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2015年03月30日



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世界で最も雨の少ないチリのアタカマ砂漠が「1日で7年間分の雨」に見舞われ大洪水。そして、赤道直下のエクアドルでは大地が氷に覆われるカオスな南米の春



bogota-hail-1.jpg
Feet of Hail on the Equator in Colombia and Ecuador


今日の本題は、南米の異常気象の凄さをご紹介するつもりなんですが、先日の、

この世の存在は「音そのもの」であるかもしれないことに確信を持てそうな春の夜(2) : シュタイナーが警告した「432Hzではない基本音調の世界は悪魔を勝利に導く」 を体感してみました
 2015年03月28日

という記事で、432Hz のことを書きまして、その後、ふとしたことで検索していた時、

「あ、この人すごい」

と思う内容の文章に遭遇しました。

これもまた「音の話」ですので、ご興味がない場合は、本題の記事が下にありますので、お飛ばしになられて下さい。




二胡(胡弓)に導かれて

最近たまに話題にすることのある 432Hz など「音の」ことに関して、私が上の記事などで書いていることは、すべて、自ら気づいたものではなく、他の方の「知識」から知り得たものです。

文字の情報や画像などの情報として知ったことから始まったことであり、自らで感覚的に獲得したようなものではないです。

教えていただいたり、その情報とふれる機会がなければ、永遠に知らなかったかもしれません。

情報を提示された方がいたから 440Hz より 432Hz の方がいいのかもしれないと思うことができ、あるいは、ライアーを教えてくださった方がいたからこそ、音を実際に聴き比べてみようと思ったという次第で、私自身の自主的な気づきはそこには存在しません。

すべてが他人様のお陰であり、私はその方たちから知り得たことを反復しているに過ぎません。

ところが、今日、あることを検索していましたら、「何の前知識もなく、自分だけの発想で、A(ラの音)は、本来は 440Hz ではなく、432Hz では?」と思いに至った人の文章を見つけたのです。

書かれている方は、女性の(多分、プロの)ピアニストの方だと思われます。

その記事は、「myuのつぶやき」というブログで、その中の 2012年12月21日の 「 432Hz 」というタイトルの記事でした。

ピアノの音程の話を書かれているのですが、音程の具体的な部分は省略させていただきますと、以下のように書かれています。


myuのつぶやきより

今年の始めに「9」は凄い!…という記事を書きました。
音楽にも「9」の法則があるのです。

(略)

そうです。転回する前と転回した後の音程を足せば、必ず「9」になるのです。

音楽と数学はとても深い関係にあります。そして、「9」という数字には何か特別の秩序があるように思います。
音楽理論には、とてつもなく深い秩序があります。
おそらく、地球の構造も、宇宙の構造もそうなのだろうと思います。

ならば、私達が地球で発する第一声がどの人もどの人も同じで、それは何かの秩序に基づくものだとしたら…、
その第一声の周波数はやはり意味のある数字であるはずだと、私は考えます。
440という数字は不完全です。ピントがずれているような気がします。

2と3の倍数で出来ている数字…432…これが本来のA音ではないかと、私は予測を立てています。

人の煩悩は108でしたね。108×4=432ですね。
108も「9」のグループですから。もちろん432もそうです。
今まさに地球は、魚座の時代を終えて、水瓶座の時代に入ろうとしています。
これから2160年間、水瓶座の時代は続きます。2160…「9」のグループですね。

432Hz……これは、私のただの第六感です。
でも、私はそう信じています。
確かめる方法を探しています。



ここで、この方が書かれている数字のことは、「数秘術」というものとの関連だと思います。それは、2桁以上の数字は、すべて1桁になるまで足していくというものです。

432 なら 4 + 3 + 2 = 9 というようなことです。

さて、そして、翌年6月の記事を見ますと、この方が、432Hz に特別な意味があることを「知らなかった」ことを知ります。


2013年6月5日の記事 仲間がいっぱいで、びっくり(*_*) より

半年前に、「432Hz」という記事を書きました。
それ以来、「432Hz」というキーワードで、このブログにたどり着いて下さる方が、後を絶ちません。
ウン??…と不思議に思って、つい先日、私も「432Hz」で検索してみました。

そしたら、びっくり仰天です(*_*)
830000件の記事が出てきました!。グーグルだけでなく、ヤフーでも検索しました。やはり、828000件の記事が…。

不覚にも私は今まで、「432Hz」で 検索した事がなかったのです。

A音の正しい周波数は「432Hz」だと思っている人がいっぱい存在していたのです……。びっくり、びっくりです!



やはり、この方は、432Hz の周波数に関しての事前の知識がなかったのでした。

「この人すごーい。自力で A = 432Hz に辿り着いて・・・」

と感じ入った次第です。

他の記事を見てみますと、多分ですが、この方は、ランフォア(藍花)という音楽デュオで活動されている方のようで、また、それは、二胡という楽器とビアノによるデュオのようです。

この二胡というのは、胡弓とも呼ばれる下のような中国の伝統楽器です。

nico1.jpg
清水スクール

二胡に関しては、 今から 30年くらい前に、向井千恵さんという二胡を使った日本人音楽家の曲で知って以来、その音に興味があり続けているものです。

この二胡は、文字どおり「2本の弦」だけの楽器で、単純なだけに複雑な演奏ができる面があります。432Hz のことを考えていた時、この弦楽器なら、わりと簡単に 432Hz の調弦で演奏できるのではないかなあと、「二胡 432Hz」というキーワードで検索していましたら、上の方のブログ記事を見つけたのでした。

そういえぱ、ずいぶん昔のクレアなひとときの記事で、米国のエポック・タイムズに載っていた二胡に関しての記事を翻訳したことがありました。そこに以下のような記述があります。


シンプルかつ神聖な楽器: 二胡より

nico-02.gifはじめて二胡を見た人は、その単純な構造に驚くだろう。そして、たった2本の弦でその音が出されているということに胸を打たれるはずだ。

二胡は演奏で和音を使わないので、メロディを作り出すために最適であるばかりではなく、さまざまな感情のささやきを表現できる。それは泣くことやため息や、そしてお喋り等を模倣する。

また、馬のいななき、雨の音、嵐の音や風などの音を表現できる。

これらにより、二胡ではたくさんの感情表現をおこなうことができ、多くは、幸せや喜び、そして陽気さを表現する。

また、自然と祖先の歴史をも表現できるのだ。



やはり、ライアーなどもそうですけど、こういう二胡のような楽器と日々接していると、「音」に対しての考え方も違ってくるのかもしれないですねえ。

私などは、数十年間、ギーギーガーガーした音楽ばかり聴いていましたし(今でも聴いていますが)、電子楽器などでは「わざとノイズになる方法を考えたり」していたような生き方の人ですので、音から気づかされることも少ないのかもしれません。

それにしても、二胡にしても、ライアーにしても、別に演奏者の性別が定められているわけではないですが、どちらも女性の演奏が似合います。

というわけで、ここから本題です。

今、南米が何だかものすごいことになっていて、それを少し前からご紹介しようと思っていました。




エクアドルとコロンビアに現れた「氷の世界」

とりあえず、今回ご紹介する場所と出来事を地図で示しておきたいと思います。

south-america-03b.gif
Google Map



コロンビア・ボゴタ

南米コロンビアの首都ボゴタの「雹(ひょう)での壊滅的な被害」に関しては、

コロンビアの首都ボゴタを信じがたい雹(ひょう)嵐が襲い、洪水と建物被害で緊急事態発令
 2015年03月26日

という記事でもご紹介しましたが、その後、ネットに新たな写真が次々に投稿され、ボゴタの状態がすさまじいものだったことがわかります。冒頭の写真や下の写真も、その時の様子の一部です。

bogota-hail-2.jpg
Feet of Hail on the Equator in Colombia and Ecuador

コロンビアでの報道では「 60センチの雹が積もった」とありましたが、写真を見ると、場所によっては、それを越えている感じがします。



エクアドル・キト

この「とんでもない雹」は、2月の中旬に、コロンビアのお隣のエクアドルの首都キトでも降っていました。

quito-1.gif

▲ 2015年2月16日のエクアドル・タイムズより。


上の報道写真の後ろのほうにいる若者らしき人たちの格好を見ていただきたいんですが、半袖とか半ズボンとかで、その時の大体の気温が察せられます。

quito-02.jpg


雹はどちらかといえば、夏に近い季節に降りやすいものですので、上のような格好も不思議ではないのかもしれないですが、この降り方は壮絶すぎ。

そして、さらに南に行き、チリの「世界で最も雨の降らない地域」で起きたこと。



チリ・アタカマ砂漠

このチリのアタカマ砂漠というのは、

アタカマ砂漠 - Wikipedia

アンデス山脈と海岸の山地によって湿った空気が遮断されているため世界でも最も乾燥した砂漠であり、40年間まったく雨が降らなかった地域もある。

という場所です。

3月25日、そのアタカマ砂漠が「信じられない豪雨」と「大洪水」に見舞われるという、有史時代で起きたことがないのではないか、というようなことが現実に起きています。


流されそうになっている少年を助けようとする男性
a-floods-01.jpg

▲ 2015年3月27日の英国 BBC ニュース Peru & Chile devastated by flood torrents より。


洪水で破壊された町
atacama-floods-01.jpg

▲ 2015年3月26日のユーロ・ニュースより。


この洪水は雨によって起きたものですが、

7年間分の雨量に相当する雨が 12時間で降り落ちた

のだそうです。

多分、このあたりの人々は水不足を考えることはあっても、「洪水対策」などは考えたこともなかったはずで、多くの家、橋、道路などが破壊され、3月25日の時点で、7名の方が亡くなっています。

そして、ブラジルでは中央部のパラー州イタイトゥバという町で、豪雨による洪水で道路に巨大なシンクホールが突如開き、そこにバスが転落する瞬間が映像に収められています。

bus-brazil-01.jpg

euronews

この事故は、事前に運転手が異変に気づき、乗客を全員バスから降ろしましたので、全員無事でした。しかし、バスはそのまま川へ流されていきました。

下がユーロ・ニュースの映像です。




これらのあまりにも激しい気象そのものも壮絶なのですが、しかし、「何かおかしい」と思うのは、例えば、そもそも、チリとブラジルで現在問題となっているのは、「圧倒的な水不足」なのです。

ブラジルの一部では、そろそろ深刻な事態となる日が迫っています。

brazil-water-shortage.gif

▲ 2015年03月17日の記事「ブラジルで続く深刻な干ばつにより、首都サンパウロで6月にはすべての水が枯渇する可能性を政府が発表」より。


上の記事で、米国 RYOT の報道を翻訳しています。

抜粋しますと、


米国カリフォルニアの干ばつのひどさは、 NASA の科学者たちが「あと1年しか水はもたない」と推定しているほどだが、ブラジルのサンパウロはもっとひどい。

サンパウロ州では、過去 80年で最悪の干ばつが発生している。

今の状況が続いた場合、サンパウロでは、6月頃に水がなくなるだろうと予測されている。そして、今から2年半はその状況が続くという。これは、ブラジル政府が独自に計算した推定値だ。

AP 通信は、「サンパウロ周辺の 2000万人へ水を供給する貯水池は、今年2月に驚くべき水量の低下を示し、現在は 8.9%しか貯水されていない」と報じた。

政府は、雨不足が継続した場合、事態はさらに深刻になる可能性があるという。



とありまして、極端な水不足、つまり「雨が降らないこと」が、まずは大きな問題のはずなのに、各地で先ほどのような信じられない規模の豪雨と大洪水が発生しているということに、「何かおかしい」と感じてた次第です。

まあ、「おかしい」も何も実際に起きてしまっているわけですから、その現実を認識するしかないのでしょうけれど。

そして、雹。

この雹というのは、以前から、とても「象徴的」な気象現象のような気もします。
何の象徴というような具体的な意味ではなく、「荒れること」に対しての代名詞としての感じ程度の意味です。




ますます過激になる雹

昨年の6月にゲリラ豪雨が雹となって、東京の三鷹市などに大量の雹が降ったこことが話題となったことがありましたが、今の南米の雹は、その積もった量が比較にならないです。

雹は、昨年くらいから「量が異常」なものとか「大きさそのものがすごい」という系の報道が多く見かけます。


2014年3月14日 エリトリアの首都アスマラ
eritrea-bighail2.jpg

▲ 2014年03月18日の記事「直径1メートル以上のヒョウ(というより氷爆弾)が雨あられと降り注いだエリトリアの光景…」より。



2014年7月2日 スペインのアルマサン


▲ 2014年07月04日の記事「アーサー王の名を持つハリケーンの襲来と共に始まった 2014年のアメリカ独立記念日…」より。



2014年7月14日 ロシアのウラル地方
ural-hail-top2.gif

▲ 2014年07月16日の記事「気温40度の中に降った爆撃のような雹。そして、「世界の終わり」という地名がつくシベリアに突然開いた巨大な穴」より。


ところで、今回の記事の主要な舞台であります「南米」という場所は、何年か前から「地殻変動」の方で何度も記事に登場した場所でもあります。




地殻変動も劇的だった中南米

2011年1月の「原因不明の地割れと地滑りで破壊され「7日間で地図から消えた」コロンビアの町」という記事以来、南米から中南米では、下のような出来事が連続して起きました。

south-america5.gif

▲ 2011年07月22日の記事「中南米の「地殻変動ライン」: メキシコの地割れとグアテマラのシンクホールの位置」より。


2011年1月に「地殻変動で町が消滅してしまった」コロンビアのグラマロテという町の写真の中には、

「欠けた五芒星」が廃墟に浮かんでいる。

などというものがあったりしました。

下の写真がそれです。
建物と建物の間に浮かんでいます。

g-1-8d5bc.jpg

過去記事より。

これは、時期的にクリスマスの後くらいですので、おそらくは、クリスマスの装飾用イルミネーションが壊れたまま電線にひっかかった状態となり、このような光景が出現したと思われますが、それにしても象徴的な光景でした。

見ようによっては「欠けた五芒星が空から落ちてきた」ようにも見えたからです。

この五芒星というのは、五芒星 - Wikipedia によりますと、


Pentagram2.gif

図において、青の線分と赤の線分の長さの比、同じく緑と青の比、紫と緑の比は一定の値を取る。これは黄金比と等しい。

古くから黄金比で構成されている図形は美しいとされており、単純ながらも黄金比を数多く含む五芒星は美しい図形の代表格とされた。



ということで、五芒星というのは、「この世で最も美しいもののひとつ」ともいえるもののようなのですね。

そういうものが、町が消滅するという激烈な自然災害の現場に「欠けて浮かび上がる」という象徴性はいろいろと考えさせてくれたものでした。

いずれにしても、今の南米は(北アメリカもですが)非常に極端な気象に見舞われていると言っていいと思うのですが、では、こういうことが世界全体に波及していく過渡期にあるのかどうなのか。

たとえばですが、東京や大阪のような大都市に、ボゴタに降ったような、とんでもない雹の嵐が起これば、都市の機能は著しく損なわれると思われます。電気化や無線化などで高機能化した都市ほど、自然災害の影響は甚大になりやすいはずですので。

しかしまあ、そういうような可能性というのはあるのかどうかというようなことは、実は誰にもわからないのですよね。

最近の報道で、

「今年、ふたつのエル・ニーニョが発生するという経験をすることになるかもしれない」

というものがありました。

double-elnino.gif

▲ 2015年3月22日の PRI より。

こちらに関しては、まだ予測として曖昧な感じですので、今回はご紹介いたしませんが、仮に、そういうことが起きたとすると、

・異常に暑い地域
・異常に低い気温の地域
・異常に雨の多い地域
・雨がまったく降らない地域
・雹
・台風やハリケーン


などが、「同時に」いろいろな地域で、無秩序的に展開する可能性もあります。

それに加えて、今後は太陽活動が段階的に弱くなっていく時期ですが、太陽活動が弱まると宇宙線量が増え、雲の量が多くなるため、これも気温や気象に影響を与える要因になると思われます。

今の日本は比較的穏やかな天候が続いている地域が多く、私の住むブエノスアイレスでも(そうなのかよ)いや、所沢でも穏やかな日々が続いています。

まさに「絵に描いたような春」なんですが、こんなままの穏やかな日々がこれからも続いていくのかなあ、ということに関しては、どうも疑わしい部分もあります。

どうなりますかね。

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2015年03月28日



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前記事:宇宙の創造…ひも理論…432Hz…528Hz…ライアー…:数々のシンクロの中で、この世の存在は「音そのもの」であるかもしれないことに確信を持てそうな春の夜 2015年03月22日


432ヘルツと440ヘルツの音の水の振動の紋様の違い
watersound-432-440.jpg
Collective Evolution

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身体の大半が「水」である人間への音の影響

最近ご紹介する機会の多い『ウォーター・サウンド・イメージ』と関連しまして、非常に興味深いというか、興味を湧かせてくれる動画を見つけました。オリジナルは十数分あるものですので、そこから 30秒ほど抜粋してご紹介しますので、ぜひご覧いただきたいと思います。

いわゆる「グラス・ハープ」と呼ばれている、水を入れたグラスで音を鳴らす方法での演奏シーンです。グラス・ハープそのものは、特別珍しいものではないですが、「そのグラスの水の中で何が起きているか」までは考えたことはありませんでした。




大変に美しい音色ですが、実はこれは、どうやら「水に音が与える影響」」についての講演会的な会場での演奏のようなんです。

オリジナルは YouTube にありまして、動画のタイトルは、ドイツ語で Wasserklangbilder とあり、これは英語にしますと「ウォーター・サウンド・イメージ」となります。

どうやら最近は、下のように「グラスの中の波形やウォーター・デザイン」を、グラス・ハープの演奏と同時に映しだして演奏するというようなこともよくおこなわれているようです。

Glasharfe.jpg
stadtgmuend


下の写真はあくまで例えで、実際のグラス・ハープのものではないですが、上のような美しいグラス・ハープの音色が鳴るグラスの中の水は、それぞれが独自の紋様を作り出しているということなんです。つまり、この演奏法は、「様々な音」だけではなく、「様々な形(世界)」も水の中に作られているということが非常に興味深かったのでした。

water-sound-02.jpg
Google


さらに、違う動画でもとても注目するものがありました。

水への振動の音の高さを変化させながら、その場合の紋様の変化を短く紹介している動画でした。
その動画の途中で、以下のような「変化の状態」があったのです。

ws-01.jpg


ws-02.jpg


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Alexander Lauterwasser Water Sound Images


「ひゃあ、なんかが出来そうになってる」

と、窓を開けて大声で叫びました(キ・・・)。まあ、それはウソですが、この「何かが造り出されている感」というのは、いろいろなものを彷彿とさせるものきがあります。

細胞分裂 … 受胎 … 恒星の誕生 … などのこの世のいろいろな「創世」が思い浮かびます。

『ウォーター・サウンド・イメージ』の著者アレキサンダー・ラウターヴァッサーさんは、ドイツの方なんですが、そのせいもあるのかどうか、ドイツ語でアップされている動画が多く、ドイツでは、それなりに数多く認識されているということなのかもしれませんね。

最近は他にも写真なども含めて、いろいろと「水の形に変化が起きて、何かの形ができていく様子」などを見まして、その中には、キレイな形を描くものもあれば、グチャグチャな感じの「カオスな形」(崩壊したような感じの模様を描く)というようになっていくものもあります。

ですので、「美しい形が作られていく音」があると共に、

「形を崩壊させる音」も存在する

ようです。

形を崩壊させるのですから、人間の体(細胞等)も崩壊させ得ると思います。

そして、そういうものを見ていると、

創造するのも、創造された形を元のカオスにまで破壊させるのも、どちらも音なのかもしれない。

と思ったりもしますが、しかし、「この世の創造」というような大きな話はともかくとしても、「人間の体は基本的に水で作られているようなもの」ということを思い出します。

そして、上の様々な紋様は、すべて水にうつったものです。

ですので、このような「音からの影響」は、人体も直接的に受けていると考えてもいいかと思います。

つまり、

私たちは、常に体全体に音の振動と、その音の周波数の影響を受けている。

ということです。

この人体と水の関係ですけど、「若ければ若いほど体内の水分が多い」です。

これに関しては、人の体は何%の水で出来ている?というページによりますと、


人間の体は約60%は水でできています。 ちなみに胎児は体重の約90%、赤ちゃんはは約75%、子供は約70%、成人では約60%、老人では50%と年齢によって分かれます。


と、お腹の中の赤ちゃんは「 90パーセントが水分」だそうです。つまり、赤ちゃんはほぼ全身に音の影響を受けやすく、そして、多分は(まだ成長の途中なので)、大人と比べて、かなりストレートにその影響を体に具体的に受けやすいものだということが言えるかもしれません。

現代の赤ちゃんは、過去記事、

胎内で200種類以上の汚染物質に包まれながら成長して生まれてくる赤ちゃんたちのサバイバル…
 2015年02月01日

にありますように、胎内においても、化学物質などにより、かなり過酷な環境にあることがわかりつつありますけれど、ここに加えて、「音」もかなり重要であるという感覚があります。

とはいえ、胎内に関していえば、お母さんのお腹の中の音というのは、お母さんの心臓音や体内の臓器の様々な音なども加わっていて、基本的には「ノイズ」ですので、外から良い音や音楽を流したところで、中の赤ちゃんに伝わるのかどうかは不明ですが、さきほどの写真のように、

「音が形を作っていく」

ということは事実といえそうでして、つまり、胎内の赤ちゃんは、脳や内臓や免疫系などに関しても「作られていく過程」にあるわけですから、ちょっと意識しても良い部分なのかもしれません。

まあ、できるだけ良い音(ただし、良い音が何なのかは正確にはわかりません)の環境を心がけるのも悪いことではないかなとも思います。

よく胎教とか、胎教用音楽とか育児用音楽とかありますけれど、それらに意味があるかどうかということ以前の問題として、後述しますが、「現在はどんな素晴らしいようにきこえる曲でも、ほぼすべて基本音が 440Hz となっているので、結局は大した良くはない」ということにもなりそうです。

まあ、胎内にいる時はともかく、少なくとも、生まれた直後には、もう外の世界で音を聴き始めるのですから、「生まれたばかりの頃の音環境」というのは大事なのかもしれません。

(こういうこともっと早く知っておけばよかったなあ)

手近なところでは、YouTube などでもたくさん聴ける先日ご紹介できました「 432Hz = A (ラの音)」として調弦するライアーという楽器の音楽はいいと思います。

ライアーの音色

リラ・コスモスさんの演奏する「風の谷のナウシカ」



シュタイナーが警告していた「 432Hz ではない基本音調は悪魔的社会へと導く」こと

先ほども書きましたが、現実的には、現代の社会では、「 432Hz を基本とした音調を持つ音楽をいつでもどこでも聴き続けることは大変に難しい」という事実があります。

それは、現在、ほぼすべての音楽の楽器においての調律は「 440Hz = A (ラの音)」となっているからです。

冒頭に「432Hz と 440Hz」のウォーター・サウンド・イメージを載せましたけれど、写真右側のあまりきれいではない紋様を描くほうが 440Hz です。

440Hz より 432Hz の方が良いという概念は、知識としては、よく記されているものを見ます。

たとえば、Collective Evolution という海外サイトの 2013年12月21日の記事は、「音楽を 432Hz に変換すべき確かな理由がある」というタイトルで、ここには、ルドルフ・シュタイナーの


「 A=432hz に基づいた音楽は、霊的自由へ人々をいざなうでしょう。人間の内耳は A=432hz に基づき構築されているのです」


という言葉が紹介されていたり、あるいは「 432Hz の音楽家」として知られる、ブライアン・T・コリンズ( Brian T Collins )の言葉、


私自身の観察から、A=432hz の倍音のいくつかは、ソリトン波(伝播している孤立波の形状、速度などが不変であるパルス状の波動)の一部の自然のパターンの共鳴と合わせて一列に並ぶように見える。


というような、ちょっと難解な言葉なども載せられていたり、さらに、記事には、


432Hzは、数学的に宇宙のパターンと一致していると言われている。最近の研究では、432hz を基本音としたチューニングが、光、時間、空間、物質、生物の磁気や DNA配列、そして意識の特質を統一することを明らかにした。


という記述までもがあります。

まあ、さすがにここまでくると、ちょっと怪しげですが( DNA 配列と意識の統一が研究や実験で証明されるとは考えにくいですので)、しかし、どこまで研究が進んでいるかとは別としても、やっぱり「良さげ」な感じはしますが、実際のところはどうなのか。

ところで、さきほど、シュタイナーの言葉を載せましたが、シュタイナーは、この「基本調律」については、もっと厳しい言葉を記していたそうです。 THE IMPORTANCE OF 432HZ MUSIC432Hz 音楽の重要性)というサイトに、以下の記述があります。

ちなみに、原文では、C=128hz とありますが、これは A(ラ)=432hz でのC(ド)のことですので、ここでは、A=432hz と記します。


steiner-230.jpg

432Hz に関して、比較的有名なことだが、ルドルフ・シュタイナーが 100年以上前に、以下のような警告を発していたことが知られている。

「音楽において、 A=432hz 以外を使うことは、『ルシファーの夜明け』と『アフリマン』の貪欲なパワーを西側にもたらす可能性がある」とし、シュタイナーは、432Hz は、キリストの意識と天使の太陽のエネルギーと関係することに言及している。

A=440Hz と A =432Hz の違いは、毎秒たった 8周波の小さな違いでしかない。

しかし、その違いは人間の意識の経験の中で、知覚の差として現れ、私たちは「存在」という概念を共有できるのだ。



これも何だか難しいですが、シュタイナーの言う「ルシファー」はキリスト教の悪魔、「アフリマン」はゾロアスター教の悪魔です。

ルシファー - Wikipedia

ルシファーは、明けの明星を指すラテン語であり、光をもたらす者という意味をもつ悪魔・堕天使の名である。正統キリスト教において、堕天使の長であるサタンの別名であり、魔王サタンの堕落前の天使としての呼称である。

アンラ・マンユ

アンラ・マンユ、またはアフリマンは、ゾロアスター教に登場する悪神。

シュタイナーに言わせれば、現在の 432Hz が基本ではない音調は、「それら悪魔のパワーが増す社会となる」というように、100年以上前に警告していたようです。

どうやら・・・そのシュタイナーの警告は実現しているのかもしれませんが。




「 432Hz と 440Hz の比較」を体感してみました

というわけで、理屈ではいろいろと言われているものですが、実際にその音を聴き比べててみてどうなのか。

440Hz と 432Hz は、音の差だけでいえば、わずかです。

432Hz の方がやや低いですが、完全に別々に聞かされた場合、音に詳しい方以外は、どちらがどちらだか聴いてもわからない程度の差だと思います。

それについて、ギターの調律のAを 440Hz と 432Hz にして、比較している動画がありますが、これを見た(聴いた)時には本当にやや驚きました。体感でわかるのです。

オリジナルは、

440 hz vs. 432 hz - my guitar experiment

という動画ですが、一部だけでもぜひ聴き比べていただきたいですので、数十秒抜粋してみました。

本当に一瞬で気づくほどの差を多分、体感できると思います。

440Hz と 432Hz の差(アコースティックギター)


どうでしょうか。

体感の違いを感じられたでしょうか。

もちろん、人によって違うと思いますけれど、私の場合は、

432 Hz の音が鳴った途端、体の緊張が解かれる感覚になる

440 Hz では、一瞬小さなリキみのような緊張が走る

というのを一瞬で感じました。

何度聴いても、そのようになります。

いろいろと先に知識などを持って聴いているせいで、「構えて聴いているからかな」とも思いましたが、何度聴いても、そのようになりますので、体感への影響は多少なりともあると確信を持てます。

ただ、この違いを体感して思ったんですが、

仮に現在の世界の基準調律音が 432Hz だった場合、ロック音楽は生まれなかったかもしれない。

という思いにも駆られます。

ロックにも様々ありますけれど、その基本は「緊張」と「攻撃」を軸にした音楽で、上で体感できるような「 432Hz =リラックス」的な基本音とその倍数音が主体だった場合、パンクやハードロックなどの音楽は生まれにくかったように思います。

実際、ロックの発展の歴史と「 440Hz の採用の歴史」は、わりとリンクしていることがわかります。

その歴史に関しては、基準周波数A=440Hz って何?というサイトによりますと、432Hz は、19世紀にヴェルディが提言して、イタリア政府が公式に採用したところから始まったようです。


基準周波数Aが 432Hz から 440Hz へと移行した歴史

1884年 432Hz イタリア政府によって制定
1925年 440Hz アメリカ政府と団体によって制定
1939年 440Hz ロンドン国際会議によって制定



432Hz を葬ったのはアメリカ政府だったようです。

そして、その後、1953年に ISO (国際標準化機構)によって、440Hz が国際基準値として決められ、ここにおいて、すべての国の基本調律は 440Hz となりました。

ロック音楽が本格化したのは、ロックンロールがポピュラーとなった 1950年代からです。
こちらもまたアメリカで始まりました。

もう少し正確に書けば、「ロック時代」という概念は、一般的な見解では、1954年に発売されたビル・ヘイリーという人の「ロック・アラウンド・ザ・クロック」がビルボードチャートで1位を記録した時から始まるとされていますので、1953年の 440Hz が国際基準値とされた直後から、ロック時代が始まったといえそうです。

ビル・ヘイリー / ロック・アラウンド・ザ・クロック( 1954年)



その後、世界全体として「ロック時代」に突入していきます。

まあ、私なんかもずっとロックを聴いていたわけですけど、ロックの種類もいろいろとありますが、基本的には確かに攻撃性の強い音楽ですので、若者も攻撃的になりやすくなる面は非常にあります。

ヘヴィメタル系の「悪魔的サイド」を売りにした中でのロックスターに、オジー・オズボーンという人がいますが、彼は昔、テレビで、


「音楽は暴力を助長しない。攻撃性を高めるものだ。そのふたつはまったく違う。良いことを教えよう。攻撃性こそ成功の鍵だ。それが、アメリカ流ってやつさ」


というようなことを言っていますが、440Hz 、ロック、攻撃性こそ成功の鍵、というのは、現代の「アメリカ的社会」を象徴することで、このアメリカ的社会が、日本も含めた多くの社会構造となっているという面はあるかと思います。

そりゃまあ、世の中も荒れますよ。

ロック音楽には、シュタイナーが警告していた「悪魔の世界」と近い性質を持つ要素が含まれていることは、若い時代からロックにどっぷりと浸かっていた私から見ると、それは否定できません。

それにしても、今回の記事を書いている途中で何度も「なるほどねえ」と頷いていました。

たかが基本調律と思っていましたけれど、今書きましたロックのことにしましても、いろいろなことの間の説明がつくのです。いろいろと世の中の仕組みは、いろいろとあるのですねえ。



432という数字のこと

他にも 432Hz というより「 432 という数字」について、興味深いことがあるのですが、今回は映像とか画像とか、いろいろ作業で時間がかかってしまいまして、時間がなくなってしまいました。

METATRONIC METALOGUE というブログの「432について(2)…随所に見られる432の倍数」という記事に参考になることが書かれていますので、そちらをご参考いただければと思います。

その記事から少し抜粋しますと、

432という数は単に60倍しただけで25920と惑星歳差運動周期の年数になる。この432という数やその倍数は、天文学、神聖幾何学、聖書やバガバッド・ギータなどの謎多き作品や、ピラミッドその他の古代の聖地がある多くの地域の正確な経度と緯度などと驚くほど関わりがあることは事実である。

グラハム・ハンコックは『神々の指紋』の中で、宇宙規模の大変動について全ての知識を網羅して語られているという古代中国の伝承書物の数が432巻であると語っている。

10800連、40音節からなるインドの聖典リグベーダの全音節数は432000音節だ。北欧神話に出てくるヴァルハラの戦士の数は43200である。

太陽が歳差運動により60度(黄道の星座2つ分)移動するのに必要な年数は4320年である。マヤの12トゥン=3/5カトゥンは4320日(木星の公転周期にも近似)であり、そのまた10倍の43200日は6カトゥンである。エジプトにあるギザの大ピラミッドは地球の北半球の1/43200の縮図になっている。

他にも、この数に関してのいろいろなこと、中には「不思議」とさえ感じることも含めて、書かれてあります。

何かこう 432 という数字は、予想以上に非常に大きな意味を持つもののようですが、壮大な話のほうはともかく、現実生活の中に 432Hz を基本音とした音楽をどのように取り込んでいくかということも「一種のサバイバル」として必要な時期に来ているのかもしれません。

そして、このことは未来の生活に向けて重要な要素を含んでいることかもしれないです。

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2015年03月26日



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▲ 2015年3月24日の Nature World News より。



太陽黒点はゼロの方向に進むと思っていましたら…

今、太陽黒点が急速に増えていまして、「非常に多い」という目安といえる 120個を超えたりもしています。

sun-2015-0325.gif
Spaceweather

これに関しては、2週間くらい前の記事、

奇妙な体調とメンタルは3月11日にXフレアを発生させる前日に「3…」と描こうとしていた現在の太陽活動のせい?
 2015年03月14日

で、通信などに被害を出した太陽フレアを発生させた黒点群が太陽の後ろへ回っていった後、黒点は減っていく傾向にありまして、一時は 27 個にまで減少しました。

そんなこともあり、正直、このまま太陽黒点は急速に減っていくだろうなあ、などと思っていたのですが、さもはからんや・・・いや何か日本語が違う・・・あにはからんや、黒点は今週に入ってから、あっという間に急増しました。

sunspot-03-25.gif
NICT


上のように4日のあいだに次々と黒点が出現し始めたのですね。

それで、最近ではもっとも黒点の多かった 3月24日というのは、ドイツでの旅客機事故の日だったりもするわけなんですが、この事故も、たとえば、3月26日の毎日新聞の「独機墜落:操縦士1人閉め出し…ノックに返事なし」という記事などを読むと、尋常ではない背景が伺えます。


フランス南部で起きた独ジャーマンウイングス機墜落事故で、米紙ニューヨーク・タイムズは25日、同機が降下を始める前、2人の操縦士のうち1人が操縦室から閉め出された状態だったと報じた。飛行中の操縦室の音声を記録したボイスレコーダーの解析から分かったという。

事故原因の調査に参加している軍当局者の話として、パリ発で伝えた。それによると、操縦士のうち1人が操縦室から出て戻ろうとして外からドアをノックしたが、室内から返事はなかった。徐々にノックを強くしても返事はなく、「(室外の操縦士が)ドアを打ち破ろうとしている様子が分かる」という。



> 室外の操縦士がドアを打ち破ろうとしている

というのは、もうかなり異常なんですが、かなりの「何か」が機内であったのかもしれません。

もちろん、この事故の話は太陽黒点とは何の関係もないですけれど、ちょうど黒点数が周辺日の頂点を記録した日に、とんでもない事故が起きたということは、やや印象に残ることとなりそうです。


ところで、先ほどもリンクしました記事「奇妙な体調とメンタルは3月11日にXフレアを…」の際のXフレアは通信障害(ブラックアウト)を発生させたほどのものでしたが、この太陽フレアの強さが、

「宇宙線をどれほど遮ったか」

ということでもわかります。

フィンランドのオウル大学に宇宙線リアルタイム観測データ が毎日発表されているのですが、太陽フレア発生と同時に、地球に到達する宇宙線が激しく減少していたことがわかります。

neutron-flare-0318.gif
Spaceweather

その時の記事のタイトルにある「奇妙な体調とメンタル」というのも、何か、こういうこととも関係したりもするのですかね。

最近は、音や周波数の影響というテーマも大きく絡んできてしまいて、正直言いまして、「何が自分に影響しているのかわからなくなってきた」という感じも強いです。




小惑星もすごい

そういえば、急に増えたといえば、地球近傍小惑星、すなわち、地球に接近する軌道を持つ小惑星も、この数日間、ものすごい数が発見されています。

下のうちで小惑星の名称に「 2015」とついているものは、今年になって発見されたもので、多分、通過直前か、あるいは「通過後」に発見されたものだと思われます。

asteroids-neo-0326.gif
Spaceweather

これらの小惑星は、すべて地球からかなり距離がありますし、何より、サイズが非常に小さいものばかりですので、すべてにおいて危険性はほぼゼロですが、「突然デカいのが観測される」という可能性も、そりゃあゼロではないでしょうし、ちょっと前に、オーストラリアの世界最大の衝突クレーターに関しての思った記事を書いたばかりですし、小惑星には、ちょっと注視をしたいここ最近です。

ちなみに、上がどのくらい多いかというものの比較として、1ヶ月前の状況を載せておきます。通常は大体こんな程度です。

2015年2月25日の地球近傍小惑星情報より
asterids-neo-0225.gif
Spaceweather

そんなわけで、いろいろと騒がしい感じの空模様となっていますが、今回の本題は「海」の話です。




地球の海流と熱循環が停滞し始めている

冒頭に貼りました記事は、アメリカのメキシコ湾流という海流と、大西洋の海流の「熱循環」のスピードが遅くなっていて、これが地球規模で気候や生態系に影響を与える可能性があるという報道です。

実はこの「メキシコ湾の海流に異変が起きているかもしれない」ということにいては、2010年の記事で取り上げたことがあります。

その時は、BP社の石油掘削施設ディープウォーター・ホライズンによるメキシコ湾原油流出事故が起きた時でもあり、やや混沌としたものとなっていますが、「北大西洋海流が消えた」という記事を翻訳しています。

記事は、

海の終焉: すべての海流が死につつある(1)
 2010年10月17日

海の終焉: すべての海流が死につつある(2) 海流の停止は氷河期の到来に直結すると述べる理論物理学者
 2010年10月18日

にあります。

なお、「海流」というものを考える上で重要なのは「すべて繋がっている」ということです。

世界には、各地に小さな海流がたくさんありますが、

それらは最終的に、地球すべてを回る海の大循環の中に入っていく

ということになるのです。

全海洋をめぐる海水の大循環
ds4.gif
Hadal Environmental Science/Education Program


メキシコ湾流は、メキシコ湾の暖かい海流を欧州と、上の図では書き切れなかったですが、大西洋にも運ぶ役割をしていますので、メキシコ湾流の速度が下がると、必然的に「ヨーロッパと、大西洋側のアメリカは寒くなる」ということが言えるのだそうです。

そのメキシコ湾流が、すでに「減速している」ということは、今年、アメリカ東部とヨーロッパの一部が異常な寒波に見舞われ続けていたのは、この大西洋の熱循環速度の低下も関係していたのかもしれないです。

そして、そのような局地的な影響と共に、結局は、

「どこか地域的な小さな海流の異変でも、それは結局、少しずつではあっても、全世界の海と気候に影響を及ぼしていく」

ということです。

海洋の流れが変化すると、地域的な気候を激しく変化させる可能性があります。

もちろん、海洋生物たちにも影響が出ると思われます。

最近の海の異変を挙げるとキリがないですが、魚の捕獲などでも、「以前たくさん獲れていた魚が獲れなくなった。あるいは、その逆の現象」などは、よく聞く話ですし、ここ数年の海洋生物の大量死に関しては、 In Deep でも何度取り上げたかわからないほどです。

最近も、アメリカで、アシカの子どもの大量死(死因は餓死)が進行していて、今では救助施設でも手に負えないほどの数のアシカの子どもたちが、カリフォルニアの海岸で死に続けています。

これについては、

カリフォルニアに打ち上げられたアシカの子どもの数が1800頭に達する
 来たるべき地球のかたち 2015年03月25日

などで記しています。

昨年の In Deep の記事、

海で何が起きているのか : 5月から始まった全世界での数百万匹規模の海洋生物の大量死の理由は誰にも説明できない
 2014年06月02日

では、昨年の5月に世界中で集中して発生した「海洋生物の大量死」について報道したロシアのプラウダでの下の記事をご紹介しています。


非常事態:私たちの星は死にかけている

魚が世界中で前例のない数で死んでいる。米国カリフォルニア州では5月に6トン以上の魚が突然水上に浮かび上がった。また、やはり5月、米国では50万匹のコイが、ケンタッキー州のカンバーランド川で死んでいるのが発見された。

ミネソタ州では、35,000匹の魚が死んだ。ニュージャージー州のベルマーでは数千匹の魚の大量死。 カリフォルニア州マニフィーでも数千匹の魚の大量死が起きた。バーモント州のフェルズポイントでは、突然、湖に何百万匹の魚が死んで浮くという驚異的な出来事も起きている。

他の国では、メキシコ湾で、死んで打ち上げられるカメやイルカの数が記録的となっており、シンガポールでは 160トンの魚の死骸が浮いた。中国ではフヘ川で、40キロメートルに渡り、魚の死体が浮かび上がった。ギリシャのコモティニでは、10トンの魚の大量死が見つかった。



この他に、20カ国近くの国で魚の大量死が発生したことを記しています。

確かに、最近の海洋生物の大量死は「異常といっていいレベル」であるというようなことは、ある程度は言えるのではないかと思います。

その中でも、上の記事に、

> メキシコ湾で、死んで打ち上げられるカメやイルカの数が記録的となっており

とありますように、メキシコ湾を含む、アメリカの周辺では本当に海洋生物の異変が続いています。

これが、現在起きているメキシコ湾の海流の変化と関係があるのかどうかはわかりませんけれど、「地球の変化には、海流も大きく関係している」ということは言えそうです。海流「も」としたのは、地球に影響を与える要素がどのくらいあるのか、最近は見当もつかないようなことになさっているからではあります。

そもそも、「海流がどのように生まれ、どのようなメカニズムで存在しているのか」ということさえ、今の科学ではほとんどわかっていないはずです。

このメキシコ湾の状況について、簡潔にまとめられていた Pioneer News の記事をご紹介します。



Climate Change Study Has Revealed Gulf Stream System Slow Down
Pioneer News 2015.03.25


気候変動研究は、メキシコ湾流の減速を明らかにした


メキシコ湾流は、地球上で最も重要な熱輸送システムのひとつだ。メキシコ湾流は、効率的に海流を通して北半球に赤道から熱をもたらす。

しかし、このメキシコ湾流が減速してきていることが最近の研究で示された。

このことは興味深い。なぜなら、世界の多くが温暖化している中で、世界の一部の地域は寒冷化に向かうことが予測されるからだ。

ペンシルベニア州立大学の名誉教授であり、気象学が専攻のマイケル・マン( Michael Mann )氏は以下のように述べる。

「現在の一般的な気候モデルは、私たちが現在直面している変化を過小評価しています。その理由は、大西洋の熱循環が安定しているためかもしれないですし、あるいは、気候学者たちが、グリーンランドの氷床の融解を正しく見積もっていないか、またはその両方の理由により、過小評価されているのだと思われます」

マイケル・マン名誉教授は、新しい研究で、大西洋循環と、メキシコ湾流が実際に減速している証拠を発見した。

これは、暖かい海流と冷たい海流の相互の流れが少なくなっていることを示す。

ドイツのポツダム気候影響研究所のステファン・ラスムトルフ( Stefan Rahmstorf )氏は、

「大西洋の海洋熱循環の減速が続けば、かなりの影響をもたらします。まずは、海の生態系にマイナスの影響を与えることになる可能性があり、それは、漁業や沿岸地域の人びとの生活にまで影響を与えるかもしれません。海流の循環の減速は、海水面レベルの上昇を招き、ニューヨークやボストンなどの都市に影響を与えます。そして、最終的には、北米とヨーロッパの両方の気候に大きく変化を与えることになると考えられます」

と述べた。


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2015年03月25日



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▲ 2015年3月23日の英国ヨーク大学のニュースリリース Have researchers discovered the sound of the stars? より。



スーパームーンと皆既日食が同日に起きた直後に

今から1週間前に、

スーパームーンと皆既日食が重なった後に続いて「4連続する皆既月食の3回目」の日がユダヤ教の過越祭と共にじきにやって来る
 2015年03月18日

という記事を書きました。

そこでは、昨年 2014年の「ユダヤ教の重要な祭日と皆既月食が重なった」珍しい時期に、どのようなことが起きていたかを振り返りました。

airplane-ac-2014b.gif


そして、昨年と同じような状況下(皆既月食とユダヤ教の祭事の関係性において)で、「ドイツ旅客機墜落で150人全員死亡(ロイター 2015.03.25)というような事故が起きてしまいました。

これが単なる偶然だという考えも十分に妥当だと思います。

とはいっても、現実には、上の図のような昨年の流れを思い出してしまうと、いろいろと考えてしまうところはあります。

上の記事の締めでは、

この 3月20日の前後1週間くらいは、いろいろと混沌とする可能性もあるかもしれませんね。

そして、連続する4回の皆既月食の4回目となる 2015年9月28日までは、本当に混沌とした、あるいは「あまり明るくない時代」が続く可能性を否定できません。

などというように書いてしまいましたが、ここに書きました、

> 「あまり明るくない時代」が続く可能性

ということも、やや頭をかすめてしまいます。

なお、昨年 2014年の4月15日(皆既月食と過越というユダヤ教の祭の日が重なった日)から始まった「皆既月食とユダヤ教祭事のシンクロ」が終わるのは、今年の 9月28日です。

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この「4回続く皆既月食とユダヤ教の重要祭事とのシンクロ」については、

赤い月と黒い太陽: 2014年から 2015年まで「4回連続する皆既月食」がすべてユダヤ教の重要宗教祭事の日とシンクロ。そして、過去の同じ現象の時に「イスラエルの建国」があった
 2014年04月06日

という、ちょうど1年ほど前の記事をご参考にしていただければと思います。

そんなわけで、やや不穏な雰囲気を引きずったままですが、今回は、最近のひとつのテーマにもなっている「音」に関係することです。




星は歌う。太陽も歌う

少し前の記事の、

数々のシンクロの中で、この世の存在は「音そのもの」であるかもしれないことに確信を持てそうな春の夜
 2015年03月22日

で、『ウォーター・サウンド・イメージ』という本を見る機会があったことにより、音(周波数)の重要性について思うところがあり、そのことを書いて以来、どういうものか、毎日のように、「音」と関係する報道を目にします。

今回の英国ヨーク大学の「星が音を作り出しているかしもしれない」というのは、実際には、観測されたものではなく、他の実験の中でのデータからそういう推測をしているものなんですが、それでも、

星の周囲にプラズマを持つ星なら、そのすべてが「歌っている」可能性がある

というのは、なかなか夢のある科学的成果ではないでしょうか。

何しろ、星は無数にあるわけで、それらの多くが歌っている、すなわち、周波数としての「音」を発生しているのなら、宇宙は「音だらけ」ということになります。

もっとも、宇宙空間が真空である限り、その音や周波数が外へ伝わっていくわけではないですが、ただ・・・。

これは「真空」というものの考え方とも関係あるかもしれません。

紀元前からある言葉として、たとえば、真空 - Wikipedia には、


アリストテレスは「自然は真空を嫌う」(真空嫌悪)と述べ、空間は必ず何らかの物質が充満しているとして、真空の存在を認めなかった。


というものがあり、当時から、「真空ある派 vs 真空ない派」の論争は、 2300年くらい前からあるわけで、この考え方は、ずっと後の千数百年後の 16世紀になっても、たとえば、ジョルダーノ・ブルーノなどに受け継がれていて、ジョルダーノ・ブルーノ - Wikipedia には、


ブルーノはアリストテレス以来、伝統的に信じられてきた「自然は真空を嫌う」ことを信じていたため、宇宙にある無数の太陽系の間はエーテルによって満たされていると考えていた。

giordano-bruno-a1.jpg
・ジョルダーノ・ブルーノ( 1548 - 1600年)
 altritaliani


とありまして、この「エーテル」というものが理解できれば、あるいは、宇宙間でも音、あるいは周波数の伝播はあり得るのかもしれないと思ったり。

ちなみに、この「エーテル」という言葉は化学や物理学でも使われますが、この場合は神学用語としての「エーテル」です。


エーテル (神学)

エーテルとは、古代ギリシャにおける輝く空気の上層を表す言葉であり、アリストテレスによって四大元素説を拡張して天体を構成する第五元素として提唱された。

中世のキリスト教的宇宙観においても、天界を構成する物質とされた。



ここに出て来る「四大元素」というのは、

・火
・空気(風)
・水
・土


だそうで、ここに「天体を構成する五番目の元素」として、エーテルが唱えられたのだそうです。

17世紀のデカルトなども、


アリストテレスの世界像を根底から打破しようとしたデカルトは、やはり真空の存在を認めておらず、物質の粒子の間をうめるものとして「微細な物質」を想定し、その動きもしくは働きによって光が伝達されるとした。


としていたようです。

デカルトは、エーテルは天上の物質ではなく、世界のあらゆるところに存在する、としていたようで、つまり、これは、

「全宇宙のすべては連綿と物質が連なっている」

という発想でしょうかね。

まあ、私も漠然とこの考えに近いものを持っていたいとは思いますが(それは世間が許さない)。

これらの「宇宙のあらゆるところに存在する物質」という概念に関しては、たとえば、デカルトのいう「微細な物質」のような「新しい発見」がない限り、現在の科学での概念に入るのは難しいことのようには思います。




太陽が出す音の周波数は?

ちなみに、「太陽が歌う」(音を発する)ことに関しては、かなり以前から知られているようです。

アメリカのスタンフォード大学に「ソーラーセンター」という研究所があります。そこに、下のように「歌う太陽」というページがあり、そこで「太陽の出す音」を聴くこともできます。

stanford-solar-center.gif
スタンフォード大学 ソーラーセンター

もちろん、前記しましたように、宇宙空間は「真空」ですので、太陽が出している音を直接聴いたり、記録したりすることはできません。

これは NASA の太陽観測衛星 SOHO に取り付けられたマイケルソン・ドップラー・イメージャー( MDI )という装置で太陽の表面の音の圧力​​波を記録し、それをスタンフォード大学の天文学者たちが追跡して、振動を現したものです。

下は、ソーラーセンターの Solar Soundsというページにある音を聴きやすくアップしたものです。
左上のオレンジ色の円の中の白い 右向き三角1 を押すと再生されます。

このような音を太陽はいつも発しているようです。

太陽が発する音



ちなみに、この音を聴いていて、ふと、

「これが 528 Hz とか 432 Hz とかだと面白いのに」

とは思っていました。

ソルフェジオの概念で、 528 Hz は DNA を修復するなどと言われ、 432 Hz は「宇宙の音」などと言われると同時に、シュタイナーが「人間の内耳に最も良い(楽器の)調律をするための基本音にするべき」とした音で、こちらの記事で書かせていただいたシュタイナーが造った楽器「ライアー」も、調弦は 432Hz でおこないます。

このライアーは、シュタイナーが障がいを持つ子どもたちのために造ったとされています。

A=432Hzで調弦したライアーにより演奏されるアヴェ・マリア



ちなみに、あの日以来、私はこのライアーで演奏された曲を BGM として毎日数時間聴いています。


微妙に話が逸れました。

それで、上の太陽の音ですが、ミキサーで 528Hz など、いくつかの周波数と太陽の音を重ね合わせてみましたが、太陽の音は 528Hz や 432Hz ではありませんでした

では、何ヘルツかというと、私は調べる器具を持たないですので、わからないのです。
音楽などされている方で、そういう器具がある方なら調べられるかもしれません。




何もかも周波数を発している

ところで、『ウォーター・サウンド・イメージ』のあとがきで、訳者の増川いずみさんは、周波数について様々なことを書かれていますが、以下のような表現があります。

花がそばにあると気持ちいいのも、花の発する周波数を浴びているからです。例えば50経るとではシンプルな優しい花の形となりますが、それはまさに神経をチューニングする音叉と同じヘルツ。低い周波数の花を置くと、神経がゆったりとして安らぐのです。

あるいは、別の部分には、

文字は形、つまり《形霊》ですから、そのため体に文字を直接書いたり文字を体の上に置いたりすることで調子がよくなることがあります。それは文字が出す周波数の力であり、それを見たり感じたりできる方が始めたことかもしれません。

というような部分などもあります。

実際、『ウォーター・サウンド・イメージ』には、音楽の振動から「文字」のようなものが浮き上がる写真なども数多くあります。

下のはちょっとうまく撮れていないのですが、イメージとしては、このようなものです。

moji-creation.jpg


日本の古代文字や、あるいは、アラビア文字などの「流体感」は、文字もまた音の振動から出現したかもしれないことを強く思わせるものでもあります。

私たちの周囲からは(もちろん、家電やパソコンや携帯なども含めて)様々なものから音や周波数が出ていて、それは大なり小なり、私たちに良い影響も悪い影響も影響を与えていると思われますが、星や太陽など「宇宙そのもの」からも音が発せられているようです。

ただ、その「宇宙の周波数」が私たちに影響を与えているのかどうかは今の科学ではわかりません。
さきほども書きましたが、音は真空を伝わらないからです。


というようなこともありますが、ここからヨーク大学のニュースリリースの翻訳です。



Have researchers discovered the sound of the stars?
York University News 2015.03.23


研究者たちは星の音を発見した?


ヨーク大学の科学者たちを含む研究チームによる偶然の発見は、星たちが音を作り出しているかもしれないという実験的証拠を提供している。

この研究は、運動中の流体の研究 − 現在では「流体力学」として知られる − は、多くの場合は新たな発見がなされてはいない。しかし、超高強度レーザーとプラズマターゲットとの相互作用を調べる中、チームは、予想外の何かを観測した。

ヨーク大学物理学科ヨーク・プラズマ研究所のジョン・バズリー( John Pasley )博士を含む研究チームは、レーザー照射の1兆分の1秒後にあることに気づいた。

それは、プラズマが高濃度の領域から低密度停滞領域へと急速に流入したことに気づいたのだ。それは、まるで交通渋滞のようなものを作り出した。

プラズマは高密度領域と低密度領域との間の界面に溜まり、連続した圧力バルスを生成した。

パルスとは「音波」だ。

しかし、その音は、極めて高い周波数を発生させていた。
コウモリやイルカが苦しむほどの高い周波数を!

兆ヘルツにも近い周波数で音が作り出されたことはまったくの予想外の出来事ではあったが、それだけではなく、このような物質で、さまざまな哺乳類の動物が聴くことができる周波数の 600万倍も高い、最高レベルに近い周波数を作り出すという予期せぬことに遭遇したのだ。

バズリー博士は、「自然の中でこのようなことが起きる条件を持つ数少ない場所のひとつが、星の表面ではないでしょうか」と述べた。

「新しい素材が蓄積され続けている星では、実験室で観測されたものと同じような音が生成される可能性がとても強いと思われます」

「そうですね・・・星たちは歌っているのかもしれません。しかし、音は真空中を伝わっていくことはないですので、私たちは誰一人、星たちの歌を聴くことはできないのです」

音波を観測するために使用されるこの技術は、流体がどの地点を移動しているかを、1兆分の1秒より正確なポイントで測定することができる。

実験のために、音響波を生成するための数値モデルを開発したプラズマ物理学グループのアレックス・ロビンソン( Alex Robinson )博士は、「音の信号の発生源を突き止めるのは、最初は大変でした。しかし、実験で観測された波長シフトからの比較で結果を得ることができました」と言う。

「私たちは流体の流れから音を発生させる新しい方法を発見したのです」

類似した音の発生の状況は、星の周囲を回っているプラズマでも起きる可能性があるのだ。


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2015年03月24日



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オーストラリアの世界最大の衝突クレーターに見る「宇宙の意志」

ちょっと・・・変な展開に聞こえるかもしれないですが、とりあえず、話のはじめとしては、今日、「オーストラリアで世界最大の小惑星のクレーターが発見された」という報道があったんですね。

asteroid-impact-2015.gif

▲ 2015年3月24日の英国ガーディアンより。


これは、オーストラリア国立大学のニュースリリースで発表されたものでした。

これについては、

オーストラリアで「広島型原爆の58億倍」の衝突のエネルギーがあった直径400kmの世界最大の小惑星クレーターが発見される
 2015年03月24日

という記事で書いたのですが、

・クレーターの衝突跡の直径は 400 キロメートル
・小惑星の大きさは 10 キロメートルを越えていた可能性がある
・衝突の詳しい時期は確認できず


というようなことで、これまで地球で最大のクレーターだった南アフリカのフレデフォート・ドームというものと比べると、

フレデフォート・ドーム
・クレーターの衝突跡の直径は 190 キロメートル
・衝突した小惑星の大きさの推定は 10 〜 12 キロメートル
・衝突時のエネルギーは広島型原爆の 58 億倍


ということになっていますので、今回のオーストラリアの「直径 400キロメートル」というクレーターが形成された際の衝突エネルギーは、少なくとも、「広島型原爆 58 億倍」というものよりはるかに大きかったと推測されるわけで、

もしかすると、広島型原爆の数百億倍の爆発が地球で起きていた

ということも言えなくともないのではないかと思います。

私は「うーむ」と思いました。

というのも、このクレーターを作ったと思われる「直径 10キロの小惑星」というのは、地球に衝突した可能性のある天体の中でも最大級といえるものです。

たとえば、フレッド・ホイル博士の「天体の直径と衝突の地球への影響」を示した図がありますが、これでも、地球の歴史上での最大を「7キロ」としています。

tnt-7.jpg

▲ 過去記事「良い時代と悪い時代(1): 500年ほど続いた「穏やかだけれど傲慢な時代」は終わろうとしているのかも」より。

この図だと、7キロメートルの彗星が地球に衝突した場合、そのエネルギーは広島型原爆の 5000万倍となり、地球が受ける影響については、

「大絶滅」

と書かれています。

この「大絶滅」というのは、一般的には、過去の地球で5回あった「大量絶滅」といわれる時期のような状態をさすと思いますが、それは、

・約4億4400万年前(オルドビス紀末) すべての生物種の85%が絶滅
・約3億7400万年前(デボン紀末)すべての生物種の82%が絶滅
・約2億5100万年前(ペルム紀末)すべての生物種の90〜95%が絶滅
・約1億9960万年前(三畳紀末) すべての生物種の76%が絶滅
・約6550万年前  (白亜期末) すべての生物種の70%が絶滅


となります。

このオーストラリアの 10キロメートル小惑星の衝突は、このどこかに該当するかのような壊滅的な影響を地球に与えたと考えるのが妥当だと思われます。

しかし、このオーストラリアのクレーターには不思議な点もあって、「衝突したと想定される3億年ほど前に、大量絶滅の記録がない」のです。

3月24日の AFP の「豪州で巨大隕石の衝突跡を発見、幅400キロ 3億年以上前に落下か」という記事には、


ただ、6600万年前に地球に衝突し恐竜などの生物種の大量絶滅を引き起こしたと考えられている巨大隕石に匹敵する破壊的な影響を、この隕石が及ぼしたことを示す証拠は存在しない。

「これは謎だ。今回の衝突と時代が一致する大量絶滅事象が見つからないのだ。衝突は3億年より前の時代に起きた可能性があるのではないかと、私は考えている」とオーストラリア国立大学人類学学部のアンドリュー・グリクソン氏は話した。



しかし、今回の話はこの「大量絶滅」ということとは関係のない流れとなりそうです。




未来は変えられるか?

さて、冒頭に、「ちょっと・・・変な展開に聞こえるかもしれないですが」と書いたのは、このオーストラリアの「黙示録的な小惑星の衝突跡」の報道を見て思ったことは、天体衝突の恐怖とか、そちらのことではなくて、

原初からの宇宙の意志

についてでした。

これは、先日の、

数々のシンクロの中で、この世の存在は「音そのもの」であるかもしれないことに確信を持てそうな春の夜
 2015年03月22日

という記事でも書きましたが、最近は、先日の講演会で入手させていただきました『ウォーター・サウンド・イメージ』という本を読んでいまして、この本には、もしかすると、「この世の創造」というものの一端にふれることのできる可能性があるエッセンスが散りばめられていまして、たとえば、

音が形や世界を作っていく

ということと共に、

そこに存在するかもしれない(永遠の)宇宙の意志

ということについての可能性も感じさせてくれる実験と記述と引用に満ち溢れています。

この本の中に、著者のアレクサンダー・ラウターヴァッサー( Alexander Lauterwasser )さんは、以下のように記している部分があります。


現代の宇宙物理学者の多くは、自然界の構造に畏敬の念を覚えており、宇宙が偶然の産物であるとはもはや考えていない。彼らは、「意識」という現象は重要な必須の要素であり、意識は原初の時代から存在していたのではないかと推測している。


この中の、

> 意識は原初の時代から存在していたのではないか

という部分の「原初」とは、まだこの世に「形がない時」のことを指していると思います。

Alexander-Lauterwasser.jpg
・アレクサンダー・ラウターヴァッサー( 1951 - )
Duravit


これは、聖書ヨハネによる福音書/ 1章 1-3節の

「初めに言があった」

とか

「すべてのものは、これによってできた」

というような記述も彷彿とさせますし、あるいは、音楽学では、たとえば、ドイツの音楽学者マリウス・シュナイダー( Marius Schneider )は、1978年に以下のように述べていたことが『ウォーター・サウンド・イメージ』に記されています。


古代の宇宙進化論において、この発生的な音は『言葉の膨張』という表現と一致し、この歌う力は、思考の最初の顕現として世界を創造した。

原初の振動である音はどんどんらせん状に広がっていき、リズムを高めて、新たな振動を生み、しだいに石や肉体へと変性していった。


Marius-Schneider.jpg
・マリウス・シュナイダー( 1903 - 1982 年)
Wikipedia



マリウス・シュナイダーという方のこの言葉は、

音(=言葉)の振動が広がっていき、それがこの世の「モノ」や「生き物」となった。

ということだと思います。

下は、水滴に様々な音の振動を加えた場合の水滴の変化の様子の一部です。

音の振動によって様々な形状に変化する水滴
water-sound-03.jpg

▲ 左上が振動が加えられていない水滴。音の周波数によって、様々な形に変化し、それは現存する線虫と同じ形になったり、花の形になったりと、様々な「現実の形」とシンクロします。『ウォーター・サウンド・イメージ』より。

さらに、ほぼ2年前の、

春になると私に訪れる「狂気の空気」を少し救ってくれたロシア発のパンスペミア説
 2013年03月18日

という日記的な記事に書きましたロシアのアレクサンドル・チジェフスキー博士の以下の言葉も思い出します。


チジェフスキーは 1920年代のはじめに、地球上の生命現象が宇宙の物理的な現象とつながっていることを明らかにした。

敏感な神経節と同じように、ひとつひとつの生きた細胞は「宇宙の情報」に感応するのであり、大宇宙はこの情報を細胞のひとつひとつに浸透させているのである。


eonet


さてさて・・・。

なんだか話が混沌としてきましたが、大絶滅的な小惑星の衝突の話から、どうして、こんなような話へとシフトしてしまってきているのか・・・といいますと、過去の地球には確かに今回発見されたオーストラリアの小惑星の衝突のような「絶滅イベント」が起きていた。

それは確かだと思います。

そして、このくらいの規模の壊滅的な天体の衝突事象というのは、数千万年から数億年に1度というのが普通でしょうが、しかし、「たとえ数億年に1度でも起きる時は起きる」ということについては、古代でも現代でも同じだと思います。

ただ、古代と現代とでは違うことがあります。

それは古代は「人類はいなかった」時代だったけれど「今は人類が地球にいる」ということです。

この「人類」というのは、確かに良くないこともたくさんしますが、良いことをすることもあります。

いや、良いことをするとか悪いことをするとか、そんなことはどうでもいいことで、それより重要なのは、良いにしろ悪いにしろ、人間には「意識」があります

この「意識」というのは、さきほど引用しました『ウォーター・サウンド・イメージ』の著者ラウターヴァッサーさんの、

「意識」という現象は重要な必須の要素であり、意識は原初の時代から存在していたのではないか

という、「宇宙の意識」というものと、一応は、同じように「意識は意識である」とはいえるように思います。さらには、ドイツの音楽学者シュナイダーさんが、

> この歌う力は、思考の最初の顕現として世界を創造した。

と表現したように、「形のない時代からあった意志」が、「形のない世界に形のある世界を創造した」と。


さて。


今、私たちは「形のある時代」に生きています。

なので、もう「世界の形を創造する必要はない」時代です。

しかし、「意志」は私たちにも、そしてもおそらくは、宇宙にもあります。

私たち人間の意志と、そして、もしかすると、「宇宙の原初から存在したかもしれない」という意志。

それがなしうることは何か?

それが次におこなうことは単なる破局(カタストロフ)や、破壊と再生だけしかないのだろうか。

ということを考えたのです。

つまり、非常に簡単に書きますと、

これらの意志は地球と人類の運命を良いほうにも向けられるのではないか。

という意味です。

何だかどうにも、うまく書けないのですが、たとえば、作家の立花隆さんは『脳を鍛える―東大講義「人間の現在」』の中で以下のように書かれているそうです。


立花隆 - 人間の現在より

フョードロフの共同事業とは何なのかというと、全人類が力を合わせて、より高次の存在に能動進化、つまり、意識的にコントロールされた進化をとげていくことなんです。

そして、地球レベルはもちろん宇宙レベルで自然を統御していくことなんです。

そういうことを可能にするためには、人類の知を統合しなければならないといいます。すべてを知の対象として、すべての人が研究者になり、すべての人が認識者にならなければならないといいます。

そのためには人間の最大の敵である死を克服しなければならないといいます。また悪を滅ぼさなければならないといいます。

悪というのは、結局のところエントロピーの増大が生む崩壊現象、秩序が失われた状態、世界の欠陥状態、「落下」、未完成状態だから、それに対抗するためには、全世界を合理的自覚を持って反エントロピーの方向に動かしていくことが必要で、そのために全人類が総力をあげることが、人類の共同事業だというわけです。

ぼくにいわせると、世界を解釈することも世界を変革するのと同様に大切です。世界の観照、世界の解釈がまず正しくなされないことには、世界の変革は不可能です。



立花隆さんは、この講義で

「全人類が力を合わせて、より高次の存在に進化する必要性」

を説いていますが、その方法はスビリチュアルのそれとは違い、

・合理的自覚を持つこと
・世界(の存在)を正しく解釈すること


が必要だと言っています。

しかし、「スビリチュアルのそれとは違い」と書きましたが、冷静に考えると、これはシュタイナーが『いかにして高次の世界を認識するか』で語っていることと、基本的な部分では同じに思えます。




宇宙の意志と自分のシンクロニシティを信じてみる

何だかこう、どうもうまく書けていないのですが、とにかく、人類が「合理的にこの地球を理解する」と、「おそらく」(おそらくとしか言いようがないからですが)人類の知覚は「地球と宇宙の正しい関係性」を理解することに近づくのではないかとも思います。

そして、地球と宇宙に対しての正しい理解は、この地球で起きることに対して「人類の意識での実際の影響」を与えられるとも思うのです(これも「おそらく」ですけど)。

ぶっちゃけて言えば、

衝突するべく小惑星も衝突しないで済むかもしれない。

ということです。

私たちの知覚が宇宙の「意識」に対応しているかどうかなんてことは自覚しようがないことなんですが、それを認識できるひとつの現実的事象として、「シンクロニシティ」があると思っています。

なんかこう・・・私などもそうなのですが、この数年、シンクロニシティをものすごく多く感じられることってないですか? 要するに「何だか次々と偶然に」みたいな。

もちろん、「そんなの全部単なる偶然」という解釈で、それはそれでいいとは思うのですが、しかし、次々とそれが重なっていく中で、どうしても、「どこかに存在する意志」を感じないでもないです。

今回は、未来予測プロジェクト「ウェブボット」のクリフ・ハイが 2009年に書いたシンクロニシティに関してのエッセイをご紹介して締めたいと思います。



クリフ・ハイ 巻末エッセイ
2009年3月13日 ウェブボット ALTA レボート 1309 パート1 より

宇宙はいくつかの層が折り重なって存在している。それぞれの層には独自な「現実」が存在しているので、その点からいえば宇宙は複数の現実の折り重なりとして存在しているといえる。

しかしながら、そうした複数の現実世界の存在をすべての人間が気づいているというわけではまったくない。この事実に気づいている人間は、むしろ覚醒した少数の人々に限られている。

覚醒した意識からみるなら、このような多次元的な宇宙が、われわれが経験するすべての「偶然」を支配していることが見て取れるはずだ。

あなたが複数の現実が折り重なる宇宙の多次元構造に一度気づいたのならば、宇宙はシンクロニシティーという方法を介して、あなたに、さらに別な構造があること意識させようとする。

そうして宇宙は自らの多次元構造を一歩一歩開示するのである。

これはなにを示しているかというと、一度ものごとのシンクロニシティーの存在に気づいたならば、さらに多くのシンクロニシティーが起こるということなのだ。そうした連綿と続くシンクロニシティーの経験の後に、われわれは宇宙の多次元的なフラクタル構造を発見するというわけだ。

シンクロニシティーは様々な形態で経験する。それは一連の数として与えられ、同じ数の組み合わせを何度も経験し、次第にその意味が分かるという場合もあれば、若い頃から一連の系列の出来事を何度も経験するとい うこともある。

ただはっきりしていることは、どのような形態でシンクロニシティーを経験しようとも、宇宙のフラクタルな多次元構造に気づいた人間が増えるにしたがって、他の人間の覚醒がどんどん速くなるということなのだ。

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2015年03月23日



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cern-univese-top.gif

▲ 2015年3月20日の英国 Express より。


昨日、昼間とても暖かかったので、油断して薄着で横になっていたら、どうも風邪っぽくなってしまっています。寒暖差が激しいですね。

うちのあたりの明日朝の最低気温は氷点下にまでなるらしいです。
数日前の最高気温なんて、23度だとかまで上がったのに。

ところで、昨日の記事、

宇宙の創造…ひも理論…432Hz…528Hz…ライアー…:数々のシンクロの中で、この世の存在は「音そのもの」であるかもしれないことに確信を持てそうな春の夜(1)
 2015年03月22日

では「次は 432 Hz の音についての記事を書きます」というように書いたのですが、今朝、いくつかニュースを見ていましたら、上の「パラレル・ユニヴァース」というような言葉が入っている報道を見ました。

最近、この「パラレル・ワールド」という言葉や会話とよく出会います。

そういうシンクロがある時には素直に従ったほうがいいと思いまして、こちらを記事にすることにしました。

そして、もうひとつ気になったのは、この実験が、

ブラックホールの生成実験

ということなんですね。

それほど理解していないながらも、ちょっと気にもなりましたので、ご紹介したいと思います。




ジュネーブに極小ブラックホールが出現するか

スイスにある CERN (欧州原子核研究機構)で稼働している、世界最大規模の科学装置ともいえそうな、大型ハドロン衝突型加速器( LHC )というものがあります。

これは「陽子をものすごいスピードで衝突させて、高エネルギー宇宙を再現する」という大がかりなもので、その目的は、コトバンクによりますと、


主な狙いはヒッグス粒子や超対称粒子の発見。最近のブレーン宇宙の理論から、4次元時空を超える隠れた次元探しや微小ブラックホールの探究にも期待がかかるようになった。


とありまして、私は知らなかったのですが、最近の物理学の世界では、

4次元時空を超える次元探し

などがおこなわれているのですね。

「しかし、ブラックホールの生成って何か問題になっていたような気がする」

と、大型ハドロン衝突型加速器 - Wikipedia を読んでみますと、


余剰次元理論からの計算によれば、極小ブラックホールが生成される可能性があり、危険であるという理由から、フランス高等裁判所及び、欧州裁判所に実験の中止を求める訴訟が起こされている。

(略)

しかし、たとえ理論が正しかったとしても、LHC程度のエネルギーでは極小ブラックホールは生じない可能性が高い。



ということで、また仮にブラックホールが生成されても、瞬時に蒸発してしまうとのこと。

いずれにしても、今回は、その「極小ブラックホール」を科学者たちが作ろうとしている報道です。
先に報道の翻訳を載せます。



Scientists at Large Hadron Collider hope to make contact with PARALLEL UNIVERSE in days
Express 2015.03.20

大型ハドロン衝突型加速器の科学者たちは、いずれ「パラレル・ユニヴァース」とコンタクトすることを願っている

lhc-fond.jpg
CERN


CERN (欧州原子核研究機構)の大型ハドロン衝突型加速器( LHC )で驚異的な実験を行っている科学者たちは、パラレル・ユニヴァース(平行宇宙)へのコンタクトの希望を持っている。

スイス・ジュネーブの CERN にある驚くほど複雑な「原子衝突器」 LHC は、これまでにない高エネルギーでの素粒子反応を起こすために、陽子ビームを加速しての正面衝突実験を行っている。

その目的は、様々な検出と、そして「極小ブラックホール」を生成することだ。

この実験が成功したなら、完全に新しい宇宙が明らかにされ、物理学の書だけではなく、哲学書も書き換えられることになる。

実験が成功した場合、私たち自身の宇宙の重力が、パラレル・ユニヴァースへ「流出する」可能性さえあると LHC の科学者たちは言う。

LHC の高エネルギー粒子加速実験は、当初、批判的な立場の人たちから非難されていた。彼らは、実験によってブラックホールが生成され、私たちの宇宙が消滅してしまう可能性を挙げていた。しかし、そのようなことは起きておらず、ジュネーブは現在も無傷で残っている。

実際、LHC の実験は成功している。科学者たちは、宇宙のビルディング・ブロックであり「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子の存在を証明した。

そして、今は、いまだに検出されていない「暗黒物質(ダーク・マター)」の検出に進もうとしている。暗黒物質は、宇宙の大部分を占めると考えられている、私たちには認識できないとされる物質だ。

しかし、来週行われる実験は、内容がやや異なるものだ。

実験チームのひとり、ミール・ファイザイ( Mir Faizal )氏は以下のように語った。

「これはちょうど、たくさんの紙が平行に積まれているようなものです。それらには、[幅と長さ]という2次元オブジェクトが[高さ]という3次元の中に存在している。そして、パラレル・ユニヴァースは、さらに高い次元(余剰次元)に存在しているという可能性があるのです」

「私たちは、重力が余剰次元に流出することを予測しています。そしてもし、それが起きた場合、極小ブラックホールが LHC で作られるでしょう」

「通常、人びとが多次元を考える場合、量子力学の多世界解釈(エヴェレットの多世界解釈)を考えます。これは、どこにでもその可能性があるというものです。しかし、この多世界解釈は実験できるものではないので、科学というよりは、むしろ哲学です」

「それらは、私たちが述べるパラレル・ユニヴァースではありません。私たちが述べるパラレル・ユニヴァースは、余剰次元に現実として存在する宇宙のことです」

「これは、LHC での極小ブラックホールの検出によって、私たちの宇宙の重力が、余剰次元の宇宙へと流れていく可能性についてテストするものなのです」

「私たちは、極小ブラックホールの検出の期待が持てるエネルギーを計算しました。それは[重力の虹](gravity's rainbow)という新しい科学理論による計算です」

「もし、この算出されたエネルギーで、私たちが極小ブラックホールを検出した場合、その後、[重力の虹]理論と余剰次元理論が正しいことを知ることになるでしょう」

LHC の発射エネルギーは、テラ電子ボルト( TeV )を計測している。テラボルトは、1,000,000,000,000ボルト、あるいは、100京(けい)電子ボルトなどレベルのエネルギーだ。

今まで LHCは、5.3 テラ電子ボルトより低いエネルギーレベルで、極小ブラックホールを探索してきたが、最近の研究では、これではエネルギーが低すぎることがわかった。

その研究では、少なくとも、6つの次元で 9.5テラ電子ボルト、10の次元で 11.9テラ電子ボルトのエネルギーレベルで、極小ブラックホールが形成されると予測されている。





というようなものです。

ちなみに、この記事には、「ヒッグス粒子の証明」とありますが、「確定」という意味では、まだなされていないです。ヒッグス粒子 - Wikipedia で、ヒッグス粒子関連の時間軸を見ますと、以下のようになっています。


・2011年12月、実験データの中に、ヒッグス粒子の存在を示唆するデータがあることを見つけ、ヒッグス粒子は 「垣間見えた」と発表した。これは「発見」の発表ではない

・2012年7月4日、「新たな粒子を発見した」と発表された。だが、この「新しい粒子」が、捜し求めていたヒッグス粒子であるのかそうではないのか、ということについては確定的には表現されず

・2013年3月14日にCERNは、新たな粒子はヒッグス粒子である事を強く示唆していると発表



というように、現在まで「垣間見られた」か「示唆している」で何年も止まったままです。

しかし、このヒッグス粒子問題は今回は関係ありません。





異次元との接触と異次元への脱出

今回の実験のは量子力学での概念での多次元宇宙との接触ということではなく、

「リアルな別次元宇宙」

を見つけ出し、

「その別次元の宇宙とリアルに接触する」

というところまでを目指しているらしいのですが、ちょうど、最近、少しずつですが、読んでいるミチオ・カクさんの『パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ』には、「今の次元の宇宙から、他の事件の宇宙へ脱出する方法」について述べている部分があります。

これは、何らかの理由で、私たちが私たちの宇宙から脱出しなければならなくなった際に、他の次元の宇宙へ「逃げる」ことのできる可能性があるかどうかを述べていて、そこには全部で 11 のステップが「可能性」として書かれていますが、その中のひとつに、

「ブラックホールをつくる」

という項目があり、

「巨大な粒子加速器を建設する」

という項目があるのでした。

その 11のステップは、下のようになっています。
それぞれの見出しの後に膨大な説明がつくのですが、ここでは見出しだけを。

他の次元への宇宙への脱出方法

ステップ1 万物理論を打ち立て検証する
ステップ2 自然に存在するワームホールやホワイトホールを見つける
ステップ3 ブラックホールに探査機を送り込む
ステップ4 ゆっくりとブラックホールを作る
ステップ5 ベビーユニバースを作る
ステップ6 巨大な粒子加速器を建造する
ステップ7 爆縮機構を生み出す
ステップ8 ワープドライブ・マシンを作る
ステップ9 スクイズド状態による負のエネルギーを利用する
ステップ10 量子論的な遷移を待つ


11番目は「それらがダメだった場合」というものですので、ここでは除いています。

聞いたこともない科学用語がいくつかありますが、特に「爆縮機構」と「スクイズド状態」がわかりませんので、調べてみますと、

爆縮は、「全周囲からの圧力で押しつぶされる破壊現象のこと」
スクイズド状態は、「量子力学の基本原理とされる真空のゆらぎが人工的に制御された状態」


だそうです。

上の中で、「ブラックホールを作る」とか「巨大な粒子加速器を建造する」というところは、今回の実験の内容と重なります。

なお、この本は 2006年に発行されたもので、まだ、大型ハドロン衝突型加速器が稼働していない頃です(稼働は 2008年から)が、建設はされていたので、文中にも出てきます。

その部分を抜粋します。


『パラレルワールド』 第12章より

われわれの宇宙は一枚の膜で、わずか1ミリメートル離れた超空間に別の平行宇宙が浮かんでいるかもしれない。

もしそうなら、大型ハドロン型加速器で今後数年以内にその平行宇宙が発見される可能性がある。われわれは、タイプT文明に進歩を遂げる前に、この隣り合った宇宙の性質を探るテクノロジーを手に入れているのではなかろうか。

となれば、平行宇宙と接触するというのもそれほどとんでもない考えではない気もする。



2006年から「数年以内」に、多次元宇宙と接触するということは行われていないわけですけれど、それにしても、ブラックホールが実際に生成されたら、何がどうなるのでしょうかね。


全然関係ないんですが、ふと、「ブラックホール」という言葉から、この数年の「あまりにもキレイな壁面を描くシンクホール」を思い出したりしてしまいました。

2010年6月1日 グアテマラシティのシンクホール
guatemala-sinkhole-007.jpg


2010年7月19日 グアテマラシティのシンクホール
sinkhole-3.jpg
中南米の「地殻変動ライン」


2014年のシベリアのクレーターのなめらかな壁面
hole1b.jpg
ロシア国防省が報告したという「シベリアの穴と地球の磁場反転の関係」。そして「未知の大気物質」の存在

上の記事の、英語のニュースサイトの引用には、以下のような部分があります。


これらの3つの穴の相互の関係から推測すると、このそれぞれの穴が、「確定できない / あるいは未知の《大気》」によって作られたと結論づけることができる。

これらの「確定できない / あるいは未知の《大気》」を「活性化させたトリガー」について、報告書では、6月にコペンハーゲンでの会議で、欧州宇宙機関( ESA )が、前例のない磁気の揺らぎがシベリア領域に渡って発生していることを観測したことについてふれられている。

今回のロシア国防省の報告書は、最近のシベリアの穴から排出された「謎の」大気物質が、「大惨事が発生する何らかの早期の警告の状態である」ことを否定することはできないと結論づけている。



とあり、まあ、今回の記事の内容とは関係ないのですけど、「未知の大気」とか、「前例のない磁気のゆらぎ」とか、地球自身でもいろいろなことが起きている可能性もあるかもしれず、そして、このシベリアのクレーターなどは、どう考えても自然現象として不自然な感じもあります。

グアテマラのシンクホールの「キレイな円」も何となく奇妙に思い続けているものでもあります。

地球のほうにもいろいろな「未知の力」が存在しているんでしょうね。

そして、空間とか宇宙のほうにも、地球に「不思議に見える現象」を発生させるような様々な「未知の何か」がありそうな。もしかすると、その原因の一部は、ブラックホールみたいな得体の知れないものが宇宙からきたりするものなのかもしれないですし。

今回の大型ハドロン型加速器の「ブラックホール生成実験」も、何か予想外のことなどが起きる可能性などもあるのですかね。

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2015年03月22日



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この記事の続きは、シュタイナーが警告した「432Hzではない基本音調の世界は悪魔を勝利に導く」 を体感してみましたとなります。


102.528ヘルツの音の振動で水に現れる紋様
102-528-Hz.jpg

▲ 14本の放射軸が描かれますが、この規則性は絶対的なものだと思われます。そして、すべての音(周波数)には、それぞれ固有の形が存在していることが実験でわかるのです。さらに、この世には、その「音(周波数)」は「無限」に存在します。写真は、あとでご紹介しますが、『ウォーター・サウンド・イメージ』という本からのものです。



お礼と音をめぐるシンクロ

昨日(3月21日)は、ヤスの備忘録のヤスさんとのジョイント講演会でした。

多くの方々にご来場していただきまして、講演会後にお話ができたり、何名かの方とは打ち上げにも行くことができました。また、いろいろなものをいただきまして、ありがたいやら申し訳ないやらで、ここでお礼を言わせていただきたいと思います。

肝心の講演のほうは、 In Deep の記事さながら少しずつ話が脱線していく中で、最終的にはカオス的な崩壊を見せて終わっていくという「世界の終わり」のような混乱を見せたものとなってしまいましたが、しかし、私はこの 3月21日という日に経験した、

「音をめぐるシンクロ」

に今でもとても驚いています。

発端は、528Hz の音叉だったんです。

以前、

ソルフェジオ周波数 528Hz に石灰化した松果体を正常に戻す可能性がある? あるいはそこから導かれる「隠されたマルコによる福音書」の記述にも励まされ
 2015年02月07日

という記事で、528Hzの音叉を購入したことを書きました。

tuning-folk.jpg
あわうみ

それ以来、記事ではあまり音叉のことにふれていないのですけれど、実際のところ、今の私は「音叉フリーク」となっていまして、2本目まで購入していて、遠出する時には持ち歩いています。

そのぐらい実感的な「感覚」があるのでした。

とはいえ、「感覚」と書きましたように、こういうことを記事などで、あまり「効く、効く」と書いてしまっても、「感覚的に効かない」という方があった場合など、ご迷惑がかかるかと思いまして、あまり記事には書いていないのですけれど、まあ、しかしですね、528Hz の音叉は良いものです。

よく言われる「 528Hz は DNA を修復する」 ということについては体感も実感もしようがないので、その真偽はわかりません。

しかし、DNA はともかく、「体の部位そのものが修復される」のは、かなり迅速に実感することができます。

また、 528Hz の音叉は、うちの子どもが大変気に入っているだけではなく、頭痛がする時とか(自家中毒などで)気分が悪い時など、528Hz の音叉の柄を頭にふれているだけで、スーッと寝入ることもあります。

あと、効く効かないに関しては、経験としては「ツボ」で試すのもわかりやすいかもしれません。

ツボはインターネットなどに図などがたくさんありますが、指などで押して痛いところは、そのツボの意味する器官や臓器が弱っていたり痛んでいる、という可能性があるわけですが、私は肝臓のツボだとか、あるいは、めまい系のツボだとか痛いところがいくつかあったのですが、1日何回か気づいた時にツボに 528Hz の音叉の柄を当てたりしているうちに、痛みが消えた部分はかなりあります。

もっとも「本当に修復されているのかどうか」ということは、医学的に検査してみないとわからないのでしょうけれど、本人が修復感を感じているのなら、それで十分なのかなと思います。

それはともかく、昨日の講演会の日も、遠方であることと、「それにせっかくだし、皆さんにも音を聴いてもらおうかな」と、528Hz の音叉を持っていったのです。




世界は音で創造され、今でも世界は「音そのもの」もかもしれない

会場は東京の飯田橋という場所にある出版社ヒカルランドさんのセミナールームだったんですが、講演前に、社内で音叉を取り出していましたら、ヒカルランドの社長さんが、その私を見て声をかけてくださいました。

社長さん「音叉にご興味あるんですか?」
わたし 「ええまあ。詳しいわけではないですけれど」
社長さん「だったら、いい本があるんですよ。ちょっと待っててください」


と言って、社長さんは、会社の奥から一冊の本を持ってきてくださいました。

それは、ドイツ人のアレクサンダー・ラウターヴァッサーという人が記し、マサチューセッツ工科大学で量子力学の博士号をとっている増川いずみさんという方が翻訳された『ウォーター・サウンド・イメージ』という本でした。

water-sound-images.jpg
Amazon

最初は「ふーん」と、それほど乗り気なくページを開いたのですが、ほんの 10秒ほどだけ眺めた後には、「足下が震えるほどの衝撃」を受けたのでした。

この本は簡単にいうと、

すべての音(周波数)は、水にそれぞれ固有の形を表示する。

ということが膨大な写真と共に書かれているもので、冒頭に載せました102.528 Hz の音の振動によって現れる紋様もそのひとつです。その他にも何百枚という枚数の写真と共に説明されています。


34.35ヘルツの音の振動で水に示される形
34-35Hz.jpg


24.25ヘルツの音の振動で水に示される形
24-24Hz2.jpg


そして、驚くのは、それら、さまざまな音(周波数)が作り出す紋様は、

・花びらの形や植物の形
・紋様を持つ生物(カメの甲羅など)の紋様
・対称形を持つ様々な生物(クラゲなど)


あるいは、原子波動や多面体物質など、「この世にある多数のもの」と一致する場合が多数見られるのです。

例えば、ほんのひとつの例として、冒頭に貼りました「 102.528 Hz の音の振動によって現れる紋様」で、それと同じ放射を描くものとして、以下のようなものがあったりする、というような感じです。

102.528 Hz の音の振動によって現れる紋様
102-528Hz2.jpg


自然の中での水の渦巻き模様
uzu-mizu.jpg


珍しい左の回りのカタツムリとサボテンの一種
kata-saboten.jpg


それと、圧巻は、「花の形」です。

もうまさに「どの花の形も何らかの音の周波数の振動で示される形との一致がありそう」というほどの感じです。

そういえば、シュタイナーは『いかにして高次の世界を認識するか』の中で、

「自分が美しいと感じた花の様子を真剣に詳細に観察すること」

を訓練のひとつとして書いていましたが、これは、花の形を見るということは、その音(周波数)を「形」として見ていることと同じという意味も含まれているのかも知れません。

また、これはこの本にそう記されているということではないのですが、私自身は、さらにもう少し大きな紋様、たとえば、

・地球の渦(雲や海など)
・銀河や太陽系の渦
・さまざまな天体の形


などにも、音(周波数)の描く紋様のどれかが参照されているように見えて仕方なかったのです。


この本を見せていたただいたのは、もう講演会の始まる5分くらい前だったんですが、私は、ブルブルと感動に震えながら、本と写真を見ていましたら、社長さんが、

「お気にいりになったのなら、それあげますよ」

と言って、私はこの本をいただいたのでした(ラッキー)。

講演会は「こういうようなことを話してみる予定であります」というような一応の簡単な計画性はあったのですが、この本を見た途端、それらの計画はすべて飛び去りました

そして、講演会の会場に入るや否や、

「皆さん、もうこれですよ! これ! 世界はこれでしたよ!」

と本を広げてを頭上に掲げて会場を歩き回る(狂気の世界)というようなことになるほど、私は興奮していたのですね。

ちなみに、この本の文章の内容は、まだ一部しか読んでいませんが、単なる写真の説明ではなく、物理学的なアプローチ、あるいは、歴代の哲学者や科学者たちの「この世の存在の真実」についての見解や推測が数多く書かれているものです。

たとえば、ドイツの詩人であり哲学者にノヴァーリスという人がいるそうですが、以下のような言葉を残しています。


ノヴァーリスの 1968年の記述より

すべての空間に存在する形は、水晶から人間に至るまで、動きをさえぎられた音として説明できないだろうか? したがって空間的な形は音楽の表象的な表れにすぎないのでは?


これ・・・ノヴァーリスという人が何を言おうとしているのかおわかりになりますでしょうか。

> 空間に存在する形は、水晶から人間に至るまで、動きをさえぎられた音

これは、多分は、

この世にある「形は音そのもの」なのではないか

と言っていると考えてよいのだと思います。

もっといえば、現実の世界の中では「私たちは形があるものを『モノ』として認識する」と思います。もちろん「形 = 存在」ではないのですが、現実的な問題として、

「モノは音そのものだ」

と言っていると考えていいのではないかと思います。

さらに、ノヴァーリスは、『断章1』という著作の中で、


人間だけではなく、宇宙も言葉を話す。すべてのものは言葉を話している。無数の言葉を。


というようなことを記していますが、このフレーズを聞きますと、『新約聖書』ヨハネによる福音書の1章を思い出します。


ヨハネによる福音書/ 1章 1-3節

初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
この言は初めに神と共にあった。
すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。

日本聖書協会



ところで、日本には言霊(コトダマ)という概念があります。

言霊 - Wikipedia には、

言霊(ことだま)とは、一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。

これらの、

「言葉(ことば)や言霊(コトダマ)」

に共通しているのは、

「それらは音の周波数そのものである」

ということです。

さきほどの本にありましたように、音は周波数の振動によって、水の中などにこの世に実際にある様々なものと同じような形や紋様を作り出していることがわかりますが、どうも、このあたりと、いわゆる「創造」というものについて、

「存在というものの根源が、音、あるいはその周波数そのものである可能性がある」

のではないかなどと思えてきてしまったわけです。

そして、「創造」だけではなく、今現在も、この世は音によって創り続けられている、あるいは保持され続けているのかもしれないということです。

私が異常に興奮したのはそのためでした。
つまり、これは「宇宙の存在の問題」と直結した話かもしれないからです。




人間は自分自身の「音」で自分を修復できる可能性を持つ

以前は、「音と世界の成り立ち」の記事をよく書かせていただきました。

その中のひとつ、

ジャンクDNA解明への挑戦(第2回): DNAは言語が具体化したものだった
 2011年06月12日

では、ロシアの研究で、DNA が人間の「言葉」によって修復、あるいは再プログラミングされているかもしれないということをご紹介したものでした。

続いて書きました、

私たちは「言葉」である
 2011年06月13日

という記事では、「 DNA は言葉から影響を受ける」ということを前提にして、


・DNA は、人間の情報のほとんどすべてを持つ
  ↓
・DNA は実体を持つ存在だが、それは言葉により牛耳られている
  ↓
・つまり、言葉がない状態では DNA は機能しない
  ↓
・DNA とは言葉(あるいはその音)そのものかもしれない
  ↓
・DNA とは私たち人間そのものである
  ↓
・つまり、私たちは「言葉そのもの」である可能性が高い。



という、かなり強引な推論を書いたものでした。

それでも、この時は「言葉そのもの」というところまでの話でしたが、今回の話は、言葉を通り越して、「音そのもの」となると、何だかさらに究極的に「存在の儚さの上に私たちはいる」ような気もしてくる話ではあります。

しかし、ノヴァーリスが述べた「この世は音そのものである」という、一見すると詩人の夢物語のようなことが真実である可能性もそれなりにあり得るという示唆が出てきたわけです。




カタカムナ文明と未来の人類

『ウォーター・サウンド・イメージ』の訳者の増川いずみさんは、監訳者序文で、「小学3年生の時に祖母から教わったこと」として、以下のように書かれています。


私は小学校3年生の頃から、カタカムナ文字のことを少しずつ教えてくれた祖母に、「形というものは振動数と音で成り立っており、私たちの発する言葉も、たとえ見えなくとも、時間差で必ず形になって現れる」と言われていました。

ある周波数が対象物の波長と相互に合ったときに、共振をしていろいろな形になっていく。



増川さんのおばあさまは、古文献の研究をされていた方だそうで、カタカムナ文字先史時代の日本に存在したとされる超古代文明の神代文字)の研究もされていたようです。

カタカムナ文字
katakamuna-moji.gif
カタカムナ哲理の構造解析考

カタカムナという言葉はちょっと覚えにくいですが、何らかの事情で肩を噛まれそうな時に「肩を噛まないでほしい」という意味の「肩噛むな」と覚えると覚えやすいです(そんなことどうでもいいわ)。

ちなみに、このカタカムナ文字が使われていたとされるカタカムナ文明は、Wikipedia の説明ですと、


縄文時代以前、旧石器時代末期に存在したとされる。極めて高度な科学技術や独自の哲学体系を持っていたことが、神代文字で記された文献から推測される


というものらしいのですが、この文明において遺された『カタカムナ文献』の内容は、

人間の本質や世界の構成について記されているという。

というものだそう。

そのカタカムナ文字を研究していた増川いずみさんのおばあさまが、「形というものは振動数と音で成り立っている」と言っていたということは、縄文時代より以前にこの文明が実在していた場合、

「縄文時代より以前の日本人は世界(形)の成り立ちが音であることを知っていたかもしれない」

という推測にも結びつき、興味深いです。

超古代文明が仮にあったとして、そこで、人々はどのようにその知識を取得したのかはわからないながらも、その頃の人々は「この世界の形の真実」を知っていた可能性がある。

そして、現代世界でその超古代文明の頃と同じ地点にまで人類の認識が進化していける可能性があるとすれば、それは「ひも理論」などを含めた物理学の飛躍的な進歩によって未来の人類も同じ道を辿ることのできる可能性はあります。

実は昨日の講演会の打ち上げの席で、私に「ひも理論」のことをわかりやすく教えてくださった方がいまして、たとえば、現在の物理では、次元の数はすでに、4次元とか5次元とかを超えているようでして、ミチオ・カクさんの『パラレル・ワールド』には、

11次元

というものまで書かれています。この 11次元という概念がどうしてもわからなかったのですが、その方は非常にわかりやすく教えてくださったのですね。

この「ひも理論」というのは、今回の「音と存在」の問題とも大きく関係するのです。

まあ、そんなわけで、いいことを知り得た1日でした。

もちろん、「音と存在」の問題については、いろいろと考えることもあります。

例えば、「真空なので音が伝わらない宇宙空間は?」とか「そもそも音に反応して形となっていく粒子の正体は?」とか、わからない点はいくつかあります。

それでも、全体としてみれば、個人的に非常に驚くべきことを知り得たというような感覚はあります。

あと、昨日は、「音のシンクロ」として、他にもいくつかのことがありました。




ライアーのこと

シュタイナー教育で療育的に使われていることで知られるライアーという 432Hz を基本としたチューニングの弦楽器があり、昨日そのプロの演奏者の女性の方々(リラ・コスモスというユニットの方)が講演会にいらしてくれていて、私にライアーの演奏 CD をくださったのでした。

私はライアーの音色を初めて聞いたのですが、その音(あるいは音調)は「ものすごい安心感」を与えてくれるもので、それにも驚き、432Hz のことなども調べていました。私がいただいたアルバムは、リラ・コスモスさんのサイトで購入できるようです。

できる「ようです」というか、私は「 Teardrop 〜虹色のひかりに包まれて〜」というアルバムをいただいたのですが、気に入ったので、上のサイトから他のアルバムも速攻で注文させていただきました。

ライアーとは下のような楽器です。
また、この演奏自体も、リラ・コスモスさんによるものです。




続けて長く聴くとわかるのですが、癒やされ感覚がすごいと思いません?

これ・・・何ともいえないですけど、私みたいに不安神経症とかパニック障害などの人は、試してみる(意識的に長く聴いてみる)価値があるかもしれません。この 432Hz の音調には感覚として何かあります。アルバムを購入しなくとも、YouTube にも、たくさんあります。

現在のライリーは 1926年に、シュタイナーとそのお弟子さんたちが、障がいを持つ子どもたちのために設計、創り出された楽器だそうで、古代のライリーとは違います。シュタイナーは、この楽器の調弦の音を「 432Hz」と一発で決定したそうです。

障がいを持つ子どもに効果があるのなら、「大人」にもあると考えるのが妥当ではないでしょうか。

これらのことも、「音と人間」と関係していることでして、特に音楽ピッチ(基準周波数)が 440Hz となっている現在、432Hz の意味は大きくなっているということもあり、そのことも今回書こうと思っていたのですが、長くなってしまいましたので、書ければ、明日書いてみたいと思います。

432 という数字の意味はいろいろと興味深いですよ。

たとえば・・・

・インドの聖典リグ・ヴェーダの全音節数は432000音節(432の1000倍)
・マヤの12トゥン(マヤ暦の単位)は 4320日(432の10倍)
・太陽が歳差運動で黄道の星座2つ分を移動するのに必要な年数は 4320 年
・432を 60倍した 25920年は、銀河の惑星歳差運動周期

 随所に見られる432の倍数より)

とか、他にもまだまだいろいろとありますので、またご紹介したいと思います。

それにしても、今の社会には、数多くの「実際的な心身の修復と、心身の健全性の保持の方法」が存在し、そして、そのいくつかは「音」によってなされている、ということを最近になって私は知り、そして、それを知ることのできた様々なシンクロに驚き、そして、そのことを知られるシンクロに関係してくださった多くの方に感謝したいと思います。

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2015年03月20日



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cosmic_beauty.jpg
powerfulintentions.org


日月神示 扶桑の巻の第八帖

神に怒りはないのであるぞ。
天変地異を神の怒りと取り違い致してはならん。



地獄の存在に戸惑い

先日、ファティマの聖母について2つの記事を書きました。
そのうちの、

ファティマの聖母から知る「永遠の地獄」への序章(1) - 「地獄」は神話ではなく、事実として存在する
 2015年03月15日

では、1917年に3人の少女少年たちが、何度かにわたり「聖母マリアと自称している存在」から、いくつの予言というのか、メッセージを受け取った事象について記しています。

そのうちの「第1のメッセージ」は、以下のようになります。


死後の地獄が実在することについて

多くの人々が罪深い生活や傾向によって、死後地獄へ導かれている。肉欲や傲慢など現世的な罪から回心しないままでいることにより、人は死後、永遠の地獄へと行く。
地獄は神話ではなく実在し、そこは全ての人が死後行く可能性のあるところで、入ったが最後、二度と出ることはできない。



そして、聖母と自称する存在は、3人の子どもたちに一瞬ですが、「実際の地獄」を見せます。これで、3人の子どもたちは「地獄は存在する」と理解したわけです。


さて……この世にはいろいろな不思議な予言や霊言といったものが存在します。

たとえば、日本では、日月神示は比較的有名で、比較的支持を得ているもののひとつだと思います。

そこには「地獄」はどう書かれているか。

これはもう何度も何度も出てきます。

そして、最初に書きますと、そこには「地獄はない」のです。

地獄無いと申してあろうがな。
このこと間違わんように、地獄地獄の言葉、やめて下されよ。
言葉からモノ生むのぞ。(白銀の巻 六帖)

誰でも死んでから地獄へ行かん。地獄は無いのであるから行けん道理ぢゃなあ。曲って世界を見るから、大取違ふから曲った世界つくり出して、自分で苦しむのぢゃ。其処に幽界出来るのぢゃ。
有りてなき世界、有ってならん。(黄金の巻 第九十四帖)

死ぬ時の想念がそのままつづくのであるから、その想念のままの世界に住むのであるぞ。この世を天国として暮らす人天国へ行くぞ。地獄の想念、地獄生むぞ。(黄金の巻・第75帖)

他にもいろいろとあるようですが、日月神示では繰り返し、

地獄は存在しない。

として、

地獄は人間の言葉や想念が作り出すもの。

だというようになっています。



キリスト教での地獄への選抜

さて、ファティマに出現した聖母は、「地獄はある」としていたわけですが、聖書にも「地獄」という言葉は何度か出てきます。

そして、地獄に「どんな人が行くか」を、多分もっとも具体的に記述されているのは、新約聖書「ヨハネの黙示録」にあるものだと思われます。

ヨハネの黙示録」21章8節

「おくびょうな者、信じない者、忌むべき者、人殺し、姦淫を行う者、まじないをする者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者には、火と硫黄の燃えている池が、彼らの受くべき報いである。これが第二の死である』」

日本聖書協会

というもので、地獄に行く人の具体的な条件(?)が記述されていますが、これはかなり厳しいです。聖書によれば、下の人たちはみんな地獄に行ってしまいます。

・おくびょうな者
・信じない者(信仰心のない人)
・忌むべき者
・人殺し
・姦淫を行う者
・まじないをする者(魔術や占いをする人)
・偶像を拝む者(多分、仏像、キリスト像、マリア像含む)
・すべて偽りを言う者


となり、これでは、現代社会では地獄に行かない人の方が多いのではないでしょうか。

たとえば、私なら、「おくびょう者」ですし、お地蔵さんなどがあればちょっと拝んだりもしますが、これは「偶像崇拝」に該当してアウト。他はそんなにないですが、過去に遡れば、姦淫という言葉からも逃げられない可能性もあります。

なかなか厳しいキリスト教ですが、仏教はどうなのでしょうか。



仏教や神道の場合

キリスト教の世界観には地獄があるということになりそうですが、仏教などではどうなのか。

地獄 (仏教) - Wikipedia を見ますと、

地獄とは仏教における世界観の1つで最下層に位置する世界。欲界・冥界・六道、また十界の最下層である。一般的に、大いなる罪悪を犯した者が死後に生まれる世界とされる。

とあり、一見すると、ありそうなんですが、しかし、

地獄思想の成立

元々は閻魔大王、牛頭、馬頭などの古代インドの民間信仰である死後の世界の思想が、中国に伝播して道教などと混交して、仏教伝来の際に日本に伝えられた。

そのため元来インド仏教には無かった閻魔大王を頂点とする官僚制度などが付け加えられた。

とあり、どうもお釈迦様が説いていたというより、「後になっていろいろと付け加えられている部分が大きそう」で、特に、日本の場合は、

地獄は、日本の文化史の中では比較的新しいもので、これが特に強調されるようになったのは、平安時代の末法思想の流行からのことと思われる。

というもので、少なくとも、日本の思想には本来、「地獄」というものはなかったとも考えられます。そのあたりは、『古事記』にも『日本書紀』にも、地獄という概念が登場しないことからも伺えます。

地獄があるかないか、どちらが正しいかなんてことは私に決められることではないですが、少なくとも、

「古来からの日本の死生観の中に地獄はなかった」

ということにも思えます。

しかし、日月神示では地獄はないと繰り返されている一方で、出口王仁三郎による『霊界物語』には、「地獄」が出てきます。

これに関しては、宗教法人大本のウェブサイトから抜粋しますと、


「霊界物語」は審判書で、天国に入りうるものと、地獄に陥落するものとの標準を示しています。この標準を示された後、各自はその自由意志によって、自ら選んで天国に入り、あるいは自ら進んで地獄に墜ちるのです。

それは各自の意志想念がどのような情態にあるかにかかっています。

標準とは何か。「霊界物語」によって示されつつある神示そのものです。最後の審判は、「霊界物語」発表の大正十年十月より始まっています。



とあり、なかなか難しいですが、

>天国と地獄に行く、それぞれの標準(神の示し)が定められている

ということで、それはともかくとして、その後にある、

> 各自はその自由意志によって、天国か地獄に行く

というのは・・・。

「自由意志?」

と、このあたりはどういうことなのか判断が難しいところですが、「自由意志」ということは、「自分から地獄に行きたいとする人々もいる」ということなのでしょうかね。

微妙に難しい展開となっていますが、あまりにいろいろと絡むと複雑すぎることになりそうですので、「地獄」については、とりあえず、ここまでにしておきます。

地獄の存在はともかくとして、では、「神の怒りは」?



やはり対立する日本の神と西洋の神

震災1年後の 2012年3月11日に、

神に怒りはないこと知る日々の中で
 2012年03月11日

という記事をアップしたことがあります。

これは震災の翌月に書きました「もはや神も大地も怒らない 」という記事に対応したものですが、今回の記事冒頭に書きました、日月神示の、


神に怒りはないのであるぞ。
天変地異を神の怒りと取り違い致してはならん。



という言葉は、大変に好きな言葉で、なぜかというと、もし「天変地異が神の怒り」だというのなら、たとえば、2011年の震災は、なぜ日本の、そして東北で起きたか。

何がその基準となるのか、私は神という存在があれば問いたかったです。

しかし実際には、地震などを含めて、天変地異が「神の怒り」とされているものは多いです。聖書にもコーランにも天変地異が神の怒りだというようにとれる記述は多数あります。

聖書で「神の怒り」として記述されている典型的なものとして、以下のようなものがあります。

ヨハネによる福音書/ 03章 36節

御子を信じる者は永遠の命をもつ。御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまるのである。

ローマ人への手紙/ 01章 18節

神の怒りは、不義をもって真理をはばもうとする人間のあらゆる不信心と不義とに対して、天から啓示される。

その他、「ヨハネの黙示録」にも神の怒りという言葉が出てきます。

このあたり、日月神示の「神に怒りはないのであるぞ」というストレートな表現と非常に大きく違っているのですが、これに関しても、どちらが正しいとか、私に判断できるものではないです。

ただ、地獄の存在はともかくとして、私個人は、「神の怒り」はあったとしても、それは天変地異や自然現象とは関係ないと思いたいです。

ところで、「地獄」や「神の怒り」は、このようにいろいろと説の違いがあるのですけれど、

「創造主(神という言い方はしないです)そのものの存在」

については、最近読んでいる本で、さらに確信に近い思いが出ています。




物理学と「創造主」の関係

最近、アメリカの理論物理学者のミチオ・カクさんの『パラレル・ワールド』という本を、パラパラと読んでいるのですが、大変に面白い本で、この『パラレル・ワールド』には、

「今の宇宙から脱出する方法について」

だとか、

「私たちの宇宙のほんの1ミリ上に別の宇宙が浮かんでいる可能性」

といったような、非常に刺激的な話も満載なんですが、最終章では「神」の問題にふれています。

「神」というより、「この宇宙を造ったもの」、つまり、創造主とか、そのように言われるものの存在のことで、たとえ多次元宇宙を語っていても、そして、もし、

「この宇宙を完全に現すことのできる「式」がついに見つけられた」

としても、

「その式は誰が?(そのような秩序がどうして存在するのか)」

という問題に物理学者たちは突き当たり続けることを記しています。

少し抜粋します。

ちなみに、文中に何度も「ひも理論」と出てきますが、ミチオ・カクさんは、この「ひも理論」(超弦理論)と呼ばれる大変に難解な物理学の専門家ですので、その理論そのものはともかくとして、最先端物理学のひとつだということになります。



ミチオ・カク著『パラレル・ワールド』 物理学者が考える「宇宙の意味」より

michio-kaku-03.jpg

創造主の問題は、「科学は神の実在について何かを語れるのか?」という問題も提起する。

かつて神学者のパウル・ティリッヒは、「神」という言葉を臆面もなしに語れる科学者は物理学者だけだと言った。

実際、人類にとって最大級の疑問 −− 大いなる設計は存在するのか? 存在するとすれば設計者はいるのか? 理性と啓示のどちらが真理に到達する正しい道なのか? −− に取り組んでいるのは、科学者では物理学者しかいない。(略)

ひも理論に見られるような、多くの宇宙の存在を可能にする理論を、だれかが設計したのだろうか? 宇宙が微調整された時計のようなものなら、それを作った時計職人はいるのだろうか。

この意味で、ひも理論は「神には選択の余地はあったのか」という疑問に解決の光を投げかけてくれる。アインシュタインは、宇宙論を考え出そうとするたびに、自分ならどう宇宙を設計しただろうかと問うた。

そのうちに彼は、神には選択の余地がなかったかもしれないという考えに傾いた。

ひも理論は、この見方の正しさを立証してくれそうに見える。

相対性理論と量子論を結びつけようとすると、目立たないが致命的な欠陥 −− 爆発的な発散と、理論の対称性を損なう異常性 −− に満ちていることに気づかされる。

この発散と異常性を解消するには強力な対称性を取り込むしかなく、その点でM理論にはなにより強力な対称性がひそんでいる。つまり、必要なすべての条件を満たす単一のユニークな理論が存在する可能性があるのだ。(略)

私をはじめ一部の物理学者が考えているように、いずれ現実世界を支配する究極の法則が −− ひょっとするとたかたが数センチの −− 式一本で表せたとしても、次にはこんな疑問がわく。

「この式はどこから得られたのか?」




ここにあります、

> 「この式はどこから得られたのか?」

というのは、上のミチオ・カクさんの文章では「宇宙を設計したもの」というニュアンスと関係するもので、つまり、「何がこの(あまりにも正確な)宇宙の法則をもたらしたのか」という意味です。

物理学の世界が究極的なレベルにまで達したとした場合、「式」そののものが完ぺきであればあるほど、この「この式はどこから得られたのか?」という、「深遠な疑問」はさらに強いものとなっていくと思われます。

晩年のフレッド・ホイル博士の著作にも「宇宙の知性」が記述されていました。

『生命( DNA )は宇宙を流れる』という、パンスペミア説や「進化論の否定」、「ビッグバンの否定」などについて記されている著書の最終章で、ホイル博士は以下のように述べています。


フレッド・ホイル著『生命( DNA )は宇宙を流れる』
第11章 コズミック・インテリジェンス より


興味深いことに、われわれが到達した結論、すなわち宇宙に知性があることをロジカルに要請することは、世界の主だった宗教の教義と整合性がある。

世界中のさまざまな文化の中で、「創造主」は独自のすがた形をとる。エホバ、ブラフマー、アラー、天の父、神……宗教の数だけ呼び名もある。

けれども、その根底に横たわる概念は、どれも一緒だ。それは、宇宙は −− 特に生命の世界は −− 創造もつかないほど強力な人間型の知性を持つ「存在」によって創造されたということだ。

地球に暮らしたことのある人間の圧倒的多数が、この概念を完全に、無条件に、本能的に受け入れていたことを忘れてはいけない。

生物にこんな意識を持たせるのは、遺伝子のはたらきである。ひょっとすると、その「存在」がわれわれの部品を創造することにあたって、自らの起源についての真実を本能的に悟るように、遺伝子に細工しておいたのかもしれない。



優れた科学者たちが、その時点で最も進んだ科学で宇宙を考えれば考えるほど、

「宇宙の設計者の存在」



「宇宙の永遠性の問題」

に突き当たる。

最高の科学の先に待ち受けているのは、いつでも「創造主の存在」だという感覚があります。

しかし、創造主がどのようなことを私たちにおこない、そして、私たちはどのように(思想的な意味での)対応をしていけばいいのかはまったくわかりません。

もしかすると、地球単位での大きな変化もそれほど先ではないかもしれない時代に、私たちは確実に存在するとしか思えなくなってきている「創造主」とどのように向きあうかを考える時に来ているのかもしれません。

何だか、ファティマの補足的な記事を書くつもりが、混沌とした方向に進んでしまいました。

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2015年03月19日



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▲ 2015年3月19日の CNN 世界各地でオーロラ観測 強い磁気嵐で発生より。

「人々が神に背くことを止めないならば、ひどい戦争が起こるでしょう。未知の光によって照らされる夜を見るとき、これが神によってあなたがたに与えられる大きなしるしであるということを知りなさい」(1917年7月13日 / ファティマの聖母の言葉)



要因がよくわからない磁気現象に包まれる地球

数日前の 3月14日の、

奇妙な体調とメンタルは3月11日にXフレアを発生させる前日に「3…」と描こうとしていた現在の太陽活動のせい?
 2015年03月14日

という記事で、比較的大きな太陽フレアを連続して発生させている黒点群が「唐突に現れた」ことを記しまして、その時点からの数日は太陽活動は活発なままだと思われることを書きました。

それは確かにその通りになっているのですが、

「予想外の、何だかよくわからない方向に進んできている」

感じがあります。

それが冒頭の「世界各地でオーロラ」が観測されているという現象のことです。

オーロラが発生する原理は、まだわかっていない部分のほうが多いとはいえ、基本的には太陽からの磁場と地球の磁場の相互の作用によって起きると考えられています。

なので、一般的に、太陽フレアや CME (コロナ質量放出)などが頻発しますと、地球のオーロラの出現頻度も高くなります。

ですので、比較的、太陽活動が活発である現在、オーロラが広い地域で観測されること自体は不思議なことではない・・・・・のですが、「ちょっと地球のオーロラの観測地域が広すぎる」のです。

太陽活動(フレアや CME を伴う爆発など)の大きさと、どうも比例していない気がするのです。

これに関しては、スペースウェザーに投稿されるオーロラ写真の撮影地が普段とは違うことから薄々感じてはいたのですが、今日の様々な報道で、かなり、その異質さがはっきりした感じがあります。

ところで、通常のオーロラとは大体どの地域で観測されるものか。

これは、オーロラ - Wikipedia から抜粋しますと、ごく一般的な場合ですと、北極と南極から近い場所の高緯度をドーナツ状に囲むような感じとなり、北半球ではカナダの北極圏近くとか、アラスカとか、北欧の周辺だとか、そういうような地域となります。

これは図で表すとわかりやすいかと思います。
下の図は北極点から見た地球で、赤い部分がオーロラが一般的に見られる場所となります。

オーロラの出現する典型的な緯度
map-aurora.gif
Wikipedia


そして、今回のオーロラがどのような地域で観測されているかといいますと、上のようないつも観測されている地域では当然観測されているのですが、例えば、ふだんオーロラとは無縁の地域である以下のような場所で観測されています。


フランス ブルターニュ州

France-Auroras-Brittany.jpg
Spaceweather Realtime Aurora Photo Gallery


アメリカ アイオワ州

us-aurora-iowa.jpg
Spaceweather Realtime Aurora Photo Gallery


ポーランド プワヴィ市

poland-aurora.jpg
Spaceweather Realtime Aurora Photo Gallery


日本 名寄市

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・NHK オーロラ撮影成功 国内で11年ぶり


ロシア モスクワ

russia-auroras.jpg
Lenta


ニュージーランド クィーンズランド

New-Zealand-Aurora.jpg
Spaceweather Realtime Aurora Photo Gallery


ドイツ ノイシュタットイン・ホルシュタイン

german-auroras.jpg
Spaceweather Realtime Aurora Photo Gallery


他にも多くの地域でオーロラが観測されています。

これが、「Xクラスのような超強力な太陽フレアが発生していた」というなら、わからなくはないですが、この数日、そこまでのフレアは発生していないのです。

先ほどリンクしました記事には、

> Mクラスは、ほぼ確実に発生すると思います。

とは書きましたが、それは確かに連続して発生していたのですが、Mクラスの最も低い分類程度のものまでしか発生していませんでした。 NICT の日報から抜粋しますと、過去数日で起きたMクラス以上の太陽フレアは以下の通りです。



03月13日03:47   M1.2
03月13日05:49   M1.8
03月14日04:23   M1.3
03月15日09:36   M1.0
03月15日22:42   M1.2
03月16日10:39   M1.6
03月17日22:49   M1.0




このM1クラスのフレアは特別に強いものではありません。

でも、この期間内のどれかの太陽フレア、あるいは、コロナホールなど、何らかの太陽の現象が今回の地球での過剰なほどのオーロラに発生に繋がっているはずです。

そこで、スペースウェザーの記事を1日ずつ遡って読んでみますと、朧気ながらわかってきたのは、現在、地球で激しくオーロラを発生させているのは、黒点群 2297 から発生した CME によるもののようなのですが、どうやら、その原因となったフレアは、「Cクラスの太陽フレア 」のようです。

Cクラスの太陽フレアというのは、Mクラスより下のクラスで、このあたりでは、「巨大なフレア」という表現はされません。

この黒点群 2297 は、3月11日にXクラスの爆発を起こしています。

x2-0311b.jpg
Spaceweather

しかし、今の地球の磁気の影響は、このXフレアとは関係はありません。

どうやら、その後の日本時間 3月15日に発生した「小さなフレア」が原因となっているようです。

太陽フレアのエネルギーと、CME のエネルギーは比例するものではない、ということなのかもしれませんが、何となく、個人的には「不思議な磁気嵐」であり、「不思議なオーロラ」だと感じています。

そして、この「不思議なヨーロッパのオーロラ」が、またも「ファティマの聖母」の言葉を思い出させてくれるわけでした。

それは、「第二次世界大戦の前にヨーロッパの空が不思議な光で覆われるだろう」としたものでした。




思い出す1938年1月25日のヨーロッパの夜空

今回のオーロラは、ヨーロッパのドイツやフランスやチェコなど、通常はオーロラが観測されることは珍しい国の多くで観測されています。

少し前の記事、

ファティマの聖母から知る「永遠の地獄」への序章(1) - 「地獄」は神話ではなく、事実として存在する
 2015年03月15日

で、ポーランドのファティマに出現したとされる「聖母マリア」の予言とされているものについて書きました。

それは3つから4つのメッセージからなりますが、その2つめは、以下のようなものでした。時期は、第一次世界大戦中の 1917年のものです。


第一次世界大戦は、まもなく終わる。しかし人々が生活を改め罪を悔い改めないなら、さらに大きな戦争が起き、沢山の人が死に、そしてその多くが地獄に落ちてしまう。その前兆として、ヨーロッパに不気味な光が見えるだろう。


そして、そのメッセージから約 20年後の 1938年1月25日、ヨーロッパで広範囲に渡りオーロラが観測されたのでした。

1938-aurora-new-york-times.gif

▲ 1938年1月26日のニューヨーク・タイムズより。


ファティマのメッセージは、「ヨーロッパに不気味な光が見える時が、次の戦争の徴候となる」とも取れるメッセージを3人の少女(ルシア、ヤシンタ)と少年(フランシスコ)に託したのですが、このあたりのくだりを、もう少し正確に、ファチマの真実(3) - 神の懲罰としての戦争というページから部分的に抜粋します。


聖母は1917年7月13日 ルシアにはっきりとこう言われたのです。

「しかし、人々が神に背くことを止めないならば、ピオ十一世の御代の間にもっとひどい戦争が起こるでしょう。未知の光によって照らされる夜を見るとき、これが神によってあなたがたに与えられる大きなしるしであるということを知りなさい。神は戦争、飢饉、教会と教皇の迫害によって世界をその罪のために罰しようとしておられるのです」

ピオ十一世の教皇在任期間は1922年から1939年です。1933年にはヒットラーが再軍備に着手、イタリアは1935年エチオピアを侵略、1938年3月ドイツがオーストリアを併合、39年8月にポーランドに要求提出、聖母の預言通りに実質的に第二次世界大戦が開始されていました。

聖母が預言された「未知の光によって照らされる夜」は1938年1月25日の夜から26日の朝がたにかけてヨーロッパ・北アフリカの空に展開されました。

『フランス天文学協会ブレティン、天文学、気象学、地球物理学月刊誌』は50ページにわたる特集でこの現象を次のように報告しています。

「例外的な美しさをもったオーロラが1938年1月25日火曜日の夕方から26日水曜日の朝にかけてフランス、そしてヨーロッパのほとんどすべての国々において見ることが出来た。スイス、イギリスそして同様に西部、南西部、プロヴァンスに至る南東部地域、そしてさらに南部、イタリアやポルトガル、シシリー、ジブラルタル、そして北アフリカにおいてさえ、この現象はこれらの地域の緯度にしては例外的な強度を示した。....」



こういうことになっていました。

ここでは、当時のローマ法王をピオ十一世と表記していますが、日本語では、ピウス11世と表記されることが多いようです。

まあ、この時のオーロラにも発生する理由があるような現象が「太陽」で起きていたのでしょうけれど、この時の、

人類史上最大の戦争の徴候としてのオーロラ

という概念を、今回のヨーロッパでのオーロラの出現で思い出したのでした。

まあ、現在にいたるまでは、人類史上最大の戦争は第二次世界大戦だったわけですが、それ以上のものが起きれば、この形容はまた塗り替えられてしまうわけでもあります。




悪としてのロシア

ところで、1917年のファティマでの言葉では、先ほどの

「人々が神に背くことを止めないならば、もっとひどい戦争が起こるでしょう」

の一連の下りの後に、以下のような言葉も託しています。


「....このことを避けるために、私は私の汚れなき御心へのロシアの奉献と、初土曜日の償いの聖体拝領を求めるために来るでしょう。もし私の要求が顧みられるならば、ロシアは回心し、平和が来るでしょう。もしそうでないならば、ロシアは戦争と教会の迫害を引き起こしながら、その誤謬を世界中に広めるでしょう。善い人々は殉教し、教皇は多く苦しみを受け、さまざまの民族が絶滅させられるでしょう」


私は「それにしても」と思いました。
第二次世界大戦で、ロシアはそんなに「悪役だっただろうか」と思ったのです。

何というか、こう・・・ふと思ってしまったことは、聖母マリアの言葉だとされている、

> ロシアは戦争と教会の迫害を引き起こしながら、その誤謬を世界中に広めるでしょう。

ということについては、「実はまだ起きていないのでは」と思ったり。

実際のところ、最近のロシアは、ソ連時代よりも脅威を感じる面はありますしね。

過去記事、

ウラジーミルの異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
 2014年09月02日

では、ロシアの「自動核報復システム」である「死者の手( Dead Hand )」のことや、1983年に偶発的な核戦争が「起きる寸前にまでになった」ことなどを書いています。

あと、

「ウラジミールの栄光」や「ロシアのアラスカ編入」のキーワードから連想するババ・バンガの言葉や、お釈迦様の予言、そして、マザーシプトンの隠された予言
 2014年03月23日

という記事には、ババ・バンガ(Baba Vanga)というブルガリアで最も有名な女性の予言者の言葉である、


「すべてのものが氷が溶けるように消え去るが、ウラジミールの栄光、ロシアの栄光は残る唯一のものである。ロシアは生き残るだけではなく、世界を支配する」


などを載せています。

まあ、たかだかオーロラから話が飛躍し過ぎた感じはありますが、毎日起きる様々なことを見ていても、「いろいろと何となく良くないほうに進んでいるような」という気持ちを完全に払拭するのは難しいです。

そういえば、オーロラといえば、「火星」でも観測されています。


火星にもオーロラ NASAの探査機観測
北海道新聞 2015.03.19

nasa-maven.jpg米航空宇宙局(NASA)は、火星を周回する無人探査機メイブンが昨年12月末に、北半球の上空でオーロラを観測したと発表した。

太陽活動が活発になって飛来した高エネルギー粒子が、火星の非常に薄い大気と反応して起きたらしい。研究者らは「クリスマスの光」と名付けた。

また火星の上空150〜300キロで一時、ちりでできた雲も観測。これまで予想されていなかった現象で発生源は不明だが、火星を回る衛星のフォボスやダイモスなどから飛来した可能性もある。



虹やオーロラは美しいですが、イスラエルでは「虹の下には地獄の釜がある」という伝説もあったりしまして(過去記事「虹という地獄の門の彼方に」)、美しいものが必ずしも良いことを示唆する伝説ばかりではないということもあります。

そうなると、オーロラが示すものは何なのだろうと考えています。

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2015年03月18日



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supermoon-total-eclipse.png
The Wachers



スーパームーンと皆既日食が同日に起きる2015年の春分の日

今度の 3月20日には上のようなことが1日に起きます。

もっとも、皆既日食が見られるのは、北大西洋からノルウェー海、北極圏あたりにかけてのことで、ヨーロッパでは広範囲で観測されますが、それ以外の地域で完全な皆既日食が見られる場所は少ないと思います。

さらに、それらと重なるものとしましては、そろそろ1年ほど前の記事となりますが、

赤い月と黒い太陽: 2014年から 2015年まで「4回連続する皆既月食」がすべてユダヤ教の重要宗教祭事の日とシンクロ。そして、過去の同じ現象の時に「イスラエルの建国」があった
 2014年04月06日

に載せました図から抜粋しますと、下の時期と重なります。

nisan-2015.gif


上の記事は、

「4回の皆既月食が連続して起きる」

という比較的珍しい現象が、2014年から 2015年にかけて、

「ユダヤ教の重要な宗教的祭事と時期がシンクロする」

という、極めて珍しい連動のことや、過去にも同じようなシンクロがあり、その時期とイスラエル国家建設の関係について書いたものですが、それ以外にも、

過去の同じ時は「大量死の時代」だった

ことを書きました。

過去の同じ時というのは、20世紀で2回ありました。

過越(すぎこし)の祭りと仮庵の祭り(かりいおのまつり)は、どちらも「三大祭」と呼ばれるユダヤ教の最重要祭事です。

第一次中東戦争(イスラエル側の呼称は「イスラエル独立戦争」 )の際の 1948-1949年

1949年04月13日 皆既月食 過越
1949年10月07日 皆既月食 仮庵の祭り
1950年04月02日 皆既月食 過越
1950年09月26日 皆既月食 仮庵の祭り

この時と、

第三次中東戦争(イスラエル側の呼称は「六日戦争」)の際の 1967年

1967年04月24日 皆既月食 過越
1967年10月07日 皆既月食 仮庵の祭り
1968年04月13日 皆既月食 過越
1968年10月06日 皆既月食 仮庵の祭り

この時の2回で、これらの時も「4回連続する皆既月食の時期と、ユダヤ教と宗教的祭事が重なった」時だったのでした。

そして、この「奇妙なシンクロを見せた時期」に起きた2つの戦争は、イスラエルという国家が形成され、国家の拡大を果たした、イスラエルにとって重要な戦争でした。




大量死事故の続発の時期

そして、ユダヤ教やイスラエルのこととは別に、昨年の4月から始まった「4回続く皆既月食」の、

1回目の皆既月食(2014年4月15日)

から

2回目の皆既月食(2014年10月8日)

の時期の周辺にどんなことが起きていたかといいますと・・・まあ、本当にいろいろと起きていたのですけど、たとえば、ここでは、「死亡を伴う航空機事故」だけをピックアップしますと、以下のようになります。

airplane-ac-2014.gif

文字にしますと、

・2014年03月08日 マレーシア航空370便 インド洋で消息を絶つ(乗客乗員 239名 / 安否不明)
・2014年07月17日 マレーシア航空17便 ウクライナで撃墜(乗客乗員 298名 / 全員死亡)
・2014年07月23日 トランスアジア航空222便 台湾で墜落(48人死亡)
・2014年07月24日 アルジェリア航空5017便 マリで墜落(118人死亡)
・2014年08月10日 セパハン航空140便 イランで墜落(39人死亡)
・2014年12月28日 エアアジア8501便 インドネシアで墜落(乗客乗員 162名 / 84遺体収容)


となります。

この期間には、4月16日の韓国セウォウル号の沈没( 295 名死亡)などもあり、こう見ますと、普通それほど起きるわけではないほどの規模の大きな事故が、比較的集中的していたことがわかります。

この中で、マレーシア航空とエアアジアはマレーシアの飛行機会社で、全体のうちの3件を占めるということになっていて、災難としかいいようがないですが、ただ、この「災難」が、偶発的な災難であるのか、「何かの意図」がそこにあるのかに関しては、実際のところは何もわからない面があるのは確かですが、昨年12月の、

闇の組織「黒い手」:マレーシア機MH370便の失踪前に警告を出していたベトナム人女優と、エアアジア8501便の「事故」を事前に警告した中国人の正体
 2014年12月30日

という記事などを思い出しますと、単純な事情ではない可能性はあるのかもしれません。

ch-blog2014.gif

▲ 2014年12月15日の中国の BBS Ianya より。エアアジア 8501便の事故の13日前に何度も同じ内容が中国語で投稿されました。


ところで、上のような多くの死者を伴う航空機事故を思い出しますと「 2014年は非常に航空機の死亡事故が多かった」というような感覚を受けるかもしれません。

ところが、違うのです。




戦後もっとも死者を伴う航空機事故の少なかった2014年

実は、2014年は、死者を伴う航空機事故の発生件数は「戦後最低」だったのです。

下のグラフは 2015年2月6日の AFP 「相次ぐ旅客機墜落、年別発生件数の推移」という記事の図からのものです。

air-crash-2014.gif
AFP


上のグラフの棒グラフのほうが、死者を伴う旅客機事故の「発生件数」で、折れ線グラフは、「死者数」です。

このうちの「発生件数」に関しては、2014年は死者を伴う旅客機事故が 8件となり、戦後からの統計では最も死者を伴う航空機事故が少なかったことになるようです。最も多かったのが、1948年と 1972年の 55件です。2014年はそれと比較すると実に7分の1ほどに減少しています。

こう見ますと、死者を伴う旅客機事故は、実際には緩やかに減少し続けていることがわかります。

しかし、2014年は、なぜ、こんなに「航空機事故が印象に残る1年」だったのかというと、

事故発生件数は史上最低だったのに、事故での死者数はここ数年で最も多い。

ということによるものだと思われます。

つまり、「2014年は、一度の事故での死者が多かった」のです。

2014年の旅客機事故においての死者数は「 924人」でしたが、これだけの死者が、たった8件の航空機事故で発生しているということになります。

平均値としては、「1回の事故につき 115人が亡くなっている」という計算になります。

他の年と比較してみますと、たとえば、史上最も死者を伴う航空機事故が多かった 1948年と 1972年は、

・1948年 発生件数 55件 死者 738人 1回の事故での平均値は約 13人
・1972年 発生件数 55件 死者 2429人 1回の事故での平均値は約 44人


となり、2014年は、事故件数そのものは少なかったにも関わらず、「一度の事故で死亡する人数の割合が極端に高かった」ことがわかります。

2014年は、一度の事故での死者数は史上最高クラスだったということになりそうです。

そういう意味では「異常な大量死に見舞われた年」ともいえます。

これらに加えて、イスラエルのガザ侵攻(2014年7月18日)を含む紛争や内戦、あるいは、昨年から大きく露出が増えた ISIS やボコ・ハラムをはじめとするテロなどでの大量死、そして、飢餓、感染症での死者などを含めますと、2014年は「平年にはない大量死の状況」があったといえると思います。

そして、個人的には、この傾向は今年も継続するか、あるいは「さらに拡大する」という懸念を拭いきれない部分があります。

ところで、タイトルに「スーパームーン」の文字を入れたのですが、スーパームーン自体は珍しい現象ではないですが、このような「皆既月食や皆既日食の連続の中でのスーパームーン」ということもあり、ちょっとふれてみます。




スーパームーンは何かに影響を与えるか

super-moon-greek.jpg
・ギリシャのスーパームーン。AP通信 より。


スーパームーンとは、簡単にいえば、地球に月が軌道上で最も接近する時に「いつもより大きく明るく見える」現象です。

そして、このスーパームーンは、2011年以来、巨大地震などの発生と関連付けられて語られることがあります。もっとも、公式な見解ではたとえば、スーパームーン - Wikipedia には、


2011年の東北地方太平洋沖地震や2004年のスマトラ島沖地震のような自然災害は、1、2週間以内に発生しているスーパームーンに起因するという憶測があるが、スーパームーンと大地震の相関関係を示す証拠はない。


とあり、「関係を示す証拠はない」としています。

東北の震災の後は、NASA も「スーパームーンとは関係がない」と公式に発表しています。

japan-supermoon-nasa.gif

▲ 2011年3月12日の英国 メトロ より。


実際、東北の震災の時は、地震発生時の月の位置は、むしろ普段より地球より遠くにあったりしたこともあり、地震発生との「直接の関係」は見出しにくいです。

しかし、では「スーパームーンは地球に何も影響しないのか」というと、そういうこともないです。

どんな影響を地球に与えるのかといいますと、「地球の潮位を変化」させます。また Wikipedia からですが、

潮汐への影響

太陽と月からの地球の海洋に対する影響は、月が新月または満月の時に最も大きくなる。月が近点にいる時は、潮汐力はいくらか強くなる。しかし、この力が最も強い時でも、せいぜい数インチ程度の影響である。

とあります。

ここでは「インチ」を使っていますが、センチですと、最大で 20センチくらいの潮位の変化があるようです。


この・・・20センチの潮位の変化・・・この力、大したことがないと思われるでしょうか。


しかし、地球の海の水の「水量」を考えますと・・・。

地球の海水の量というのは、日本海事広報協会のサイトには、


地球上にある水の量は、すべてをあわせると14億km3にもなります。そしてその97%あまりが海水で、およそ13億5,000万km3になります。


とあります。

現実感のない質量で、想像もしにくいですが、とにかく「地球の海の水の量というのは、とんでもない質量」を持ちます。

この 13億立方メートルの海水の一部を「 20センチ動かす」のです。

いい加減な比較ですが、これは、日本列島を 20センチ浮かす、というようなパワーと同じ程度のエネルギーを地球は受けているのではないかなあと思ったりすることはあります。

いずれにしても、この「潮位の数十センチの変化」は決して弱いエネルギーではないはずです。

そこから考えますと、海だけではなく、地上にも何らかの影響を与え続けている「可能性」があることは否定できないのではないかと思う部分も多少あります。

それは、スーパームーンが近づくから地震が起きるというような単純なことではないけれども、地質レベルでは、何らかの影響を地球の地質は受けているのではないかとは思います。

それがどういう形となって出てくるのかは予測しようがないですが。




月と人間の関係

さらにいえば、そこまでのエネルギーなら、生物や、あるいは人間に影響を与える可能性も考えます。月 - Wikipedia には、「月齢と人間的事象の関連の有無」というセクションがあります。

現代においても、月齢が、人間の生理的、精神的な事象(例えば出産や、自殺、殺人、交通事故の起こりやすさ等)に影響を及ぼしているという説が語られることがある。 これについては議論が多いようである。

このような記述がありますが、科学の世界には「月の人間への影響を肯定」する学説論文があり、また。それを否定する学説論文もあります。

2007年には、イギリスの警察署が「満月の日には犯罪が増える」と発表したことなどもあります。

fullmoon-2007-0606.jpg

▲ 2007年06月06日の AFP 満月の日には犯罪が増える?英警察発表 より。


ところで、上の Wikipedia の文の中に、

> 現代においても

という部分があります。

これは言い換えれば、「過去にはあった」ということを示唆しています。

たとえば、「月」は英語でムーン( Moon )と表記しますが、ラテン語からのルナ( Luna )から派生した英単語もあり、特に「精神異常者」と訳されるルナティック( lunatic )という英語の語源を Weblio 辞書で引きますと、

ラテン語「月に影響された」の意;昔は月から発する霊気に当たると気が狂うとされたことから

とあり、古代では、月の光が人を狂気に駆り立てるという概念が一般的だったようです。

この 3月20日の前後1週間くらいは、いろいろと混沌とする可能性もあるかもしれませんね。

そして、連続する4回の皆既月食の4回目となる 2015年9月28日までは、本当に混沌とした、あるいは「あまり明るくない時代」が続く可能性を否定できません。

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