(訳者注) 今日2月4日に、ニュージーランドのネルソンという海岸に10頭のクジラの死体が漂着し、昨年からの「ニュージーランドでのクジラの座礁と死体漂着」を眺めてみますと、半年で数百頭という数に達してきたような感じですので、記事にいたしました。ちなみに、ニュージーランドのネルソンとは、ビーチリゾートなどで有名な観光地のようです。
記事はそれぞれ概要ですが、新しいものから昨年の夏までの4本。
・Ten whales die in mass stranding near Nelson (TVNZ 2011.02.04)
» ネルソン近郊で大量のクジラが座礁し、10頭が死亡
・Twenty-four pilot whales die on New Zealand beach (Earth Times 2011.01.21)
» 24頭のゴンドウクジラがニュージーランドのビーチに漂着
・Mass whale beaching in New Zealand (テレグラフ 2010.08.20)
» ニュージーランドの海岸で73頭のクジラが座礁(60頭が死亡)
・80 pilot whales beached in New Zealand, half are dead (デジタル・ジャーナル 2010.09.23)
» 80頭のゴンドウクジラがニュージーランドの海岸に漂着。約半数が死亡
昨年8月のテレグラフの記事にあるビデオは悲壮な感じがいたします。
こういうものと、進行しているポールシフトは関係はないのでしょうかね(ナビと海流の問題として)。
一応、記事下に最近のポールシフト関係の記事をリンクさせていただきます。
・2011年02月03日
Ten whales die in mass stranding near Nelson
TVNZ 2011.02.04
ネルソン近郊で大量のクジラが座礁し、10頭が死亡

ニュージーランド・ネルソンの近くに大量のクジラが座礁し、これまで10頭が死亡している。
座礁した群れは 83頭から成るゴンドウクジラの群れで、大人も子どもも混じっている。赤ちゃんクジラは生死の堺にある。
ニュージーランド自然保護局は、市民からの通報を受け、現在、スタッフとボランティアたちによりクジラを再び浮かばせて泳げるようにしているが、海流のために、うまくいっていないという。
どうしてクジラが座礁したのか、原因は明らかではないが、群れのナビゲーションミスではないかという意見がある。
2009年12月に 120頭以上のクジラがニュージーランド・コルヴィル湾沿いの2つの海岸で浜へ乗り上げて死亡したことがあった。
また、2006年12月には、140頭のゴンドウクジラがプポンガ湾で立ち往生したことがあったが、この時は救助隊により、クジラは救出された。しかし、その2週間後の 2007年の元旦に 50頭のクジラがフェアウェル・スピッツ海岸に座礁して、全部が死亡した。
・2011年01月21日
Twenty-four pilot whales die on New Zealand beach
Earth Times 2011.01.21
24頭のゴンドウクジラの死体がニュージーランドのビーチに漂着
ニュージーランドの自然保護局は、24頭のゴンドウクジラが北部の海岸で死んでいるのが発見されたと発表した。
現場のパレンガレンガ港は岩と泥で荒れており、天候状況が悪かったせいで立ち往生し、そのまま海へ戻れずに死亡したと見られる。
・2010年09月23日
80 pilot whales beached in New Zealand, half are dead
デジタル・ジャーナル 2010.09.23
80頭のゴンドウクジラがニュージーランドの海岸に漂着。約半数が死亡

ニュージーランドで、この1ヵ月(2010年9月)で二度目となる大規模な海岸へのクジラの座礁が発生した。今回は、80匹のゴンドウクジラが、ニュージーランドの北島の先端にあるスピリッツ湾で座礁している。
座礁したクジラの半分はすでに死んだ。
自然保護局と環境保護活動家たちが現場に駆けつけた時には、すでに 25頭のクジラが死亡していたという。
地元のマオリ族の住民たちが、クジラの世話をするための宿泊キャンプを提供してくれ、救出活動が開始されたが、その晩のうちに、さらに 15頭が死亡した。
座礁の原因はわかっておらず、なぜこれだけ大量のクジラが浜に打ち上がったのかの理由を、生物学者たちが探っている。
・2010年08月20日
Mass whale beaching in New Zealand
テレグラフ 2010.08.20
ニュージーランドの海岸で73頭のクジラが座礁
(注) 続報によると、結局、60頭のクジラが死亡しました。

最も重いもので 1,500キロの重量のあるクジラたちの救出劇がニュージーランドの北の沖で展開されている。73頭のクジラが座礁しているのが発見され、自然保護局の救出活動が現在も続けられている。
クジラの座礁は、ニュージーランドの海岸沿いでは珍しいことではない。、そして、2009年12月には 100匹以上のゴンドウクジラが座礁して死んでいる。
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関連記事1:クジラの座礁
・なぜクジラたちは自ら座礁するのか? (2010年09月25日)

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関連記事2:ポールシフト関係
・アメリカ大気局が発表した「驚異的」な近年のポールシフトの加速 (2011年01月16日)

・米国フロリダのタンパ国際空港が磁極の移動(ポールシフト)の影響で滑走路の閉鎖へ (2011年01月18日)
