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2014年03月31日



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「地質の憂鬱」の中にいるアメリカ : 全土で多発する地震の中、イエローストーン火山で過去 30年来で最大のマグニチュードの地震が発生した日



つい先日、

イエローストーンについての奇妙な報道、西之島を侵略する新島、そして異常な回数の地震・・・。あちこちから伝わってくる「カタストロフ的」な気配
 2014年03月27日

というタイトルの記事で、3月26日の「ロシアの声」日本語版の報道にあった、「人類の破滅を招いた米イエローストーン、眠りから覚める」という、どこをどう探しても、そのような情報ソースが見当たらなかった記事をご紹介したことがありました。

ru-ys-5.jpg

▲ 2014年3月26日のロシアの声より。


ところが、それから4日後の昨日、本当に「ほんの少しだけ目覚めてしまった」ようなのです。

下は米国のロサンゼルス・タイムズの記事です。

la-yellowstone-top.gif

▲ 2014年3月30日のロサンゼルス・タイムズの 4.8 earthquake is Yellowstone's largest in 34 years より。


イエローストーンでマグニチュード 4.8の規模の地震が発生したのです。

上の記事の内容です。


イエローストーンで過去 34年間で最大のマグニチュード 4.8 の地震が発生

3月30日の早朝、ワイオミング州北西のイエローストーン国立公園で、この地域の地震としては、この 34年間で最も強い地震が発生した。

ユタ大学地震観測ステーションによると、震源は、ノリス・ガイザー・ベイスン( Norris Geyser Basin )から北北東に 6.5キロの場所だった。

イエローストーン領域での地震活動は地質学的には珍しいことではない。世界最大の間欠泉を誇るこの公園の険しい土地は、何百万年もの火山活動で形成された。

ユタ大学によれば、イエローストーンでは、3月28日から小さな地震活動が始まっており、 25回以上の小さな地震が起きたという。

アメリカ地質調査所( USGS )は、マグニチュード 4.8の地震の後、「継続している地震活動以外の地質活動の兆候はない」と声明を発表し、そのため、警報などを出す必要はないと判断したと語った。

アメリカ地質調査所の調査チームは、地質変化や熱水系への影響を調査するために、震源に近い地域を訪問する予定となっている。




とのことで、「噴火と関係するような地震ではない」という声明だったようです。
アメリカ地質調査所のイエローストーン火山の警報レベルも正常です。

code-green.gif

▲ アメリカ地質調査所 Current Alerts for U.S. Volcanoes YELLOWSTONE VOLCANO より。


ちなみに、 3月30日にイエローストーンで発生したマグニチュード 2.5以上の地震は以下のようになります。

yellowstone-25-map.gif

▲ アメリカ地質調査所 Earthquake Hazards Program より。

すべて震源はイエローストーンで、上から、

マグニチュード 3.3 震源の深さ 6.0キロメートル
マグニチュード 3.1 震源の深さ 6.6キロメートル
マグニチュード 2.5 震源の深さ 7.7キロメートル
マグニチュード 3.1 震源の深さ 4.5キロメートル
マグニチュード 4.8 震源の深さ 6.8キロメートル
マグニチュード 3.0 震源の深さ 1.6キロメートル


となります。

確かに、イエローストーンで起きる地震としては、大きなものが多いという感じはします。

比較としては、今年2月の、

アメリカを駆け巡るイエローストーンの噴火に関するウワサを当局自らが打ち消した日に思う「世界中が重複災害の星の下にある」事実
 2014年02月07日

という記事の中で、2014年 1月 27日から 1月 31日の間に続けて起きていた群発地震の一覧を載せました。

以下の図です。

ys-map-0131.gif


これだけ数多く地震が起きていたこの時にも、マグニチュード 2.5に達した地震はひとつもありませんでした。

なので、今回のイエローストーの地震は大きな感じはいたします。

今後の地震の行方が気になる方は、アメリカ地質調査所に、世界のリアルタイム地震表示ページがありますので、そちらをチェックしてみるのもいいかもしれません。




イエローストーンが噴火した場合、アメリカの3分の2は長い間、無人と化す

ちなみに、仮にイエローストーンが噴火した場合、どのくらいの規模に影響が及ぶのかということについては、

想定よりはるかに巨大だったことがわかったイエローストーン。そして、サンアンドレアス断層での壊滅的な大地震の警告報道が相次ぐアメリカの未来
 2013年12月13日

という過去記事で、影響の及ぶ範囲を図で示しています。

ys-map-02.gif

▲ 赤い線で範囲が示されていますが、それぞれ、イエローストーンの 63万年前の噴火と、 200万年前の噴火の噴煙や火砕流などの影響のあった範囲です。


それだけに、たびたび、アメリカでイエローストーンの噂が広がったり、報道になったりするのにはそのような理由があるのです。

イエローストーンが噴火するとアメリカは国家として機能しなくなってしまう」と。

それに加えて、なんだか最近のアメリカは・・・地震が多い気がするんですよね。





異常というレベルではないのかもしれないけれど、なんとなく気になるアメリカの地震の多さ

イエローストーンでマグニチュード 4.8の地震が発生した前々日、カリフォルニアのロサンゼルス近くでマグニチュード 5.1の地震が発生したのですが、その後、「余震が 100回以上続いた」のです。

la-earthquake.gif

▲ 2014年3月30日の地球の記録 余震が 100回を越えた米国ロサンゼルスの地震は「サンアンドレアス断層」を刺激したかもしれないと専門家たちはいう より。


下は、アメリカとその周辺で、この1ヶ月間に発生した「マグニチュード 2.5 」以上の地震です。

us-earthquake-2014-03.gif

▲ 2014年3月30日のアメリカ地質調査所 30 Days, Magnitude 2.5+ Worldwide より。


カリフォルニアは環太平洋火山帯に接している上に、多くの断層がありますので、地震が多く起きること自体は不思議ではないのですが、何となく「やや群発地震気味」のようになっているようにも見えます。

上の図にあるオクラホマ州の群発地震は、こちらの記事に、2014年 2月 13日からの1週間だけで、200回以上の地震が起きたことを示す下の図を載せました。

oklahoma-quake-map-03.gif


今回の3月の地震発生状況を見ると、オクラホマの群発地震はいまだに続いているようです。このオクラホマのあたりというのは、環太平洋火山帯とも関係なく、地震とは基本的に無縁の場所だと思われるのですが、こんなに地震だらけとなってしまっています。

そして、アメリカではないですので黒字で書いたのですが、ドミニカ共和国も何だかえらいたくさん地震が起きています。




「3」と「0」と「2011」という数字に反応してしまい

そういえば、地震といえば、昨日の記事、

虚実が混合する「地震」の話
 2014年03月30日

というものに、3月30日の地震のリスク、なんていうことを書いたりして、アメリカの地震予知サイトの下のような物騒な表を載せたりしてしまっていました。

3-30-02.gif


その後、地震情報を確認してみますと、福島沖でマグニチュード 4.8の地震が起きていました。

3-30-fukushima.gif

▲ Yahoo! 天気・災害 地震情報 より。


福島沖でマグニチュード5程度の地震は比較的頻繁に起きますし、何より、日本は全体として地震の多い国ですので、当たっているいないは微妙ですが、それより、私はこの 3月 30日の Yahoo! 地震情報 を見ていて、「妙に気になる何かの部分」と感じていました。

それがふとわかったのです。

図の上にある日付けと時間の「数字」でした。

311-311.gif


この数字の組み合わせから「 2011年 3月 11日」を自然と連想してしまっている自分がいたのでした。

それで何だか自分で妙な気分になってしまっていたようです。

ちなみに、どうでもいいことなんですが、そのアメリカの地震予測サイトの本日 3月 31日の日本の予測。

3-31-prediction.gif

▲ 2014年3月30日の Quake Prediction Japan Earthquake Risk より。本日3月31日の日本各地の予測数値。


上のような感じでありました。

しかし、この曖昧な話題はいい加減にしておきますが、世界中で地質が不安定になっているということは、ほとんどの人たちが何となくではあっても、感じられていることなのではないでしょうか

それが「爆発的な変化」となるのか、穏やかな変化となるのかはわからないにしても、地質は変わります。

そもそも、私たちが住んでいるこの大地そのものが「爆発的変化」で作られた場所なのですから。

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2014年03月30日



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▲ 2014年3月29日の Quake Prediction Japan Earthquake Risk より。本日3月30日の日本各地の数値が何だかどうも。このサイトについては後でご説明します。



私は今の世の中で言われている地震の予測にはあまり関心がない人で、地震雲なども興味がないです(信用していないと言っているわけではなく、関心の話です)。

ただ、昨日(3月29日)、夕方前に外を歩いていましたら、どうしても気になる雲を見つけまして、「飛行機雲の可能性」だけを考えて見ていまして、それは先日の記事の中で、サンセット・コントレイル( Sunset contrail / 夕焼けの飛行機雲 )のご説明などをしていて、それだと思って、いろいろ思い浮かべたのですが、「何となく違うっぽいなあ」と思いながら帰宅しました。



ネットを見ると妙に話題になっていて

私は最近は、いかなる BBS や掲示板、交流サイトも見ません。ツイッターもフェイスブックも使いませんし、他の方のサイトやブログもほとんど読むことがなくなりました。

毎日、いくつかの日本と海外の報道を見るだけです。

これは今の私に、なんとなく他からの影響を避けなければいけないという強迫観念があるということもありますが、比較的、「他の方々の意見」というものを遮断して生きています

基本的に人と交流しない生活をしているのもその理由です。

それはともかく、昨日見た空の様子が気になり、帰宅後、「地震雲」などで検索すると、最近また結構話題になっているのですね。

naver-0330.jpg

▲ 2014年3月30日の、まとめサイト X fit より。


buzz-news.jpg

▲ 2014年3月25日の BuzzNewsJapan より。


こういうような、まとめサイトのようなものにツィッターなどから投稿された、おびただしい数の写真が掲載されています。もっとも、こういう「地震雲の投稿」は昔からああるものですが、その中に、私が昨日見たものと似たものがあり、またも、

「飛行機雲だと思うんだけど、でも何か違う気もするしなあ」

と呟きつつ、それにしても、多くの人が地震には関心があるのだなあと改めて思います。

ところで、冒頭に掲載した地震予測サイトについて、少し書いておきます。




10の判断要素で地震予測をしていると主張するサイト

prediction-02.gif

▲ 冒頭に貼った Quake Prediction のトップページ。世界中の地震の予測を毎日更新しています。


このサイトはアメリカのサイトで、1906年のサンフランシスコ地震から 100年目の 2006年にオープンしたサイトだそうです。ページには「私はアメリカ地質調査所とは関係がない」と明記されていて、個人的なものであることを強調しています。

この世には、地震予測をしている方々は非常に多くいらっしゃるわけですが、このサイトの人はどのようなことを基準に世界の地震の予測をおこなっているのかというと、下の要素を組み合わせているそうです。

すべて、「その地域での」という意味です。

・熱温度変化
・ULF (地面の非常に低い周波数帯)
・超低周波音
・微小地震
・動物の行動
・人間の行動
・月の位置
・以前の地震からの期間
・衛星からの地震雲
・水温の変化


などのうちから、該当地域からデータを参照できるものを組み合わせて、地震発生リスクの数値を出しているのだそうです。

そういうものから出た、2014年 3月 30日の日本の結果が冒頭のようになったと。

まあしかし、今すでに 3月 30日で何も起きていませんし、何より、信憑性の云々はともかく、このサイトの人にしてみても「試行錯誤段階」だと言えるようで、気にされるようなものではないです。

ちなみに、このサイトの人が地震予測を始めた理由は、後述する「 1975年の中国の海城地震の予知」のことを知ったことだそうです。


ところで、ふだん気にしない地震をどうして気にしているかというと、うちの奥さんと子どもとその祖母などが海の方へ旅行に行ってるんですね。今回の記事は、まあ、子どもに対して心配性である私の、過剰な心配から来る「気にしすぎに過ぎない記事」と考えていただれば幸いです。

ところで、地震の話になりましたので、私の地震予測に対しての考えを少し書いておきたいと思います。




地震予測に対しての私見

私は現在の巷で言われているタイプの地震予測には関心を持ちませんが、地震予測の可能性が含まれているものがあるとすれば、次の2点だと思っています。


1. 大気中と赤外線量の測定と電離層中の電子数の変化
2. 銀雲


あと、1975年の中国の海城地震というものは「地震予知の数少ない成功例」とされていますが、後述します。


この「1」のほうに関しては、過去記事の、

衝撃のデータ: 3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量の急激な変化
 2011年05月20日

の中でふれたことがあります。

NASA が震災直前に震源の上空で観測した赤外線量の強烈な変化と、上空の電離層の「電子数」というものが強烈に上昇していたことをデータで確認したという内容でした。

3-11-orl-02.gif

▲ 上の記事から NASA の観測宇宙艇が収集した 2011年 3月 10日から 3月 12日までの赤外線のエネルギー量の変化。地震の発生した震源の上を強い変化を伴いながら、膨大な量の赤外線のエネルギーが通過していたことがわかります。


オリジナルの記事は米国マサチューセッツ工科大学のサイトの記事で、「マグニチュード9の地震の前に急速に加熱された日本上空の大気」というタイトルの記事でした。

この研究がどの程度、進んでいるのかわからないですが、大がかりなものでもありそうで、そう簡単に進められるものでもないかもしれません。




上空60キロメートルにある「銀雲」が示す地球の地震

あとは「2」の「銀雲」というのは、

謎の「光る雲」がどんどん高度を落としてきている
 2012年06月26日

という過去記事の中で、「ロシアの宇宙飛行士たちが確信した「銀雲」と地球上の災害の関連」というセクションに記したことがあります。

旧ソ連の宇宙ステーション・ミールで 1994年から 1995年にかけて、実に 438日におよぶ長期のスペース・ミッションをおこなったロシアのワレリー・ポリャコフという宇宙飛行士がいます。

そのポリャコフさんが 1999年に記した『地球を離れた2年間 - 人類の夢、火星への挑戦』という本の中に、その記述があります。


ワレリー・ポリャコフ『地球を離れた2年間 - 人類の夢、火星への挑戦』より

ipolleri-3.jpg

▲ ソ連のワレリー・ポリャコフ宇宙飛行士。

忘れられない現象がある。それは"銀色の雲"のことで、地上で起きる災害と関連があると言われている。それは不思議な雲だ。銀色の雲という、まことにロマンチックの名前は、地表が円形になる地平線上の60キロメートルから70キロメートルの上空にしか現れないところからきている。

(中略)

仕事の忙しさもあってこのエピソードは忘れられていた。ところがその晩、地上との定期無線交信のときに、アルメニアで大地震があり、膨大な数の犠牲者が出て、街は壊滅状態だという連絡があった。

2回目のフライトの際には、ロケットが打ち上げられ、安定飛行状態にはいるやいなや、巨大な銀色の雲を目にし、不吉な感情に襲われた。管制センターとの無線交信によって、アメリカ合衆国のロサンジェルス市か、あるいはその近郊地域に大型の地震が発生し、大きな被害が出ているというニュースが伝えられた。




宇宙船からこの銀雲が見えた後には、高い確率で地球上で巨大な地震が起きていたことを書いていました。

ただ、この「銀雲」。

写真がないのです。

なので、どんなものなのかわからないのです。

ポリャコフ飛行士が提出したとされる次の2枚の写真は、どちらも銀雲ではないことが判明しています。

銀雲ではなかった雲 その1

nasa-today-1999.jpg

▲ 1999年 7月 26日の NASA が毎日、宇宙関係の写真を公開するギャラリー「今日の天文写真」に掲載されていたもので、地球上から撮影されたものだと後に判明。



銀雲ではなかった雲 その2

not-silvery-clouds.jpg

▲ これも銀雲だとされていた写真で、私も長く信じていましたが、ロシアの著名な宇宙飛行士であるセルゲイ・アウデエフさんという方が来日した時に、この画像を見て、「これは銀雲ではない」と言ったことが銀雲(silvery clouds)に書かれています。


ただ、銀雲というのは上のような感じの雲ではあるそうです。

sergei-avdeyev.jpg

▲ ロシアのセルゲイ・アヴデエフ宇宙飛行士。2003年に宇宙飛行士を引退。ソ連時代に 747日という宇宙通算滞在時間の記録を持っていたロシアの英雄的存在の人物。


いずれにしても、銀雲の姿や光景は不明ながら、それが地球上の大地震と関係していることは事実のようです。




1975年の海城地震の予知成功の理由

海城地震というのは、中国で 1975年に発生した地震で、「行政当局が事前に警報を出して 100万人規模の住民を避難させて、人的被害が軽微だった」ということで注目された地震でした。

海城地震 - Wikipedia に詳しく出ていますが、長いですので、流れを書きますと、


・1960年代に中国では地震活動が活発化しており、観測を強化していた。

・1974年、地殻変動や地震活動、地磁気の異常をもとに国家地震局は「渤海北部地区でかなり大きな地震が1-2年以内に起こる可能性がある」とした。

・同年11月、国家地震局は大連市の断層で測量や地震活動、地磁気などの前兆が活発化している事を確認する。

・12月20日、遼寧省革命委員会は、地震の可能性が高まっている旨を初めて市民に公表する。

・1975年2月2日には、地電位の異常があったことが報告される。2月3日には、微小地震が1時間に20回程度に急増し、地電位がパルス状変化を起こしてしばしば観測不能になる。

・2月4日0時30分頃、微小地震の後に大きな地震が発生する可能性がある旨の報告を受けた革命委員会はその日の朝10時に遼寧省全域に臨震警報を発表する。

・臨震警報を受けて行われた緊急的な避難は、約100万人が対象となった。




そして、緊急避難の警報から 19時間後の 1975年 2月 4日 19時 36分にマグニチュード 7.3 の地震が発生したのでした。

この地震の建物への被害は甚大で、場所によっては 95パーセント以上の家屋が倒壊したような被害を出したのですが、人的被害は約 2,000人でした。多いように思えるかもしれないですが、この数は被災地域の人口の 0.02パーセントで、家屋がほとんど倒壊した状況から考えると奇跡的な人的被害の少なさといえるものだったようです。

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▲ 海城地震後の町の様子。ほとんどの建物が倒壊しているように見えます。 yeeyan.org より。


比較しますと、翌年 1976年に中国の河北省で発生した「唐山地震」の死者数は、アメリカ地質調査所の推計では「 65万人」でした。唐山地震も、マグニチュード 7.5 と、海城地震のマグニチュード 7.3 規模と同じ程度でしたが、人的被害に非常に大きな差が出ました。

1975年の中国の海城地震では、本震の直前までに数多くの微小地震が続いていたのですが、そういう意味では、先日の、

イエローストーンについての奇妙な報道、西之島を侵略する新島、そして異常な回数の地震・・・。あちこちから伝わってくる「カタストロフ的」な気配
 2014年03月27日

という記事の「南米チリで1週間で300回の地震、普段地震のない米国オクラホマで2月から 400回以上の地震が起きている」というセクションでもご紹介している南米チリや、米国オクラホマで起きている前例のない地震なども気になるところです。

33-usa-oklahoma.gif

アメリカの上のラインの周辺に沿っては、2012年12月頃にも、いろいろな現象が起きていました。

us33-map-1.gif

▲ 2012年12月11日の過去記事「アメリカ大陸が真っ二つに割れそうな感覚を覚えた 12月初旬:全米を駆け抜けた謎の振動と爆発音」より。


今日明日ということではなく、どこということでもなく、確かにいつかは大きな地震は起きますからね。

地震と関係ないことではあるのでしょうけれど、日本を含めて、世界のこの1週間ほどの「急速な気温の変化」も気になります。

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2014年03月29日



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nuk-sumit-01.jpg

YouTube より。オリジナル映像はロイターの報道。




何もかも三角とピラミッドに覆われたサミット

私は変なニュースは多少知っていたりするのですが、いわゆる一般的なニュースはあまり知らなくて、数日前、オランダで「核サミット」というものをやっていたということも知りませんでした。


核サミット閉幕:プルトニウム減量に初合意 共同宣言採択
毎日新聞 2014.03.25

オバマ米大統領が主導し、核テロ対策などを話し合う「核安全保障サミット」が25日、オランダ・ハーグで閉幕、共同宣言「ハーグ・コミュニケ」を採択した。

核兵器に使われる可能性のある高濃縮ウランだけでなくプルトニウムの減量にも初めて合意した。また、核施設などへのサイバー攻撃対策強化にも取り組む。次回は2016年にワシントンで開催する予定。




上の毎日新聞には、会議終了直後の出席者が並んだ下の写真が出ています。

mai-2.jpg

写真の出席者の胸や襟元に丸をつけたのは私ですが、ここから、ロイターが撮影した、会議場での参加者の何人かの写真を載せてみます。

すでに上の写真で丸をつけていますので、ここからの写真は丸をつけたりはしません。
襟や胸元をご覧になれば、共通点はおわかりだと思います。


習近平(シー・ジンピン / 中国 国家主席)

ch-shu.jpg


デーヴィッド・キャメロン(イギリス首相)

uk-david.jpg


潘基文(バン・ギムン / 国連事務総長)

kr-ban.jpg


朴槿恵(パク・クネ / 韓国大統領)

kr-pak.jpg


安倍晋三(日本 内閣総理大臣)

jp-abe.jpg


他にも各国のいろいろな方々がいらっしゃるのですが、確認できない人もいますけれど、見えている国の代表としての参加者は、ほぼ全員がこのように胸に三角のマークをつけていたのでした。

まあ、この会議のシンボルそのものが、下のようなスローガンの書かれたピラミッド型のものですので、三角のバッジを「全員」がつけること自体はそれほど不思議なことでもないとは思うのです。

どんな会議にもシンボルやロゴデザインは存在します。

logo-sumit.jpg


triangle-holograph.jpg

▲ 共に、ロイターの映像 より。


これらの様子はロイターが撮影した会議直前の下の動画でもわかります。

2014年 核安全保障サミット / ハーグ






主要国のトップ人物で「ピラミッド・シンボル」を胸につけなかった「ふたりの首脳」とは

なお、下の方は、ウクライナ情勢の時と重なったため、この核サミットには出席していません。

ru-putin.jpg

▲ Google 検索の ウラジーミル・プーチン より。


なので、主要国の中で、ウラジーミル・プーチン大統領だけが唯一、三角バッジはつけなかったということになりそうです。


・・・・・と言いたいところなのですが、三角バッジをつけなかった世界の首脳がもう一人いるのです


下の写真は、会議前に安倍晋三総理大臣と何やら話し込んでいるオバマ大統領です。

abe-obama.jpg


安倍総理のほうは先の写真のように三角バッジをつけていますが・・・・しかし、オバマ大統領の胸元にあるものは・・・。

us-flag.jpg


アメリカの国旗バッジなんですね。

参加者全員を調べたわけではないですが、自分の国の国旗バッジをつけていた人は、オバマ大統領だけだったように見えます。

つまりは、

・アメリカのトップ
・ロシアのトップ


主要国ではこの二人だけが三角バッジをつけなかったと。




いずれにしても、「主催級人物であるオバマ大統領だけが違うものを身につけていた」ということもあり、このことは、さまざまなサイト上で、一種の陰謀論的な響きを含みつつ、たとえば下のように語られています。

american-dream-02.gif

▲ 2014年3月26日の The American Dream Shocking Video Of World Leaders Wearing The Symbol Of The Pyramid At Major International Meeting より。


三角といえぱ、話題の渦中のウクライナの紙幣にも使われていたりしたことをご紹介したことがあります。

ウクライナ500フリヴニャ紙幣

ukrane-bill-223.gif

▲ 2013年12月6日の過去記事「とても驚いた「中国の猫の王様」の事実。そして、そこから見える「私たちの毎日はとても馬鹿にされているのかもしれない」と思わせる今の世界」より。




地球の様々な場所のピラミッドの存在。あるいはそのようなもの

過去記事に「ピラミッドそのもの」についてもずいぶん登場していたような気がします。

アムンゼン・スコット基地(アメリカの南極基地)のピラミッドらしきもの

anta-us-1.jpg


下は横からの写真と、マヤのピラミッドを比べたものです。

ant-maya2.jpg

▲ 2013年8月20日の過去記事「南極の各地に建造されているピラミッドように見えるもの。そして、クトゥルフ神話の「この世の旧支配者たち」が目覚めるとき」より。上の南極の写真の Google Map の URL はこちらです。


ポルトガル沖のアゾレス諸島の深海で見つかったピラミッドのようなもの

acores-ptramid-02.jpg

▲ 2013年9月28日の過去記事「世界各地で見つかる「失われた大陸」:大西洋のポルトガル領海沖でピラミッド状の建造物が確認される」より。


アメリカ東海岸沖の海底にあるピラミッドらしき形状をしたもの

pyramid-01.jpg

▲ 2012年12月19日の過去記事「アメリカ東海岸とバミューダ海域の間の海底にグーグルアースで確認できる「ピラミッド型の何か」」より。Google Earth での座標は 32°25'55.70" N 72°04'38.03" W です。


どれも単なる地形の可能性も高いでしょうが、ただ、最後のアメリカ東海岸沖のその周辺には、他にも同じような形状の地形、あるいは物体がたくさんあるんですよね。周囲は基本的に砂場のなだらかな海底だけに、違和感を感じるのは確かです。


しかし結局は、核サミットのバッジや全体のデザインのことにしても、世界各地のピラミッドのようなことも、どう考えてみても推測の域は出ないわけで、ここでまたしても、「何が起こっているのかわからない」という方向にまたしても進むという現代の社会。

英国のロックスター、デヴィッド・ボウイの 1980年の『イッツ・ノーゲーム・パート1』という曲に入っている日本人女性による日本語のナレーションにある、


俺は現実から締め出され
何が起こっているかわからない

どこに教訓はあるのか
人々は指を折られている
こんな独裁者に卑しめられるのは悲しい


というフレーズがあります曲は、YouTube にあります)。

この「何が起こっているかわからない」という感覚が何年も持続しています。

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2014年03月27日



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大陸化へ邁進中の新しい島

今朝、ロシアのリア・ノボスチという報道メディアの写真などを眺めていましたら、下の記事がありました。「日本に出現した火山島は4カ月で 70倍の大きさに成長した」というタイトルです。

new-land-top.gif

▲ 2014年3月26日のロシアのリア・ノボスチより。


「ほんまかいな」と思うと同時に最近あの新しい島のことを忘れていたことにも気づきました。
小笠佐原諸島のその新しい島が誕生した時には、

日本にも出現した新しい島に乗って「深海のトライポッド」が地上に姿を現す夢想の中で
 2013年11月21日

という記事でご紹介したりもしていました。

あれから4ヶ月。

「まだ成長し続けていたのか」と思って確かめてみましたところ、エライことになっていたことを知りました。

本家というのか親の島というのか、隣にある「西之島」を新しい島が「侵略」していたのでした。


新しい島が誕生した2日後の2013年11月22日の様子と4ヶ月後の2014年3月24日の様子

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▲ 2013年11月22日に海上保安庁が撮影した新島(奥)と西之島(手前)。 Hazard Lab より。


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▲ 2014年3月24日に海上保安庁が撮影した新島と西之島。すでに新島の大きさは、西之島をはるかに上回っているばかりか、「吸収合併」しようとしている光景が広がります。 2014年3月26日の朝日新聞デジタルより。


新しい島のことを忘れていた間に、下のようなことになっていたんですよね。

70-land.gif


FNN の「小笠原諸島・西之島とつながった新島、出現時のおよそ70倍に」という報道によれば、「東京ドーム 15個分」の広さになっているそうで、具体的な数値としては、新しい島は現在、

・東西に 1.1キロメートル
・南北に 850メートル


だそうです。

うーん・・・・・。ということは同じ「 70倍の比率」で拡大していくと、4ヶ月後の7月頃には、

・東西に 77キロメートル
・南北に 60キロメートル


となり、さらに、4ヶ月後の11月には、

・東西に 5,390キロメートル
・南北に 4,200キロメートル


と、このあたりで下のようになり、日本列島(約 3,000キロメートル)のを越える「大陸」となってきそう(苦笑)。

new-japan.gif


しかし実際は、こんな下らないことを書いたりしているような場合でもない感じで「地質の異変」が、いろいろなところで起きています。





米国のイエローストーンの噴火にまつわるストーリー

また、ロシアの報道なんですけど、ロシアの声に下のような見出しの記事があったんです。


ru-yellowstone-01.jpg

▲ 2014年3月26日のロシアの声「人類の破滅を招いた米イエローストーン、眠りから覚める」より。


「眠りから覚めるって何だ?」

と思い内容を読んでみると、以下のように書かれてあります。


イエローストーンが長い眠りから覚め始めた。当初、火山活動の再開は2075年頃になると予想されていたが、2003年イエローストーン国立公園では噴火が予定より50年は早まる兆しが確認されている。

イエローストーン火山が噴火した場合、最近起きたエトナ火山の噴火の2500倍もの威力を発揮すると予想される。(中略)

噴火後、数ヶ月で地球上の3分の1の人口が死に絶え、唯一生き残るのはユーラシア大陸の中央部だけとなる。

ロシアのマスコミ報道から




とあります。

ソースが「ロシアのマスコミ報道から」と非常に曖昧な情報源となっていますが、アメリカなどの報道を探しても、そのようなものはまったく見当たりませんでした。


ただ・・・。


イエローストーンが長い眠りから覚めた、というようなものでは決してないですけれど、アメリカ政府の連邦機関であるアメリカ国立科学財団 ( National Science Foundation )が、3月25日のウェブサイト上に、イエローストーンに関しての極めて長い論文のようなものを発表しています。

nsf-yellowstone.gif

▲ 2014年3月25日のアメリカ国立科学財団ニュース Will the Yellowstone supervolcano erupt in our lifetime? より。




アメリカ国立科学財団は「起こらないだろうけど基本的にはわからない」と述べる

この内容は、イエローストーンの調査や研究の進行度合いや、一般的な見解が書かれているだけで、噴火が近いとか、そういうようなことは決して書かれてはいません

基本的な概要としては、非常に大ざっぱに書くと、


イエローストーンは過去 200万年のうちに3回の破局的カルデラ噴火を起こしており、現在は3回目の噴火が終わった後に、再度カルデラの内部に噴火の材料が溜まり終わりつつある。しかし、噴火は 100万年単位の先だろう。



というような感じです。

しかしまあ、タイトルの「イエローストーンは私たちが生きている時代に噴火するのか?」というフレーズから何らかの雰囲気を感じる人もいるかもしれません。

ちなみに、この論文の中に以下のような下りがあります。


現在、イエローストーンは3回目のサイクルの段階にあると思われる。それは、すでに終わったサイクルだ。しかし、地質学的には、何がいつ起きることも可能ではあるし、何ひとつ正確に予測できることはないのだ。



というわけで、以前からの研究同様、

「結局、噴火するまでは時期も規模もわからない」

ということらしいです。

なので、ロシアの声の報道「イエローストーン火山、眠りから覚める」がどこから来たものなのかよくわからないですが、そんな騒動の当日に、次のような出来事がありました。

yellowstone-landslide.gif

▲ 2014年3月26日の KUIR 8 News Yellowstone Landslides より。


車3台が土砂崩れに巻き込まれ、16名が被害に遭いましたが、負傷者等はなかったとのこと。

land-slide-02.jpg


記事によれば、イエローストーン国立公園での地すべりや土砂崩れは一般的で、珍しいことではないとのことです。

大した出来事ではないのですけど、タイミングが何だか決まってる。

あとは地震ですね。





南米チリで1週間で300回の地震、普段地震のない米国オクラホマで2月から 400回以上の地震が起きている

地震も常軌を逸したものが多くて、例えば、現在、チリで起きている地震。

chile-quake-001.gif

▲ 2014年3月26日の米国 NBC の記事を引用した Extinction Protocol より。


地震の多いチリですが、それでも、チリの地震の専門家たちは、「こんなことは、これまで一度もなかった」と口を揃えています。

上の NBC ニュースの内容の翻訳は、

南米チリで現在起きている「1週間で 300回発生した地震」を現地の専門家たちは「破局的災害の予兆かもしれない」と考えている
 地球の記録 2014.03.27

にあります。



オクラホマの地震

これはいつか、単独の記事でご紹介しようとも思っているのですが、現在も進行中です。

oklahoma-quake-01.gif

▲ 2014年2月24日の Earthfiles より。


オクラホマシティを中心とした範囲で、たとえば、2014年 2月 13日から 2月 20までに、下のような地震が観測されたそう。

oklahoma-quake-map.gif

具体的には、

2月 13日 17回
2月 14日 16回
2月 15日 28回
2月 16日 12回
2月 17日 54回
2月 18日 40回
2月 19日 21回
2月 20日 23回


となっていたそうです。

どれも、特にオカルト的な意味合いはなく、あくまで地震は地震で、どれもアメリカ地質調査所によって記録された普通の地震なのですが、通常ほとんど地震のない場所で、このような連続した地震が発生しているということに、不安を感じる人たちもいるようです。


あ、そういえば!


オクラホマシティって、オクラホマ州会議事堂の敷地内の「モーセの十戒の記念碑」と向き合うように「サタン像の建立」が計画されている街だったことを思い出しました。

今年1月の過去記事の、

「悪魔 vs キリスト教」の戦いが世界中でエスカレートしている
 2014年01月29日

にあります。

satan-ten-commandments-02.jpg

▲ 上記の記事より。

当時の AP 通信の記事を改めて引用しておきます。


サタニスト団体、米オクラホマ州会議事堂に悪魔像の設置を要請
AP 2014.01.08

サタニスト (悪魔主義者) の団体が、2012年にモーセの十戒の記念碑が設置されたオクラホマ州会議事堂の敷地内に、高さ2メートル134センチの悪魔の彫像を建立するよう求めている。

ニューヨークを拠点とするサタニック・テンプルは、州会議事堂の管理委員会に、悪魔像の設置を申請した。

オカルトのシンボルとしてよく使用されている角を生やしたヤギの頭に翼と長いヒゲを持つ悪魔バフォメットをアーティストが表現した彫像のデザインも提出された。設計図では、悪魔は星形五角形の装飾を施した玉座に座り、横に笑顔の子どもを連れている。




まあ・・・関係はないでしょうけれど、オクラホマシティで地震が頻発し始めたのは、この1ヶ月後くらいからでした。

こんな時代になってくると、「何と何が関係しているのか」ということさえ何だか曖昧ですけれど。

しかし、真面目な話、環太平洋火山帯(特に海底)で一斉に異変が起き始めているのだとしたら、それは相当大規模な地球の変化と関係してくる可能性もあるのかもしれないとは思います。

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2014年03月26日



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私たち人類は太陽活動の中で肉体も精神も血液と DNA のレベルから繰り返し「作り替えられて」いる

armenia-top1.gif

▲ 2014年3月10日のアルメニア Armenia Today より。


上の記事は今回の内容とは関係ないアルメニアのメディアの社説のようなものなのですが、タイトルの「地球のボスは誰ですか?」という響きが気に入って、何となく最初に貼っています。記事の内容は、アルメニアという国の範疇を越えて、中世から世界を支配してきた欧州や米国などの、いわゆる「白人の覇権」の歴史などが書かれています。


そして、上のタイトルから、ふと「人類のボスは?」というようなことを思ったという次第です。


なお、少なくとも私自身は、人類の実質的支配者が人類だったことは一度もないと思っています。その候補は複数なのかもしれないですけれど、今回はふたたび「太陽」のことを書いてみたいと思います。




太陽が「人類を操る歴史」は少なくともこれまでの 2000年の中で繰り返されてきた

わりと最近の下のふたつの記事、

黒点群 2014 が噴出した異常な太陽フレア。そして、その太陽の下の世界は狂気と暴力の度合いが増しているように見えて
 2014年03月24日

太陽と暴動。そして、太陽と戦争
 2014年03月04日

では下のような、ロシアのアレクサンドル・チジェフスキー博士の論文からの世界の暴動と太陽黒点の数の推移の明らかな連動性のあるグラフを載せたりしていました。

sun-human-01.gif

▲ チジェフスキー博士の記したオリジナルの論文は、Cycles Research Institute (サイクルリサーチ研究所) のこちらにPDF で現在でも保存されています。


チジェフスキー博士の上の論文には、下のように「時代の大きな転換点となった際の世界のリーダーたちが台頭した時期と太陽活動の時期の関係」を分析しているセクションもあります。

sun-leader.gif

▲ 下にここに出てくる人たちをまとめました。わからなかった人は英語のままにしてあります。いずれにしても、このような人たちが太陽活動最大期に向かっていく中で歴史の中に登場してきたようです。論文は 1920年前後に発表されたものですので、人物もそこまでのものとなっています。

説明は多くが Wikipedia のものです。


西暦
395年 Allarick
441年 アッティラ Attila / 現在のロシアからドイツを結ぶ大帝国を築く。
622年 ムハンマド Mohamet / イスラム教の開祖。
1096年 隠者ピエール Peter of Amiens / 第1回十字軍における重要人物。
1402年 John Guss
1429年 ジャンヌ・ダルク Joan of Arc / 15世紀のフランス王国の軍人。
1489年 ジロラモ・サヴォナローラ Savonarolla / 宗教改革の先駆者。
1519年 マルティン・ルター、Luther / 宗教改革の創始者。
1537年 イグナチオ・デ・ロヨラ Loyola / イエズス会の創立者。
1625年 リシュリュー Richelieu / ルイ13世時のフランス国政の最高権力者。
1648年 オリバー・クロムウェル Oliver Cromwell / イングランド共和国初代護国卿。
1777年 ラファイエット Lafayette / アメリカ独立革命とフランス革命の双方で活躍したフランスの軍人。
1777年 ジョージ・ワシントン Washington / アメリカ合衆国初代大統領。
1805年 初代ウェリントン侯爵 Wellington / イギリスの同名の公爵位についた最初の人物。
1848年 ジュゼッペ・ガリバルディ Garibaldi / イタリア王国成立に貢献した軍事家で、「イタリア統一の三傑」の一人。
1848年 オットー・フォン・ビスマルク Bismarck / ドイツ帝国統一の中心人物。
1870年 フォン・モルトケ Moltke / 対デンマーク戦争・普墺戦争・普仏戦争を勝利に導き、ドイツ統一に貢献したドイツの軍人。
1870年 レオン・ガンベタ Gambetta / 19世紀のフランスの政治家。
1870年 アドルフ・ティエール Thiers / フランス第三共和政の初代大統領。
1917年 ウラジーミル・レーニン Lenin / ロシア革命の指導者。ソビエト連邦の初代指導者。マルクス・レーニン主義を案出。




というように、歴史的にそうそうたる面子が太陽活動最大気期にかけて台頭したということのようなんですが、見ますと、

宗教関係
戦争関係
革命関係


の指導者たちが多い感じです。

ところで、ソ連国家を築いたレーニンの名字は「ウラジーミル」なんですね。

先日の、

「ウラジミールの栄光」や「ロシアのアラスカ編入」のキーワードから連想するババ・バンガの言葉や、お釈迦様の予言、そして、マザーシプトンの隠された予言
 2014年03月23日

で、 Google にあるプーチンさんの写真を載せましたが、レーニンとふたつ並べると何だか圧巻です。

ru-putin.jpg

▲ Google 検索 ウラジーミル・プーチン より。


ru-renin.jpg

▲ Google 検索 ウラジーミル・レーニン より。


語感も似ている。

ウラジーミル・レーニンが社会主義革命に成功した人であることと、「ウラジミールの栄光」という言葉の連想から、ウラジーミルつながりということで、ふと、かつて書いた「エスキモー女性の予言」というものの中にあるフレーズを思い出します。


ロシアは共産主義に戻ります。
民主主義は一掃されて、2000万人以上が強制収容所で亡くなります。
スターリンの像がロシアの国にもう一度建てられることでしょう。


▲ 2012年4月24日の過去記事「極東ロシアで発見された「白いシャチ」から浮かび上がるエスキモーの予言」より。



話がそれてしまいましたが、いずれにしても、太陽活動が人々の社会生活の「激変」に関係してきたという歴史はほぼ確実にあります。

そして、チジェフスキー博士以降の研究では、太陽活動によって誘発される「地球の地磁気」が人間の精神と体調に影響することが明らかになっています。

solar-corera-02.gif

▲ 2013年7月11日の過去記事「私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている」より。


これらの「太陽や宇宙が人間の社会生活と、そして人間自身に影響している」ことは、20世紀初頭のロシア宇宙主義などでは先鋭的に研究されてきたものですが、ただ、ロシア宇宙主義などで語られる言葉では、科学的というより、むしろ哲学的な響きとなってしまいます。

たとえば下のように。


地球上の生命現象は宇宙の物理的な現象とつながっている。ひとつひとつの生きた細胞は「宇宙の情報」に感応するのであり、大宇宙はこの情報を細胞のひとつひとつに浸透させている。

▲ 2013年3月24日の過去記事「私たちに残されたかすかな破局の回避の可能性のために」より。



私はこれらの表現が嫌いではないですが、しかし、今回はそういう曖昧な表現ではなく、太陽が人類に作用している理由と考えられることについて、これまでのいくつかの科学研究からご紹介したいと思います。





人間の精神は太陽に乱され、人間の血液自身も「磁場」

今回は主として、太陽活動と社会活動の関係について書いているのですけれど、人間の社会活動というものは、

人間の意志や精神によって左右される

ものだと思います。

つまり、通常とは何か違う感情や精神の状態によって、革命や暴動、戦争に向かいやすい「異変」が、多くの人類に一斉に現れるものなのだと思います。

なぜ「多くの人類に一斉に」かというと、ほんのわずかな人だけが意志や精神の興奮状態に陥っても、それだけでは暴動に発展はしません。まして、最近各国で起きているように大規模な運動などは、多くの人々が「通常とは違う感情」に支配されていることを示します。

これは「革命的な指導者の登場」についても同じ事が言えそうで、仮にひとりの強大な指導者が出ても、「熱狂的に従う人々」がいなければ革命は起きないはずです。


今回は「精神」に及ぼす作用として、参考になりそうな資料を記します。

ひとつは嶋中雄二さんの『太陽活動と景気』からです。

ここから抜粋です。


「太陽活動と景気」太陽活動と健康・精神 より

太陽活動や地磁気活動は、ヒトの精神活動を乱すことが知られており、統合失調症の患者数は、約 10年の周期的変化を繰り返していることがわかっている。

また、もしも、地磁気と生体膜の透過性との間に何らかの関係があるとするならば、中枢神経系への地磁気の直接的な影響の可能性が理解できる。(中略)

脳の中での生理的・生化学的なプロセスは、生電気と密接に関わっており、その基本はナトリウム・イオンやカリウム・イオンの濃度の差を含む膜構造にあるとされている。

これらのイオンの透過性は「膜電位」と呼ばれる電流でコントロールされるため、もしも地磁気が膜電位に作用するならば、それはヒトの生体の生理学的機能にも、当然影響を与えるはずなのである。

ここで、地磁気と生物との関係を考えてみれば、生物固有の「生体磁場」にも目を向けるべきかも知れない。実際、麦などの植物の種子にも、数ガンマの磁場が発見されているが、最近ではヒトにも磁場が存在すると考えられている。

血液中のヘモグロビンは鉄と色素の複合体であるヘムと蛋白質であるグロビンから成るが、グロビンは「反磁性」とされているから、本質的には鉄の科学的状態が血液の磁気的性質を発生させていると考えられるのである。




とあります。

ここで注目すべきは、「血液というものの正体」です。

ヘモグロビンは、ヘムとグロビンというものから成り立っているとのことですが、そのふたつは、


ヘム → 鉄
グロビン → 反磁性(物質が外部の磁場と反対の向きに磁化される性質)



ということで、「人間の血液」とは「鉄と反磁性」という組み合わせからできているというもので、血液そのものが地磁気にダイレクトに反応するということが何となくわかります。





地磁気は DNA の構造や水そのものを変化させる

上の文章の中に「ヒトにも磁場が存在すると考えられている」という記述があります。これは実際には 1960年代には確認されていたようです。

mag-003.gif

▲ 2013年1月17日の過去記事「真実の太陽の時代」がやってくる(3)」より。


上の図は、地球物理学の権威で、京都大学名誉教授だった前田坦(ひろし)さんが書かれた『生物は磁気を感じるか』という 1985年出版の本にあるもので、他にも多くの研究例が出ています。

たとえば、

・地磁気で DNA の核酸の向きが変わる
・地磁気のたんぱく質への影響
・地磁気の人間の細胞そのものへの影響


などが記されています。

下は、その『生物は磁気を感じるか』にある図の中のふたつのグラフです。

h-001.jpg

▲ ビスマスというのは元素の名前だそうですが、Wikipedia によると、「腸粘膜のタンパク質と結合して被膜を作り炎症を起こした粘膜への刺激を和らげる効果」があるのだそう。


h-002.jpg

▲ フィブリンというのは人間の血液の凝固と関係する繊維素とのことで、このフィブリンに地磁気が加えられると、それまでバラバラだったものが、「平行に並ぶ」のだそうです。これにより「人間の血液凝固作用が急激に強まる」のだと思われます。


上の血液凝固と太陽活動の関係については、過去記事「なぜ「太陽生物学」や「太陽と人体に関しての研究の数々」は歴史から消えてしまったのか?」の中に、


1935年、日本の科学者たちは人間の血液凝固速度が太陽活動と関係していることを見いだし、太陽黒点が太陽の中央子午線を通過するとき、血液凝固速度は二倍以上に高まったと報告している。



という『太陽活動と景気』の中の文章を紹介していますが、太陽活動が活発な時に、脳などをはじめとした血管の病気が増えるのはこれが理由だと思われます。

非常に簡単に書くと、

太陽フレアやコロナの放出で地球の地磁気が上がると、脳血栓や心臓関係の病気が突然増える

と言ってしまってもいいのではないかと私は考えています。


さて、セクションのタイトルにいたしました「地磁気は DNA の構造や水そのものを変化させる」ということに関してなんですけれど、これ自体も相当長くなりそうですので、次回、太陽に関しての記事を書く時にふれてみたいと思います。



パニック障害と太陽活動の関係もややわかってきましたけれど

また、私自身は、かれこれ 30年以上、不安神経症であり、パニック障害であるのですが、それらの症状に一般的に処方される「ベンゾジアゼピン系抗不安剤」というものがあります。デパスとかレキソタンとかソラナックスとか、要するに非常に一般的な抗不安薬ですが、

「どうして神経症に効果があるのか?」

と思い、薬理作用を調べたことがありますが、太陽活動による地磁気の人間への影響と、これらの薬の作用の基本原理には、「ある種のつながり」があることを私は以前発見しています。ほんのかすかな可能性ですが、「太陽活動の周期との付き合い方で神経症が改善される可能性」を見いだし始めています。


しかし、これはあくまで、私自身の推測である上に、抗不安剤を否定するような無責任なことになるのもイヤですので(私はベンゾジアゼピン系抗不安剤の離脱症状の強さを知っていますが、その薬効を否定することはできません)、このことにはふれることはないと思います。


いずれにしましても、私たちは太陽フレアやコロナの放出などで地球の地磁気が変化している中で、絶えず私たち自身の肉体と精神は、ある意味で「書き換えられている」もののようです。

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2014年03月24日



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long-duration-flare.gif

▲ 2014年3月23日の Spaceweather LONG-DURATION FLARE より。



普通ではなかった 3月 23日の太陽フレア

先日の、

2012年 7月 23日に地球の文明は太陽によって「終末」を迎えていたかもしれなかった
 2014年03月21日

という記事の最後のほうに「ついに登場した黒点群番号 2014」というセクションで、あくまで「ジンクス的な話」として、この今年と同じ通し番号がついた AR2014 という黒点群が何となく気になっていました。

ar2014.gif

▲ 上記の記事より。オリジナルは 2014年3月21日の Spaceweather より。


そうしましたら、昨日、この黒点群 2014が「異常な太陽フレア」を発生させたことがスペースウェザーに掲載されていました。

どんな点が異常だったかというと、今回の太陽フレア(太陽の表面爆発)は、Cクラスのフレアということで、本来なら極めて弱いクラスの太陽フレアでしかないはずだったのですが、「何時間も何時間も爆発が持続し続けて、結果的に強い太陽フレアと同じほどのエネルギーを放出し続けた」というものだったようです。

上に貼ったたのがその記事ですが、内容をご紹介します。


LONG-DURATION FLARE
Spaceweather 2014.03.23

長く持続したフレア

3月 23日 03:30頃から、黒点群 2014の磁気の張り出し部分が不安定となり、爆発が起きた。そして、黒点群 2014は長時間にわたって、Cクラスの太陽フレアを発生し続けた。

通常ならCクラスの太陽フレアは極めて軽微であると考えられるものだが、このフレアは非常に長い時間(何と数時間)に渡り、エネルギーの放出を続けた結果、本来のCクラスよりはるかに強力な太陽フレアと同等のエネルギーを噴出したことになった。

長時間の太陽フレアは通常、 CME (太陽からのコロナの放出)を伴うが今回のフレアも例外ではなかった。

NASA の太陽観測衛星 SOHO は太陽から噴出された CME の雲を記録した。

この CME は、地球方向に向けて広がっているように見える。その場合、フレアの発生から3日以内に地球に到達する可能性がある。




ということで、影響が出るのは、日本時間だと 3月 26日くらいからですかね。

それほど激しい CME ではないですので、影響といっても、さほどのものではないでしょうが、ただ、上の記事にもありますように「長い間、エネルギーを放出し続けた」ということで、通常よりも長い時間、地球の地磁気に影響がある可能性があります。


問題というか、気になることは、今回のことそのものによる被害や影響ということではなく、結局はこのことも含めて、

「なんか太陽が変だ」

ということなんですよね。

この黒点群 2014 の「長く持続したフレア」の様子を NASA の太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー ( SDO )が撮影した動画があります。これが何とも「やや不気味」に私にはうつりました。

黒点群2014の2014年3月24日の太陽フレア



▲ 動画は時間が短縮されていますが、実際には何時間もこの調子でフレアが続いていたとのことです。


映像からこれが弱い太陽フレアであることはわかるのですが、何となく「パーン」と一気に噴出するイメージのある太陽フレアが、どう表現すればいいのかわかりませんけれど、ジクジクとしたような噴出を続けている。

ちなみに、現在の太陽黒点群 2014は下の位置にあり、次第に「地球の真正面の位置」に進みつつあります

ar-2014-02.gif

▲ 2014年3月23日の Spaceweather より。




そして、世界は荒れている


taiwan-01.gif

▲ 2014年3月24日の台湾の國内要聞より。台湾では、中国と調印した「サービス貿易協定」に反対する学生たちのデモが続いていますが、日本でいう国会を占拠したのに続き、次は日本でいう内閣の庁舎に突入しています。警察は上のように強制排除の開始をしているようです。


今月の始めごろに、

太陽と暴動。そして、太陽と戦争
 2014年03月04日

という記事を記したことがあります。

記事の冒頭には、19世紀初頭の「ロシア宇宙主義」という科学者たちの一派だったアレクサンドル・チジェフスキー博士の以下の言葉を載せました。


「大衆の興奮も太陽の周期に従っている」
 -- アレクサンドル・チジェフスキー(1897 - 1964)



今回は、ロシア宇宙主義やチジェフスキー博士にはふれませんが、参考記事といたしましては、

「真実の太陽の時代」がやってくる(1):私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
 2013年07月11日

という記事の後半に、嶋中雄二さんの名著『太陽活動と景気』の中にある「チジェフスキーと太陽生物学」というセクションをご紹介していますので、そちらなどをご参考いただくと幸いです。


さて、その「太陽と暴動。そして、太陽と戦争」という記事にチジェフスキー博士の下のグラフを掲載しています。

helio-23-23.gif


太陽黒点の数の推移と、社会暴動の数の推移をグラフで表しているものですが、見事な一致を見せていることがおわかりかと思います。


しかし、現在の太陽活動は強くないのです。
この数百年で最も弱い「太陽活動の最大期」と言われているほどです。

先日、私は、

太陽も天体も何かおかしい
 2014年03月07日

という記事を書いた時がありましたが、その記事の最後のセクションは「太陽の異常もひしひしと」のタイトルでした。

以下のように記しています。


太陽の異常もひしひしと

タイトルに「太陽がおかしい」という文字を入れていますが、これは科学的などうのこうのというようなことではなく、見た目と、感覚的なことなんですよね。

科学というか数値の面でも奇妙に思うところもあります。
奇妙というより「異常」な気がしています。

私自身は、社会の行方は、太陽の活動の影響を大きく受けるものだと思っています。そして、太陽活動最大期の今年は大きな影響を受けるものだと考えています。

それは天候や戦争やパンデミックなど全体のことだけではなく、たとえば、人間ひとりひとりの精神・メンタルに影響すれば、犯罪を含む「人間行動の異常」が世界的に広がってしまうかもしれないというような感覚も含まれます。

その「主」である太陽が異常なままなら、その「従」である私たち人間とその社会生活が正常を保てるとも思えないのです・・・。

過去記事で何度か取り上げたことがあります、 18世紀の『薔薇十字の秘密のシンボル』には下のようなイラストがあります。


bara-777.jpg

このイラストの正確な解釈はわかりませんが、「太陽の中に神様がいるっぽい」雰囲気のようにも見えます。

あるいは逆に、「神様っぽい存在から太陽のコロナが出ている」(つまり、太陽は神様そのもの)というようにも見てとれます。

そういう存在である太陽が正常に戻るのかどうかも気になるところです。




この心配・・・というのか、何というのかわからないですが、この感覚は最近さらに強いです。

どうにも形容のし難い「不安」が常につきまとっている感じで。
何が具体的なことへの不安ではないのです。

・・・とても曖昧な・・・。


それでも、不安以前に、すでに世の中はとても荒れています。




混乱と混沌は拾い上げることのできないほどの数で


帝政という時代のロシアを思い出させる行動

昨日の記事、

「ウラジミールの栄光」や「ロシアのアラスカ編入」のキーワードから連想するババ・バンガの言葉や、お釈迦様の予言、そして、マザーシプトンの隠された予言
 2014年03月23日

の中で、「未確認ですが、ロシアとウクライナの国境付近に数万人規模のロシア兵が集結しているというような情報もあります。」などと書きましたが、未確認どころか正々堂々と集結しているようです。


ウクライナ国境に「大規模なロシア部隊」 NATO
AFP 2014.03.24

北大西洋条約機構(NATO)欧州連合軍のフィリップ・ブリードラブ最高司令官は23日、ウクライナとの国境に「非常に大規模な」ロシア軍部隊が駐留していると述べ、ロシアの後ろ盾を得てモルドバからの分離独立を目指す沿ドニエストル地域へ侵攻する可能性もあると警告した。



ru-moldova.gif

▲ 2014年3月24日の AFP より。モルドバ南西部の沿ドニエストルという地域の看板。



学生たちの本気のデモ行動が6日目になる台湾

上のほうに台湾の学生デモの現報道を貼りましたが、日本語でも報道されています。


台湾:学生、今度は行政院も占拠 警察は強制排除を準備
毎日新聞 2014.03.23

台湾が中国と調印した「サービス貿易協定」の承認に反対する学生らが台北市の立法院(国会)議場を占拠して6日目の23日夜、学生らのうち約1000人が立法院から数百メートル北にある行政院(内閣)庁舎に、バリケードと警官隊の警戒網を破り突入。

行政院長(首相)執務室などに侵入した模様だ。
台湾メディアは双方に複数の負傷者が出たほか、逮捕者も出たと報じた。

当局は警官隊を突入させ、同院からの強制排除に乗り出す構えだ。






タイはさらにひどい状態に

市民のデモといえば、タイでも長く続いていて、最近ではあまり大きく報道されていないので、何となく沈静化したようなイメージがありますが、どちらかというと、

「タイ全土が常に荒れた状態となってしまった」

というようなイメージがあります。

thai-01.gif

▲ 2014年3月23日のタイのメディア Post Today より。

このような爆破事件が、タイの北部でも南部でも首都バンコクでも、どこでも起きているようなのです。


たとえば、このような事件が現在のタイでどのくらいの頻度で起きているかというと、下のニュースは日本語でのタイのニュース情報 newsclip.be から集めたものですが、この1週間前後だけで、これだけの「爆破」事件が起きています。すべて記事にリンクされています。


この1週間ほどのタイの物騒な出来事

3月24日
バンコク郊外で自動車炎上、カーボム不発か
タイ北部チェンマイの3カ所で爆弾爆発、4人負傷
反政府デモ会場近くで手りゅう弾爆発 タイ東部チョンブリ

3月23日
池の底から砲弾60発 タイ東部チョンブリ

3月21日
与党事務所に銃撃 タイ東北部
タイ深南部で路面下の爆弾爆発、乗用車大破

3月19日
バンコクのタクシン派団体幹部宅に銃撃 けが人なし
バンコク地下鉄ルムピニ駅前に手製爆弾

3月18日
タイ深南部の路上で爆弾爆発、警官2人死傷 
バンコク都心のオフィスビル前に手りゅう弾 BTSチッロム駅近く
バンコク郊外の退役将軍宅で手りゅう弾爆発

3月17日
検察前などに爆弾、ラチャダピセーク通り一時通行止め
ステープ元副首相の事実婚妻宅に手りゅう弾


thai-03.gif

▲ 2014年3月18日の posttoday より。



私はかつてタイにはよく行きましたが、これはすでに、もう正常なタイではないです。

ここに出てきた国々だけではなく、また、人の心も含めて、何もかもおかしい・・・ように感じます。

どうしてこんなことになってしまっているのかを考えながらも、今日もまた、ギラギラと、この季節にしては異常なほどまぶしい太陽を見上げます。

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2014年03月23日



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▲ 2014年3月22日のロシア Omsk Press より。




栄光の意味

ババ・バンガ(Baba Vanga)という 1996年に亡くなったブルガリアで最も有名だった女性の予言者がいます。彼女の 1979年の予言の中に以下のような言葉があります。


「すべてのものが、氷が溶けるように消え去るが、ウラジミールの栄光、ロシアの栄光は残る唯一のものである。ロシアは生き残るだけではなく、世界を支配する」



この、ウラジミールという名詞は、現在のロシアの大統領の名前そのものなんですが、今の世界状況を見ていると、なるほど「確かに台頭してんなあ」とは思います。

ru-putin.jpg

▲ Google 検索 ウラジミール・プーチン より。


このババ・バンガという人は 1996年に亡くなっていますが、 2008年 8月のヤスの備忘録によれば、


バンガはゲオロギ・ラゾノフ博士によってブルガリアの首都ソフィアにある「暗示学および超心理学研究所」で綿密な調査を何度も受けており、同研究所から予言の的中率は80%であると公式に認定されているという。

さらに、国から給料が支給される初の国家指定の公式予言者となり、歴代の首相や副首相も彼女の助言を得ていたとのことである。また、戦時中はヒットラーがじきじきに訪れ、彼女の家から浮かぬ顔をして出て行ったそうである。




というような方だったらしいです。

baba-vanga.jpg

▲ ブルガリアのペトリチ( Petrich )という村にあるババ・バンガの彫像。旅行サイトにあった写真ですので、この村の観光名所となっているようです。 Trip Advisor より。


ただ、彼女の予言には、「 2010年に第三次世界大戦が始まり、2014年10月に終わる」というものがあり、これはすでに「実現しなかった未来」でもあり、そういう部分も多くあるのですが、それでも、最近の情勢を見ていると、彼女の言った「ウラジミールの栄光」というフレーズをよく思い出します。

ちなみに、ウクライナの状況もさらに緊迫しているようです。
日本時間で今朝( 3月 23日)のニュースです。

ru-ukraine-troops.gif

▲ 2014年3月22日の Irish Times Ukraine warns Russian troops moving closer より。


未確認ですが、ロシアとウクライナの国境付近に数万人規模のロシア兵が集結しているというような情報もあります。

そして、トップに貼った「アラスカをロシアに返還」というタイトルの記事を今朝見て、「ああ、そういうのもあるのか」と、ウラジミール・プーチンさんのいろいろな動きを見たりする次第です。

ただ、トップに載せた「アラスカのロシア編入の嘆願書」は、確かにホワイトハウスのウェブサイトに掲載されたそうなのですが、すぐに削除されたようです。

今朝の「ロシアの声」に下のような記事がありました。


ホワイトハウス、アラスカのロシア編入請願書をサイトからはずす
ロシアの声 2014.03.22

活動家のセルゲイ・ヴォロパエフ氏は3月21日、アラスカのロシア編入についての請願書を米大統領府のサイトに掲載したが、米政権はこの請願書を隠蔽した。

請願書への支持を表明するにはサイト上のページを訪問せねばならないが、サイトの冒頭のページにこの請願書が掲載されたのはたった数分だった。

現在は同サイトの検索マシンを用いても請願書を見つけることはできない。




とのことです。

その、たった数分間、掲載された嘆願書は下のページでした。

ru-alaska-02.gif

▲ 米大統領府サイトに掲載されていたアラスカのロシア編入についての請願書のページ。数分間で削除され、今はページは存在しないようです。


ホワイトハウスのサイト規則によれば、インターネットユーザーによって 30日間に 10万回以上の支持を得られた請願書には米国政府は回答するというようなことになっているようです。上の場合だと、4068票の支持を得た時点で「閉鎖」となったようですので、米国政府は回答する必要はないようです。




露中米は「メーソン仲間」だと思っていたけれど

そもそも米国もロシアも、あるいは中国も根本的には敵対などしていないのでは・・・というようなことも下のような写真を見て、思ってはいたのですけれど、それもどうなのか、よくわからないです。

masons.jpg

▲ 2014年1月23日の White Nation Network より。フリーメーソンのグランドロッジの秘密会議に出席したとされる(真偽・年月不明)際の写真。左から、中国前国家主席の胡錦濤(フー・チンタオ)、ロシアのプーチン大統領、米国元大統領の・・・名前忘れましたけれど、そのお三方。


obama-putin-23.jpg

▲ イスラエルの嘆きの壁にお祈りをするロシアのプーチン大統とアメリカのオバマ大統領。過去記事「嘆きの壁に集った人々のその後を見て、太陽活動は人間社会の騒乱状態と関係することを思い出す」より。





この3月は昨年もいろいろとありました

昨年 2013年の 3月というのも、いろいろなことがあった月でした。
昨年の、

ジョージ・ワシントンのビジョンと予言(1): オバマ大統領が初めてイスラエルに降り立ち、第112代ローマ法王が選出される3月を前に
 2013年02月24日

という記事に、「2013年3月の予定」というものを載せたことがあります。
米国の投稿サイトに載せられていたものです。


・112 番目の法王が選ばれる - 3月15日から18日までの間
・天球上で天の赤道と黄道とが交わり、太陽がこの点を通過する - 3月20日
・オバマ大統領のイスラエル訪問 - 3月20日
・惑星の直列 - 3月20日
・マヤカレンダーの実際の終わり - 3月21日
・マヤカレンダーで「6番目の太陽」が始まる日 - 3月28日




これを読み返して、去年の時点で、マヤカレンダーの「6番目の太陽の時代」が始まっていたのか・・・と知りました。

「しかし、新しい太陽の時代になって、むしろいろいろと悪くなってんじゃないの?」

とも思わざるを得ない部分もありますが、しかし、聖書とか仏典とか、あるいは様々な予言など、いろいろなものに「究極的に悪くなってから、最後に良くなる」というようなことは書かれてありますので、こういうものなのかもしれないです。





2500年前のお釈迦様の予言『法滅尽品』

詳しいことはわからないですが、法滅尽品(ほうめつじんきょう)というものがあるそうで、お釈迦様の言葉が収められた『大集経』という経典の中の『月蔵経』(がつぞうきょう)というものの中に収められているものだそう。

お釈迦様の終末の予言などとも言われているもののようです。

1924年に発行された『大正新脩大蔵経 第13巻 大集部全』というものに載せられている内容が、こちらのサイトにあり、その冒頭の部分は以下のようなものです。


法滅尽品より

buddha.jpg


東西南北の国王が互いに戦争をし、侵略を行う。
人民・僧侶を殺戮し、町は焼き払い、寺院を壊し、寺宝を盗む。

虚空中に大音声が響き渡り、大地が震える。

すべてのものが揺れ動き、その様子は水に広がる輪のようである。城壁は砕けて落下し、家屋はことごとく折れ、へし曲がる。樹木の根も実も折れ尽きる。

やっと手に入れた食べ物も毒を含むようで、味もなければ栄養もない。
悪疾が次から次へと流行する。

太陽と月は光を失い、星の位置が変わる。白い虹が太陽を貫く凶兆があると、大地は振動し、水は涸れ、不時の暴風が起こる。




この後も延々と暗い描写が続きますが、要するに、「未来はいろいろと大変なことになりますよ」とお釈迦様は言ってくれていたようですが、じゃあ、どうすればいいのかというと、仏教徒ではない私には救いの方法は用意されていないようです。

キリスト教やイスラム教などでも同じように、「いろいろと大変なことになりますよ」という意味を持つ記載は多くありますが、やはり、キリスト教徒でもイスラム教徒でもない私に救いの手段は用意されていないようです。

そんなわけで、私などは「お手上げの時代に、お手上げをしながら生きていく」というような選択になってしまうのでしょうかねえ。


ここまで書いていて何となく、過去記事の、

マザー・シプトンの四行詩(後編)
 2012年05月30日

に記しました 16世紀のイギリスのマザー・シプトンという女性予言者を思い出しました。





マザー・シプトンさんの言葉を思い出す

彼女が、「通常の予言とは別の容器に入れて隠していた予言」というものがありまして、そこから一部を抜粋して今回の記事をしめたいと思います。

mother-shipton.gif

Mother Shipton and Cardinal Wolsey より。中央の人がマザー・シプトン。外見的に恵まれず、洞窟などで隠遁生活をしていた時期もあったようです。


マザー・シプトンが隠していた四行詩より

時の王は偽りの約束をするでしょう。
口先だけの約束を。

国々は壮絶を戦争を計画します。
かつて見られなかったほどの壮絶な戦争。

税は上がり、生活の質は落ちます。
そして、国と国は長く続く対立を見せます。

この時に大きな徴が現れることになっています。

人々が終末に近づいた時、
3つの眠っていた山が活動を始めるでしょう。

その山は泥と氷と死を吐き出すでしょう。
そして、地震が町を飲み込むでしょう。

ひとりのキリスト教徒がふたりのキリスト教徒と戦うでしょう。
国は何もできません。

そして、黄色い人々が強大な力を得るでしょう。
それは横になった熊の形の場所から現れるでしょう。



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2014年03月21日



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アメリカの経済誌フォーブスに、先日、次のような報道が出ていました。

solar-storm-2012.gif

▲ 2014年3月19日の Forbes Massive Solar Superstorm Narrowly Missed Blasting The Earth Back Into The Dark Ages より。


下のスペースウェザーの記事の写真がフォーブスの記事で記されている太陽フレアの様子で、2012年 7月 23日に発生したものです。

solar-storm-space.gif

▲ 2014年3月20日の Spaceweather より。



過去 200年で最も弱い太陽活動の中で発生した、過去 200年で最も強いレベルの太陽フレア

これは最近になって、 2012年7月23日の太陽フレアが「キャリントンの嵐」と言われる 1859年の太陽フレアと同規模だったことが分析でわかったという内容のニュースで、もしかすると、少しのタイミングの違いがあれば、この時に地球の文明は「壊滅状態」と化していたかもしれないのでした。

それがフォーブスの「地球を暗黒時代に戻す」という言葉に表れています。


しかし、スペースウェザーが取り上げるのはわかるにしても、どうして、経済誌のフォーブスが? と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、その理由は、


「もし、この時の太陽フレアが地球を直撃していれば、その損害額は数百兆円規模の算定不可能なものとなっていた可能性があり、あるいは何年も何十年も文明が再興できなかった可能性があったから」


なのです。

このあたりは、もう4年前に、

アメリカ国立科学財団が太陽CMEによるテクノロジー破壊を警告
 2010年03月20日

という記事を記したことがありましたが、当時、アメリカ国立科学財団という財団が発表した「太陽嵐の想定外の脅威」( Taking the "Surprise" out of Surprise Solar Storms )というタイトルの論文の概要を訳したことがあります。

この中に「キャリントンの嵐」という言葉も出てきます。
抜粋します。


アメリカ国立科学財団「太陽嵐の想定外の脅威」より

1859年9月1〜2日にかけて、太陽は記録破りの大規模なCME/コロナ質量放出を起こした。このCMEで非常に多くのガスと最大10億トンとも推定される巨大なプラズマを噴出した。

そのCMEは地球磁気圏に一時入り、地球に激しい地磁気嵐を引き起こした。

その結果、オーロラがキューバとエルサルバドルと同じくらい南でも観測され、当時で最もハイテクな技術の通信装置であった電報システムを世界中で破壊してしまった。

この「キャリントンの嵐 ( Carrington Storm ) 」と呼ばれる1859年の地磁気嵐は、今まで記録された中で最も大きい地磁気嵐であった。

「キャリントンの嵐」は比較的低いテクノロジーの下で起きたので、その大きな破壊や被害を免れたが、もし、現代にキャリントンの嵐のようなものが起きて、そして IT に依存する現代の私たちの社会を見舞ったなら何が起こるかわからないと言える。




これがキャリントンの嵐ですが、1859年当時は、電気に依存したテクノロジーはほとんど存在しなかったですので、被害はしては当時の最先端の通信技術として一部に存在していた「電報」のシステムが破壊されただけでした。

当時は電気などなくても生きられる世の中だったので、被害はなかった。

今はどうでしょうか?

自分の生活からすべての電気と通信が消えるという状況を想定してみると、どのようなことになると思われるでしょうか。



上のアメリカ国立科学財団の論文の後半では、次のように記されています。


米国科学アカデミーのレポートによると、キャリントンのような嵐は現代に怒濤の悲劇を起こす引き金となる可能性があるかもしれない。

変圧器を含む相互接続された送電網の機能を破壊し、停電が最大1億3000万人に影響し、それらによってサポートされている下水システム、そして、電子運輸機構を破壊し、また、システムの崩壊は、飲料水、食物、薬、および燃料の配信を止めてしまう。




巨大な規模の太陽フレアによるスーパーストームは、EMP 兵器と呼ばれる高高度核爆発による攻撃とほぼ同じ影響をもたらします。

ですので、「 EMP兵器で想定される被害」からスーパー太陽フレアの被害の様相も予測できるというようにも言えるかもしれません。

この EMP 兵器の脅威については、やはり 2010年の記事ですが、メリカ合衆国ワシントンD.C.に本部を置く保守系シンクタンクのヘリテージ財団というものが、オバマ政権に提言した報告書をご紹介したことがあります。

da-2010.jpg

▲ 2010年11月30日の過去記事「米国の保守系シンクタンクが米国は電磁パルス攻撃で壊滅すると報告」より。





想定される被害

その被害がどの程度の範囲に及ぶのかということについては、1997年にアメリカ下院の「国家安全委員会」の公聴会に提出された資料が参考になると思います。

「 EMP 攻撃シミュレーション」だったとすると完全な成功を収めたように見える北朝鮮のミサイル実験
 2012年04月17日

という記事に、国家安全委員会の報告書の内容などに多少ふれています。
予想される被害は、


・電力送電網のクラッシュによる完全な停電
・通信システムの崩壊
・放送網(テレビ、ラジオ)の崩壊
・飛行機の墜落
・コンピュータシステムの停止
・移動手段(車、電車等)の停止
・コンピュータに依存する軍事システムの停止
・コンピュータに依存する政治システムの停止
・コンピュータに依存する医療システムの停止
・あらゆる物流の停止
・食料供給へのダメージ
・インターネットシステムのシャットダウン
・電気システムに頼るインフラの停止


となっていて、想定される被害額は「数百兆円」規模で、最大で数百万人から数千万人の被害者が出るとされています。


つまり、トップに貼りましたフォーブスの記事は、


「 2012年 7月 23日の太陽フレアが地球を直撃していれば、そのような事態になるかもしれなかったけれど、ギリギリのところで回避された」


という内容だったのでした。

それにしても、2012年のことがなぜ今になって発表されたのかというと、ずっと分析が続いていいて、結論が最近出たということのようです。

そのあたりのことを含め、スペースウェザーに掲載されていますので、ご紹介します。

なお、動画もあります。
太陽フレア自体は一瞬ですので、スローモーションにしていますが、それでも数秒の動画です。

2012年のキャリントンの嵐クラスの超巨大太陽フレア




以下、スペースウェザーの記事です。




SOLAR 'SUPERSTORM' NARROWLY MISSES EARTH
Spaceweather 2014.03.20


太陽からの「スーパーストーム」が地球をかすめた


太陽物理学の専門家たちは 3月19日、ネイチャー・コミュニケーションにおいて、ほぼ2年前、地球の方向には到達しなかった「強烈な太陽嵐」についての解説を発表した。

その太陽フレアは 2012年7月23日に発生し、典型的な太陽フレアの4倍の速度である秒速 2,000キロメートルで太陽から放たれた。

この太陽嵐は地球の軌道を引き裂くように通過していったが、幸いその時、軌道上に地球はなく、地球はこの強烈な太陽嵐の影響を受けることはなかった。

その代わりに、NASA の太陽観測衛星 STEREO A が 1976年の観測開始以来、最も強烈な太陽プロトンの嵐に襲われた。

その日以来、研究者たちはこの太陽嵐のデータの解析を続けてきた。

そして、彼らはこの時の太陽嵐が 1859年の「キャリントンの嵐」と似ていたものだと結論付けた。


solare-2012-03.jpg


研究発表の執筆者のひとりであるカリフォルニア大学バークレー校のジャネット・ルーマン( Janet Luhmann )博士は、以下のように述べた。

「あの太陽嵐が地球を直撃していた場合、おそらくは1 859年の時のように大きなものとなったと思われます。1859年のキャリントンの嵐は、はるか南方に位置するタヒチなどでもオーロラが観測された、強力な CME (コロナ質量放出)が連続して発生しました。もし現代の世界が同じ規模の太陽嵐の直撃を受けた場合、近代の電力網と通信網は壊滅的な被害を受けるでしょう」

仮に 1859年の時のような太陽嵐の直撃を受けた場合、経済的な影響は、ハリケーン・カトリーナの 20倍以上で、金額にして2兆ドル( 200兆円)を越える可能性がある。また、送電網や変圧器の修復だけでも何年もかかる可能性がある。

2012年の太陽嵐の雲は、その進行方向の軌道上に地球がなかったために影響がなかったが、しかし、今回の発表の全容は「宇宙天気の危険性」が強調されるものとなった。

何より、現在の太陽活動は過去 100年単位で、おそらくは「最も弱い」ものだ。それにも関わらず、過去最大レベルのような超強力な太陽フレアを噴出することができるという事実を知る。

地球はこれらの出来事に対して、いつでもリスクを持っていることを記憶にとどめていてほしい。





というものですが、「記録的な弱い太陽活動の中で、このことが起きた」ということには驚きを感じざるを得ません。

過去記事の、

太陽活動が「過去200年で最も弱い」ことが確定しつつある中で太陽活動は復活するか
 2013年10月21日

など、何度かふれてきましたが、現在の太陽活動は、

過去 200年で最も弱い

のに、現在の2014年よりさらに弱かった2012年に、

過去 200年で最大規模の太陽フレアが起きた

ということに、太陽のすごさみたいなものを感じます。
数式やデータで割り切れるほどそんな単純なものではないです。


私は最近の弱い太陽活動について、「ナメてかかっていた」面があります。

しかし、2012年 7月 23日の例でわかることは、太陽活動が全体的に弱いということが、「突発的に発生する超巨大な太陽フレアの発生の可能性を否定するものではない」ということで、そのことを改めて知りました。

つまり、それが起きる可能性は今日でも明日でもいつでもあるということです。

なお、かなり古い記事ですが、超巨大フレアを受けた際の時などの通信手段についての記事を記したことがあります。

太陽フレア等による電磁パルス(EMP)に見舞われた際の通信手段
 2010年12月13日

詳しくは上の記事をご参考いただきたいですが、電磁パルスは「鉄」で遮断されます。

なので、「ファラデーケージ」と呼ばれる遮断箱を用意しておくことで、とりあえず小さな通信機器等は保護できると思います。もちろん、全体の通信機能がシャットダウンしている中で、携帯やパソコンがあっても、どうにもなるものではないでしょうけれど。





ついに登場した黒点群番号 2014

実はちょっと「単なるジンクス的な意味」として気になっていることがあります。

太陽黒点が「年代と一致している」のです。

太陽黒点群というのは 1750年代の観測開始から、「1、2、3……」というようにナンバリングがされてきたという歴史があるらしいのですが、いずれにしても、順番に番号がつけられます。

最近、その「 2014 番目の黒点群」が登場しました。

多分ですが、太陽の黒点番号がつけられはじめてから、「年代と黒点番号が同じになったのはこれが初めて」だと思うのです。

ar2014.gif

▲ 2014年3月20日の Spaceweather より。


この今年 2014年と同じ数字を持つ太陽黒点群の動きを気にしていたりします。

「太陽黒点観測史上(多分)初めての数字の一致」を見せる黒点群 2014が穏やかに消えていってくれるのか、それとも、何か「モニュメント的な動き」を見せるのかどうか・・・。まあ、これは本当に単なる雰囲気的な話ですが、気になったりしたのでした。


そういえば、太陽のもうひとつの話題といえば、先日の記事、

2014年 3月 15日に環太平洋火山帯で「同時多発的な連鎖発生」を起こした中規模地震群
 2014年03月16日

で少しふれました、「巨大な磁気フィラメント」がさらに巨大になってきています。

2014年3月15日の磁気フィラメント

filament-2014-03-15.gif


2014年3月19日の磁気フィラメント(拡大中)

filaments-2014-03-19.gif

▲ 2014年3月19日の Spaceweather より。


しかし、それよりも何よりも、とりあえず私たちは「 2012年の地球文明の一時的滅亡」を回避できていたことをはじめて知ったのでした。

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2014年03月19日



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今回は非常に長い記事なんですが、何日かをかけて少しずつ書いていたものです。何回かにわけようと思っていたのですが、どこからわけていいのかわからず、すべて掲載します。

ufo-snowden.gif

▲ 2014年3月5日の英国 Western Morning News より。


canada-ufo-spotnumbers.gif

▲ 2014年3月12日のカナダの報道メディア Global News より。カナダで UFO 目撃が劇的に増えていることが公式調査で判明したことが先日、米国やカナダの報道メディアで一斉に報じられました。






専門家が介入しないアメリカのテレビ報道

唐突ですが、下の写真は何だと思われますか?

2010年 11月 9日に米国カリフォルニアで目撃されたもので、 ABC テレビなど、多くのメディアで「謎の煙」として報じられたものです。

cal-ufo-01.jpg

▲ 2010年11月9日の Contrail Science より。


結論から書きますと、これは「飛行機雲」だということのようなんです。

ミサイルでもなく、普通の旅客機のものです。

以前からそういう話を聞いたことがあるのですが、「そう言われてもなあ」と思っていたのですが、最近、上のリンクにあるコントレイル・サイエンス、つまり「飛行機雲の科学」というサイトの存在を知りまして、それを読むと、その検証ぶりの徹底さもあり、また、その理屈も書かれており、とてもよく理解できたのでありました。

そのコントレイル・サイエンスの 2010年 11月 9日の記事に、「遠近法の視覚の問題( A Problem of Perspective )」というタイトルの記事があり、そこに実際の数々の例と、計算式などが掲載されています。

例えば、上のカリフォルニアの謎の煙に関しては、サイト上で以下のように検証が加えられていて、発地と着地と、その経路も示しつつ、ボーイング 757 旅客機であることを突き止めています。

contrail-2010-11-09.gif

▲ 2010年 11月 9日カリフォルニアの謎の煙が旅客機ボーイング 757 の AWE 808 便の飛行機雲であることを示した Contrail Science より。



さらに他の数多くの例と共に、このような現象が起きる「条件」を数式で表していますが、数式の意味するところは私にはわかりません。

scape-20100119.gif

▲ これらの現象が起きる角度などを表しているようですが、わかりません。


これらの現象は、英語ではサンセット・コントレイル( Sunset contrail )と呼ばれていて、日本語では表現が存在しないですが、そのままだと「夕焼け飛行機雲」という、何だか、3丁目の夕陽みたいな響きになりますので、ここではサンセット・コントレイルとさせていただきます。

たとえば、 Google 画像検索で Sunset contrail と検索すると、見事に大量の写真が現れます。

sunset-03.jpg

▲ Google 画像検索 Sunset contrail より。


さて・・・・・。


実は私が問題として感じたことは、この不思議な煙の正体が飛行機雲だったということではないのです。このことはむしろ、どうでもいいことなのです。

問題だと思ったのは、米国を中心としたテレビ局は、なぜ繰り返し、上の 2010年のカリフォルニアと同様の報道を繰り返すのだろうということのほうなのです。


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何でも UFO に持って行こうとする、この数年の米国の報道

テレビ報道の夜のメインニュースの中で流す放送内容が、たとえば、それがある程度「ミステリー的」なものだとした場合、いくら何でも ABC ほどのメジャー局が「何の検証もせず、どんな専門家にも話を聞かずにそのまま放映する」ということはないような気がします。

専門家に聞けば、それが「サンセット・コントレイル」だということは、すぐにわかったはずです。もちろん、専門家によっては違う答えが出るしれないですが、いずれにしても、 2010年 11月 9日の「謎の煙」が旅客機による飛行機雲であることは事実と考えるのが妥当です。

しかし、その際にも、あるいはその後の類似した報道でも、

「謎の」

とか、

「 UFO ? 」

というような見出しで報道していることがどうも気にかかるのです。

実は先日、また同じ報道があったのです。





英国の2013年3月13日の報道

英国グロスター・シチズンというメディアでした。

UFO-Gloucester.gif

▲ 2014年3月13日の Gloucester Citizen UFO spotters across Gloucester alerted after unidentified object plummets to Earth from space より。


報道では何枚かの写真が出ていて、確かに下のような写真を実際に目撃すれば、「不思議なものが空から落ちてきた」と考えるのも当然のような気はします。

gr-02.jpg

▲ 同じ Gloucester Citizen より。


しかし、記事には、すぐ下のようなコメントが寄せられます。

ufo-of-interest.gif


申し訳ないが、これは旅客機からの単なる普通の飛行機雲だ。似た現象は http://tinyurl.com/ye2paxa に掲載されている。



このコメントのリンクで知ったのが、最初の方でご紹介した「飛行機雲の科学」というサイトだったのですが、興味深いのは、上のコメントの人の名前が ufoofinterest となっていることでした。

これは UFO of Interest ( UFO のおもしろさ)という意味だと考えられ、つまり、おそらくは UFO 好きの人だと思われますが、結局この記事は、「 UFO 好きから否定される記事」となってしまっているのでした。





アメリカ空軍のほぼすべてが「不明」とコメントした 2010年のカリフォルニアの煙

最初に取り上げました 2010年 11月 9日のカリフォルニアの煙は、「謎のミサイル騒動」として、このブログでも取り上げています。

cal-ufo-02.jpg

▲ 2010年11月10日の過去記事「アメリカで大騒動の謎の巨大ミサイル発射を巡る米軍の困惑」より。


当時は、私も不思議でした。そして、結局は、単なる旅客機の飛行機雲だったことが3年半後の今になってわかったのですが、このタイプの報道はその後も繰り返しおこなわれます。

上の場合など、アメリカの空軍と宇宙関係のほとんど、すなわち、

・米空軍宇宙軍団 ( AFSPC )
・アメリカ戦略軍( USSTRATCOM )
・地球規模攻撃軍団( Air Force Global Strike Command )
・ミサイル防衛局(Missile Defense Agency)
・アメリカ北方軍 ( USNORTHCOM )


のそれぞれ司令部にコメントを求めていて、すべての司令官が、

「原因はわからない」

と言っていました。

もし仮に 2010年 11月 9日のカリフォルニアの煙が、やはり飛行機雲だった場合、「航空のプロ」である人々がまったくわからないと言うのがどうにも腑に落ちないという面を今にして、やや感じないでもありません。

ちなみに、上の「空軍宇宙軍団」とか、「地球規模攻撃軍団」などはSFっぽい名称ですが、アメリカ軍に実在するもので、

・「空軍宇宙軍団」は、軍事衛星や大陸間弾道ミサイルの関連部隊。
・「地球規模攻撃軍団」は、核兵器を管轄する部隊。


となっているようです。

「核兵器を管轄する部隊」に「地球規模の攻撃」という名称をつけるのは、ちょっと勘弁してほしい感じもありますが、余計なことは書かず、先に進みます。




急上昇するカナダの UFO 目撃数

そして、トップに貼りましたように、最近、「カナダで UFO 目撃数が急激に上昇している」という内容の記事が非常に大規模に報道されました。

canada-ufo-sight.gif

▲ 2014年3月11日のカナダ CBC ニュース UFO sightings soar to new heights in Canada より。


これは、カナダの UFOlogy Research (ユーフォロジー調査所)の公式の調査であり、内容としては、過去25年間に報告された UFO 目撃数の統計から、

・カナダでは過去 25年間に 14000件の UFO 目撃が報告されている
・最も数が多かったのは 2012年で、約 2000件の目撃報告
・2013年は2番目に多い 1180件の目撃報告があった
・カナダで目撃報告が最も多いのはオンタリオ州
・報告の中の 14パーセントが正体がわからないものだった


ということがわかったというようなものです。

UFO 研究家には意義深い調査内容だと思いますが、 CBC を始めとして、ほとんどすべての公共メディアで報道するタイプのニュースかなあ・・・と、やや疑問には感じましたが、しかし、それはともかくとして、

「実際に UFO 目撃が増えている」

ということは事実のようです。

そして、これはカナダではそのような調査があったからわかったことで、普通の国では公式調査は行われませんので、もしかすると、全世界的に UFO 目撃数は増えているのかもしれません。


そういう中で目にしたのが、トップに貼りましたエドワード・スノーデンさんのディスクロージャーの内容でした。


どうでもいい話ですが、最近、私は物忘れがひどくて、特に人の名前がきちんと出てこないことが多いのですが、スノーデンさんなんかも上のほうをよく忘れます。なので、最近は「江戸の言葉は雪おでん」というように覚えています(本当にどうでもいいな)。


いずれにしても、そのことを報道した英国メディアの記事をご紹介します。ちなみに、これは、ここまで書いた一連のことと、その文書の内容が関係していると考えているわけではないです。単なるニュース記事の翻訳としてお読みいただければと思います。

ちなみに、その記事には、過去記事の、

イギリス政府の機密作戦の結果が教えてくれる「私たちのいる現実の世界」
 2014年02月28日

の中に出てきましたイギリス政府通信本部( GCHQ )が出てきます。

英国ウェスタン・モーニング・ニュースの記事です。
ここからです。

このことをどのように感じられるかは、各自のお考えにお任せいたします。
ただ、私は、SF映画を含む「戦後の大衆文化」の流れをふと思い出します。




Photo of a UFO in Cornwall is among the latest secret documents released by former CIA whistleblower Edward Snowden
Western Morning News 2014.03.05


英国コーンウォールで撮影されたUFOの写真が、元CIAの内部告発者エドワード・スノーデンがリリースした最新の秘密文書の中に存在する

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▲ 2011年 8月 1日に英国コーンウォールのセント・オーステル近郊で撮影された写真。


2011年 8月にイギリス・コーンウォールで撮影された上の写真は、あるいは UFO の証拠となる写真かもしれないが、あるいは、カモメが糞をする様子をピンボケで撮影しただけのものかもしれないとナイジェル・ワトソン( Nigel Watson )氏は述べる。

これらは、UFO の存在を明らかにした複数のスライドのセットの中の一つで、内部告発者エドワード・スノーデンがリリースした最新の政府文書の中にある。

この複数のスライドは、イギリスの諜報機関である政府通信本部( GCHQ )が、パワーポイントでのプレゼンテーション用に作成したもので、その中に、エイリアンの宇宙船を描写したものが含まれる。

しかし、著作『未確認飛行物体調査マニュアル( UFO Investigations Manual )』の作者である UFO 専門家ナイジェル・ワトソン氏は「これらは偽物だ」として、その真実性を否定する。


nigel-watson.jpg

▲ ナイジェル・ワトソン氏。


スライドを見たワトソン氏は以下のように報道機関に述べた。

「このプレゼンテーション資料には、スライド番号 35から 37まで3枚の UFO 写真があります」

「最初の写真は、1950年 4月 23日に米国イリノイ州レッドブルで撮影された白黒の UFO 写真です。次の写真は、メキシコで、アルトゥロ・ロブレス・ギルによって撮影されたビデオのスクリーンショット。3番目の写真は、2011年 8月 1日に英国コーンウォールのセント・オーステル近郊で撮影された写真です」

「これらの写真はその後、それぞれ懐疑論者たちの調査で、空中に投げたハブキャップ(帽子)、縮んだマイラーバルーン(風船)、糞をするカモメのピンボケ写真だとわかりました」。

そして、ワトソン氏は、これらはイギリス政府機関のインターネットにおける大衆に対してのマインドコントロールの試みのひとつだと確信しているという。

インターネット上で、いかに「誤った情報を流布させるか」については、英国政府機関が「新しいオンライン世代のための秘密工作訓練」というオペレーションを行っていることがわかっている。

それは、英政府通信機関( GCHQ )によって作成されたプログラムで、インターネットによって、大衆の心理的操作をおこなうための 50枚のマニュアルが記載されたスライドで説明される。

これは、アメリカ国家安全保障局( NSA )や他の機関のために作成された「合同脅威研究情報班」( Joint Threat Research Intelligence Group/略称:JTRIG )と呼ばれる。

ワトソン氏は、 政府機関が UFO によって大衆の心理を操作、つまり、マインドコントロールをおこなっていることを確信しているという。氏は以下のように述べる。

「政府機関はいまだに人々の UFO 信仰の力と大きさを認識しています。そして、彼らは人々の信念を悪用するためにインターネットを使うことには問題はないと考えているようです」。





(訳者注) 記事に出て来る「新しいオンライン世代のための秘密工作訓練」については、過去記事の「イギリス政府の機密作戦の結果が教えてくれる私たちのいる現実の世界」の中にも記載していますので、ご参考いただければ幸いです。

gchq-07.gif

▲ 上の記事より、合同脅威研究情報班( JTRIG )のプレゼンテーション資料のひとつ。日本語はこちらで加えたものです。


いずれにしても、今後、まだまだ UFO に関する報道、あるいは「 UFO の出現そのもの」も増えそうです。

たとえばですが、その方法は、過去記事、

4月5日に実行される「全世界での偽UFO出現」計画
 2014年02月24日

にあるように、やろうと思えば、とても簡単です。


ちなみに、上のページで紹介していた「偽 UFO 騒動」プロジェクトの「参加者募集掲示板」 、あるいは予定表やウェブサイトは現在すべて消えています

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2014年03月18日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





雹(ヒョウ)の嵐が過ぎ去った後のエリトリアの首都アスマラ

eritrea-bighail.jpg

▲ 2014年3月14日のエリトリアの政府系新聞 Hadas Eritrea より。





エリトリアという、初めて知ったような気がする国の出来事から

上の白い塊はすべて降って来たヒョウだそうで、「降った」というより「落ちてきた」とか、そのような感じの何だかもうスゴイ光景ではあるのですが、この壮絶な出来事を最初に知ったのは、英国の BBC の報道からでした。


Eritrea: Hail storm dumps metre of ice on capital
BBC 2014.03.14

er-tv.jpg

▲ エリトリアのテレビ映像より。


エリトリアの首都アスマラにメートル級のヒョウが空から放り投げられた

奇妙な暴風雨がエリトリアの首都アスマラを襲い、おそらくはその地で記録されたものとしては最大の1メートル級のヒョウが降り積もった。

政府系新聞ハダスエリトリアが報じた。

嵐は 90分間続き、ヒョウが降り落ちた市内は氷で完全にブロックされた。地元テレビでは、水で埋まった道路と、氷につぶされた自動車の姿などの映像が流されている。

BBC のケニア・ナイロビ支局のジャーナリストによれば、この時期にヒョウが降ったことはあると思われるが、今回の嵐の強さと、そしてこのヒョウに住民たちは驚いているという。

アフリカ大陸の隅に位置するエリトリアは、2月から4月は雨の少ない時期(現地で「 belg 」と呼ばれる)で、 6月から 9月までが雨季となる。エリトリアの年間平均降水量は 61センチメートルだ。




以上が BBC の報道です。

エリトリアの「降水量 61センチメートル」というのが多いのか少ないのかよくわからなかったですので、比較として、東京の降水量を見てみますと、東京の年間平均降水量(1981年 - 2010年)は 126センチメートルくらいのようです。


ちなみに、トップの写真の記事が掲載されているエリトリアの政府系新聞は、写真下のリンクから PDF でダウンロードできますが、エリトリアの公用語の「ティグリニャ語」という、ちょっと対応不可の言語で書かれていますので、読むのは無理そうです。

haz.jpg

ハダス・エリトリアの紙面のトップページ。全部で12ページでした。


erilan.jpg

▲ エリトリア公用語のティグリニャ語。 Google 翻訳にもありません。


それにしても、このエリトリアという国。
まず場所からしてわからないのですが、下の位置にあるようです。

map_eritrea.gif

アフリカ大陸基本情報より。



この国がどんな感じの国なのかというのは、まあ、いろいろな側面があるでしょうけれど、下のような面もあるようです。

eri-ken.jpg

▲ 2012年5月3日の ロシアの声「世界で最も検閲が厳しい国」より。


上の記事によりますと、世界で最も検閲が厳しい国は、


1位はエリトリア、2位は北朝鮮、3位はシリア。続いてイラン、赤道ギニア、ウズベキスタン、ミャンマー、サウジアラビア、クウェート、ベラルーシ。



だそうです。

しかし、遺跡や自然など、観光的な場所も多い国のようです。

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タイでも特大のヒョウが

ヒョウといえば、昨日、タイの東北地方でも、「巨大なヒョウ」が降ったことが報じられていました。

th-hail.gif

▲ 2014年3月17日のタイ MCOT より。


タイ東北部にあるルーイ県という場所で、ゴルフボール大のヒョウが降り続け、400世帯の家屋が被害を受けたとのこと。

中には、上の写真のサッカーボールほどもあるヒョウも降ったようです。写真では持っている人たちは笑顔なのですが、地元の方々は、上のようにヒョウを集めて楽しんだのだそうです。

「ムチャクチャに家屋に被害が出ているのに、まずは遊ぶ」というあたりはタイ人らしいということもありますが、何となく、これからの世の中の「生き方」をタイ人たちが教えてくれているような気もします。


そういえば、つい最近、インドでも降りました。




インドの雹

実は、3月に入ってから、インドのいくつかの地域では、「ヒョウがやたらと降る」ということが続いていて、死者も多数出ています。

india-hail-01.gif

▲ 2014年3月13日のインド英字紙 Indian Express より。


下の写真はヒョウが降り積もった農地で、非常に大規模な農作物被害を受けたことが、その後明らかになってきました。

crop-main.jpg

▲ 2013年3月18日の Indian Express より。


上のヒョウ被害の後、農民二人が、被害を悲嘆して自殺してしまうという出来事も地元メディアで報じられています。





大雪もまだ続いている

ヒョウの話が長く続きましたけれど、アメリカなどでは、首都のワシントン DC などで、まだ記録的な雪が降っているようです。下の写真は昨日 3月 17日の光景です。

snow-dc-201403.gif

▲ 2014年3月17日の米国ワシントンポストより。


この大雪により、連邦政府機関は閉鎖となったそう。

ちなみに、3月 17日は、アメリカでは「聖パトリックの祝日」という日だそうで、 Wikipedia によれば、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックという人の命日で、カトリックにおける祭日だそうです。今年は大変に珍しい「大雪の中の聖パトリックの祝日」となりました。


大雪といえば、インドのカシミール地方でも大雪が続いているのですが、雪に家がつぶされ、車もつぶされ、次第にどうにもならないほどの被害となってきているようです。

600棟の家が雪により倒壊したカシミールの村

Kashmir-Snow-Fall.jpg

▲ 2014年3月14日の Pakistan Ka Khuda Hafiz より。


日本は(今のところ)比較的穏やかな気候ですけれど、世界的に見れば、気候はさらにひどく荒れている感じがします。





母なる自然がおこなったこと

今回は気候の関係の記事のご紹介が中心でしたけれど、昨日の毎日新聞に、

温暖化:今世紀末6.4度上昇 洪水被害、年6800億円
毎日新聞 20014.03.17

という記事がありました。

それを見て「ああ、まだ地球温暖化という言葉は生きているのだなあ」と、むしろ妙な感慨を覚えながら、世界各地のヒョウと暴風雪の光景を眺めたりしていました。


そして、上の記事の見出しを見ていて、先日、カナダで起きた出来事を思い出しました。

地球温暖化の講演が大雪で中止になった」というものです。

ondan.gif

▲ 2014年3月14日の Patriot Post より。


以下のような記事でした。


気候の皮肉

カナダ・ケベック州マギル大学の生物学教授キャサリン・ポトヴィン博士( Catherine Potvin )が、3月12日にオンタリオ州のウィンザー大学で開催する予定だった地球温暖化に関する講演のスケジュールに、母なる自然から「偉大な皮肉」が投げつけられた。

講演会で博士は、熱帯地方での森林破壊と、工業化による気候の温暖化での荒廃についての集中的な議論をおこなう予定だった。

しかし、当日のオンタリオ州は記録的な大雪に見舞われ、「地球温暖化」の講演は中止に追い込まれた。

さらに皮肉なのは、この日の暴風雪の積雪が市の積雪量の記録を更新したことだ。

母なる自然はいつも結局勝つ。





この最後の「母なる自然はいつも結局勝つ」は、原文は、

Mother Nature always gets the last laugh.

とあり、「 last laugh 」というのを「結局勝つ」として、やや違うニュアンスかもしれないですけれど、いずれにしても「大自然の真実は負けない」というような意味でこのニュースは締めくくられていました。


これからの世界・・・。


先はわかりませんが、現時点では厳しい「雪や氷やヒョウ」の被害が世界各地を襲っています。

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