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2014年02月28日



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イギリス政府の機密作戦の結果が教えてくれる「私たちのいる現実の世界」



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▲ 2014年2月27日の英国 Guardian Yahoo webcam images from millions of users intercepted by GCHQ より。



最近公開されたイギリス政府通信本部の極秘書類の表紙

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▲ これについての日本語報道は、米国 NBCニュースの内容を伝えた CNET Japan の記事にあります。また、公開されたオリジナル書類は、全 50ページで、The Art of Deception: Training for a New Generation of Online Covert Operations(欺瞞の芸術:オンライン秘密工作の新世代のためのトレーニング)にあります。





英国政府の180万人に対する盗撮の発覚が教えてくれる「いろいろとやっておきたいこと」

冒頭に貼りました英国のガーディアンで見たニュースを見て、いろいろと考えましたので、今回はそのことを書かせていただこうと思っています。また、「それ」を行っていたのは、ガーディアンによりますと、やはり冒頭に貼りました書類を作成した英国の機関です。

その内容は、その後、日本の AFP でも報じられました。
冒頭部分を抜粋させていただきます。


英米、ヤフー利用者のウェブカメラ映像を傍受 英紙報道
AFP 2014.02.28

英紙ガーディアンは27日、英政府通信本部(GCHQ)と米国家安全保障局(NSA)が、米IT大手ヤフーの180万人以上のユーザーが利用したウェブカメラの映像を傍受し保存していたと報じた。

この情報は、NSAの情報収集活動を暴露して米当局に訴追された中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者から提供されたもの。「オプティック・ナーブ(Optic Nerve、視神経の意)」という暗号名の活動により、ウェブカメラを使ったチャットの静止画がどのように収集されていたかが明らかにされていた。その対象者は、犯罪の容疑者だけに限定されていなかったという。




というニュースで、このガーディアンの報道に対しての読者たちの反応の激しさは、コメント数でわかります。出来事が英国、つまり自分の国でのことであるということもあるのでしょうが、掲載後、すぐにコメントは数千に達しました。

上の報道にあります「オプティック・ナーブ」作戦の極秘書類も掲載されていて、下のようなものです。

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▲ ガーディアンより。


しかし、これは、多分かなり多くの人々が「予測していた出来事」なのではないかとも思います。予測というのはイギリス政府というほうではなく、「パソコンの内蔵カメラが本格的に何かに利用される」ということについてです。





どんなものにでも「カメラと通信機能」がついている時代に

今の時代は、Windows マシンだとか Mac だとかは関係なく、家庭用のノートパソコンの多くに Web カメラが搭載されていて( Mac はノートタイプは全部)、タブレット、スマートフォンには、むしろ搭載されていないものを探すほうが難しいほど普及しています。

大抵は、ノートパソコンの場合は、モニターの上あたりについています。

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この内蔵カメラの厄介な点は、「カメラの機能そのものを止めることは OS、機種を問わず、とても難しい」のです。

そして、最近では下みたいなニュースもありました。

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▲ 2013年12月21日の日本経済新聞より。


これは Mac だとか Windows だとか、あるいは Android だとか、そういう問題ではなく、すべてのパソコン、そして、すべてのタブレットに言える問題であると思われます。

何しろ、すでに、実際にガーディアンの報道のように、「 180万人の人々の Webカメラに写った人たちの映像を第三者が入手する」ということに成功している事実があり、そして、それが始まったのが今から6年前の 2008年です。

技術の進歩が飛躍的なこの世界。
今はどこまで「その技術」が進んでいるのか想像もできません。


さて、技術的なことはともかく、この「内蔵カメラの機能を停止する」には、簡単な方法があるのです。特に、ふだんまったく内蔵カメラをお使いになっていないのでしたら、その機能を止めることで特に不便が出るわけでもないと思います。

その方法とは・・・これも昨年の日経 BP からの記事をご紹介します。
記事というより、ほんの一言です。

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▲ 2013年6月21日の日経パソコンより。


そうなんですよ(笑)。

カメラのレンズを塞いでしまうのです。

上にはテープと書いてありますが、あまりにも見た目が悪くなりますので、パソコンと同じ系統の色の小さな丸いシールとか、デザイン的に気に入ったシールなどで貼れば、そんなに気になるものではないです。

私自身は、Webカメラ自体ほとんど使いませんが、使う時には外部に接続するタイプのものを使っていて、内蔵のものは機能を止めています。

上の日経パソコンの記事に、「セキュリティ企業がソフトウエアの脆弱性を悪用されると警告」とありますが、悪用の方法も進んでいて、今ではウイルスソフトなどではどうにもならない手段もあります。

昨年の記事、

アメリカ国土安全保障省と日本のセキュリティ機関が同時に出した深刻な PC のセキュリティ警告
 2013年01月13日

などに記したことがありますが、通常のパソコンの使用状況では防ぐことが難しい攻撃というものがどんどん増えているのが現状で、さらにタブレットやスマートフォンに関しては、もしかすると、野放し的な雰囲気もありそうな感じがあります。

また、今年 4月 9日に Windows XP のマイクロソフト社からの正式なサポートが終わります。

現在でも Windows XP ユーザーは多く、この 4月 9日以降、特に企業などで使われている場合、何が起きるのかということは「 XP マゲドン」というような言葉で表現したいような部分もあります。

Windows XP のサポート終了に関しては、マイクロソフトの「 Windows XP と Office 2003 のサポート終了の大事なお知らせ」というページをご覧下さい。



今回のガーディアンの報道は、そのような「悪用とも言える方法」を、国家機関が正々堂々とおこなっていたということで、やはりショックを受けた人が多かったようです。


ちなみに、トップに貼りましたイギリス政府のGCHQ (政府通信本部)の書類には、下のような「インターネットで彼らがおこなうこと」が並べられています。

そして、今回の報道を見ると、それは実行されているのだと思います。

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▲ GCHQ の「合同脅威研究情報班」( Joint Threat Research Intelligence Group/略称:JTRIG )のプレゼンテーション書類より。日本語はこちらで入れています。


ちなみに、この GCHQ という組織は 政府通信本部 - Wikipedia によりますと、


政府通信本部(GCHQ)とは、イギリスの情報共同体において、偵察衛星や電子機器を用いた国内外の情報収集・暗号解読業務を担当する諜報機関である。



とのこと。


今回の報道で色めき立った人たちが多いのは、パソコンでウェブカメラを使ってチャットなどをしている人たちの中には、「他人に見られてはいけないような行為をカメラの前でしていること」が実に多いということが、 GCHQ の書類でわかったらしいということもあるようです。

AFP の記事には下のような文面がありました。


英国ガーディアン紙はさらに、収集されたデータは、NSAとの間で日常的に行っている情報共有の一環としてNSA側のアナリストも閲覧でき、中には性的な映像も非常に多く含まれていたと伝えている。

ある文書には、「驚くべき数の人々が、自分の体の性的な部位を相手に見せるためにウェブカメラでの会話を使っているとみられる」と記されていた。




とあり、「そんなものまで政府に見られていたのかよ」という人たちの憤りなのか焦りなのかわかりませんが、それがニュースへのコメントの多さにもつながっているのかもしれません。

私はインターネット上での動画でのチャットをしたことがないので、その楽しさはわからないですが、その全世界でのユーザー数はかなりのものになるようです。それらが「すべて見られていたら・・・」と考えると、私たちが住んでいるこの世界というのはなかなかすごいものだと思わざるを得ないです。


アメリカとイギリスのこれらに関連した報道としては、上の AFP の記事の下に次のような項目が並べられています。

afp-2014-02.gif


このようなことが、「通常の報道」にまでになっている感じもあります。

基本的に、このようなことに完全に関わりを持たないためには、ネットワークに依存したライフスタイルをすべて投げ出すしかないわけですが、それは「携帯もスマホもテレビもパソコンもATMも捨て去る」というようなことになり、そんなことが現実的なわけもなく、せいぜい、自分たちの行える範囲で何かしておくというのも、仮に無駄なことだとしても、精神衛生的にはいいことのようにも思います。


そういえば、「ネットワークに依存したライフスタイルを投げ出す」といえば、北朝鮮がそれに近いものがあるかもしれません。





北朝鮮の夜

最近 NASA が撮影した「北朝鮮の夜景」の衛星画像を見て、そう思いました。下の写真です。

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これは地図でいえば、下の範囲を撮影していて、北朝鮮のほぼ全土が「真っ暗」であることを示しています。

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お隣の韓国や中国が明るい夜景やネオンで光っているのに対して、北朝鮮は首都の平壌でさえ、ほぼ真っ暗のようです。電力事情もいろいろとあるのでしょうが、東アジアの人が住んでいる地域でここまで「暗い夜」を送っている国や地域は少ないように思います。


そういえば、日本も 311の後には長く節電が続いたことを思い出しました。

気づけば、今はまた煌々とした明るい夜に戻っていますけれど・・・まあ、どちらがいい状態なのかは価値観次第ということなのでしょうかね。正直、最近はコトの善し悪しの判断が以前よりつきません。

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2014年02月27日



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▲ 2014年2月25日の Spaceweather より。



うちの子どもが行っている小学校で、6年、5年、4年、そして1年生のクラスでインフルエンザ(主にB型)による学級閉鎖が起きています。「学級」閉鎖とはいっても、今はどこでも子どもの数が少なく、この小学校も多くて3組、少ない学年では2組ですので(しかも1クラスが二十数人)、事実上は学年閉鎖みたいな感じのようです。

私の子どもの頃は、人口の多くもない北海道の片田舎の小学や中学でも1学年40人くらいで8クラス以上あったように記憶していますので、本当に今は子どもが少ないです。




今後の数日の地磁気の乱れに際して

それはともかく、上の写真は 2月 25日に太陽が放った「X級の太陽フレア(太陽面爆発)」の様子です。この規模のものは本当に久しぶりかと思います。フレアも CME (コロナ質量放出)も地球の方には面して発せられてはいないですが、爆発の規模が大きかったので、地球の磁気の乱れや影響はあると思います。影響があるとすれば今日(2月27日)くらいから始まると思われます。

そして、太陽活動で地球の地磁気が影響を受けると、体調と精神面にも影響を受ける人が非常に出やすいと個人的には思っています。

そのあたりを、過去記事、

「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
 2013年07月11日

などでも取り上げたことがある嶋中雄二著『太陽活動と景気』から抜粋させていただきます。第6章「太陽活動と人間の生理」からです。適度に改行しています。


太陽活動と健康・精神

ロシアのペテルブルグ市とスヴェルドロフスク市における救急車の出動記録によれば、太陽活動が活発な日には、静穏な日に比べて、心筋梗塞と狭心症の発作が約 20%多い。

また、ロシアのいくつかの都市における多数のカルテを統計的に処理した結果、入院患者数は、太陽活動が盛んになる時期に増加していた。

フランスの医師サルドゥーと天文学者ヴァロの二人は 276日の期間をとり、心筋梗塞や卒中発作などが、黒点が太陽の中央子午線を通過したときに、84%の確率で起こることを明らかにした。

マリンとスリースターヴァは、1979年、こうした線に沿って、より長期間のデータの分析を行った。

彼らは、1967年から 1972年の6年間にわたって、二つの病院に入院した 5,000件の救急心臓症例を、毎日の地磁気活動指標と関連づけた。季節調整済みで月次データの比較を行った結果、彼らは、相関係数 0.4 から 0.8 の範囲の優位な相関を見いだした。下の図はその全般的結果を示したものである。


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▲ 上の線は6年全体にわたって平均化された1年の各月における地磁気活動を示している。下の線は心臓緊急事例で日々入院した数を示している。



この他に、以下のような例が『太陽活動と景気』に記されています。

・ロシアの研究 → 黒点の出現から2〜3日の自動車事故の件数が、黒点の少ない時の4倍に達したことを報告。

・ドイツの研究(1960年代) → 太陽嵐や磁気活動が活発になると、自殺数が8%増加することを見いだす。

・アメリカの研究(1963年) → 精神病院への入院数が太陽活動と地磁気の乱れと相関していることを発見。



他にも、産業事故との関係、また、感染症も地磁気活動と相関関係があることがわかっています。

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▲ 前田担著『生物は磁気を感じるか - 磁気生物学への招待』(1985年)より。


ところで、上のグラフに「ポリオ」というものがあります。

かつては「最悪の場合、手足が麻痺し、一生その症状が残ることもある」ということもあり、非常に怖れられた主に子どもの病気でしたが、予防接種の世界的な展開により、現在は日本はもちろん、多くの先進国では「根絶」されました。

しかし、今、アメリカで「新種のポリオのような症状の病気の発生」が起きており、アメリカ全土を震撼させています。






米国カリフォルニアで拡大する悪夢のような病

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▲ 2014年2月25日の英国インディペンデント Doctors fear return of ‘polio-like’ disease after 25 cases in California より。


この病気が発生しているのはカリフォルニア州だけで、現在、少なくとも 20名以上の子どもが、同じ病気に感染している疑いがもたれています。上の写真に写っている女の子は2年前に発症した現在4歳のソフィアちゃんという女の子と、その母親だと思います。

母親によれば、ソフィアちゃんは呼吸器疾患の後、左腕が麻痺し、2年後の今も動かないとのことで、

「ソフィアはオモチャを取りに行って、そのまま腕が動かなくなりました。今でもそのままです」

と述べています。

これらのカリフォルニアの症例が痛々しいのは、患者が全員、子どもだということで、しかも、「感染症であった場合、今後拡大する可能性がある」ということです。患者の子どもたちの様態は一様に深刻なようです。

なお、患者の子どもたちは全員、ポリオのワクチン接種を受けています。
何より、アメリカもポリオは根絶されています。

患者の子どもに接点がなく、また、渡航歴もないことなどから、「カリフォルニアで独自に発生した」という可能性もある模様。


カリフォルニアは、今年、インフルエンザの致死率も非常に高く、今シーズンのカリフォルニアだけで、278人が死亡していて、どうもアメリカ西部は病気の足音が大きく聞こえているというような感じはあります。

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▲ 2014年2月22日の UPI より。


しかも、今シーズンのアメリカのインフルエンザは、どうも「ややスペインかぜと似ている部分がある」という部分も感じられます。

そう思う理由は「高齢者より若い世代の方が多く死亡しているから」です。







カリフォルニアの「スペインかぜ」のようなインフルエンザ

CNN から抜粋します。


今年の米国のインフルエンザは「若い世代」を直撃
CNN 2014.02.24

米疾病対策センター(CDC)がこのほどまとめた統計で、今シーズンのインフルエンザは前年に比べて65歳未満の患者が大幅に増えていることが分かった。

それによると、今シーズンにインフルエンザ関連の症状で入院した患者は、18〜64歳の層が61%を占め、前年の約35%を大幅に上回った。

65歳未満の死者も例年以上に多く、死者の半数強は25〜64歳だった。昨年の死者に占めるこの世代の割合は25%未満だった。




というものだったのです。

スペインかぜの時も、幼児や高齢者ではなく、「元気な青年が中心で死んでいった」という特徴があります。

2006年の日経BP net に「多くの若者を殺した「パンデミック」の真実」という記事があり、その下の部分で、1918年に始まったスペインかぜのパンデミックの特徴がおわかりになるかと思います。


インフルエンザウイルスは毎年、慢性疾患や免疫力の低下している患者、小児やお年寄りを中心に数多くの命を奪っている。

だが、1918年の「スペイン風邪」のインフルエンザウイルスでは、20歳〜40歳代の若者たちが最も多く亡くなっていたことに大きな特徴があった。




これは1920年当時の日本での調査でもハッキリと数値にその傾向が現れています。

かつて、東京都健康安全研究センター年報で、「日本におけるスペインかぜの精密分析」という書類がネット上にありまして、下は5年くらい前にクレアに載せた、そのデータです。


1918年から1920年の日本でのスペインかぜの精密分析より

1918年の死のインフルエンザ(クレアなひととき 2009年04月27日)より。

死亡者数

1918年 男子34,488名,女子35,336名
1919年 男子21,415名,女子20,571名
1920年 男子53,555名,女子54,873名



死亡者年齢の分布

男子
1917-19年 21-23歳の年齢域で死亡者数のピーク
1920-22年 33-35歳の年齢域で死亡者数のピーク

女子
1917-19年 24-26歳の年齢域で死亡者数のピーク
1920-22年 24-26歳の年齢域で死亡者数のピーク




最も体力のある世代が集中的に亡くなっている状況がおわかりかと思います。

どうしてこのようなことになったのかの理由は今でも結論は出ていません。サイトカイン・ストームという過剰免疫を理由だとする主張もありますが、そのあたりも不明です。

今年のアメリカのインフルエンザも、「若い世代のほうが多く亡くなっている」ということがあり、ふと、スペインかぜを思い出したのでありました。


あと、最近の「病気関係」で気になるのは、マレーシアでの爆発的な「デング熱」の増加と、北朝鮮で拡大が続いている「口蹄疫」です。






デング熱の恐ろしさ

以前は「デング熱」なんて病気は知らなかったですし、致死率から見れば、そんなに恐ろしいものではないよなあ、とか思っていたのですが、だいぶ以前、海外の人の記事で「デング熱の症状」を読んだ時に寒気がするほどの恐ろしさを感じたものでした。

ありとあらゆる苦痛を人間にもたらす病気のひとつ」といえるかもしれません。


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Wikipedia より、デング熱の症状。


そのデング熱がマレーシアで爆発的に増加しています。

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▲ 2014年2月18日の Channel News Asia Malaysia wages all-out war against dengue outbreak より。


実は、現在、マレーシア、シンガポールなどの東南アジア地域では記録的な干ばつが続いています。その中でデング熱の感染例も急激に増大しているということで、今年だけでマレーシアでは 1万2000人が発症。これは平年の4倍の数字だそう。

そしてですね。

このデング熱の症状ですけど、日本人で発病経験のある方がいて、その治療の記録が書かれたブログを見つけたのでした。Travel Chopstick というサイトで、どうも世界中の食べ歩きをされている旅行人の片のようですが、その中の

デング熱の恐怖6 緊急処置

というページから文字を抜粋します。

インドで発症して、インドの病院で治療を受けたようです。


痛みはだんだん増してきた。歯が痛み、頭が痛み、肘、膝、骨、背中、皮膚の腫れぼったい痛みと痒み。

全てが同時に襲いかかってくる。

デング熱の別名は、「Break Bone Fever」。その名の通り、骨が折れるような痛みが続くのだ。出血熱になるとなおさら強まる。

右腕がだんだん真紫に変色していき、そのエリアがどんどんひろがっていくのだ。もののけ姫のアシタカ?のようだ。ぼーっとしながらそんな事を考えてたような気がする。

紫色への変色原因は、血圧計だった。毎朝、血圧が測定される。血圧計の圧迫だけで、腕の毛細血管や筋肉組織がことごとく切れてしまっていたのだ。





これが何日も何日も続くのです。

上の記事の下のほうには、このように書いてあります。


(自由にしてください、僕の体がどうなってもいいから、この今の辛い状況から早く逃げたい。)

生きたいとか、死にたい、とかじゃなかった。とにかく、この辛さからぬけだせればなんとでもよかった




以前読んだ海外の人のサイトにも同じような苦しい体験記が書かれてあり、デング熱がどれだけ苦痛をもたらす病気かということをその時に初めて知りました。

そして、このデング熱は、感染者数も、そして感染地域も拡大しています。

下は 2010年の分布図です。

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厚生労働省 FORTH より。


その前の 2004年に国立感染症研究所に掲載されていた地図では下のようになっていました。

den-2004.gif

感染症情報センター「デング熱」より。



数年前までは、アメリカも中国もオーストラリアの多くもデング熱の発生地域ではなかったものが、2010年には発生のリスクがある場所となっています。

地図を見ている限りは、朝鮮半島や日本に上陸するのも時間の問題のようにも見えます。

ちなみに、デング熱は「蚊」が媒介する病気ですので、蚊が住めないような環境なら病気が発生することもないですけどね。


そんなわけで、病気のニュースが多くて、それらを長々と記してしまいました。

ところで、上で書きました「北朝鮮の口蹄疫」ですが、17地域へ拡大しています。

nk-mouse.gif

▲ 2014年2月21日の韓国 Daily VET より。


韓国政府は北朝鮮への支援を表明しましたが、北朝鮮からの返答はないようで、場合によっては、感染地域がさらに拡大するというようなこともあるのかもしれません。


いずれにしましても、最初のほうに書きましたように、Xクラスの太陽フレアのために数日間は地球の地磁気が乱れるとも思いますので、体調、精神面などにお気遣い下さい。

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2014年02月25日



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最近、 NASA の火星無人探索キュリオシティが送信してきた写真の中に、下のようなものがあったことが話題となっています。


2014年2月21日に火星探査機キュリオシティが撮影した写真 SOL 549

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▲ オリジナル写真は NASA のこちらに。


翌日の2014年2月22日に火星探査機キュリオシティが撮影した写真 SOL 550

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▲ 昨日の写真にはなかった岩が写っています。オリジナル写真は NASA のこちらに。


これは、つまり「前日になかった岩のようなものが、その日に出現していた」というものです。


まあしかし、「岩が自然に動く」なんてことは地球でも起こっていることで、例えば、米国のデスバレーなどでは普通の現象ですので、まして遠い火星でそういうことがあっても特別不思議なことでもないのかもしれませんが、これが大きく取り上げられるというのは、やはり最近「いろいろと続いている」ということがあるようです。

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▲ 岩が自然に動くことで有名な米国カリフォルニア州のデスバレー国立公園。なぜ巨大な岩が自分で動くのかについては、諸説ありますが、完全な解明には至っていません。つまり、これはこれで相当なミステリーであることは事実です。こちらで、多くの写真を見ることができます。



2月のはじめに、やはり、火星での同じような現象が、世界中のあらゆるメジャーメディアで報道されたことがあります。それも「なかったものが、次の撮影の時にあった」というものでした。こちらは、無人探査機のオポチュニティーのほうです。

下は「その理由が判明した」ことを報じた米国ワシントン・ポストの記事からです。

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▲ 2014年2月15日のワシントン・ポスト Mystery of ‘jelly doughnut’ Martian rock solved より。


科学者たちは、その前後の画像を分析した上での結論として、「オポチュニティーのホイールが、大きな岩を壊した際にできた破片が転がったもの」だとしたようです。


しかし、今回の上のもののようにわかりやすい例でなければ、以前から「出現したり消えたりする岩」というのは火星の写真では多く見ることができていました。





走行できなくなったスピリットが残してくれた写真に見える光景

たとえば、下は火星探査機スピリットが撮影した「写真番号 Sol 1830 」というものです。

spirit-001.jpg


上の写真の「丸い部分」をその後に撮影された Sol 1833 と Sol 1836 という写真と共に3枚並べてみます。この Sol 1830 とかいうのは写真番号です。

スピリットは、2009年に火星上で走行できなくなり、通信が途絶えた 2010年5月まで「動かずに定点から画像を送って」くれていました。

ですので、同じ地点から撮影された写真が多くあります。

なお、スピリッツに関しては3年くらい前に、

ありがとう、スピリット: 火星の真実を自らのボディで示してくれた無人探査機の引退
 2011年05月26日

という記事を書いたことがあります。

spirit-23.jpg

▲ 火星の青空の下で探査をおこなうスピリット。

このスピリットが撮影した写真に「動いているものの存在」を示唆する写真がいくつかあります。



3枚の同じ場所の写真より

オリジナルのリンクも示しますので、お確かめ下さるとわかるかと思います。

白く丸で囲んだ部分が、「他の写真にはないように見える」部分です。


Sol 1830

sol-1830.jpg

▲ オリジナルは NASA のスピリット・サイトのこちらに。



Sol 1833

sol-1833.jpg

▲ オリジナルは NASA のスピリット・サイトのこちらに。



Sol 1836

sol-1836.jpg

▲ オリジナルは NASA のスピリット・サイトのこちらに。


それぞれ撮影の角度が若干違いますので、そのせいということもあるかもしれないですが、しかし、見ればみるほど、「これらは移動している」というようにしか見えない部分はあります。

何しろ、火星から送られてくるものには「動画」がない(あるいは私たちは見られない)ため、静止画から状況を判断するにはこのような方法しかありません。


そして、その理由や正体はわからないながらも「火星には何が動いているものが存在する」ということは多分、間違いないと私自身は考えています。

それがデスバレーのような岩などが何らかの原因で動くようなものなのか、あるいは、生物「的」な自主的に動く存在があるのかどうかについてはわからないですが、火星の写真を昔から膨大な量見ている私には、ある程度「火星の上の状態」というものが自分の中では固まっているのですが、最近はそのことについて書くこともなくなりました

火星の実際がどうであれ、声を上げて人様に主張するようなことでもないと気づいたからです。


そしてまた、その真実のようなことが多分、今後もわからないだろうなあと思うのは、情報を統括している NASA が真剣に伝えようという気がないようにしか思うことができないからです。 NASA から何らかの報告が出ることは諦めています。




2013年のトカゲ騒動の時の NASA の狼狽ぶり

たとえば、以前、「火星の写真にトカゲのような形の岩がある」ことがインターネットなどで話題になったことがありました。下のようなものです。普通に見ても、単なる岩だと思います。

tokage.jpg


その際に、 NASA はわざわざ、「それは生物ではなく岩である理由」として、説明するためのプレスリリースまで出したのです。

上のようなものが火星の写真に写っていたことがインターネットで話題となってから、わりとすぐに、 NASA は、プレスリリースを出しました。

以下はそのプレスの英語の部分を日本語にしたもので、かつて、地球の記録の「火星のトカゲの岩について NASA が不可解ともいえる公式説明書類をリリース」という記事に載せたものです。

nasa-explain-2.jpg

▲ 2013年2月11日に NASA が発行したプレスリリースより。


上の調子で数ページにわたる説明をしています。

放っておけば、誰でも「単なる岩じゃん」と思うようなものに対して、 NASA がこんなに必死に釈明というか、説明をし始めるという態度に、むしろ「なんか怪しいのか?」と思ってしまったほどでした。

何かこう・・・ NASA という組織は「否定をする際には非常に熱心になる」という部分が強く感じられるのですが、それでも、「人々が宇宙人幻想を完全に捨てると NASA への興味も失う」ので、それは NASA にとっては不本意なはずです。

なので、適度に「宇宙へのロマン」のフレーバーを振りまきます。そして、何らかの場合には躍起になって否定する、というようなのが最近の NASA の宇宙探査プログラムの人々の特徴にも見えます。


そういえば、これらとは関係ないですが、最近、 Google Earth の火星写真に「建物っぼいもの」が写っていることが話題になったりもしています。

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▲ 共に Google Earth の火星写真より。


ちなみに、太陽系に関しては、最近、いろいろなことが起きています。月で観測史上最大の隕石の衝突での爆発が起きていたり、金星では「自分の惑星サイズほどの巨大な爆発的気象現象」が起きていたりしています。それらも、少しずつご紹介したいと思います。


この数年続いている太陽系の異変は、もしかすると少しずつクライマックスに近づいているのかもしれません。

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2014年02月24日



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今年4月5日に世界中の空で目撃されると思われる飛行物体

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MRGYRO より。



2014年2月24日の時点で「4月5日のUFO出現」が確定している場所

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Google スプレッドシートより。






凶暴化したチワワの群れにモンティパイソン化した社会を感じて

最近に限ったことではないでしょうが、それでも、最近はさらに奇妙なニュースをよく目にします。何かこう、モンティパイソンの世界がそのまま現実になったかのような出来事がよくあります。

数日前に、米国タイムで見た下の報道などもそういうものです。

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▲ 2014年2月18日のタイム Ragtag Team of Rogue Chihuahuas Terrorizing Arizona Town より。


もともとは米国 abc テレビで報道されたもののようです。

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▲ abc テレビの報道。動画は Daily Mail にあります。


これは、アリゾナ州のフェニックスという場所で、「野良犬と化したチワワたち」が群をなして地元の子どもたちなどを襲撃しているという報道です。

昨年だけでも、チワワの襲撃での緊急電話の数が 6000件を越えたということで、なかなかの非常事態なのだそうですが、「チワワ」という響きと、「凶暴化して人を襲う」という語感が今ひとつマッチしなくて、確かに大変なニュースではあるのですけれど、むしろこの違和感をに妙な気分になったりしています。

写真や動画のチワワたちは確かに、なかなかどう猛な顔と行動をしていて、「オレたちは人間と戦うんだ」という意志が伝わってくるようです。


さて、今回の本題は、タイトルにあります通り、4月5日に世界各地に「偽の UFO 」が出現するという話です。







実は何度も実行されている「偽 UFO 計画」

まず、2月24日の時点で、その日に UFO が出現することが確定している場所についてですが、最初に貼りました表によりますと、アメリカが 17カ所、南アフリカが4カ所、オランダが3カ所、イギリス、フランス、オーストラリアがそれぞれ1カ所ずつとなっています。

これは参加者が増えると場所も増えていきますので、今後さらに増えるものと思われます。あるいは日本でも参加者がいれば、日本の地名も入るかもしれません。



それにしても、これは一体どういうことなのか?・・・と思われる方もいらっしゃると思います。

何の話なのだか今ひとつ理解しにくい部分があると思いますので、その流れをご説明したいと思います。

話は昨年 10月にまで遡ります。





始まりは英国のラジコン愛好家グループのアイディア

私はラジコンのことはよくわからないのですが、FPV と呼ばれる活動があるのだそうです。 FPVについてというページの説明によると、


近年海外で飛行機にカメラを載せて、その映像信号を陸にいるパイロットがリアルタイムに確認しながら飛行機を操縦する技術をFPVと言います。



ということで、ラジコンにカメラをつけて撮影することを FPV と呼ぶらしいのですが、この FPV では、マルチコプターというものを使うことが多いらしいです。

そのマルチコプターというのはいろいろな形状がありますが、要するに「円形のヘリコプター」というような形のものです。下のは本格的なものですが、一般の人でも楽しめるタイプのものも多くあるようです。

multiroter.jpg

▲ K-STAGE 放送局用大型カメラ搭載仕様 高性能マルチコプターより。


「偽 UFO 騒動」を最初に考えたのは、このマルチコプターでの撮影を趣味としている英国の MRGYRO というグループだったと考えられます。読み方がわからないですが、「MRジャイロ」か「ミスタージャイロ」かどちらかではないかと思います。

ここでは前者の表記にします。

昨年 2013年10月に、この MRジャイロは「実験第1号」をおこないます。

mrgyro-01.gif

MRGYRO より。以下の写真も同じ。



MRジャイロが作製した「 UFO 」は、下の写真のもので、LED が搭載されていて、光りながら空に浮かぶ小型のマルチコプターでした。

mrgyro-02.jpg


そして、2013年10月4日午後7時、英国グロスターシャーにあるストラウドの上空に今回の最初に載せたような「光る物体」が 12分間ほど飛んだのでした。

mrgyro-ufo-003.jpg

▲ 空に飛んでいく MRジャイロ製作のマルチコプター型の物体。


何と、その 12分の間に、地元の新聞社の記者がその光景を目撃し、すぐに写真を撮影。

そして・・・。


2013年10月5日の英国の地方紙ストラウド・ニュースより

stroud-001.gif


何と、上のように「ニュース」となってしまったのです。

さらに、地元紙では次々とこの「事件」が大きく取り上げられることになったのでした。

下がその時に報じられたメディアの数々です。

stroud-002.jpg


そして、このことを知ったオランダのラジコン愛好家が、今年1月、ラジコン愛好家たちの BBS で、

「全世界でこれをやったらどうだろう」

と言いだしたのでした。

その名も、「巨大なUFO計画」。


このプロジェクトがラジコン愛好家によって発案されたフォーラム

fa-ufo-02.gif

▲ 2014年1月22日の フォーラムへの投稿 The big UFO project より。


内容は、


我々は 2014年4月5日に飛行を実行することにした。
できれば、午後8時ジャストに。

ライトの色は青が望ましい。
固定翼かマルチローターのいずれかを用いる。

飛行に参加する人たちのために、スプレッドシートを作った。




というようなものです。

そして、この計画に、先にご紹介した「イギリスで UFO 騒動を起こしたマルチコプターを使用する」という流れとなったわけです。

もちろん、製作するのは参加者各自ですので、様々な形状の「 UFO 」が作られるとは思いますけれど、

円形で光るものが飛ぶ

という基本的な条件は多くの参加者が満たしそうです。







警戒する UFO 愛好家たち

そして、一方では、この計画が進行していることを知った UFO 愛好家たちが、「4月5日に騙されないように注意せよ」という警告をおこなっています。

UFO サイトは世界中に山の数ほどありますが(星の数ほどはないです)、そのいくつかのサイトで警告が発せられています。

ufo-falseflag.gif

▲ 2014年2月22日のアメリカの UFO サイト UFO Sightings Hotspot より。


上のタイトルに false flag とあるのを「偽旗作戦」としましたが、あまり意味がわからないですので、辞書で調べてみましたら、 false flag というのは、


あたかも他の存在によって実施されているように見せかける、政府、法人、あるいはその他の団体が行う秘密作戦である。



という意味だそうですので、このサイトの作者は陰謀系の行動のひとつだと考えているようです。

しかしまあ、成り行きを見ている限りは、「遊び」で始まって、「遊びが拡大した」というような感じかと思います。


いずれにしても、2014年4月5日と、そして、翌日の「報道」に注目したいです。

「○○で光る未確認飛行物体が目撃」

という文字がどれだけ踊るのか。
あるいは、踊らないのか。

もちろん、この情報が拡散し過ぎてしまうと、グループも計画を変更したり、さらに「秘密裏に計画を進める」という可能性もありますけれど。


なお、過去の例として、「○月○日に UFO が出現する」と言われていて、その通りに出現した例としては、米国のニューヨークでの 2010年 10月の事件があります。







ニューヨーク 2010年10月13日

過去記事の、

10.13 ニューヨーク UFO 騒動: 予告通り? マンハッタン上空に続々と UFO が登場
 2010年10月14日

で海外の報道をご紹介したことがありますが、下のような飛行物体が大挙、ニューヨークの上空に現れ、その様子がテレビや各メディアで報道されたものです。

nyc-ufo-23.jpg


nyc-ufo1.jpg


テレビでは、ニューヨークでその飛行物体を見入る人たちの姿なども報じられていました。

ny-2-7.jpg

▲ 当時の abc ニュースより。


飛行物体の正体はわかりませんでした。

この話の場合は、北アメリカの航空や宇宙に関しての観測を目的として設置された組織「北アメリカ航空宇宙防衛司令部」( NORAD )退役士官のスタンリー・フルハム( Stanley Fulham )さんという人が自分の著書の中で、「2010年10月13日にエイリアンが人間と接触する」と記していたということがあり、その日に飛行物体が現れたということが話題となりました。



そんなわけで、いろいろと世界では知らない計画が進んでいたりするもので、他にも国家単位でのような大規模な「計画」から、小規模なものまで、いろいろなことがおこなわれていると思われます。

ですので、何か異常なことが起きた場合でも、とりあえず冷静でいたほうがいいのかもしれません。

特に今年はいろいろとありそうです。

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2014年02月23日



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まだ人類が月から地球を見たことのない頃の「地球の出」/1965年

lander-moon-earth-2014.jpg

▲ アポロ8号がはじめて宇宙から月と地球を撮影したのが1968年。その3年前の 1965年から撮影が開始されたスタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』の月から見た地球。



はじめて人類が月サイドから地球を見た光景/1968年

apollo-8.jpg

▲ 『2001年宇宙の旅』公開後の 1968年12月24日にアポロ8号が撮影した月面の方向から見た地球。



日本の探査機がその光景を再確認した時/2007年

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▲ 日本の月周回衛星「かぐや」が 2007年11月に撮影した月と地球。宇宙航空研究開発機構より。





時間のない1週間

今週は、家族を含めて周囲が次々とインフルエンザとなり、結局、発症していないのが私だけということもあり、家事なども含め、慌ただしく過ぎました。家事はふだんでも、「手の空いている方がやる」ということが普通になっていて、そんなに違うことはないのですが、作る料理に「病人向け」というのを取り入れなければならなかったり。

それにしても、こう・・・最近になって、さらにインフルエンザワクチンの予防効果は薄くなっているのでは、ということは実感として感じます。周囲では受けている人がバタバタかかっています。

予防効果については、インフルエンザワクチンの有効率というページによると、鼻スプレー型のワクチンはそこそこ有効であることが書かれていますが、一般的な注射タイプのだと下の程度の予防率のようです。

flu-vactine.gif

▲ カピバラあかちゃんこどもクリニックより。「回避」という部分がワクチンの有効率に当たります。


このページは小児科の病院サイトなので、子どもを対象とした調査かもしれませんけれど、いずれにしても、打つと打たないでは、そんなに大きな差があるということでもないようにも見えます。


そんなわけで、慌ただしい感じの日々でしたが、それと同時に、最近見つけたあるページを何日かをかけて読んでいました。それはいわゆる「アポロ計画陰謀論とスタンリー・キューブリックとの関係」について書かれたものでした。偶然見つけたサイトです。

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再び私の前に現れたキューブリックの亡霊

ずいぶんと前のことになりますが、過去記事に、

キューブリックの亡霊: 2001年宇宙の旅とアポロ11号の月面着陸
 2010年12月05日

というものがあります。

フランスのテレビ局が制作したフェイク・ドキュメント「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」というものをご紹介したものでした。

その番組はドキュメントではなく、娯楽ドラマといった感じの番組ですが、


「アポロ 11号の月面着陸シーンは、地上のスタジオで撮影された。アメリカ政府からそれを依頼されたのは映画監督のスタンリー・キューブリックだった」


というようなことが描かれています。

最近見つけて読んだそのサイトは、「スタンリー・キューブリックはいかにしてアポロの偽の月面着陸シーンを撮影したか」というタイトルで、そのことを本当に徹底的に述べているページでした。

sk-ap.gif

How Stanley Kubrick Faked the Apollo Moon Landings より。


確かに陰謀論系の話として書かれてはいるのですが、多分、書いた作者の人が熱烈なキューブリックのファンなのだと思います。とにかく、その熱意がものすごいものなのでした。そして、これは論文といって構わないほど長く、飛ばし読みでも何日かがかりでしたが、最後のフレーズを読んだ時には少し涙が出るほどのものでした。

この「論文」は最後だけ下のようにややセンチメンタルに終わるのです。


遺作となる『アイズ・ワイド・シャット』は 1999年7月16日に公開された。 スタンリー・キューブリックは、この映画の公開をこの日付にすることを契約書に折り込むことを最初に主張していた。

そのちょうど 30年前の 1969年7月16日にアポロ11号が発射された。

そして今日 2009年7月16日、幸せな 40周年目を迎える。

スタンリー、これでやっとあなたは安らかに眠りにつくことができる。




というものです。

つまり、これは最近のものではなく、今から4年前の記事なのですが、「幸せな 40周年目」という意味は多分この記事を投稿したこと意味しているのだと思います。

まあしかし、上にもリンクした過去記事、「キューブリックの亡霊」の際にも、

> もっとも、私はアポロ計画陰謀論というものに興味がなく

と書いているように、この記事にしても「アポロ計画陰謀論」の方に興味があったのではなく、映画監督としてのスタンリー・キューブリックの手法を調べ尽くしている内容に感動を受けたということがあります。


ところで、なぜ、「アポロ計画陰謀論に興味がない」というように書いたのかというと、アポロ11号という個別の問題はともかくとして、

「人類が月に行ったこと自体」はほぼ証明されたので

ということがあります。

それは、日本の月周回衛星「かぐや」の探査によるものでした。「かぐや」というのは、 宇宙航空研究開発機構 ( JAXA )のページの説明では下のようなもので、現在は運用は終了しています。


月周回衛星「かぐや」

2007年9月14日、日本初の大型月探査機がH-IIAロケットによって打ち上げられました。この計画は「SELENE(セレーネ)」と呼ばれ、アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査として、各国からも注目されています。




この日本の「かぐや」はいろいろなことを発見していますが、中でも、アポロ15号の撮影した着陸地点の月の地表と一致した画像を撮影していて、その時点で、少なくとも、アポロ15号が月面に着陸したことには疑いの余地がなくなっています。

アポロ15号が月面着陸した場所から撮影した写真(1971年7月)

apollo15a-landing.jpg


月周回衛星「かぐや」が撮影した月面(2008年7月)

kaguya-selene1.jpg

▲ 共に、 2008年7月16日の Universe Today より。


もちろんこのことがアポロ 11号の着陸の何かを示しているわけではないですが、「人類は月に行ったか行かなかったかという二択」では「行った」という認識が現状では妥当だと思われます。


しかし、映画監督としてのキューブリックについては、私もいろいろと謎に感じていたことがあったのですが、その「スタンリー・キューブリックはいかにしてアポロの偽の月面着陸シーンを撮影したか」というサイトを読んで、(正しいかどうかはともかく)いろいろな疑問が少し解けたような気がして、それで読みふけっていた次第です。

ちなみに、本当に全然関係ないですが、このキューブリックという人は、最近亡くなった私の長年の友人とよく似ているのでした。

地球サイズの黒点を眺めながら「必ず今年終わるこの世」を神(のようなもの)に誓って
 2014年01月09日

という記事でちょっとふれましたけれど、いろいろな意味で私の最大の恩人のような人でもあった年下の男性が最近亡くなっちゃったんです。まだ 48歳でした。

その田中くんという人のルックスをわかりやすく紹介するには、キューブリックの写真を探せばいい、というほど似ている部分が多いのでした。

下の右の太った人がキューブリックですが、これとほぼ同じ姿の友人でした。

kubrick.jpg

▲ 1980年の映画『シャイニング』の撮影風景より。中央が主演のジャック・ニコルソン、右が監督のスタンリー・キューブリック。

田中くんとは何度か外国にも行きましたが、行く先々で目立ちました。韓国では田中くんを見て逃げる人までいました(笑)。フィリピンでは空港で警察の別室につれていかれました。

そんな友人でしたねえ・・・。まあ、キューブリックと似ているのはルックスだけで、中身は違いましたけれど。






『博士の異常な愛情』から『2001年宇宙の旅』までの出来事

私はこのキューブリック監督の作品の中で最も好きなのは、1963年に撮影された『博士の異常な愛情』というものなんですが、今回読んでいたサイトでの主張では、

『博士の異常な愛情』の B-52 戦略爆撃機の特撮にとても感心した NASA がスタンリー・キューブリックをアポロ着陸ねつ造計画の撮影責任者にしようと発案した。


ということなどが書かれています。
ただし、その根拠は文書的に残っているわけではなく、曖昧です。


『博士の異常な愛情』という映画は、 Wikipedia の説明では、「冷戦時代の世界情勢を背景に、偶発的な原因で核戦争が勃発し人類滅亡にいたるさまをシニカルにえがくコメディ」ですが、その Wikipedia のページには、下のような下りがあります。


核攻撃仕様のB-52内部構造はアメリカ空軍の機密で、全く協力が得られなかった。細部まで造り込みがされているが、これは美術監督ピーター・マートンの創作である。マートンは合法範囲で可能な限りB-52のインテリアを調べ上げた。

苦心の創作が結果として実機とあまりにも一致していたため、美術チームはFBIの捜査対象とされたほどであったという。




というもので、そもそもがスタンリー・キューブリックと、そのスタッフというのは「異常なほど優秀だった」ことがうかがえますが、今回読んでいたサイトによれば、この映画が「 NASA と米国政府のお目にかなった」との主張でした。

strangelove.jpg

▲ NASA を唸らせた(かもしれない)映画『博士の異常な愛情』に出てくる核攻撃仕様の B-52 戦略爆撃機。アメリカ軍の協力が一切得られず、内部も含めて、すべて自作。


そして、サイトの作者は、「月面着陸映像制作のその見返り」は・・・映画『2001年宇宙の旅』の制作予算を無尽蔵に提供する・・・ことだったと。

ちなみに、『2001年宇宙の旅』というのは恐ろしく予算のかかった映画で、公式には 1050万ドル(当時のドル円換算で約 38億円)となっていますが、そもそも、この 40年前の 38億円の価値だけでもちょっと換算がうまくいかないですけど、それでも、実際にはさらにかかっていたという話もあります。何しろ、『2001年宇宙の旅』は、足かけ4年に渡って撮影されています。

starchild.jpg

▲ 2001年宇宙の旅のシーン。木星の衛星軌道上で巨大なモノリスと遭遇した後、ストーリー中の人物は「人類を超越した存在」であるスターチャイルドへと進化を遂げます。


すごい話としては、この映画の製作会社だった MGM の当時の社長は 映画が公開された 1968年に、公式に、

「公開されるまで一度もラフカットを見たことががなかった」

と述べていることです。

作品に口出しすることで有名なハリウッド・メジャーが、しかも、社運がかかっているかのような大規模な予算で作られた映画への対応としてはちょっとあり得ないことのようにも思えます。

しかし、これを「 MGM はまったくお金を出していなかった」とすれば、社長のこの態度も納得できます。基本的に今も昔も、ハリウッドの映画メジャーの経営陣は作品の内容などはどうでもよく、「お金になる映画かどうか」だけを考えます

なので、今の円で換算すれば 100の単位の億がつくような、しかもアート映画にも近い「退屈な作品」を、黙って4年間も作らせておくわけもないだろう・・・とは思ったり。





映画も現実も技術の中では同じという現実

しかし、その最近読んでいたサイト自体はどこまで書いても、陰謀論の域を出ないものですので、内容を細かく紹介するつもりはないですが、作者は、その中で「映像技術」について様々に述べていて、その中でも、昔の映画では一般的な技術だった、スクリーン・プロセス(プロジェクター合成)というような呼び方をされる技術について言及しています。

Rear_projection_effect2.jpg

▲ スクリーン・プロセスの原理。 Wikipedia より。


スクリーン・プロセスとは簡単にいうと、人物の背後の風景をスクリーンに写すようなことで、たとえば、上の『2001年宇宙の旅』を例にすれば、下のような技術か、それと類似したものです。

これはスタジオ内で、後ろにスクリーンのようなものがありますが、ここに映像を投影します。

Space-Odyssey.jpg

▲ 2001年宇宙の旅の撮影風景。17 little known facts about 2001: A Space Odyssey より。


そうして撮影された映像は下のような光景となるのです。

space-opening-01.jpg



後で合成するわけではないので、自然な光景に見えます。

他のシーンで、具体的に線を引くと、下のようになります。

space-001.gif

▲ 白い線から手前がスタジオ内。白い線から向こうがスクリーン。


オリジナルは下の映像です。

space-002.jpg


作者はこの技法がアポロ 11号の写真に多用されていると主張します。

たとえば、下の写真は、

ap-07.jpg


下の白い線の向こう側がスクリーン・プロセスだと作者は主張します。

ap-08.jpg


このような例がサイトでは何枚も何枚もピックアップされています。

それと、やはり特撮映画で多様される手法でもある「写真のガンマ値」というものを増加させることや、画像の「コントラストの調整」で本物らしく見える細工をしていることについても述べています。

この「画像の細工」については NASA は今でもおこなっていて、それは NASA 自身認めています。しかし、それは偽造のためではなく、何らかの理由のためだとか何とかで、よくわからないですが、過去にも火星の写真をはじめとして、細工された疑いのかかる画像についての報道は多かったです。


dione-2010.jpg

▲ オーストラリアの報道をご紹介した 2010年10月9日の過去記事「土星の衛星ディオネの後ろを通過する直径 1000キロメートル規模の巨大物体の正体は」より。



火星の写真や太陽の画像なんかもそうですけれど、修正そのものは常に加えられています。

ただ、 NASA が数々の写真を修正するその理由はよくわかりません。

陰謀論とは関係のない科学的な理由なのかもしれないし、それとは違う意味かもしれないです。






いずれにしても、すでに存在しないアポロのオリジナル資料

まあしかし、すでにアポロの資料は、アームストロング船長の月面着陸の様子や音声が収められたビデオを含めて、「ほぼ紛失」していて、今ではビデオなどのオリジナル資料の多くが残っていません。これは 2006年に発覚しました。

下の記事は、国立国会図書館のサイトに残っていた記事です。


アポロ計画のオリジナル資料をNASAが紛失
2006年8月16日

NASAが保管していたアポロ計画の通信記録テープが紛失し、約1年間にわたる調査が行われたものの、いまだ発見に至っていないことが明らかになりました。

紛失したテープは約700本におよび、ニール・アームストロング船長の有名な「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」を記録したオリジナルテープも、目下、紛失状態にあるとのことです。

ただし発見されたとしても、磁気が劣化していて再生できる状態ではない、とNASAのスポークスマンはコメントしています。




テープといっても、現在のようなコンパクトなものではないです。

moon_tapes.jpg

▲ NASA の Apollo 11 Tapes より。


こんな巨大なテープが 700本紛失・・・。

NASA は月の石も 2011年に紛失しています。


NASAずさん管理 月の石など大量紛失
共同通信 2011.12.12

アポロ宇宙船が持ち帰った月の石など貴重な地球外物質の試料517点を、米航空宇宙局(NASA)が紛失していたことが9日までに分かった。

8日付の監察官の報告書によると、517点は月の石や土壌のほか、隕石や彗星のちりなど。1970〜2010年の間に紛失した。





このあたりにも、いろいろな陰謀論が出やすくなる素地があるのかもしれないです。これらが単なる「ずさん」なのか、それともそうではないのか、という意味で。

現実はいろいろなことがあります。

さて、そろそろ夕食の準備をしなければ。
そして、今夜はまた『博士の異常な愛情』でも見よう。

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2014年02月21日



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ISS-01.jpg

▲ NASA ジョンソン宇宙センターのサイト The Gateway to Astronaut Photography of Earth 写真番号 ISS006E34157 より。



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▲ 写真番号 ISS006E3451 より。
--




はじめに、ちょっとインフルエンザのことを書かせていただきます。



カオス化する通常インフルエンザの症状

子どものインフルエンザは快方に向かいましたが、それにしても、周囲ではやたらと(インフルエンザかどうかわからないものも含めて)体調を崩している人の話を聞きます。うちの奥さんも昨日、B型インフルエンザだと診断されました。

親戚なんかでも本当に多いです。

そして、今年の(という言い方でいいのかどうかわからないですけれど)インフルエンザの症状は、一般に言われているインフルエンザの症状とはずいぶん違う気がします。

たとえば、北海道にいる母親も検査でインフルエンザと診断されたらしいのですけれど、発症してから長く病院に行かなかった理由は「熱が出ない」ということだったそう。最高時でも、発熱が 36度台のほぼ平熱で、しかし異常に体のダルさと風邪系の症状が続くので検査をしてみたところインフルエンザで、しかも、急激な発熱が特徴といわれている「A型」でした。

国が定めているインフルエンザの基準は、国立感染研究所によりますと、下のようになっています。


・診断した医師の判断により、症状や所見から当該疾患が疑われ、かつ、以下の4つの基準を全て満たすもの

 1. 突然の発症
 2. 38℃を超える発熱
 3. 上気道炎症状
 4. 全身倦怠感等の全身症状





どうも、このうちの1と2あたりが曖昧となっているインフルエンザの例をやたらと見かけます。A型でもB型でも、典型的な症状として書かれているものがほとんど当てはまらない例が多く感じられます。それでも、「4」の全身症状は強い。

うちの子ども(B型)は発症2日目くらいには自力で立ち上がることもできないほど衰弱しました。


いずれにしましても、「風邪かなあ」と思われた場合でも、病院で検査をされることをお薦めします。今は喉か鼻の粘膜での検査なら 10分後に結果が出ます。

お医者さんも症状だけではインフルエンザかどうかわからない段階にまでインフルエンザの症状がカオス化している感じもしますので、本当にお気をつけ下さい。

症状の強弱とは別に、アメリカのカリフォルニア州では、致死率が大変に高いA型インフルエンザ( 2009年にパンデミックとされた H1N1 )が流行していて、今シーズン、該当する州だけで 250名以上が亡くなっています。調べてみましたら、今も続いているようです。

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▲ 2014年2月20日の米国 Recorderonline より。


日本もいまだに流行は爆発的な状態です。
下のは最新の国立感染症研究所発表のインフルエンザ流行レベルの分布状況です。

flu-jp-2014-02-12.gif

▲ 国立感染症研究所感染症情報センターより。警報は赤色3段階で示され、注意報は黄色3段階 で表示されます。


ほぼ全国が警報状態で、現時点での受診者の数は 600万人を越えています。


そして、パンデミックが始まる時も、それがいつかはともかく、風邪か何かわからない状態で、どんどん深刻になっていくというような状態を考えてしまいます。

そして、今度、それはいつかはわからないにしても(必ずいつかは)起きるパンデミックは 2009年のものとは比較にならない強毒性のものである可能性は十分にあります。

というわけで、つい長く書いてしまいましたが、これは今回の本題ではないです。






最近の記事の「ボヘミアの空の光景」から思い出した地球の雲の上の様子

昨日の1975年のジュネーブ軍縮会議での「気象兵器の禁止」の記事では、地球の高層圏ということにふれていたりしたのですが、その少し前の記事、

突然ドイツに現れた 16世紀の『奇跡の書』という名のアルマゲドン書物
 2014年02月17日

では、ドイツで発見された 16世紀のものだと思われる「終末を描いた書」をご紹介したのですが、その書の中に下のイラストがありました。

book-of-miracles.jpg

▲ 上記の記事より。


上のイラストの下にはこのように書かれています。


sky-1533.jpg

1533年

10月に、ボヘミアやフォークトラントでこれらの姿が見られた。龍のような頭をし、豚のような鼻を持ち、2つの羽を持つ。これらは時に、400匹以上が空に飛んだ。大きなものも小さなものもいた。その光景が描かれている。



そもそも、「不思議な書」としてメディアで報道されていたのですから、そこに書かれていることが不思議に感じるのは当然のことではあるのでしょうけれど、1533年にボヘミアのあたりにこういうものが飛んでいたという不思議な出来事がイラストつきで記されています。

ほんまかいな」という思う一方で、しかし、実は長い歴史の中では普通のことだったりするのかもしれないとも思ったり。

ボヘミアというのは、現在のチェコの西部・中部地方を指すそうですので、下のあたりということになります。

bohemia-1533-map.gif


そして、上の、羽のついた龍のようにも見えるものを見ていて、ふと、 ISS (国際宇宙ステーション)から撮影された地球上空の「数々の奇妙な写真」を思い出したりしたのでした。

国際宇宙ステーションから撮影された写真は、基本的に、NASA のジョンソン宇宙センターが写真を公開しているサイトである、

The Gateway to Astronaut Photography of Earth
(宇宙飛行士が撮影した地球の写真への入り口)

で公開されていて、どなたでも見ることができます。

そして、そこには「奇妙なものが映り込んでいる写真」が、かなりの数あり、その中には、トップに貼りましたように、「同じようなものが複数飛んでいる(ように見える)」ものがもあります。


ちなみに、『奇跡の書』のボヘミアの 1533年のイラストを思い出した写真はどんなものかというと、下のようないくつかの写真です。

iss-02.jpg

▲ 写真番号 ISS006E21574 より。


これは上のリンクから実物の大きな写真をご覧いただくとわかると思うのですが、地球の上空に、

iss-2-23.jpg


の形をしたものが無数・・・は大げさですが、ものすごい数、地球方向に向いて飛んでいる(ように見える)のです。

iss-2-3.jpg


写真のキズ系(データの損傷)のもののようにも見えますけれど、拡大すると、輪郭などが見える感じですので、ちょっと原因はわかりません。

これが多数空に飛んでいます。


下の写真も似ています。これも、リンクから実物で確認しないとわかりづらいかもしれませんので、拡大写真を入れています。この写真も同様に「同じような形のものがたくさん写っている」ものです。

iss-3.jpg

▲ 写真番号 SS006E21540 より。


これも下のように写っているものに「影がある」ことが、写真データの損傷ではなく、また、気象や光学現象ともいえず、何らかの「実体」がそこにあることを示唆しているようにも感じる部分です。

iss-3-3.jpg



このような国際宇宙ステーションが撮影した写真で、「どうにも奇妙な被写体が写っている写真」はあまりにも多いのですが、ふだんあまりそれらをご紹介する機会がなかったですので、手持ちにあるものをいくつかご紹介しようと思います。

これらが何かはわかりません。

すべてがデータの損傷かもしれないですし、または、レンズに映り込んだ光や、光学現象、自然現象で説明できるものかもしれないですが、そのような合理的な説明が適用しづらいものを選んでいます。







国際宇宙ステーションから撮影されたいくつかの光景

すべて、 NASA のギャラリーへの現物へのリンクを示しておきます。
そちらに大きな写真があります。

ちなみに、国際宇宙ステーションから地球方向を撮影したものですので、写真の下に写っている雲や地平はすべて地球のものです。それぞれタイトルみたいなをつけていますが、並べるだけでは味気なく、適当につけたものですので、お気になさらないで下さい。


地球の雲の中に突入する十字架

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▲ 写真番号 ISS006E8984 より。




高層電離層の「きのこの山」タイプ

iss-6.jpg

▲ 写真番号 STS105-719-393 より。




大気圏に突入するなにか

iss-7.jpg

▲ 写真番号 ISS024E7234 より。




大気圏に一直線

iss-10.jpg

▲ 写真番号 STS105714101 より。





大気圏外の巨大物体

iss-11.jpg

▲ 写真番号 ISS013E37277 より。




雲の上の楼閣

iss-8.jpg

▲ 写真番号 STS10932510 より。


このあたりにしておきますが、まだまだ私の持っているだけで 100枚近くあります。多分、さらに NASA のライブラリーを丁寧に調べれば、数百枚単位でこういうようなものはありそうに思います。


なので、あるいは上空というのはそもそもこういう場所なのかもしれません。


そういえば、先日、上空から巨大な赤い球が尾を引きながら落ちてくる光景を見ました。

少し眺めていたのですが、何だかわからないので、「ま、いいか」と、帰ってきましたけれど、注意深く日常を観察されている方は、いろいろなものを見ているのかもしれないですね。

私は最近どうも感動心が摩耗してきているのかもしれません。

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2014年02月19日



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▲ 2014年2月20日の Real Science より。



昨日の、

70年前にも騒がれていた「地球温暖化」はその 1940年代にピークを打ち、 米国中央情報局は 1974年に「地球はこれから寒冷化に入る」という分析を報告していた
 2014年02月18日


で、「 1940年代の地球温暖化」や、1974年の CIA の「氷河期の到来の予測」に関しての文書などを、過去の新聞などからご紹介したのですが、過去のニュースはいろいろと面白いです。

トップに貼った科学系ブログ Real Science の記事にオーストラリアの日刊紙キャンベラ・タイムズ( Canberra Times )の 1975年の記事が紹介されていました。

これは、その前日の 1975年 8月 23日のジュネーブ軍縮会議の内容についてのものです。オーストラリアの国立データライブラリーで、過去の新聞などのデータを保管している Trove にあるものです。

1975年8月23日のキャンベラ・タイムズ紙より

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▲ Trove の The Canberra Times Saturday 23 August 1975 より。



この記事の中で、トップに貼りました Real Science の記事で抜粋されていたスクリーンショットの文章の意味は次のようになります。


米国 - ソ連 気象戦争を禁止する計画

アメリカ合衆国とソビエト連邦は、昨日の 30カ国によるジュネーブ軍縮会議において、戦争の武器としての人工津波や人工地震などのような違法な手段による脅威に関しての条約案を発表した。

今回の条約で禁止される人工津波や地震以外の技術としては、氷冠を融解させることや川の方向を変えることによって沿岸諸国に洪水を発生させることが含まれる。さらに、意図的に致死量の紫外線を人々に曝露させるために上層大気中のオゾン層を破壊する技術が含まれている。




というもので、どこまで実現していた武器なのか怪しい感じもしますが、いずれにしても、この時のジュネーブ会議で「これらは禁止された」という記事でした。

上で禁止された「兵器」を並べてみますと、

・人工津波
・人工地震
・極地の氷を溶かして洪水を起こす
・川の流れを変えて洪水を起こす
・オゾン層を破壊して人々に致死量の紫外線を浴びせる


となっています。

ちなみに、 Wikipedia によりますと、ジュネーブ軍縮会議では、過去に、

・部分的核実験禁止条約(1963年)
・核拡散防止条約(1968年)
・海底における核兵器等設置禁止条約(1971年)
・生物兵器禁止条約(1972年)
・環境破壊兵器禁止条約(1977年)
・化学兵器禁止条約(1992年)

などが締結されてきたそうですが、 Wikipedia には 1975年のこの禁止については記されていませんでした。


この中には、どうも冷戦下のハッタリ合戦の気配も感じないではないものもあるのですが、陰謀論などの話での関係としては、文章の最後の「オゾン層を破壊して人々に致死量の紫外線を浴びせる」というものは、高周波活性オーロラ調査プログラム、いわゆる「 HAARP 」というものを思い浮かべる方もあるかもしれません。






高周波活性オーロラ調査プログラムを調べ続けた5年前

haarp.jpg

▲ 2007年7月6日の Wired の記事「米国防総省の「謎の新施設」、HAARPが完成」より。


ちょっと話は逸れますが、4年か5年くらい前に、実は執拗に HAARP について調べていたことがあります。ほとんどはその頃の「地球の記録」の記事にありますが、代表的なものとして、

HAARP での地震の原理? - HAARP と VAN法の逆説的相関関係
 2010年04月06日

HAARP の話題 3 (世界全滅装置?)
 2009年09月25日

などがあります。

結論としては、当時よく言われていたような「地震を起こす装置」ということは、原理として考えられないものであるとは確信したのですが、では、「何のために存在するのか」ということはわからないままでした。

HAARP についてメディアで最初に報道されたものとしては、 1994年に米国のアース・アイランド・ジャーナル誌( Earth Island Journal )が、独自で入手したアメリカの空軍と海軍の文書を元に「電離層を変化させる軍事計画」という記事を掲載したことが始まりだとされています。

その文章(英語)は現在、

The High Frequency Active Auroral Research Project (HAARP)

に残されています。

そのアース・アイランド・ジャーナルが入手した 1990年のアメリカ空軍と海軍の文書によると、確かに HAARP は明確に「兵器」としての用途が記されています。

なのでまあ、兵器ではあるようで、また、軍の文書では、


> 計画の最終目的として「1000キロメートル(621マイル)の広範囲にわたって、電離層を大きく変化させることが望ましい」


と書かれてあります。

この「 1000キロメートルの範囲」というのがどのくらいのものかというと、地図でいえば下の範囲です。

haarp-5000-s.jpg

▲ HAARP のあるアラスカを中心にして、濃い赤が半径 1000キロ。薄い範囲は、半径 5000キロです。


しかし、当時、調べているうちに、いろいろとわからなくなってきたのですね。

たとえば、 HAARP は「高周波活性オーロラ調査プログラム」という名称なのに、発信する信号は「超低周波」です。地球の記録のこちらの記事では、


> HAARPのInductionのシグナルを見ると、周波数が非常に低い特徴があることが分かります。僅か 5Hz 程度です。


とあります。

仮に、 HAARP が 1975年のジュネーブ軍縮会議で禁止されたという「高層大気の破壊」などを試みようとしているのなら、そんな周波数のシグナルで高層に何か影響させることができるのだろうかと。

たとえば、高層には「電離層」という層があります。

電離層は、厚さが 500キロメートル以上もある非常に厚い層ですが、超短波なら下のように最上部に位置するF2層という層を突き抜けて、その先に辿り着くことができるようです。しかし、 HAARP のシグナルはこのような超短波ではないようにしか見えなかったのです。

isosphia.jpg


このあたりになると、科学の基本を知らない私あたりにはお手上げで、考えるのをやめてしまいましたが、それから5年。

また、 HAARP のことを思い出すとは思っていせんでした。

ちなみに、上のアース・アイランド・ジャーナルの記事を翻訳したものがこちらなどにあるのですが、大変長いものですので、 HAARP というものの「概要」についてを記事から抜粋したいと思います。




1994年秋プロジェクト:電離層を変化させる軍事計画
筆者/クレア・ジカール( Clare Zickuhr )、ガー・スミス( Gar Smith )


アメリカ国防省は「 HAARP 計画」を極秘理に進めている。この計画はアラスカのアメリカ空軍基地に建設される予定であり、電離層を「暖める」という世界初の試みでもある。

しかし、科学者、環境保護論者、土地の人々は、これに懸念を表明している。なぜならHAARPの電磁波装置は、地球の電離層に1ギガワット(10億ワット)以上の電磁波を放射できるからだ。これにより人々は健康を損ない、野生動物は危険に曝され、環境にも予測できない影響が出る恐れがある。

HAARPは「高周波活性オーロラ研究計画」(HAARP)を略したものだ。これはアメリカ空・海軍が合同で行っている計画で、国防省による「電離層実験」の一環だが、この実験はあまり知られておらず、「EXCEDE」、「RED AIR」、「CHARGE4」というコード名で呼ばれている。

(中略)

米海軍研究局は1993年11月、「 HAARP 覚書」を公に発表した。
それには以下のように書かれている。

「アメリカ国防省は、通信分野での現在の能力を拡大し、また、大きな科学的進歩を遂げるため、 HAARP 計画を実行する」

ちなみに、この機密の HAARP 文書は、米国の「情報自由化法」により明らかになったものだ。

HAARP 計画の目的は、強力な電磁波を放射して電離層を『破壊』し、その後、電離層がダメージにどう反応し、最終的にどう回復するかを研究することにある。

HAARP 覚書では、この計画は「純粋に科学研究を目的としたものであり、敵国に何ら脅威を与えるものでない」と書かれている。

しかし「アース・アイランド・ジャーナル」誌が明らかにしたところでは HAARP 計画を提案したのは国防省・海軍研究局であり、さらに、アメリカ空・海軍が1990年2月に出した文書には HAARP 計画の軍事目的しか述べられていない。

例えば次のようなことが記述されている。


・大気上空に電離層レンズを作り、強力な高周波エネルギー焦点を作ること。

・電離層を変化させる手段を考案すること。

・反射装置を作る目的で、上空90キロメートル以内の電離層に変化を与えること。

・ミラーによって、地平線を超えた、広範囲に亙る監視システムを作ること。

・それによってクルーズ・ミサイル、あるいは他の飛行物体を探知すること。


HAARP 文書では、計画の最終目的として「 1000キロメートル( 621マイル)の広範囲にわたって、電離層を大きく変化させることが望ましい」と書かれている。

ほとんど知られていないが、 HAARP 計画のもう一つの目的は、敵国の通信能力を妨害しながら、アメリカの防衛通信手段は無傷で残しておくことにある。





記事は、その後、環境などへの影響も含めて記されていて、大変長い記事となっていますが、とりあえず、1990年代に軍部から計画が提出された時点では、 HAARP というのは上のようなものだったということです。

しかし、現状のシグナルの特性などから考えて、それが一体、どんな「本質」なのかということは想像することも難しいです。

そして、これは「想像で解決するようなものでもない」ですし、科学的に確実な視野で考えられるような方々がいればなあ、と思います。いずれにしても 40年前のオーストラリアの新聞の小さな記事が、いろいろなことを思い出させてくれました。

思えば、この5年ほどの間にいろいろと知ったような、実は何にも知らないままのような。

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2014年02月18日



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1971年7月9日の米国ワシントンポスト紙より

ws-1971.gif

▲ 過去の新聞の文書をデータ保存している ProQuest Archiver より。



1940年12月14日発行のニュージーランドの新聞オークランドスター紙より

auckland.gif

▲ 過去の新聞メディア文書をデータ保存している Papers Past より。





現実化してきている「小氷河期的」な光景

冬になる前までは、

ついに地球が本格的な「寒冷化時代」に突入した可能性
 2013年09月09日

というような比較的「第三者的な見方」をしていた雪と寒波の問題ですが、ここにきて、「ついに」とか「可能性」とか、そういう悠長なことを言っている場合ではないということになってきていて、北半球のいくつかの地域ではシャレにならない状況に陥っています。

雪と寒波の被害の規模での筆頭はアメリカ東部ですが、日本も先日の大雪により、世界中にその被害が報道されているほどの災害となっています。

bbc-snow.gif

▲ 2014年2月16日の BBC より。


そして、まだ災害救助は進んでいません。村や道路の孤立状況は 2014年2月17日の毎日新聞「大雪:13都県で8000人孤立 自治体「想定外」」によれば、関東から東北までで 8000人ほどの方が孤立していて、中にはいまだに安否の確認をとることもできない(電気、通信も途絶えているため)場所もあるようです。

2月17日の朝日新聞の「大雪の死者23人 関東は20日も降雪の予報」という記事では、タイトル通り、現在まで今回の大雪で 23人の方が亡くなったことが報じられています。

アメリカでは、寒波と暴風雪により 2月15日の時点で 25人( ナショナル・ポスト より)が死亡。


韓国では、昨日の大雪による屋根の崩落事故など、10名が亡くなっています。

pusan-snow-10.gif

▲ 2014年2月18日の朝鮮日報より。事故は慶州市にある「マウナ・オーシャンリゾート」で起きました。事故に遭ったのは多くが釜山外国語大学の学生たち。


韓国も2月の1週目から東部などで激しい雪に見舞われています。

韓国の東部が歴史的な大雪により麻痺状態
 地球の記録 2014年02月12日

という記事に記しましたが、日本の今回の大雪被害のように、多くの村が孤立した状態でした。


欧州や中東でも、

ディズニー映画の「氷の王国アレンデール」と化したスロベニアと 1000の村が雪で覆われ物資が不足しているイラン
 2014年02月06日

という記事でご紹介しましたように、観測史上で経験したことのないような寒波や大雪に見舞われる地域が多くなっています。


もちろん、これらのことだけをとって、世界が寒冷化しているということはできません。あまりにも短い期間の話ですので、一過性のものかもしれないからです。それに、北半球でも「異常に暖かい冬」が続いている地域もあります。ロシアやウクライナ、アメリカの西部などですが、それは後に記します。

しかし、それでも、寒波と大雪の異常さが目立つことは事実です。


さて、そして今回の本題は、その「現時点での寒波」という問題から離れて、「過去」にも同じような騒動が起きていたことが、海外の古い新聞からわかるということがありまして、それをご紹介したいと思います。





1940年代に「地球温暖化」はピークを打った

national-academy-sciences.gif
(キャプション) 日本の気象庁の1959年のデータ(非公開)を元に、1969年に作成された北半球の年平均気温の変化。

▲ 1975年の米国科学アカデミー( National Academy of Sciences )の報告書より、1880年から1970年までの全世界の平均気温の変化。


今回ご紹介する、数十年前の新聞や資料は、科学系ブログの Real Science で紹介されていたものをいくつか取り上げて、こちらで日本語などを入れてみました。

記事の冒頭にも貼りましたが、1940年代には「地球温暖化と、ほぼ同じ言葉」が日常的に欧米の新聞の見出しになっていたことがわかります。

1947年5月31日発行のオーストラリアの新聞ウェスト・オーストラリアン紙より

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▲ 過去の新聞のデータを保存する trove.nla.gov.au より。


1940年2月23日発行のオーストラリアの新聞タウンスヴィル・ブルティン紙より

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▲ 過去の新聞のデータを保存する trove.nla.gov.au より。


そして、1970年代になってからは、今度は「地球寒冷化」の報道が目立ちますが、その頃、アメリカ合衆国中央情報局( CIA )が「地球は新たな氷河期に向かっている可能性がある」という内容の報告書を出していたという事実があります。

その CIA の報告書と、それを裏付けるアメリカ大気研究センターの 1975年のデータを見てみます。





アメリカ合衆国中央情報局( CIA )の1974年の報告書

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▲ CIA の報告書より。


ちなみに、この CIA の報告書は、現在はインターネットで閲覧できます。

A Study of Climatological Research as it Petains to Intelligence Problem
(諜報の問題に関連する気候の研究報告)


この CIA の文書の内容は、1970年以降、地球が寒冷化に突入していくことを示唆したもので、タイトルの「諜報の問題に関連する気候の研究報告」から見ると、 CIA の活動への影響を記したものだと思われます。

今から 40年前のものですが、天候のサイクルを地球的な規模で見ている、とても大局的なもので、 70万年前から現在までの地球の気温の変化を分析して、地球が寒冷化に向かう可能性を示唆しています。

cia-10001.gif

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▲ CIA の報告書より。



そして、1975年にはアメリカの国家としての環境研究組織であるアメリカ大気研究センター( National Center for Atomospheric Research )が報告書を出し、そこには 1940年代で気温が頂点となり、後は下落していくとした推測が記されています。

national-atmospheric-aesearch.jpg

▲ アメリカ大気研究センター( National Center for Atomospheric Research )の報告書より。



そんなわけで、どうやら、1970年代には、アメリカの政府機関においては「地球は寒冷化する」。あるいは、もっと直接的に「地球は小氷河期に入る」ということが、推測としての結論として出されていたということのようです。

なぜなら、その後、これらの見解を否定する公式文書の存在がない(と思われる)ためです。


しかし、そのアメリカ。

このブログでも、新年早々の、

ロシア・アメリカ両大国が同時に経験する「マイナス 50度の日常」
 2014年01月06日

という記事などから始まって以来、今年はずっと寒波と大雪のニュースが絶えないですが、実際にアメリカ海洋大気庁( NOAA )の数値を元にアメリカのこの120年間の気温の推移を見ますと、このアメリカの冬は「観測史上3番目に低い」ことがわかります。

1899-2014.gif

▲ アメリカの1896年から2014年までの「12-2月の気温」のグラフ。 Third Coldest Winter On Record So Far In The US より。




アメリカの気温の異常な現状

しかし、アメリカ全体としては上の通りなのですが、州ごとに見ると、また違った今年のアメリカの姿が見えてきます。

アメリカの2014年1月の州ごとの気温の平年との比較

us-temperature-201401-2.gif

アメリカ海洋大気庁 NOAA より、2014年1月のアメリカの気温の記録。


上で、

・青い部分は「平年より気温が低い」地域
・ピンクやオレンジの部分は「平年より気温が高い」地域
・白い部分は平年とほぼ同じ気温


ということになりますが、低い地域と高い地域がほぼ半々であることがわかります。

なので、「今年のアメリカは寒い」というのは間違った言い方になってしまい、あくまでも「アメリカ東部を中心として寒い」ということになるようです。西部や南部の一部は「異常な高温」とさえなっているのです。

2月の始めに、

過去 100年で最悪の干ばつにより「ついに水の供給が不可能」に至った米国カリフォルニア州
 2014年02月02日

という記事で、アメリカ西海岸の干ばつのひどさをご紹介したことがありますが、

・東では大雪とその後の洪水の懸念
・西では記録にないほど強烈な干ばつが進行


というのがアメリカの状況のようです。


また、今回はふれる余裕がないですけれど、北半球でも、ロシアやウクライナ等のいくつかの地域では「異常な暖かさ」が続いている場所もあります。

どうも地球のバランスの異常(もう、ある程度「異常」といってもいいかと思います)はますます加速している感じもあります。

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2014年02月17日



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▲ 最近存在が明らかとなった 16世紀の『奇跡の書』より。「終末の日」の様子が描かれています。この絵は、西暦 1531年に起きたと書かれているフランスのストラスブールでの「天空の城の戦士と、地上の軍隊との戦争」を示したもの。 2014年2月16日のドイツのシュピーゲルより。

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ややグチ的余談(命の軽さ)

本文とは全然関係ないですが、先日の大雪の時はいろいろと個人的なこと(子どもの熱とか、母親が上京するとか)などもあり、夜中に「速報くらいは見ておこう」と、深夜の NHK を回すと、何とオリンピック一色でした。明らかな災害下なのに。しかし、「何がテレビの優先なのかわかりやすいわな」とテレビを消しました。

しかし、被害のあまりないこちらはともかく、山梨なんてのは大雪2日目の今日 2月 17日でも、

7都県3400世帯が孤立 山梨で電車内に900人
 毎日新聞 2014.02.17

という状況で、人命と直結した危機となっていますが、オリンピック優先放送体制のために、こういうニュースもあまりご存じない方も多かったのではないでしょうか。NHK 以外の民法は回していないので、わからないですが、似たようなものだと推測されます。

メダルも結構でしょうが、人の命をほんの少しは重く見てもいいのでは?と思う次第です。

まあ、 Yahoo! ニュースの「なぜNHKは山梨の大雪災害を報じないのか?」という記事には、真偽はわからないですが、


日本の場合、オリンピックの放映権は、数年前からNHKと民放で構成される「JC」(ジャパンコンソーシアム)で決定し、電通を中心として広告出稿などのスポンサー割当までをも振り決めていく。

年々高騰する膨大な放映権料は、テレビ局に取っては死活問題であるゆえに、五輪関連番組はアンタッチャブルな絶対的な「商品」となっているのだ。




とありましたので、放映権料を回収するためには、他の事件どころではないということなのかもしれません。

切ない話ですけれど、これが私たちの生きている環境の現実のようです。


さて、本題です。






ドイツの16世紀の奇跡の書が公開される

つい最近、ヴォイニッチ手稿についてのことを記事にしたことがありました。

ヴォイニッチ手稿とアステカ文明のリンク(1) : 植物学者とアメリカ国防総省の元情報技術者がつきとめた「古代メキシコの植物学、消滅した古典ナワトル語」とヴォイニッチの共通性
 2014年02月09日

ヴォイニッチ手稿とアステカ文明のリンク(2) : 論文「ヴォイニッチ手稿の植物学、動物学、および鉱物学に関しての予備的分析」
 2014年02月10日

です。

ご紹介した内容の真偽についてはわからないとしても、上でご紹介した論文に好感を持ったのは、ヴォイニッチ手稿につきまとう「不思議」という感覚を一切捨てて、完全にドライな状態で分析を進めていたことでした。

しかし、ヴォイニッチ手稿に関しては、現在でも様々な思い入れや、あるいは、他の観点からの研究もありますので、上のものはあくまで様々な推論のひとつということでよろしいのだと思います。


さて、昨日、「不思議な書」の報道を目にしました。

16世紀に記されたと考えられる書物が、2008年に突然、ミュンヘンに現れたということを紹介しているドイツのシュピーゲルというメディアを見つけまして、それをご紹介します。シュピーゲルの母体は、発行部数がヨーロッパで最も多いニュース週刊誌デア・シュピーゲルで、記事の信憑性はそこそこにあると思います。

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▲ 2014年2月16日のシュピーゲルより。



その書物のタイトルは『奇跡の書』というもので、1552年に発行されたと推測されているのですが、2008年にミュンヘンに登場するまでその存在は知られていなく、どのように保管されてきたかも不明だそうです。

内容はすべて「この世の終わり」を描いたものですが、興味深いのは、未来の話ではなく、実際に起きていたこととして書かれていることです。


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▲ 『奇跡の書』より「テベレ川の怪物」。テベレ川はイタリアの川で、1496年の1月、その川岸に奇妙な動物の死骸が見つかったそうです。この絵のような動物だったそう。


この書物の内容は、聖書の記述にならっている部分を感じさせるものです。最近は、キリスト教関係の記事も多かったですので、そのあたりのこともあり、ご紹介しようと思いました。



スピーゲルの記事は、本文とは別に『奇跡の書』の図版が数点紹介されています。本文はそれほど長いものではないですので、本文の翻訳をご紹介してから、その本のイラストをご紹介します。




Feuer und Fluten: Buch aus 16. Jahrhundert zeigt Endzeitphantasien
Spiegel (ドイツ) 2014.02.16


火災、洪水、天空の戦士: 16世紀の『奇跡の書』は、「最後の審判の日」の光景を描写している。


この書は何世紀にもわたって失われていたもので、ごく最近になって、再び現れたものだ。現在は、再度、印刷発行されている。この書の内容はとてもミステリーに満ちている。

人間が「この世の終わり」を考えだした頃、太陽は欠け、嵐が大地に涙を落とし続ける。空は黒くなり、その黒い空から火、石、そして血が降ってくる。地震が村や町を飲み込んでいく。書はアウグスブルクによる『奇跡の書』( Book of Miracles )というタイトルで、 167ページから構成される。

この書では、古代からルネサンスまでの人々が、「世界の終末」をどのように想像していたかがわかる。全般としては恐ろしいものであり、その中にいくつかの肯定的な天体現象が描かれている。

「この書物はそれ自体に何か奇妙なものを秘めている」と、美術史家ジョシュア・P・ウォーターマン( Joshua P. Waterman )氏は述べる。ウォーターマン氏は、この書が 1552年に出版されたと推測する。それは、書の中の様々な描写方法の年代鑑識によるものだ。

このような、主に宗教的なテーマ、あるいは家族のために書かれた書はとても貴重といえる。

この書の存在にはいくつかわからない点がある。

書は 2008年に、ミュンヘンのオークションハウスがロンドンに売却した。その後、アメリカのコレクターの手に渡った。

しかし、それ以前の持ち主や、辿った痕跡などはまったく知られていない。ミュンヘンのオークションハウスでは、封印して保管されていた。そのミュンヘンから先のこの書の経緯はわからない。

書では、落雷、彗星、そして未知の現象などが、それぞれ神の罰と考えられており、あるいは、悪い出来事の前兆として記述される。

旧約聖書では、イエスが十字架にはりつけられた後には洪水が起き、大きな地震が起きたと教えている。太陽は暗くなり、月は血の色となる。

新訳聖書では、飢饉、疫病、バッタによる荒廃、そして空からは星が落ちる描写が語られるが、それらに準じたような出来事の描写が見られるのだ。






1552年の『奇跡の書』の図版より


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ドルドレヒト(オランダ)での雹(ひょう)

1552年5月17日。オランダのドルドレヒトで、激しい嵐が雹と共に降り落ちた。人々は、ついに、審判の日が来たと思った。この嵐は約 30分間続いた。降った雹の多くは3キログラムか、それ以上あった。

それが降った場所には、耐えられない悪臭が漂った。





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底なし地獄からやってきた怪物

誰であろうと、底なし地獄(the bottomless pit)からやってきた怪物を痛めつけようとした者は、口から吐く炎に見舞われ、むさぼり食われる。誰であろうと、怪物を攻撃しようとしたものは、必ず殺される。

これらは、天国を閉鎖する力を持っている。
海を血にする力を持っている。
そして、地球にあらゆる荒廃を与える力を持っている。
すべては彼らが望むようにおこなうことができる。
そして、彼らがすべての証明を終えるであろう時に、彼らは深海の中から外へ上昇してきた獣と戦いを始める。そして、それらをなぎ倒し、殺す。

彼らの死体の数々が大きな都市の道に転がるだろう。





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ボヘミアの天国の騎手

1533年10月に、ボヘミアやフォークトラントでこれらの姿が見られた。龍のような頭をし、豚のような鼻を持ち、2つの羽を持つ。

これらは時に、400匹以上が空に飛んだ。大きなものも小さなものもいた。その光景が描かれている。





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剣を持つ天空の戦士

1531年に起きた、フランスのストラスブールでの「天空の城の戦士と、地上の軍隊との戦争」を描いている。

この年のストラスブールや、他の地域でも、血まみれの大気の精霊エアリアルが剣を持ち現れた光景が目撃された。その際の地上で燃えた城や、軍事作戦について描かれている。





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彗星

1506年。この年には何度か夜空に彗星が現れ、スペインに向かって尾を描いた。この年には、多くの果実が毛虫やネズミによる作物被害を受けた。イタリアでは巨大地震が発生した。





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輝く球体

ローマ人の地でイエスが誕生する 73年前、空から黄金の球体が大地に下りてきて、地表を周回した。その後、黄金の球体は再び太陽の方向に向かって飛んでいった。
その大きさで太陽が隠れた。
これはローマ時代の戦争に続いて起きた出来事だった。





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海の怪物と小羊のような角を二本持つ獣

十本の角と七つの頭を持つ獣が、海から陸へ上がるのを見た。角にはそれぞれ冠が乗っていた。そして、その頭には不浄である名前が書かれていた。見た時にはヒョウのようだった獣は、脚は熊のようだった。口はライオンのようだった。

ドラゴンが、その獣に力と大きな権威を与えた。
そして、すべての世界はその獣に驚愕して、そして服従した。





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燃えつきる聖火

キリストの生誕から1009年目の年に、太陽は暗くなり、月は血のような色となった。そして、巨大な地震があった。
空から得体の知れない音や雑音が大音量で鳴り続き、聖火は燃えつきた。

これらは、ドイツとイタリアで飢饉により多くの人々が亡くなった後に起きた。この飢饉は生きのびた人より死んでしまった人の数のほうが多かった。





ここまでです。

全体として、

・太陽が暗くなる
・月は血のようになる
・巨大地震
・空からの謎の音
・バッタによる不作
・大飢饉


などの現象についての予兆的な意味として描かれているもののようです。

上の中にはすでに起きているものもありますし、これからますます起きそうなものもありますけれど、いずれにしても、今は自然災害も経済崩壊もパンデミックでも掻き消され「やすい」社会の状況にありますので、ご注意深くお過ごしされますように。

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2014年02月15日



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もう関東はものすごい雪だったわけですが、海外でも報道されています。

tokyo-45-worst.gif

▲ 2014年2月14日の Extinction Protcol より。





B型インフルエンザに

子どもが、お腹の調子が悪くなってから2日目を過ぎてから 40度を越える高い発熱をしまして、病院につれていって検査をしましたら、インフルエンザでした。検査するまで気づかなかったのは、「B型」だったためです。B型は最初に熱が出ないことが多いそう。

B型については 今シーズンの流行が懸念される「B型インフルエンザ」というサイトによると、2013年では「A型が80.8%・B型が19.2%」ということですので、比率は少ないです。ちなみに、B型は「発祥が人間で、感染経路も人間だけのインフルエンザ」で、他の(鳥とか豚とかからの)感染経路はありません。


まあ、いずれにしても、A型もB型も治療薬は同じで悪名高き云々などもほぼ確実に処方されますので、インフルエンザの治療薬の性質などから考えると、しばらくつきっきりになっていた方がいいと思い、寝室のベッドの横で奥さんと交代で過ごしています。

なので、2、3日は更新は短めの記事となりそうです。


そして、やらなければならなかったのが雪かき。

今日はスゴかったです。
外に出てみると、自分の部屋の前の廊下が雪で歩けない状態。

雪かきをした後、階段を下りていくと、向かいの建物の広場が下の状態でした。
真ん中に埋まっているのはベンチで、大体の積雪がわかります。

snow-02-15-1.jpg


吹きだまりになっている部分では、50センチを越えています。


外に出ると、いつもの光景でありませんでした。
違う場所みたい。
人々が自宅の前などの雪かきを始めています。

snow-02.jpg


しかし、ここは雪国ではないので、商店などの人以外はスコップを持っていない人も多く、私同様に「100円ショップのちりとり」で雪かきをしている人もいます。

基本的に走る車の姿はありません。
あちこちで埋まっている。

snow-7.jpg


基本的に、町は完全に機能麻痺していました。
まあ、そのあたりを考えると、結構な自然災害だとは思いました。


買い物に行った後に、自分の建物の玄関前の雪かきをしました。これは、その日のうちにやっておかないと、凍ってしまった部分は長く残る上に、凍ってしまうと、人の手ではどうにもにならなくなるからです。

うちは集合住宅ですが、管理会社は東京の離れたところにあり、こういう場合は誰かやるしかないのですが、結局、私は雪かきとかを経験しているので、先週の雪の時もひとりでコツコツやっていました。




過去120年の積雪の記録を更新した地域も

ちなみに、トップに海外の報道を貼りましたけれど、東京そのものはともかく、今回の大雪では、2月14日と2月15日の2日間で、観測史上の記録を上回った降雪の地点は下ほどあります。

気象庁には「観測史上1位の値 更新状況」というページがあり、その日、観測記録を更新した分について、記されています。その1日での積雪量の記録です。

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▲ 気象庁「観測史上1位の値 日最深積雪」より。


上ではよくわからないと思いますので、書き写しますと、

宮城県・白石 積雪 38センチ 1984年の観測開始以来の新記録
栃木県・宇都宮 積雪 32センチ 1890年の観測開始以来の新記録
群馬県・前橋 積雪 73センチ 1896年の観測開始以来の新記録
埼玉県・熊谷 積雪 62センチ 1896年の観測開始以来の新記録
埼玉県・秩父 積雪 98センチ 1926年の観測開始以来の新記録
長野県・軽井沢 積雪 88センチ 1925年の観測開始以来の新記録
長野県・開田高原 積雪 115センチ 1991年の観測開始以来の新記録
長野県・飯田 積雪 78センチ 1897年の観測開始以来の新記録
山梨県・甲府 積雪 111センチ 1894年の観測開始以来の新記録
山梨県・河口湖 積雪 140センチ 1933年の観測開始以来の新記録
埼玉県・秩父 積雪 62センチ 1926年の観測開始以来の新記録
山梨県・甲府 積雪 85センチ 1894年の観測開始以来の新記録
山梨県・河口湖 積雪 106センチ 1993年の観測開始以来の新記録


のような記録でした。

1890年の観測開始以来の積雪記録というようなところもありますが、つまり、この 120年間で最高の積雪量だった場所も多くあるということになりそうです。

私のところは、地理的に、

埼玉県・熊谷 積雪 62センチ 1896年の観測開始以来の新記録
埼玉県・秩父 積雪 98センチ 1926年の観測開始以来の新記録

のあたりが目安になるのかも。



アメリカなんかも現在、暴風雪の真っ直中の地域があります。

最近は「スノーマゲドン」(スノー+アルマゲドン)というような見出しも目にしたりします。

アメリカ東部

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▲ 2014年2月10日の The Hill の Lost Capitol Hill: Snowmageddon より。


Capitol Hill (キャピトル・ヒル)というのは、米国の首都ワシントン東部の連邦議事堂がある小高い丘一帯を指すそうです。


英国はモンスター級の嵐に「またも」見舞われています。


イギリス

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▲ 英国東部のホートン・ル・スプリングという場所で、強風で倒された送電塔。 2月13日の英国 BBC より。


そんなわけで、いろいろと荒れている世界ですが、身近なところでは、インフルエンザを含めての病気にはご注意下さい。私は今回わりと執拗に病院に子どもを連れていったのですが、やはり、脳裏に常に「昨年あたりから世界は病気のアルマゲドン状態に突入している」と思っている部分があるからです。

そのあたりは、ちょうど1年ほど前に書いた記事の、


天体の接近と共に忍び寄るパンデミックの影: 全世界で一斉に拡大し始めた強毒性鳥インフルエンザ
 2013年02月19日


というものを書いた頃と心境的には同じです。

人間に感染する病気なら、人間なら誰でも感染して発症する可能性はあるわけで、誰が感染して誰が感染しないのかは基本的にわかりません。

なので、感染したり発症すること自体は仕方ないことですけれど、いつでも適切な医療体制があるかどうかもわかないですし、気候も、そして病気のことも、わりとよく考える最近です。

皆様もくれぐれもお気をつけて下さい。

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