2010年11月05日



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NASAの探査機ディープインパクトがハートレー彗星の中心核の近影に成功



私たち人類はついに(生命の運搬役であるかもしれない)彗星の正体に迫ることができるのか?

comet.jpg何度もふれているパンスペルミア説ですが、これを最初に提唱した故フレッド・ホイル博士と、現在研究を引き継いでいるチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士は、共に1980年代から「彗星の核は微生物(バクテリア)で構成されている」という説を貫いています。

そして、ついに人類は彗星の近影に成功したわけですが、果たして彗星の正体に迫ることができるのか・・・。その彗星の形は下の記事に出てきますが、左の写真にある「ひょうたん型」でした。

先端だけがジェットの噴出により光っていて、中央部は平たくすべすべしている。一般的に私たちが想定する「隕石的」なイメージとは違い、どこか人工的な感じさえする形状でした。

それにしても最近の宇宙発見は「怒濤のごとく」という言葉が似合うような大発見の連続です。


スペースウェザーの記事です。




COMET FLYBY
スペースウェザー 2010.11.05


彗星との接近遭遇


2010年 11月 4日、NASA の探査機ディープインパクト(EPOXI)ミッションは、ハートレー第2彗星( 103P/Hartley 2 )の中心核からわずか 435マイル( 700 キロメートル)の場所を飛行した。接近遭遇の後、すぐに探査機はその高感度アンテナを地球に向け、彗星のクローズアップ画像を地球に送信し始めた。その写真に写っていた彗星の光景は実に素晴らしいものだった。


・最初に送信されてきた5枚のクローズアップ写真。

montage2.jpg


11月4日の午後に開かれた記者会見では、ミッション担当の科学者たちは、この写真に対しての最初の印象を話し合った。

彗星は、ダンベル形をしており、端側には起伏が多く、中央部分は滑らかになっていることに注目した。起伏の多い部分は、地球での間欠泉などが噴射している特定の地形などと似ているような感じだ。比較的滑らかな表面の彗星の中央部は、広い地形の上に何かほこりのような細かい物質が集まり、それで覆われているかのように見える。

研究者たちは、彗星が活発な活動を継続し続けていることに驚きを表明した。
彗星は、夜側の面でさえガスが激しく噴出しており、氷が太陽の熱から彗星を保護する役割を持っているのだ。

また、研究者たちは、彗星が昼と夜の明暗界線で、異なったラインでのジェットを吹き出していることに注目した。このような現象はこれまで見られたことのないものだ。

現在、研究者たちの分析がさらに進められている。


3Dでのボーナス画像

スペースウェザー読者のハンノ・フォーク氏が、2枚の写真を組み合わせて、「反立体写真」を作って送ってくれた。

Hanno-Falk1_strip.jpg

「立体写真を作るための理想的な2枚の写真ではなかった」と、フォーク氏は言うが、それでも、かなり強い 3D 効果のある写真になっている。






(訳者注) もし差し支えなければ、過去にこのブログで、いくつか記した「パンスペルミア説」に関連した下の記事などお読みいただければ嬉しいです。今回の彗星の写真の近影に私がどれだけショックを受けていて、また感動していてるかを何となく感じていただければ幸いです。

フレッド・ホイル博士の霊に捧げる:インドに降った赤い雨の中の細胞が 121度の温度の下で繁殖し、銀河にある光と同じ光線スペクトルを発した
2010年09月07日

[宇宙がばらまく生命]米国ローレンス・リバモア国立研究所でも地球の生命が宇宙から来たアミノ酸だという研究発表
2010年09月16日

大気圏の生き物(1980年代のチャンドラ博士によるシミュレーション実験等)
2010年10月05日






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