2010年06月21日



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メキシコ湾の原油除去作業員たちを襲っている毒性起因耐性消失症 (TILT)



Mysterious illness plagues Gulf oil disaster workers
WAOI.com 2010.06.15

謎の病気がメキシコ湾での原油流出事故の清掃作業員たちを苦しめている

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・2010年6月12日にアラバマ州オレンジビーチの油を清掃する BP によって雇われた油のクリーンアップ労働者たち。油田掘削装置がメキシコ湾で爆発したおよそ2カ月後に、政府が用意した防護用具と掃除設備は不足し、癒着した原油の除去作業は遅れている。
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この数週間、怪しげな症状がメキシコ湾の海岸で現れており、地域の病院は患者たちを追跡調査している。医者たちはこの病気をインフルエンザと区別するのに苦労している。

「難しいところは、患者たちが見せる症状が特定ではないということです。頭痛、疲労、記憶や精神集中に関しての問題、および胃の不調など様々なのです。」と、UT ヘルスサイエンスセンターのクラウディア・ミラー博士は述べる。

「病気は TILT 、または、毒性起因耐性消失症( Toxicant-Induced Loss of Tolerance )と呼ばれます。患者は原油流出現場の原油や毒性ガス、または石油分散剤のような化学物質にさらされた後に、家庭用品や薬物療法、あるいは食物に対してさえ耐性を失ってしまうのです。」と、博士は言う。

毒性起因耐性消失症(TILT)は、症状がインフルエンザと似ているので、追跡調査をするのは難しいという。現在、ミラー博士は、症状がより悪くなる前に病気を発見して治療するためのプライマリーケア医を育成している。

これらの病気は伝染性ではないが、最も良い療法は、影響を受けている地域からすぐに離れることだという。

「保護具を着て気分が悪くなったなら、匂いがしないところがに出て下さい。」と、ミラー博士は言う。 「通常、匂いというのは、病気の原因となり得る化学物質だからです。」

最も危険なのは妊婦だという。
特に、喘息のような持病をもって妊娠している女性患者は注意が必要だ。


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参考動画:上記の報道のテレビ報道版

Oil Spill: Mysterious illness Plagues Gulf Workers