2010年09月16日



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ルイジアナの大量死続報:現場にはクジラの赤ちゃんの死体も漂着していた



(訳者注) 一昨日アップした「米国ルイジアナ州ミシシッピ川沿岸で大規模な魚の大量死」の続報で、これは地元のテレビ局で報道されものです。一番下にテレビでの報道の動画も載せておきます。字幕はないですが、下の記事と同じ内容です。
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More testing needed to determine cause of death of thousands of fish
WWLTV(ルイジアナのテレビ局) 2010.09.14

魚の大量死の原因究明には更なる試験が必要

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プラクマインズ郡の海は今年はつらい夏だった。最初は、原油の流出で被害を受けて、そして、今は魚の大量死に見舞われている。

プラクマインズ郡の郡知事ビリー・ナンゲッサー氏は、「これは考えられない規模のひどい魚の大量死だよ。おびただしい種類の魚たちが死んでいるんだ」と語る。

「ひとつの種の死ではないんだよ。マスもヒラメもレッドフィッシュもみんな死んでいる。この全部が今回の大量死で死んだものだと特定された」。

プラクマインズ郡当局は、9月10日に広範囲に及ぶ魚の大量死を見つけた。何十万もの死んだ魚がミシシッピ川の西方面の入り江で死んで浮いていた。その数日前には、近くの入り江ではヒトデがたくさん死んでいるのが見つかっている。

そして、9月13日には、プラクマインズ郡のベニス地区で死んだクジラの赤ちゃんが見つかった。

whalebaby.jpg


これらが原油流出と関係があるのかどうかというのは、目下の最大の疑問となっているままだ。当局は、更なる試験によって答えが出ると考えている。

「我々は、水質と魚、そして環境に対しての長期の試験について話している。今、何が起きているのかを知りたいし、それを知る必要がある」と郡知事は言う。

ルイジアナ州の野生動物魚類局は、原因追及のために現場に生物学者を派遣した。彼らは、テレビカメラでの取材は拒否したが、アイ・ウィットネス・ニュースに彼らの調査結果の声明を送った。

「これは海中の酸素レベルの低下によるものだという結果となりました」と、ルイジアナ州野生動物魚類局のスポークスマンであるオリヴィア・ワトキンズ氏は言った。

「水域の特定の場所では、干潮によって孤立します。そして・・・干潮によって、魚は水のある湾へと戻れなくなってしまったようです。そして、その場所での少ない水中の酸素レベルが低くなり、魚が死んだのです」。


当局はそのように言うが、しかし、コレキシットのような石油分解剤が環境に何かの影響を与えているのではないかという懸念はいまだに強い。石油分解剤は、メキシコ湾の水中と空中に、ほぼ 200万ガロン撒かれた。

「いくら、さあ釣りに来て下さい、地元のシーフードを食べてくださいと我々が叫んだところで、この魚の大量死が現実に起きている中で、何かしない限りは地元は長期の影響を被る」と、郡知事のナンゲッサー氏は言う。

一方で、郡は、環境保護庁 ( EPA ) と米国大気局 ( NOAA ) の2つの連邦機関にも調査を依頼した。

死んだ赤ちゃんクジラに関しては、ルイジアナ州野生動物魚類局が冷凍保存している。死因を突き止めるために検死をするかどうかを、米国大気局とオードゥボン海洋研究所と検討しているという。