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2013年11月30日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




「私たちは今、完全な未知と対峙している」 : アイソン彗星は死の淵から蘇り、そしてふたたび増光を始めた



kids-returns-7.jpg

「俺たち、もう終わっちゃったのかなあ」
「馬鹿野郎、まだ始まっちゃいねえよ」


▲ 北野武監督『キッズ・リターン』(1996年)より。YouTube





「葬儀はキャンセルだ!」

気温が下がり始めてから、テレビの天気予報で気温の予測は見るようにしているのですが、昨日も NHK の7時のニュースの前に流れる天気予報を見ていました。そして、その後に始まったニュースのオープニングは「アイソン彗星の消滅」でした。

「へえ、トップニュースなのか」と思いつつも、私はニュースそのものは見ない人なので、テレビを消して、奥さんに「でも、どうして彗星が太陽の横で消滅することが多いのか、この光景見ててわかった気がしてさ」と言ったりしていましたが、まあ、そんな話に奥様も興味があるはずもなく、すぐにやめました。

ちなみに、「どうして彗星が太陽の横で消滅するのか」というのは、昨日の記事、

アイソン彗星は「太陽への自爆」で消滅。しかし、それにより改めて「彗星の意味」を気づかせてくれたこの偉大な彗星に感謝します
 2013年11月29日

の後半などを読まれていただければ幸いです。

まあしかし、「いずれにしても、世紀の彗星は死んだんだ」と思いながら、お酒を飲んで眠りました。

ところが、あまりないことなのですが、夜中にお腹が痛くて起きるということになり、まあ・・・トイレに行って治るタイプの単なる腹痛だったんですけれど、そのまま眠れず、パソコンをつけてみると、スペースウェザーのトップ記事がこれでした。

ison-lives.gif

▲ スペースウェザー「アイソン彗星は生きている」より。


「な・・・・・」


昨日、私たちは NASA のカメラで下の光景を見ていました。

ison-dead-03.jpg


太陽の側を通過した後に、コマと呼ばれる彗星の頭部の光っている部分がほとんど消滅していました。しかし、スペースウェザーで「生きている」と言っていますので、 NASA の観測衛星の写真を見てみますと・・・。


2013年11月29日(アイソン彗星は前日に1度ほぼ消滅)

survive-5.gif


「おお、生きとるがな!」


と口の中で呟き、次第に私の頭の中で軽快なテクノ系のリズムがチャッチャッチャッと鳴り響き始めました。その時に頭に浮かんだのが、冒頭に載せた、1990年代を代表する日本映画である『キッズ・リターン』のラストの台詞でした。

今回、アイソン彗星が太陽の大気に突っ込んでから復活を遂げるまでの「アイソン・リターン」の光景を NASA の GIF から動画に起こして、そこにちょっと音など入れさせてもらったりしてみました。

ISON Returns




というわけで、いわゆる「継続確定」ということになった次第であります。


スペースウェザーの記事をご紹介しておきます。

記事では「栄光のサバイバル」というような形容をしていたりします。また、この「奇跡の復活」を予測した専門家は「誰ひとりとしていなかった」とのこと。

なお、記事中に「ラブジョイ彗星」という言葉が何度か出てきます。このことについては、記事の後に過去記事などから引用して振り返りたいと思います。




COMET ISON LIVES
Spaceweather 2013.11.29


アイソン彗星は生きている


葬儀はキャンセルすることにしよう。
なぜなら、アイソン彗星は死から蘇ったのだ。

昨日 11月 28日、アイソン彗星は太陽の大気中を飛んだ後、 NASA と ESA (欧州宇宙機関)の衛星探査機のカメラの前で崩壊したように見えた。この状況から、アイソン彗星の「死去」の公式な報告が促されることとなった。

しかし、現在、彗星は復活しており、急激に光を増している。

専門家たちは、アイソン彗星が太陽の近くを通過していく際に何が起きるかについての多くの予測をしていた。しかし、誰ひとりとして昨日の「完全な崩壊」を予測した人はいなかったし、また、この「栄光の復活」を予測した専門家もいなかった。

NASA のアイソン彗星観測キャンペーンのカール・バッタマス( Karl Battams )氏は以下のように述べる。

「チームの同僚も、そして私自身も頭を掻きむしっているところです。いったい何が起きたのか? 多くの人々もそうだと思いますが、私たち科学チームも、何が起きたのかを知りたいのです」。

「これは仮説ですが、アイソン彗星は太陽に向かって進んで、そしてバラバラになった。巨大な断片は残らなかったが、適度なサイズのものががたくさん残ったのかもしれません。NASA の観測衛星 SOHO の写真に見られる彗星の太い尾の部分の巨大な塵がその証拠になっているともいえます」。

「アイソン彗星は 2011年のラブジョイ彗星のように、太陽のコロナの中で、急速に分解していき、その尾と、コマ(彗星の頭部の光っている部分)を失っていきました。太陽から戻った時の出現した時には、非常に小さくなりつつも、一貫して、彗星の核は生き残っていたのでしょう。そして、アイソン彗星は再び塵の放出を始めたのです」。

バッタマス氏は、復活したアイソン彗星が、最終的にどの程度明るくなるかということについて言及するのは時期尚早だと強調している。

「私たちは今、『完全な未知』と対峙しているのです。こんな奇妙な、そしてクレージーで、そしてダイナミックな物体。きっと最後まで私たちに驚きを与え続けてくれるでしょう」。

アイソン彗星に何が起きたのかについてのデータ分析には一両日が必要だとしている。

天体写真家のババク・タフレシ( Babak Tafreshi )氏は SOHO のコロナグラフから映像を編集した。彼はこのように言う。

「アイソン彗星は 12月 2日か 3日頃から肉眼で見られるものとなるものと思われます。 2011年のラブジョイ彗星より光は弱く、アイソン彗星はすでに世紀の彗星でなくなったことは確かですが、しかし、非常に興味深いこの彗星の光景をもうじき私たちも見ることができるはずです」。







ラブジョイ彗星を振り返る

記事に何度か出てくる「2011年のラブジョイ彗星」。

この時も私は妙に感動したことを覚えています。

突然出現して太陽に飛び込んでいった巨大な彗星。その名は「ラブ&ジョイ」
 2011年12月14日

史上最大の太陽接近型彗星「ラブジョイ」の太陽からのサバイバル
 2011年12月16日

などの過去記事があります。

ラブジョイ彗星( 正式名 C/2011 W3)は、 2011年 12月 15日に下のように太陽の大気に向かって飛び込んでいきました。

lovejoy-2012-15-01-b.jpg


その後、今回のアイソン彗星のように消滅したと思われたラブジョイ彗星は、太陽の大気から飛び出してきたのです。

lovejoy-2012-15-02.jpg



また、2011年の12月に、ISS 国際宇宙ステーションの当時の司令官が、宇宙ステーションからラブジョイ彗星を撮影した際の報道を、

「光の洪水」: 国際宇宙ステーションから撮影されたラヴジョイ彗星の奇跡的な映像
 2011年12月24日

という記事に載せたことがあります。

これは本当にスゴイもので、下のような光景でした。

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映像も貼っておきます。
12〜13秒の短い映像です。


国際宇宙ステーションから撮影されたラヴジョイ彗星の映像




上のような美しい光景を作り出している、その彗星の頭の中心部分(核)は、たとえば、下みたいな得体のしれない形をしているものなのですけれど。下は、2010年に撮影されたハートレー彗星という彗星の核です。

103P-Hartley2.jpg

▲ 過去記事「NASAの探査機ディープインパクトがハートレー彗星の中心核の近影に成功」より。
 

上の記事は2010年のものですが、この記事のサブタイトルに「私たち人類はついに(生命の運搬役であるかもしれない)彗星の正体に迫ることができるのか?」というような見出しを私はつけていますが、上の記事から約3年経ちますが、変化はありましたでしょうかねえ。


いずれにしても、ラブジョイ彗星に合掌・・・じゃなかった。


アイソン彗星に乾杯。



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2013年11月29日



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ちょっと速報的な記事です。

前々回の記事で、

アイソン彗星が死んだかもしれない
 2013年11月27日

と崩壊の可能性についてふれ、前回の記事、

アイソン彗星は死んでいなかったけれど、世界のほうはすっかり死んでるみたいな
 2013年11月28日

では、「やはりまだ生きていた」という流れだったアイソン彗星ですが、今朝のスペースウェザーの記事のタイトルは以下のものでした。

ison-today.gif

Spaceweather より。


スペースウェザーの記事のタイトルにある「 R.I.P 」というのは、英語での追悼の慣用句で、 「安らかに眠れ( Rest in Peace )」というような意味の英語の頭文字で、かなり頻繁に使われます。ミュージシャンなどが亡くなった時などにも、多くの楽曲がこの R.I.P. を添えられて動画サイトなどにアップされます。

つまり、「追悼」です。

現在、アイソン彗星の痕跡は、ほぼ消えていて、太陽からの CME などとの接触の中で崩壊ししてしまったようです。

その全課程を NASA の撮影した画像と、それと、動画にもしましたので、後ろに貼っておきます。




アイソン彗星崩壊の日

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仮に、多少の断片が残っていたとしても、世紀の天体ショーを見ることのできる可能性はほとんどなくなったといえそうです。


思えば、このブログのタイトルに初めて「アイソン彗星」という名前が出てきたのは、2012年10月11日のことでした。

2012-2013-isondream.jpg

▲ 過去記事「良い時代と悪い時代(3): 2013年の巨大彗星アイソンのこと。そして宇宙から地球に降り続ける生命のこと」より。


上の写真の下には、


2013年11月頃に、「月くらいの大きさに光る」と考えられている近代の天体観測史上で最も明るく見える可能性のある彗星アイソン。それが夜空に見える時の想像図です。月よりも大きく輝く可能性が指摘されています。


と書かれていました。

なんだかんだ言いましても、「月より明るく輝く天体」というものを見てみたかったという気持ちはとてもありました。

なのでまあ・・・残念な感じはしますけれど、今回のアイソン彗星の崩壊を見ていて、「どうして、多くの彗星はこの場所で崩壊する軌道を取るのだろうなあ」と考えているうちに、重大な(多分)事実に気づきました。






生命の運搬に「太陽を利用する」ために自爆する彗星たち

アイソン彗星は太陽付近で崩壊したのですが、そこで撒き散らされた彗星の核の有機物は宇宙空間に撒き散らされ、そして、すぐに太陽風などによって太陽系の各惑星に運ばれるはずです。

地球にも。

太陽に接近して崩壊する彗星がどうしてそこで崩壊するのか・・・と考えているうちに、「驚異的なスピードと拡大範囲を持つ太陽風」のことを思ったのでした。

たとえば、太陽で発生した CME は、地球までのあの距離を「数十時間」という非常に早い時間で地球まで到達するわけですけれど、太陽風にはその速度がある上に、太陽系全域に影響を持つ。これは、生命の運搬には最適なものかもしれないとか思います。

サングレーザー(太陽接近型の彗星)が次々と太陽近辺の CME の中で崩壊していく(あるいはもともと、そういう熱崩壊をするメカニズムで彗星が組成されている)のはそういうことだと今回ふと思いました。

これはパンスペルミア説の話の範疇ですが、過去記事の、

消滅したエレニン彗星:そして、彗星の存在の意味
 2011年08月31日

の中で、米国 CNN で報道された、2001年に行われたカリフォルニア大学の研究チームの実験の結果の報道を抜粋しています。


地球との激しい衝突を生き残った彗星に乗った宇宙の有機分子が地球に生命の種子を蒔いたのかもしれない。そんな最新の科学レポートが発表された。

調査結果によると、当時地球上にすでに存在した原始スープから生物が生じたという伝統的な意見とは逆に、生命の種子となる化学物質が宇宙空間から来たという理論の証明への期待を高めている。

「今回私たちに示されたこの結果は、有機化合物が宇宙空間から地球にもたらされたかもしれないという、かなり想定外である概念を除外できないことを示している」と、カリフォルニア大学バークレイ校のジェニファー・ブランク教授は言う。




しかし、これだと、「生命を運搬するために、惑星に彗星が衝突しなければ有機物が運搬されない」ということになってしまう。巨大な彗星の衝突など、たとえば地球では何万年、何十万年に一度という滅多にない出来事です。

彗星の有機物の運搬と拡散の方法はそれだけではなく、たとえば、地球などの惑星に有機物や DNA の素材を運搬するもっと「確実」な方法が何かあるのではないかと思っていました。


それが「これだ」と今回思ったのです。


つまり、太陽の力を利用すればいいだけだと今回初めて気づきました。


太陽は太陽系全体へと「影響を波及させる」実際の力学的な原動力を持っている。だから、生命の素材が氷の核にある彗星は「どうせ壊れるなら、なるべく太陽の近くで壊れたほうがいい」ということなのだと。

そこで彗星は自爆して死ぬことにより、太陽系に新しい生命の素材を拡散させていく。


そして、これは他のすべての恒星系で同じことが行われているのだと思います。

他のどこの「太陽系」も形はほとんど同じですからね。

下は、2012年1月に、 NASA の探査機ケプラーが新たに特定した26個の「他の太陽系」です。私たちの太陽系以外の太陽系もほとんど同じ恒星システムであることがわかります。

altenative-sun-2.jpg

▲ 過去記事「さよならケプラー: ありがとうありがとう、本当にありがとう」より。


その彗星による「生命の拡散」のシステムとサイクルが宇宙全体の恒星系で永遠に続いているのだということに気づかされてくれたアイソン彗星は、やはり少なくとも私にとっては特別な存在だったといえそうです。


というわけで、今朝のスペースウェザーの記事をご紹介しておきます。
記事中に、動画も貼っておきます。




COMET ISON, R.I.P?
Spaceweather 2013.11.28


アイソン彗星、安らかに?


アイソン彗星が太陽の大気との接触の中で生き残らなかったことが、今朝の NASA の映像が証拠として示した。11月28日は米国の感謝祭だが、その日の午前1時45分(アメリカ東部標準時)にアイソン彗星は、太陽の表面から数百万キロメートル上空を通過することになっていた。

しかし、 NASA の太陽観測衛星 SOHO が送信してきた新しい映像では、アイソン彗星はすでに崩壊していた。彗星の頭の部分、つまり核に注目してほしい。




この映像では、アイソン彗星は、太陽に近づくにつれて、明らかに分断していっていることが見てとれる。アイソン彗星は太陽の大気中を通過していくことが予測されていたが、その痕跡はを確認することができなかった。

それにもかかわらず、下の映像では何かが太陽の大気中から浮上しているが、これは、アイソン彗星の核の残骸やや小さな断片であると見られ、おそらく、アイソン彗星は核の崩壊した残骸としてその破片の流れが映っているのだと思われる。




アイソン彗星は 11月27日に劇的にその光を増して明るくなったが、これは、彗星が崩壊する出来事を示していたのかもしれない。

しかし、アイソン彗星が部分的には生存している可能性はまだある。核は崩壊しているだろうが、世界の天文家の方々には引き続き観測を継続されることを期待している。





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2013年11月28日



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▲ 昨日11月27日、九州南の海域にある諏訪之瀬島で噴火が起きたことによって、世界で噴火している火山の総数は 35 と大変に多くなっています。「世界の火山の噴火状況 2013年11月 : 全世界で35の火山が噴火中」より。




上の地図のように火山などもいろいろと激しくなっているのですが、今回は昨日の記事の続きといってもいいと思います。





実際にはさらに驚異的だったアメリカの「子ども」の行方不明者数

昨日の記事、

アイソン彗星が死んだかもしれない
 2013年11月27日

の後半の「アメリカでは毎日2300人が消えている」というセクションの最後のほうに、


> アメリカでは毎年、約 10万人の子どもたちが生存の可否の問題を持つような消え方をしている


というようなことを書いたのですが、それどころではないことがわかりました。

最近のニュースで、10月22日の米国 CNN にアメリカの子どもの行方不明についての記事があったのですが、そこからアメリカ司法省のデータに行き着くことができました。

cnn-mss.gif

▲ 2013年10月22日の CNN より。


この冒頭には、統計情報として、


推定で毎年約 800,000人の子供たちの行方不明が報告されている。 2002年にアメリカ司法省によって発表された調査では、この1年間だけで アメリカで 797,500人の子供たちの消息が途絶えたことが報告された。

そのうち、203,900人は家族によって拉致されている。 58,200人が家族や親族ではない人物により拉致され、 115人が見知らぬ人物より拉致・誘拐された。




とあり、アメリカ司法省が 2002年に発表した資料へのリンクが示されていました。

その資料には下のような統計が出ています、

us-justice-01.gif

National Estimates of Missing Children: An Overview より。


これは、サイズを小さくすると、さすがに注釈を入れても読みやすいものではなくなりそうですので、こちらで主な項目を表組みしてみました。


us-miss-2002.png


最も多いのが、「家出」と、「親が子どもを捨てる」という場合だということにも、いろいろと考えるところはありますけれど、しかし、それ以上に、

> 理由が不明の行方不明  340,500人

に何とも表現のしようのない迫力を感じます。


これが「1年間の話」で、しかも、「子どもだけ」のケースです。

ちなみに、上では「理由が不明の行方不明」としたのですが、この訳で合っているかどうかちょっとわからない面もありまして、アメリカ司法省のデータの原文は、「 Missing benign explanation 」となっていて、私は「 benign 」という単語を見たこともなかったのですが、辞書を引いて普通に訳すと、「良い説明が見あたらない」ということになります。まあ、「理由が不明の行方不明」で差し支えないのではないかということで、そのようにしました。


いずれにしても、昨日の記事で、私は、


> アメリカでは 10年間で 100万人近い数の子どもたちの存在が消えているかもしれないという話なのかもしれません。


などと悠長なことを書いていましたけれど、10年単位でのアメリカの子どもの行方不明の数はそれどころではないかもしれません。


ここまでの数となると、よく使われるような、

「病んでいる」

とか、

「深刻な社会問題」

というようなレベルを少し越えているのではないかという気もします。


そして、昨日の記事のタイトル「アイソン彗星が死んだかもしれない」というものを思い出しながら、


「ああ・・・死んでいるのはこっちかもしれない」


と思ったりした次第でした。

こっちというのは、天と地の「こっち」のほうですね。

このアメリカのことは、アメリカにデータが存在しているから明らかになっているだけで、データの揃わない国などを含めた「全世界」を考えると、どうなっているのかわからない部分があります。


そりゃ、日本にだって、確かに行方不明の子どもはたくさんいます。

今年の8月に、産経新聞に、

跡形もなく消える子供たち…「居所不明児童976人」という日本社会の“現実”
 msn産経ニュース 2013.08.17

という記事が出たことがあります。

「居所不明児童」と呼ばれる子どもが日本全国に 976人いるという記事でした。


確かに大きな問題ですし、こういうことは「数」で比較してはいけないこともわかります。

しかし、1年間に「数十万人」の子どもが行方不明になるアメリカという国。



まあしかし、この問題はとりあえずここで終わらせておきます。


それにしても、ふと思うと、上の CNN の報道は最近の記事なのに、引用している司法省のデータが 2002年のものということは、それ以降、アメリカ司法省は、子どもの行方不明データを発表していないということなのでしょうかね。そこはやや疑問でした。


アイソン彗星の報道についても、ここから追記しておきます。





消滅するどころか明るさを飛躍的に増しているアイソン彗星

昨日の記事で、アイソン彗星の分子輝線というものが薄くなり、「彗星の核が崩壊したのではないか」と懸念している天文学者たちの記事を載せましたが、その後、すぐにスペースウェザーでも続報があり、アイソン彗星は「生きている」ようです。

それどころか、「爆発的に光を増している」のだとか。

スペースウェザーの記事をご紹介します。




COMET ISON UPDATE
Spaceweather 2013.11.28


アイソン彗星の最新情報


アイソン彗星は、太陽の大気に突入して急激にその光を増している。 11月28日、アメリカの感謝祭の日の最接近時にはアイソン彗星は太陽の表面から数百万キロメートルの距離に位置する。

アイソン彗星の氷の核付近の温度は、華氏 5000度まで上昇すると見られ、その中で、アイソンが生き残ることができるかどうかは誰にもわからない。

NASA の太陽観測衛星 SOHO からの最新の 27時間の映像では、アイソン彗星は少なくとも4倍、最大で 10倍その明るさが増している。このことについては、アイソン彗星が、赤色超巨星アンタレスよりも強く輝いて見えていることなどで比較していただければと思う(赤色超巨とは、明るさが太陽の数千倍以上ある恒星)。


ison-2013-11-28.gif


研究者たちは、 太陽からの CME (コロナ質量放出)が、アイソン彗星に当たった場合にどうなるかを検討し続けていた。しかし、今日のうちにその疑問に対しての答えが出るかもしれない。写真では、 CME が太陽の周囲に渦巻いていることがわかるが、現在のアイソン彗星の軌道は、この CME との接触を回避することは難しいと思われる。

アイソン彗星が最も太陽に近づく時には、 NASA の太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー( SDO )が高解像度の画像を撮影するだろう。





(訳者注)そんなわけで、光が弱くなったり、また爆発的に光を増したり、話題を提供し続けているアイソン彗星ですが、太陽に近づくタイプの彗星は最も太陽に近づいた後に、彗星の核が崩壊して消滅することが多いですが、アイソン彗星は生き残るでしょうか。


それより何より、私たちの社会は生き残るのですかねえ。



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2013年11月27日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





ison-2013-11-23.jpg

スペースウェザーより NASA の動画のスクリーンショット。下にその動画自体もあります。




今回は「アイソン彗星の崩壊」という、ちょっと想像もしていなかった事態が起きたかもしれない可能性について記します。

それと、「崩壊」というキーワードつながりではないですが、先日、アメリカでは年間 90万人が行方不明になっている、つまり、「消滅している」という事実を知り、衝撃を受けまして、その記事も翻訳しておこうと思います。

american-missing-01.gif

Clime Library on truTV より。


これは最近のデータではなく、数年前のものですが、いずれにしても、1日に換算すると、「アメリカでは毎日毎日 2300人が消えている」ということです。


とにかく、まずはアイソン彗星の記事からです。





今年最大の天体のイベントになるはずだった彗星へのレクイエム

最近いくつか記しましたアイソン彗星関係の記事、

彗星も太陽もメチャクチャ : アイソン彗星は突然の爆発を見せ、太陽は1日のうちに黒点数が2倍に増加
 2013年11月15日

アイソン彗星の「爆発」は続く。そして、珍しい現象でもある「水星と彗星のクロス」を目撃することになる2013年の地球の人類
 2013年11月16日

などで、非常に活発というか、異常な動きを見せていたアイソン彗星ですが、その激しい動きも関係していたのかもしれないですが、今朝のスペースウェザーの記事によりますと、11月21日から24日頃にかけて「アイソン彗星の核が崩壊してしまった」という可能性が高くなっているようです。

スペインにあるミリ波電波天文学研究所の望遠鏡での観測で、「分子輝線」という、つまり彗星の分子の明るさが急激に減少していることが確認されたのだそう。

その原因はわかっていませんが、もし、彗星の核が崩壊してしまっていたことが事実の場合は、「アイソン彗星は崩壊してしまった」ということになるかと思われます。

これが本当なら・・・世紀の天体ショーとなるはずだったアイソン彗星のイベントが「終わった」ことを意味するものなのかもしれません。

アイソン彗星。

この1年、「月より明るく輝く可能性」を楽しみにしていた世界中の天文家たちは、それこそ星の数ほどのアイソン彗星の写真を撮影し続けてその日を待ち続けていました。


もしかすると、その「世紀の天体イベント」は幕を閉じてしまったのかもしれません。


しかし、もちろん、まだ確定したわけではなく、今でも NASA の観測衛星はアイソン彗星を撮影していますので、他の理由で分子輝度が下がっているのかもしれないです。今の時点では何ともいえないですが、その今朝のスペースウェザーの記事をご紹介しておきます。




IS COMET ISON IN TROUBLE?
Spaceweather 2013.11.27


アイソン彗星にトラブルが発生?


スペインのミリ波電波天文学研究所によって運営されている口径30mの「 IRAM 30m 望遠鏡」による観測により、天文学者たちからアイソン彗星の急激な変化についての報告がなされている。

カリフォルニア工科大学のミカル・ドラハス( Michal Drahus )氏は、以下のように述べる。

「私たちは 11月 21日から 25日の間に、コンスタントで、かつ急速に分子輝線が薄くなっていく様子を観測しました。20倍以上の退色が認められます。これは、彗星の核が最高の状態で活動していることを示唆するかもしれないですし、あるいは・・・すでに存在しないかもしれません」。

しかし、これを聞いてパニックを起こすのはまだ早すぎる。まず、 NASAの太陽観測衛星 STEREO-A 宇宙艇が撮影した下の映像を見てほしい。






この映像は、 IRAM 望遠鏡が分子輝線の退色を観測した 11月 21日から 11月 24日までの3日間の映像だ。

ズームすると、アイソン彗星の尾の下に小さな煙のようなものが渦巻いていることが見てとれるが、彗星自体が崩壊しているようには見えない。しかも、今から数時間前に STEREO-A が撮影した映像にもアイソン彗星の姿が映っている。

NASA のアイソン彗星観測キャンペーン( Comet ISON Observing Campaign )を担当する天文学者のカール・バタマス( Karl Battams )氏は、この分子輝線の退色は、アイソン彗星の核が完全に崩壊したことを示している可能性があるという。それにより核が膨大の塵を排出し、その後に排出量が大幅に減少したことを示唆しているかもしれないという。

核の崩壊、あるいは核の分断という事態がアイソン彗星にとって最も危険な要因だったとバタマス氏は述べる。仮に核の崩壊が発生してしまったとしても、それは驚くことではないと氏は言う。

そして、氏は続ける。

「確かにこれらの報告は新しいもので、間違いなく有効なものです。しかし、私たちはアイソン彗星に何が起きたのかを観測し続けなければなりません」。

「アイソン彗星が発見された時のことを思い出して下さい。遠いオールトの雲からやってきた新しいサングレーズ彗星(太陽に近づく彗星)が突然として現れた時のあの衝撃と感動を思い出して下さい」。

「私たちはこのような彗星を今まで細部まで研究できたことはなかったのです。そして、アイソンは彗星についての予測が難しいこと、そして、私たちは宇宙に対してあまりに多くのことを知らないということを教えてくれたのです」。

いずれにしても、続報を待ちたい。






なんとなく、天文学者カール・バタマス博士の言葉は「レクイエム」のような響きとなっていて、そこにやや寂しさも感じます。

それでも、核の崩壊は確認されているわけではないですし、何より、 NASA の観測衛星にはまだアイソン彗星の姿は捉えられていますので、「奇跡のサバイバル」を期待したいところでもあります。

2011年のエレニン彗星もそうでしたけれど、地球の人々の関心を「異常なほど」集めた彗星はどんどん死んでいく傾向にあるようです。エレニン彗星が消滅した時の記事は、

消滅したエレニン彗星:そして、彗星の存在の意味
 2011年08月31日

elenin-disrupition-2.gif

▲ エレニン彗星が崩壊・消滅した光景を写した GIF 動画。彗星監視サイト Southern Comets Homepage より。


などにあります。


そして、ここからは唐突ではありますが、上のアイソン彗星の崩壊と同じほどショックを受けたアメリカの行方不明者の記事です。






アメリカでは毎日2300人が「消えて」いる

私が下手な説明をするより、記事そのものを載せたほうがいいと思いますので、始めます。

ところで、この記事は年月日のクレジットが見当たらず、何年に書かれた記事かわからないです。ただ、「 1980年から 25年間で」というような表現が見られるあたりから考えますと、 2005年頃のものである可能性があると思われます。なので、新しい情報データではありません。

しかし、その時ですでに年間 90万人が行方不明になっている。

2013年現在、どのようなことになっているのかはわからないですが、今後、機会があれば調べてみたいとも思います。何しろ、アメリカが本格的に「荒れ始めた」のはその後からのことのように思いますし、増えていることはあっても、減っているようには考えられない感じもします。

それにしても、「簡単にひとりの人間がこの世から消えてしまう」という事実を改めて思います。




America's Missing
Clime Library on truTV


アメリカの行方不明者


アメリカの行方不明者の報告は、この 25年間のあいだに6倍増加している。1980年には約 150,000人だったのが、今年は約 900,000人にのぼる。この増加の理由のひとつには、アメリカの人口増加が関係しているが、しかし、現実には社会から疎外された人々の深刻な問題が存在する。

この、現在のアメリカでの「毎日 2,300人」という驚くべき数の行方不明者には大人も子どもも含まれる。しかし実は、典型的な拉致や誘拐などは、その中のほんのわずかな数でしかないのだ。

連邦政府は 2001年に 840,279人の行方不明者の数を発表した。そして、その中の約 50,000人は 18歳未満の少年少女であった​​。

アリゾナ州フェニックス市に拠点を持つ「行方不明の成人のためのセンター」( National Center for Missing Adults )では、常に約 48,000人の行方不明者を追跡調査している。

センターの責任者は電話取材で、アメリカの行方不明者たちの社会的傾向を明らかにした。

48,000人の約半分にあたる 25,500人は男性だ。そして、その中の4割が白人で、3割が黒人、2割がラテン系だ。

行方不明の成人では、約6分の1の人たちが精神的な問題を抱えている。若い男性の場合だと薬物やアルコール依存症、また、高齢者では認知症に悩む人々が行方不明者のひとつのグループを形成している。

2001年のアメリカの約 800,000人の行方不明者の中のおよそ半分を占める少年少女の失踪事件には、家出も含まれる。そして約 200,000人は、家庭問題、あるいは親権問題などが関係する「家族によっての拉致」に分類されている。

失踪事件の典型と思われがちな見知らぬ人物による子どもの拉致や誘拐事件は毎年の行方不明者全体の中で 100件ほどの報告があるだけだ。

アメリカ司法省の調査によると、それらの被害者の3分の2は、12歳から17歳で、8割が白人の女性だった。犯人の90パーセントは男性で、被害者に性的被害を加えていた。

さらに複雑な事件の分類として、米連邦捜査局( FBI )は、成人と子どもの両方を含むいくつかの行方不明事件の中で最も悲惨な可能性が考えられるケースを「死亡が懸念される( endangered )」、あるいは「自分の意志での失踪ではない( involuntary )」というカテゴリーとして指定している。

この「死亡が懸念される」と指定される行方不明の子供たちは、毎年 100,000人以上にのぼる。そのうちの約 30,000人は、自発的な失踪ではないとみなされている。





(訳者注) 数年前のデータではありますけれど、「アメリカでは毎年、約 10万人の子どもたちが生存の可否の問題を持つような消え方をしている」ということになるということのようです。

仮に、この数が今でも同じように続いているとすると、アメリカでは 10年間で 100万人近い数の子どもたちの存在が消えているかもしれないという話なのかもしれません。

さすがに、この数には異常な迫力と恐怖を感じます。






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2013年11月26日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





現生人類とネアンデルタール人とデニソワ人、そして「科学上知られていない謎の人類種」の4人類種間での性交配があった可能性が最新の DNA 解析で判明


dna-2013.gif

THP より。



今回は、最近興味を持った上の記事をご紹介したいと思います。

最近の研究で、私たちの祖先(かもしれない)古代人類と、ネアンデルタール人やデニソワ人といった複数の古代人類種たちが、いまだ知られていない謎の「未知の人類と交配していた」ことが、 DNA 解析によって明らかになったことが報道されていました。

つまり、私たちは何らかのハイブリッド種(交雑種)である可能性があるということにもなり、「正体のわからない遺伝子を引き継いでいる」という可能性もあるのかもしれません、


ところで、今回は最初に、本題とは本当にまったく関係ない余談を書かせていただきます。個人的な「いわゆる青春的」な思い出と関係する話です。





自然の最も奥深い謎のひとつは死んでいるものと生きているものの対立である

最近、「自分のこれまでの人生って自分にとって、どうだったんだろうなあ」というようなことを思うことがあります。良いとか悪いとかの価値判断をしたいのではなく、善悪の判断でも肯定でも否定でもない単なる「どうだったのかなあ」と。

そういうことを思っている時に、ふいに「山崎春美」が今年の夏に、新しい著作を出していたことを知りました。

まあ、山崎春美と書いても誰のことだかおわかりにならない方が多いでしょうけれど、私が 1980年代冒頭の頃の 16〜17歳の頃に決定的に人生の方向性を影響づけられた人物でした。春美という名前ですが、男性です。

彼の経歴などは 山崎春美 - Wikipedia に詳しく書かれてありますし、それを紹介するのがこの記事の目的ではないですので、多くは書きませんが、私の生き方はこの山崎春美の表現物(特に文章)に方向を形作られた部分がかなりあります。

その文章を知ったキッカケは異常なほど偶然で、高校1年くらいの頃に、当時存在した「自販機雑誌」というものの中で発見した JAM という雑誌を読んで面白くて仕方なかったことが、私がカウンターカルチャーに興味を持った最初でした。

山崎春美はその雑誌の編集者でした。

また、彼は前衛バンドの「ガセネタ」というバンドも結成していましたが、その音楽とパフォーマンスにも私は異常に感銘を受けたものです。その内容は気軽には書けないほど過激なものでした。

彼の活動は、まだガリ版印刷みたいな紙質だった時代の雑誌だった宝島などでもよく取り上げられていて、北海道の田舎の高校生だった私はその頃から、「東京に行こう」と思いが強くなっていました。

その山崎春美が 1976年から 2013年まで書いた文章の著作集としての書籍がこの夏に出版されていたことを知ったのは、なんと朝日新聞デジタルという超メジャー舞台の書評欄でした。

yamazaki.jpg

▲ 朝日新聞デジタルの (書評)『天國のをりものが 山崎春美著作集1976―2013』 山崎春美〈著〉より。


この本の表紙に使われている写真は、私が東京に来てすぐに買った HEAVEN という雑誌の表紙そのもので、その意味でも個人的に懐かしい感じがするものです。 HEAVEN は、山崎春美や、今は精神科医の香山リカさん(香山さんの名付け親は山崎春美)などが歴代の編集長を務めた雑誌でした。

その『天國のをりものが 山崎春美著作集1976―2013』というタイトルの本を探すと、 Amazon にもあり、2500円とやや高い本なのですが、 購入しました。

パラパラとめくると、高校時代に雑誌などで読んだ文章がいくつか出てきて、漠然とですけれど、「存在自体の変革の夢」を夢想していた十代の頃を思い出して、不覚にも涙ぐんでしまった次第だったりしたのでした。

この本は基本的には過去の彼の書いたものをまとめたものですが、前書きだけ書き下ろしていて、その最初はこのような出だしでした。



罪を償う前に

「現代では生者と死者が対立している」というヘルマン・ワイルのことばを、松岡(正剛)さんから聞いた。もはや三十数年も前の昔話だ。その単なる数学者にとどまらない偉人の、あきらかにボクの聞き囓りでしかない一言は、実際には、「自然の最も奥深い謎のひとつは死んでいるものと生きているものの対立である」だという。

コトバは飛来し付着する。または旋回しウィルスみたいに伝染する。伝播し憑依し唾も飛ばすし口角も泡立つ。不本意に引用されては変形を余儀なくされ、すり減っては陳腐化する。やたら無駄遣いされたあげく、打っちゃられちゃったりもしよう。その、もともとの物理学や生物学とは無関係に、そして決して神秘学やオカルトにも日和らず与せず、上記のワイル先生の至言は、ボクの「原点」となった。





ここに出てくるヘルマン・ワイルという人を私は知らなかったので、 Wikipedia で調べてみますと、下のような大変に高名な数学者のようです。

hermann.gif



山崎春美は、この前書きの後半で、このヘルマン・ワイルという数学者が言ったという「死んでいるものと生きている者との対立」について、「生者と死者の対立の場は自分自身の中にある」ことに言及します。

「自分は幽霊だ」として、このように書きます。



その幽霊はボク自身だ。

ドッペルゲンガーでも「悪魔っ子」でもない。ボクの分身などではなく、いってみればボクの方法とか手段である。その一例が狂った磁石であり、いまだかつてないほどすり鉢状の底が深い蟻地獄で、その傾斜角度たるや直角だ。





ちなみに、ここで、山崎春美は自分のことを「ボク」という違和感のある一人称で書いていますが、あえてそうした理由も述べていますが、それはまあどうでもいいです。





ペアではないかもしれない自分

かつて、クレアなひとときで、

ペアである自分
 2011年01月28日

というタイトルの記事とそのシリーズを書いたことがあります。

これは「人間と宇宙との一体性」について書きたかったのですが、そのようには書けていないですけれど、このことは In Deep でも、

「宇宙は人間そのもの」という結論を夢想するとき
 2012年03月19日

という記事など、いくつかの記事で書くこともありますが、いつでも内容は断片的であって、しかも、統一性にも欠ける部分があります。

それでも、今回の山崎春美の著作の前書きを読んで(まだ前書きしか読んでいないのですが)、

「ペアの自分を考える必要はない」

という感じ方も芽生えつつあります。

それは、自分も他の物質も宇宙も含めて「すべてがひとつ」という考え方というような考えが芽生えたというような感覚と近いですが、上手な表現はできないです。


いずれにしても、山崎春美の文章や音楽を知ってから約 30年。

世の中はその頃と比べてみると、比較にならないほど悪くなりました。とても便利な世の中になりましたけれど、それでも「格段に悪くなった」という言い方以外のコトバを知りません。

しかし一方で、そのように、「悪くなった」と考えることができるというのは、比較として、

「良い記憶を持って生きている」

ということであることにも気づきます。

というわけで、 150歳にもなると(100多いぞ)いろいろと振り返ることも多くなるようで、あまり先を見なくなります。


意味のない前書きを失礼しました。

ここから本題ですが、ここまで長くなりましたので、科学誌ネイチャーで発表された内容についての報道記事の翻訳にすぐ入ろとうと思います。


なお、記事に出てくるネアンデルタール人とデニソワ人という、ふたつの古代人類の間に異種交配があったことは、2010年に初めてわかったことらしいですが、その時のナショナルジオグラフィックの記事を少し抜粋しておきます。



アジアでもデニソワ人と交雑の可能性
ナショナルジオグラフィック ニュース 2011.11.02

2010年、ヨーロッパの初期現生人類とネアンデルタール人の異種交配を示す研究が発表され、各界に衝撃が走った。さらに今回、東南アジア付近の現生人類もネアンデルタール人の姉妹グループである「デニソワ人」と交雑していた可能性が明らかになった。中国南部一帯に住む現代人の遺伝子構造の約1%はデニソワ人に由来するという。

デニソワ人は既に絶滅した化石人類の一種であり、大きな歯を持っていたとされるが、詳細の解明は進んでいない。まったく未知の人類と考えられていた時期もある。




これだけでも科学界は当時、異様な衝撃に包まれたようなのですが、さらに、ここに「現世人類」と「もうひとつの謎の人類種」も交配していたというショッキングな古代の話であります。

そして、その謎の人類種は「アジアからやってきた」ようです。

では、ここから記事です。




Ancient Humans Had Sex With Mystery Species, New DNA Study Shows
THP 2013.11.19


古代の人間は謎の種と性交をしていたことが、新しい DNA の研究によって示される


nature-01.jpg

▲ 骨から復元されたデニソワ人。


11月18日、異なるふたつの古代のゲノム(遺伝子全体)が、ロンドンの王立協会の会合で発表された。ひとつはネアンデルタール人、もうひとつは古代デニソワ人のものだ。

それらのゲノムが示したことは、30,000年以上前、アジアからヨーロッパに住んでいた古代の複数の人類間で異種交配が行われていたということだ。

そして、そこにはいまだ知られていないアジアからの謎の古代人類の種が含まれていることをも示した。

ロンドン大学の進化遺伝学者、マーク・トーマス( Mark Thomas )博士は、今回の研究について以下のように語る。

「これが示しているところは、私たちは古代の『ロード・オブ・ザ・リング』(「指輪物語」)の世界を見ているということです。つまり、古代の地球には非常に多様な人類種の社会グループがあったということです」。


nature-02.jpg

▲ 発掘中の研究チーム。


2010年に、ネアンデルタール人とデニソワ人が異種交配していたことが判明したことは、人類史の研究での革命的な発見だったが、それだけではなく、そこに生態学的な意味での現世人類も交配に加わっていたということで、現代の人類種の遺伝的多様性はそのためであることがわかってきていた。

そして、今回の解析チームのひとりであるハーバード大学医学部の進化遺伝学者デビッド・ライヒ( David Reich )博士は、驚くべき発表をした。

デニソワ人は「謎の人類種」と交配していたのだ。

この謎の人類種は 30,000年以上前にアジアに住んでいたすでに絶滅した古代人類種だが、現世人類でも、ネアンデルタール人でもない、まったく未知の種だ。

会合の場は、この新たな人類である可能性を持つ種についての予測で騒然とした。

ロンドン自然史博物館の古人類学者であるクリス・ストリンガー( Chris Stringer )氏は、「我々には皆目見当がつかないのです」と述べた。






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2013年11月25日



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monster-gamma-burst-03.gif

Daily Mail より。



今回は最近のデイリーメールで見かけた上の記事をご紹介しようと思うのですが、翻訳しているうちに気づいたことなのですが、この同じ内容のことをかつて記事にしていたことに気づいたのです。上のデイリーメールの記事は最近のものなのですが、 NASA が観測したのは4月27日のことです。

それは今年5月の下の米国スミソニアン博物館のニュースをご紹介した時のものです。

宇宙観測史で最も明るい光を伴った史上最大級のガンマ線バーストが観測される
 2013年05月13日

sms-23.jpg


しかし、あれから半年以上経っていて、記憶も曖昧になっていますし、衝撃的な宇宙の出来事であることには変わりませんので、改めてご紹介することにしました。


ところで、3年位前にも、それまでの観測史上もっとも強力な謎のガンマ線バーストにより NASA の探査機が観測不能になったことがありました。過去記事は、

観測史上もっとも強力な謎のガンマ線バーストにより NASA の探査機が観測不能に
 2010年07月17日

にあります。


デイリーメールの記事をご紹介する前に、余談となりですが、ガンマ線バーストは光の話ですので、なかなかご紹介する機会がなかった最近の「光に関係した話題」などを書いたおきたいと思います。






いろいろな場所で報道される様々な光


米国オレゴン州の空から落ちてきたもの

fox12-2013-11-20.gif

FOX12 Oregon より。


上の記事は、数日前に FOX ニュースのオレゴン州ローカルのニュースとして報道されたニュースです。

この火球のようなものは、地元のいろいろな人たちによって撮影されていて、それが載せられていたのですが、ニュースのタイトルそのものが「今朝の空のあの物体はいったい何?」というもので、ミステリー系の報道として扱われていたようです。

下は別の場所から撮影されたものです。

oregon-light-01.jpg


飛行機雲が夕陽に照らされた場合に、同じような感じで見えることがありますが、その場合でも、飛行機雲の「尾」の部分は上のようにひらひらとはあまりしないもののようですので、確かに何だかよくわからない光の現象ではあるのかもしれません。

次の「ギリシャの光」は、個人的にとても興味深いものです。



「ギリシャの光」と「空飛ぶ棒」の関係

ギリシャの気象サービスで、気象の状況などをリアルタイムの映像でカメラで提供してくれている、日本語でいえば、「ウェザーステーション」という意味のサイトがあります。

Meteoacharnes

下がそのトップページですが、黒い画面がそれぞれリアルタイム映像カメラです。

gr-weather.jpg



そこに 11月 23日に、「何かものすごい速さで光のようなものが通過していく様子」が写ったことがギリシャで話題となっています。

gr-light-01.jpg




上のような風景のところに、下のような「光」が一瞬通り過ぎていったのです。



gr-light-02.jpg



いろいろな可能性を考えましたけれど、こういう光の形はちょっと何であるかの想像も難しいです。

ただ・・・実はちょっと思い当たるフシがありまして、まあ・・・変な話になるんですけど、ギリシャというわけではなく、世界各地で「ものすごい高速で飛ぶ生き物か何か」のことがずっと話題にはなっていて、何かわからないんですけれど、「肉眼で見えないほどの速さで移動するものがいる」という話で、それと形が似ているなあと感じたんです。

その「高速で飛ぶもの」は海外の一般紙などでも取り上げられています。

下の写真は、昨年 12月にマレーシアの Daily Express というメディアに載せられたもので、マレーシアのサバ州で撮影された、その飛ぶ「何か」の写真です。

mathew.jpg

Daily Express より。


下は YouTube にある動画です。
途中から表示される時間のコンマ1秒の動きと比較して、この物体の動きの速さがおわかりかと思います。




ほとんどオカルトの領域に感じる話にも聞こえるかもしれないですが、実際に世界各地で撮影されていて、地域によって、「空の魚」とか「太陽の実体」とか「空飛ぶ棒」など、いろいろな呼び方をされているようです。

かつては、トリック撮影とか光の見間違いとされていたこの物体も、撮影技術の向上で姿が捉えられるようになってからは、科学者の中でもこの存在に対しての懐疑的意見は少数派となっているということだそうです。

このことについては、下の記事に書いたことがあります。

世界中で撮影される「驚異的なスピードで移動する小さな物」は知られていない生物かもしれないという説
 地球の記録 2012年12月23日


あと、国際宇宙ステーションの話を。



・国際宇宙ステーションの周囲でたわむれる光

ESA (欧州宇宙機関)に Space In Images という写真のギャラリーサイトがあり、国際宇宙ステーションの写真なども数多くありますが、下の写真は撮影されたのは 2007年のことですが、最近になって、脚光を浴びているものです。

ISS-001.jpg

▲ オリジナルの写真はこちらにあります。

国際宇宙ステーションの周囲にいろいろなものが写っているのですね。

iss-002.jpg



iss-003.jpg



iss-007.jpg


すべて何らかの「合理的な説明」はつくものなのでしょうけれど、国際宇宙ステーション関係の写真には不思議なものが写っている写真が非常に多いです。搭乗されている若田さんなども、こういう様々な光や現象を日常的に見てらっしゃるのだろうなあと思ったりいたします。


他にも「光」関係のいろいろなニュースなどを目にするのですけれど、あまり余談が長くなるのもあれですので、このあたりで本題に入ります。







史上最大のガンマ線バースト

この「ガンマ線バースト」というものは、Wikipedia の説明をお借りしますと、


ガンマ線バーストは、天文学の分野で知られている中で最も光度の明るい物理現象である。



ということになるのですけれど、しかし、その原因については諸説が存在しますけれど、


天体物理学界ではガンマ線バーストの詳細な発生機構についての合意は得られていない。



というものであります。

「宇宙で最も明るい光の現象」だけれど、発生原因はよくわからないということになるようです。


また、ガンマ線バーストが「地球の生命の絶滅に関与する」とする考え方もかなり根強く、たとえば、上の Wikipedia には「地球上での大量絶滅」というセクションがあります。

今回のデイリーメールの記事にも、スタンフォード大学の物理学者が 4億 5000万年の地球の大量絶滅とガンマ線の関係に言及していたり、「ガンマ線バーストが地球に近づいた場合、地球を破壊する可能性がある」というような感じの記述がありますが、しかし、私は個人的には、ガンマ線バーストでの地球の生命の絶滅というのは「ない」ことだと思っています。





774年にも地球は強力なガンマ線バーストを浴びていた

たとえば、西暦 774年(あるいは 775年)にも、地球に非常に強力なガンマ線バーストが降り注いでいたことが、名古屋大学の研究者たちの調査によって判明しています。 774年といば、日本では奈良時代ですが、その時代に「地球の人類が絶滅した」という記録はないですし、世界の記録などにも、壊滅的な大量死の記録もないように思います。

この774年のガンマ線バーストに関しては、 AFP の記事が今でもリンクが生きています。

afp-gamma.jpg

▲ 2013年01月21日の AFP の記事「8世紀の強烈な宇宙線、ブラックホールの衝突が原因か」より。



ガンマ線バーストは「極端に明るい光の現象」ということがわかっているだけで、これが地球の生命に大きな害を与えるというたぐいのものではないという感じが私はいたします。

もちろん、実際には何もわかりません。

何しろ、地球にはガンマ線バーストの真実を知る人はひとりもいないのです。

というわけで、観測史上最大のガンマ線バーストの記事をデイリーメールよりご紹介いたします。





The biggest cosmic explosion EVER seen: 'Monster' gamma ray burst blasts into space 3.7 billion light years away
Daily Mail (英国) 2013.11.22


観測史上最大の宇宙の爆発 : 「モンスター」ガンマ線バーストが 37億光年離れた宇宙から放たれた


swift-001.jpg

▲ ガンマ線バースト観測衛星 スウィフト ( Swift ) のイメージ図。


これまで目撃された中で最大であり、かつ最も明るい宇宙の爆発が 37億光年離れた宇宙で起きた光景が捉えられた。

この爆発は、これまでで最大の宇宙での爆発として知られていたものより5倍以上ものエネルギーを放出している。仮に、このガンマ線バーストが地球に近づいた場合は、我々の惑星が破壊されるような可能性があるため、天文学者たちは、このガンマ線バーストを「モンスター」と呼んでいる。

NASA の天体物理学部門の責任者であるポール・ヘルツ氏( Paul Hertz )は、「このような爆発は、1世紀に1度あるかないかの出来事です」と言う。 NASA の宇宙望遠鏡は過去 20年に渡って、宇宙の様々な規模の爆発を観測し続けてきた。宇宙での爆発は2日に1度は観測される。

4月 27日に観測され、サイエンス誌に発表されたこの爆発は、これまでの観測史上の記録となった。

ガンマ線バーストは、一般的には、宇宙で最も巨大な爆発であり、そして、その中でも今回の爆発は最大の規模のものだった。


“images”

▲ 赤い部分が NASA の観測衛星スウィフトがとらえた今回のガンマ線バースト。 NASA より。


ポール・ヘルツ氏はこのガンマ線バーストを「モンスター」と呼んだ。さらに、「ビッグバンそのもの以外では存在する最大の現象かもしれません」と述べる。

NASA のガンマ線バースト観測の主任であり、米国スタンフォード大学の物理学者であるピーター・マイケルソン( Peter Michelson )氏は、以下のように述べた。

「バーストは宇宙の中の生と死と誕生のサイクルの一端を担っています。私も、そしてあなたがたも、すべて超新星爆発で生成されたものから作られているのです。また、4億5000万年前の地球上の大量絶滅は、銀河系近くでのガンマ線バーストによって引き起こされたという主張もあるのです」。





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2013年11月24日



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今朝というか、夜中、久しぶりに「就寝中のパニック」というのを起こしまして、まあ、これは、激しい動悸と共に目覚めるけれど原因はないもので、もう何十年も前からたまにあることです。

それが起きた日は、収めるために薬を飲んだりだとか、場合によっては「お酒ガブ飲み」などをおこなうこともあって、次の日は相乗効果の副作用などで大体調子が悪いです。

そんなわけで、今も休んでおりまして、多分、本日は記事は書けないように思います。


そういえば、今朝、下のような記事を見ました。

ison-encke.gif

Extinction Protocol より。


上のエクスティンクション・プロトコルの元の記事はロサンゼルスタイムスで、エンケ彗星とアイソン彗星が「まるで競争するかのように、地球と太陽に向かって進んでいる様子」を NASA が提供した GIF 動画で載せていました。


それに、地球の上空の「火球」の報告も日によってスゴイですしね。

fireball-11-20.gif

スペースウェザーより。


そんなわけで、まあ・・・地球も宇宙も、いろいろと荒れる要素も多そうな昨今ですし、人間の体調が悪くなっても不思議ではない気もいたします。



先ほど自分の部屋の壁に何か緑の小さなキレイな羽虫が止まっていることに気づきました。

下の写真はネットからの写真ですが、ほぼこのままの虫です。

kusakagerou.jpg

あまりこういう羽虫関係のことを知らないので、ネットで調べてみると、クサカゲロウというもののようです。

「へえ」

と、あまり意味のない納得をしながら、横になったりしたのでした。


そんなわけで、皆様方もご自愛下さいませ。




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2013年11月23日



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9000年ぶりに「この世の終わり」を見せつけた火山も再始動の兆し

この数年は、いわゆる「終末的な光景」いうものは、日本を含めて、世界のいろいろなところに出現していましたけれど、その中でも、人的な被害などの実質的なことではなく、視覚として「最も終末的な光景を出現させた自然現象」の中のひとつには、間違いなく、2008年のチリのチャイテン山の噴火があると思っています。

これは当時の報道によれば、約 9000年ぶりの噴火と考えられているようです。
下のような壮絶な光景が世界中で報じられました。

2008年のチャイテン山の噴火

chaiten-001.jpg

boston.com より。



chaiten6.jpg

Extinction Protocolより。



volc-light-2.jpg

Magnificient Displays: Volcanoes and Lightning より。


このチャイテン火山で、11月20日からまた火山性の地震が起きているということで、再度、噴火する可能性について、火山情報サイト「ボルケーノ・ディスカバリー」 が伝えています。


Chaiten volcano (Chile): increased seismic activity
Volcano Discovery 2013.11.22

チリのチャイテン火山:地震活動の増加

チャイテン山の地下での地震活動の増加が検出されたとチリの科学者たちによって報告されている。

2008年5月に壊滅的なプリニー式噴火を起こしたチャイテン山は、噴火により、数キロ南にある小さな町の全住民が避難するという事態となった。

そのチャイテン山の地下6キロで、11月20日午前8時7分(現地時間)に火山性のマグニチュード 2.4の地震が検出され、火山内部の流体(気体、水、そして恐らくマグマ)の動きの特徴を持っている。その後、80回を越える地震が検出された。





2008年のチャイテン山があのような「この世の終わり」的な光景を出現させた理由としては、ボルケーノ・ディスカバリーにもある「プリニー式噴火」という噴火のタイプが関係しているようです。 Wikipedia - プリニー式噴火には以下のようにあります。



プリニー式噴火とは、火山の噴火活動の形式の一つである。様々な火山の噴火形式の中で破局噴火やカルデラ形成に次いで膨大な噴出物やエネルギーを放出する。





下の噴火は1990年に噴火したアラスカのリダウト山の噴火の様子ですが、これも、プリニー式噴火ということです。

redoubt.jpg


プリニー式噴火というのは、とにかく噴火の規模がデカく見えるようで、そして、 Wikipedia にありますように、光景だけではなく、「破局噴火についで大きな噴火」となるもののよう。

この「破局噴火」というものについては、過去記事の、

世界の火山活動がマックスへと向かう気配を見せている中で知る「火山のマグマは噴火後たった数日で再充填される」という事実
 2013年08月19日

というものの中で記したことがありますが、破局噴火は「破局災害」といわれるカテゴリーに属しているようで、人類が経験する自然災害の中で、最も威力が大きく、そして、その影響が長く続く災害のひとつとされています。

catast-23.gif

▲ 静岡大学防災総合センター 小山真人研究室「現代社会は破局災害とどう向き合えばよいのか」より。


上の静岡大学防災総合センターの分類では、破局噴火は、「地球への彗星や小惑星の衝突」についでの地球的災害となるもののようです。







近隣宇宙で最大の火山を隣に持つ日本列島

突然、火山のことを書いているのは、最近、世界中で火山活動が活発になっていることもありますし、最近、太平洋上の日本近海に新しい島ができたという出来事もありましたが、そういえば、「その太平洋には太陽系で最大の火山があるのだった」と思い出したりしたこともあります。


ところで、小笠原諸島近くの新しい島は、すでに Yahoo! の地図に掲載されていまして、その仕事の速さに驚くというか何というか。

island-yahoomap.gif

▲ 早くも Yahoo ! 地図に掲載された小笠原諸島近くに誕生した島の位置。右下の青の矢印で示されているのが新島。


それはともかく、「太陽系で最大の海底火山の発見」の報道は、過去記事の、

「太陽系で最大の火山」が太平洋で発見される
 2013年09月06日

に書いたことがありますが、下の場所の太平洋のシャツキー海台という範囲の海底で見つかった火山が、火星にあるオリンポス火山を越えて、現在までに観測されている中で、「太陽系で最大の火山」だということがわかったというものです。

shatky1.jpg


火星のオリンポス火山とは下の図ほどの大きさがありますが、これよりデカイのが、太平洋の海底に眠っているのですね。

oly-eve-2.jpg

Daily Galaxy より。


その時にご紹介した AFP の記事の冒頭を抜粋しておきます。




太平洋海底に超巨大火山を発見、太陽系で最大級
AFP 2013.09.06

地球上で最大で、太陽系で最大の火山にも匹敵する超巨大火山を発見したとの論文が英科学誌ネイチャージオサイエンスで発表された。

論文によると、タム山塊と呼ばれるこの火山は、太平洋の海底にある台地、シャツキー海台の一部で、日本の東方約 1600キロに位置している。タム山塊は、約 1億 4400万年前の噴火で吹き出した溶岩が盾状に固まった単一の巨大な丸いドームから成っている。

面積は約 31万平方キロで、英国とアイルランドを合わせた面積に相当する。海底から頂上までの高さは約 3500メートルに達する。研究チームは論文の中で「タム山塊は、世界で知られている中で最大の単一の中央火山だ」と報告している。





そういう中、世界の火山活動がさらに活発になっています。






短期間に激増し始めた火山活動

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▲ 最近噴火を始めたインドネシアのシナブン山の噴火。NewScientist より。



最近、米国のサイトで「異なる6カ国で数時間のあいだに7つの火山が噴火を開始した」というようなタイトルの記事がありました。


実際にはそれ以前から噴火していたものもあり、やや大げさな表現ではありますが、しかし、そこにピックアップされていた7つの火山、

・海底火山による新島(日本)
・コリマ山(メキシコ)
・フエゴ山(グアテマラ)
・ヤスール山(バヌアツ)
・エトナ山(イタリア)
・シナブン山(インドネシア)
・メラピ山(インドネシア)


が、11月17日から20日の短いあいだに次々と大きな噴火を起こしていたことは事実のようです。


volcano-002.gif

▲ エトナ山の噴火。 Voice of Russia より。



火山活動は、海底火山を含めて、この数年とても活発でしたが、今後さらに大きくなる可能性もあると個人的には思っています。

その理由は、「太陽活動が縮小していく」という可能性が大きいからです。太陽活動と火山噴火などの関係について、ここで詳しく書くスペースはないですけれど、これについては古い記事ですが、

太陽活動と地震・噴火の活動に関しての2つの考え方
 2011年02月17日

などに東京工業大学の丸山茂徳教授の「宇宙線が火山噴火のトリガーとなる」という主張などを載せたことがありますので、ご参考下されば幸いです。


しかし、太陽活動と火山の噴火に関係がないとしても、太陽活動が弱くなると、地球への宇宙線の到達量は増えるということは確かであって、それらの宇宙線の多くは地球を突き抜けていきます。

つまり、「宇宙線が地球内部に通常より多く干渉する」ことになります。宇宙線というのは非常に高エネルギーの物質で、それが地球内部に何の影響も与えないということは考えにくいようにも思います。


しかし、原因が何であるとしても、地質活動は現実に激しくなっていて、今後もそれは続いていくという可能性は強いと思っています。





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▲ 11月20日に小笠原諸島の海域に出現した新しい島の報道。FNN ニュース より。場所は、東京から南におよそ 1,000km、小笠原諸島の無人島・西之島の南南東 500メートル付近。島の直径は約 200メートル程度だそうです。






トライポッドの呪縛から自分が解かれる日はないと気づかせてくれた深海の生き物

先日の記事、

世界がムチャクチャな天候に突入する中、ベトナムで「巨大な白ナマズと白クジラ」が死亡し、地底から黒クジラが現れるというカオス
 2013年11月20日

の途中に、秒速 63キロメートルの速度で「 1500万キロメートルの長さの尾」を伴って太陽に向かって飛んでいるアイソン彗星の「長い」写真を載せましたけれど、今回も、「長い写真」を2つほど載せたいと思います。

ひとつは、海や海洋生物に関しての科学ニュースを報じる Deep Sea News というサイトにある「深海の生き物の写真」です。

長いですよ。


magnapinna-squids.jpg

Deep Sea News より。


これは「イカ」なんです。

最近発見されたものではなく、 2007年に撮影されたものなのですけれど、私自身は、つい先日このイカの存在を知りまして、瞬時に、H・G・ウェルズが 19世紀の終わりに発表した SF 小説『宇宙戦争』に出てくる火星人の最強兵器「トライポッド」を思い出したのですね。

それも繰り返し映画化されているほうのものではなく、小説のイラストのほうを彷彿とさせます。

War-of-the-worlds-tripod.jpg

▲ 1906年にフランスで出版された『宇宙戦争』のイラスト。Tripod (The War of the Worlds) より。


宇宙戦争のトライポッドには個人的にも他の思い出があります。

今から4年前だと思うのですが、スティーブン・スピルバーグ監督の映画『宇宙戦争』を見た後から、約半年間、「肉が食べられなくなる」ということを経験したことがあるのでした。その期間はどうしても肉を食べることができませんでした。

tripod.jpg

▲ 2005年のスティーブン・スピルバーグ版『宇宙戦争』のトライポッド。生物ではなく「搭乗型の兵器」です。


これは当時書いていたブログに「大阪ショック」という事件として記録されておりまして、私に「生物と生物の平等とは何か」ということを考えさせてくれるキッカケともなりました。

その答えはいまだに出ていません。

それらについては、

大阪人はいかにして最強の宇宙兵器を倒したのか
 クレアなひととき 2009年10月11日

という記事と、その翌日の記事などに記されています。


まあ、トライポッドの話をくどくど書いていても仕方ないですので(苦笑)、ここまでにしますが、上のイカに関しての Deep Sea News の記事を動画と共にご紹介しておこうと思います。



An amazing image of the elusive big-fin squid
Deep Sea News 2013.11.17

とらえどころのない巨大なヒレを持つイカの驚くべき映像




マグナピンナ・イカ( Magnapinna squid )は、深海に住む生き物の中でも、非常に優美な姿を持つもののひとつだ。マグナピンナイカは、ヒレの長さが体の90パーセントを占めている非常に珍しいイカで、また、その腕の途方もない長さも目を引く。

この10年ほどの間に、遠隔操作無人探査機(ROV)による深海探索の増加などによって、このイカの姿はわずかながら撮影されている。

上の映像は 2007年 11月 11日に、石油会社シェルの遠隔操作無人探査機によって、海底 2386メートルの深さで撮影された映像だ。





というわけで、深海にはいろいろな生き物がいるわけですけれど、世界中で相次いで、「海から陸地が出現している」という今、こういう生き物たちも陸地と共に大地に上がってきて地上生活に順応していったりすると、また世界も違った光景となっていきそうです。


そういえば、上のほうに「長い写真を2つ」と書いたのに、トライポッドのことなどで長くなって、もう1枚の「長い写真」を忘れていました。

それはこちらです。

sinabung.jpeg

▲ 米国 NBC より。




400年間の眠りから目覚めたインドネシアのシナブン火山の現在

最近は火山の活動もすごいことになっていて、ロシアのカムチャッカやインドネシアの火山活動は日に日に激しくなっている感じを受けます。

上の「長い写真」は、インドネシアのシナブン山という火山の最近の噴火の様子です。

このインドネシアのシナブン山は、 Wikipedia によりますと、2010年に、「 410年ぶりに噴火した」ものなのだそう。

それ以来、断続的に噴火を続けていて、現在は高さ 8,000メートルにまで噴煙を上げています。

このシナブン山の噴火に関しては、米国の科学サイトのニューサイエンティストの昨日の記事にも驚異的な写真が載せられていました。

sinabung2.jpg

NewScientist より。噴煙の高さは8キロメートルに達しており、 6,000人の住民が避難しています。







次はどの海域で島が浮上するのか。そして、どの大地が陥没するのか

そして、記事のトップに載せましたけれど、「日本の新しい島」も海中から出てきました。

new-island-5.jpg

▲ その新しい島。


日本の領域であるということも興味深いですが、そうではなくとも、

パキスタンでのクリスチャン追放活動の渦中で発生した大地震と共に海底から浮上した新たな島
 2013年09月25日

という記事以来、「新しい島の出現」というのは気にはなっている概念ではあります。

上の記事と、

パキスタンの新しい島を見て、最近の海底の異変の場所を思い返してみました
 2013年09月26日

という記事で、最近2〜3年の間に海に出現した「新しい島」と、海底での異変について、ある程度まとめていますが、

・2010年11月にインドネシアの海域
・2011年9月にロシアのクラスノダール地方の海域
・2013年1月にはドイツの沖合


に、新しい島が出現していますし、また、ほとんど観測されることがない海域でもそういうことが起きている可能性もあるかもしれません。


その一方では、ニューカレドニアの近くの海域に「地図上では存在している島」が、行ってみたら「なかった」ということもありました。ちょうど1年ほど前のことです。

map-sandy-new.gif

▲ 地図に記載されているサンディ島。しかし、科学者たちが「この島が存在しない」ことを発見。過去記事「地図から消滅した南太平洋のサンディ島: 古代の超大陸が分裂したと考えられる海域での異変」より。


あるいは、インド洋では、「たった数日の間に海底が何百メートルも上昇した可能性がある」ことを NOAA のデータが示唆していたりしたことを書いたこともありました。

インド・オーストラリアプレートの境界で急速な「海底隆起」が起きているかもしれない: NOAA のグラフが示した異常な水深変化
 2012年12月05日

ndbc-2012.gif

▲ 上の記事よりアメリカ海洋大気庁のグラフ。2012年10月15日から10月17日の3日間で、400メートル近く海底の大地が上昇した可能性があります。


こういうのをいろいろと見聞きしていると、今後、海でどんなことが起きても、すでにそれは異常でも不思議なことでもないというように思えてしまうような部分もあります。


あまり関係のあることではないでしょうが、小笠原諸島の近くにできた「新しい島」とパキスタンの新しい島の位置関係は次のようになります。

new-island-map-02.gif


小笠原諸島の近くの新しい島の正確な場所は、 FNN の報道の下の Google Map の引用がわかりやすいです。

newisland-map-03.jpg



あくまで個人的にそう考えているだけですが、私が「時代の節目となる」と考えている 2015年になるまで、あと1年と少しとなってきました。

その間にどんなことが起こるのかはわからないですが、確かに自然は変化しています。人間も変化していかなければ、いろいろな意味でついていけないのかもしれないです。





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2013年11月20日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





ひたすら荒れくるう「風」と「雨」

もう、なんだか天候がひたすらにものすごいです。

フィリピンの台風被害からのこの 10日くらいの間だけで、「その地では経験したことのないような荒れた気候」に見舞われるケースがどれだけ続いていることか。

少し羅列してみます。


・ソマリア

フィリピンの台風のすぐ後には、アフリカのソマリアにあるプントランド自治政府地域で、サイクロンで数百名が死亡。

punt-land.gif

ソマリア自治政府地域「プントランド」でサイクロンにより非常事態宣言より。



・北欧からロシア

その翌日には、フィンランドやノルウェーからロシアまでにかけて、「エイノ ( Eino )」と命名された暴風雨が吹き荒れました。

eino-01.gif

▲ フィンランドの yle より。


この「エイノ」は、ロシアの声では下のように報じられていました。


フィンランド、ノルウェー、エストニア、カレリア 暴風で停電
VOR 2013.11.17

フィンランド、ノルウェー、エストニア、そしてロシアのカレリア地方では暴風の影響で、数十万棟が停電している。風速は秒速30メートルにまで達している。

フィンランドでは12万棟が停電したままとなっている。
特に中央部において被害が大きいという。

ノルウェー沿岸では、波の高さは13メートルから15メートルに及び、風速は秒速50メートルに達している。電信柱などが倒れており、4万棟以上が停電している。

カレリアではラフデンポヒヤが停電し、8000人が影響を受けている。





かなりの広範囲を襲った暴風だったようです。

そして、昨日、イタリアの地中海にあるサルデーニャが暴風雨による壊滅的な洪水に見舞われました。多くの報道で「黙示録的な( apocalyptic )」という文字が報道タイトルに使われています。


・イタリア/サルデーニャ地方

sardinia.gif

▲ 米国 msn より。



このイタリアでの豪雨のすごさは雨量が示しておりまして、英国の BBC の記事には、ちょっと考えられない数字が書かれています。

文字だけで書くと何だかウソっぽいですので、その BBC の記事の部分を載せておきます。

bbc-sardinia.gif

▲ 11月19日の BBC の記事より抜粋。


他の記事などでは、 24時間の総雨量が 440ミリに達したと記されているものもありますので何となく混乱している模様です。しかし、 440ミリの雨というのは、24時間の雨量としても十分にものすごいものです。

たとえば、10月 16日に壊滅的な被害を受けました大島の豪雨の 24時間の降水量が 824ミリだったということなどが比較になるのではないでしょうか。ちなみに、この10月の大島集中豪雨は、こちらによりますと、「6時間雨量の日本記録」なのだそうです。


なので、もし仮に、 BBC にあるように、サルデーニャで 90分の間に 440ミリの雨が降ったようなことがあったとしましたら、ちょっと想像のつく状態の雨ではないです。





アイソン彗星もさらに無軌道な状態に

ムチャクチャなのは風や雨だけではなく、天体などのほうもそのような感じでして、先日まで、

アイソン彗星の「爆発」は続く。そして、珍しい現象でもある「水星と彗星のクロス」を目撃することになる2013年の地球の人類
 2013年11月16日

などで、アイソン彗星のことについて書いていましたが、その爆発はそれ以降も続き、そして「尾」がどんどん長くなっています。スペースウェザーでは、「スーパーテール( SUPER TAIL )」と呼んでいます。

isons-supertale.jpg

▲ スペースウェザーの記事 COMET ISON'S SUPER TAIL より 11月17日のアイソン彗星の様子。


尾の長さは 1500万キロメートル以上とのことですけれど、地球の直径が約 1万2700キロ程度ですので、地球の直径の 1000倍以上の長さの尾をなびかせて移動しているようです。


なんだかもう、いろいろと混沌としてきているんですが、今回のタイトルにした「世界最大の白いナマズの死」について少し書いておきたいと思います。こちらも混沌とした話ですが、最近のシンクロ関係の範疇に入る話でもあります。







ベトナムでは「地下のクジラ」が捕らえられ、世界最大の白ナマズと白いクジラが死亡した

もともとは、YouTube で「ベトナムで、土の中から現れた巨大なモンスターが捕まえられた」という何だかよくわからない動画が話題となっていまして、それを調べている中で見つけたことでした。そのよくわからない動画は下のようなものです。

viet-whale-01.jpg


viet-whale-02.jpg

▲ 動画は YouTube にあります。



現地で大騒ぎになっていることは確かなようなのですが、動画を見るとモンスターというより、「クジラ」に見えるのですね。

しかし、「土の中からクジラが現れた」というのなら、そのほうが異常なニュースとなるわけで、このニュースソースを探そうと、ベトナム語でいろいろと検索していましたところ、意外な報道を目にしました。

上のモンスターの動画に関しての出来事はついにベトナム語でのニュースソースは見つかりませんでしたが、かわりに出てきたのが、下のふたつのニュースでした。

namazu-vietnam.gif

▲ ベトナム VTC より。


先日の、

太陽の磁場のポールシフトが数週間後に迫る中、神の魂を運んでいたと囁かれる白いカラスはグリーンランドで殺された
 2013年11月18日

という記事で、グリーンランドで、アルビノではない白いカラスが殺されたことをご紹介しました。

“images”

▲ 上の記事より。


そんな記事を書いて、すぐに今度は「白いナマズの死」。

記事のタイトルは「捕獲」ですが、まあ、殺されているという意味では白いカラス同じです。


それにしても、ふだんはベトナム語の報道というものを見ることはないですので、こういうニュースを偶然見つけたということに関して、妙な連続というか偶然だなあとは思います。

ちなみに、記事によりますと、この白いナマズは、体長は 2.5メートルで重量は 95キロ。捕獲した人はギネスに申請すると言っていますので、白ナマズとしては記録的な大きさであるようです。

ただ、記事では「アルビノ(白変種)ナマズ」と記されているのですが、先日のカラスが茶色い羽を持っていたことと同様に、このナマズも頭部は茶色いのですよね。

普通、動物の白変種のアルビノでは全身が純白になると思われますので、このナマズもいわゆる一般的な意味でのアルビノではないと思いますが、白いナマズは総称して、そのように呼ぶものなのかもしれません。



そして、さらに、ベトナムの下の報道も見つけたのでした。

タインホア省のハイフォンという海岸に、クジラの死体が打ち上げられたという報道です。

whale-vietnam.gif

Giaoduc より。


記事から推測しますと、打ち上げられた場所は大体、下のあたりだと思います。

whale-vietnam-map-01.gif


大きさは正確に測定はされていないようですが、写真の人物との比較で大体おわかりかと思います。


そして、記事によりますと、「タインホア省に巨大なクジラが打ち上げられたことは記録になく、これが初めてのこと」だということだそうです。


記事にはクジラの種類は出ていないのですが、私にはこのクジラもどうも白く見えます。


クジラにしてもナマズにしても、いろいろと伝説を持っていそうな生き物ですけれど、世界最大級の白ナマズと、珍しいベトナムに打ち上げられたクジラは死んでしまいました。


白い生き物がどんどん死んでいきます。


それにしても、世界がまさにグチャグチャであるせいなのか、このブログの記事もどうもグチャグチャになりやすい傾向にあります。


世界が落ち着く時は来ますでしょうかね。





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