2010年07月17日



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観測史上もっとも強力な謎のガンマ線バーストにより NASA の探査機が観測不能に



Mysterious blast of X-rays is by far the brightest ever recorded
io9.com 2010.07.17

これまでに記録された中でもっとも強い輝きを放つ謎のエックス線の閃光

NASAのガンマ線探査衛星が、これまで検出された中でもっとも強いエックス線により、一時的に観測不能に陥った。この目が眩むようなエックス線は、5000億光年離れたところにある死を迎えつつある大質量星がブラックホールになる過程で発生したと考えられている。

この GRB 100621A と指定されたこのガンマ線バーストは、信じられないほど強烈な光を放っており、NASAのガンマ線探査衛星スウィフトのデータが完全にジャンク状態となった。 ガンマ線バーストは約1分間続いたが、スウィフトの衛星望遠鏡は最初のほんの数秒で観測できなくなってしまった。観測では、このバーストは毎秒14万5000の光子を放出していた。これは、これまでのスウィフトの観測記録だったバーストより10倍から15倍も明るい。

その後何週間も、天文学者からなる研究チームがこの考えられない観測上の数字の確認を繰り返したが、数値に間違いがないことを確認するに至った。しかし、これは天文学者たちがこの現象の発生原因を理解したということを意味しているわけではない。研究チームの代表であるニール・ゲーレルズはこう説明する。

「我々はここで起きたこの難問と格闘しています。もっとも考えやすいのは、これはやはりブラックホールの爆発だったということです。しかし、この特異なブラックホールが生まれた時に、特別に激しい何かがエネルギーの流れの中で起きたのだと思われます。」


劇的なガンマ線バーストの実例を見ることもできる。これは、スウィフトが撮影したガンマ線バーストの実物画像だ。

500x_grb100621a-uvot-xrt-300dpi.jpg


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参考ページ:
大量絶滅の原因はガンマ線バーストか
(ナショナルジオグラフィック 2009年4月6日)
地球の変貌 - 宇宙から来るもの (地球の記録 2010年1月15日)


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