2014年01月30日



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病気の時代 : 致死率が 20パーセント台となっている中国の H7N9 の真相の謎。そして、カザフスタンで感染が拡大する謎の眠り病にタラビッチの予言した「未来」を思う



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▲ 2014年1月27日の 21CN 新聞より。






 


昨日の記事のテーマが「悪魔」で、今日は「病気」と暗い話題が続いてしまいますが、この病気というものの正体も「生き物のようで実際には生き物ではない存在」であるウイルスが主体となっているものが多く、ウイルスという存在自体はとても悪魔的でもあります。

それにくらべると、細菌(バクテリア)は我々と同じ「生き物」で、細菌もまたウイルスに「やられる」立場であるわけで、「神 vs 悪魔」の戦いになぞられれば、病気の世界は「生き物 vs 非生き物」の戦いだと言えそうです。

今回はまず実際問題として、私たち日本人にも脅威となりかねない中国の鳥インフルエンザの状況を記してみます。中国政府が上の記事のように、なかなか怪しい行動をとっていることもわかります。





致死率が 20パーセント台になっている中国の鳥インフルエンザ H7N9

最初に貼りました記事は 1月 27日の中国の報道で、「鳥インフルエンザの患者の治療にあたっていた医師が死亡した」というニセ情報を流したという理由で、男性が「逮捕」されたというニュースです。

この記事で逮捕された男性は、10日間勾留され、500元(日本円で約 8500円)の罰金の支払いを命じられ、釈放されたとのこと。この程度のことで逮捕にまで乗り出すというのは、中国当局が鳥インフルエンザの情報に敏感になっている状況が伺えます。


ただ、上の逮捕理由は多少怪しいのですね。


下のは上海市衛生当局の「公式」のウェブサイトで、 2014年 1月 20日の患者発生について記されています。

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▲ 2014年1月20日の上海市衛生局の鳥インフルエンザの患者数報告ウェブサイトより。


上に示しましたように、医師とは書かれてはいませんが、「 31歳の医療関係者の男性が死亡」とあります。このことはブルームバーグでも報じられています。

なので、逮捕されてしまった男性の「ウワサ」は、「医療関係者を医師としてしまった」部分だけとなるのですかね。いずれにしても、このような「ウワサのレベル」の出来事を大きく報じるのはウワサの拡散への抑止効果を狙っているのかもしれません。

何しろ、現在までの今年の中国全土の患者数と死亡者は以下の通り。

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▲ 2014年1月28日の人民網より。


患者数が 102人で、死亡者数 20人ということは、致死率が 20パーセント台となっていることがわかります。中国は鳥インフルエンザの治療に国家の威信をかけていると思いますので、国家の最高レベルの治療を受けてこの状態だと言っていいかと思います。

そして、これは多分ですが、実際の数字はもっと大きいはずです。なぜなら、患者が最も多い浙江省では、最初「1人」という報告が、あっという間に「 49人」となりましたので、1日単位で患者数や死亡者数は変動しているようです。報告も省によってはずさんな面もありそうですし。

ちなみに、その浙江省というところの状態を見ると、今回のインフルエンザの毒性の強さをうかがい知ることができます。 newsclip の「浙江省で H7N9 インフル猛威、患者数は累計49人に」という記事には下のようにあります。


中国沿海部の浙江省で、鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染が広がっている。

同省の衛生計画生育委員会は27日、「H7N9」感染の患者数について、これまでの累計で国内最多の49人に拡大したと発表。うち1人は健康回復後に退院したものの、12人が死亡し、36人がまだ入院治療を受けている実態を明らかにした。




49人のうち、12人の方が亡くなり、残る 37人のうち 36人はいまだに入院治療が続いているということで、これはつまり、現時点では完治した人は「たった1人だけ」という状態

ここから考えても、この「 H7N9 」というインフルエンザは、感染力は弱いながら、非常に毒性の強いインフルエンザである可能性があります。

仮にこんなインフルエンザが、「強い感染力を獲得した」場合は、かなり大変なことになりますけれど、今のところは大丈夫のようです。

ちなみに、浙江省というのは大都市上海のすぐ近くです。

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▲中国・浙江省の場所。





数億人の人々が移動する時期に

中国当局が情報に敏感になっているのは、今が、中国で最も大きなイベントである「旧正月」であることで、人々の移動がすでに始まっているということもあるかと思います。何しろ、旧正月で見込まれている移動数は下の通りの圧倒的なものです。

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▲ 2014年1月16日の大紀元「旧正月の大移動が始まる のべ36億人超」より。


仮にこんな大規模な移動の中で、人から人へ容易に感染したりする種に「変異」した場合は・・・まあ、とても厄介なことになる可能性はあります。

ただ実は・・・人から人への感染は数は少ないながら、すでに起きているようなのです。
下は朝日新聞デジタルの記事からの抜粋です。


鳥インフル、人から「限定的な感染」 中国、警戒強める
朝日新聞デジタル 2014.01.28

中国で感染が拡大している鳥インフルエンザ(H7N9)で、中国国営新華社通信が27日、「浙江省で人から人への限定的な感染が起きている」と報じた。

これまで中国政府は、H7N9型の診療指針で、「限定的で、持続的ではない」との条件付きながら、「人から人への感染は排除しない」との見解を示すなど可能性については認めていたが、今回は発生そのものを認めた。

ウイルスが変異して、人から人へ感染しやすくなれば、世界的大流行(パンデミック)につながる恐れがある。東北大の押谷仁教授は「十分な警戒が必要だ」と強調している。




とのことです。

まあ・・・しかしですね。

浙江省の「 49人のうち 1人しかサバイバルしていない」という状況を見ると、どうやら治療はあまり効果がない可能性もありまして、仮にパンデミックになってしまったら、あとは「」ですかね。

1918年のスペイン風邪(鳥インフルエンザのパンデミック)の時も、長崎大学名誉教授の松本慶蔵さんの書かれたこちらを読みますと、「全世界の2人に1人は感染して、4人に1人が発症した」とのことですが、「何がそれをわけたのか」はわからないです。免疫を持つ人は1人もいなかったのですから。

感染した人と感染しなかった人、あるいは、「発症した人と発症しなかった人」の差の理由はわからないです。

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▲ 上のサイトより、南北戦争や世界大戦などの戦争での死者と、スペイン風邪での死者の数を比べたグラフ。スペイン風邪の死者数は、「第一次世界大戦と第二次世界大戦と朝鮮戦争とベトナム戦争を合わせた死者数をすべて足した」よりも多いことがわかります。



というわけで、鳥インフルエンザの記事はそんなに多く書くつもりではなかったのですが、何だか長くなってしまいました。

今回はもともと、カザフスタンで流行しているという「眠り病」の報道のことを書こうと思っていたのですが、中国の鳥インフルエンザは身近でもありまして、そちらを長く書きました。

カザフスタンの「眠り病」の記事の翻訳をご紹介しておきます。





「歩きながら突然眠ってしまう」カザフスタンの謎の病

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▲ 2014年1月28日のロシアのメディア svodka より。


カザフスタンのアクモラ地域という場所にある小さな村で「突然、睡眠に落ちる」というような病気が流行していて、その原因がつかめないのだそうです。

「強い睡眠障害」というと、場所や状況を選ばず強い眠気の発作などが起きるナルコレプシーという病気を彷彿とさせますが、カザフスタンのは「感染症のように次々と人々がこの状態に陥る」ということで、ナルコレプシーのようなものとは関係ないようです。

しかも、感染症のようでも、「それぞれの患者に接触がない」ことがわかっているようです。

また空から何か病気がやってきたのかもしれないですし、他の原因なのかもしれませんが、短く記事をご紹介します。イタルタス通信の記事を短く紹介していたものです。




Una extraña enfermedad adormece a los habitantes de una aldea de Kazajistán
Entorno Inteligente 2014.01.27


奇妙な病気が、カザフスタンの村の住民を襲う


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▲ カザフスタンの「眠り病」を伝える現地の KTK ニュース。YouTube より。


カザフスタンの小さな村の住民たちは、日中、突然深い眠りに入ってしまう奇妙な病気の流行に直面している。医師たちもこの不思議な現象を説明することができないでいる。

この病気にかかると、文字通り「人々は歩きながら眠りに落ちる」というような状態になることをロシアのタス通信は伝えている。

この疾患は、14歳から70歳までの、少なくとも十数人が、医療センターに赴き、それぞれが同じ症状を訴えたことが昨年から報告されている。それぞれに接触はなかったという。

主症状は脱力感、部分的な記憶喪失、強い眠気と意識障害などだ。

医師たちは、当初はインフルエンザや呼吸器系の疾患だと考えていたが、その後、それらの原因は否定された。また、アルコール、薬物、水質などの原因も排除されている。この村の近くには、ソ連時代に爆発したウラン鉱山があり、そこからの放射を考慮する必要を主張する医者もいる。

村人たちはこの奇妙な現象について非常に懸念しており、早期の保健当局の調査を求めている。





というものです。

原因は今のところはわからないということで、確かに奇妙な病気ですが、私がこの病気を取り上げたのは、単に奇妙というだけではなく、ある予言者の言葉を思い出したのでした。






思い出すタラビッチの言葉

過去記事の、

私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
 2013年03月24日

という長い記事の最後のほうで 19世紀のセルビアの予言者であるミタール・タラビッチの予言を載せたことがあります。

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▲ ミタール・タラビッチ( 1829 - 1899年)の写真。


その中に、


この戦争を戦う者たちは、科学者に命じて奇妙な大砲の弾を作らせる。それが爆発すると、人を殺すのではなく、まるで人間や動物に呪いをかけるようになる。その呪いで人々は戦うかわりに眠りに眠りこむ。



という奇妙な下りがあり、この「その呪いで人々は戦うかわりに眠りに眠りこむ」という部分を思い出しのでした。別に何かの関係があるわけではないでしょうが、参考までにこの部分の下りにいたるとこころから少し抜粋しておきます。




ミタール・タラビッチの「クレムナの予言」の後半


しかし、時はすでに遅い。悪意をもつものたちが全世界を荒らし回っており、巨大な数の人々が死に始めるからである。

人々は都市から逃げ出し、田舎に避難する。
人々は十字が三つ並んだ山を探す。
その中では人々は生きていくことができる。
その中に逃げ込んだものたちは、自分も家族も救うことができる。
しかし、それも長くは続かない。

なぜなら、次にものすごい飢饉が世界を襲うからだ。

この飢饉は通常の飢饉ではない。
町や村には十分に食べ物がある、だが、それらは汚染されている。
飢えた人々はそれを食べるが、食べると死んでしまう。

怒りくるったものたちによる攻撃が始まる。
戦争が始まるのだ。

この戦争を戦う者たちは、科学者に命じて奇妙な大砲の弾を作らせる。それが爆発すると、人を殺すのではなく、まるで人間や動物に呪いをかけるようになる。その呪いで人々は戦うかわりに眠りに眠りこむ。

三つの十字のある山に逃げ込んだ者たちだけが避難場所を見つけ、愛と幸福に満たされ、豊かに暮らすことができる。

そして、その後はもう戦争は起こらない。





百数十年前に上のようなことを言っていたミタール・タラビッチの予言のこの部分は、状況的な時間軸から見れば、現在あたりなのですよね。

そのことをふと思いました。

 > 悪意をもつものたちが全世界を荒らし回っており

なんてのも、昨日「悪魔 vs キリスト教の戦いが世界中でエスカレートしている」を思い出したり。

いろいろとどうなりますかね。

書いていて、自分で不安に突入してしまう輪廻に陥ったりしたわたくしであります。



  

2014年01月29日



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盗まれるローマ法王の「血」、殺される平和のハト、イエス像を打ち砕く落雷、そして、十戒碑の目前に建立されるサタン像


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▲ 2014年1月27日のイタリアのメディア La Stampa より。






 



上の報道は最近のイタリアの多くのメディアで報じられているもので、第 264代のローマ法王ヨハネ・パウロ2世の遺物として保管されていた「法王の血が入っている瓶」が何者かによって盗難されるという事件が起きました。その瓶は上の写真のものです。

盗難された 1月 25日が「悪魔崇拝主義(サタニズム)での新年」にあたることや、また、 2月 1日というのは「ホロコーストに関してのメモリアルデイ」なのだそうで、毎年、サタニズムの人々はこの日に合わせて、様々な行事をとりおこなうそうです。

そのようなことがあり、

盗難された日と悪魔崇拝主義者たちの記念日がリンクしていること

血の瓶と十字架は盗まれたのに、金品のたぐいは一切盗難されなかった

などから、イタリア警察は、これがサタニズムと関係した盗難事件であることを否定できないという見解を示したという報道でした。もしかすると「何らかの悪魔的な儀式に、法王ヨハネ・パウロ2世の血が使われるかもしれない」ということは、敬虔なクリスチャンには耐えられないことのようです。

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▲ ヨハネ・パウロ2世(教皇在位:1978 - 2005年)。列聖と呼ばれるキリスト教での「聖人」としての地位が死後 9年 25日目に確定しています。


上のヨハネ・パウロ2世は「白い鳩」と共に写っています。最近、この「法王と鳩」に関しての出来事がありました。現法王のフランシスコ教皇に関しての出来事です。






平和のハトは旅立てなかった

つい先日の 1月 27日、フランシスコ法王が子どもたちと共に、「平和の白い鳩」を聖ピエトロ大聖堂の窓から放ちました。

「世界に平和が訪れますように。神のご加護がありますように」と。

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▲ 2014年1月27日の National Geographic より。


そして、その直後に起きた出来事が、西欧のほとんどの報道メディアで大きく報道されることになりました。

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▲ 米国 CTV より。


上は襲撃された瞬間の様子ですが、その後は下のように平和のハトはカラスの「エサ」となってしまいました

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通常では、カラスが生きた鳩を襲って餌食にするというようなことはあまりないと思われるわけで、どうして「このようなことがこの大事な場でおきたのか」ということが、現在、動物学者などからのコメントが求められたりもしているようです。

これらは、盗難が「人によるもの」で、ハトは「動物によるもの」ということになりますが、昨年から今年にかけて、自然界からの教会への攻撃もそこそこ続いている感じがあります。

ちなみに、これは前法王のベネディクト16世が退任した直後から特に激しくなりました。






カミナリが落ちまくるキリスト教関係施設

過去記事の、

最後の法王と呼ばれ続けたベネディクト16世(1): 聖マラキの予言とコナン・ドイルの未来感の時間軸
 2013年02月13日

の中に、ローマ法王ベネディクト16世の退位の発表の後に、「バチカンの聖ピエトロ大聖堂に稲妻が何度も何度も落ちる」という出来事の動画を載せたことがありました。

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▲ ベネディクト16世が退位を発表した後の 2012年2月13日の夜、聖ピエトロ大聖堂に何度も雷が落ち続けました。動画は YouTube にあります。


そして、法王は交代し、年代は 2014年になりました。

ちなみに、私は上の過去記事「最後の法王と呼ばれ続けたベネディクト16世」のタイトルに書きましたように、前代の法王ベネディクト16世が「事実上の最後の法王」だといまだに思っています。

あまり関係ないことですが、その記事に抜粋しました、聖マラキ(1094年頃 - 1148年) の預言の内容を参考までに記しておきます。


「全ての教皇に関する大司教聖マラキの預言」より 111番目の教皇

111.オリーブの栄光 - ベネディクト16世(2005-)

ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。
ローマ人ペトロ 、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。





さて、少し話が逸れましたが、年が明け、 2014年早々の 1月 16日、ブラジルのリオデジャネイロのシンボルともいえる「コルコバードの丘のキリスト像」に雷が直撃しました。

下がその光景ですが、なんともすごい光景!

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▲ 2014年1月18日の Gizmodo より。


産経ニュースの 2014年 1月 18日の「雷でキリスト像の指欠ける ブラジル・リオの観光名所」によりますと、


観光名所コルコバードの丘に立つ巨大なキリスト像に雷が当たり、キリスト像の右手を直撃。親指と中指の先端の一部が欠けていたことが判明した。

リオ州内では16日、4万回以上の雷が落ちた。高さ710メートルの丘に立つキリスト像には避雷針があるが、機能しなかったという。




とのこと。
この「1日で4万回の落雷」というのも実はすごい数です。

その「イエス像の手を直撃した瞬間」は、下の写真です。

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▲ 2014年1月18日の時事通信より。




マラウイ共和国でも

昨年の 12月 29日には、アフリカのマラウイ共和国という国でも、キリスト教会に雷が直撃して、教会の中にいた人たちが死亡したという出来事がありました。

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▲ 2013年12月29日の英国インディペンデントより。



ところで、この In Deep も、「悪魔の輪郭」というカテゴリーなどがありますが、以前は今より多くのその関係の報道を取り上げていました。

今でも、そういう記事は目にした場合は集めていたりします。

最近は日々の出来事が多く、悪魔関係の記事を取り上げる機会がなかったものですので、今回はコツコツ溜めている「悪魔記事ストック」(イヤなストックだな)から、いくつか取り上げています。






米国オクラホマ州の州議会議事堂前に悪魔の像が建つ日

他にも、アメリカではオクラホマ州の議事堂の前に「サタンの彫像」が建立される計画を巡って、地元で紛糾が続いています。

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▲ 2014年1月7日の米国デジタル・ジャーナルより。


これは AP 通信などが日本語でも報道していますので、抜粋します。


サタニスト団体、米オクラホマ州会議事堂に悪魔像の設置を要請
AP 2014.01.08

サタニスト (悪魔主義者) の団体が、2012年にモーセの十戒の記念碑が設置されたオクラホマ州会議事堂の敷地内に、高さ7フィート (2メートル134センチ) の悪魔の彫像を建立するよう求めている。

ニューヨークを拠点とするサタニック・テンプルは、州会議事堂の管理委員会に、悪魔像の設置を申請した。

オカルトのシンボルとしてよく使用されている角を生やしたヤギの頭に翼と長いヒゲを持つ悪魔バフォメットをアーティストが表現した彫像のデザインも提出された。設計図では、悪魔は星形五角形の装飾を施した玉座に座り、横に笑顔の子どもを連れている。




とのことで、その「サタニック・テンプル」(意味は「悪魔寺院」)という団体が申請している「悪魔が星形五角形の装飾を施した玉座に座り、横に笑顔の子どもを連れている」という彫像のデザインは下の図です。

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このことが揉めている背景には、オクラホマシティに建立されている「モーセの十戒碑」と同じ敷地内にサタンの像を建てようとしているということがあるようです。モーセの十戒碑は、上のデジタルジャーナルの写真にある碑です。


要するに、オクラホマの議事堂をはさんで、下のような状況になるということのようです。

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Church of Satan unveils plans for Oklahoma Satan statue より。


まあ・・・そりゃ、怒る人が出ても当然なのでしょうけれど、このような動きは、かつてはこんなに堂々とおこなわれるものではなかったような気もするのですが、世界の各地で、結構露骨にいろいろなことがおこなわれている感じがあります。


他にも、以上のようなことと類似した報道が多くなっている中、バチカンはどのような態度で臨んでいるか。


それは・・・悪魔払いの供給を増やしているのです。


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▲ 2014年1月4日の英国テレグラフより。


その理由としては、「需要が増えている」ということなんですが、需要というのは、つまり、「悪魔を祓ってほしい」という需要です。それが増えているということのようです。

実際、最近では毎日のように世界中で「エクソシズム」の文字がタイトルにつく報道があります。ためしに、今、 Google ニュースで検索してみただけでも、インドメキシコアゼルバイジャンと、次々と報道が出てきます。どれもが通常のマスメディアのニュース報道です。


なお、聖職者の「エクソシズムの学習」については、それぞれ3年以上前の記事ですが、

米国ボルチモアで聖職者相手に開始されたエクソシズム(悪魔払い)の儀式のレッスン
 2011年01月11日

エクソシズムの秘密を公開するポーランドのカトリック教会
 2010年11月14日

というふたつの海外の報道記事をご紹介したことがあります。

悪魔というものの実態はよくわからないですが、実態はともかく、悪魔という「概念」は、今年になってさらに大きくなっている気がします。

そして、あるいは、誰もがこの「悪魔の概念」と対峙する時がくるのかもしれません。



  

2014年01月20日



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▲ 2014年1月18日のグローバル・サイエンス(ロシア)より。






 


太陽が噴出した球体の正体は

すでに 10日ほど前に起きたことですので、仮に地球に何か影響があったとしても、すでにその影響の時期は終わっていることではあるのですが、 2014年 1月 10日に、太陽からの「非常に奇妙な形での生成物」が認められました。上のロシアの記事のものです。

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NASA の太陽観測衛星 SOHO が撮影したもので、大まかな時系列では下のような感じの現象でした。

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動画にしたものが下です。

太陽の奇妙なフレア 2014年 1月 10日




すべての写真は SOHO サイトの画像検索ページで下のようにセッティングして「 Search 」ボタンを押すと表示されます。

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私はこの当日くらいに SOHO のサイトで見ていまして、奇妙な形だとは思いましたけれど、太陽フレアか、あるいは CME だと考えていて、「そういう形になることもあるのだなあ」と思っていたりしたのですが、昨日あたりになって、いろいろと報道されています。

トップに貼ったのは、ロシアの科学系サイトの記事ですが、翻訳しますと下のような感じの記事です。





Global Science.ru
2014.01.18


巨大な太陽の磁気の泡が地球に接近していると科学者は言う


ワシントンにあるアメリカの連邦政府機関が本日、ウェブサイト上に発表した文書によると、 NASA の太陽観測衛星が、太陽に向かって不規則に移動する構造の動きを撮影したという。

現時点では、科学者たちはこの状況が地球と地球の人類に脅威であるかどうかについての信頼できる情報は存在しないと語る。ロシアの予備データセンターの科学者によれば、これは異常に巨大なサイズの磁気バブル(泡)と似た形成体を形作っていると思われると述べている。この生成物の大きさは木星よりも大きく、また、ブラックホールと直接的な類似性を持つという。

アメリカ政府機関の情報では、この生成物のように見えるものは、カメラのレンズ内の光の分散による効果だと主張している。





とのことで、磁気バブルだのブラックホールと同じなどと、まがまがしい響きですが、しかし、最終的には、この生成物が薄まって消えていく光景を確認していますので、何らかの影響で、ガスなどが球体のような形となったということだと思います。

また、アメリカ政府機関が述べているという、カメラ内のレンズの分散といったような視覚的な問題でもなく、太陽で実際に起きていたことではあると思われます。

普通に考えれば、「奇妙な形のコロナ質量放出」ということなんでしょうが、ガスが球体になるようなエネルギーの方向や、あるいは磁場の方向の規則性などについては不思議な感じもします。

しかし、仮にこれが巨大な磁気で、地球に影響を与えるようなものであっても、太陽風の早さから計算すれば、数日前には完全に地球を通過していっているはずですので、今から何か影響があるというものではないと思われます。


ちなみに、この現象が仮に地球の地磁気に影響を与えていたとすると、先日の記事、

「真実の太陽の時代」がやってくる(3):宇宙という大きな支配者と、そして人類という大きな支配者
 2014年01月17日

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などとも少し関係する話でもあるかもしれません。




光のいろいろな現象

最近は「光のこと」がいろいろと報道されていて、今朝も、下のように「虹の中を飛ぶ飛行機」のような、撮影されるのはかなり珍しそうな写真を見たりしました。ローマの上空だそうです。

虹色に染まった飛行機

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▲ AFP の「虹色に染まった飛行機、ローマ」より。



それと、ノルウェーでは「楕円の暈(ハロー)」が月にかかるという大変に珍しい現象も撮影されています。

ノルウェーの珍しい楕円の月の暈

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▲ 2014年1月19日の Spaceweather 「 MYSTERIOUS MOON HALOS OVER FINLAND 」(フィンランドの不思議な月の暈)より。


上の楕円の暈は、通常の大気光学の概念では説明できないものだそう。

しかし、スペースウェザーの記事で、大気光学の専門家であるレス・カウリー( Les Cowley )さんという人は、理由は確かにわからないけれども、


「これらの謎もまた、暈(ハロー)の観測の良い刺激となるのです。美しくて、そし予測も説明もすることもできない現象が起きるなんて、まったくすごい!」


と言っておりましたが、このレス・カウリーさんの言い方には共感を覚えます。一般的に科学者や専門家は、「なんとかその現象を無理矢理説明しようとして」、暴走したり、あるいは自爆してしまうこともあります。

それよりも、「まあ、理屈はわからないけど、美しいからいいね」という態度も、特にこれからの時代には大事なような気もします。


なぜなら、多分、今後も「見たことのないような光景」が次々と出現しそうな気がするからです。


そして、今年というか、この冬は「光の塔」が各地に出現していることも特徴的です。







世界中に現れる「光の塔」

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▲ 米国ミシガン州スプリングアーボーで 2013年 12月 11日に撮影された光柱。Realtime Image Gallery より。


太陽の光が柱のように見える太陽柱という大気現象があります。 Wikipedia の説明では、


雲の中に六角板状の氷晶があり、風が弱い場合、これらの氷晶は落下の際の空気抵抗のために地面に対してほぼ水平に浮かぶ。このほぼ水平に浮かんだ板状の氷晶の表面で太陽からの光線が反射され、太陽の虚像として見えるのが太陽柱である。


ということで、読んでも私には理屈がよくわからないのですが、いずれにしても、この太陽柱の現象が街の外灯などで起こることを「光柱」というそうです。上に貼りました写真のような現象です。

気温が低い場合しか見られないもので、それ以上に「比較的珍しい」現象でもあると思います(実際、数年前までは珍しい現象として報道されていたほどです)。

この冬はこの「光の柱」、あるいは、私は「光の塔」と呼んでいますが、この現象が世界各地で数多く見られていまして、 スペースウェザーの投稿ページなどにも数多くの光の柱の写真がアップロードされています。

今回はその写真をいくつか掲載して締めたいと思います。


この冬の世界の光柱

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▲ ラトビアのヴァルミエラで撮影された光柱。 2014年 1月 18日。Realtime Image Gallery より。




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▲ 米国ノースダコタのボーマンで 2013年 12月 19日に撮影。Realtime Image Gallery より。




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▲ フィンランドのピルッカラで 2014年 1月 14日に撮影。Realtime Image Gallery より。







  

2014年01月18日



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▲ 2014年1月17日の英国 BBC より。






 


現実的になりはじめた「太陽活動の休止」。あるいはミニ氷河期への突入

昨日の、

「真実の太陽の時代」がやってくる(3):宇宙という大きな支配者と、そして人類という大きな支配者
 2014年01月17日

では、人間が地磁気から受けている影響や生体磁場などのことについて少し書かせていただきました。

地球の地磁気の変化にはいろいろなことが影響していると思いますけれど、その中で「太陽活動」がとても大きな影響を地球に与えていることは言うまでもないことかとも思います。


そして、その太陽活動の「異常」については数年くらい前からかなりの数の記事でふれ続けていましたけれど、ここ2年ほどは、「異常に弱い太陽活動」のことを記すことが多くありました。代表的なものとして下のような記事があります。

太陽活動が「過去200年で最も弱い」ことが確定しつつある中で太陽活動は復活するか
 2013年10月21日

国立天文台が「太陽の磁場異変の進行」を確認し、その状態が過去の「小氷河期」と類似していることを発表
 2013年02月05日

「太陽の休止」の現実化: 2013年に最大を迎えると予測されていた太陽活動のピークがすでに終わった可能性を NOAA が示唆
 2012年11月06日


それでも、 NASA など宇宙観測機関も、あるいは太陽物理学者なども、「いつかは太陽活動が大きくなる」と思い続けて、はや数年

どうも、やはり太陽活動は大きくなる気配を見せることはなく、ここにきて、上の英国 BBC の記事のように、「太陽は活動を休止に突入しているのではないか」というような考えに包まれる空気が漂ってきています。

下は、過去記事に載せたグラフにさらに手を加えたもので、ゴチャゴチャといろいろなことを書いてしまっていますが、要するに、「現在の太陽活動はこの 200年間くらいの中でも非常に弱い」ということを示したものです。

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▲ 太陽活動周期開始後58ヶ月の黒点総数の偏差。オリジナルはドイツの科学系サイトの News und Termine より。



トップに貼ったBBC の記事は動画でのニュースで、文字報道ではないのですが、そのビデオの概要を記しておきます。





Has the Sun gone to sleep?
BBC 2014.01.17


太陽は眠りについてしまったのだろうか?


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科学者たちは太陽が「小康状態の段階」にあると述べる。
これは太陽が眠りに落ちたことを意味する。そして、同時に科学者たちは困惑している。

歴史的に見れば、太陽活動の「通常ではない休止状態は」厳しい冬の出現と一致している。

英国オックスフォードシャーの科学研究所ラザフォード・アップルトン・ラボラトリー( RAL )の宇宙物理学主任リチャード・ハリソン( Richard Harrison )は以下のように語る。

「この黒点数の急速な減少の速度は 17世紀に太陽から黒点が消えた時と似ています。その期間はマウンダー極小期といって、何十年もの間、太陽の黒点数がほぼゼロの時代が続きました。その時に、北半球は極めて厳しい冬を経験したミニ氷河期といわれる劇的な時代になりました」。

「ヨーロッパの北部では、あらゆる川や運河が凍結し、英国のテムズ川さえその例に漏れなかったのです。バルト海も凍結しました。そして、北ヨーロッパ全域に不作と飢饉が広がりました」。


ダーウィンのモロッフ宇宙科学研究所( Moloff Space Science Laboratory )のルーシー・グリーン( Lucy Green )は、

「太陽はマウンダー極小期に向かった時のステップと似ているように感じます」

と言う。

マイク・ロックウッド( Mike Lockwood )教授は、現在の太陽活動の減少の速度は過去1万年で最も急速だという。そして、「今後 40年以内にマウンダー極小期と同じ状況となる可能性は 20パーセント程度の確率だ」と語る。

また、ロックウッド教授は、太陽活動の減少はジェット気流の動きに影響を与えると考えているという。これは長期間に渡って寒い冬が訪れる可能性を示唆している。特に、ヨーロッパ北部は暖かな大気が遮断されるため、数十年にわたって非常に寒く凍結した冬になる可能性がある。

現在、私たちは太陽活動周期のピークにいる。
しかし、その太陽活動は不気味なほど静かなままだ。






というような概要です。


マウンダー極小期というのは、 Wikipedia から抜粋しますと、


マウンダー極小期とはおおよそ1645年から1715年の太陽黒点数が著しく減少した期間の名称で、太陽天文学の研究者で黒点現象の消失について過去の記録を研究したエドワード・マウンダーの名前に因む。

マウンダー極小期中の30年間に、観測された黒点数は、たった約50を数えるだけであった。通常であれば4万〜5万個程度が観測によって数えられるであろう期間である。




というものです。

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▲ 赤で囲んだ部分がマウンダー極小期。


マウンダー極小期の「ミニ氷河期」などという響きは、年がら年中異常に寒い雰囲気を感じてしまう方もあるかと思いますが、マウンダー極小期のあいだは、平均気温から見てそんなに寒かったのかというと、下のグラフの通り、「異常なほど低いということではなかった」こともまた事実です。


中央イングランドの 1660年から 2013年までの平均気温の推移

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過去記事より。


上の BBC の記事に出てくるマイク・ロックウッド教授という方は、今後 40年以内にマウンダー極小期と同じような状態になる確率が 20パーセントほどあるというような、かなり曖昧な表現をしていますが、同時に、


> 現在の太陽活動の減少の速度は過去1万年で最も急速


とも言っていて、現在の太陽活動の異常さは、この数年間や数十年間という単位のものとは違う可能性があることを示唆しています。

ちなみに、「1万年」というあたりのスパンは、現代の人類にとって、過去に遡れば、比較的大きめの変化を見せた時でもあります。下のグラフは、 1万 5000年ほど前から現在に至るまでのヨーロッパと北米の平均気温の変化ですが、1万年くらい前に現在の平均気温に近づいたことがわかります。

temp-012.jpg

過去記事より。


もっと大きなスパンでは、過去 42万年分の気温の推移というものもあります。

Temperature_Interglacials-02.gif

▲ 米国エネルギー省「二酸化炭素情報分析センター」 ( CDIAC )の南極氷床データから分析した過去 42万年の間の気温変化。







しかし、すでに地球は荒れていて

ところで、上のほうに示したマウンダー極小期の際の平均気温が、現在と比べて、それほど低くなかったという事実を見ると、「極小期といっても、大したことないじゃん」と思われる方もいらっしゃるかもしれないですが、「平均は平均」であって、「ある数日間の異常」というものはそれほど反映しません。

たとえば、極端な例えですけれど、

「1週間、50度の夏があって」

「1週間、マイナス30度の冬があって」

というような異常気象下でも、平均気温として見てみると意外と普通だったりすることはあるものです。なので、「平均」という統計は、実際にはその年の雰囲気を反映しているというわけでもなさそうです。

実際にはその 50度やマイナス 30度の中での被害や死傷者というものが突出したりするわけですけれど、すべて「平均」という言葉の中に埋もれていくこともあります。


そして今後がどうなるかはわからなくても、現在の個別の状況を見ますと、平均はともかく、「均衡を欠いている」というような気温状況が目立ちます。

アメリカの寒波は何度か触れましたし、日本の一般メディアでも報道されていました。

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▲ これは川です。米国ペンシルバニア州のハリスバーグという町の橋から、凍結したサスケハナ川を見ている女性。2014年1月11日の Daily Mail より。


しかし、同じアメリカでも、大雪どころか、少しの雨も降らず、史上最悪の干ばつに見舞われているカリフォルニアでは「干ばつによる非常事態宣言」が発令されています。

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▲ 2014年1月18日の米国のロサンゼルス・タイムズより。


カリフォルニア州の知事は、「干ばつの統計の記録が残っている過去 100年間のうちで最もひどい干ばつだ」と述べています。



ノルウェーでは、急速な気温の低下で海水ごと魚が凍ったり、湖でヘラジカが凍ったりしています。

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▲ 地球の記録「かつてない寒波に見舞われるノルウェーで魚の大群やヘラジカが海の中で瞬間冷凍状態に」より。



先日の、

米国との気温の差は 100度 : 気温 50度を越える中で 10万匹の焼けたコウモリが空から落ちてくる異常な熱波の中のオーストラリア
 2014年01月10日

でご紹介した異常な熱波に覆われるオーストラリアでは、おぞましいことか、テニスの全豪オープンが強行開催されていたそうで、さすがに 1月 16日あたりに中断したようですが、「ボトルも溶ける暑さ」などの見出しのニュースもありました。


酷暑の全豪オープン、失神や嘔吐する選手も
AFP 2014.01.15

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BBC より。


オーストラリア・メルボルンで開催中の全豪オープンテニスでは 14日、記録的な猛暑の中で試合が行われた結果、選手が失神や嘔吐に苦しんだり、ボールボーイが倒れるなどの事態となった。

気温が摂氏 42.2度に達し、ラバーのコートに置いたボトルが溶けるまでになったこの日は、プレーするには過酷な環境となり、中には試合が続行されたことに憤りをあらわにする選手もいた。




というようなことになっていたようです。


いろいろなことが、「今までと同じやり方では難しい」ということになっていきそうな気がします。


北半球の私たちは、とりあえずしばらくは(普通の)冬の寒さと向き合うだけですが、もし、今回書いたような「かつてのマウンダー極小期」と同じような状態、あるいは、それ異常の太陽の異変が起きた場合、厳しい冬は何十年(場合によっては、数千年)続くということにもなるかもしれないですので、まだこの先しばらく生きていく予定のある方にとっては、寒い日常に慣れておくことも必要かもしれません。

これから先もずっと、今と同じように灯油や電気が永遠に安定供給され続けるのかどうかなどもわからないことでもあります。






  

2014年01月17日



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関連記事:

「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
 2013年07月11日

「真実の太陽の時代」がやってくる(2):私たちの太陽系は「尾」をなびかせながら宇宙を進んでいた
 2013年07月14日
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▲ 知っているようで知らなかった、「人間は体内のあらゆる部位から磁場を発している」という事実。生体磁場というらしいです。上の図は、ヒトの頭の周囲の磁場ですが、血液も全体として磁場を持っているのだそう。前田坦著『生物は磁気を感じるか』(1985年)より。






 


人類と地球の生物が何によって支配されているかがさらに理解できたけれど、その研究はもはや中断したままかもしれないという事実に思うこの世の危機

昨日、記事を書いていましたら、どうも「めまい的なもの」が激しく、書き上げられないまま休んだりしていました。めまい「的」という書き方は何だかよくわからないものかもしれないですが、めまいだけではないというような意味のニュアンスだとおとりいただければ幸いです。


そんなわけで、昨日はお休みしましたが、今日も継続的な感じで、時事的な話題ではないです。


最近の私は、こういうめまい的なものの周期も「外部」に原因の一端はあるずだと思っているのですが、偶然見つけて最近読んでいた本の内容からも、そういう考え方が補足された感じがあります。

今から 30年くらい前の昭和 60年に出版された、『生物は磁気を感じるか』という本を古本で見つけまして、お風呂なんかで読んだりしています(買った時点で装丁などもボロボロでしたので、お風呂に落としても安心)。タイトルに惹かれて買ったのですが、この内容と、掲載されている資料がかなりすごいのです。

この素晴らしい本を書かれた方は 30年という歳月を考えますと、現在ご存命されているのかどうか微妙なのですが、京都大学名誉教授だった前田坦(ひろし)さんという方です。地球物理学の権威で、教科書なども執筆されていたとのこと。 Amazon の書評 にあった、


・磁場効果が地球上の生物に与える影響は「同時的」であり「全世界的」である

など、シンクロニシティの発現メカニズムに言及しているかのような記述もあり




というのを見て買ったんですが、この本を読むと、「地磁気や地球の磁場は、人間や他の生物の生体活動の非常に大きな部分を占めている」ことがわかります。

下のいくつかの表は、その本にあるものです。

地磁気と染色体異常の発現の相関図

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▲ 地磁気の変化によって、遺伝子の染色体に逆位や転座とよばれる現象や、突然変異や進化と関係する変化が起きることがかつての研究では明確に示されていたようです。




古代人の顔型と地磁気の相関図

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▲ これはちょっと驚いたのですが、古代人の顔の形と地磁気の強度の変化がこのような関係を持っていたことが 1974年の研究でわかったのだそう。地磁気は人類のルックスも変えていくということのようです。



さらに私が驚いたのは下の図です。

異なる生物の呼吸活動度の1日リズム

mag-007.gif



これは、マウスとポテトとニンジンとマメという、その間に一見何の関係のないように思われる生物間の中に共通していることが「地磁気の変化への相関関係」だということのようです。

文字だけでは何となく想像しにくいですが、下のような全く違うようなもの同士も、地磁気へのサイクル的な相関関係に関して似ているということです。

マウス

1-mouse.jpg


ニンジン

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他にも書籍の中には多くの例が出ていますが、「地球上では、微生物から大型動物まで、ほぼすべての生物が体も行動も磁場と地磁気にコントロールされている」ということが示されています。


以前、下のような記事を書いたことがありました。

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「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
 2013年07月11日


上の記事の冒頭に、 「地球上の生命現象が宇宙の物理的な現象とつながっている」ことを研究し続けた旧ソ連のアレクサンドル・チジェフスキー博士(1897 - 1964年)の言葉を載せています。


「地球上のあらゆる生物の発達は太陽宇宙因子の直接的影響下に進んだものであり、人類もその例外ではない」


という内容です。

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▲ アレクサンドル・チジェフスキー博士。


そして、上でご紹介した前田坦 京都大学名誉救助の書かれた本の中の資料でもあらゆる方面で、このチジェフスキー博士の言葉が、「それが(少なくとも一部的には)正しい」ことを示唆しています。


前田教授は磁場と地磁気のことを記したわけで、太陽のことをピックアップしているわけではないですが、地球の地磁気をコントロールしている大きな要因が太陽であることは今では疑う余地のないことで、つまり、


・磁場のコントロールを通して、太陽は地球上のあらゆる生命の行動から生死までをも支配している可能性がある


ということを感じた次第であります。

この本の中の気に入ったフレーズをご紹介しておきたいと思います。

好きなフレーズはワンフレーズですが、前後を書かないと意味が通じにくいですので、多少抜粋させていただきます。





前田坦著 『生物は磁気を感じるか』 第五章 生物に共通な性質と磁場より

生体のリズムも地磁気に左右される

生物リズムの原因、あるいは生物時計のメカニズムについては、いろいろな考えが出されてきたが、まだ生物学者の間でも一致した見解は得られていないようである。しかし現在のところ、次の三つの可能性を支持するものが多い。

(第一と第二の記述は中略しますが、第一は「地球の自転に伴う特異なプロセス」、第二は「遺伝によるリズム性の獲得」というような説です)

第三は、宇宙的刺激への反応によるとするもので、例えば、月や太陽による潮汐力のほかに、地球物理的現象として気圧、地磁気、大気イオンなどが考えられる。

この第三の考え方は、ノースウエスタン大学のブラウン教授によって提案された独創的なもので、彼らは各種の生物が地磁気の強さに相当する強さの水平磁気ベクトルの回転を感じることを示している( 1973 年)。

このことからブラウンたちは、「すべての生物は、地球物理学的な空間と時間で正確に方向づけられ、磁場が重要な役割を果たす単一統合システムの一部である」と結論した。このことは、全世界的な同時実験によって解明されると思われる。






です。


この「すべての生物は、地球物理学的な空間と時間で正確に方向づけられ」で始まるブラウン教授の言葉が好きなフレーズなのですが、これはぶっちゃけた言い方に言い換えれば、


「地球の生物はすべて宇宙に意志行動を支配されている」


というものです。

同じ「支配」とか「コントロール」という言葉が入っても、先日の記事、

「アメリカ国家はエイリアンの支配層にコントロールされている」と全世界で報道された 2014年 1月 14日に
 2014年01月15日

などとは違った「大きな支配者」の存在を感じます。


そして、一方で、冒頭に貼りましたように、人間は体のあらゆる部分に「磁場を持っている」という点では、「太陽、あるいは地球とも同じ存在」でもあります。

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▲ 『生物は磁気を感じるか』より。


なので、人間は、太陽や宇宙から一方的に支配されているのではなく、「宇宙と人間、あるいは人間と人間、あるいは人間と他の生物は、相互に影響し合っている」ということだと改めて思います。

これは、意志や過去未来を伝え合うというようなオカルト的な定義のテレパシーという意味以上に、「お互いの存在を支え合っている」という本当のコミュニケーションのひとつだとも思います。

あるいは、太陽と地磁気が「生と死」(の中の一部)さえ牛耳っている可能性もあります。かつて、「真実の太陽の時代」がやってくるという記事などで何度か紹介させていただきました、嶋中雄二著『太陽活動と景気』 の第6章「太陽活動と人間の生理」には以下のような記述があります。


チジェフスキーは次のように書き記している。

「病気や死の転帰を誘発するのが宇宙や天地間の現象である、という推測は妄想であってほしい。だがもとより妄想などではない。すでにむしばまれている個体をおそってこれを打ち倒す、例の外部の要因としての衝撃であるかもしれないのだ」。





cosmic-ray-100.jpg

▲ 太陽だけではなく、「地球へのコントロールの要因」は、宇宙線を含めて数多く存在するはずです。


それにしても、生物は磁気を感じるか』の抜粋の中にある、


> このことは、全世界的な同時実験によって解明されると思われる。


というくだり。

この実験はこの 30年間のあいだに行われたのでしょうか?


多分おこなわれていないと私は思います。


なぜなら、世界の科学者たちも、そして為政者たちも「人間とその社会が宇宙にコントロールされている」という考え方を嫌っていると思われるからです。

これまでも「人間とその社会が宇宙にコントロールされている」と主張してきた科学者たちはことごとく「焼かれてきた」という近代の科学史がありますが、それはともかく、「全世界的な同時実験」がおこなわれなかったかもしれないと思われる、その理由となりそうな部分を過去記事から抜粋して今回は締めたいと思います。

まずは、

星に願いを: アリストテレス死後 2300年目の地球に「価値観の革命」は起きるだろうか
 2013年04月03日

という記事で記した、(科学界から焼かれたひとりである)故フレッド・ホイル博士の著作『生命はどこから来たか』より。


ここまでずっと議論してきた彗星や火球の衝突の話は、プラトンの時代には全く普通の話であった。しかし過去の大災害の記憶は忘れられ、哲学者アリストテレスからは地球が彗星には関係なく安全だと考えられるようになった。

アリストテレスは彗星や隕石を天体とはせず、大気現象だとした。
西洋思想では地球は宇宙から切り離されてしまったのである。

この変化はソクラテス後二〇〇年で起きたのだが、それは、隕石の落下や空の " 流れ " の明るさが急に減少したためである。(中略)

悪い時代には、空からやってくる天災に対して、どんなに強力な指導者であっても対抗できなかった。しかし天災がしばらくなかったときには、専制的な支配者に対抗するものは何もなかった。

空には何も見えなかっただろう。
そして天上の神々の地位は下がり、専制的支配者をも含めた神がとって代わった。




これも長めに抜粋していますが、重要な部分は、

> 西洋思想では地球は宇宙から切り離されてしまったのである。

という部分です。

今の地球の科学は、「人間とその社会に起きること(病気などを含めて)は、地球の問題であり、宇宙とは関係ない」というスタンスですが、そのことです。

つまり、たとえば、インフルエンザが流行しても、その要因を宇宙(彗星活動)に求める医者はいないですが、実際には相関関係があります。

しかし、現在の科学界も医学界も、みんなそれを無視する。

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▲ 1990年に科学誌ネイチャーに発表された「太陽黒点数サイクルとインフルエンザの流行」のグラフ。フレッド・ホイル博士とチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士による共同発表。過去記事より。


なぜ、データは揃っているのに「無視」するのか。
その理由は、

「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
 2013年07月11日

などの記事にも多少出ています。

まずは上にも出てきました『太陽活動と景気』のチジェフスキー博士に関しての記述です。

太字は私によるものです。


チジェフスキーによって先鞭をつけられたこの「太陽生物学」は、その後ロシアの科学者の間で支持され、研究が盛んとなっていったのだが、西欧やアメリカではあまり受け入れられず、今日に至ってもなお、受け入れられていない。

とはいえ、あまりにも斬新で意表をつくような彼の研究は、当時のソ連でも反発を買い、彼自身はスターリンによりシベリアへ送られ、フルシチョフの時代にやっと釈放されている。

これは、チジェフスキーの説が正しいとすると、歴史の大変動の背後にあるものは、唯物弁証法よりもむしろ太陽であることになってしまうからであった。




共産主義下の旧ソ連の政権は「太陽が社会でいちばんエライということになるのがイヤだった」と。では、(思想の自由があると言われる)資本主義の下ではどうでしょう。

実は同じか、あるいはもっとひどい。

上の文章を抜粋した記事にも書きましたが、一部の人たちにとっては、「太陽が人間に最も影響を与えている」という考え方は都合の良くない学問なのかもしれません。人間に影響を与えるのは「太陽ではなく人間」と、政治家も、あるいは科学者もメディアなどもそう思いたいのだと感じます。

太陽より強い人間だと自分を思いたい。

しかし、残念ながらそれはそうではないのです。
海にいるのはあれは人魚ではないのです(違うわ)。

あー、頭がおかしくなってきたので、このあたりでヤメておきますが、いずれにしても、科学界と為政者たちは、「太陽の価値を貶め、そして、人間の価値をも貶める」ことにより、人間の存在と宇宙の関係を断ち切り、人類の存在を小さなものにしていくということがこの数百年のひとつの目的だったようにも思います。


本来の人類は「ひとりひとりが背後に宇宙を背負っている」という巨大な存在だったはずなのですけれど、日に日に人類の存在が小さくなっていくような思考体系と教育が続いていることが、最も大きな人類の危機だと私は思います。

宇宙を単なる空としか思わない人類。
神様は教科書の中に書いてある知識だけでOK。
そういう日々。

しかし、もはや止めることは難しい。
なぜなら、ほぼ多くの人々の脳はすでに洗われているからです。

本当の意味での終末時計はもう止まらないかも。
いや、止めなければ。



  

2014年01月15日



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下の記事はオカルト媒体からのものではなく、世界有数の経済誌フォーブスの昨日の記事です。


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▲ 2014年1月13日の米国フォーブスより。






 


陰謀論 vs アンチ陰謀論 vs ニュータイプの陰謀論

今日は、あまり余談なしでこの記事を翻訳したものをご紹介したいと思います。

というのも、私自身、いろいろと考えましたが、読まれた方々にも考えてみていただきたいと思う部分もあるからです。

フォーブスの記事の主旨は一言で書くと、

「これはイランとロシアが、元からあったアメリカ国内の陰謀サイトの記事を引用して作った記事で、それ自体が陰謀である」

というもののようです。


フォーブスの記事は、この情報が最初に発信されたイランの英字メディア「ファルス通信社」の報道を引用したものです。

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▲ イランのファルス通信( Fars News Agency )のサイト。普通の英字ニュースサイトです。


正直、どの言い分が正しいのかはわからないですが、ここ数年、さまざまに繰り広げられてきた陰謀論の概要というのも多少知っていますし、また、それに対しての論争などが多く存在し続けながら 2014年に突入したという感じがあります。


私自身は、あまり陰謀論というのが好きではなく、また、最近では「宇宙からきたエイリアン」という存在への信念もゼロに近いほど消えています。

宇宙人といえば、グレイ(よく取り扱われる宇宙人のタイプのひとつ)と誰でも想像してしまう世の中ですけれど、私の子どもの頃には、もっともっと人々の考える宇宙人にはバラエティがありました。

グレイひとつをとっても、こちら方面でも「思考形式が全世界で統一化され始めた世界」ということを感じます。


(参考図)

いわゆるグレイといわれる異星人

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▲ 今はこの世のエイリアンの概念のほとんどをこれが占めています。始まりは『2001年宇宙の旅』、『未知との遭遇』などの映画の公開後あたりから。



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▲ 今から 116年前の 1898年に書かれた H・G・ウェルズの小説『宇宙戦争』の挿絵の火星人。今見るとカワイイですね。




しかし、「エイリアン」という概念についてはともかくとしても、イランの報道の記事の中にある

「国を支配している《秘密の政権》の背の高い白いエイリアンは、全世界的な電子監視システムの構築を求めている」

という下りなどは、最近のアメリカ国家安全保障局が実際におこなっていることを考えますと、


    > 国を支配している《秘密の政権》の背の高い白いエイリアンは


という文脈と、


    > 全世界的な電子監視システムの構築を求めている


の文脈を分ければ、後者は現実というか、すでに実行されているわけで、これらのことも、上の上を辿り上れば何らかの人々なり機関なりは存在すると思われて、そういうものは一体何なのだろうと。


基本的に私自身は証拠のあるもの以外は信じることのできない人ですけれど、世界全体が「ヘンな方向に進んでいるように見える」のもまた事実。


あるいは、私は、逆に「証拠があるなら何でも信じる」ので、危うい人ではあります。


そういうこともあり、冒頭に、「考えてみていただければ」というようなことを記した次第です。


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ポール・ヘリヤーという人物

なお、記事に出て来るポール・ヘリヤーという人については、シチズンズ・ヒアリング・ディスクロージャー公聴会 という Wikipedia のページからの抜粋でわかるような気がしますので、抜粋しておきます。

Believer-Paul-Hellyer.jpg

▲ ポール・ヘリヤー元カナダ防衛大臣。ディスカバリー・チャンネルより。


このシチズンズ・ヒアリング・ディスクロージャー公聴会というのは、


概要

2013年4月29日から5月3日の5日間、ワシントンにあるナショナル・プレス・クラブにてリサーチャーや政府・軍のエージェントら40人によるUFO情報を暴露するための公聴会が執り行われた。

この会議のテーマは「「国会が情報公開をしないのであれば、国民が実行する」というものであった。退役した軍の要人や、アポロ計画に参加した宇宙飛行士、政府高官閣僚経験者などが参加しUFO情報を公開した。




というもので、その中に、


元カナダ防衛大臣ポール・ヘリヤーの証言

カナダ議会で23年余り議員を務めたポール・ヘリヤーは以下の証言を行った。

「少なくとも4種類のエイリアンが何千年もの間、地球に来ている」
「今いるエイリアンのうち5種類の名前は「ゼータ・レティクル、プレアデス、オリオン、アンドロメダ、わし座(アルタイル)である」
「少なくとも2人がアメリカ政府機関で働いている」
「その情報開示を阻む既得権を持つ「陰の政府」がアメリカには存在し、一方的に世界を支配しようとし、宗教の違い等から生じる様々な不和を引き起こしている」

この証言はアメリカのハフィントン・ポストなどで報じられた。




という記述があります。


それでは、ここからフォーブスの記事です。




Iran Says 'Tall, White' Space Aliens Control America
Forbes 2014.01.13


イランは「アメリカは背の高い白いスペースエイリアンに支配されている」と言う


NSA (アメリカ国家安全保障局)の内部告発者エドワード・スノーデンにより漏洩した文書で、アメリカは背の高い白いエイリアンにコントロールされているということが明らかになった。そしてまた、このエイリアンは 1930年代のナチスドイツとも関係があるという。

こんな話をきくと(米国人の)あなたは眠れなくなってしまうかもしれない。

しかし、注意すべき点は、この UFO とエイリアンのストーリーが、イランのファルス通信( Fars News Agency )の英字メディアで公開されたということだ。ご存じの通り、イランは核兵器の獲得に非常に近いところにいる。

これは、狂気的な陰謀論であると思われる。そして、自然に考えれば、その背後にはロシアが関与している。

というのも、このエイリアンの「アメリカ侵略」の疑惑は、ロシア連邦保安庁( FSB )の諜報機関の報告書によって明らかになっているのだ。

イランのニュースでは、「エイリアン/地球外知的生物の協議事項をアメリカ国内、そして国際的に推進していることの証拠に関しての余地を埋める部分がある。そして、これらは 1945年からおこなわれてきた」と報道されている。

ファルス通信は、このストーリーを非常に激しい米国の陰謀論サイトである whatdoesitmean.com から持ってきている。それは明白だ。 whatdoesitmean.com の記事の要点は以下の通りだと私は理解している。

ロシアで亡命生活中のスノーデンは、 「トールホワイト(Tall White / 背の高い白いエイリアンの意)は地球に到着した後、 1930年代にナチスドイツの先進的な潜水艦の艦隊を構築する手助けをした。その後、1954年にアメリカのドワイト・アイゼンハワー大統領大統領が、トールホワイトと会い、現在に続くアメリカを支配する《秘密の政権》が設立された」とリークしたというものだ。

そして、ニュースは以下のように続く。

「最も不安なことは、このロシア連邦保安庁の報告書は、米国を支配している《秘密の政権》のトールホワイトは、全世界的な電子監視システムの構築を求めており、それにより自分たちの真実の存在を隠してしまおうとしている。それは、彼らの世界征服のための最終段階だとスノーデンの文書が述べていることだ」。

さらに、

「一方、アメリカ政府はオバマ大統領との激しい闘争に巻き込まれている。オバマ大統領は、エイリアンの影の政府を主導しており、そして、そのアメリカ=エイリアン同盟に反対する未知の勢力がある。ロシア当局者たちが最も懸念していることは、ロシア連邦保安庁の報告書が結論として、この『トールホワイト』たちに対抗する秘密勢力が、別の地球外生命の力と結託し、オバマ大統領に対抗しようと団結していることである」

と記されている。

良く出来た陰謀論には納得性のある色つやのついた真実が必要だ。狂気の部分をカムフラージュするために知的な覆いが必要なのだ。

そこで、サイト whatdoesitmean.com は、カナダの元国防相であるポール・ヘリヤー( Paul Hellyer )を引用している。ヘリヤーは現在は熱烈な UFO 活動家だ。

ヘリヤーは、スノーデンの UFO リークの正確さを確認している。

今回の話は実に面白い。ご存じのように、イランは 7600万人の人口を持つ、適度にパワフルな国家であり、比較的大きな軍事力と、核兵器の保持が可能な技術力を持つ。そしてヒズボラなどの諜報機関を通してのテロ遂行力もある。

そして、イラン政府は原理主義政府だ。米国人の市民たちが陰謀論を唱えているならば、鼻で笑うことができるはずだ。

しかし、彼らは笑うのではなく、英字新聞でこの情報を流すことにより、米国民のエイリアン陰謀論の信者たちに対してネタを提供した。しかも価値のあるネタを。

イランのファルス通信社という報道機関は、伝えられるところによれば、イランの影響力のある革命防衛隊と提携している。これはイランが、どのような手段を使ってでもアメリカを叩きのめすことに必死なっているということを示唆している。

あるいは、イラン政府の最高レベルに、アメリカの政治に対して非常に特異な見解が存在しているということでもある。

まあしかし、イラン政府がアメリカ政府の最高意志決定は宇宙のエイリアンの力だと考えているのなら、それはそれで悪いことではないかもしれない。

高い場所の友人を持つことは良いことだ。
それがたとえ双頭でも。




  

2014年01月14日



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▲ 2014年1月11日午後7時過ぎに神奈川県の広範囲で目撃された火球。 SonotaCo Network Japan Forum より。






 


空には火球や謎の飛行物体が次々と光を描き

前回の記事、

爆発的に増えている地球付近を通過する小惑星。そして、スロースリップが発生し続ける太平洋
 2014年01月12日

では、何となく増えているように見える(「何となく」でもないですが)、最近の地球近辺の小惑星の活動について記しましたが、その記事を書いた前日の 1月 11日に、神奈川県で、かなり大きな火球が目撃されていたことを知りました。

それが冒頭の写真です。

これは動画も撮影されていまして、時間を遅くしたものが下のものです。

2014年1月11日の火球




火球が通過した場所は、下の黄色い線の部分。

met-line-2014-01-11.gif

SonotaCo Network Japan Forum より。


なんというか・・・このあたりの海域というのは、最近はこう・・・賑やかというか、前回の記事でとりあげました 1月 10日に発表された房総沖のスロー地震(スロースリップ)の場所だとかもそうですけど、昨年の小笠原諸島の新しい島も含めて、このあたりの太平洋一帯は最近ざわざわとした感じではあります。

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▲ 防災科学技術研究所のプレスリリースより房総沖のスロー地震の場所。

また、1月6日には、神戸や大阪などから下のような火球が撮影されていました。


2014年1月6日20:06:45 出現の小爆発火球

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SonotaCo Network Japan Forum より。



火球じゃないですけど、つい最近では、山形県の校長先生が、学校を撮影していたら「何か写った」ということでニュースになったりとか。下は 1月 12日の毎日新聞からの一部抜粋です。

写真の丸はこちらで入れたものです。




謎の物体:「UFOか?」山形の小学校長が撮影
毎日新聞 2014.01.12

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山形県川西町玉庭で今月7日、青空に浮かぶ謎の物体が撮影され、「UFO(未確認飛行物体)か?」と話題になっている。

撮影したのは町立玉庭小学校長、小林孝さん(57)。7日午前11時40分ごろ、校舎から補修工事予定の体育館を撮影したところ、後方の山の上に奇妙な物体が浮かんでいるのが写っていた。

小林さんは「軒下から撮ったので雨だれかと思ったが、違った。レンズの汚れでもなかった」と振り返る。付近は撮影時は晴天だった。6日夜、ドイツ北部のブレーメン空港に謎の飛行物体が出現し、一部の航空機が欠航する騒ぎがあったばかり。






上の「ドイツ云々」というのは、下の報道だと思います。ドイツのメディアです。

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▲ 2014年1月7日のドイツ RP より。


これは、ドイツ北部にあるブレーメンの空港で、空港の管制レーダーが謎の飛行物体をとらえたために一部の航空便が欠航したという騒ぎの報道です。

このドイツの飛行物体の特徴は、報道から抜粋しますと、


2014年 1月 6日日午後 6時ごろ、管制レーダーが「強い光を放つ正体不明の物体」を確認。管制官はこの物体との交信できなかったため、警察に通報。

物体はまぶしい光を放ちながら、午後 9時ごろまでの間に空港や市中心部付近を移動し、やがて雲間に消えた。警察もヘリコプターで捜索したが、手掛かりはつかめなかった。

住民たちは「黄色い光だった」「光はそれほど大きくない」などと証言し、無人機やヘリなどの説も出ているが、ヘリ特有の旋回音は聞こえなかったという。ブレーメン警察は「何者かが航空交通を妨害した容疑で捜査中」と談話を発表した。




という出来事だったそうで、下のような光が約3時間と比較的長くブレーメンの上空を飛んでいたために、警察などを含め、わりと多くの目撃例があったようです。

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▲ ブレーメンの Radio Bremen より。


いろいろ飛んだり落ちてきている最近ですが、火球にしても謎の飛行物体にしても、小さなうちは実害ないですが、大きくなってくると、なかなかいろいろとありそうです。


しかし・・・「地球の内なる太陽」というカテゴリー記事で以前よく書いていましたれど、最近は、空から来るものより、「下から来るもの」への興味が個人的にはあるという部分はあります。

特にいわゆる「悪い存在たち」(具体的な意味ではなく)は。






そして地底の現実は?

そういえば、先日、下のような記事を見かけました。

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Exopolitics Institute News より。


英国のふたつの大学の研究発表論文の紹介記事で、これは「 ET ライフ」というような見出しになっていますが、いわゆる映画に出て来るようなエイリアンの話ではなく、単純に「生命」の話ですが、見出しに惹かれた部分はあります。


昨年の夏に、

エドワード・スノーデン氏かく語りき : 「地球の地下マントルには現生人類よりさらに知的な生命が存在している」
 2013年07月10日

というような記事を書いたりしたこともありますけれど、そこに下のような、一種のとんでもない感じのくだりが出てきます。


「最も信頼性がある不可解な目撃例は、海底から熱せられた水が噴出する亀裂(熱水噴出孔)から海底を出た後に、直接太陽の軌道に入っていくことが目撃された車両だ」。


上の意味はあまりわからないですけど、ふと思い出したのが、昨年公開されたアメリカ映画『パシフィック・リム』の冒頭のナレーションでした。

『パシフィック・リム』は日本の過去の特撮作品オタクのアメリカ人が作り上げた「怪獣映画」で、日本の特撮の世界を大規模なレベルで再度構築したような映画です。

この映画を見た時には非常に感服したと同時に、

「どうして、日本の作品へのオマージュを日本人がおこなうことができなかったのだろう」

と、ウルトラセブンと仮面ライダー1号あたりの世代の私としては、嬉しくもありつつ、「それができなかった日本人のひとり」として、やや寂しい気持ちにもなりました。

それはともかく、この映画は、「怪獣」という名前の怪獣たちの攻撃から地球を守るために環太平洋諸国( Pacific Rim )が一丸となって、イェーガーというロボット群を作り何年間も戦い続けるという話です。日本語発の Kaiju (怪獣)という単語と、ドイツ語のイェーガーという文字が並んだオープニングから始まり、暗転中の主人公のナレーションで始まります。

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▲ パシフィック・リム(2013年)のオープニング。


そのナレーションは以下のようなものです。


俺はガキの頃
不安や孤独を感じた時、よく星を見上げた
“エイリアンはいるのかな?”と

俺は間違った方向を見ていた

地球外生命体が現れたのは太平洋の底からだった
海底のプレートが崩落し別次元への扉が開いた

それは時空の裂け目だった


映画では海獣は海底の裂け目から現れるのですが、その裂け目は地底に通じているのではなく、「異なる宇宙」へと繋がっていて、そのゲートが海底にあるというような設定となっているようです。下の図の「上の宇宙と下の宇宙との戦い」というような話であるようです。

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まあ、それにしてもこの映画。怪獣の Kaiju (カイジュウ)は、ややハリウッド版ゴジラを感じさせる風貌で、あまり日本っぽくなのですが、主人公が乗るロボットは、ほぼ鉄人28号かジャイアントロボの世界。

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▲ 左/鉄人28号(横山光輝作/1956年より)。右/ジャイアント・ロボ(横山光輝作/1967年より)。


ちなみに、この映画、役名のある女性はひとりだけで、それは日本人(演じるのは菊地凛子さん)なんですが、女性の「記憶のフラッシュバックの中に出てくる少女時代の自分」を演じている小役の女の子があまりにも演技が上手で、驚きました。

廃墟と化した東京足立区にあると思われる竹の塚ファイナンス前で、泣きながら怪獣から逃げる小役さんの姿が、私などは「この子がかわいそうだ・・・」と涙ぐんでしまったほどの熱演でした。テレビドラマを見ないので知らなかったですけれど、芦田愛菜さんという小役さんらしいです。


えーと・・・何の話からこうなった・・・?


ああそうか、火球とか、 UFO とかの話題が多い中、「地球の中からの何らか」というもののことを考えていて、つい話がそれてしまった次第です。

今回は上の英国の大学の論文の記事の概要を記しておきたいと思います。

これは、基本的には「地球の話」ではなく、要するに他の惑星をすべて含めて、「どんな惑星でも過酷な地表ではなく、地下に生命が繁栄している可能性」を主張している論文のようです。

個人的には、それは理にも適っているとは思います。この地球でも、何億年の間に生き残り続けて現在までいる生物の多くは、地表の環境の大変動の影響をあまり受けなかった深海などにいるものが多く、地下の研究はそれほど進んでいないですが、生物によっては地表よりも安定した生活圏を長く保ち続けることができるような気はします。

なお、文中に出てくるゴルディロックス・ゾーンというのは、一般的に「ハビタブル・ゾーン( habitable zone )」といわれるものと同義のようで、 Wikipedia の説明では、宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境と考えられている天文学上の領域のことです。




New study claims ET life can exist inside planets with inhospitable surfaces
Exo News 2014.01.10


新しい研究では、地球外生命は過酷な地表の地下内部に存在している可能性を主張する


スコットランドのアバディーン大学とセント・アンドルーズ大学の科学者たちは、科学誌プラネタリー・アンド・スペースサイエンス( Planetary and Space Science )に発表した論文で、地球外生命がこれまで考えられていたよりもはるかに多くの惑星に分布していると結論付けた。

その論文は、「深い地下の生物圏のための生命居住可能領域 ( Circumstellar habitable zones for deep terrestrial biospheres )」というタイトルで、惑星上に存在するゴルディロックス・ゾーン( Goldilocks Zone )の再定義を試みている。

科学者たちは、地球の地下の様々な深さでの水の中に生命を見いだすことができ、そして、それらが地球の地下に多く繁殖していることを発見した。惑星に関しての知見はその発見から導き出されたものだ。

我々の太陽系内の惑星は、惑星の地表に液体としての水が存在するにはあまりにも気温が低い惑星が多いが、地表ではなく、液体の水が豊富に存在し得る地下に生命が存在している可能性が高いという。

これらの科学者の知見は、地球外生命が存在すると考えられている思考に革命を起こすかもしれない。地球外の生命を見つけ得る場所について、たとえば、金星などの非常に地表が高温の惑星、あるいは逆に水が凍結してしまうような極寒の惑星には生命の存在はあり得ないというような考え方が、これまでの惑星科学での一般認識だった。しかし、惑星の地下にその過酷な環境は適用されない。

現在、ゴルディロックス・ゾーン(ハビタブル・ゾーン)は、液体の水が沸騰または凍結することなく、地球上の表面に存在することができ得る空間での領域として定義されている。

しかし、たとえば、地表の下へ行くほど、惑星はその地下中心で発生する内部発熱により温度が上昇する。この場合、地表が凍結するような温度であっても、地下内部には豊富に水があり得ることになる。

これは、「生命居住可能領域」に関しての科学者たちの考えに新しい考察を促すことにもなる。





いずれにしても、(現状では)行くことさえ難しい他の惑星の話よりも、自分たちの足下に思いを馳せることは「非常に近い場所にある異なる宇宙」への思想の近道かもしれないということを再度思ってみたり。

異なる宇宙のひとつは自分の内部に。

そして、何でも対(つい)であるこの世界では、もうひとつの異なる宇宙がどこかにあるはず。それが空なのか地下なのかはまだわかりませんけれど。



  

2014年01月09日



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▲ 2014年1月8日の Spaceweather より。ここまで大きな黒点はかなり久しぶりだと思います。






 


個人的な宇宙の中で自分の存在が強化されていき(超余談)

思えば、 50歳ほどにもなろうというのに、20年とか、もっと長い付き合いのある知り合いたちは、いまだに誰も死んでいませんでした。

その中には、親族など比較にならないほど緊密だったり大きな存在であり続ける人たちがいるわけですけれど、何となく無意識に「この状態は永遠かな」とか思っていたりするという弛緩した人生観の数十年だったのですけれど、現世とはそういうものではないことに気づきます。

ちなみに、私がこうして生きている理由には「田中くん」というひとりの人物の存在があるのですね。

この人がいなかったら、私は生きていなかったでしょうし、演劇(みたいなもの)も、その後の現在に至る発想もすべては出現しなかったわけで、まあ、数少ない同志的な人の中でも最大級の人物でした。

その人が亡くなっちゃったんですね。
年下の田中くんは 48歳でした。
もう8年くらい会っていなくて、久しぶりに会ったのはご遺体でした。


まあ、しかし、このことは個人的なことなので、書きません。
どう書いても感情が表現できるものでもないですし。

いずれにしても、「個人的な宇宙の部分的な崩壊」という意味では、今年 2014年という年は異常なほど鮮明に記憶される年であることが確定して、そして、第5宇宙だか第6宇宙だか忘れましたけれど、ホピ族のいう「現在の宇宙の終わり」であり、あるいはアステカの人々が、現在の太陽神トナティウの時代が終わる時とした「その年」にいる自分を感じます。

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▲ 過去記事「アステカ神話の過去4つの世界と太陽。そして、現在の太陽トナティウの時代の終わりは」より、アステカ文明の暦に刻まれる過去の4つの太陽の時代。
・第1の太陽アトルは、水の太陽。
・第2の太陽オセロトルは、ジャガーの太陽。
・第3の太陽キアウトルは雨の太陽。
・第4の太陽エヘカトルは風の太陽。
そして、現在の太陽オリン(トナティウ)は地震の太陽とされています。




もちろん、上に書きましたような「宇宙の変遷」というのは、そのこと自体は私個人にとっての問題でしかありません。なぜなら、この世は、

共有する宇宙



共有していない宇宙

が交錯している、


と考えるのが今では妥当だと思っています。

科学の世界でさえパラレルユニヴァースという概念が普通に語られる状況では、私ひとりの個人で一生のうちにふれるのは「無数の宇宙の中のほんの一部」なのだということは、科学よりも、こちらの記事などでもふれました大島弓子さんの漫画『ロングロングケーキ』などのほうが的確だと思います。


何だか変な話となりましたが、いずれにしても、人はいつか死にます。肉体だとか精神だとか、そういうややこしい話を持ち出さなくても死にます。なので、そのこと自体を悲しむというより、「私の人生の節目」が目に見える形で今ここにあるということだと今は思います。


そして、私は自分の「支離滅裂な生き方」のコアを再確認して、小児ぜんそくで寝たきりだった幼稚園児の時に布団の中で決意した理念を再度思い出します。


「オレを寝たきりの幼稚園児にしたお前(相手は不明)が支配する世界では、少なくともオレは社会に迎合しないで生きる」と天井を見ながら考えていた5歳の時の気持ちです。


精神的反逆者グルーブとして生まれ、私はひとつも肯定しないで生きてきました(もちろん、否定もしない)。そして、これからもそのままで生きようと思います。この世もあの世も神も宇宙も未来も肯定もしないし、否定もしません。ただし、私の中には迎え入れないと思います。



というわけで、個人的な余談申し訳ありません。

昨日、その関係のいろいろから帰ってきて、夜遅く少しだけニュースを見ると、メディアで太陽フレアのことが報道されていました。下のはアメリカのワシントンポストの記事からです。

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▲ 2014年1月8日のワシントン・ポストより。


経験的に「メジャーメディアで報道される太陽フレアはいつも安全」というのが今までの鉄則でしたので(本当に危険ならむしろ報道しないと思います)、大したものではないのだろうと思いましたが、 NASA を見てみると、よくある普通の太陽フレアでした。

ただ、ちょっと NASA の動画で面白い部分もあったので、ご紹介します。






やる気のない巨大な黒点群 1944は目覚めるか

トップに貼りましたように、現在、太陽には非常に大きな黒点群が地球に面した位置にあります。この黒点群は地球から撮影した写真でも認識できるようで、大きさだけは相当なものではあります。

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Realtime Space Weather Photo Gallery より。 米国ワシントン州ケラー。 2014年 1月 6日に撮影。



ただ、昨年の太陽活動では、巨大な黒点が出現しても「ほとんど地球に影響を与えないまま、太陽の裏側へと消えていく」という繰り返しでした。今年の太陽活動も同じなのかどうなのかはわかりませんが、今回の太陽フレアの影響は軽微だと思います。

上にワシントンポストの見出しには「太陽が巨大なフレアを放出」とありますが、その規模は「 X-1 」であり、Xクラスの最も低い太陽フレアです。これは、強い太陽フレアではあっても、昨年一昨年と何度も放出していた規模のものでもあります。


ただ、黒点がまともに地球を向いているという状況でのフレアでしたので、磁気嵐の影響はありそうです。その磁気嵐の規模は NOAA (アメリカ海洋大気庁)によると、 S2 というクラスのものだそうで、この磁気嵐の規模については、最も弱いクラスの S1 から最も強いクラスの S5 までに分類されているようです。

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この磁気嵐の規模についてのランキングは記したことがなかったですので、参考までに、アメリカ海洋大気庁のサイトより記しておきます。


NOAA Space Weather Scale for Solar Radiation Storms

太陽からの放射線嵐の NOAA の宇宙天気における尺度

S 5 = 極端に激しい嵐

生物学的影響:
宇宙飛行士の EVA (船外活動)での高い放射線障害は避けられない。また、高空飛行の航空機の乗組員と乗客が高緯度において放射線の曝露リスクにさらされる可能性。

衛星の運用への影響:
衛星が使用不能となり得る。機材のメモリ(記憶装置)への影響により衛星へのコントロールが効かなくなる可能性がある。また、画像データに深刻なノイズが発生する原因になるだけでなく、惑星探査において、惑星の位置を見失う可能性もある。また、ソーラーパネルに致命的な影響を及ぼす。

地上のシステムへの影響:
極地においては高周波での通信が途絶える可能性がある。また、ナビゲーションシステムが操作困難になる可能性がある。



S 4 = 厳しい嵐

生物学的影響:(S5と同じ)

衛星の運用への影響:
イメージンク・システム(画像、動画の管理システム)のメモリの問題により、ノイズが発生することがある。太陽電池パネルの効率が低下する可能性がある。

地上のシステムへの影響:(S5とほぼ同じ)




とあり、以下、「S 3 = 強い嵐」、「S 2 = 穏やかな嵐」も、それらと同じ表記でその影響が小さくなるという感じです。

「S 1 = 弱い嵐」は、生物学的影響や衛星の運用への影響はなく、地上のシステムへの影響は、極域での高周波無線に軽微な影響がある程度とされています。

今回の太陽フレアによる磁気嵐「S2」は、その少し上くらいのものですので、基本的には、今回の磁気嵐は、地上への影響はあまりないものと思われます。


まあしかし、上のような項目とは別に、科学的に因果関係が感銘されているわけではないこととしてではありますが、以前、

21世紀も「太陽が暗くなる時」を経験するのか? : 全世界が地獄の様相を呈した6世紀と酷似してきている現在に思う
  2013年07月15日

に載せた、下のような「病気と磁気の関係」は、データ上では確かに存在します。ですので、体調面、そしてメンタル面にも確実に多くの人々が影響を受けるのではないかとは思います。

太陽活動による地磁気と健康面の相関グラフの一部

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▲ 磁気活動と入院数の相関グラフ。1979年に二つの病院に入院した 5000件の救急心臓症例と毎日の地磁気活動を 6年間分比較したもの。嶋中雄二著『太陽活動と景気』より。


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▲ 各種伝染病と地磁気活動の関係。前田担著『生物は磁気を感じるか』(1985年)より。


これまで経験的に(周囲での狭い範囲の話ですけれど)、磁気活動が激しくなると、「眠れなくなる」という人が増えていたように思います。もちろん、太陽の影響を受ける人もいれば、受けない人もどちらもいるのでしょうけれど。






ムチャクチャな画像の状況は磁気による影響か何なのか

今回の太陽フレアの映像が NASA から GIF 動画などで提供されています。

これが、フレアの後の後半、荒れに荒れまくっているのですが、これが上の太陽からの放射線嵐のランキングの中にある「画像データに深刻なノイズが発生する原因」ということなのだとは思いますけれど、下のような感じでした。

2014年1月7日 18時18分 CME(コロナ質量放出) 発生前

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2014年1月7日 18時54分 CME発生

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2014年1月7日 19時6分

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2014年1月7日 21時56分 次第に画像が荒れてくる

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2014年1月8日 4時30分 何だかムチャクチャな状態に

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ノイズと言われれば、そんな感じもしますけれど、何だか「 CME と合わせて彗星や小惑星が大騒ぎし出した」というような光景にも見えたり。




世界での壮絶な光景は続く

そんなわけで、今回は太陽のことを記事にしましたけれど、今の世界光景では、何といっても圧巻なのは、アメリカの凍った光景。下はナイアガラ・フォールズ州立公園の 1月 8日の様子ですが、何もかも純白に染まって、もはや、メルヘンの世界ともいえる光景に突入しています。

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▲ 2014年1月8日の BBC より。



あと、ヨーロッパの英国、フランス、ポルトガルなどの沿岸には下のような経験したことのない大波が押し寄せています。

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▲ 2014年1月6日の Weather AOL より。



比較的、自然災害経験の少ない英国やフランスの人たちは、死亡フラグという言葉を知らないのかもしれないですが、上の写真にはそれらしき状態が垣間見えます。

史上最大の大波をその中からボンヤリ眺める地元の人たち

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▲ 英国サウス・ウェールズのポートコール港。2014年1月6日


結構、リラックスして波を眺めている・・・場合じゃねーだろ! と教えてあげたいですが、特に死傷者は伝えられていませんので、この人たちの「気軽な見物」も無事だったようです。

最近はいろいろな地球の光景が、どれを見ても「荒れ狂う」という言葉をわりと当てはめられるわけですが、いずれにしても、 2014年も残すところあとたった 355日。


この世が終わるその日まで(わたくしだけの話ですが)、悔いのないように、あるいは適度に適当に生きていきたいものであります。



  

2014年01月04日



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2014年という年を示唆するような出来事が初っぱなから起きていました。
昨年一度もなかった「地球近傍小惑星の地球への直撃」が起きていたのでした。


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昨日(1月3日)のスペースウェザーを見ると下の表があり、やや驚きました。

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Spaceweather より。


この表の意味するところは、2014年 1月 2日に、2014AA という小惑星が 地球からの距離「 0.001 LD 」まで接近したということになり、また、小惑星の数字は、「発見された年」がつけられますので、この小惑星は 2014年になって初めて発見されたものということになります。

0.001 のあとにある単位の「 LD 」というのは、「月からの距離( Lunar Distance )」として使われる単位で、 1LD は約 39万キロメートル(正確には 388,401キロメートル)となっています。

ということは、上の 0.001 LD は、大体「地球から 39キロ」ということになり、そして、その高さはどのくらいかというと、下で赤く囲んだあたりとなり、「地球の大気圏」ということになりそうです。

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▲ 大気の各層の模式図。 Wikipedia- 地球の大気より。



「これって、地球に突っ込んでるんじゃないの?」


と思いましたが、この小惑星に関して、今朝、詳しく報じられていました。

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Sky and Telescope より。


上の記事によりますと、この小惑星が初めて発見されたのは 2014年 1月 1日で、「今年最初に発見された」というおめでたい小惑星なのですが、その「2014年の最初に発見された地球近傍小惑星が、そのまま地球に直撃した」のでした。

下が、観測された小惑星の通過位置です。

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Sky and Telescope より。


また、記事では、 NASA のジェット推進研究所などの観測装置が、東アフリカ沖から大西洋上にかけて爆発したエネルギー波を捉えたということで、下の位置のクロスしているあたりで爆発して消滅したようです。

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Sky and Telescope より。







突如発見される小惑星たち

ちなみに、昨年 2013年は1年間で地球を直撃した地球近傍小惑星は「ゼロ」だったはずです。

昨年最も地球に接近した小惑星が 2012 AD14 というもので、

2月15日に地球の軌道圏内に突入する小惑星 DA14 が重力の影響でどんどんコースが地球寄りに
 2013年01月12日

という記事などで記したことがあります。これは当時、かなり話題となったものですが、それでも、その 2012 AD14 の通過した距離は、地球から約3万キロメートルの位置で、それが昨年1年間で最も地球に接近した既知の小惑星でした。

その時のスペースウェザーの表が下の赤で囲んだものです。

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0.09LD は、約3万5千キロですので、今回の 0.001LD の39キロというものとは比較にならないということがおわかりかと思います。

今回の 2014AA は、その大きさが3メートルから5メートルと極めて小さなものだったですので、大気圏突入後に爆発・消滅したようですが、問題としては、大きさではなく、


「その前日まで知られていなかった小惑星が発見された時にはすでに地球へ衝突する軌道を描いていたという事実」


だと思います。
突然現れる。


そんなわけで、 2014年は、

・1月1日に小惑星が発見されて

・その小惑星がそのまま地球の大気圏に突入した


という、わりと劇的な年の幕開けだったとはいえます。


これが仮に、 30メートル以上の小惑星で、爆発や消滅しないまま地球に衝突した場合、陸地でも海の中でも場所によっては大変な事態となっていた可能性があります。

そういう意味では今回は「ツイていた」と考えるべきか、 2014年を象徴する「兆候」というような意味合いとして考えるかは何ともいえないですが、年の初めに発見されて翌日に衝突というのは、個人的になかなか象徴的な出来事でした。


今回のことで思い出したのが、過去記事の、

太陽系内の「彗星と小惑星の数と配置の状況」に心底驚いた今日は小惑星 DA14 が最接近する日
 2013年02月15日

に載せました、太陽系内の彗星と小惑星の数です。
黄色のドットが小惑星で、白い矢印が彗星です。

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▲ NASA ジェット推進研究所「 Inner Solar System Orbit Diagrams (内太陽系軌道図)」より。


上の図はちょうど約1年前の 2013年 1月 1日の太陽系内の彗星と小惑星の配置状況です。

火星の軌道から外に夥しい数の彗星と小惑星が点在し、その中から選ばれた(?)彗星や小惑星が地球に向かって突進する軌道を持ちながらやって来ます。そして、上の図は「観測・把握されているものだけ」であり、他にも観測されていない彗星や小惑星が数多くあります。


今回のたった3メートルの小さな小惑星の出来事で改めて思い知らされるのは、

地球への直撃コースの軌道を持つ小惑星が確かに存在する

という事実でした。



ところで、話は変わりますが、昨年の終わり頃に、

あと一年くらいの今の世界(2):凍えていく地球の中、アメリカ東海岸のイルカの死亡数は 1200頭を越えて
 2013年12月28日

という記事で最初にふれました、南極で立ち往生しているロシア船に関しの最新の状況と「興味深い事実」に関して少し書きたいと思います。





南極からの生還劇の「主人公たち」の正体と目的

少しだけふれますと、実は、この船に乗り込んでいた科学者たちは「地球温暖化支持の科学者たち」だったのでした。

そして、地球温暖化でどのくらい南極の氷が減っているかを調査に向かったところ、「増えすぎていた南極海の氷の中で行き場を失ってしまった」という皮肉な話でもあります。

しかし、「皮肉」というだけではなく、南極で氷に捕らえられた船に乗っている科学者たちが「地球温暖化の支持派」であることが、なぜメディアでは一言も語られないのかということについて考えてしまったので、記事にしてみたいと思います。

日本でも米国でもそのことについては、これまでメジャーメディアでは一言もふれられておらず、私も英国とドイツの報道で初めて知った次第です。

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▲ 2013年12月31日の News Busters より。


ちなみに、救出活動のほうは「最終手段」として、中国船のヘリコプターによって全員が救助され、オーストラリア船に移送され、「科学者たち」は全員無事だったようです。しかし、今度はその中国船が氷に阻まれて動けなくなってしまっているというのが 1月 4日の時点での状況です。

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▲ 2014年1月3日の英国 BBC より。



今回取り上げました、「天体」と「天候」の問題に関しては、今年も大きくなりそうで、しかもそれが半端な感じではないのは、たとえば、南極と同じ南半球のアルゼンチンでは現在、「猛暑」で非常事態宣言が出されているというようなことも起きていて、今現在もかなり混沌としていますけれど、先も、その状況が変わるとも思えない部分はあります。


そして、「天体」に関しては、かつて書きました、

良い時代と悪い時代(1): 500年ほど続いた「穏やかだけれど傲慢な時代」は終わろうとしているのかも
 2012年10月06日

に記したフレッド・ホイル博士が著書『生命はどこからきたか』のエピローグに記した、


人類は過去五〇〇年以上にわたる記憶喪失の眠りから、そろそろ目覚めた方がよい頃である



という響きを強く思い出します。