2010年06月04日



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アメリカで増加する年配の飢餓人口



Hunger Growing Among Older West Virginians
ウェスト・バージニア・メディア 2010.06.03

ウェストバージニア州の年配者で増加する飢えた人々

ウェストバージニア州の年配者の中で飢えを訴える人の数が増え続けており、最近の不況がこの事態にさらに拍車をかけている。

飢餓を訴える年配者の数は、合衆国全体では500万人に達している。

チャールストンに住む女性、アニータ・ブリトン(57)は、顔は出したくないとしながらも、彼女が片親として子どもを育ててきた経験を共有したいと思っている。

「食べるものが何もない時が何度もありました」

彼女は、YMCAを通じて援助を得ている。彼女は、専門家が「食糧不安」と呼ぶ、ウエストバージニアで苦しんでいる多くの年配者のうちのひとりだ。

「薬代を払うか、食べ物を買うか、それとも公共料金を支払うか迷っている退職者たちの話を毎日のように聞く」と、アメリカ退職者協会(AARP)の監督官は言う。

地元の食糧バンクのリーダーは、「食糧援助計画として、食糧バンクからの私たちへ配布された食糧の量は5月には81万パウンド(約40万キロ)となり、記録を作った。」と語る。

米国農務省によると、年配のウェストバージニア州民で飢餓を訴えている数は、州全体の12パーセントの人口に達した。