」に美しさを求めている人は多く、海外の記事で、よく日本の美しい風景を目にします。

ところで、富士山に関しての「予言」といえば、キリスト教の伝道師というか予言者として名高いジョン・ポール・ジャクソンという人の予言が、Walk in the Spirit さんの 2013年 3月 29日の富士山噴火預言の全文という記事に翻訳されて掲載されています。

抜粋しますと、下のようなものです。

ちなみに、やや物騒です。


東京近くで火山が噴火: 7百万死亡、 1百万行方不明


桜が咲いていました。
あるいはもう咲き終りのころだったでしょうか。

私の立っているところから、200ヤード(約 180メートル)くらい先の所を新幹線が通って行きました。

東京の方を見ると、半分雪をかぶった大きな山が見えました。すると、山の中腹から、煙、あるいは蒸気の噴気が上がるのが見えました。しばらくして、もう一回その噴気が上がるのが見えました。

そして、火山の中腹から3回目に上がるその噴気を見たとき、しばらくして、山が震えるのを見ました。

(中略)

それは噴きあがり、煙と灰は街にめがけて押し寄せました。それは蒸気と水でしたが、水はあまりにも熱くて、ほとんどのものを溶かしてしまいました。それが押し寄せたとき、それはものが押し寄せたと言う表現よりも、いたるところでメルティング(溶解)が発生しまくっていたと言う表現の方がピッタリでした。

その後、あらゆる雑音は飲み込まれ、完璧な、全く、完全完璧な静寂が訪れます。



というものでした。

普通に考えれば、富士山程度のそれほど大火山ではない火山の噴火で何百万人もの被害者が出るということは基本的に考えられないことですが、ただ、「カルデラ噴火」というものが起こりうるのなら、そうとも言えない面はあるようです。

日本でも数千年前ですが、過去に例があります。

カルデラ噴火に関しては詳しく説明するところでもないですので、 NHK の「そなえる防災」というサイトのリンクを示しておきます。東大名誉教授で、火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣さんという人の文章です。

第5回 カルデラ噴火! 生き延びるすべはあるか?
 NHK そなえる防災 2013.03.29

この中の「もし、カルデラ噴火が起こったら・・・」という部分から少し抜粋します。このあたりのくだりは上に記したジョン・ポール・ジャクソンのビジョンと符号するものでもありそうです。

赤の部分はこちらで色を加えました。


もし、カルデラ噴火が起こったら・・・
火山噴火予知連絡会会長 藤井敏嗣

わが国では、100立方q以上のマグマを放出するカルデラ噴火は、1万年に1回程度発生しています。数10立方q以上の噴火ならば12万年間に18回、つまり6千年に1回程度は「起こっている」ことになります。

ところが、これまで平均6,000年間隔で起こっていたカルデラ噴火が、最近7,300年間は発生していません。カルデラ噴火はもはや、いつ起こっても不思議がない現象なのです。

もし、過去と同じようなカルデラ噴火が現代に発生すると、発生場所によっては、数10万〜数100万人の犠牲者が発生するといわれます。




そして、上の文章の最後には下のように書かれています。


これまでの100年間、わが国の火山活動は異常に静かな時期であったことは前回述べた通りです。カルデラ噴火は極端な例としても、今後は、規模の大きな噴火が起こることを想定しなければなりません。




過去記事「良い時代と悪い時代(1): 500年ほど続いた「穏やかだけれど傲慢な時代」は終わろうとしているのかも」では、この数百年間は彗星や小惑星などの「空からの爆撃」に関して、異常なほど穏やかな時代だったことを何度かにわけて書きましたが、日本においては、火山活動についてもそれは言えるようです。


あらゆる自然現象が、これまでの「とても穏やかだった地球の数百年」からの変化を遂げていくという可能性は十分にあるということかもしれません。


何だか長くなりましたので、ロン・バードのフォーブスのインタビューは次回に持ち越します。

その時に、カルデラ噴火についてもう少し書いてみようかとも思います。




Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。