<< 1  2  3 

2013年12月31日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




汚れた血も悪くはないと考えていた 2013年の終わりに「太陽の磁場のポールシフトはすでに完了していた」ことを知る



cycle25.gif

▲ 2013年12月29日のインディペンデント (英国) より。




あけましておめでとうございます(早いわ)。

もう年号とか挨拶とかはどうでもいいんですけれど、上のように、太陽の磁場の反転、つまり太陽の磁場のポールシフトが完了したことが確認されたと数日前、 NASA が発表しました。

そんな中、先日の記事で、子どもから「12月31日は外出してはダメ」といわれたことを書いたのですが、子どもは奥さんの実家のほうに行ってしまいましたので、約束を適度に不履行しながら、奥さんの荷物持ちとして駅まで行き、買い物や掃除などをひとりでしておりました。

太陽の磁場の反転に関しては、半年以上前に、 NASA から「今年中に始まりそうだ」というアナウンスがされていて、

NASA が「太陽の磁極の反転(磁場のポールシフト)」が始まったことを確認
 2013年08月08日

という記事に書かせていただいたことがあります。


駅まで奥さんを送る道すがら、磁場の反転が完了したという太陽をボーッと眺めながら、

「磁場が反転したっていっても、見た目にゃ同じだなあ」

と思いつつ歩いていました。


奥さんがそんな私を見て言います。


奥 「よく太陽を直接見られるね」
私 「オレ、昔からよく直視するんだよ。冬の太陽は弱いし何時間でも大丈夫だよ」
奥 「私は一瞬でも見られない」


まあ、太陽の直視など目に悪いだけで、何もいいことはないですので、「しないのが正解」だと思います。私は、3年くらい前からだったか、きっかけは忘れましたが、体調や精神的に良くない時に太陽を直視するのが習慣になってしまっています。


今日はその太陽の反転の記事をご紹介したいと思いますが、タイトルに、「汚れた血」と入っているのが気になる方もいらっしゃるかもしれないですので、特に意味はないんですけど、ちょっと余談を書かせていただきます。本当に個人的な話ですので、英国インディペンデント紙の太陽の記事についてはその下にありますので、余談は飛ばしてお進み下さい。





郷愁のリンク

最近、昔好きだった映画『仁義なき戦い』初期5部作(1973年〜1974年)を、再度よく見ています。これは実際の話を映画化したものなのですが、ふと、インターネットなどで、実在のモデルとなった人たちを調べてみると、そこから出てくるのは、「岡組」というキーワードなのでした。

ちなみに、私はこの岡という姓を持って生きてきました。

この『仁義なき戦い』という話の舞台となった話の発端は、こちらの文章をお借りしますと、


かつて、広島市内においては、終戦直後から暴力団の対立抗争事件が泥沼化し、長期にわたって文字通り「仁義なき戦い」が展開され、市民を恐怖のどん底に陥し入れました。

終戦後、広島市内において博徒「岡組」と的屋「村上組」が縄張りをめぐって対立を続け、昭和21年11月に村上組が岡組の賭場をけん銃で襲撃したことに端を発し、以後、12年間にわたって血を血で洗う対立抗争を繰り返しました。




というもので、私は今回初めて知りましたけれど、この「岡組」の岡敏夫さんという組長が『仁義なき戦い』の、すべての始まりだったようなんです。

そしてまあ、調べてみると、「岡」という名前の親分衆が当時の広島にとても数多くいたことがわかります。岡精義さんという人や、また、仁義なき戦いシリーズの傑作「頂上作戦」という映画で小池朝雄さんが演じていた岡友秋さんという親分もいました。


そして・・・時代は違えど、テキヤの親分だったうちの父方の祖父が北海道の現在の栗沢というあたりを牛耳っていたのも「岡組」だったはず・・・(大正時代の頃の話ですけれど)。

祖父の出身は北緯 33度線上として有名な高知ですが、映画『仁義なき戦い』を見ていて、そして、そこに展開される広島弁や讃岐弁などを聞いて、何となく一種の「郷愁」にも似た感じを覚えるのは DNA のなせる記憶のメモリーというものなんでしょうかね。

日本人の DNA のハプログループ(同じ共通祖先を持つような似た染色体上の遺伝的特徴を持つ)は、わかっているだけでも、下ほど種類があります。

dna-2.gif

▲ 篠田謙一著『日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)』より。


上のは記号で書いてありますけれど、これらはすべて「別系統の祖先を持つ」ということになるわけで、一口で「日本人」といっても、遺伝学的にはかなり多くの別々の DNA のグループの集団から成り立っていることがわかります。

要するに、名字が同じことと「 DNA 云々」ということとは関係がないということはわかるのですけれど、何となく、幼稚園の頃にたまに病室で見ていたおじーちゃんの顔などを思い出したりしていた最近の私です。


ちなみに、その祖父は昭和に入る頃には引退して一般人として暮らしていました。

私が幼稚園の頃くらいに祖父は亡くなりましたが、実は、私が「おじーちゃんがテキヤの親分だった」ということをはじめて聞いたのは、私が 40歳を過ぎたころでした。帰省した際、父と酒を飲んでいた時に父が話してくれました。

その祖父は、10人も子どもを作ったんですが(なんと、そのうち男性9名)、末っ子にいたるまでの男9人のほぼ全員を大学にまで入れたのでした。よほど、自分とは違うタイプの人生を進んでもらいたかったのかもしれません。私の父親は末っ子です。

そして、テキヤの親分の息子たち9人と娘1人は、教師や公務員といった固い職業を中心に、全員が勤め人として生き、全員が定年まで全うするという非常に真面目な価値観の下に生きたのでした。


いずれにしても、今、私がここに「いる」のは、明治か大正時代に高知から北海道へとリンクした岡組というものの延長線上にあるわけで、全然関係ないことだとはいえ、そのあたりに広島の岡組から始まった話である『仁義なき戦い』に郷愁を感じる部分があるのかもしれません。






フランス映画という言葉が特別だった時代

ちなみに、「汚れた血」というフレーズですけれど、これも映画のタイトルで、1986年のフランス映画でした。監督のレオン・カラックスという人の映画は、当時は特に女性に大変人気がありました。

1980年代までは、フランスの文化は、映画にしても文学にしても「格上」という雰囲気がまだ残っていました。映画でも「フランス映画」という響きは何か特別な響きを持っていたものです。


そういえば、フランスの「特別な響き」といえば、最近、下のような報道がありました。

fr-tax75.gif

▲ 2013年12月29日の Lexpress (フランス)より。


フランスの憲法会議は、年間 100万ユーロ(約 1億 5000万円)を超える給与を支払っている企業に対して 100万ユーロを超えた部分について 75%の税を課す仏政府の法案を合憲と判断した。



という内容です。


しかし、こういうことも、日本も今では他人事には聞こえないわけで、また、あまり興味ないですけれど、株価も日本は 2007年以来だかの最高値をつけて、アメリカでは過去最高を更新中だそうで、これがいつまで続くのかは知らないですけれど、下のようなチャートの比較も最近は報道で目にします。

djia-1929-com2013.gif

▲ 米国 Business Insider より。


これは、「 2013年のアメリカの株価のチャートは、 1929年の大暴落時と同じチャートを描き始めている」というようなことを意味しているらしいです。

しかし、こういう「株価が暴落する」という話は、 2009年頃から何度も出てきては、そうはならなかったことでもあります。

今回はそのまま上がっていくのかもしれないし、あるいは、1929年どころではない暴落をするのかもしれないですし、それは本当にわからないです。ただ、どんなことにしても、「永遠に上がる」という概念は存在しないとも思いますけれど。



というわけで、もう本題からあまりにも遠く離れてしまいましたが、太陽の磁場はちょうど 2013年の終わりの頃に、「反転が完了」ということになったようで、2014年からは太陽も新しいサイクルが始まるようです。





Sun has 'flipped upside down' as new magnetic cycle begins
Independent (英国) 2013.12.29

太陽は新しい磁場サイクルと共に「上下が反転」した


太陽の磁場の極性が完全に反転した。これは、11年をひとつの周期とする太陽活動での現在のサイクル24の中間点にあたる。

太陽活動「サイクル24」の中間の時期に、太陽のS極とN極の磁場が互いに入り替わり、太陽の磁場が完全に反転したと NASA が発表した。

そして、太陽の磁場は再びその磁極が互いに入れ替わるサイクル24の終点に向けて動き出す。このプロセスは 22年間という長い時間をかけた活動となる。

NASA のトニー・フィリップス( Tony Phillips )博士は、「太陽の磁場の反転は、文字通りのビッグイベントです」と言う。

「 太陽の磁気の影響の範囲は、冥王星を超え、数十億キロメートルに拡がる “ 太陽圏 “ と呼ばれる範囲にまで及ぶのです。太陽系の外の星間空間との境界にまで影響が拡がるということなのです」

「この磁気の反転活動の最大期には、太陽にはより多くの黒点が現れ、そして、その間は、太陽フレアやコロナ質量放出( CME )のような非常に活発な太陽活動が見られます」。

そして、博士は以下のように付け加えた。

「太陽の磁場の反転は、宇宙線にも影響を与えます。宇宙線とは、超新星爆発などの宇宙での激しい出来事により発生する極めて高エネルギーの粒子で、ほぼ光の速さで移動します」。






(訳者注) このトニー・フィリップス博士の言っているうちの「非常に活発な太陽活動」ということについては、そうならなかったことは、2013年のあいだのもブログのカテゴリー「これからの太陽活動」のひとつのテーマともなっていました。

そして、太陽の磁場の反転が完了したのだとすると、太陽活動の最大期も終了に近いか、「終了した」といえるかもしれず、そうなった場合、現在の太陽活動は過去数百年で最もエネルギーの低い太陽活動だったことが確定的になると思われます。

また、インディペンデントの記事では、太陽活動の周期が 11年と記されていますが、現在の太陽活動はその周期のサイクル自体に異変が起きていることが昨年、日本の国立天文台から発表されています。参考までにその時の報道記事を載せておきます。

太陽に何が起きているのか : 太陽の異常に関する数々の報道
 2011年09月03日

という記事に載せさせていただきました読売新聞記事からの抜粋です。


地球環境に変動? 太陽北極域で異例の磁場反転
読売新聞 2011年09月02日

宇宙航空研究開発機構の太陽観測衛星「ひので」が、太陽の北極域で磁場が反転し始めた様子を観測することに成功した。

太陽の北極、南極の磁場は約11年周期で反転することが知られているが、今回は予想時期より2年も早いうえ、南極域では反転が見られないなど異例の様相を呈している。地球の環境変動につながる恐れもあるという。

磁場の反転と、太陽の黒点数増減の周期は、通常約11年で一致していたが、2009年初頭まで続いた黒点の周期は12・6年に延びた。

活動周期が延びる時期は、地球が寒冷化することが知られている。

研究チームの国立天文台 常田佐久教授は「観測されたことのない事態だ。地球環境との関係を調べるため、太陽活動を継続的に監視していく必要がある」と話す。




ということで、サイクル的に異常な状態でありつつも、「ようやく太陽磁場の反転が完了した」という表現のほうがニュアンスとして合っているかもしれません。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年12月29日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





第6の太陽の時代の到来まで我慢できる限界はあとほぼ1年ジャスト


ru-giant-001.gif

MK (ロシア)より。
--


上の記事は、オカルトサイトの記事というわけではなく、わりと普通のロシアの報道です。この 12月 27日には、 ニュース検索において、ロシア語でいくつかのキーワードを検索すると、下のように「アフリカで古代の巨人の痕跡発見」というロシアの各報道メディアの記事がズラリと並んでいた日でした。

ru-news-12-27.gif



このロシアの報道は、その後、ロシアの声の日本語版でも紹介されていました。


アフリカ 巨人の足跡 120センチメートル
VOR 2013.12.27

アフリカ南部のスワジランドでは、巨人の足跡が考古学調査で発見された。その大きさは120センチメートル。この人間の足跡に近い形をしている足跡は、洞窟のひとつで発見されたもので、先史時代の巨人のものである可能性があるという。

足跡の保存状態がよいのは、巨人が冷めたマグマに足を踏み込んだためだとされている。

また一部の学者らの意見では、先史時代における最初の人種の身長は50メートルだったとも言われている。




こうなってくると、報道といっていいのだか何だか微妙なラインの記事ですが、しかし、思い返すと、今年 2013年は、このような「巨人」というのか「大きな人」に関しての報道が多かったです。

古代の巨人に関して、骨や足跡の写真がねつ造されることはよくあることですが、これらはそういうのとも少し違って、しかし実際に何なのかはよくわからないというようなものです。

それらを後でまとめてご紹介します。

その前にちょっと余談など。
年末ですし、個人的な雑談をお許し下さい。





子どもから発令された 「12月31日」警報

何日間か祖母のいる奥さん方の実家に行っていた子どもが帰ってきて、一緒に夕飯を食べている時に、

「12月31日は外に出ないんだ」

と言います。

「なんで?」

と聞くと、

「中国とかアメリカとかが(モゴモゴ)」

と要領のない答えを言いますが、「中国は空気も(モゴモゴ)」などと言っていて、どうも、いろいろな情報が彼の頭の中で混濁しているようですが、そもそも、「なんでそんなこと知ってるん?」とは思いました。


うちでは、少なくとも子どものいる時には、テレビのニュースというものは見ませんので、スモッグにしても、彼の知っている範疇ではないのですが、しかしまあ、実家でニュースとかを見てたんでしょうね。祖母などは熱心にニュースを見る人ですので、子どもに「中国ではスモッグが」とか言っていたのだと思います。


それはともかく、子どもの頭の中にゴッチャになっているらしい「中国と大気汚染」に、どうしてアメリカと、あるいは 12月 31日という日付けが絡んできたのかはしらないですが、子どもは、私にも、

「おとーさんも 12月 31日は外に出ないほうがいいよ」

と言われてしまい、

「ああ、でも買い物とかありそうだし・・・」

という言葉も遮られ、結局、私も子どもと付き合って、その日は外に出ないことを約束することになりました。


しかし、このことで思い出してみれば、確かに中国のスモッグもどうなっちゃうんだろうとは思っていたところでもありました。





小児ぜんそくだった私が思う中国や日本の子どもたちへの心配

冬になり石炭での暖房が増えたせいなのか、中国のスモッグは最近はさらにひどくなっていて、これは暖房の季節が終わる春まで続くのでしょうけれど、でも、いい加減、そろそろアジア全域が「 PM2.5スモッグ」に蝕まれるということはあるのだろうなあと思います。

今年の中国はクリスマスもひどい大気状態だったようで、中国本土のメディアでも、下のような、自虐的なタイトルの報道が数多く出ていました、どちらも、 12月 25日のものです。

cheve-01.gif

NF Daily より。



ch-eve-02.gif

Workercn より。


報道の内容としては newsclip の下のような感じで全体として共通です。



中国:イブの夜も大気汚染スモッグ… 16都市で最悪レベル
newsclip 2013.12.26

中国北部を中心に深刻な大気汚染が続いている。中央気象台はクリスマスイブとなった24日、スモッグ警報の最高レベルである黄色警報を連日で発令した。

微小粒子状物質「PM2.5」濃度の発表を開始した第1陣の74都市のうち、16都市で「PM2.5」を含む大気汚染の指数が300を突破。過去最悪のレベルに達している。

特に汚染が深刻だったのは河北省。石家庄、保定など4市は、大気汚染指数が大台500を超え、測定結果を数値化できない“爆表”の状態に追い込まれている。






ところで、私自身は子どもの頃、小児ぜんそくでした。

小児ぜんそくなどの子どもの場合、一般の人がダメージを受けない程度の空気汚染でも、かなりのダメージとなり得るもので、私も5歳くらいの時だったか、両親が住む場所を幹線道路から遠くの場所に替えてくれたことがあります、

それまで、道路のすぐ横に住んでいたのですが、農地の真ん中(現在は住宅街になっています)に家を建てて、そこに住むことになったのでした。その後から、急速にぜんそくが改善した経験があるので、環境は多少なりとも病状と関係するものだとは思います。

ただ、小児ぜんそくが一般的に軽快に向かうのも5歳頃の時期ですので、環境改善が理由だったかどうかは不明なのですが、それでも、転地療養は多少は有効だったのかもしれないとは思います。

Wikipedia の気管支ぜんそくの「症状」という項目には下のようにあります。


症状

自動車、タバコ、工場の煙等の環境刺激因子、寒気、運動、ストレスなどの種々の刺激が引き金となり、これらに対する過敏反応として気管支平滑筋、気道粘膜のむくみ、気道分泌亢進などにより気道の狭窄・閉塞が起こる。

気道狭窄によって、喘鳴(ぜんめい:喉のヒューヒューという高い音) 、息切れ、咳、痰などの症状を認める。喘息発作時にはこれらの症状が激しく発現し、呼吸困難や過呼吸、酸欠、体力の激しい消耗などを伴い、時には死に至ることもある。





上の Wikipedia に、「喉のヒューヒューという高い音」とありますが、これはつまり、「呼吸が普通にはできない状態」なのです。

「このままでは死ぬ」

と子どもでも感じるわけで、そのために、当時のぜんそくの頓服には、非常に強力な飲み薬が処方されていました。何という薬なのか今はわからないですが、それだけが、「赤い紙」(警告色)で包まれた粉薬で、夜中などに発作が始まると、それを飲むのです。

5歳にもなっていない頃では、その苦い薬をうまく飲めず、オブラートだとか、あるいは場合によっては父親が水に混ぜて無理矢理、私に飲ませていたと記憶しています。当時は救急車が存在しないような地域でしたので、それをしないと、死んでしまう可能性もあるのでした。

まあ、そんなわけで、ずいぶんと親に苦労をかけたわりには、結局、「ぼんやりとした不良中年」となってしまって申し訳なく思ってはいます。



何だか変な話になりましたが、要するに、ああいう小児ぜんそくみたいな苦しみを持つ子どもが増えるのはイヤだなあと思うのです。

中国の写真を見ていると、あのスモッグの中で肺の疾患が増えなくとも「減るわけがない」とは思いますし、そして、最近の「日本の過敏な子どもたち」が、あれらのスモッグ成分が本格的にこの国にやってくる時に耐えられるのかどうかとも思います。


今後のアジアを考えると、何となく切ないものがあります。


というわけで、余談が長くなってしまいましたが、今年の「巨人のネタ」を少しまとめてご紹介しておきます。





2013年の「大きな人」たちは太陽の時代の変遷と関係・・・しなそうですが、するかもしれないし

promise-keepers-01.gif

▲ 12月23日の米国 WND より。


この報道に名前が出ている「プロミス・キーパーズ( Promise Keepers )」というのは、米国の保守的価値観の国際的なキリスト教運動団体で、そのイベントの出来事だそうです。 フォトショップワークっぽいですが、現場の多くの人が目撃したということだそうで。

pk-angel-02.jpg

▲ 中央の部分を拡大した写真。


仮に実際にこの光景が現れたのだとしても、天使というようなイメージは感じませんが、キリスト教団体でのイベントですので、「天使」というような表現となっているようです。


最近、この「光る巨大な人物」というのは、ややブームになっている感じもあります。


12月10日には、アルゼンチンのブエノスアイレス近くにあるネコチェア( Necochea )という場所で下の写真が撮影されました。

lman-001.jpg

Inexplicata より。

拡大すると下のような感じです。

lman-002.jpg


普通に考えれば、単に朝日の真ん前に立った人が撮影されたというだけにしか見えないのですが、しかし、この写真の「分析」なども始まり、様々な写真解析をするサイトなども現れました。


まあしかし、上のような写真を「どうして多くの人が巨人だと考えたのか」ということを辿っていくと、過去記事でもご紹介したことのある2013年のはじめの出来事に行き当たるのです。


「デジャヴ(既視感)はパラレルワールドの存在と関係がある可能性」に言及した米国のミチオ・カク博士
 2013年01月04日


という記事の余談でご紹介した「台湾の宇宙人騒動」でした。
下はその時の台湾の各社のテレビ報道。

taiean-2.jpg


taiwan3.jpg


これは、撮影したのが警官だったことと、いろいろな機関が調査にあたったというようなこともあって、台湾で大きく報道された後に、各国のメディアでも紹介されたりしたのですが、この出来事が一部の人には結構インパクトがあったようなのです。


そして、その中で、昨年7月に、ブルガリアの各種メディアで下のような報道がなされていたことなどがわかったりしました。

yundola-01.gif

▲ 2012年7月13日の Gustonews (ブルガリア)より。

拡大すると下のようなことになっているわけですけれど、報道では他にも何枚かの写真が報じられています。

bur-human.jpg


仮にこれがフェイクでないとしても、「エイリアン」と最初から記事のタイトルにしてしまうと、そういう先入観になってしまいますが、「世の中にはこういう人もいる」と考えてしまえば、「世界は広いから」という程度で済む話にも感じます。

実際、私が東京に住んでいる頃は、吉祥寺などで飲んで朝方に帰る時なんか、結構こういう人が歩いているのを見ましたしね(酔ってるからだよ)。いやホントに。






第6の太陽の時代の私個人のリミットは 2015年初頭

これらの「巨人」報道は、ほとんどが普通のニュースとして報じられていて、このあたりは、世の中が変わったと考えるべきなのか、それとも、実際にこの世には大きな人が増えてきているのか、そのあたりはわからないままですが「増えている」のなら、今後も目撃や報道も増えるはずだと思います。


上のロシアの声の記事の中にもありますけれど、オカルト的には「先史時代における最初の人種の身長は50メートルだった」というような話はこの世界の神話には溢れています。

たとえば、過去記事の、

太陽黒点磁気スマイルと現在の太陽神トナティウ
 2010年12月13日

では、「太陽の石アステックカレンダーを解読する」という文章をご紹介したりしていますが、そこでは「アステカ神話における5つの太陽の時代とその人類」についての記述がなされています。

その中に以下のような記述があります。


レムリアとアトランチスの滅亡

第2の太陽滅亡後、新しく生まれた第3の太陽は、レムリア、すなわちムー大陸の時代。地理的には、現在のオーストラリア、オセアニア、イースター島を含めた南太平洋地域、南アフリカなどに位置する。

このムー大陸の住民は巨人だったといわれる。またこの巨大なレムリア人は、両性具有であったといわれ、男女両性とちがって、子孫をふやすためには2人の協力が必要となってくる。どちらの子宮に子を宿すかを決めなければならない。

そして、レムリア時代後期には、創世紀のアダムとイヴに表現される生の分離が起こることになる。




という、アステカ神話における概念が記されています。

これらの概念が本当なのかどうかはわかりませんけれど、この概念が正しいとすれば、現在は5番目の太陽の時代です。


それが終わり、「第6の太陽の時代」がやってくるということが、ここ数年ずっと言われてきていますが、そのような兆候は今のところはありません。

私自身は、 2015年の初頭までに第6の太陽の時代が来るというような兆候がなければ、第1から第6の太陽の時代という「神話」を自分の中から捨て去ろうと思っています。

あと1年間で、「兆候」だけでもいいのですが、それもまったく感じられないとしたら、第6の太陽も、そして、上に挙げた「巨人伝説」も、それはかつての人間たちが作り出した「架空」だったと思ってしまうことになるような気がしています。

それまであとたった1年です。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年12月28日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





amsa-twitter.gif

▲ 南極海で立ち往生しているロシア船の救助に関して発信した、12月25日のオーストラリア海洋安全局の12月25日のツィッターの文章と写真。その後、中国の砕氷船が救助に向かうも失敗。ロシア船には 74人の観光客や科学者らが乗船していますが、救出の見込みは立っていません。後で、AFP の記事などもご紹介します。






「地球が向かう方向」が明確になり始めた年の終わりに

最近、東京工業大学大学院の丸山茂徳教授が 2009年に出した『地球寒冷化 人類の危機』という本 Amazon で見つけまして、それを買って、今日パラパラと読んでいました。

内容はタイトル通りのものですが、丸山教授は、地球と人類の将来の存亡そのものにかなり強い危機感を持ってらっしゃるようで、最終章の最後のセクションは、「カタストロフ(悲劇的な結末)」というタイトルでした。


この本が出された 2009年にはまだ「寒冷化」ということの実感は、学問上ではともかく、体感としてはあまり感じなかったように思いますが、今となっては、地球が全体として寒冷化に向かっているということはごく普通に感じたりもします。


思えば、ほんの2年ほど前まではほとんど自覚はなかったのですが、過去記事などでも段階的に、このことにはふれていたことを思い出します。

2010年には、翻訳だけの記事ですが、

地球温暖化と米国物理学会のありかたを非難して学会を脱退した科学者の辞表の全内容
 2010年10月10日

という英国テレグラフの記事を目にして、これを読んで、それまで「地球温暖化」という言葉に対して具体的な疑念を考えなかった自分自身を恥じたものでした。

t-2010.gif

▲ その時の 2010年 10月 9日の英国テレグラフの記事。イラストに使われているのはニュートン。キャプションにはニュートンの台詞として「科学者の名に値しない者」という言葉を引用しています。



そして、 2011年には、

あらかじめ予測されていた小氷河期の到来
 2011年11月07日

という長いシリーズの記事を書かせていただきました。


これは、太陽活動から見た今後の地球の気候の方向性についてを記したものですけれど、3回目の記事では、 NASA の太陽物理学者、デイビッド・ハザウェイ博士という人の話から、「 1945年から太陽黒点のカウント方法が変更されていた」ことなどを知ります。

400years-Sunspot_Numbers-02.gif

▲ 上の記事より。


そして、今年 2013年は、

ついに地球が本格的な「寒冷化時代」に突入した可能性
 2013年09月09日


という記事を記させていただきましたが、このあたりでは、それまで無自覚だった私自身の「地球の方向性」というものがかなり明確になった気がします。

あるいは、私自身には今でも信念も主張もないかもしれないですが、信念も主張もなくとも、様々な冷静な報道や主張を見ていると、今後の地球の進む方向の、少なくとも「気候」に関しては確信できる部分があります。


まあしかし、それは大きな声で主張しなくとも、そのうちやってくることだとも思います。






74人が南極海に閉じ込められたロシア船に見る極地の状況

トップに載せた写真は、現在、南極で厚い氷に阻まれて完全に行き場を失った船に関してのものです。

ant-afp.jpg

▲ 2013年12月28日の AFP より。


記事を抜粋しますと、下のようなことが12月24日から現在まで起きています。


南極海で立ち往生しているロシア船の救助に向かった中国の砕氷船が厚い氷に進路を阻まれ、救助作業が行き詰まっている。オーストラリア海洋安全局(AMSA)が28日明らかにした。

ロシアの「アカデミック・ショカリスキー」号の救助活動を取り仕切るオーストラリア海洋安全局によると、中国の砕氷船「スノードラゴン」は調査船から約6.5カイリの位置まで来ていたという。

オーストラリア海洋安全局の報道官は、「中国の砕氷船は、砕くことのできない厚い氷に進路を阻まれた。アカデミック・ショカリスキーには到達できないので引き返している。残念ながら救助計画は行き詰まってしまった」と述べた。

観光客や科学者ら74人が乗っているアカデミック・ショカリスキー号は、仏デュモン・デュルビル基地の東方約100カイリの地点で24日から立ち往生している。

スノードラゴンの他に2隻がアカデミック・ショカリスキー号の救助に向かっている。その中で最も高い砕氷力を持つオーストラリアの砕氷船オーロラ・オーストラリスが現場付近に到着するのは29日以降の見込みで、スノードラゴンが到達したところより先に進めるかどうかは現時点では分からないという。




場所は、オーストラリア海洋安全局の情報から地図を作成してみますと、下の赤い星印の場所で船が行き場を失っているようです。

ant-no-manual-2.gif

▲ オーストラリア海洋安全局の情報などから作成した12月27日現在のロシア船の場所とその周囲。


地図を作ってみると、あらためて南極というのはものすごい場所にあることがわかります。

記事では「海里」という距離の単位で現されていますが、現在、このロシア船の救助にあたっているオーストラリア海洋安全局の本部があるのは、オーストラリア・タスマニアのホバート市という場所で、そこから現場までも約 2800キロ。

日本列島の北海道から九州までよりもさらに長い距離だということがわかります。

そして、下は BBC にあった写真ですが、現場一帯は最近の南極の寒冷化によって、下のような状態の模様。

ant-bbc-2013-12-27.jpg

▲ 12月27日の英国 BBC より。



先日、

「地球温暖化調査」のために打ち上げられた観測衛星が明らかにした「 2012年から 50パーセント増えた北極の氷」
 2013年12月18日

という記事の中で、北極の氷が昨年同時期より 50パーセント増えたことを記しましたが、南極の氷も過去最大を記録し続けています

アメリカの政府機関の閉鎖解除後に知り得たフードスタンプやイルカの大量死のデータ
 2013年10月20日

という記事に、アメリカ国立雪氷データセンター( NSDIC )の下のグラフを載せたことがあります。

antartic-2013-10-18.gif



どうも、ここ数年の中で今年は「突出して極地の氷が増えた年」だったようです。

そういう中で、今回のロシア船のような出来事も起きてしまっているのですが、オーストラリアは世界最強の氷破砕船を持っているということですので、多分、救助は大丈夫だと思いますが・・・。


そして、今、上にリンクした「アメリカの政府機関の閉鎖解除後に知り得たフードスタンプやイルカの大量死のデータ」という記事では、9月の時点でのアメリカ東海岸でのイルカの大量死のデータも載せていました。

strandings_sept_23-23.gif

▲ ニューヨーク州、ニュージャージー州、デラウェア州、メリーランド州、ヴァージニア州の 2007年 - 2013年の 1月 1日から 9月 23日までのイルカの座礁数。


先日、 NOAA (アメリカ海洋大気庁)が最新の、イルカの座礁数のデータを発表しました。それが下のグラフです。

dol-12-15.gif

アメリカ海洋大気庁より。


12月15日の時点で 1300頭を越えていて、9月からの3ヶ月間だけで 600頭近く増えている計算になります。

「結局、いろいろなことが何も収まっていないまま 2014年に突入する」

と思ったりもしますが、2014年はさらに極端な年になるのかどうか。

私は「なる」と思っていますが、それは合理的な理由というより、感情的な、あるいは単なる感性的な意味でもあるかもしれないですけれど、そのような予感はあります。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年12月27日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





アプリケーションの削除(アンインストール)をされたことがない方のために


先日、下のような報道がいろいろなところでありました。

bd-top.jpg

▲ 12月26日の NHK 「中国製の日本語入力ソフト 入力情報を無断送信」より。


報道の冒頭は以下のようなものです。


中国最大手の検索サイト「百度(バイドゥ)」が提供する日本語の入力ソフトが、パソコンに打ち込まれたほぼすべての情報を、利用者に無断で外部に送信していたことが分かりました。セキュリティー会社は、機密情報が漏えいするおそれもあるとして、利用には注意が必要だと指摘しています。



baiduIME.jpg

▲ 情報が送信されるイメージ図。biznot.xsrv.jp より。



ほぼすべての大手メディアで報じられていたので、ご存じの方も多いかと思われますが、このソフトは実は「かなりの数のパソコンにインストールされている」と推定されます。「自分では知らない間にインストールされていた」場合を含めて

以前から、このソフトが他のソフトと、一種の「抱き合わせ」のような形でインストールされるようになっていることを見ていますので、知らずにインストールした方や、あるいは、パソコンによっては最初からインストールされているものもあります。

追記ですが、12月27日の毎日新聞の「<中国・百度>無償入力ソフト 福島県の個人情報流出か

という記事に下のような下りがあります。


県の聞き取りでは、10台のパソコンを使っていた職員が「ソフトに身に覚えがない」と話していることから、別の製品をネットからダウンロードする際に「バイドゥIME」も一緒にインストールされたとみられる。



このように、知らない間にこのソフトがインストールされているパソコンは、数十万台から百万台以上あるのではないかとも思います。つまり、今この記事をお読みの方のパソコン( Windows パソコン)にもインストールされている可能性も、わりとあると思われます。


まあ、ものによっては気にしないというのもアリかとも思いますが、今回の場合、やはり、


> パソコンに打ち込まれたほぼすべての情報を、利用者に無断で外部に送信


ということで、全角文字で打ち込んだ文章が、すべてバイドゥのサーバに送信されているようですので、いずれにしても、あまり気持ちのいいものではない方もいらっしゃると思いますので、削除する方法を記しておきます。


方法としては、通常のアプリケーション(ソフト)の削除と同じなのですが、実は意外と、「ソフトの削除」をしたことのない Windows ユーザーの方は多いと思われます。

この「アプリケーションの削除」の方法を一度覚えれば、その後、「確実に不要」だと思われるソフトを削除できるようになりますし、そういう意味でも記しておこうかと思います。


ちなみに、今回はこのために、この「 Baidu IME 」の最新版をインストールして、それから削除(アンインストール)しました。レジストリ(というものがあります)の中など含めて、完全に削除されましたので、記すことにしました。


私の環境は Windows 7 で、その環境での例となりますが、 Windows XP や Windows Vista も基本としては同じです。

ここからです。



日本語入力ソフト Baidu IME をパソコンから削除する方法


1. デスクトップの左下のスタートアイコンをクリックして、上部タブから「コントロールパネル」を選択。

un-01.gif




2. コントロールパネルの中の「プログラムのアンインストール」という項目をクリック。

un-02.gif


表示が上のようにカテゴリではなく、小さな項目別になっている場合は、「プログラムと機能」という項目を探してクリックして下さい。

un-03.gif


Windows XP の場合は下のように「プログラムの追加と削除」という名称です。

un-xp.jpg


Windows 8 の場合は、画面の左下隅で右クリックすると、下のようにメニューが表示されますので、そのメニューから「プログラムと機能」をクリック。

un3-win8.gif




3. プログラムのアンインストールの一覧から Baidu IME を探し「アンインストール」。

プログラムのアンインストールのウインドウが下のように開きますので、そこから「 Baidu IME 」という名前のついているものを探して下さい。

un-05.gif


ここに「 Baidu IME 」という名称のものが見つからない場合、そのパソコンにはこのソフトはインストールされていませんので、作業を続ける必要はありません。


「 Baidu IME 」が見つかった場合、削除する場合には、アンインストールを実行します。 Baidu IME の項目をダブルクリックします。





4. 削除の続行

ダブルクリックすると、下のように、つまり「削除はやめませんか?」と女の子がお願いしてきますが、ひるまずに(笑)、「アンインストール」をクリックします。以下、「赤で囲んだほう」をクリックしていきます。

un-07.gif


下のようにいろいろ言われますが、「はい」を押して続行します。

un-08.gif


下のように、さらに女の子が泣きながら、いろいろと言ってきますが、ここもひるまずに、理由を適当にひとつ選択して、「アンインストール」をクリックします。

un-10.gif




5. 削除の完了

下のように「アンインストール」というウインドウが出れば、作業は終わりに近いです。

un-11.jpg



ここで、「学習情報と環境設定を保存しますか?」と尋ねられますが、ここは「いいえ」をクリックして、すべて削除します。

un-12.gif



「アンインストールが完了しました」という下のウインドウが出れば、削除は完了です。
「完了」を押します。

un-15.gif



それと同時にブラウザが開き、 Baidu IME のサイトのアンケートサイトが表示されますが、すぐに閉じてOKです。


そして、その後、パソコンを「再起動」して下さい。

これは「レジストリ」という、まあ、 パソコンのシステムの設定情報のデータベースのようなものがあるのですが、削除した時点ではまだこのレジストリに Baidu IME のデータが残っていますので、再起動すれば、完全に削除されます。


これで作業は終わりです。








しかし結局は今はすべてにおいてそういう世の中でもありまして

今回のことは結構大きく報道されましたけれど、このような例はこれだけではないでしょうし、何より Windows そのものにも「ちょっと類似した機能」は携わっているわけで、下のような記事が、今年はよく出回りました。

ns-13.gif

Jimstonefreelance.com より。



アメリカの国家機関がクローズアップされたことを別とすれば、このことは、 15年くらい前からわかっていたことで、過去記事の、

何が起こっているのかわからない社会の中で日本からタイへと続く集団パニック
 2013年07月02日

という記事の余談で、 1999年に記されたドイツのサイトをご紹介したことがあります。

ap-vp-23.jpg

▲ 1999年9月4日の ドイツ Telepolis より。


他にも様々な類似した例はあるはずで、「私たちはハイテク生活している限りは逃げ場ナシ」と考えていたほうが妥当なように思います。


ところで、世界有数のコンピュータ・セキュリティ関連であるロシアのカペルスキー研究所が先日、以下のように述べていたということが報じられていました。

cap-3.gif

▲ VOR 「カスペルスキー研究所:2014年にインターネットは消滅する」より。

下のような記事です。


専門家アレクサンドル・ガスチョフ氏によれば、法律レベルの禁止、電子マネー「ビットコイン」をめぐる不安定な状況、ハッカー集団の攻撃の過激化など、一連の好ましからざる外的要因により、ワールド・ワイド・ウェブは「死亡」する。

それに代わって、各国のナショナル・インターネットが多数乱立するようになる。外国の情報リソースへのアクセスが相当程度制限されるようになる。




これは、「いわゆる普通に使われている意味でのインターネットが消える」ということではなく、これまでのような「世界中の情報ネットワークとしてのインターネットが消える」ということで、現在の中国などのように「国家内で管理されたインターネットの方向になっていくだろう」というような意味のようです。

実際にそうなるかどうかはわかりませんけれど、もしそうなれば、ワールド・ワイド・ウェブ ( WWW ) という楽しかった技術も、普及してからたった 20年程度の短い期間で消滅するということにもなりそうです。

これは、


・自由だけれど、情報を全部垂れ流している状況



・自由ではないけれど、それに歯止めがかかる


との選択ということにもなり・・・まあ、どちらもつまらない話ではあります。
2014年はこちらのほうでも注目すべき年になるのかもしれません。

というわけで、番外記事でした。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年12月26日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





12月24日に、金星が異常なほど光っているという「夢」を見まして、起きた後に、スペースウェザーを見ましたら、トップの記事が下の写真のものでした。

venus-crescent.jpg

▲ 12月24日の Spaceweather より。


クリスマスの頃に観測された「三日月の金星」の様子だそう。今はちょうど、金星の表面の光のうちの 10パーセントだけしか見えない状態なのだそうで、肉眼ではふだんと同じに見える金星も望遠鏡で観測すると、ミン付きになっているということでした。

ここのことろ、またものすごく数多くの夢を見る日が続いています。


さて、タイトルに「あと一年くらいの今の世界」などとつけましたが、そんなに大きな意味があるわけではないですが、少しだけ説明させていただきます。






ドン・アレハンドロ神官の言葉を思い出しながら終わっていく 2013年に

2012年を過ぎてからは、マヤ文明だとかマヤカレンダーなどが話題にのぼることはあまりなくなりましたけれど、私の中では、マヤの神官の言葉は生きておりまして、それは「マヤ文明に精神的伝承として伝わる地球の変化は 2015年までに完成する」というようなことです。

このことは、以前の、

マヤ長老評議会の議長の言葉から思い出した「マヤ族にとっての1万3000年前の意味」
 2012年10月22日

という記事に少し書いたことがありますが、中南米のマヤ族の 440部族の長老たちから構成されるマヤ長老評議会というものの神官であるドン・アレハンドロ( Don Alejandro )さんという方が 2008年に語った以下の概念が私は結構好きで、この5年間くらいずっと記憶に留めているのでした。


かつてアトランティスにいたマヤ族は、1万3千年前と2万6千年前の2度、ポールシフトを経験した。この時の経験はマヤ族の部族的知識として蓄えられている。

マヤカレンダーのメッセージとは、ホピ族およびマヤ長老評議会が確定した終末期の開始時期(2007年10月26日)から7年間(2015年まで)に時間の窓が開き、この期間に(再び)ポールシフトが起こるということだ

それは、すでに現在起こっている地球磁場のシフトのことではない。地球の南極と北極が逆転する物理的なポールシフトのことである。




don-alejandro.jpg

▲ マヤ長老評議会ドン・アレハンドロ( Don Alejandro )第 13代最高神官。


まあ、磁場のポールシフトのほうは過去にも何度か記事にしていますようにすでにかなり進行しているわけですけれど、「物理的なポールシフト」に関しては、私自身はそういうことが起きる可能性を信じることは難しいですが、しかし、「磁極の移動」だけでも地球は非常に大きな影響を受けます。

420-year-magnetic-pole-shift-02.gif

▲ NOAA (アメリカ海洋大気庁)の地球物理学データセンターのデータをグラフ化した 1590年から2011年までの北極の磁極の年間の移動距離。 2000年代の中頃から急速に増大しています。過去記事「アメリカ大気局が発表した「驚異的」な近年のポールシフトの加速」より。


ちなみに、上の磁極に移動については、以下の注目すべき事実があるそうです。


・ 1860年以降、磁極のポールシフトの移動距離は 50年ごとに約2倍ずつ増えている。

・過去 150年の間、ポールシフトは同じ方向に動いている。


たとえば仮に地球の磁場(地磁気)が「ゼロ」などになった場合、深刻な影響が起きることもまた事実だと考えられます。そして、すでに地球の磁場は限りなく弱くなっています

poleshift-1.gif

▲ 1880年から2000年までの地球の地磁気の強度変化。過去記事「ドイツの科学研究法人が、急速なポールシフトと気候変動と超巨大火山の噴火が同時に発生していたことを証明」より。



そして、私は今後の1年間くらいの間に、この「地球の磁場や地磁気の異常」というものがさらに急速に拡大する可能性はあるように思っています。その理由は、太陽の奇妙な挙動が持続しているからです。

今年の8月に、

NASA が「太陽の磁極の反転(磁場のポールシフト)」が始まったことを確認
 2013年08月08日

という記事で記しましたように、NASA は太陽の磁場の反転が間近だということについてアナウンスしましたが、しかし、「続報については止まっている」のです。

nasa-aug-05.gif

▲ 2013年8月5日の NASA サイエンス・ニュースより。



当時の NASA の発表では、今頃はすでにそれが始まっているはずでした。

この「太陽の磁場の極性の変化」(反転)は、ほぼ 11年ごとで発生する通常の現象なのですが、どうにも、太陽の挙動が「いろいろな意味で奇妙」なままで、この1年から2年が過ぎているという状態だと思います。太陽の磁場の変化は太陽系のすべてに影響を与えるもので、当然、地球も大きな影響を受けます。

ですので、今後の太陽の挙動がまるで予測がつかなくなっている現在、太陽にさらに「これまでにない挙動」が起きた場合、地球の磁場も大きな影響を受ける可能性は大きいと思います。

そういうようなこともあり、タイトルに「あと1年くらいのこの世界」と、つけてみたのですけれど、具体的な意味があるわけではないですので、気にされないでください。それに年末ですし、カウントダウン的な意味もあります。ちょうど、(5)くらいでこの世が終わる・・・じゃないや、今年が終わるという感じでしょうか。







日本の「新しい島」の今

2013年は、パキスタンの新しい島と、そして、日本の領海でも新しい島が出現したことが世界で大きく報道されましたが、その「日本の新しい島」の成長の速度と度合いはさらに拡大している感じです。

昨日の報道で、その小笠原諸島に 11月に出現した「新しい島」が、ついに隣の西之島とつながるほどに成長したことが報道されていました。

new-island-2013-12-24.jpg

▲ 2013年12月25日の朝日新聞「小笠原の新島、隣の西之島とつながった 上空から確認」より。


上の報道の少し前には同じ朝日新聞に、「小笠原の新島、もうすぐ合体か NASA衛星画像から」という見出しの記事がありましたので、その後、あっという間に成長して西之島とつながったようです。


この「新しい島」の1ヶ月での成長は写真を比較すると一発でわかります。下の写真は、ナショナルジオグラフィックに掲載されていた 11月 21日の写真と、 12月 20日の写真です。文字はこちらで入れています。

new-islans-n1.jpg

▲ ナショナルジオグラフィック Japan's Newest Island Triples in Size より。



報道などでは、「当初の3倍になった」というようなものを見たことがありましたが、上の比較では、3倍どころではないように見えます。しかも、上のナショナルジオグラフィックの写真で見ますと、 12月 20日の時点では新しい島は西之島と繋がっていなかったようですので、その後の数日での拡大の速度もわかります。



ところで、タイトルにした「中国の月面探査機のプロモーションで核攻撃を受けているヨーロッパ」というのは何だかよくわからないかと思いますが、次のようなお話です。




暗示的な中国のデザインは続く

12月14日に、中国の無人月面探査機「嫦娥(じょうが / Chang'e)3号」が月面への着陸に成功したことは、報道などでご存じかと思われます。

着陸したこと自体には今はそれほど興味はないのですが、 11月 5日に上海でおこなわれた産業フェアというイベントでの「嫦娥3号のお披露目ブース」について、ロシア・トゥディで下のような報道をしていて、いろいろな意味で、苦笑するなり、やや考え込んだりした次第です。

ch-nkd-europe.gif

▲ 2013年12月19日の RT より。


最初はこの記事のタイトルの意味がよくわからなかったのですが、読んで見ると、嫦娥3号の置かれている後ろのパネルですね。そこの絵の奇妙な部分をロシア・トゥディ紙はめざとく見つけたということのようです。

後ろのパネルの下で赤く囲んだ部分。

nkd-2.gif


ここに「キノコ雲」のようなものが上がっていることが描かれています。

場所は、黒海やカスピ海などの位置から考えると、ヨーロッパというより、ロシアやウクライナに近い場所のように見えますが、確かに何のためにこんな奇妙な暗示的な図柄を書き加えているのだかは不明で、それを描いた中国の関係者に対しても、また、それを見つけたロシア人にも、どちらにもやや苦笑した次第でした。

それでも、中国という国は、少し前の記事、

とても驚いた「中国の猫の王様」の事実。そして、そこから見える「私たちの毎日はとても馬鹿にされているのかもしれない」と思わせる今の世界
 2013年12月06日

でふれました、100人民元札のような「不思議な暗示的イメージ」をかなり堂々とおこないますから、今回の嫦娥3号のこともそれほど奇異なことではないのかもしれませんけれど。

100-12-26.gif

▲ 上の記事より。


中国のあたりの様々を書いていると、どうにも摩耗してしまいます。
今回はここまでとしておこうと思います。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年12月24日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





sk47-santa-01.gif

▲ 2011年11月30日の米国クリスチャン・サイエンス・モニターより。
--



上の報道は2年前のものですが、米国アリゾナ州のガンクラブで5ドル払えば、サンタを囲んで本物の AK-47 を持っての家族写真が撮影できるということが報じられていたものでした。

そして、またこれが大人気だったそうで。


日本では「 AK … 」で始まる言葉というと、 AKB48 というような感じですが、他の国々、特に紛争地域では、「 AK といえば 47 」ということになります。

AK-47 は正式名「 1947年式カラシニコフ自動小銃」というもので、世界で最も多く使われてきた銃です。 AK-47 - Wikipedia には、「世界の紛争地域で最も利用されている殺人機器」と記されています。

もちろん、そうなった理由は、この銃が「世界で最も優れた自動小銃」であったということと同意ですが、その AK-47 を設計したミハイル・カラシニコフさんが 12月 23日に 94歳で亡くなりました。


カラシニコフ氏が死去 自動小銃「AK47」を開発
朝日新聞 2013.12.24

世界的に普及した自動小銃「AK47」を開発したロシアの銃器設計者ミハイル・カラシニコフ氏が23日、病気のため死去した。94歳だった。

第2次大戦でソ連の戦車部隊に所属し、ナチスドイツとの戦いに従軍。自動化された小火器で武装されたドイツ軍に衝撃を受け、新しい銃器の設計を決意した。戦後間もなく、使いやすくて壊れにくい自動小銃「AK47」の開発に成功。旧共産圏を中心に普及した。一方で、その銃の特徴からコピー製品も大量に出回り、多くの紛争地やテロリスト集団にも使われ、「史上最悪の大量殺害兵器」とも言われた。

かつてインタビューに対し、カラシニコフ氏は「悲しい。私はナチスドイツから祖国を守るため、優れた銃をつくろうとしただけなのに」と答えていた。




「銃」という存在に関しては、いろいろな考えを持つ方がいらっしゃるでしょうので、 AK-47 そのものについて、ここで言及するつもりはありませんが、トップに貼った写真のような「クリスマスの風景」とカラシニコフさんの死の報道を合わせて見ていたりしました。


そんなわけで、今日は1年の終わりにも近いクリスマスの頃なんだなあと思い出しました。

「思い出す」ということはほとんど忘れているということですが、最近は、街に出ても、「クリスマス一色」というような感じの風景はあまり見られない感じがします。10年単位での昔は、もう少し街などもクリスマスっぽい雰囲気だったような気もします。なんとなく「それどころじゃない」というような気分の時代でもあるのかもしれないですが。







いろいろな国のクリスマス

中国では、ここ数日、さらに微小粒子状物質の PM 2.5 が激しくなっているそうで、地元のメディアでは「灰色のクリスマス」などという見出しの報道もあります。

灰色圣诞

▲ 12月24日の sina より。


12月に入ってからの中国の各都市の写真を見ると、スモッグがすでに「幻想的な風景」を醸し出している域にまで達している写真が多く見られます。

ch-sm-001.jpg

▲ 12月初旬の上海。 Gizmodo INDIA より。



ch-sm-002.jpg

▲ 12月8日の江蘇省にある連雲港市。 National Post Photos より。



産経ニュースによれば、特にこの数日は、「大気汚染の指数の上限値の針が振り切れる状態」となっているのだそう。



中国PM2・5濃度、針振り切れる「爆表」 基準値の8倍、「灰色クリスマス」
産経ニュース 2013.12.24

chn-1.jpg


今月20日以降、中国北部の広い範囲で有害物質を含んだ濃霧が深刻な状況となっている。

24日には観光名所である陝西省の西安をはじめ、河北省の石家荘や保定など5都市で微小粒子状物質PM2・5の濃度が上昇。大気汚染の指数(AQI)が上限値の500に達し、針が振り切れる「爆表」と呼ばれる最悪の状態となった。

悪化の一途をたどる大気汚染に、中国国内では「神頼み」の動きまで出ている。地元メディアによると、唐代の史跡を復元した西安近郊の大明宮国家遺跡公園では22日、冬至の祭礼を再現したイベントで、「有害濃霧の消散」を祈願する参列者も出たという。




とのことで、中国も大変そうですが、クリスマスの本場の欧米も大変そうです。







サンタもサタンの気配を帯びてきたアメリカとヨーロッパ

vor-usa.jpg

▲ 12月23日の VOR より。


アメリカは、上の雪の被害だけではなく、地域によりバラバラの天候の被害が出ていて、「異常で奇妙な天候が米国全土を包んでいる」というような見出しの記事が並びます。


しかし、それよりすごいのはヨーロッパ。下の天気図は 12月 22日の英国の天気予報ですが、注目していただきたいのは、その低気圧のすさまじさです。

uk-930hp.gif

▲ 2013年 12月 22日の Weather Space より。


日本では、台風などの時に、その勢力の強さなどを表す時に「ヘクトパスカル」という単位を使いますが、欧米ではミリバールという単位を使います。昔は日本でも「ミリバール」という単位を使っていました。

ミリバールとヘクトパスカルは、単位としては同じですので、上の天気図の英国上空にある 930ミリバールというのは 930ヘクトパスカルと同じということになります。

これは結構な激しい天候となっていると見られます。

たとえば、過去の日本の上陸時の中心気圧の低い台風の上位3つは下のようになります。

ty-hp.jpg

▲ THE PAGE 「ニュースでよく見るヘクトパスカルって何? 台風28号は中心気圧が905」より。



今現在の状況はわからないですけれど、これらと並ぶような低気圧が来ているというのは、欧州も広い範囲で、ハッピークリスマスとは言えない天候の状況である可能性も高そうです。

ちなみに、 Weather Space によりますと、現在、英国圏での上空を流れるジェット気流は過去最大のスピード(毎時440キロメートル)になっているのだそう。


寒波の関係の報道はいろいろとあり、トルコで寒波のために凍結してしまったロバたちの様子が報じられていました。

freez.gif

▲ トルコ DHA より。


何頭か助けられたそうですが、全部が助かったのかどうかはわかりません。下のはその動画です。

トルコ・シウェレクで寒波のために凍結してしまった動物たち








凍結していく世界各地

中東も、現在は雪や寒波が収まっていてるのか、続いているのか、リアルタイムはわかりませんけれど、数日前までの報道の記事は、「これが中東?」と思うようなものばかりでした。


エジプトでは100年ぶりの雪

eg-snow.jpg

▲ 雪に覆われたピラミッドとスフィンクス。 2013年12月13日。 Strange Sounds より。




ヨルダンの首都アンマンは雪で都市機能が混乱

amman-heavey-snow.gif

▲ 2013年12月16日の CCTV より。



エルサレムでは 134年ぶりに降雪記録が更新される

je-134.gif

▲ 2013年12月17日の Keren Kayemeth LeIsrael Jewish National Fund より。



そんな感じで、確かに世界は混乱はしています。

けれども、それでも、例えば日本などではクリスマスから年末年始は、一応は子どもから大人まで休息できる時でもありますので、ゆったり過ごせる方が多いといいのですけれど。


そういえば、先日の記事で、マリアンネ・ヴェックスさんというドイツ人女性が 1992年に出版した『処女懐胎の秘密』という書籍をご紹介して、「 Amazon に古本であります」などと書いたのですが、その後、売り切れとなってしまっていました。

何とか他にネットで置いてあるところがないか探してみたのですが、どうにも見つかりません。そのあたりの顛末というか、雑記をクレアの、

パンドラと不思議惑星キン・ザ・ザの関係
 クレアなひととき 2013年12月24日

に書きました。

いい本だと思いますので、再発されると嬉しいのですが。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年12月23日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





混乱した自分の精神の中、溢れまくる時事ネタを制御しきれずに、今日は単為生殖とシンクロニシティについて出会った本のことなどを書かせていただきます。


parthenos.jpg

▲ 単為生殖(パルテノゲネシス)という言葉の語源となったギリシャ神話の処女の女神パルテノース( Parthenos / あるいはアテナ )。パルテノゲネシスの「ゲネシス」( Genesis ) は、起源、発生、生成などを意味します。パルテノン神殿はこの女神のために建てられたのだそう。
--




個人的に、どうも「精神の不調」が続いています。

特に、土曜と日曜は神経症的に久しぶりなくらいに調子が悪い日でした。頭痛やめまいはともかく、思考の混乱などまで伴って、なかなか大変な1日でした。

これまでの経験ではこういう精神的な不調というのは、結構、「全体的(多くの人たち)にそういう傾向が出てくる時が多い」ので、まあ、メンタル的に弱い部分があると自負される方はお気をつけて下さいね。

そんなわけで、今朝もまだその余韻が続いているのか、思考が理路整然としていない時ですので、脈絡を考えずに自動筆記的に書き散らす可能性がありますが、ご容赦下さい。

今日か明日、最近溜まった時事ネタをまとめて書こうとも思っています。
何だか本当にいろんなことが起こり過ぎているのですが、今回の記事は時事ではないです。





単為生殖のシンクロニシティ、そして新しい DNA の発見

先日、

女性200人のうちの1人は「処女懐胎」しているという調査結果に思う進むY染色体の終末時計
 2013年12月19日

という記事を書きました。タイトルは「処女懐胎」としていますが、実際には「ヒトでの単為生殖(単独で種の再生産をおこなう)」についての記事だったのですが、これは記事を書いた後にも個人的に興味があり、何かそれについて書かれた本はないのかと探してみましたら、「ものすごく」いい本を見つけたのです。


ドイツ人のマリアンネ・ヴェックス( Marianne Wex )さんという女性の著者が 1992年に出版した『処女懐胎の秘密』という本で、ここでも処女懐胎という言葉が使われていますが、単為生殖の現実性を科学的な観点と、そして、社会的な面(女性の処女性についての男性社会での視点の歴史など)から描いたもので、日本語に訳されている単為生殖についての総合的な本としては(多分)唯一のものではないかと思います。

vir-c.jpg

▲ マリアンネ・ヴェックス著『処女懐胎の秘密』。 Amazon にあります。新刊は存在しないようで、 Amazon には古本しかないですが、ご興味のある方はどうぞ。


ちなみに、この著作はその根本にあるのはスビリチュアル的な概念で、著者は、45歳の時に免疫系の機能不全となり、動くこともできなくなりかかっていた時に一種の「覚醒」(本人はそう書いていませんが)を起こしたというタイプの方に見えます。前書きに以下のような箇所があります。


ひとり、隠者のようにひきこもった生活をしていた私に、さまざまな内面的体験がつぎつぎに押し寄せ、自然治癒と再生、つまり肉体的、感情的、精神的、霊的といったすべての次元における自分の存在の死と誕生が、しだいに私の関心の中枢をしめるようになりました。そのころから、奇妙なほど頻繁に人の話や書物をとおして、「単為生殖」というものに出会うようになったのです。



というもので、いわゆる「単為生殖に関してのシンクロニシティに巻き込まれる」とでも言うべき状態になっていったようです。しかし、この方のすごいのは、それをスピリチュアル的な思考だけでは考えず、徹底的に過去の科学データと社会データの中から、「単為生殖の現実」を調べ上げ、記しているものです。巻末に掲載されている、おびただしい参考文献の数と種類が、この本が「学術書」に匹敵するものであることを示しています。

marianne.jpg

▲ この方がマリアンネ・ヴェックスさんだと思います。marianne-wex.de より。プロフィールを見ると、1937年のお生まれということです。単為生殖などの研究をする傍ら、長くヒーラーをしているそう。






光線によって他人の細胞に介入する細胞と DNA

この本の中でも、私にとっては、特に、構造的な可能性として言及しているくだりは圧巻で、有糸分裂という「真核生物の細胞分裂における核分裂が単為生殖と深い関係を持つ可能性の話」や、あるいは、さらに、非常に興味深い事例として、

「光による受精」

というセクションがあり、これは、アレクサンダー・グルヴィッチという研究者がおこなった実験の際に、「細胞から出ている光線は他者、つまり他人の細胞に細胞分裂をおこさせることができることがわかった」というようなことなど、興味深いことがいろいろと記述されています。


細胞や DNA から光が発せられていることことは 1960年代からわかっているそうで、それを測定できるようになったのはフリッツ・アルバート・ポップ博士というドイツの高名な生物物理学者が開発した機械によるものだそう。


dna-lazer.gif

▲ こちらは人工的に作られた細胞ですが、レーザー光線を発する細胞の写真。 2011年6月13日の米国 Tech News より。2011年にアメリカの研究グループが作り出したものです。しかし、このようなレーザーが自然的に人間の細胞から発せられている可能性が上の記述と関係します。



この「光による《自分の細胞》と《他人の細胞》のあいだのコミュニケーション」ということに、私は大変に興味を持ちました。


私自身は、人間と「他の人間」の間には、細胞、あるいは DNA 単位で何らかの「物質的な」コミュニケーション手段が存在すると考えている部分があります。そして、光は物質ですので、それが正しいかもしれないという興奮にもつながります。


シンクロニシティ的なことにしても、夢や、あるいは知人などと「偶然」同じことを考えていた・・・などの「偶然」は生きているとあまりに数多くあるのですが、これを曖昧に「神秘的なこと」として捨て去るのは私はイヤでした。なので、その原因がわかるまでは、私は最近では、そのようなシンクロニシティを「単なる偶然」として片付け続けるつもりでした。

しかし、この「光」の話で、漠然としていたものがハッキリとしてきたような感じがあります。

ひとりの細胞と他人の細胞や DNA との間に光線でのコミュニケーションが常に存在しているというのなら、「シンクロニシティ」というものは、人間に普通に存在するごく通常の現象だということがわかります。






次第に明らかになる隠された DNA の本当の力

DNA といえば、「隠されていた DNA 内のコード」が新しく発見されたことがニュースとなっていました。

dna-2013.gif

▲ 12月12日の Yahoo ! UK より。


上の記事は、その後、日本語版 AFP に掲載されました。

新たな遺伝コードを発見、遺伝子制御に関与か 国際研究
 AFP 2013.12.13

記事の詳細は上のリンクからお読みいただけますが、その記事の出だしは、


米科学誌サイエンスで発表された研究論文によると、遺伝子の制御に関して指示を出していると考えられる新たなDNAコードが見つかったという。科学者らはこれまで、DNA は細胞にタンパク質の作り方を教えるものと長年信じてきた。



というものでした。「これまで知られていなかった DNA の遺伝子に対しての指令システム」が見つかったというようなことのようです。

ちなみに、上でご紹介した『処女懐胎の秘密』には DNA についての記述も何度も出てくるのですが、当時は(あるいは今も) DNA の 90パーセント以上の働きはわかっていなく、「それらは機能していない」というような意味のジャンク DNA などというような呼び方もされていたこともあるわけですが、次第に DNA の働きというものが明らかになってきている気がします。

過去記事で、「ジャンクDNA解明への挑戦」という記事をシリーズで記したことがあります。2年以上前の記事ですが、ロシアでの DNA 研究についての記事を翻訳したものした。その中の3回目は、

ジャンクDNA解明への挑戦(第3回):DNAは生物の直感力とテレパシーを支配している
 2011年06月13日

というタイトルのもので、そこにも「光と DNA 」の関係が出てきます。

抜粋いたしますと、


幻の DNA 効果

ロシアの科学者たちは、ハイパーコミュニケーションが起きる際の人間の DNA の状態を調べるために、レーザー光で DNA のサンプルを放射線に晒し、状態の変化を調べることに着手した。その結果、ハイパーコミュニケーションが発生する際には、人間の DNA と、人間そのものに特別な現象が観察されることがわかった。

DNA サンプルは、レーザー光のもとで典型的なウェーブパターンを作るが、研究者たちが DNA サンプルを「除去した後でも」、そのウェーブパターンは消えなかったのだ。そして、取り除かれた DNA サンプルのほうにもウェーブパターンがまだ発生していることを実験は示した。

これを研究者たちは、「幻の DNA 効果」と呼んでいる。



というようなことでした。

ところで、この細胞や DNA という存在自体が、「私たちは無限の存在であるということの目に見える現象のひとつである」ということを、『処女懐胎の秘密』のマリアンネ・ヴェックスさんの文章ではじめて私は自覚することができました。

それは以下のような下りでした。


「 DNA は生命情報を受け取り、担い、送り出す物質であり、これは単細胞体、植物、動物、人間のすべてにあてはまります。 DNA は自らを複製するのです。細胞分裂というプロセスをとおして DNA を伝えることによって、物質レベルで私たちの生命は実質的には無限なのです」


というものです。

この記述が科学的に完全に合っているかどうかはともかく、確かに私たちは生きている中で、毎秒毎秒、「無限の複製を自分の体内で繰り返している」ということを知ってはいるのに、それは「永遠そのものである」ということを忘れているような気がします。


これはつまり、


「人間は生きているだけで永遠を体現している」


という表現でも構わないと思います。

もちろん、他の多くの動物も細胞と DNA の複製が無限なのは同じですが、ここでは人間としての永遠性の話として書かせていただいています。


いずれにしても、このマリアンネさんの著作は、疑似科学に類したデータの羅列でなく、優れた「思想と科学の融合本」と考えていいかと思います。

そして、ここには「人類の未来」と関係するテーマが書かれていると私は思います。何しろ、私が思う人類の未来には「男女の肉体的生殖行為が存在しない」ということが重要な部分を占めています(恋愛がなくなるわけではない)。

このあたりは、ずいぶんむかしに、クレアの

人類の未来(5):神話が教えてくれる「女性」
 クレアなひととき 2011年07月02日

という記事で、下のように記したことがあります。


「女性は、今すでに、男性性システムの社会が作り上げた男女の在り方の理想像の矛盾と違和感に気づき始めている」


というようなことも書いています。


まあ、何はともあれ、今回はこの話だけとなってしまいましたが、次回の記事には、精神が復調すれば、溜まりはじめてパソコンの画面から外へ噴出しかかっている最近のいくつかの時事をご紹介したいと思っています。

今回の締めは、マリアンネ・ヴェックスさんが著作の中で「所信の表明」として記している部分を抜粋したいと思います。




『処女懐胎の秘密』(1992年)「はじめに」より
 マリアンネ・ヴェックス著/伊藤明子訳

私は自分を、輪廻転生を繰り返している個人的存在、さらには集合的存在と認識しています。さらに、あらゆる生命と −− 過去・現在・未来のあらゆる生命と −− ひとつになった存在と認識しています。

宇宙のあらゆるエネルギーは存在するすべてのものの姿をとり、したがって、私という姿もとりながら自己実現しているという認識をもって、私は生きています。つまり、決して自分を被害者とみなすこともなく、誰をも、何ものをも非難することなく、私の人生形成について、いかなる権威にもいかなる状況にも責任を転嫁しないということです。

私は、自分を囲む世界や自分の存在自体に、つまり私自身のもつ限界のなかに自らが反映されていることを認識しています。その自己の限界のなかで、私という存在およびあらゆる生命に対する無条件の愛を感じつつ、できるかぎり自覚的になり、できるかぎり自覚的に行動しようと務めているのです。


Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年12月21日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





stone-henge-top01.gif


stone-henge-top03.jpg

Fishki.net より。修復作業の光景と見るのが一般的だと思いますが、このロシアのサイト作者はそう見ません。





なんとなく直感的に気に入ったお話でしたので

今回の話は、「いわゆる陰謀論」に近い話で、私自身は陰謀論という概念自体が好きではないので、あまり取り上げることはなかったのですが、しかし、これは確かに面白い上に、このページの作者の大変な執念に感銘したということもあり、ご紹介したいと思います。

ストーンヘンジはご存じの方が多いでしょうが、一般的な解説を Wikipedia より抜粋しておきます。


ストーンヘンジ

250px-Stonehenge2007_07_30.jpg

ストーンヘンジは、ロンドンから西に約200kmのイギリス南部・ソールズベリーから北西に13km程に位置する環状列石(ストーンサークル)のこと。現在のイギリス人、アングロ・サクソン人がブリテン島に移住した時にはすでに存在していた。

世界で最も有名な先史時代の遺跡である。考古学者はこの直立巨石が紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えている。




というものです。

しかし、この Wikipedia を読むと、意外とこのストーンヘンジの発見やその歴史というものは「曖昧な空気に包まれている」ということがわかります。

たとえば、時代の特定に関しての下りは、


ストーンヘンジで行われた活動の各段階の時代や内容を特定するのは、単純ではない。初期の発掘記録はほとんど残っておらず、正確な科学的時代計測は驚くほど少ないうえ、天然チョークの氷河周縁作用や動物の巣穴形成で妨げられ、複雑になっているのだ。


というように記されていて、正確な年代はわからないということの上に、「最初の発見」のくだりを読みますと、ウィリアム・カニントンという人と、リチャード・コルト・ホアという人が、1798年に「穴」を調査したのが最初だそうで、そして、


> 1810年、倒れたスローターストーンの下を掘り、それがかつては立っていたと結論付けた。



と記されているのです。


それがかつては立っていたと結論付けた」ということは、発見された時は「立っていなかった」ということなのでしょうかね。

この理解でOKなのかどうかわからないのですが、その後、


ストーンヘンジの最大の発掘は、この遺跡が国家の管理下に入ったあと、ウィリアム・ホーリー中佐によって行われた。1919年に作業が始まり1926年まで続き、予算は労務省から出た。


と続きます。

注目したいのは、発掘をおこなったのが「中佐」となっていて、これは軍人であることを意味すると思います。探検などで軍人がリーダーになるのは珍しいことではないかもしれないですが、遺跡の発掘の場合はどうなんですかね。あまり詳しくないですので、そういうものなのかもしれないですけれど。


さて、今回の記事は、写真を含めて長いですので、そろそろ記事に入ろうと思います。

ただ、ロシア語の翻訳では間違いが多くあるはずですので、「全体の意味としては大体合っている」程度に思っていただければ幸いです。


ちなみに、そのロシア語のページの人の主張は、どうも難しいのですが、


「ストーンヘンジはその地が古代ケルト人(?)の「古代文明の中心」であり、偉大な祖先の遺産とされるために、意図的に建設されたものである」


というようなことを言いたいのだと思います。

なお、ストーンヘンジの古い写真自体は数は下のようなものが少ないながらも残っていて、(仮に捏造されたとした場合、いつ立てられたのかはわからないにしても) 1950年代以前より、そこにあったことは事実だと思います。

1885.jpg

▲ 1885年のストーンヘンジの写真。写っているのは農民ですが、今回の記事によりますと、戦時中、この土地からは農民たちは追い出されたようです。現在、この地域には一切農地はないそうです。写真は英語版 Wikipedia より。




1927-old-henge.jpg

▲ 1927年のストーンヘンジの写真。当時はストーンヘンジの近くに鉄道や飛行場があったそうですが、すべて閉鎖されたそう。写真は Stonehenge News and Information より。


ですので、 1950年代に初めて建てられたという可能性はありませんが、作者の訴えたいことは、「ここが人類文明の中心」というような意味を持つような文化遺産とするためにおこなったストーンヘンジ建造活動についてなのだと思います。

いずれにしても、写真にしても内容にしてもなかなか興味深いです。
それでは、ここからです。

なお、作者は「 108枚の写真」を1枚のページにすべて掲載していて、そのあたりにも執念を感じますが、さすがに 108枚すべてを載せるのは厳しいですので、適度に選んでいます。




Строительство Стоунхенджа
Fishki 2012.10.12


ストーンヘンジの建設(108枚の写真と共に)


これらの写真は、ストーンヘンジの構築するプロセスを記録するために 1954年から 1958年にかけて撮影されたと思われる。

写真に何が写っているのかを見てみると、すべてのプロセスに英国政府と外部の者たちががそのねつ造に関係していることがわかる。

この写真を見て、多くの読者の方々が思うことは、「修復している」 あるいは、 「交換している」、「これはもともとは古代の巨石である」などのキーワードではないかと思われる。


しかし、そうではないことは明確だ。


作業初期の最初の頃の写真では、白い円が将来の巨石が立てられていスペースより高くなっている。

restavraciya-0002.jpg



restavraciya-0005.jpg



restavraciya-0007.jpg


これらの方法は、建設業者がおこなう一般的な仕事の範囲だ。「顧客」から要望でのレイアウトが作られている。自然のままの青い芝生に石灰の穴が開けられている。

また、ニンジンのようなマークが残されているが、ストーンヘンジの「巨石」には、このような手順は残されていない。

restavraciya-0094.jpg



restavraciya-0053.jpg


さらに、写真をよく見てほしい。
そこに軍人の姿と有刺鉄線や他の様々を見ることができるだろう。

restavraciya-0097.jpg



restavraciya-0008.jpg



restavraciya-0012.jpg


将来的なある時点で、「これは古代ドルイドや、阿修羅や、シリヤントたちが遺した古代の巨石建造物だ」とするために、アーリア人たちはこの場所を保護してきた。(訳者注)「シリヤント」が何なのかはついにわかりませんでした。

白い服は古代ドルイド(ケルト人社会における祭司)の衣装だ。

restavraciya-0052.jpg



restavraciya-0106.jpg



restavraciya-0108.jpg


写真には「顧客担当者」以外に、建築者と労働者、そして周囲の住民たちの姿が写っている。

restavraciya-0032.jpg



restavraciya-0040.jpg



restavraciya-0102.jpg


ストーンヘンジは、これまで数多くの秘伝やイニシエーションに関しての伝えとされるものが存在しており、「宇宙への扉」、「黙示録」、「エネルギーの結晶」などのキーワードと共に終末論的なプレゼンテーションの中で重要な役割を果たしてきた存在だ。

それは、「建設の命令」と「生物学的、精神的な汚染」が同時に起きる時まで。


既知のことがらではあるが、参考までにいくつかの事実を記しておく。


1. 最初にストーンヘンジの近くで軍事演習がおこなわれたのは 1898年。

2. その軍事演習の時から第二次世界大戦まで、国防省はその区域の広大な土地を購入した。

3. 現在、(英国)国防省は、ストーンヘンジの付近に 390平方キロメートルという驚くほど広大な土地を所有している。そのうちのいくつかのエリアへのアクセスは永久に閉ざされていて、入ることは厳しく制限されている。 (ウィキマピアによれば、軍事基地と軍用滑走路は、ストーンヘンジから南東に5キロ) 。

4. 過去に、ストーンヘンジ近くに鉄道の支線と空港が設営されたが、両方とも、後に撤去された。(この場所が軍用飛行場と 1.6キロの距離しかなく、近かったことが理由)

5. 1943年に、ストーンヘンジから 15キロの場所にあるインベル地区にあるパーヒントン村の住人たちは村を追い出された。インベルの資料によると、現在、村は、軍の管理下にある。

6. ストーンヘンジの北2キロの場所には、王立砲兵学校( Royal School of Artillery )がある。ここでは、なんと年間 340日の実弾射撃訓練を行っている。

7. ストーンヘンジの南東9キロには、防衛科学技術研究所( Defence Science and Technology Laboratory )がある。ここでの研究は国家機密情報扱いとなっている。

8. ストーンヘンジの西 17キロにも軍事基地があり、ここには戦闘用ヘリコプター「アパッチ」の発着場がある。

9 。ストーンヘンジの地域では農業活動は行われていない。それは、100年以上に渡っての不発弾が蓄積しているからである。このため、ストーンヘンジの周囲の牧草地は科学的に価値のある場所として保存される「特別科学的関心区域」( SSSI / Site of Special Scientific Interest )と指定された。この指定をされた場所には一般人の立ち入りは制限されるか、あるいは立ち入りできない。



要約すると、

- ストーンヘンジの周囲は 100年以上に渡って、軍用機やヘリコプターでのパトロールで守られており、そしてその地域は封鎖されていた。

- 地元住民は第二次世界大戦中に、軍事作戦の名目によって村から追い出され、その状況は現在まで続いている。

- かつてはこの地に空港や鉄道などのインフラが存在していたが、撤去された。これは、ストーンヘンジを建設するための場所を他に見つけることができなかったためと思われる。


これらは、言い換えれば、英国陸軍省によりこの地域を保護し、そして、「古代文明の中心」、「偉大な祖先の遺産」、 「人間性の碑」として、意識的かつ意図的にストーンヘンジは建設されたということが明確であると思われる。

そして、ストーンヘンジは、少なくとも意図的に「宗教」としての霊的な場所の中心地となった。

ほとんどの「人類の遺産」と「精神性」は、間違いなく、「文化遺産」と「科学」のための手段の重要な属性であることに疑いの余地はない。


Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年12月20日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





今日は通常の時事の更新はお休みします。

というのも、まあ、今日、下の記事を目にしたのですね。
それでいろいろと考えてしまいまして。

lobotomy.jpg

ウォールストリート・ジャーナルより。


上の記事そのものは大変長いもので、記事の内容そのものにはここではふれないですが、この「ロボトミー手術」。

今はその言葉も使われることもほとんどなく、場合によってはご存じのない方もあると思われますが、1940年代から、うつ病や精神的な疾患の患者などにおこなわれていた「脳の外科手術」で、その方法は上のウォールストリート・ジャーナルから抜粋しますと、下のような手術法です。


方法

標準的なロボトミーでは、外科医が額から頭蓋骨に2つの穴を開け、そこに回転する器具、もしくは、へらのような形のメスを挿入し、額の裏にある前頭葉前部と脳のそれ以外の部分とを切断した。




というものですが、非常に簡単に書くと、下の赤い丸のところに器具を差し込んで、脳の前頭葉を他の部分から切断してしまう手術です。

lobe-01.gif


こんな一種の乱暴ともいえる方法は、当然、夥しい死者や、廃人を生み出したわけで、1970年代頃には完全に消え去りました。




さて・・・話は変わりますが、最近は日本人もよくノーベル賞などを受賞して、その時期には大きな話題になります。

以前に、

疑似と近似が積み重なっただけの「絶対」への信奉が義務づけられるリアル社会のウソくささに耐えきれなくなって疲れちゃいました
 2013年10月30日

という記事の中でも書いたことがありますが、私たちのような一般人は、受賞したその内容を特に知るわけでもなく、「ノーベル賞だ。バンザーイ」というような雰囲気に包まれることが多く、またそういうふうにしないといけないような雰囲気も報道などからにじみ出たりします。

下の方をご存じでしょうか。
エガス・モニスという医学者です。

egas1.gif


上のように、1949年にノーベル生理学・医学賞を受賞した人ですが、 Wikipedia から抜粋すると、この方の「受賞理由」がわかります。


エガス・モニスは、ポルトガルの政治家、医者(神経科医)である。

ロボトミーという名前で良く知られる精神外科手術、前頭葉切断手術を精神疾患を根本的に治療する目的で考案した。これが功績として認められ、1949年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。




そうなんですよ。このロボトミーというとても人間が人間に対しておこなったとは思えないことを考案した人は、その業績でノーベル賞を受賞しているのです。

つまり、ロボトミーは当時の「医学的な偉業」なのでした。

もちろん、ここでは、誰がいいとか悪いとかを書きたいわけではないです。ただ、こういう過去の例を忘れないでいたいとは思います。どれだけ科学界やマスメディアが称賛・絶賛しても、あるいはそれがノーベル賞を受賞するような偉大な業績でも、私たち一般人は、それを冷静に「観察」しているべきだと思っています。

ちなみに、私がこの「ロボトミー」という響きに比較的感情的になるのは、時代と生きている国が違えば、私もそういう候補になっていた可能性があったからです。






単なる神経症や PTSD もロボトミーの対象だった

私は不安神経症であり、 20代の始めに、一般的には PTSD とか心的外傷後ストレス障害とかいわれる、つまり強いトラウマが原因でのパニック障害になり、それは今でもある程度続いています。

ロボトミーというと、何だか相当重い精神的な疾患にだけ行われていたように感じるかもしれないですが、そういうわけではなかったようです。

上のウォールストリート・ジャーナルの『ロボトミー手術を受けた兵士の戦後』を読むと、今なら心療内科の範囲に相当するような些細な病状でもそれを受けていたことが明らかになっています。

記事では、当時のアメリカで、第二次大戦による PTSD と考えられる患者数がどれだけ多かったかということ、そして、彼らのその治療にも「ロボトミー」が使われていたことが書かれていました。

抜粋します。


1955年の米国学術研究会議の調査によると、戦時中に精神的、神経内科的な障害で軍の病院に入院した現役兵士は120万人もいたという。これに対して戦傷で入院した兵士は68万人だった。

1940年代の終わりと1950年代初めには、ベトナム戦争後に台頭し始めた病名「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」という診断が存在しなかった。当時使われていたのは「砲弾ショック」とか「戦闘神経症」という病名だった。しかし、かつて復員軍人援護局の精神科医をしていたバレンスタイン氏は、ロボトミーを受けた患者たちの多くが、今であればPTSDと診断されたかもしれないと話す。




とあります。

この記述にある、第二次大戦で、

戦闘などでの肉体的な負傷で入院した軍人は 68万人

だったのに対して、

戦時中に精神的・神経内科的な障害で入院した兵士が 120万人

だったという「肉体よりも精神をやられて入院した人のほうが多かった」という数の比較に、「戦争」というものを思ったりもしますが、それはともかく、今なら心療内科などでの抗不安剤などの処方により、場合によってはそれだけで良くなる可能性のある病気の人たちが、次々と「前頭葉」へのリンクを切断されるという手術を受けていたようなのです。


そして、多くは、ロボトミーを受ける以前とは「違う人間」となってしまいます。


それについては、ウォールストリート・ジャーナルの記事に、


そうした手術は退役軍人たちを自分たちの面倒も見られない成長し過ぎた子供同然にしてしまうことが多かった。引きつけ、記憶喪失、運動技能の喪失などに苦しむ人も多く、命を落とす人もいた。



とあります。


私が神経症やパニック障害になった時には、すでに効果のある薬があったわけで、ほんの 30年ほどの違いで、一方では、脳の経路の切断という手術により、事実上その人の人生は終わってしまった場合があったといってもいいのかもしれません。

とはいえ、現在の精神・神経疾患に対しての薬での治療にも多くの問題があることも確かです。私自身もそれは経験しています。



それにしても、この「ロボトミー」という言葉はロボットを連想させるあたりにも、日本語にすると恐怖感はありますが、実際には「葉の切除手術」という英語をカタカナにしただけのものだそうです。

下は脳のイラストですが、前頭葉などのように多くの部位に「葉」という言葉がついていることがおわかりかと思います。

brain.gif

この「葉」を英語でローブ( lobe )といい、切除はエクトミー( ectomy )といいます。その「葉切除手術」という意味のロベクトミーという言葉から来ているようです。




時代が戻らないとは誰にも言えないと思い続けた 1980年代から現在までの私たち

今から 40年ほど前に『カッコーの巣の上で』というジャック・ニコルソン主演のアメリカ映画がありました。内容は Wikipedia にありますが、そこには、


精神異常を装って刑務所での強制労働を逃れた男が、患者の人間性までを統制しようとする病院から自由を勝ちとろうと試みるという物語である。


とあります。

しかし、結局そのマクマーフィーという主人公は、


戻ってきたマクマーフィーは病院が行った治療(ロボトミー)によって、もはや言葉もしゃべれず、正常な思考もできない廃人のような姿になっていた。


という結末の映画でした。



そういえば、英国のお笑い集団モンティ・パイソンの元メンバーでもあったテリー・ギリアム監督の1985年の映画『未来世紀ブラジル』のラストシーンも主人公がロボトミーを受けたことを彷彿とさせるシーンで終わっています。

brazil-ending-01.jpg

▲ 映画『未来世紀ブラジル』のラストシーンより。映画のテーマは、監督本人によると「ぶざまなほど統制された人間社会の狂気と、手段を選ばずそこから逃げ出したいという欲求」だそう。


こういう施術が正当化されれば、上の映画のストーリーで主人公が実質的に社会システムから排除されたように、「不要な人物を社会から排除する」ということはできるわけで。

そういう時代が来ないといいですね。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2013年12月19日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





virgin-birth-independent-01.gif

▲ 英国インディペンデントより。




雌が単独で子を作る「単為生殖」はヒト(哺乳類)では起き得ないとする事実に入らないコンマ数パーセントの女性たち

今回の記事はタイトル通りのもので、アメリカで長期間にわたり、十代から二十代の若い女性たちに、性や妊娠、避妊方法についての知識、あるいは宗教的・民族的背景などに関する定期的なアンケートを継続した結果として、「処女懐胎」が存在するという推計値が浮かび上がったというものです。

調査期間は 14年間で、その結果、 7,870人の対象者のうち、その中の 0.5パーセントの 45人が「性交なしで妊娠した」と見なされたというものです。

これが、かなり多くのメディアで報道されている理由は、発表元の信頼性があるかと思います。

論文が掲載されたのは、英国のブリティッシュ・メディカル・ジャーナルという医学専門誌で、 1840年から発行されている代表的な医学専門誌だそうで、BMJ と呼称されます。 Wikipedia には下のようにあります。


BMJとはイギリス医師会雑誌( British Medical Journal ) の略称で、 1988年から BMJ が正式名称となっているイギリスの医学誌である。

国際的にも権威が高く、日本でも医師であれば必ず読んでおくべき雑誌と言われている。 世界五大医学雑誌などと呼ばれる代表的な医学専門誌の一つである。



ということで、つまり、「そんな話は、いい加減な調査か、対象者がウソをついているだけだ」というような話では済まされない期間と規模の正式な医学的調査なのでした。

もちろん、この調査の最初の目的は「処女懐胎」を調べるためではなく(そりゃそうだわな)、単に米国のティーンの女性の性や出産に関しての調査として始められたもので、その中で「浮かび上がってしまったデータ」ということになるようです。


そういうことなどもあり、いろいろと大きく報道されているようです。中には、下のインターナショナル・ビジネスタイムズのように、イエス・キリストなどの生誕の図などのイラストを使っているようなものもありました。もちろん、このイラストの概念は論文の内容とは関係ありません。

virgin-birth-ibtimes-01.gif

IB Times (英国) より。


ただ、上のインターナショナル・ビジネスタイムスでは「処女懐胎の現象を証明」というタイトルとなっているのですが、インディペンデントなどの記事を読む限りは、調査した科学者たちもこの結果に対して、「懐疑的である」ことも見てとれます。

調査自体の信頼度は高く、記事にもありますが、


> この調査は米国の社会的背景や民族文化的背景をよく反映した信頼のできる調査だと見なされている。


とされ、調査自体に問題があるということではなくとも、参加した女性たちの宗教や信仰などが(本人に悪意はなくても)、間違った回答を導いているという可能性などについて記されています。

今回は最初に貼りましたインディペンデントの記事をご紹介したいと思います。イギリス医師会雑誌のオリジナルサイト(英語)は下にありますので、ご興味のある方はそちらも参考になさって下さい。

Like a virgin (mother): analysis of data from a longitudinal, US population representative sample survey
ライク・ア・ヴァージン(母):長期間データの分析からの米国人口の代表的サンプル調査
 BMJ 2013.12.17


なお、この論文のタイトル「ライク・ア・ヴァージン」は、今から 30年くらい前のマドンナのヒット曲である「ライク・ア・ヴァージン」(処女のように)と同じというあたり、なんとなく、論文を記述している本人が、この内容をやや「茶化している」ような感じも受けます(そうではないのかもしれないですが)。

madonna.jpg

▲ マドンナの 1984年のメガヒット曲『ライク・ア・ヴァージン』のジャケット。曲は YouTube などにあります。



しかし、なぜ、このような「 200人に 1人が処女懐胎しているかもしれない」というショッキングな研究論文にやや茶化したイメージのタイトルをつけたのか? それは調査した科学者たち自体がその可能性をあまり信じていないからだと思われます。


これまでの科学で「男と女がいなければ人間は子孫を残せない」ということは確認されています。


あくまでも、「これまでは」ですが。






Y染色体の未来と「単為生殖」の現実性

生物の世界で、雌、つまり女性が単独で子を作る生殖の形態を「単為生殖」と呼びます。

これに関しては、単為生殖 - Wikipedia という項目を見てみます。
抜粋です。


単為生殖とは、一般には有性生殖する生物で雌が単独で子を作ることを指す。有性生殖の一形態に含まれる。

キリスト教の聖典である新約聖書によると、救世主イエス・キリストは聖母マリアから処女懐胎によって誕生したという。他の神話などでも、単為生殖を思わせる説話がある。(中略)

歴史的な事項としては、人類が単為生殖をしたと主張する例は多数あるが、ヒトを含む哺乳類にはゲノムインプリンティングがあるために雄ゲノムと雌ゲノムの両方が必要であり、どちらか片方のゲノムしかない単為生殖には否定的な実験結果が出ていた。


とあります。

ここに「ゲノムインプリンティング」などという非常に難しい言葉が出てきます。

これも Wikipedia をみてみます。


ゲノム刷り込みまたはゲノムインプリンティング は、遺伝子発現の制御の方法の一つである。一般に哺乳類は父親と母親から同じ遺伝子を二つ(性染色体の場合は一つ)受け継ぐが、いくつかの遺伝子については片方の親から受け継いだ遺伝子のみが発現することが知られている。


ということで、もちろん、これも私には意味さえよくわからないのですが、大事なのは、このように、一方の親から受け継いだ遺伝子だけが発現することは、結果として、

> 父親の遺伝子に欠陥があった場合に子どもが遺伝子疾患になってしまうことがある。

ということなのだそうです。

どうやら、この「ゲノムインプリンティング」というメカニズムが人間にあるために、人間は父親の遺伝子の欠陥を引き継いでしまう可能性があるということのようです。


そうなると「ゲノムインプリンティング」というものは、人間が子孫を増やしていく上では不利な、あるいは不要なもの」だという感じがしますが、実際、上の Wikipedia でも、「ゲノムインプリンティングはなぜ人間に必要なのか」ということが書かれているセクションに続きます。


ゲノム刷り込みの必要性

問題点があるにもかかわらず、なぜゲノム刷り込みが必要であるか(なぜ哺乳類に備わっているか)については、いくつかの仮説が唱えられている。

仮説の一つとして、「単為発生を防ぐため」というものがある。この仮説のように「これこれのため」という目的説の妥当性は別として、ゲノム刷り込みがあるせいで哺乳類では単為発生が起こらないことは事実である。


ここにある、

> 単為発生を防ぐため

というくだりはさりげなく、ものすごく重大なことに聞こえるわけです。

つまり、仮説ですが、ゲノムインプリンティングがあるために、哺乳類では単為発生が起こらないということのようなのです。


ここで、もし人間に「ゲノムインプリンティングというものがなければ、こうなるかもしれない」というふたつの可能性が出せるような気がします。


1. 女性が単独で受胎できる

2. 父親の遺伝子欠陥がこの世から消え去る



この「2」は、つまりは世代がいくつか経過すれば、「遺伝子欠陥の疾患(の一部)はこの世から消滅する」ということを意味するのかもしれません。

このあたりと関係することのひとつであるかもしれない「地球からの男性の消滅」ということに関しては、以前の In Deep やクレアなひとときではよく書いていました。






男性の消滅と人類の進化のマラソンの渦中で

数年前に「クレアなひととき」で「人類の未来」というシリーズを書いた時の最初の記事は、

人類の未来(0): Y染色体の挑戦
 クレアなひととき 2011年06月05日

というものでした。

その時、私は私個人が思う未来の予測として、下のように記しています。




時期はわからないですが、将来的に、人類は「新しい人類」に進化(あるいは変異)します。

そして、

それは男性に起きる

ということ。

そして、

その時には人類から生殖行為、つまりセックスが消えている





というようなことを書いていて、しかし、上の記事は非常に長い上に内容もカオス気味で、うまく抜粋できませんので、興味のおありの方はリンクからお読みいただけると幸いです。

男性の染色体が消滅に向かっているかもしれないことについては、 2009年のNHKスペシャルなどで取り上げられて以来、話題となったことがあります。


nhk-future.jpg

性染色体がXXなら女、XYなら男。1億7千万年前に獲得したこの性システムのおかげで私たちは命を脈々と受け継いできた。ところが、この基本そのものであるシステムは、大きく揺らいでいる。じつは男をつくるY染色体は滅びつつあるのだ。専門家は「数百万年以内には消滅する」という。なかには、来週になって消えても不思議ではないとする意見さえある。

▲ 2009年1月18日のNHKスペシャル『女と男 最新科学が読み解く性』第3回「男が消える?人類も消える?」より。





また、今年の夏に書きました、

X染色体の地球 : 人類は滅亡を感じると女性を多く生き残らせようとする
 2013年08月06日

という記事に、私は、


「男性が何億人いても、ひとりの女性がいないと人類は存続しませんが、XとYの染色体を見ている限り、「その逆は有り得るかも」と思う私です」


というようなことも書いていて、そういうこともあり、今回の「処女懐胎」に関しての報道を見て、いろいろと思うところがあったのでした。


ちなみに、インディペンデントの記事などを読みますと、「処女懐胎をした」と主張したうちの多くは、キリスト教保守派的な信条や、強い思い込みの部分などが作用していると思われます。

7,870人のうち、性交なしで妊娠したと見なされた 45人のうちの3分の1は、キリスト教保守派だったと考えられ、そのあたりから推計していくと、どんどんと実際の「処女懐胎」の可能性のある数は少なくなっていくのですが・・・しかし、それでも「ほんのわずか」に、処女懐胎以外に考えることが難しいケースが存在していることは確かなようです。

起きる可能性があるとすれば、上のほうに書いたような遺伝子のメカニズムが「進化を起こした」ことによるもの意外は考えづらいですが、それはあって不思議ではないかなあとも思います。


何しろ、いつ男性(Y染色体)がこの世から消えるかわからないのですから。


では、ここからインディペンデントの記事です。




America's 'virgin births'? One in 200 mothers 'became pregnant without having sex'
インディペンデント (英国) 2013.12.18


米国での処女懐胎? 200人に1人の女性が「性行為なしで妊娠」


イギリスの医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル( British Medical Journal / BNJ )」に発表された長期的な研究による論文で、アメリカでは 200人に 1人の割合の女性がセックスなしで妊娠し、出産したと主張していたことが明らかになった。

この論文は、1995〜2009年にかけて行われた「思春期の若者の健康に関する全米での長期調査(National Longitudinal Study of Adolescent Health)」の一貫として調査がなされたものだ。

この長期調査に参加した女性は 7,870人に上り、対面式ではなく、ラップトップを通じて、性行為や妊娠や避妊についての知識、また、宗教的背景などに関する定期的なアンケートに答えた。

そして、その約 0.5パーセントに当たる 45人は、実際の性交渉の経験がないにもかかわらず妊娠したと答えた。また、その中に、体外受精(IVF)で妊娠したとという回答はなかった。

ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルの記事は、処女懐胎、つまり、学術的には単為生殖(メスが単独で子を作る有性生殖の一形態)と呼ばれる形態や、受精せずに胚が成長する無性生殖は、ヒトではない生物では起こりうることがあることを記している。

そして、処女懐胎は、たとえばイエス・キリストの誕生から、スティーブン・スピルバーグ監督の映画『ジュラシック・パーク』などに至るまで、大衆文化の中で幅広く支持されていると指摘している。

米国ノースカロライナ大学の研究者たちは、処女懐胎だという推定が浮かび上がる事例について、数千人の若い女性たちの長期間のデータの分析をおこなった。

その結果、受胎時にセックスをしなかったにもかかわらず妊娠したと主張する女性たちは、いくつかの共通の特徴を共有していることが分かった。

その調査によると、処女懐胎とされるグループのうちの3分の1に近い 31%は、「貞節の誓い」(結婚するまでは純血を守るという誓約)を立てていたことが分かった。性交による妊娠であることを認めたグループで貞節の誓いを立てた女性たちは 15%だった。また、「自分はバージンである」と答えた女性のうちの 21%が貞節の誓いを立てていた。

貞節の誓いは、婚前性交渉に反対している保守派キリスト教団体が推奨することが多い。

「処女懐胎した」と主張するグループが出産した時の平均年齢は 19.3歳で、そうでないグループの21.7歳に比べ2歳以上若かった。

調査に参加した女性たちの親にも性行為や避妊についてどの程度、自分の娘と会話をしていたかなどを尋ねたほか、女性たちが通った学校にも、授業での性教育の割合などを質問しており、この調査は米国の社会的背景や民族文化的背景をよく反映した信頼のできる調査だと見なされている。

今回の調査の論文のタイトルに『ライク・ア・ヴァージン(母)』というタイトルを施した著者は、「このような科学的に不可能な主張を研究する際には、研究者は、申告者の発言や振る舞いを解釈する際に注意する必要があります」と述べる。

そして、「あやふやな記憶や、個人それぞれが持つ信念や希望が、科学者に間違ったことを述べてしまう要因となるかもしれない可能性が存在します」と語った。


Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。