五芒星についてはいろいろとまとめたり調べているうちに、混乱するやら、いろいろな事件は起こるわで、どうにも大変なんですが、よくわからないままに、いろいろなメールをいただいたりしたものの中などをたまに整理しておかないと、さらによくわからなくなるので、メモ程度のものですが、記しておこうと思います。
ところで、太陽活動の活発さはスゴイです。Xくらいのフレアが連日発生しているということもありますが、すごいのは地球に向いていないところで日々発生している CME で、いくつか写真を載せておきます。最近では 3月8日の CME の規模がすごい。
白い丸が太陽がある場所、太陽の大きさとなります。( NASA SOHO DATA )

これはこれで、十分に、2つの太陽っぽい・・・。
参考記事:ペアの太陽 - 「2012年ベテルギウス超新星爆発の予測」に関しての大騒動 (2011年01月22日)

さて、ここから本題の五芒星です。
今回は、特に「逆五芒星」について、いくつか印象的なものを、載せておきます。
頂点が下の五芒星
逆五芒星というのは頂点が下にある五芒星のことで、まあ、大体こういうかたちのものです。円の中にあるやつ。

悪魔の顔なんかが描かれることも多いようです。

西洋の悪魔は山羊の頭をしている姿で描かれているということで、この逆さの星は山羊の頭の表現でもあり、つまり悪魔のシンボルだそう。
ちなみに、このブログで五芒星騒動が始まった記事「災害現場の空に浮かび上がる欠けた五芒星」は、今にして見ると、「逆五芒星そのもの」であることがわかります。

これらに意味があるのかどうかもよくわかりませんが、今回、、いくつかの逆五芒星シンボルで印象的なものを記しておきます。
様々な場面の「逆」五芒星
・フリーメーソン・バイブル
これは、正体がよくわからないものですが、「フリーメーソン版 聖書」ということで、 YouTube で紹介されています。
以下のリンクです。
Inside look into a Masonic Bible
この「聖書」の冒頭(正確には2ページ目)下に逆五芒星が出てきます。

拡大すると、このような図柄が描かれています。

このフリーメーソンバイブルは聖書とはいっても、イラスト満載のわかりやすいものとなっているようです。
こんな感じで展開されています。

この中には、そのイラストでなかなか興味深いものもあります。

▲ ソロモン宮殿の内装というキャプション。ソロモン宮殿とは、ソロモン王が築いた、エルサレム神殿の原型だそうで、ニュートンなんかも研究していたみたいです。

▲ニュートンが書いたソロモン宮殿の図。

▲ この「ワシントン・メイソニック・エプロン」(私には意味不明)というキャプションがついたイラストには右のほうに「正」五芒星が描かれています。
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逆五芒星が描かれている国旗
星(☆のこと。逆ではない五芒星)が描かれている国旗はたくさんありますが、頂点が下である「逆」五芒星が描かれている国旗や国章は多くはありませんので、すべてご紹介します。
なお、「星が傾いているデザイン」のものもたくさんありますが、これも正確には逆五芒星ではないと考えられます。傾いている星は、トルコやチュニジアなどの中東の国旗によく登場します。中国などもそうです。

▲ トルコ

▲ チュニジア
正確に逆五芒星が使われているのは(私が調べた限りということでは)以下の国旗です。
・ツバル

▲ 全部が逆五芒星ではなく、正五芒星が4つと、逆五芒星が5つの構成です。
・場所

・ミクロネシア連邦

▲ 4つの星のうち下の星が逆五芒星。
・場所

・セントクリストファー・ネイビス連邦

▲ セントクリストファー・ネイビス連邦というのは、西インド諸島の2つの島からなるイギリス連邦王国の一国だそうです。「面積と人口は共に南北中アメリカにおいて一番小さく、独立年も一番新しい。」とのこと。
・場所

ちなみに、最も最近、国旗のデザインを一新したのは、多分、ミャンマーで、2010年10月21日に、新しい国旗を発表しています。
それは巨大な正五芒星。

なんだか、ラスタカラーっぽくて、中南米か西アフリカのイメージ。
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1927年の映画「メトロポリス」の逆五芒星
メトロポリスは 1927年に公開されたドイツのサイレント映画で、いろいろな意味で、すべてのSF娯楽映画の頂点とされています。詳しいことは Wikipedia などに書かれています。
20年以上前に、東京の高田馬場という町に、名前は忘れてしまいましたが、毎週土曜日にオールナイトで昔のサイレント映画を上映していた映画館があって、わりとよく行っていたのですが、それはもう徹底していて、「完全に音がない」のです。
サイレントだから当たり前と思われる方もあるかと思いますが、後年、サイレント映画にも音楽だけは入れられるようになり、音楽と字幕で楽しむというようなことになっていったので、「完全に無音」はなかなかつらいものがありました。要するに「心地よすぎて、眠くなってくる」のです(苦笑)。
メトロポリスや戦艦ポチョムキンなども、そこか、あるいはどこかの名画座で当時見たはずですが、全然内容を覚えていないのは、眠ってしまったということもありそうです。これは私ばかりではなく、サイレント映画のオールナイトでは次々と観客は深い眠りに落ちていき、「集団の寝息が無声映画の BGM 」ということはよくありました。
今はメトロポリスも YouTube などで見られますが、音楽が入っていて見やすいと思います。
・Metropolis
まあ、そんな余談はともかく、その天下の大作であるメトロポリスの重要な部分に「ずっと逆五芒星が写っている」のです。これは最近、メールで教えていただきました。
「映画史上最高のロボットデザイン」とされるアンドロイド・マリアというロボットが作られるシーンで、そのマリアの背後の壁に大きく逆五芒星が写っています。

こちらのほうがわかりやすいかもしれません。

マリアの座っている後ろの壁に大きく描かれています。
これはこのシーンが写るたびに出てきます。
このあたりの意味は大変に難しい感じがしますが、しかし、YouTube の動画のコメントに「 fuck illuminati 」(糞イルミナティが!)というものがあったので、いろいろと理由があるようですね。
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陰謀系
これらの政治やイルミナティなどとの関連については、なんともわからずに、コメントしようがないですので、写真など少し掲載しておきます。
zackyChannel などにあるものです。
改変された合衆国の国旗

▲ 民主党のどこかの集会か大会のクリントン氏一家。背面の壁のアメリカ国旗の☆がすべて逆五芒星。
通常のアメリカ国旗の☆は正位置のこれです。

上の国旗はこうなっています。

なお、同じサイトにはロイター通信が配信したというヒラリー・クリントン氏の写真も掲載されています。後ろの壁に・・・小悪魔系が写っています(「小」じゃないよ)。

・アメリカの共和党のシンボル

▲ 2000年に正五芒星から逆五芒星に変更されたとのこと。
(参考)アメリカの民主党のシンボルはロバ。

参考記事:ロバの意味 1 (2011年01月04日)
さて、そんなわけで、やはり最終的に混乱した感じとなり、まとまっていませんが、いくつかピックアップしてみました。