2010年08月15日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




ペストが拡大しているペルーで大量の狂犬病コウモリによる襲撃事件が発生



Bat Attacks, Bubonic Plague In Peru
WKRG 2010.08.14

ペルー:コウモリによる襲撃と腺ペスト

腺ペストの発生に直面しているペルーの北西部の地域で、少なくとも500人の住民が狂犬病のコウモリに襲撃され、4人が死亡したと、8月13日に当局から発表された。

コウモリの襲撃は、ペルー北西部のアマゾン地帯にあるウラクサ村近くで起きた。当局は、ウラクサ村に医薬品とワクチンを携えたヘルスワーカーを派遣した。

救援隊は、事件が起きた場所から半径10キロメートルの間で、過去6ヶ月間にコウモリに襲われた住民を捜した。コウモリに噛まれた住民の97パーセントにあたる、508人にワクチンを接種し、多くの人は接種の継続を希望しているが、当日の接種を拒否した住民もわずかにいた。

「現在、ウラクサ村は、コウモリに噛まれることによって感染する野生の狂犬病の発生という事態に直面している。特に、アワフン族が影響を受けている。コウモリに噛まれた508人を特定し、狂犬病ワクチンの接種を開始した。97パーセントは接種を終えた。この狂犬病によって、4人の子どもが亡くなった」と。保健省大臣のホセ・ブスタマンテ氏は述べた。

一方、ペルーの北西部では、腺ペストと肺ペストが拡大しており、ピウラ、ランバイエケ県、カハマルカなどの地域がペスト感染の脅威に晒されている。

当局は、アスコペ郡で3人が腺ペストで死亡したと語った。また、同地区では31人が感染したという。何人かは腺ペストと関係すると思われる肺ペストにも感染していた。

リベルタ県では、公衆衛生当局の努力にも関わらず、ペストの拡大は食い止められず、近隣の地区にも拡大し始めている。

この地域では、保菌者であるネズミなどの齧歯類によって感染し、細菌は川や大気の流れで拡大していき、飲料水が汚染される。

当局は、ペストの危険性を警告し、ネズミの数を減らそうとしている。しかし、ネズミを完全に根絶することは不可能だと語った。


--
関連記事:
ペルーで国家史上初めてとなる肺ペストが発生。感染拡大中の懸念 (2010年07月19日)