2011年02月15日



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太陽系9番目の巨大惑星の存在についての公式アナウンスが近いという報道



昨年12月に以下の記事をご紹介しました。

彗星の正体: 太陽系の縁に潜む「彗星を地球に投げつける」巨大な物体ネメシスの存在の可能性 (2010年12月10日)



▲ 12月の記事で参考資料として掲載した図。この右端の「巨大な暗い星」というものに今回の星は該当すると思われます。


今回は登場する科学者も、内容的にも同じようなものなのですが、昨年までは「ネメシス」という名前でしたが、「テュケー」という名となっていました。

いずれにしても、どうやら、この9番目の太陽系の惑星は、国際天文学連合による公式な確認と承認はそれほど遠くない可能性もあります、また、12月の記事でも参考資料として掲載した Wired Vision の「「周期的な大量絶滅の原因、死の星ネメシス」説を検証」も再度抜粋しておきます。

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参考資料:

・オールトの雲

comets-image.gif

彗星・画像アルバムより。

Wikipedia より。

オールトの雲とは、太陽系を球殻状に取り巻いていると考えられる仮想的な天体群をいう。オランダの天文学者ヤン・オールトが長周期彗星や非周期彗星の起源として1950年に提唱した。存在を仮定されている天体は、水・一酸化炭素・二酸化炭素・メタンなどの氷が主成分であると考えられている。



・テュケー

Wikipedia より。

ギリシャ神話においてテュケー(Tyche)は都市の財産と繁栄、そしてその運命を司る中心的な女神であった。その名はギリシャ語で「幸運」を意味し、ローマ神話のフォルトゥナに対応する。


ここから翻訳記事です。

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Largest planet in the solar system could be about to be discovered - and it's up to four times the size of Jupiter
Daily Mail (英国) 2011.02.14

太陽系で最も大きな惑星が今まさに発見されつつあるのかもしれない。その惑星の大きさは木星の4倍

科学者たちは、太陽系の遠い領域で木星の重量の4倍ほどもあると思われる新しい惑星の発見を確信しているようだ。その軌道は、地球と太陽の距離の何千倍もあり、そのことが、これまでその惑星が発見されずにいた理由ではないかとされる。

tyche-1.jpg

▲ 何人かの天文学者たちは、ガス状巨大惑星遠いオールトの雲の中にあることを確信している。


オールトの雲の中に位置する巨大なこのガス状巨大惑星「テュケー」の存在の証明に関するアナウンスが、今年の早い段階でなされる可能性がある。もっとも、この惑星の存在に関しては、 NASA の赤外線宇宙望遠鏡「ワイズ」によってすでに証拠が得られているとする科学者たちもおり、あとは詳細な調査結果を待つ段階となっているという話もある。

米国ルイジアナ大学の教授ダニエル・ウィットマイアー氏は、データは、2年以内にテュケーの存在を証明する可能性があると語る。


教授は、惑星は主に水素とヘリウムで構成されており、大気は木星と似ていると考えているという。木星と同じような斑点や輪、そして雲が存在するのではないかと語る。

「そして、すべての外惑星が衛星(月)を持っているように、その惑星も衛星を持っていると思われる。」。


このガス状巨大惑星「テュケー」があると考えられている「オールトの雲」は、半径が1光年からなる球状をしている。



▲ ガス状巨大惑星 テュケーは、オールトの雲の中にあると考えられている。


ウィットマイアー教授とマテーセ教授は、1898年以降に地球に進入してくる彗星の進入角度が予測される数値と違う点から、以前よりこの惑星の存在を示唆していた。

もし、この巨大惑星が確認された場合、太陽系で9番目の惑星ということになり、また、太陽系で最も巨大な惑星である可能性を提示することになるが、これらに関しては、国際天文学連合( International Astronomical Union )の同意がなされないと認められない。

現在、この惑星はギリシャ神話の女神の名前から「テュケー」と呼ばれているが、最終的には名前が変わる可能性がある。

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参考資料:ネメシス

「周期的な大量絶滅の原因、死の星ネメシス」説を検証 (Wired Vision 2010年07月15日)より。

恐竜たちを絶滅させたような大量絶滅は、きっかり2700万年ごとに地球を襲っている――最新の化石分析によって、このような結論が導き出された。

しかし、プレプリント・サーバー arXiv に発表された論文は、恐竜絶滅の原因として議論されている1つの仮説を否定している。その仮説とは、太陽には未発見な伴星『ネメシス』があり、これが地球に定期的に大量の彗星を衝突させて生物を死滅させてきたというものだ。

「死の星」ネメシス[「ネメシスは元々ギリシア神話で「神の怒り」を表す女神]の存在が初めて示唆されたのは1984年のことだ。古生物学者のデビッド・ラウプ氏とジャック・セプコスキー氏が、海洋生物の化石記録から、生物絶滅が驚くほど定期的に繰り返されていることを発見したことから、これを説明する仮説として提唱された。

少し前の1980年には、恐竜は隕石衝突による壊滅的な打撃を受けて絶滅したとする説が唱えられていたことから、目に見えない宇宙の狙撃手が、内太陽系に向かって彗星を撃ち込んでくるというのは、あり得る話に思われた。

周期的な大量絶滅を説明するために、2つの独立した天文学者のグループがそれぞれ提出した仮説によると、太陽から1〜2光年離れたところに暗い褐色矮星または赤色矮星があり、その星(ネメシス)が2600万年から2700万年ごとにオールトの雲を乱して莫大な氷や岩石を発生させて、地球に衝突の被害をもたらしている可能性があるという。



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