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2013年10月30日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




疑似と近似が積み重なっただけの「絶対」への信奉が義務づけられるリアル社会のウソくささに耐えきれなくなって疲れちゃいました



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▲ アメリカのフェルミ国立研究所の物理学者デビッド・アンダーソン博士と、ワシントン大学の航空力学の専門家スコット・エバーハート博士が共著した『 UNDERSTANDING FLIGHT 』(飛行の理解)という本。この世界で最も航空力学に詳しい専門家たちの記述によると、「飛行機がなぜ飛ぶかは、いまだにわかっていない」のだそう。飛ぶ理由はわからなくとも、航空力学は存在し、そのシミュレーションも完ぺきにおこなえます。しかし、飛行理論の根本ともいえる「どうして飛行機が飛ぶのか」については、仮説以外は存在しないのだとか。
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心の底から疲れ始めた2013年の秋ですけれど

最近、元気がないんですよね。

今日も記事を書こうとしたけれども、その途中で力が抜けてしまいました。

元気といっても、あっちの話ではなくて(誰がそんなこと思うか)、精神のほうの元気のほうですけど、一日に何度か「心が疲れ果ててしまう」というような瞬間に見舞われます。

若い時から神経や精神系の疾患をそれなりに数多く経験している私も、こういうのはあまり経験がなくて、いわゆる「ウツ」や抑鬱というのともなんか違うし・・・まあ、これはそういうメンタルな話だけでもなく、明確な理由が存在しているとも思います。


それで何だか日々摩耗していて、「この世に疲れちゃってきている」ということかもしれないと。

まあ、原因というのか、わからないでもないのですけれど。



・・・変わらないどころか悪化していっているようにしか見えない社会の精神性。


・・・そして、日に日に衰えていく科学的見識。



この先に生きて少しは素晴らしいビジョンが存在するのだろうかと私自身についても疑問に思わざるを得ないですが、私には子どももいまして、うちの子だけではなくとも、「この世の子どもたちの未来」なんてのは考えるだけで力が抜けるような日々です。

ちなみに、「日本の子どもたち」という小さな形容ではなく、「世界中の」という全体的な話でもあります。



科学といえば、昨年、子どもと一緒に図書館に行った時に、その「子どもコーナー」の棚で手にした「原子の発見」という田中実さんという方の書いた本を立ち読みして、「物質不滅の法則」(質量保存の法則)を知った時のことを書いたことがあります。

大出血のような太陽フレアと真っ赤な富士山上空を眺めながら「物質は永遠」という法則を子ども科学本で知った日
 2012年09月03日

細かいことはともかく、上の「原子の発見」という少年少女向けの本で私が初めて知った物理の絶対的な法則として、


宇宙全体の質量とエネルギーの総和はゼロ


ということや、


ものは消えてなくならない。ものが変化して、なくなったように見えても、じつは別のものがそのかわりにできている


ということがあるわけですけれど、その時点で、「科学者たちはこんな絶対的法則を知っている人たちなのに、なぜ『宇宙が生まれた』(物理の法則に矛盾)だとか、まして、ビッグバン(論外)だとかの考えを平気で主張できるんだろう」と、非常に不思議に思ったことがあります。


また、「原子の発見」の中には、著者の田中さんの言葉として、下のようなことが書かれてあります。




生きているとはどういうことか。人間も動物も、そして、植物も生きている。生きているものと、生きていないものとは、どこがちがうのか。生きているものが死ぬとは、どういうことなのか。

生命という現象には、まだたくさんの解ききれない秘密がある。しかしそれは自然科学の力によって、しだいに解決されてゆくはずである。どんな生物も物質から出来ているのだから『物質不滅の法則』に外れるような現象は起こるはずがない。






田中さんは何気なく書いたのかもしれないですが、この


 > 『物質不滅の法則』に外れるような現象は起こるはずがない


という記述もまた、「生命にはその起源というものは存在しない」という私の考えをサポートするものとなったりしました。


しかし、「起源がないってどういうことだ?」と自分でも思うわけです。


宇宙にも生命にも起源がないなら、「いったい、私たちの存在はどういうことなんだい?」と思ってしまうのですけれど、この「何でも理解できければいけない」という強迫観念そのものがいけないことだと最近気付きました。


事実、理解などしなくても、この世は成立している。


それを知ったのも、やはりまた、子どもと一緒に図書館に行った時の立ち読みによるものでした。






「近似」を許さない今の時代

先日、子どもと図書館に行ったときに、今度は子ども本コーナーではなかったのですが、竹内薫さんという人の『99.9%は仮説』というタイトルの本が目につき、それを立ち読みしていましたら、その本の冒頭に書いてあったのが、


> 飛行機がなぜ飛ぶのかはまだよく理解されていない。


だったのです。


「いくらなんでも、そんなわけねーだろ」と思い、家に帰って調べてみましたら、今回のトップに載せました、フェルミ国立研究所とワシントン大学の航空力学の専門家のふたりの記した本に行き着いたりして、この今の世の中で、「飛行機がなぜ飛ぶのか、わかっていない」ということが真実だったことを知るのです。


でも、飛ぶ理由はわからなくても、設計もシミュレーションもできて、飛行機は実際に飛んでいます。


飛行機が飛ぶ理由の仮説についてはこれまで、私はそれぞれ何の定理か知らないですが、ベルヌーイの定理というものや、渦動説だとかいうもので説明できると思われていたそうなのですが、これでは説明できないというのが真実だそう。

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▲ 飛行機が飛ぶ原理とされていた「ベルヌーイの定理」というもの。これについて、フェルミ国立研究所の物理学者デビッド・アンダーソン博士などは、そのような今まで説明されてきたことは「全部デタラメ」だと。真実は、「まだわかっていない」ということ。


この『99.9%は仮説』という本は、Amazon をはじめ、どこででも入手できると思います。


ところで、その本には、1965年にノーベル物理学賞を受賞しているアメリカの物理学者リチャード・ファインマンの、


「科学はすべて近似にすぎない」


という言葉も紹介されているのですけれど、なんかこう、子どもの頃から、今に至るまで、教師や科学者の口から、


「今教えている勉強はすべて近似(大体そんなもの)にすぎない」


と教えられた記憶がないです。

学校でも、あるいは「上から教える人」たちから、


「今教えているこれは絶対的なもの」


というように「学問はすでに 100パーセント決定しているもの」として教えられ、そして、私たちの下の世代の子どもたちや若い人たちもそのように教えられて育っていくのでしょう。


そして、これが地球を滅ぼします


学問の進歩は止まり、「わかってもいない、確定もしていない、あるいは、そもそもがねつ造されたものかもしれないような理論かもしれない数々」を「絶対」として頭の中に叩き込まれていく社会。


その結果として地球の文明は衰退して、私たちは滅びていく。


その責任は専門家の人たちだけではなく、私なども含めた一般の多くの大人にもあると思います。

なぜなら、「疑っていない人が多すぎる」からです。


たとえばですけれど、どなたかがノーベル賞をとったとする。
専門家の人たちはともかく、ニュースを見た多くの人々は、


「日本人がノーベル賞を取った! バンザーイ! バンザーイ!」


これで終わり。


その本質を疑うどころか、場合によっては、いったい何の業績で受賞したのかもわからない。


これからもずっとこんな「シープル的世界」な感じで世の中は続いていくのだろうなあと思うと、自分の子どもをこの世の中に生みだしてしまったことにも罪を感じたりして、落ち込みはひどいものですけれど、まあしかし(あまり期待していないですけれど)、ほんの少し、何か起きたり、何かが変わるかもしれない。


希望が完全に消えるまで(現在、約 80パーセント消滅中)は書きたいと思っています。


そういえば、上に「その結果として地球の文明は衰退して、滅びていく」と書いていますけれど、私の書き方ではまったく具体的に伝わらないですが、過去記事に、フレッド・ホイル博士の言葉を抜粋したことがあります。

ホイル博士は、誤った科学的見解について、


学会は誤った知識の領域を持つことになり、その損失はもとより、その周辺領域すべての進歩を阻害してしまう。このことが同時に、多方面に影響し、人間社会の衰退、そして最終的には破滅へと導くのである。



と書いています。

これは、過去記事の、

破局の回避という奇跡があるとすれば
 2013年03月09日


に記したものですけれど、再度、部分的に抜粋しておきます。





『生命はどこから来たか』(1995年)より
 フレッド・ホイル、チャンドラ・ウィクラマシンゲ共著


われわれは皆、許しを請うことなくこの未知の世界に生まれてくる。生まれて数ヶ月もすると、目も見え、自らの足で立つこともでき、やがて話し始め、ついには言語の壁をも突破する。初めは何の手がかりもないのに他人の話していることを理解し、自分自身でも話すようになるのである。

われわれは、これらすべてのことを自然のうちに学ぶのである。しかし、唯一残念なことは、この時期において子供たちは、周りの大人たちに世の中の状況の偽りのない真実を、流暢に語る手段を身につけていないことである。そのため、大人たちは適切な双方向の会話ができればやがて誤解に気づくだろうという幻想を抱いたまま生き続けることになる。

不幸にも、偏見のない見解を伝達することができるようになる頃には、教育という過程により偏見のなさを失ってしまうのである。

(中略)

先に述べたように、ある分野の科学的知識は確かなものである。確かな知識からまだ未解決課題へと進むと、事情は違ってくる。教条的な意見や教義が顔を出す。科学者は真の科学者であることをやめ、事実より教義を取り上げ、こうして創造主義者と同じ思考をとるようになる。

われわれの考えは、地球上の生命の起源と進化に関する進化論者の見解は、創造論者と同じくらい全く間違っている。創造論者の誤りは明白だが、進化論者の誤りはわかりにくく、特に学校で学ぶ子供たちの目から真実を隠していると思う。科学の進歩の方法は確実な知識を外へ押し広げていくことである。注意深い研究により、最前線が次第に広げられていくならこの方法はうまくいく。

しかし、突然大飛躍して科学が発展することもある。ニュートンの力学の飛躍的な進歩が、天体力学の発展、 19世紀の光と放射線の理論、そして現代の量子力学を導いてきた。

これらの進展に貢献した科学者各人の称賛に値する業績は偉大であり、その名は永く刻まれるようになっている。科学者たちが大進展の主役になりたいと野心を持つのは当然である。ある者はその才能により成功し、ある者は幸運に恵まれ、さらにある者はけしからんことに作り話で成功を収めた。そのやり方は、何もないのに大進展があったかのように振る舞うのである。

このようなニセの効果がうまくいくには、一人の孤立した科学者ではなく、科学者の陰謀団のほうがよい。声を揃えることで、陰謀団は各々の科学者の口を封じ、科学雑誌に発表される論文の内容に圧力を加え、ついには反対意見を一掃してしまうことができる。

こんなことは全くの作り話ではうまくいかない。初めには、ゲームでいうところの「ツキ」があったに違いない。すなわち初めには、事実は陰謀団の言う理屈に合っているかのように見える必要がある。

陰謀はのちにその理論に合わない事実がわかってきたときに現れ、科学雑誌を自由に操ることを通して慎重にこの事実を葬り去ってしまう。さらに陰謀団の理論が、教育課程に侵入し、常に難しい試験の連続に追い立てられ、自らを失っている数多くの生徒たちに教え込まれると教義は確立してくる。

学会は誤った知識の領域を持つことになり、その損失はもとより、その周辺領域すべての進歩を阻害してしまう。このことが同時に、多方面に影響し、人間社会の衰退、そして最終的には破滅へと導くのである。





ここまでです。

まあしかし、「近似を認めないこの世の破滅を見てから死んでやろうか」という凶暴な気持ちもややあります。

暗い元気の源ですが、それが確かに生きている理由にもなっているかもしれません。

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2013年10月29日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





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▲ 米国ネバダ州の砂漠に広がっている奇妙な光景。グーグルアースより。今回の記事の最後に他の写真もいくつか載せようと思います。




「本当に次々と時代が終わっていく」と奥様が述べた日に

うちの奥さんは、若い頃、1960年代のヴェルベット・アンダーグラウンドというバンドをよく聴いていたそうなんですけれど、そのバンドのリーダー的存在はルー・リードという人だったんですね。

昨日、奥さんに、

「そういや、ルー・リード亡くなったって」

というと、報道を知らなかったようで、やや驚いていましたが、この訃報は、少なくとも米国と英国のほぼすべてのメジャーメディアで大きく報道されていました。多分、ロックミュージシャンの訃報としては最近では最大のものだと思います。

下のは、米国 CNN の第一報の画面だと思います。

musician-lou-reed-dies.jpg


下のは CNN の日本語版の記事の一部です。




ルー・リードさん死去、ロック界の伝説的存在
CNN 2013.10.258

ロックバンド「ベルベット・アンダーグラウンド」のメンバーで、ロック界の伝説的存在だったルー・リードさんが27日に死去した。71歳だった。
詳しい死因などは発表されていない。

リードさんはベルベット・アンダーグラウンドのソングライター、ボーカル、ギターを担当し、後にソロで活動した。音楽誌ローリング・ストーンの編集者は「ルー・リードほどの影響を与えた人物はほんの一握りしかいない」と振り返る。

ベルベット・アンダーグラウンドは1965年に初公演。麻薬中毒、妄想、性的逸脱行為など、タブーとされていたテーマを取り上げた。同バンドの活動は数年しか続かなかったが、観客に絶大な印象を残し、デビッド・ボウイ、R.E.M.、U2など多くのアーティストに影響を与えた。96年にはロックの殿堂入りした。





確かに 1970年代に入る頃の、特に米国圏での三大ロックスターと言えば、下のような人々でした。

rock-star-1972.jpg

Daily Mail より。


反逆的なスタンスを持っていたのは、その後のパンクと似ていますが、その後のパンクと違うのは、それらとは比較にならないほど商業的に大きな成功を収めたことだったと思います。

しかし、そのことが、

「反逆文化(カウンターカルチャー)は金になる」

ということを音楽産業の人々に気づかせてしまって、次第に「レコードのセールスだけで音楽家たちの価値が決められてしまう概念」が、カウンターカルチャーの人々にまで広がっていき、加速度的に「大衆音楽の純粋性」が失われていく時代でもありました。

まあ、しかし、そういうことはともかくとしても、確かにルー・リードがあまりにも多くの人に影響を与えたことは間違いなく、うちの奥さんなどは「本当にひとつの時代が終わったって感じがする」と言っていて、それに関しては確かにその通りかもしれない思います。


ちなみに、ロック音楽が現代に至るまでの道には、「ピラミッド構造」があって、このルー・リードという人は上から2段目あたりにはいる人だとは思います。

ちなみに、私個人がピラミッドの頂点にいると思うロック・ミュージシャンは、リンク・レイという人で、 1950年代から活動していた人ですが、このリンク・レイについては3年くらい前だったか、今は更新してない音楽サイトに書いたことがあります。


創造神ヌーワが最も恋した地上の男: リンク・レイ (1929 - 2005年)


しかし、このブログは音楽ブログではないですので、音楽の話はここまでにしておきます。



いずれにしても、自分の生きてきたこの 50年間ほどの「時代」が確実に消えていこうとしていることを実感します。


「次は自分自身なんだろうなあ」と思わざるを得ないですが、それでも、人から見ればどんな下らないと思われることでも、若い頃に熱狂できたことがいくつかあったことは幸いだったと思います。

今は・・・たとえば、マスメディアなどからの商業的な扇動で「自分は何かに熱狂していると錯覚している人が多い」ような感じを受けたりすることもありますけれど、その時代や、その世代の価値観に異論をとなえるつもりはないですので、本人たちが満足ならばそれでいいのかもしれないとも思います。


そんなわけで、音楽の話を書いたついでに、タイトルにも書きました、数日前にアメリカのメディアで読んだ「ポール・マッカートニーとジョン・レノン」の記事をご紹介しようかと思います。

大した記事ではないのですが、ビールトルズのメンバーも仮に「全員が亡くなった場合」には、今回のルー・リードと同じ、音楽のひとつの時代が終わったと感じる人も多いと思ったということもあります。


その後に、また、「グーグルアースもの」なのですが、「ネバダ砂漠の不思議な光景」の写真を何枚かご紹介しようと思います。


まずは、ビートルズ時代からの共同作業を今も続けるジョンとポールの話から。




Paul McCartney Claims He Still Writes Music…With John Lennon's Ghost!
Perez Hilton 2013.10.25

paul-john-ghost.gif


完全にクールというのか、あるいは不気味だというのか何とも言えない話が最近のポール・マッカートニー卿のインタビューで飛び出している。

ポール・マッカートニーとジョン・レノンは、ビートルズ時代に数々の偉大な音楽を作り出したデュオであることは知られているが、そのジョン・レノンは 1980年に非業の死を遂げてしまった。

しかし、最近の音楽誌ローリング・ストーンズとのインタビュー上で、ポールは今でも作曲にジョンの亡霊の手を借りていると話した。以下はそのインタビューの抜粋だ。



たとえば、僕がどこへ向かおうか(作曲についての方向の意味だと思われます)を考える時に、それについて自分でよくわからない場合がある。そういう時は、僕は部屋の向かい側にいるジョンに尋ねるんだ。ジョンはたとえば「きみにそれはできないよ、ポール」と言ったりする。

そして、僕も「なるほど、その通りだ」とか答える。僕はまた「じゃあ、こういうのはどうだい?」とジョンにきく。すると、ジョンは「ああ、それがいい。そのほうがいい」とか答えくれたりする。

僕たちは会話をし続けているるんだ。
この状態を失いたくない。


真の天才は決して死なない。そして、ポールとジョンとの間のような友情を失うこともない。本日、ポール・マッカートニーがリリースする新しい曲のためのビデオを見ると、ビートルズ伝説がいまだに続いていることを強く実感する。

ジョンも、ポール卿を誇りに思っていることだろう。






どうも新曲の発売前のインタビューの中に出てきた話のようで、ビートルズの話を絡めたのは、いろいろな思惑を含めた一種の例え話だと思いますが、でも、妙な臨場感のある話から心配されるのは、幽霊のことではなく、むしろ老境に達したポールの「心」のほうかもしれません。






ネバダ州には秘密が多い

そんなわけで、今回も記事の中心がよくわからないですが、最近、グーグルアースで下のような海底の不思議な光景を紹介することが何度かありました。

“images”

突然のように始まった「不思議な海底の露出」はいつまで続く?より。



“images”

「瞬間的に略奪が発生するアメリカの現実」を目の当たりにしながら、グアム海底の構造物を眺めていた日より。


今回は、アメリカのネバダ砂漠に移っている不思議な光景です。

このページのトップに載せたものはその中のひとつです。

navada-s1.jpg



この上のものは、近づきますと、下のようになっています。

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大きさ的には 200メートルほどでそれほど巨大なものではないですが、形状などを含めて、「何のためのものなのかがよくわからない」のです。何しろ周囲は何十キロも何もない砂漠の場所なのです。下の 50キロくらいの幅の砂漠の中に何カ所か「何か」あるのです。

sabak.jpg



ここはネバダ州なんですが、いわゆるエリア51といわれている場所や、ネバダ核実験場などとはかなり離れた場所で、そちらとの位置的な関係はなさそうです。

navada-map-2013-10.gif


座標的には、大体、

39°53’09.85” N 118°23’48.24” W

の周囲を探していると、いろいろと出現してきます。

いくつか抜粋してみます。

下のは上のものと比較的近い場所にあります。

navada-s3.jpg



下のような地上絵のようにも見えるし、何かの施設にも見えるけれど、意味が推測できないようなものとか。

navada-s5.jpg


あと、砂漠のど真ん中に下のような「地下への入り口みたいなもの」があったりします。

navada-s7.jpg


これらが何かはわかりようがないですが、映画『第9地区』ばりに「あの場所は秘密が多すぎる」とつぶやきたくなるような光景であります。

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2013年10月27日



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x-flare-10.gif

▲ 10月25日に発生したXフレア(等級は X1 で、X級の中で最も弱いクラス)。白い円で囲んだところがフレアですが、光が妙にきちんと「X」の形をしていました。




Xフレアと最近の地震のこと

久しぶりに太陽でX級の太陽フレアが発生しました。
規模は大きくなく、それほど影響のありそうなフレアではないのですが、先日、


太陽活動が「過去200年で最も弱い」ことが確定しつつある中で太陽活動は復活するか


というタイトルの記事を書きまして、個人的も今後の太陽が下の選択肢のどちらになるのかということには興味があります。

(1)もう一度、活発な太陽活動となってからサイクル24の活動最大期を終える

(2)このまま盛り上がることなく太陽活動の最大期が終わる


今のところは、(2)の雰囲気が濃厚だと思うのですが、まだ何とも言えない面もあります。


なお、やはり、パキスタンで新しい島が出来た地震以来続いている地震に関して、

世界各地で警告される大地震情報の前に立ちはだかる米国の政府閉鎖
 2013年10月13日

という記事以来、記録として残し続けていますが、10月26日に福島県沖で、マグニチュード 7.1の地震が発生しまして、そこまでの記録です。

M6-2013-10-25.gif


10月26日の福島の地震の場所は、プレートの位置との関係を示してみますと、下の場所になります。

E-10-25.gif



いずれにしても、9月24日のパキスタンの地震から10月26日までの約1ヶ月間で、マグニチュード6以上の地震が 13回発生していることになり、3日に1度以上の割合で起きていると言えそうです。

ちなみに、最近の大きな地震はプレートとプレートの境目の付近で起きることが多いのですが、 10月 24日には、南極海にある南サンドイッチ諸島というところでも大きな地震が起きていますが、ここは南極プレート、スコシア・プレート、南アメリカプレートなどの接点の近くにある場所です。

south-sandwitch.gif


南極海の地震としてはマグニチュード 6.7というものはなかなか大きなものだと思います。


これらの地震の記録は特に目的や予測などと関係したことではないです。

ただ、どうも以前から、こういうことは1度始めると完全に飽きるまでは続けてしまう人ですので、また適度にアップさせていただきます。





太陽活動のこの先はわからなくても、増え続ける南極の氷

過去記事の太陽活動が「過去200年で最も弱い」ことが確定しつつある中で太陽活動は復活するかでは、下のようなグラフを載せました。

ss-1-24-com-01.gif


この時は、ぐちゃぐちゃといろいろ書いてしまいましたが、要するに、今の太陽活動であるサイクル24という太陽活動が過去 200年の中で最も弱いことがほぼ確定的になってきたことをあらわしたものです。

その太陽はページのトップに示しましたように、一昨日から昨日にかけてXフレアを発生させたりしているのですが、ところで、その太陽の現在の顔・・・というか、様子は下のようになっています。 NASA の太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー SDO が撮影した 10月 25日の太陽画像です。

coronalhole_sdo_blank-2013-10-25.jpg


まあ・・・・・太陽が顔っぽく見えるのは毎度のことなのですが、これを見た時になんとなく、「時節を意識している感じだなあ」と、つい思ってしまいました。

正確な日付けはよく知らないのですが、アメリカなどでは、今頃の時期に「ハロウィーン」という行事(何のための行事だかも私はよく知らないですが)をおこなっているはずで、そこには、「カボチャのロウソク立て」みたいなのが絵柄として、よく登場します。

上の太陽はまさにそんな感じだなあ、と思った次第でした。

halloween-pumpkin.jpg



ちなみに、上の太陽の姿の時にXフレアを放出しています。


太陽活動の進行は時期がくればわかることでしょうけれど、現時点でわかっていることのひとつとして、「南極の氷がさらに増えている」ということがあります。

これに関しては、「アメリカの政府機関の閉鎖解除後に知り得たフードスタンプやイルカの大量死のデータ」という記事に、アメリカ国立雪氷データセンター( NSDIC )の下のグラフを載せました。

“antarctic”


これは、「氷の面積」に関して、南極の氷が観測史上での過去最大を更新しているということを示しているものですが、極地の研究機関として名高いドイツの国立研究所である「アルフレッド・ウェゲナー極域海洋研究所( AWI )」が、最近、「量も過去最大である」ことを示した報告を発表しています。

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アルフレッド・ウェゲナー極域海洋研究所の関係機関のサイト より。


上のサイトにある今年の南極で最も氷の少なかった日と、多かった日を比較した図が下のものです。

antarctic-min-max.gif


夏と冬ではこんな違うとは知りませんでしたが、このうちの下の「多いほう」の氷の量は、観測が始まった過去 30年で最大だそうです。

アルフレッド・ウェゲナー極域海洋研究所は、面積だけではなく、その質量の観測にも成功し、それによると、南極の氷の量そのものが過去最大となっているようです。

そのサイトによると、

・2013年9月平均の海氷面積は 1948万平方キロメートル。

・これはドイツの国土面積の50倍。

・9月18日には1965万平方キロメートルを記録し、過去最大面積になった。


ということで、また、下の写真などの装置と、衛星での観測との組み合わせによって、「海氷の厚さ」を計測することが可能となり、どうやらこちらも過去最大となっているのではないかというようなことです。

snow-buoy-AWI.gif

▲ 海氷の厚さを自動で計測する機器。写真はアルフレッド・ウェゲナー極域海洋研究所提供。


ちなみに、アルフレッド・ウェゲナー極域海洋研究所という名称は、アルフレート・ヴェーゲナー(1880年-1930年)というドイツ人科学者の名前に由来しているのだそう。気象学の専門家で、気球を使った高層気象観測技術などの先駆者だった人だそうですが、大陸移動説を提唱して、そちらで有名になってしまったのだとか。


そんなわけで、今後の進み方は急速ではないかもしれないですが、「地球は少しずつ氷に包まれていく」という方向にすすんでいるという可能性はあるのかもしれないとさらに感じる次第です。

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2013年10月25日



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そして、米国のリュウグウノツカイから何となく思い出したリュウゼツランや四川省の竹の花のこと。


phi-eq-2013.jpg

The Extinction Protocol より。





断層が先にあるのか、それとも地震の発生が先なのか?

先日、

「今、地球で一体何が起きているんだい?」と神様にでも誰でもいいので尋ねたくなる夜に
 2013年10月15日

という妙なタイトルの記事の後半で、最近続いているプレート境界地震の流れの中で起きたフィリピンのマグニチュード 7.2の地震について少し書きました。

下の場所で10月15日に起きた地震です。

ph-011.png


この地震はその後、200名の人が亡くなるという大惨事となったのですが、この大地震を起こした断層が「それまで知られていなかった未知の断層」であり、そして、その断層が冒頭の写真のように、フィリピンのいたるところで「岩の壁」となっているということが、米国のインクワイアラー紙の記事に載っていました。

philippines-earthquake.jpg

▲ 地震後に浮上した断層上の道路の様子。


フィリピン火山地震研究所( PHIVOLCS )の地質学者たちがつきとめたものですが、この「これまで断層がまったく確認されていなかった場所で巨大な地震が発生した」ということは、どういうことかというと、簡単に書けば、


「どんな巨大地震でも現存する断層と関係なくどこでも起きる可能性がある」


ということのひとつの証にも近いことにも思えます。

日本などでも「すでにある断層などから将来の地震の予測を立てる」というようなことが普通にあるように思いますが、今回のフィリピンのように、あるいは他の様々な大地震にも結構多いですが、「現存する断層とは関係なく大地震は起きる」ということもまた事実であることを改めて感じます。

まあ・・・別に批判的な意味で書くわけではないですけれど、これは過去の断層から未来の地震発生の危険度を測るという方法論はもしかすると無意味かもしれないということにも関係してしまいそうですが、まあ、そちらの学問的なことについてはともかく、このフィリピンの未知の断層(あるいは今回の地震で断層となった)の距離は「長さ 100キロメートルに及ぶ」と考えられるのだそうです。

地震というのは、その発生の予測だけではなく、「発生する場所の予測自体もできないものなのではないだろうか」という気持ちが私の中では次第に大きくなっているのですけれど、そういうことを前提として、ややオカルトがかった最近の話題のことについて書こうと思います。





米国の「リュウグウノツカイ騒動」で思い出すこと

us-coast-oarfish.jpg

最近の、こちらの記事こちらの記事などで、アメリカの西海岸で相次いでリュウグウノツカイが浅瀬などに打ち上げられていることが話題となっていることにふれましたけれど、2匹目が打ち上げられてからの報道の多さはちょっと異常なほどで、そして、そこには「 Japan 」という単語がやたらと出てくるのです。


先日の記事では、3年くらい前(2011年の日本の大震災の1年前)の下のテレグラフの記事のことを思い出して、載せたりしていました。

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▲ 2010年3月の英国テレグラフの記事。


しかし、現時点のニュースでも、「日本」の名前がよく出てくるのです。

どのように出てくるのかということの例として、米国の CBS ニュースの概要をご紹介してみたいと思います。

下のタイトルの報道です。

sea-serpent-01.png



‘Sea Serpents’ Or Harbingers? Oarfish Washed Up Year Before Japan Quake
CBS (米国) 2013.10.21

海の大蛇か、それとも前触れのたぐいなのか? 日本の震災の前年にリュウグウノツカイは打ち上げられていた

南カリフォルニアに打ち上げられた珍しい「海の大蛇」は災害の前兆である可能性があるのだろうか?

10月13日にカタリナ島沖で5メートル以上の体長のリュウグウノツカイが打ち上げられた後に、10月18日には、海岸で4メートルほどのリュウグウノツカイの死体が発見された。

2011年3月、日本の東北沖でマグニチュード 8.9の地震が発生し、当地は壊滅的な被害を受けたが、その1年前の2010年3月、日本の漁師たちはリュウグウノツカイの目撃例が急激に増えていることを報告していた。

リュウグウノツカイは「硬骨魚類」という種類に属し、最大で11メートルの体長のものが報告されたこともあるほど巨大な種だ。生態についてはほとんどわかっていないが、水深1000メートルほどの深海にも移動できるとされている。

そして、このリュウグウノツカイは、歴史上でさまざまな伝説や神話を持つ。

その中で、日本の民間の伝承では、リュウグウノツカイの出現は地震の警告と関係するというものがある。

日本語では「リュウグウノツカイ」という言葉は、「海の神の宮殿からの使い」という意味を持つが、レポートでは、2011年の地震の前には、その海の神の宮殿からの使いが、石川、富山、京都、島根、長崎などで目撃されたり、網にかかった報告が相次いだ。

しかし、科学者は、リュウグウノツカイの出現と地震の発生との間の関係性を示唆する根拠はないと言う。

ロサンゼルス市自然史博物館で 35年間にわたり魚を研究しているリック・フィーニー氏は、「それはおそらく単なる偶然でしょう」と言う。

フィーニー氏によると、カリフォルニア州の沿岸部でのリュウグウノツカイの目撃例は、2010年からだけでも4つの報告があるという。



日本の2011年の震災の前年に数多くのリュウグウノツカイが漁師の人たちによって目撃されたのは事実のようですが、「1年前」という期間となると、関係性を考えることは微妙かもしれません。





リュウゼツランが咲き乱れた5年前の日本

リュウグウノツカイとは全然関係ないですが、今年の夏に下のような報道がありました。これを見て、数年前のことを思い出したりしていました。

ryuzetsuran.jpg

▲ 2013年7月19日の産経ニュースより。


上の記事に「30〜50年に一度だけ花を咲かせる」とありますが、2008年に、このリュウゼツランが日本全国で咲き乱れた時期がありました。こちらにあるものですが、抜粋します。

すべて、当時の地方紙メディアなどに出ていたものですが、リンク先は今はほとんど残っていませんので、文字だけです。


(2008年06月27日)千葉県/市原サービスエリアにてリュウゼツラン開花

(2008年07月25日)東京都/大島でリュウゼツランが一斉開花

(2008年07月26日)静岡県/伊東マリンタウンにてリュウゼツラン開花

(2008年07月29日)兵庫県/リュウゼツランが神戸大学敷地内で開花

(2008年07月29日)愛知県/蒲群市の個人宅でリュウゼツラン開花

(2008年07月30日)徳島県/上板町の個人宅でリュウゼツラン開花

(2008年07月31日)山口県/リュウゼツランが宇部市で開花

(2008年08月01日)埼玉県/東松山市の個人宅でリュウゼツラン開花

(2008年08月03日)東京都/赤羽の個人宅でリュウゼツラン開花

(2008年08月07日)千葉県/柏市の民家のリュウゼツランが初めて開花

(2008年08月10日)神奈川県/江ノ島サムエル・コッキング苑にてリュウゼツラン開花

(2008年08月15日)福岡県/中間市の個人宅でリュウゼツラン開花



こういう「あまりない現象が立て続けに起きる」と、どうしても、いろいろと勘ぐりたくなるものですが、このリュウゼツランに関しては、その後の何かと関係があったのかどうかはよくわからないです。


しかし、別の例もあります。


たとえば、2008年に中国の四川大地震がありましたが、前年の 2007年に、四川省で一斉に「竹の花」が咲いたという出来事がありました。

take-flower.jpg

▲ 竹の花。60年に一度しか咲きません。http://www.uchiyama.info/hana/hana/hanaki/take/より。


この竹の花というのも非常に珍しいもので、「開花周期が 60年」だそうで、人が一生に一度見られるかどうかというようなたぐいのものです。

ちなみに、 2007年に竹の花が咲いた四川省では「緊急措置」が発動されました。もっとも、これは地震とかそういうことではなく、竹は花が咲いた後は枯れてしまうので、「パンダ生息地としての危機」としてのことでした。

その 2007年の記事は、今も CRI オンラインに残っています。


パンダ生息地で竹が開花 四川省は緊急措置発動
CRI (中国) 2007.11.27

四川省林業庁の最新データによると、パンダが生息する同省の35県のうち半数近くの県でパンダの主食となる竹が開花し、開花面積は6万ヘクタールに上っている。

竹が開花するのは自然現象で、周期は約60年。開花した竹は間もなく枯れる。新しい竹は発芽からパンダの食用に適するまでに10年以上かかるため、生息地での広範囲の開花はパンダの食糧危機に直結する。

今回の大規模な開花を、現地政府も重く見ている。四川省は2005年に「パンダの主食となる竹が広範囲で開花した場合の緊急措置案」を制定、保護区に車両と必要な薬品等の救護設備を配備し、病気や飢餓の状態にあるパンダを発見した場合、ただちに救護メンバーが出発できる用意を整えている。



ということで、パンダのほうはどうなったのかわからないですが、その土地でこの翌年、四川大地震が起きました。


もちろん、関係はないのでしょうけれど、「珍しい現象」に対応して起きる「希な規模の災害」ということは過去にも何度もあったのかもしれません。


だからこそ、世界中に様々なそのたぐいの伝承が残っているのかもしれないですし、そのあたりは何ともいえないですけれど・・・・・。

ただまあ・・・・・・・・・・・。


今、「海は確かにおかしい」とは言える気はします。


たとえば、海の生き物の異常なほどの大量死。



あるいは、海底の異常な隆起や活動。



他にも、現在は海だけではなく、いろいろ異変があります。このブログなどでもご紹介することもあるそれらの中には確かに非常に珍しいことも含まれることは事実ではありますけれども、しかし、それに対応する「希な現象や災害」が存在するのかはわからないとしか言いようがないものだとも思います。

なので、予測はしないし、それはできないですけれど、心の準備はしておこうとは思っています。

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2013年10月24日



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twr-1.jpg

▲ Google Earth より。




南太平洋の南回帰線近くの海底にある「塔」。そして、その周辺に広がる光景


過去の記事などで、海底の遺跡「のようなもの」に関してふれることも多かったのですが、昨日、非常に興味深いものがグーグルアースに写っていることを知りまして、今回は短い記事となりますが、それをご紹介したいと思います。


座標もはじき出すことができましたので、グーグルアースを持ってらっしゃる方ならどなたでも見られます。残念ながら、ブラウザでのグーグルマップでは見られません。

トップに載せた写真がその光景の一部ですが、自分でグーグルアースでそのあたりを見た時の様子を、多少記録してありますので、その動画を載せておきます。

地球全体の姿から近づいていきますので(笑)、場所はわかりやすいかと思います。


南太平洋の海底




上の座標は大体、

32°30'05.64" S 149°52'47.17" W

となります。


写真のほうは見えやすいように、やや明るくしていますけれど、下の形だけならこういうような自然の地形はあるかもしれないとは思います。

t02.jpg



ただ、方向を変えて見た、下の写真のこのあたりの形がどうも・・・。

tw3.jpg



あと、上の動画ではちゃんと記録していないですけれど、このあたりはこの周囲の全体的な海底の地形もなんとなく、「自然を逸脱している」という感じもあります。

場所は、大体、地図の下の赤い丸のあたりになると思います。

globe.jpg






沈んでいった文明。そして浮上する大地


先日の、

「瞬間的に略奪が発生するアメリカの現実」を目の当たりにしながら、グアム海底の構造物を眺めていた日
 2013年10月16日

という記事では、グアムのすぐ横にある海底の奇妙に規則正しい地形が写っていることをご紹介したことがあります。










あと、昨年の、

アメリカ東海岸とバミューダ海域の間の海底にグーグルアースで確認できる「ピラミッド型の何か」
 2012年12月19日

という記事では、アメリカに比較的近い海域に、ピラミッドのような「地形」が海底にあるということをご紹介したこともあります。


pyr.jpg



pym-2.jpg

▲ グーグルアースでの座標は「 32°25'55.70" N 72°04'38.03" W 」周辺です。



これもひとつならともかく、規則正しく円錐形のものが海底に並んでいるというのが不思議なところでした。ちなみに、これは航空写真で見えるもののようで、下のように、ワシントン D.C. ともバミューダ海域の間の、やや南よりにあります。





昨日の「イスラエル・ガリラヤ湖が震源となる連続した地震の発生で気づいた地球上の大陸の分断の始まる地点」という記事で「大陸の分断」というものの可能性を書いたのですが、過去の地球では、それと共に「新しい島の浮上」と、そして、あるいは「旧来の文明と、その大陸の沈没」という出来事があったかもしれないということは、多くの人たちの潜在的な共通認識であるような気もします。

もしかすると、それほど遠くはないかもしれない、その「またやってくるかもしれない地質的な大きな変化の時代」というものを前にして、最近次々と見つかる、「もしかしたら、かつての人工の遺跡のようなものかもしれない」とも感じる海底の構造体にいろいろなことを思います。

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2013年10月23日



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g-swarm-2013-02.jpg

▲ どちらもイスラエルのガリラヤ湖で、左が 2013年 4月に報道されたガリラヤ湖の海底で発見された遺跡のような人工物の位置を示した図。右は今回の連続した地震の震源地を示します。


どうも体調が今ひとつで、気象だの太陽だの老化だといろいろな原因があるんでしょうけれど、胃などの不調は明らかに飲み過ぎなのかもしれません。

さてしかし、過去の記事の多くのことと結びつく、ある意味で興味深い報道を今朝見まして、そのことを書きたいと思い、老体に鞭打って(そこまでトシかよ)、書かせていただきます。






それはキリスト教発祥の地


最近、地震のことにふれることが多かったのですが、イスラエルでこの1週間のあいだに5回の地震が発生していることが報じられています。

どれもマグニチュード2から4の間の、日本の感覚で考えると小さな地震なのですが、しかし、報道では、イスラエルのネタニヤフ首相が地震対策を議論する特別閣議を招集したり、あるいは、イスラエル民間防衛軍が地震発生時の緊急対策についての会議を開催ということがおこなわれているということで、イスラエル国家としてそこそこに大きな出来事であることが伺えます。

ちなみに、この「イスラエル民間防衛軍」というのはも、その名前の通り、戦争や紛争などに関しての民間に対しての防衛を担当する当局ですが、地震対応の際にも行動する部署だということを今回知りました。

あまり関係ないことですが、このイスラエル民間防衛軍が緊急時に発令する内容は、たとえば、紛争地に行った場合や、旅行先で紛争やロケット攻撃などに巻き込まれた場合、あるいは、日本でそのような事態になった場合などに役立つ知識が多く書かれてありますので、そのような可能性のあると思われる方は読まれておくのもいいかと思います。

イスラエルの日本大使館のサイトには、日本語で掲載されますが、こちらに昨年の11月20日の民間に対しての警報文章があり、


イスラエル民間防衛軍より、お住まいの地域にロケット攻撃がある場合、或いは、サイレンが鳴る場合の対応について、以下の案内が発出されており、御案内いたします。



から始まる、ロケット攻撃時の対処に関しての日本語の文章があります。

今はどこの国でもあっという間に「いろいろなこと」に巻き込まれる可能性はありますし、日本だってこの先どうなるのかわかりませんので、こういうことを知っておくのもいいかもしれません。

しかし、これは余談です。
ここから本題です。






大地溝帯にある唯一の33度線上の地点であるイスラエル周辺


本題のイスラエルの地震に関してなのですが、今回の報道でのポイントは、

・ガリラヤ湖
・大地溝帯


のふたつのように思います。


今年4月の記事で、

イスラエル・ガリラヤ湖の水面下で年代不明の謎の古代構造物が発見される
 2013年04月12日

という記事を載せたことがありました。

今回の記事の最初にその古代建造物の位置と、今回の地震の震源を並べた図を載せましたが、その遺跡の実際の写真も当時多く報道されていました。

下は、CNNの2013年4月23日の「湖底に謎の巨大構造物、数千年前の古代遺跡か イスラエル」という報道にあるその人工物の写真です。

cnn-0423.jpg


また、上の過去記事で、このイスラエルのガリラヤ湖の位置が、「北緯33度線上にある」ということにふれています。

33rd_parallel-galilee.gif


この「北緯33度」という概念が最初に記事の中に出てきたのは、昨年8月の「フリーメイソンと高知に導かれて Google Earth 上で北緯 33度の旅をする」という記事でしたが、その後、何度も何度も出てきています、しかし、これについて書くとまた長くなりますので、今回は過去記事をいくつかリンクしておくだけにしておきます。




さて、33度線のことから1度離れます。

今回ご紹介する報道には、「イスラエルは大地溝帯に位置する」というニュアンスの記述があるのですが、これを見て私は、

「ああ、イスラエルもガリラヤ湖も大地溝帯の始まりの位置にあったんだ!」

という事実を始めて知り、大変に興味深く思い、わかりやすい話になるとは思えないですが、そのことについて少し書かせていただきます。


まず「大地溝帯」というものですが、その場所は下のラインにあります。

Great_Rift_Valley.jpg


これに関して Wikipedia の説明では、


主にアフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷で、プレート境界の一つである。

大地溝帯の谷は、幅35 - 100km、総延長は7,000kmにのぼる。




というもので、総延長は日本列島の長さ(3000キロ程度)など比較にならないほどの距離のある巨大な断層のようなものです。

そして、 Wikipedia には下の記述があります。


今のままで行けば、数十万 - 数百万年後には大地溝帯でアフリカ大陸が分裂すると予想されている。



つまり、この場所でアフリカ大陸は分断されると予測されているのですが、上の記述には


> 数十万 - 数百万年後


という気の長い年月が書かれていますが、「そんなことはないかもしれない」とういう示唆を感じさせる出来事が 2008年にエチオピアの大地溝帯で起きているのです。

これに関しては、3年以上前に英国 BBC の記事をご紹介したものがあります。

bbc-2009.jpg

▲ 過去記事「近いうちにアフリカ大陸が2つに分断されるかもしれないとの研究」より。


上の写真は、2005年にエチオピアの大地溝帯の上にできた巨大な亀裂なのですが、この亀裂が形成された時の状況について、下のように記事にあります。


英国王立協会の研究者ティム・ライト博士は、今起きている出来事を「本当に信じられない」と述べる。

何百万年というような長い単位で地球の変化を理解してきたライト博士を含む研究チームにとって、エチオピアのアファー三角帯での変化の規模とスピードは驚くべきものだった。

そこでは、あっという間に大陸に断裂が走り、大地がこじ開けられたのだ。2005年にはこの地でたった10日間の間に 60キロの長さに渡り、8メートルの幅の断裂が開いた。



この中の下の部分。


> たった10日間の間に 60キロの長さに渡り、8メートルの幅の断裂が開いた。


ここには「数百万年」というような年月は存在しません。

そして、「 パキスタンでのクリスチャン追放活動の渦中で発生した大地震と共に海底から浮上した新たな島」などで取り上げた最近のパキスタンの島。

あの島もたった数時間〜数十時間で海上に浮き上がりました。

pakistan-33.jpg


この島も海上に出ている部分はそれほど巨大ではなくとも、「海底から海の上にまで浮上したすべての質量」はものすごいものがあるはずです。


つまり、もしアフリカ大陸が分断するとしたら、それは数百万年というような歳月の中で起きるのではなく、数日から数週間でアフリカ大陸は分断してしまうと考えた方が現実的ではないのだろうかという話なのですが、今回の話は、さらに、


その分断の起点はイスラエルの場所、つまり、北緯33度上かもしれない


ということに気づいたというようなことかもしれません。


上に載せた大地溝帯の地図に「北緯33度線」を書き加えたものが下の地図です。

33-kiten.jpg


ちなみに、あまり関係のあることではないですが、新しい島ができた地震が起きたパキスタンも首都のイスラマバード近くに33度線が走っています。




なお、33度線といえば、アメリカもその両端で異変が起きています。

33-usa-02.jpg

33度線の西であるロサンゼルスでは、最近、ロサンゼルスタイムスが「大地震」に関しての大特集を組みました。

米国の33度線の東は、ノースカロライナ州というあたりですが、このあたりは、今年、イルカの大量死が続いています。



今後、世界で何が起きるかはわからないにしても、それが地質的な出来事だった場合、地質学者たちの言うような「何万年」というような時間軸が介入する余地はないように感じます。

あっという間に地球は変化してしまう。
そう思います。


ここまで長くなってしまいましたが、ここからイスラエルの地震の報道です。



続きを読む

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2013年10月21日



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1755年の「サイクル1」からのすべての太陽活動を見て、改めてわかる現在の太陽活動の弱さ


資料の羅列的な記事となりそうなのですが、10月の頭に、

数百年来の弱い太陽活動の中で突然起きた「太陽の大爆発」の余韻と共に NASA のサイトも NOAA のサイトもシャットダウンした朝
 2013年10月02日

という記事で、現在の太陽活動が「この 100年間で最も弱い」ということが報道されていることについて記したことがあります。



トムソンロイター財団より。


しかし、その後、様々な人によりデータのグラフ化などがされて、それがインターネット上にアップされるようになり、正確には「100年」というより、「現在の太陽活動であるサイクル24は、これまでの 190年のあいだで最も弱い太陽活動のようだ」ということがわかりつつあります。

下のグラフは、 NoTricksZone というサイトにあったものに、出来うる限りの解説的な注釈をつけたものです。


ss-1-24-com-01.png



もともとが、わかりやすいグラフではないのですが、注釈をつけても、何だかむしろわかりにくさが倍増している感じで、時間をかけたわりには申し訳ない感じもいたしますが、簡単にご説明します。

グラフの下に並んでいる「1から24の数字」は、1755年に太陽黒点の観測が開始されてからナンバリングされている太陽活動周期(サイクル1から24)の番号です。太陽活動周期(太陽活動サイクル)というのは、NICT (情報通信研究機構)の説明をお借りしますと、


太陽活動はほぼ11年の周期で変動しており、その周期的な変動をサイクルとして1755年から数えている。

第24太陽活動サイクルは2008年1月から開始したと考えられている。



というものです。

もちろん、この番号は、人間が太陽の観測を始めた時からのものというだけで、太陽そのものの歴史とは何の関係もありません

人間の観測以前から太陽は延々とこの太陽活動を繰り返してきたはずで、その中には太陽活動の強い(黒点が多い時)と、弱い時(黒点が少ない時)があり、それは地球の天候や、その他の様々な社会現象に影響してきたことは、過去記事に繰り返し書かせていただいています。


さて、上のグラフに話を戻しますと、「太陽活動開始後 58ヶ月目までの黒点数」を比較したもので、太陽活動が大きくなっていくまでの黒点の累積数の差を示したものです。

見てみますと、 1755年からの約 250年の間で、最も太陽黒点が少なかったのが、第7太陽周期(サイクル7)であることがわかります。グラフでは紫の丸で数字を囲んでいるところです。

サイクル7は西暦 1823年から 1833年までのサイクルなのですが、この時期を調べてみますと、ダルトン極小期というという太陽活動が弱かったときの期間と重なります。

ダルトン極小期を Wikipedia から引用します。


ダルトン極小期

ダルトン極小期は、1790年から1830年まで続いた、太陽活動が低かった期間である。

この期間に気温が平均よりも低かった正確な原因は分かっていない。
最近の論文では、火山活動の上昇が気温の低下傾向の大きな原因の1つとなったと主張されている。

1816年の夏のない年は、ダルトン極小期の間に起こり、この年の気温低下の主原因は、インドネシアのタンボラ山の大爆発であった。



とのこと。

いずれにしても、上のグラフであらわされていることは、現在の太陽活動であるサイクル24は、「ダルトン極小期以来の太陽活動の弱さ」だということになるようです。

約200年ぶりの太陽活動の弱さということになりますが、一方で、上のグラフの中で、太陽活動開始後の58ヶ月目に最も太陽黒点数の累積数が多かったのは、「第19太陽周期(サイクル19)」です。

これは 1954年から 1964年の間の太陽過活動ですので、年齢が 50代以上の方は、この時期にすでにこの世にいたということにもなります。

私は 1963年に生まれていますので、最も太陽活動が強かった第19太陽周期に生まれたということになりそうです。

この「第19太陽周期」がどのような感じだったかというのは、 Wikipedia に性目栂あります。


第19太陽周期

第19太陽周期は、1954年4月から1964年10月まで10.5年続いた。太陽黒点の最大数は201.3個で、最小数は9.6個だった。合計約227日間にわたり黒点が現れなかった。

1958年2月11日には、大規模な赤色のオーロラがヨーロッパに現れ、北緯40度までのアメリカ合衆国の都市からも見ることができた。この磁気嵐は、北米で通信障害を引き越した。1960年11月13日及び1961年10月1日には、ニューヨークでもオーロラが見られた。



というものだったそうです。

「合計約 227日間にわたり黒点が現れなかった」とあり、何だか太陽活動が弱い感じの表記に見えるかも知れないですが、現在のサイクル24では、黒点の出なかった日はさらに少なく、Spaceweatherによりますと、現在までで 486日あります。



まあ、どうにもまとなりがない展開となってしまっていますが、とにかく、現在の太陽活動は歴史的な弱さだということは(今のところは)言えるようです。「今のところは」というのは、 NASA の科学者の中には、これかに太陽活動が大きくなると言っている人もいます。

これについては、過去記事の、

太陽活動の最大期と予測されていた時期に消えていく太陽黒点
 2013年09月10日

に、NASA のディーン・ペスネルという太陽物理学者の「今後、太陽活動のピークが再び来るのではないか」という話を載せています。


なお、現在(10月21日)、太陽に久しぶりに「大きな黒点群」が現れています。
下の赤丸で囲んだ 黒点群 1877です。

hm-2013-10-21.gif


これは、アメリカ海洋大気庁( NOAA )の宇宙天気予報官によれば、複雑な磁気構造を持っているために、Mクラス以上の大きな太陽フレアを発生させる可能性があるとのことです。


本当にずいぶんと長い間、地球に向けての大きな太陽フレアはの発生はないのですが、今回はどうですかね。


このまま太陽は 200年間の中で最も弱い活動のままサイクル24の最大期を終えていくのか、あるいは、 NASA のディーン・ペスネル博士の言うように、「これから大きな活動が再びやってくる」のかどうか。


すでに2013年の後半になっていますし、その結論はそろそろ出る頃のように思います。


そして、仮に 200年ぶりの太陽活動の弱さが確定した時には、その頃の地球が経験した寒冷期のような状態となることもないとはいえないですし、何よりも太陽活動の低下は、気温や気象だけではなく、人間の様々な方面に影響を与えることも、ほぼデータにより確定していると言っていいかと思います。

これについては過去に何度かふれていますが、今年の7月に書きました、


「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
 2013年07月11日


を読まれていただくと幸いに思います。



▲ フレッド・ホイル博士とチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士が、1990年にネイチャー誌に発表した「太陽黒点数サイクルとインフルエンザの流行」のグラフ。



ここまで太陽のことについて少し書きました。





2匹目のドジョウ・・・ならぬ


そういえば、余談ですが、先日の、

古代の地球の神の概念は全世界でひとつだった?
 2013年10月18日

に、カリフォルニアで発見された体長5メートル以上のリュウグウノツカイの写真を載せました。





この同じアメリカの西海岸で2匹目が上がったようです。



oarfish-2.jpg

ロサンゼルス・タイムズより。


ロイターが日本語でも報道していますが、写真がなかったですので、ロサンゼルスタイムスの記事をご紹介しました。文章はロイターから抜粋させていただきます。


米西海岸の浅瀬に再び巨大深海魚、今度は体長4m
ロイター 2013.10.21

めったに人目に触れない深海魚リュウグウノツカイの死がいが米カリフォルニア州の浅瀬で相次いで見つかり、専門家らを驚かせている。

今月13日に同州カタリナ島沖で体長約5.5メートルのリュウグウノツカイの死がいが見つかったばかりだが、18日にはサンディエゴ郡オーシャンサイドの砂浜に4.3メートルの死がいが打ち上げられた。

リュウグウノツカイは最大17メートルに成長するが、深海に生息するため人の目に触れるのは珍しく、その生態については未知の部分が多い。研究者らによると、浅瀬で相次いで発見されるのは極めて珍しいという。

カリフォルニア大学サンタバーバラ校の生物学者ミルトン・ラブ氏は「これまで地球上のどこかであったかもしれないが、めったにないことは確かだ」とした上で、2例とも人間の活動が関係しているとの見方は否定。リュウグウノツカイは泳ぎが達者ではないため強い潮流で岸近くに運ばれ、大きな波に打ちつけられて死亡したとの見方を示している。



日本では結構打ち上げられますが、アメリカでは珍しいようです。

これで、さらに次々打ち上げられると、地震というより、パキスタンのように、「アメリカの近くに新大陸が浮かび上がる」というような夢想がふと浮かんだりする秋の夜。

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2013年10月20日



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usda-top.jpg

▲ フードスタンプを含む米栄養補助プログラムの担当省庁であるアメリカ農務省の発行する「栄養補助プログラムの監査報告書」の表紙。 2013年6月に発行された最新のものだと思います。政府機関の閉鎖が解除され、やっと見ることができました。



アメリカの政府機関の閉鎖が解除されまして、とりあえず少なくとも今後数ヶ月間はアメリカという国は機能し続けるようです。

閉鎖されていた政府機関のウェブサイトにある資料でいくつか確かめたいものがありました。

それは、

・フードスタンプ受給の実数
・その後のアメリカ東海岸のイルカの死亡数
・南極の氷の状況


などです。

政府の閉鎖の解除でやっといくつかを見ることができました。




米国の「食糧援助プログラム」の実数


まずは、「フードスタンプの実際のところ」についてです。

10月のアメリカ政府機関の閉鎖以来、


アメリカ全土で発生したフードスタンプのシステム停止によりインターネット上で巻き起こる「食糧暴動」の空気
 2013年10月14日


という記事と、


「瞬間的に略奪が発生するアメリカの現実」を目の当たりにしながら、グアム海底の構造物を眺めていた日
 2013年10月16日


に、アメリカのフードスタンプの関係のことを記しました。



▲ フードスタンプのシステムが停止した後、支払い延期措置としたウォルマートがあっという間に、フードスタンプ受給者たちの一種の「略奪」状態になった光景。米国の abc ニュースより。



それらの記事の中に私は、一部の海外の記事を引用して、

「アメリカでは 2013年にフードスタンプの受給者が1億人を越えている」

というようなニュアンスのことを書いたのですが、自分で書いていても、どうも納得できていませんでした。

なぜなら、 Wikipedia などで、公式な統計では、昨年 2012年のフードスタンプ受給者は約 4600万人とされていたからです。いくらなんでも、1年で倍になるというのはあり得ないだろうとは思っていたのでした。


アメリカや世界が本格的な「大恐慌」に突入したのならともかく、今はまだ形式的には本格的な大恐慌は来ていないわけで。


アメリカで栄養補助プログラムを受けている人々の数などについてのデータは、その管轄省庁であるアメリカ農務省( USDA )の報告書を見ればわかるのですが、 10月 1日からアメリカ政府の閉鎖が続いていて見ることができませんでした。

閉鎖が解除され、ウェブサイトが再開された一昨日、やっと見ることができのです。アメリカ農務省 栄養補助プログラムに関しての監査報告書 2013年6月という書類です。

それによりますと、「フードスタンプの受給者が1億人」というのは正確ではありませんでした。が、しかし、ある意味では意味としては正しいというようなんじです。

書類の中に下の表記があります。

foodstamp-4700.png


2013年 6月の時点で、フードスタンプの受給者は 4700万人を越えていて、そのフードスタンプ受給者を含めた「何らかの栄養補助プログラムをアメリカ政府から受けている人たちが 1億 100万人いる」ということのようです。

なので、「アメリカ人のうちの1億人が、政府から何らかの食糧援助を受けている」ということに関してはある程度の事実といえるようです。


フードスタンプの受給者そのものにしても、昨年より 100万人以上増えているようで、予想以上にアメリカ経済は混迷しているというような気がします。「混迷」という表現をせざるを得ないのは、「景気のいい人や企業も多く存在している」からです。


いずれにしても、多くの人々がアメリカンドリームを夢見るアメリカという時代は、本当にはるか遠くに行ってしまったのだなあと感じます。


それにしても、先日のウォルマートでの「小さな食糧暴動」を見ていましても、食糧供給に何らかのトラブルが生じた時に起きる混乱は想像を絶するものになってしまうのかもしれません。何しろ、先日のウォルマートでの騒動は数十人によるものであの騒動だったのですが、アメリカ全土には、数千万人のその予備軍がいるわけですから。


そして、それと共に気になっていたのは、同じアメリカの「東海岸の異常」のことでした。







その後も減る気配のないアメリカ東海岸のイルカの大量死


今年8月の、

心地よい「死の園」からの帰還後に気付いたイルカの大量死と人間の大量死をつなぐ曖昧なライン
 2013年08月10日

という記事や、他にも載せたことがありますが、 2013年 7月前後から、アメリカの東海岸、具体的には、ニューヨーク州、ニュージャージー州、デラウェア州、メリーランド州、ヴァージニア州の海岸や浅瀬で、イルカの座礁(死亡ということ)の数が異常に増えているという出来事が続いていました。

それらの州の場所は地図では、大まかですが下のあたりの大西洋側5州です。

us5.png


下のグラフは 2007年から 2013年までの 7月のアメリカ東海岸でのイルカの死亡数の推移ですが、一目瞭然で、その異常性が見てとれます。





これがその後どうなっているのかわからなかったのですが、政府機関閉鎖の解除後に、アメリカ海洋大気庁( NOAA )の該当するサイトを見てみますと、 9月 23日までの、イルカの座礁数に関しての詳細なデータが出ていました。

その中から、最もわかりやすい表は下の「 2007年から 2013年までの 9月 23日までのイルカの座礁数」のグラフです。


ニューヨーク州、ニュージャージー州、デラウェア州、メリーランド州、ヴァージニア州の 1月 1日から 9月 23日までのイルカの座礁数 / 2007年 - 2013年

strandings_sept_23.jpg

アメリカ海洋大気庁より。


平年の4倍から5倍の数でイルカが大量死をしているということが確定的となってきている感じです。




アメリカの海では「ヒトデ」も消滅しようとしている

ちなみに、このアメリカの東海岸では「ヒトデが崩壊して海から姿を消してしまっている」という現象も起きていて、いろいろと報道されています。

hito-01.jpg

Earthfiles より。


上の写真は、左の紫色のものが通常のヒトデの姿で、右が「崩壊」してしまったヒトデの写真です。このように体がバラバラに崩壊して、そして、結果としてそれは大量死となっているようです。

これが、カナダのバンクーバー周辺(太平洋側)から、アメリカのニュージャージー州とメイン州(大西洋側)で起きていて、場所によって、ヒトデが海から完全に姿を消してしまったという状況になっているのだそう。

原因は今のところまったくわかっていません。

ヒトデそのものは、食糧というわけでもないし、何かの実際的な影響があるものでもなさそうですけれど、「星の形をしている」というところから、英語では「海の星 / Sea Star 」とも言われているわけですが、それが消えた。


つまり、まずは海から星が消えたということが起きているようです。


次に消えるのは「空の星」ですかね(こわいわ)。







南極の氷も過去最大記録を更新し続けて


北極や南極の氷の状況をリアルタイムで掲載しているアメリカの政府機関であるアメリカ雪氷データセンターのウェブサイトも正式に再開しています。

それによると、南極の海氷の面積が、過去最大を更新していることが示されていました。

antartic-2013-10-18.png

アメリカ雪氷データセンター( NSDIC )より。


日本の今年の冬がどうなるかはよくわからないですが、アメリカやヨーロッパなどに関しては、かなり厳しい冬の寒さが予測されています。


それにしても、ここ数日で気温は急に下がりました。私の住んでいるところなどは 10日くらい前まで「暑い」などと言っていたのに、このところの朝晩などは「コタツをつけても構わない」というようなことになってきています。




地震については、昨日、メキシコでマグニチュード6.5の地震が起きまして、これも、プレートの結び目と近い場所でしたので、一応、記録として記しておきます。


2013年10月19日 メキシコ M6.5

earthquake-2013-10.png


昨日のメキシコの地震の震源とプレートの位置の関係は大体ですが、下のような感じとなります。

mexico-1.jpg


9月 24日のパキスタンの地震以来のマグニチュード6以上の地震は下のようになりました。

2013年9月24日から10月19日までのマグニチュード6以上の地震

09月24日 パキスタン M7.7
09月25日 ペルー南東 M7.1
09月28日 パキスタン M6.8
09月30日 ニュージーランド M6.8
10月01日 オホーツク海 M6.7
10月04日 中央インド洋海嶺 M6.4
10月11日 ニュージーランド M6.4
10月12日 ギリシャ M6.4
10月15日 フィリピン M7.1
10月16日 パプアニューギニア M6.8
10月19日 メキシコ M6.5



まだ少し先とはいえ、台風がまたも近づいています。

この台風27号の英語名は「フランシスコ」で、スペイン語表記での現在のローマ法王と同じ綴りの台風だということに気付きました。命名した国がアメリカだというところは気になりますが。

francisco.png

気象庁 - 台風の番号と名前より。


いずれにしても、今では自然災害による被害の予測や予防は難しい時代にもなっていますけれど、気をつけられる部分では私もそうですが、皆さんもお気をつけてください。

最近、地震のことを書いていますけれど、地震は起きるとも起きないとも誰にもわからないものとはいえ、現実に、世界中で「プレートの境目の大きめな地震」が続いている現状では、「プレートの境目でまだ地震が発生していない地域のひとつである日本」もその可能性の中に含まれるような気もします。

起きていない地震を必要以上に心配する必要はないと思いますが、通常の準備はいつでもしていて、よろしいのではないかとも思います。

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2013年10月18日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





minoan-top1.jpg

上のものは、エーゲ海のクレタ島で紀元前 2000年頃に栄えたミノア文明の装飾品なのですが、このように「中央の人物(多分、神を表している)が両サイドに蛇や龍のような動物を持つ構図」のことを、日本語での言葉が見つからないのですが、英語では「ロード・オブ・ザ・アニマルズ(Lord of the animals / 動物の王)と呼ぶようです。

そして、この構図の神のシンボル。

これが実に世界の古代の遺跡のいたるところで見られるということを知りました。


lord-of-animal-s1.jpg

▲ 古代の神の構図であると思われる「ロード・オブ・ザ・アニマルズ」の構図を持つ古代の遺跡の一部。本記事でこの何倍もの写真をご紹介します。


現在の学説の主流は、「その地域での最初の古代文明は、各地域で個別にバラバラに誕生した」ということになっています。なのに、なぜ、遠く離れた地域で独自で発祥した文明での信仰のシンボルがこれほど同じ構図なのか?ということが書かれてある記事を見つけまして、興味深いものでしたので、ご紹介しようと思います。

これらが示すことは「全世界が単一の、あるいは宇宙的な概念の神を持つ古代の時代が存在したのではないか」というようなことが書かれてありました。


ところで、最近の地震のことについて、リアルタイムで経過の記録は続けたいと思っていますので、そのことを最初に書きます。






さらに発生し続ける比較的大きな地震


gwadar_aerial-02.jpg

▲ 9月24日のパキスタンの地震で数時間で浮上した島。パキスタン国立海洋研究所による撮影。過去記事「世界各地で見つかる「失われた大陸」」より。


最近の記事の、

世界各地で警告される大地震情報の前に立ちはだかる米国の政府閉鎖
2013年10月13日

では、新しい島が作られた 9月 24日のパキスタンの大地震以降、全世界で比較的大きな地震が続いていることを書きました。 9月 24日から 10月 12日まで、マグニチュード6以上の地震が、


09月24日 パキスタン M7.7
09月25日 ペルー南東 M7.1
09月28日 パキスタン M6.8
09月30日 ニュージーランド M6.8
10月01日 オホーツク海 M6.7
10月04日 中央インド洋海嶺 M6.4
10月11日 ニュージーランド M6.4
10月12日 ギリシャ M6.4



というように起きていて、その記事の後も、


10月15日 フィリピン M7.1
10月16日 パプアニューギニア M6.8



と続いています。

特にフィリピンの地震では大変な被害が出ているようでして、新しい報道では「フィリピンの地震、死者151人に 同国最古の教会も被害( AFP 2013.10.16 )」とのこと。

建物の崩壊での犠牲者が多いようです。

Philippines15.jpg

▲ 大きな被害を受けたフィリピン最古のキリスト教会。現地のテレビ報道より。


9月のパキスタンの地震から震源地に印をつけていますが、フィリピンの地震が起きた時に書きましたこちらの記事までの地図に、パプアニューギニアでの M 6.8の地震を加えておきます。

earthscience_f-555.jpg



ちなみに、地震とは関係ない(だろう)とはいえ、数日前にはアメリカの西海岸で、とんでもなく大きなリュウグウノツカイの死体が浅瀬で発見されたりしています。

orf-05.jpg

▲ カリフォルニアで発見された体長5メートル以上のリュウグウノツカイ。カリフォルニアで体長 5.5メートルの巨大リュウグウノツカイが発見されるより。


それとは関係ないですけれど、ふと思い出したのですが、3年くらい前の英国のテレグラフで、「日本でのリュウグウノツカイに関しての伝説」に関しての記事がありました。

下の記事は、2010年3月のもので、東日本の大地震から1年ほど前のものですが、ハイチで大きな地震があった時で、世界中で大地震についての関心が高まっている時でもありました。

oarfish-2010.png

▲ 2010年3月4日の英国テレグラフより。


上の記事の内容は、この記事が出された 2010年の 3月頃までの数週間、日本の東北から、京都、島根、長崎県などの各地で 10匹以上のリュウグウノツカイが漁船の網などにかかったことが報告されたというものです。

もちろん、記事には「リュウグウノツカイと地震の発生の関係には科学的な根拠はない」と書かれてあります。

ちなみに、今年も、高知県の室戸岬でリュウグウノツカイを含む深海魚が「80匹以上」網にかかったということが産経ニュースで報じられていました。



いずれにしても、私自身は、地震に関して、タイムラインを含めての予測はできるものではないと思っていますが、上のようないろいろなことが「後になって思い出される」ということは確かにありますので、資料としての意味も含めてご紹介しておきました。

地震関係で長くなりましたが、ここから「世界の古代遺跡に共通する偶像」についての記事です。






ギリシャから古代南米にまで続く「同じ構図の神のシンボル」


下の記事は、 2003年の科学誌「ネイチャー」のものです。

andean-bc2000.jpg

Nature News より。


これは 4000年前のアンデス文明跡で見つかった「スタッフ・ゴッド Staff God 」と呼ばれているアンデスの神のシンボルだそう。

この「両手に棒、あるいは蛇や龍のような動物を持っているという神の構図」が、一体どのくらいの古代文明の遺跡に描かれてきたかということが、リチャード・カッサロという人の昨日の記事にあったのです。

写真の量がかなり多いですので、あまり前振りをせずに、その記事の概略をご紹介しておきたいと思います。

ここからです。

ものすごい量の世界の古代の遺跡にある「動物の王」の写真が出てきますが、これでもこちらで選んだもので、実際の記事にはさらに数多く出ています。



続きを読む

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2013年10月17日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





最近になって気温が急激に下がったことが原因というわけでもないんでしょうけれど、風邪・・・かどうかは不明ですが、目覚めるとふだんない感じの結構強いダルさがありまして、今日は一日横になっていました。

思えば、もう 50代とかなんですから、たまには健康診断とか受けたほうがいいとは思うのですけどね。


いわゆる定期健康診断というものを最後に受けたのは、記憶が曖昧ですが、確か 15年くらい前だと思います。それ以来、健康診断って受けたことないんですよね。


でも、うまくできたもので、大体 10年に1回くらいは倒れて救急車などで運ばれることがあって、そういう時には大抵、救急病院で精密検査をしてくれますので、それで補っているという感じですかね(倒れた後では補ってないだろ)。


いずれにしても、本当に急に寒くなってきましたので、皆さんもお気をつけ下さい。


北海道では、昨日かなり早い初雪が降ったらしいですけど、時期はともかく「台風と初雪が同時に」というのはちょっと聞いたことがないです。

hokaaido-10.jpg

▲ 10月16日のハザードラボより。



最近、寒さのニュースはあまりご紹介できていなかったですけれど、世界中でスゴイですよ。下のは先週のドイツのニュースです。ドイツ、オーストリア、スイスで大雪によるカオス状態になっていたようです。

ger-snow-2013-10.jpg

n-tv より。



そういえば、アメリカのウェザー・アクションという気象関係のサイトが、「今年の冬は(特に米国や欧州)ものすごく厳しくなる」ということに関しての特別書類を出したりしていました。

その中に下のような「準備を! 10月後半に米国、英国、ヨーロッパなどに危険な天候がやってくる」という表現があったり。

get_ready.jpg

Weather Action より。


いずれにしても、あまり明るい報道はない感じですけど、どんな世の中でも、「健康は大事かもなあ」と体調を崩すたびに思います。皆さんもお体お気をつけ下さい。

私もこれからは5年に1度くらいは健康診断を受けようと思います。

そんなわけで、今日はもう少し休ませていただきますので、このあたりで失礼します。

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