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2014年07月06日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




「光の現象が増えている」かもしれない中、紹介しきれなかったいくつかの話題。太陽への訪問者とかマレーシアの白い龍とか



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▲ 6月24日の hype.me より。詳細は記事の最後のほうにあります。




定まらない日々の視線と視点

いろいろな出来事が起きることの多い最近ですけれど、「この出来事も入れたいし、あの出来事も入れたいし」というように、記事に余談、余談、また余談といろいろな報道や内容や思想などが入り交じって、結局その記事のメインの話が何だったのがよくわからない……といったことが、この In Deep にはよくあります。

今回は、それでもご紹介する機会を作ることができなかった最近の印象的なことをいくつかご紹介したいと思います。

ところで、今は、日本では台風8号(国際名はノグリー/韓国語で「たぬき」の意味)が発生し、北米大陸では、東海岸をハリケーンが通過中という状況で、世界災害速報 RSOE によりますと、それぞれ下のような予想進路としています。

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この予測だと、西日本から本州全域、そして朝鮮半島の多くまでが、すべて台風の影響下に入る予想進路ですけれど、台風が発達するのかどうかの予測のひとつに、海水表面の温度を見る、というのがあります。

台風の進路上の海水温が高ければ、台風は発達しやすいとされています。

下の図は見やすくはないのですが、気象庁が毎日発表している海水表面の温度の分布図に、こちらで注釈を入れたものです。

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・7月3日の気象庁「日本近海 日別海面水温」より。


台風は上の地図に入っていない、さらに海水温が高い海域を通ってくるということもあり、この分だと、普通に考えると、激しく発達しても不思議ではないかもしれません。

台風のコースは、実際に通過するまではどうなるのかわからないですが、予想通りだと、九州から本州の直撃コースとも近く、特に西日本から東日本まで、すでにずっと大雨が降り続けているところも多いわけで、日本の多くの場所で、ある程度の被害は覚悟しなければならない台風となってやってくる可能性もありそうです。


というわけで、「台風のことも気にはなるけれども・・・」と思いながら、そういう時に、余談に走ったりするのは戒めなければならないと思いながらも、「へえ、安西ひろこさんってパニック障害で13年間も療養していたんだ(報道)」とか、「へえ、京都ってアメリカの観光雑誌で1位になったんだ」とか、そういうようなことも気にはなったりもします。

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▲ 7月3日の産経新聞「京都、世界の観光地1位 米誌人気投票」より。


あるいは、先日の、

5000年前から「ソルフェジオ周波数」を駆使していたかもしれない古代人:イタリアのハル・サフリエニ地下墳墓で見出された正確な周波数の共鳴が鳴り響く完璧な設計の部屋
 2014年07月03日

のような記事でふれた「ソルフェジオ周波数」などを知ると、そういうことも実践的なことでご紹介したくなったりと、どうもいろいろなことにふれたがってしまって、ピシッと一本のテーマで書くということは難しいことではあります。

それくらい余談が多いのに、それでも、ずいぶんとご紹介しきれていない「気になる話題や報道」はいつもありまして、今回は最近どうしてもご紹介しきれなかった話題をいくつかご紹介します。

少し長くなるかもしれないです。

まずは「空の光の話題」です。






アメリカ全土で頻繁に目撃される「空の赤い妖精」スプライト

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▲米国ニューメキシコ州で撮影されたスプライト。 6月27日のスペースウェザー GIGANTIC SPRITES OVER THE USA より。


この「スプライト」という言葉が最初に登場したのは、

空の赤い妖精「スプライト」
 2011年08月29日

という3年ほど前の記事でした。

空の「謎の発光現象」として、長い間、存在は知られていたものの、1989年になって、はじめて撮影に成功した空の発光現象です。それ以来、撮影技術の進歩などもあり、空・・・というか、宇宙空間と呼べるほどの高さの高層圏には下のような発光現象があることがわかってきています。

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▲ 東北大学福西研究室によるスプライト、ジェット、エルブスの想像図。東北電力「電気と科学のひろば」より。


ただ、現象自体は確認されていても、それらの現象の要因はわかっていません。

このうちの「スプライト」が今年はアメリカで非常に多く観測されていて、動画も多く撮影されています。

下の動画は、アメリカのニューメキシコ州にあるアシュクラフト展望台という場所から撮影されたスプライトです。通常の速度から、10倍のスローモーションの3パターンで示しています。




スプライトは上にある図にある通り、「熱圏」という高度 100キロメートル程度のような場所で起きる現象で、まったく「宇宙の現象そのもの」なのですが、このような光の現象は種類は多く確認されているものの、これだけ短期間に多くのスプライトが撮影されるのは珍しいことかもしれません。

このスプライトのような現象が数多く撮影されていることとして考えられるのは、

・撮影するために待ち続ける人たちが増えた

・スプライトの発生回数が増えた


かどちらかでしょうが、スプライトはどこで発生するかわからない上に、光の点滅の瞬間が「まったくの一瞬」ですので、狙って撮影できるものではないです。

なので、もしかすると、「空の光の現象が増えている」ということなのかもしれません。






ロシアのテレビで報じられた「太陽への訪問者」

次は、これも長く因縁のある話題と関係していることですが、最近、ロシアのテレビ報道で「太陽の周囲の物体」のことがニュースとして取り上げられるということがありました。

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▲ 動画は YouTube にあります。ただし、ロシア語のニュースです。


内容としては、「この数年、太陽の周辺に撮影される物体の正体は何なのか」という報道内容で、このあたりは、過去記事の、

太陽への訪問者は 2011 年も健在
 2011年02月01日

などでもご紹介したことがありますし、さらには、4年以上前になるクレアなひとときの記事など数多くの記事がありますが、実はこの「太陽の周囲に何かが映る」こと自体は、その後の4年間のあいだ、ほぼ一貫して続いています

そして、しばらくすると、その写真が修正されているということも続いています。

ただ、起こっていることも修正も同じことの繰り返しで、それをご紹介しても、やはり同じことを繰り返すだけになってしまうことになりますので、最近は記事にすることもなくなりましたけれど、原因は不明ながらも、同じように写り続けていることは現実です。

これに関しては、2010年に、アメリカの量子物理学者のナッシム・ハラメイン( Nassim Haramein)博士という人が、 NASA に「太陽の画像に写っているものを NASA は何だとお考えになっているか」という公開質問メールを送ったことがあります。

Nassim-Haramein.jpg

▲ 量子物理学者のナッシム・ハラメインさん。


その質問に対しての NASA の立体投影科学者であるジョー・ガーマン( Joe Gurman )博士からの回答は以下のような主旨でした。


ディープ・スペース・ネットワーク(Deep Space Network / 深宇宙探査のために立ち上げた深宇宙ネットワークの総称)の機器の故障が原因だ。DNS 機器の中央数値記録器の異常により、数値が誤圧縮された。



という回答で、つまり、「機器内で映像の圧縮率に異常が起きたために、(実際にはそこには何もないのに)何かあるような感じで映った画像となった」という理由だったようです。もっと簡単に書けば、「機械が故障したから」という回答だと言っていいと思います。

しかし、その 2010年に NASA の太陽観測衛星の撮影した画像の太陽の周囲に映っていたものは、たとえば下のようなものだったりしました。

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▲ 2010年3月22日のクレアなひととき「太陽騒動は続く」より。


何というかこう、「質感」がありまして、映像の圧縮率に異常が起きたために映ったというものとは違う感じはしました。ちなみに、上の物体は、ナッシム・ハラメイン博士によると「もし、物体が存在していたのだとすると、大きさは地球と同じくらい」とのこと。

まあ・・・機械の故障でも、地球サイズの訪問者が実在しても、どちらでもいいのですが、いずれにしましても、現代の宇宙科学では、「太陽の周辺に人工的な物体が近づく」ということ自体が、様々な面から考えて不可能だと考えるのが妥当ではあります。

しかし、上のロシアのテレビ報道では、このように締めくくられます。

「太陽は、私たちの太陽系の中で最も知られていないことの多い『物体』なのです」


私もそれは思います。

特に、中世の神秘主義などの思想などをほんの少しですが、知ってからは特に思います。「太陽とは本当は何なのか」ということを、既定の科学だけではなく、哲学的な意味などを含めて、他の様々な面から考えることは意味深いことだとは思いますが、今は哲学は衰退して、科学が「神」となった時代ですので、いろいろと難しい面はありそうです。

ただ、たとえば、シュタイナーは『いかにして高次の世界を認識するか』の改訂版の中で、「科学と霊学は矛盾しない」と書いています。

正確には以下のように記しています。


たとえば、ある人が、霊学の研究者が語る事柄は現代科学のある種の成果と食い違っている、と考える可能性はおおいにあります。しかし、実際には、霊的な研究と矛盾するような科学的な成果は存在しません。

偏見を抱かないで、霊学と実証的な科学の成果を結びつけようとするとき、私たちは、霊学と科学は一致しているという事実をいっそう明確に認識できるようになります。




この文章が書かれたのは、1909年で、今から 100年以上前のことですが、しかし、現代科学の「大きな基礎」というのは、それより以前に確立していたわけですので、その意味での「科学の大原則」と「神秘学」の関係についてシュタイナーが言っているのだとすれば、「科学的な世界と神秘学的な世界は実は一致する」ということも言えるのかもしれません。

むしろ、間違っているのは 100年前の科学なのではなく、現在の科学なのかもしれないという可能性は常にあるわけですし。

次は気軽といえば気軽かもしれないし、あるいは、深刻な面が存在するかもしれないニュースです。






マレーシアの「白い龍」と中国の「ヨーダ」

冒頭に載せました「マレーシアで白い龍が捕獲された」という「報告」がインターネット上の SNS に流れたのは、6月20日過ぎのことでした。

下のような、警察隊が検証に集まっている様子や生きているのか死んでいるのかはわからないですが、白い龍とされるものが写された写真などがアップされ、それは一瞬にして、世界中のインターネットに広がりました。

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ストーリーとしては、


マレーシア州のペラ州というところにある農園で、ウサギが何物かに襲われ食べられる出来事が頻発するようになり、監視をしていたところに現れたのが、この白い龍で、農園のオーナーにより射殺された。



というようなものでした。

そして、多くのマレーシア人はそれを信じ、結構な騒ぎとなったのですが、しかし、その直後に、これは「作りもの( Hoax )」であるということが判明したことが、これもこれで一斉に報じられました。

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▲ 6月24日の Epoch Times より。


Dragon-Prank-China.jpg

上のように「制作風景」まで掲載されている報道もありました。


しかし・・・不思議なのは、どの報道を見ても、

「誰が」
「何のために」


こんな手の込んだホラ話を作ったのか。

そのことについて、まったくふれられていないのです。

誰かのイタズラだったのか、あるいはネット上で造り上げたデマだったのかもふれられていません。

こういうのを見て、すぐに、過去記事の、

中国の公式メディアで「 UFO 」という単語の露出がさらに増加する中、フェイクとマインドコントロールがインターネット上に満ち渡っていることに気づく穏やかな春の日
 2014年05月18日

というものや、

ミスター・スノーデンが示唆する米英政府機関の「 UFO での大衆マインドコントロール作戦」
 2014年03月19日

を思い出すのは「考えすぎ」かもしれないですが、上の記事にも書いたこともありますけれど、

様々な事件に対しての人々のインターネット上での反応を知りたい

と考える機関(民間も公的な機関も)は多くあり、ソーシャルネットワークなどで、それらの情報がどのように伝わり、どのような心理状態と結びつくか、ということは多くの国や企業の興味事項だと思います。

国家としては、たとえば、英国の諜報機関( GCHQ )やアメリカの同様の機関(NSA)が有名ですが、中国なども、インターネットの情報拡散力を認識していることは、ソーシャルネットを頻繁に遮断する、ということをおこなっていることでもわかります。

最近も、下のような出来事がありました。


中国、LINE遮断か=1日夜からつながらず
時事通信 2014.07.02

中国国内で7月1日夜から、無料通信アプリ「LINE(ライン)」がつながらなくなった。韓国製の通信アプリ「カカオトーク」も不通になっている。中国当局が遮断した可能性がある。 

中国当局は、外国製交流サイト(SNS)が社会不安をもたらすことを警戒して、ツイッターとフェイスブックへの接続を遮断している。

LINEなどが韓国で多くの利用者を持つことから、不通を、習近平国家主席の訪韓と関連付ける見方もある。 





そんな中国で、最近報道されたのが下の記事です(笑)。

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▲ 2014年6月24日の中国 wtoutiao より。


ここにいたると、コメントのしようのない部分もあるので、コメントはいたしませんが、いずれにしましても、真実とフェイクと入り交じりながら、2014年は激しいわりには淡々と過ぎていきます


しかし、とりあえずの問題は、今週の悪天候でしょうね。

日本では昨年も一昨年も雨による大きな災害が起きていますが、たとえば、すでに長崎では「 50年に1度の猛烈な雨(報道)」が降ったばかりです。

世界の様々な場所でも相変わらず激しい雨や、激しい雹が降り続けていますが、この「豪雨の連続」という状況はしばらく続いてしまいそうです。

皆様におかれましても重々お気をつけ下さいますよう。

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2014年07月04日



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▲ 2014年7月4日のジ・エンド・オブ・アメリカン・ドリームより。




すさまじい雹の連続が世界中で止まらない


最初に全然関係ない話題で申し訳ないのですけど、「雹(ひょう)」のことなんです。先日は東京で大量に降ったりしたことがありましたが、今も世界中で雹や雪が降っていて、特に、7月に入ってからのスペインの光景と、先日のルーマニアの雹がすごいのです。

下の風景はスペインのアルマサンという街なんですけど、7月2日の光景ですよ。

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▲ 2014年7月3日のスペイン NOS より。

上の映像があるのですが、「夏なのか冬なのかわからない光景」となっているのです。

そして、もうひとつは、6月の終わり頃、ルーマニアで「最大で野球のボールの大きさ」の雹が降ったんですが、それを車の中から撮影した動画があるのです。フロントガラスにビシビシとひびが入っていく。最初は笑い声も入っていたんですが、撮影者も次第に何も言わなくなっていきます。

その2つの動画を貼っておきます。

その後に、本題というか、本日 7月 4日はアメリカの独立記念日ですので、その関連の話を少し書かせていただこうかと思っています。

スペインを襲った「7月の雪と雹」





ルーマニアで降った殺人的な雹




もう、なんか、本当に世界中すごいなあと思います。

「記録の上では」とか、そういう文字や数字などの客観的な比較を別として、感性や感覚として「自然に圧倒される」という状態の光景が次々と現れる感じです。

もちろん、ここにはテクノロジーの発達のお陰ということもあるんですけれど。つまり、たとえば、携帯もスマホもパソコンもインターネットも動画サイトもないような時代に、スペインの田舎で雹が降っても、それが即座に遠い日本で見ることができるということもないわけで、

次々と起きる

という感覚よりは、正確には、

起きていることを次々と知ることができる

ということにより、私たちのほうの「世界に対しての認識」に変化が出ているということなのかもしれません。


それにしても、最近の雪や雹の様子は、日月神示にある、

「冬の次が春とは限らんと申してあろが。夏雪降ることもあるのざぞ」


という現象そのもののように見えたりします。






アメリカという国の7月4日に

毎年 7月 4日はアメリカの最大クラスの祝日である「独立記念日」だということは何となく知って生きてきましたが、「いつからやっているんだろう」とか、そういうことをまったく知りませんでした。アメリカ独立宣言 - Wikipedia によりますと、「 1776年にイギリスによって統治されていた13の植民地が独立を宣言」した翌年から、毎年、この日がアメリカの最大クラスの祝日となっているようです。つまり、1777年から続いている祝日のようです。

それでも、時代は移り変わり、現代のような時代の中での独立記念日に、冒頭のように米国のブログの作者は、「独立記念日?」と疑問符をタイトルに綴り、続けて、先日、調査会社ギャロップ社によって 120カ国で行われた、


あなたは自分の国の自由度に満足していますか?



という問いに対して、「満足している」という答えが、アメリカでは「 79パーセントあった」ということについてタイトルに記しているのでした。作者としては「こんなアメリカでも我々は自由だと満足しているわけかい?」というニュアンスのようです。

ところで、

「その国の約 80パーセントの人が自分の国の自由度に満足しているというのは、かなり高い数値なのではないか」

と思われる方もあるかもしれないですが、調査したギャロップ社の資料を見ますと、実は「自分の国の自由度に満足しているか」という問いに対しての、「満足している」という割合の「 79パーセント」は、調査開始の2006年以来、アメリカでの最低の数値なのです。

下はギャロップ社のその調査結果のうち、アメリカに関してのページです。

americas-freedom.gif

▲ 2014年7月1日のギャロップ社 Americans Less Satisfied With Freedom (アメリカ人は自由度にあまり満足していない)より。


上の表を見ますと 2006年度の調査では、実に「アメリカ人の 91パーセントが自分の国の自由度について満足している」と回答していたのです。その数は年々減っていって、そして一方では、「満足していない」と回答した人の数が増えていることがわかります。


ちなみに、調査した 120カ国においての、この「 79パーセント」は、上から何位くらいか想像できますでしょうか。

下は同じギャロップ社のサイトからのものです。

freedom-2013-10.gif


上の表の内容は、調査した 120カ国中の上位 10カ国が、上から、


1位 ニュージーランド
2位 オーストラリア
2位 カンボジア(カンボジアが!)
2位 スウェーデン
5位 アラブ首長国連邦
5位 オーストリア
5位 オランダ
5位 ウズベキスタン
9位 カナダ
9位 アイスランド
9位 フィンランド
9位 デンマーク
.
.
.
36位 アメリカ合衆国


となっています。

アメリカ合衆国は、上位の国から大きく順位の低い 36位でした。
上位4分の1からも外れた形となっています。

それにしても、上の2位のカンボジアは意外な感じです。
カンボジア以外は、アジアの国は上位10位に入っていません。

いずれにしても、アメリカはいろいろな意味で「中途な感じ」となっているのかもしれないですし、あるいは、そういうわけではないかもしれないですが。






「アーサー」の名を持つハリケーンと共に始まる独立記念日

ところで、アメリカの大きな祝日である独立記念日ですが、今年は、熱帯低気圧から発達したハリケーンが、アメリカの東海岸を直撃しています。被害や最終的なハリケーンの規模が明らかになってくるのは今後ですので、今は一応、「ハリケーンと共に始まった祝日となった」ということをお伝えできるだけですが。

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▲ 2014年7月4日の米国 NBC News より。


このハリケーンは、「アーサー( Arthur )」という名前がつけられ、綴りから見ると、アーサー王にちなんでいるような感じもするのですけれど、あまり偉大な伝説の人物の名前をつけるのも、仮に被害が「伝説的なもの」になったような場合に、どうなんでしょうかね。

いずれにしても、「自由」とか、あるいは「自然の猛威」のほうでも、アメリカだけではないですが、世界は次第に荒れてきている様相もないではない中での独立記念日。

今回は冒頭にご紹介した「ジ・エンド・オブ・アメリカンドリーム」の記事の最後のほうをご紹介したいと思います。記事の最初のほうは、上に書いたギャロップ社の調査のことなどがメインです。

現在のアメリカ人で「自由を感じている人の割合である 79パーセント」は、アメリカの過去の同じ調査と比較すると低い数値であるとはいえ、「ジ・エンド・オブ・アメリカンドリーム」の作者は、「それでもまだアメリカ人は呑気すぎる」として、書き立てています。

文中にあるリンク先はすべて英語の報道記事です。
それでは、ここからです。




Independence Day? 79 Percent Of Americans Are Completely Okay With The Current Level Of Tyranny
The End of the American Dream 2014.07.02

独立記念日だ? 79パーセントのアメリカ人が現在の専制的政治に完全に満足している


ギャロップの調査では、確かにわれわれアメリカ人は少しずつ目覚めている徴候はある。しかし、それでも多くのアメリカ人にはまだまだ多くなすべきこと、考えるべきことがある。

ほとんどのアメリカ人は「深く眠ったまま」だ。

その間に、アメリカと私たちの自由は日を追うごとに浸食されている。
そして、ほとんどのアメリカ人はそのことを気にしていない。

ほとんどのアメリカ人は、TSA (国土安全保障省の運輸保安庁)が毎日、全国の空港で女性や子供の数千人の体をなで回していることを気にしていないように見える。

ほとんどのアメリカ人は、NSA (アメリカ国家安全保障局)が私たちの電話やメールの数十億を記録していることをさほど気にしていないように見える。

ほとんどのアメリカ人は我々の警察がますます軍隊的になってきていることを気にしていないように見える。1980年には、アメリカの SWAT (特殊火器戦術部隊)の出動はわずかに約3,000 件であった。しかし、今日、この国では、年間 80,000件以上の SWAT による出動があるのだ。

ほとんどのアメリカ人は、新しいカリフォルニア州法が、告発だけで銃を没収することを可能にする権限を警察に与えていることを気にしていないようだ。

ほとんどのアメリカ人は、アメリカの公立学校が《ビッグブラザーのための教化センター》に転換されていることを気にしていないようだ。

ほとんどのアメリカ人は、アメリカの国境は「憲法のフリーゾーン」と考えられていて、自由にあなたがたのコンピュータとハードディスクの内容をコピーすることができることを気にしていないようだ。

ほとんどのアメリカ人は、人々が自分の雨水を自分のために集めるだけで刑務所に送られることを気にしていないようだ。

ほとんどのアメリカ人は、顔認識技術がアメリカ全国に設置されていることを気にしていないようだ。

ほとんどのアメリカ人は、オバマ政権が、アメリカ国民すべての DNA のデータベースを構築したいと表明していることを気にしていないようだ。

ほとんどのアメリカ人は、私たちの携帯電話やスマートフォンが、基本的にハイテク監視装置であることを気にしていないようだ。

ほとんどのアメリカ人は、あなたが検索エンジンに間違ったことを入力した場合、警察がやって来る可能性があることを気にしていないようだ。

ほとんどのアメリカ人は、聖書を信じているクリスチャンたちはアメリカ政府によって「宗教的過激派」として識別されていることを気にしていないようだ。

私たちから自由がなくなった場合、それを再び取得することは非常に困難なことになる。

もう時間はない。





(訳者注) 作者はやや悲観的すぎる部分もあるような気もしますが、ここに書かれてあることのは事実として確認されていることでもあります。

そして、アメリカだけではなく、私たちも含めて、いろいろな国の人たちが「自分たちはどこへ向かっているのだろう」と考えながら生きる道を模索し続けているのが現状のようです。

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2014年07月03日



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▲ 2014年6月16日の PHYS.ORG より。



ハル・サフリエニの地下墳墓 - Wikipedia

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ハル・サフリエニの地下墳墓は、マルタ島のパオラで発見された、紀元前2500年頃に遡る地下構造物である。

本来は宗教上の聖域として作られたと考えられているが、先史時代の内に共同地下納骨堂に転用された。これは世界で唯一の先史時代の地下墳墓である。







音による「治癒」の可能性とは

今回は古代の遺跡の話なんですが、タイトルに書きました「ソルフェジオ周波数」というような耳慣れない言葉とも関係するかもしれない話でもあります。私が「ソルフェジオ周波数」なんて言葉を知ったのは、つい最近なんですが、これはどんなものかというと、たとえば、「トラウマ解放からDNAの修復まですごい作用を持つ音ソルフェジオ周波数」というページには、以下のように説明があります。


「ソルフェジオ周波数」とは聖ヨハネへの賛美歌などに代表されるグレゴリオ聖歌などに使われていた音階のことだそうです。その音は、特定の周波数を発し、物質と意識に働きかける効果があるそうで、DNAの研究者であるレオナルド・ホロヴィッツ博士の著書にも詳細が書かれているとのこと。欧米でもヒーリングに利用されているそうです。



ということで、それによると、たとえば以下のような効果があるのだそう。

Hz (ヘルツ)は、音の周波数の単位で、数値が高いほど、高い音になります。

・ 396 Hz・・・トラウマ・恐怖からの解放
・ 417 Hz・・・変容の促進
・ 528 Hz・・・DNA の修復
・ 741 Hz・・・表現力の向上
・ 852 Hz・・・直感力の覚醒
・ 963 Hz・・・高次元、宇宙意識とつながる


とのことですが・・・まあ、そうはいわれましても、963 Hzの音を聴いた後に、「高次元、宇宙意識とつながったかどうか」を自覚するのは難しいですし、まして、528 Hzの音を聴いて、

「おお、今、私の DNA が修復された」

と感じるのは多分は無理なわけで、結局、そういうこともあるのかもしれないな、程度の、やや半信半疑な感覚だったんですけれど、ただ、私はもともと、さまざまな音楽を聴いていて、その中でも、実験音楽ノイズ音楽には、

・精神的安定を高めるもの
・攻撃性を高めるもの
・不安や狂気の部分を強くするもの


などを意図的に表現しているものなどもあり、それらは周波数のヘルツをきちんを測って作るというようなものではなく、シンセサイザーなどで、いろいろと自分で試してみるしかないわけですが、作り手の話はともかく、聞き手として、

・音により精神が乱される

・音により精神的に安定する


ということの「根源」は、意外と、楽曲そのもの(メロディやスピードなど)にあるのではなく、中心となる音の周波数の高低にあるのではないかなあとは思っていました。

それで、以前、上にある中の、

396 Hz(トラウマ・恐怖からの解放)

だけで構成された音楽を聴いてみたんですね。

私のパニック障害は、その源は神経症であり、それに重なった PTSD (心的外傷後ストレス障害 )が加わったことにより発症したものです。PTSD というように書きますと難しいですが、要は「死にそうなトラウマ体験」という言い方でいいと思います。

あるいは、私には、どうも「生まれた頃から」、心か精神か魂かわからないですけれど、「傷のようなもの」がある感じで、相当小さな頃、それこそ3歳か4歳くらいの時から、「強烈な不安」と「強烈な恐怖」を負って生きていたというような面はあります。

なので、396 Hz に書かれてある、

「トラウマ・恐怖からの解放」

というのは、私の人生では「もっとも渇望すべきこと」ではあるのですが、しかし、私は基本的に心に巣くった恐怖や不安がそう簡単には消滅しないことも知っていますし、少なくとも、

「それをあっという間に治します」

みたいな言葉はどれもウソくさくて好きではありません。
現代医療でもオカルト療法でも宗教でも何でもです。

むしろ、森田療法を創設した森田正馬博士が 100年前に述べていました、

「苦しみと戦わないで、同化してしまう」

という考え方を知った時に、はじめて驚き、そして感動したものでした。

つまり、人は自分を他人のように客観的に見ることはできないわけですので、「自分自身が苦しみの存在となれば、もはや客観視できない苦しみは苦しみではない」という、まるで禅問答のような話なのですが、この概念を知ったのは 25年くらい前でしたが、この概念を知っただけで、私の神経症の症状は飛躍的に良くなり、そのまま、現在に至っています

たまに調子の悪い時もありますが(太陽活動とも連動することも最近自分で確かめつつあります)、まあ、比較的何とかやってきた二十数年でした。

ただ、それでも、やはり、生まれついての「強い不安」と「強い恐怖」は軽減させられるものならさせたいとは思ってはいます。





試してみた 396 Hz の連続再生は意外と効果がありました

そんな中で、本当につい最近なのですが、上の「トラウマ・恐怖からの解放」を促すという 396 Hz のソルフェジオ周波数を基本に展開する音楽を聴きましたところ、これが確かに、トラウマというのか、恐怖が軽減される確実な感覚があるんですね。

動画サイトなどにいろいろとありますが、私の今聴いているのは、下のものです。

Solfeggio Harmonics - 396 HZ - Liberation from Fear
(ソルフェジオ周波数 - 396 HZ - 恐怖からの解放)




といっても、私のように「50年間ものあいだ染みついた恐怖」を解放するには、この5分弱の音楽を、ただ一度聴いてどうなるというものではないと思われ、音楽ファイル化しました。

そして iTunes などのパソコンの音楽プレイヤーソフトで、リフレイン(繰り返し再生)をさせて、たとえばボーッとしている時などに、しばらく聴く・・・というより、「意識的には聴かない」で、ただ環境の中で流れているというようにするというようにしています。昔で言う「環境音楽」として流す感じでしょうか。

動画サイトの音楽を音楽ファイルにする方法は、こちらのサイトなど、いくつかありますので、ご参照下さい。

そして、大体の音楽プレイヤーソフトには、「繰り返して再生」の機能があります。
下は iTunes のものですが、上の時間進行のバーの左側にクリックする場所があります。

repeat.gif

これで、自分で音楽を止めるまで延々と流れ続けます。


他の、たとえば、 DNA を修復するとか、そういう周波数のものは、実際にそのように作用するのかどうかわからないですけれど(実感しようがないですので)、それでも、「音による治癒」という可能性は予想以上にあるのかもしれないと感じたりしていたところに、先日見ましたのが、冒頭でご紹介した記事でした。





意識を変革させる「音の周波数」を共鳴させる部屋

これは、考古学研究チームにより、イタリアのマルタ島にある、「ハル・サフリエニの地下墳墓」という、今から 5000年前の地下構造物のある一室が、

「その部屋は、人の意識を変える完ぺきな周波数の音が響き渡るように設計されていた」

ということがわかったということに関しての報道です。

この「ハル・サフリエニの地下墳墓」の中の「神託の部屋」という部屋がその部屋です。冒頭の Wikipedia では、この「神託の部屋」について以下のように書かれています。


神託の部屋はほぼ直角形で、中央の部屋につながる部屋の中では最小の部類に属する。この部屋には力強い反響を生み出すという風変わりな特色があった。男性の野太い声は反響するが、女性の細い声は反響しないのである。



Saflieni-Hypogeum.jpg

▲ ハル・サフリエニの地下墳墓の第二階層にある神託の部屋。


そして、このハル・サフリエニの地下墳墓を調査し続けている天文考古学の The OTS Foundation (日本語での表記がわかりません)の最近の研究により、これらの音が


・極めて正確な周波数を出すために建物自体が設計されていたこと

・その目的は「音によって異なる意識状態を創り出すため」


などのことがわかってきたとのこと。

さらに、記事には、臨床神経試験などで、


実験室でのテストでは、これらの特定の周波数を耳にすることにより、人は脳活動の物理的効果を獲得できることを示した。



というような内容もあり、どうやら、人間は「特定の周波数の音」に対して、「意識を変革させる機能を持つ」ことが明確となってきているようです。

そして、理由はわからないながらも、古代の世界各地の人々は、そのことを知っており、特殊な設計技術で作られた、「特定の周波数の音が出る空間」などを設計し建築していたようです。

The OTS Foundation には、下のように、ハル・サフリエニの地下墳墓での人の声や、他のさまざまな声がどのよう反響したり、共鳴するかを録音して、聴けるようにしてくれているページもあります。

sounds-01.gif

▲ The Hal Saflieni Hypogeum Research Project (ハル・サフリエニの地下墳墓 調査プロジェクト)より。こちらのページで、いくつかの音を聴くことができます。


記事には、神経生理学の博士が、被験者が

音によって特定の思考、あるいはヴィジョンを受け取る。


という試験の結果についてもふれています。

以前、

「病気が消滅する日」…
 2014年06月13日

というようなタイトルの記事を書いたことがありましたが、病気そのものが消滅するということは難しいことだとしても、音(あるいは周波数)による体の特定部位への治癒効果が、もう少しはっきりすると、「音だけ」で、多少の自己治療ができる、あるいは、「多少の意識変革ができる」というようなことにも結びつくのかも知れません。

本記事に出て来るイタリア・トリエステ大学のパオル・デベルトリス博士は、

「古代の人々は、薬物や他の化学物質を使用することなく、意識の異なる状態を(音によって)得ることができていた」


と結論づけています。

ただ、気をつけるべきは、「人を悪い方向に向かわせる音の周波数」も多分存在しているということです。これについては、私も具体的に、いくつかの周波数を知っていますが、テレビを含めて、普通に生活をしていると、この「良くない周波数」から逃れるのは現代の生活では難しいようです。

まあしかし、今回は、あまりそれらのことは深刻に考えず、どのように設計されたのかも想像のつかない、その古代の人々の「音による意識改革への執念」に思いを馳せたりした次第であります。

ここから、そのことを報じた科学メディア PHYS.ORG の記事です。

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Ancient Man Used “Super-Acoustics” to Alter Consciousness (... and speak with the dead?)
PHYS.ORG 2014.06.16

古代の人々は「意識を覚醒させるために「超音響」を使用していた(そして、死者との会話も?)


先史時代のネクロポリスの遺跡から、当時の人々が、「音の周波数が人間の脳の活動に及ぼす影響」を利用していたことに対しての手がかりを得られた。

研究者たちは、地中海のマルタ島にある 5000年前の葬祭殿の内部で 70Hzと 114Hzの相互の音響による強い重共鳴周波数の存在を検出した。

ハル・サフリエニ地下墳墓は、納骨堂や宗教的な儀式のために、新石器時代に建設された地下構造物で、世界で唯一の先史時代の地下墳墓とされている。

このハル・サフリエニの地下墳墓で「地下神託の部屋(The Oracle Room)」の名として知られる部屋は、非常に優れた音響の動きがあるとして歴史的に名高い評価を得ている。

この部屋での試験中、低い男性の声は、建物内で共振現象を起こし、地下墳墓を通して、骨が震えるような効果を創り出すのだ。

そのエコー(残響音)は、最大8秒間続いたと報告された。
考古学者フェルナンド・コインブラ( Fernando Coimbra )博士は以下のように語る。

「自分の体の中を早い速度でサウンドが突き抜けていったように感じた。そして、その現象は、私にリラックスの感覚を残した。それが繰り返された時は、またそのリラックスした感覚が蘇り、そして、まるで自分の体が壁に描かれている古代の赤い黄土色の絵画に反映されているような幻覚に浸った」。

人はこの場所で古代を体験できる。

やや臭気かがった暗い中、人から分かれた人への愛の感情を持つ遺骨を越え、薄暗い光が点滅している中、儀式の聖歌を聴くことができるのだ。

バスとバリトンの 70Hz から 130Hz までの音は、地下墳墓内の環境の自然現象として共鳴させるための特定の方法がある。それらは、先史時代の遺跡ニューグレンジの墓の通路や、ケアンズの巨石の空洞内にもある。

Newgrange-ireland.jpg
・アイルランド島の先史時代の遺跡ニューグレンジ。 Wikipedia より。


実験室でのテストでは、これらの特定の周波数に暴露される(聴く)ことにより、人は脳活動においての物理的な効果を獲得できることを示した。

イタリアのトリエステ大学のパオル・デベルトリス(Paolo Debertolis )博士は、臨床神経生理学部で実施された試験で以下のように報告している。

ボランティアの被験者たちは、それぞれが独自の個々の周波数を有している。それは常に 90ヘルツから 120ヘルツの間だ。前頭葉に罹患を持つボランティアたちは(音の)試験中、人間が瞑想中に閃く考えや思考と似た状態を受け取った。そして、後頭葉に罹患を持つ被験者は、ビジュアライズ(可視化)されたイメージを音から受け取った。

博士は以下のように述べている。

「古代の人々は、薬物や他の化学物質を使用することなく、意識の異なる状態を(音によって)得ることができていた。」

共同で報告書を書いた人類学者のエズラ・ズブロウ( Ezra Zubrow )博士は、「私たちは、新石器時代のマルタ島の人々が、地下墳墓の音響効果を発見し、そして、それを体験していたことは間違いないとみなしている。それは超常的なもので、そして、おそらくは《奇妙な別世界》を体験していただろう」と語る。

何より驚異的なのは、今から 5000年も前に、建設した人々が、意図的にこれらの「超音響」を高める設計技術を使用したということだ。

地下墳墓を視察した無線周波数スペクトルのエンジニア、グレン・クライズバーグ(Glenn Kreisberg)氏は、「地下神託の部屋の天井、特に外側の領域からの入口付近と、そして、この細長い部屋自体が、意図的に導波管の形に彫られているように見える」と語る。

特殊な音は、古代の神聖な事柄と関連付けられていることが、古代学の会議で明らかにされている。

それは、フランスとスペインの先史時代の洞窟から、インド寺院の石まで。そして、メキシコで保護されたアステカ文明の古文書から、エレウシスの謎やイランの神聖なエラム、そしてギリシャの神殿まで数多くに渡る。

それは、平凡な日常生活からこれらの超音波の場所を隔離するために、そして、特殊な音域の所作は神の存在を暗示するもので、高い重要性を持つものだった。




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2014年07月02日



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▲ 2014年6月27日の英国インターナショナル・ビジネス・タイムスより。




自分たちが殺した人々の「亡霊が憑依した生き物」たちが襲ってくるのは、事実なのか極限の迷信なのか良心の呵責なのか

今回の記事の「ボコ・ハラム」というのは、ナイジェリアのイスラム教系のテロ集団で、今年4月にナイジェリアで女子学生 240名がこのグループによって誘拐された事件はご記憶の方も多いと思います。

この集団は、 Wikipedia 他、報道などによれば、今年、つまり 2014年だけでも、上の女子学生たちの誘拐事件を除いても、以下のような事件(他にも多数あるとして上で)を起こしています。



・2月、キリスト教徒が多く住む村が襲撃され、100人以上が犠牲。

・5月、ボルノ州の町を襲撃、少なくとも125人を殺害。

・6月2日 ボコ・ハラムが無差別に200人以上を殺害(アフリカビジネスニュース

・6月14日 ナイジェリアで少女ら90人拉致(東京新聞

・6月29日 ナイジェリアの4つの村で54人殺害(共同通信

・7月1日 ナイジェリア北東部で爆弾爆発 56人死亡(TBS





など、真偽がわからないものも含めれば、毎週のように何らかの暴力行為を働いていて、また、おこなう行為もかなり非道な感じがするわけですが、今回はまずは、冒頭に貼った記事の翻訳を先に載せておきたいと思います。

皆様方は、この報道をどのように思われるのかなあ、と思いまして。

報道の内容は、


「自分たちが殺した人々などの亡霊が、ハチやヘビに乗り移り、我々を襲って殺すので、森から逃げてきた」と語るボコ・ハラムのメンバーを取り上げた報道です。



これは、ナイジェリアの新聞ヴァンガードに掲載された後、英国のインターナショナル・ビジネスタイムズに取り上げられました。ナイジェリアの新聞ヴァンガードの報道も記事中に貼っておきます。

なお、全然関係ないですが、昨日( 6月 30日)、福岡県の高校で「女子生徒が次々と倒れる」という出来事が報道されていまして、それを記事の後で少しご紹介しておきたいと思います。


では、ここからインターナショナル・ビジネスタイムズの記事です。




Nigeria: Boko Haram Members 'Being Killed by Mystical Bees and Mysterious Snakes Possessed by Ghosts'
IBT 2014.06.27

ナイジェリア:ボコ・ハラムのメンバーは「亡霊が乗り移った神秘的なハチとヘビの集団にメンバーが殺された」と主張する

ナイジェリアのテロ集団ボコ・ハラムのメンバーたちが、森の中から逃げ出してきたところを逮捕された。そのメンバーたちが森から逃げ出した理由は、「神秘的なハチの集団」と「謎のヘビの集団」たちから刺され、また噛まれたことによると、彼らは主張している。

ナイジェリアの新聞ヴァンガードによれば、拘束された武装勢力ボコ・ハラムのメンバーたちは、「亡霊に取り憑かれた生き物」によって、森の中で多くが殺されたと述べた。


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▲ ナイジェリアの英字新聞ヴァンガードの2014年6月27日の記事 Mysterious snakes, bees attack Boko Haram in Sambisa Forest より。


拘束された武装勢力のメンバーのひとりは以下のように述べた。

「我々は、我々の使命(暴力や殺人)によって苦しんだ被害者の人々……その中には我々に殺された人々の亡霊も含まれるが、それらの亡霊がハチやヘビに変身して、我々を襲ってきたんだ。我々のリーダーも逃げた」。

ボコ・ハラムは去る4月、ナイジェリア・ボルノ州チボクにおいて、 220名の女子学生を誘拐したことが世界的に報じられた。

誘拐された女子学生たちは、伝えられるところでは、カメルーンとチャドに密かに運ばれ、兵士たちに花嫁として、女子学生ひとりあたり 2000ナイラ(日本円で約 1200円)で売られている。

他の女子学生たちは彼女らを誘拐したメンバーたちと結婚することを余儀なくされているという。

ボコ・ハラムのメンバーの中には、この誘拐事件の実行者を処罰するために、昆虫や爬虫類の集団が、武装勢力を攻撃して殺していると信じている者たちが多くいる。

武装勢力のひとりは、「森で大量のハチやヘビの集団に我々のメンバーが襲われた時に、我々は森から逃走することを決めた。何度も言っているが、そのハチやヘビは、我々が女子学生を誘拐したことに対しての結果として現れたからだ」と語る。

ナイジェリアの西洋化と戦い、ナイジェリアにイスラム国家を樹立することを目標としているボコ・ハラムは、6月にもボルノ州で 60名以上の女性と、31人の少年を誘拐した。

現在、アブバカル・シェカウ(Abubakar Shekau)が率いるボコ・ハラムは、学校、教会、そして警察署などの公共の場に対して壊滅的な襲撃を続けている。

ボコ・ハラムの武装行動に関係した暴力により、2002年から 2013年の間に1万以上が死亡したと推測されている。





ここまでです。

アフリカは迷信や呪術が広く信仰されている面があるのは確かですが、上の記事のことが、いわゆる「霊的」なことなのか、あるいは「良心の呵責」的なことなのか。

良心の呵責というか、単にハチの大群やヘビの大群に襲われたことを「それは自分たちが悪いことをした結果だ」と考えたのか、というようなことです。

あるいは、彼らの言葉通りのことなのか。
つまり、彼らの言葉を一言で現せば、


「自分たちが殺した人たちの亡霊が、その恨みを晴らすためと、女子学生を誘拐したことに対して処罰を与えるために、亡霊がハチやヘビに変身して自分たちを殺しにきた」



ということなのですが、そのようなことなのか。


実際、自分たちの拠点となっている森から外へ逃げ出すことは、それもまた「自分たちの死」を意味する可能性があることですし。

つまり、ボコ・ハラムに防御されている拠点の森から出てくれば、自分たちが逮捕される可能性があることはわかっていたでしょうし、そして、「捕まった場合の刑」・・・まあ、ナイジェリアの法律は知らないですが、死刑に関してのアムネスティの資料によれば、ナイジェリアでは一時廃止されていた「死刑」も現在は再開されているとのことですので、ボコ・ハラムのメンバーほどの犯罪者ならば、逮捕されれば死刑という可能性があることをわかりつつ逃げてきたというのは、当人たちにとっては、「死刑より恐ろしかった」のかもしれません。

ところで、その「死刑に関してのアムネスティの資料」を見ると、2013年の死刑執行数を見て、やはり中国のすごさに驚きます。

death-2013.gif

▲ アムネスティ 2013年 死刑執行国より。


縮小していて見づらいかもしれないですけれど、数字の後ろに「+」とあるのは、「少なくとも」という意味だそうで、そういう意味では、たとえば、死刑執行数が2位のイランは、「少なくとも 369人が死刑執行された」となるようです。

そのようにグラフを見ますと、ダントツ1位の中国は、数そのものが書かれてなく、「6つの1000」に「+」がついていますので、「1年間で少なくとも 6000人以上が死刑執行された」というような意味のようですけれど、しかし、この資料には、

中国は、毎年、千件単位の執行があるものの、件数は国家機密である。


ということで、正確な数字はわからないようです。

グラフに「+」がついている以上は、アムネスティはこれより多いと見ているということのようです。

ちなみに、日本の死刑執行数は 2013年で世界第9位。
イエメンの次です。


さて、話が妙な方向に逸れましたが、いずれにしましても、今回のボコ・ハラムの「亡霊復讐事件」(?)に関しては、何となくいろいろと考えるところがありました。「悪魔を恐れる悪魔」みたいなキーワードとして。

ところで、福岡の高校の出来事を少し。






集団パニックの理由はわからないけれども

福岡県の柳川高校という学校で起きたとされる出来事に関して、下のようなニュースがありました。

霊に取りつかれた生徒がバタバタ倒れて臨時休校?!
 J-CAST ニュース 2014.06.30

ことの成り行きは上のリンクなどでお読みいただければいいかとも思いますが、「学校で突然多数の女子生徒が倒れ始めた」という同校からのツィートが発端となっているもののようで、こちらのツィートには、写真などもアップされています(こちらで目線を入れさせていただいています)。

yanagawa-2014-06-30.jpg


その後、

集団パニック 学校が事情説明
 J-CASTニュース 2014.04.01

という報道によれば、学校が電話取材に応じてくれたようで、その正確な様子としては次のようなものだったようです。


学校によると、1年生の女子生徒1人が「ギャー」と叫び出し、貧血か何かで青ざめてうずくまった。教室内はざわつき、騒ぎを聞きつけて様子を見にきた生徒や、お昼時でこの教室と同じ階にある食堂に行こうとしていた生徒が連鎖反応を起こし、続々と気分を悪くしてしまったという。結果、計26人の女子生徒が体調不良を訴える事態となった。



学校側は、「原因はわからないが、霊は関係ない」と述べたとありますが、まあ、学校は教育者たちの集団はいましても、霊能力者たちの集団が存在する場所でもないでしょうので、そのあたりのコメントについてはともかく、過去記事の「いろいろな場所で起きた集団パニック」を思い出しました。

過去記事に出てきた同様な報道だけでも、

トリニダード・トバゴの学校で奇妙な集団発作が発生。地区がパニックに
 2010年11月17日

tt-17.jpg

▲ 2010年11月10日、17人の女生徒たちが奇妙な症状に陥った後、学校の外へ避難して、救急車を待つ他の学生たち。


ジャマイカの著名高校で生徒が次々と悪魔に取り憑かれたという報道
 2011年02月02日

ベトナムの学校で長期間に渡り続く大規模な「集団パニック」
 2011年02月22日

などがありました。

これらに共通する特徴は、

・症状が出るのは女子生徒だけ
・連鎖的に倒れる
・あるいは連鎖的に奇妙な行動に走る
・未知の言語を話す
・異常な怪力


などがありました。

たとえば、トリニダード・トバゴで、その光景を目撃した男子生徒は以下のように語っています。(英国ガーディアンの当時の記事より翻訳)


「女の子のひとりが聞いたことのない奇妙な言語で話し始めたんだよ。何をしゃべっているのか全然わからないんだ。そして、彼女たちは異常に力があった。彼女たちが暴れるのを抑えるために(男子の)僕たちのほうが怪我をしそうなほど、その時の彼女たちには腕力があった。彼女たちの多くにはアザができていた」



その後、彼女たちに乗り移った「悪魔」が男子生徒たちにコミュニケーションをしてきたと主張して、次のように語っています。


「僕は悪魔に、きみたちは女の子たちの何を求めているのかを尋ねた。そうしたら、悪魔は彼女たちの命が欲しいと言った」



というようなやりとりがあったと男子生徒たちは言っていたりしていたわけですけれど、理性的に考えれば、世界のどこでもよくある集団パニック(あるいは集団ヒステリー)の一種だとは思いますが、しかし、そのように断定してしまうことにも、やや疑問に感じる面もないでもないです。





言い方は「みそぎ」でも「エクソシズム」でもいいのでしょうが

まあ・・・この悪魔という概念。

ナイジェリアのボコ・ハラムなんかは、それそのものが「現実の悪魔」みたいなものかもしれないですが・・・だとすると、そのボコ・ハラムに立ち向かっていった「亡霊が乗り移ったハチやヘビたち」は「悪魔の反対のほうにあるもの」だったりするのかなあとか。

ちなみに、この「ヘビ」というのも、過去記事によく出てきた概念なんですけれど、それはまた話が複雑になりますので、「ヘビ」がタイトルに出てきた過去記事のリンクにとどめたいと思います。

ヘビとウロボロスとケツァルコアトルと月と太陽をめぐる旧約聖書『創世記』への疑問のようなもの
 2012年04月08日

Ouroboros-01.gif

▲ ウロボロスという古代の象徴のひとつ。みずからの尾を噛んで環(輪)となったヘビもしくは竜を図案化したもの。「死と再生」「不老不死」などの象徴とされます。


正体不明の「ヘビの軍団」に襲われているナミビアの村
 2012年04月07日

ミレニアムの年を遠く過ぎた 2012年に振り返るハカイダーとウロボロスとケツァルコアトル
 2012年10月01日


亡霊とか悪魔とか、あるいはそれに対抗するものとか、そういうのがいろいろと表面に見えてくるような時代になってきているのかもしれないですね。

つまり、「地球そのものがエクソシズムの場となっている」というような。
もちろん、必ずしも良い方が勝つかどうかはわからないです。

私たちはディズニー映画の世界に生きているわけではないですから。

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2014年07月01日



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nasa-mars.gif

▲ 2014年6月22日の英国ガーディアンより。


ru-ch-mars.jpg

▲ 2014年6月30日のロシアの声より。


最近立て続けに上のような記事を目にしました。

英国のガーディアンでは、 NASA のエレン・ストファン( Ellen Stofan )博士が、記事の見出しに、

「私たちの計画は火星の植民地化です」

と言ったかのように書かれ、ロシアの声には、

「ロシアの副首相が中国に火星と月の共同植民開発を提案」

という記事。

どちらも「植民」という文字が踊ります。

ちなみに、ガーディアンの方のエレン・ストファン博士という女性は NASA のウェブサイトのプロフィールによりますと、 2013年 8月から NASA の主任科学者を務めていて、その前は、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)地球科学部の名誉教授だったいう華麗な経歴の方です。

ところで、ガーディアンの見出しの訳を「植民地化」としたのですが、「本当にそれでいいのかなあ」と思い、 colonise を辞書で調べると、下のような感じとなっていました。

colonise-word.gif
・ 英和辞典 Weblio - coloniseの意味より。


「入植者として定住する」という意味であるようですが、しかし、2つある例文が、

・英国人は、東海岸を植民地にした
・ヨーロッパ人は17世紀にアフリカを植民地化した


というものですので、ニュアンスとしては、 colonise という単語を使う際には「植民地にする」というニュアンスとして訳してそれほど問題もなさそうです。


このガーディアンの記事を取り上げたことには他にも理由があって、それは、実は非常に長いこのインタビューの中で、 NASA のストファン博士は「一度もそんな言葉( colonise )は使っていない」のです(笑)。

どうも、このインタビューした方・・・それは記事の上の小さな写真にあるニコラ・ディヴィスさんという女性記者のようなのですが、このディヴィスさんはどうも NASA 、あるいは、 NASA の活動に「好意的な感じを持っていない...かもしれない」ということがうかがえまして、そのあたりも興味深かったのでありました。





NASA の火星計画が存続する可能性そのものが...

ちなみに、インタビューの中には、下のような問いがありました。


問い:米国の NASA に対しての厳しい予算編成は国際宇宙機関としての NASA の地位を危うくしていますか?

答え:私たちは私たちの持てる範囲の予算の中で非常に積極的な宇宙計画を持っています。そして、実際、この数年は私たち NASA は有利な予算を得てきています。私たちは非常にいい状態にあると感じています。


問い:厳しい予算には注意を向けていない?

それはあなたの思う優先順位であって、率直にいえば、これ(厳しい予算)は、技術革新を促しているとも思います。イノベーションを創り出すための予算の削減は望まないですけれど、しかし、一方で、 NASA の予算は年々制限され続けているのが現状です。それは、 NASA だけではなく、米国連邦政府の関係機関すべての予算編成にあてはまることです。その限られた予算の中で、私たちは驚くべきことをやってみたいと思っています。




現在の NASA の各ミッションへの予算がどの程度のものなのか具体的な数字を私は知らないですが、現状はともかくとして、「火星へのミッション」だけに関していえば、 2012年2月に、

米国政府が NASA 火星計画の予算を停止。米国の火星ミッションが事実上終了へ
 2012年02月29日

という記事を書いたことがあります。

これは、 2012年 2月の AP 通信の記事で、


・ホワイトハウスは 2016年と2018年に予定されていた NASA の火星計画への予算計上を中止

・火星への有人飛行計画は、白紙(多分消滅)。

・欧州宇宙機関等は、中国とロシアに火星計画を持ちかけている。




というような報道がされたことを絡めて書いたものでした。


なので、その予算計画が変更されていなければ、

そもそも現時点では NASA による火星への有人飛行計画そのものが存在しない

という可能性もありそうなのですが、そのあたりのことがどうなっているのかはよくわかりません。

民間レベルとしては、実現できるのかどうかはともかくとして、 2025年までに火星に人類初の永住地を作ることを目的にしているオランダの民間非営利団体マーズワンのようなものはあります。





「ワープを実現した」と主張する NASA ですが

ところで、 NASA の主任科学者が、今の時期に「火星への入植」を口にしたのは、最近の NASA の下の発表があったからではないかとも思ったりしたのでした。

それは、先日、 NASA は、

光速を超えて宇宙空間を移動する「ワープ航法」の性能をもった宇宙船の設計画像を公開した

のです。

nasa-warp.jpg


記事から少し抜粋いたします。


これがワープ実現の宇宙船――NASAが画像公開
CNN 2014.06.13

米航空宇宙局(NASA)は、光速を超えて宇宙空間を移動する「ワープ航法」の性能をもった宇宙船の設計画像を公開した。

ワープ航法を実現する宇宙船の研究は、NASAの先端推進技術研究チームを率いる物理学者のハロルド・ホワイト氏が2010年から取り組んできた。(略)

同氏によると、「宇宙ワープ」は一般相対性理論に出てくる抜け穴の法則を利用して宇宙空間を歪曲させ、何千年もかかって到達するような超長距離を数日で移動できる航法。この航法を採用すれば光速を超えられるようになり、速度に制限はなくなる。




というものです。

もっとも、


NASAによると、ワープ航法の存在はまだ実証されていないものの、その理論は物理学の法則に反していない。ただ、実現できるという保証はないとしている。



ということで、実現できないほうに 30バーツといったところでしょうか。

ちなみに、上の宇宙船のデザインはオールドSFファンにはおなじみの 1966年から放映が開始された人気SFテレビドラマ「スタートレック」の「エンタープライズ号」を参考にしてデザインされたものだそう。

enterprise.jpg

▲ スタートレックの宇宙船エンタープライズ号。


スタートレックは、私が中学だったか高校くらいだったかの時に、『宇宙大作戦』というタイトルで夕方に何度も再放送されていたので、初回シーズンなんかは結構見ているんですよね。

star-trek-cast.jpg

▲ 『宇宙大作戦』の主要3人。左からカーク船長、Dr. マッコイ、スポック博士。


どうでもいいですが、主演のカーク船長を演じたウィリアム・シャトナーは、この作品が代表作であるにも関わらず、 Wikipedia によると、


自分が出演した作品は見ないので、自分が監督した作品以外の『スタートレック』は見たことはないと語っている。



というような部分は、私個人は結構好きな感じです。


さて、話がそれましたけれど、とにかく、ここにきて、 NASA は突然、


「私たちはワープで光速を超えられるかもしれないですよ」


というアピールを打ち出してきたわけです。

しかし、このニュースも一部の人々に多少興味を持たれただけで、すぐに忘れられたニュースになってしまいました。最近の NASA の「サプライズ手法」は、なかなか世論を巻き込むようなことにはならないようです。





本当の「入植」の可能性

そして、上の 2012年2月の AP 通信の記事の中に、

欧州宇宙機関等は、中国とロシアに火星計画を持ちかけている。

という項目があったのですが、その中国とロシアは冒頭に貼りましたように、「火星と月の共同植民開発」の計画を立てたりしているようです。

そのロシアの声の記事は、以下のようなものです。


ロゴジン副首相 中国に火星と月の共同植民開発を提案
VOR 2014.06.30

ロシアのロゴジン副首相は「ロシアは、火星及び月開発を中国と協力して進める用意がある」と述べた。

その際ロゴジン副首相は「有人宇宙飛行や、月や火星をまず第一とした太陽系開発について言えば、我々はこの領域で、中国の友人達と共に手を取り合って前へと進む用意がある。

ロスコスモスは、一連の科学研究機関と共に、月植民プロジェクトを作成したと伝えた。このプロジェクト実施には2030年に取りかかる予定だ。




火星はともかく、月に対しても「2030年に取りかかる予定」とはずいぶんと悠長な感じではありますが、いずれにしても、

「植民」

という文字が入っているということは、入植、つまり「人間が定住すること」が条件ですので、まずは、「有人で到達する」ことが前提となります。

いずれにしても、

NASA の言っていること

中国とロシアの言っていること

どちらも、「入植」(人が定住する)という言葉が使われている時点で、どうにも今の時点では現実的ではない気はするのですけれど、しかし、仮に本当におこなおうとするのなら、その時の予算と規模は天文学的なものになる可能性もあります。

なので、 NASA も中国もロシアも関係なく、仮に、あくまで仮にですけれど、またも世界的な経済恐慌のようなものに見舞われた場合、多分、すべての火星計画は延期、あるいは「消滅」ということになるのは避けられないとは思います。





現在の火星のあまりにも過酷な環境の現実

ところで、月はともかく、火星というのは非常に過酷な環境である可能性があります。

私、あるいは多くの人々の中にも火星の表面に「文明跡」のような痕跡が数多く見受けられるような気がしてならないという人はたくさんいます。私の目にうつるのは一種の「廃墟」です。

まあ、それらのオカルト話はともかく、過去の火星がどのようなものであったかはともかく、今現在の火星というのは、地域にもよるでしょうけれど、「非常に過酷な環境」である可能性が高いと考えています。

過去記事、

最近の火星では何かが起きている:火星の環境が激変しているかもしれない証拠になり得るかも知れないさまざまなこと
 2014年05月25日

では、

火星表面で砂粒子の跳躍が起こる時, 地表付近でも50m/s 程度の高速度の風が吹いている。


ということを書いていますが、50m/s の風というのは、

たいていの木造家屋が倒れる。樹木は根こそぎになる。


という超暴風です。

あるいは、過去記事、

火星の「超」異常現象: 地表から数百キロ上空まで吹き上がる現象は何か
 2012年03月26日

では、2012年に火星の地表から宇宙空間に向けて、「地表から約 240キロメートルの高さの何かの噴出が起きている」ことが確認されたりと、火星という場所が、想像している以上に激しい状態になりやすい環境の可能性はあります。

mars-haze-01.jpg

▲ 上の記事より。


太陽系全体としてもこれからさらにいろいろなことが起こるかもしれませんし、火星の状態もますます荒くなるのかもしれません。


そんなわけで、「火星の植民地化」というキーワードからいろいろと考えてたり、あるいは思い出したりしたことを適当に書き並べてしまいましたが、冒頭のガーディアンのインタビューの記事について、これは大変に長いものですので、要約も難しいですが、

インタビュアーがどんなことを質問したのか

を書いておたきいと思います。それに対しての NASA の科学主任の答えは、多分、ほとんどの方の想像されることと同じようなもので、驚きもなければ、夢や刺激のあるものではないです。

とにかく今は「夢より予算」。

それが NASA の進む道のようです。




ガーディアンの記者のNASA のエレン・ストファン博士への質問の一覧

Q:NASA は知的生命体を探しているのですか?

Q:ケプラーミッションでは私たちの太陽系以外の多くの太陽系型の惑星を発見しました。これはどのような影響がありますか?


(訳者注) 下の図は見つかった、上の「太陽系以外の多くの周回する太陽系型の惑星」のいくつかの例です。2013年05月17日の記事「さよならケプラー: ありがとうありがとう、本当にありがとう」より。

altenative-sun.jpg

▲ 2012年1月に探査機ケプラーが新たに特定した26個の「他の太陽系」。


Q: NASA のミッションの中には、その予算を地球の問題の解決のために使った方がいいのではないかと議論されるものもありますが、どう思われますか?

Q:火星には生命がいないようですが、同じ探査をするなら、火星ではなく、生命のいそうな他の惑星の探査に力を注ぐというお考えはないのですか?

Q:NASA は火星に人を送ることができると考えていますか?

Q:火星に有人飛行ができたとして、飛行士たちは地球に戻ってこられますか?

Q:人間が火星を汚染してしまう可能性はありませんか?

Q:あなた( NASA のストファン博士)は以前は、タイタンの上陸調査計画 TiMEの主任でしたが、タイタンの調査計画は消滅したのですか?

Q:米国の NASA に対しての厳しい予算編成は国際宇宙機関としての NASA の地位を危うくしていますか?

Q:中国とインドの宇宙開発競争を NASA はどのように見ていますか?

Q:ウクライナ情勢のもとで、国際宇宙ステーション( ISS )のロシアとアメリカの将来の関係について懸念はありますか?



というような感じです。

このほとんどの問いに対して、 NASA のストファン博士は、長いことは長くとも、あたりさわりのない返答を最後まで貫きました。

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