2010年12月09日



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シリーズ太陽サイズ Part3: NASA 自身のデータが示す疑問と疑惑



追記: 2010.12.09

記事を書いた後にメールをいただきまして、私が SHO とSDO の位置関係を混同していることがわかりました。要するに「この記事は完全に間違い」です。

SOHO → 太陽の周囲を公転する衛星
SDO →地球の周囲の静止軌道上を巡る衛星

となるようです。この記事での YouTube では SOHO のことを書いていて、投稿者も私も共々混同しておりますね。

そんなわけですが、私は太陽についてはとてもアツくなりやすいですので、太陽関連の記事は(単なる翻訳以外は)今後も適度に読み流して下さい。本文のほうを訂正すると、前後の脈絡の関係で、むしろ読みにくくなってしまいますので、訂正はしません。

ご指摘いただいた方に感謝いたします。

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その後、NASAによる写真の削除とウェブサイトの一部閉鎖の話も。


衝撃の「太陽サイズ」の訪問者 (2010年12月08日)
太陽サイズの訪問者の続報: 月の影だとの指摘 (2010年12月08日)

の続編です。
太陽が好きですので、もう少しこだわります。

sun-moon-5.jpg


NASA の SDO (太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー)にこちらの写真の光景の物体が撮影されたという件で、 NASA が「月」だと非公式に語ったとされています。

その後、米国の BBS では「これが月だ」ということに関して、「良識人 vs 頭のおかしな人々」による論争が今も続いています。

VIDEO AND PICS : PLANET X ??? - 2010-12-06 - WOW !!(BBS)

などには、かなりの書き込みが上がっています。

さて、上記論争の分類では、私は当然「頭のおかしな人々」グループなわけですが、そんな一員として、書き込みやデータ等を拾ってみたいと思います。

まず、あの動画の時間は短縮されていますので、発生した時間ですが、米国時間で 12月06日の03:00から03:25 までの25分間です。


以前にもあった月による蝕

まず、私を含めた「頭のおかしい派」への打撃としては、「これは以前にもあった」ということです。少なくとも、今年2010年10月07日に起きています。 YouTube にもあります。

not-moon-1.jpg

http://www.youtube.com/watch?v=LRdW8Fw1-as"

これに関しては、昨日、私が書いた「初めてのこと」というのはまったく見当違いであったわけで、知らなかっただけということになりそうです。その時の映像の時間クレジットを見ると、 11:14 から 12:34 の間で月が通過しており、約1時間20分かかっています。

しかし、このこと自体も何かおかしいということは、この後の「 NASA の太陽観測衛星の位置」に関しての説明にあります。


NASA の説明と矛盾する軌道

今回の件を理解するためには、本来なら以下の要素と計算が必要だと思われます。

1. 太陽観測衛星 SDO と地球と月と太陽のその時の軌道上の位置関係と距離

2. それぞれの距離から計測できる大体の「物体の大きさ、移動の速度(太陽の横断するのに25分間で終わっている)」の計算


です。

そのように考えていましたら、さっそくどこかの国の人が位置関係について YouTube にアップしてくれました。
NASA 自身のデータです。

soho-sun-moon.jpg

http://www.youtube.com/watch?v=SqODuN4CsCc

この図では、NASA の二機の STEREO (太陽画像を撮影している衛星)の場所が赤の「A」青の「B」で示されています。太陽は真ん中の黄色( Sun )で、地球は緑( Earth )。そして、地球より内側にある水星( Mercury )と金星( Venus )が示されています。

そして、当然ながら、 NASA の説明した「月」は地球の衛星です。

NASA の STEREO 「A」のライン上にも「B」のライン上にも少なくとも水星や金星はなかったようだということになるようです。

その投稿者の説明から。

SOHO line of Sight to Sun (It's not Venus or Mercury)

太陽観測の SOHO のライン(あれは水星や金星ではない)

あれは、水星や金星ではない。それは上の12/7/10の位置関係の画像の通りだ。
どちらも太陽観測のライン上にはない。

また、月ではない。

理由はこうなる。

SOHO は、 L1ラグランジュ・ポイント(* 下に注記)のまわりをゆっくりと軌道に乗って回ることによって、地球と協調して太陽の周囲を回っている。L1ラグランジュ・ポイントでは、地球と太陽の複合重力によって SOHO を「地球-太陽線」に固定する軌道が保たれる。L1ラグランジュ・ポイントは、地球から太陽の方向におよそ150万キロメートル離れている(月の距離のおよそ4倍)。

昔の太陽観測装置は地球の軌道上を回っていたため、月の「蝕」によって、観測が定期的に中断されていた。



知らなかったです。
私は何となく、 NASA の太陽観測衛星は地球の軌道上を回っているものだと思っていたのですが、そうではなく、地球と太陽との相互の重力を利用して、別の軌道上に固定(地球と太陽の位置関係での固定という意味)されるようになっているのですね。

これに関しては、ラグランジュ・ポイントという概念を知らなければいけないようですが、これは理解が難しいですが、要するに「地球と太陽の相互の引力の影響で固定することのできるポイントが地球の周囲の軌道上にある」というようなことのようです。下の図のように、太陽と地球の間には5つのラグランジュ・ポイントがあるようです(難しいなあ)。

L1-1.png


ここに太陽観測衛星を配置することには、「月による太陽観測の中断を防ぐため」という目的もあったわけで、基本的には月による影はできてはいけないということになる気がします。

なのに、「今回は月の影が映った」。

この位置の説明だと、10月7日の月の影も「月ではない」ということになる可能性もあります。


NASA の恒例行事「削除」が始まる

なお、自分できちんと確認していないので、各地の書き込みそのままですが、どうやら、現在、NASA のデータのダウンロードサービスにはリミットがかけられており、また閲覧できないページが増えているようです。

その代表的な書き込み。今日のものです。

「SOHO のデータ戻った? 何か知らないけど、NASAのサイトのページがいくつかクローズされていて、写真のダウンロードもできないぞ」。

「ダウンロードにかなり制限かかってるね」。



具体的なページや写真はまだ確認していないですが、この「削除と改変」は私自身が、1年ほど前の太陽騒動の時にさんざん経験しているので、それほど不思議ではないです。私はもともとは NASA の陰謀とか知らなかったし、そんなことに興味はなかったですが、あまりにも頻繁に削除、変更されるデータに疑問を持ってはいました。

今回の NASA の科学者の「あれは月である」という意見に執拗に疑問を持ったのもそのためです。

そんなわけで、今後こそこの話題は終わりにしたいと思います。
これ以上は単に推測になってしまいますので。

推測するにしても、惑星じゃなければ、じゃあ何なのかというと、それはまったくわからないです。

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In Deep 内の過去の関連記事:

[衝撃]土星の衛星ディオネの後ろを通過する直径1000キロ以上の巨大な物体 (2010年10月09日)



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