昨日は、部屋の整理と共に、換気扇などを塞ぐなどの作業もしました。
前にこちらの記事も書きましたが、本州の東日本に位置する原発なら、福島でなくとも、どこの原発に事故が起きても、結局は偏西風で日本に戻ってきて、それは放射能が拡散するか減衰するまで何度も循環は続くのだと思います。
これはその時の記事に記した地図です。
毎日コースは違いますが、大まかでこのように偏西風は世界を回ります。

なので、偏西風上に住んでいる限り、ある程度の影響は仕方ないということにはなりそうです。
また、世界を巡る風の循環は偏西風だけではなく、海流とも似ていて、世界のいろいろな場所を巡るようです。
放射能そのものは、室内では影響はかなり弱くなりますが、まあ、隙間風があまり入らないようにするとか、不要な換気扇や郵便受けなどを封鎖するということも気休め程度にやるのもいいのかもしれません。
狂った話ですが、私自身は、昨年、核攻撃の場合のために部屋の隙間風対策は、それなりに行っていました。隣町の吉祥寺は核攻撃のターゲットとして選ばれやすいと考えていたからですが、核攻撃の場合は攻撃が確定してから、すき間を閉めても間に合わないので、先にやっていました。
放射能の特性
原発での放射能と核攻撃での放射能は(多分)違うということを念頭に、次のことを抜粋しておきます。
・放射線の種類
放射線には、
・アルファ線
・ベータ線
・ガンマ線
の三種類があり、どれも内臓に吸収されると、悪い影響が出ますが、実は、上のうちの、アルファ線とベータ線の2つは、人間の皮膚で遮断されます。つまり、皮膚を通過しません。
なので、口や鼻から入ることを防げば、ある程度は被害を避けられます。
しかし、その一方で、「体内に吸収されると害が出る」という事実があることはあります。
なので、放射能の問題は、実は現在の問題より、今後が大きいようにも感じないではないです。つまり、海や土地や作物に影響が出始めた後の話ですが、今心配しても仕方ないことかもしれません。
そういえば、昨年から今年にかけて、何度か「スタクスネット」というコンピュータウイルスのことを取り上げたことがありました。
・世界のインフラの終末を加速させるワーム Stuxnet (スタクスネット) (2010年10月19日)
今回の福島の原発事故を見て、つくづく、このウイルスの脅威を再認識しました。このスタクスネットというコンピュータウイルスは、結果として今回と同じような事故を故意に発生させることができるものとして設計されています。
まあ、コンピュータ制御とか電気コントロールのあらゆるものへの見直しというのもしてみてもいいのかもしれませんね。
さっき、うちの奥さんが福島のお姉さんに、郵便局のレターパックで、若干のジュースや食べ物などを送りました。旦那さんは車を運転するのですが、お姉さん自身は運転しないので、営業所止めではなく、「直接、家まで荷物が届く可能性がある発送」となると、現在のところはレターパックだということで、これもいつ到着するかはまったくわからないのですが、とりあえず送っています。
また、今朝、郵便局からの帰りに、幼稚園のお母さん友だちと会ったそうなのですが、苦笑しながらこう言っていたそうです。
「旦那のお母さんが福島なの。それが震災のショックで亡くなってしまったのよ。それで・・・これからお葬式で福島に行かなければならないの。・・・原発に近いのよ。正直イヤなんだけど、義理の母だし、行かないってわけにもいかないし」。
共に福島絡みで歩いているところを出会ったのを知って、お互いに苦笑したとのことです。
今日も、書ける時があれば、昨日までの続きを書きたいです。
まあ、子どもが春休みですが、いつもの休みと違って、外で遊ぶというような用事もなく、私が相手しなければならないようですが。
昨日、ベランダで私が雲を見ていたら、うちの子が「おとーしゃん」とやって来て、
「宇宙人はふつうだと雲の上にいるからこっちに来ないけど、宇宙人が来たらカーテン閉めないとダメだよ」
と言っていて、「そんなイベントのもあるのかい・・・」と空を見たまま苦笑しました。