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2013年07月18日



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なぜ「太陽生物学」や「太陽と人体に関しての研究の数々」は歴史から消えてしまったのか?



そして、人間が影響されるかもしれない太陽の CME の磁気が現在、続々と地球に到達している


yellow-stone-auroras-0715.jpg

▲ 太陽からの CME の太陽風の磁気で発生したオーロラを背景にしたイエローストーン国立公園。7月15日。Spaceweather より。
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2013年も「太陽に何が起きているのだろう」と考える


なんとなく、 2009年、つまり4年前の NASA の太陽活動に関してのニュースリリースを読んでいました。

2009-nasa-predict.png

NASA 2009年 5月 27日の記事より。


この 2009年の頃は、太陽活動のピークは、 2013年 5月になると予測されていました。つまり、今の 2013年 7月というのは、すでに太陽活動の最大期を過ぎた頃となっているということになっていました。

さらには、その太陽活動のピーク時には、巨大な太陽フレアが次々と発生したり、巨大な CME (太陽からのコロナ質量放出)が地球に向けて噴出されたり、といったようなことが言われていたわけですけれど、実際には、太陽は、まだ活動の最大期に入ろうともしていません

このブログでも当時は2013年の太陽活動については、下のような感じでよく記事にしていました。

2010-nasa-flare.jpg

▲ 過去記事「NASA が発表した「2013年 太陽フレアの脅威」の波紋」より。


しかし、 2013年も半分を過ぎましたけれど、壊滅的な太陽フレアどころか、「大きな規模の太陽フレアそのものがほとんど起きていない」という状態となっています。


むかし、北野武監督の『キッズ・リターン』という映画がありましたが、そのラストの台詞は、共に夢破れた十代の青年同士が自転車に乗りながら、以下のように語るシーンで終わりました。


「俺たちもう終わっちゃったのかなあ」

「バカヤロー、まだ始まっちゃいねえよ」


kids1.jpeg


現在の太陽はそのような感じとなっているわけです(どのような感じとなっているのだ)。

思い起こせば、キッズ・リターンを観た時には劇場で涙が止まらなかったわけですけれど、太陽もあのように泣かせてくれるのかどうか。


この「太陽活動が予測通りに最大期に進まない理由」は、多分ですが、ふたつの理由が考えられるように思います。



太陽活動の周期が11年ではなくなっていること

ひとつは国立天文台などが以前観測した「太陽活動の周期がズレてきている」ということとの関係。これは、過去記事、

太陽に何が起きているのか : 太陽の異常に関する数々の報道
 2011年09月03日

に、当時の報道を載せたことがあります。

部分的に再掲します。

日本の太陽観測衛星「ひので」が、太陽の北極域で磁場が反転し始めた様子を観測することに成功したことに関する記事です。


地球環境に変動?太陽北極域で異例の磁場
読売新聞 2011年09月02日

太陽の北極、南極の磁場は約11年周期で反転することが知られているが、今回は予想時期より2年も早いうえ、南極域では反転が見られないなど異例の様相を呈している。

磁場の反転と、太陽の黒点数増減の周期は、通常約11年で一致していたが、2009年初頭まで続いた黒点の周期は12・6年に延びた。

研究チームの国立天文台 常田佐久教授は「観測されたことのない事態だ。地球環境との関係を調べるため、太陽活動を継続的に監視していく必要がある」と話す。



ということで、このことが現在でも起きていれば、太陽活動の周期は従来の「 11年周期」ではなく、 12年 6ヶ月周期ということになり、予測より1年から2年近く、そのサイクルが長くなることになります。

もし、そうだとした場合、太陽活動の最大期は 2014年から、さらには 2015年にまで達する可能性もあるということかもしれません。


しかし、「もうひとつの可能性」というものもあり、こちらはやや深刻な感じでもあります。



すでに太陽活動のピークが終わった可能性

これは昨年12月にアメリカ海洋大気庁( NOAA )が発表した内容を記事にしたことがあります。

それは、

2013年に最大を迎えると予測されていた太陽活動のピークがすでに終わった可能性を NOAA が示唆
 2012年11月06日

というもので、「太陽活動のピークはもう終わったのかもしれない」というようなことを示唆する内容でした。

sunspotcycle-2012-11-02.jpg

▲ 赤い線が予測されていた太陽黒点数の推移。2013年の夏に向けてピークを迎える予測でした。青い線は実際の太陽活動の動きで、2012年秋頃に最大値(それでも低い)を記録してから、下がり始めています。


もし仮に太陽活動のピークがすでに終わったとするならば、今回のサイクル 24での太陽活動は極端に「低い」活動だったといえそうなので、その太陽活動の弱さは今後の「小氷河期の到来」というような、かつてもあった時代(マウンダー小氷期)を想定させる部分もあるのですが、まあしかし、やはり 2014年になるまではわからないと考えたほうがよさそうです。


しかし、黒点数や太陽フレアなどから見る太陽活動はそれほど大きくないのですが、現在、太陽の影響での地球の「磁気活動」は活発です。





歴史から消えた「太陽と人間の関係」の科学的研究


先日、

21世紀も「太陽が暗くなる時」を経験するのか? : 全世界が地獄の様相を呈した6世紀と酷似してきている現在に思う
 2013年07月15日

という記事で、「地磁気が生物に与える影響」について書きました。

下のような資料などもいつくか載せました。

jiki-hos-002.jpg

▲ 1967年から 1972年まで、二つの病院に入院した 5000件の救急心臓症例を、毎日の地磁気活動指標と関係づけて、季節調整済で月次データとして比較したグラフ。


そして、上の資料などが掲載されている嶋中雄二氏著『太陽活動と景気』から、地磁気と人間の肉体と精神の関係に関しての文章を抜粋しました。


ちなみに、もともと大気中の電気量と人体の関係に着目したのは 1903年にノーベル化学賞を受賞したアレニウスというスウェーデン人科学者です。

アレニウスは気管支炎の周期的発作や、出生率など様々の「周期」を見いだしています。

ただ、アレニウスの時にはまだ「太陽」は登場していませんでした。

その後、ドイツ人研究者たちが磁気嵐と人間の自殺との関係を見いだしたり、アメリカの整形外科医が、精神病院への入院と太陽フレアの相関を見つけたりといった具体的なデータが次々と示し始められます。


その時の記事には書きませんでしたが、「太陽と血液凝固の関係」を最初に見いだしたのは、日本人科学者でした。興味深いので、少し抜粋してみます。


『太陽活動と景気』第6章 太陽活動と人間の生理 より抜粋

1951年に東邦医科大学の血液学者、高田蒔教授は、血液中のアルブミン水準を検査する指標である「高田反応指標」が太陽活動の変化により変動することを発見した。アルブミンは、血液の凝固を促進する有機コロイドである。

すでにそれ以前にも 1935年に、日本の科学者たちは、人間の血液凝固速度が太陽活動と関係していることを見いだし、太陽黒点が太陽の中央子午線を通過するとき、血液凝固速度は二倍以上に高まったと報告している。



これ、なんかすごいと思いませんか?

太陽黒点が太陽の中央子午線を通過するとき、血液凝固速度は二倍以上に高まった」ということは、そういうことが関係する病気は、太陽の動きと照らし合わせれば、予防とまではいかなくても、ある程度の「対策」程度にはなりそう。


・・・それにしても・・・なんでこれらの様々な有益な医学知識が現代社会からは消えてしまったんだ?とは素直に思います。


ちなみに、日本では、1966年に日本人科学者たちによって「交通事故と太陽活動の関係の計測」もおこなわれていたんです。結果として、「黒点数と交通事故数には明確に関連がある」ことがわかったんです(黒点数が多い時のほうが交通事故が多い)。

そんなこと私は今回の資料を読むまで知りませんでした。

上のすべての実験は、その国の一流の科学者たち、あるいは医学者たちによるものだったのに、なぜか今では一般的な知識としては残っていない。


なぜ?


あまり陰謀論が好きではない私ですが、どうも、このあたりにはいろいろと思ってしまう部分もあります。

それにしても、私がこの数年で知った「好きな概念」はどうも不遇な扱いを受けています。

それはたとえば、


チジェフスキー博士の太陽生物学だったり、
フレッド・ホイル博士のパンスペルミア説だったり、
ジョルダーノ・ブルーノの宇宙は無限説だったり。



これら、あるいは彼らはすべて「焼かれて」しまった。

チジェフスキー博士は当時のソ連のスターリン政権からシベリア送りにされ、フレッド・ホイル博士は受賞が確実視されていたノーベル賞を与えられず、ジョルダーノ・ブルーノは文字通り焼かれてしまいました。


まあしかし、それはともかく、上のほうに、1903年にノーベル化学賞を受賞したアレニウスという人の名前が出てきますがけれど、実はこのアレニウスが現代科学の中に「パンスペルミア説」という言葉と概念を登場させた人なんです。




▲ スヴァンテ・アレニウス(1859年 – 1927年)。


この世界的な化学者であるアレニウスこそが、宇宙塵(宇宙の塵)そのものが生命であると言及した「パンスペルミア始祖」とも言えます。

このあたりは、過去記事の、

宇宙塵自身が生命であることに言及した 100年前のノーベル賞学者の実験
 2011年05月07日

という記事の中に、エピソードで知るノーベル賞の世界というサイトからの抜粋がありますので、再度掲載しておきます。


アレニウスは、化学の分野のみならず、あらゆる科学にも通じていた。彼が貢献しなかった科学の分野はほとんどなかったとも言われているのだ。

彼は、宇宙空間を漂っている「生命の種子」を想定し、これが太古に地球上に降り注いだ可能性もあり、地球上の生命の発生にもつながったのではないか、とする「パンスペルミア説」(汎宇宙胚種説)なども提唱。

彼は、そうした生命種子は、「太陽風を受けて、秒速100Kmの速度で宇宙を旅してきた」とまで計算していたのだ。



アレニウスが残した数々の業績の中で、この「パンスへポルミア説」だけは、現代社会で無視されたまま現在に至っています。


まあしかし、公式にどうであろうと、今の世の中では、


地球の生命は宇宙からやってきた


ことと、


地球のすべての生命は宇宙と太陽と影響を相互にして生きている


と思っている人は、案外多いような気がします。


現代社会になる前の昔の日本なんかは、みんなそう考えていたはずですし。

じゃなきゃ、「八百万の神様」なんて発想は出てこない。

この「八百万の神様」という発想は、宇宙の無数の存在のすべてひとつひとつが神と呼ばれて差し支えないものだということだと思いますし。

お米ひとつぶと神様は同一である」という思想ですね。

それを自然に受け入れていたのですから、昔の日本人は大したものだと思います。







繰り返しやってくる太陽からの磁気の中で自分の何がどう変わるかを観察してみる


というわけで、ここまで長くなってしまったんですが、最初書こうと思っていたのは、ここ最近は繰り返し地球の地磁気が強くなる時がやって来ているということだったんです。

黒点数も多くはないし、大きな太陽フレアも発生させていないのに、太陽が CME を何度も地球に向けて放出しているのです。

cme-2013-07-17.jpg

Science World Report より。


最近では、日本時間で、7月16日に地磁気活動のピークがあったようです。

そして、次は 7月19日頃に太陽風の影響を受ける見込みとなっています。


上にも書きました「地磁気と人類の心と体」に関係があるのだとすると、そういう時に、感情の爆発、体調不良、病気の発現、精神的なトラブル、人間関係のトラブル、暴力的な何らかの事象などが「増える」可能性はあると思います。


もちろん、具体的な現象となって見えてくるものではないかもしれないですが、個人的には「自分の精神状態」も含めて、世の中を見てみたいと思っています。

それと共に、皆さんも体もですけれど、「心」のほうもお気をつけ下さい。





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2013年07月17日



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その一方で南極の海底に棲息する新しい生命たちが、氷床の崩壊によって地球上の海へと拡散されるときを待っているのかも

pine-island-01.jpg

Science World Report より。
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大海へ流出し続ける「南極の質量」


今月はじめ頃の記事、

南極大陸で史上最大規模の洪水が発生していたことが確認される
 2013年07月03日

の中で、南極の氷底湖から大きな洪水が発生していたことをご紹介したことがあります。

南極でどれだけ大きな洪水が起きても、直接的な被害が発生するわけではないのですが、それでは、何が問題なのかというと、

「南極の質量が減り続けている」

ということが問題のようです。

南極の質量というのは、まずその多くの「氷」と、そして氷底湖などの「海へ流出していない水」のことですが、どうやら上の記事でご紹介した BBC の記事によりますと、膨大の量の南極の氷や水(上の記事の洪水の例ですと 60億トンの水が海に流出したと推測されています)が比較的頻繁に海へと流出しているということのようです。

これは結果としては「地球の海水面の上昇」へと結びつく可能性もあることでもあって、そこに問題があるということのよう。

昨年も、南極ではいろいろなことが起きていまして、何度か記事にいたしましたが、今回ご紹介するのは、先日、南極大陸の「パイン氷河」という場所で非常に大規模な氷山の分断が起きて、現在、シカゴと同じほどの「氷の山」が漂っているというものです。

この巨大氷山の分裂は、昨年 NASA が、南極大陸に巨大な亀裂が生じていることを発見したことをご紹介したことがありますが、その亀裂がついに完全に分離して、氷河から非常に巨大な氷山が分断されたということのようです。

その昨年の記事は、

南極で 30キロメートルの長さに渡って出現した「巨大な亀裂」
 2012年02月05日



です。




漂流している氷山の大きさ

先にその今回の氷山の分断についての記事をご紹介しておきます。
米国のサイエンス・ワールド・リポートからです。

なお、記事では、分断した氷の塊の面積を「シカゴの面積より大きい」と表していますが、シカゴと言われましても今ひとつその面積が分かりづらいですので、日本で似たような広さを探してみました。

都市の面積を調べるには、 Google で「都市の名前 面積」と打ちますと、すぐ下に面積が表示されます。

chi-menseki.jpg

シカゴの面積は、600平方キロメートルくらいのもののようです。

日本でわかりやすい場所で同じような面積としては東京23区が、大体同じくらいのようです。

tokyo-23ck.png


そのくらいの大きさの氷の塊が現在、漂流しているとのこと。

ここから記事です。




Iceberg Antarctica: Ice Mass Size of Chicago Breaks Off Pine Island Glacier
Science World Report 2013.07.12

南極の氷山:シカゴサイズの氷山がパイン島氷河から分断


南極の氷山のひとつが、最近氷河から分断し、今は氷山は南極海を自由に漂流している。その氷山のサイズは驚くべきことに、米国シカゴの面積よりも大きなものだと報じられている。

ドイツの科学者たちによると、この巨大な氷山は先週、南極大陸のパイン島氷河から分離し、現在は、南極海の海域のひとつであるアムンゼン海を浮かんで漂流している。

この氷山は、ドイツ航空宇宙センターが運営する地球観測衛星 TerraSAR-X によって発見された。また、この場所の巨大な亀裂は先に NASA が特定していた。NASA は、パイン島氷河の上を飛行中、長さ260キロメートル、幅24キロメートルの亀裂を発見し、その後、衛星を通して、二つ目の亀裂が見つかった。

しかし、研究者たちは、パイン島氷河の氷山の分断は目新しい事象ではないし、特に珍しいものでもないと述べる。実際、 2007年と 2008年に、南極横断山脈の西にある氷床上で2つの大きな氷山が氷河から離れて漂流したという。

しかし、研究者たちは、このような急激な環境変化は氷河の急速な流出に繋がる可能性があると警告する。








このパイン島氷河の位置は、昨年の南極大陸の亀裂の際に地図に示したことがあります。


south-pole-pine-02.jpg


もともと上の地図は、その少し前の2012年1月の「南極で地震をはじめとした数々の地質的変化が増加中」に載せたもので、地図中にある日付けは 2012年のものです。





南極大陸と周辺の地殻的異変は収まっていない模様


上の図に「サウス・サンドウィッチ諸島での群発地震」という項目がありますが、つい先日、7月15日にこのサウス・サンドウィッチ諸島でマグニチュード 7.3の地震がありました。


英南大西洋でM7.2の地震 日本に影響なし
NHKニュース 2013.07.16

ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の15日午後11時4分ごろ、南大西洋にあるサウスサンドウィッチ諸島付近を震源とするマグニチュード7.2の大きな地震がありました。

気象庁によりますと、この地震による日本への津波の影響はありません。



ここでは「南大西洋」とあるのですが、サウスサンドウィッチ諸島は地球上で人間が生活している場所としては最も南極に近い地域のひとつだと思います。平面での地図上では下の位置になります。

south-sandwich-islands.png


人間が生活しているといっても、 Wikipedia によりますと、現在、サウスサンドウィッチ島に定住しているのは「2人だけ」ということですけれど。

グリトビケンという町にその2人は住んでいるそうです。

grytviken_museum.jpg

▲ サウスサンドウィッチ島の2人の定住者が住むグリトビケンの博物館。


いずれにしても、南極大陸から南米に至る周囲での地殻的変動のような動きは今も続いています。

そして、サウス・サンドウィッチ諸島ではついにマグニチュード 7.2というこの地としては非常に規模の大きな地震が発生したわけですけれど、今後、この動きがさらに肥大していくとした場合、何かいろいろと示唆してくれるもののような気がします。

なんといっても、北極と南極は地球の「極」ですから。

そこに変化が生じるということは、ポールシフトのようなことも含めて、大きな変動を意味する可能性もあるのかも。






南極の崩壊は「新しい地球の生命の散布」にもつながる可能性もあるのかもしれない


ところで、南極は確かに質量を激しく流出させていて、「崩壊」というような方向に向かっている感じもないでもないのですが、一方で、南極の海底は新しい生命の宝庫であることが最近わかってきています。

「南極の崩壊」という現象は、あるいは、ここに住むまったく新種と考えられる生物たちや DNA が海の底から地球全体に広がる契機となるのかもしれません。

地球の海の生命が刷新されるというような意味も含めて。



先日の WIERD の南極の生命についての記事から抜粋して今回の記事をしめたいと思います。



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2013年07月15日



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「資料、年輪、考古学資料のすべてが6世紀中期は、異常な悪天候に見舞われた時期だったことを指し示している。日光は薄暗くなり、地球に届く太陽熱は減少し、干ばつ、洪水、砂嵐が起こり、季節外れの雪と特大のひょうが降った」 (ディヴィッド・キース『西暦 535年の大噴火』)

sunlight.jpg


地磁気と地球の生物


先日の、

「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
 2013年07月11日

という記事に『太陽活動と景気』という著作からグラフや一部の内容などをご紹介しました。

太陽活動が、人間活動の多くと関係していることを示したもので、 20世紀初頭のロシアで「太陽生物学」という学問を創設したチジェフスキー博士の活動などにもふれられています。チジェフスキー博士は下のような結論に達していたようです。


太陽の影響力は、個体から群生に至る生物系のすべての組織レベルにおよんでいる。

地球上のあらゆる生物の発達は、太陽宇宙因子の直接的影響下に進んだものであり、人類もその例外ではない。




チジェフスキー博士などの場合は、黒点数などから見る太陽活動から調べたものでした。

その一方、黒点数による太陽活動の他にも、太陽は CME (太陽からのコロナの質量放出)や、あるいはコロナホールなどからの太陽風とか太陽嵐などと呼ばれるものによって、地磁気などの「磁場」や「磁気」といったものの影響を地球に与えるわけですけれど、私は以前から、個人的に「この地磁気がどうもあるものと関係しているのではないか」と思い続けていました。




ヒトを心身共に攪乱する地磁気

jikiken.jpg

▲ 太陽と地磁気の関係についての一般的な説明。地磁気観測所より。


うちの奥さんは、数年前から介護と関わっていて、日々、多くのご老人たちと会うのですが、私は私で数年前から太陽に興味を持って、太陽フレアとか CME とか地磁気などのことについて、NICT 宇宙天気情報だとか、スペースウェザーなどで、日々の太陽の活動などを見ていました。

そして、奥さんの話す「その日のご老人たちの様子」の話を何度か聞いているうちに、


「磁気と人間の健康(心も体も両方)は関係あるのではないか」


と何となく思うようになっていました。

ご老人たちが倒れたり、入院したり、あるいは精神的に不安定だったり、といった話を聞いた時には、地球の地磁気が乱れていたり高かったりしていた時が多かったということがあるのです。

とはいえ、「そんなこと(地磁気と人間の健康と関係あること)は気のせいだろうなあ」と思っていたのですが、前述した『太陽活動と景気』に出ていたデータでは、「気のせいでもなさそうということが言えそうなのです。

下のグラフは、スリーヴァスターヴァという人物が、1979年に二つの病院に入院した 5000件の救急心臓症例と毎日の地磁気活動を 6年間分比較したものです。

sun-hospital.jpg

▲ 『太陽活動と景気』より。オリジナルの出典元はH・J・アイゼンク&D・K・B・ナイアス著『占星術 - 科学か迷信か』(1986年)。



さらに、少し違うものですが、地磁気と感染症について、下のようなグラフもあります。

sun_dessese.jpg

▲ オリジナルの出典元は、前田担著『生物は磁気を感じるか』(1985年)。


データの期間が長くないですので、地磁気以外の要因も考えられるかもしれないとはいえ、ここまで見事な相関グラフを描かれると、「何の関係もない」とは言いにくい部分はありそうです。

このあたりのことについて、『太陽活動と景気』から、その部分を抜粋します。
文中の「図 6-4」というのは上の「磁気活動と入院数」のグラフです。



第6章 太陽活動と人間の生理 「太陽活動と健康・精神」より抜粋


フランスの医師サルドゥーと天文学者ヴァロの二人は 267日間の期間をとり、心筋梗塞や卒中発作などが、黒点が太陽の中央子午線を通過したときに 84パーセントの確率で起こることを明らかにした。

マリンとスリーヴァスターヴァは、 1979年、こうした線に沿って、より長期間のデータでの分析を行った。

彼らは、 1967年から 1972年の6年間にわたって、二つの病院に入院した 5000件の救急心臓症例を、毎日の地磁気活動指標と関係づけた。季節調整済で月次データの比較を行った結果、彼らは、相関係数 0.4から 0.8の範囲の有意な相関を見いだした。図 6-4 は、その全般的結果を示したものである。

二人のドイツ人研究者、B・デュールとT・デュールは、 50年ほど前に、黒点、磁気嵐オーロラといった太陽活動と人間の自殺との関係について、太陽活動が特に活発な日には自殺が約 8パーセント増加することを見いだした。

1963年、アメリカの整形外科医R・ベッカーは、精神病院への入院が太陽フレアと相関していることを見いだした。後に彼は、地磁気の乱れと入院中の精神患者の行動の乱れとの間に、相関を見いだした。さらに、磁場や宇宙線の放射量が変化すると、患者の反応時間や課題遂行にも影響があらわれることを報告した。

中枢及び末梢神経系への地磁気の効果としては、精神病や神経反応との関係が調べられている。太陽活動や地磁気撹乱は、ヒトの精神活動を乱すことが知られており、精神分裂病の患者数は、約 10年の周期的変化を繰り返していることがわかっている。





これを読んで、「なるほど・・・」という思いがあります。

最近どうも世の中の出来事やヒトのすることが「くるっている」・・・というような感じを抱いていて、そのことについて書くことなどもありましたけれど、「太陽活動や地磁気撹乱は、ヒトの精神活動を乱すことが知られており」ということらしく、太陽活動最大期というものは「たくさんの人々がおかしくなって当たり前」というようなことも言える時期なのかもしれません。。


また、現在の太陽は「磁極が多極化」していますが、こういう現象は、少なくとも過去長くなかったことだと思いますので、「これまでとは違う太陽からの磁気の影響を私たち人類も、あらゆる動植物たちも受けている」のかもしれないようにも思います。



▲ 過去記事 「奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した4極化する太陽磁場」より。

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私たち人間もまた磁場を持つ

ところで、上で抜粋した章の後半に、下のような記述があります。


地磁気と生物との関係を考えてみれば、生物固有の「生体磁場」にも目を向けるべきかもしれない。

実際、麦などの植物の種子にも、数ガンマの磁場が発見されているが、最近では、ヒトにも磁場が存在すると考えられている。



とのことで、磁場はこの地球に生きている生物や、あるいは私たち人間自身にも存在しているということのようです。

これに関しては、TDK マガジンの「生体磁気を観測する」というページに、


科学的解明が進んでいない生体磁気は、DNAの塩基配列とともに、解読が待たれる人体最後のヒエログリフ(神聖文字)ともいえる。



というようなことが書かれていました。

簡単にいうと、「地球も太陽も人類も、とにかくこの宇宙にあるあらゆるものは自分の磁場を持っている」ということが言えるのかもしれず、それは多分、相互に影響し合っているものなのだと思われます。

この「宇宙と人間の磁場による相互作用」というのは、どうもオカルト方面ではなく、わりと正当な科学のほうでそのうち解決していきそうな感じの問題のようにも思います。


ここまで書いていたことはタイトルとあまり関係ないのですけれど、ここから少し関係します。

上のような「病気と太陽の関係」の相関図をみているうちに、以前、記事にしたことがある「西暦 535年から起きたこと」にも、太陽活動が関係していたのではないかと感じたりしたのです。




過去 2000年の中で最大の天変地異と社会的な危機に見舞われた6世紀と現在の時代の比較


sun-light-beam.jpg


デイヴィッド・キーズという英国のジャーナリストが書いた「カタストロフィー」(邦題『西暦535年の大噴火』)という著作があるのですが、その中には6世紀に全世界で発生した異常気象、そしてやはりほぼ全世界で流行した伝染病の原因が研究されています。

著者は、

「 535年に何らかの大災害が起き、それによって世界全体でその後の数年から十数年、深刻な気象変動が発生した」


と考えるに至り、その原因として考えられる3つの要因として、


・インドネシアのクラカタウ火山の大噴火
・小惑星の衝突
・彗星の衝突



のどれかが起きた可能性を上げて、そして、この中ではクラカタウ火山の大噴火の可能性が最も高いのではないかとする内容でした。


それらについては、過去記事の、

西暦 541年の東ローマ帝国でのペスト襲来に関してのヨーアンネースの記録
 2012年09月20日

ウイルスの流入の繰り返しでDNAの進化をなし得てきた人類をサポートする「宇宙と火山」
 2012年09月23日


などに記したことがあります。そして、最近、『太陽活動と景気』にあるグラフを見ているうちに、6世紀の感染症の大流行にも太陽活動が関係していたのではないかという気がしたのです。


ちなみに、西暦 535年から 536年のあいだの1年間というのは、当時の歴史家の記述によると下のような状態だったようです。


歴史家プロコピオスの西暦 536年の記述より

昼の太陽は暗くなり、そして夜の月も暗くなった。太陽はいつもの光を失い、青っぽくなっている。われわれは、正午になっても自分の影ができないので驚愕している。太陽の熱は次第に弱まり、ふだんなら一時的な日食の時にしか起こらないような現象が、ほぼ丸一年続いてしまった。月も同様で、たとえ満月でもいつもの輝きはない。



この「太陽が暗くなった原因」というものが、本当にひとつの国での火山噴火だけで説明できるのだろうかという気は以前からしていました。そして、火山噴火の影響による災害が、干ばつから洪水から、あるいは伝染病の世界的な流行にまで及ぶものだろうかとも思います。


それはともかくとしても、この後、6世紀にはほぼ全世界を異常気象と、伝染病の大流行が覆います。ヨーロッパの各地ではペストの大流行があり、アジアでも天然痘と思われる病気の猛威が吹き荒れました。

日本でも 530年代に発生した天然痘だと考えられる大流行は大変なものだったようで、デイヴィッド・キーズの著作には以下のような描写があります。


『西暦 535年の大噴火』より


異常事態が起こった。ひどい伝染病(おそらく天然痘)が日本で発生したのである。多くの人びとが亡くなった。日本では何世代も前から天然痘が流行したことはなかったので、免疫もほとんどなかったに違いない。

「国に疫病がはやり、人民に若死にする者が多かった。それが長く続いて、手だてがなかった」と『日本書記』には書いてある。

伝染病が流行した地域は、おそらく人口密度の高い地域だったのだろう。そうした地域では、人口の六割が死亡したと推定される。とくに被害に大きかった地域では、住民の九割が罹患し、生き残れたのは三割だけだったと思われる。




記録に残る上では、日本でこのような激しい伝染病の惨禍は、その後は1918年のスペイン風邪の流行までなかったのではないかという気もします。


上でふれました『太陽活動と景気』の中にある下のような「病気と地磁気の関係」

sun_dessese.jpg


を見ますと、当時、確かに火山の噴火、あるいは彗星などの衝突など何かの大きな自然災害があったとは思いますが、同時に、太陽活動にも何か極めて異常な磁気活動が起きていたのではないかという気もするのです。


太陽活動の観測が始まったのは 1600年代ですので、6世紀の太陽活動の状態を知ることは無理っぽいですが、535年からの数十年間というのは、世界中が混沌とした時代だったことは明らかで、それも、経済や戦争などの方面の混沌ではなく、


・天変地異と異常気象
・病気の流行



なのですが、どうも読み直してみると、当時の時代と、ごく最近の時代が「起きていることが似ているような気がする」のです。


ただまあ、それは私だけがそう感じただけかもしれませんので、上記したデイヴィッド・キースの著作から当時の世界の自然現象をまとめた部分からアジアを中心として、かなり飛ばし飛ばしですが、抜粋してみたいと思います。




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2013年07月14日



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関連記事:
「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
2013年07月11日





太陽系もまた彗星のように生命を運搬する役割なのかも


私たちの天の川銀河の中での太陽系(あるいは太陽圏)の位置というのは、銀河を上から見たような形でいえば、下のあたりにあるとされています。

A527.jpg

▲ 名古屋市科学館サイト「銀河系と天の川」より。



太陽系が移動しているということもまた、何となくですが知ってはいることで、その速度に関しては、 2012年 5月のナショナルジオグラフィックのニュースによりますと、時速 8万 3700キロということになるそうで、かなりの高速で移動しているようです。

時速 8万 3700キロとサラリと書きましたけれど、これがどのくらいの速さかというと、たとえば、地球の直径は下の通り、1万 2700キロ程度。

earth-size-12000.jpg


地球の直径の2倍以上の距離の時速で移動しているのです。

それでも、何となく私たちの頭の中にある太陽系の移動のイメージは下のような感じで「円のままスーッと動いている」ような状態を想定しているような感じは、少なくとも私にはあります。

milkey-solar-01.jpg



しかし、実際には太陽は下のように移動していたのでした。


sun-tails-02.jpg



NASA には太陽圏を観測する星間探査衛星 IBEX というものがあり、星間境界、つまり太陽系の中と外の状態などを観測するために打ち上げられた衛星なのですが、その観測のデータ解析により上のことが明らかになりました。

7月12日に NASA はニュースリリースと同時に、イメージ動画も YouTube に発表しています。下は、その中からの抜粋です。実際には音楽が入っているわけではありません(苦笑)。


太陽系の尾



▲ NASA がリリースしたオリジナル動画はこちらにあります。



太陽系がこういう「尾」を持って高速で移動しているという状態を見ると「太陽系自身もまた彗星の役割を持つものなのかもしれない」ということを考えさせてくれます。

「彗星の役割」はパンスペルミア説では宇宙での生命の運搬です。

そして、役割と同時に、宇宙の遠くの他の地点から見れば、太陽系というのは案外、下のようなものに見えているのかもしれないなあと思ったりもいたします。

sun-comet.jpeg






太陽系が彗星なら、太陽系と共に移動する私たち人類にも「太陽系と同じ意味」があるのかもしれないと思ってみたり

そして、パンスペルミア説で言われるように「彗星が生命を宇宙にもたらしている」とすれば、太陽系も、そして太陽系の中にいる私たち人類もその太陽系という巨大な彗星の中の生命の一員であることは間違いないわけで、あるいは、生命に溢れたこの地球も、太陽系と共に銀河全体に生命を運搬し続けているものなのかもしれないとも思います。

最近の私は、

「どうして自分はこの世にいるのだろう」

ということを考えることが多いですけれど、自分には宇宙の中の生命の運搬役の末端としての役割もあるのかもしれないと思うと、そこにかろうじて「存在の理由」も何となく見いだせるのかもしれないと思ったり。

何しろ、私たちは太陽系と共に、1時間で8万キロメートルも宇宙の中を動き続けているわけですから。

全部その中でやっている。

ご飯を食べたり、恋をしたり、戦争したり、すべてその中でおこなわれています。時速8万キロの移動の中で。


まあ、そんなわけで、今回は、この「太陽系の尾」が観測されたことについて NASA のニュースリリースからご紹介したいと思います。

ところで、太陽の話題のついでに、小さな余談を。





これも例の太陽に向かう天使?


今年2月に、

太陽の天使の再来
 2013年02月21日

という記事を記したことがあります。

これは 2013年 2月 20日と、昨年の 2012年 10月 15日に太陽観測衛星に、「天使のような形」の同じようなものが写っていたというものでした。それが光などの何らかの現象なのか、あるいは何かの物体なのかはわからないですが、写っていたことは確かでした。

solar-angel-2013.jpg



solar-angel-2012.jpg



そして、3日ほど前の 7月11日に、また「少し似たようなもの」が、やはり太陽観測衛星 SOHO の画像に写っていました。

20130711_angel-01.jpg



上の丸の部分で、拡大しますと、下のような感じです。

0711-angel-02.jpg


写真のリンクは SOHO のこちらとなります。


このことは、まあ一応続けて今までご紹介していることですので、簡単にふれておきました。

では、ここから「太陽系の尾」に関しての NASA のニュースリリースです。



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2013年07月13日



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▲ 日本の猛暑は海外でも報道されはじめています。Terra Daily より。ただし、上の12名というのは正確には「東京だけで」となります。皆さんも体調にはお気をつけ下さいね。
--


昨日、子どもが倒れまして、太陽の記事の続きが書けませんでした。子どもはすでに良くなっているのですけど、昨日のことで私が疲れていて、ちゃんとした翻訳や調べ物はできない感じですので、太陽の話の続きは明日にでも書きたいと思います。





緊急病院での午後

昨日、小学校から連絡があり、うちの子どもが体調不良なので迎えにきてほしいという連絡がありました。

帰宅した後も嘔吐を繰り返したりといろいろあり、徐々に顔色も悪くなっていきまして、地元の保健所等に電話で相談すると、すぐに救急車を要請する運びとなりました。

来ていただいた救急の方々がしばらく問診をしたり、様子を見てくれていたのですが、吐くものが胃に残っていないのに胃液を吐き続けて苦悶する子どもの状態を見て、「すぐ搬送しましょう」ということになり、少し離れた場所にありますが、小児科のある総合病院に搬送されました。

その場で血液検査などを含めたある程度の検査をして、緊急性のあるものではないことはわかったのですが(少なくとも熱中症とかではないです)、1日入院して様子を見るか、帰宅して様子を見るかということになり、子どもが「帰りたい」というので、1時間ほど点滴を打った後にタクシーで帰宅しました。

血液検査のコピーをもらっていたので、帰宅後、その数値( 33項目)を詳細に見ましたが、かなり異常な値の部分はあるのですが、嘔吐で腹筋や全身の筋肉が酷使されたり、過剰なストレスの中での血液検査ですので、何とも言えません。


実は、子どものこの「猛烈な嘔吐」は、これで3回目で、半年に1度くらい起きています。


そこで思い出したのが、私には5歳年下の妹がいるのですが、妹が幼稚園に行っていた時、つまり 三十数年前ですが、その妹が「自家中毒」という病気となり、それで結局、幼稚園に通えなくなり、やめたということがありました。


ふと「その時と似ている」と感じたのです。


今はこの自家中毒はアセトン血性嘔吐症と呼ばれているようです。

これは医学的な表現はともかく、一般的にわかりやすい書き方ですと、こちらのページの下のようなものです。


自家中毒とは、通常2〜10歳の子どもがかかる周期性嘔吐症のような症状を指します。

自家中毒の原因は、諸説ありますがはっきりとした物理的、確定的な原因はまだ分かっていません。自家中毒にかかると、猛烈な吐き気が起こります。突然、理由のわからない胸のムカツキが起こるなど、周りから見ると発作のような症状が起こることもあります。



この「猛烈な吐き気」なんですが、昨日のうちの子の場合で、午後の数時間だけで、数十回吐いたと思います。もちろん、途中からは胃には胃液しかないのですが、その胃液を吐き続けます。

なので、その苦しみ方は尋常ではなく、ないものを吐くためには、胃が痙攣にも近い収縮をして、腹筋も異常に酷使します。


子どもは今朝はもう元気になっていましたが、いずれにしても、血液検査で個人的に気になる点がありますので、近所の小児科にそれを持って少し相談してもいいのかなとは思っています。






親不孝だった自分の償いは地獄で行います


bosch_seven.jpg

▲ 1480年頃に描かれた「七つの大罪と四終」という画。ダンテの神曲などで地獄行きとなる七つの大罪(「憤怒」、「嫉妬」、「貧欲」、「大食」、「怠惰」、「淫欲」、「傲慢」)と、四終(「死」、「最後の審判」、「天国」、「地獄」)が描かれたものらしいです。私は7つの大罪では「怠惰と淫欲」あたりが確定しているので地獄行きがすでに決まっていると思われ、ハラハラせずに安心して逝けます。


子どもの世話をしていて、今となって特に思うのは、「私の親の昔の苦労」です。

何しろ、私自身は、うちの子などとは比較にならないほど病弱な子どもで、少し大きくなってから母親から聞いたのですが、医者からは、私はいつまで生きられるかわからないというようなことを言われていたそうです。

小児ぜんそくと共にいくつかの子どもの病気を持っていた私は頻繁に発作が起きました。ぜんそくの発作は呼吸ができなくなるので、薬がなければ、夜中でも親が医者に走りました。当時の地元(北海道の岩見沢)の小児科のお医者さんは夜中でも駆けつければ応対してくれました。

その 40年前とかはうちには車なんてなく、発作が起きた時には、父は私をオンブして、何キロか先にある病院まで走っていたそうです。

実家は北海道ですから冬は雪だらけなんですけど、その中をわりと頻繁にそのような感じで「自力での緊急搬送」をしてくれていた父親ということなどを最近になり思い出したりして、「ああ、苦労かけたなあ」と。


そして、

「それにしては親不孝だったなあ」

とも思います。

孝行らしいこともしていないし、何の人物にもなれなくて。


とはいえ、過ぎてしまった時間は戻らないですし、私自身の親不孝は「私が地獄に行ってから自分で代償を払います」ということで勘弁してもらって、とりあえずは、今となって「確かに子どものためには親ってのは必死になるもんだよなあ」と感じます。

それにしても、子どもの頃のお医者さんは夜でも何でも診察してくれたことを思い出します。

往診なんかもありましたし。

今は病院は時間外ではほぼ見てくれることはないですが、そのあたりもシステマチックになったというより、「責任の問題」が大きすぎる社会となったあたりにもあるかもしれないです。

何でも「責任」という問題に発展するので、それならやらない方が安全だと。

今は、何かあると、社会全体で「よってかたかってその相手を叩きのめす」という風潮があるように見えて、ネットでの炎上とかも含めて、「全員でぶちのめす」という感じもあり、「それなら最初から表に出ないほうがいい」と思う人が多くなるのは仕方ないと思います。


今のこの「全体主義的な風潮」は本当に恐ろしく感じます。






これからの生き方のポイントは「オレの存在を頭から打ち消してくれ」ではないかと

話がそれましたけれど、上のようなことも含めて、これからの世の中で大事なことは「露出していくことの反対に進む」ことのように思います。

なるべく自分の存在がわからないように生きる

ということ。

これについて、その理由を詳しく書くのは難しいですが、遠い将来はともかく、今の時点では世の中はかなり厳しい社会への方向を進んでいるように思います。キーワードは「統制」と「搾取」だと思いますが、それは世の中が進むにつれて、わかってくることかもしれません。

このあたりのことは日記みたいなものとなるので、特に書こうとも思わないですが、時間がある時には、休んでいるクレアに「サバイバルガイド」としてたまに書くこともあるかもしれません。

サバイバルといっても、生命のサバイバルのほうではなく「精神のサバイバル」のほうです。

ちなみに、小見出しの「オレの存在を頭から打ち消してくれ」というのは、芥川賞作家の町田康さんの若き日のバンド INU の「メシ喰うな」という 30年以上前の曲の冒頭の歌詞です。


というわけで、ひさしぶりに個人的なことを長々と書いてしまいましてすみませんでした。






太陽周期が「崩壊」しているのなら、今の状態は2014年の後半まで続く

それにしても、先日の太陽の記事でもふれた、「太陽活動の最大期と病気の関係」などがある程度正しいとすると、今の太陽活動の状態は「ずるずると弱い状態で長く太陽活動の最大期間が続いている」というものなので、その状態が以前より長く続くということもあるかもしれません。



▲ 先日の記事「」より、『太陽活動と景気』という本にあるフレッド・ホイル博士とチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士が 1990年にネイチャー誌に発表した「太陽黒点数サイクルとインフルエンザの流行」のグラフ。



太陽活動の「11年周期」という周期が崩壊していることは、2011年9月に国立天文台が発表した内容が読売新聞で報道されていました。そのことを過去記事「太陽に何が起きているのか : 太陽の異常に関する数々の報道」に抜粋したことがあります。



地球環境に変動? 太陽北極域で異例の磁場反転
読売新聞 2011年09月02日


宇宙航空研究開発機構の太陽観測衛星「ひので」が、太陽の北極域で磁場が反転し始めた様子を観測することに成功した。

太陽の北極、南極の磁場は約11年周期で反転することが知られているが、今回は予想時期より2年も早いうえ、南極域では反転が見られないなど異例の様相を呈している。地球の環境変動につながる恐れもあるという。

磁場の反転と、太陽の黒点数増減の周期は、通常約11年で一致していたが、2009年初頭まで続いた黒点の周期は12・6年に延びた。

活動周期が延びる時期は、地球が寒冷化することが知られている。

研究チームの国立天文台 常田佐久教授は「観測されたことのない事態だ。地球環境との関係を調べるため、太陽活動を継続的に監視していく必要がある」と話す。



ここに

> 黒点数増減の周期は、通常約11年で一致していたが、2009年初頭まで続いた黒点の周期は12・6年に延びた。


とあるように、1年6ヶ月も周期が延びている。

今の太陽活動は、最初は今頃、つまり、 2013年の夏にピークを迎えるとされていたのですが、これはもともとの「 11年周期」に沿って計算されたものです。

もし今回も太陽周期が 12.6年などに伸びたとすると、今回の太陽活動の最大期は、来年 2014年の終わり頃ということになってしまいそうで、今の社会的混乱を含めて、まだ1年以上こんな感じで続いて、さらには、病気も次々と出てくるかもしれないのです。

そういう意味でも、今は「人間社会の激変期間」である期間であるとは思います。


先日の記事で、ロシアのチジェフスキー博士の言葉をご紹介していますけれど、


「大衆の興奮も太陽の周期に従っている」


ということや、あるいは、


「病気や死の転帰を誘発するのが宇宙や天地間の現象である」


ということも言っていたようで、今のこの期間は、暴力、死、病気といったものが誘発されやすい時期だと言える可能性があります。

2年くらい前にクレアの「太陽活動の最大期に見られる「すべての命の軽視」と「恋の重視」」という記事に、

> 太陽活動の最大期には人が人の命を軽視するという傾向があるのかも


と書いていますが、それもあながち間違っていないのかも。


いずれにしても、体調だけではなく、感染症などあらゆる病気、そして社会的な大きな変動に関して気をつけていきたい 2015年までの期間だとも思います。





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2013年07月11日



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「地球上のあらゆる生物の発達は太陽宇宙因子の直接的影響下に進んだものであり、人類もその例外ではない」(A・L・チジェフスキー)




sun-comet-01.jpg

▲ 太陽系は彗星のように「尾」を持っていることが、NASA の星間境界観測機 IBEX の観測によってわかりました。NASA によるイメージ図。YouTube NASA チャンネルより。この記事については、現在翻訳していまして近いうちにご紹介できると思います。
--




今日、明日は太陽についての記事を書こうと思います。
ひとつは最近知った、「太陽と人間の関係」についてのこと。

もうひとつは、上の図に示した「太陽系の本当の姿がわかった」というものです。

最初はこのふたつをまとめてひとつの記事にしようとしたんですが、どうも書いているうちに、長すぎるものとなりそうでしたので、上の「尾を持つ太陽系」については、「私たちの太陽系は彗星のように「尾」を持って移動していた」というような感じのタイトルで明日以降、翻訳してご紹介したいと思います。

NASA のリリースは NASA’s IBEX Provides First View Of the Solar System’s Tail (NASA の星間境界観測機 IBEX が初めて太陽系の尾の姿を見せてくれた) にありますので、興味のある方はどうぞ。


太陽といえば、実はこの数日、大きな黒点群が地球面に向いています。活動そのものは強くはないのですが、今出ているその黒点群は肉眼でも見えるほど大きなものです。

sunspot-sunset_0710.jpg

Spacceweather より 7月10日の夕焼け。白く囲んだところが黒点群 1785。英国セルジーから撮影。







数日前に偶然手にした「太陽に関しての本」が教えてくれたこと


solar-hoyle.jpg

▲ フレッド・ホイル博士とチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士が、1990年にネイチャー誌に発表した「太陽黒点数サイクルとインフルエンザの流行」のグラフ。著作『太陽活動と景気』からのものです。



今回は太陽の話題なんですが、少し前に偶然、古本屋で買った本が、結果として私にとってとても貴重な買い物となったということがありました。

それは、日経ビジネス文庫というところから出ている『太陽活動と景気』というタイトルの本で、最初に書かれたのは 1987年だそうで、2010年に改訂して文庫として出版されたもののようです。

書いた人は嶋中雄二さんという方で、著者紹介を見ると「三菱 UFJ 証券参与 景気循環研究所長」という物々しい肩書きで、まるでビジネス書のように感じるかと思われるのですが、この本は・・・というか、この嶋中さんという方は「太陽に取り憑かれている人」だと感じます。

その資料の膨大さと出典元はインターネットなどで探し出せるような安易なものではなく、壮絶ともいえる「太陽と人間の関係の記録」の総まとめのようなものなっている本です。

もともと古本屋で買った理由が、パラッと開いたページにロシアのチジェフスキー博士の名前とその研究が出たり、その少し先には、フレッド・ホイル博士チャンドラ・ウィクラマシンゲ博士の名前も出てきたということがありました。


フレッド・ホイル博士は、このブログに何度も何度も出てくる方で、パンスペルミア説を現代科学の最大の見地で研究し続けた方です。最近の記事では、

「私たちはひとりではない」と語り続けるチャンドラ博士が隕石から見つけたエイリアンの化石
 2013年01月25日

という記事の最後のほうに、フレッド・ホイル博士とチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士が 1986年におこなったハレー彗星に関しての共同研究に関しての文章を載せています。

hoyle-and-wickramasignhe-02.jpg

▲ フレッド・ホイル博士(右の白髪の人)と、英国カーディフ大学時代のチャンドラ博士(左)。


ロシアのチジェフスキー博士は、ロシア宇宙主義という思想の中で「太陽生物学」という学問を切り開いた人物です。最近の記事では、

私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
 2013年03月24日

などで取り上げたことがあります。


『太陽活動と景気』には、チジェフスキー博士の研究や、それと関係する資料もいくつか掲載されています。下は、太陽生物学の見地から調べた「デンマークにおけるコレラでの死者数と太陽活動の変化」をあらわすグラフです。

solar-corera.jpg

▲ 図にある「ウォルフ数」とは、ウォルフ黒点相対数のことで、太陽表面に存在する黒点と黒点群の総量を計測、数値化したものです。


上に載せたフレッド・ホイル博士のインフルエンザの流行と太陽黒点数の相関関係といい、上のコレラと太陽活動の関係といい、あるいは、『太陽活動と景気』の中におびただしく出てくる様々な資料は、病気を含めて、「きわめてさまざまな範囲にわたって、人間の活動と太陽活動の動きは一致している」ということが言えると思います。

太陽活動と人間関係に興味のある方はぜひこの『太陽活動と景気』をお読みいただくといいと思います。グラフを見ているだけでも面白いです。 Amazon に新刊も古本もあります。

ところで、その『太陽活動と景気』には下のような図もありました。

solar-loving.jpg

なんと、結婚の数と太陽黒点活動の推移です。
比較的短い期間の集計データですが、ほぼ一致している。

「結婚や恋愛も太陽に牛耳られていたとは!」

という何となく「ヤラレタ」思いがしたものでした。

そういえば、私も今の結婚をしたのは、サイクル23の太陽活動最大期の頂点だった 2001年の夏でした。その直後にアメリカで 911が発生します。





チジェフスキー博士のこと




▲ 20世紀初頭に「黒点と人間の精神活動」の研究をはじめとして、「地球上の生命現象が宇宙の物理的な現象とつながっている」ことを発表したロシアのアレクサンドル・チジェフスキー博士(1897 - 1964年)。


先にリンクしました過去記事「私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために」や、あるいは昨年の記事、

太陽と宇宙線と人類の関係の中で浮かび上がる 1900年代ロシア宇宙主義の科学
2012年06月22日

などで、チジェフスキー博士のことについて少し書いたのですが、彼に関して詳しいことは知りませんでした。

そのチジェフスキー博士の経歴や、研究についてのことが『太陽活動と景気』に書かれていたのです。彼はその学問のせいで、当時のソ連のスターリンにシベリア送りにされていたということも初めて知りました。

チジェフスキー博士のことを知ったことも、また私にとっては、この本が大変に貴重なものとなった意味でもあります。

その部分を抜粋しておたきいと思います。
なお、漢数字は英数字に変換しました。




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2013年07月10日



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snowden-top-3.jpg

Phantoms and Monsters より。

最近の私にとっては、「そもそも実在しているのだろうか」という想いさえ抱かせる元 NSA (アメリカ国家安全保障局)のエドワード・スノーデンさんですが、彼自身にまつわる話にはそれほど興味はなく、最近ネットで目にした「スノーデンさんの証言」だというものの中に、

「地球の内部に知的に高等な生命が住んでいる」

というようなものがあったということに興味を持っています。

実際には、そもそも、このスノーデンさんの証言の存在の真偽さえ不明としか言いようがないのですが、「地球の内部への興味」に関する記事もしばらく書いていないですので、そのことを紹介していた記事を翻訳してみたいと思います。

記事の前に、「地球の中のこと」についての過去記事を少し振り返ってみたいと思います。

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地球の内部は謎だらけ

たとえば、昔から「地球空洞説」というようなものは存在して、あるいは小説やファンタジーの世界でも古くから語られてきていたようです。

小説で代表的なものは、フランスのジュール・ヴェルヌという人が 1864年に書いた『地底旅行』というもの。これは地球の中心にある空洞へ旅行する話で、その内容は、Wikipedia では下のように説明されています。


3人は数十日をかけて南東へ 1400km 、下へ 140km 進んで大空洞に到達する。「オーロラのような電気現象」で照らされたこの大洞窟には、海があり、キノコの森が繁茂し、地上では絶滅したはずの古生物たちが闊歩していた。



▲ 小説のイラスト。登場人物たちが地球の中心で見た巨大キノコの森。



というようなものです。

さらに遡ると、17世紀のアタナシウス・キルヒャーというドイツの科学者が『地下世界』という地質学の本を 1664年に出版していますが、これが非常に魅力的な図に満ちた科学書なのです。

このことは過去記事の、


17世紀の科学書「地下世界」に描かれる地球の内部
 2011年09月28日


でふれています。


そして、時は過ぎ、20世紀。

人間は宇宙へと赴き、「地球を宇宙から見る」ことができるようになります。

そういう中で、いくつかの「なんとなく不思議な写真」といったものが、 NASA などの写真データの中に見受けられるようになります。

これは簡単にいうと、北極に大きな穴が開いているのではないかというようなことさえ思わせるようなものです。


下のそれぞれの写真は、過去記事「歴史の中での地球中心の謎(前編)」からのものです。



▲ 1969年にアポロ11号が撮影した地球の写真





▲ 同じく 1969年にアポロ11号が撮影した地球の写真





▲ 1968年に気象衛星 ESSA-7 が写した写真。

米国海軍少将バード提督のエピソード

そんな中で輝く話が、1926年5月9日に航空機による初の北極点到達を成し遂げた米国の英雄であったリチャード・バード海軍少将に関係する逸話です。それは「地下世界とのコンタクト」のストーリーでした。



▲ リチャード・イヴリン・バード(1888年10月25日 – 1957年3月11日)。アメリカ合衆国の探検家。海軍少将。


バード提督の死後、アメリカの哲学者レイモンド・バーナードによって記された『空洞地球 - 史上最大の地埋学的発見』に、バード少将のもうひとつの大冒険「地下世界との接触」が描写されます。『空洞地球』には以下のように書かれています。


バードは、地下で千年以上に渡って存在し続けてきた巨大な地下世界の代表者とコンタクトした。

地下世界の住人は姿はほとんど人間と似ているものの、地上の人間よりも外観的にも内面的にも美しいという印象を持った。地下世界では戦争がなく、新しいエネルギー源を持っており、食料や光に困ることはない。

地下世界の人々は地上の人々と何度かコンタクトを取ろうとしたにも関わらず、全て拒絶された。もし、いつか地上の世界の人々が自滅するような事があった場合にのみ、手を差し伸べる事を決め、地上との接触を絶った。



という、あくまで「話」ですが、存在します。

このバード少将の自筆だとされるその時の日記については、過去記事の、

米国海軍少将バード提督のすばらしき北極旅行日誌
 2012年06月02日

に記していますので、よろしければお読みいただければ幸いです。

私はわりと好きなんですよ。
このバード少将の表情が。

この人自身が、多少卓越した感覚を持っている人だったのではないのかなあというような、単なる直感ですけど、そう思うところはあります。




古代から現在に続く地球空洞説

ここまで書いた中世から現在への流れというのは、「地下には別の世界があり、その入り口は北極のあたりにあるのではないか」という感じの流れです。

今でもこのことについては、よく目にすることがあり、「地球内部に隠されているかもしれないパラレルワールドへ」という過去記事では、ロシアのプラウダに載せられていた地球空洞説の歴史についてご紹介しました。

そこから歴史について抜粋しますと、下のような感じらしいです。


地球内部に隠されたパラレルワールド より


古代ギリシャの神話では、タタール人(ロシアの民族のひとつ)についての不吉な地下社会の伝説が語られている。

紀元前 500年頃の古代ギリシアの自然哲学者アナクサゴラスは、空気球とエーテルの雲によって囲まれる平らな地球のモデルを提唱している。

1818年に、アメリカ陸軍の大尉だったジョン・クリーブス・シムズは「同心円と極地の空洞帯」という著作で「地球空洞説」を唱えた。地球は厚さ1300キロメートルの地殻で、各々の両極に直径2300キロメートルの開口部を持つ五層の同心球であり、地表の海はそのまま裏側にまで続いているという考えを提唱した。

アメリカの医師だったサイラス・ティードは、1869年に、凹面地球モデルという概念である「空洞宇宙起源論」を提唱した。

これより先に、イギリスの天文学者であるエドモンド・ハレーは、1692年に地球空洞説を発表しており、「地球内部は明るく、居住可能である」としている。




というような感じで、古代ギリシャの時代から続いた話は、ついに今回、話題の渦中の人物であるエドワード・スノーデンさんにまで及んだということになるようです。

今回ご紹介する元記事は、ロシアのクロニクルに掲載されていたものですが、それを短くまとめた米国のブログの記事をご紹介します。

なお、スノーデンさんによると、知的な生命が存在するのは「マントル」だということが記されているとのことです。マントルの位置は下の図がわかりやすいかと思われます。

mantle.jpeg

▲ 学研ホームページ「学研サイエンスキッズ」より。

それでは、ここからです。


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2013年07月09日



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Harmonia-Macrocosmica.jpg

▲ 17世紀のオランダの地図製作者であるアンドレアス・セラリウスが 1660年に出版した『大宇宙の調和』( Harmonia Macrocosmica )という星図より。
--


今日は途中まで書いていて、実は暑さでギブアップしたのですけれど、まあ、上の図は今回書こうとしていた内容とも何も関係がないんですが、上のような「暑そうな宇宙図」を見ていると、少しは気も紛れるかなあと(紛れないぞ)。

この『大宇宙の調和』というのは、見ているだけでも興味深いもので、下みたいな「空の様子」が描かれたりしています。

harmonia-macrocosmia-2.jpg

順番などを気にしないのであれば、 このリンクの Google 画像検束で、多分すべて見ることができると思います。






世界の天候と自然状況のことも少し

heat-japan-07.jpg

▲ 7月9日の NHK ニュース「熱中症搬送1週間2500人超」より。


相変わらず暑いわけですが、「熱中症での搬送数の多さ」も大変なことになっているようです。

ただ、なんというか、まだそれほど暑くない頃から熱中症の報道は妙に多くて、どうしても以前(数年前)とは違うような感じは受けます。

こっち(人間)の体のほうが以前より弱っているのか、あるいは、太陽のほうが何らかの奇妙なパワーアップを見せているのか・・・。


上の NHK のニュースには、


集計を始めた5月末から6週間の搬送者数も全国で7091人と、去年の同じ時期の2.4倍に増え



とあるのですが、総務省消防庁の2012年の発表リリースを見てみますと、8月のデータですけれど、最近では 2010年が最も熱中症で搬送された人の数が多かったようです。

gn-20120919-04.gif

▲ 総務省消防庁の 2012年の発表リリースより。


なんだか、2009年を境に突然、熱中症で搬送される人が多くなったようです。

今年は7月の1週間だけで 2500人が搬送されているということになっているということは、この先この暑さが続くようなら、記録的な搬送数になってしまう可能性もありそうです。


しかし、それを救ってくれるのが小氷河期(おいおい)。


いずれにしても、この先、天候がどうなるのかは誰にもさっぱりわかりませんが、とにかく「思っているような方向」にはなかなか進んでくれないものです。


ちなみに、カナダのトロントでは雨が降り止まずに多くの道路で車が水没していたり、激しい気候も世界中で相変わらずです。

tronto-floods.jpg

▲ カナダのメディアより。





「メキシコ富士」ポポカテペトル山のその後

popocatepetl-0708.jpg

▲ 噴煙を上げるメキシコのポポカテペトル山。下に見える町並みはメキシコの首都メキシコシティだと思われます。


先月の記事の、

再び現れた太陽の横の「木星サイズの物体」から、類似した過去の現象の時代を振り返る
 2013年06月29日

の中で、メキシコのポポカテペトル山というものについて少しふれたのですが、この山、その後、噴火レベルが激しくなったようです。


メキシコ ポポカテペトル火山地区の危険レベル引上げ
VOR 2013.07.08

メキシコの首都メキシコ・シティ近くにあるポポカテペトル山の火山活動が活発化し、当局は同地区の危険レベルを引き上げた。国家災害援助センターは、危険度を住民の避難準備勧告を規定する「3」に引き上げると伝えた。

ここ数日間で、火山灰やガスの強い噴出が数度確認されている他、火口から灼熱の溶岩などが流れ出ている。メヒコ及びプエブラ両州には火山灰が降り注ぎ、また首都メキシコ・シティでも幅広い地区が火山灰に覆われた。現地の専門家らは、近くポポカテペトル山が大噴火する可能性があると警告している。



とのこと。

首都に近い火山というのはそれほど多くあるわけではないですので、メキシコのポポカテペトル山の噴火は「大都市の近くでの噴火」ということについて、いろいろと示唆してくれそうです。

現時点でも、すでにふもとの街などでは下のように、かなりの火山灰が降っているようです。

mexico-2013-07.jpeg

▲ 7月8日のメキシコシティ。Pravda より。


このポポカテペトル山と日本の富士山は「太平洋をはさんだ兄弟」といわれるように、とても似ているそうですので、富士山の噴火の際にも、上に載せた写真の様相となるのかもしれません。


富士山は、もともと日本人にとってはかなり神がかった象徴的存在だったわけですけれど、「その価値の判断」をガイジンに委ねたというのは暴挙だったと今でも私は思っています。


それに対して富士山が怒りを持っていなければいいなと思います。


中世に次々と諸外国を植民地にしていったヨーロッパの大国。そして、現在は「文化」という名目のもとに次々と「人の心と魂」を手中に入れていっているかのようにも見えます。


というわけで、とにかく暑く、少し翻訳したいものもあったのですが、どうにも今日は特に頭がまわりません。

英語の判別もつきません。
「d」と「b」が見分けられない。
「y」と「t」も同じに見えます(それはよせ)。

そんなわけで、明日の早朝などを利用してみようと思います。


ところで、今見てみましたら、今日は 39度を越えたところもあるようで。
まだ7月なのに・・・。


yamanashi-39.jpg

▲ 7月9日の NHK ニュースより。


皆さん、お気をつけ下さい。

というか、私も気をつけます。
体はともかく、精神的にキツいです。


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2013年07月08日



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7月14日の地球の終わりに

前回の 7月 6日に書きました記事では「警戒していたほど暑くはならなかった」というようなことを書きました。


しかし、昨日 7日7日。


午前中から外出する用事があり、わりとずっと外に出ていました。

午前 11時頃から数時間、エアコンが過剰にきいている建物内にいまして、そこを出たのが午後3時過ぎ。


外へ一歩出た瞬間。



genju-02.jpg




これは・・・・・・」。


すぐ建物内に一度戻りました。

午後の気温が大変なことになっていることにその時、はじめて気づいたのでした。

意を決して再び外に出て行き、文字通りの猛暑の中を歩きましたが、「これは7月はじめの日本の気候じゃない・・・。これじゃアメリカのデスバレーだ」などと考えながら歩いていました。


それにしても、突然の猛暑。

家に戻り、今後の気温の予測を見てみますと、下のようなことになっています。

0708-0715.png


なんというか大ざっぱな、熱帯地方のような気温の推移ですが、7月15日に至っては気温の表示がないということは、気象庁としては 7月 14日に地球が終わるという予測なのかもしれません。


「そうか、7月15日には地球・・・いや、少なくともこの町はこの世に存在しないんだ」


と感慨深く気温予測を眺めつつ、さほど起伏もなく過ごした自分の平凡な人生を振り返ります。


しかし、この世が終わることは仕方ないとして、それより今は暑さのほうが問題です。私の住む町が終末を迎える 7月 15日までの今後数日間の暑さは何とかならないものなのかと考えているうちに、ふと、先日、カザフスタンで起きた出来事を思い出し、「祈れば通じるんじゃないか?」というような気もしてきました。





雨乞いが通じたカザフスタン。そして、さらに各地で降る「夏の雪と氷」

下の記事は、今年の春以降、雨がまったく降らないカザフスタン北部で、雨乞いをはじめたところ、祈りの途中から雲がモクモクと拡がり一気に雨が降ってきたというロシアの報道です。

kazaf-1.jpg

▲ ロシアの News Ru より。

記事の大体の内容です。


アラーの神はカザフ農民の要求に応えた

5月からまったく降水がなく、干ばつが心配されていたカザフスタン北部タラノフスキ地区で雨乞いの祈りがささげられた直後に恵みの雨が降った。農民たちはこれに歓喜の声を上げた。

雨乞いを行ったのはイスラム教の教区長で、ほかの管区の住民を含め、約100人がこれに参加した。

参加した農民のひとりは、「雨乞いの祈りが唱えられると、すぐにに上空に黒い雲が押し寄せたことにはみんなが驚きました。この地区には5月ごろからまったく雨が降っていません。しかし、雨乞いの儀式とともに雨がもたらされたのです」。



タイトルに「アラー」とあるのは、祈りを捧げたのがイスラム教の人だったからのようですけれど、暑さも祈りで何とかならないですかね。

上の記事の例に準ずると、「祈りが唱えられると、すぐに冷たい空気と共に雪が降り始めた」とか経験できないかなあと。


実際、雪とは言わないまでも、各地で「夏の氷」は降ってますしね。

前回記事の、

歴史的な熱波が続く中西部の隣では「氷の嵐」によって銀世界に包まれた7月4日のアメリカ独立記念日
 2013年07月06日

では猛暑が続いている米国の中西部に比較的近いニューメキシコ州で、氷の嵐で町一面が「白く氷で覆われた」という記事をご紹介しましたが、 7月 5日にはカナダでも氷が降ったようです。

ca-hail-storm.jpg

▲ 7月5日に氷の嵐で「雪景色」の様相となったカナダのアルバータ・テーバー(Taber, Alberta)という町。Global News より。


アルバータ・テーバーという町は、カナダの下の位置にあります。

taber_alberta.jpg


こういうようなことが実際に 7月 4日から 7月 5日にかけての北米大陸の各所で起きていたようですので、もしかすると、祈れば、雪くらいは降るかも



そういえば、昨日の夕方には土砂降りを経験したんですが、自分が立っている真上の空を見ると「快晴」なんです(笑)。「どこから降ってる土砂降りなんだよ!」と、やや苦笑しながら、家路についていました。

その瞬間的な土砂降りの後、「二重の虹」が出ていました。

下の写真はネットから拝借したものですが、このようなものです。

double-rainbow.jpg

フォト蔵 より。


天候もフルで様々な現象を見せてくれていますが、今回の本題は、天候のことではなく、先日から気になっていた「宇宙からのシグナル」についての記事をご紹介します。






宇宙からのシグナル(電波バースト)の正体は


宇宙からの電波信号といえば、有名なものが「木星からの電波信号」で、これは、過去記事の、

木星の北極と南極から発せられているエックス線の謎
 2012年04月11日

でご紹介したことがありますが、最初の発見の歴史は比較的古く、1955年にさかのぼります。
木星 - Wikipedia から、その部分を抜粋します。


木星電波

1955年、バーナード・バーグとケネス・フランクリンは、木星から発せられた断続的な22.2メガヘルツの電波信号(電波バースト)を検出した。

研究によって、木星は3種類の電波を発していると判明した。

2010年には、木星磁場とほぼ一致する領域から強いX線が放射されていることが日本のX線天文衛星すざくの観測で判明した。




その後、 NASA のチャンドラ衛星によって、このX線が、木星の南極と北極の両磁極から放出されていることを突き止めました。

下は木星のX線写真ですが、上と下の明るい部分から強いX線が放射されています。




これは今までの木星に対しての天文学理論では説明のつかない現象のようなんですけど、今回は、さらに遠くの、銀河系の外宇宙からも何種類かの電波信号(電波バースト)が放射され続けていることと、その調査についてご紹介します。

ドイツのマックスプランク研究所や、英国のマンチェスター大学などをはじめとした国際研究チームによる、比較的大がかりな探査が始まっているようです。

発生源は何であれ、この中に「 10秒ごとに電波信号を発生させているものがある」というところに興味を持ちました。自然現象にはほとんど周期が存在しているので、奇妙な現象ではないのかもしれないですけれど。

それでは、ここからです。



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2013年07月06日



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dm-0705.jpg

▲ 氷の嵐、そして熱波と洪水を一日のうちに経験した 7月 4日のアメリカの状況を報じた英国デイリーメールの記事。 今回はこの記事をご紹介します。
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最近、天候関係の記事が多く、今回は違うことを書くつもりだったんですが、上のデイリーメールの報道を目にしまして、やはり記事にしたくなりました。気候に関してはどこで起きていることも他人事ではない時代だと思います。






今日は太陽が地球から最も遠い日


先日の記事の冒頭で、私の住む関東地方で、その時点でのピンポイント気温予測で下のようになっていることを書きました。




それで、今、その 7月 6日の午後なんですけれど、結果としてこのようなことにはなっていないようです。

暑いことには暑いんですが、気温 33度を越えると細胞のひとつひとつが沸点に至り、全身が消滅するといわれる私(へんなモンスターかよ)が、エアコンをつけることもなく部屋でこのように存在していますので、多分、30度少しくらいの気温だと思われます。

風もわりと涼しい。

もちろん、関東も広いですから、大変な気温になっている地域はあるとは思いますが。

関東は梅雨明けもしたようで。


梅雨明け:関東甲信で 昨年より19日早く 史上4位タイ
毎日新聞 2013.07.06

気象庁は6日、関東甲信で梅雨明けしたとみられると発表した。平年より15日早く、昨年と比べても19日早い。6日の梅雨明けは関東甲信では1951年の統計開始以来4位タイの早さとなった。



西日本より先に梅雨明けしたんですね。

ちなみに、今日、あまり気温が上がらなかったのは、あまり太陽が出ない天候だったこともありそうで、基本的に午前は曇りでした。

早朝、空を見上げると、「もう少し発達すると乳房雲( Mammatus )になりそうな雲」が空全体に広がっていました。

下の写真は窓から空を撮影したものです。
太陽も小さく雲の向こうに見えます。

clouds-2013-0706.jpg


「乳房雲」というのは、過去記事「異常といえば異常、普通といえば普通かもしれない最近の世界のいくつかの現象」で写真を何枚か載せたことがありますが、もっと発達すると、下のような雲となっていくものです。





今日の早朝は空全体がこんな感じで、また、多分、上空の大気が荒れていたのだと思いますが、富士山とかアメリカのシャスタ山などによく出るような、いわゆるレンズ雲と呼ばれる雲が複数、空に出ていました。



▲ アメリカのシャスタ山のレンズ雲。ここにはよくこの雲が出ます。北京の空に現れた「終末の雲」や富士山のレンズ雲から思う世界の7つの「聖なる山」より。



ベランダから空を見ていたのですが、近くに子どもがいたので、レンズ雲は見たことがないだろうと、驚かせてやろうと思い呼びました。


わたし 「あそこに UFO が飛んでるよ」
子ども 「ああ、オトーサン、あれはね、 UFO じゃなくて、ただの雲だよ
わたし 「・・・・・はい」
子ども 「雲が渦を巻いたみたくなって、ああ見えるんだろうね」
わたし 「・・・・・はい」


と、まったく動じることなく子どもはそう語って去っていきました。


それはともかく、今日は雲の向こうの太陽が何だか少し小さく見えるように感じました。




太陽の遠日点

その後知ったのですが(太陽が小さく見えたこととは関係ないでしょうが)、今日は「太陽が地球から最も遠い日」なのだそうです。

地球の軌道は、正確なまん丸ではなく、「楕円」なので、太陽から遠い場所や近い場所になることがあるのですが、この軌道上の太陽からもっとも離れた地点を「遠日点」と呼ぶのだそう。

下の図がわかりやすいです。
逆に太陽にもっとも近いのが、「近日点」というそう。

aphelion-2013.png


今日の「遠日点」についてのスペースウェザーの短い記事からです。


EARTH AT APHELION
Spaceweather 2013.07.05

地球は遠日点に

本日は、私たちは通常よりも太陽から遠いところにいる。太陽を周回する地球の軌道は、真円ではなく、楕円で、7月5日(日本時間7月6日)には地球は、楕円上の曲線で、太陽から最も遠い端に位置する。

天文学者は、これを「遠日点」(aphelion)と呼んでいる。遠日点にあるときには、太陽は空に通常より小さく表示され(通常より 1.7%小さい)、そして、世界の太陽熱は、年間平均より 3.5%程度小さくなる。これは、北半球の夏の暑さにわずかな救済を提供してくれるのかもしれない。




とのことで、実際に北半球全体で「太陽熱がやや弱くなる」という傾向はあるようです。


そんなわけで、また余談めいた話となってしまいましたが、ここから本題です。




熱波と雪景色が同居する世界


SantaRosa-2013-07-04.jpg

▲ 雹(ひょう)による嵐によって町全体に氷が雪のように積もってしまった米国ニューメキシコ州のサンタローザ。7月4日。地元のメディアの Komo News より。


7月4日というのは、日本では「七夕の3日前」という日くらいで特に大きな日ではないのですが、アメリカでは独立記念日という大きな記念日です。

でまあ、そんな日に冒頭の写真にありますように、アメリカのニューメキシコ州では、「氷の嵐 / 雹(ひょう)」の嵐によって、地域一帯が雪景色のようになってしまったということになったのですが、一方で、ユタ州では猛暑で2名の方が亡くなったとのこと。

それぞれの場所はかなり大まかですが、下の位置となります。

0704-sd-map1.jpg


下の図は、「個人的観測史上最大の「暴落」を見せた宇宙線とその原因を作った太陽フレア」に載せた先週のアメリカの熱波の地域の図です。





上の熱波に襲われた地図を見ますと、氷の嵐が降ったニューメキシコ州はどちらかというと、熱波に覆われているような感じなのですが、でも、一昨日は雪景色のようになったのでした。

ユタ州といえば今年の4月に、「地球の記録」の「米国ユタ州で史上最大規模の地崩れが発生」という報道をご紹介したことがありますが、いろいろと多難なことが多いようです。

utah-mine-2.jpg

▲ 上の記事より。



いずれにしましても、天候異常もなかなか極まってきている感じもありますが、そのことをまとめていた英国デイリーメールの記事をご紹介します。



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