2010年08月07日



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ロシア森林火災がチェルノブイリ原発事故現場に迫り、放射性核種放出のリスク



Wildfires could spread to region irradiated by Chernobyl disaster
RT 2010.08.07


火災がチェルノブイリの被爆地域に広まる可能性

ロシア非常事態省の長官は、火災がチェルノブイリの原子力発電所の事故で影響を受けた領域に近づきつつあり、放射能に関してのリスクの可能性を警告した。

もっとも心配される事態は、チェルノブイリの原発事故の後に地中に埋められた汚染地域を火災が撹乱し、汚染物質を周囲に広めてしまうのではないかということだ。火災はモスクワ州南部からブリャンスク方面に向かっている。

非常事態相のセルゲイ・ショイグは、「チェルノブイリ原発事故で影響を受けたブリャンスク地域の状況を、いくつかの研究室で監視し続けている。仮に、火災がそこで爆発等を起こした場合、可燃性ガスにより、大気中に放射性核種を放出してしまう危険がある。それにより、多くの地域が汚染されてしまう可能性がある」と語った。

消防士たちがその発生を防止するために現場に派遣された。彼らは至るところで発生している火災と戦っている。火災は現在までに50人の命を奪った。

また、火災によって引き起こされたスモッグは、現在もっとも濃い状態となっている。すでに空の便には影響が出ており、モスクワのドモデドボ空港とブヌコヴ空港では航空便は他の地域へと迂回して運航している。


(訳者注) 放射性核種とは自然に放射線を放出して、他の原子核に変わる原子核のこと。


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