2010年06月21日



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北朝鮮が小規模な水爆実験を実施していた可能性が指摘される



"北が核融合(水素爆弾を作る技術)の実験を実施した可能性"
朝鮮日報 2010年06月21日


"北が核融合の実験を実施した"

5月12日の北朝鮮発表の2日後に放射性物質「キセノン」が通常の8倍検出された。政府はその事実を知りながら隠蔽していた。

北朝鮮が先月12日、水素爆弾の源となる技術である核融合開発に成功したと発表した直後に、韓国の原子力安全技術院 ( KINS ) が管理している最北端測定所において、放射能物質のキセノンが通常より8倍程度検出されていたことが20日、確認された。 これにより、北朝鮮がその際に、核融合技術の開発のための小規模な核実験を実際におこなった可能性が提起されている。

政府関係者はこの日、「北朝鮮の発表の2日後の先月14日に、江原道高城郡にある巨津測定所で採集された大気中のキセノンが、分析器によると普段より8倍程度多検出された」としながら、「関係機関と当局がこれに対して集中分析したと理解する」と話した。

キセノンはクリプトンと共に核分裂で発生するガス状の放射能物質で他の物質と化学的反応をしないために、核実験の最も確実な証拠と考えられている。 北朝鮮が2006年に咸北、吉州郡豊渓里で核実験をした数日後にも、政府はキセノンを検出したと発表した。

原子力専門家のA氏は、「核融合技術は通常、三重水素を強く圧縮するために、磁場やレーザービームを使うが、武器(水素爆弾)を作るためには原子爆弾を利用して三重水素を圧縮させる」としながら、「もし、キセノンが検出されたとするなら、北朝鮮が実験用原子爆弾をさく烈させる過程で生じたと考えることもできる」と話した。水素爆弾は製造過程での膨大な一次エネルギーの原子爆弾で得られるのだという。

しかし、韓国政府は北朝鮮が先月、核融合技術の開発を発表した時に、「信じ難い」と懐疑的な反応を見せた。以降、政府は、キセノンが検出された事実そのものと、原子力安全技術院のこれに対する分析結果を公表しなかった。

政府関係者は、「キセノンは核実験でも検出されるが、発電所の稼動によっても発生する可能性がある」と話した。

北朝鮮は先月12日の労働新聞を通じて、「我々の科学者たちは、ついに核融合反応に成功した」としながら、「核融合の成功は飛躍的に発展する北朝鮮の先端科学技術の面目を誇示する大きな出来事である」と発表した。

ファン・ジャンヨプ(87)元北朝鮮労働党秘書は当時、「北朝鮮は最初から水素爆弾を研究してきた」としながら、「北朝鮮の核融合成功は十分に可能なことだ」と話した。核融合エネルギーを利用する水素爆弾は、核分裂エネルギーを利用する原子爆弾の数十倍から数千倍の威力がある。


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