2010年04月19日



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人間はまだ微生物のことを何も知らない



海の小生物、豊かな多様性 温暖化の影響懸念
共同通信 2010年04月19日

 > 微生物の「属」の数が、考えられていたより100倍多い可能性を示唆する結果

 海にすむ動物プランクトンや微生物などの小さな生物の多様性は非常に豊かで、多くの未知の生物が存在するとの調査結果を、国連などが10年がかりで進める海の生物調査「海洋生物センサス(CoML)」のグループが18日、発表した。

 動物プランクトンは、既に約50種の新種が確認された。現在約7千種が知られているが、解析が進めば1万5千〜2万種に達するとみられるという。

 調査にかかわった米コネティカット大のアン・バックリン教授は「動物プランクトンなどの中には、大気中のCO2濃度の上昇によって起きる海水の酸性化で影響を受けるものが多い」と指摘。人間の活動が動物プランクトンに与える影響の調査と、CO2排出削減の重要性を強調した。

 調査は、04年から続いており、東京大大気海洋研究所の研究者らも参加。

 プランクトンより小さい海洋微生物の調査では、微生物の「属」の数が、考えられていたより100倍多い可能性を示唆する結果も得られたという。

 グループは「これらの小さい生物は、海の酸性化が進むと体を作る殻ができなくなるとの実験結果があり、影響が懸念される」としている。


(参考) 海洋生物のセンサス