2010年10月26日



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非常時に漂白剤で水を浄化する方法



(訳者注) 先日、太陽放射の紫外線Aで川や湖の水のバクテリアを滅菌して浄水する方法というのをご紹介して、そちらでは太陽光を使った川や池の水の浄水方法でしたが、今回は漂白剤を使った方法です。以外な感じでしたが、非常時には、赤十字社も推奨している方法です。もちろん、これは非常時だけの話ですが、最近は確かに電力シャットダウンの懸念は強いです(巨大な太陽フレアスタクスネットなど)。日本のような都市は停電に大変弱く、上下水道も含めて、電気がなくなるとインフラはほとんど停止するのではないでしょうか。

ちなみに、効果成分は「次亜塩素酸ナトリウム」というもので、安全等に懸念を感じる方はその成分名などで検索(検索例)なさるのもいいかと存じます。日本では、「キッチンハイター」などがここで紹介されているものに該当します。




Make Drinking Water Safe with Bleach
Modern Survival Blog 2010.10.25

漂白剤を使って飲料水を安全にする方法

how-much-bleach-to-purify-water.jpg

私たちは、水なしで生きることはできない。
長い期間の話でなく、ほんの2、3日の間でも水は必ず必要だ。

水は私たちが生きるためにもっとも必要なもののひとつだ。

サバイバルなどの準備をしている人々の中には、食料の備蓄に励む人が多いが、水を考えていない場合は非常に多い。

何らかの理由で、非常事態になったり、あるいは災害などを経験する中では、実は水を獲得することは大きな問題となることがある。

自然の水が大量にある環境に住んでいるなら、あまり問題にならないだろうが、飲料水を水道の蛇口からの供給のみに頼っている場合はこのことを考える必要がある。その場合、電力がシャットダウンすると、多くの家庭には水はほとんど供給されなくなる。

非常事態や災害に対する水の必要量の基本概念は1人1日1ガロン(4リットル程度)だ。飲料水の他にも様々に水は必要となるので、必要量はさらに多くなることもある。

水道から供給される水以外から安全な飲料水を作る方法でもっともいいのは、まず沸騰することだ。水から微生物を取りのぞくためには長く沸騰する必要はない。米国野生医学学会によれば、70度以上の水なら60分以内にすべての病原菌が死滅し、85度以上なら数分で死滅する。

ただ、その非常事態や災害時に、沸騰させることができない場合も考えられる。あるいは、沸騰して冷却した後にさらに予防措置を講じる場合には、家庭用の漂白剤を特定の量加えるという方法がある。

漂白剤はおよそ 5〜6パーセントの塩素を含み、正常な量を加えれば、水は消毒される。
水が濁っている場合は、消毒の前に布などで濾過する必要がある。

how-to-purify-water-with-bleach.jpg

漂白剤で水を浄化する方法

以下はアメリカ赤十字社による。



・どんなブランドのものでもいいので、標準の漂白剤を使う。活性成分が次亜塩素酸ナトリウムでなければならない。成分リストに水酸化ナトリウムがあるなら、それは明らかに安全だ。石けんや香料、染料を含む漂白剤は使ってはいけない。かならずラベルを読むようにしてほしい。

・1ガロン( 3.8リットル)の水に液体漂白剤を16滴(小さじ4分の1)を加える。2リットルのペットボトルを使う場合は、8滴(小さじ8分の1)に減らす。

・よく混ぜて、30分置いておく。

・それから、水の匂いを嗅いでみる。かすかな塩素の匂いがあるなら、使用OK。まったく塩素の匂いがしない場合、液体漂白剤をさらに16滴(2リットルの場合は8滴)加える。そして、もう一度匂いを嗅いでみる。

・それでも塩素の匂いがしない場合は、この水の使用はやめて、捨てる。そして、新たな水源を見つける必要がある。


なお、漂白剤の貯蔵期限を見る人は少ないだろうが、漂白剤は1年以内に効果のおよそ半分を失う。なので、購入の際には製造年月日を見たほうがいい。古い漂白剤の場合、投与量を二倍にする必要がある。

今回の記事の量の指標としたアメリカ赤十字社が指導している使用量は、他のいくつかの情報に比べると多く感じるかもしれないが、安全面と効果の点ではこれで間違いないと考える。

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