2010年10月21日



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果樹園を全滅させる「火傷病」が英国とスペインの多数の地域で発生



(訳者注) あまり聞き慣れない農作物の病気なので、最初に参考資料を載せておきます。

参考資料

火傷病より。

火傷病(かしょうびょう)は、リンゴ、ナシ、マルメロなどの果樹、その他バラ科植物に猛威を振るう流行性の伝染病害である。アメリカ合衆国東部がその起源だと言われ、1シーズンで果樹園を全滅させることもあるため、欧米ではリンゴ、ナシを生産する農家にとっては深刻な関心事項となっている。これまでのところ、オーストラリアで発生したことはない。農林水産省は日本での発生を否定しているが、米国新聞ロサンゼルス・タイムズによると、1977年から北海道の梨の木に発見されたという。

fire_blight_pears.jpg

・写真は火傷病にかかった梨。1シーズンで果樹園を全滅させることも。

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Pest & disease alert: fireblight
ProMED mail 2010.10.20

伝染病警報:火傷病


1例目:イギリス(ナシ枝枯細菌)

英国食料環境研究庁( FERA )の報告によると、2010年8月下旬に、観賞用植物のバラ科コトネアスターで Erwinia amylovora (ナシ枝枯細菌)による、4つの別の火傷病が発生したことが確認された。火傷病は、サマセット州、リンカーンシャー州で発見され、ケンブリッジシャー州では二度発見された。

ケンブリッジシャー州での二度目の発生例では、マルメロやサンザシ、そして、コトネアスターに発生し、果樹園は全滅した。


2例目:スペイン・カスティーリャ・レオン州

スペイン・カスティーリャ・レオン州のレオン、パレンシア、サラマンカの3カ所で新しい火傷病が発生した。
カスティーリャ・レオン州の農業家畜省当局は、多数の火傷病の発生を公的に宣言した。
レオン州の11の地域が現在、火傷病の脅威の下にある。




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