2010年08月15日



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世界的な飢餓暴動を予測する専門家たち



Experts Predict Global Hunger Riots Amid Food Prices Hysteria
プラウダ(ロシア) 2010.08.13

食糧価格の異常高騰の中で世界的な飢餓暴動を予測する専門家

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世界の食糧価格の状況は、最近ヒステリックに推移している。
干ばつの影響により、ロシアでは食糧価格がかなり上昇している。ロシア政府は穀物の輸出を禁止し、そのことにより小麦価格が上昇した。

結果として、西側の専門家による、世界的な飢餓暴動の発生の予測に繋がった。

世界的な異常気象の影響を受けているのはロシアだけではない。
地球上の多くの国が影響を受けている。

ブラジルとコロンビアでは豪雨によりカカオ豆の収穫に影響が出ている。インドでは、大洪水が発生したために、コメの収穫量が減少した。

小麦の生産国のカナダでも、洪水で農業が大きな痛手を受けており、収穫量の減少が見込まれている。

それらの結果として、世界の小麦価格は、2010年6月から50パーセントもの急速な上昇を示した。プーチンがロシアからの穀物輸出の禁止を決定した直後に、小麦価格は 8 パーセント値上がりした。豚肉、コメ、オレンジ、コーヒー、ココア、そしてお茶などの価格も上昇し続けている。

西側の専門家は、このような状況が第三世界での飢餓による人々の暴動を誘発すると予測した。

インディペンデント紙の論説でベン・ラッセル氏は、上昇し続ける食糧価格が、今後、1億人以上を飢餓に導くかもしれないと書いた。飢餓での暴動は、昨年は、ハイチ、モザンビーク、セネガルとインドネシアで起きている。

国連食糧農業機関(FAO)は、2010年の小麦生産の世界予測を下方修正した。当初の6億7600万トンから6億5100万の収穫量となると見ている。

しかし、 FAO のスポークスマンは、パニックに陥る必要はないと考えている。彼らは、小麦の世界市場は、2007年から2008年の食糧危機の時よりも安定しているという。したがって、世界的な食糧危機がすぐにやって来ると考える理由はないと FAO は言う。


現在、ロシアではソバ粉の生産に大きな問題が生じている可能性がある。ロシア国内の大手ソバ生産会社は、パートナー会社に不穏な通知を送った。同社は、ソバ価格が35パーセント上昇し、ソバの売り上げが抑制されるかもしれないと通知したのだ。

ソバの新しい収穫はアルタイ地方からしか到着しておらず、他の多くの地域では、干ばつでソバは全滅した。卸売業者は、ソバからできるだけ多くの利益を受け取るために価格を上げざるを得ない。

市場のソバ不足は大きな問題ではない。しかし、他のすべての食糧製品が、このようなネガティブな理由を背景に上昇していることは明白だ。


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