2010年06月20日



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北九州で片足のないカエルが大量に発見される



片足ツチガエル46匹 寄生虫? 遺伝? 原因は不明 北九州市の板櫃川
西日本新聞 2010年06月19日


201006180020_001.jpg 北九州市は18日、同市八幡東区高見2丁目の板櫃(いたびつ)川河川敷で、片方の後ろ足がない奇形のツチガエルが46匹見つかったと発表した。原因は分からず、7月上旬に専門家による原因究明検討会を設けて調査する。

 5月8日に市民から「板櫃川河川敷に足がないカエルがいる」との情報が寄せられ、市は計4日かけて現地で97匹を捕獲。その結果、46匹が、後ろ足の左右どちらかがなかった。市は「1カ所でこれだけ集中して奇形が見つかる例は、国内では聞いたことがない」としている。

 ツチガエルは国内に広く生息し体長は最大6センチほど。オタマジャクシの状態で越冬し、春に変態して足が生える。今回見つかった46匹はすべて今春変態した若いカエルで体長2−3センチだった。

 市は、河川敷の泥と水を採取し、有害物質などの有無を調べているが、今のところ異常は見つかっていないという。現場の河川敷は、有害物質がないことが確認されるまで立ち入りを制限する。

 小野勇一九州大名誉教授(動物生態学)は「カエルの奇形は世界で数多く報告され、寄生虫や化学物質、遺伝、紫外線などさまざまな原因が考えられる」と話した。