2011年06月22日



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ロシアの宇宙飛行士たちが見た「地球の軌道上の7人の巨大な天使」



先日まで、何度か続けて書いていた「ジャンクDNA解明への挑戦」は、オリジナル記事はロシア語でリリースされていたものですが、先日、ロシア発のニュースで、奇妙で、かつ興味深いものがありました。「地球の軌道上に7人の巨大な天使がいる」というものです。ロシアの大手メディア、プラウダでも記事になっていますが、今回はロシア語の直訳サイトからのものです。

相変わらず信憑性はよくわからないですが、今回の話で個人的に新鮮だったのは、宇宙人や宇宙怪物の話ではなく、「天使」という表現だったことでした。しかも、「地球の軌道上に」。もう何つーのか(苦笑)。いずれにしても、新鮮な感じでしたのでご紹介したいと思いました。

どうでもいい話ですが、この「天使」というキーワードは、私の最近の生活の中のキーワードとも直結しておりまして、死期も近いと思われるワタクシも今年ついに齢 86歳(ウソつくな)。天使に興味を持ってもバチは当たるまいと思いました。

オリジナル記事には写真やイラスト等はないですが、どうも、「翼があって、頭の後ろから光を発して、しかも巨大」というイメージを読むと、天使というよりデビルマンの宿敵の女の人みたいなイメージもあります。

記事によると、身長が20メートルくらいあり、翼の全長はそれより長いそうで。

ところで、今回の記事は同じ内容のものが、ロシアのプラウダの英語版でも記事とされていますが、あえて、今回のものをご紹介したのは「ロシア人の気持ち」というのが何となく出ているからです。

たとえば、前回の DNA の記事でもそうでしたが、ロシア語の記事を見て気づくのは「西側では」とか「西側の報道では」という記述が大変に多いことがあります。普通なら、「米国では」とか「フランスでは」と書くわけですが(プラウダ英語版ではそうなっている)、それがどこの国であろうと、ふと気を抜くと「西側では」という表現となる。ロシアにとって「アメリカとかヨーロッパは全部同じ」感覚があるような雰囲気はあります。

これはロシア語でだけ見られる記述ですので、むしろなんかこう、ロシア人の本音なのかもしれないですね。いろいろありそう。


なお、記事にある「ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した天使のようなシルエット」とか「宇宙空間に浮かぶ白い巨大都市」などに関しては、具体的にどういうものなのか不明ですが、1994年12月に NASA が発表した、オリオン座のシルエットは、公式に NASA から発表されているものだけでもスゴイ感じがするものです。
こんな感じのものです。

Hubble_20th.jpg


Hubble_Telescope_Hubble_s_Sharpest_View_of_the_Orion_Nebula.jpg


それにしても、今回の記事などを読んでいますと、ロシアは科学の超先進国であると同時に、あれだけの数のオカルティストを生む背景というのもわかる気がします。

公式統計でもロシアは世界で最も超常現象を信じる人の数が多い国のひとつで、あと、心霊療法とかヒーリングの人たちが異常に多い。ただ、あまりそちらに偏るというのは問題ありそうですが(現実の生活がおろそかになるから)。バランスは必要だと思います。

私はもうバランス失ってますが。

ここから翻訳です。





Angels In Space"Top Secret Hallucinations"
Before It's News 2011.06.19

オリジナル記事(ロシア語)
russia.png


幻覚でありながらも機密扱いとされる「宇宙の天使たち」


これまでの歴史の中で、多くのパイロットや宇宙飛行士たちが遭遇してきた UFO 、あるいはその他の様々な超常現象について、最近、アメリカの NASA の専門家たちは、それらの現象が、宇宙飛行中に経験する幻覚などのメンタルな影響で目撃されているものだとする結果を発表した。

しかし、これまで NASA に報告され続けたそれらの超自然現象は、すぐに機密扱いとなり、公表されること自体があまりなく、その実例があまりわからない部分が大きい。

我が国(ロシア)ではどうなのか。

1982年に当時のソビエト連邦が打ち上げた宇宙ステーション「サリュート7号」には、6人の乗組員たちが乗り込んで、宇宙空間でのミッションを行っていた。

1985年のことだった。
その宇宙飛行士たちが宇宙空間での実験など、日常的な仕事を行っていた時のことだった。

突然、正体のわからない「オレンジ色のガス」に、宇宙ステーションが包み込まれたのだ。それは輝く光の集合のような強い光で、宇宙ステーションの中にいた乗組員たちは、その光で何も見えなくなったほどのまばゆいものだった。

乗組員たちの目が光に少し慣れて、徐々に目が再び見え始めた時、乗務員たちは宇宙ステーションの窓の外に何かあることに気づいた。全員、窓から外を見ると、その宇宙空間に、7つのシルエットがあるのがわかった。

そのシルエットは人間の形をしていることもすぐにわかった。
しかし、形は確かに人間なのだが、身長が大きい。

彼らには全員、背中に大きな翼があり、そして、頭の後ろから強い光が輝いている。乗務員たちはその姿を見て「ああ、これは天使みたいだ」と思ったという。

この事件が報告されたのは、乗務員たちが地球に帰還した後だった。

そして、この報告は、当時のソ連政府によってただちに機密扱いとなった。一方、乗組員たちは、全員が医学検査を受け、特にその際には精神的な面での状態が子細にチェックされたが、全員に搭乗前との何ら差はなく、メンタル面では全員が正常と診断された。



米国の宇宙飛行士も天使と遭遇している


宇宙空間で「天使と出会った」ことに関しては、これが唯一の事件ではない。

1994年、西側のメディアが、ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された数々のセンセーショナルな写真を発表したが、その写真の中には、人間のような形をした、翼のあるシルエットが写っているように見える奇妙な写真も含まれていた。

研究者たちは、特に「地球の軌道上」に写り込んでいる一連の写真に興味を持った。

それは、地球の軌道上に見える「7つの明るく光る物体」だった。

ハッブルプロジェクトのエンジニアであるジョン・プラッチェット氏は、彼自身がそれらの「生き物」を見たことがあると語っている。

彼によると、その「生き物」たちは身長が 20メートルを越えており、そして、広げた羽の全長は最新のジェット旅客機の翼の全長と匹敵するくらいの巨大さに見えたと言う。また、 NASA のスペースシャトルのアメリカ人宇宙飛行士たちも、天使のような生き物と遭遇しているとプラッチェット氏は言った。



ハッブル宇宙望遠鏡が写した白い都市郡


1994年12月26日、 NASA のハッブル宇宙望遠鏡は、宇宙空間に浮いている巨大な「白い大都市」が写し出されている何百枚もの写真を送信してきた。米国当局は、これらの写真を一般には公開することはなかったが、しかし、米国当局が NASA の報告に非常に神経質になっているという噂が流れた。


1986年にソビエト連邦で打ち上げられた宇宙ステーション「ミール」に搭乗し、6ヶ月間を宇宙空間で過ごしたロシアの宇宙飛行士たちは、宇宙空間でたまに目撃した、一連の素晴らしいその光景についてよく語った。

彼ら宇宙飛行士たちが語る人間ではない生物、あるいは動物、あるいはもしかすると、地球外のエイリアンのような話の数々はロシアの人々に様々な想起をさせるのだった。

このような話は、ロシアに限らず、世界中のパイロットも経験している。

そして、パイロットたちの場合には、いわゆる「巨大な手の現象」( phenomenon of giant hand )というものがよく語られるかもしれない。これは、長時間のフライトの際などに、パイロットが「操縦桿が他の誰か、それは見えざる手に掴まれている」ことを感じるという現象だ。

アメリカ空軍の研究者たちは最近、この「巨大な手」現象を、パイロットの約 15パーセントが飛行中に体験していると結論づけた。

また、この「巨大な手」現象が飛行機の墜落の原因となり得ることがあるということも否定できない面はある。


NASA の心理学者は、上に書いてきたような現象の大部分が「精神的な原因」で起きていると言う。気圧や気温の変化、そして、酸素の不足、あるいは他の様々な精神的な要因が絡んで、宇宙の巨大な天使や、あるいは巨大な手といったものの存在を感じるのだという。

タグ:宇宙の天使