東京の品不足状況はそろそろ究極的になっており、このことに関しては夜にでもまた書こうと思います。多分、この後、午後3時くらいから停電になると思いますので、昔書いていたブログの2年ほど前の記事に、わりと参考になる図を掲載していたことを思い出しましたので、転載しておきます。
ただ、これは当時、「戦争で原発がピンポイントで攻撃された場合」を想定して書いたもので、また、私が東京に住んでいるので、東海方面のの原発を想定しています。まさか、マグニチュード9などという非現実的な地震で、このことを思い出すことになるとは思いませんでした。
いろいろなことは今晩か、明日に書ければ書きたいと思います。
なんだか、生と死の真意を「死んで確かめる」という状況も近くなってきたみたいで、書けるだけ書きますね。
多少ストレスを感じていますが、それはみんな同じですので。
昨日、子どもが、「地震はね、地球が生きているから起きるんだよ」と言いました。
「ああ、そんなことを思っているとはすごいなあ」と感じました。私は「宇宙全体が生き物だ」と考えていますので、親子でわりと似たようなこと考えていたのだと思うと、それはちょっと嬉しかったですね。
では、ここから過去記事の抜粋です。
笑い系の表現も多く、どうしようかなと思ったんですが、編集している時間がないですので、そのまま転載いたします。
(ここから転載)
デススター日本
クレアなひととき 2009年03月01日
スターウォーズは今では誰でも知っている娯楽映画ですが、1977年の第1作では、ダースベイダー率いる帝国軍の拠点である人口惑星「デススター」をレイア姫率いる反乱軍が攻撃をしかけて、デススターの破壊に成功するところまでを描いています。
ほんの数機から十数機しか戦闘機(一人乗りの小さな戦闘機)を持たない反乱軍がどうやって「最強の鉄の要塞」であるデススターを破壊したか。
それは、反乱軍がデススターの構造図を入手し、「デススターは原子力で発電されており、中央電源システム、つまり原子炉がデススターの内部中央にある」ことを知ります。
そして、原子炉に至る直径2メートル(だったかな)の穴がひとつだけ存在して、そこから爆弾を落として原子炉を爆破する、という攻撃立案がなされて、それが実行されます。最終的にはたった3機によるデススター要塞攻撃は、主人公のルーク・スカイウォーカーが穴に爆弾を放り込むことに成功して、デススターの破壊に導きます。

なんか変な引用となりましたが、要するに「小さな勢力が最大の攻撃効果を上げるには、その施設そのものが持つ弱点を攻撃すればいい」ということは、けっこう誰でも思いつくことだということです。
そんなわけで、「日本を攻撃するならいろんなことをするより、ピンポイントで原発を狙っていけば効果100倍」だと思うような頭のおかしな人たちが、どこかにいないとも限らないわけです。
大地震などでもメルトダウンは起こり得るでしょうが、実際そうなってしまった場合はある意味どうにもならないわけで、レベルの高い事故だと、「しばらく放置する」というような方法しかないようです。なので、起きてしまってから云々はともかく、その場所くらいは把握しておこうかな、と思いついた次第であります。
原発だらけの日本列島
日本の原発は、こちらによると、運転中の発電所が54基となっています。(55カ所?)
それで、それぞれの原発密集地帯が一目で把握できる地図を作ってみました。
50カ所以上とはいっても、ひとつの地域に固まっているところが多いので、大体13カ所くらいになります。
赤い丸が原発があるところです。

住所は日本の原子力発電所一覧(1997年)のページを参考にさせていただきました。
資料自体が古いのと、結構適当に地図を作りましたので、最終的には各自で確認されて下さい。
これらに事故があった時に、実際にどういう方向と距離等で被害が拡大していくのかはよくわかりませんが、こちらのサイトに、「浜岡2号機がメルトダウンした場合の放射能拡散分布のシミュレーション」の図があり、これが参考になるのではないでしょうか。

ちょっと見にくいですが、浜岡原発は静岡県御前崎市にあり、そこで大きな事故が発生した時に影響が及ぶかもしれないという範囲です。
わかりやすく書き換えると、こういう方向と範囲で影響が及ぶと。

首都圏もストライクゾーンに入っています。
こういうことを念頭において、さきほどの「全国原発一覧」をご覧に頂ければいいかと思います。
そうやって眺めてみると・・・ orz

これは・・・厳しいですね。
(転載ここまで)