▲ 2015年09月23日の米国オレゴン・カウンティ・レジスター Do dolphins fly? より。
いろいろな状態の中で終わる9月に
上のイルカの写真は、まあ、何だというようなものではなく、イルカは水族館でのショーなどの動きを見れば、このくらいのことは海でもしておかしくはないのですが、こう堂々と飛んでいる感じを醸されると、どうもこう、何だか気持ち良いですね。
ずっと向こうの空から真っすぐに飛んできたような気配を漂わせています。
撮影されたのは、カリフォルニア州のラグナビーチです。
カリフォルニア州といえば、先日、北部のマウンテン・メドウズ貯水池という比較的広い貯水池で、
一晩で水が干上がってしまった(あるいは地中に吸い込まれた)
という、わりと謎な出来事が起きています。
[参考記事]カリフォルニアの貯水池が一晩で干上がり、死んだ魚が干からびた湖底に残されるという現象が発生
突然干上がったカリフォルニア州のマウンテン・メドウズ貯水池
この北米大陸の西側は干ばつのレベルが「地中」にまで達していることが NASA により観測されていて、この分だと、今回のカリフォルニアの水の消滅のように、「どんどんと地表の水が地下に消えていく」というようなことも起こらないではないのかもしれません。
下の図は、土壌の水分量を示したもので、赤くなるほど「水分保有量が少ない」ということになっていて、アメリカ西部は「真っ赤」であることがわかります。
NASA の GRACE 衛星が示したアメリカの土壌の水分量
・NASA Earth Observatory
そんな中、いろいろと慌ただしかったけれども、何となく「世界は大丈夫」なまま 2015年9月も終わろうとしています。
そういえば、この9月の終わりの今日( 9月30日)、富士山の大沢崩れで土煙が発生していることが、多くの SNS などで報告されていました。
大規模な崩落とかが起きているなら、ちょっと気になる感じもしましたが、国土交通省の「富士砂防事務所」ウェブサイトには、その後、下のように、「土煙は発生しているものの、崩落ではない」との発表がありました。
なのでまあ・・・安心なんでしょうね。
・富士砂防事務所
この富士砂防事務所の詳細のリリースは随時、こちらのページになされます。
それと、ちょっとだけお知らせというか、近況というかなどを。
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少し先のことになりますけれど、お知らせ的な
タイトルに「 In Deep の行く先」などと大げさなことを書いたのですが、このブログは Seesaa ブログで、長く書かせていただいていました。
本気で書き始めたのは5年くらい前のことですので、 In Deep は、決して歴史が長いわけではないのですが、それでも、こんなに長く続けられ、そして、こんなに様々な方に読んでいただいていることができているようになったことに関しては、本当に読者の方々に感謝するしかないと思っています。
使わせていただいている Seesaa ブログ自体は、いわゆる無料のレンタルブログということもあり、表示されないようなことが起きたり、いろいろと問題のあることもなくはなかったのですが、 Seesaa ブログはとても使いやすいブログだということもあり、続けてきました。
何より、気づけば、過去記事の数も膨大になり、完全な移転が難しいことや、 移転すると URL (アドレス)も変更されますし、それもあれかなあと、Seesaa ブログで続けてきました。
しかし、つい最近、
Seesaa ブログ全体が、 Google でも Yahoo! にも検索されない状態になる
という「事件」が起きました。
これは、Seesaa からもアナウンスのページがなされ、現在は解消しています。
しかし、「すべてのSeesaaブログが Google と Yahoo! の検索結果から消滅した」という事態が短期間ではあるとはいえ、起きていました。
今の時代は、「検索上に表示されない」ということは「インターネット上に存在しない」のと同じことといってもいいほどなのですが、そういうことが起きたのでした。
このブログを読まれていらっしゃる方も、最初は Yahoo! や Google の検索で In Deep を知られた方も多いのではないでしょうか。
それが「できない状態」といえば、深刻さもご理解いただけるのではないかと思います。
ブックマークやお気に入りなどに登録して下さっていた方だけが、その期間 In Deep (とすべての Seesaa ブログ)にアクセスできたということになり、お陰でその期間も多くの方に記事を読んでいただけたのは嬉しかったです。
現在は Seesaa ブログ全体では、この問題は解消したのですが、私のブログ In Deep に関しては、検索そのものはされますが、トップページだけが検索しても、元あった位置に表示されないというおかしな状態のままとなっています。
▲ 9月30日現在も In Deep はトップページが検索に表示されず、なぜか、カテゴリーページが表示されます つД`)。
ここにいたって、
「さすがに潮時かなあ」
と思い始めました。
「存在しないもの」を書き続けるというのは、形而上的な意味では素晴らしいですが、やはり徒労を感じる部分もあります。
そんなわけで、まだ決めたわけではないですが、「 In Deep の移転」を考えています。
いろいろな準備を含めた手間を考えると、すぐにというのは難しいですが、適度な期間の後にそうしたいと思っています。 URL などを含めて、ブログを移行するのはリスキーではありますが、むしろ、いい機会なのかもしれないなと。
いずれにしても、移行などの際には、またきちんと書かせていただきますね。
というわけで、お知らせ系のことを書かせていただきましたが、世間全般にしても、経済やら自然やら何やら、いろいろなことに関して、今後やはりそんなに穏やかに安定して進んでいく風にも感じないこともあり、安定して書けるような環境もいいかなと思います。
何も書けなくなるような状況の社会になるなら、それはそれで仕方ないですけれど、今はまだそこまでではないですしね。
そういえば、最近珍しい動物として、
「黒いキツネ」
がイギリスで見つかったことが報じられていました。
ヨークシャーで発見された「黒いキツネ」
・Daily Mail
白いキツネというのは、わりと写真などで見たことのあるような気もしますが、黒いキツネというのは大変に珍しいものなのだそうです(「赤いきつね」というのも忘れたくないところですが)。
黒い動物となると、いろいろな感情が想起されることがありますが、ふと、
「黒いキツネって何か意味があるのだろうか」
と調べてみますと、妖狐 - Wikipedia に下のようにありました。
黒狐
黒い毛色を持つ。北斗七星の化身と呼ばれている。
中国の類書『三才図会』では、北山に住む神獣であり、王者が太平をもたらしたときに姿を現すとされている。
古代日本においても、黒狐(玄狐)は、「平和の象徴」として扱われている記述が『続日本紀』和銅5年(712年)の記事に見られ、朝廷に献上され、祥瑞を説いた書物に「王者の政治が世の中をよく治めて平和な時に現れる」と記されていたと報告し、万民の喜びとなるだろう旨の記述がある。
とありまして、黒いキツネというのは、
> 平和な時に現れる
ものとされていたそうです。
普通は「黒い動物」というのは何だか不吉な感じを与えたりすることもありますが、上のキツネの伝説からは、黒いキツネが出現した今の世は「よく収められていて平和」ということにもなりそうです。
平和・・・。
そのようになっていけばもちろんいいのでしょうが、
「ところで、本当の平和ってなんだ?」
とも思ったり。
平和、破壊、新しい地球・・・。
まあ、ちょっと混乱する昨今ですが、今後もよろしくお願いいたします。