2011年02月14日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




クロップサークルやエジプトの亡霊の話題などの続編と「年代が特定されたヴォイニッチ手稿」のことなど



風邪がどうも治らないですので、なんかまとまりがなくなりそうですが、特に新規の記事というわけではなく、昨日の記事

「光の十字架」に関する2つの話

の補足が中心です。


クロップサークルが描いた衝撃の真実

まず・・・・・昨日の記事に追加的に描いた「クロップサークル(ミステリーサークル)」に関して、驚くべきことをご報告しなければなりません。あそこに描かれていたあの図は・・・あれこそは人類の文明の中で光輝く・・・・





それは・・・・・





単なる給油ノズル(苦笑)だったようです。

比べると一目瞭然であります。
上が昨日の写真。下が給油ノズルですね。


circle-1.jpg


circle-nozzle.jpg


何人かの方から教えていただきました。
車とかでガソリンを頻繁に入れたりする方なら、すぐに気付くもののようです。
私は車とかガソリンと縁遠い生活ですので気付きませんでした。

まあ・・・こんなに広大に給油ノズル書いてどうする・・・という感じで、これの意味するところはわかりませんが・・・。
いずれにしても、このサークル描いたやつはちょっと出て来なさい。
宇宙の新生物か未知の武器かとワクワクしていたのに。

とまあ、そういうことのようです。

ちなみに、私の世代ですと、「給油ノズル」と聴くと、ほとんどの人が「ああ、あのキュラソ星人がくわえていたアレか・・・」と考えると思います(そうか?)。

キュラソ星人は Wikipediaによると、 1967年11月が初回放映だったウルトラセブン 第7話「宇宙囚人303」という話に出て来ます。この話は、「ウルトラセブンと怪獣の戦いがなかった」話でもあります。

今でもウルトラセブンがウルトラシリーズの中で圧倒的な人気を誇っているのは、製作者の視点が常に「宇宙人サイド」か、あるいは「弱者サイド」だったところかもしれません。ウルトラセブンで描かれていた世界は「弱いものが最後に勝つ」世界でした。

ultra-q-raso.jpg

▲ キュラソ星人は今でも人気があるみたいで、フィギュアは「スタンドの給油ノズルからガソリンを飲むシーン」を現したものが多いようです。


このウルトラセブンで、子ども心にも強く印象に残っているのが、メトロン星人という宇宙人が出るくだりで、この話には「四畳半のアパートの一室で、ウルトラセブン(モロボシダン)とメトロン星人がちゃぶ台を挟んで向かい合い、"お互いの目的"について語る」という形而上的なシーンがあります。埴谷雄高さんの「死霊」の「屋根裏部屋」という章のような世界です。

metron-1.jpg

▲そのシーン。外は隅田川(神田川かな)沿いの夕焼け。

今のインターネットは何でもあるもので、こちらのページに、このエピソードのストーリーと台詞が載っていました。メトロン星人は地球の人間の頭脳を改変しようとしています。

(1967年11月 ウルトラセブン第8話 「狙われた街」より)

モロボシダン 「君たちの計画は全て暴露された。おとなしく降伏しろ」

メトロン星人 「ハッハッハ、我々の実験は十分成功したのさ」

モロボシダン 「実験…?」

メトロン星人 「そうだ! 赤い結晶体が人類の頭脳を狂わせるのに、十分効力があることが分かったんだ。教えてやろう。我々は人類が互いにルールを守り、信頼しあって生きていることに目をつけたのだ。地球を壊滅させるのに暴力をふるう必要はない。人間同士の信頼感をなくせばよい。人間たちは互いに敵視し傷つけあい、やがて自滅していく。どうだ、いい考えだろう」



ちゃぶ台で向かい合ったヒーローとエイリアンの間でこのやりとりが続くのです。
しかし、今の地球を見ていると、このメトロン星人の計画は成功したのかもしれないですね(苦笑)。


ちなみに、ウルトラセブンでは最後にナレーションが入りますが、この物語のラストのナレーションが、当時のこどもたちに、さらにショックを植えつけました。そのナレーションはこれです。


「ご安心ください。このお話は遠い遠い未来の物語なのです。え? なぜですって? われわれ人類は今、宇宙人に狙われる程、お互いを信頼してはいません」




(;゚д゚)・・・ ←このナレーションにアセりまくる幼稚園時代の私。


まあ、なんかムチャクチャ話が脱線してしまいましたが、私たちの一部は、このような年齢まで宇宙関係やエイリアン関係の話に興味を持ち続けられた大きな要因のひとつが、「かつての日本の科学空想ドラマがあまりにも素晴らしかった」ということはあります。あの世界がフィクションだとわかってはいても、むしろ心の真実はそちらに近いという思いがずっとあったのかもしれません。

ここから、別の話題です。



エジプトの騎士の続報

「エジプトの混乱の中に現れた騎士のような幻影」は、かなり多くの人の関心を引いているみたいで、 YouTube にも映像が溢れています。


eg-color.jpg

▲ 色を変えて、火のあかりの影響を薄めてみたもの。


ところで、どんなことでもそうだと思うのですが、「そういうことが起きた」ということが大事ではなく、「そういうことがテレビや YouTube や新聞に出て多くの人が目にした」ということが重要なことのように思います。

「人が見る」ことによって出来事が視覚から認知され、そのことで「事件は人々の頭の中に存在する」ことになります。いわゆる事実でも洗脳的なマニピュレーションでも、目にしないことには「シンボルにならない」ということもありそうです。





ヴォイニッチ手稿のこと

本当は、2月11日にディスカバリーニュースにあった、「MYSTERIOUS MANUSCRIPT'S AGE DETERMINED」(ミステリーに溢れた手稿の年代が特定される)というニュースの翻訳記事を書こうと思っていたのですが、このニュース、ほとんとが「ヴォイニッチ手稿とは何か」という解説に費やされており、それなら他のリンクをご紹介したほうがいいかと思い、この部分だけ紹介しておきます。


研究チームは、放射性炭素年代測定によりヴォイニッチ手稿は1404年から1438年の間に編纂された可能性が強いことを確認した。



ということです。

さて、この「ヴォイニッチ手稿」。
私も以前書いていたブログのコメント欄で教えていただくまでは知らなかったのですが、非常に奇妙なものです。

簡単に知るには、・ウィキペディア
詳しくお知りになりたい場合は、・日本で最大のヴォイニッチ手稿の研究サイト

をご覧いただければよろしいかと思います。
ウィキペディアのの冒頭を抜粋します。

ヴォイニッチ手稿とは、暗号とおぼしき未知の文字で記され、多数の彩色挿し絵が付いた 230ページほどの古文書。

14世紀から16世紀頃に作成されたと考えられているが、暗号が解読できないので、何語で書かれているのか、内容が何なのか不明である。また、多数の挿し絵も本文とは無関係であるとの説もある。



というものです。

これまで世界中の非常に多くの、言語学者、歴史学者、暗号学者、植物学者、オカルティストたちなどが解読に挑んで、ことごく失敗しており、今では、「この手稿を解読しようと試みるものは皆、人生の貴重な時間をまったく成果のない調査に費やすことになるであろう。」(The Most Mysterious Manuscript in the Worldより)と言われるようにまでなっているものです。

歴史上で論争は絶えなかったようですが、中世においては、

・植物学者たちは植物についてはナンセンスであるとした。
・天文学者たちは天体についてはナンセンスであるとした。
・占星術師たちは占星術的なものはナンセンスであるとした。
・製剤の専門家たちは薬草はナンセンスであるとした。
・暗号作成者たちは暗号はナンセンスであるとした。
・美術史家たちは絵の年代は特定できないとした。
・古書の研究家たちは書の年代は特定できないとした。
・そのスタイル、体裁、出版は知られているものと共通点はない。


Voynich Manuscript の歴史(その3)より)


というようにされ、この原稿を発見したヴォイニッチという人のでっち上げ説というのも、つまり、存在自体がデタラメだという説もありましたが、この「でっち上げ説」は最近、研究から完全に否定されたとのことです。

つまり、誰かが何らかの意図で描いたことは間違いないにしても、内容も言語も、その法則も「誰もわからない」まま現在に至っているようです。

今では「ヴォイニッチ手稿」の多くのページがウェブで見られます。現物は、エール大学付属のベイニッケ図書館というところにあるらしいのですが、ウェブでは、

Voynich Manuscript - Photo gallery (モノクロ)
http://www.voynich.com/color/ (カラー)

この2カ所に写しの写真が数多く載せられています。

ヴォイニッチ手稿に描かれてある「謎の文字」はこんな感じのもの。規則性と基本的な文法法則の一部は多少わかってきているようですが、解読はまったくできていないとのこと。

voi-moji.jpg


イラストを少し載せておきます。

voi-1.jpg


voi-3.jpg


voi-4.jpg


voi-6.jpg

▲ こういう裸体らしき女性が謎な行動をしているイラストが数多くあります。なんというか、やっていることの「想像すらつかない」のです。なぜか、行動しているのはこの本では、女性(のように見える人)のみ。


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植物は不思議なものだから

上のヴォイニッチ手稿に描かれている植物は、中世の学者も、現在の植物学者も、「こういう植物は存在しない」ということで結論つけられているようです。

まあ、そうなんだろうなあとは思いますが、しかし、私は昨年、植物に興味を持って以来、暇な時には、植物の販売サイトやオークションなどを眺めていたりするのですが、観葉植物のレベルでさえ、変わった植物は多いです。

plant-1.jpg


plant-2.jpg

▲ どちらもネットで買えるような普通の植物。下のは小さいのがうちにあります。根はもともとありません。


植物はいろいろな意味で、人間などの動物よりも宇宙寄りの存在だと思っています。すなわち、脳がないですので、世界を感じる感覚機能が「脳を持つ生き物」と根本的に違っていると思われるからです。見えない、聞こえない、匂わない。

しかし、植物は忠実に環境(温度、湿度、太陽光)を感じながら生きていて、この仕組みの本来の意味を人間が知ることができれば、多分、大幅に人間の生きることに対しての価値観も変わると考えています。


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[追記] 太陽フレア

スペースウェザーによると、現在、太陽に出現している黒点の中で最も大きな黒点1158 から、地球に向けたフレアが発生したようです。「M6.6」という規模ですので、比較的大きいです。

m7flare_strip.jpg


2月15日(日本では16日)頃に地球で磁気などでの影響があるようです。

今、黒点たくさん出ているんですよね。


sunspot-2011-02-13.gif


ところで、太陽の顔なんですが(苦笑)、今こんな感じです。

sun-face.jpg



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それでは、なんだか今の風邪は妙にしつこいですので、お気をつけて下さい。

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