[追記] 下の記事をアップした後に、いくつかメールをいただきまして、そのことを記事の一番下に追記します。クリスマスシーズンということで、「欠けた五芒星」の原因のほうは教会の電飾が壊れたものの可能性が高いようです。あと「デカラビア」という言葉を教えていただきましたので、そのことも。2011.01.23
参考資料:五芒星
五芒星の特性より。
五芒星は十字よりさらに古い象徴であり、時代と宗派によってその意味を若干変化させながら現代に継承されている。最古のものは、紀元前2800年前のメソポタミアの都市ウルの出土物に、その刻印を見ることができる。
この《終わりなき結び目》は、ピタゴラス学派の言う最初の男性数3と最初の女性数2の婚姻により生まれる。グノーシス派にとって五芒星は《光の王国への旅券》であった。
RCトンプソンの『バビロニアの悪魔と悪霊』(ロンドン1903年)によると五芒星儀礼の原型とも読みとれる魔術儀式が記述されている。
被災地写真の空に浮かぶ白い五芒星マーク
(訳者注) 先日、謎の地殻変動により、「数日で崩壊したコロンビアの町」のことをご紹介させていただきました。
・原因不明の地割れと地滑りで破壊され「7日間で地図から消えた」コロンビアの町 (2011年01月19日)
その後、「あの記事の写真に妙なものが写っている」というメールをいただきまして、見てみると確かに写っている。アップした時は機械的に作業していたので気づきませんでした。
この写真です。
建物が崩れた後のようですが、残った2つの棟の間の青空に「五芒星」のようなマークが写っています。しかも、その一角が欠けた状態。
拡大してみました。
さらに拡大してみました。
ここまで拡大すると、真ん中に目みたいのも見えるような見えないような・・・。
何だろう?
五芒星の後ろのほうに白いポワポワとした煙のような感じにも見えるような白い線があります。
飛行物体? 凧? ・・・この状況で凧で遊ばないよなあ。
元記事を確かめてみましたが、やはり写っています。
これが掲載されていた記事は、南米のニュースサイトで、Sexto día de destrucción en Gramalote(「グラマロテ破壊 その六日目の光景」)からで、このページの写真ページの最初、つまり「1」の写真となります。
「これが何か」はわかりませんし、偶然かもしれないですが(しかし、こんな形が何の偶然で起きる?)、最近、取り上げるものが妙にシンボルづいていて、どうもなんだかアレですね。
悪魔になんか興味持ったからかなあ(苦笑)。
▲ 2010年12月23日の記事「太平洋上に出現した3つの「渦」」より。ご指摘で こういう↓風に見えると。この後、米国のいくつかの州は壊滅的な暴風雪で非常事態宣言が発令されました。
その後のコロンビアの町、グラマロテ
この五芒星の正体はわからないですが、記事となったコロンビアの町のその後の様子も写真として記事になっていましたので、ご紹介します。昨年 2010年12月31日の様子です。
Gramalote, 14 días después
La Opinion 2010.12.31
グアマロテ 被災14日目
(訳者注 特別な解説はない写真特集ページですが、写真を見ると、いったん退避した人々が、私財などを取りに戻ってきているようです。また、道路が盛り上がってアスファルトが割れている様子のような写真もあり、陥没だけではなく隆起なども伴っている地殻変動であることが想像できます。
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[追記] 2011.01.23
米国在住の方からメールをいただき、あれは「南米などの教会によくある、クリスマスシーズンの電飾のついたデコレーションではないか」というお話をいただきました。アメリカでも見られるものだそうです。
▲ ネットで写真を探してみると、確かに出てきます、これはアメリカのウィスコンシン州のクリスマスの準備。右に五芒星の電飾が見えます。
考えれば、この災害はクリスマスシーズン真っ只中に始まったものですので、非常に考えられます。これがもっとも納得のいく説明だと思います。そうすると、そこから出ている糸のようなものも、多分、固定のためのワイヤーだと思われますし、納得いきます。
とはいえ、メールを下さった方も「それにしても象徴的ですね。五芒星はとてもパワフルな象徴なので、廻りのもやもやはそこから発生しているエネルギーではないでしょうか?」と、驚かれた様子で書かれていました。
「欠けた五芒星」の原因はなんとか判明しそうな感じですが、やはり、この象徴的なイメージは強いものかもしれないです。
デカラビア
あと、他の方からは「デカラビア」という言葉を教えていただきました。悪魔のひとりだそうです(また悪魔・・・)。
幻想世界神話辞典 によると、
デカラビア
ソロモン72柱の悪魔の一人。召喚円の中に五芒星形内の星、という生命のない姿で現れるという。しかし願うなら人間の姿でも現れる。
植物や石に隠された力の知識をもたらし、鳥の形をした使い魔の霊を与えるという。
姿はよくわからないですが、こういう感じの
ものが多かったです。(可愛い気もする・・・)
あと、こういうふうに
現されるのも多かったです。
姿はないものなのかも。
しかし、 IzFACT には、「悪魔としての系譜が見えない」という意見が書かれてありました。
ゲーティア書、エノク書など主要な文献のほとんどに姿が見られるにもかかわらず、そのどれにも「五芒星の悪魔」としてしか紹介されていない。
神教(ユダヤ系は特に)で悪魔とされるのは、神の意志に背き堕天・降天した天使や異教の神々などが貶められた者が大半である。高位の悪魔ほど、文献に数多くその足跡が残るものだが、デカラビアの場合「悪魔としての系譜」が全く見えてこないのである。
とのこと。
デカラビアとやらよ、きみは悪魔かい?
それとも、単なるヒトデかい?